JP2000059261A - 非接触データ送受信装置 - Google Patents
非接触データ送受信装置Info
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- JP2000059261A JP2000059261A JP22333698A JP22333698A JP2000059261A JP 2000059261 A JP2000059261 A JP 2000059261A JP 22333698 A JP22333698 A JP 22333698A JP 22333698 A JP22333698 A JP 22333698A JP 2000059261 A JP2000059261 A JP 2000059261A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 質問器1において、応答器2からの変調波B
の位相をできだけ早く判断し、ビットレートを向上させ
る。 【解決手段】 応答器2では、応答用データを構成する
デジタル値が変化する毎に変調波の位相を反転させた信
号を送信する。質問器1では、この変調波Bと同じ周期
の信号を抽出し、発振器部4から復調部9に方形波F
(0)を入力する。この方形波F(0)をシフトレジス
タによりシフトして変調波Bと同期した基準信号を獲得
する。そして、変調波Bと基準信号との位相が一致、不
一致のときを例えば“1”、“0”としてデータを判別
する。
の位相をできだけ早く判断し、ビットレートを向上させ
る。 【解決手段】 応答器2では、応答用データを構成する
デジタル値が変化する毎に変調波の位相を反転させた信
号を送信する。質問器1では、この変調波Bと同じ周期
の信号を抽出し、発振器部4から復調部9に方形波F
(0)を入力する。この方形波F(0)をシフトレジス
タによりシフトして変調波Bと同期した基準信号を獲得
する。そして、変調波Bと基準信号との位相が一致、不
一致のときを例えば“1”、“0”としてデータを判別
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非接触データ送
受信装置に関するものである。
受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、工場の生産ラインや物流ライ
ン、オフィスの入退出を管理するシステムとして、工具
や荷物にIDカードを付けて質問に対し、応答データを
返送したり、人が応答器を所持して質問に対して非接触
で応答したりして、作業を管理する方法およびその装置
が知られている。かかる非接触データ送受信装置では、
応答器には固有のIDコードや製品番号、製造時のデー
タ等が登録され、応答器と質問器との間でそのデータを
非接触で通信することにより応答器が識別される。
ン、オフィスの入退出を管理するシステムとして、工具
や荷物にIDカードを付けて質問に対し、応答データを
返送したり、人が応答器を所持して質問に対して非接触
で応答したりして、作業を管理する方法およびその装置
が知られている。かかる非接触データ送受信装置では、
応答器には固有のIDコードや製品番号、製造時のデー
タ等が登録され、応答器と質問器との間でそのデータを
非接触で通信することにより応答器が識別される。
【0003】図7は、かかる非接触データ送受信装置の
質問器と応答器の一般的な使用状態を示す概要図であ
り、図7において、1は質問器、2は通信エリア3内に
おいて、質問器1と通信を行う応答器である。
質問器と応答器の一般的な使用状態を示す概要図であ
り、図7において、1は質問器、2は通信エリア3内に
おいて、質問器1と通信を行う応答器である。
【0004】また図8は従来の非接触データ送受信装置
の構成を示すブロック図であり、図8において、質問器
1は、発振器部4、変調部5、送信部6、受信部7、フ
ィルタ8、復調部9および制御部10を備えて構成さ
れ、応答器2は、受信部11、整流回路18、電源回路
12、復調部13、制御部14、メモリ15、変調部1
6および送信部17を備えて構成されている。尚、Cv
は電源回路12に接続された充電用コンデンサであり、
応答器2の電源として用いられる。
の構成を示すブロック図であり、図8において、質問器
1は、発振器部4、変調部5、送信部6、受信部7、フ
ィルタ8、復調部9および制御部10を備えて構成さ
れ、応答器2は、受信部11、整流回路18、電源回路
12、復調部13、制御部14、メモリ15、変調部1
6および送信部17を備えて構成されている。尚、Cv
は電源回路12に接続された充電用コンデンサであり、
応答器2の電源として用いられる。
【0005】次に動作について説明する。一般に、この
非接触データ送受信装置で送受信を行うときは、図7に
示すような使用状態を採る。すなわち通信エリア3内に
応答器2があるときに質問器1はその応答器2と通信を
行う。このとき従来の非接触データ送受信装置における
質問器1と応答器2は、質問器1が応答器2に対して、
応答器2内に内蔵されるメモリ内のデータの読み出し、
または書き込みを行うためのコマンドや書き込みデータ
等を発振器部4からの高周波信号に変調部5で変調して
送出する。変調の方法としては高周波信号の振幅を変化
させるASK(Amplitude Shift Keying)などが考えら
れる。
非接触データ送受信装置で送受信を行うときは、図7に
示すような使用状態を採る。すなわち通信エリア3内に
応答器2があるときに質問器1はその応答器2と通信を
行う。このとき従来の非接触データ送受信装置における
質問器1と応答器2は、質問器1が応答器2に対して、
応答器2内に内蔵されるメモリ内のデータの読み出し、
または書き込みを行うためのコマンドや書き込みデータ
等を発振器部4からの高周波信号に変調部5で変調して
送出する。変調の方法としては高周波信号の振幅を変化
させるASK(Amplitude Shift Keying)などが考えら
れる。
【0006】応答器2は質問器1からの送出された高周
波信号から、内部LSIの駆動電力を得るとともに、復
調部13にて包絡線検波によりコマンドやデータ、更に
内部LSIを動作させるクロックを抽出する。制御部1
4は質問器1からのコマンドの処理内容に従って内部メ
モリ15とのアクセス等の処理を行う。
波信号から、内部LSIの駆動電力を得るとともに、復
調部13にて包絡線検波によりコマンドやデータ、更に
内部LSIを動作させるクロックを抽出する。制御部1
4は質問器1からのコマンドの処理内容に従って内部メ
モリ15とのアクセス等の処理を行う。
【0007】通常、通信エリア3から外れた場合、内部
電源を生成できなくなるため、メモリ15にはEEPR
OM等の不揮発性メモリが使われる。メモリ15への書
き込み、またはメモリ15からの読み出し等、質問器1
から送信されたコマンドの処理が行われた後、応答器2
は質問器1へ応答用データを送信する。
電源を生成できなくなるため、メモリ15にはEEPR
OM等の不揮発性メモリが使われる。メモリ15への書
き込み、またはメモリ15からの読み出し等、質問器1
から送信されたコマンドの処理が行われた後、応答器2
は質問器1へ応答用データを送信する。
【0008】応答用データとしてはメモリ15から読み
出したデータや質問器1からのコマンドの処理結果など
がある。応答器2は変調部16にて応答用データで変調
をかけた変調波を送信部17にて質問器1へ返信する
が、応答器2は質問器1からの高周波信号から内部電源
を生成していることから、返信するときにも電源が低下
して動作停止しないように微弱な電波で返信を行う。
出したデータや質問器1からのコマンドの処理結果など
がある。応答器2は変調部16にて応答用データで変調
をかけた変調波を送信部17にて質問器1へ返信する
が、応答器2は質問器1からの高周波信号から内部電源
を生成していることから、返信するときにも電源が低下
して動作停止しないように微弱な電波で返信を行う。
【0009】変調方式としてはASKやFSK(Freque
ncy Shift Keying)なども考えられるが、通常品質がよ
く、かつ質問器1が受信した応答器1からの変調波をフ
ィルタ8にてフィルタリングするときに1つの周波数で
設定できるPSK(Phase Shift Keying)等が有効とさ
れる。特に応答器2では、複雑な処理をして電源電圧が
低下して動作停止しないように、デジタル値“1”、
“0”で位相を180度反転させる2値のPSKが使用
される。
ncy Shift Keying)なども考えられるが、通常品質がよ
く、かつ質問器1が受信した応答器1からの変調波をフ
ィルタ8にてフィルタリングするときに1つの周波数で
設定できるPSK(Phase Shift Keying)等が有効とさ
れる。特に応答器2では、複雑な処理をして電源電圧が
低下して動作停止しないように、デジタル値“1”、
“0”で位相を180度反転させる2値のPSKが使用
される。
【0010】図9に質問器1と応答器2の各ブロックの
出力波形例を示す。応答器2は制御部14からのデジタ
ル値Aに応じて変調部16にて2値PSKによる変調波
Bを生成する。送信部17では、アンテナのQ値を変化
させるなどの方法を用いて信号Cを質問器1へ返信す
る。
出力波形例を示す。応答器2は制御部14からのデジタ
ル値Aに応じて変調部16にて2値PSKによる変調波
Bを生成する。送信部17では、アンテナのQ値を変化
させるなどの方法を用いて信号Cを質問器1へ返信す
る。
【0011】一方で質問器1の受信部7では応答器2か
らの応答用データを受信し、フィルタ8によりフィルタ
リングが行われる。ここでフィルタリングは応答器2が
変調した2値PSKの周波数成分を取り出せるようにし
て行われる。また応答器2からの返信信号は微弱なもの
であるから、2値PSKの周波数成分以外はなるべく排
除した信号Dが復調部9に出力される。
らの応答用データを受信し、フィルタ8によりフィルタ
リングが行われる。ここでフィルタリングは応答器2が
変調した2値PSKの周波数成分を取り出せるようにし
て行われる。また応答器2からの返信信号は微弱なもの
であるから、2値PSKの周波数成分以外はなるべく排
除した信号Dが復調部9に出力される。
【0012】復調部9はアナログPLLのような位相検
出器を用いて、図9に示すように信号Dの複数の波数か
ら信号Dの位相を検出し、この位相をロックさせること
によりデジタル値に復調する。
出器を用いて、図9に示すように信号Dの複数の波数か
ら信号Dの位相を検出し、この位相をロックさせること
によりデジタル値に復調する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の非接触データ送
受信装置は以上のように構成されているので、アナログ
PLLのような位相検出器を用いた場合、入力される信
号の位相を判断するために複数の波数が必要となり、デ
ジタル値を判断するまでに一定期間を要することから、
1ビットの長さを長く確保する必要があり、ビットレー
トをあげることができない。
受信装置は以上のように構成されているので、アナログ
PLLのような位相検出器を用いた場合、入力される信
号の位相を判断するために複数の波数が必要となり、デ
ジタル値を判断するまでに一定期間を要することから、
1ビットの長さを長く確保する必要があり、ビットレー
トをあげることができない。
【0014】また図9に示すようにフィルタ8の出力で
は十分にノイズを排除することができないことから、前
述の位相検出器で信号Dの位相をロックしている間にノ
イズにより入力信号が乱れた場合に、更に位相をロック
するのに時間がかかってしまう。
は十分にノイズを排除することができないことから、前
述の位相検出器で信号Dの位相をロックしている間にノ
イズにより入力信号が乱れた場合に、更に位相をロック
するのに時間がかかってしまう。
【0015】特に非接触データ送受信装置では、応答器
2からの微弱な電波を受信するために質問器1の受信部
7を共振回路等により構成していることから、応答器2
からの変調波の位相の切り替わりなどでは波形がなま
り、位相切り替わり後に変調波が安定するまでに時間が
かかる可能性が高い。
2からの微弱な電波を受信するために質問器1の受信部
7を共振回路等により構成していることから、応答器2
からの変調波の位相の切り替わりなどでは波形がなま
り、位相切り替わり後に変調波が安定するまでに時間が
かかる可能性が高い。
【0016】また、応答器2からの2値PSKの返信信
号を質問器1で復調する場合に復調部9はアナログPL
Lのような位相検出器を用いて、位相をロックさせるこ
とによりデジタル値に復調するが、入力される信号の位
相を判断するために複数の波数が必要となり、デジタル
値を判断するまでに一定期間を要することから、1ビッ
トの長さを長く確保する必要があり、ビットレートをあ
げることができない。
号を質問器1で復調する場合に復調部9はアナログPL
Lのような位相検出器を用いて、位相をロックさせるこ
とによりデジタル値に復調するが、入力される信号の位
相を判断するために複数の波数が必要となり、デジタル
値を判断するまでに一定期間を要することから、1ビッ
トの長さを長く確保する必要があり、ビットレートをあ
げることができない。
【0017】さらにフィルタ8の出力では完全にはノイ
ズを排除することができないことから、位相検出器で位
相をロックしている間にノイズにより入力信号が乱れた
場合に、更に位相をロックする時間がかかってしまう。
従来の非接触データ送受信装置には、このような点を解
決しなければならないという課題があった。
ズを排除することができないことから、位相検出器で位
相をロックしている間にノイズにより入力信号が乱れた
場合に、更に位相をロックする時間がかかってしまう。
従来の非接触データ送受信装置には、このような点を解
決しなければならないという課題があった。
【0018】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、比較的単純な構成で、応答器か
ら質問器へ正確なデジタルデータを送信することがで
き、応答器からの変調波の位相をできるだけ早く判断
し、ビットレートを向上させることができる非接触デー
タ送受信装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、比較的単純な構成で、応答器か
ら質問器へ正確なデジタルデータを送信することがで
き、応答器からの変調波の位相をできるだけ早く判断
し、ビットレートを向上させることができる非接触デー
タ送受信装置を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る非接触デ
ータ送受信装置は、応答器が、応答用データを構成する
デジタル値に基づいて位相変調された変調波を送信信号
として送信する送信手段を備え、質問器が、応答器から
の送信信号を受信し、送信信号から変調波を抽出する受
信手段と、前記応答用データを構成する少なくとも一方
のデジタル値に対応した変調波と同期した基準信号を獲
得する同期獲得手段と、前記受信手段により抽出された
変調波の位相を該同期獲得手段が獲得した基準信号の位
相と比較する位相比較手段と、当該位相比較手段の比較
結果に基づいて応答用データを構成するデジタル値を判
別するデータ判別手段とを備えたものである。
ータ送受信装置は、応答器が、応答用データを構成する
デジタル値に基づいて位相変調された変調波を送信信号
として送信する送信手段を備え、質問器が、応答器から
の送信信号を受信し、送信信号から変調波を抽出する受
信手段と、前記応答用データを構成する少なくとも一方
のデジタル値に対応した変調波と同期した基準信号を獲
得する同期獲得手段と、前記受信手段により抽出された
変調波の位相を該同期獲得手段が獲得した基準信号の位
相と比較する位相比較手段と、当該位相比較手段の比較
結果に基づいて応答用データを構成するデジタル値を判
別するデータ判別手段とを備えたものである。
【0020】この発明に係る非接触データ送受信装置
は、応答用データを構成するデジタル値が変化する毎
に、応答器の送信手段が変調波の位相を反転させて送信
信号を生成するように構成されたものである。
は、応答用データを構成するデジタル値が変化する毎
に、応答器の送信手段が変調波の位相を反転させて送信
信号を生成するように構成されたものである。
【0021】この発明に係る非接触データ送受信装置
は、応答用データの最初の所定の期間に応答器の送信手
段が、位相が反転しない変調波を送信するものである。
は、応答用データの最初の所定の期間に応答器の送信手
段が、位相が反転しない変調波を送信するものである。
【0022】この発明に係る非接触データ送受信装置
は、同期獲得手段が、応答器からの変調波と同じ周期の
信号をシフトするシフトレジスタと、該シフトレジスタ
の出力信号の位相を変調波の位相と比較し、シフトレジ
スタの出力信号の位相と変調波の位相とが一致したと
き、シフトレジスタの出力信号を基準信号として位相比
較手段に出力する同期獲得回路とを備えて構成されたも
のである。
は、同期獲得手段が、応答器からの変調波と同じ周期の
信号をシフトするシフトレジスタと、該シフトレジスタ
の出力信号の位相を変調波の位相と比較し、シフトレジ
スタの出力信号の位相と変調波の位相とが一致したと
き、シフトレジスタの出力信号を基準信号として位相比
較手段に出力する同期獲得回路とを備えて構成されたも
のである。
【0023】この発明に係る非接触データ送受信装置
は、位相比較手段が、同期獲得手段から出力された基準
信号よりも高速のクロックで基準信号及び抽出された変
調波の値をサンプリングし、サンプリングした基準信号
と変調波との論理が一致したときはカウントアップし、
所定周期毎にリセットされるカウンタを備え、変調波の
位相と基準信号の位相との比較結果として当該カウンタ
のカウント数を出力するように構成されたものである。
は、位相比較手段が、同期獲得手段から出力された基準
信号よりも高速のクロックで基準信号及び抽出された変
調波の値をサンプリングし、サンプリングした基準信号
と変調波との論理が一致したときはカウントアップし、
所定周期毎にリセットされるカウンタを備え、変調波の
位相と基準信号の位相との比較結果として当該カウンタ
のカウント数を出力するように構成されたものである。
【0024】この発明に係る非接触データ送受信装置
は、位相比較手段が、同期獲得手段から出力された基準
信号よりも高速のクロックで基準信号及び抽出された変
調波の値をサンプリングし、サンプリングした基準信号
と変調波との論理が一致したときはそれぞれカウントア
ップするとともに所定周期毎にリセットされ、各周期を
互いに1/n(n>1)周期ずつずらした複数のカウン
タを備え、変調波の位相と基準信号の位相との比較結果
として各カウンタのカウント数を出力するように構成さ
れたものである。
は、位相比較手段が、同期獲得手段から出力された基準
信号よりも高速のクロックで基準信号及び抽出された変
調波の値をサンプリングし、サンプリングした基準信号
と変調波との論理が一致したときはそれぞれカウントア
ップするとともに所定周期毎にリセットされ、各周期を
互いに1/n(n>1)周期ずつずらした複数のカウン
タを備え、変調波の位相と基準信号の位相との比較結果
として各カウンタのカウント数を出力するように構成さ
れたものである。
【0025】この発明に係る非接触データ送受信装置
は、データ判別手段が、同期獲得手段から出力された基
準信号の1周期毎に、位相比較手段から出力されたカウ
ント数と予め設定されたしきい値とを比較し基準信号と
変調波の位相が同位相であるか否かを判定し、応答用デ
ータを構成するデジタル値を判定するデータ判定回路を
備えて構成されたものである。
は、データ判別手段が、同期獲得手段から出力された基
準信号の1周期毎に、位相比較手段から出力されたカウ
ント数と予め設定されたしきい値とを比較し基準信号と
変調波の位相が同位相であるか否かを判定し、応答用デ
ータを構成するデジタル値を判定するデータ判定回路を
備えて構成されたものである。
【0026】この発明に係る非接触データ送受信装置
は、データ判別手段が、位相比較手段から出力された各
カウンタのカウント数と予め設定されたしきい値とを各
々比較し基準信号と変調波の位相が同位相であるか否か
を判定してその結果をカウンタにてカウントし、該カウ
ンタのカウント数に基づいて応答用データを構成するデ
ジタル値を判定するデータ判定回路を備えて構成された
ものである。
は、データ判別手段が、位相比較手段から出力された各
カウンタのカウント数と予め設定されたしきい値とを各
々比較し基準信号と変調波の位相が同位相であるか否か
を判定してその結果をカウンタにてカウントし、該カウ
ンタのカウント数に基づいて応答用データを構成するデ
ジタル値を判定するデータ判定回路を備えて構成された
ものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1の非接触
データの送受信装置の構成を示すブロック図である。従
来のものと同一要素については、同一符号を付して説明
を省略するが、実施の形態1では、従来の装置の構成と
相違して発振器部4から復調部9に、応答器2からの応
答用データを構成する少なくとも一方のデジタル値に対
応した変調波と同じ周期の方形波F(0)が入力される
ようになっている。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1の非接触
データの送受信装置の構成を示すブロック図である。従
来のものと同一要素については、同一符号を付して説明
を省略するが、実施の形態1では、従来の装置の構成と
相違して発振器部4から復調部9に、応答器2からの応
答用データを構成する少なくとも一方のデジタル値に対
応した変調波と同じ周期の方形波F(0)が入力される
ようになっている。
【0028】また、図1において、21は応答器2の送
受信部(送信手段)であり、送受信部21は、受信部と
送信部に相当するコイルL1とコンデンサC1からなる
一つの並列共振回路と抵抗R1及びFET(電界効果ト
ランジスタ)1を備えて構成されている。
受信部(送信手段)であり、送受信部21は、受信部と
送信部に相当するコイルL1とコンデンサC1からなる
一つの並列共振回路と抵抗R1及びFET(電界効果ト
ランジスタ)1を備えて構成されている。
【0029】また、質問器1において送信部6はコンデ
ンサC6、抵抗R6およびコイルL6の直列共振回路を
備えて構成され、さらに受信部7はコイルL7とコンデ
ンサC7の並列共振回路によって構成されている。
ンサC6、抵抗R6およびコイルL6の直列共振回路を
備えて構成され、さらに受信部7はコイルL7とコンデ
ンサC7の並列共振回路によって構成されている。
【0030】但し、図1の非接触データ送受信装置の構
成は一例であって、送受信部21を別々にしてアンテナ
をそれぞれ別々に搭載してもよいし、応答器2の送受信
部21を、インピーダンスの変化を起こして送信するの
ではなく、応答器2から電波を発して信号を送信する構
成にしてもなんら問題はない。また、応答器2の共振回
路と充電用コンデンサ以外をLSIで1チップ化して応
答器2の小型化とコスト削減を図るようにしてもよい。
成は一例であって、送受信部21を別々にしてアンテナ
をそれぞれ別々に搭載してもよいし、応答器2の送受信
部21を、インピーダンスの変化を起こして送信するの
ではなく、応答器2から電波を発して信号を送信する構
成にしてもなんら問題はない。また、応答器2の共振回
路と充電用コンデンサ以外をLSIで1チップ化して応
答器2の小型化とコスト削減を図るようにしてもよい。
【0031】図2は、かかる復調部9の構成を示す図で
ある。図2において、91は波形整形回路(位相比較手
段)、92は同期獲得回路(同期獲得手段)、93はシ
フトレジスタ(同期獲得手段)、94はカウンタ(位相
比較手段)、95はデータ判定回路(データ判別手
段)、96はクロックジェネレータ(データ判別手段、
図中、「CLK GEN.」と記す。)である。
ある。図2において、91は波形整形回路(位相比較手
段)、92は同期獲得回路(同期獲得手段)、93はシ
フトレジスタ(同期獲得手段)、94はカウンタ(位相
比較手段)、95はデータ判定回路(データ判別手
段)、96はクロックジェネレータ(データ判別手段、
図中、「CLK GEN.」と記す。)である。
【0032】次に動作について説明する。質問器1は通
信エリア3内に存在する応答器2に対して高周波信号を
送信部6すなわちアンテナ機能を有する直列共振回路に
て放出する。なお質問器1の送信部6を構成する直列共
振回路は応答器2に効率良く電力を伝送させるためであ
るが、構成は同じ機能を有していればこれに限られるも
のではない。
信エリア3内に存在する応答器2に対して高周波信号を
送信部6すなわちアンテナ機能を有する直列共振回路に
て放出する。なお質問器1の送信部6を構成する直列共
振回路は応答器2に効率良く電力を伝送させるためであ
るが、構成は同じ機能を有していればこれに限られるも
のではない。
【0033】高周波信号は制御部10から伝送された応
答器2に対するデジタルデータのコマンドにより変調部
5によって発振器部4からの信号に変調をかけたもので
ある。コマンドとしては、例えば応答器2内のメモリ1
5に格納されている固有のIDコードや各種データを読
み出して返送させるコマンドや、メモリ15に非接触デ
ータを書き込むコマンド等がある。
答器2に対するデジタルデータのコマンドにより変調部
5によって発振器部4からの信号に変調をかけたもので
ある。コマンドとしては、例えば応答器2内のメモリ1
5に格納されている固有のIDコードや各種データを読
み出して返送させるコマンドや、メモリ15に非接触デ
ータを書き込むコマンド等がある。
【0034】ここで質問器1は変調部5においてASK
やFSKなどにより高周波信号に変調をかけ、変調した
信号を送信部6の直列共振回路から送信する。
やFSKなどにより高周波信号に変調をかけ、変調した
信号を送信部6の直列共振回路から送信する。
【0035】一方、応答器2はコイルL1とコンデンサ
C1による並列共振回路にて質問器1からの信号を受信
する。質問器1からの高周波信号は、共振回路に接続さ
れた整流回路18と復調部13に伝送され、整流回路1
8において整流され、電源回路12を通して充電用コン
デンサCvに充電される。この充電用コンデンサCvに
充電された電源は電源回路12によって応答器2の内部
回路(LSI)の電源として利用される。なお、整流回
路18には全波整流、または半波整流回路などが用いら
れる。
C1による並列共振回路にて質問器1からの信号を受信
する。質問器1からの高周波信号は、共振回路に接続さ
れた整流回路18と復調部13に伝送され、整流回路1
8において整流され、電源回路12を通して充電用コン
デンサCvに充電される。この充電用コンデンサCvに
充電された電源は電源回路12によって応答器2の内部
回路(LSI)の電源として利用される。なお、整流回
路18には全波整流、または半波整流回路などが用いら
れる。
【0036】また共振回路は復調部13にも接続され、
質問器1からの変調された変調波の復調、および応答器
2の動作用クロックの抽出をおこなう。復調方法として
ASKでは包絡線検波、FSKではPLLを用いた検波
などがあげられる。また応答器2では質問器1からの高
周波信号を動作用のクロックとしても用いる。復調部1
3で復調されたデジタルデータは制御部14に伝送され
る。制御部14では質問器1から送信されたコマンドに
従い、メモリ15からのデータの読み出し、またはコマ
ンドに続いて送信されたデータの書き込み等の処理を行
う。
質問器1からの変調された変調波の復調、および応答器
2の動作用クロックの抽出をおこなう。復調方法として
ASKでは包絡線検波、FSKではPLLを用いた検波
などがあげられる。また応答器2では質問器1からの高
周波信号を動作用のクロックとしても用いる。復調部1
3で復調されたデジタルデータは制御部14に伝送され
る。制御部14では質問器1から送信されたコマンドに
従い、メモリ15からのデータの読み出し、またはコマ
ンドに続いて送信されたデータの書き込み等の処理を行
う。
【0037】この実施の形態1では、応答器2は質問器
1からの変調波から内部電源を得ていることから、メモ
リ15はEEPROM等の不揮発性メモリを用いるが、
電池を搭載してメモリのバックアップ用電源を確保でき
る場合などはSRAM等の揮発性メモリを用いても良
い。
1からの変調波から内部電源を得ていることから、メモ
リ15はEEPROM等の不揮発性メモリを用いるが、
電池を搭載してメモリのバックアップ用電源を確保でき
る場合などはSRAM等の揮発性メモリを用いても良
い。
【0038】 制御部14はメモリ15から読み出した
データ等を変調部16に伝送し、変調部16ではデータ
にあわせて変調をかけ、共振回路を備えた送受信部21
にて返送をおこなう。
データ等を変調部16に伝送し、変調部16ではデータ
にあわせて変調をかけ、共振回路を備えた送受信部21
にて返送をおこなう。
【0039】ここで応答器2の返信方法について説明す
る。以下では応答器2が質問器1からメモリ15内のデ
ータの読み出しコマンドを受信した例を示すが、前述の
ように質問器1のコマンドとしてはメモリ15への書き
込みやその他の処理などのコマンドもある。
る。以下では応答器2が質問器1からメモリ15内のデ
ータの読み出しコマンドを受信した例を示すが、前述の
ように質問器1のコマンドとしてはメモリ15への書き
込みやその他の処理などのコマンドもある。
【0040】応答器2の制御部14はメモリ15から、
図3に示すようなデジタル値Aを読み出し、そのデジタ
ル値Aを1ビットずつ変調部16へ通達する。変調部1
6ではデジタル値Aにあわせて高周波信号に変調をかけ
る。変調方式としては多種考えられるが、通信品質がよ
く、また質問器1でフィルタリングするときに同一周波
数であることから急峻な周波数特性のフィルタを構成で
きる2値のPSKが有効とされるが、4値などのPSK
でも良く、システム毎に適当なものを選択する。
図3に示すようなデジタル値Aを読み出し、そのデジタ
ル値Aを1ビットずつ変調部16へ通達する。変調部1
6ではデジタル値Aにあわせて高周波信号に変調をかけ
る。変調方式としては多種考えられるが、通信品質がよ
く、また質問器1でフィルタリングするときに同一周波
数であることから急峻な周波数特性のフィルタを構成で
きる2値のPSKが有効とされるが、4値などのPSK
でも良く、システム毎に適当なものを選択する。
【0041】応答器2では質問器1からの高周波信号を
動作クロックとしても用いていることから、変調部16
ではそのクロックを分周して2値のPSKにより変調波
Bを生成する。この実施の形態1では、図3に示すよう
にデジタル値Aの1ビットを4波の変調波Bで構成し、
2値のデジタル値によって応答用データを構成している
ことから、ビットが変わると変調波Bの位相を180度
反転させているが、これによらず、位相の違いは90度
でも良く、システム毎に適当なものを選択する。
動作クロックとしても用いていることから、変調部16
ではそのクロックを分周して2値のPSKにより変調波
Bを生成する。この実施の形態1では、図3に示すよう
にデジタル値Aの1ビットを4波の変調波Bで構成し、
2値のデジタル値によって応答用データを構成している
ことから、ビットが変わると変調波Bの位相を180度
反転させているが、これによらず、位相の違いは90度
でも良く、システム毎に適当なものを選択する。
【0042】変調部16からの信号に応じて送受信部2
1では返信をおこなうが、図1ではFETのゲートをオ
ン、オフさせることにより、送受信部21から抵抗R1
を介して電流を引き込み、応答器2のインピーダンスを
変化させている。これにより通信エリア3において高周
波信号に応答器2からの変調波Bの成分に変化が生じ、
質問器1はこの微弱な変化を受信部7にて検知すること
ができる。
1では返信をおこなうが、図1ではFETのゲートをオ
ン、オフさせることにより、送受信部21から抵抗R1
を介して電流を引き込み、応答器2のインピーダンスを
変化させている。これにより通信エリア3において高周
波信号に応答器2からの変調波Bの成分に変化が生じ、
質問器1はこの微弱な変化を受信部7にて検知すること
ができる。
【0043】この方法では、質問器1が送信部6より無
変調波を出力しているので、応答器2の送受信部21の
受信波形は図3の高周波信号Cのようになり、返信をし
ながらでも引き続き電力と動作クロックを抽出すること
が可能となる。
変調波を出力しているので、応答器2の送受信部21の
受信波形は図3の高周波信号Cのようになり、返信をし
ながらでも引き続き電力と動作クロックを抽出すること
が可能となる。
【0044】質問器1は受信部7において、応答器2が
返信することにより発生した高周波信号Cの微小な変化
を検知し、その高周波信号Cをフィルタ8にてフィルタ
リングする。
返信することにより発生した高周波信号Cの微小な変化
を検知し、その高周波信号Cをフィルタ8にてフィルタ
リングする。
【0045】フィルタ8は応答器2が返信する変調波B
の周波数のみを抽出できるような周波数特性を持つこと
が望ましいが、回路規模を大きくすることはコストアッ
プにもつながることから、信号Dのように外部からのノ
イズを完全には除去できないものの、実際にはコイルと
コンデンサと抵抗などにより簡単に構成されるフィルタ
回路が使用される。
の周波数のみを抽出できるような周波数特性を持つこと
が望ましいが、回路規模を大きくすることはコストアッ
プにもつながることから、信号Dのように外部からのノ
イズを完全には除去できないものの、実際にはコイルと
コンデンサと抵抗などにより簡単に構成されるフィルタ
回路が使用される。
【0046】また質問器1の受信部7は応答器2からの
微弱な信号を抽出するためにその信号Dに共振する並列
共振回路で構成されており、この場合には応答器2の変
調波Bで位相が180度切り替わる部分は周波数成分が
異なるため、信号Dのようにノイズが重畳したような状
態になるか、波形がなまる可能性はある。本実施の形態
1では、このような外来ノイズや抽出波形のなまり等を
できるだけ無視できる方式を用いている。
微弱な信号を抽出するためにその信号Dに共振する並列
共振回路で構成されており、この場合には応答器2の変
調波Bで位相が180度切り替わる部分は周波数成分が
異なるため、信号Dのようにノイズが重畳したような状
態になるか、波形がなまる可能性はある。本実施の形態
1では、このような外来ノイズや抽出波形のなまり等を
できるだけ無視できる方式を用いている。
【0047】次に質問器1の復調部9における動作につ
いて説明する。フィルタ8から出力された信号Dは、復
調部9の波形整形回路91に入力され、波形整形回路9
1により図3に示すように波形整形され、方形波Eが出
力される。波形整形回路91としては単純にインバータ
のみでも良いし、または外来ノイズを除去できるような
しきい値を持たせたものでも良い。波形整形された方形
波Eは同期獲得回路92とカウンタ94に入力される。
いて説明する。フィルタ8から出力された信号Dは、復
調部9の波形整形回路91に入力され、波形整形回路9
1により図3に示すように波形整形され、方形波Eが出
力される。波形整形回路91としては単純にインバータ
のみでも良いし、または外来ノイズを除去できるような
しきい値を持たせたものでも良い。波形整形された方形
波Eは同期獲得回路92とカウンタ94に入力される。
【0048】応答器2が送信する変調波Bはデジタル値
のデータAに応じて2つの位相を所有していることか
ら、質問器1ではどちらかの位相に同期させた基準信号
Fを生成する。その生成方法を図4に示す。
のデータAに応じて2つの位相を所有していることか
ら、質問器1ではどちらかの位相に同期させた基準信号
Fを生成する。その生成方法を図4に示す。
【0049】応答器2は応答用データを送信するにあた
り、最初の数ビットは同じデジタル値をヘッダとして送
信する。ヘッダのデジタル値の論理はシステム内で決ま
っていれば”0”でも”1”でもどちらでも構わない。
り、最初の数ビットは同じデジタル値をヘッダとして送
信する。ヘッダのデジタル値の論理はシステム内で決ま
っていれば”0”でも”1”でもどちらでも構わない。
【0050】受信部7からの信号をフィルタ8にてフィ
ルタリングして信号Dが出力され、波形整形回路91に
て波形整形が行われて方形波Eが出力され、同期獲得回
路92に入力される。
ルタリングして信号Dが出力され、波形整形回路91に
て波形整形が行われて方形波Eが出力され、同期獲得回
路92に入力される。
【0051】一方、応答器2が送信する変調波Bと同じ
周期を有する方形波F(0)が発振器部4からシフトレ
ジスタ93に入力される。尚、応答器2では、質問器1
の高周波信号を分周してクロックを生成し、発振器を有
していないので、質問器1と応答器2は発振器部4と同
じ周波数の信号を用いていることになり、同期をとれる
ことになる。
周期を有する方形波F(0)が発振器部4からシフトレ
ジスタ93に入力される。尚、応答器2では、質問器1
の高周波信号を分周してクロックを生成し、発振器を有
していないので、質問器1と応答器2は発振器部4と同
じ周波数の信号を用いていることになり、同期をとれる
ことになる。
【0052】シフトレジスタ93では方形波F(0)の
数十倍の高速なクロックを用いて方形波F(0)をシフ
トする。シフトレジスタ93のクロック周波数、段数に
制限はないが、クロック周波数を早くして段数が多くす
るほど高精度に同期を取ることができる。シフトレジス
タ93から出力された方形波F(1)〜F(n)と波形
整形回路91から出力された方形波Eを同期獲得回路9
2に入力し、2つの信号の位相を比較する。
数十倍の高速なクロックを用いて方形波F(0)をシフ
トする。シフトレジスタ93のクロック周波数、段数に
制限はないが、クロック周波数を早くして段数が多くす
るほど高精度に同期を取ることができる。シフトレジス
タ93から出力された方形波F(1)〜F(n)と波形
整形回路91から出力された方形波Eを同期獲得回路9
2に入力し、2つの信号の位相を比較する。
【0053】比較の方法としては高速のカウンタにより
信号の論理が一致した時にカウントアップして、いちば
んカウント数が多いものを選定することなどが考えられ
る。図4に示す例では、方形波Eともっとも位相が近か
った方形波がF(2)であったことから、同期獲得回路
92から出力する基準信号Fとして方形波F(2)を出
力している。
信号の論理が一致した時にカウントアップして、いちば
んカウント数が多いものを選定することなどが考えられ
る。図4に示す例では、方形波Eともっとも位相が近か
った方形波がF(2)であったことから、同期獲得回路
92から出力する基準信号Fとして方形波F(2)を出
力している。
【0054】なお、同期を取っている間、すなわち応答
器2からヘッダを送信している間はデジタル値の変化が
無く、信号Dに位相の変化がないことから、フィルタ8
から出力された信号Dでは波形歪みもほとんど無く、各
波毎に同じ周期の信号を取り出すことができる。また、
ヘッダとして使用するビット数はシステム毎に可変であ
るが、同期獲得が確実にできる応答器2からの変調波の
数以上になるように設定するのが適当である。
器2からヘッダを送信している間はデジタル値の変化が
無く、信号Dに位相の変化がないことから、フィルタ8
から出力された信号Dでは波形歪みもほとんど無く、各
波毎に同じ周期の信号を取り出すことができる。また、
ヘッダとして使用するビット数はシステム毎に可変であ
るが、同期獲得が確実にできる応答器2からの変調波の
数以上になるように設定するのが適当である。
【0055】 同期獲得回路92により応答器2からの
返信信号のデジタル値の一方に同期した基準信号Fを選
出できた時点で、質問器1は応答器2からのヘッダ以降
の応答用データを復調できる体制になる。すなわちヘッ
ダ以降の応答用データの復調については、カウンタ94
が同期獲得回路92で選出した基準信号Fと波形整形回
路91から出力された方形波Eの位相を比較し、両方の
位相が同じであればヘッダで送信されたものと同じ論理
のビットであり、位相が反転していればヘッダで送信し
たビットとは異なるビットであると判断する。
返信信号のデジタル値の一方に同期した基準信号Fを選
出できた時点で、質問器1は応答器2からのヘッダ以降
の応答用データを復調できる体制になる。すなわちヘッ
ダ以降の応答用データの復調については、カウンタ94
が同期獲得回路92で選出した基準信号Fと波形整形回
路91から出力された方形波Eの位相を比較し、両方の
位相が同じであればヘッダで送信されたものと同じ論理
のビットであり、位相が反転していればヘッダで送信し
たビットとは異なるビットであると判断する。
【0056】図3では位相が同じ、つまり応答器2がヘ
ッダで送信したビットが”1”である例を示している。
基準信号Fと波形整形回路91から出力された方形波E
はカウンタ94に入力され、同期獲得時と同様に2つの
信号の位相が比較される。
ッダで送信したビットが”1”である例を示している。
基準信号Fと波形整形回路91から出力された方形波E
はカウンタ94に入力され、同期獲得時と同様に2つの
信号の位相が比較される。
【0057】図2の信号Gはカウンタ94のカウント値
の推移を示しており、2つの信号の論理が一致した場合
にカウントアップし、基準信号Fの立ち上がり毎にカウ
ンタ94のカウント値がリセットされる。なおカウント
に使用するクロックの周波数は応答器2からの変調波B
の数十倍以上であることが適当である。
の推移を示しており、2つの信号の論理が一致した場合
にカウントアップし、基準信号Fの立ち上がり毎にカウ
ンタ94のカウント値がリセットされる。なおカウント
に使用するクロックの周波数は応答器2からの変調波B
の数十倍以上であることが適当である。
【0058】ここで、データ判定回路95では、上限値
th_u,下限値th_dを予め設定しておき、カウン
ト数が上限値th_u以上であれば位相が一致している
と見なし、データ判定回路95から出力するデータI
を”1”とする。
th_u,下限値th_dを予め設定しておき、カウン
ト数が上限値th_u以上であれば位相が一致している
と見なし、データ判定回路95から出力するデータI
を”1”とする。
【0059】一方、カウント数が下限値th_d以下で
あれば位相が不一致と見なし、データ判定回路95から
出力するデータIを”0”とする。また、2つのしきい
値である上限値th_u,下限値th_dの間では、ノ
イズや波形の歪みにより位相の違いを判断するには困難
なので、データIの値をそのまま前の状態に維持する。
なお、上限値th_u,下限値th_dはシステムや、
応答器2で生成される変調波の位相ずれの設定(90
度、180度)などに応じた値に設定される。
あれば位相が不一致と見なし、データ判定回路95から
出力するデータIを”0”とする。また、2つのしきい
値である上限値th_u,下限値th_dの間では、ノ
イズや波形の歪みにより位相の違いを判断するには困難
なので、データIの値をそのまま前の状態に維持する。
なお、上限値th_u,下限値th_dはシステムや、
応答器2で生成される変調波の位相ずれの設定(90
度、180度)などに応じた値に設定される。
【0060】データ判定のクロックHはクロックジェネ
レータ96で生成され、タイミングとしては、カウンタ
94がリセットされる直前でクロックHが立ち上がり、
このタイミングでカウント値を判断できるようにするの
が適当である。但し、このようなタイミングに限定され
るものではない。
レータ96で生成され、タイミングとしては、カウンタ
94がリセットされる直前でクロックHが立ち上がり、
このタイミングでカウント値を判断できるようにするの
が適当である。但し、このようなタイミングに限定され
るものではない。
【0061】またリセットするタイミングは応答器2か
らの変調波の1周期毎ではなく、複数周期毎にしてある
程度長い期間でカウントをおこなって判定しても良い。
この方法を用いることにより位相が一致、もしくは不一
致である波形の信号を一つでもフィルタ8から出力され
た信号Dで獲得することができれば復調することが可能
となり、アナログPLLのように復調するまでに多くの
フィルタ出力を必要とすることがないので、応答器2は
1ビットの波数を少なくすることができ、ビットレート
をあげることが可能となるとともに、質問器1の復調部
9を全てデジタルで構成することも可能となる。
らの変調波の1周期毎ではなく、複数周期毎にしてある
程度長い期間でカウントをおこなって判定しても良い。
この方法を用いることにより位相が一致、もしくは不一
致である波形の信号を一つでもフィルタ8から出力され
た信号Dで獲得することができれば復調することが可能
となり、アナログPLLのように復調するまでに多くの
フィルタ出力を必要とすることがないので、応答器2は
1ビットの波数を少なくすることができ、ビットレート
をあげることが可能となるとともに、質問器1の復調部
9を全てデジタルで構成することも可能となる。
【0062】なお、この復調方法では位相の一致、反転
でデータを判定しているので、データIの1ビットの長
さが変化する可能性があることから、制御部10ではそ
のことを考慮してデータIを分別するようにする。
でデータを判定しているので、データIの1ビットの長
さが変化する可能性があることから、制御部10ではそ
のことを考慮してデータIを分別するようにする。
【0063】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、応答器2からの変調波を受信して抽出した信号D及
び発振器部4から入力した方形波F(0)から、基準信
号Fを獲得し、信号Dの位相と基準信号Fの位相とを比
較するようにしたので、正確に、かつ早く応答器2から
の変調波と同期を取ることが可能となり、また応答器2
からの変調波の位相を判断するための入力波数が少なく
なり、ビットレートをあげることができ、さらにノイズ
により変調波が乱れたりなまったりした場合でも正常に
復調できるという効果があり、デジタル値をすぐに判別
できる。
ば、応答器2からの変調波を受信して抽出した信号D及
び発振器部4から入力した方形波F(0)から、基準信
号Fを獲得し、信号Dの位相と基準信号Fの位相とを比
較するようにしたので、正確に、かつ早く応答器2から
の変調波と同期を取ることが可能となり、また応答器2
からの変調波の位相を判断するための入力波数が少なく
なり、ビットレートをあげることができ、さらにノイズ
により変調波が乱れたりなまったりした場合でも正常に
復調できるという効果があり、デジタル値をすぐに判別
できる。
【0064】また、応答器2が応答用データを送信する
にあたり、最初の数ビットは同じデジタル値をヘッダと
して送信して同期を取るようにしたので、同期を取って
いる間はデジタル値の変化が無く、位相の変化もないこ
とから、応答用データを構成するデジタル値のうち、少
なくとも一方のデジタル値に対応する変調波に同期した
基準信号をすぐに取り出すことができる。そして、ヘッ
ダの送信後は、この基準信号に基づいてすぐにデータを
判別することができる。
にあたり、最初の数ビットは同じデジタル値をヘッダと
して送信して同期を取るようにしたので、同期を取って
いる間はデジタル値の変化が無く、位相の変化もないこ
とから、応答用データを構成するデジタル値のうち、少
なくとも一方のデジタル値に対応する変調波に同期した
基準信号をすぐに取り出すことができる。そして、ヘッ
ダの送信後は、この基準信号に基づいてすぐにデータを
判別することができる。
【0065】また、応答器2からの変調波Bと同じ周期
の方形波Eと基準信号Fの論理が一致したときにカウン
タ94のカウント値をカウントアップし、このカウント
値に基づいて位相の一致、反転を判定するようにしたの
で、位相の一致、不一致の判定を容易に行える。
の方形波Eと基準信号Fの論理が一致したときにカウン
タ94のカウント値をカウントアップし、このカウント
値に基づいて位相の一致、反転を判定するようにしたの
で、位相の一致、不一致の判定を容易に行える。
【0066】また、応答器2が送信する変調波Bと同じ
周期を有する方形波F(0)をシフトレジスタ93でシ
フトして基準信号Fを獲得するようにしたので、応答器
2からの変調波と同じ周期の信号Dに対し、高精度に、
しかも素早く同期を取って基準信号を出力することがで
きる。
周期を有する方形波F(0)をシフトレジスタ93でシ
フトして基準信号Fを獲得するようにしたので、応答器
2からの変調波と同じ周期の信号Dに対し、高精度に、
しかも素早く同期を取って基準信号を出力することがで
きる。
【0067】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2の非接触データの送受信装置の質問器1の復調部9
の構成を示すブロック図である。図5において、97、
98はカウンタであり、実施の形態2では、波形整形回
路91及びカウンタ94,97が位相比較手段に相当
し、データ判定回路95,クロックジェネレータ96及
びカウンタ98がデータ判別手段に相当する。尚、実施
の形態1と同一要素については同一符号を付して説明を
省略する。
態2の非接触データの送受信装置の質問器1の復調部9
の構成を示すブロック図である。図5において、97、
98はカウンタであり、実施の形態2では、波形整形回
路91及びカウンタ94,97が位相比較手段に相当
し、データ判定回路95,クロックジェネレータ96及
びカウンタ98がデータ判別手段に相当する。尚、実施
の形態1と同一要素については同一符号を付して説明を
省略する。
【0068】次に動作について説明する。図5におい
て、波形整形出力Eと同期獲得回路92により応答器2
が送信するデジタル値のどちらか一方の位相に同期した
基準信号Fは、カウンタ94、およびカウンタ97に入
力される。カウンタ94とカウンタ97では図6に示す
ようにカウントする周期(信号G、G’)をずらしてい
る。ずらす周期はシステムにより相違するが、図6の例
では応答器2が送信する変調波の1/2波長分だけずら
し、それぞれのカウンタでは、実施の形態1と同様の方
法で2つの信号の位相を比較している。
て、波形整形出力Eと同期獲得回路92により応答器2
が送信するデジタル値のどちらか一方の位相に同期した
基準信号Fは、カウンタ94、およびカウンタ97に入
力される。カウンタ94とカウンタ97では図6に示す
ようにカウントする周期(信号G、G’)をずらしてい
る。ずらす周期はシステムにより相違するが、図6の例
では応答器2が送信する変調波の1/2波長分だけずら
し、それぞれのカウンタでは、実施の形態1と同様の方
法で2つの信号の位相を比較している。
【0069】ここで実施の形態1のようにそれぞれのカ
ウント値と各しきい値との比較をおこない、位相の一
致、不一致を判断したときにすぐにデータを判定するの
ではなく、上限値th_u、下限値th_dとの比較結
果をカウンタ98に入力する。すなわちカウンタ94の
カウント値が上限値th_u以上であればカウンタ98
をカウントアップし、カウンタ97のカウント値が下限
値th_d以下であればカウンタ98をカウントダウン
する。
ウント値と各しきい値との比較をおこない、位相の一
致、不一致を判断したときにすぐにデータを判定するの
ではなく、上限値th_u、下限値th_dとの比較結
果をカウンタ98に入力する。すなわちカウンタ94の
カウント値が上限値th_u以上であればカウンタ98
をカウントアップし、カウンタ97のカウント値が下限
値th_d以下であればカウンタ98をカウントダウン
する。
【0070】これにより数回連続して位相が一致、また
は不一致であった時のデータ判定が可能となる。たとえ
ばカウンタ98を2ビットのアップダウンカウンタで構
成した場合、図6のデータJ,Iで示すように、カウン
タ98の出力が”11”であれば3回位相が一致したと
判断してデータ判定出力を”1”とし、一方でカウンタ
98の出力が”00”であれば3回位相が反転していた
ことになりデータ判定出力を”0”とする。これにより
実施の形態1よりは応答器2が送信する1ビットの長さ
が長くなるが、偶然位相が一致した時のみで判断してし
まうのを避けられる。
は不一致であった時のデータ判定が可能となる。たとえ
ばカウンタ98を2ビットのアップダウンカウンタで構
成した場合、図6のデータJ,Iで示すように、カウン
タ98の出力が”11”であれば3回位相が一致したと
判断してデータ判定出力を”1”とし、一方でカウンタ
98の出力が”00”であれば3回位相が反転していた
ことになりデータ判定出力を”0”とする。これにより
実施の形態1よりは応答器2が送信する1ビットの長さ
が長くなるが、偶然位相が一致した時のみで判断してし
まうのを避けられる。
【0071】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、上限値th_u、下限値th_dとの比較結果をカ
ウンタ98に入力するようにしたので、応答器2からの
変調波Bと同じ周期の方形波Eと基準信号Fの位相が偶
然に一致、不一致になった時でも、位相の一致、不一致
を誤って判断することを避けることができ、確実に位相
の一致、反転を判断することが可能であるので、通信品
質をあげることができるという効果が得られる。
ば、上限値th_u、下限値th_dとの比較結果をカ
ウンタ98に入力するようにしたので、応答器2からの
変調波Bと同じ周期の方形波Eと基準信号Fの位相が偶
然に一致、不一致になった時でも、位相の一致、不一致
を誤って判断することを避けることができ、確実に位相
の一致、反転を判断することが可能であるので、通信品
質をあげることができるという効果が得られる。
【0072】尚、実施の形態2では、1/2周期ずらし
て計数する2つのカウンタ94,97を用いているが、
ずらす周期やカウンタ数をかえてもよく、複数のカウン
タを保有させて1/n周期ずつずらせて計数させてもよ
い。このようにすることにより位相の一致、不一致のサ
ンプリング数を増やすことができ、より正確にデータ判
定をさせることが可能となる。
て計数する2つのカウンタ94,97を用いているが、
ずらす周期やカウンタ数をかえてもよく、複数のカウン
タを保有させて1/n周期ずつずらせて計数させてもよ
い。このようにすることにより位相の一致、不一致のサ
ンプリング数を増やすことができ、より正確にデータ判
定をさせることが可能となる。
【0073】また、この実施の形態2では、フィルタ8
の出力に同期した基準信号Fを生成するために、質問器
1内で応答器2が返信する変調波の周波数と同じ方形波
F(0)を生成し、シフトレジスタでシフトさせて応答
器2からの変調波と位相が一致しているものを選択した
が、応答器2からの変調波をシフトレジスタに入力して
シフトさせ、F(0)と位相が一致するものを選択して
同期獲得をおこない、以降の復調をおこなっても良い。
また応答器2からの変調波はフィルタ8でフィルタリン
グすることで波形がなまり、DUTY比が50%ではな
くなる可能性が高いことから、波形整形回路91にてD
UTY50%に変換して以降の処理をおこなうことも考
えられる。
の出力に同期した基準信号Fを生成するために、質問器
1内で応答器2が返信する変調波の周波数と同じ方形波
F(0)を生成し、シフトレジスタでシフトさせて応答
器2からの変調波と位相が一致しているものを選択した
が、応答器2からの変調波をシフトレジスタに入力して
シフトさせ、F(0)と位相が一致するものを選択して
同期獲得をおこない、以降の復調をおこなっても良い。
また応答器2からの変調波はフィルタ8でフィルタリン
グすることで波形がなまり、DUTY比が50%ではな
くなる可能性が高いことから、波形整形回路91にてD
UTY50%に変換して以降の処理をおこなうことも考
えられる。
【0074】このとき変調波がある所定の期間デジタル
的に”H”であった場合にのみDUTY50%に変換す
ることで外来ノイズに強くなり、また基準信号FもDU
TY50%で構成することで位相の比較精度が向上す
る。
的に”H”であった場合にのみDUTY50%に変換す
ることで外来ノイズに強くなり、また基準信号FもDU
TY50%で構成することで位相の比較精度が向上す
る。
【0075】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、応答
器が、応答用データを構成するデジタル値に基づいて位
相変調された変調波を送信信号として送信する送信手段
を備え、質問器が、応答器からの送信信号を受信し、送
信信号から変調波を抽出する受信手段と、前記応答用デ
ータを構成する少なくとも一方のデジタル値に対応した
変調波と同期した基準信号を獲得する同期獲得手段と、
前記受信手段により抽出された変調波の位相を該同期獲
得手段が獲得した基準信号の位相と比較する位相比較手
段と、当該位相比較手段の比較結果に基づいて応答用デ
ータを構成するデジタル値を判別するデータ判別手段と
を備えるように構成したので、質問器と応答器が正確
に、かつ早く同期を取ることが可能となり、また応答器
からの変調波の位相を判断するための入力波数が少なく
なり、ビットレートをあげることができ、さらにノイズ
により変調波が乱れたりなまったりした場合でも正常に
復調できるという効果がある。
器が、応答用データを構成するデジタル値に基づいて位
相変調された変調波を送信信号として送信する送信手段
を備え、質問器が、応答器からの送信信号を受信し、送
信信号から変調波を抽出する受信手段と、前記応答用デ
ータを構成する少なくとも一方のデジタル値に対応した
変調波と同期した基準信号を獲得する同期獲得手段と、
前記受信手段により抽出された変調波の位相を該同期獲
得手段が獲得した基準信号の位相と比較する位相比較手
段と、当該位相比較手段の比較結果に基づいて応答用デ
ータを構成するデジタル値を判別するデータ判別手段と
を備えるように構成したので、質問器と応答器が正確
に、かつ早く同期を取ることが可能となり、また応答器
からの変調波の位相を判断するための入力波数が少なく
なり、ビットレートをあげることができ、さらにノイズ
により変調波が乱れたりなまったりした場合でも正常に
復調できるという効果がある。
【0076】この発明によれば、応答用データを構成す
るデジタル値が変化する毎に、応答器の送信手段が変調
波の位相を反転させて送信信号を生成するように構成し
たので、応答用データを2値のデジタル値によって構成
した場合に変調波の位相と一致したか否かを容易に判定
できるといった効果がある。
るデジタル値が変化する毎に、応答器の送信手段が変調
波の位相を反転させて送信信号を生成するように構成し
たので、応答用データを2値のデジタル値によって構成
した場合に変調波の位相と一致したか否かを容易に判定
できるといった効果がある。
【0077】この発明によれば、応答用データの最初の
所定の期間に応答器の送信手段が、位相が反転しない変
調波を送信するように構成したので、この最初の所定の
期間では、デジタル値の変化が無く、位相の変化もない
ため、応答用データを構成するデジタル値のうち、少な
くとも一方のデジタル値に対応する変調波に同期した基
準信号を取り出すことができるという効果がある。
所定の期間に応答器の送信手段が、位相が反転しない変
調波を送信するように構成したので、この最初の所定の
期間では、デジタル値の変化が無く、位相の変化もない
ため、応答用データを構成するデジタル値のうち、少な
くとも一方のデジタル値に対応する変調波に同期した基
準信号を取り出すことができるという効果がある。
【0078】この発明によれば、同期獲得手段が、応答
器からの変調波と同じ周期の信号をシフトするシフトレ
ジスタと、該シフトレジスタの出力信号の位相を変調波
の位相と比較し、シフトレジスタの出力信号の位相と変
調波の位相とが一致したとき、シフトレジスタの出力信
号を基準信号として位相比較手段に出力する同期獲得回
路とを備えるように構成したので、応答器からの変調波
と同期した基準信号を、高精度に、しかも素早く獲得す
ることができるという効果がある。
器からの変調波と同じ周期の信号をシフトするシフトレ
ジスタと、該シフトレジスタの出力信号の位相を変調波
の位相と比較し、シフトレジスタの出力信号の位相と変
調波の位相とが一致したとき、シフトレジスタの出力信
号を基準信号として位相比較手段に出力する同期獲得回
路とを備えるように構成したので、応答器からの変調波
と同期した基準信号を、高精度に、しかも素早く獲得す
ることができるという効果がある。
【0079】この発明によれば、位相比較手段が、同期
獲得手段から出力された基準信号よりも高速のクロック
で基準信号及び抽出された変調波の値をサンプリング
し、サンプリングした基準信号と変調波との論理が一致
したときはカウントアップし、所定周期毎にリセットさ
れるカウンタを備え、変調波の位相と基準信号の位相と
の比較結果として当該カウンタのカウント数を出力する
ように構成したので、位相の一致、不一致の判定を容易
に行えるという効果がある。
獲得手段から出力された基準信号よりも高速のクロック
で基準信号及び抽出された変調波の値をサンプリング
し、サンプリングした基準信号と変調波との論理が一致
したときはカウントアップし、所定周期毎にリセットさ
れるカウンタを備え、変調波の位相と基準信号の位相と
の比較結果として当該カウンタのカウント数を出力する
ように構成したので、位相の一致、不一致の判定を容易
に行えるという効果がある。
【0080】この発明によれば、位相比較手段が、同期
獲得手段から出力された基準信号よりも高速のクロック
で基準信号及び抽出された変調波の値をサンプリング
し、サンプリングした基準信号と変調波との論理が一致
したときはそれぞれカウントアップするとともに所定周
期毎にリセットされ、各周期を互いに1/n(n>1)
周期ずつずらした複数のカウンタを備え、変調波の位相
と基準信号の位相との比較結果として各カウンタのカウ
ント数を出力するように構成したので、変調波との位相
の一致、不一致を判定するためのサンプリング数を増や
すことができ、より正確にデータ判定を行えるという効
果がある。
獲得手段から出力された基準信号よりも高速のクロック
で基準信号及び抽出された変調波の値をサンプリング
し、サンプリングした基準信号と変調波との論理が一致
したときはそれぞれカウントアップするとともに所定周
期毎にリセットされ、各周期を互いに1/n(n>1)
周期ずつずらした複数のカウンタを備え、変調波の位相
と基準信号の位相との比較結果として各カウンタのカウ
ント数を出力するように構成したので、変調波との位相
の一致、不一致を判定するためのサンプリング数を増や
すことができ、より正確にデータ判定を行えるという効
果がある。
【0081】この発明によれば、データ判別手段が、同
期獲得手段から出力された基準信号の1周期毎に、位相
比較手段から出力されたカウント数と予め設定されたし
きい値とを比較し基準信号と変調波の位相が同位相であ
るか否かを判定し、応答用データを構成するデジタル値
を判定するデータ判定回路を備えるように構成したの
で、基準信号と変調波とが同位相が逆位相かをすぐに判
定することができるという効果がある。
期獲得手段から出力された基準信号の1周期毎に、位相
比較手段から出力されたカウント数と予め設定されたし
きい値とを比較し基準信号と変調波の位相が同位相であ
るか否かを判定し、応答用データを構成するデジタル値
を判定するデータ判定回路を備えるように構成したの
で、基準信号と変調波とが同位相が逆位相かをすぐに判
定することができるという効果がある。
【0082】この発明によれば、データ判別手段が、位
相比較手段から出力された各カウンタのカウント数と予
め設定されたしきい値とを各々比較し基準信号と変調波
の位相が同位相であるか否かを判定してその結果をカウ
ンタにてカウントし、該カウンタのカウント数に基づい
て応答用データを構成するデジタル値を判定するデータ
判定回路を備えるように構成したので、応答器からの変
調波と位相が偶然に一致、不一致になった時でも、位相
の一致、不一致を誤って判断することを避けることがで
き、確実に位相の一致、反転を判断することができ、通
信品質をあげることができるという効果が得られる。
相比較手段から出力された各カウンタのカウント数と予
め設定されたしきい値とを各々比較し基準信号と変調波
の位相が同位相であるか否かを判定してその結果をカウ
ンタにてカウントし、該カウンタのカウント数に基づい
て応答用データを構成するデジタル値を判定するデータ
判定回路を備えるように構成したので、応答器からの変
調波と位相が偶然に一致、不一致になった時でも、位相
の一致、不一致を誤って判断することを避けることがで
き、確実に位相の一致、反転を判断することができ、通
信品質をあげることができるという効果が得られる。
【図1】この発明の非接触データ送受信装置の実施の形
態1の構成を示すブロック図である。
態1の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の非接触データ送受信装置における質問器
の復調部の構成を示すブロック図である。
の復調部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1及び図2の非接触データ送受信装置の動作
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図4】図2の同期獲得方法を説明する波形図である。
【図5】この発明の非接触データ送受信装置の実施の形
態2における復調部の構成を示すブロック図である。
態2における復調部の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の非接触データ送受信装置の動作を示す波
形図である。
形図である。
【図7】非接触データ送受信装置における質問器と応答
器の一般的な使用状態を示す概要図である。
器の一般的な使用状態を示す概要図である。
【図8】従来の非接触データ送受信装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】従来の非接触データ送受信装置の動作を示す波
形図である。
形図である。
1 質問器 2 応答器 21 送受信部(送信手段) 91 波形整形回路(位相比較手段) 92 同期獲得回路(同期獲得手段) 93 シフトレジスタ(同期獲得手段) 94,97 カウンタ(位相比較手段) 95 データ判定回路(データ判別手段) 96 クロックジェネレータ(データ判別手段) 95 データ判定回路(データ判別手段) 98 カウンタ(データ判別手段)
Claims (8)
- 【請求項1】 コマンドデータを含む質問用データで変
調した変調波を送信する質問器と、該質問器から変調波
を受信、復調し、上記質問用データのコマンドデータの
指示に従って処理を行い、質問器に対して応答用データ
で変調した変調波を送信する応答器とを備えた非接触デ
ータ送受信装置において、 前記応答器は、 応答用データを構成するデジタル値に基づいて位相変調
された変調波を送信信号として送信する送信手段を備
え、 前記質問器は、 応答器からの送信信号を受信し、送信信号から変調波を
抽出する受信手段と、 前記応答用データを構成する少なくとも一方のデジタル
値に対応した変調波と同期した基準信号を獲得する同期
獲得手段と、 前記受信手段により抽出された変調波の位相を該同期獲
得手段が獲得した基準信号の位相と比較する位相比較手
段と、 当該位相比較手段の比較結果に基づいて応答用データを
構成するデジタル値を判別するデータ判別手段とを備え
たことを特徴とする非接触データ送受信装置。 - 【請求項2】 前記応答器の送信手段は、応答用データ
を構成するデジタル値が変化する毎に位相を反転させた
変調波を生成するように構成されたことを特徴とする請
求項1記載の非接触データ送受信装置。 - 【請求項3】 前記応答器の送信手段は、応答用データ
の最初の所定の期間に位相が反転しない変調波を送信す
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の非接
触データ送受信装置。 - 【請求項4】 前記同期獲得手段は、 応答器からの変調波と同じ周期の信号をシフトするシフ
トレジスタと、 該シフトレジスタの出力信号の位相を変調波の位相と比
較し、シフトレジスタの出力信号の位相と変調波の位相
とが一致したとき、シフトレジスタの出力信号を基準信
号として位相比較手段に出力する同期獲得回路とを備え
て構成されたことを特徴とする請求項1から請求項3の
うちのいずれか1項記載の非接触データ送受信装置。 - 【請求項5】 前記位相比較手段は、 同期獲得手段から出力された基準信号よりも高速のクロ
ックで基準信号及び抽出された変調波の値をサンプリン
グし、サンプリングした基準信号と変調波との論理が一
致したときにカウントし、所定周期毎にリセットされる
カウンタを備え、変調波の位相と基準信号の位相との比
較結果として当該カウンタのカウント数を出力するよう
に構成されたことを特徴とする請求項1から請求項4の
うちいずれか1項記載の非接触データ送受信装置。 - 【請求項6】 前記位相比較手段は、 同期獲得手段から出力された基準信号よりも高速のクロ
ックで基準信号及び抽出された変調波の値をサンプリン
グし、サンプリングした基準信号と変調波との論理が一
致したときにそれぞれカウントするとともに所定周期毎
にリセットされ、各周期を互いに1/n(n>1)周期
ずつずらした複数のカウンタを備え、変調波の位相と基
準信号の位相との比較結果として各カウンタのカウント
数を出力するように構成されたことを特徴とする請求項
1から請求項4のうちいずれか1項記載の非接触データ
送受信装置。 - 【請求項7】 前記データ判定手段は、 同期獲得手段から出力された基準信号の1周期毎に、位
相比較手段から出力されたカウント数と予め設定された
しきい値とを比較し基準信号と変調波の位相が同位相で
あるか否かを判定し、応答用データを構成するデジタル
値を判定するデータ判定回路を備えて構成されたことを
特徴とする請求項5記載の非接触データ送受信装置。 - 【請求項8】 前記データ判定手段は、 位相比較手段から出力された各カウンタのカウント数と
予め設定されたしきい値とを各々比較し基準信号と変調
波の位相が同位相であるか否かを判定してその結果をカ
ウンタにてカウントし、該カウンタのカウント数に基づ
いて応答用データを構成するデジタル値を判定するデー
タ判定回路を備えて構成されたことを特徴とする請求項
6記載の非接触データ送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22333698A JP2000059261A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 非接触データ送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22333698A JP2000059261A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 非接触データ送受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000059261A true JP2000059261A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16796570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22333698A Pending JP2000059261A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 非接触データ送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000059261A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008502964A (ja) * | 2004-06-16 | 2008-01-31 | ジェムプリュス | 同期位相非接触復調方法、関連する復調器と読取器 |
| JP2010511316A (ja) * | 2007-02-14 | 2010-04-08 | シャープ株式会社 | ワイヤレスインターフェース |
| JP2010525437A (ja) * | 2007-04-20 | 2010-07-22 | カードラボ エーピーエス | Rfidコイルを備える携帯型カード |
| JP2015089035A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社半導体理工学研究センター | 通信回路 |
-
1998
- 1998-08-06 JP JP22333698A patent/JP2000059261A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008502964A (ja) * | 2004-06-16 | 2008-01-31 | ジェムプリュス | 同期位相非接触復調方法、関連する復調器と読取器 |
| JP4853731B2 (ja) * | 2004-06-16 | 2012-01-11 | ジェマルト エスアー | 同期位相非接触復調方法、関連する復調器と読取器 |
| JP2010511316A (ja) * | 2007-02-14 | 2010-04-08 | シャープ株式会社 | ワイヤレスインターフェース |
| US8244177B2 (en) | 2007-02-14 | 2012-08-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Wireless interface |
| JP2010525437A (ja) * | 2007-04-20 | 2010-07-22 | カードラボ エーピーエス | Rfidコイルを備える携帯型カード |
| JP2015089035A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社半導体理工学研究センター | 通信回路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040720 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040928 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050823 |