JP2000060013A - 蓄電池充電制御装置 - Google Patents
蓄電池充電制御装置Info
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- JP2000060013A JP2000060013A JP10253176A JP25317698A JP2000060013A JP 2000060013 A JP2000060013 A JP 2000060013A JP 10253176 A JP10253176 A JP 10253176A JP 25317698 A JP25317698 A JP 25317698A JP 2000060013 A JP2000060013 A JP 2000060013A
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】突入電流等の影響の無い、廉価でより安全度の
高い蓄電池充電制御装置を実現すること。 【解決手段】主および従蓄電池間にスイッチ手段を設
け、スイッチ手段の開から閉への移行時にはそのON抵
抗が徐々に低くなり、閉から開への移行時には急峻に開
となるよう構成し、主蓄電池の端子電圧が従蓄電池の端
子電圧に対して第一の設定電圧分以上高くなりかつ、主
蓄電池の端子電圧が第二の設定電圧よりも高くなったこ
とを検出した時に主および従蓄電池間を閉とし、少なく
とも主蓄電池の端子電圧が、従蓄電池の端子電圧に対し
て第一の設定電圧分以上高い電圧まで低下するかまた
は、電流検出手段によって検出される電流値が所定の設
定値よりも高くなったことを検出した時に主および従蓄
電池間を開とするように制御する構成を取ること。
高い蓄電池充電制御装置を実現すること。 【解決手段】主および従蓄電池間にスイッチ手段を設
け、スイッチ手段の開から閉への移行時にはそのON抵
抗が徐々に低くなり、閉から開への移行時には急峻に開
となるよう構成し、主蓄電池の端子電圧が従蓄電池の端
子電圧に対して第一の設定電圧分以上高くなりかつ、主
蓄電池の端子電圧が第二の設定電圧よりも高くなったこ
とを検出した時に主および従蓄電池間を閉とし、少なく
とも主蓄電池の端子電圧が、従蓄電池の端子電圧に対し
て第一の設定電圧分以上高い電圧まで低下するかまた
は、電流検出手段によって検出される電流値が所定の設
定値よりも高くなったことを検出した時に主および従蓄
電池間を開とするように制御する構成を取ること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主となる蓄電池に
対して従となる蓄電池が接続された複数の蓄電池を含む
系に対して、主となる蓄電池を優先しつつ全ての蓄電池
をバランスよく充電するための充電技術に属するもので
ある。
対して従となる蓄電池が接続された複数の蓄電池を含む
系に対して、主となる蓄電池を優先しつつ全ての蓄電池
をバランスよく充電するための充電技術に属するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】キャンピングカー等のような多くの後付
け負荷を搭載する車両においては、一般の車両のよう
に、一つの蓄電池で全ての負荷を賄うことはできない。
従って通常は、主となる蓄電池に対して、サブバッテリ
ーと呼ばれる従の蓄電池をユーザー側で搭載している。
そしてこれら複数のバッテリーは、オルタネーターに対
して並列に接続されることになり、走行中にあっては全
ての蓄電池に対して、一様にオルタネーターの電圧が印
加されるようになる。このような構成であるため、従蓄
電池が満充電であっても電圧が印加され続けて過充電状
態になりやすく、従蓄電池が短期間で劣化してしまうと
いう問題がある。この原因の一つとしては、キャンピン
グカーにおいて従蓄電池で賄われる負荷として冷蔵庫や
電子レンジ等が考えられ、平日においては所有者が通勤
等のために使用するケースが殆どであり、従蓄電池の放
電される機会が少ないことから、走行中充電によって過
充電状態になってしまうことが考えられる。
け負荷を搭載する車両においては、一般の車両のよう
に、一つの蓄電池で全ての負荷を賄うことはできない。
従って通常は、主となる蓄電池に対して、サブバッテリ
ーと呼ばれる従の蓄電池をユーザー側で搭載している。
そしてこれら複数のバッテリーは、オルタネーターに対
して並列に接続されることになり、走行中にあっては全
ての蓄電池に対して、一様にオルタネーターの電圧が印
加されるようになる。このような構成であるため、従蓄
電池が満充電であっても電圧が印加され続けて過充電状
態になりやすく、従蓄電池が短期間で劣化してしまうと
いう問題がある。この原因の一つとしては、キャンピン
グカーにおいて従蓄電池で賄われる負荷として冷蔵庫や
電子レンジ等が考えられ、平日においては所有者が通勤
等のために使用するケースが殆どであり、従蓄電池の放
電される機会が少ないことから、走行中充電によって過
充電状態になってしまうことが考えられる。
【0003】このような問題を解決するため、例えば特
開平6−205537号公報に記載されているような蓄
電池充電制御システムが、すでに提案されている。例え
ば、上記従来の蓄電池充電制御システムは、従となる第
2の蓄電池(同公報に記載)の電圧を測定し、第2の蓄
電池の過充電保護を行っている。これは、発電手段によ
り充電される第1の蓄電池と、第2の蓄電池との間に接
続される蓄電池充電制御システムであって、両蓄電池間
に流れる電流の大きさおよび方向を検出する電流検出手
段と、両蓄電池の端子電圧を検出する電圧検出手段と、
両蓄電池間を開閉するスイッチ手段とを備え、電圧検出
手段により第1の蓄電池の端子電圧が第1の設定電圧を
越え且つ第2の蓄電池の端子電圧より高いことを検出し
た場合に、スイッチ手段を閉状態に維持して発電手段に
より第2の蓄電池を充電するように制御し、少なくとも
電圧検出手段により第2の蓄電池の端子電圧が第2の設
定電圧を越えたことを検出した場合又は電流検出手段に
より第2の蓄電池側から第1の蓄電池側へ電流が流れた
ことを検出した場合に、スイッチ手段を開状態に維持す
るような制御を行うものである。またこの他にも、特開
平9−70148号公報,特開平9−107639号公
報に記載されているものもある。
開平6−205537号公報に記載されているような蓄
電池充電制御システムが、すでに提案されている。例え
ば、上記従来の蓄電池充電制御システムは、従となる第
2の蓄電池(同公報に記載)の電圧を測定し、第2の蓄
電池の過充電保護を行っている。これは、発電手段によ
り充電される第1の蓄電池と、第2の蓄電池との間に接
続される蓄電池充電制御システムであって、両蓄電池間
に流れる電流の大きさおよび方向を検出する電流検出手
段と、両蓄電池の端子電圧を検出する電圧検出手段と、
両蓄電池間を開閉するスイッチ手段とを備え、電圧検出
手段により第1の蓄電池の端子電圧が第1の設定電圧を
越え且つ第2の蓄電池の端子電圧より高いことを検出し
た場合に、スイッチ手段を閉状態に維持して発電手段に
より第2の蓄電池を充電するように制御し、少なくとも
電圧検出手段により第2の蓄電池の端子電圧が第2の設
定電圧を越えたことを検出した場合又は電流検出手段に
より第2の蓄電池側から第1の蓄電池側へ電流が流れた
ことを検出した場合に、スイッチ手段を開状態に維持す
るような制御を行うものである。またこの他にも、特開
平9−70148号公報,特開平9−107639号公
報に記載されているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらはエンジンが起
動中の場合、エンジンスタート用蓄電池の端子電圧を監
視し、規定の電圧以上になった場合に増設蓄電池を充電
することを開示したものである。さらに、充電電流を安
全な値にするための電流検出機構も開示されている。し
かし、蓄電池間の動作電圧の差等によってどのような問
題が生じ、またそれがどのような具体的手段によって解
決できるかは開示されていない。さらに2つの蓄電池間
のスイッチ手段を単に開閉することで、実質的にどのよ
うな問題が発生するかも開示されていない。実際には、
過電流保護機能を有していたとしても、2つの蓄電池間
に流れる過大な突入電流の影響が極めて深刻な現象とな
って現れることを、本発明者らは知見した。そして、従
蓄電池の劣化要因の主要因の一つになっていることがわ
かった。また、充電制御システム自体の破壊につながる
ことも知見した。この点を以下に説明する。
動中の場合、エンジンスタート用蓄電池の端子電圧を監
視し、規定の電圧以上になった場合に増設蓄電池を充電
することを開示したものである。さらに、充電電流を安
全な値にするための電流検出機構も開示されている。し
かし、蓄電池間の動作電圧の差等によってどのような問
題が生じ、またそれがどのような具体的手段によって解
決できるかは開示されていない。さらに2つの蓄電池間
のスイッチ手段を単に開閉することで、実質的にどのよ
うな問題が発生するかも開示されていない。実際には、
過電流保護機能を有していたとしても、2つの蓄電池間
に流れる過大な突入電流の影響が極めて深刻な現象とな
って現れることを、本発明者らは知見した。そして、従
蓄電池の劣化要因の主要因の一つになっていることがわ
かった。また、充電制御システム自体の破壊につながる
ことも知見した。この点を以下に説明する。
【0005】第一には、第1の蓄電池の電圧が所定の電
圧まで上昇し、スイッチ手段が閉となった時、閉になっ
た直後の微少時間内に第2の蓄電池に向かって流れ込む
過大電流である。すなわち、スイッチ手段が閉になった
瞬間に、一瞬ではあるが大電流が流れることが予想され
る。蓄電池の内部抵抗はミリオームレベルであり、例え
小さい電圧差でも、流れる電流は極めて大きくなる。過
電流保護をかけたとしても保護機能が働くまでにタイム
ラグがあり、この間の瞬時大電流により、スイッチ手段
として用いる素子の破壊につながる場合がある。第二に
は、第2の蓄電池から第1の蓄電池に向かって流れる大
電流による影響があげられる。すなわち上述のような充
電制御では、第2の蓄電池の電圧をモニターしつつ、ヘ
ッドライトの点灯などによる第1の蓄電池の電圧低下に
伴い、第2の蓄電池から第1の蓄電池に向かう電流発生
時にスイッチ手段を開くが、スイッチ手段が開になる時
のタイムラグによって、前記と同様の大電流の影響が出
てくる。これは、オルタネーターの能力による要因のみ
ならず、主蓄電池と従蓄電池の間の電圧差によって発生
するものであり、非常に短時間ではあるが数千アンペア
ー程度もの電流値になる場合がある。このような現象
は、スイッチング手段の破壊のみならず、蓄電池側への
影響を考えた場合に重大なものとなる。そして回避措置
のための回路構成も、大きな過電流保護のために極めて
高速のスイッチング制御が必要となり、非常にコスト高
になってしまうという問題を招いている。
圧まで上昇し、スイッチ手段が閉となった時、閉になっ
た直後の微少時間内に第2の蓄電池に向かって流れ込む
過大電流である。すなわち、スイッチ手段が閉になった
瞬間に、一瞬ではあるが大電流が流れることが予想され
る。蓄電池の内部抵抗はミリオームレベルであり、例え
小さい電圧差でも、流れる電流は極めて大きくなる。過
電流保護をかけたとしても保護機能が働くまでにタイム
ラグがあり、この間の瞬時大電流により、スイッチ手段
として用いる素子の破壊につながる場合がある。第二に
は、第2の蓄電池から第1の蓄電池に向かって流れる大
電流による影響があげられる。すなわち上述のような充
電制御では、第2の蓄電池の電圧をモニターしつつ、ヘ
ッドライトの点灯などによる第1の蓄電池の電圧低下に
伴い、第2の蓄電池から第1の蓄電池に向かう電流発生
時にスイッチ手段を開くが、スイッチ手段が開になる時
のタイムラグによって、前記と同様の大電流の影響が出
てくる。これは、オルタネーターの能力による要因のみ
ならず、主蓄電池と従蓄電池の間の電圧差によって発生
するものであり、非常に短時間ではあるが数千アンペア
ー程度もの電流値になる場合がある。このような現象
は、スイッチング手段の破壊のみならず、蓄電池側への
影響を考えた場合に重大なものとなる。そして回避措置
のための回路構成も、大きな過電流保護のために極めて
高速のスイッチング制御が必要となり、非常にコスト高
になってしまうという問題を招いている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のような問
題を解決し、廉価で、より安全度の高い蓄電池充電制御
装置を実現することを目的としている。このような問題
は、発電手段に接続された主蓄電池とこの主蓄電池に接
続された従蓄電池に対して充電制御を行う蓄電池充電制
御装置であって、主蓄電池の端子電圧を検出する主電圧
検出手段、従蓄電池の電圧を検出する従電圧検出手段、
主蓄電池側から従蓄電池側に向かって流れる電流を検出
する電流検出手段、主および従蓄電池間を開閉するとと
もに、開から閉への移行時にはそのON抵抗が徐々に低
くなり、閉から開への移行時には急峻に開となるよう構
成され、主蓄電池の端子電圧が従蓄電池の端子電圧に対
して第一の設定電圧分以上高くなりかつ、主蓄電池の端
子電圧が第二の設定電圧よりも高くなったことを検出し
た時に主および従蓄電池間を閉とし、少なくとも主蓄電
池の端子電圧が、従蓄電池の端子電圧に対して第一の設
定電圧分以上高い電圧まで低下するかまたは、電流検出
手段によって検出される電流値が所定の設定値よりも高
くなったことを検出した時に主および従蓄電池間を開と
するように制御されるスイッチ手段、を備えた蓄電池充
電制御装置とすることで解決できる。ここで、電流検出
手段が、主および従蓄電池間に介装された抵抗とこの抵
抗の主および従蓄電池側の電圧を検出する抵抗端電圧検
出手段とを備えたものであって、主および従蓄電池側の
抵抗端電圧差と第三の設定電圧とを比較することによっ
て、主蓄電池側から従蓄電池側に向かって流れる電流の
大きさが検出されるよう構成することが好ましい。
題を解決し、廉価で、より安全度の高い蓄電池充電制御
装置を実現することを目的としている。このような問題
は、発電手段に接続された主蓄電池とこの主蓄電池に接
続された従蓄電池に対して充電制御を行う蓄電池充電制
御装置であって、主蓄電池の端子電圧を検出する主電圧
検出手段、従蓄電池の電圧を検出する従電圧検出手段、
主蓄電池側から従蓄電池側に向かって流れる電流を検出
する電流検出手段、主および従蓄電池間を開閉するとと
もに、開から閉への移行時にはそのON抵抗が徐々に低
くなり、閉から開への移行時には急峻に開となるよう構
成され、主蓄電池の端子電圧が従蓄電池の端子電圧に対
して第一の設定電圧分以上高くなりかつ、主蓄電池の端
子電圧が第二の設定電圧よりも高くなったことを検出し
た時に主および従蓄電池間を閉とし、少なくとも主蓄電
池の端子電圧が、従蓄電池の端子電圧に対して第一の設
定電圧分以上高い電圧まで低下するかまたは、電流検出
手段によって検出される電流値が所定の設定値よりも高
くなったことを検出した時に主および従蓄電池間を開と
するように制御されるスイッチ手段、を備えた蓄電池充
電制御装置とすることで解決できる。ここで、電流検出
手段が、主および従蓄電池間に介装された抵抗とこの抵
抗の主および従蓄電池側の電圧を検出する抵抗端電圧検
出手段とを備えたものであって、主および従蓄電池側の
抵抗端電圧差と第三の設定電圧とを比較することによっ
て、主蓄電池側から従蓄電池側に向かって流れる電流の
大きさが検出されるよう構成することが好ましい。
【0007】以下に本発明の作用を、キャンピングカー
等、多くの後付け負荷を搭載する自動車を例に取って説
明する。発電手段としてのオルタネーターには、その車
の走行用の主蓄電池が接続されている。そして、この主
蓄電池に対してスイッチ手段を介して従蓄電池が接続さ
れている。主蓄電池はエンジンスターターやヘッドライ
ト等の走行用の負荷に対して給電を行い、従蓄電池は冷
蔵庫や電子レンジ等のキャンピングカー専用負荷に給電
を行う。主蓄電池は走行中にオルタネーターから充電さ
れ、ほぼ常時最良の充電状態が維持される。一方、従蓄
電池は前述のキャンピングカー専用負荷への給電に伴い
その容量が低下する。この時、主蓄電池と従蓄電池の電
圧をそれぞれ主電圧検出手段、従電圧検出手段で検出し
ておき、主蓄電池の端子電圧が従蓄電池の端子電圧に対
して第一の設定電圧分以上高くなりかつ、主蓄電池の端
子電圧が第二の設定電圧よりも高いことを検出した時に
主および従蓄電池間を閉(ON)とし、従蓄電池に対し
て充電を行う。この主蓄電池の端子電圧が、従蓄電池の
端子電圧より第一の設定電圧分以上高いということは、
主蓄電池側から従蓄電池側に向かって従蓄電池の充電電
流を流し得る、換言すれば走行用の主蓄電池優先で、従
蓄電池を充電するということである。これに加え、主蓄
電池の端子電圧が第二の設定電圧よりも高いか否かを検
出することで、単に2つの蓄電池間における電圧差だけ
でなく、走行用という基本機能を受け持つ主蓄電池のみ
を充電すべき状態にあるかどうかを判定することができ
る。このようにして2種類の設定電圧との比較により、
主蓄電池側から従蓄電池側に向かう充電電流のON/O
FF制御が行われる。そして、このON/OFF制御を
行うスイッチ手段は、開から閉への移行時にそのON抵
抗が徐々に低くなるよう構成され、スイッチ手段に用い
られている素子等への突入電流による電流破壊を防止し
ている。これは、本発明でも過電流保護機能は付加され
るべきものであるが、仮にこのようなON抵抗の変化を
持たせなかったとすると、例え過電流保護機能を有して
いたとしても、同機能が動作するまでの微少時間内に、
瞬間的な過大電流が流れてしまう危険性があるからであ
る。このON抵抗の時定数は、例えばスイッチ手段とし
てFETを用いるような場合には、ゲート抵抗を大きく
することで実現できる。
等、多くの後付け負荷を搭載する自動車を例に取って説
明する。発電手段としてのオルタネーターには、その車
の走行用の主蓄電池が接続されている。そして、この主
蓄電池に対してスイッチ手段を介して従蓄電池が接続さ
れている。主蓄電池はエンジンスターターやヘッドライ
ト等の走行用の負荷に対して給電を行い、従蓄電池は冷
蔵庫や電子レンジ等のキャンピングカー専用負荷に給電
を行う。主蓄電池は走行中にオルタネーターから充電さ
れ、ほぼ常時最良の充電状態が維持される。一方、従蓄
電池は前述のキャンピングカー専用負荷への給電に伴い
その容量が低下する。この時、主蓄電池と従蓄電池の電
圧をそれぞれ主電圧検出手段、従電圧検出手段で検出し
ておき、主蓄電池の端子電圧が従蓄電池の端子電圧に対
して第一の設定電圧分以上高くなりかつ、主蓄電池の端
子電圧が第二の設定電圧よりも高いことを検出した時に
主および従蓄電池間を閉(ON)とし、従蓄電池に対し
て充電を行う。この主蓄電池の端子電圧が、従蓄電池の
端子電圧より第一の設定電圧分以上高いということは、
主蓄電池側から従蓄電池側に向かって従蓄電池の充電電
流を流し得る、換言すれば走行用の主蓄電池優先で、従
蓄電池を充電するということである。これに加え、主蓄
電池の端子電圧が第二の設定電圧よりも高いか否かを検
出することで、単に2つの蓄電池間における電圧差だけ
でなく、走行用という基本機能を受け持つ主蓄電池のみ
を充電すべき状態にあるかどうかを判定することができ
る。このようにして2種類の設定電圧との比較により、
主蓄電池側から従蓄電池側に向かう充電電流のON/O
FF制御が行われる。そして、このON/OFF制御を
行うスイッチ手段は、開から閉への移行時にそのON抵
抗が徐々に低くなるよう構成され、スイッチ手段に用い
られている素子等への突入電流による電流破壊を防止し
ている。これは、本発明でも過電流保護機能は付加され
るべきものであるが、仮にこのようなON抵抗の変化を
持たせなかったとすると、例え過電流保護機能を有して
いたとしても、同機能が動作するまでの微少時間内に、
瞬間的な過大電流が流れてしまう危険性があるからであ
る。このON抵抗の時定数は、例えばスイッチ手段とし
てFETを用いるような場合には、ゲート抵抗を大きく
することで実現できる。
【0008】一方スイッチ手段が閉になると、従蓄電池
にオルタネーターからの充電電力が供給されるので、走
行用負荷の軽重によっては主蓄電池の容量が低下し、そ
の端子電圧も低下することになる。この場合はスイッチ
手段を開(OFF)にして、主蓄電池のみを優先的に充
電するとともに、何らかの負荷変動によって主蓄電池の
電圧が低下した時、従蓄電池側から主蓄電池側に向かっ
て一時的に流れる大電流も防止しなければならない。こ
のため、少なくとも主蓄電池の電圧が従蓄電池の電圧に
対して、第一の設定電圧分以上高い電圧まで低下した時
点で、スイッチ手段を開として保護をかけている。さら
にスイッチ手段が閉から開に移行するときには、開から
閉になると時とは逆に、急峻にOFF抵抗が増大するよ
うに構成されている。
にオルタネーターからの充電電力が供給されるので、走
行用負荷の軽重によっては主蓄電池の容量が低下し、そ
の端子電圧も低下することになる。この場合はスイッチ
手段を開(OFF)にして、主蓄電池のみを優先的に充
電するとともに、何らかの負荷変動によって主蓄電池の
電圧が低下した時、従蓄電池側から主蓄電池側に向かっ
て一時的に流れる大電流も防止しなければならない。こ
のため、少なくとも主蓄電池の電圧が従蓄電池の電圧に
対して、第一の設定電圧分以上高い電圧まで低下した時
点で、スイッチ手段を開として保護をかけている。さら
にスイッチ手段が閉から開に移行するときには、開から
閉になると時とは逆に、急峻にOFF抵抗が増大するよ
うに構成されている。
【0009】このような作用により、主,従の2つの蓄
電池を用いながら、両者を最良の状態に維持しつつ過大
電流による保護機能を持たせている。
電池を用いながら、両者を最良の状態に維持しつつ過大
電流による保護機能を持たせている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図1,図2に基づいて本発
明の実施形態を説明する。なお、図1は原理説明用図、
図2は実施回路例の説明用図であり、一部構成部品は省
略して描いている。図例は、発電手段1(オルタネータ
ー)に接続された主蓄電池3と、この主蓄電池3に接続
された従蓄電池5に対して充電制御を行う蓄電池充電制
御装置7であって、主蓄電池3の端子電圧を検出する主
電圧検出手段9、従蓄電池5の電圧を検出する従電圧検
出手段11、主蓄電池3側から従蓄電池5側に向かって
流れる電流を検出する電流検出手段13、主および従蓄
電池3,5間を開閉するとともに、開から閉への移行時
にはそのON抵抗が徐々に低くなり、閉から開への移行
時には急峻に開となるよう構成され、主蓄電池3の端子
電圧が従蓄電池5の端子電圧に対して第一の設定電圧分
以上高くなりかつ、主蓄電池3の端子電圧が第二の設定
電圧よりも高くなったことを検出した時に主および従蓄
電池3,5間を閉とし、少なくとも主蓄電池3の端子電
圧が、従蓄電池5の端子電圧に対して第一の設定電圧分
以上高い電圧まで低下するかまたは、電流検出手段13
によって検出される電流値が所定の設定値よりも高くな
ったことを検出した時に主および従蓄電池3,5間を開
とするように制御されるスイッチ手段15、を備えた蓄
電池充電制御装置7である。
明の実施形態を説明する。なお、図1は原理説明用図、
図2は実施回路例の説明用図であり、一部構成部品は省
略して描いている。図例は、発電手段1(オルタネータ
ー)に接続された主蓄電池3と、この主蓄電池3に接続
された従蓄電池5に対して充電制御を行う蓄電池充電制
御装置7であって、主蓄電池3の端子電圧を検出する主
電圧検出手段9、従蓄電池5の電圧を検出する従電圧検
出手段11、主蓄電池3側から従蓄電池5側に向かって
流れる電流を検出する電流検出手段13、主および従蓄
電池3,5間を開閉するとともに、開から閉への移行時
にはそのON抵抗が徐々に低くなり、閉から開への移行
時には急峻に開となるよう構成され、主蓄電池3の端子
電圧が従蓄電池5の端子電圧に対して第一の設定電圧分
以上高くなりかつ、主蓄電池3の端子電圧が第二の設定
電圧よりも高くなったことを検出した時に主および従蓄
電池3,5間を閉とし、少なくとも主蓄電池3の端子電
圧が、従蓄電池5の端子電圧に対して第一の設定電圧分
以上高い電圧まで低下するかまたは、電流検出手段13
によって検出される電流値が所定の設定値よりも高くな
ったことを検出した時に主および従蓄電池3,5間を開
とするように制御されるスイッチ手段15、を備えた蓄
電池充電制御装置7である。
【0011】ここで本図例のものは、抵抗17と、この
抵抗17の主および従蓄電池3,5側の電圧を検出する
抵抗端電圧検出手段19とを備えたものであり、主およ
び従蓄電池3,5側の抵抗端電圧差と第三の設定電圧と
を比較することで、主蓄電池3側から従蓄電池5側に向
かって流れる電流の大きさが検出されるよう構成されて
いる。
抵抗17の主および従蓄電池3,5側の電圧を検出する
抵抗端電圧検出手段19とを備えたものであり、主およ
び従蓄電池3,5側の抵抗端電圧差と第三の設定電圧と
を比較することで、主蓄電池3側から従蓄電池5側に向
かって流れる電流の大きさが検出されるよう構成されて
いる。
【0012】以下に、詳細についてを説明する。自動車
側の発電手段1(オルタネーター)には、一般走行用の
主蓄電池3が接続されており、図示しないが自動車の標
準的な負荷が接続されている。さらにこの主蓄電池3に
は、本発明の蓄電池充電制御装置7を介して、従蓄電池
5が接続されている。この蓄電池充電制御装置7は、基
本的には主および従蓄電池3,5間を開閉するためのス
イッチ手段15と、その制御回路部21によって構成さ
れている。制御回路部21は、主電圧検出手段9と従電
圧検出手段11と電流検出手段13とを含む電圧検出部
23と、スイッチ手段15の開閉制御を行うスイッチン
グ制御部25と、回路部への供給電源を作り出す電源供
給部27と、従蓄電池5の過放電を防止する過放電保護
回路部29と、従蓄電池5の過充電を防止する過充電防
止回路部31によって構成されている。また、従蓄電池
5の残容量検出表示部33が付加的に設けられている。
側の発電手段1(オルタネーター)には、一般走行用の
主蓄電池3が接続されており、図示しないが自動車の標
準的な負荷が接続されている。さらにこの主蓄電池3に
は、本発明の蓄電池充電制御装置7を介して、従蓄電池
5が接続されている。この蓄電池充電制御装置7は、基
本的には主および従蓄電池3,5間を開閉するためのス
イッチ手段15と、その制御回路部21によって構成さ
れている。制御回路部21は、主電圧検出手段9と従電
圧検出手段11と電流検出手段13とを含む電圧検出部
23と、スイッチ手段15の開閉制御を行うスイッチン
グ制御部25と、回路部への供給電源を作り出す電源供
給部27と、従蓄電池5の過放電を防止する過放電保護
回路部29と、従蓄電池5の過充電を防止する過充電防
止回路部31によって構成されている。また、従蓄電池
5の残容量検出表示部33が付加的に設けられている。
【0013】以下、さらに各部の作用とともに、本実施
回路例について詳細に説明する。主蓄電池3側には、第
一,第二,第三の3つの分圧抵抗35,37,39が、
また従蓄電池5側には、第四,第五の2つの分圧抵抗4
1,43が構成され、各動作判定用の電圧として取り出
されている。第一の分圧抵抗35からの電圧はコンパレ
ーター45の非反転入力に、第二の分圧抵抗37からの
電圧はコンパレーター47の反転入力にそれぞれ供給さ
れ、基準電圧VREFと比較される。この二つのコンパ
レーター45,47のうち、コンパレータ47により、
主蓄電池3の電圧が第二の設定電圧以上にあるかどうか
を判定する。例えば本例のように12V系の蓄電池を使
用する場合、13.0Vでコンパレータ47の出力が切
り替わるようにしておけばよい。またコンパレータ45
については、主蓄電池3の過放電を防止するため、例え
ば12.5V以下でスイッチ手段を開とするよう設定し
ておけばより安全である。第三の分圧抵抗39からの電
圧は、電流検出手段13としてのコンパレーター49の
反転入力とコンパレーター51の非反転入力にそれぞれ
導かれている。ここで、コンパレーター49の非反転入
力には電流検出用抵抗17の従蓄電池側端子電圧の分圧
が導かれている。この分圧は、可変抵抗器53によって
任意の所定電圧に設定可能になっており、過電流保護の
基準値となる第三の設定電圧として規定される。一方、
コンパレーター51の反転入力には従蓄電池5側の第四
の分圧抵抗41からの電圧が導かれており、この2つの
分圧抵抗39,41の値およびコンパレーター51の動
作により、主蓄電池3と従蓄電池5との間の電圧差を判
定している。この電圧差は、第一の設定電圧として規定
されるものである。ここで、スイッチ手段15を閉とす
るときはコンパレーター47と51の動作に、また開と
するときはコンパレーター45の動作にそれぞれ依る
が、前記第二の設定電圧よりもより低い電圧になるまで
スイッチ手段を閉状態に維持するようになっている。ま
た第四の分圧抵抗41からの電圧はコンパレーター55
の非反転入力にも導かれ、このコンパレーター55の反
転入力となる基準電圧VREFと比較することで、従蓄
電池5の電圧を判定している。これは例えば第四の設定
電圧として規定されるものであり、例えば本例では、こ
の電圧が10V以下の場合、スイッチ手段を閉としない
ように制御される。これは、従蓄電池5の電圧が異常に
低いと、従蓄電池5の負荷系統に短絡等の事故が発生し
ている可能性があるということであり、充電電圧の印加
によって重大な事故につながるからである。そしてこれ
ら5個のコンパレーター45,47,49,51,55
からは、図のようにスイッチング制御部25のフリップ
フロップ回路57に出力され、スイッチ手段15(ここ
ではNチャンネル型のPOWER MOS FET)の
開閉が制御される。
回路例について詳細に説明する。主蓄電池3側には、第
一,第二,第三の3つの分圧抵抗35,37,39が、
また従蓄電池5側には、第四,第五の2つの分圧抵抗4
1,43が構成され、各動作判定用の電圧として取り出
されている。第一の分圧抵抗35からの電圧はコンパレ
ーター45の非反転入力に、第二の分圧抵抗37からの
電圧はコンパレーター47の反転入力にそれぞれ供給さ
れ、基準電圧VREFと比較される。この二つのコンパ
レーター45,47のうち、コンパレータ47により、
主蓄電池3の電圧が第二の設定電圧以上にあるかどうか
を判定する。例えば本例のように12V系の蓄電池を使
用する場合、13.0Vでコンパレータ47の出力が切
り替わるようにしておけばよい。またコンパレータ45
については、主蓄電池3の過放電を防止するため、例え
ば12.5V以下でスイッチ手段を開とするよう設定し
ておけばより安全である。第三の分圧抵抗39からの電
圧は、電流検出手段13としてのコンパレーター49の
反転入力とコンパレーター51の非反転入力にそれぞれ
導かれている。ここで、コンパレーター49の非反転入
力には電流検出用抵抗17の従蓄電池側端子電圧の分圧
が導かれている。この分圧は、可変抵抗器53によって
任意の所定電圧に設定可能になっており、過電流保護の
基準値となる第三の設定電圧として規定される。一方、
コンパレーター51の反転入力には従蓄電池5側の第四
の分圧抵抗41からの電圧が導かれており、この2つの
分圧抵抗39,41の値およびコンパレーター51の動
作により、主蓄電池3と従蓄電池5との間の電圧差を判
定している。この電圧差は、第一の設定電圧として規定
されるものである。ここで、スイッチ手段15を閉とす
るときはコンパレーター47と51の動作に、また開と
するときはコンパレーター45の動作にそれぞれ依る
が、前記第二の設定電圧よりもより低い電圧になるまで
スイッチ手段を閉状態に維持するようになっている。ま
た第四の分圧抵抗41からの電圧はコンパレーター55
の非反転入力にも導かれ、このコンパレーター55の反
転入力となる基準電圧VREFと比較することで、従蓄
電池5の電圧を判定している。これは例えば第四の設定
電圧として規定されるものであり、例えば本例では、こ
の電圧が10V以下の場合、スイッチ手段を閉としない
ように制御される。これは、従蓄電池5の電圧が異常に
低いと、従蓄電池5の負荷系統に短絡等の事故が発生し
ている可能性があるということであり、充電電圧の印加
によって重大な事故につながるからである。そしてこれ
ら5個のコンパレーター45,47,49,51,55
からは、図のようにスイッチング制御部25のフリップ
フロップ回路57に出力され、スイッチ手段15(ここ
ではNチャンネル型のPOWER MOS FET)の
開閉が制御される。
【0014】スイッチング制御部25は、主に前記フリ
ップフロップ回路57とインバータ部59とチャージポ
ンプ(昇圧)回路61からなっており、電圧検出部23
からの出力によって、スイッチ手段15の開閉制御が行
われる。コンパレーター51によって主蓄電池3と従蓄
電池5の電圧差を比較し、主蓄電池3の電圧が従蓄電池
5の電圧に対して、第一の設定電圧よりも高いと判定さ
れ、かつコンパレーター47によって主蓄電池3の電圧
が第二の設定電圧よりも高いと判定された場合は、フリ
ップフロップ回路57を介してトランジスター63はO
FFとなる。そうすると、コンデンサー65の電荷は保
持され、インバータ部59の動作によって、トランジス
ター67,69がOFFの時トランジスター71がO
N、逆にトランジスター67,69がONの時トランジ
スター71がOFFとなる発振動作が行われる。この
時、チャージポンプ回路61の作用によってVBBの2
倍の電圧がコンデンサー73に蓄えられ、スイッチ手段
15は閉状態となり、インバータ部59の発振が続く限
り閉の状態を維持する。このスイッチ手段15が閉にな
る時の移行時間は、ゲート遅延抵抗75によって1ミリ
秒程度に設定され、従蓄電池5に向かうスイッチング時
の突入電流を防止している。このゲート遅延抵抗75
は、本実施例回路にあっては約50キロオームに設定さ
れている。これはFETのゲート抵抗としては、常識的
に使用される抵抗値に比べて極めて高い数値となってい
る。次に、図3を用いて本実施例におけるチャージポン
プ回路61の作用を説明する。トランジスター71がO
Nでトランジスター69がOFFの時(a)には、V
BBからのバイアスによって抵抗77からダイオード7
9、そしてコンデンサー81へと充電電流が流れ込み、
コンデンサー81が充電される。次に、発振動作によっ
て、トランジスター71がOFFでトランジスター69
がONになった時(b)には、VBBとコンデンサー8
1が直列関係になり、コンデンサー73は、約2×V
BBの電圧で充電されることになる。この時にはダイオ
ード79,83の向きが逆となるため、コンデンサー7
3,81の電荷が消失することはない。このコンデンサ
ー73の蓄積電荷により、スイッチ手段15のゲートに
2×VBBの電圧が印加され続け、インバータ部59が
発振動作を継続する間は、スイッチ手段が閉状態に維持
される。従って、発電手段1(オルタネーター)から従
蓄電池5への充電が行われる。
ップフロップ回路57とインバータ部59とチャージポ
ンプ(昇圧)回路61からなっており、電圧検出部23
からの出力によって、スイッチ手段15の開閉制御が行
われる。コンパレーター51によって主蓄電池3と従蓄
電池5の電圧差を比較し、主蓄電池3の電圧が従蓄電池
5の電圧に対して、第一の設定電圧よりも高いと判定さ
れ、かつコンパレーター47によって主蓄電池3の電圧
が第二の設定電圧よりも高いと判定された場合は、フリ
ップフロップ回路57を介してトランジスター63はO
FFとなる。そうすると、コンデンサー65の電荷は保
持され、インバータ部59の動作によって、トランジス
ター67,69がOFFの時トランジスター71がO
N、逆にトランジスター67,69がONの時トランジ
スター71がOFFとなる発振動作が行われる。この
時、チャージポンプ回路61の作用によってVBBの2
倍の電圧がコンデンサー73に蓄えられ、スイッチ手段
15は閉状態となり、インバータ部59の発振が続く限
り閉の状態を維持する。このスイッチ手段15が閉にな
る時の移行時間は、ゲート遅延抵抗75によって1ミリ
秒程度に設定され、従蓄電池5に向かうスイッチング時
の突入電流を防止している。このゲート遅延抵抗75
は、本実施例回路にあっては約50キロオームに設定さ
れている。これはFETのゲート抵抗としては、常識的
に使用される抵抗値に比べて極めて高い数値となってい
る。次に、図3を用いて本実施例におけるチャージポン
プ回路61の作用を説明する。トランジスター71がO
Nでトランジスター69がOFFの時(a)には、V
BBからのバイアスによって抵抗77からダイオード7
9、そしてコンデンサー81へと充電電流が流れ込み、
コンデンサー81が充電される。次に、発振動作によっ
て、トランジスター71がOFFでトランジスター69
がONになった時(b)には、VBBとコンデンサー8
1が直列関係になり、コンデンサー73は、約2×V
BBの電圧で充電されることになる。この時にはダイオ
ード79,83の向きが逆となるため、コンデンサー7
3,81の電荷が消失することはない。このコンデンサ
ー73の蓄積電荷により、スイッチ手段15のゲートに
2×VBBの電圧が印加され続け、インバータ部59が
発振動作を継続する間は、スイッチ手段が閉状態に維持
される。従って、発電手段1(オルタネーター)から従
蓄電池5への充電が行われる。
【0015】充電によって従蓄電池5の電圧が上昇した
場合、スイッチ手段15が閉のままで、例えばセルモー
ターを回すなどして主蓄電池3の電圧が一時的に低下し
たとすると、従蓄電池5側から主蓄電池3側に向かって
大電流が流れる危険性があるため、本発明では、主蓄電
池3の電圧が従蓄電池5の電圧に対して、第一の設定電
圧分以上高い電圧にまで低下した時点で、スイッチ手段
15を開とするよう制御している。また、従蓄電池5へ
の電流値がコンパレーター49の動作によって可変抵抗
で決まる第三の設定電圧よりも高いと判定された時も、
過電流保護のためスイッチ手段は開となること、さらに
主蓄電池3の電圧が第二の設定電圧よりもより低い所定
の設定電圧になるとコンパレーター45の動作によって
スイッチ手段15を開とすることは、勿論のことであ
る。従蓄電池5の電圧が上昇してくると、コンパレータ
51の動作を受け、フリップフロップ回路57の出力に
よってトランジスター63がONとなる。このトランジ
スター63がONになるとコンデンサー65の電荷は放
電され、結果としてチャージポンプ回路61は停止す
る。これと同時にトランジスター85もONとなり、ス
イッチ手段15のゲートが接地電位になる結果、スイッ
チ手段15が開となる。この時のスイッチ手段の閉から
開への移行は、実質的にトランジスター85の立ち上が
り時間に支配され、急峻な立ち下がり特性となる。過電
流に対する保護の場合も、コンパレーター49の作用に
よって上記と同様に、スイッチ手段15は開となる。
場合、スイッチ手段15が閉のままで、例えばセルモー
ターを回すなどして主蓄電池3の電圧が一時的に低下し
たとすると、従蓄電池5側から主蓄電池3側に向かって
大電流が流れる危険性があるため、本発明では、主蓄電
池3の電圧が従蓄電池5の電圧に対して、第一の設定電
圧分以上高い電圧にまで低下した時点で、スイッチ手段
15を開とするよう制御している。また、従蓄電池5へ
の電流値がコンパレーター49の動作によって可変抵抗
で決まる第三の設定電圧よりも高いと判定された時も、
過電流保護のためスイッチ手段は開となること、さらに
主蓄電池3の電圧が第二の設定電圧よりもより低い所定
の設定電圧になるとコンパレーター45の動作によって
スイッチ手段15を開とすることは、勿論のことであ
る。従蓄電池5の電圧が上昇してくると、コンパレータ
51の動作を受け、フリップフロップ回路57の出力に
よってトランジスター63がONとなる。このトランジ
スター63がONになるとコンデンサー65の電荷は放
電され、結果としてチャージポンプ回路61は停止す
る。これと同時にトランジスター85もONとなり、ス
イッチ手段15のゲートが接地電位になる結果、スイッ
チ手段15が開となる。この時のスイッチ手段の閉から
開への移行は、実質的にトランジスター85の立ち上が
り時間に支配され、急峻な立ち下がり特性となる。過電
流に対する保護の場合も、コンパレーター49の作用に
よって上記と同様に、スイッチ手段15は開となる。
【0016】このようにして、主蓄電池3の端子電圧が
従蓄電池5の端子電圧に対して第一の設定電圧分以上高
くなりかつ、主蓄電池3の端子電圧が第二の設定電圧よ
りも高くなったことを検出した時に主および従蓄電池
3,5間を閉とし、少なくとも主蓄電池3の端子電圧
が、従蓄電池5の端子電圧に対して第一の設定電圧分以
上高い電圧まで低下するかまたは、電流検出手段13に
よって検出される電流値が所定の設定値よりも高くなっ
たことを検出した時に主および従蓄電池3,5間を開と
するように制御されることになる。また大きい値のゲー
ト遅延抵抗75とトランジスター85の動作によって、
スイッチ手段15は、開から閉への移行時にそのON抵
抗が徐々に低くなり、閉から開への移行時には急峻に開
となるよう動作する。
従蓄電池5の端子電圧に対して第一の設定電圧分以上高
くなりかつ、主蓄電池3の端子電圧が第二の設定電圧よ
りも高くなったことを検出した時に主および従蓄電池
3,5間を閉とし、少なくとも主蓄電池3の端子電圧
が、従蓄電池5の端子電圧に対して第一の設定電圧分以
上高い電圧まで低下するかまたは、電流検出手段13に
よって検出される電流値が所定の設定値よりも高くなっ
たことを検出した時に主および従蓄電池3,5間を開と
するように制御されることになる。また大きい値のゲー
ト遅延抵抗75とトランジスター85の動作によって、
スイッチ手段15は、開から閉への移行時にそのON抵
抗が徐々に低くなり、閉から開への移行時には急峻に開
となるよう動作する。
【0017】次に、従蓄電池5の過放電保護回路部29
と、過充電防止回路部31について説明する。過放電保
護回路部29のコンパレーター87の反転入力には第五
の分圧抵抗43からの電圧が、また非反転入力には基準
電圧VREFがそれぞれ導かれている。また、コンパレ
ーター89の非反転入力には、第四の分圧抵抗41から
の電圧が、また反転入力には基準電圧VREFがそれぞ
れ導かれている。これら2つのコンパレーター87,8
9のうち、コンパレーター87により、従蓄電池5が第
五の設定電圧以上(例えば本例では12.3V)にある
かが判定され、コンパレーター89により、同第六の設
定電圧(例えば本例では10.0V)以下にあるかが判
定される。従蓄電池5の電圧が第六の設定電圧以下に低
下した場合、フリップフロップ回路91の出力によりト
ランジスター93がOFFとなる。これにより、リレー
(コイル)95により負荷97へのスイッチが開とな
り、従蓄電池5から負荷97への給電が停止する。これ
は、キャンピングカーの従蓄電池5には通常は鉛蓄電池
が使用されるが、鉛蓄電池は完全放電させてしまうと、
著しく寿命が短くなってしまうからである。そして第五
の設定電圧以上(通常は本例のように第六の設定電圧以
上の値)になると、この逆の動作によって負荷97への
給電が回復する。一方、過充電の保護については、前述
のスイッチ手段15の動作によって防止されるものの、
万が一何らかの要因で従蓄電池5の電圧が異常に上昇し
た場合、強制的に放電させて従蓄電池5を保護する必要
がある。従蓄電池5の電圧が異常に高くなった場合に
は、過充電防止回路部31のトランジスター99,10
1の動作により、従蓄電池5が所定の電圧レベルまで放
電されることになる。
と、過充電防止回路部31について説明する。過放電保
護回路部29のコンパレーター87の反転入力には第五
の分圧抵抗43からの電圧が、また非反転入力には基準
電圧VREFがそれぞれ導かれている。また、コンパレ
ーター89の非反転入力には、第四の分圧抵抗41から
の電圧が、また反転入力には基準電圧VREFがそれぞ
れ導かれている。これら2つのコンパレーター87,8
9のうち、コンパレーター87により、従蓄電池5が第
五の設定電圧以上(例えば本例では12.3V)にある
かが判定され、コンパレーター89により、同第六の設
定電圧(例えば本例では10.0V)以下にあるかが判
定される。従蓄電池5の電圧が第六の設定電圧以下に低
下した場合、フリップフロップ回路91の出力によりト
ランジスター93がOFFとなる。これにより、リレー
(コイル)95により負荷97へのスイッチが開とな
り、従蓄電池5から負荷97への給電が停止する。これ
は、キャンピングカーの従蓄電池5には通常は鉛蓄電池
が使用されるが、鉛蓄電池は完全放電させてしまうと、
著しく寿命が短くなってしまうからである。そして第五
の設定電圧以上(通常は本例のように第六の設定電圧以
上の値)になると、この逆の動作によって負荷97への
給電が回復する。一方、過充電の保護については、前述
のスイッチ手段15の動作によって防止されるものの、
万が一何らかの要因で従蓄電池5の電圧が異常に上昇し
た場合、強制的に放電させて従蓄電池5を保護する必要
がある。従蓄電池5の電圧が異常に高くなった場合に
は、過充電防止回路部31のトランジスター99,10
1の動作により、従蓄電池5が所定の電圧レベルまで放
電されることになる。
【0017】従蓄電池5の残容量は、電圧計103によ
ってモニターされるようになっており、この電圧計10
3と電圧計制御回路105によって残容量検出表示部3
3が構成されている。続いて、この残容量検出表示部に
33ついて説明する。基本的な機能は、従蓄電池5の電
圧を導いて三端子レギュレータ109で一定電圧(本実
施例では10Vとする)を作り、従蓄電池5の端子電圧
とこの一定電圧との差分を、大容量コンデンサー111
をバッファとして電圧計103に表示するものである。
最初に満充電状態にある従蓄電池5を接続すると、十分
な端子電圧によってトランジスター113がONし、抵
抗115とトランジスター113を通る電流経路によっ
てコンデンサー111が急速充電され、このコンデンサ
ー111の端子電圧が電圧計103のプラス側に発生す
る。一方、電圧計103のマイナス側には、抵抗117
とダイオード119によって決まる電圧が発生する。こ
のプラス側とマイナス側の電圧差が、電圧計103に表
示される。従蓄電池5の充電による電圧上昇につれ、コ
ンデンサー111の端子電圧も上昇するが、コンデンサ
ー111の充電に要する時間分だけ、電圧計103の反
応に時間を要するということになる。一方、負荷97へ
の給電よって従蓄電池5の電圧が低下してくると、コン
デンサー111の電荷はダイオード121および抵抗1
23を通って放電されるので、コンデンサー111の端
子電圧の低下とともに電圧計103の表示も変わること
になる。この時も抵抗123が放電の時定数として働く
結果、電圧計103はこの時定数で決まる時間をかけて
反応することになる。一方、満充電状態の電圧にばらつ
きがあっても、電圧計103が振り切れないようにして
おく必要がある。このため本実施例では、4直列のダイ
オードユニット125を用いている。例えば従蓄電池5
の電圧が、一般的な自動車用バッテリーの満電圧である
12Vとした場合、A点の電圧は三端子レギュレータ1
09の作用により、2Vとなる。一方B点の電圧は、ダ
イオード119の効果によって、約0.7Vとなる。従
って、AB両点間の電圧差である1.3Vが、電圧計1
03に表示される。ここで満電圧が12Vよりも高い従
蓄電池5を接続した場合を考えると、電圧計103を振
り切らせることなく、満状態を表示させておくことが望
ましい。仮に16Vとすると、B点の電圧は0.7Vと
なるが、A点の電圧はダイオードユニット125が無か
ったとすると6Vになるため、AB両点間の電圧差が
5.3Vとなって電圧計103が振り切れてしまうか、
または振り切れないように設定すると、満状態で12V
の従蓄電池5を接続した時に、残容量が著しく少なく表
示されてしまう。しかしダイオードユニット125が有
ると、各ダイオードの立ち上がり電圧が約0.7Vであ
るため、A点においては2.8Vとなり、2.8Vと
0.7Vの差である2.1Vが、電圧計103に表示さ
れることになる。つまり満状態にある従蓄電池5の電圧
に4V(16V−12V)の差が有っても、電圧計10
3としては、0.8V(2.1V−1.3V)の上昇分
にしかならない。このように、従蓄電池5の電圧−10
Vがダイオード4個直列分の立ち上がり電圧(ここでは
例として2.8V)を越えると、ダイオードユニット1
25がバイパス路として機能するので、高電圧の従蓄電
池5を接続した場合には、ダイオード119とダイオー
ドユニット125の端子電圧差が電圧計103の指示値
に反映されるのである。しかも通常のダイオードの順方
向を用いることで、電圧計103の指示値の変化を、ブ
ロードなものにすることができる。従って接続する従蓄
電池5の満電圧にばらつきがあっても、電圧計103が
振り切れてしまうことなく、常に満近傍の残容量として
表示させることができる。
ってモニターされるようになっており、この電圧計10
3と電圧計制御回路105によって残容量検出表示部3
3が構成されている。続いて、この残容量検出表示部に
33ついて説明する。基本的な機能は、従蓄電池5の電
圧を導いて三端子レギュレータ109で一定電圧(本実
施例では10Vとする)を作り、従蓄電池5の端子電圧
とこの一定電圧との差分を、大容量コンデンサー111
をバッファとして電圧計103に表示するものである。
最初に満充電状態にある従蓄電池5を接続すると、十分
な端子電圧によってトランジスター113がONし、抵
抗115とトランジスター113を通る電流経路によっ
てコンデンサー111が急速充電され、このコンデンサ
ー111の端子電圧が電圧計103のプラス側に発生す
る。一方、電圧計103のマイナス側には、抵抗117
とダイオード119によって決まる電圧が発生する。こ
のプラス側とマイナス側の電圧差が、電圧計103に表
示される。従蓄電池5の充電による電圧上昇につれ、コ
ンデンサー111の端子電圧も上昇するが、コンデンサ
ー111の充電に要する時間分だけ、電圧計103の反
応に時間を要するということになる。一方、負荷97へ
の給電よって従蓄電池5の電圧が低下してくると、コン
デンサー111の電荷はダイオード121および抵抗1
23を通って放電されるので、コンデンサー111の端
子電圧の低下とともに電圧計103の表示も変わること
になる。この時も抵抗123が放電の時定数として働く
結果、電圧計103はこの時定数で決まる時間をかけて
反応することになる。一方、満充電状態の電圧にばらつ
きがあっても、電圧計103が振り切れないようにして
おく必要がある。このため本実施例では、4直列のダイ
オードユニット125を用いている。例えば従蓄電池5
の電圧が、一般的な自動車用バッテリーの満電圧である
12Vとした場合、A点の電圧は三端子レギュレータ1
09の作用により、2Vとなる。一方B点の電圧は、ダ
イオード119の効果によって、約0.7Vとなる。従
って、AB両点間の電圧差である1.3Vが、電圧計1
03に表示される。ここで満電圧が12Vよりも高い従
蓄電池5を接続した場合を考えると、電圧計103を振
り切らせることなく、満状態を表示させておくことが望
ましい。仮に16Vとすると、B点の電圧は0.7Vと
なるが、A点の電圧はダイオードユニット125が無か
ったとすると6Vになるため、AB両点間の電圧差が
5.3Vとなって電圧計103が振り切れてしまうか、
または振り切れないように設定すると、満状態で12V
の従蓄電池5を接続した時に、残容量が著しく少なく表
示されてしまう。しかしダイオードユニット125が有
ると、各ダイオードの立ち上がり電圧が約0.7Vであ
るため、A点においては2.8Vとなり、2.8Vと
0.7Vの差である2.1Vが、電圧計103に表示さ
れることになる。つまり満状態にある従蓄電池5の電圧
に4V(16V−12V)の差が有っても、電圧計10
3としては、0.8V(2.1V−1.3V)の上昇分
にしかならない。このように、従蓄電池5の電圧−10
Vがダイオード4個直列分の立ち上がり電圧(ここでは
例として2.8V)を越えると、ダイオードユニット1
25がバイパス路として機能するので、高電圧の従蓄電
池5を接続した場合には、ダイオード119とダイオー
ドユニット125の端子電圧差が電圧計103の指示値
に反映されるのである。しかも通常のダイオードの順方
向を用いることで、電圧計103の指示値の変化を、ブ
ロードなものにすることができる。従って接続する従蓄
電池5の満電圧にばらつきがあっても、電圧計103が
振り切れてしまうことなく、常に満近傍の残容量として
表示させることができる。
【0018】また過放電の時には、前述のようにリレー
95によって負荷97への給電が停止するが、負荷97
への給電がカットされる直前には、電圧計103はゼロ
近傍(電圧0Vではなく蓄電池容量ゼロ)を指している
ことになる。ここで、負荷97への給電がカットされる
と、当然ながら従蓄電池5の端子電圧は上昇する。この
時に電圧計103の指示が上昇してしまうと、従蓄電池
5の容量が回復したような錯覚を起こすことが懸念され
るため、負荷97への給電が停止した場合であっても残
容量はゼロのまま保持されることが望ましい。本実施例
では、従蓄電池5の電圧が第六の設定電圧以下に低下し
た場合、トランジスター127がONになってコンデン
サー111の電荷を放電し、電圧計103の指示をゼロ
近傍でクランプするようになっている。そして、負荷9
7への給電がカットされた時の電圧上昇に伴う電圧計1
03の反応を防止するため、第四および第五の分圧抵抗
41,43から得られる電圧に差を持たせ、負荷カット
の電圧(第六の設定電圧)に対してその時の従蓄電池5
の電圧回復幅以上高い電圧を負荷復帰、すなわちトラン
ジスター127がONする電圧(第五の設定電圧)とし
て設定している。
95によって負荷97への給電が停止するが、負荷97
への給電がカットされる直前には、電圧計103はゼロ
近傍(電圧0Vではなく蓄電池容量ゼロ)を指している
ことになる。ここで、負荷97への給電がカットされる
と、当然ながら従蓄電池5の端子電圧は上昇する。この
時に電圧計103の指示が上昇してしまうと、従蓄電池
5の容量が回復したような錯覚を起こすことが懸念され
るため、負荷97への給電が停止した場合であっても残
容量はゼロのまま保持されることが望ましい。本実施例
では、従蓄電池5の電圧が第六の設定電圧以下に低下し
た場合、トランジスター127がONになってコンデン
サー111の電荷を放電し、電圧計103の指示をゼロ
近傍でクランプするようになっている。そして、負荷9
7への給電がカットされた時の電圧上昇に伴う電圧計1
03の反応を防止するため、第四および第五の分圧抵抗
41,43から得られる電圧に差を持たせ、負荷カット
の電圧(第六の設定電圧)に対してその時の従蓄電池5
の電圧回復幅以上高い電圧を負荷復帰、すなわちトラン
ジスター127がONする電圧(第五の設定電圧)とし
て設定している。
【0019】以上のような、電圧による残容量の検出機
構は、電圧の小刻みな変化には対応せず、しかも電圧上
限値近傍ではダイオード119およびダイオードユニッ
ト125の働きによってその指示精度が鈍くなっている
ため、電圧計の制御装置としても優れたものになる。例
えば本例のような蓄電池の残容量以外にも、潮位や水流
や風速など、瞬間的な高い異常値をカットしたり、短時
間内に発生する小刻みな電圧変化に反応させずに定常的
な変動幅をモニターするような用途に適していると言え
る。
構は、電圧の小刻みな変化には対応せず、しかも電圧上
限値近傍ではダイオード119およびダイオードユニッ
ト125の働きによってその指示精度が鈍くなっている
ため、電圧計の制御装置としても優れたものになる。例
えば本例のような蓄電池の残容量以外にも、潮位や水流
や風速など、瞬間的な高い異常値をカットしたり、短時
間内に発生する小刻みな電圧変化に反応させずに定常的
な変動幅をモニターするような用途に適していると言え
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主および
従蓄電池間を開閉するスイッチ手段の開から閉への移行
時にはそのON抵抗が徐々に低くなり、閉から開への移
行時には急峻に開となるよう構成すること、主蓄電池の
端子電圧が従蓄電池の端子電圧に対して第一の設定電圧
分以上高くなりかつ、主蓄電池の端子電圧が第二の設定
電圧よりも高くなったことを検出した時に主および従蓄
電池間を閉とし、少なくとも主蓄電池の端子電圧が、従
蓄電池の端子電圧に対して第一の設定電圧分以上高い電
圧まで低下するかまたは、電流検出手段によって検出さ
れる電流値が所定の設定値よりも高くなったことを検出
した時に主および従蓄電池間を開とするように制御こと
により、個別の負荷にそれぞれ給電している主および従
蓄電池の両者を、一つの発電手段や給電手段から、突入
電流の心配もなく蓄電池の保護も充分なされた状態で、
安全かつ効率的な方法で充電することが可能となる。特
に、主および従蓄電池間を開閉するスイッチ手段にFE
Tを用い、しかもそのゲート抵抗を数十キロオームクラ
スという、通常の電子回路では常識的に設定しない抵抗
値にすることで、複雑な保護回路を用いることなく廉価
な回路構成で、上記の優れた効果を得ることができる。
従蓄電池間を開閉するスイッチ手段の開から閉への移行
時にはそのON抵抗が徐々に低くなり、閉から開への移
行時には急峻に開となるよう構成すること、主蓄電池の
端子電圧が従蓄電池の端子電圧に対して第一の設定電圧
分以上高くなりかつ、主蓄電池の端子電圧が第二の設定
電圧よりも高くなったことを検出した時に主および従蓄
電池間を閉とし、少なくとも主蓄電池の端子電圧が、従
蓄電池の端子電圧に対して第一の設定電圧分以上高い電
圧まで低下するかまたは、電流検出手段によって検出さ
れる電流値が所定の設定値よりも高くなったことを検出
した時に主および従蓄電池間を開とするように制御こと
により、個別の負荷にそれぞれ給電している主および従
蓄電池の両者を、一つの発電手段や給電手段から、突入
電流の心配もなく蓄電池の保護も充分なされた状態で、
安全かつ効率的な方法で充電することが可能となる。特
に、主および従蓄電池間を開閉するスイッチ手段にFE
Tを用い、しかもそのゲート抵抗を数十キロオームクラ
スという、通常の電子回路では常識的に設定しない抵抗
値にすることで、複雑な保護回路を用いることなく廉価
な回路構成で、上記の優れた効果を得ることができる。
【図1】本発明の蓄電池充電制御装置の原理説明用図
【図2】本発明の蓄電池充電制御装置の実施回路例の説
明用図
明用図
【図3】本発明の実施例におけるチャージポンプ回路の
原理説明用図
原理説明用図
1 発電手段 3 主蓄電池 5 従蓄電池 7 蓄電池充電制御装置 9 主電圧検出手段 11 従電圧検出手段 13 電流検出手段 15 スイッチ手段 17 抵抗 19 抵抗端電圧検出手段 21 制御回路部 23 電圧検出部 25 スイッチング制御部 27 電源供給部 29 過放電保護回路部 31 過充電防止回路部 33 残容量検出表示部 35,37,39 分圧抵抗 41,43 分圧抵抗 45,47,49,51,55,87,89 コンパレ
ーター 53 可変抵抗器 57,91 フリップフロップ回路 59 インバータ部 61 チャージポンプ回路 63,67,69,71,85,93,99 トランジ
スター 65,73,81,111 コンデンサー 75 ゲート遅延抵抗 77,115,117,121,123 抵抗 79,83,119,121 ダイオード 95 リレー 97 負荷 101,113,127 トランジスター 103 電圧計 105 電圧計制御回路 107 残容量検出表示部 109 三端子レギュレータ 125 ダイオードユニット
ーター 53 可変抵抗器 57,91 フリップフロップ回路 59 インバータ部 61 チャージポンプ回路 63,67,69,71,85,93,99 トランジ
スター 65,73,81,111 コンデンサー 75 ゲート遅延抵抗 77,115,117,121,123 抵抗 79,83,119,121 ダイオード 95 リレー 97 負荷 101,113,127 トランジスター 103 電圧計 105 電圧計制御回路 107 残容量検出表示部 109 三端子レギュレータ 125 ダイオードユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 31/36 G01R 31/36 A H02J 7/14 H02J 7/14 H Fターム(参考) 2G016 CA03 CB11 CB12 CB31 CC01 CC04 CC06 CC08 CC12 CC15 CC23 CD04 CD06 CD07 CD09 CD10 CD14 CE00 2G035 AA16 AA21 AB03 AC01 AC02 AC16 AC19 AD02 AD03 AD04 AD05 AD08 AD10 AD11 AD16 AD17 AD20 AD23 AD50 AD54 5G003 AA07 BA02 CA01 CA11 CC02 DA07 DA11 FA04 GA01 5G060 AA01 BA08 CA13 DA01 DB01 DB03 DB05
Claims (2)
- 【請求項1】発電手段に接続された主蓄電池とこの主蓄
電池に接続された従蓄電池に対して充電制御を行う蓄電
池充電制御装置であって、主蓄電池の端子電圧を検出す
る主電圧検出手段、従蓄電池の電圧を検出する従電圧検
出手段、主蓄電池側から従蓄電池側に向かって流れる電
流を検出する電流検出手段、主および従蓄電池間を開閉
するとともに、開から閉への移行時にはそのON抵抗が
徐々に低くなり、閉から開への移行時には急峻に開とな
るよう構成され、主蓄電池の端子電圧が従蓄電池の端子
電圧に対して第一の設定電圧分以上高くなりかつ、主蓄
電池の端子電圧が第二の設定電圧よりも高くなったこと
を検出した時に主および従蓄電池間を閉とし、少なくと
も主蓄電池の端子電圧が、従蓄電池の端子電圧に対して
第一の設定電圧分以上高い電圧まで低下するかまたは、
電流検出手段によって検出される電流値が所定の設定値
よりも高くなったことを検出した時に主および従蓄電池
間を開とするように制御されるスイッチ手段、を備えた
蓄電池充電制御装置。 - 【請求項2】電流検出手段が、主および従蓄電池間に介
装された抵抗とこの抵抗の主および従蓄電池側の電圧を
検出する抵抗端電圧検出手段とを備えたものであって、
主および従蓄電池側の抵抗端電圧差と第三の設定電圧と
を比較することによって、主蓄電池側から従蓄電池側に
向かって流れる電流の大きさが検出されるよう構成され
た、請求項1記載の蓄電池充電制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10253176A JP2000060013A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | 蓄電池充電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10253176A JP2000060013A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | 蓄電池充電制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000060013A true JP2000060013A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=17247607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10253176A Withdrawn JP2000060013A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | 蓄電池充電制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000060013A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010092094A (ko) * | 2000-03-20 | 2001-10-24 | 황의식 | 전원용 커패시터의 전력사용효율을 증대시키기 위한 장치 |
| JP2012080706A (ja) * | 2010-10-05 | 2012-04-19 | Denso Corp | バッテリシステム制御装置 |
| JP2012078090A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Mitsumi Electric Co Ltd | 電流電圧検出回路および電流制御回路 |
| JP2013252015A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Mazda Motor Corp | 車両用電源制御方法及び装置 |
| JP2013252017A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Mazda Motor Corp | 車両用電源制御方法及び装置 |
| JP2013252016A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Mazda Motor Corp | 車両用電源制御方法及び装置 |
| JP2016093005A (ja) * | 2014-11-06 | 2016-05-23 | 矢崎総業株式会社 | スイッチボックス |
| CN111129628A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-08 | 上海电气国轩新能源科技有限公司 | 锂离子电芯充放电的控制方法、系统、介质及电子设备 |
| CN112816888A (zh) * | 2019-11-18 | 2021-05-18 | 海能达通信股份有限公司 | 一种唤醒终端的方法、检测电路及终端 |
| WO2022131006A1 (ja) * | 2020-12-14 | 2022-06-23 | 株式会社デンソー | 電源システム |
-
1998
- 1998-08-05 JP JP10253176A patent/JP2000060013A/ja not_active Withdrawn
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010092094A (ko) * | 2000-03-20 | 2001-10-24 | 황의식 | 전원용 커패시터의 전력사용효율을 증대시키기 위한 장치 |
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| JP2017093294A (ja) * | 2014-11-06 | 2017-05-25 | 矢崎総業株式会社 | スイッチボックス |
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| CN112816888B (zh) * | 2019-11-18 | 2024-05-10 | 海能达通信股份有限公司 | 一种唤醒终端的方法、检测电路及终端 |
| CN111129628A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-08 | 上海电气国轩新能源科技有限公司 | 锂离子电芯充放电的控制方法、系统、介质及电子设备 |
| CN111129628B (zh) * | 2019-12-23 | 2023-08-15 | 上海电气国轩新能源科技有限公司 | 锂离子电芯充放电的控制方法、系统、介质及电子设备 |
| WO2022131006A1 (ja) * | 2020-12-14 | 2022-06-23 | 株式会社デンソー | 電源システム |
| JP2022093981A (ja) * | 2020-12-14 | 2022-06-24 | 株式会社デンソー | 電源システム |
| JP7363754B2 (ja) | 2020-12-14 | 2023-10-18 | 株式会社デンソー | 電源システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051101 |