JP2000074260A - 住居内の排水用配管構造 - Google Patents
住居内の排水用配管構造Info
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- JP2000074260A JP2000074260A JP10247128A JP24712898A JP2000074260A JP 2000074260 A JP2000074260 A JP 2000074260A JP 10247128 A JP10247128 A JP 10247128A JP 24712898 A JP24712898 A JP 24712898A JP 2000074260 A JP2000074260 A JP 2000074260A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管は小口径・無勾配でよく、必要な床下空
間は僅少ですみ、排水機器の設置位置が制限されず、ポ
ンプの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能な住居内の
排水用配管構造を提供する。 【解決手段】 多階層よりなる住居の2階以上の階に設
置された排水機器2からの排水管を、排水ポンプ32を
内蔵した排水タンク31の一端に接続し、上記排水タン
ク31の他端には排水横枝管が接続され、この排水横枝
管が排水縦管に連結される住居内の排水用配管構造であ
って、上記排水横枝管は水平部43を経て垂直に垂下す
る垂直部44を有しており、この垂直部44は階下の床
下に位置する縦管接合部81にて排水縦管に連結されて
いることを特徴とする住居内の排水用配管構造。
間は僅少ですみ、排水機器の設置位置が制限されず、ポ
ンプの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能な住居内の
排水用配管構造を提供する。 【解決手段】 多階層よりなる住居の2階以上の階に設
置された排水機器2からの排水管を、排水ポンプ32を
内蔵した排水タンク31の一端に接続し、上記排水タン
ク31の他端には排水横枝管が接続され、この排水横枝
管が排水縦管に連結される住居内の排水用配管構造であ
って、上記排水横枝管は水平部43を経て垂直に垂下す
る垂直部44を有しており、この垂直部44は階下の床
下に位置する縦管接合部81にて排水縦管に連結されて
いることを特徴とする住居内の排水用配管構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住居内の排水用配
管構造に関し、さらに詳しくは強制排水手段を用いた住
居内の排水用配管構造に関する。
管構造に関し、さらに詳しくは強制排水手段を用いた住
居内の排水用配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住居内の排水は、自然流下式排水
が一般的に用いられており、排水量に応じた設計基準に
従って管径と勾配を設定し、排水機器が設置されている
階と同じ階で排水横枝管と排水縦管を接合する構造とな
っている。
が一般的に用いられており、排水量に応じた設計基準に
従って管径と勾配を設定し、排水機器が設置されている
階と同じ階で排水横枝管と排水縦管を接合する構造とな
っている。
【0003】しかし、自然流下式排水の場合、必要勾配
の確保のため、一部の床面を上げたり、排水源と縦管と
の距離に制約を受け排水機器の設置位置が制限された
り、床下空間を大きく取らなくてはならない等の問題が
ある。
の確保のため、一部の床面を上げたり、排水源と縦管と
の距離に制約を受け排水機器の設置位置が制限された
り、床下空間を大きく取らなくてはならない等の問題が
ある。
【0004】この問題を解決するため、例えば、特開平
3−281838号公報に提案されているようなポンプ
圧送を用いた小口径・無勾配の排水システムが集合住宅
を中心に検討されている。
3−281838号公報に提案されているようなポンプ
圧送を用いた小口径・無勾配の排水システムが集合住宅
を中心に検討されている。
【0005】上記方法では、自然流下による小口径の横
枝管の詰まりを防止するため、排水口の位置をポンプ起
動水位よりも高く設定し、排水はポンプ作動により行わ
れるため、完全排水までポンプを作動させ続けるもので
あるので、ポンプ寿命を縮めるだけでなく、電力消費量
も多く、また、停電時やポンプ故障時の対策等課題が多
く、実用化されるに至っていない。
枝管の詰まりを防止するため、排水口の位置をポンプ起
動水位よりも高く設定し、排水はポンプ作動により行わ
れるため、完全排水までポンプを作動させ続けるもので
あるので、ポンプ寿命を縮めるだけでなく、電力消費量
も多く、また、停電時やポンプ故障時の対策等課題が多
く、実用化されるに至っていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の事情を考慮してなされたものであり、配管は小口径・
無勾配でよく、必要な床下空間は僅少ですみ、排水機器
の設置位置が制限されず、ポンプの長寿命化が図れ、電
気料金が節減可能であり、停電時にも使用可能な住居内
の排水用配管構造を提供することにある。
の事情を考慮してなされたものであり、配管は小口径・
無勾配でよく、必要な床下空間は僅少ですみ、排水機器
の設置位置が制限されず、ポンプの長寿命化が図れ、電
気料金が節減可能であり、停電時にも使用可能な住居内
の排水用配管構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
住居内の排水用配管構造(以下、本発明1という)は、
多階層よりなる住居の2階以上の階に設置された排水機
器からの排水管を、排水ポンプを内蔵した排水タンクの
一端に接続し、上記排水タンクの他端には排水横枝管が
接続され、この排水横枝管が排水縦管に連結される住居
内の排水用配管構造であって、上記排水横枝管は水平部
を経て垂直に垂下する垂直部を有しており、この垂直部
は階下の床下に位置する縦管接合部にて排水縦管に連結
されていることを特徴とする。
住居内の排水用配管構造(以下、本発明1という)は、
多階層よりなる住居の2階以上の階に設置された排水機
器からの排水管を、排水ポンプを内蔵した排水タンクの
一端に接続し、上記排水タンクの他端には排水横枝管が
接続され、この排水横枝管が排水縦管に連結される住居
内の排水用配管構造であって、上記排水横枝管は水平部
を経て垂直に垂下する垂直部を有しており、この垂直部
は階下の床下に位置する縦管接合部にて排水縦管に連結
されていることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2記載の住居内の排水用配
管構造(以下、本発明2という)は、上記排水横枝管
が、可撓性を有する材質で構成されていることを特徴と
する。
管構造(以下、本発明2という)は、上記排水横枝管
が、可撓性を有する材質で構成されていることを特徴と
する。
【0009】本発明の請求項3記載の住居内の排水用配
管構造(以下、本発明3という)は、上記排水タンク内
の排水ポンプの動作開始位置が上記排水タンクの排水口
よりも高い水位に設定されていることを特徴とする。
管構造(以下、本発明3という)は、上記排水タンク内
の排水ポンプの動作開始位置が上記排水タンクの排水口
よりも高い水位に設定されていることを特徴とする。
【0010】(作用)本発明1の住居内の排水用配管構
造は、多階層よりなる住居の2階以上の階に設置された
排水機器からの排水管を、排水ポンプを内蔵した排水タ
ンクの一端に接続し、上記排水タンクの他端には排水横
枝管が接続され、この排水横枝管が排水縦管に連結され
る住居内の排水用配管構造であって、上記排水横枝管は
水平部を経て垂直に垂下する垂直部を有しており、この
垂直部は階下の床下に位置する縦管接合部にて排水縦管
に連結されているので、排水が縦管接合部に到達すると
サイフォン効果により以降の排水が行われ、該排水横枝
管の詰まりを防止する自浄効果に必要な排水流速が確保
でき、従って、配管は小口径・無勾配でよく、必要な床
下空間は僅少ですみ、排水機器の設置位置が制限され
ず、さらに、サイフォン効果発生後は上記排水ポンプは
停止されるので、ポンプ作動時間が短時間となり、ポン
プの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能となる。
造は、多階層よりなる住居の2階以上の階に設置された
排水機器からの排水管を、排水ポンプを内蔵した排水タ
ンクの一端に接続し、上記排水タンクの他端には排水横
枝管が接続され、この排水横枝管が排水縦管に連結され
る住居内の排水用配管構造であって、上記排水横枝管は
水平部を経て垂直に垂下する垂直部を有しており、この
垂直部は階下の床下に位置する縦管接合部にて排水縦管
に連結されているので、排水が縦管接合部に到達すると
サイフォン効果により以降の排水が行われ、該排水横枝
管の詰まりを防止する自浄効果に必要な排水流速が確保
でき、従って、配管は小口径・無勾配でよく、必要な床
下空間は僅少ですみ、排水機器の設置位置が制限され
ず、さらに、サイフォン効果発生後は上記排水ポンプは
停止されるので、ポンプ作動時間が短時間となり、ポン
プの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能となる。
【0011】本発明2の住居内の排水用配管構造は、上
記排水横枝管が、可撓性を有する材質で構成されている
ので、本発明1の作用を発現するとともに、上記排水横
枝管を水平部を経て垂直に垂下させ排水縦管に連結させ
るまでの配管施工が容易である。
記排水横枝管が、可撓性を有する材質で構成されている
ので、本発明1の作用を発現するとともに、上記排水横
枝管を水平部を経て垂直に垂下させ排水縦管に連結させ
るまでの配管施工が容易である。
【0012】本発明3の住居内の排水用配管構造は、上
記排水タンク内の排水ポンプの動作開始位置が上記排水
タンクの排水口よりも高い水位に設定されているので、
排水機器からの排水量が多いときに、排水タンク内の水
位が排水口より上位に達して排水ポンプを起動させ、上
記排水横枝管内に急速に排水が充満し速やかにサイフォ
ン効果が発生し以降の排水が行われ、上記排水ポンプは
停止されるので、ポンプ作動時間が短時間となり、ポン
プの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能となる。
記排水タンク内の排水ポンプの動作開始位置が上記排水
タンクの排水口よりも高い水位に設定されているので、
排水機器からの排水量が多いときに、排水タンク内の水
位が排水口より上位に達して排水ポンプを起動させ、上
記排水横枝管内に急速に排水が充満し速やかにサイフォ
ン効果が発生し以降の排水が行われ、上記排水ポンプは
停止されるので、ポンプ作動時間が短時間となり、ポン
プの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、排水の実施の形態を図面に
基づいて具体的に説明する。図1は、本発明の実施の一
例を示す説明図である。
基づいて具体的に説明する。図1は、本発明の実施の一
例を示す説明図である。
【0014】本実施例は、図1に示すように、2階の住
居空間102の床12の上に設置された排水機器のうち
排水縦管45の近傍の洗面台71、浴槽72、便器73
の排水系統は、従来工法である自然流下式排水方式と
し、各々の排水は所定の勾配を有する自然流下式排水管
61を経て、上記床12の下部に設けられてた縦管接合
部82において、住居の各階層を縦方向に貫通するパイ
プシャフトスペース93に設置されている排水縦管45
に流れ込むようにした。そして、排水縦管45から遠方
に設置された排水機器の流し台2の排水系統は、本発明
の住居内の排水用配管構造を適用した。
居空間102の床12の上に設置された排水機器のうち
排水縦管45の近傍の洗面台71、浴槽72、便器73
の排水系統は、従来工法である自然流下式排水方式と
し、各々の排水は所定の勾配を有する自然流下式排水管
61を経て、上記床12の下部に設けられてた縦管接合
部82において、住居の各階層を縦方向に貫通するパイ
プシャフトスペース93に設置されている排水縦管45
に流れ込むようにした。そして、排水縦管45から遠方
に設置された排水機器の流し台2の排水系統は、本発明
の住居内の排水用配管構造を適用した。
【0015】上記流し台2のシンク22からの排水は、
封水トラップ22を有する排水管41を経て床12の下
部に設けられた排水タンク31に入り、ここに一時貯流
された排水は、排水ポンプ32の吸入口33から吸い込
まれて排水口34を介して排水横枝管第一垂直部42、
排水横枝管水平部43、該排水横枝管水平部43から垂
直に垂下する排水横枝管第二垂直部44を経て、1階の
住居空間101の床11の下部に設けられてた縦管接合
部81において排水縦管45に流れ込むようにした。
封水トラップ22を有する排水管41を経て床12の下
部に設けられた排水タンク31に入り、ここに一時貯流
された排水は、排水ポンプ32の吸入口33から吸い込
まれて排水口34を介して排水横枝管第一垂直部42、
排水横枝管水平部43、該排水横枝管水平部43から垂
直に垂下する排水横枝管第二垂直部44を経て、1階の
住居空間101の床11の下部に設けられてた縦管接合
部81において排水縦管45に流れ込むようにした。
【0016】上記縦管接合部81、82として、本実施
例では、図2に示すような、自然流下式排水管62を接
続する接続口811、サイフォン排水式排水管44を接
続する接続口812、及び排水縦管を接続する接続口8
13、814を備えた接続継手8を用いた。本実施例の
上記縦管接合部81はサイフォン排水式排水管が接続さ
れないので、上記接続口812は塞いで用いた。
例では、図2に示すような、自然流下式排水管62を接
続する接続口811、サイフォン排水式排水管44を接
続する接続口812、及び排水縦管を接続する接続口8
13、814を備えた接続継手8を用いた。本実施例の
上記縦管接合部81はサイフォン排水式排水管が接続さ
れないので、上記接続口812は塞いで用いた。
【0017】上記排水タンク31に流入した排水は、排
水ポンプ32が作動していても作動していないときも、
吸入口33から吸い込まれ排水口34から排出されるよ
うになされている。
水ポンプ32が作動していても作動していないときも、
吸入口33から吸い込まれ排水口34から排出されるよ
うになされている。
【0018】上記排水横枝管の材質としては、特に限定
されるものでないが、排水横枝管を水平部を経て垂直に
垂下させ排水縦管に連結させるまでの配管施工性の点か
ら可撓性のある材質であることが好ましく、例えば、架
橋ポリエチレン、ポリブテン、クロロプレン等のゴムな
どが挙げられる。また口径も、上記階下の縦管接合部に
まで垂下された排水横枝管第二垂直部の作用により強い
サイフォン効果が得られるので小口径でよく、本実施例
では内径20mmの架橋ポリエチレン管を用いた。
されるものでないが、排水横枝管を水平部を経て垂直に
垂下させ排水縦管に連結させるまでの配管施工性の点か
ら可撓性のある材質であることが好ましく、例えば、架
橋ポリエチレン、ポリブテン、クロロプレン等のゴムな
どが挙げられる。また口径も、上記階下の縦管接合部に
まで垂下された排水横枝管第二垂直部の作用により強い
サイフォン効果が得られるので小口径でよく、本実施例
では内径20mmの架橋ポリエチレン管を用いた。
【0019】上記排水タンク31は、上記流し台2の水
位より高い位置にある通気穴52に開口する通気管51
が通気管継手53を介して配管され、系内が大気圧に保
たれ排水を円滑ならしめている。
位より高い位置にある通気穴52に開口する通気管51
が通気管継手53を介して配管され、系内が大気圧に保
たれ排水を円滑ならしめている。
【0020】上記通気管51、排水横枝管第一垂直部4
2、排水横枝管水平部43及び自然流下式排水管61等
は全て、2階居住空間102の床12と1階居住空間1
01の天井13の間に形成された床下空間部92に配置
された。また、1階の1階居住空間101の床11の上
に設置された洗面台77、浴槽78、便器79の排水を
司る自然流下式排水管62は、床11の床下空間部91
に設けられた縦管接合部81に接続されている。上記縦
管接続部81、82は、上記床下空間部91、92に対
向する位置において、上記パイプシャフトスペース93
内に納められている。
2、排水横枝管水平部43及び自然流下式排水管61等
は全て、2階居住空間102の床12と1階居住空間1
01の天井13の間に形成された床下空間部92に配置
された。また、1階の1階居住空間101の床11の上
に設置された洗面台77、浴槽78、便器79の排水を
司る自然流下式排水管62は、床11の床下空間部91
に設けられた縦管接合部81に接続されている。上記縦
管接続部81、82は、上記床下空間部91、92に対
向する位置において、上記パイプシャフトスペース93
内に納められている。
【0021】本実施例では、上述のように、排水横枝管
として内径20mmの架橋ポリエチレン管を用い、排水
タンク31の底面積を約1250cm2 、吸入口33と
排水横枝管水平部43との高低差(図1のA)を80m
m、該排水横枝管水平部43の水平部長さ10m、排水
横枝管第二垂直部44の垂直部長さを2.5mとした。
として内径20mmの架橋ポリエチレン管を用い、排水
タンク31の底面積を約1250cm2 、吸入口33と
排水横枝管水平部43との高低差(図1のA)を80m
m、該排水横枝管水平部43の水平部長さ10m、排水
横枝管第二垂直部44の垂直部長さを2.5mとした。
【0022】小口径・無勾配の配管構造での強制排水手
段を用いた排水システムで重要なことは、必要な排水流
速を確保して自浄効果を付与し、管内壁に付着する油等
を除去可能ならしめ横枝管の詰まりを防止することであ
る。発明者の実験によれば、排水流速を1.5m/se
c以上のとき自浄効果が発現する。そして、口径20m
mの管で排水横枝管水平部の水平部長さ10mの場合、
排水横枝管第二垂直部の垂直部長さを2m以上とする
と、サイフォン効果により排水流速が1.5m/sec
以上が確保できることが実験から確認された。よって、
本実施例では、上述の通り排水横枝管第二垂直部44の
垂直部長さを2.5mとした。
段を用いた排水システムで重要なことは、必要な排水流
速を確保して自浄効果を付与し、管内壁に付着する油等
を除去可能ならしめ横枝管の詰まりを防止することであ
る。発明者の実験によれば、排水流速を1.5m/se
c以上のとき自浄効果が発現する。そして、口径20m
mの管で排水横枝管水平部の水平部長さ10mの場合、
排水横枝管第二垂直部の垂直部長さを2m以上とする
と、サイフォン効果により排水流速が1.5m/sec
以上が確保できることが実験から確認された。よって、
本実施例では、上述の通り排水横枝管第二垂直部44の
垂直部長さを2.5mとした。
【0023】次に、本実施例での排水の機作を説明す
る。排水量が少ない(5リットル/分以下)場合の機作
は次の通りである。流し台2からの排水は、排水タンク
31に流れ込み水位が上昇する。このとき通気管51を
経て空気が排出され、タンク内の圧力は大気圧に保たれ
る。水位が排水口34に達すると、排水横枝管第一垂直
部42を通り排水の排出が開始される。排水が排水横枝
管第一垂直部42を落下して排水横枝管水平部43に達
すると、吸入口33と排水横枝管水平部43との高低差
(図1のA)によりサイフォン効果1が発現し、吸入口
33から排水が順次吸入される。排水が排水横枝管第二
垂直部44に達し落下が始まると、サイフォン効果2が
発現し、排水吸入を促進する。排水が排水横枝管第二垂
直部44を落下して1階の床11の床下空間部91に設
けられている縦管接合部81に流れ込むと、その落差は
排水横枝管第二垂直部44の長さに等しい2.5mとな
り、サイフォン効果2が最大に発現し、管内自浄効果に
必要な排水流速を確保しつつ排水の排出が継続される。
る。排水量が少ない(5リットル/分以下)場合の機作
は次の通りである。流し台2からの排水は、排水タンク
31に流れ込み水位が上昇する。このとき通気管51を
経て空気が排出され、タンク内の圧力は大気圧に保たれ
る。水位が排水口34に達すると、排水横枝管第一垂直
部42を通り排水の排出が開始される。排水が排水横枝
管第一垂直部42を落下して排水横枝管水平部43に達
すると、吸入口33と排水横枝管水平部43との高低差
(図1のA)によりサイフォン効果1が発現し、吸入口
33から排水が順次吸入される。排水が排水横枝管第二
垂直部44に達し落下が始まると、サイフォン効果2が
発現し、排水吸入を促進する。排水が排水横枝管第二垂
直部44を落下して1階の床11の床下空間部91に設
けられている縦管接合部81に流れ込むと、その落差は
排水横枝管第二垂直部44の長さに等しい2.5mとな
り、サイフォン効果2が最大に発現し、管内自浄効果に
必要な排水流速を確保しつつ排水の排出が継続される。
【0024】上記流し台2からの排水量が多量(5リッ
トル/分以上)の場合には、排水管41から排水タンク
31に流入した排水の水位は、排水口34を超えて上昇
し、該排水口34よりも所定寸法だけ高い位置に設置し
てある水位センサー35の高さに到達する。水位センサ
ー35が排水を感知すると、排水ポンプ32が起動さ
れ、排水タンク31内の排水の排出が速やかに開始さ
れ、上記サイフォン効果1及びサイフォン効果2が発現
する。排水が縦管接合部81に到達するまでの時間が予
めタイマー(図示されていない)に設定されており、上
記サイフォン効果2が得られる該時間後に排水ポンプ3
2は停止される。
トル/分以上)の場合には、排水管41から排水タンク
31に流入した排水の水位は、排水口34を超えて上昇
し、該排水口34よりも所定寸法だけ高い位置に設置し
てある水位センサー35の高さに到達する。水位センサ
ー35が排水を感知すると、排水ポンプ32が起動さ
れ、排水タンク31内の排水の排出が速やかに開始さ
れ、上記サイフォン効果1及びサイフォン効果2が発現
する。排水が縦管接合部81に到達するまでの時間が予
めタイマー(図示されていない)に設定されており、上
記サイフォン効果2が得られる該時間後に排水ポンプ3
2は停止される。
【0025】排水タンク31への流し台2からの排水流
入が終了すると、封水トラップ22により封水され、タ
ンク内の水位が下降する。この時通気管51から空気が
入りタンク内は大気圧に保たれ封水が保持される。さら
に水位が低下すると吸入口33から空気が流入し、排水
の排出が終了する。
入が終了すると、封水トラップ22により封水され、タ
ンク内の水位が下降する。この時通気管51から空気が
入りタンク内は大気圧に保たれ封水が保持される。さら
に水位が低下すると吸入口33から空気が流入し、排水
の排出が終了する。
【0026】
【発明の効果】本発明1の住居内の排水用配管構造は、
上述の構成とされているので、排水が縦管接合部に到達
するとサイフォン効果により以降の排水が行われ、該排
水横枝管の詰まりを防止する自浄効果に必要な排水流速
が確保でき、従って、配管は小口径・無勾配でよく必要
な床下空間は僅少ですみ、排水機器の設置位置が制限さ
れず、さらに、サイフォン効果発生後は上記排水ポンプ
は停止されるので、ポンプ作動時間が短時間となり、ポ
ンプの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能となる。
上述の構成とされているので、排水が縦管接合部に到達
するとサイフォン効果により以降の排水が行われ、該排
水横枝管の詰まりを防止する自浄効果に必要な排水流速
が確保でき、従って、配管は小口径・無勾配でよく必要
な床下空間は僅少ですみ、排水機器の設置位置が制限さ
れず、さらに、サイフォン効果発生後は上記排水ポンプ
は停止されるので、ポンプ作動時間が短時間となり、ポ
ンプの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能となる。
【0027】本発明2の住居内の排水用配管構造は、上
述の構成とされているので、本発明1の効果を発現する
とともに、上記排水横枝管を水平部を経て垂直に垂下さ
せ排水縦管に連結させるまでの配管施工が容易である。
述の構成とされているので、本発明1の効果を発現する
とともに、上記排水横枝管を水平部を経て垂直に垂下さ
せ排水縦管に連結させるまでの配管施工が容易である。
【0028】本発明3の住居内の排水用配管構造は、上
述の構成とされているので、本発明1の効果を発現する
とともに、排水機器からの排水量が多いときに、排水タ
ンク内の水位が排水口より上位に達して排水ポンプを起
動させ、上記排水横枝管内に急速に排水が充満し速やか
にサイフォン効果が発生し以降の排水が行われ、上記排
水ポンプは停止されるので、ポンプ作動時間が短時間と
なり、ポンプの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能と
なる。
述の構成とされているので、本発明1の効果を発現する
とともに、排水機器からの排水量が多いときに、排水タ
ンク内の水位が排水口より上位に達して排水ポンプを起
動させ、上記排水横枝管内に急速に排水が充満し速やか
にサイフォン効果が発生し以降の排水が行われ、上記排
水ポンプは停止されるので、ポンプ作動時間が短時間と
なり、ポンプの長寿命化が図れ、電気料金が節減可能と
なる。
【図1】本発明の実施の一例を示す説明図。
【図2】図1の一部拡大断面図。
12 床 13 天井 2 流し台 21 シンク 22 封水トラップ 31 排水タンク 32 排水ポンプ 33 吸入口 34 排水口 35 水位センサー 41 排水管 42 排水横枝管第一垂直部 43 排水横枝管水平部 44 排水横枝管第二垂直部 45 排水縦管 51 通気管 52 通気孔 53 通気管継手 61、62 自然流下式排水管 71、77 洗面台 72、78 浴槽 73、79 便器 8 接続継手 81、82 縦管接合部 91、92 床下空間部 93 パイプシャフトスペース 101 階下居住空間 102 階上居住空間
Claims (3)
- 【請求項1】 多階層よりなる住居の2階以上の階に設
置された排水機器からの排水管を、排水ポンプを内蔵し
た排水タンクの一端に接続し、上記排水タンクの他端に
は排水横枝管が接続され、この排水横枝管が排水縦管に
連結される住居内の排水用配管構造であって、上記排水
横枝管は水平部を経て垂直に垂下する垂直部を有してお
り、この垂直部は階下の床下に位置する縦管接合部にて
排水縦管に連結されていることを特徴とする住居内の排
水用配管構造。 - 【請求項2】 上記排水横枝管が、可撓性を有する材質
で構成されていることを特徴とする請求項1記載の住居
内の排水用配管構造。 - 【請求項3】 上記排水タンク内の排水ポンプの動作開
始位置が、上記排水タンクの排水口よりも高い水位に設
定されていることを特徴とする請求項1記載の住居内の
排水用配管構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10247128A JP2000074260A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 住居内の排水用配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP10247128A JP2000074260A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 住居内の排水用配管構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000074260A true JP2000074260A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17158859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10247128A Pending JP2000074260A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 住居内の排水用配管構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000074260A (ja) |
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- 1998-09-01 JP JP10247128A patent/JP2000074260A/ja active Pending
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