JP2000073803A - 筒内噴射ガソリンエンジン - Google Patents
筒内噴射ガソリンエンジンInfo
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部EGR量の増大化を図って、NOxの低
減化を図ると共に、燃料の気化性の向上、スモークやH
Cの排出の抑制を図りつつ、ピストン冠面にバルブリセ
スを設ける必要性をなくして、未燃HCの排出の抑制、
S/V比の低減、燃費向上等を図ることができる筒内噴
射ガソリンエンジンを提供することを目的とする。 【解決手段】 機関の高負荷時には吸気バルブと排気バ
ルブとの開期間がオーバーラップするようにするが、機
関の低負荷時には、例えば、排気バルブが吸気TDCの
前で閉じることで、吸・排気バルブが非オーバラップ状
態(マイナスオーバラップ)となるようにする。即ち、
バルブタイミング制御で、排気バルブの閉時期を進角さ
せる。
減化を図ると共に、燃料の気化性の向上、スモークやH
Cの排出の抑制を図りつつ、ピストン冠面にバルブリセ
スを設ける必要性をなくして、未燃HCの排出の抑制、
S/V比の低減、燃費向上等を図ることができる筒内噴
射ガソリンエンジンを提供することを目的とする。 【解決手段】 機関の高負荷時には吸気バルブと排気バ
ルブとの開期間がオーバーラップするようにするが、機
関の低負荷時には、例えば、排気バルブが吸気TDCの
前で閉じることで、吸・排気バルブが非オーバラップ状
態(マイナスオーバラップ)となるようにする。即ち、
バルブタイミング制御で、排気バルブの閉時期を進角さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筒内噴射ガソリンエ
ンジンに関し、特に、燃焼性の向上、燃費向上及び排気
浄化性能向上等を図る技術に関する。
ンジンに関し、特に、燃焼性の向上、燃費向上及び排気
浄化性能向上等を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筒内噴射ガソリンエンジンにおい
て、機関の低負荷時(成層燃焼時)には高負荷時(均質
燃焼時)よりも、吸気バルブの開時期を進角することに
より、吸・排気バルブのオーバラップを増大させて、内
部EGR(排気還流)の増大を図るようにしたものが知
られている(特開平4−183945号公報参照)。
て、機関の低負荷時(成層燃焼時)には高負荷時(均質
燃焼時)よりも、吸気バルブの開時期を進角することに
より、吸・排気バルブのオーバラップを増大させて、内
部EGR(排気還流)の増大を図るようにしたものが知
られている(特開平4−183945号公報参照)。
【0003】このものでは、吸・排気バルブのオーバラ
ップが増大することにより、燃焼室内に残留する高温の
既燃ガス量が増大し、この残留既燃ガスが吸入行程時に
新気と混合するため筒内ガス温度が上昇し、着火前の混
合気温度を高く保つことが可能なため、燃料の気化が促
進され、燃焼速度が上昇して、成層燃焼時に燃焼が安定
化する。
ップが増大することにより、燃焼室内に残留する高温の
既燃ガス量が増大し、この残留既燃ガスが吸入行程時に
新気と混合するため筒内ガス温度が上昇し、着火前の混
合気温度を高く保つことが可能なため、燃料の気化が促
進され、燃焼速度が上昇して、成層燃焼時に燃焼が安定
化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来技
術のように、吸・排気バルブのオーバラップを増大させ
ても、例えば吸気管負圧が小さい場合には、内部EGR
量はあまり増えず、NOxを十分に低減するだけのEG
R効果が得られない。
術のように、吸・排気バルブのオーバラップを増大させ
ても、例えば吸気管負圧が小さい場合には、内部EGR
量はあまり増えず、NOxを十分に低減するだけのEG
R効果が得られない。
【0005】又、内部EGR量が少ない結果、燃料の気
化性に劣り、スモークやHCの排出を抑制できない。と
ころで、筒内噴射ガソリンエンジンにおいては、圧縮比
を高めるべく、ピストン冠面を盛り上げ、この盛り上げ
たところにボウル部を設けるようにしている。
化性に劣り、スモークやHCの排出を抑制できない。と
ころで、筒内噴射ガソリンエンジンにおいては、圧縮比
を高めるべく、ピストン冠面を盛り上げ、この盛り上げ
たところにボウル部を設けるようにしている。
【0006】このため、従来技術のように、吸気バルブ
の開時期を進角する構成では、ピストン上死点付近での
吸気バルブのリフト量が大きくなるため、吸気バルブと
ピストン冠面の盛り上がった部位との干渉のおそれが生
じ、これを防止するため、ピストン冠面にバルブリセス
を設ける必要性がある。
の開時期を進角する構成では、ピストン上死点付近での
吸気バルブのリフト量が大きくなるため、吸気バルブと
ピストン冠面の盛り上がった部位との干渉のおそれが生
じ、これを防止するため、ピストン冠面にバルブリセス
を設ける必要性がある。
【0007】このようにバルブリセスを設けると、燃料
のボウル部からのこぼれが生じ易くなり、このこぼれに
起因する未燃HCの排出が増加し、ピストン冠面の表面
積増大に伴って、表面積/体積比(S/V比)が増大
し、燃焼室からの放出される熱量の増大を招き、燃焼効
率の低下による燃費低下のおそれもある。
のボウル部からのこぼれが生じ易くなり、このこぼれに
起因する未燃HCの排出が増加し、ピストン冠面の表面
積増大に伴って、表面積/体積比(S/V比)が増大
し、燃焼室からの放出される熱量の増大を招き、燃焼効
率の低下による燃費低下のおそれもある。
【0008】ところで、ある一定のバルブタイミングに
おいては、成層燃焼運転時にある一定の回転速度で考え
た場合、低負荷運転時においては、発生すべきトルクが
少ないため、高負荷に比して燃焼に必要な吸入空気量は
少なくて良く、又、燃焼室内での発熱量が少ないことか
ら、筒内温度が比較的低い状態にあり、燃料の気化が不
十分となり、燃焼が不完全となる場合が考えられる。
おいては、成層燃焼運転時にある一定の回転速度で考え
た場合、低負荷運転時においては、発生すべきトルクが
少ないため、高負荷に比して燃焼に必要な吸入空気量は
少なくて良く、又、燃焼室内での発熱量が少ないことか
ら、筒内温度が比較的低い状態にあり、燃料の気化が不
十分となり、燃焼が不完全となる場合が考えられる。
【0009】又、筒内温度を上昇させるために、吸入空
気量をスロットル弁の絞り等で制限することが考えられ
るが、この場合にはポンプロスが増大するため、燃費悪
化を引き起こすことが考えられる。
気量をスロットル弁の絞り等で制限することが考えられ
るが、この場合にはポンプロスが増大するため、燃費悪
化を引き起こすことが考えられる。
【0010】更に、吸入バルブと排気バルブの非オーバ
ラップ状態(マイナスO/L)における非オーバラップ
量を大きくするためには、バルブ作動角を小さくする必
要があり、この場合、一般的にはバルブサージ(バルブ
動作がカムに追従できなくなる)を避けるために、バル
ブリフト量も同時に減少させるが、この場合にも、ポン
プロスが生じ、燃費悪化の原因となることが考えられ
る。
ラップ状態(マイナスO/L)における非オーバラップ
量を大きくするためには、バルブ作動角を小さくする必
要があり、この場合、一般的にはバルブサージ(バルブ
動作がカムに追従できなくなる)を避けるために、バル
ブリフト量も同時に減少させるが、この場合にも、ポン
プロスが生じ、燃費悪化の原因となることが考えられ
る。
【0011】一方、上記の低負荷運転時に対して、高負
荷運転時では、逆に必要吸入空気量が多く必要であり、
スロットル弁は略全開状態で運転する。この場合、吸入
空気量が不足する場合があり、スモーク等の発生の虞が
ある。
荷運転時では、逆に必要吸入空気量が多く必要であり、
スロットル弁は略全開状態で運転する。この場合、吸入
空気量が不足する場合があり、スモーク等の発生の虞が
ある。
【0012】次に、成層燃焼運転時に、機関発生トルク
を一定として、回転速度を変化させた場合には、低回転
時においては筒内に生成されるガス流動(主にスワール
[タンブルの場合もある])が高回転に比して弱いこ
と、爆発間隔が長くなることで、燃焼室内温度が低いこ
と等の原因で、燃料の気化が不十分となり、ひいては、
燃焼悪化を引き起し易くなる。
を一定として、回転速度を変化させた場合には、低回転
時においては筒内に生成されるガス流動(主にスワール
[タンブルの場合もある])が高回転に比して弱いこ
と、爆発間隔が長くなることで、燃焼室内温度が低いこ
と等の原因で、燃料の気化が不十分となり、ひいては、
燃焼悪化を引き起し易くなる。
【0013】逆に高回転では、筒内ガス流動が強くなる
ため、燃料噴霧の気化が良好になり過ぎて、燃料噴霧が
分散し易く、点火プラグ周りの成層化が困難になり、燃
焼が不安定になり易い。
ため、燃料噴霧の気化が良好になり過ぎて、燃料噴霧が
分散し易く、点火プラグ周りの成層化が困難になり、燃
焼が不安定になり易い。
【0014】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、内部EGR量の増大化を図って、NOxの低減化
を図ると共に、燃料の気化性の向上、スモークやHCの
排出の抑制を図りつつ、ピストン冠面にバルブリセスを
設ける必要性をなくして、未燃HCの排出の抑制、S/
V比の低減、燃費向上等を図ることができると共に、成
層燃焼運転時において、機関負荷や回転速度等の機関運
転状態に応じて吸・排気バルブの非オーバラップ量(マ
イナスO/L量)を制御することにより、燃焼性の向
上、燃費向上、スモーク等の発生の解消等を図ることが
できる筒内噴射ガソリンエンジンを提供することを目的
とする。
あり、内部EGR量の増大化を図って、NOxの低減化
を図ると共に、燃料の気化性の向上、スモークやHCの
排出の抑制を図りつつ、ピストン冠面にバルブリセスを
設ける必要性をなくして、未燃HCの排出の抑制、S/
V比の低減、燃費向上等を図ることができると共に、成
層燃焼運転時において、機関負荷や回転速度等の機関運
転状態に応じて吸・排気バルブの非オーバラップ量(マ
イナスO/L量)を制御することにより、燃焼性の向
上、燃費向上、スモーク等の発生の解消等を図ることが
できる筒内噴射ガソリンエンジンを提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1に係る
発明は、筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁を備えて
なる筒内噴射ガソリンエンジンにおいて、吸気バルブ及
び排気バルブを駆動する動弁装置にバルブの開閉時期を
可変に制御する可変動弁機構が備える一方、機関の負荷
を検出する機関負荷検出手段と、前記機関負荷検出手段
から出力される検出信号に基づいて、機関の低負荷時に
排気バルブの閉時期を進角して、吸・排気バルブを非オ
ーバラップ状態とすると共に、機関の高負荷時に通常の
排気バルブ閉時期とするバルブ開閉時期制御手段と、を
含んで構成されたことを特徴とする。
発明は、筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁を備えて
なる筒内噴射ガソリンエンジンにおいて、吸気バルブ及
び排気バルブを駆動する動弁装置にバルブの開閉時期を
可変に制御する可変動弁機構が備える一方、機関の負荷
を検出する機関負荷検出手段と、前記機関負荷検出手段
から出力される検出信号に基づいて、機関の低負荷時に
排気バルブの閉時期を進角して、吸・排気バルブを非オ
ーバラップ状態とすると共に、機関の高負荷時に通常の
排気バルブ閉時期とするバルブ開閉時期制御手段と、を
含んで構成されたことを特徴とする。
【0016】請求項2に係る発明は、前記バルブ開閉時
期制御手段に代えて、前記機関負荷検出手段から出力さ
れる検出信号に基づいて、機関の低負荷時に排気バルブ
の閉時期を進角し、かつ、吸気バルブの開時期を遅角し
て、吸・排気バルブを非オーバラップ状態とすると共
に、機関の高負荷時に通常の排気バルブ閉時期及び吸気
バルブ開時期とするバルブ開閉時期制御手段を含んで構
成されたことを特徴とする。
期制御手段に代えて、前記機関負荷検出手段から出力さ
れる検出信号に基づいて、機関の低負荷時に排気バルブ
の閉時期を進角し、かつ、吸気バルブの開時期を遅角し
て、吸・排気バルブを非オーバラップ状態とすると共
に、機関の高負荷時に通常の排気バルブ閉時期及び吸気
バルブ開時期とするバルブ開閉時期制御手段を含んで構
成されたことを特徴とする。
【0017】請求項3に係る発明は、前記バルブ開閉時
期制御手段に代えて、前記機関負荷検出手段から出力さ
れる検出信号に基づいて、機関の低負荷時に排気バルブ
の閉時期を進角して、吸・排気バルブを非オーバラップ
状態とすると共に、排気バルブの開時期を遅角し、か
つ、機関の高負荷時に通常の排気バルブ閉時期及び開時
期とするバルブ開閉時期制御手段を含んで構成されたこ
とを特徴とする。
期制御手段に代えて、前記機関負荷検出手段から出力さ
れる検出信号に基づいて、機関の低負荷時に排気バルブ
の閉時期を進角して、吸・排気バルブを非オーバラップ
状態とすると共に、排気バルブの開時期を遅角し、か
つ、機関の高負荷時に通常の排気バルブ閉時期及び開時
期とするバルブ開閉時期制御手段を含んで構成されたこ
とを特徴とする。
【0018】請求項4に係る発明は、前記バルブ開閉時
期制御手段に代えて、前記機関負荷検出手段から出力さ
れる検出信号に基づいて、機関の低負荷時に排気バルブ
の閉時期を進角し、吸気バルブの開時期を遅角して、吸
・排気バルブを非オーバラップ状態とすると共に、排気
バルブの開時期を遅角し、吸気バルブの閉時期を進角
し、かつ、機関の高負荷時に通常の排気バルブの閉時
期、吸気バルブの開時期、排気バルブの開時期及び吸気
バルブの閉時期とするバルブ開閉時期制御手段を含んで
構成されたことを特徴とする。
期制御手段に代えて、前記機関負荷検出手段から出力さ
れる検出信号に基づいて、機関の低負荷時に排気バルブ
の閉時期を進角し、吸気バルブの開時期を遅角して、吸
・排気バルブを非オーバラップ状態とすると共に、排気
バルブの開時期を遅角し、吸気バルブの閉時期を進角
し、かつ、機関の高負荷時に通常の排気バルブの閉時
期、吸気バルブの開時期、排気バルブの開時期及び吸気
バルブの閉時期とするバルブ開閉時期制御手段を含んで
構成されたことを特徴とする。
【0019】請求項5に係る発明は、排気バルブの閉時
期からピストン上死点までの間と、ピストン上死点から
吸気バルブの開時期までの間を略同等としたことを特徴
とする。
期からピストン上死点までの間と、ピストン上死点から
吸気バルブの開時期までの間を略同等としたことを特徴
とする。
【0020】請求項6に係る発明は、前記吸気バルブの
開時期を、筒内圧力と吸気管負圧とが略同等となる時期
とすることを特徴とする。
開時期を、筒内圧力と吸気管負圧とが略同等となる時期
とすることを特徴とする。
【0021】請求項7に係る発明は、機関の運転状態を
検出する機関運転状態検出手段を含んで構成され、前記
機関運転状態検出手段から出力される検出信号に基づい
て、機関運転状態に応じて前記排気バルブの閉時期を可
変制御することを特徴とする。
検出する機関運転状態検出手段を含んで構成され、前記
機関運転状態検出手段から出力される検出信号に基づい
て、機関運転状態に応じて前記排気バルブの閉時期を可
変制御することを特徴とする。
【0022】請求項8に係る発明は、機関の運転状態を
検出する機関運転状態検出手段を含んで構成され、前記
機関運転状態検出手段から出力される検出信号に基づい
て、機関運転状態に応じて、前記吸気バルブの開閉時期
及び排気バルブの開閉時期を可変制御して吸・排気バル
ブの非オーバラップ量を制御することを特徴とする。
検出する機関運転状態検出手段を含んで構成され、前記
機関運転状態検出手段から出力される検出信号に基づい
て、機関運転状態に応じて、前記吸気バルブの開閉時期
及び排気バルブの開閉時期を可変制御して吸・排気バル
ブの非オーバラップ量を制御することを特徴とする。
【0023】請求項9に係る発明は、前記機関運転状態
検出手段から出力される検出信号に基づいて、機関の成
層燃焼運転時において、機関負荷が低いほど吸・排気バ
ルブの非オーバラップ量を増加させることを特徴とす
る。
検出手段から出力される検出信号に基づいて、機関の成
層燃焼運転時において、機関負荷が低いほど吸・排気バ
ルブの非オーバラップ量を増加させることを特徴とす
る。
【0024】請求項10に係る発明は、前記機関運転状
態検出手段から出力される検出信号に基づいて、機関の
成層燃焼運転時において、機関回転速度が低いほど吸・
排気バルブの非オーバラップ量を増加させることを特徴
とする。
態検出手段から出力される検出信号に基づいて、機関の
成層燃焼運転時において、機関回転速度が低いほど吸・
排気バルブの非オーバラップ量を増加させることを特徴
とする。
【0025】請求項11に係る発明は、前記非オーバラ
ップ量は、前記機関運転状態検出手段から出力される検
出信号に基づいて、機関の燃焼が不安定であると判定さ
れたときには、予め設定された値よりも減少させること
を特徴とする。
ップ量は、前記機関運転状態検出手段から出力される検
出信号に基づいて、機関の燃焼が不安定であると判定さ
れたときには、予め設定された値よりも減少させること
を特徴とする。
【0026】請求項12に係る発明は、前記可変動弁機
構は、バルブの開閉時期と共にバルブリフトを可変に制
御する構成であって、前記吸・排気バルブの非オーバラ
ップ量の増加と共に、吸気バルブと排気バルブのうち少
なくとも吸気バルブのバルブリフト量を機関運転状態に
基づいて可変制御することを特徴とする。
構は、バルブの開閉時期と共にバルブリフトを可変に制
御する構成であって、前記吸・排気バルブの非オーバラ
ップ量の増加と共に、吸気バルブと排気バルブのうち少
なくとも吸気バルブのバルブリフト量を機関運転状態に
基づいて可変制御することを特徴とする。
【0027】請求項13に係る発明は、前記バルブリフ
ト量は、バルブ作動角を減少する割合に対して小さい割
合で減少させることを特徴とする。
ト量は、バルブ作動角を減少する割合に対して小さい割
合で減少させることを特徴とする。
【0028】請求項14に係る発明は、前記動弁装置
は、クランク軸とカム軸との位相を変化させる機構を有
することを特徴とする。
は、クランク軸とカム軸との位相を変化させる機構を有
することを特徴とする。
【0029】請求項15に係る発明は、前記動弁装置
は、クランク軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期
的に変化させる機構を有することを特徴とする。
は、クランク軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期
的に変化させる機構を有することを特徴とする。
【0030】請求項16に係る発明は、前記動弁装置
は、複数のカムを切換える機構を有することを特徴とす
る。請求項17に係る発明は、前記動弁装置は、油圧力
によってバルブを駆動する装置であることを特徴とす
る。
は、複数のカムを切換える機構を有することを特徴とす
る。請求項17に係る発明は、前記動弁装置は、油圧力
によってバルブを駆動する装置であることを特徴とす
る。
【0031】請求項18に係る発明は、前記動弁装置
は、電磁力によってバルブを駆動する装置であることを
特徴とする。
は、電磁力によってバルブを駆動する装置であることを
特徴とする。
【0032】請求項19に係る発明は、ピストン冠面に
凹凸部が形成されていることを特徴とする。請求項20
に係る発明は、前記ピストン冠面が盛り上げられ、この
盛り上げられた部位にボウル部が設けられたことを特徴
とする。
凹凸部が形成されていることを特徴とする。請求項20
に係る発明は、前記ピストン冠面が盛り上げられ、この
盛り上げられた部位にボウル部が設けられたことを特徴
とする。
【0033】かかる発明の作用について説明する。請求
項1に係る発明において、機関の低負荷時(成層燃焼
時)に、排気バルブの閉時期を進角することにより、排
気バルブの閉時期時点で燃焼室内に閉じ込められた既燃
焼ガスが内部EGRとなり、NOxが低減する。この内
部EGRは、比較的高温であるため、燃料の気化が促進
され、ピストン冠面への燃料付着が抑制され、ピストン
冠面に付着した燃料が拡散燃焼することによるスモーク
の発生やHCの排出の抑制を行うことができる。
項1に係る発明において、機関の低負荷時(成層燃焼
時)に、排気バルブの閉時期を進角することにより、排
気バルブの閉時期時点で燃焼室内に閉じ込められた既燃
焼ガスが内部EGRとなり、NOxが低減する。この内
部EGRは、比較的高温であるため、燃料の気化が促進
され、ピストン冠面への燃料付着が抑制され、ピストン
冠面に付着した燃料が拡散燃焼することによるスモーク
の発生やHCの排出の抑制を行うことができる。
【0034】特に、請求項19及び20に係る発明にお
いて、ピストン冠面に凹凸部が形成されている筒内噴射
ガソリンエンジン、例えば、圧縮比を高めるべく、ピス
トン冠面を盛り上げ、この盛り上げたところにボウル部
を設けるようにした筒内噴射ガソリンエンジンにおいて
は、吸気バルブの開時期を進角する構成とすると、バル
ブとピストン冠面の盛り上がった部位との干渉のおそれ
が生じ、これを防止するため、ピストン冠面にバルブリ
セスを設ける必要性があるが、排気バルブの閉時期を進
角する構成では、上記の干渉のおそれがないため、バル
ブリセスを設ける必要がなくなる。
いて、ピストン冠面に凹凸部が形成されている筒内噴射
ガソリンエンジン、例えば、圧縮比を高めるべく、ピス
トン冠面を盛り上げ、この盛り上げたところにボウル部
を設けるようにした筒内噴射ガソリンエンジンにおいて
は、吸気バルブの開時期を進角する構成とすると、バル
ブとピストン冠面の盛り上がった部位との干渉のおそれ
が生じ、これを防止するため、ピストン冠面にバルブリ
セスを設ける必要性があるが、排気バルブの閉時期を進
角する構成では、上記の干渉のおそれがないため、バル
ブリセスを設ける必要がなくなる。
【0035】この結果、燃料のボウル部からのこぼれに
起因する未燃HCの排出、表面積/体積比(S/V比)
の増大、燃焼効率の低下による燃費低下のおそれがなく
なる。
起因する未燃HCの排出、表面積/体積比(S/V比)
の増大、燃焼効率の低下による燃費低下のおそれがなく
なる。
【0036】請求項2に係る発明において、排気バルブ
の閉時期〜ピストン上死点の間の圧縮に要した仕事の一
部を、ピストン上死点〜吸気バルブの開時期の間で回収
できるため、燃費的に有利である。
の閉時期〜ピストン上死点の間の圧縮に要した仕事の一
部を、ピストン上死点〜吸気バルブの開時期の間で回収
できるため、燃費的に有利である。
【0037】請求項3に係る発明において、ピストン上
死点〜排気バルブの開時期の間の有効膨張比が大きくな
り、筒内圧を有効に仕事として取り出せ、燃費の向上を
図ることができる。又、機関の高負荷時には、通常の排
気バルブの開時期とすることにより、排気の押し出し損
失が低減される。
死点〜排気バルブの開時期の間の有効膨張比が大きくな
り、筒内圧を有効に仕事として取り出せ、燃費の向上を
図ることができる。又、機関の高負荷時には、通常の排
気バルブの開時期とすることにより、排気の押し出し損
失が低減される。
【0038】請求項4に係る発明において、請求項2に
係る発明の排気バルブの閉時期〜ピストン上死点の圧縮
仕事を回収する効果と、請求項3に係る発明の有効膨張
比を大きくする効果に加え、吸気バルブの閉時期〜ピス
トン上死点の有効圧縮比を拡大できるという効果を得ら
れ、良好な燃焼を得ることができる。
係る発明の排気バルブの閉時期〜ピストン上死点の圧縮
仕事を回収する効果と、請求項3に係る発明の有効膨張
比を大きくする効果に加え、吸気バルブの閉時期〜ピス
トン上死点の有効圧縮比を拡大できるという効果を得ら
れ、良好な燃焼を得ることができる。
【0039】請求項5に係る発明において、排気バルブ
の閉時期〜ピストン上死点間の圧縮に要した仕事をピス
トン上死点〜吸気バルブの閉時期間に略完全に回収でき
るため、ポンプロスの低減を図れ、燃費の向上を図るこ
とができる。
の閉時期〜ピストン上死点間の圧縮に要した仕事をピス
トン上死点〜吸気バルブの閉時期間に略完全に回収でき
るため、ポンプロスの低減を図れ、燃費の向上を図るこ
とができる。
【0040】請求項6に係る発明において、吸気バルブ
の開時期は吸気管負圧が大きいほど遅角することにな
り、更にポンプロスの低減を図れ、燃費の向上をより図
ることができる。
の開時期は吸気管負圧が大きいほど遅角することにな
り、更にポンプロスの低減を図れ、燃費の向上をより図
ることができる。
【0041】請求項7に係る発明において、さまざまな
機関運転状態に対応して、最適なEGR量を設定でき、
NOxの低減効果を十分に発揮させることができ、か
つ、過大なEGR量による燃焼不安定化等を防止でき
る。
機関運転状態に対応して、最適なEGR量を設定でき、
NOxの低減効果を十分に発揮させることができ、か
つ、過大なEGR量による燃焼不安定化等を防止でき
る。
【0042】請求項8〜10に係る発明において、成層
燃焼運転時に非オーバラップ量を可変としたことによ
り、運転領域に応じた最適なバルブタイミングによっ
て、最適な内部EGR率を得ることができ、もって、内
部EGRを行うことによる筒内温度の上昇、噴霧の気化
促進による燃費向上、HC、スモーク、NOxの低減効
果がより高められる。
燃焼運転時に非オーバラップ量を可変としたことによ
り、運転領域に応じた最適なバルブタイミングによっ
て、最適な内部EGR率を得ることができ、もって、内
部EGRを行うことによる筒内温度の上昇、噴霧の気化
促進による燃費向上、HC、スモーク、NOxの低減効
果がより高められる。
【0043】請求項11に係る発明において、例えば機
関内部の汚れ等により失火等の機関の燃焼が不安定であ
る状態が発生した場合には、それに対応して内部EGR
率を減ずることにより、常に良好な燃費、排気性能が得
られる。
関内部の汚れ等により失火等の機関の燃焼が不安定であ
る状態が発生した場合には、それに対応して内部EGR
率を減ずることにより、常に良好な燃費、排気性能が得
られる。
【0044】請求項12及び13に係る発明において、
吸・排気バルブの非オーバラップ量の増加と共に、吸気
バルブと排気バルブのうち少なくとも吸気バルブのバル
ブリフト量を機関運転状態に基づいて可変制御するよう
にしたから、例えば成層燃焼運転時の低回転、低負荷領
域の筒内ガス流動強化が図れ、燃料噴霧の気化が促進さ
れて、成層燃焼を良好にし、逆に、例えば、中回転、中
負荷領域(成層燃焼運転時における高回転時時)には、
過剰な流動が抑制されて、燃料噴霧の過分散が抑制され
ると共に、吸入空気量が確保され、広範囲の成層燃焼運
転が可能になる。
吸・排気バルブの非オーバラップ量の増加と共に、吸気
バルブと排気バルブのうち少なくとも吸気バルブのバル
ブリフト量を機関運転状態に基づいて可変制御するよう
にしたから、例えば成層燃焼運転時の低回転、低負荷領
域の筒内ガス流動強化が図れ、燃料噴霧の気化が促進さ
れて、成層燃焼を良好にし、逆に、例えば、中回転、中
負荷領域(成層燃焼運転時における高回転時時)には、
過剰な流動が抑制されて、燃料噴霧の過分散が抑制され
ると共に、吸入空気量が確保され、広範囲の成層燃焼運
転が可能になる。
【0045】請求項14に係る発明において、クランク
軸とカム軸との位相を変化させることで、作動角一定の
ままバルブタイミングがシフトすることになり、排気バ
ルブの閉時期及び/又は吸気バルブの開時期の進角,遅
角制御が行える。
軸とカム軸との位相を変化させることで、作動角一定の
ままバルブタイミングがシフトすることになり、排気バ
ルブの閉時期及び/又は吸気バルブの開時期の進角,遅
角制御が行える。
【0046】請求項15に係る発明において、クランク
軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期的に変化させ
ることで、バルブタイミングと作動角とを同時に変更可
能であり、例えば吸気バルブの閉時期を固定として開時
期のみを変化させることが可能となる。
軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期的に変化させ
ることで、バルブタイミングと作動角とを同時に変更可
能であり、例えば吸気バルブの閉時期を固定として開時
期のみを変化させることが可能となる。
【0047】請求項16に係る発明において、バルブの
リフト特性の異なる複数のカムを使い分けることで、バ
ルブタイミングと作動角とが同時に変更される。請求項
17に係る発明において、カム駆動ではなく、油圧力に
よってバルブが開閉駆動され、油圧力の発生タイミング
の制御によってバルブタイミングが変更される。
リフト特性の異なる複数のカムを使い分けることで、バ
ルブタイミングと作動角とが同時に変更される。請求項
17に係る発明において、カム駆動ではなく、油圧力に
よってバルブが開閉駆動され、油圧力の発生タイミング
の制御によってバルブタイミングが変更される。
【0048】請求項18に係る発明において、カム駆動
ではなく、電磁力によってバルブが開閉駆動され、電磁
力の発生タイミングの制御によってバルブタイミングが
変更される。
ではなく、電磁力によってバルブが開閉駆動され、電磁
力の発生タイミングの制御によってバルブタイミングが
変更される。
【0049】
【発明の効果】請求項1に係る発明によると、内部EG
R量の増大化を図れ、NOxの低減化を図ることができ
ると共に、燃料の気化性の向上、スモークやHCの排出
の抑制を図ることができる。
R量の増大化を図れ、NOxの低減化を図ることができ
ると共に、燃料の気化性の向上、スモークやHCの排出
の抑制を図ることができる。
【0050】請求項2に係る発明によれば、燃費の向上
を図ることができる。請求項3に係る発明において、燃
費の向上を図ることができると共に、排気の押し出し損
失を低減できる。
を図ることができる。請求項3に係る発明において、燃
費の向上を図ることができると共に、排気の押し出し損
失を低減できる。
【0051】請求項4に係る発明によれば、燃費向上を
図ることができると共に、良好な燃焼を得ることができ
る。請求項5に係る発明によれば、ポンプロスの低減を
図れ、燃費の向上を図ることができる。
図ることができると共に、良好な燃焼を得ることができ
る。請求項5に係る発明によれば、ポンプロスの低減を
図れ、燃費の向上を図ることができる。
【0052】請求項6に係る発明によれば、更にポンプ
ロスの低減を図れ、燃費の向上をより図ることができ
る。請求項7に係る発明によれば、最適なEGR量を設
定でき、NOxの低減効果をより高めることができると
共に、燃焼不安定化等を防止できる。
ロスの低減を図れ、燃費の向上をより図ることができ
る。請求項7に係る発明によれば、最適なEGR量を設
定でき、NOxの低減効果をより高めることができると
共に、燃焼不安定化等を防止できる。
【0053】請求項8〜10に係る発明によれば、最適
な内部EGR率を得ることができ、もって、内部EGR
を行うことによる筒内温度の上昇、噴霧の気化促進によ
る燃費向上、HC、スモーク、NOxの低減効果をより
高めることができる。
な内部EGR率を得ることができ、もって、内部EGR
を行うことによる筒内温度の上昇、噴霧の気化促進によ
る燃費向上、HC、スモーク、NOxの低減効果をより
高めることができる。
【0054】請求項11に係る発明によれば、例えば機
関内部の汚れ等により失火等の機関の燃焼が不安定であ
る状態が発生した場合においても、常に良好な燃費、排
気性能を得ることができる。
関内部の汚れ等により失火等の機関の燃焼が不安定であ
る状態が発生した場合においても、常に良好な燃費、排
気性能を得ることができる。
【0055】請求項12及び13に係る発明によれば、
広範囲の成層燃焼運転を可能にすることができる。請求
項14に係る発明によれば、排気バルブの閉時期及び/
又は吸気バルブの開時期の進角,遅角制御が容易に行え
る。
広範囲の成層燃焼運転を可能にすることができる。請求
項14に係る発明によれば、排気バルブの閉時期及び/
又は吸気バルブの開時期の進角,遅角制御が容易に行え
る。
【0056】請求項15に係る発明によれば、例えばバ
ルブの閉時期を固定として開時期のみを変化させること
が可能となる。請求項16に係る発明によれば、バルブ
のリフト特性の異なる複数のカムを使い分けることで、
バルブタイミングと作動角とが同時に変更される。
ルブの閉時期を固定として開時期のみを変化させること
が可能となる。請求項16に係る発明によれば、バルブ
のリフト特性の異なる複数のカムを使い分けることで、
バルブタイミングと作動角とが同時に変更される。
【0057】請求項17に係る発明によれば、カム駆動
ではなく、油圧力によってバルブが開閉駆動され、油圧
力の発生タイミングの制御によってバルブタイミングを
容易に変更できる。
ではなく、油圧力によってバルブが開閉駆動され、油圧
力の発生タイミングの制御によってバルブタイミングを
容易に変更できる。
【0058】請求項18に係る発明によれば、カム駆動
ではなく、電磁力によってバルブが開閉駆動され、電磁
力の発生タイミングの制御によってバルブタイミングを
容易に変更できる。
ではなく、電磁力によってバルブが開閉駆動され、電磁
力の発生タイミングの制御によってバルブタイミングを
容易に変更できる。
【0059】請求項19及び20に係る発明によれば、
ピストン冠面に凹凸部が形成されている筒内噴射ガソリ
ンエンジン、例えば、圧縮比を高めるべく、ピストン冠
面を盛り上げ、この盛り上げたところにボウル部を設け
るようにした筒内噴射ガソリンエンジンにおいて、ピス
トン冠面にバルブリセスを設ける必要性をなくして、未
燃HCの排出の抑制、S/V比の低減、燃費向上等を図
ることができる。
ピストン冠面に凹凸部が形成されている筒内噴射ガソリ
ンエンジン、例えば、圧縮比を高めるべく、ピストン冠
面を盛り上げ、この盛り上げたところにボウル部を設け
るようにした筒内噴射ガソリンエンジンにおいて、ピス
トン冠面にバルブリセスを設ける必要性をなくして、未
燃HCの排出の抑制、S/V比の低減、燃費向上等を図
ることができる。
【0060】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1は、本発明の筒内噴射ガソリンエ
ンジンの一実施形態のシステム構成図である。
づいて説明する。図1は、本発明の筒内噴射ガソリンエ
ンジンの一実施形態のシステム構成図である。
【0061】この図1において、アクセル開度センサ1
は、運転者によって操作されるアクセルペダルの開度を
検出する。クランク角センサ2は、単位クランク角毎の
ポジション信号及び気筒間の行程位相差毎のリファレン
ス信号を発生し、前記ポジション信号の単位時間当りの
発生数を計測することにより、或いは、前記リファレン
ス信号の発生周期を計測することにより、エンジン回転
速度N(rpm)が検出される。
は、運転者によって操作されるアクセルペダルの開度を
検出する。クランク角センサ2は、単位クランク角毎の
ポジション信号及び気筒間の行程位相差毎のリファレン
ス信号を発生し、前記ポジション信号の単位時間当りの
発生数を計測することにより、或いは、前記リファレン
ス信号の発生周期を計測することにより、エンジン回転
速度N(rpm)が検出される。
【0062】エアフローメータ3は、エンジン4の吸入
空気流量Qaを検出する。水温センサ5は、エンジン4
の冷却水温度Twを検出する。尚、本実施形態では、前
記冷却水温度Twをエンジン4の温度を代表するパラメ
ータとして用いる。
空気流量Qaを検出する。水温センサ5は、エンジン4
の冷却水温度Twを検出する。尚、本実施形態では、前
記冷却水温度Twをエンジン4の温度を代表するパラメ
ータとして用いる。
【0063】エンジン4には、各気筒毎に、燃料を直接
シリンダ内に噴射する燃料噴射弁6、及び、燃焼室に装
着されて点火を行う点火栓7が設けられる。前記燃料噴
射弁6は、シリンダの略中央に向けて斜め下方に燃料を
噴射するように取り付けられている。
シリンダ内に噴射する燃料噴射弁6、及び、燃焼室に装
着されて点火を行う点火栓7が設けられる。前記燃料噴
射弁6は、シリンダの略中央に向けて斜め下方に燃料を
噴射するように取り付けられている。
【0064】一方、エンジン4の吸気通路8にはスロッ
トル弁9が介装され、該スロットル弁9は、DCモータ
等のスロットルアクチュエータ10によって開閉駆動さ
れるようになっている。
トル弁9が介装され、該スロットル弁9は、DCモータ
等のスロットルアクチュエータ10によって開閉駆動さ
れるようになっている。
【0065】前記各種センサ類からの検出信号は、CP
U,RAM,ROM,入出力インターフェース等を含ん
で構成されるコントロールユニット11へ入力され、該
コントロールユニット11は、前記センサ類からの信号
に基づいて検出される運転状態に応じて、スロットル弁
9の開度を制御し、前記燃料噴射弁6による燃料噴射量
及び噴射タイミングを制御し、前記点火栓7による点火
時期を制御する。
U,RAM,ROM,入出力インターフェース等を含ん
で構成されるコントロールユニット11へ入力され、該
コントロールユニット11は、前記センサ類からの信号
に基づいて検出される運転状態に応じて、スロットル弁
9の開度を制御し、前記燃料噴射弁6による燃料噴射量
及び噴射タイミングを制御し、前記点火栓7による点火
時期を制御する。
【0066】また、エンジン4の吸気バルブ12(IN
T)及び排気バルブ13(EXH)をそれぞれにカムで
駆動する動弁装置には、バルブの開閉時期(バルブタイ
ミング)を可変に制御する可変動弁機構14a,14b
が備えられている。
T)及び排気バルブ13(EXH)をそれぞれにカムで
駆動する動弁装置には、バルブの開閉時期(バルブタイ
ミング)を可変に制御する可変動弁機構14a,14b
が備えられている。
【0067】ここで、前記コントロールユニット11に
よるバルブタイミング制御を図2のフローチャートに従
って説明する。図2のフローチャートにおいて、まず、
S1では、各種センサからの出力を読み込む。S2で
は、各種センサからの出力に基づいて、機関の低負荷時
であるか否かを判別する。
よるバルブタイミング制御を図2のフローチャートに従
って説明する。図2のフローチャートにおいて、まず、
S1では、各種センサからの出力を読み込む。S2で
は、各種センサからの出力に基づいて、機関の低負荷時
であるか否かを判別する。
【0068】低負荷時であるときには、S3へ進み、低
負荷時のバルブタイミング値を参照して、S5に進む。
高負荷時であるときには、S4へ進み、高負荷時のバル
ブタイミング値を参照して、S5に進む。
負荷時のバルブタイミング値を参照して、S5に進む。
高負荷時であるときには、S4へ進み、高負荷時のバル
ブタイミング値を参照して、S5に進む。
【0069】S5では、S3或いはS4で参照したバル
ブタイミング値に基づいて、バルブタイミングの切換え
を実行する。ここで、第1の実施形態では、機関の低負
荷時に排気バルブの閉時期を進角して、吸・排気バルブ
を非オーバラップ状態とし、かつ、機関の高負荷時に通
常の排気バルブ閉時期とする制御を実行する。
ブタイミング値に基づいて、バルブタイミングの切換え
を実行する。ここで、第1の実施形態では、機関の低負
荷時に排気バルブの閉時期を進角して、吸・排気バルブ
を非オーバラップ状態とし、かつ、機関の高負荷時に通
常の排気バルブ閉時期とする制御を実行する。
【0070】即ち、機関の高負荷時には、図3及び図4
に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの後で閉
じ、かつ、吸気バルブ12が吸気TDCの前で開くこと
で、排気バルブ13の開期間(EXH)と吸気バルブ1
2の開期間(INT)が、吸気TDC前後でオーバーラ
ップする通常のバルブタイミングになるように、前記可
変動弁機構14a,14bを制御する。尚、以下、吸気
バルブ12の開時期をIVO、閉時期をIVCと記し、
排気バルブ13の開時期をEVO、閉時期をEVCと記
す。
に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの後で閉
じ、かつ、吸気バルブ12が吸気TDCの前で開くこと
で、排気バルブ13の開期間(EXH)と吸気バルブ1
2の開期間(INT)が、吸気TDC前後でオーバーラ
ップする通常のバルブタイミングになるように、前記可
変動弁機構14a,14bを制御する。尚、以下、吸気
バルブ12の開時期をIVO、閉時期をIVCと記し、
排気バルブ13の開時期をEVO、閉時期をEVCと記
す。
【0071】また、機関の低負荷時には、図5及び図6
に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの前で閉じ
ることで、吸・排気バルブが非オーバラップ状態となる
ようにする。
に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの前で閉じ
ることで、吸・排気バルブが非オーバラップ状態となる
ようにする。
【0072】即ち、図2のフローチャートのS3及びS
5のバルブタイミング制御は、排気バルブ13の閉時期
を進角させるものであり(この場合、EVOも進角す
る)、係る切り換えを可能にする可変動弁機構14a,
14bとしては、クランク軸に対するカム軸の位相を切
り換える公知の機構を用いることができる。
5のバルブタイミング制御は、排気バルブ13の閉時期
を進角させるものであり(この場合、EVOも進角す
る)、係る切り換えを可能にする可変動弁機構14a,
14bとしては、クランク軸に対するカム軸の位相を切
り換える公知の機構を用いることができる。
【0073】尚、可変動弁機構14a,14bとして
は、クランク軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期
的に変化させてバルブタイミングと作動角とを可変に制
御できる機構のものを用いても良く、この場合、EVO
を通常の状態に維持したままEVCを進角することも可
能である。
は、クランク軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期
的に変化させてバルブタイミングと作動角とを可変に制
御できる機構のものを用いても良く、この場合、EVO
を通常の状態に維持したままEVCを進角することも可
能である。
【0074】このように、上記第1の実施形態では、高
負荷時には吸気バルブ12と排気バルブ13との開期間
がオーバーラップ(O/L)するようにするが、低負荷
時には、前記オーバーラップを発生させずに、吸気バル
ブ12と排気バルブ13が非オーバラップ状態(マイナ
スO/L)となるようにする。
負荷時には吸気バルブ12と排気バルブ13との開期間
がオーバーラップ(O/L)するようにするが、低負荷
時には、前記オーバーラップを発生させずに、吸気バル
ブ12と排気バルブ13が非オーバラップ状態(マイナ
スO/L)となるようにする。
【0075】尚、図7は、上記の低負荷時における圧力
線図、図8は、吸気バルブと排気バルブの開時期をオー
バーラップさせる高負荷時の圧力線図である。以上のよ
うに、機関の低負荷時(成層燃焼時)に、EVCを進角
することにより、EVC時点で燃焼室内に閉じ込められ
た既燃焼ガスが内部EGRとなり、NOxが低減する。
この内部EGRは、比較的高温であるため、燃料の気化
が促進され、ピストン冠面への燃料付着が抑制され、ピ
ストン冠面に付着した燃料が拡散燃焼することによるス
モークの発生やHCの排出の抑制を行うことができる。
線図、図8は、吸気バルブと排気バルブの開時期をオー
バーラップさせる高負荷時の圧力線図である。以上のよ
うに、機関の低負荷時(成層燃焼時)に、EVCを進角
することにより、EVC時点で燃焼室内に閉じ込められ
た既燃焼ガスが内部EGRとなり、NOxが低減する。
この内部EGRは、比較的高温であるため、燃料の気化
が促進され、ピストン冠面への燃料付着が抑制され、ピ
ストン冠面に付着した燃料が拡散燃焼することによるス
モークの発生やHCの排出の抑制を行うことができる。
【0076】また、ピストン冠面に凹凸部を有する筒内
噴射ガソリンエンジン、例えば、圧縮比を高めるべく、
ピストン冠面を盛り上げ、この盛り上げたところにボウ
ル部を設けるようにした筒内噴射ガソリンエンジンにお
いては、従来技術のように、吸気バルブの開時期を進角
する構成とすると、バルブとピストン冠面の盛り上がっ
た部位との干渉のおそれが生じ、これを防止するため、
ピストン冠面にバルブリセスを設ける必要性があるが、
上記の実施形態のように、EVCを進角する構成では、
上記の干渉のおそれがないため、バルブリセスを設ける
必要がなくなる。
噴射ガソリンエンジン、例えば、圧縮比を高めるべく、
ピストン冠面を盛り上げ、この盛り上げたところにボウ
ル部を設けるようにした筒内噴射ガソリンエンジンにお
いては、従来技術のように、吸気バルブの開時期を進角
する構成とすると、バルブとピストン冠面の盛り上がっ
た部位との干渉のおそれが生じ、これを防止するため、
ピストン冠面にバルブリセスを設ける必要性があるが、
上記の実施形態のように、EVCを進角する構成では、
上記の干渉のおそれがないため、バルブリセスを設ける
必要がなくなる。
【0077】この結果、燃料のピストン冠面のボウル部
からのこぼれに起因する未燃HCの排出、表面積/体積
比(S/V比)の増大、燃焼効率の低下による燃費低下
のおそれがなくなる。
からのこぼれに起因する未燃HCの排出、表面積/体積
比(S/V比)の増大、燃焼効率の低下による燃費低下
のおそれがなくなる。
【0078】次に、第2の実施形態におけるバルブタイ
ミング制御について説明する。即ち、この実施形態で
は、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角し、か
つ、吸気バルブの開時期を遅角して、吸・排気バルブを
非オーバラップ状態とし、かつ、機関の高負荷時に通常
の排気バルブ閉時期及び吸気バルブ開時期とする制御を
実行する。
ミング制御について説明する。即ち、この実施形態で
は、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角し、か
つ、吸気バルブの開時期を遅角して、吸・排気バルブを
非オーバラップ状態とし、かつ、機関の高負荷時に通常
の排気バルブ閉時期及び吸気バルブ開時期とする制御を
実行する。
【0079】即ち、先の実施形態と同様に、機関の高負
荷時には、図3及び図4に示すように、通常のバルブタ
イミングになるように、前記可変動弁機構14a,14
bを制御する。
荷時には、図3及び図4に示すように、通常のバルブタ
イミングになるように、前記可変動弁機構14a,14
bを制御する。
【0080】また、機関の低負荷時には、図9及び図1
0に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの前で閉
じ、かつ吸気バルブ12が吸気TDCの後で開くこと
で、吸・排気バルブ12,13が非オーバラップ状態と
なるようにする。
0に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの前で閉
じ、かつ吸気バルブ12が吸気TDCの後で開くこと
で、吸・排気バルブ12,13が非オーバラップ状態と
なるようにする。
【0081】即ち、図2のフローチャートのS3及びS
5のバルブタイミング制御は、EVCを進角させ(この
場合、EVOは進角せず)、かつ、IVOを遅角させる
ものであり、係る切り換えを可能にする可変動弁機構1
4a,14bとしては、クランク軸の角速度に対するカ
ム軸の角速度を周期的に変化させてバルブタイミングと
作動角とを可変に制御できる機構を用いる。
5のバルブタイミング制御は、EVCを進角させ(この
場合、EVOは進角せず)、かつ、IVOを遅角させる
ものであり、係る切り換えを可能にする可変動弁機構1
4a,14bとしては、クランク軸の角速度に対するカ
ム軸の角速度を周期的に変化させてバルブタイミングと
作動角とを可変に制御できる機構を用いる。
【0082】かかる実施形態によれば、上述の第1の実
施形態の作用・効果に加え、EVC〜吸気TDCの間の
圧縮に要した仕事の一部を、吸気TDC〜IVOの間で
回収できるため、燃費的に有利である。
施形態の作用・効果に加え、EVC〜吸気TDCの間の
圧縮に要した仕事の一部を、吸気TDC〜IVOの間で
回収できるため、燃費的に有利である。
【0083】又、上記のように、EVOが進角しないた
め、有効膨張比の縮小に伴う燃費の悪化を生じることが
ない。尚、図11は、上記の実施形態における低負荷時
における圧力線図である。
め、有効膨張比の縮小に伴う燃費の悪化を生じることが
ない。尚、図11は、上記の実施形態における低負荷時
における圧力線図である。
【0084】次に、第3の実施形態におけるバルブタイ
ミング制御について説明する。即ち、この実施形態で
は、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角して、
吸・排気バルブを非オーバラップ状態とすると共に、排
気バルブの開時期を遅角し、かつ、機関の高負荷時に通
常の排気バルブ閉時期及び開時期とする制御を実行す
る。
ミング制御について説明する。即ち、この実施形態で
は、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角して、
吸・排気バルブを非オーバラップ状態とすると共に、排
気バルブの開時期を遅角し、かつ、機関の高負荷時に通
常の排気バルブ閉時期及び開時期とする制御を実行す
る。
【0085】即ち、先の実施形態と同様に、機関の高負
荷時には、図3及び図4に示すように、通常のバルブタ
イミングになるように、前記可変動弁機構14a,14
bを制御する。
荷時には、図3及び図4に示すように、通常のバルブタ
イミングになるように、前記可変動弁機構14a,14
bを制御する。
【0086】また、機関の低負荷時には、図12及び図
13に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの前で
閉じることで、吸・排気バルブ12,13が非オーバラ
ップ状態となるようにする。
13に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの前で
閉じることで、吸・排気バルブ12,13が非オーバラ
ップ状態となるようにする。
【0087】即ち、図2のフローチャートのS3及びS
5のバルブタイミング制御は、EVCを進角させると共
に、EVOを遅角させるものであり、係る切り換えを可
能にする可変動弁機構14a,14bとしては、クラン
ク軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期的に変化さ
せてバルブタイミングと作動角とを可変に制御できる機
構を用いる。
5のバルブタイミング制御は、EVCを進角させると共
に、EVOを遅角させるものであり、係る切り換えを可
能にする可変動弁機構14a,14bとしては、クラン
ク軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期的に変化さ
せてバルブタイミングと作動角とを可変に制御できる機
構を用いる。
【0088】かかる実施形態によれば、上述の第1の実
施形態の作用・効果に加え、吸気TDC〜EVOの間の
有効膨張比が大きくなり、筒内圧を有効に仕事として取
り出せ、燃費の向上を図ることができる。又、機関の高
負荷時には、通常のEVOとすることにより、排気の押
し出し損失が低減される。
施形態の作用・効果に加え、吸気TDC〜EVOの間の
有効膨張比が大きくなり、筒内圧を有効に仕事として取
り出せ、燃費の向上を図ることができる。又、機関の高
負荷時には、通常のEVOとすることにより、排気の押
し出し損失が低減される。
【0089】次に、第4の実施形態におけるバルブタイ
ミング制御について説明する。即ち、この実施形態で
は、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角、か
つ、吸気バルブの開時期を遅角して、吸・排気バルブを
非オーバラップ状態とすると共に、排気バルブの開時期
を遅角、かつ、吸気バルブの閉時期を進角し、機関の高
負荷時に通常の排気バルブの閉時期、吸気バルブの開時
期、排気バルブの開時期及び吸気バルブの閉時期とする
制御を実行する。
ミング制御について説明する。即ち、この実施形態で
は、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角、か
つ、吸気バルブの開時期を遅角して、吸・排気バルブを
非オーバラップ状態とすると共に、排気バルブの開時期
を遅角、かつ、吸気バルブの閉時期を進角し、機関の高
負荷時に通常の排気バルブの閉時期、吸気バルブの開時
期、排気バルブの開時期及び吸気バルブの閉時期とする
制御を実行する。
【0090】即ち、先の実施形態と同様に、機関の高負
荷時には、図3及び図4に示すように、通常のバルブタ
イミングになるように、前記可変動弁機構14a,14
bを制御する。
荷時には、図3及び図4に示すように、通常のバルブタ
イミングになるように、前記可変動弁機構14a,14
bを制御する。
【0091】また、機関の低負荷時には、図14及び図
15に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの前で
閉じ、かつ吸気バルブが吸気TDCの後で開くことで、
吸・排気バルブ12,13が非オーバラップ状態となる
ようにする。
15に示すように、排気バルブ13が吸気TDCの前で
閉じ、かつ吸気バルブが吸気TDCの後で開くことで、
吸・排気バルブ12,13が非オーバラップ状態となる
ようにする。
【0092】即ち、図2のフローチャートのS3及びS
5のバルブタイミング制御は、EVCを進角させると共
に、EVOを遅角させ、かつ、IVOを遅角させるもの
であり、係る切り換えを可能にする可変動弁機構14
a,14bとしては、クランク軸の角速度に対するカム
軸の角速度を周期的に変化させてバルブタイミングと作
動角とを可変に制御できる機構を用いる。
5のバルブタイミング制御は、EVCを進角させると共
に、EVOを遅角させ、かつ、IVOを遅角させるもの
であり、係る切り換えを可能にする可変動弁機構14
a,14bとしては、クランク軸の角速度に対するカム
軸の角速度を周期的に変化させてバルブタイミングと作
動角とを可変に制御できる機構を用いる。
【0093】かかる実施形態によれば、上述の第1の実
施形態の作用・効果に加え、第2の実施形態のEVC〜
吸気TDCの圧縮仕事を回収する効果と、第3の実施形
態の有効膨張比を大きくする効果に加え、IVC〜吸気
TDCの有効圧縮比を拡大できるという効果を得られ、
良好な燃焼を得ることができる。
施形態の作用・効果に加え、第2の実施形態のEVC〜
吸気TDCの圧縮仕事を回収する効果と、第3の実施形
態の有効膨張比を大きくする効果に加え、IVC〜吸気
TDCの有効圧縮比を拡大できるという効果を得られ、
良好な燃焼を得ることができる。
【0094】ここで、上述の第2の実施形態並びに第4
の実施形態においては、排気バルブの閉時期から吸気T
DCまでの間と、吸気TDCから吸気バルブの開時期ま
での間を略同等とするのが好ましい。
の実施形態においては、排気バルブの閉時期から吸気T
DCまでの間と、吸気TDCから吸気バルブの開時期ま
での間を略同等とするのが好ましい。
【0095】例えば、第5の実施形態として、図16及
び図17に示すように、機関の低負荷時にEVCを進角
し、かつ、IVOを遅角して、吸・排気バルブ12,1
3を非オーバラップ状態とし、かつ、機関の高負荷時に
通常のEVC及びIVOとする制御を実行するに際し
て、EVCから吸気TDCまでの間と、吸気TDCから
IVOまでの間を略同等とする。
び図17に示すように、機関の低負荷時にEVCを進角
し、かつ、IVOを遅角して、吸・排気バルブ12,1
3を非オーバラップ状態とし、かつ、機関の高負荷時に
通常のEVC及びIVOとする制御を実行するに際し
て、EVCから吸気TDCまでの間と、吸気TDCから
IVOまでの間を略同等とする。
【0096】かかる実施形態によれば、EVC〜吸気T
DC間の圧縮に要した仕事を吸気TDC〜IVC間に略
完全に回収できるため、ポンプロスの低減を図れ、燃費
の向上を図ることができる。
DC間の圧縮に要した仕事を吸気TDC〜IVC間に略
完全に回収できるため、ポンプロスの低減を図れ、燃費
の向上を図ることができる。
【0097】又、IVO時点でバックファイヤが発生す
るおそれを回避できる。更に、吸気バルブ12のカムと
排気バルブ13のカムが逆回転するタイプの動弁機構を
有するものでは、吸気バルブ12と排気バルブ13の可
変機構が一つで実現できる利点もある。
るおそれを回避できる。更に、吸気バルブ12のカムと
排気バルブ13のカムが逆回転するタイプの動弁機構を
有するものでは、吸気バルブ12と排気バルブ13の可
変機構が一つで実現できる利点もある。
【0098】尚、図18は、上記の実施形態における低
負荷時における圧力線図である。又、上述の第2の実施
形態並びに第4の実施形態においては、吸気バルブの開
時期を、筒内圧力と吸気管負圧とが略同等となる時期と
するのが好ましい。
負荷時における圧力線図である。又、上述の第2の実施
形態並びに第4の実施形態においては、吸気バルブの開
時期を、筒内圧力と吸気管負圧とが略同等となる時期と
するのが好ましい。
【0099】例えば、第6の実施形態として、図19及
び図20に示すように、機関の低負荷時に排気バルブの
閉時期を進角し、かつ、吸気バルブの開時期を遅角し
て、吸・排気バルブを非オーバラップ状態とし、かつ、
機関の高負荷時に通常の排気バルブ閉時期及び吸気バル
ブ開時期とする制御を実行するに際して、吸気バルブの
開時期を、筒内圧力と吸気管負圧とが略同等となる時期
とする。
び図20に示すように、機関の低負荷時に排気バルブの
閉時期を進角し、かつ、吸気バルブの開時期を遅角し
て、吸・排気バルブを非オーバラップ状態とし、かつ、
機関の高負荷時に通常の排気バルブ閉時期及び吸気バル
ブ開時期とする制御を実行するに際して、吸気バルブの
開時期を、筒内圧力と吸気管負圧とが略同等となる時期
とする。
【0100】図21は、かかる第6の実施形態のコント
ロールユニット11によるバルブタイミング制御を説明
するフローチャートであり、まず、S11では、各種セ
ンサからの出力を読み込む。S12では、各種センサか
らの出力に基づいて、機関の低負荷時であるか否かを判
別する。
ロールユニット11によるバルブタイミング制御を説明
するフローチャートであり、まず、S11では、各種セ
ンサからの出力を読み込む。S12では、各種センサか
らの出力に基づいて、機関の低負荷時であるか否かを判
別する。
【0101】低負荷時であるときには、S13へ進み、
低負荷時のバルブタイミング値を参照して、S14に進
む。このS14では、IVOの遅角量を演算し、S16
に進む。
低負荷時のバルブタイミング値を参照して、S14に進
む。このS14では、IVOの遅角量を演算し、S16
に進む。
【0102】高負荷時であるときには、S15へ進み、
高負荷時のバルブタイミング値を参照して、S16に進
む。S16では、S14或いはS15で参照したバルブ
タイミング値に基づいて、バルブタイミングの切り換え
を実行する。
高負荷時のバルブタイミング値を参照して、S16に進
む。S16では、S14或いはS15で参照したバルブ
タイミング値に基づいて、バルブタイミングの切り換え
を実行する。
【0103】ここで、図21のフローチャートのS14
において、吸気管内の圧力と筒内の圧力とが一致する時
期に吸気バルブ12が開かれるように、IVOの遅角量
を演算するが、具体的に、以下のようにして遅角量を演
算できる。
において、吸気管内の圧力と筒内の圧力とが一致する時
期に吸気バルブ12が開かれるように、IVOの遅角量
を演算するが、具体的に、以下のようにして遅角量を演
算できる。
【0104】即ち、Pを筒内圧力、Vを燃焼室容積、θ
をクランク角、nをポリトロープ指数とすると、一般
に、往復式エンジンの筒内圧力Pと燃焼室容積Vとの間
には、下式の関係が成り立つ。
をクランク角、nをポリトロープ指数とすると、一般
に、往復式エンジンの筒内圧力Pと燃焼室容積Vとの間
には、下式の関係が成り立つ。
【0105】PVn =const. また、クランク半径・コンロッド長等が既知であれば、
燃焼室容積Vは、クランク角θの関数として求められ
る。
燃焼室容積Vは、クランク角θの関数として求められ
る。
【0106】V=f(θ) ここで、吸気管圧力Pintake=吸気バルブ12の開時期I
VOにおける筒内圧P IVO となる吸気バルブ12の開時期
θIVO を求めるためには、 排気バルブ13の閉時期における筒内圧PEVc =1気圧 排気バルブ13の閉時期における燃焼室容積VEVc =f
(θEVc ) 吸気管圧力Pintake=センサによる測定値又は運転条件
による推定値 として、上記3つの値が既知であるとして、以下の式を
解けば良い。
VOにおける筒内圧P IVO となる吸気バルブ12の開時期
θIVO を求めるためには、 排気バルブ13の閉時期における筒内圧PEVc =1気圧 排気バルブ13の閉時期における燃焼室容積VEVc =f
(θEVc ) 吸気管圧力Pintake=センサによる測定値又は運転条件
による推定値 として、上記3つの値が既知であるとして、以下の式を
解けば良い。
【0107】PEVc ・VEVc n =Pintake・VIVO n VIVO =f(θIVO ) ポリトロープ指数nについては、通常1.2 〜1.4 程度の
値となるが、ここでは、作動ガスが既燃ガスであること
から、n=1.25〜1.30程度として演算すれば良い。
値となるが、ここでは、作動ガスが既燃ガスであること
から、n=1.25〜1.30程度として演算すれば良い。
【0108】尚、簡易的には、吸気管圧力が大気圧に近
いときほど遅角量を小さく設定する構成としても良い。
図22は、上記の第6の実施形態における低負荷時の圧
力線図である。
いときほど遅角量を小さく設定する構成としても良い。
図22は、上記の第6の実施形態における低負荷時の圧
力線図である。
【0109】かかる実施形態によると、IVOは吸気管
負圧が大きいほど遅角することになり、第5の実施形態
よりも、更にポンプロスの低減を図れ、燃費の向上をよ
り図ることができる。
負圧が大きいほど遅角することになり、第5の実施形態
よりも、更にポンプロスの低減を図れ、燃費の向上をよ
り図ることができる。
【0110】更に、上述の各実施形態において、機関回
転速度、機関負荷、機関冷却水温等の機関運転状態に応
じて排気バルブの閉時期を可変制御するのが好ましい
(図23及び図24参照:第7の実施形態)。
転速度、機関負荷、機関冷却水温等の機関運転状態に応
じて排気バルブの閉時期を可変制御するのが好ましい
(図23及び図24参照:第7の実施形態)。
【0111】図25は、かかる第7の実施形態のコント
ロールユニット11によるバルブタイミング制御を説明
するフローチャートであり、まず、S21では、各種セ
ンサからの出力を読み込む。S22では、各種センサか
らの出力に基づいて、機関の低負荷時であるか否かを判
別する。
ロールユニット11によるバルブタイミング制御を説明
するフローチャートであり、まず、S21では、各種セ
ンサからの出力を読み込む。S22では、各種センサか
らの出力に基づいて、機関の低負荷時であるか否かを判
別する。
【0112】低負荷時であるときには、S23へ進み、
EVCを機関運転状態に応じて割り付けたテーブルを参
照して、そのときのEVCを決定する。S24では、第
6の実施形態と同様にIVOの遅角量を演算し、S25
に進む。
EVCを機関運転状態に応じて割り付けたテーブルを参
照して、そのときのEVCを決定する。S24では、第
6の実施形態と同様にIVOの遅角量を演算し、S25
に進む。
【0113】高負荷時であるときには、S25へ進み、
高負荷時のバルブタイミング値を参照して、S26に進
む。S26では、S24或いはS26で参照したバルブ
タイミング値に基づいて、バルブタイミングの切換えを
実行する。
高負荷時のバルブタイミング値を参照して、S26に進
む。S26では、S24或いはS26で参照したバルブ
タイミング値に基づいて、バルブタイミングの切換えを
実行する。
【0114】かかる実施形態によれば、さまざまな機関
運転状態に対応して、最適なEGR量を設定でき、NO
xの低減効果を十分に発揮させることができ、かつ、過
大なEGR量による燃焼不安定化等を防止できる。因み
に、EGR量はEVC時点での燃焼室容積で決定され
る。
運転状態に対応して、最適なEGR量を設定でき、NO
xの低減効果を十分に発揮させることができ、かつ、過
大なEGR量による燃焼不安定化等を防止できる。因み
に、EGR量はEVC時点での燃焼室容積で決定され
る。
【0115】次に、本発明の第8の実施形態について説
明する。先ず、この実施形態におけるコントロールユニ
ット11によるバルブタイミング制御を図26のフロー
チャートに従って説明する。
明する。先ず、この実施形態におけるコントロールユニ
ット11によるバルブタイミング制御を図26のフロー
チャートに従って説明する。
【0116】このフローチャートにおいて、先ず、S3
1では、各種センサからの出力を読み込む。S32で
は、S31で読み込んだ各種センサからの出力より、コ
ントロールユニット11内にその機能を有する運転状態
検出手段によって運転状態を検出する。
1では、各種センサからの出力を読み込む。S32で
は、S31で読み込んだ各種センサからの出力より、コ
ントロールユニット11内にその機能を有する運転状態
検出手段によって運転状態を検出する。
【0117】S33では、運転状態に応じて予め設定さ
れた、吸気バルブ12の開閉時期、排気バルブ13の開
閉時期をマップを参照して検索する。S34では、S3
2にて運転状態検出手段により検出された運転状態、特
に、検出された機関回転速度、機関トルク及びクランク
角センサ2の角速度変化及び角加速度変化から燃焼不安
定状態、例えば失火であるか否かが判定され、失火であ
ると判定されると、S35に進み、失火ではないと判定
されると、S37に進む。
れた、吸気バルブ12の開閉時期、排気バルブ13の開
閉時期をマップを参照して検索する。S34では、S3
2にて運転状態検出手段により検出された運転状態、特
に、検出された機関回転速度、機関トルク及びクランク
角センサ2の角速度変化及び角加速度変化から燃焼不安
定状態、例えば失火であるか否かが判定され、失火であ
ると判定されると、S35に進み、失火ではないと判定
されると、S37に進む。
【0118】S35では、S34にて失火であると判定
されたので、バルブタイミングを基準マップ値よりも非
オーバラップ量(マイナスO/L量)が小さい側に所定
値シフトする。
されたので、バルブタイミングを基準マップ値よりも非
オーバラップ量(マイナスO/L量)が小さい側に所定
値シフトする。
【0119】S36では、基準バルブタイミングマップ
を、S34、S35での失火状態等の学習により、今後
のタイミングを書き換える。S37では、実際のバルブ
タイミングを切り換える。
を、S34、S35での失火状態等の学習により、今後
のタイミングを書き換える。S37では、実際のバルブ
タイミングを切り換える。
【0120】次に、上記の実施形態のバルブタイミング
制御の詳細について説明する。可変動弁機構としては、
クランク軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期的に
変化させて、バルブタイミングと作動角とを可変に制御
できる機構を用いる。
制御の詳細について説明する。可変動弁機構としては、
クランク軸の角速度に対するカム軸の角速度を周期的に
変化させて、バルブタイミングと作動角とを可変に制御
できる機構を用いる。
【0121】本実施形態では、図27に示すように、高
回転、高負荷領域に関しては、均質運転され、中回転、
中負荷以下の領域は成層運転される。均質運転の場合、
バルブタイミングは、図28及び図29に示すタイミン
グとする。
回転、高負荷領域に関しては、均質運転され、中回転、
中負荷以下の領域は成層運転される。均質運転の場合、
バルブタイミングは、図28及び図29に示すタイミン
グとする。
【0122】即ち、図28及び図29に示すように、排
気バルブ13が吸気TDCの後で閉じ、かつ、吸気バル
ブ12が吸気TDCの前で開くことで、排気バルブ13
の開期間と吸気バルブ12の開期間が、吸気TDC前後
でオーバーラップする通常のバルブタイミングになるよ
うに、可変動弁機構14a,14bを制御する。
気バルブ13が吸気TDCの後で閉じ、かつ、吸気バル
ブ12が吸気TDCの前で開くことで、排気バルブ13
の開期間と吸気バルブ12の開期間が、吸気TDC前後
でオーバーラップする通常のバルブタイミングになるよ
うに、可変動弁機構14a,14bを制御する。
【0123】そして、図27に示すように、成層燃焼運
転領域を低回転、低負荷領域及び中回転、中負荷領域の
2つに分け、運転状態に応じて低回転、低負荷領域、中
回転、中負荷領域に応じたバルブタイミングとする。
転領域を低回転、低負荷領域及び中回転、中負荷領域の
2つに分け、運転状態に応じて低回転、低負荷領域、中
回転、中負荷領域に応じたバルブタイミングとする。
【0124】低回転、低負荷の場合には、図30及び図
31に示すように、排気バルブ13の閉弁時期を進角
し、図32に示すような所望の内部EGR率を確保する
ような時期に設定される。
31に示すように、排気バルブ13の閉弁時期を進角
し、図32に示すような所望の内部EGR率を確保する
ような時期に設定される。
【0125】又、吸気バルブ12開弁時期については、
図30及び図31に示すように、即ち、先に説明した実
施形態のように、排気バルブ13の閉弁のタイミングに
合わせて、TDC〜排気バルブ13閉までの期間とTD
Cから吸気バルブ12開までの期間を略同等、若しくは
吸気管内と筒内の圧力が略同等となるタイミングに設定
される。
図30及び図31に示すように、即ち、先に説明した実
施形態のように、排気バルブ13の閉弁のタイミングに
合わせて、TDC〜排気バルブ13閉までの期間とTD
Cから吸気バルブ12開までの期間を略同等、若しくは
吸気管内と筒内の圧力が略同等となるタイミングに設定
される。
【0126】又、排気バルブ13の開弁時期は、膨張比
を大きく取るために、BDC+設定される。更に、吸気
バルブ12の閉弁時期は有効圧縮比(実圧縮比)が大き
く取れるように、BDC近くに設定される。
を大きく取るために、BDC+設定される。更に、吸気
バルブ12の閉弁時期は有効圧縮比(実圧縮比)が大き
く取れるように、BDC近くに設定される。
【0127】一方、中回転、中負荷の場合には、図33
及び図34に示すように非オーバラップ量(マイナスO
/L量)を減じて、内部EGR量を減ずると共に、吸気
バルブ閉時期を遅角、排気バルブ開時期を進角させて、
相応の吸入空気量を得るように設定される。
及び図34に示すように非オーバラップ量(マイナスO
/L量)を減じて、内部EGR量を減ずると共に、吸気
バルブ閉時期を遅角、排気バルブ開時期を進角させて、
相応の吸入空気量を得るように設定される。
【0128】尚、図35は運転領域毎の要求排気バルブ
閉時期(EVC)マップ、図36は運転領域毎の要求排
気バルブ開時期(EVO)マップ、図37は運転領域毎
の要求吸気バルブ開時期(IVO)マップ、図38は運
転領域毎の要求吸気バルブ閉時期(IVC)マップであ
る。
閉時期(EVC)マップ、図36は運転領域毎の要求排
気バルブ開時期(EVO)マップ、図37は運転領域毎
の要求吸気バルブ開時期(IVO)マップ、図38は運
転領域毎の要求吸気バルブ閉時期(IVC)マップであ
る。
【0129】ここで、本実施形態での図27の非オーバ
ラップ(マイナスO/L)マップは、図26のフローチ
ャートのS33(基準バルブタイミングマップ)に対応
しており、運転状態に応じて3つの領域毎に設定された
バルブタイミングとしている。
ラップ(マイナスO/L)マップは、図26のフローチ
ャートのS33(基準バルブタイミングマップ)に対応
しており、運転状態に応じて3つの領域毎に設定された
バルブタイミングとしている。
【0130】ところで、成層燃焼運転時においては、バ
ルブの製造時及び組み付け時のバラツキや、燃料噴射弁
やピストン、点火プラグ等の汚れ等により燃焼状態が個
々の機関により異なる場合が考えられ、この場合、図2
7に示したマップによるバルブタイミング設定では、失
火等を引き起こすことが考えられる。
ルブの製造時及び組み付け時のバラツキや、燃料噴射弁
やピストン、点火プラグ等の汚れ等により燃焼状態が個
々の機関により異なる場合が考えられ、この場合、図2
7に示したマップによるバルブタイミング設定では、失
火等を引き起こすことが考えられる。
【0131】この場合、運転者に常に良好なドライバビ
リティを提供すると共に、低エミッションを両立するた
めに、前述したように、運転状態検出手段、例えば、ク
ランク角センサ2より入力された信号を基に失火判定を
行っており、その判定手法は既に知られているように、
クランク角に基づいて、クランク角速度の変化や、クラ
ンク角加速度変化等を計算し、夫々のしきい値と比較す
ることにより失火を判定する。
リティを提供すると共に、低エミッションを両立するた
めに、前述したように、運転状態検出手段、例えば、ク
ランク角センサ2より入力された信号を基に失火判定を
行っており、その判定手法は既に知られているように、
クランク角に基づいて、クランク角速度の変化や、クラ
ンク角加速度変化等を計算し、夫々のしきい値と比較す
ることにより失火を判定する。
【0132】即ち、図26のフローチャートのS34で
失火判定を行い、失火が検出されなければ、実際にマッ
プ値通りの可変幅でバルブタイミングを切り換え、失火
が検出された場合には、S36でバルブタイミングを非
オーバラップ量が小となるように、具体的には、例えば
排気バルブ閉時期を1°CA遅角すると共に、それに応
じて吸気バルブ開時期を1°CA進角した値をマップ値
として書き換え、書き換えられたバルブタイミングに制
御される。
失火判定を行い、失火が検出されなければ、実際にマッ
プ値通りの可変幅でバルブタイミングを切り換え、失火
が検出された場合には、S36でバルブタイミングを非
オーバラップ量が小となるように、具体的には、例えば
排気バルブ閉時期を1°CA遅角すると共に、それに応
じて吸気バルブ開時期を1°CA進角した値をマップ値
として書き換え、書き換えられたバルブタイミングに制
御される。
【0133】以上説明したように、第8の実施形態で
は、所望の内部EGR率を得るための基準バルブタイミ
ングマップを有し、運転領域に応じて内部EGR率を変
化させると共に、機関内部の汚れ等により失火等が発生
した場合には、それに対応して内部EGR率を減ずるこ
とにより、常に良好な燃費、排気性能が得られる。
は、所望の内部EGR率を得るための基準バルブタイミ
ングマップを有し、運転領域に応じて内部EGR率を変
化させると共に、機関内部の汚れ等により失火等が発生
した場合には、それに対応して内部EGR率を減ずるこ
とにより、常に良好な燃費、排気性能が得られる。
【0134】次に、本発明の第9の実施形態について説
明する。この実施形態においては、図1に示した動弁装
置の可変動弁機構14a,14bは、バルブの開閉時期
(バルブタイミング)を可変に制御すると共にそのバル
ブリフト量を可変に制御する構成とされる。
明する。この実施形態においては、図1に示した動弁装
置の可変動弁機構14a,14bは、バルブの開閉時期
(バルブタイミング)を可変に制御すると共にそのバル
ブリフト量を可変に制御する構成とされる。
【0135】上述した第8の実施形態のバルブリフト及
びバルブタイミングを図39に、本実施形態のバルブリ
フト及びバルブタイミングを図40に示す。これらの図
の対比から明らかなように、バルブリフトが不変な上記
の第8の実施形態に対して、第9の実施形態では、吸気
バルブ12のバルブリフトも可変に制御するようにして
いる。
びバルブタイミングを図39に、本実施形態のバルブリ
フト及びバルブタイミングを図40に示す。これらの図
の対比から明らかなように、バルブリフトが不変な上記
の第8の実施形態に対して、第9の実施形態では、吸気
バルブ12のバルブリフトも可変に制御するようにして
いる。
【0136】具体的には、排気弁側は、第8の実施形態
と同様の可変動弁機構とし、吸気弁側は、カムフェイス
を切り換えて、バルブタイミングを3段に切換可能な可
変動弁機構とする。
と同様の可変動弁機構とし、吸気弁側は、カムフェイス
を切り換えて、バルブタイミングを3段に切換可能な可
変動弁機構とする。
【0137】ここでの吸気バルブ12のリフト量は、バ
ルブの加速度をフルリフト時と同様に設定すると、作動
角の減少に応じてリフト量を減少させる必要がある。但
し、成層燃焼運転に限定して、該当カムフェイスを使用
する場合には、使用回転速度が限定できるため、比較的
高いリフトが設定可能となる。
ルブの加速度をフルリフト時と同様に設定すると、作動
角の減少に応じてリフト量を減少させる必要がある。但
し、成層燃焼運転に限定して、該当カムフェイスを使用
する場合には、使用回転速度が限定できるため、比較的
高いリフトが設定可能となる。
【0138】この実施形態では、作動角減少に対応する
分だけリフト量を減少させると言う一般的な例とは、作
動角減少に対応する分だけリフト量を減少させない点で
異なる。
分だけリフト量を減少させると言う一般的な例とは、作
動角減少に対応する分だけリフト量を減少させない点で
異なる。
【0139】本実施形態において狙っている効果は、成
層燃焼運転時の低回転、低負荷領域の筒内ガス流動強化
であり、このとき、吸気バルブリフトを小とし、燃料噴
霧の気化を促進し、成層燃焼を良好にし、逆に、中回
転、中負荷領域(成層燃焼運転時における高回転時時)
には、吸気バルブリフトを最大限リフトさせ、過剰な流
動を抑制し、燃料噴霧の過分散を抑制すると共に、吸入
空気量を確保している。
層燃焼運転時の低回転、低負荷領域の筒内ガス流動強化
であり、このとき、吸気バルブリフトを小とし、燃料噴
霧の気化を促進し、成層燃焼を良好にし、逆に、中回
転、中負荷領域(成層燃焼運転時における高回転時時)
には、吸気バルブリフトを最大限リフトさせ、過剰な流
動を抑制し、燃料噴霧の過分散を抑制すると共に、吸入
空気量を確保している。
【0140】このような設定により、広範囲の成層燃焼
運転が可能になる。又、吸気行程燃料噴射運転において
は、吸気バルブリフトはフルリフトに設定する。
運転が可能になる。又、吸気行程燃料噴射運転において
は、吸気バルブリフトはフルリフトに設定する。
【0141】このように、吸気バルブリフトを減ずるこ
とによって、ポンプロスが増加するが、前記のように作
動角に応じた吸気バルブリフト減とすると、このポンプ
ロスが大きくなり、燃費悪化を引き起こすため、この実
施形態では、ポンプロスの小さい低回転、低負荷領域に
限って低リフトとしている。
とによって、ポンプロスが増加するが、前記のように作
動角に応じた吸気バルブリフト減とすると、このポンプ
ロスが大きくなり、燃費悪化を引き起こすため、この実
施形態では、ポンプロスの小さい低回転、低負荷領域に
限って低リフトとしている。
【0142】尚、図41は運転領域毎の要求吸気バルブ
リフトマップ、図42は第9の実施形態での運転領域毎
の吸気バルブリフトマップである。以上の第9の実施形
態においては、吸・排気バルブの非オーバラップ量の増
加と共に、吸気バルブ12のバルブリフト量を機関運転
状態に基づいて可変制御するようにしているが、吸気バ
ルブ12と排気バルブ13の両方のバルブリフト量を機
関運転状態に基づいて可変制御するようにしても良い。
リフトマップ、図42は第9の実施形態での運転領域毎
の吸気バルブリフトマップである。以上の第9の実施形
態においては、吸・排気バルブの非オーバラップ量の増
加と共に、吸気バルブ12のバルブリフト量を機関運転
状態に基づいて可変制御するようにしているが、吸気バ
ルブ12と排気バルブ13の両方のバルブリフト量を機
関運転状態に基づいて可変制御するようにしても良い。
【0143】又、上記各実施形態では、吸気バルブ12
及び排気バルブ13の動弁装置としてカムによってバル
ブを開閉駆動する装置を用いる構成として、カムフェイ
スを多段に切り換えて、バルブタイミングを切り換える
構成としたが、油圧力や電磁力によってバルブを駆動す
る動弁装置であっても良く、この場合、油圧力や電磁力
の発生タイミングの制御によって、上記のいずれの実施
形態におけるバルブタイミングも実現可能であり、か
つ、バルブタイミング設定の自由度がより高く、連続的
な可変制御が可能であるため、最適なバルブタイミング
に容易に設定でき、より効果を高めることができる。
及び排気バルブ13の動弁装置としてカムによってバル
ブを開閉駆動する装置を用いる構成として、カムフェイ
スを多段に切り換えて、バルブタイミングを切り換える
構成としたが、油圧力や電磁力によってバルブを駆動す
る動弁装置であっても良く、この場合、油圧力や電磁力
の発生タイミングの制御によって、上記のいずれの実施
形態におけるバルブタイミングも実現可能であり、か
つ、バルブタイミング設定の自由度がより高く、連続的
な可変制御が可能であるため、最適なバルブタイミング
に容易に設定でき、より効果を高めることができる。
【図1】 本発明の筒内噴射ガソリンエンジンの一実施
形態のシステム構成図
形態のシステム構成図
【図2】 第1〜第5の実施形態のバルブタイミング制
御を説明するフローチャート
御を説明するフローチャート
【図3】 第1〜第5の実施形態の高負荷時のバルブタ
イミングを示す図
イミングを示す図
【図4】 第1〜第5の実施形態の高負荷時のバルブタ
イミングを示す図
イミングを示す図
【図5】 第1の実施形態の低負荷時のバルブタイミン
グを示す図
グを示す図
【図6】 第1の実施形態の低負荷時のバルブタイミン
グを示す図
グを示す図
【図7】 同上の低負荷時における圧力線図
【図8】 吸気バルブと排気バルブの開時期をオーバー
ラップさせる高負荷時の圧力線図
ラップさせる高負荷時の圧力線図
【図9】 第2の実施形態の低負荷時のバルブタイミン
グを示す図
グを示す図
【図10】 第2の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図11】 同上の低負荷時における圧力線図
【図12】 第3の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図13】 第3の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図14】 第4の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図15】 第4の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図16】 第5の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図17】 第5の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図18】 同上の低負荷時における圧力線図
【図19】 第6の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図20】 第6の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図21】 第6の実施形態のバルブタイミング制御を
説明するフローチャート
説明するフローチャート
【図22】 同上の低負荷時の圧力線図
【図23】 第7の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図24】 第7の実施形態の低負荷時のバルブタイミ
ングを示す図
ングを示す図
【図25】 第7の実施形態のバルブタイミング制御を
説明するフローチャート
説明するフローチャート
【図26】 第8の実施形態のバルブタイミング制御を
説明するフローチャート
説明するフローチャート
【図27】 第8の実施形態における運転領域毎のマイ
ナスO/Lマップ
ナスO/Lマップ
【図28】 通常(吸気行程=均質運転)時のバルブタ
イミングを示す図
イミングを示す図
【図29】 通常(吸気行程=均質運転)時のバルブタ
イミングを示す図
イミングを示す図
【図30】 成層低回転低負荷時の大マイナスO/Lの
バルブタイミングを示す図
バルブタイミングを示す図
【図31】 成層低回転低負荷時の大マイナスO/Lの
バルブタイミングを示す図
バルブタイミングを示す図
【図32】 内部EGR率要求マップ
【図33】 成層高回転高負荷時(中回転中負荷)の小
マイナスO/Lのバルブタイミングを示す図
マイナスO/Lのバルブタイミングを示す図
【図34】 成層高回転高負荷時(中回転中負荷)の小
マイナスO/Lのバルブタイミングを示す図
マイナスO/Lのバルブタイミングを示す図
【図35】 運転領域毎の要求排気バルブ閉時期(EV
C)マップ
C)マップ
【図36】 運転領域毎の要求排気バルブ開時期(EV
O)マップ
O)マップ
【図37】 運転領域毎の要求吸気バルブ開時期(IV
O)マップ
O)マップ
【図38】 運転領域毎の要求排気バルブ閉時期(IV
C)マップ
C)マップ
【図39】 第8の実施形態におけるバルブリフト及び
バルブタイミングを示す図
バルブタイミングを示す図
【図40】 第9の実施形態におけるバルブリフト及び
バルブタイミングを示す図
バルブタイミングを示す図
【図41】 運転領域毎の要求吸気バルブのバルブリフ
トを説明する図
トを説明する図
【図42】 第9の実施形態における運転領域毎の吸気
バルブのバルブリフトマップ
バルブのバルブリフトマップ
1 アクセル開度センサ 2 クランク角センサ 3 エアフローメータ 4 エンジン 5 水温センサ 6 燃料噴射弁 7 点火栓 8 吸気通路 9 スロットル弁 10 スロットルアクチュエータ 11 コントロールユニット 12 吸気バルブ 13 排気バルブ 14a,14b 可変動弁機構
Claims (20)
- 【請求項1】筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁を備
えてなる筒内噴射ガソリンエンジンにおいて、 吸気バルブ及び排気バルブを駆動する動弁装置にバルブ
の開閉時期を可変に制御する可変動弁機構を備える一
方、 機関の負荷を検出する機関負荷検出手段と、 前記機関負荷検出手段から出力される検出信号に基づい
て、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角して、
吸・排気バルブを非オーバラップ状態とすると共に、機
関の高負荷時に通常の排気バルブ閉時期とするバルブ開
閉時期制御手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする筒内噴射ガソリン
エンジン。 - 【請求項2】前記バルブ開閉時期制御手段に代えて、 前記機関負荷検出手段から出力される検出信号に基づい
て、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角し、か
つ、吸気バルブの開時期を遅角して、吸・排気バルブを
非オーバラップ状態とすると共に、機関の高負荷時に通
常の排気バルブ閉時期及び吸気バルブ開時期とするバル
ブ開閉時期制御手段を含んで構成されたことを特徴とす
る請求項1記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項3】前記バルブ開閉時期制御手段に代えて、 前記機関負荷検出手段から出力される検出信号に基づい
て、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角して、
吸・排気バルブを非オーバラップ状態とすると共に、排
気バルブの開時期を遅角し、かつ、機関の高負荷時に通
常の排気バルブ閉時期及び開時期とするバルブ開閉時期
制御手段を含んで構成されたことを特徴とする請求項1
記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項4】前記バルブ開閉時期制御手段に代えて、 前記機関負荷検出手段から出力される検出信号に基づい
て、機関の低負荷時に排気バルブの閉時期を進角し、吸
気バルブの開時期を遅角して、吸・排気バルブを非オー
バラップ状態とすると共に、排気バルブの開時期を遅角
し、吸気バルブの閉時期を進角し、かつ、機関の高負荷
時に通常の排気バルブの閉時期、吸気バルブの開時期、
排気バルブの開時期及び吸気バルブの閉時期とするバル
ブ開閉時期制御手段を含んで構成されたことを特徴とす
る請求項1記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項5】排気バルブの閉時期からピストン上死点ま
での間と、ピストン上死点から吸気バルブの開時期まで
の間を略同等としたことを特徴とする請求項2又は4記
載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項6】前記吸気バルブの開時期を、筒内圧力と吸
気管負圧とが略同等となる時期とすることを特徴とする
請求項2,4及び5のうちいずれか1つに記載の筒内噴
射ガソリンエンジン。 - 【請求項7】機関の運転状態を検出する機関運転状態検
出手段を含んで構成され、 前記機関運転状態検出手段から出力される検出信号に基
づいて、機関運転状態に応じて前記排気バルブの閉時期
を可変制御することを特徴とする請求項1〜6のうちい
ずれか1つに記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項8】機関の運転状態を検出する機関運転状態検
出手段を含んで構成され、 前記機関運転状態検出手段から出力される検出信号に基
づいて、機関運転状態に応じて、前記吸気バルブの開閉
時期及び排気バルブの開閉時期を可変制御して吸・排気
バルブの非オーバラップ量を制御することを特徴とする
請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の筒内噴射ガソ
リンエンジン。 - 【請求項9】前記機関運転状態検出手段から出力される
検出信号に基づいて、機関の成層燃焼運転時において、
機関負荷が低いほど吸・排気バルブの非オーバラップ量
を増加させることを特徴とする請求項8記載の筒内噴射
ガソリンエンジン。 - 【請求項10】前記機関運転状態検出手段から出力され
る検出信号に基づいて、機関の成層燃焼運転時におい
て、機関回転速度が低いほど吸・排気バルブの非オーバ
ラップ量を増加させることを特徴とする請求項8記載の
筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項11】前記非オーバラップ量は、前記機関運転
状態検出手段から出力される検出信号に基づいて、機関
の燃焼が不安定であると判定されたときには、予め設定
された値よりも減少させることを特徴とする請求項9又
は10記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項12】前記可変動弁機構は、バルブの開閉時期
と共にバルブリフトを可変に制御する構成であって、 前記吸・排気バルブの非オーバラップ量の増加と共に、
吸気バルブと排気バルブのうち少なくとも吸気バルブの
バルブリフト量を機関運転状態に基づいて可変制御する
ことを特徴とする請求項8〜11のうちいずれか1つに
記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項13】前記バルブリフト量は、バルブ作動角を
減少する割合に対して小さい割合で減少させることを特
徴とする請求項12記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項14】前記動弁装置は、クランク軸とカム軸と
の位相を変化させる機構を有することを特徴とする請求
項1〜13のうちいずれか1つに記載の筒内噴射ガソリ
ンエンジン。 - 【請求項15】前記動弁装置は、クランク軸の角速度に
対するカム軸の角速度を周期的に変化させる機構を有す
ることを特徴とする請求項1〜13のうちいずれか1つ
に記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項16】前記動弁装置は、複数のカムを切換える
機構を有することを特徴とする請求項1〜13のうちい
ずれか1つに記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項17】前記動弁装置は、油圧力によってバルブ
を駆動する装置であることを特徴とする請求項1〜13
のうちいずれか1つに記載の筒内噴射ガソリンエンジ
ン。 - 【請求項18】前記動弁装置は、電磁力によってバルブ
を駆動する装置であることを特徴とする請求項1〜13
のうちいずれか1つに記載の筒内噴射ガソリンエンジ
ン。 - 【請求項19】ピストン冠面に凹凸部が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜18のうちいずれか1つに
記載の筒内噴射ガソリンエンジン。 - 【請求項20】前記ピストン冠面が盛り上げられ、この
盛り上げられた部位にボウル部が設けられたことを特徴
とする請求項19記載の筒内噴射ガソリンエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11091898A JP2000073803A (ja) | 1998-06-16 | 1999-03-31 | 筒内噴射ガソリンエンジン |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-168241 | 1998-06-16 | ||
| JP16824198 | 1998-06-16 | ||
| JP11091898A JP2000073803A (ja) | 1998-06-16 | 1999-03-31 | 筒内噴射ガソリンエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000073803A true JP2000073803A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=26433332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11091898A Pending JP2000073803A (ja) | 1998-06-16 | 1999-03-31 | 筒内噴射ガソリンエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000073803A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2003214202A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-07-30 | Robert Bosch Gmbh | 内燃機関の作動方法 |
| JP2004225680A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-08-12 | Toyota Industries Corp | 内燃機関及び内燃機関用制御装置 |
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-
1999
- 1999-03-31 JP JP11091898A patent/JP2000073803A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A521 | Written amendment |
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| A02 | Decision of refusal |
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