JP2000071692A - 転写シート及びそれを用いた化粧板の製造方法 - Google Patents
転写シート及びそれを用いた化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JP2000071692A JP2000071692A JP10246753A JP24675398A JP2000071692A JP 2000071692 A JP2000071692 A JP 2000071692A JP 10246753 A JP10246753 A JP 10246753A JP 24675398 A JP24675398 A JP 24675398A JP 2000071692 A JP2000071692 A JP 2000071692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- film
- transfer
- base film
- transfer sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベースフィルム1上に紫外線硬化樹脂からな
る転写層2が設けられ、ベースフィルム1側から紫外線
が照射されて転写層2が硬化しクリヤ層となる転写シー
トにおいて、耐温水試験や耐熱水試験におけるブリスタ
ー等の発生を低減させることができる転写シート及びそ
れを用いた化粧板の製造方法を得る。 【解決手段】 ベースフィルム1として、ヘイズ値が5
以上であるフィルムを用いることを特徴としている。
る転写層2が設けられ、ベースフィルム1側から紫外線
が照射されて転写層2が硬化しクリヤ層となる転写シー
トにおいて、耐温水試験や耐熱水試験におけるブリスタ
ー等の発生を低減させることができる転写シート及びそ
れを用いた化粧板の製造方法を得る。 【解決手段】 ベースフィルム1として、ヘイズ値が5
以上であるフィルムを用いることを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線硬化樹脂か
らなる転写層を備える転写シート及びそれを用いた化粧
板の製造方法に関するものである。
らなる転写層を備える転写シート及びそれを用いた化粧
板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅やビルディングなどの建築物の内装
材及び外装材として、近年、タイルやパネルなどの化粧
板が多用されてきている。
材及び外装材として、近年、タイルやパネルなどの化粧
板が多用されてきている。
【0003】このような化粧板においては、表面に光沢
性を付与し、かつ耐久性や耐傷つき性などを付与するた
めに、硬化性樹脂からなるクリヤ層が形成される場合が
多い。このようなクリヤ層は、塗料を塗布することによ
って形成することができるが、紫外線硬化樹脂などから
クリヤ層を形成する場合には転写シートを用いて転写に
より形成する場合が多い。このような転写シートは、一
般にベースフィルム上に紫外線硬化樹脂などからなる転
写層が設けられ、この転写層の上に保護フィルムが設け
られた構造を有している。
性を付与し、かつ耐久性や耐傷つき性などを付与するた
めに、硬化性樹脂からなるクリヤ層が形成される場合が
多い。このようなクリヤ層は、塗料を塗布することによ
って形成することができるが、紫外線硬化樹脂などから
クリヤ層を形成する場合には転写シートを用いて転写に
より形成する場合が多い。このような転写シートは、一
般にベースフィルム上に紫外線硬化樹脂などからなる転
写層が設けられ、この転写層の上に保護フィルムが設け
られた構造を有している。
【0004】転写シートを用いて化粧板の表面にクリヤ
層を形成する際には、保護フィルムを剥離し、転写層が
化粧板の上に重なるようにベースフィルムと共に化粧板
の上に熱圧着した後、紫外線を照射して転写層を硬化さ
せクリヤ層とする。ベースフィルムは、クリヤ層を形成
した後、クリヤ層から剥離して除去される。ベースフィ
ルムとしてはポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルム等が一般的に用いられ、保護フィルムとしては扱
いやすさ及びコスト面から低密度ポリエチレン(LDP
E)等が一般的に用いられている。
層を形成する際には、保護フィルムを剥離し、転写層が
化粧板の上に重なるようにベースフィルムと共に化粧板
の上に熱圧着した後、紫外線を照射して転写層を硬化さ
せクリヤ層とする。ベースフィルムは、クリヤ層を形成
した後、クリヤ層から剥離して除去される。ベースフィ
ルムとしてはポリエチレンテレフタレート(PET)フ
ィルム等が一般的に用いられ、保護フィルムとしては扱
いやすさ及びコスト面から低密度ポリエチレン(LDP
E)等が一般的に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、浴室や台所
等に用いられる化粧板は、温水や熱水にさらされる場合
があり、温水や熱水に対して変化しないことが要求され
る。しかしながら、従来の転写シートを用いて化粧板の
表面にクリヤ層を形成した場合、耐温水試験や耐熱水試
験において、ブリスターなどと呼ばれるスポット状の微
小な膨れやへこみを生じることがあった。従って、従来
より、このようなブリスター等の発生を低減させること
のできるクリヤ層の形成方法が強く求められている。
等に用いられる化粧板は、温水や熱水にさらされる場合
があり、温水や熱水に対して変化しないことが要求され
る。しかしながら、従来の転写シートを用いて化粧板の
表面にクリヤ層を形成した場合、耐温水試験や耐熱水試
験において、ブリスターなどと呼ばれるスポット状の微
小な膨れやへこみを生じることがあった。従って、従来
より、このようなブリスター等の発生を低減させること
のできるクリヤ層の形成方法が強く求められている。
【0006】本発明の目的は、耐温水試験や耐熱水試験
におけるブリスター等の発生を低減することができる転
写シート及びそれを用いた化粧板の製造方法を提供する
ことにある。
におけるブリスター等の発生を低減することができる転
写シート及びそれを用いた化粧板の製造方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の転写シートは、
(1)ベースフィルム上に紫外線硬化樹脂からなる転写
層が設けられ、該転写層を硬化させるためベースフィル
ム側から紫外線が照射される転写シートにおいて、前記
ベースフィルムとして、ヘイズ値が5以上であるフィル
ムを用いることを特徴とする転写シートであり、(2)
前記ベースフィルムの350nm〜450nmの波長に
おける光線透過率が50%以上であることを特徴とする
(1)に記載の転写シートであり、(3)前記ベースフ
ィルムの紫外線入射側の面に凹凸が形成されていること
を特徴とする(1)または(2)に記載の転写シートで
あり、(4)前記凹凸面がブラスト処理により形成され
ていることを特徴とする(3)に記載の転写シートであ
り、(5)前記凹凸面がフィルム成形の際のマット加工
により形成されていることを特徴とする(3)に記載の
転写シートであり、(6)前記ベースフィルムの転写層
側の面がフラットな面であることを特徴とする(3)〜
(5)のいずれかに記載の転写シートであり、(7)前
記ベースフィルム中にフィルムを形成する樹脂よりも屈
折率の高い粒子が分散して含有されていることを特徴と
する(1)または(2)に記載の転写シートであり、
(8)前記ベースフィルム中に艶消し塗膜層が設けられ
ていることを特徴とする(1)または(2)に記載の転
写シートである。また本発明の転写シートを用いた化粧
板の製造方法は、(9)表面にクリヤ層を有する化粧板
を製造する方法であって、(1)〜(8)のいずれかに
記載の転写シートを、転写層が化粧板の上に重なるよう
に圧着する工程と、ベースフィルムを通して紫外線を転
写層に照射し転写層を重合し硬化させてクリヤ層を形成
する工程と、硬化させることによりクリヤ層とした転写
層からベースフィルムを剥離する工程とを備える化粧板
の製造方法である。
(1)ベースフィルム上に紫外線硬化樹脂からなる転写
層が設けられ、該転写層を硬化させるためベースフィル
ム側から紫外線が照射される転写シートにおいて、前記
ベースフィルムとして、ヘイズ値が5以上であるフィル
ムを用いることを特徴とする転写シートであり、(2)
前記ベースフィルムの350nm〜450nmの波長に
おける光線透過率が50%以上であることを特徴とする
(1)に記載の転写シートであり、(3)前記ベースフ
ィルムの紫外線入射側の面に凹凸が形成されていること
を特徴とする(1)または(2)に記載の転写シートで
あり、(4)前記凹凸面がブラスト処理により形成され
ていることを特徴とする(3)に記載の転写シートであ
り、(5)前記凹凸面がフィルム成形の際のマット加工
により形成されていることを特徴とする(3)に記載の
転写シートであり、(6)前記ベースフィルムの転写層
側の面がフラットな面であることを特徴とする(3)〜
(5)のいずれかに記載の転写シートであり、(7)前
記ベースフィルム中にフィルムを形成する樹脂よりも屈
折率の高い粒子が分散して含有されていることを特徴と
する(1)または(2)に記載の転写シートであり、
(8)前記ベースフィルム中に艶消し塗膜層が設けられ
ていることを特徴とする(1)または(2)に記載の転
写シートである。また本発明の転写シートを用いた化粧
板の製造方法は、(9)表面にクリヤ層を有する化粧板
を製造する方法であって、(1)〜(8)のいずれかに
記載の転写シートを、転写層が化粧板の上に重なるよう
に圧着する工程と、ベースフィルムを通して紫外線を転
写層に照射し転写層を重合し硬化させてクリヤ層を形成
する工程と、硬化させることによりクリヤ層とした転写
層からベースフィルムを剥離する工程とを備える化粧板
の製造方法である。
【0008】具体的な内容は以下の通りである。本発明
において用いられるベースフィルムは、上記のようにヘ
イズ値が5以上のフィルムである。ヘイズ値は、濁度ま
たは曇度とも呼ばれ、積分球式光線透過率測定装置を用
いて、拡散透過率及び全光線透過率を測定し、以下の式
により計算することによって求めることができる。
において用いられるベースフィルムは、上記のようにヘ
イズ値が5以上のフィルムである。ヘイズ値は、濁度ま
たは曇度とも呼ばれ、積分球式光線透過率測定装置を用
いて、拡散透過率及び全光線透過率を測定し、以下の式
により計算することによって求めることができる。
【0009】H=Td/Ti×100 (ここで、Hはヘイズ値(%)であり、Tdは拡散透過
率(%)であり、Tiは全光線透過率(%)である。) 本発明においてベースフィルムとして用いるフィルムの
ヘイズ値は5以上であり、さらに好ましくは10以上で
ある。ヘイズ値が低くなり過ぎると、紫外線を散乱する
効果が少なくなり、ブリスター発生の抑制が不十分とな
る場合がある。
率(%)であり、Tiは全光線透過率(%)である。) 本発明においてベースフィルムとして用いるフィルムの
ヘイズ値は5以上であり、さらに好ましくは10以上で
ある。ヘイズ値が低くなり過ぎると、紫外線を散乱する
効果が少なくなり、ブリスター発生の抑制が不十分とな
る場合がある。
【0010】また、本発明において用いるベースフィル
ムは、350nm〜450nmの波長における光線透過
率が50%以上であることが好ましく、さらに好ましく
は70%以上である。光線透過率が低くなり過ぎると、
転写層に到達する紫外線の量が少なくなるため、転写層
の硬化不良を生じる場合がある。
ムは、350nm〜450nmの波長における光線透過
率が50%以上であることが好ましく、さらに好ましく
は70%以上である。光線透過率が低くなり過ぎると、
転写層に到達する紫外線の量が少なくなるため、転写層
の硬化不良を生じる場合がある。
【0011】なお、光線透過率は、350nm〜450
nmの波長領域全体にわたって上記範囲でなくともよ
く、少なくとも使用される紫外線の波長領域において上
記範囲であればよい。
nmの波長領域全体にわたって上記範囲でなくともよ
く、少なくとも使用される紫外線の波長領域において上
記範囲であればよい。
【0012】本発明者らは、従来のクリヤ層においてブ
リスター等が発生する原因について検討し、その主要な
原因がクリヤ層のスポット的な硬化不良にあることを見
出した。すなわち、紫外線を照射する際、ベースフィル
ム上にゴミや埃等が付着していると、このゴミや埃等に
より紫外線が遮蔽され、その直下の転写層の領域が未硬
化または半硬化の状態のままで残り、これがブリスター
等の発生の原因になっていることを見出した。また、本
発明者らは、ベースフィルムを通過する紫外線を散乱さ
せることにより、ゴミや埃等がベースフィルム上に付着
していても、その影響を受けることなく転写層全体を均
一に紫外線で照射することができ、ブリスター等の発生
を有効に低減できることを見出し、さらに紫外線を散乱
させる方法として、ヘイズ値が5%以上であるベースフ
ィルムを用いる方法が有効であることを見出し、本発明
を完成するに至った。
リスター等が発生する原因について検討し、その主要な
原因がクリヤ層のスポット的な硬化不良にあることを見
出した。すなわち、紫外線を照射する際、ベースフィル
ム上にゴミや埃等が付着していると、このゴミや埃等に
より紫外線が遮蔽され、その直下の転写層の領域が未硬
化または半硬化の状態のままで残り、これがブリスター
等の発生の原因になっていることを見出した。また、本
発明者らは、ベースフィルムを通過する紫外線を散乱さ
せることにより、ゴミや埃等がベースフィルム上に付着
していても、その影響を受けることなく転写層全体を均
一に紫外線で照射することができ、ブリスター等の発生
を有効に低減できることを見出し、さらに紫外線を散乱
させる方法として、ヘイズ値が5%以上であるベースフ
ィルムを用いる方法が有効であることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0013】本発明において用いるベースフィルムの材
質は、特に限定されるものではないが、紫外線に対する
透明性(透過性)及び支持フィルムとしての強度が要求
される。このような観点からは、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルムが特に好ましく用いられる。
しかしながら、その他の樹脂フィルム、例えば高密度ポ
リエチレン樹脂フィルム、ポリプロピレン樹脂フィルム
などをベースフィルムとして用いてもよい。
質は、特に限定されるものではないが、紫外線に対する
透明性(透過性)及び支持フィルムとしての強度が要求
される。このような観点からは、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)フィルムが特に好ましく用いられる。
しかしながら、その他の樹脂フィルム、例えば高密度ポ
リエチレン樹脂フィルム、ポリプロピレン樹脂フィルム
などをベースフィルムとして用いてもよい。
【0014】本発明に従う第1の局面においては、ベー
スフィルムの紫外線入射側の面に凹凸を形成することに
より、ヘイズ値が5以上となるフィルムとする。凹凸を
形成する具体的な方法としては、サンド等をフィルムの
表面に衝突させることにより凹凸を形成するブラスト処
理による方法、及びフィルムの成形の際にロール表面に
凹凸形状を設けるマット加工による方法などが挙げられ
る。
スフィルムの紫外線入射側の面に凹凸を形成することに
より、ヘイズ値が5以上となるフィルムとする。凹凸を
形成する具体的な方法としては、サンド等をフィルムの
表面に衝突させることにより凹凸を形成するブラスト処
理による方法、及びフィルムの成形の際にロール表面に
凹凸形状を設けるマット加工による方法などが挙げられ
る。
【0015】上記のブラスト処理及びマット加工の条件
等は、ベースフィルムのヘイズ値が5以上となるように
適宜設定される。本発明に従う第1の局面において、凹
凸は少なくともベースフィルムの紫外線照射側の面に形
成されていればよい。従って、ベースフィルムの転写層
側の面にも凹凸を形成して紫外線をさらに散乱させても
よい。しかしながら、化粧板の表面のクリヤ層として
は、表面が平滑な、すなわちフラットな面であることが
要望される場合が多い。このような場合には、ベースフ
ィルムの転写層側の面をフラットな面にしておく必要が
ある。
等は、ベースフィルムのヘイズ値が5以上となるように
適宜設定される。本発明に従う第1の局面において、凹
凸は少なくともベースフィルムの紫外線照射側の面に形
成されていればよい。従って、ベースフィルムの転写層
側の面にも凹凸を形成して紫外線をさらに散乱させても
よい。しかしながら、化粧板の表面のクリヤ層として
は、表面が平滑な、すなわちフラットな面であることが
要望される場合が多い。このような場合には、ベースフ
ィルムの転写層側の面をフラットな面にしておく必要が
ある。
【0016】本発明に従う第2の局面においては、ベー
スフィルム中に、フィルムを形成する樹脂よりも屈折率
の高い粒子を分散して含有させることにより、ヘイズ値
が5以上に設定される。フィルムを形成する樹脂よりも
屈折率の高い粒子としては、無機物粒子及び有機物粒子
の何れでもよい。一般に無機物粒子は高い屈折率を有す
るので、無機物粒子が通常用いられる。第2の局面にお
いてフィルム中に分散して含有させる粒子の具体例とし
ては、酸化チタン、タルク、硫酸バリウム、ポリカーボ
ネート、ワックスなどの有機粒子がある。
スフィルム中に、フィルムを形成する樹脂よりも屈折率
の高い粒子を分散して含有させることにより、ヘイズ値
が5以上に設定される。フィルムを形成する樹脂よりも
屈折率の高い粒子としては、無機物粒子及び有機物粒子
の何れでもよい。一般に無機物粒子は高い屈折率を有す
るので、無機物粒子が通常用いられる。第2の局面にお
いてフィルム中に分散して含有させる粒子の具体例とし
ては、酸化チタン、タルク、硫酸バリウム、ポリカーボ
ネート、ワックスなどの有機粒子がある。
【0017】使用する粒子の種類、粒子径及び配合量等
は、ベースフィルムのヘイズ値が5以上となるように適
宜設定される。第2の局面において、粒子は、フィルム
を形成する樹脂と溶融混練することにより分散し含有さ
せることができる。
は、ベースフィルムのヘイズ値が5以上となるように適
宜設定される。第2の局面において、粒子は、フィルム
を形成する樹脂と溶融混練することにより分散し含有さ
せることができる。
【0018】本発明に従う第3の局面においては、ベー
スフィルム中に艶消し塗膜層を設けることによりヘイズ
値が5以上に設定される。このような艶消し塗膜層は、
上記ベースフィルムと同様のPETフィルム等のフィル
ムの上に艶消し塗料を塗布することにより形成すること
ができる。このような艶消し塗膜層は、一般に紫外線照
射側のフィルム面の上に設けられる。しかしながら、必
要に応じて、フィルムの転写層側の面の上、すなわちフ
ィルムと転写層の間に艶消し塗膜層を設けてもよい。こ
のような場合、転写層と艶消し塗膜層とが接するので、
艶消し塗膜層は、転写層を硬化した後のクリヤ層に対し
て剥離性を有することが好ましい。
スフィルム中に艶消し塗膜層を設けることによりヘイズ
値が5以上に設定される。このような艶消し塗膜層は、
上記ベースフィルムと同様のPETフィルム等のフィル
ムの上に艶消し塗料を塗布することにより形成すること
ができる。このような艶消し塗膜層は、一般に紫外線照
射側のフィルム面の上に設けられる。しかしながら、必
要に応じて、フィルムの転写層側の面の上、すなわちフ
ィルムと転写層の間に艶消し塗膜層を設けてもよい。こ
のような場合、転写層と艶消し塗膜層とが接するので、
艶消し塗膜層は、転写層を硬化した後のクリヤ層に対し
て剥離性を有することが好ましい。
【0019】艶消し塗膜層を形成するための艶消し塗料
としては、シリカ等の艶消し材料を、ウレタン樹脂に
0.5〜20重量%程度添加混合して得られる塗料が挙
げられる。
としては、シリカ等の艶消し材料を、ウレタン樹脂に
0.5〜20重量%程度添加混合して得られる塗料が挙
げられる。
【0020】艶消し塗膜層を形成するための塗料の配合
割合や塗膜の膜厚等は、ベースフィルムのヘイズ値が5
以上となるように適宜設定される。艶消し塗膜層の一般
的な厚みは、0.1〜5μm程度である。
割合や塗膜の膜厚等は、ベースフィルムのヘイズ値が5
以上となるように適宜設定される。艶消し塗膜層の一般
的な厚みは、0.1〜5μm程度である。
【0021】本発明における転写層は、紫外線硬化樹脂
から形成される。これらの樹脂としては、例えば、エチ
レン性不飽和二重結合を分子内に1個以上有する化合物
の単体または混合物、カチオン重合性基を分子内に1個
以上有する化合物の単体または混合物などが挙げられ
る。具体的には、不飽和ポリエステル樹脂、ポリエステ
ルポリアクリレート樹脂、ポリエステルポリメタクリレ
ート樹脂、エポキシポリアクリレート樹脂、エポキシポ
リメタクリレート樹脂、ウレタンポリアクリレート樹
脂、ウレタンポリメタクリレート樹脂、アクリルポリア
クリレート樹脂、アクリルポリメタクリレート樹脂など
が挙げられる。これらの樹脂には、粘着性を低下させる
ことを目的として、例えば、飽和アクリル樹脂、飽和ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアリルフタレ
ート樹脂、セルロース樹脂、ブチラール樹脂、合成ゴ
ム、ポリスチレン樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体樹脂などが含まれていても
よい。
から形成される。これらの樹脂としては、例えば、エチ
レン性不飽和二重結合を分子内に1個以上有する化合物
の単体または混合物、カチオン重合性基を分子内に1個
以上有する化合物の単体または混合物などが挙げられ
る。具体的には、不飽和ポリエステル樹脂、ポリエステ
ルポリアクリレート樹脂、ポリエステルポリメタクリレ
ート樹脂、エポキシポリアクリレート樹脂、エポキシポ
リメタクリレート樹脂、ウレタンポリアクリレート樹
脂、ウレタンポリメタクリレート樹脂、アクリルポリア
クリレート樹脂、アクリルポリメタクリレート樹脂など
が挙げられる。これらの樹脂には、粘着性を低下させる
ことを目的として、例えば、飽和アクリル樹脂、飽和ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアリルフタレ
ート樹脂、セルロース樹脂、ブチラール樹脂、合成ゴ
ム、ポリスチレン樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体樹脂などが含まれていても
よい。
【0022】また、紫外線硬化させる場合、一般に光重
合開始剤が配合される。光重合開始剤としては、例え
ば、紫外線硬化樹脂用として通常用いられる公知の光重
合開始剤を用いることができる。
合開始剤が配合される。光重合開始剤としては、例え
ば、紫外線硬化樹脂用として通常用いられる公知の光重
合開始剤を用いることができる。
【0023】本発明において転写層は、一般にベースフ
ィルム上に塗装することにより塗膜として形成すること
ができる。このような塗料としては、溶剤系、水系、エ
マルジョン系などのいずれの塗料形態であってもよい。
ィルム上に塗装することにより塗膜として形成すること
ができる。このような塗料としては、溶剤系、水系、エ
マルジョン系などのいずれの塗料形態であってもよい。
【0024】また、本発明において転写層が、例えば化
粧板の表面にクリヤ層を形成するための転写層である場
合には、一般に無色透明な層として形成される。しかし
ながら、必要に応じて着色されていてもよい。
粧板の表面にクリヤ層を形成するための転写層である場
合には、一般に無色透明な層として形成される。しかし
ながら、必要に応じて着色されていてもよい。
【0025】本発明において転写層の厚みは、転写層が
用いられる用途に応じて適宜設定されるものであるが、
一般には1〜200μm程度が好ましく、さらに好まし
くは10〜100μm程度である。転写層を化粧板の表
面のクリヤ層として用いる場合、転写層の厚みが薄すぎ
ると、外観上の光沢感等が減少し意匠としての高級感が
無くなり、また耐久性及び耐傷つき防止性等が不十分と
なる場合がある。逆に、転写層が厚すぎると、転写層を
形成する際の乾燥工程等において時間を要したり、また
内部歪みによりクラック等が生じる場合がある。
用いられる用途に応じて適宜設定されるものであるが、
一般には1〜200μm程度が好ましく、さらに好まし
くは10〜100μm程度である。転写層を化粧板の表
面のクリヤ層として用いる場合、転写層の厚みが薄すぎ
ると、外観上の光沢感等が減少し意匠としての高級感が
無くなり、また耐久性及び耐傷つき防止性等が不十分と
なる場合がある。逆に、転写層が厚すぎると、転写層を
形成する際の乾燥工程等において時間を要したり、また
内部歪みによりクラック等が生じる場合がある。
【0026】ベースフィルムの厚みは、特に限定される
ものではないが、一般には10〜150μm程度が好ま
しく、さらに好ましくは20〜100μm程度である。
ベースフィルムの厚みが薄すぎると、剥離する際に破断
するおそれがあり、またベースフィルム上に塗装して転
写層を形成する場合には剛性が不十分となり、その取り
扱いが困難になる。逆に厚みが厚すぎる場合には、それ
に比例した効果が得られず経済的でない。また、ベース
フィルムを通して紫外線を照射する場合には、転写層に
到達する紫外線の量が減少するため好ましくない。
ものではないが、一般には10〜150μm程度が好ま
しく、さらに好ましくは20〜100μm程度である。
ベースフィルムの厚みが薄すぎると、剥離する際に破断
するおそれがあり、またベースフィルム上に塗装して転
写層を形成する場合には剛性が不十分となり、その取り
扱いが困難になる。逆に厚みが厚すぎる場合には、それ
に比例した効果が得られず経済的でない。また、ベース
フィルムを通して紫外線を照射する場合には、転写層に
到達する紫外線の量が減少するため好ましくない。
【0027】本発明の化粧板の製造方法は、表面にクリ
ヤ層を有する化粧板を製造する方法であり、上記本発明
の転写シートを、転写層が化粧板の上に重なるように圧
着する工程と、ベースフィルムを通して紫外線を転写層
に照射し、転写層を硬化させてクリヤ層を形成する工程
と、硬化させることによりクリヤ層とした転写層からベ
ースフィルムを剥離する工程とを備えることを特徴とし
ている。
ヤ層を有する化粧板を製造する方法であり、上記本発明
の転写シートを、転写層が化粧板の上に重なるように圧
着する工程と、ベースフィルムを通して紫外線を転写層
に照射し、転写層を硬化させてクリヤ層を形成する工程
と、硬化させることによりクリヤ層とした転写層からベ
ースフィルムを剥離する工程とを備えることを特徴とし
ている。
【0028】本発明の製造方法においては、上記本発明
の転写シートを用い化粧板上に圧着した後、ベースフィ
ルム側から紫外線を照射し転写層を硬化させる。ベース
フィルムは5以上のヘイズ値を有しているので、ベース
フィルム内を紫外線が通過する際、紫外線が適当に散乱
される。従ってベースフィルム上にゴミや埃等が付着し
ていても、それらの影響を受けるこなく、転写層全体を
均一に照射し硬化することができる。従って、従来のよ
うな硬化不良の部分を生じることがなく、ブリスター等
の発生を低減させることができる。
の転写シートを用い化粧板上に圧着した後、ベースフィ
ルム側から紫外線を照射し転写層を硬化させる。ベース
フィルムは5以上のヘイズ値を有しているので、ベース
フィルム内を紫外線が通過する際、紫外線が適当に散乱
される。従ってベースフィルム上にゴミや埃等が付着し
ていても、それらの影響を受けるこなく、転写層全体を
均一に照射し硬化することができる。従って、従来のよ
うな硬化不良の部分を生じることがなく、ブリスター等
の発生を低減させることができる。
【0029】化粧板は、一般に基材の上にベースコート
層を形成し、この上に図柄層を形成することにより調製
することができる。基材としては、特に限定されるもの
ではなく、例えば、住宅やビルディングなどの建築物に
おける内装材や外壁材などに用いられる基材が挙げられ
る。具体的な基材としては、例えば、石膏ボードなどの
石膏系基材類、パルプセメント板や木片セメント板など
の繊維セメント板類、コンクリート類、鉄やアルミニウ
ムなどの金属板類、板紙や石膏ボード紙などの紙類、ポ
リエチレンフィルムやポリプロピレンフィルム等の各種
樹脂フィルム類、木や合板などの木質基材類等が挙げら
れる。これらの基材は、板状であってもよいし、任意の
形状に成形されていてもよい。また、石膏ボード、珪酸
カルシウム板、ストレート板などの基材などの場合、一
般的に施されるシーラー材の塗布やサイジングシーラー
材の塗布及び表面平滑化などの表面調整が行われたもの
であってもよいことはいうまでもない。
層を形成し、この上に図柄層を形成することにより調製
することができる。基材としては、特に限定されるもの
ではなく、例えば、住宅やビルディングなどの建築物に
おける内装材や外壁材などに用いられる基材が挙げられ
る。具体的な基材としては、例えば、石膏ボードなどの
石膏系基材類、パルプセメント板や木片セメント板など
の繊維セメント板類、コンクリート類、鉄やアルミニウ
ムなどの金属板類、板紙や石膏ボード紙などの紙類、ポ
リエチレンフィルムやポリプロピレンフィルム等の各種
樹脂フィルム類、木や合板などの木質基材類等が挙げら
れる。これらの基材は、板状であってもよいし、任意の
形状に成形されていてもよい。また、石膏ボード、珪酸
カルシウム板、ストレート板などの基材などの場合、一
般的に施されるシーラー材の塗布やサイジングシーラー
材の塗布及び表面平滑化などの表面調整が行われたもの
であってもよいことはいうまでもない。
【0030】ベースコート層は、このような基材の上に
塗装または転写によって形成することができる。ベース
コート層を形成する樹脂としては特に限定されるもので
はないが、一般には熱硬化樹脂から形成される。ベース
コート層は、一般に図柄層の下地となるものであり、必
要に応じて顔料等の着色剤が含有される。
塗装または転写によって形成することができる。ベース
コート層を形成する樹脂としては特に限定されるもので
はないが、一般には熱硬化樹脂から形成される。ベース
コート層は、一般に図柄層の下地となるものであり、必
要に応じて顔料等の着色剤が含有される。
【0031】図柄層は、転写または印刷等の方法により
形成することができる。転写は、フィルムや、剥離剤を
コーティングした紙などの基材の上に、グラビア印刷、
オフセット印刷、スクリーン印刷などの印刷方法によっ
て所望の図柄を印刷して転写シートを作製し、この転写
シートを図柄が下になるようにしてベースコート層の上
に載せ加熱や加圧することにより行うことができる。ま
た、印刷による場合は、ベースコート層の上にグラビア
印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷などの印刷方法
によって図柄層を直接形成することができる。
形成することができる。転写は、フィルムや、剥離剤を
コーティングした紙などの基材の上に、グラビア印刷、
オフセット印刷、スクリーン印刷などの印刷方法によっ
て所望の図柄を印刷して転写シートを作製し、この転写
シートを図柄が下になるようにしてベースコート層の上
に載せ加熱や加圧することにより行うことができる。ま
た、印刷による場合は、ベースコート層の上にグラビア
印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷などの印刷方法
によって図柄層を直接形成することができる。
【0032】以上のようにして調製した化粧板の上に、
本発明の転写シートを用いて転写層を転写しクリヤ層を
形成することができる。なお、本発明の転写シートが用
いられる化粧板は、上記の構成のものに限定されるもの
ではなく、表面にクリヤ層を形成する化粧板であればい
ずれのものにも適用することができる。
本発明の転写シートを用いて転写層を転写しクリヤ層を
形成することができる。なお、本発明の転写シートが用
いられる化粧板は、上記の構成のものに限定されるもの
ではなく、表面にクリヤ層を形成する化粧板であればい
ずれのものにも適用することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。図1は、本発明の第1の局面に従う実施例の転
写シートを示す断面図ある。PETフィルムなどからな
るベースフィルム1の面1aには、凹凸が形成されてい
る。面1aの凹凸により、ベースフィルム1が、本発明
おいて規定するヘイズ値となるように調整されている。
このような凹凸は、例えばサンドを衝突させて表面を粗
面化するブラスト処理や、フィルムを成形する際のマッ
ト加工等により形成することができる。本実施例におい
て、ベースフィルム1の反対側の面1bには凹凸が形成
されておらず、フラットな面となっている。このフラッ
トな面1b上に、紫外線硬化樹脂からなる転写層2が設
けられている。転写層2の上には、保護フラット3が設
けられている。保護フィルム3は、転写層2にゴミ等が
付着するのを防止すると共に、転写シートの取扱いを容
易にするため設けられるものであり、通常、低密度ポリ
エチレン(LDPE)などのポリオレフィン系樹脂等か
らなるフィルムが用いられる。
明する。図1は、本発明の第1の局面に従う実施例の転
写シートを示す断面図ある。PETフィルムなどからな
るベースフィルム1の面1aには、凹凸が形成されてい
る。面1aの凹凸により、ベースフィルム1が、本発明
おいて規定するヘイズ値となるように調整されている。
このような凹凸は、例えばサンドを衝突させて表面を粗
面化するブラスト処理や、フィルムを成形する際のマッ
ト加工等により形成することができる。本実施例におい
て、ベースフィルム1の反対側の面1bには凹凸が形成
されておらず、フラットな面となっている。このフラッ
トな面1b上に、紫外線硬化樹脂からなる転写層2が設
けられている。転写層2の上には、保護フラット3が設
けられている。保護フィルム3は、転写層2にゴミ等が
付着するのを防止すると共に、転写シートの取扱いを容
易にするため設けられるものであり、通常、低密度ポリ
エチレン(LDPE)などのポリオレフィン系樹脂等か
らなるフィルムが用いられる。
【0034】しかしながら、本発明の転写シートは、こ
のような保護フィルム3を用いないものであってもよ
い。すなわち、転写シートをロール状に巻取り運搬及び
保管を行ってもよい。図1に示す実施例においては、転
写シートをロール状に巻き取ると、ベースフィルム1の
凹凸が形成された面1aと転写層2が接するようにして
ロール状に巻き取られる。従って、凹凸面1aと接する
転写層2の面に、凹凸が形成される場合がある。このよ
うな凹凸面の形成が好ましくない場合は、後述する図2
及び図3に示す本発明の第2の局面及び第3の局面に従
う転写シートを用いることができる。転写シートをロー
ル状に巻取って取り扱う場合、ロール状に巻き取った際
転写層2が接するベースフィルム1の面には、剥離を容
易にするため剥離性の処理が施されていることが好まし
い。
のような保護フィルム3を用いないものであってもよ
い。すなわち、転写シートをロール状に巻取り運搬及び
保管を行ってもよい。図1に示す実施例においては、転
写シートをロール状に巻き取ると、ベースフィルム1の
凹凸が形成された面1aと転写層2が接するようにして
ロール状に巻き取られる。従って、凹凸面1aと接する
転写層2の面に、凹凸が形成される場合がある。このよ
うな凹凸面の形成が好ましくない場合は、後述する図2
及び図3に示す本発明の第2の局面及び第3の局面に従
う転写シートを用いることができる。転写シートをロー
ル状に巻取って取り扱う場合、ロール状に巻き取った際
転写層2が接するベースフィルム1の面には、剥離を容
易にするため剥離性の処理が施されていることが好まし
い。
【0035】図1に示す実施例では、ベースフィルム1
の面1aにのみ凹凸が形成されているが、必要に応じて
転写層2と接する面1bに凹凸を形成してもよい。この
ように面1bにも凹凸を形成することにより、さらに紫
外線散乱の効果を高めることができ、より均一に転写層
2に紫外線を照射することができる。しかしながら、面
1bに凹凸を形成すると、転写層2にも同様の凹凸が形
成されるため、このような転写シートから形成されるク
リヤ層は、マット調のものになる。クリヤ層の表面をフ
ラットにするためには、図1に示す実施例のように転写
層2と接する面1bをフラットな面とすることが好まし
い。
の面1aにのみ凹凸が形成されているが、必要に応じて
転写層2と接する面1bに凹凸を形成してもよい。この
ように面1bにも凹凸を形成することにより、さらに紫
外線散乱の効果を高めることができ、より均一に転写層
2に紫外線を照射することができる。しかしながら、面
1bに凹凸を形成すると、転写層2にも同様の凹凸が形
成されるため、このような転写シートから形成されるク
リヤ層は、マット調のものになる。クリヤ層の表面をフ
ラットにするためには、図1に示す実施例のように転写
層2と接する面1bをフラットな面とすることが好まし
い。
【0036】図2は、本発明の第2の局面に従う実施例
の転写シートを示す断面図である。ベースフィルム4に
は、ベースフィルム4を形成する樹脂よりも屈折率の高
い粒子5が分散して含有されている。例えば、酸化チタ
ンなどの粒子が分散されている。粒子5は、ベースフィ
ルム4を成形する際に樹脂と溶融混練することにより含
有させることができる。このような粒子5を分散して含
有することにより、本発明において規定するヘイズ値と
なるように調整されている。
の転写シートを示す断面図である。ベースフィルム4に
は、ベースフィルム4を形成する樹脂よりも屈折率の高
い粒子5が分散して含有されている。例えば、酸化チタ
ンなどの粒子が分散されている。粒子5は、ベースフィ
ルム4を成形する際に樹脂と溶融混練することにより含
有させることができる。このような粒子5を分散して含
有することにより、本発明において規定するヘイズ値と
なるように調整されている。
【0037】図3は、本発明の第3の局面に従う実施例
の転写シートを示す断面図である。図3に示す実施例に
おいては、図1及び図2に示す実施例のベースフィルム
と同様のフィルム7の面7aの上に、艶消し塗膜8を形
成することにより、ベースフィルム6が構成されてい
る。フィルム7は、例えば、PETフィルムなどから構
成される。艶消し塗膜8は、シリカなどの艶消し材を含
有するウレタン塗料をフィルム7の面7aの上に塗布し
た後乾燥することにより形成することができる。本実施
例において、ベースフィルム6は、フィルム7の上に艶
消し塗膜8を設けることにより、本発明に規定するヘイ
ズ値となるように調整されている。
の転写シートを示す断面図である。図3に示す実施例に
おいては、図1及び図2に示す実施例のベースフィルム
と同様のフィルム7の面7aの上に、艶消し塗膜8を形
成することにより、ベースフィルム6が構成されてい
る。フィルム7は、例えば、PETフィルムなどから構
成される。艶消し塗膜8は、シリカなどの艶消し材を含
有するウレタン塗料をフィルム7の面7aの上に塗布し
た後乾燥することにより形成することができる。本実施
例において、ベースフィルム6は、フィルム7の上に艶
消し塗膜8を設けることにより、本発明に規定するヘイ
ズ値となるように調整されている。
【0038】図4は、表面にクリヤ層が形成される化粧
板を示す断面図である。このような化粧板の上に、図1
〜図3に示す各実施例の転写シートを用いて転写層を転
写しクリヤ層を形成することができる。
板を示す断面図である。このような化粧板の上に、図1
〜図3に示す各実施例の転写シートを用いて転写層を転
写しクリヤ層を形成することができる。
【0039】図4に示す化粧板においては、基材10の
上に着色剤を含有したベースコート層11が設けられ、
ベースコート層11の上に所定の模様の図柄層12が設
けられている。例えば、図1に示す実施例の転写シート
の保護フィルム3を転写層2から剥離し、転写層2をベ
ースコート層11及び図柄層12の上に載せ、転写層2
をベースコート層11及び図柄層12の上に圧着する。
この際、転写層2は通常、常温で非流動性の樹脂である
ので、化粧板の上に圧着するには、このような転写層2
の樹脂を軟化し、流動性及び接着性を有する状態にする
必要がある。このため、通常、化粧板を予め加熱してお
き、加熱した化粧板に転写シートを貼り付け、熱ロール
を用いて加熱しながら圧着する。化粧板の加熱温度は、
一般に60〜90℃程度であり、熱ロールの温度は、一
般に100〜250℃程度である。このようにしてベー
スコート層11及び図柄層12の上に転写シートを載
せ、転写層2を熱圧着する。
上に着色剤を含有したベースコート層11が設けられ、
ベースコート層11の上に所定の模様の図柄層12が設
けられている。例えば、図1に示す実施例の転写シート
の保護フィルム3を転写層2から剥離し、転写層2をベ
ースコート層11及び図柄層12の上に載せ、転写層2
をベースコート層11及び図柄層12の上に圧着する。
この際、転写層2は通常、常温で非流動性の樹脂である
ので、化粧板の上に圧着するには、このような転写層2
の樹脂を軟化し、流動性及び接着性を有する状態にする
必要がある。このため、通常、化粧板を予め加熱してお
き、加熱した化粧板に転写シートを貼り付け、熱ロール
を用いて加熱しながら圧着する。化粧板の加熱温度は、
一般に60〜90℃程度であり、熱ロールの温度は、一
般に100〜250℃程度である。このようにしてベー
スコート層11及び図柄層12の上に転写シートを載
せ、転写層2を熱圧着する。
【0040】図5は、以上のようにして転写層2をベー
スコート層11及び図柄層12の上に熱圧着した状態を
示す断面図である。この状態で、ベースフィルム1の上
方から紫外線を照射する。紫外線は、ベースフィルム1
中を通り転写層2に照射される。
スコート層11及び図柄層12の上に熱圧着した状態を
示す断面図である。この状態で、ベースフィルム1の上
方から紫外線を照射する。紫外線は、ベースフィルム1
中を通り転写層2に照射される。
【0041】図6は、紫外線20を照射して、転写層を
硬化しクリヤ層13とした時の状態を示す断面図であ
る。図6に示すように、紫外線20はベースフィルム1
の凹凸面1aを通り、ベースフィルム1中を通過して転
写層(クリヤ層13)に照射される。図7に示すよう
に、紫外線20は、ベースフィルムの凹凸面1aに入射
する際散乱され、散乱された状態で転写層(クリヤ層)
に照射される。従って、ベースフィルム1にゴミや埃等
が付着していても、その影響を受けることなく、転写層
(クリヤ層)全体に均一に紫外線を照射することができ
る。
硬化しクリヤ層13とした時の状態を示す断面図であ
る。図6に示すように、紫外線20はベースフィルム1
の凹凸面1aを通り、ベースフィルム1中を通過して転
写層(クリヤ層13)に照射される。図7に示すよう
に、紫外線20は、ベースフィルムの凹凸面1aに入射
する際散乱され、散乱された状態で転写層(クリヤ層)
に照射される。従って、ベースフィルム1にゴミや埃等
が付着していても、その影響を受けることなく、転写層
(クリヤ層)全体に均一に紫外線を照射することができ
る。
【0042】なお、図2に示す実施例の転写シートを用
いた場合にも、同様にベースフィルム4中に分散して含
有された粒子5により紫外線が散乱され、散乱された状
態で転写層(クリヤ層)に紫外線が照射される。図3に
示す実施例を用いた場合にも同様に、紫外線が艶消し塗
膜8を通過する際に散乱され、散乱された状態で転写層
(クリヤ層)に照射される。従って、図2及び図3に示
す各実施例の転写シートを用いた場合にも同様に、ベー
スフィルム上にゴミや埃等が付着していても、転写層
(クリヤ層)全体に均一に紫外線を照射し硬化させるこ
とができる。
いた場合にも、同様にベースフィルム4中に分散して含
有された粒子5により紫外線が散乱され、散乱された状
態で転写層(クリヤ層)に紫外線が照射される。図3に
示す実施例を用いた場合にも同様に、紫外線が艶消し塗
膜8を通過する際に散乱され、散乱された状態で転写層
(クリヤ層)に照射される。従って、図2及び図3に示
す各実施例の転写シートを用いた場合にも同様に、ベー
スフィルム上にゴミや埃等が付着していても、転写層
(クリヤ層)全体に均一に紫外線を照射し硬化させるこ
とができる。
【0043】図8は、以上のようにして転写層に紫外線
を照射しクリヤ層13とした後ベースフィルムを剥離し
た状態を示す断面図である。本発明によれば、転写層に
紫外線を均一に照射し硬化させてクリヤ層13を形成す
ることができるので、クリヤ層13に硬化不良の部分が
形成されることがなく、従って耐温水試験や耐熱水試験
においてブリスター等の少ないクリヤ層13を形成する
ことができる。
を照射しクリヤ層13とした後ベースフィルムを剥離し
た状態を示す断面図である。本発明によれば、転写層に
紫外線を均一に照射し硬化させてクリヤ層13を形成す
ることができるので、クリヤ層13に硬化不良の部分が
形成されることがなく、従って耐温水試験や耐熱水試験
においてブリスター等の少ないクリヤ層13を形成する
ことができる。
【0044】以上、本発明に従う実施例の転写シートを
用いて、化粧板の表面にクリヤ層を形成する例について
説明したが、本発明の転写シートの用途はこのような化
粧板表面のクリヤ層形成の用途に限定されるものではな
く、その他の用途にも用いることができものである。
用いて、化粧板の表面にクリヤ層を形成する例について
説明したが、本発明の転写シートの用途はこのような化
粧板表面のクリヤ層形成の用途に限定されるものではな
く、その他の用途にも用いることができものである。
【0045】また、本発明に従う転写シートとして、図
1〜図3に具体的な実施例を示したが、本発明の転写シ
ートはこれに限定されるものではない。また、本発明に
従う転写シートとして、ベースフィルム上に転写層を設
け、この上に図柄層及びベースコート層を形成し、ベー
スコート層、図柄層及び転写層(クリヤ層)を一体的に
転写するような転写シートとしてもよい。この場合、さ
らにベースコート層の上に接着層を設け、この接着層に
より基材上にベースコート層、図柄層及び転写層(クリ
ヤ層)を転写し得るような転写シートとしてもよい。
1〜図3に具体的な実施例を示したが、本発明の転写シ
ートはこれに限定されるものではない。また、本発明に
従う転写シートとして、ベースフィルム上に転写層を設
け、この上に図柄層及びベースコート層を形成し、ベー
スコート層、図柄層及び転写層(クリヤ層)を一体的に
転写するような転写シートとしてもよい。この場合、さ
らにベースコート層の上に接着層を設け、この接着層に
より基材上にベースコート層、図柄層及び転写層(クリ
ヤ層)を転写し得るような転写シートとしてもよい。
【0046】
【実施例】紫外線硬化樹脂の調製 アクリル系ポリマー(日本合成化学工業社製、商品名
「コーポニール1355」)67重量部、ウレタンアク
リレート(新中村化学社製、商品名「NKエステル A
−6HA」)60重量部、トルエン80重量部、酢酸エ
チル50重量部、及び光重合開始剤(チバガイギー社
製、商品名「イルガキュア184」)5重量部を均一に
溶解し、固形分が40重量%の紫外線硬化樹脂を調製し
た。得られた紫外線硬化樹脂を用いて紫外線硬化樹脂の
塗料溶液を調製した。粘度は、酢酸エチルで250cp
に調整した。
「コーポニール1355」)67重量部、ウレタンアク
リレート(新中村化学社製、商品名「NKエステル A
−6HA」)60重量部、トルエン80重量部、酢酸エ
チル50重量部、及び光重合開始剤(チバガイギー社
製、商品名「イルガキュア184」)5重量部を均一に
溶解し、固形分が40重量%の紫外線硬化樹脂を調製し
た。得られた紫外線硬化樹脂を用いて紫外線硬化樹脂の
塗料溶液を調製した。粘度は、酢酸エチルで250cp
に調整した。
【0047】実施例1 ベースフィルムとして、片面をブラスト処理することに
より半透明化したPETフィルム(厚み50μm、ヘイ
ズ値25、波長365nmにおける光線透過率77%)
を用い、ブラスト処理していない面の上にリバースロー
ルコーターにより上記紫外線硬化樹脂の塗料溶液を、乾
燥後の厚みが40μmとなるように塗装した。20秒間
セッティングした後、80℃で5分間乾燥し転写シート
を得た。
より半透明化したPETフィルム(厚み50μm、ヘイ
ズ値25、波長365nmにおける光線透過率77%)
を用い、ブラスト処理していない面の上にリバースロー
ルコーターにより上記紫外線硬化樹脂の塗料溶液を、乾
燥後の厚みが40μmとなるように塗装した。20秒間
セッティングした後、80℃で5分間乾燥し転写シート
を得た。
【0048】次に、白色塗料(日本ペイント社製、商品
名「ルリール310NSホワイト」)を塗装したスレー
ト板を用意した。このスレート板を80℃に加熱した
後、その上に転写層が重なるように転写シートを載せ、
表面温度が140℃の熱ロールを用いて加熱しながら圧
着した。
名「ルリール310NSホワイト」)を塗装したスレー
ト板を用意した。このスレート板を80℃に加熱した
後、その上に転写層が重なるように転写シートを載せ、
表面温度が140℃の熱ロールを用いて加熱しながら圧
着した。
【0049】転写シートを圧着したスレート板を、集光
型反射板を使用した120W/cmの高圧水銀灯の下を
10m/分の速度で通過させることにより、ベースフィ
ルムを通して転写シート中の転写層に紫外線を照射し、
転写層を硬化させクリヤ層とした。
型反射板を使用した120W/cmの高圧水銀灯の下を
10m/分の速度で通過させることにより、ベースフィ
ルムを通して転写シート中の転写層に紫外線を照射し、
転写層を硬化させクリヤ層とした。
【0050】ベースフィルムを剥離した後、クリヤ層を
形成したスレート板を沸騰水中に4時間浸漬した後、そ
の表面状態を観察した。10cm四方のテストピース中
に発生した1mm以下の微小なブリスターの個数を数え
ることにより、ブリスターの発生について評価した。評
価結果を表1に示す。
形成したスレート板を沸騰水中に4時間浸漬した後、そ
の表面状態を観察した。10cm四方のテストピース中
に発生した1mm以下の微小なブリスターの個数を数え
ることにより、ブリスターの発生について評価した。評
価結果を表1に示す。
【0051】実施例2 ベースフィルムとして、酸化チタンを含有させることに
より半透明化したPETフィルム(厚み50μm、ヘイ
ズ値20、波長365nmにおける光線透過率70%)
を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転写シート
を作製し、これを用いてスレート板の上にクリヤ層を形
成して耐熱水試験を行い、ブリスターの発生について評
価した。評価結果を表1に示す。
より半透明化したPETフィルム(厚み50μm、ヘイ
ズ値20、波長365nmにおける光線透過率70%)
を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転写シート
を作製し、これを用いてスレート板の上にクリヤ層を形
成して耐熱水試験を行い、ブリスターの発生について評
価した。評価結果を表1に示す。
【0052】実施例3 ベースフィルムとして、酸化チタンを含有させることに
より半透明化したPETフィルム(厚み75μm、ヘイ
ズ値30、波長365nmにおける光線透過率60%)
を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転写シート
を作製し、これを用いてスレート板の上にクリヤ層を形
成して耐熱水試験を行い、ブリスターの発生について評
価した。評価結果を表1に示す。
より半透明化したPETフィルム(厚み75μm、ヘイ
ズ値30、波長365nmにおける光線透過率60%)
を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転写シート
を作製し、これを用いてスレート板の上にクリヤ層を形
成して耐熱水試験を行い、ブリスターの発生について評
価した。評価結果を表1に示す。
【0053】実施例4 ベースフィルムとして、表面に艶消し塗料を塗布するこ
とにより半透明化したPETフィルム(厚み50μm、
ヘイズ値25、波長365nmにおける光線透過率75
%)を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転写シ
ートを作製し、これを用いてスレート板の上にクリヤ層
を形成し、耐熱水試験におけるブリスターの発生につい
て評価した。評価結果を表1に示す。なお、艶消し塗料
としては、艶消し材としてナックスマルチフラットベー
ス(商品名、日本ペイント社製)をウレタン樹脂(固形
分40重量%)に、30重量%添加したものを5μm塗
布した。
とにより半透明化したPETフィルム(厚み50μm、
ヘイズ値25、波長365nmにおける光線透過率75
%)を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転写シ
ートを作製し、これを用いてスレート板の上にクリヤ層
を形成し、耐熱水試験におけるブリスターの発生につい
て評価した。評価結果を表1に示す。なお、艶消し塗料
としては、艶消し材としてナックスマルチフラットベー
ス(商品名、日本ペイント社製)をウレタン樹脂(固形
分40重量%)に、30重量%添加したものを5μm塗
布した。
【0054】実施例5 ベースフィルムとして、表面に艶消し塗料を塗布するこ
とにより半透明化したPETフィルム(厚み50μm、
ヘイズ値10、波長365nmにおける光線透過率77
%)を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転写シ
ートを作製し、これを用いてスレート板の上にクリヤ層
を形成し、耐熱水試験におけるブリスターの発生につい
て評価した。評価結果を表1に示す。なお、艶消し塗料
としては、艶消し材としてナックスマルチフラットベー
ス(商品名、日本ペイント社製)をウレタン樹脂(固形
分40重量%)に、10重量%添加したものを3μm塗
布した。
とにより半透明化したPETフィルム(厚み50μm、
ヘイズ値10、波長365nmにおける光線透過率77
%)を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転写シ
ートを作製し、これを用いてスレート板の上にクリヤ層
を形成し、耐熱水試験におけるブリスターの発生につい
て評価した。評価結果を表1に示す。なお、艶消し塗料
としては、艶消し材としてナックスマルチフラットベー
ス(商品名、日本ペイント社製)をウレタン樹脂(固形
分40重量%)に、10重量%添加したものを3μm塗
布した。
【0055】比較例1 ベースフィルムとして透明なPETフィルム(厚み50
μm、ヘイズ値3、波長365nmにおける光線透過率
77%)を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転
写シートを作製し、これを用いてスレート板の上にクリ
ヤ層を形成し、耐熱水試験におけるブリスターの発生に
ついて評価した。評価結果を表1に示す。
μm、ヘイズ値3、波長365nmにおける光線透過率
77%)を用いる以外は、上記実施例1と同様にして転
写シートを作製し、これを用いてスレート板の上にクリ
ヤ層を形成し、耐熱水試験におけるブリスターの発生に
ついて評価した。評価結果を表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】表1から明らかなように、本発明に従い、
ヘイズ値5以上のベースフィルムの転写シートを用いて
紫外線を照射しクリヤ層を形成した場合には、ブリスタ
ーの発生が著しく低減されることがわかる。
ヘイズ値5以上のベースフィルムの転写シートを用いて
紫外線を照射しクリヤ層を形成した場合には、ブリスタ
ーの発生が著しく低減されることがわかる。
【0058】
【発明の効果】本発明の転写シートを用いてクリヤ層を
形成することにより、耐温水試験や耐熱水試験において
ブリスターの発生を著しく低減することができる。
形成することにより、耐温水試験や耐熱水試験において
ブリスターの発生を著しく低減することができる。
【0059】本発明の化粧板の製造方法に従い、本発明
の転写シートを用いることにより、化粧板クリヤ層の耐
温水試験や耐熱水試験においてブリスター等の発生を著
しく低減させることができる。
の転写シートを用いることにより、化粧板クリヤ層の耐
温水試験や耐熱水試験においてブリスター等の発生を著
しく低減させることができる。
【図1】本発明に従う一実施例の転写シートを示す断面
図。
図。
【図2】本発明に従う他の実施例の転写シートを示す断
面図。
面図。
【図3】本発明に従うさらに他の実施例の転写シートを
示す断面図。
示す断面図。
【図4】クリヤ層を転写により形成する化粧板を示す断
面図。
面図。
【図5】図4に示す化粧板の上に保護フィルムを剥離し
た転写シートを圧着した状態を示す断面図。
た転写シートを圧着した状態を示す断面図。
【図6】転写シートに紫外線を照射して硬化させたとき
の状態を示す断面図。
の状態を示す断面図。
【図7】紫外線がベースフィルムにより散乱される状態
を説明するための模式図。
を説明するための模式図。
【図8】転写層を硬化してクリヤ層とした後ベースフィ
ルムを剥離した状態を示す断面図。
ルムを剥離した状態を示す断面図。
1…ベースフィルム 1a…紫外線入射側の凹凸面 1b…転写層側のフラットな面 2…転写層 3…保護フィルム 4…ベースフィルム 5…高い屈折率を有する粒子 6…ベースフィルム 7…ベースフィルムを支持するフィルム 8…艶消し塗膜 10…基板 11…ベースコート層 12…図柄層 13…クリヤ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北嶋 義和 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内 Fターム(参考) 3B005 EB01 EB09 FA04 FA08 FA12 FB13 FB15 FC08Y FE11 FG01X FG04X GA02 GD10
Claims (9)
- 【請求項1】 ベースフィルム上に紫外線硬化樹脂から
なる転写層が設けられ、該転写層を硬化させるためベー
スフィルム側から紫外線が照射される転写シートにおい
て、 前記ベースフィルムとして、ヘイズ値が5以上であるフ
ィルムを用いることを特徴とする転写シート。 - 【請求項2】 前記ベースフィルムの350nm〜45
0nmの波長における光線透過率が50%以上であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の転写シート。 - 【請求項3】 前記ベースフィルムの紫外線入射側の面
に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1また
は2に記載の転写シート。 - 【請求項4】 前記凹凸面がブラスト処理により形成さ
れていることを特徴とする請求項3に記載の転写シー
ト。 - 【請求項5】 前記凹凸面がフィルム成形の際のマット
加工により形成されていることを特徴とする請求項3に
記載の転写シート。 - 【請求項6】 前記ベースフィルムの転写層側の面がフ
ラットな面であることを特徴とする請求項3〜5のいず
れか1項に記載の転写シート。 - 【請求項7】 前記ベースフィルム中にフィルムを形成
する樹脂よりも屈折率の高い粒子が分散して含有されて
いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
載の転写シート。 - 【請求項8】 前記ベースフィルム中に艶消し塗膜層が
設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
か1項に記載の転写シート。 - 【請求項9】 表面にクリヤ層を有する化粧板を製造す
る方法であって、 請求項1〜8のいずれか1項に記載の転写シートを、転
写層が化粧板の上に重なるように圧着する工程と、 ベースフィルムを通して紫外線を転写層に照射し転写層
を重合し硬化させてクリヤ層を形成する工程と、 硬化させることによりクリヤ層とした転写層からベース
フィルムを剥離する工程とを備える化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10246753A JP2000071692A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 転写シート及びそれを用いた化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10246753A JP2000071692A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 転写シート及びそれを用いた化粧板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000071692A true JP2000071692A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17153154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10246753A Pending JP2000071692A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 転写シート及びそれを用いた化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000071692A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009255556A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-11-05 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 液圧転写方法及び液圧転写品 |
| CN111587181A (zh) * | 2018-03-29 | 2020-08-25 | Nissha株式会社 | 显示面板及其制造方法 |
-
1998
- 1998-09-01 JP JP10246753A patent/JP2000071692A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009255556A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-11-05 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 液圧転写方法及び液圧転写品 |
| CN111587181A (zh) * | 2018-03-29 | 2020-08-25 | Nissha株式会社 | 显示面板及其制造方法 |
| CN111587181B (zh) * | 2018-03-29 | 2022-12-09 | Nissha株式会社 | 显示面板及其制造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2005030486A1 (ja) | 化粧材 | |
| WO1995031737A1 (en) | Glare-proof film | |
| JP5353605B2 (ja) | 床材用化粧シート及びその製造方法 | |
| JPH0557120B2 (ja) | ||
| JP2001180190A (ja) | 転写シート | |
| JP2000071692A (ja) | 転写シート及びそれを用いた化粧板の製造方法 | |
| JP3879284B2 (ja) | 表面処理を施された樹脂板 | |
| JP2002316390A (ja) | 化粧板及びその製造方法 | |
| JPH1128799A (ja) | 化粧板およびその製造方法 | |
| JP5141008B2 (ja) | 化粧シートおよびそれを用いた化粧板 | |
| JP5407253B2 (ja) | 化粧材及びその製造方法 | |
| JP2893770B2 (ja) | 化粧シートの製造方法 | |
| JP2022117396A (ja) | 抗ウイルス性デスク又はテーブルマット | |
| JP2950599B2 (ja) | 転写シート | |
| JP5119639B2 (ja) | 床材用化粧シート | |
| JP2001152027A (ja) | 転写シート用放射線硬化樹脂組成物、それを用いた転写シートおよび化粧板の製造方法 | |
| JP2001152073A (ja) | 転写シート用放射線硬化樹脂組成物、それを用いた転写シートおよび化粧板の製造方法 | |
| JP2709719B2 (ja) | 化粧板及びその製造方法 | |
| JP5141842B2 (ja) | 化粧シートおよびそれを用いた化粧板 | |
| JP2000001095A (ja) | 転写シート及びその製造方法並びに化粧板の製造方法 | |
| JP4212660B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JPS6225427B2 (ja) | ||
| JPH11333368A (ja) | 化粧板用図柄シート及びその製造方法 | |
| JP3310742B2 (ja) | 鏡面化粧板の製造方法 | |
| JPH06400B2 (ja) | 化粧板の製造方法 |