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JP2000068102A - 抵抗器 - Google Patents

抵抗器

Info

Publication number
JP2000068102A
JP2000068102A JP10238326A JP23832698A JP2000068102A JP 2000068102 A JP2000068102 A JP 2000068102A JP 10238326 A JP10238326 A JP 10238326A JP 23832698 A JP23832698 A JP 23832698A JP 2000068102 A JP2000068102 A JP 2000068102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
holes
pair
resistor
metal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10238326A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Ito
政昭 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10238326A priority Critical patent/JP2000068102A/ja
Publication of JP2000068102A publication Critical patent/JP2000068102A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、抵抗器に高電力の負荷が印加され
た場合においても、周辺に実装される他部品の熱劣化
や、はんだ付け部のはんだクラックの発生を防止できる
抵抗器を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 端部からほぼ等間隔に位置する上下面を
貫通する一対の貫通穴12,13を有する基板11と、
前記一対の貫通穴12,13及びこの一対の貫通穴1
2,13に挟まれた前記基板11の中央部下面を通り且
つ前記一対の貫通穴12,13に挟まれた前記基板11
の中央部を除いた基板の上面の両端部面に沿うよう設け
られた金属板16とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路中の電流
値を電圧値として検出するための電流検出用の抵抗器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の抵抗器として、特開平6
−20802号公報に記載されたものが知られている。
【0003】以下、従来の抵抗器について、図面を参照
しながら説明する。図10(a)は従来の抵抗器の斜視
図、図10(b)は同断面図である。
【0004】図10(a)(b)において、1は抵抗部
で、両端に1対の端子部2,3が設けられ、抵抗部1と
一対の端子部2,3は一体構造の同一金属で構成されて
いる。なお、抵抗部1は実装基板面から距離を保つため
に一対の端子部2,3に対して所定の間隔を有してい
る。4は抵抗部1の周囲を覆うように設けられた絶縁材
料であり、保護と熱放散の働きをもっている。
【0005】以上のように構成された従来の抵抗器につ
いて、以下にその製造方法を図面を参照しながら説明す
る。
【0006】図11は従来の抵抗器の製造方法を示す工
程図である。まず、図11(a)(b)に示すように、
所定の抵抗値を有する金属で抵抗部1と、抵抗部1の両
端に端子部2,3を形成し、面実装のために抵抗部1に
対して端子部2,3を下方に折り曲げる。
【0007】最後に図11(c)に示すように、抵抗部
1の周りに絶縁材料4を被覆して、従来の抵抗器を製造
するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の抵抗器は、抵抗器の高電力の負荷が印加された
場合、抵抗部と絶縁材料との接触面積が小さいため、抵
抗器表面が非常に高温になり、また、このとき高温とな
った熱が端子部を通るため抵抗器のはんだ付け部の温度
も非常に高くなる。
【0009】従って、抵抗器の周辺に実装される他の部
品が熱劣化しやすく、また、はんだ付け部の温度上昇に
よってはんだ付け部の信頼性が劣化しやすくなるという
課題を有していた。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、抵抗器に高電力の負荷が印加された場合において
も、周辺に実装される他部品の熱劣化や、はんだ付け部
の信頼性の劣化を防止できる抵抗器を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の抵抗器は、端部からほぼ等間隔に位置する上
下面を貫通する一対の貫通穴を有する基板と、前記一対
の貫通穴及びこの一対の貫通穴に挟まれた前記基板の中
央部下面を通り且つ前記一対の貫通穴に挟まれた前記基
板の中央部を除いた基板端部の上面に沿うよう設けられ
た金属板とで構成したもので、これにより高電力を印加
された場合においても、周辺に実装される他部品の熱劣
化や、はんだ付け部の信頼性の劣化を防止できる抵抗器
が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、端部からほぼ等間隔に位置する上下面を貫通する一
対の貫通穴を有する基板と、前記一対の貫通穴及びこの
一対の貫通穴に挟まれた前記基板の中央部下面を通り且
つ前記一対の貫通穴に挟まれた前記基板の中央部を除い
た基板端部の上面に沿うように設けられた金属板とから
なるもので、この構成によれば、金属板が一対の貫通穴
とこの一対の貫通穴に挟まれた基板の中央部下面、及び
基板の上面の両端部面を通るため、金属板全体が基板面
に接し、これにより金属板と基板の接触面積が大きくな
るため、基板全体を熱放散のために有効利用できる。従
って、抵抗器に高電力の負荷が印加された場合において
も、抵抗器表面の温度上昇を低減でき、これにより周
辺に実装される他部品の熱劣化の防止や、さらには、
はんだ付け部の温度の上昇を低減でき、これによりはん
だ付け部の信頼性の劣化の防止ができるという作用を有
するものである。
【0013】請求項2に記載の発明は、一対の貫通穴に
挟まれた基板の中央部上面を、前記基板の中央部を除い
た基板の上面に金属板の厚みを加えた面より凸にしたも
ので、この構成によれば、金属板全体が基板面に接し、
これにより金属板と基板の接触面積が大きくなると同時
に金属板全体が接する基板の体積が大きくなるため、熱
の放散性が良くなる。従って、抵抗器に高電力の負荷が
印加された場合においても、抵抗器表面の温度上昇を
低減でき、これにより周辺に実装される他部品の熱劣化
や、さらには、はんだ付け部の温度の上昇を低減で
き、これによりはんだ付け部の信頼性の劣化を、より効
果的に防止することに加え、金属板全体が基板面に接
し、これにより金属板と基板の接触面積が大きくなると
同時に基板の中央部上面を厚くしたため、基板の体積が
大きくなり、これにより抵抗器の自動機により面実装
する際の部品吸着性の安定性が高まり自動実装性を向上
できるという作用を有するものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、一対の貫通穴間
に挟まれた基板の中央部下面を、前記基板中央部を除い
た基板の下面に金属板の厚みを加えた面より凹にしたも
ので、この構成によれば、一対の貫通穴に挟まれた基板
の中央部下面と実装基板間の距離を保つことができるた
め、抵抗器からはんだ付け部への熱伝導が抑制され、
これによりはんだ付け部の信頼性が向上し、抵抗器本
体下へも配線パターンを形成することが可能となり、高
密度実装に対応できることに加えて、金属板全体が接す
る基板の体積が大きくなるため、熱の放散性が良くな
る。従って、抵抗器の高電力の負荷が印加された場合に
おいても、抵抗器表面の温度上昇を低減でき、これに
より周辺に実装される他部品の熱劣化や、さらにはは
んだ付け部の温度の上昇を低減でき、これによりはんだ
付け部の信頼性の劣化を、より効果的に防止するという
作用を有するものである。
【0015】請求項4に記載の発明は、金属板を、一対
の貫通穴に挟まれた前記基板の中央部を除いた基板端部
の端面及び下面に沿うように一体に設けたもので、この
構成によれば、金属板と基板の接触面積をさらに大きく
できるため、熱の放散性が良くなる。従って、抵抗器に
高電力の負荷が印加された場合においても、抵抗器表
面の温度上昇を低減でき、これにより周辺に実装される
他部品の熱劣化や、さらには、はんだ付け部の温度の
上昇を低減でき、これによりはんだ付け部の信頼性の劣
化を、より効果的に防止することに加え、端子部が基板
の端面や下面に設けられるため、はんだ付けの面積が大
きくなり、これにより実装基板への実装性が良くなる
という作用を有するものである。
【0016】請求項5に記載の発明は、端部からほぼ等
間隔に位置する上下面を貫通する一対の貫通穴を有する
基板と、前記一対の貫通穴及びこの一対の貫通穴に挟ま
れた前記基板の中央部下面を通り且つ前記一対の貫通穴
に挟まれた前記基板の中央部を除いた基板端部の上面に
沿うように設けられた金属板と、基板端部の上面、端面
及び下面を覆うように設けられ前記金属板と電気的に接
続された金属キャップとからなるもので、この構成によ
れば、実装基板に接する部分が金属板ではなく金属キャ
ップになるため、実装基板に接する部分の熱容量が大き
くなり、これにより抵抗器からはんだ付け部への熱伝導
を更に低減でき、はんだ付け部の信頼性が向上するとい
う作用を有するものである。
【0017】請求項6に記載の発明は、端部からほぼ等
間隔に位置する上下面を貫通する一対の貫通穴を有する
基板と、前記一対の貫通穴及びこの一対の貫通穴に挟ま
れた前記基板の中央部下面を通り且つ前記一対の貫通穴
に挟まれた前記基板の中央部を除いた基板端部の上面に
沿うよう設けられた金属板と、基板端部の上面、端面及
び下面を覆うように設けた金属キャップと、前記一対の
貫通穴に挟まれた前記基板の中央部下面を通る金属板の
表面に設けた保護膜とからなるもので、この構成によれ
ば、一対の貫通穴に挟まれた基板の中央部下面を通る金
属板は露出しているが、この金属板表面に保護膜を設け
たため、この金属板に直接空気や水分が触れず、これに
より金属板の酸化や腐食を抑制できるため、抵抗値が変
化せず、抵抗器の信頼性を向上できるという作用を有す
るものである。
【0018】請求項7に記載の発明は、金属板を、銅ま
たはニッケルのいずれか1つを含む合金で構成したもの
で、この構成によれば、金属板が耐熱性があり且つ固有
抵抗の低い合金で構成されているため、熱的に安定した
低抵抗値が容易に得られるという作用を有するものであ
る。
【0019】請求項8に記載の発明は、金属キャップ
を、金属板と同一金属かもしくは銅またはニッケルのい
ずれかを含む合金で構成したもので、この構成によれ
ば、金属キャップを金属板と同一組成の合金で形成して
いるため、金属キャップが耐熱性があり且つ固有抵抗の
低い合金で構成されているため、熱的に安定した低抵抗
値が容易に得られるという作用を有するものである。
【0020】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
【0021】図1(a)は本発明の実施の形態1におけ
る抵抗器の斜視図、図1(b)は同断面図、図1(c)
は図1(b)の抵抗器の表裏反転状態の同断面図であ
る。
【0022】図1において、11は絶縁性の基板で、上
下面を貫通する端部からほぼ等間隔に位置する一対の第
1,第2の貫通穴12,13が設けられ、アルミナを5
〜98%含有するセラミックからなる。なお、抵抗器表
面及びはんだ付け部の温度上昇の抑制効果を得やすくす
るために、好ましくはアルミナ純度を70%以上とした
熱伝導性の高い材料を使用した方がよい。14,15は
第1,第2の基板端部で、第1,第2の貫通穴12,1
3に挟まれた基板11の中央部を除いた部分で、基板1
1の外側に位置する。16は金属板で、抵抗部と、はん
だ付けされる部分である端子部とを一体構造で形成して
いる銅ニッケル、ニッケルクロム、銅マンガンニッケル
などで構成され、また第1,第2の貫通穴12,13
と、第1,第2の貫通穴12,13に挟まれた基板11
中央部の下面とを通り基板端部14,15の上面と端部
及び下面に沿わせるように折り曲げたものである。これ
により、金属板と基板の接触面積が大きくなるため、基
板全体を熱放散のために有効利用でき、これにより抵抗
器の高電力の負荷が印加された場合においても、抵抗器
表面の温度上昇やはんだ付け部の温度の上昇を低減でき
るため、周辺に実装される他部品の熱劣化や、はんだ付
け部の信頼性の劣化を防止できる。
【0023】また、このように金属板を基板端部14,
15の端部や下面に設けたため、はんだ付けの面積が大
きくなり、これにより実装基板への実装性が良くなる。
【0024】図1(b)と図1(c)は抵抗器の表裏面
を反転させたものであるが、自動実装機にて面実装する
際のバルク実装にも対応できる。
【0025】以上のように構成された本発明の実施の形
態1における抵抗器について、以下にその製造方法を図
面を参照しながら説明する。
【0026】図6は本発明の実施の形態1における抵抗
器の製造方法を示す工程図である。まず、図6(a)に
示すように、端部からほぼ等間隔に位置した上下面を貫
通する一対の貫通穴12,13を設けたセラミックの基
板11を作製する。第1,第2の貫通穴12,13は板
状の金属板16の幅寸法や厚み寸法に合わせて角状や楕
円状の形を打ち抜き等で形成する。なお基板11の作製
は打ち抜きのほか、金型で成形されたものを焼成して作
製したものでもよい。
【0027】次に、図6(b)に示すように、金属板1
6を作製し、基板11の一対の貫通穴間の寸法に合致す
るように金型を用いたプレス等でコの字形に加工する。
【0028】次に、図6(c)に示すように、コの字に
折り曲げ加工を施した金属板16を、基板11にあけら
れた第1,第2の貫通穴12,13に金属板16の両端
部から挿入する。
【0029】最後に、図6(d)に示すように、金属板
16を第1,第2の基板端部14,15の上面と端面お
よび下面に沿わせるように折り曲げ加工する。
【0030】以下本発明の実施の形態1における抵抗器
と従来の抵抗器との表面温度の比較について説明する。
【0031】図8は10cm×10cmの大きさで1.6mm
の厚みの実装基板上に抵抗器をはんだ付けにて実装し、
電力2W相当の電圧を印加して抵抗器の表面温度を熱電
対にて比較測定した結果である。ここで図8(a)は抵
抗器表面の中央部、図8(b)は抵抗器のはんだ付け部
の温度を比較測定したものである。
【0032】図8(a)の抵抗器の表面温度測定におい
ては、従来品の温度上昇が173degに対して本発明
品は105degに低下しており約40%の温度上昇の
低減が図れた。
【0033】また図8(b)のはんだ付け部の温度上昇
測定においても、従来品の温度上昇が154degに対
して発明品は60degまで低下しており約60%の温
度上昇の低減が図れた。このように、はんだ付け部の温
度上昇が低減されるので、熱衝撃によるはんだクラック
も生じない。
【0034】もちろん、図1(b)と図1(c)のよう
に抵抗器の表裏面を反転させた場合にも抵抗器の温度上
昇を低減する効果が得られる。
【0035】なお、上記本発明の実施の形態1では、実
装基板への実装性を考慮して金属板を基板端部14,1
5の上面と端面及び下面に沿わせるように折り曲げた
が、金属板を基板端部14,15の上面のみに沿うよう
に構成しても、やはり金属板と基板の接触面積が大きく
なるため、熱の放散性が良くなり、抵抗器に高電力の負
荷が印加された場合においても、抵抗器表面の温度上昇
やはんだ付け部の温度の上昇を低減できる。ただし、こ
のときも基板端部14,15の上面が端子部となるの
で、実装基板への実装性に問題はない。
【0036】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
【0037】図2は本発明の実施の形態2における抵抗
器の断面図である。図2において第1,第2の貫通穴1
2,13に挟まれた基板11の中央部の上面は、基板端
部14,15の上面に金属板16の厚みを加えた面より
凸である点が、上記実施の形態1の構造図である図1と
異なり、他の構成及び製造方法は同じなので説明を省略
し、同一の符号を付ける。
【0038】この構成によって、金属板全体が基板面に
接し、これにより金属板と基板の接触面積が大きくなる
と同時に金属板全体が接する基板の体積が大きくなるた
め、基板全体を熱放散のために有効利用でき、これによ
り抵抗器の高電力の負荷が印加された場合においても、
抵抗器表面やはんだ付け部の温度の上昇を低減できるた
め、周辺に実装される他部品の熱劣化や、はんだ付け部
の信頼性の劣化を防止できることに加え、基板の中央部
上面を厚くしたため、基板の体積が大きくなり、これに
より抵抗器を自動実装する際の部品吸着性の安定性が高
まり自動実装性を向上できる。
【0039】なお、はんだ付け部の温度上昇は56de
gとなり、従来品より約60%の温度上昇の低減効果が
確認された。
【0040】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
【0041】図3は本発明の実施の形態3における抵抗
器の断面図である。図3において第1,第2の貫通穴1
2,13に挟まれた基板11の中央部の下面は、基板端
部14,15の下面に金属板16の厚みを加えた面より
凹である点が、上記実施の形態1の構造図である図1と
異なり、他の構成及び製造方法は同じなので説明を省略
し、同一の符号を付ける。
【0042】この構成によって、一対の貫通穴に挟まれ
た基板の中央部下面と実装基板間の距離を保つことがで
きるため、抵抗器本体下へも配線パターンを形成するこ
とが可能となり、高密度実装に対応できる。さらに、金
属板全体が基板面に接し、これにより金属板と基板の接
触面積が大きくなると同時に金属板全体が接する基板の
体積が大きくなるため、基板全体を熱放散のために有効
利用でき、これにより抵抗器に高電力の負荷が印加され
た場合においても、抵抗器表面やはんだ付け部の温度の
上昇を低減できるため、周辺に実装される他部品の熱劣
化や、はんだ付け部の信頼性の劣化を防止できることに
加え、基板の中央部上面を厚くしたため、基板の体積が
大きくなり、これにより抵抗器を自動実装する際の部品
吸着性の安定性が高まり自動実装性を向上できる。
【0043】なお、はんだ付け部の温度上昇は58de
gとなり、従来品より約60%の温度上昇の低減効果が
確認された。
【0044】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。
【0045】図4は本発明の実施の形態4における抵抗
器の断面図である。図4において、11〜16までは上
記実施の形態1の構造図である図1と同一構成であるた
め説明を省略する。17,18は第1,第2の金属キャ
ップで、基板端部14,15の上面と端面および下面を
覆うように設け、金属板16と同一金属の銅ニッケル、
ニッケルクロム、銅マンガンニッケル等からなり、表面
にはあらかじめ錫、はんだ等のめっき膜を形成してあ
る。
【0046】以上のように構成された本発明の実施の形
態4における抵抗器の製造方法について、図6および図
7(a)に工程図を示す。
【0047】ここで実施の形態4における抵抗器の製造
方法の前半工程は、上記実施の形態1の工程図である図
6(a)〜(d)と同じであるため説明を省略し、図6
(d)以降の工程について説明する。
【0048】図6(d)の工程が終了後、図7(a)に
示すように、金属板16と同一金属の銅ニッケル、ニッ
ケルクロム、銅マンガンニッケル等からなる第1,第2
の金属キャップを、基板端部14,15の上面と端面お
よび下面を覆うよう圧入、溶接などの方法で設け、作製
を終える。
【0049】以上のような構成により、実装基板に接す
る部分が金属板ではなく金属キャップになるため、実装
基板に接する部分の熱容量が大きくなり、これにより抵
抗器からはんだ付け部への熱伝導を更に低減でき、はん
だ付け部の信頼性が向上する。
【0050】また、本発明の実施の形態4における抵抗
器表面の温度上昇を測定し、本発明の実施の形態1の抵
抗器以上の温度上昇の低減効果が確認されたほか、本発
明の実施の形態1の抵抗器と比較して10倍以上の長期
間においてもはんだ付け部の信頼性が確保できた。
【0051】(実施の形態5)以下、本発明の実施の形
態5における抵抗器について、図面を参照しながら説明
する。図5は本発明の実施の形態5における抵抗器の断
面図であり、図5(a)と(b)は抵抗器の実装状態を
表裏反転させたものである。
【0052】図5において、11〜16までは上記実施
の形態1の構造図である図1と同一構成であるため説明
を省略する。19は一対の貫通穴12,13に挟まれた
基板11の中央部下面を通る金属板16の表面に設けた
保護膜である。
【0053】以上のように構成された本発明の実施の形
態5における抵抗器の製造方法について、図6および図
7(b)に工程図を示す。
【0054】ここで実施の形態5における抵抗器の製造
方法の前半工程は、上記実施の形態1の工程図である図
6(a)〜(d)と同じであるため説明を省略し、図6
(d)以降の工程について説明する。
【0055】図7(b)に示すように、一対の貫通穴1
2,13に挟まれた基板11の中央部下面を通る金属板
16の表面に、パターン印刷法やディスペンサーによる
塗布法や蒸着法などを用いて保護膜19を形成し作製を
終える。
【0056】なお前記の保護膜については、抵抗器の表
面に施しても、絶縁性や耐熱性を確保できるように、塗
布法ではアルミナ及びシリカ粉末を含有させた樹脂材料
や、200℃以上の耐熱性を有する高融点ガラス等の樹
脂材料を形成する。
【0057】また保護膜の蒸着法では、アルミナやシリ
カ粉末を2μm以上蒸着させ、絶縁性や耐熱性を確保す
る場合もある。
【0058】以上のような構成により、一対の貫通穴に
挟まれた基板の中央部下面を通る金属板は露出している
が、この金属板表面に保護膜を設けたため、この金属板
に直接空気や水分が触れず、これにより金属板の酸化や
腐食を抑制できるため、抵抗値が変化せず、抵抗器の信
頼性を向上できる。
【0059】また、本発明の実施の形態5における抵抗
器の温度上昇も測定し、本発明の実施の形態1の抵抗器
と同様な温度上昇の低減効果が確認されたほか、定格電
力を印加した試験においても本発明の実施の形態1の抵
抗器と比較して抵抗値変化を約1/3に低減できた。
【0060】なお、上記本発明の実施の形態1〜5では
金属板16を基板11に設けた貫通穴12,13に通し
ていたが、図9に示すように、貫通穴として基板21の
基板端部24,25の内側に切欠部22,23を設け、
金属板26を抵抗器の側面方向から切欠部22,23へ
挿入しても、同様に抵抗器の温度上昇の低減が図れると
同時に、金属板26が薄い場合でも基板21への挿入性
を低下させることなく製造が可能である。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、端部から
ほぼ等間隔に位置する上下面を貫通する一対の貫通穴を
有する基板と、前記一対の貫通穴及びこの一対の貫通穴
に挟まれた前記基板の中央部下面を通り且つ前記一対の
貫通穴に挟まれた前記基板の中央部を除いた基板端部の
上面に沿うように設けられた金属板とからなるもので、
この構成によれば、金属板が一対の貫通穴とこの一対の
貫通穴に挟まれた基板の中央部下面、及び基板の上面の
両端部面を通るため、金属板全体が基板面に接し、これ
により金属板と基板の接触面積が大きくなるため、熱の
放散性が良くなる。従って、抵抗器の高電力の負荷が印
加された場合においても、周辺に実装される他部品の熱
劣化や、はんだ付け部の信頼性の劣化を防止できるとい
う有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1における抵抗器の
斜視図 (b)(c)同断面図
【図2】本発明の実施の形態2における抵抗器の断面図
【図3】本発明の実施の形態3における抵抗器の断面図
【図4】本発明の実施の形態4における抵抗器の断面図
【図5】(a)(b)本発明の実施の形態5における抵
抗器の断面図
【図6】本発明の実施の形態1及び4及び5における抵
抗器の製造方法を示す工程図
【図7】(a)本発明の実施の形態4における抵抗器の
製造方法の後半過程を示す工程図 (b)本発明の実施の形態5における抵抗器の製造方法
の後半過程を示す工程図
【図8】(a)本発明の実施の形態1における抵抗器と
従来の抵抗器の抵抗器表面の温度上昇比較図 (b)本発明の実施の形態1における抵抗器と従来の抵
抗器のはんだ付け部の温度上昇比較図
【図9】(a)本発明の実施の形態1における変形例で
ある抵抗器の斜視図 (b)同断面図
【図10】(a)従来の抵抗器の斜視図 (b)同断面図
【図11】従来の抵抗器の製造方法を示す工程図
【符号の説明】
11,21 基板 12 第1の貫通穴 13 第2の貫通穴 14,24 第1の基板端部 15,25 第2の基板端部 16,26 金属板 17 第1の金属キャップ 18 第2の金属キャップ 19 保護膜 22,23 切欠部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部からほぼ等間隔に位置する上下面を
    貫通する一対の貫通穴を有する基板と、前記一対の貫通
    穴及びこの一対の貫通穴に挟まれた前記基板の中央部下
    面を通り且つ前記一対の貫通穴に挟まれた前記基板の中
    央部を除いた基板端部の上面に沿うように設けられた金
    属板とからなる抵抗器。
  2. 【請求項2】 一対の貫通穴に挟まれた基板の中央部上
    面を、前記基板の中央部を除いた基板の上面に金属板の
    厚みを加えた面より凸にした請求項1記載の抵抗器。
  3. 【請求項3】 一対の貫通穴に挟まれた基板の中央部下
    面を、前記基板の中央部を除いた基板の下面に金属板の
    厚みを加えた面より凹にした請求項1または2記載の抵
    抗器。
  4. 【請求項4】 金属板を、一対の貫通穴に挟まれた前記
    基板の中央部を除いた基板端部の端面及び下面に沿うよ
    うに一体に設けた請求項1又は2又は3記載の抵抗器。
  5. 【請求項5】 端部からほぼ等間隔に位置する上下面を
    貫通する一対の貫通穴を有する基板と、前記一対の貫通
    穴及びこの一対の貫通穴に挟まれた前記基板の中央部下
    面を通り且つ前記一対の貫通穴に挟まれた前記基板の中
    央部を除いた基板端部の上面に沿うように設けられた金
    属板と、基板端部の上面、端面及び下面を覆うように設
    けられ前記金属板と電気的に接続された金属キャップと
    からなる抵抗器。
  6. 【請求項6】 端部からほぼ等間隔に位置する上下面を
    貫通する一対の貫通穴を有する基板と、前記一対の貫通
    穴及びこの一対の貫通穴に挟まれた前記基板の中央部下
    面を通り且つ前記一対の貫通穴に挟まれた前記基板の中
    央部を除いた基板端部の上面に沿うよう設けられた金属
    板と、基板端部の上面、端面及び下面を覆うように設け
    た金属キャップと、前記一対の貫通穴に挟まれた前記基
    板の中央部下面を通る金属板の表面に設けた保護膜とか
    らなる抵抗器。
  7. 【請求項7】 金属板を、銅またはニッケルのいずれか
    1つを含む合金で構成した請求項1又は4又は5又は6
    記載の抵抗器。
  8. 【請求項8】 金属キャップを、金属板と同一金属かも
    しくは銅またはニッケルのいずれかを含む合金で構成し
    た請求項5又は6記載の抵抗器。
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