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JP2000060872A - 歯科用インプラントと移植方法 - Google Patents

歯科用インプラントと移植方法

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Publication number
JP2000060872A
JP2000060872A JP10274214A JP27421498A JP2000060872A JP 2000060872 A JP2000060872 A JP 2000060872A JP 10274214 A JP10274214 A JP 10274214A JP 27421498 A JP27421498 A JP 27421498A JP 2000060872 A JP2000060872 A JP 2000060872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
implant
alveolar bone
patient
dental
dental implant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10274214A
Other languages
English (en)
Inventor
Cowen Houang Bernie
バーニイ・コウエン・ホウアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP10274214A priority Critical patent/JP2000060872A/ja
Publication of JP2000060872A publication Critical patent/JP2000060872A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯科インプラントおよび移植手術の手順に関
連する欠点や問題を克服することができる歯科インプラ
ントと移植方法を提供する。 【解決手段】 歯科インプラント10は、患者の歯槽骨
に挿入するための移植部を成す周囲構造14と、患者の
歯槽骨と周囲構造14とを相互連結するための概ね垂直
方向に突出する固定ピン26とから成っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科インプラント
とインプラントの移植方法、さらに詳しくは、歯牙を抜
去した直後にインプラントを取り付けられる効率的かつ
効果的な歯科インプラントと移植方法に関するものであ
【0002】
【従来の技術】歯牙疾患や外傷や損傷の結果、天然歯を
失うことは多い。近年、疾患や外傷のために失われた歯
牙を修復するのに適当な満足できる手段として、インプ
ラントに注目する歯科医や口腔外科医が増えている。こ
のようなインプラントは他の選択肢に代わる魅力的なも
のである。なぜならインプラントを用いると、架工義歯
を患者が選択した場合などに見られるように隣接する天
然歯の構造や外観を変えることなく、天然歯に極めて近
い修復が可能だからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来方法では一般的
に、移植手術では最初に歯牙の抜去が行われる。抜歯の
後、患者は帰宅し、それから、抜去によって形成された
歯根窩洞が閉じて癒着するまで、或る期間、およそ3ヶ
月から12ヶ月の間放置する。これは一般的に、販売さ
れているインプラントは円筒形であるため、抜歯による
窩洞の持つ概ねテーパ形状や円錐形状には当然適合しな
いからである。その結果、従来の円筒形状のインプラン
トは自然にできたテーパ形状の抜去窩洞に直接挿入でき
ないのである。したがって、抜歯の後、抜去窩洞が癒着
によって閉じるのを待たなければならないのである。歯
根窩洞が閉じて癒着すると、次の処置のため患者が再来
する。そこで癒着した部位に穿孔して、抜去した歯牙が
以前位置していた部分に移植窩洞を形成する。穿孔によ
って形成される空洞つまり窩洞は、選択された特定のイ
ンプラントの直径より若干小さい。移植窩洞が形成され
ると、摩擦つかみでインプラントを窩洞に挿嵌するか、
セルフタッピングねじで窩洞にねじ込む。したがって第
二癒着期間がこの後に必要になる。インプラントの周囲
の骨質がインプラントの方に広がってインプラントを機
械的に固定するまでの時間が必要なのである。患者の年
齢と口腔内の部位に左右されるが、一般的に第二癒着期
間はおよそ3ヶ月から12ヶ月に及ぶ。一体化が達成さ
れる、つまり骨質が充分に成長してインプラントに直接
当たるようになると、歯科医はインプラントに人工歯や
義歯を取り付けることができる。
【0004】一般的に言って歯科インプラントは望まし
いものだが、いくつかの問題と多くの不便さを持ってい
ることは明らかである。抜歯から義歯の最終的装着まで
の期間が6ヶ月から18ヶ月に及ぶのは珍しくない。そ
のうえこの長い期間、患者は不便さや不快、時には傷み
に耐えなければならないこともある。
【0005】従来の移植処置に伴う時間や不便さの他に
も、インプラントを正しく配置して義歯が装着された後
にインプラントの安定を維持するのが困難な場合もあ
る。挿入タイプのインプラントが元来、インプラントと
骨質との実質的接触が不足しがちなのは明らかである。
このため癒着期間が長くかかる。骨との実質的な接触が
不足していると、インプラントと骨質が一体化するまで
の期間が長くなる。ねじタイプのインプラントも配置と
安定化が難しい。一般的に、ねじタイプのインプラント
のねじ模様はインプラントを取り付けるため何周もして
いなければならない。移植窩洞の内部や周囲における骨
質の硬度は様々である。何周もするねじ模様を持つイン
プラントでは、ねじにより、比較的軟らかい骨質にイン
プラントが押し込まれる傾向がある。その結果、患者の
歯槽骨構造でのインプラント全体の配置がずれてしまう
ことになる。
【0006】最後に、インプラントは概ね円筒形状に一
致するように設計されるのが一般的である。そのうえ一
般的なインプラントは単体構造で、インプラントを歯槽
骨構造に相互連結するための追加または補助の手段を含
んでいない。インプラントの頂部に義歯を取り付けて、
患者がインプラントを使って食物を噛むようになると、
義歯にかかる応力や垂直および水平方向の力や回転トル
クはインプラントへと下向きに伝達される。インプラン
トが安定しておらず移植窩洞に密着固定されていない場
合には、応力や力やトルクを受けるとインプラントが回
転しやすい。この結果、インプラントは移植窩洞内で緩
くなるため、インプラントが窩洞からずれたり、窩洞内
で緩んで不安定になり、患者の歯槽骨から取り外さなけ
ればならなくなる。
【0007】また、上述のように、現在販売されている
最も一般的なインプラントは、円筒形状である。そのた
め外壁は概ねテーパ形状や円錐形状ではない。このよう
に円筒形状であるため、移植歯の下端には相当な応力や
力が集中し、この集中した応力や力によってインプラン
トが緩み患者の口腔内でインプラントが不安定となる。
【0008】本発明は、歯科インプラントと、従来の歯
科インプラントおよび移植手術の手順に関連する欠点や
問題を克服するため考案されたインプラントの移植方法
に関するものである。
【0009】第一に、この方法は、抜歯とインプラント
取り付けの間に癒着期間を置かずに抜歯直後にインプラ
ントを固定するものである。この方法を実行する際に歯
科医または口腔外科医は、最適なインプラントの寸法に
合ったリーマーを選択する。抜歯の直後に、選択したリ
ーマーを抜歯後の窩洞に挿入して、抜歯後の窩洞の形状
と輪郭が、選択されたインプラントの挿入に適したもの
となるように、リーミング処置を行なう。リーミングを
行なってきれいに開口した窩洞を形成すると、リーミン
グした抜歯後の窩洞に選択したインプラントをしっかり
と取り付ける。その後、骨一体化が行なわれる癒着期間
が設けられる。つまりこの期間にインプラントの周囲の
骨が成長してインプラントに癒着するため、リーミング
した抜歯後の窩洞にインプラントが確実に取り付けられ
るのである。一体化が達成されると、歯科医はインプラ
ントの頂部に人工歯または義歯を固定できる。
【0010】本発明による歯科インプラントは、インプ
ラントを患者の歯槽骨に相互連結するための概ね垂直方
向に突出する固定ピンを備えている。一実施例ではイン
プラントには上部と下部が含まれ、上部は下部に対して
外向きに突出したオフセット部を持っている。固定ピン
とインプラントは、固定ピンがオフセット部から患者の
歯槽骨へと下向きに突出するように設計されている。第
二の実施例によれば、本発明のインプラントには、歯科
インプラントの頂部に形成された挿入口と、この挿入口
から歯科インプラントの壁構造内に延在する貫通孔とが
含まれる。患者の歯槽骨にこのような設計のものを取り
付けて固定するには、挿入口から貫通孔へと固定ピンを
挿入して、患者の歯槽骨の隣接部に固定ピンをねじで固
定する。どちらの場合もインプラントと歯槽骨を相互連
結する固定ピンによって、歯槽骨にインプラントを確実
に固定でき、応力や負荷を受けた際のインプラントの回
転を概ね防止できる。
【0011】したがって本発明の目的は、従来、抜歯を
してからインプラントに人工歯や義歯を取り付けるまで
にかかっていた期間を短縮できる歯科移植の実施方法を
提供することである。
【0012】本発明の別の目的は、抜歯の直後に歯牙窩
洞にインプラントの挿入または取り付けが可能な歯科移
植手術の実施方法を提供することである。
【0013】移植手術にかかる時間を短縮してコストを
下げる歯科移植方法を提供することも、本発明の目的で
ある。
【0014】本発明の別の目的は、抜歯後の窩洞が癒着
して閉じるのを待つ必要がなく、患者の歯槽骨に移植用
の窩洞を穿孔することのない、インプラントの外科的移
植方法を提供することである。
【0015】本発明のさらなる目的は、抜去した歯牙の
歯根部の寸法に応じた寸法を持つインプラントを収容す
るように抜歯窩洞を処置するリーミング処理を抜歯後に
行なう、歯科移植の実施方法を提供することである。
【0016】本発明の別の目的は、患者の歯槽骨に容易
に固定できる歯科インプラントを提供することである。
【0017】本発明のさらに別の目的は、歯槽骨に形成
された抜歯後の窩洞にインプラントを360度以下回転
させて所定位置にねじ止めできる短回転ねじを含む歯科
インプラントを提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、インプラントの頂部
から概ね下向きに延出して歯槽骨とつながり、インプラ
ントと歯槽骨を効果的に相互連結する固定ピンを含む歯
科インプラントを提供することである。
【0019】本発明のこの他の目的と長所は、本発明を
単に例示するものに過ぎない後述の説明と添付図面から
明らかになるだろう。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ための手段は次のとおりである。
【0021】請求項1の発明は、患者の歯槽骨に挿入す
るための移植部と、該患者の該歯槽骨と該移植部とを相
互連結するための概ね垂直方向に突出する固定ピンとか
ら成る歯科インプラントである。
【0022】請求項2の発明は、前記移植部と前記固定
ピンとが各々長手方向軸を含み、前記歯槽骨に移植され
ると該移植部と該固定ピンが概ね平行な関係で延在す
る、請求項1に記載の歯科インプラントである。
【0023】請求項3の発明は、前記移植部が上部と下
部とを含み該上部が該下部に対して外向きに突出するオ
フセット部を含み、前記固定ピンが該オフセット部から
前記患者の前記歯槽骨へと下向きに突出する、請求項2
に記載の歯科インプラントである。
【0024】請求項4の発明は、前記移植部の前記オフ
セット部に孔が形成され、前記固定ピンが該孔を通過す
る、請求項3に記載の歯科インプラントである。
【0025】請求項5の発明は、前記移植部と前記固定
ピンとが移植後に前記患者の前記歯槽骨と長手方向に位
置合わせされる、請求項1に記載の歯科インプラントで
ある。
【0026】請求項6の発明は、前記移植部を前記歯槽
骨に固定するための一組の短回転ねじ部を持つねじ部が
該移植部に含まれる、請求項1に記載の歯科インプラン
トである。
【0027】請求項7の発明は、前記歯槽骨と螺合する
ためのねじ部が前記固定ピンに含まれる、請求項6に記
載の歯科インプラントである。
【0028】請求項8の発明は、前記移植部に形成され
て該移植部の頂部から到達可能な固定ピン貫通孔が該移
植部に含まれ、前記固定ピンが該固定ピン貫通孔から前
記歯槽骨に延びる、請求項1に記載の歯科インプラント
である。
【0029】請求項9の発明は、前記移植部の頂部に挿
入口が開口し、前記固定ピン貫通孔が該挿入口から該移
植部を通って延在する、請求項8に記載の歯科インプラ
ントである。
【0030】請求項10の発明は、前記挿入口に周壁構
造が含まれ、前記固定ピン貫通孔が該挿入口の該周壁構
造から前記移植部の本体を通って延在する、請求項9に
記載の歯科インプラントである。
【0031】請求項11の発明は、患者の前記歯槽骨に
挿入するため上部を含む移植部と、該移植部の該上部か
ら該歯槽骨に突出する固定ピンとから成る歯科インプラ
ントである。
【0032】請求項12の発明は、前記固定ピンが前記
移植部に対して概ね垂直に延在する、請求項11に記載
の歯科インプラントである。
【0033】請求項13の発明は、前記移植部の前記上
部がオフセット部を含み、前記固定ピンが該オフセット
部から前記患者の前記歯槽骨へ下向きに突出する、請求
項12に記載の歯科インプラントである。
【0034】請求項14の発明は、前記移植部の前記オ
フセット部に孔が形成され、前記固定ピンが該孔から前
記患者の前記歯槽骨へ下向きに延出する、請求項13に
記載の歯科インプラントである。
【0035】請求項15の発明は、二,三回転または1
回転以下で前記患者の前記歯槽骨に前記移植部を固定す
るための一組の短回転ねじを持つねじ部が前記移植部に
含まれる、請求項11に記載の歯科インプラントであ
る。
【0036】請求項16の発明は、前記移植部の頂部か
ら到達可能な固定ピンが該移植部に形成され、該固定ピ
ンが前記固定ピン貫通孔から前記歯槽骨へ延在する、請
求項11に記載の歯科インプラントである。
【0037】請求項17の発明は、前記頂部に開口する
挿入口が前記移植部に形成され、前記固定ピン貫通孔が
該挿入口から該移植部内に延在する、請求項16に記載
の歯科インプラントである。
【0038】請求項18の発明は、円錐形状の下端部が
前記移植部に含まれる、請求項11に記載の歯科インプ
ラントである。
【0039】請求項19の発明は、患者の歯槽骨に歯科
インプラントを移植する方法であって、 a)歯根窩洞を残して患者の歯槽骨から歯牙を抜去する
工程と、 b)前記歯牙を抜去した後に前記歯根窩洞にリーミング
を施してリーミング済移植窩洞を形成する工程と、 c)前記歯根窩洞が治癒して閉じる前に前記リーミング
済移植窩洞に歯科インプラントを直接移植する工程と、
から成る方法である。
【0040】請求項20の発明は、様々な寸法のリーマ
ーのセットからリーマーを選択する工程を含む、請求項
19に記載の方法である。
【0041】請求項21の発明は、前記リーマーのセッ
トが標準インプラントのセットと適合している、請求項
20に記載の方法である。
【0042】請求項22の発明は、抜歯後、抜去された
歯牙の歯根構造の一部の寸法に応じて標準インプラント
のセットからインプラントを選択する、請求項21に記
載の方法である。
【0043】請求項23の発明は、前記歯根窩洞のため
に選択されたインプラントと適合するリーマーを様々な
寸法のリーマーのセットから選択することが前記リーミ
ング工程に含まれる、請求項19に記載の方法である。
【0044】請求項24の発明は、前記リーミング方法
が円錐形状のリーマーで実施される、請求項23に記載
の方法である。
【0045】請求項25の発明は、リーミング後の移植
窩洞に前記移植部を挿入することと、該移植部から前記
歯槽骨へ固定ピンを挿入して該歯槽骨に該移植部を取り
付けることとが前記移植工程に含まれる、請求項19に
記載の方法である。
【0046】請求項26の発明は、前記移植部に上部が
含まれ、該移植部を固定するため該上部から前記歯槽骨
に固定ピンが突出する、請求項19に記載の方法であ
る。
【0047】請求項27の発明は、前記移植部が一組の
短回転ねじを備えている、請求項19に記載の方法であ
る。
【0048】請求項28の発明は、前記移植部と前記固
定ピンまたはねじとが各々長手方向軸を含み、前記リー
ミング済移植窩洞に移植されると該移植部と該固定ピン
の該長手方向軸が概ね平行な関係で延在する、請求項2
5に記載の方法である。
【0049】請求項29の発明は、前記移植部が上部と
下部を含んで該上部が該下部に対して外向きに突出する
オフセット部を含み、前記固定ピンが該オフセット部か
ら前記患者の前記歯槽骨へと概ね下向きに突出する、請
求項28に記載の方法である。
【0050】請求項30の発明は、前記移植部と前記固
定ピンとを前記患者の前記歯槽骨に長手方向に位置合わ
せする工程を含む、請求項29に記載の方法である。
【0051】請求項31の発明は、前記移植部の前記オ
フセット部に形成された孔から前記患者の前記歯槽骨に
前記固定ピンを挿入する工程を含む、請求項30に記載
の方法である。
【0052】請求項32の発明は、前記移植部の前記頂
部より到達可能な固定ピン孔から前記患者の前記歯槽骨
へと前記固定ピンを挿入する工程を含む、請求項24に
記載の方法である。
【0053】請求項33の発明は、前記移植部の前記頂
部に開口する挿入口が該移植部に含まれ、前記固定ピン
孔が該挿入口から該移植部に延在する、請求項32に記
載の方法である。
【0054】請求項34の発明は、本体と該本体に形成
された一連の短回転ねじ部とから成る歯科インプラント
である。
【0055】請求項35の発明は、前記短回転ねじによ
って、該移植部を約二,三回転もしくは1回転以下だけ
回転させると患者の歯槽骨に該移植部が確実に取り付け
られる、請求項34に記載の歯科インプラントである。
【0056】請求項36の発明は、前記各短回転ねじ部
が前記移植部に延在する範囲が1周以下である、請求項
34に記載の歯科インプラントである。
【0057】請求項37の発明は、前記前記短回転ねじ
部が開始端部と終了端部とを含む、請求項34に記載の
歯科インプラントである。
【0058】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による歯科インプ
ラントの斜視図である。図2は、図1の歯科インプラン
トの上面図である。図3は、図1と図2の歯科インプラ
ントの断面図である。図4は、本発明による歯科インプ
ラントの第二の実施例の斜視図である。図5は、図4の
歯科インプラントの上面図である。図6は、図4と図5
の歯科インプラントの断面図である。図7は、本発明に
よる歯科インプラントの固定ピンのない状態を示す斜視
図である。図8は、患者の歯槽骨に移植された図4から
図6のインプラントの断面図である。図9は、患者の歯
槽骨に移植された図1から図3のインプラントの断面図
である。図10は、抜歯直後または抜歯後に窩洞が閉じ
て癒着した後に本発明によるインプラントを移植する基
本的方法を示すフローチャートである。
【0059】さらに図面、特に図1から図3に基づい
て、同図に示された本発明による歯科インプラントにつ
いて説明する。歯科インプラントの全体には番号10が
付けられている。この歯科インプラント10は上部と下
部を含み、少なくとも下部は概ねテーパ形状または円錐
形状を呈している。本発明のインプラント10を構成す
る材料には様々なものが考えられるが、歯科インプラン
トの材料に比較的適しているものの一つにチタンがある
のは、広く認められていることである。その原因の少な
くとも一部だと考えられるのは、チタンが骨構造と一体
化する非常に頑丈な軽金属であり、移植されて患者の歯
槽骨構造に埋設された位置にあっても腐食および劣化に
対する耐性が高いことである。
【0060】歯科インプラント10を見ると、頂面12
と周壁構造14と下端部16とを含むことが分かる。図
1のように、側壁構造14の主要部分はテーパ形状であ
る。しかしインプラント10の頂部付近には概ね平坦で
テーパ形状でない薄いリング部分がある。周壁構造14
の少なくとも一部の周囲には、短回転ねじ部18の列が
設けられている。従来のインプラントのねじとは異な
り、このねじ18は連続していない。図から分かるよう
に各ねじ部18は始部と終部を備えている。好適な実施
例では、ねじ部18は4分の1周から2分の1周の長さ
しかないか、インプラントの周囲を何周かしていてもよ
い。これは、インプラント10を二,三回転もしくは1
回転以下回転させるだけで患者の歯槽骨内に形成された
窩洞にインプラント全体を取り付け固定できることを意
味している。短回転ねじ部18は、二,三回転もしくは
1回転以下だけインプラントを回転させればインプラン
トが回転して確実に取り付けできるように設計すること
が望ましい。本開示の以下の部分から理解できるよう
に、ねじ部18がその周囲の患者の歯槽骨構造に回転挿
入されると、その過程で患者の歯槽骨の抜歯窩洞内にイ
ンプラント10が確実に直立位置で取り付けおよび配置
されるのである。
【0061】本開示では、患者の歯が認められる患者の
口腔における骨構造を明らかにするために、歯槽骨構造
の語が用いられる。このように「歯槽骨」の語は、患者
の歯牙を固定および支持する上部と下部両方の骨構造を
意味している。
【0062】インプラント10の頂部に形成されている
のはねじ孔すなわち挿入口20である。図面、特に図3
に示されているように、挿入口20は頂面12からイン
プラント10の深さの中間まで延在している。上述のよ
うに、挿入口20にはねじが形成されている。これによ
り人工歯や義歯や中間支台歯をインプラント10にねじ
止めできる。一般的に義歯や人工歯(図示せず)の底部
からは固定用の植込ボルトやねじが延出しており、この
固定用植込ボルトやねじはねじ孔20にねじ止め嵌着さ
れる。その結果、人工歯や義歯、中間支台歯を孔20に
ねじ止めするだけで、義歯や人工歯や中間支台歯をイン
プラントの頂面12に固定できるのである。義歯、人工
歯、中間支台とその連結構造自体は本発明には重要でな
く、義歯や人工歯をインプラントのねじ孔に固定する技
術と手順は当該技術では周知で認められているため、こ
れらに関する詳細な説明はここでは行なわない。
【0063】さらに、孔20は挿入口としても機能す
る。本開示の以下の部分から理解できるように、固定ピ
ンはインプラントに形成された貫通孔の中を延びてい
る。挿入口20によって歯科医や口腔外科医は固定ピン
に到達でき、挿入口20から挿入された道具で固定ピン
を回すことができる。
【0064】頂面12において孔20の上端の周囲には
回転ナット22が形成されている。回転ナット22はイ
ンプラント10と一体であることが望ましく、患者の歯
槽骨に形成された窩洞内にインプラントを取り付けて配
置する際に、インプラント10を回して回転させるのに
用いられる。さらに詳しくは、歯科医や口腔外科医は、
回転具を回転ナット22に嵌合して、形成された収容窩
洞内にインプラント10を固定した後、回転具を回した
り回転させて回転ナット22を回転させ、インプラント
全体を回転させて、形成された収容窩洞に取り付けるの
である。
【0065】特に図3から分かるように、挿入口20の
底部からインプラント10の側面に沿って延びる貫通孔
24が設けられている。図3から、インプラントの主軸
つまり長手方向軸60に対して若干の角度を持って貫通
孔24が設けられていることが分かる。さらに貫通孔2
4の上部には、後述するように固定ピンやねじの頭部を
収容する形の座が含まれる。
【0066】本発明のインプラント10には、患者の歯
槽骨内にインプラントを確実に固定するための固定ピン
やねじが設けられ、全体として参照番号26が付けられ
ている。固定ピン26は、インプラント10が患者の歯
槽骨に埋設された際にインプラントが回転したり緩むの
を防止するものである。固定ピン26はセルフタッピン
グタイプで、ねじ頭30と凹凸のない軸部32とねじの
形成されたセルフタッピング部34とを含んでいる。明
細書から明らかなように、図1から図3に図示されたイ
ンプラントの実施例の場合には、挿入口20から貫通孔
24へと下向きに固定ピン26が挿入される。貫通孔2
4の中に入ったねじ頭30は、挿入口20に差し入れら
れたねじ回しやアレンレンチなどの回転具と嵌合し、固
定ピン26が回転するとインプラント10の付近の骨構
造にセルフタッピングねじ34が引き込まれることにな
る。固定ピン26はさらに、インプラントを所定位置に
取り付け固定し、応力や負荷を受けた場合にインプラン
ト10が回転したり緩んだりしないように特に設計され
ている。
【0067】ここで、本発明のインプラントは固定ピン
26がなくても使用できることに触れておかなければな
らない。例えば図7のように、インプラント10を患者
の歯槽骨に螺合するだけで歯槽骨内にインプラントを挿
入、配置することは可能である。固定ピンを使用する
と、場合によっては、負荷や応力を受けた際にインプラ
ントを安定させて回転を防止するのに役立つことがあ
る。しかし図7に簡単に開示されたインプラント10で
も使用できる。図7に示したインプラントは、固定ピン
や固定ピンが設けられた場合にこれを収容するための貫
通孔がないことを除けば図1から図3の意匠と概ね類似
しているので、このインプラントの詳細な説明はここで
は省く。
【0068】さて図4から図6には、本発明によるイン
プラントの第二実施例が図示され、全体として番号50
が付けられている。第二実施例のインプラントには、全
体として番号52の上部と番号54の下部が含まれる。
上部52には下部54に対して概ね外向きに延出するオ
フセット部が含まれる。インプラント50の下部54は
概ね円錐形状またはテーパ形状であるのに対して、イン
プラントの上部は概ね楕円形であることが望ましい。
【0069】第二実施例のインプラント50には、上面
12と周壁構造14と下端部16とが含まれる。図1か
ら図3の第一の実施例のように、インプラント50には
壁構造14の周囲に形成された一連の短回転ねじ18が
含まれる。短回転ねじ18は、二,三回転もしくは1回
転以下で患者の歯槽骨にインプラントを固定するための
ものである。
【0070】上面12には、インプラント50の下部5
4と概ね同心の回転ナット22が形成されている。イン
プラントの回転ナット22と下部54と同心に設けられ
ているのは、ねじ孔20である。ねじ孔20により、連
結植込ボルトでインプラント50に義歯や人口歯を固定
できる。
【0071】インプラント50の上部52のオフセット
部には、概ね垂直の貫通孔24が形成されている。貫通
孔24には、全体として番号26で示された固定ピンの
頭部を収容するさら穴の上部座が含まれる。この実施例
の固定ピン26には、ねじ頭30と凹凸のない軸部32
とセルフタッピングねじ部34とが含まれる。図4から
図6の意匠では貫通孔24の配置方向は様々だが、貫通
孔はねじ孔20の主軸すなわち長手方向軸と概ね平行で
ある。図1から図3の第一実施例の場合には、患者の移
植歯の周囲の歯槽骨にねじ止めされた固定ピン26はイ
ンプラント50を確実に固定して、患者が咀嚼して負荷
や応力が移植歯に加えられた際にインプラントが回転し
たり緩むのを防止する。
【0072】本発明のインプラント10,50は、歯牙
が抜去された直後に患者の歯槽骨に取り付けられるよう
に設計されている。しかしここに開示されたインプラン
ト10,50は、抜歯した後の窩洞が完全に癒着して閉
じた場合を含めて、抜歯後のいかなる時にも患者の歯槽
骨に移植できる。
【0073】移植の方法について説明すると、抜歯後に
寸法を選択したリーマーを用いて抜歯後の窩洞にリーミ
ングを施してきれいにする。様々な寸法の一連の標準イ
ンプラントを使用できると考えられる。このような標準
インプラントのキットは長さや形状や最大直径が多様で
ある。例えばインプラントのうち歯槽骨に実際にねじ止
めされる部分の最大直径は、約3.5ミリメートルから
6.0ミリメートルの範囲である。一般的に標準インプ
ラントのキットには、直径が約0.10から0.50ミ
リメートルずつ異なるかなりの範囲のものが含まれる。
したがって抜歯後、標準寸法のインプラントのセットか
ら特定寸法のインプラントを選択する。インプラント
は、抜去した歯牙の歯根部の形状と寸法と直径と長さを
検討した結果に基づいて選択される。例えば、これを行
なうには様々な方法がある。抜去した歯牙の歯根部を視
診し、マイクロメータなどの測定機器を用いて抜去した
歯の歯根部の正確な直径や断面積を決定する。さらに、
抜去した歯牙の歯根部の重要な寸法をコンピュータで測
定してから特定のソフトウェアを用いて標準セットの中
から最適のインプラントを選択するというコンピュータ
処理によって、適当な寸法のインプラントを選択するこ
とも可能だと考えられる。このような判定基準に基づい
て、抜去した歯牙の歯根構造の寸法と形状に近いインプ
ラントが選択される。標準インプラントのセットから適
当なインプラントを選択した後に歯科医または口腔外科
医はリーマーセットから対応の適合するリーマーを選択
する。本発明の一実施例では、標準セットの各インプラ
ントについて、選択したインプラントと理想的に一致す
るように抜歯後の窩洞を成形するための標準リーマーが
設けられている。リーミングキットを構成するすべての
リーマーには下部に円錐形状の底部が含まれることが望
ましい。実際的問題として、リーマーの効果的な断面積
または直径は、ねじ部18を含めて、選択したインプラ
ントの直径より若干小さいことが望ましい。これは、抜
歯後の窩洞をリーミングして形成されたリーミング済窩
洞により、選択されたインプラントをリーミング済窩洞
に載置してから付近の歯槽骨の周辺構造に入り込むよう
に短回転ねじ18を回転させられることが重要だからで
ある。
【0074】図1から図3の歯科インプラントの実施例
が前歯と大臼歯以外の歯に比較的適しているのに対し
て、図4から図6の歯科インプラントの実施例は、大臼
歯に代わるものとして好適である。しかしいずれの実施
例でも適している場合もあることに留意すべきである。
【0075】いずれの場合も患者の歯牙を抜去して抜歯
後の窩洞を適切にリーミングし、きれいにして処置した
後、リーミングした窩洞内に選択したインプラントの下
部を載置する。インプラントがリーミング後の窩洞と一
致したら、歯科医または口腔外科医はインプラント1
0,50の回転ナット22を嵌合させて、インプラント
を窩洞内に取り付ける。
【0076】インプラントを回して取り付けた後、この
方法の次の工程は固定ピン26によってインプラントを
骨構造の隣接部に効果的に接続することである。図1か
ら3の第一実施例の場合には、挿入口20から固定ピン
26を入れて貫通孔24へと挿嵌する。その後歯科医ま
たは口腔外科医は挿入口20からねじ頭30に到達す
る。挿入口20を通ってねじを下向きに延ばしてねじ頭
30を当接させた後、隣接の歯槽骨構造に固定ピン26
をねじ止めする。
【0077】図4から6の第二実施例の場合には、同じ
ようにしてインプラント50をリーミング後の窩洞に取
り付ける。しかし貫通孔24と軸60とは歯槽骨の全体
的輪郭と形状に一致していることが望ましい。これはつ
まり大臼歯を抜去する場合には、下部54と貫通孔24
は概ね横位置ではなく縦位置に配置されるからである。
図8参照。しかし、貫通孔24と下部54の軸が歯槽骨
に対して横向きに延在するように配置することが許され
る場合もある。いずれの場合もインプラントを回転させ
て歯槽骨内に確実に取り付けた後、次の段階で固定ピン
またはねじ26を固定する。固定ピンまたはねじ26を
貫通孔24に挿入した後に、インプラント50の下部5
4の付近にある下部歯槽骨構造に下向きにねじ止めす
る。一般的に固定ピン26は、貫通孔24の上部周辺に
形成された座にねじ頭30が当接するまで、下向きにね
じ止めされる。
【0078】貫通孔24からのごくわずかな漏れを防止
するため、固定ピン26と貫通孔24は比較的緊密に接
触するような寸法とする。これにより貫通孔を効果的に
シールできる。貫通孔からのわずかな漏れを確実に無く
すため追加の工程を実施することもできる。例えば、貫
通孔24を固定ピン26のねじ頭30や凹凸のない軸部
32とともにすべてテフロンコーティングして、貫通孔
24から下に非常に緊密で漏れを防止できるシールを設
けることができる。さらに固定ピンがいったん所定位置
に固定されるとシール材が貫通孔と固定ピンとの間に不
透水性シールを形成するように、貫通孔と固定ピンとを
コーティングするのに、従来の歯科シール材を用いても
よい。さらに固定ピン26が取り付けられると、インプ
ラントの頂部全体をコーティングして従来の歯科シール
材でシールすることもできる。これにより、硬化後には
インプラントの頂部全体を完全にシールできる。貫通孔
24をシールするこのような方法は、図1から図3の実
施例にも図4から図6の実施例にも適用できる。
【0079】リーミングした窩洞を形成し、適当な寸法
のインプラントを選択する際には、インプラントを歯槽
骨に取り付け、固定された時にインプラントの頂部が確
実に上部歯肉と同じ高さになるように注意する。図8及
び図9参照。インプラントを取り付けた後、歯肉弁と呼
ばれる付近の軟組織を取って移植部位を閉口し、例えば
縫合によってインプラントの上に付近の軟組織を固定す
る。もしくは従来の暫定歯科キャップでインプラントの
頂部を閉じることもできる。移植部位が閉じられると、
この後一体化・癒着期間を経ることになる。つまり、義
歯や人工歯がインプラントに固定される前に、インプラ
ントの周囲の歯槽骨と骨構造が癒着してインプラントに
直接当たるまで待つのである。これは一般に骨一体化と
呼ばれる。つまりこの癒着過程の間に骨構造がインプラ
ントに近接した状態で復元して癒着し、インプラントが
歯槽骨構造と完全に一体化するのである。この癒着・一
体化期間は多様である。一般的にこの期間は、患者の年
齢や、患者の骨や周囲の組織構造の全体的健康度や良好
状態に応じて、およそ3ヶ月から12ヶ月続く。この癒
着・一体化期間が終了すると、患者に義歯または人工歯
を装着できるようになる。すでに指摘したように、従来
方法では、義歯や人工歯にはねじ孔20に嵌着されるね
じが形成された固定植込ボルトが含まれる。いずれの場
合も、癒着した軟組織を切開するか暫定キャップを取り
除いてインプラントの頂部に到達する。インプラントの
上面と周囲の軟組織を洗浄・処置した後に、歯科医また
は口腔外科医は義歯または人工歯をねじ孔20にねじ止
めする。
【0080】図8と図9から分かるように、歯槽骨に確
実に固定されたインプラント10,50は、番号62が
付けられ概略が図示された組織表面の頂部のすぐ下にあ
る。各ケースで固定ピン26は、番号64が付けられた
周囲の歯槽骨構造にインプラント10,50を効果的に
連結していることに留意すべきである。図8と図9は歯
槽骨の長手方向における断面図である。このため両方の
インプラントの場合に固定ピン26は歯槽骨64に長手
方向に配置される。これは歯槽骨64の横にインプラン
トや固定ピン26が配置される場合と対照的である。し
かし図8と図9に見られるように固定ピンまたはねじは
インプラントをしっかり安定させ、水平方向または垂直
方向の力を含む負荷によるインプラントの回転やずれを
概ね防止するのに役立つ。また図8と図9ではインプラ
ントの少なくとも下部が概ねテーパ形状または円錐形状
であることに注意する必要がある。これによりインプラ
ントの下端部にかかる応力を低下させる。さらにインプ
ラントの下部がテーパ形状の性質を持っているため、垂
直方向および水平方向の力がインプラントの周囲の歯槽
骨部分に、より均一に分散される。
【0081】本発明のインプラント10,50を移植す
る方法または手順については、すでにいくらか詳細に説
明した。しかし本発明によるインプラントを患者の歯槽
骨に配置する際の基本的工程を示す図10のフローチャ
ートに関する概説は有益であろう。最初に、本発明の手
順または方法は抜歯の直後にインプラントを載置する方
法か抜歯後の窩洞が癒着して閉じた後に移植を行なう方
法のいずれかに関するものである。
【0082】図10のフローチャートの右上部は、抜歯
後の窩洞が癒着して閉じた後に歯科医または口腔外科医
が移植を行なう際の工程を示している。ここでの第一工
程は、インプラントの標準キットまたは標準セットから
適切な寸法のインプラントを決定することである。抜歯
後の窩洞は閉じて癒着しているため、移植部位の寸法と
状態に基づいて特定のインプラントを選択する。いずれ
の場合も適切なインプラントを選択した後、次の段階は
移植部位の患者の歯肉と歯槽骨に収容窩洞を穿孔するこ
とである。インプラントの標準セットから選択した寸法
が最適のインプラントに基づいて特定の穿孔器を選択す
る。しかしいずれにしても穿孔器ガイドを用いて、選択
した穿孔器の先端を、穿孔器ゲージを介して患者の歯槽
骨に下向きに挿入して移植窩洞を形成する。窩洞が形成
されると次の工程は、やはりインプラントの選択に基づ
いて選択したリーマーを使用することである。歯牙を抜
去した後にもこの作業が必要で、歯科医や口腔外科医の
意図しているのはインプラントを即座に取り付けること
である。いずれの場合もリーマーの選択は使用する移植
歯の最適寸法に基づいている。抜去後の窩洞または穿孔
器で形成された窩洞にリーマーガイドを固定する。リー
マーは円錐またはテーパ形状であることが望ましく、抜
去した歯牙の最初の歯根構造と形状が概ね一致してい
る。窩洞をリーミングして、リーミングの結果生じた余
分なものを除去する。その後、上述のように、リーミン
グされた窩洞にインプラントを挿入して歯槽骨に固定す
る。次に固定ピンまたはねじ26を貫通孔24に挿入し
て、インプラントの付近の歯槽骨にねじ止めする。こう
してインプラントを歯槽骨に連結して回転や緩みを防止
する。
【0083】インプラントを取り付けた後、インプラン
トが或る期間で癒着するように移植部位を閉じる。暫定
キャップを用いてもよいが、たいていの場合はインプラ
ントの頂部に歯肉弁を戻してインプラントを閉じると好
適である。その後、歯の一体化の過程が行なわれる。こ
れは骨構造が復元してインプラントと密着した状態で癒
着することである。癒着に要する期間は患者の年齢や他
の要因に左右されるが、およそ3ヶ月から12ヶ月であ
る。しかし抜歯直後に移植が行なわれた場合は、移植部
位が癒着して閉じる場合に行なわれる穿孔による外傷を
歯槽骨が受けることがないため、癒着および歯の一体化
の期間が短くなると仮定される。
【0084】歯の一体化のために十分な期間が経過する
と、歯科医または口腔外科医は移植部位の処置を再開
し、歯肉弁を外科的に切開して義歯のためのきれいな義
歯床を作る。次に義歯または人口歯を作って装着する。
【0085】本発明によるインプラントの主な長所は、
固定ピンによって患者の歯槽骨構造にインプラントを確
実に安定させられることである。インプラント10,5
0を歯槽骨64と相互連結する固定ピン26があること
で、いかなる負荷を受けても移植歯の回転や緩みを防止
できる。
【0086】さらに、インプラントの下部が円錐形状ま
たはテーパ形状であるため、インプラントに加えられる
負荷や力がインプラント全体で分散され、従来の使用法
ではインプラントが緩んで抜歯の必要が生じる原因とな
る応力や負荷が、インプラントの下端部に集中すること
がない。そのうえ本発明による方法は抜歯から移植する
義歯の装着までに要する無駄な期間を無くして全体的な
治療期間を大幅に短縮できる。これは、実際の移植が行
なわれる前に抜歯後の窩洞が癒着して閉じる期間を置く
必要ないからである。最後に方法全体で見ると、患者の
歯槽骨に必要な手術の量が減ってコストが概ね低下す
る。
【0087】本発明はまた、多数の歯牙や義歯床の一部
や義歯床の全体を固定するのにも利用でき、上述したの
と同じ長所が得られる。
【0088】本発明の趣旨および基本的特徴から逸脱す
ることなく明細書に記載した特定の方法以外でも本発明
を実行できることは言うまでもない。したがって本実施
例は、あらゆる点で例証のためのものであって限定の意
図はなく、添付した特許請求の範囲の意味とこれに等し
い範囲に含まれるあらゆる変形は本発明に包含されるも
のと考えるべきである。
【0089】
【発明の効果】本発明は、次の各効果を奏するものであ
る。
【0090】本発明は、従来、抜歯をしてからインプラ
ントに人工歯や義歯を取り付けるまでにかかっていた期
間を短縮できる歯科移植の実施方法を提供することがで
きる。
【0091】本発明は、抜歯の直後に歯牙窩洞にインプ
ラントの挿入または取り付けが可能な歯科移植手術の実
施方法を提供することができる。
【0092】本発明は、移植手術にかかる時間を短縮し
てコストを下げる歯科移植方法を提供することができ
る。
【0093】本発明は、抜歯後の窩洞が癒着して閉じる
のを待つ必要がなく、患者の歯槽骨に移植用の窩洞を穿
孔することのない、インプラントの外科的移植方法を提
供することができる。
【0094】本発明は、抜去した歯牙の歯根部の寸法に
応じた寸法を持つインプラントを収容するように抜歯窩
洞を処置するリーミング処理を抜歯後に行なう、歯科移
植の実施方法を提供することができる。
【0095】本発明は、患者の歯槽骨に容易に固定でき
る歯科インプラントを提供することができる。
【0096】本発明は、歯槽骨に形成された抜歯後の窩
洞にインプラントを360度以下回転させて所定位置に
ねじ止めできる短回転ねじを含む歯科インプラントを提
供することができる。
【0097】本発明は、インプラントの頂部から概ね下
向きに延出して歯槽骨とつながり、インプラントと歯槽
骨を効果的に相互連結する固定ピンを含む歯科インプラ
ントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歯科インプラントの斜視図であ
る。
【図2】図1の歯科インプラントの上面図である。
【図3】図1と図2の歯科インプラントの断面図であ
る。
【図4】本発明による歯科インプラントの第二の実施例
の斜視図である。
【図5】図4の歯科インプラントの上面図である。
【図6】図4と図5の歯科インプラントの断面図であ
る。
【図7】本発明による歯科インプラントの固定ピンのな
い状態を示す斜視図である。
【図8】患者の歯槽骨に移植された図4から図6のイン
プラントの断面図である。
【図9】患者の歯槽骨に移植された図1から図3のイン
プラントの断面図である。
【図10】抜歯直後または抜歯後に窩洞が閉じて癒着し
た後に本発明によるインプラントを移植する基本的方法
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 歯科インプラント 12 頂面 14 周壁構造 16 下端部 18 短回転ねじ部 20 挿入口 22 回転ナット 24 貫通孔 26 固定ピン 30 ねじ頭 32 軸部 34 セルフタッピング部 36 固定ピン 50 インプラント 52 上部 54 下部 60 軸 64 組織表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーニイ・コウエン・ホウアン アメリカ合衆国、ノースカロライナ州 27603 マナー リッヂ ドライブ・ロー リー 3332 Fターム(参考) 4C059 AA02

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の歯槽骨に挿入するための移植部
    と、該患者の該歯槽骨と該移植部とを相互連結するため
    の概ね垂直方向に突出する固定ピンとから成る歯科イン
    プラント。
  2. 【請求項2】 前記移植部と前記固定ピンとが各々長手
    方向軸を含み、前記歯槽骨に移植されると該移植部と該
    固定ピンが概ね平行な関係で延在する、請求項1に記載
    の歯科インプラント。
  3. 【請求項3】 前記移植部が上部と下部とを含み該上部
    が該下部に対して外向きに突出するオフセット部を含
    み、前記固定ピンが該オフセット部から前記患者の前記
    歯槽骨へと下向きに突出する、請求項2に記載の歯科イ
    ンプラント。
  4. 【請求項4】 前記移植部の前記オフセット部に孔が形
    成され、前記固定ピンが該孔を通過する、請求項3に記
    載の歯科インプラント。
  5. 【請求項5】 前記移植部と前記固定ピンとが移植後に
    前記患者の前記歯槽骨と長手方向に位置合わせされる、
    請求項1に記載の歯科インプラント。
  6. 【請求項6】 前記移植部を前記歯槽骨に固定するため
    の一組の短回転ねじ部を持つねじ部が該移植部に含まれ
    る、請求項1に記載の歯科インプラント。
  7. 【請求項7】 前記歯槽骨と螺合するためのねじ部が前
    記固定ピンに含まれる、請求項6に記載の歯科インプラ
    ント。
  8. 【請求項8】 前記移植部に形成されて該移植部の頂部
    から到達可能な固定ピン貫通孔が該移植部に含まれ、前
    記固定ピンが該固定ピン貫通孔から前記歯槽骨に延び
    る、請求項1に記載の歯科インプラント。
  9. 【請求項9】 前記移植部の頂部に挿入口が開口し、前
    記固定ピン貫通孔が該挿入口から該移植部を通って延在
    する、請求項8に記載の歯科インプラント。
  10. 【請求項10】 前記挿入口に周壁構造が含まれ、前記
    固定ピン貫通孔が該挿入口の該周壁構造から前記移植部
    の本体を通って延在する、請求項9に記載の歯科インプ
    ラント。
  11. 【請求項11】 患者の前記歯槽骨に挿入するため上部
    を含む移植部と、該移植部の該上部から該歯槽骨に突出
    する固定ピンとから成る歯科インプラント。
  12. 【請求項12】 前記固定ピンが前記移植部に対して概
    ね垂直に延在する、請求項11に記載の歯科インプラン
    ト。
  13. 【請求項13】 前記移植部の前記上部がオフセット部
    を含み、前記固定ピンが該オフセット部から前記患者の
    前記歯槽骨へ下向きに突出する、請求項12に記載の歯
    科インプラント。
  14. 【請求項14】 前記移植部の前記オフセット部に孔が
    形成され、前記固定ピンが該孔から前記患者の前記歯槽
    骨へ下向きに延出する、請求項13に記載の歯科インプ
    ラント。
  15. 【請求項15】 二,三回転または1回転以下で前記患
    者の前記歯槽骨に前記移植部を固定するための一組の短
    回転ねじを持つねじ部が前記移植部に含まれる、請求項
    11に記載の歯科インプラント。
  16. 【請求項16】 前記移植部の頂部から到達可能な固定
    ピンが該移植部に形成され、該固定ピンが前記固定ピン
    貫通孔から前記歯槽骨へ延在する、請求項11に記載の
    歯科インプラント。
  17. 【請求項17】 前記頂部に開口する挿入口が前記移植
    部に形成され、前記固定ピン貫通孔が該挿入口から該移
    植部内に延在する、請求項16に記載の歯科インプラン
    ト。
  18. 【請求項18】 円錐形状の下端部が前記移植部に含ま
    れる、請求項11に記載の歯科インプラント。
  19. 【請求項19】 患者の歯槽骨に歯科インプラントを移
    植する方法であって、 a)歯根窩洞を残して患者の歯槽骨から歯牙を抜去する
    工程と、 b)前記歯牙を抜去した後に前記歯根窩洞にリーミング
    を施してリーミング済移植窩洞を形成する工程と、 c)前記歯根窩洞が治癒して閉じる前に前記リーミング
    済移植窩洞に歯科インプラントを直接移植する工程と、
    から成る方法。
  20. 【請求項20】 様々な寸法のリーマーのセットからリ
    ーマーを選択する工程を含む、請求項19に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 前記リーマーのセットが標準インプラ
    ントのセットと適合している、請求項20に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 抜歯後、抜去された歯牙の歯根構造の
    一部の寸法に応じて標準インプラントのセットからイン
    プラントを選択する、請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記歯根窩洞のために選択されたイン
    プラントと適合するリーマーを様々な寸法のリーマーの
    セットから選択することが前記リーミング工程に含まれ
    る、請求項19に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記リーミング方法が円錐形状のリー
    マーで実施される、請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 リーミング後の移植窩洞に前記移植部
    を挿入することと、該移植部から前記歯槽骨へ固定ピン
    を挿入して該歯槽骨に該移植部を取り付けることとが前
    記移植工程に含まれる、請求項19に記載の方法.
  26. 【請求項26】 前記移植部に上部が含まれ、該移植部
    を固定するため該上部から前記歯槽骨に固定ピンが突出
    する、請求項19に記載の方法.
  27. 【請求項27】 前記移植部が一組の短回転ねじを備え
    ている、請求項19に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記移植部と前記固定ピンまたはねじ
    とが各々長手方向軸を含み、前記リーミング済移植窩洞
    に移植されると該移植部と該固定ピンの該長手方向軸が
    概ね平行な関係で延在する、請求項25に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記移植部が上部と下部を含んで該上
    部が該下部に対して外向きに突出するオフセット部を含
    み、前記固定ピンが該オフセット部から前記患者の前記
    歯槽骨へと概ね下向きに突出する、請求項28に記載の
    方法。
  30. 【請求項30】 前記移植部と前記固定ピンとを前記患
    者の前記歯槽骨に長手方向に位置合わせする工程を含
    む、請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記移植部の前記オフセット部に形成
    された孔から前記患者の前記歯槽骨に前記固定ピンを挿
    入する工程を含む、請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記移植部の前記頂部より到達可能な
    固定ピン孔から前記患者の前記歯槽骨へと前記固定ピン
    を挿入する工程を含む、請求項24に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記移植部の前記頂部に開口する挿入
    口が該移植部に含まれ、前記固定ピン孔が該挿入口から
    該移植部に延在する、請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 本体と該本体に形成された一連の短回
    転ねじ部とから成る歯科インプラント。
  35. 【請求項35】 前記短回転ねじによって、該移植部を
    約二,三回転もしくは1回転以下だけ回転させると患者
    の歯槽骨に該移植部が確実に取り付けられる、請求項3
    4に記載の歯科インプラント。
  36. 【請求項36】 前記各短回転ねじ部が前記移植部に延
    在する範囲が1周以下である、請求項34に記載の歯科
    インプラント。
  37. 【請求項37】 前記前記短回転ねじ部が開始端部と終
    了端部とを含む、請求項34に記載の歯科インプラン
    ト。
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