JP2000061715A - 主軸の工具クランプ・アンクランプ装置 - Google Patents
主軸の工具クランプ・アンクランプ装置Info
- Publication number
- JP2000061715A JP2000061715A JP10249221A JP24922198A JP2000061715A JP 2000061715 A JP2000061715 A JP 2000061715A JP 10249221 A JP10249221 A JP 10249221A JP 24922198 A JP24922198 A JP 24922198A JP 2000061715 A JP2000061715 A JP 2000061715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawbar
- tool
- sleeve
- spindle
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 41
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ドローバーを高速に駆動し、工具の高速なクラ
ンプ・アンクランプ、高速な工具交換を実現し、高速な
加工を実現すること。 【解決手段】軸送りによる第1ドローバー駆動手段61
及び油圧による第2ドローバー駆動手段62とドローバ
ー装置18との間に、レバー装置39によるドローバー
装置18に対する前方への駆動力を該ドローバー装置1
8に伝達し、かつ該駆動力が第2ドローバー駆動手段6
2へ伝達されることを防止し、アクチェータ30による
ドローバー装置18に対する前方への駆動力を該ドロー
バー装置18へ伝達する軸方向クラッチ機構70を設け
て構成する。
ンプ・アンクランプ、高速な工具交換を実現し、高速な
加工を実現すること。 【解決手段】軸送りによる第1ドローバー駆動手段61
及び油圧による第2ドローバー駆動手段62とドローバ
ー装置18との間に、レバー装置39によるドローバー
装置18に対する前方への駆動力を該ドローバー装置1
8に伝達し、かつ該駆動力が第2ドローバー駆動手段6
2へ伝達されることを防止し、アクチェータ30による
ドローバー装置18に対する前方への駆動力を該ドロー
バー装置18へ伝達する軸方向クラッチ機構70を設け
て構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマシニングセンタ等
の工作機械において、主軸に対して工具を着脱する際
に、該工具に対するクランプ・アンクランプを行う主軸
の工具クランプ・アンクランプ装置に関する。
の工作機械において、主軸に対して工具を着脱する際
に、該工具に対するクランプ・アンクランプを行う主軸
の工具クランプ・アンクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マシニングセンタ等の主軸には、
該主軸に工具を装着するためのコレット装置が備えられ
ており、このコレット装置はドローバーによって駆動さ
れる仕組みになっている。またドローバーを駆動するド
ローバー駆動手段に関しては、ヘッドストック等を駆動
する際の軸送りにより(例えばカム・レバー等を利用し
て)ドローバーを駆動するメカニカルタイプのものが知
られており、これは、油圧や空圧等を利用してドローバ
ーを駆動するタイプのものよりもドローバーを高速に駆
動でき有利とされている。
該主軸に工具を装着するためのコレット装置が備えられ
ており、このコレット装置はドローバーによって駆動さ
れる仕組みになっている。またドローバーを駆動するド
ローバー駆動手段に関しては、ヘッドストック等を駆動
する際の軸送りにより(例えばカム・レバー等を利用し
て)ドローバーを駆動するメカニカルタイプのものが知
られており、これは、油圧や空圧等を利用してドローバ
ーを駆動するタイプのものよりもドローバーを高速に駆
動でき有利とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、軸送りによ
りドローバーを駆動するメカニカルタイプのドローバー
駆動手段をもつマシニングセンタ等では、主軸に装着さ
れている工具を自動工具交換によらず手作業で交換或い
は取外しする場合のドローバーの駆動手段として、前記
ドローバー駆動手段とは別個に第2のドローバー駆動手
段が設けられている。通常この第2のドローバー駆動手
段は、油圧(或いは空気圧)アクチェータによってドロ
ーバーを主軸の中心軸に平行な方向に駆動するようにな
っている。そのため自動工具交換時にメカニカルタイプ
のドローバー駆動手段によりドローバーを駆動する際に
は、該ドローバーの動作に伴って、第2のドローバー駆
動手段も前記メカニカルタイプのドローバー駆動手段に
より強制的に駆動され、その結果、第2のドローバー駆
動手段においてシリンダとピストンの相対移動が生じる
ことになる。このようにシリンダとピストンの相対移動
が生じると、該シリンダ内の圧油(空気)による抵抗が
生じ、その結果、ドローバーの高速な駆動を妨げること
になっていた。
りドローバーを駆動するメカニカルタイプのドローバー
駆動手段をもつマシニングセンタ等では、主軸に装着さ
れている工具を自動工具交換によらず手作業で交換或い
は取外しする場合のドローバーの駆動手段として、前記
ドローバー駆動手段とは別個に第2のドローバー駆動手
段が設けられている。通常この第2のドローバー駆動手
段は、油圧(或いは空気圧)アクチェータによってドロ
ーバーを主軸の中心軸に平行な方向に駆動するようにな
っている。そのため自動工具交換時にメカニカルタイプ
のドローバー駆動手段によりドローバーを駆動する際に
は、該ドローバーの動作に伴って、第2のドローバー駆
動手段も前記メカニカルタイプのドローバー駆動手段に
より強制的に駆動され、その結果、第2のドローバー駆
動手段においてシリンダとピストンの相対移動が生じる
ことになる。このようにシリンダとピストンの相対移動
が生じると、該シリンダ内の圧油(空気)による抵抗が
生じ、その結果、ドローバーの高速な駆動を妨げること
になっていた。
【0004】本発明は上記事情に鑑み、工作機械におい
て、ドローバーを高速に駆動することができ、これによ
り工具の高速なクランプ・アンクランプ、従って高速な
工具交換を実現し、高速な加工を実現することのでき
る、主軸の工具クランプ・アンクランプ装置を提供する
ことを目的とする。
て、ドローバーを高速に駆動することができ、これによ
り工具の高速なクランプ・アンクランプ、従って高速な
工具交換を実現し、高速な加工を実現することのでき
る、主軸の工具クランプ・アンクランプ装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第1の
発明は、フレーム(5)を有し、前記フレーム(5)に
ヘッドストック(7)を、軸送り駆動機構(9)を介し
て所定の軸方向に移動駆動自在に設け、前記ヘッドスト
ック(7)に主軸(12)を、所定の中心軸(CT1)
を中心に軸回転駆動自在に保持して設け、前記主軸(1
2)内に、前記主軸(12)の先端部(12a)におい
て工具(50)をクランプ・アンクランプ自在となった
コレット装置(17)を設け、前記主軸(12)内に、
該主軸(12)に対して中心軸方向における第1及び第
2の方向に往復移動自在な形で、かつ第1の方向におけ
る移動動作により前記コレット装置(17)をクランプ
駆動し、第2の方向における移動動作により前記コレッ
ト装置(17)をアンクランプ駆動し得る形で、前記コ
レット装置(17)に接続されたドローバー装置(1
8)を設け、第1のドローバー駆動手段(61)及び第
2のドローバー駆動手段(62)を、前記ドローバー装
置(18)を第2の方向に移動駆動自在に設け、前記第
1のドローバー駆動手段(61)は、前記フレーム
(5)に設けられた係合手段(46)と、前記ヘッドス
トック(7)が前記軸送り駆動機構(9)を介して前記
フレーム(5)に対し軸方向に所定の位置(TCP)ま
で移動駆動された際に前記係合手段(46)と係合して
前記ドローバー装置(18)を第2の方向に移動駆動す
るレバー手段(39)を有し、前記第2のドローバー駆
動手段(62)は、前記ヘッドストック(7)に設けら
れた流体圧によるアクチェータ(30)を有し、該アク
チェータ(30)を駆動することにより前記ドローバー
装置(18)を第2の方向に移動駆動するようになって
いる工作機械(1)における、主軸(12)の工具クラ
ンプ・アンクランプ装置(60)において、前記第1の
ドローバー駆動手段(61)及び前記第2のドローバー
駆動手段(62)と前記ドローバー装置(18)との間
に、前記レバー手段(39)による前記ドローバー装置
(18)に対する第2の方向への駆動力を該ドローバー
装置(18)に伝達し、かつ該駆動力が前記第2のドロ
ーバー駆動手段(62)へ伝達されることを防止し、前
記アクチェータ(30)による前記ドローバー装置(1
8)に対する第2の方向への駆動力を該ドローバー装置
(18)へ伝達する軸方向クラッチ機構(70)を設け
て構成される。
発明は、フレーム(5)を有し、前記フレーム(5)に
ヘッドストック(7)を、軸送り駆動機構(9)を介し
て所定の軸方向に移動駆動自在に設け、前記ヘッドスト
ック(7)に主軸(12)を、所定の中心軸(CT1)
を中心に軸回転駆動自在に保持して設け、前記主軸(1
2)内に、前記主軸(12)の先端部(12a)におい
て工具(50)をクランプ・アンクランプ自在となった
コレット装置(17)を設け、前記主軸(12)内に、
該主軸(12)に対して中心軸方向における第1及び第
2の方向に往復移動自在な形で、かつ第1の方向におけ
る移動動作により前記コレット装置(17)をクランプ
駆動し、第2の方向における移動動作により前記コレッ
ト装置(17)をアンクランプ駆動し得る形で、前記コ
レット装置(17)に接続されたドローバー装置(1
8)を設け、第1のドローバー駆動手段(61)及び第
2のドローバー駆動手段(62)を、前記ドローバー装
置(18)を第2の方向に移動駆動自在に設け、前記第
1のドローバー駆動手段(61)は、前記フレーム
(5)に設けられた係合手段(46)と、前記ヘッドス
トック(7)が前記軸送り駆動機構(9)を介して前記
フレーム(5)に対し軸方向に所定の位置(TCP)ま
で移動駆動された際に前記係合手段(46)と係合して
前記ドローバー装置(18)を第2の方向に移動駆動す
るレバー手段(39)を有し、前記第2のドローバー駆
動手段(62)は、前記ヘッドストック(7)に設けら
れた流体圧によるアクチェータ(30)を有し、該アク
チェータ(30)を駆動することにより前記ドローバー
装置(18)を第2の方向に移動駆動するようになって
いる工作機械(1)における、主軸(12)の工具クラ
ンプ・アンクランプ装置(60)において、前記第1の
ドローバー駆動手段(61)及び前記第2のドローバー
駆動手段(62)と前記ドローバー装置(18)との間
に、前記レバー手段(39)による前記ドローバー装置
(18)に対する第2の方向への駆動力を該ドローバー
装置(18)に伝達し、かつ該駆動力が前記第2のドロ
ーバー駆動手段(62)へ伝達されることを防止し、前
記アクチェータ(30)による前記ドローバー装置(1
8)に対する第2の方向への駆動力を該ドローバー装置
(18)へ伝達する軸方向クラッチ機構(70)を設け
て構成される。
【0006】本発明のうち第2の発明は、第1の発明に
よる工具クランプ・アンクランプ装置において、前記軸
方向クラッチ機構(70)は、前記ドローバー装置(1
8)を第2の方向へ押圧自在な形で該ドローバー装置
(18)の外周側に挿嵌されたスリーブ(21)及び、
前記アクチェータ(30)に、前記ドローバー装置(1
8)に対して第2の方向に当接係合自在に設けられた当
接係合手段(22、26)を有しており、前記スリーブ
(21)は、前記レバー手段(39)により第2の方向
へ押圧駆動自在な形で該レバー手段(39)に係合し
た。
よる工具クランプ・アンクランプ装置において、前記軸
方向クラッチ機構(70)は、前記ドローバー装置(1
8)を第2の方向へ押圧自在な形で該ドローバー装置
(18)の外周側に挿嵌されたスリーブ(21)及び、
前記アクチェータ(30)に、前記ドローバー装置(1
8)に対して第2の方向に当接係合自在に設けられた当
接係合手段(22、26)を有しており、前記スリーブ
(21)は、前記レバー手段(39)により第2の方向
へ押圧駆動自在な形で該レバー手段(39)に係合し
た。
【0007】本発明のうち第3の発明は、第2の発明に
よる工具クランプ・アンクランプ装置において、前記当
接係合手段(22、26)は、前記アクチェータ(3
0)に、前記スリーブ(21)に対して第2の方向に当
接係合自在に設けられた第1の当接係合部(22)及
び、前記スリーブ(21)に、前記ドローバー装置(1
8)に対して第2の方向に当接係合自在に設けられた第
2の当接係合部(26)を有する。
よる工具クランプ・アンクランプ装置において、前記当
接係合手段(22、26)は、前記アクチェータ(3
0)に、前記スリーブ(21)に対して第2の方向に当
接係合自在に設けられた第1の当接係合部(22)及
び、前記スリーブ(21)に、前記ドローバー装置(1
8)に対して第2の方向に当接係合自在に設けられた第
2の当接係合部(26)を有する。
【0008】本発明のうち第4の発明は、第2又は第3
の発明による工具クランプ・アンクランプ装置におい
て、前記レバー手段(39)と前記第スリーブ(21)
とは、2つのカム機構(28、28)を介して係合され
ており、前記各カム機構(28)は、前記レバー手段
(39)及び前記スリーブ(21)のうちの、一方に設
けられたカム(42)と、該カム(42)が係合された
形で他方に設けられたカム溝(27)から構成されてお
り、前記各カム機構(28)は、前記中心軸(CT1)
を中心に対称的に配置されている。
の発明による工具クランプ・アンクランプ装置におい
て、前記レバー手段(39)と前記第スリーブ(21)
とは、2つのカム機構(28、28)を介して係合され
ており、前記各カム機構(28)は、前記レバー手段
(39)及び前記スリーブ(21)のうちの、一方に設
けられたカム(42)と、該カム(42)が係合された
形で他方に設けられたカム溝(27)から構成されてお
り、前記各カム機構(28)は、前記中心軸(CT1)
を中心に対称的に配置されている。
【0009】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明による工具クランプ
・アンクランプ装置の一例を採用したマシニングセンタ
を示した全体斜視図、図2は、図1のうちヘッドストッ
ク及び主軸等を示した側断面図、図3は、図2のうち工
具クランプ・アンクランプ装置付近を拡大して示した
図、図4は、図2のX1−Y1断面図、図5は、カム部
材付近を示した側面図、図6は、ドローバーがアンクラ
ンプ位置に位置している状態での工具クランプ・アンク
ランプ装置付近を示した図である。
に基づき説明する。図1は、本発明による工具クランプ
・アンクランプ装置の一例を採用したマシニングセンタ
を示した全体斜視図、図2は、図1のうちヘッドストッ
ク及び主軸等を示した側断面図、図3は、図2のうち工
具クランプ・アンクランプ装置付近を拡大して示した
図、図4は、図2のX1−Y1断面図、図5は、カム部
材付近を示した側面図、図6は、ドローバーがアンクラ
ンプ位置に位置している状態での工具クランプ・アンク
ランプ装置付近を示した図である。
【0011】マシニングセンタ1は、図1に示すように
ベース2を有し、該ベース2上には、パレット等を介し
てワークが設置自在となったテーブル3が、水平方向で
ある所定のX軸方向(図の矢印A、B方向)に移動駆動
自在な形で設けられている。更にベース2上には塔状の
コラム5が、前記X軸方向とは直角な水平方向である所
定のZ軸方向(図の矢印E、F方向)に移動駆動自在な
形で、従ってテーブル3に対して接近・後退自在な形で
設けられている。コラム5には、テーブル3側に向いた
位置に、前記X軸方向及びZ軸方向と直角な上下方向で
ある所定のY軸方向(図の矢印C、D方向)に伸延した
レール6、6が設けられており、更にコラム5には、こ
れらレール6、6を介してヘッドストック7がY軸方向
に移動自在に設けられている。またコラム5には、ボー
ルねじ装置等のY軸駆動装置9が設けられており、この
Y軸駆動装置9によってヘッドストック7は、前記レー
ル6、6を介してY軸方向に移動駆動自在になってい
る。
ベース2を有し、該ベース2上には、パレット等を介し
てワークが設置自在となったテーブル3が、水平方向で
ある所定のX軸方向(図の矢印A、B方向)に移動駆動
自在な形で設けられている。更にベース2上には塔状の
コラム5が、前記X軸方向とは直角な水平方向である所
定のZ軸方向(図の矢印E、F方向)に移動駆動自在な
形で、従ってテーブル3に対して接近・後退自在な形で
設けられている。コラム5には、テーブル3側に向いた
位置に、前記X軸方向及びZ軸方向と直角な上下方向で
ある所定のY軸方向(図の矢印C、D方向)に伸延した
レール6、6が設けられており、更にコラム5には、こ
れらレール6、6を介してヘッドストック7がY軸方向
に移動自在に設けられている。またコラム5には、ボー
ルねじ装置等のY軸駆動装置9が設けられており、この
Y軸駆動装置9によってヘッドストック7は、前記レー
ル6、6を介してY軸方向に移動駆動自在になってい
る。
【0012】ヘッドストック7は、図1及び図2(なお
簡略化のため図2では、ヘッドストック7のうち主軸ホ
ルダ10以外の殆どの部分を省略している。)に示すよ
うに略筒状になった主軸ホルダ10を有しており、主軸
ホルダ10内には設置空間11がZ軸方向(矢印E、F
方向)に伸延し、かつ図2の矢印E方向に外部に開口し
た形で形成されている。主軸ホルダ10には、前記設置
空間11に格納された形で、Z軸方向に伸延した基本的
に円筒状の主軸12が、複数のベアリング装置13を介
して設けられており、従って主軸12は、主軸ホルダ1
0に対し、Z軸方向に平行な該主軸12の中心軸CT1
を中心に図2の矢印P、Q方向に軸回転自在になってい
る。更に設置空間11にはモータユニット15が、主軸
ホルダ10と主軸12との間に設けられており、該モー
タユニット15を作動させることにより、前記主軸12
は、主軸ホルダ10に対して中心軸CT1を中心に図の
矢印P、Q方向に軸回転駆動されるようになっている。
簡略化のため図2では、ヘッドストック7のうち主軸ホ
ルダ10以外の殆どの部分を省略している。)に示すよ
うに略筒状になった主軸ホルダ10を有しており、主軸
ホルダ10内には設置空間11がZ軸方向(矢印E、F
方向)に伸延し、かつ図2の矢印E方向に外部に開口し
た形で形成されている。主軸ホルダ10には、前記設置
空間11に格納された形で、Z軸方向に伸延した基本的
に円筒状の主軸12が、複数のベアリング装置13を介
して設けられており、従って主軸12は、主軸ホルダ1
0に対し、Z軸方向に平行な該主軸12の中心軸CT1
を中心に図2の矢印P、Q方向に軸回転自在になってい
る。更に設置空間11にはモータユニット15が、主軸
ホルダ10と主軸12との間に設けられており、該モー
タユニット15を作動させることにより、前記主軸12
は、主軸ホルダ10に対して中心軸CT1を中心に図の
矢印P、Q方向に軸回転駆動されるようになっている。
【0013】主軸12の前端部12a(主軸12の矢印
E側端部)は、前記設置空間11から主軸ホルダ10の
外部に向けて矢印E方向に露出しており、該前端部12
aには、前方(図の矢印E方向)に開口した形のテーパ
状の工具装着穴16が形成されている。なお説明の便宜
上、図2では、工具装着穴16の内部や後述するコレッ
ト装置17及びドローバー装置18等に関し、中心軸C
T1を示す図2中の一点鎖線を境にして、紙面上側では
工具未装着時の状態を、紙面下側では工具装着完了時の
状態を示している。またこの主軸12に装着される工具
50(公知のプルスタッド付きの工具)は、図1及び図
2に示すように、工具本体51及び、該工具本体51の
後端側(矢印F側)に設けられた、基本的にコーン状と
なったシャンク52から構成されており、更にシャンク
52は、その後端側にプルスタッド52aを有してい
る。従って、図2の工具装着完了時の状態を示す部分で
は、工具50が、該工具50のシャンク52側を工具装
着穴16に挿入した形で装着されている。
E側端部)は、前記設置空間11から主軸ホルダ10の
外部に向けて矢印E方向に露出しており、該前端部12
aには、前方(図の矢印E方向)に開口した形のテーパ
状の工具装着穴16が形成されている。なお説明の便宜
上、図2では、工具装着穴16の内部や後述するコレッ
ト装置17及びドローバー装置18等に関し、中心軸C
T1を示す図2中の一点鎖線を境にして、紙面上側では
工具未装着時の状態を、紙面下側では工具装着完了時の
状態を示している。またこの主軸12に装着される工具
50(公知のプルスタッド付きの工具)は、図1及び図
2に示すように、工具本体51及び、該工具本体51の
後端側(矢印F側)に設けられた、基本的にコーン状と
なったシャンク52から構成されており、更にシャンク
52は、その後端側にプルスタッド52aを有してい
る。従って、図2の工具装着完了時の状態を示す部分で
は、工具50が、該工具50のシャンク52側を工具装
着穴16に挿入した形で装着されている。
【0014】また、主軸12内には工具装着穴16の後
端側(矢印F側)に隣接配置された形でコレット装置1
7が設けられており、このコレット装置17は、プルス
タッドを介して工具をクランプ・アンクランプするタイ
プのものである(公知のタイプである)。即ち、コレッ
ト装置17は、工具装着穴16に挿入される形で受渡さ
れて来た工具50のプルスタッド52aをクランプしな
がら後方(矢印F方向)に引込むことにより該工具50
をクランプし装着することができ、またクランプしてい
たプルスタッド52aをアンクランプしながら前方(矢
印E方向)に押し出すことにより工具50をアンクラン
プすることができるようになっている。なおコレット装
置17は、図2で示したようなプルスタッドを介して工
具をクランプ・アンクランプするタイプのものに限定さ
れず、後述するドローバー19等のドローバーのZ軸方
向における動きにより駆動されるものであればどのよう
なタイプのものでも構わない。例えば、球状の係合部材
を工具のシャンク側の係合溝に係合・係合解除する形で
工具のクランプ・アンクランプを行うタイプ(公知のタ
イプ)のコレット装置も採用可能である。
端側(矢印F側)に隣接配置された形でコレット装置1
7が設けられており、このコレット装置17は、プルス
タッドを介して工具をクランプ・アンクランプするタイ
プのものである(公知のタイプである)。即ち、コレッ
ト装置17は、工具装着穴16に挿入される形で受渡さ
れて来た工具50のプルスタッド52aをクランプしな
がら後方(矢印F方向)に引込むことにより該工具50
をクランプし装着することができ、またクランプしてい
たプルスタッド52aをアンクランプしながら前方(矢
印E方向)に押し出すことにより工具50をアンクラン
プすることができるようになっている。なおコレット装
置17は、図2で示したようなプルスタッドを介して工
具をクランプ・アンクランプするタイプのものに限定さ
れず、後述するドローバー19等のドローバーのZ軸方
向における動きにより駆動されるものであればどのよう
なタイプのものでも構わない。例えば、球状の係合部材
を工具のシャンク側の係合溝に係合・係合解除する形で
工具のクランプ・アンクランプを行うタイプ(公知のタ
イプ)のコレット装置も採用可能である。
【0015】更に、主軸12内にはコレット装置17の
後端側(矢印F側)に隣接接続された形で、ドローバー
装置18が設けられている。ドローバー装置18は、主
軸12内をZ軸方向(矢印E、F方向)に伸延した形の
円筒棒状のドローバー19を有しており、該ドローバー
19のZ軸方向における移動動作によってコレット装置
17が駆動される仕組みになっている。更にドローバー
装置18は、主軸12内に設けられた形で、ドローバー
19の伸延方向に配置された複数の皿バネ20を有して
おり、この皿バネ20により主軸12内でドローバー1
9は矢印F方向に付勢されている。例えば、図2の工具
未装着時の状態を示す図(紙面上側)では、ドローバー
19の位置は待機位置PT0となっている。また、図2
の工具50が装着完了された状態を示す図(紙面下側)
では、ドローバー19は前記待機位置PT0よりわずか
に前方(矢印E方向)に移動した装着完了位置PT1と
なっており、ドローバー19は皿バネ20により後方
(矢印F方向)に押圧され、この押圧により、コレット
装置17を介した工具50のクランプ及び装着が維持さ
れている。即ち、工具50をクランプしているコレット
装置17が、ドローバー19を介して後方(矢印F方
向)に押圧されており、従って工具50のシャンク52
が工具装着穴16の内壁に密着する形で後方(矢印F方
向)に押圧されている。
後端側(矢印F側)に隣接接続された形で、ドローバー
装置18が設けられている。ドローバー装置18は、主
軸12内をZ軸方向(矢印E、F方向)に伸延した形の
円筒棒状のドローバー19を有しており、該ドローバー
19のZ軸方向における移動動作によってコレット装置
17が駆動される仕組みになっている。更にドローバー
装置18は、主軸12内に設けられた形で、ドローバー
19の伸延方向に配置された複数の皿バネ20を有して
おり、この皿バネ20により主軸12内でドローバー1
9は矢印F方向に付勢されている。例えば、図2の工具
未装着時の状態を示す図(紙面上側)では、ドローバー
19の位置は待機位置PT0となっている。また、図2
の工具50が装着完了された状態を示す図(紙面下側)
では、ドローバー19は前記待機位置PT0よりわずか
に前方(矢印E方向)に移動した装着完了位置PT1と
なっており、ドローバー19は皿バネ20により後方
(矢印F方向)に押圧され、この押圧により、コレット
装置17を介した工具50のクランプ及び装着が維持さ
れている。即ち、工具50をクランプしているコレット
装置17が、ドローバー19を介して後方(矢印F方
向)に押圧されており、従って工具50のシャンク52
が工具装着穴16の内壁に密着する形で後方(矢印F方
向)に押圧されている。
【0016】ドローバー19の後端側(図の矢印F側)
は主軸12の後方外部に突出し、図2に示すように設置
空間11を通って主軸ホルダ10の後端部10bにより
軸支されている。またドローバー19のうち主軸12の
後方外部に突出した箇所には、図3に示すように、基本
的に円筒状に形成された第1スリーブ21が、ドローバ
ー19の外周側に(該ドローバー19は第1スリーブ2
1に対して回転自在であるが第1スリーブ21は回転方
向が固定されている)挿嵌された形で、かつドローバー
19に対してZ軸方向(矢印E、F方向)に摺動自在に
設けられている。第1スリーブ21には、Z軸方向前方
(矢印E方向)に向いたバー押圧面22が、ドローバー
19に隣接した位置(第1スリーブ21の内周寄りの位
置)に環状に形成されている。一方、上述したドローバ
ー19の一部には、外周が拡径した形で押圧受部19c
が環状に形成されており、この押圧受部19cと、上述
した第1スリーブ21のバー押圧面22はZ軸方向(矢
印E、F方向)に対向配置されている。更に第1スリー
ブ21には、基本的に円筒状に形成された第2スリーブ
25が、第1スリーブ21の外周側に挿嵌した形で、か
つ第1スリーブ21に対してZ軸方向(矢印E、F方
向)に摺動自在に設けられている。第2スリーブ25に
は、Z軸方向前方(矢印E方向)に向いたスリーブ押圧
面26が、第1スリーブ21に隣接した位置(第2スリ
ーブ25の内周寄りの位置)に環状に形成されている。
一方、上述した第1スリーブ21の前端寄り(矢印E側
端部寄り)の部位には、外周が拡径した形で押圧受部2
3が環状に形成されており、この押圧受部23と、上述
した第2スリーブ25のスリーブ押圧面26はZ軸方向
(矢印E、F方向)に対向配置されている。
は主軸12の後方外部に突出し、図2に示すように設置
空間11を通って主軸ホルダ10の後端部10bにより
軸支されている。またドローバー19のうち主軸12の
後方外部に突出した箇所には、図3に示すように、基本
的に円筒状に形成された第1スリーブ21が、ドローバ
ー19の外周側に(該ドローバー19は第1スリーブ2
1に対して回転自在であるが第1スリーブ21は回転方
向が固定されている)挿嵌された形で、かつドローバー
19に対してZ軸方向(矢印E、F方向)に摺動自在に
設けられている。第1スリーブ21には、Z軸方向前方
(矢印E方向)に向いたバー押圧面22が、ドローバー
19に隣接した位置(第1スリーブ21の内周寄りの位
置)に環状に形成されている。一方、上述したドローバ
ー19の一部には、外周が拡径した形で押圧受部19c
が環状に形成されており、この押圧受部19cと、上述
した第1スリーブ21のバー押圧面22はZ軸方向(矢
印E、F方向)に対向配置されている。更に第1スリー
ブ21には、基本的に円筒状に形成された第2スリーブ
25が、第1スリーブ21の外周側に挿嵌した形で、か
つ第1スリーブ21に対してZ軸方向(矢印E、F方
向)に摺動自在に設けられている。第2スリーブ25に
は、Z軸方向前方(矢印E方向)に向いたスリーブ押圧
面26が、第1スリーブ21に隣接した位置(第2スリ
ーブ25の内周寄りの位置)に環状に形成されている。
一方、上述した第1スリーブ21の前端寄り(矢印E側
端部寄り)の部位には、外周が拡径した形で押圧受部2
3が環状に形成されており、この押圧受部23と、上述
した第2スリーブ25のスリーブ押圧面26はZ軸方向
(矢印E、F方向)に対向配置されている。
【0017】ところで主軸ホルダ10の一部は、図2及
び図3に示すように、第2スリーブ25の外周を基本的
に面当接して包囲した形のスリーブ包囲部10aとなっ
ており、前記第2スリーブ25は、スリーブ包囲部10
aに対してZ軸方向(矢印E、F方向)に摺動自在とな
っている。スリーブ包囲部10aには、第2スリーブ2
5に隣接した位置(スリーブ包囲部10aの内周寄りの
位置)に、環状溝形となったシリンダ31が形成されて
いる。一方、第2スリーブ25の一部には、外周が拡径
した形でピストン32が環状に形成されており、該ピス
トン32は前記シリンダ31内に配置されている。シリ
ンダ31には図示しない圧油供給・排出手段が設けられ
ており、この圧油供給・排出手段により供給・排出され
る圧油を介してピストン32が押圧駆動自在となってい
る。即ち、これらシリンダ31及びピストン32及び第
2スリーブ25(即ちピストンロッド)により油圧のア
クチェータ30が構成されている。なお、別の実施例と
してこの油圧のアクチェータ30の代わりに空気圧によ
るアクチェータ等を採用してもよい。
び図3に示すように、第2スリーブ25の外周を基本的
に面当接して包囲した形のスリーブ包囲部10aとなっ
ており、前記第2スリーブ25は、スリーブ包囲部10
aに対してZ軸方向(矢印E、F方向)に摺動自在とな
っている。スリーブ包囲部10aには、第2スリーブ2
5に隣接した位置(スリーブ包囲部10aの内周寄りの
位置)に、環状溝形となったシリンダ31が形成されて
いる。一方、第2スリーブ25の一部には、外周が拡径
した形でピストン32が環状に形成されており、該ピス
トン32は前記シリンダ31内に配置されている。シリ
ンダ31には図示しない圧油供給・排出手段が設けられ
ており、この圧油供給・排出手段により供給・排出され
る圧油を介してピストン32が押圧駆動自在となってい
る。即ち、これらシリンダ31及びピストン32及び第
2スリーブ25(即ちピストンロッド)により油圧のア
クチェータ30が構成されている。なお、別の実施例と
してこの油圧のアクチェータ30の代わりに空気圧によ
るアクチェータ等を採用してもよい。
【0018】第1スリーブ21のうち押圧受部23より
も後方(矢印F側)位置には、図3及び図4に示すよう
に、該第1スリーブ21の外周部が中心軸CT1に向か
って凹んだ形で幅W1の2つのカム溝27、27が形成
されており、これらカム溝27、27は、中心軸CT1
を含みX軸に直角な平面HM1(図4の一点鎖線で図
示)を中心に対称に形成され配置されている。なお、第
1スリーブ21のうち上述したカム溝27、27が形成
された部位は、図3に示すように第2スリーブ25から
その外部後方(矢印F側)に突出配置されており、各カ
ム溝27は第1スリーブ21の内周側に至らない程度の
深さで形成されている。また主軸ホルダ10には、図2
及び図4に示すようにレバー装置39が設けられてお
り、レバー装置39は略上下方向に伸延した形のレバー
40を、主軸ホルダ10においてX軸方向に平行なピン
40aを介して、X軸方向に平行な中心軸CT2を中心
に図の矢印R、S方向に回動自在に枢着された形で有し
ている。レバー40のうちピン40aより下の部分は支
持部41、41となって逆Y字型に二股に分かれ、前記
第1スリーブ21を上方から跨いだ形になっており、各
支持部41には、二股内側位置に片持ち状にローラ42
が支持されている。各ローラ42はX軸方向に平行な回
転軸CT3を中心に各支持部41に対して軸回転自在に
枢着されており、支持部41、41のローラ42、42
は、図4に示すように前記平面HM1を中心に対称に形
成され配置されている。また各ローラ42は、上述した
第1スリーブ21の各カム溝27内に挿入配置されてい
る。これらカム溝27とローラ42による各組はそれぞ
れ、レバー装置39と第1スリーブ21とを係合してい
るカム機構28、28となっており、上述した配置関係
よりこれらカム機構28、28は中心軸CT1を中心に
対称的に配置されている。一方、レバー40のうちピン
40aより上の部分でその先端付近には、図5に示すよ
うに、片持ち状にローラ45(破線で図示)が支持され
ており、該ローラ45はX軸方向に平行な中心軸CT4
を中心に、各レバー40に対して軸回転自在に枢着され
ている。
も後方(矢印F側)位置には、図3及び図4に示すよう
に、該第1スリーブ21の外周部が中心軸CT1に向か
って凹んだ形で幅W1の2つのカム溝27、27が形成
されており、これらカム溝27、27は、中心軸CT1
を含みX軸に直角な平面HM1(図4の一点鎖線で図
示)を中心に対称に形成され配置されている。なお、第
1スリーブ21のうち上述したカム溝27、27が形成
された部位は、図3に示すように第2スリーブ25から
その外部後方(矢印F側)に突出配置されており、各カ
ム溝27は第1スリーブ21の内周側に至らない程度の
深さで形成されている。また主軸ホルダ10には、図2
及び図4に示すようにレバー装置39が設けられてお
り、レバー装置39は略上下方向に伸延した形のレバー
40を、主軸ホルダ10においてX軸方向に平行なピン
40aを介して、X軸方向に平行な中心軸CT2を中心
に図の矢印R、S方向に回動自在に枢着された形で有し
ている。レバー40のうちピン40aより下の部分は支
持部41、41となって逆Y字型に二股に分かれ、前記
第1スリーブ21を上方から跨いだ形になっており、各
支持部41には、二股内側位置に片持ち状にローラ42
が支持されている。各ローラ42はX軸方向に平行な回
転軸CT3を中心に各支持部41に対して軸回転自在に
枢着されており、支持部41、41のローラ42、42
は、図4に示すように前記平面HM1を中心に対称に形
成され配置されている。また各ローラ42は、上述した
第1スリーブ21の各カム溝27内に挿入配置されてい
る。これらカム溝27とローラ42による各組はそれぞ
れ、レバー装置39と第1スリーブ21とを係合してい
るカム機構28、28となっており、上述した配置関係
よりこれらカム機構28、28は中心軸CT1を中心に
対称的に配置されている。一方、レバー40のうちピン
40aより上の部分でその先端付近には、図5に示すよ
うに、片持ち状にローラ45(破線で図示)が支持され
ており、該ローラ45はX軸方向に平行な中心軸CT4
を中心に、各レバー40に対して軸回転自在に枢着され
ている。
【0019】なお、レバー40のうちピン40aより上
の所定の部位とヘッドストック7との間には図2に示す
ように戻しバネ43が、該レバー40を図の矢印R方向
に付勢した形で設けられている。一方、ヘッドストック
7の上方のコラム5内には図5に示すように、X軸方向
に対して直角な略板状のカム部材46が設けられており
(カム部材46は図1には現れていない)、カム部材4
6の一方の板面側には上下方向に屈曲して延びた形でカ
ム溝47が形成されている。なおカム溝47は開口部で
あるローラ受入口47aを介してカム部材46の下方外
部に開口している。以上説明した、レバー装置39とカ
ム部材46により、ヘッドストック7の軸送りを利用し
てドローバー装置18を駆動する第1ドローバー駆動手
段61が構成されており、また以上説明したアクチェー
タ30は、油圧を利用してドローバー装置18を駆動す
る第2ドローバー駆動手段62となっている。また上述
した、第1スリーブ21及び第2スリーブ25に形成さ
れたスリーブ押圧面26により軸方向クラッチ機構70
が構成されており、これら第1及び第2ドローバー駆動
手段61、62と、軸方向クラッチ機構70と、ドロー
バー装置18及びコレット装置17により、主軸12に
対して工具50をクランプ・アンクランプさせ得る工具
クランプ・アンクランプ装置60が構成されている。
の所定の部位とヘッドストック7との間には図2に示す
ように戻しバネ43が、該レバー40を図の矢印R方向
に付勢した形で設けられている。一方、ヘッドストック
7の上方のコラム5内には図5に示すように、X軸方向
に対して直角な略板状のカム部材46が設けられており
(カム部材46は図1には現れていない)、カム部材4
6の一方の板面側には上下方向に屈曲して延びた形でカ
ム溝47が形成されている。なおカム溝47は開口部で
あるローラ受入口47aを介してカム部材46の下方外
部に開口している。以上説明した、レバー装置39とカ
ム部材46により、ヘッドストック7の軸送りを利用し
てドローバー装置18を駆動する第1ドローバー駆動手
段61が構成されており、また以上説明したアクチェー
タ30は、油圧を利用してドローバー装置18を駆動す
る第2ドローバー駆動手段62となっている。また上述
した、第1スリーブ21及び第2スリーブ25に形成さ
れたスリーブ押圧面26により軸方向クラッチ機構70
が構成されており、これら第1及び第2ドローバー駆動
手段61、62と、軸方向クラッチ機構70と、ドロー
バー装置18及びコレット装置17により、主軸12に
対して工具50をクランプ・アンクランプさせ得る工具
クランプ・アンクランプ装置60が構成されている。
【0020】マシニングセンタ1等は以上のように構成
されているので、該マシニングセンタ1によるワークの
加工は、ベース2に対してテーブル3をX軸方向に、コ
ラム5をZ軸方向にそれぞれ移動駆動すると共に、コラ
ム5に対してヘッドストック7をY軸駆動装置9を介し
てY軸方向に移動駆動することにより、テーブル3に設
置されたワーク(図示せず)と、ヘッドストック7に設
けられた主軸12との間の相対位置関係を3次元的に変
化させながら、該主軸12をモータユニット15を介し
て図の矢印P、Q方向に回転駆動させることにより該主
軸12に装着された工具50を回転させて前記ワークを
切削する形で行われる。また、通常、このような加工の
途中では自動工具交換による工具交換を行う。以下、マ
シニングセンタ1における自動工具交換による工具交換
(或いは工具未装着状態の主軸12に対する工具装着)
の手順を説明する。
されているので、該マシニングセンタ1によるワークの
加工は、ベース2に対してテーブル3をX軸方向に、コ
ラム5をZ軸方向にそれぞれ移動駆動すると共に、コラ
ム5に対してヘッドストック7をY軸駆動装置9を介し
てY軸方向に移動駆動することにより、テーブル3に設
置されたワーク(図示せず)と、ヘッドストック7に設
けられた主軸12との間の相対位置関係を3次元的に変
化させながら、該主軸12をモータユニット15を介し
て図の矢印P、Q方向に回転駆動させることにより該主
軸12に装着された工具50を回転させて前記ワークを
切削する形で行われる。また、通常、このような加工の
途中では自動工具交換による工具交換を行う。以下、マ
シニングセンタ1における自動工具交換による工具交換
(或いは工具未装着状態の主軸12に対する工具装着)
の手順を説明する。
【0021】工具交換を行う前の、主軸12に工具50
が装着されている工具装着完了状態では、図2の紙面下
側に示すようにドローバー19は装着完了位置PT1に
あり、第1スリーブ21は、図3に示すように、そのバ
ー押圧面22が、ドローバー19の押圧受部19cに対
して近接した形で配置されており、第2スリーブ25
は、そのスリーブ押圧面26が、第1スリーブ21の押
圧受部23に対して近接した形で配置されている。この
状態では図2及び図3に示すように、アクチェータ30
において、前記第2スリーブ25に形成されているピス
トン32がシリンダ31内の後端側(矢印F方向)の位
置に配置されている。なお、主軸12が工具未装着状態
である場合には、既に説明したようにドローバー19は
待機位置PT0にあるが、この待機位置PT0と前記装
着完了位置PT1とではドローバー19の位置は僅かに
違うだけなので、ドローバー19、第1スリーブ21、
第2スリーブ25相互の位置関係及び、アクチェータ3
0におけるシリンダ31とピストン32の相対位置関係
は、工具装着完了状態の場合と略同様となる。
が装着されている工具装着完了状態では、図2の紙面下
側に示すようにドローバー19は装着完了位置PT1に
あり、第1スリーブ21は、図3に示すように、そのバ
ー押圧面22が、ドローバー19の押圧受部19cに対
して近接した形で配置されており、第2スリーブ25
は、そのスリーブ押圧面26が、第1スリーブ21の押
圧受部23に対して近接した形で配置されている。この
状態では図2及び図3に示すように、アクチェータ30
において、前記第2スリーブ25に形成されているピス
トン32がシリンダ31内の後端側(矢印F方向)の位
置に配置されている。なお、主軸12が工具未装着状態
である場合には、既に説明したようにドローバー19は
待機位置PT0にあるが、この待機位置PT0と前記装
着完了位置PT1とではドローバー19の位置は僅かに
違うだけなので、ドローバー19、第1スリーブ21、
第2スリーブ25相互の位置関係及び、アクチェータ3
0におけるシリンダ31とピストン32の相対位置関係
は、工具装着完了状態の場合と略同様となる。
【0022】従って、上述した主軸12の工具50を交
換するには(或いは工具未装着状態の主軸12に工具を
装着するには)、まずヘッドストック7を所定の工具交
換位置TCP(本実施例ではヘッドストック7をコラム
5に対してY軸方向に略いっぱいまで上方に移動させた
位置としている。)に位置決めする必要がある。そこ
で、Y軸駆動装置9によりヘッドストック7をコラム5
に対してY軸方向上方(図の矢印C方向)に移動させ
る。これによりヘッドストック7に設けられたレバー装
置39もコラム5内をY軸方向上方に移動し、従って該
レバー装置39のローラ45も、図5の一点鎖線で示す
ようにコラム5内をY軸方向上方に移動する。更にヘッ
ドストック7を上方に移動駆動することにより、ローラ
45をコラム5内のカム部材46に到達させ、図5の二
点鎖線で示すように、該カム部材46のカム溝47に挿
入させる。即ち、カム部材46は、ローラ45が該カム
部材46に到達していない状態(図5の一点鎖線で図
示)においては戻しバネ43により、該ローラ45の位
置とカム溝47のローラ受入口47aとがY軸方向(矢
印C、D方向)に対応する形で配置されており、従って
ローラ45が上方に移動してカム部材46に到達する際
には、該ローラ45がローラ受入口47aからカム溝4
7内に上向き(矢印C方向)に挿入されることになる。
続けて、ヘッドストック7を上方に移動駆動させる。こ
の時点ではローラ45がカム溝47に挿入されているの
で、ローラ45はカム溝47に沿った形で上方に移動す
る。カム溝47は、図5に示すように、下から上に向か
って始めは略真上にその後図5の紙面右斜め上方に屈曲
して形成されているので、該カム溝47に沿って始めは
略真上に移動したローラ45は、その後、斜め上方(図
5の矢印H方向)に移動する。更に続けて、ヘッドスト
ック7を上方に移動駆動することにより所定の工具交換
位置TCPに位置決めする。この状態で、カム溝47に
沿って移動して来たローラ45の位置は、図5の破線で
示すように、カム部材46に到達前の位置(図5の一点
鎖線で図示)よりもZ軸方向(図の矢印F方向)に距離
L1だけ移動した位置に位置決めされている。
換するには(或いは工具未装着状態の主軸12に工具を
装着するには)、まずヘッドストック7を所定の工具交
換位置TCP(本実施例ではヘッドストック7をコラム
5に対してY軸方向に略いっぱいまで上方に移動させた
位置としている。)に位置決めする必要がある。そこ
で、Y軸駆動装置9によりヘッドストック7をコラム5
に対してY軸方向上方(図の矢印C方向)に移動させ
る。これによりヘッドストック7に設けられたレバー装
置39もコラム5内をY軸方向上方に移動し、従って該
レバー装置39のローラ45も、図5の一点鎖線で示す
ようにコラム5内をY軸方向上方に移動する。更にヘッ
ドストック7を上方に移動駆動することにより、ローラ
45をコラム5内のカム部材46に到達させ、図5の二
点鎖線で示すように、該カム部材46のカム溝47に挿
入させる。即ち、カム部材46は、ローラ45が該カム
部材46に到達していない状態(図5の一点鎖線で図
示)においては戻しバネ43により、該ローラ45の位
置とカム溝47のローラ受入口47aとがY軸方向(矢
印C、D方向)に対応する形で配置されており、従って
ローラ45が上方に移動してカム部材46に到達する際
には、該ローラ45がローラ受入口47aからカム溝4
7内に上向き(矢印C方向)に挿入されることになる。
続けて、ヘッドストック7を上方に移動駆動させる。こ
の時点ではローラ45がカム溝47に挿入されているの
で、ローラ45はカム溝47に沿った形で上方に移動す
る。カム溝47は、図5に示すように、下から上に向か
って始めは略真上にその後図5の紙面右斜め上方に屈曲
して形成されているので、該カム溝47に沿って始めは
略真上に移動したローラ45は、その後、斜め上方(図
5の矢印H方向)に移動する。更に続けて、ヘッドスト
ック7を上方に移動駆動することにより所定の工具交換
位置TCPに位置決めする。この状態で、カム溝47に
沿って移動して来たローラ45の位置は、図5の破線で
示すように、カム部材46に到達前の位置(図5の一点
鎖線で図示)よりもZ軸方向(図の矢印F方向)に距離
L1だけ移動した位置に位置決めされている。
【0023】一方、上述したようにローラ45がカム溝
47に沿って図5の矢印H方向に移動する際には、レバ
ー40はヘッドストック7に対してピン40aの中心軸
CT2を中心に図の矢印S方向に回動駆動されることに
なる。これによって該レバー40の支持部41、41に
設けられたローラ42、42は、図6に示すようにZ軸
方向前方(矢印E方向)に駆動される。各ローラ42は
第1スリーブ21のカム溝27に挿入されているので、
該ローラ42がZ軸方向前方に駆動される際には、該ロ
ーラ42が挿入されたカム溝27内の前方(矢印E側)
の内壁27aをZ軸方向前方に押圧し、これによって第
1スリーブ21を、図6に示すようにZ軸方向前方に駆
動する。なおカム機構28、28は中心軸CT1を中心
に対称的に配置されているので、第1スリーブ21はバ
ランスよく安定して駆動される。第1スリーブ21がZ
軸方向前方に駆動されることにより、該第1スリーブ2
1のバー押圧面22においてドローバー19の押圧受部
19cをZ軸方向前方に押圧して該ドローバー19をZ
軸方向前方に駆動する。こうしてヘッドストック7が工
具交換位置TCPに位置決めされた状態(図6に示す状
態)になると、図6に示すように各ローラ42は、図3
に示す状態よりもZ軸方向前方に距離L2だけ移動さ
れ、従ってドローバー19も距離L2と略等しい距離だ
けZ軸方向前方に移動駆動されて所定のアンクランプ位
置PT2に配置された。ドローバー19がアンクランプ
位置PT2に配置されると、該ドローバー19によって
コレット装置17が駆動され、該コレット装置17によ
ってクランプされていた工具50がアンクランプされる
と共に前方に押し出される(コレット装置17の動作の
仕組み及び動作方法は公知のものなので説明を省略す
る)。
47に沿って図5の矢印H方向に移動する際には、レバ
ー40はヘッドストック7に対してピン40aの中心軸
CT2を中心に図の矢印S方向に回動駆動されることに
なる。これによって該レバー40の支持部41、41に
設けられたローラ42、42は、図6に示すようにZ軸
方向前方(矢印E方向)に駆動される。各ローラ42は
第1スリーブ21のカム溝27に挿入されているので、
該ローラ42がZ軸方向前方に駆動される際には、該ロ
ーラ42が挿入されたカム溝27内の前方(矢印E側)
の内壁27aをZ軸方向前方に押圧し、これによって第
1スリーブ21を、図6に示すようにZ軸方向前方に駆
動する。なおカム機構28、28は中心軸CT1を中心
に対称的に配置されているので、第1スリーブ21はバ
ランスよく安定して駆動される。第1スリーブ21がZ
軸方向前方に駆動されることにより、該第1スリーブ2
1のバー押圧面22においてドローバー19の押圧受部
19cをZ軸方向前方に押圧して該ドローバー19をZ
軸方向前方に駆動する。こうしてヘッドストック7が工
具交換位置TCPに位置決めされた状態(図6に示す状
態)になると、図6に示すように各ローラ42は、図3
に示す状態よりもZ軸方向前方に距離L2だけ移動さ
れ、従ってドローバー19も距離L2と略等しい距離だ
けZ軸方向前方に移動駆動されて所定のアンクランプ位
置PT2に配置された。ドローバー19がアンクランプ
位置PT2に配置されると、該ドローバー19によって
コレット装置17が駆動され、該コレット装置17によ
ってクランプされていた工具50がアンクランプされる
と共に前方に押し出される(コレット装置17の動作の
仕組み及び動作方法は公知のものなので説明を省略す
る)。
【0024】上述したように第1ドローバー駆動手段6
1によりドローバー19がZ軸方向前方に駆動される際
には、第1スリーブ21の押圧受部23が第2スリーブ
25のスリーブ押圧面26から矢印E方向に遠ざかる方
向に移動するので、Z軸方向において第2スリーブ25
は移動駆動されず、従ってアクチェータ30におけるシ
リンダ31内でのピストン32の動きはない。つまり、
第1ドローバー駆動手段61によるドローバー19の駆
動時には、軸方向クラッチ機構70により第2ドローバ
ー駆動手段62のアクチェータ30の動きを防止するの
で、シリンダ31内の圧油等による抵抗が生じずドロー
バー19の駆動は小さな力で素早く行うことができる。
1によりドローバー19がZ軸方向前方に駆動される際
には、第1スリーブ21の押圧受部23が第2スリーブ
25のスリーブ押圧面26から矢印E方向に遠ざかる方
向に移動するので、Z軸方向において第2スリーブ25
は移動駆動されず、従ってアクチェータ30におけるシ
リンダ31内でのピストン32の動きはない。つまり、
第1ドローバー駆動手段61によるドローバー19の駆
動時には、軸方向クラッチ機構70により第2ドローバ
ー駆動手段62のアクチェータ30の動きを防止するの
で、シリンダ31内の圧油等による抵抗が生じずドロー
バー19の駆動は小さな力で素早く行うことができる。
【0025】以上のようにヘッドストック7が工具交換
位置TCPに位置決めされ、従ってドローバー19を介
してコレット装置17が駆動されて、クランプされてい
た工具50がアンクランプされると共に前方に押し出さ
れた状態で、図示しない公知の自動工具交換装置(AT
C装置)により前記工具50を主軸12から取外し、別
の工具を該主軸12に受渡す(主軸12が工具未装着状
態であった場合には、工具50の取外しは無く、自動工
具交換装置からの工具の受渡しだけが行われる)。工具
の受渡しが完了すると、ヘッドストック7を、以降の加
工を行うための所定の待機位置に向けて移動駆動させる
ことになる。そこで、コラム5に対してヘッドストック
7をY軸方向下方に移動駆動する。これによりヘッドス
トック7に設けられたレバー装置39もコラム5内をY
軸方向下方に移動し、従って該レバー装置39のローラ
45が、カム部材46のカム溝47に沿って斜め下方に
移動した後、Y軸方向下方に移動してローラ受入口47
aから該カム溝47の外部に移動する。こうしてローラ
45がカム溝47から外れることによりレバー40は、
図3に示すように矢印R方向に回動駆動される(この
際、レバー40とヘッドストック7との間に設けられた
戻しバネ43により引っ張られる形でレバー40の矢印
R方向への回動駆動は確実かつ素早く行われる)。
位置TCPに位置決めされ、従ってドローバー19を介
してコレット装置17が駆動されて、クランプされてい
た工具50がアンクランプされると共に前方に押し出さ
れた状態で、図示しない公知の自動工具交換装置(AT
C装置)により前記工具50を主軸12から取外し、別
の工具を該主軸12に受渡す(主軸12が工具未装着状
態であった場合には、工具50の取外しは無く、自動工
具交換装置からの工具の受渡しだけが行われる)。工具
の受渡しが完了すると、ヘッドストック7を、以降の加
工を行うための所定の待機位置に向けて移動駆動させる
ことになる。そこで、コラム5に対してヘッドストック
7をY軸方向下方に移動駆動する。これによりヘッドス
トック7に設けられたレバー装置39もコラム5内をY
軸方向下方に移動し、従って該レバー装置39のローラ
45が、カム部材46のカム溝47に沿って斜め下方に
移動した後、Y軸方向下方に移動してローラ受入口47
aから該カム溝47の外部に移動する。こうしてローラ
45がカム溝47から外れることによりレバー40は、
図3に示すように矢印R方向に回動駆動される(この
際、レバー40とヘッドストック7との間に設けられた
戻しバネ43により引っ張られる形でレバー40の矢印
R方向への回動駆動は確実かつ素早く行われる)。
【0026】このようにレバー40が矢印R方向に回動
駆動される際には、該レバー40の支持部41、41に
設けられたローラ42、42はZ軸方向後方に駆動され
るので、各ローラ42は、該ローラ42が挿入されたカ
ム溝27内の後方(矢印F側)の内壁27bをZ軸方向
後方に押圧し、これによって第1スリーブ21をZ軸方
向後方に駆動する。第1スリーブ21がZ軸方向後方に
駆動されることにより、該第1スリーブ21のバー押圧
面22がドローバー19の押圧受部19cからZ軸方向
後方に離れる方向に移動するので、ドローバー19は皿
バネ20により押圧される形でZ軸方向後方に駆動され
る。こうしてドローバー19は再び図2及び図3に示す
装着完了位置PT1に移動配置された。また、ドローバ
ー19のZ軸方向後方への駆動によりコレット装置17
が駆動され、該コレット装置17に受渡された工具がク
ランプされると共に後方に引込まれ主軸12に対する装
着が完了された。
駆動される際には、該レバー40の支持部41、41に
設けられたローラ42、42はZ軸方向後方に駆動され
るので、各ローラ42は、該ローラ42が挿入されたカ
ム溝27内の後方(矢印F側)の内壁27bをZ軸方向
後方に押圧し、これによって第1スリーブ21をZ軸方
向後方に駆動する。第1スリーブ21がZ軸方向後方に
駆動されることにより、該第1スリーブ21のバー押圧
面22がドローバー19の押圧受部19cからZ軸方向
後方に離れる方向に移動するので、ドローバー19は皿
バネ20により押圧される形でZ軸方向後方に駆動され
る。こうしてドローバー19は再び図2及び図3に示す
装着完了位置PT1に移動配置された。また、ドローバ
ー19のZ軸方向後方への駆動によりコレット装置17
が駆動され、該コレット装置17に受渡された工具がク
ランプされると共に後方に引込まれ主軸12に対する装
着が完了された。
【0027】第1ドローバー駆動手段61によりドロー
バー19を駆動し、前記受渡された工具を主軸12に対
してクランプし装着する工程においても、第1スリーブ
21と第2スリーブ25はZ軸方向に干渉しないので、
Z軸方向において第2スリーブ25は移動駆動されず、
従って第2ドローバー駆動手段62のアクチェータ30
におけるシリンダ31内でのピストン32の動きはな
い。つまり、アクチェータ30の動きがないので、圧油
等による抵抗が生じずドローバー19の駆動は小さな力
で素早く行うことができる。マシニングセンタ1におけ
る自動工具交換による工具交換(或いは工具未装着状態
の主軸12に対する工具装着)の手順の説明は以上であ
る。
バー19を駆動し、前記受渡された工具を主軸12に対
してクランプし装着する工程においても、第1スリーブ
21と第2スリーブ25はZ軸方向に干渉しないので、
Z軸方向において第2スリーブ25は移動駆動されず、
従って第2ドローバー駆動手段62のアクチェータ30
におけるシリンダ31内でのピストン32の動きはな
い。つまり、アクチェータ30の動きがないので、圧油
等による抵抗が生じずドローバー19の駆動は小さな力
で素早く行うことができる。マシニングセンタ1におけ
る自動工具交換による工具交換(或いは工具未装着状態
の主軸12に対する工具装着)の手順の説明は以上であ
る。
【0028】ところでマシニングセンタ1には、主軸1
2に装着されている工具50を自動工具交換を用いずに
手作業によって取外したり交換することもある。この場
合には、ヘッドストック7を上述した工具交換位置TC
P以外の位置に停止させた後、第2ドローバー駆動手段
62を利用して以下のように工具の交換(或いは取外
し)を行うようにする。まず、アクチェータ30を駆動
することによりシリンダ31内でピストン32をZ軸方
向前方に移動駆動させ、従ってヘッドストック7に対し
て第2スリーブ25をZ軸方向前方に移動駆動させる。
すると、第2スリーブ25のスリーブ押圧面26により
押圧受部23がZ軸方向前方に押圧される形で第1スリ
ーブ21がZ軸方向前方に移動駆動され、従って第1ス
リーブ21のバー押圧面22によりドローバー19の押
圧受部19cがZ軸方向前方に押圧される形で該ドロー
バー19がZ軸方向前方にアンクランプ位置PT2まで
移動駆動される。これによりコレット装置17が駆動さ
れて、クランプされていた工具50がアンクランプさ
れ、かつ前方に押し出される。この状態で、前記アンク
ランプされた工具50を作業員が手動操作により取外
し、代わりに別の工具をコレット装置17に受渡した後
(或いは工具50の取外しのみを行ってもよい)、アク
チェータ30を駆動することによりシリンダ31内でピ
ストン32をZ軸方向後方(図の矢印F方向)に移動駆
動させ、従ってヘッドストック7に対して第2スリーブ
25をZ軸方向後方に移動駆動させる。すると、皿バネ
20によりZ軸方向後方に押圧されているドローバー1
9は、押圧受部19cを介して第1スリーブ1をZ軸方
向後方に押し戻す形で、第2スリーブ25に伴ってZ軸
方向後方に移動駆動され、図2及び図3に示す装着完了
位置PT1に戻る。また、このようにドローバー19が
Z軸方向後方に装着完了位置PT1まで移動駆動される
ことにより、コレット装置17は、該コレット装置17
に受渡された工具をクランプし、かつ該工具を主軸装着
穴16に引込ませる形で駆動され、従って該工具は主軸
12に装着完了された。なお、このように第2ドローバ
ー駆動手段62によりドローバー19を駆動する際に
は、第1スリーブ21がZ軸方向に移動駆動され、従っ
て該第1スリーブ21とカム機構28、28を介して係
合されたレバー装置39も図の矢印R、S方向に回動駆
動されることになるが、ヘッドストック7が上述した工
具交換位置TCP以外の位置に配置されているため、コ
ラム5内でレバー装置39を拘束しているものは戻しバ
ネ43以外にはなくレバー40等の動きに支障は無い。
2に装着されている工具50を自動工具交換を用いずに
手作業によって取外したり交換することもある。この場
合には、ヘッドストック7を上述した工具交換位置TC
P以外の位置に停止させた後、第2ドローバー駆動手段
62を利用して以下のように工具の交換(或いは取外
し)を行うようにする。まず、アクチェータ30を駆動
することによりシリンダ31内でピストン32をZ軸方
向前方に移動駆動させ、従ってヘッドストック7に対し
て第2スリーブ25をZ軸方向前方に移動駆動させる。
すると、第2スリーブ25のスリーブ押圧面26により
押圧受部23がZ軸方向前方に押圧される形で第1スリ
ーブ21がZ軸方向前方に移動駆動され、従って第1ス
リーブ21のバー押圧面22によりドローバー19の押
圧受部19cがZ軸方向前方に押圧される形で該ドロー
バー19がZ軸方向前方にアンクランプ位置PT2まで
移動駆動される。これによりコレット装置17が駆動さ
れて、クランプされていた工具50がアンクランプさ
れ、かつ前方に押し出される。この状態で、前記アンク
ランプされた工具50を作業員が手動操作により取外
し、代わりに別の工具をコレット装置17に受渡した後
(或いは工具50の取外しのみを行ってもよい)、アク
チェータ30を駆動することによりシリンダ31内でピ
ストン32をZ軸方向後方(図の矢印F方向)に移動駆
動させ、従ってヘッドストック7に対して第2スリーブ
25をZ軸方向後方に移動駆動させる。すると、皿バネ
20によりZ軸方向後方に押圧されているドローバー1
9は、押圧受部19cを介して第1スリーブ1をZ軸方
向後方に押し戻す形で、第2スリーブ25に伴ってZ軸
方向後方に移動駆動され、図2及び図3に示す装着完了
位置PT1に戻る。また、このようにドローバー19が
Z軸方向後方に装着完了位置PT1まで移動駆動される
ことにより、コレット装置17は、該コレット装置17
に受渡された工具をクランプし、かつ該工具を主軸装着
穴16に引込ませる形で駆動され、従って該工具は主軸
12に装着完了された。なお、このように第2ドローバ
ー駆動手段62によりドローバー19を駆動する際に
は、第1スリーブ21がZ軸方向に移動駆動され、従っ
て該第1スリーブ21とカム機構28、28を介して係
合されたレバー装置39も図の矢印R、S方向に回動駆
動されることになるが、ヘッドストック7が上述した工
具交換位置TCP以外の位置に配置されているため、コ
ラム5内でレバー装置39を拘束しているものは戻しバ
ネ43以外にはなくレバー40等の動きに支障は無い。
【0029】以上説明したようにマシンニングセンタ1
では、主軸12に工具をクランプ・アンクランプする工
具クランプ・アンクランプ装置60において、自動工具
交換時には、ヘッドストック7の軸送りを利用した形で
第1ドローバー駆動手段61を介してドローバー19の
駆動を行うようになっているため、ドローバー19の駆
動が高速である。更に、第1ドローバー駆動手段61に
よる駆動時には、軸方向クラッチ機構70により第2ド
ローバー駆動手段62のアクチェータ30の動きを防止
するので、圧油による抵抗が生じず、ドローバー19の
高速な駆動を妨げることはない。これによりマシニング
センタ1では工具の高速なクランプ・アンクランプ、従
って高速な工具交換が実現され、高速な加工を実現する
ことができる。
では、主軸12に工具をクランプ・アンクランプする工
具クランプ・アンクランプ装置60において、自動工具
交換時には、ヘッドストック7の軸送りを利用した形で
第1ドローバー駆動手段61を介してドローバー19の
駆動を行うようになっているため、ドローバー19の駆
動が高速である。更に、第1ドローバー駆動手段61に
よる駆動時には、軸方向クラッチ機構70により第2ド
ローバー駆動手段62のアクチェータ30の動きを防止
するので、圧油による抵抗が生じず、ドローバー19の
高速な駆動を妨げることはない。これによりマシニング
センタ1では工具の高速なクランプ・アンクランプ、従
って高速な工具交換が実現され、高速な加工を実現する
ことができる。
【0030】なお上述した実施例ではマシニングセンタ
1に採用された工具クランプ・アンクランプ装置を例に
して説明したが、本発明による主軸の工具クランプ・ア
ンクランプ装置はマシニングセンタ以外の工作機械に採
用されても良く、例えば工具を工具主軸にATC装置を
利用して着脱するタイプのNC旋盤などに採用しても良
い。また軸方向クラッチ機構は、必ずしも第1スリーブ
21を有した形で構成しなくてもよい。例えば、ドロー
バー19とレバー装置39を直接係合し、アクチェータ
30の第2スリーブ25とドローバー19を直接当接係
合するように構成しても良い。また上述した実施例では
カム機構28において、カム溝27は第1スリーブ21
側に、ローラ42はレバー装置39側に設けられている
が、カム溝27をレバー装置39側に、ローラ42を第
1スリーブ21側に設けることも可能である。
1に採用された工具クランプ・アンクランプ装置を例に
して説明したが、本発明による主軸の工具クランプ・ア
ンクランプ装置はマシニングセンタ以外の工作機械に採
用されても良く、例えば工具を工具主軸にATC装置を
利用して着脱するタイプのNC旋盤などに採用しても良
い。また軸方向クラッチ機構は、必ずしも第1スリーブ
21を有した形で構成しなくてもよい。例えば、ドロー
バー19とレバー装置39を直接係合し、アクチェータ
30の第2スリーブ25とドローバー19を直接当接係
合するように構成しても良い。また上述した実施例では
カム機構28において、カム溝27は第1スリーブ21
側に、ローラ42はレバー装置39側に設けられている
が、カム溝27をレバー装置39側に、ローラ42を第
1スリーブ21側に設けることも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第1の
発明は、コラム5等のフレームを有し、前記フレームに
ヘッドストック7等のヘッドストックを、Y軸駆動装置
9等の軸送り駆動機構を介して所定の軸方向に移動駆動
自在に設け、前記ヘッドストックに主軸12等の主軸
を、中心軸CT1等の所定の中心軸を中心に軸回転駆動
自在に保持して設け、前記主軸内に、前記主軸の前端部
12a等の先端部において工具50等の工具をクランプ
・アンクランプ自在となったコレット装置17等のコレ
ット装置を設け、前記主軸内に、該主軸に対して中心軸
方向における第1及び第2の方向に往復移動自在な形
で、かつ第1の方向における移動動作により前記コレッ
ト装置をクランプ駆動し、第2の方向における移動動作
により前記コレット装置をアンクランプ駆動し得る形
で、前記コレット装置に接続されたドローバー装置18
等のドローバー装置を設け、第1ドローバー駆動手段6
1等の第1のドローバー駆動手段及び第2ドローバー駆
動手段62等の第2のドローバー駆動手段を、前記ドロ
ーバー装置を第2の方向に移動駆動自在に設け、前記第
1のドローバー駆動手段は、前記フレームに設けられた
カム部材46等の係合手段と、前記ヘッドストックが前
記軸送り駆動機構を介して前記フレームに対し軸方向に
工具交換位置TCP等の所定の位置まで移動駆動された
際に前記係合手段と係合して前記ドローバー装置を第2
の方向に移動駆動するレバー装置39等のレバー手段を
有し、前記第2のドローバー駆動手段は、前記ヘッドス
トックに設けられた流体圧によるアクチェータ30等の
アクチェータを有し、該アクチェータを駆動することに
より前記ドローバー装置を第2の方向に移動駆動するよ
うになっている工作機械における、主軸の工具クランプ
・アンクランプ装置において、前記第1のドローバー駆
動手段及び前記第2のドローバー駆動手段と前記ドロー
バー装置との間に、前記レバー手段による前記ドローバ
ー装置に対する第2の方向への駆動力を該ドローバー装
置に伝達し、かつ該駆動力が前記第2のドローバー駆動
手段へ伝達されることを防止し、前記アクチェータによ
る前記ドローバー装置に対する第2の方向への駆動力を
該ドローバー装置へ伝達する軸方向クラッチ機構70等
の軸方向クラッチ機構を設けて構成される。従って本発
明による工具クランプ・アンクランプ装置によると、自
動工具交換時等には、軸送り駆動機構を介したヘッドス
トックの軸送りを利用した形で第1のドローバー駆動手
段によりドローバー装置の駆動を行うようになっている
ため、ドローバー装置の駆動が高速であるだけでなく、
第1のドローバー駆動手段によるドローバー装置の駆動
時には、軸方向クラッチ機構により第2のドローバー駆
動手段への駆動力の伝達が防止され、アクチェータの動
きが防止されるので、該アクチェータにおいて流体圧に
よる抵抗が生じず、ドローバー装置の高速な駆動を妨げ
ることはない。これにより工具の高速なクランプ・アン
クランプ、従って高速な工具交換が実現され、高速な加
工を実現することができる。
発明は、コラム5等のフレームを有し、前記フレームに
ヘッドストック7等のヘッドストックを、Y軸駆動装置
9等の軸送り駆動機構を介して所定の軸方向に移動駆動
自在に設け、前記ヘッドストックに主軸12等の主軸
を、中心軸CT1等の所定の中心軸を中心に軸回転駆動
自在に保持して設け、前記主軸内に、前記主軸の前端部
12a等の先端部において工具50等の工具をクランプ
・アンクランプ自在となったコレット装置17等のコレ
ット装置を設け、前記主軸内に、該主軸に対して中心軸
方向における第1及び第2の方向に往復移動自在な形
で、かつ第1の方向における移動動作により前記コレッ
ト装置をクランプ駆動し、第2の方向における移動動作
により前記コレット装置をアンクランプ駆動し得る形
で、前記コレット装置に接続されたドローバー装置18
等のドローバー装置を設け、第1ドローバー駆動手段6
1等の第1のドローバー駆動手段及び第2ドローバー駆
動手段62等の第2のドローバー駆動手段を、前記ドロ
ーバー装置を第2の方向に移動駆動自在に設け、前記第
1のドローバー駆動手段は、前記フレームに設けられた
カム部材46等の係合手段と、前記ヘッドストックが前
記軸送り駆動機構を介して前記フレームに対し軸方向に
工具交換位置TCP等の所定の位置まで移動駆動された
際に前記係合手段と係合して前記ドローバー装置を第2
の方向に移動駆動するレバー装置39等のレバー手段を
有し、前記第2のドローバー駆動手段は、前記ヘッドス
トックに設けられた流体圧によるアクチェータ30等の
アクチェータを有し、該アクチェータを駆動することに
より前記ドローバー装置を第2の方向に移動駆動するよ
うになっている工作機械における、主軸の工具クランプ
・アンクランプ装置において、前記第1のドローバー駆
動手段及び前記第2のドローバー駆動手段と前記ドロー
バー装置との間に、前記レバー手段による前記ドローバ
ー装置に対する第2の方向への駆動力を該ドローバー装
置に伝達し、かつ該駆動力が前記第2のドローバー駆動
手段へ伝達されることを防止し、前記アクチェータによ
る前記ドローバー装置に対する第2の方向への駆動力を
該ドローバー装置へ伝達する軸方向クラッチ機構70等
の軸方向クラッチ機構を設けて構成される。従って本発
明による工具クランプ・アンクランプ装置によると、自
動工具交換時等には、軸送り駆動機構を介したヘッドス
トックの軸送りを利用した形で第1のドローバー駆動手
段によりドローバー装置の駆動を行うようになっている
ため、ドローバー装置の駆動が高速であるだけでなく、
第1のドローバー駆動手段によるドローバー装置の駆動
時には、軸方向クラッチ機構により第2のドローバー駆
動手段への駆動力の伝達が防止され、アクチェータの動
きが防止されるので、該アクチェータにおいて流体圧に
よる抵抗が生じず、ドローバー装置の高速な駆動を妨げ
ることはない。これにより工具の高速なクランプ・アン
クランプ、従って高速な工具交換が実現され、高速な加
工を実現することができる。
【0032】本発明のうち第2の発明は、第1の発明に
よる工具クランプ・アンクランプ装置において、前記軸
方向クラッチ機構は、前記ドローバー装置を第2の方向
へ押圧自在な形で該ドローバー装置の外周側に挿嵌され
た第1スリーブ21等のスリーブ及び、前記アクチェー
タに、前記ドローバー装置に対して第2の方向に当接係
合自在に設けられたバー押圧面22、スリーブ押圧面2
6等の当接係合手段を有しており、前記スリーブは、前
記レバー手段により第2の方向へ押圧駆動自在な形で該
レバー手段に係合したので、第1の発明による効果に加
えて、ドローバー装置と同様に中心軸を中心とするスリ
ーブを採用することにより、軸方向クラッチ機構は、そ
の構成やドローバー装置に対する配置が簡単になり好都
合である。
よる工具クランプ・アンクランプ装置において、前記軸
方向クラッチ機構は、前記ドローバー装置を第2の方向
へ押圧自在な形で該ドローバー装置の外周側に挿嵌され
た第1スリーブ21等のスリーブ及び、前記アクチェー
タに、前記ドローバー装置に対して第2の方向に当接係
合自在に設けられたバー押圧面22、スリーブ押圧面2
6等の当接係合手段を有しており、前記スリーブは、前
記レバー手段により第2の方向へ押圧駆動自在な形で該
レバー手段に係合したので、第1の発明による効果に加
えて、ドローバー装置と同様に中心軸を中心とするスリ
ーブを採用することにより、軸方向クラッチ機構は、そ
の構成やドローバー装置に対する配置が簡単になり好都
合である。
【0033】本発明のうち第3の発明は、第2の発明に
よる工具クランプ・アンクランプ装置において、前記当
接係合手段は、前記アクチェータに、前記スリーブに対
して第2の方向に当接係合自在に設けられたバー押圧面
22等の第1の当接係合部及び、前記スリーブに、前記
ドローバー装置に対して第2の方向に当接係合自在に設
けられたスリーブ押圧面26等の第2の当接係合部を有
するので、第2の発明による効果に加えて、アクチェー
タに設ける当接係合手段は、スリーブと別個の位置に設
けなくて済むので、その分スペースが節約でき、工具ク
ランプ・アンクランプ装置のコンパクト化が実現する。
よる工具クランプ・アンクランプ装置において、前記当
接係合手段は、前記アクチェータに、前記スリーブに対
して第2の方向に当接係合自在に設けられたバー押圧面
22等の第1の当接係合部及び、前記スリーブに、前記
ドローバー装置に対して第2の方向に当接係合自在に設
けられたスリーブ押圧面26等の第2の当接係合部を有
するので、第2の発明による効果に加えて、アクチェー
タに設ける当接係合手段は、スリーブと別個の位置に設
けなくて済むので、その分スペースが節約でき、工具ク
ランプ・アンクランプ装置のコンパクト化が実現する。
【0034】本発明のうち第4の発明は、第2又は第3
の発明による工具クランプ・アンクランプ装置におい
て、前記レバー手段と前記第スリーブとは、カム機構2
8等の2つのカム機構を介して係合されており、前記各
カム機構は、前記レバー手段及び前記スリーブのうち
の、一方に設けられたローラ42等のカムと、該カムが
係合された形で他方に設けられたカム溝27等のカム溝
から構成されており、前記各カム機構は、前記中心軸を
中心に対称的に配置されているので、第2又は第3の発
明による効果に加えて、2つのカム機構を介してスリー
ブに伝達される駆動力は、中心軸を中心に対称的に加え
られるので、スリーブはバランスよく安定して駆動さ
れ、動作がスムーズな工具クランプ・アンクランプ装置
が実現する。
の発明による工具クランプ・アンクランプ装置におい
て、前記レバー手段と前記第スリーブとは、カム機構2
8等の2つのカム機構を介して係合されており、前記各
カム機構は、前記レバー手段及び前記スリーブのうち
の、一方に設けられたローラ42等のカムと、該カムが
係合された形で他方に設けられたカム溝27等のカム溝
から構成されており、前記各カム機構は、前記中心軸を
中心に対称的に配置されているので、第2又は第3の発
明による効果に加えて、2つのカム機構を介してスリー
ブに伝達される駆動力は、中心軸を中心に対称的に加え
られるので、スリーブはバランスよく安定して駆動さ
れ、動作がスムーズな工具クランプ・アンクランプ装置
が実現する。
【図1】図1は、本発明による工具クランプ・アンクラ
ンプ装置の一例を採用したマシニングセンタを示した全
体斜視図である。
ンプ装置の一例を採用したマシニングセンタを示した全
体斜視図である。
【図2】図2は、図1のうちヘッドストック及び主軸等
を示した側断面図である。
を示した側断面図である。
【図3】図3は、図2のうち工具クランプ・アンクラン
プ装置付近を拡大して示した図である。
プ装置付近を拡大して示した図である。
【図4】図4は、図2のX1−Y1断面図である。
【図5】図5は、カム部材付近を示した側面図である。
【図6】図6は、ドローバーがアンクランプ位置に位置
している状態での工具クランプ・アンクランプ装置付近
を示した図である。
している状態での工具クランプ・アンクランプ装置付近
を示した図である。
1……工作機械(マシニングセンタ)
5……フレーム(コラム)
7……ヘッドストック
9……軸送り駆動機構(Y軸駆動装置)
12……主軸
12a……先端部(前端部)
17……コレット装置
18……ドローバー装置
21……スリーブ(第1スリーブ)
22……当接係合手段、第1の当接係合部(バー押圧
面) 26……当接係合手段、第2の当接係合部(スリーブ押
圧面) 27……カム溝 28……カム機構 30……アクチェータ 39……レバー手段(レバー装置) 42……カム(ローラ) 46……係合手段(カム部材) 50……工具 60……工具クランプ・アンクランプ装置 61……第1のドローバー駆動手段(第1ドローバー駆
動手段) 62……第2のドローバー駆動手段(第2ドローバー駆
動手段) 70……軸方向クラッチ機構 CT1……中心軸 TCP……位置(工具交換位置)
面) 26……当接係合手段、第2の当接係合部(スリーブ押
圧面) 27……カム溝 28……カム機構 30……アクチェータ 39……レバー手段(レバー装置) 42……カム(ローラ) 46……係合手段(カム部材) 50……工具 60……工具クランプ・アンクランプ装置 61……第1のドローバー駆動手段(第1ドローバー駆
動手段) 62……第2のドローバー駆動手段(第2ドローバー駆
動手段) 70……軸方向クラッチ機構 CT1……中心軸 TCP……位置(工具交換位置)
Claims (4)
- 【請求項1】フレームを有し、 前記フレームにヘッドストックを、軸送り駆動機構を介
して所定の軸方向に移動駆動自在に設け、 前記ヘッドストックに主軸を、所定の中心軸を中心に軸
回転駆動自在に保持して設け、 前記主軸内に、前記主軸の先端部において工具をクラン
プ・アンクランプ自在となったコレット装置を設け、 前記主軸内に、該主軸に対して中心軸方向における第1
及び第2の方向に往復移動自在な形で、かつ第1の方向
における移動動作により前記コレット装置をクランプ駆
動し、第2の方向における移動動作により前記コレット
装置をアンクランプ駆動し得る形で、前記コレット装置
に接続されたドローバー装置を設け、 第1のドローバー駆動手段及び第2のドローバー駆動手
段を、前記ドローバー装置を第2の方向に移動駆動自在
に設け、 前記第1のドローバー駆動手段は、前記フレームに設け
られた係合手段と、前記ヘッドストックが前記軸送り駆
動機構を介して前記フレームに対し軸方向に所定の位置
まで移動駆動された際に前記係合手段と係合して前記ド
ローバー装置を第2の方向に移動駆動するレバー手段を
有し、 前記第2のドローバー駆動手段は、前記ヘッドストック
に設けられた流体圧によるアクチェータを有し、該アク
チェータを駆動することにより前記ドローバー装置を第
2の方向に移動駆動するようになっている工作機械にお
ける、主軸の工具クランプ・アンクランプ装置におい
て、 前記第1のドローバー駆動手段及び前記第2のドローバ
ー駆動手段と前記ドローバー装置との間に、前記レバー
手段による前記ドローバー装置に対する第2の方向への
駆動力を該ドローバー装置に伝達し、かつ該駆動力が前
記第2のドローバー駆動手段へ伝達されることを防止
し、前記アクチェータによる前記ドローバー装置に対す
る第2の方向への駆動力を該ドローバー装置へ伝達する
軸方向クラッチ機構を設けて構成した、主軸の工具クラ
ンプ・アンクランプ装置。 - 【請求項2】前記軸方向クラッチ機構は、前記ドローバ
ー装置を第2の方向へ押圧自在な形で該ドローバー装置
の外周側に挿嵌されたスリーブ及び、前記アクチェータ
に、前記ドローバー装置に対して第2の方向に当接係合
自在に設けられた当接係合手段を有しており、 前記スリーブは、前記レバー手段により第2の方向へ押
圧駆動自在な形で該レバー手段に係合したことを特徴と
する請求項1記載の、主軸の工具クランプ・アンクラン
プ装置。 - 【請求項3】前記当接係合手段は、前記アクチェータ
に、前記スリーブに対して第2の方向に当接係合自在に
設けられた第1の当接係合部及び、前記スリーブに、前
記ドローバー装置に対して第2の方向に当接係合自在に
設けられた第2の当接係合部を有することを特徴とする
請求項2記載の、主軸の工具クランプ・アンクランプ装
置。 - 【請求項4】前記レバー手段と前記スリーブとは、2つ
のカム機構を介して係合されており、 前記各カム機構は、前記レバー手段及び前記スリーブの
うちの、一方に設けられたカムと、該カムが係合された
形で他方に設けられたカム溝から構成されており、 前記各カム機構は、前記中心軸を中心に対称的に配置さ
れていることを特徴とする請求項2又は3記載の、主軸
の工具クランプ・アンクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10249221A JP2000061715A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 主軸の工具クランプ・アンクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10249221A JP2000061715A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 主軸の工具クランプ・アンクランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000061715A true JP2000061715A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=17189729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10249221A Pending JP2000061715A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 主軸の工具クランプ・アンクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000061715A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009274147A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Mori Seiki Co Ltd | 工作機械の主軸装置 |
| JP7075638B1 (ja) | 2021-03-24 | 2022-05-26 | 株式会社Mck | 主軸装置及び主軸装置を搭載した工作機械 |
-
1998
- 1998-08-19 JP JP10249221A patent/JP2000061715A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009274147A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Mori Seiki Co Ltd | 工作機械の主軸装置 |
| JP7075638B1 (ja) | 2021-03-24 | 2022-05-26 | 株式会社Mck | 主軸装置及び主軸装置を搭載した工作機械 |
| JP2022148049A (ja) * | 2021-03-24 | 2022-10-06 | 株式会社Mck | 主軸装置及び主軸装置を搭載した工作機械 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5374771B2 (ja) | 工作機械および工具ホルダ | |
| KR100289138B1 (ko) | 공작기계의 자동공구교환장치 | |
| JP5497582B2 (ja) | 横型マシニングセンタ | |
| JP5523640B1 (ja) | 立形マシニングセンタの5面加工用アングルツールホルダの自動工具交換装置 | |
| JP2010284768A (ja) | 工具、チャック、クランプ機構等の把捉機構 | |
| CN114616063A (zh) | 刀架和机床 | |
| JP6768154B2 (ja) | 工作機械の工具交換制御方法 | |
| JP5567733B1 (ja) | 立形マシニングセンタの5面加工用アングルツールホルダの自動工具交換装置 | |
| JP2000061715A (ja) | 主軸の工具クランプ・アンクランプ装置 | |
| JP3324897B2 (ja) | マシニングセンタ | |
| JP2001138164A (ja) | 自動工具交換装置 | |
| JP2020151808A (ja) | 工具ホルダおよび工作機械 | |
| JP2019059005A (ja) | 工作機械 | |
| JP5808467B1 (ja) | 内面加工装置 | |
| JP4088047B2 (ja) | 加工装置 | |
| JPH10286732A (ja) | ターニングセンタ | |
| JP4014247B2 (ja) | フェーシング装置における工具スライダのクランプ装置 | |
| JP3586381B2 (ja) | アタッチメント主軸装置 | |
| JP6990334B1 (ja) | 工具クランプ装置 | |
| JP2007331060A (ja) | 砥石車の着脱構造 | |
| JP2678856B2 (ja) | 複合工作機械の工具取付装置 | |
| JPH0618721Y2 (ja) | 工作機械の主軸頭 | |
| JPH0634918Y2 (ja) | 工具交換機能付タレツト装置 | |
| JP3819667B2 (ja) | ガンドリル装置における自動工具交換装置 | |
| JP5294981B2 (ja) | 工作機械の自動工具交換装置 |