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JP2000058839A - 半導体素子からなる半導体回路を備えた半導体装置およびその作製方法 - Google Patents

半導体素子からなる半導体回路を備えた半導体装置およびその作製方法

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JP2000058839A
JP2000058839A JP10221986A JP22198698A JP2000058839A JP 2000058839 A JP2000058839 A JP 2000058839A JP 10221986 A JP10221986 A JP 10221986A JP 22198698 A JP22198698 A JP 22198698A JP 2000058839 A JP2000058839 A JP 2000058839A
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JP
Japan
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film
semiconductor
insulating film
semiconductor device
active layer
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JP10221986A
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Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
Hiroki Adachi
広樹 安達
Hideaki Kuwabara
秀明 桑原
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、活性層、特にチャネル形成領域を
構成する領域とゲート絶縁膜との界面を良好なものとす
ることにより、TFTの特性を向上させるとともに均一
な特性を有する半導体素子からなる半導体回路を備えた
半導体装置およびその作製方法を提供するものである。 【解決手段】 上記目的を解決するため、本発明は基板
または下地膜上に結晶化を助長する触媒元素を添加し、
初期半導体膜と第1のゲート絶縁膜を連続的に形成し、
次いで第1のゲート絶縁膜を介して赤外光または紫外光
(レーザー光)の照射による初期半導体膜の結晶化を行
った後、パターニングを行ない所望の形状を有する活性
層および第1のゲート絶縁膜を得た後、第2のゲート絶
縁膜を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、絶縁ゲート型トラ
ンジスタ等の半導体素子からなる半導体回路を備えた半
導体装置の構造およびその作製方法に関する。特に、バ
ルブ金属膜で形成された配線を有する半導体素子からな
る半導体回路を備えた半導体装置の構造およびその作製
方法に関する。本発明の半導体装置は、薄膜トランジス
タ(TFT)やMOSトランジスタ等の素子だけでな
く、これら絶縁ゲート型トランジスタで構成された半導
体回路を有する表示装置やイメージセンサ等の電気光学
装置をも含むものである。加えて、本発明の半導体装置
は、これらの表示装置および電気光学装置を搭載した電
子機器をも含むものである。
【0002】
【従来の技術】絶縁性を有する基板上に形成された薄膜
トランジスタ(TFT)により画素マトリクス回路およ
び駆動回路を構成したアクティブマトリクス型液晶ディ
スプレイが注目を浴びている。液晶ディスプレイは0.
5〜20インチ程度のものまで表示ディスプレイとして
利用されている。
【0003】現在、高精細な表示が可能な液晶ディスプ
レイを実現するために、ポリシリコンで代表される結晶
性半導体膜を活性層とするTFTが注目されている。結
晶性半導体膜を活性層とするTFTは、非晶質半導体膜
を活性層とするTFTと比較して動作速度や駆動能力が
高い一方、個々のTFTの電気特性のバラツキが大きい
という問題があった。
【0004】また、液晶ディスプレイ開発の1つの方向
に大面積化があるが、大面積化すると画素表示部となる
画素マトリクス回路も大面積化し、これに伴ってマトリ
クス状に配列されたソース配線およびゲート配線が長く
なるため、配線抵抗が増大している。さらに高精細化が
要求されるため、配線を細くする必要があり、配線抵抗
の増大がより顕在化されている。また、ソース配線およ
びゲート配線には画素毎にTFTが接続され、画素数が
増大するため寄生容量の増大も問題となる。液晶ディス
プレイでは、一般にゲート配線とゲート電極は一体的に
形成されており、パネルの大面積化に伴ってゲート信号
の遅延が顕在化されている。
【0005】従って、ゲート電極配線材料の抵抗率が低
ければ低いほどゲート配線を細く、且つ長くすることが
可能になり、これにより大面積化が図れる。従来、ゲー
ト電極配線材料としてAl、Ta、Ti等が用いられて
いるが、中でもAlが最も抵抗率が低く、陽極酸化可能
な金属であるため多用されている。しかしながら、Al
は陽極酸化膜の形成により、耐熱性を向上させることが
できるものの、300℃〜400℃のプロセス温度であ
っても、ウィスカーやヒロックの発生、配線の変形、絶
縁膜や活性層への拡散が生じ、TFTの動作不良、TF
T特性の低下の主な原因となっていた。
【0006】また、陽極酸化処理を行うためには、陽極
酸化する電極及び配線を電圧供給配線に接続することが
必要であり、陽極酸化処理後は、電圧供給線や、この電
圧供給線との不要な接続部をエッチングにより除去する
必要もある。即ち、陽極酸化処理を用いて薄膜トランジ
スタを作製するには、電圧供給線を形成するスペース
と、エッチングマージンが必要とされ、回路の集積化の
障害となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現在、TFTには高移
動度が求められており、TFTの活性層としては、非晶
質半導体膜よりも移動度の高い結晶性半導体膜を用いる
ことが有力視されている。従来のTFTは、以下に概略
説明するように作製される。
【0008】まず、絶縁基板上にアモルファスシリコン
膜を成膜し、このアモルファスシリコン膜(非晶質珪素
膜)を加熱、またはレーザー光の照射等の結晶化処理を
施してポリシリコン膜(多結晶珪素膜)を形成する。次
いで、このポリシリコン膜を所望の形状にパターニング
した後、その上にゲート絶縁膜とゲート電極形成材料層
を堆積し、これらをパターニングしてゲート電極を形成
する。次いで、導電性を付与する不純物をポリシリコン
膜に選択的に導入してソース領域、ドレイン領域となる
不純物領域を形成する。続いて、層間絶縁膜を堆積し、
ソース領域、ドレイン領域上を露出させるコンタクトホ
ールを形成した後、金属膜を形成し、これをパターニン
グして、ソース領域、ドレイン領域と接触する金属配線
を形成する。こうして、TFTの作製工程を完了する。
【0009】このように従来では、非晶質を有する半導
体膜の成膜後、幾つかの工程(例えば、結晶化工程、パ
ターニング工程)を施した後、ゲート絶縁膜を形成して
いる。
【0010】そのため、ゲート絶縁膜の形成前に活性層
となる結晶性半導体膜の表面が大気中の不純物(酸素、
水分等)、またはゲート絶縁膜の形成前の工程で生じる
不純物により汚染または酸化されてしまっていた。この
汚染または酸化された表面を有する結晶性半導体膜上に
ゲート絶縁膜を形成すると、活性層、特にチャネル形成
領域とゲート絶縁膜との界面特性が低下し、TFTの電
気的特性のバラツキや低下を引き起こす原因となってい
た。
【0011】本発明は、活性層、特にチャネル形成領域
を構成する領域とゲート絶縁膜との界面を良好なものと
することにより、TFTの特性を向上させるとともに均
一な特性を有する半導体素子からなる半導体回路を備え
た半導体装置およびその作製方法を提供するものであ
る。
【0012】また、本発明では、陽極酸化用の電圧供給
配線を形成せずに、ゲート配線を陽極酸化することを可
能にする。さらに、加熱が原因となる配線からのアルミ
ニウム原子の拡散や、配線の変形を防止して、半導体素
子を歩留りよく作製することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、本発明は、絶縁表面上に下地膜を成膜し、この下地
膜表面に触媒元素を添加した後、初期半導体膜と第1の
ゲート絶縁膜を連続的に形成し、次いで第1のゲート絶
縁膜を介して赤外光または紫外光(レーザー光)の照射
による結晶化を行った後、パターニングを行い所望の形
状を有する活性層及び第1のゲート絶縁層を得た後、第
2のゲート絶縁膜を形成することを一つの特徴としてい
る。さらにレーザー光の照射も大気にさらすことなく連
続的に行うことが好ましい。
【0014】また、本明細書中で膜を連続的に形成する
とは、高真空を維持したまま、大気にさらすことなく順
次、膜を形成することを指しており、例えば、大気にさ
らすことなくチャンバー間を移動させて連続的に膜の形
成を行う、または同一チャンバー内で大気にさらすこと
なく反応ガスを変更させて連続的に膜の形成を行うこと
を指している。
【0015】また、本発明は、ゲート電極を多層構造と
し、上層の配線層を低抵抗な材料、好ましくはアルミニ
ウムまたはアルミニウムを主成分とする材料で形成し、
下層の配線層を上層の配線層材料よりも融点が高いバル
ブ金属、好ましくはアルミニウムを主成分とする材料と
同じ電解溶液で陽極酸化可能なタンタルまたはタンタル
を主成分とする材料(TaN等)で構成することを一つ
の特徴としている。
【0016】本明細書で開示する本発明の第1の構成
は、絶縁性を有する表面上に結晶性半導体膜からなる活
性層と、前記活性層の上面に接する第1の絶縁膜と、前
記活性層の側面に接し、且つ前記第1の絶縁膜の上面及
び側面に接する第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に
接する多層構造を有するゲート配線とを有することを特
徴とする半導体素子からなる半導体回路を備えた半導体
装置である。
【0017】また、本発明の他の構成(第2の構成)
は、絶縁性を有する表面上に結晶性半導体膜からなる活
性層と、前記活性層の上面に接する第1の絶縁膜と、前
記活性層の側面に接し、且つ前記第1の絶縁膜の上面及
び側面に接する第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に
接する多層構造を有するゲート配線とを有し、前記第2
の絶縁膜は、前記第1の絶縁膜と比較して膜厚が厚いこ
とを特徴とする半導体素子からなる半導体回路を備えた
半導体装置である。
【0018】また、上記各構成において、前記結晶性半
導体膜は、初期半導体膜に結晶化を助長する触媒元素を
添加する工程と、前記第1の絶縁膜を介して赤外光また
は紫外光を照射することにより前記初期半導体膜を溶融
させることなく結晶化する工程とを少なくとも経て形成
された結晶性半導体膜であることを特徴としている。
【0019】加えて、上記各構成において、前記触媒元
素は、Ni、Fe、Co、Pt、Cu、Au、Geから
選ばれた少なくとも1つの元素であることを特徴として
いる。
【0020】また、上記初期半導体膜は、非晶質を有す
る半導体膜、または微結晶を有する半導体膜であること
を特徴としている。
【0021】また、上記各構成において、前記第1の絶
縁膜と前記活性層との界面における不純物濃度は、第1
の絶縁膜と第2の絶縁膜との界面における不純物濃度よ
りも低いことを特徴としている。
【0022】また、上記各構成において、前記多層構造
を有するゲート配線は、アルミニウム、タンタル、モリ
ブデン、チタン、クロム、シリコンから選ばれた一種の
元素を主成分とする層を少なくとも一層含むことを特徴
としている。
【0023】また、上記各構成において、前記ゲート配
線は第1の導電膜上に、第2の導電膜が積層された多層
構造を有しており、前記第1の導電膜は、タンタルまた
はタンタルを主成分とする材料からなり、前記第2の導
電膜は、アルミニウムまたはアルミニウムを主成分とす
る材料からなることを特徴としている。
【0024】また、上記各構成において、前記第1の絶
縁膜の膜厚は、1〜50nmである。また、前記第2の
絶縁膜の膜厚は、100〜200nmである。
【0025】また、上記各構成において、前記活性層
は、ソース領域と、ドレイン領域と、前記ソース領域と
前記ドレイン領域の間に形成されたチャネル形成領域と
を有している。
【0026】また、上記各構成において、前記ソース領
域およびドレイン領域の少なくとも一部は、シリサイド
であることを特徴としている。
【0027】また、上記各構成において、前記ソース領
域およびドレイン領域には、N型の導電型を付与する不
純物が添加されている。
【0028】また、上記各構成において、前記ソース領
域およびドレイン領域には、N型の導電型を付与する不
純物およびP型の導電型を付与する不純物が添加されて
いることを特徴としている。
【0029】さらに、上記各構成において、前記チャネ
ル形成領域は、結晶化を助長する触媒元素を含有し、前
記触媒元素の濃度は、チャネル形成領域よりもソース領
域およびドレイン領域のほうが高いことを特徴としてい
る。
【0030】また、本発明で開示する本発明の作製方法
の第1の構成は、絶縁表面を有する下地膜の少なくとも
一部に結晶化を助長する触媒元素を接する工程と、前記
下地膜上に初期半導体膜と第1の絶縁膜とを連続的に形
成する工程と、前記第1の絶縁膜を介して赤外光または
紫外光を照射することにより前記初期半導体膜を結晶化
して結晶性半導体膜を得る工程と、前記結晶性半導体膜
及び前記第1の絶縁膜をパターニングして、前記初期半
導体膜の端面と前記第1の絶縁膜の端面を一致させる工
程と、前記活性層及び第1の絶縁膜を覆って第2の絶縁
膜を形成する工程と、前記絶縁膜上に多層構造を有する
ゲート配線を形成する工程と、を有する半導体素子から
なる半導体回路を備えた半導体装置の作製方法である。
【0031】また、本発明で開示する本発明の作製方法
の第2の構成は、絶縁表面を有する下地膜の少なくとも
一部に結晶化を助長する触媒元素を接する工程と、前記
下地膜上に初期半導体膜と第1の絶縁膜とを連続的に形
成する工程と、前記第1の絶縁膜を介して赤外光または
紫外光を照射することにより前記初期半導体膜を結晶化
して結晶性半導体膜を得る工程と、前記結晶性半導体膜
及び前記第1の絶縁膜をパターニングして、前記初期半
導体膜の端面と前記第1の絶縁膜の端面を一致させる工
程と、前記活性層及び第1の絶縁膜を覆って第2の絶縁
膜を形成する工程と、前記絶縁膜上に多層構造を有する
ゲート配線を形成する工程と、ソース領域またはドレイ
ン領域となるべき領域にリン元素のドーピングを行う工
程と、加熱処理を施し、前記触媒元素をゲッタリングさ
せる工程と、を有する半導体素子からなる半導体回路を
備えた半導体装置の作製方法である。
【0032】上記作製方法の各構成において、多層構造
を有するゲート配線を形成する工程は、絶縁膜上に第1
の金属膜を形成する工程と、前記第1の金属膜上に接し
て第2の金属膜を形成する工程と、前記第2の金属膜を
パターニングして、前記第1の金属膜上に前記第2の配
線層を形成する工程と、前記第1の金属膜に電圧を印加
することによって、前記第2の配線層を陽極酸化すると
ともに、前記第1の金属膜を陽極酸化する工程と、前記
第1の金属膜の陽極酸化膜を選択的に除去して、第1の
配線層を形成する工程とを有している。
【0033】上記作製方法の各構成において、第1の絶
縁膜及び第2の絶縁膜を介して、導電型を付与する不純
物イオンを前記結晶性半導体膜に添加する工程を有する
ことを特徴としている。
【0034】上記作製方法の各構成において、結晶性半
導体膜を得る工程は、前記初期半導体膜を溶融させるこ
となく前記初期半導体膜を結晶化させることを特徴とし
ている。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置およびその作
製方法の実施形態を示す簡略断面図である図1〜図5を
用いて簡略に説明する。
【0036】まず、絶縁表面を有する基板100を用意
する。基板100としては、ガラス基板、石英基板、結
晶性ガラス、プラスチック基板等の絶縁性基板、または
下地膜を有する半導体基板(シリコン基板等)、金属基
板(ステンレス基板等)等を用いることができる。
【0037】次に、絶縁表面を有する基板100上に下
地膜10を形成する。下地膜10としては、酸化珪素
膜、窒化珪素膜、窒化酸化珪素膜(SiOX y )、ま
たはこれらの積層膜等を用いることができる。下地膜の
形成方法は、公知の技術、例えば減圧CVD法、熱CV
D法、プラズマCVD法、スパッタ法等を用いることが
できる。
【0038】次いで、基板上または下地膜上に半導体材
料の結晶化を助長する触媒元素を全面または選択的に添
加する。触媒元素を添加する方法としては、スパッタ
法、CVD法、プラズマ処理法、吸着法、イオン注入
法、または触媒元素を含有した溶液を塗布する方法を使
用することができる。(図1(A))結晶化を助長する
触媒元素としては、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、P
d、Os、Ir、Pt、Cu、Auから選ばれた一種ま
たは複数種類のものを用いることができる。また、格子
置換型(または溶融型)の触媒元素であるGe、Pbを
用いることもできる。この技術を用いることにより、低
温プロセスで結晶性半導体膜を作製することが可能とな
った。ここでは、触媒元素としてニッケル(Ni)を用
いた例を示して具体的に説明する。
【0039】続いて、初期半導体膜101と第1のゲー
ト絶縁膜102aを連続的に形成する。(図1(B))
【0040】なお、本明細書で初期半導体膜とは、半導
体膜を総称しており、代表的には、非晶質を有する半導
体膜、例えば非晶質半導体膜(非晶質珪素等)、微結晶
を有する非晶質半導体膜、微結晶半導体膜を指し、これ
ら半導体膜は、Si膜、Ge膜、化合物半導体膜〔例え
ば、SiX Ge 1-X(0<X<1)で示される非晶質シ
リコンゲルマニウム膜等)からなる膜である。この初期
半導体膜の成膜方法は、公知の技術、例えば減圧CVD
法、熱CVD法、プラズマCVD法等を用いることがで
きる。
【0041】第1のゲート絶縁膜102aとしては、酸
化珪素膜、窒化珪素膜、窒化酸化珪素膜(SiO
X y )、またはこれらの積層膜等を1nm〜50nm
の膜厚範囲で用いることができる。第1のゲート絶縁膜
の形成方法は、公知の技術、例えば減圧CVD法、熱C
VD法、プラズマCVD法、スパッタ法等を用いること
ができる。加えて、第1のゲート絶縁膜として、初期半
導体膜101をプラズマ酸化、熱酸化して得られる酸化
膜あるいはプラズマ窒化して得られる窒化膜を用いるこ
とも可能である。
【0042】本発明においては、初期半導体膜を成膜
後、大気にさらすことなく連続的に第1のゲート絶縁膜
を形成することにより優れた界面特性を得ることができ
た。また、成膜時の温度を同一にすることで、各層間で
の応力を緩和することが好ましい。加えて、上記のよう
に連続的に形成する際、初期半導体膜の膜中における水
素濃度を低減させるために、成膜温度を400〜500
℃で成膜する工程、または、上記のように連続的に形成
した後、350〜500℃の熱処理を加える工程とする
ことが好ましい。
【0043】次に、第1のゲート絶縁膜102aを透過
させて赤外光または紫外光の照射による結晶化(以下、
レーザー結晶化と呼ぶ)を行ない、非晶質半導体膜10
1を結晶化させて結晶性半導体膜103を形成する。
(図1(C))また、大気開放することなく連続的にレ
ーザー結晶化を行うことが好ましい。
【0044】本明細書で結晶性半導体膜とは、構造に秩
序性を有している半導体膜を総称しており、例えば単結
晶半導体膜、多結晶半導体膜(多結晶珪素膜等)、微結
晶半導体膜さらには、部分的に秩序性を有した構造を有
している半導体膜を指している。
【0045】結晶化技術として紫外光を用いる場合はエ
キシマレーザー光または紫外光ランプから発生する強光
を用いればよく、赤外光を用いる場合は赤外線レーザー
光または赤外線ランプから発生する強光を用いればよ
い。ここでは、下地膜と非晶質を有する半導体膜との界
面から触媒元素(Ni)が拡散するに従って、結晶成長
が進行する。また、レーザー結晶化の条件によっては、
非晶質を有する半導体膜が溶融状態を経過して結晶化す
る場合や、非晶質を有する半導体膜が溶融せずに固相状
態、もしくは固相と液相の中間状態で結晶化する場合が
ある。なお、第1のゲート絶縁膜の膜厚、非晶質を有す
る半導体膜の膜厚、基板温度等を考慮して、レーザー結
晶化の条件(レーザー光の波長、照射強度、パルス幅、
繰り返し周波数、照射時間等)を適宜調節する。なお、
レーザー結晶化後、公知の方法を用いて水素化処理を加
える工程としてもよい。
【0046】次に、第1のゲート絶縁膜及び結晶性半導
体膜を所望の形状とするためパターニングを施して、第
1のゲート絶縁層102bと結晶性半導体膜からなる活
性層104を得る。(図1(D))
【0047】次に、基板全面を覆って、第2のゲート絶
縁膜102cを形成する。(図1(E))第2のゲート
絶縁膜としては、酸化珪素膜、窒化珪素膜、窒化酸化珪
素膜(SiOX y )、またはこれらの積層膜等を10
0nm〜200nmの膜厚範囲で用いることができる。
【0048】次いで、第1の導電膜105と第2の導電
膜106との積層膜を形成する。(図2(A))第1の
導電膜105としては、バルブ金属を主成分とする材
料、例えば、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)、ハフ
ニウム(Hf)、ジルコニウム(Zr)、チタン(T
i)、クロム(Cr)等を主成分とする材料を1〜50
nm(好ましくは5〜30nm、さらに好ましくは5〜
20nm)の膜厚範囲で用いることができる。ここで
は、第1の導電膜としてタンタル(Ta)膜を用いた例
を示して具体的に説明する。なお、タンタルはシリコン
と仕事関数が近いため、TFTのしきい値のシフトが少
なく好ましい材料の一つである。加えて、タンタルは、
アルミニウムを主成分とする材料と同じ電解溶液で陽極
酸化できるため、本発明に好ましい。
【0049】本明細書中でバルブ金属とは、アノード的
に生成したバリア型陽極酸化膜がカソード電流は流すが
アノード電流は通さない、即ち弁作用を示すような金属
を指す。(電気化学便覧 第4版;電気化学協会編,P
370,丸善,1985)
【0050】また、第2の導電膜106としては、主と
して電荷の通路となる第2の配線層を形成するため低抵
抗な導電材料、例えば、アルミニウムまたはアルミニウ
ムを主成分とする材料を200〜500nmの膜厚範囲
で用いることができる。ここでは、第2の導電膜として
アルミニウム膜を用いた例を示して具体的に説明する。
【0051】次に、レジストマスク108を形成して第
2の導電膜106をパターニングし、第2の導電膜から
なる第2の配線層107aを形成する。(図2(B))
なお、この第2の配線層107aは、ゲート配線の上層
を構成する。
【0052】次に、レジストマスク108を残したまま
陽極酸化装置のプローブを第1の導電膜105に接触さ
せて、第1の陽極酸化を行う。(図2(C))この第1
の陽極酸化では、第2の配線層の側面にポーラス型の陽
極酸化物(多孔質アルミナ)109が形成される。
【0053】次に、レジストマスク108を除去した
後、再び陽極酸化装置のプローブを第1の導電膜に接触
させて、第2の陽極酸化を行う。(図2(D))この第
1の陽極酸化では、第2の配線層107cの表面にバリ
ア型の陽極酸化物(無孔質アルミナ)が形成される。第
1の導電膜においては、露出している領域およびポーラ
ス型の陽極酸化物109が存在している領域が陽極酸化
されて、タンタルオキサイド(TaOx )111が形成
される。なお、陽極酸化されなかった第1の導電膜11
2が第1の配線層を構成する。
【0054】図4(A)に図2(D)の点線で囲った部
分の拡大断面図を示す。第1の導電膜が露出し陽極酸化
された領域は、タンタルオキサイド111a、111c
が積層されている。また、ポーラス型の陽極酸化物10
9と接している領域は、タンタル層112、タンタルオ
キサイド111a、111bが積層されている。111
cはポーラス型の陽極酸化物109と同一工程で酸化さ
れた領域である。111a、111bで示される領域は
バリア型の陽極酸化物110と同一工程で酸化された領
域である。なお、111aで示される領域は陽極酸化物
109の下部に5〜20nm程度進入している。また、
111bで示される領域はAlを含有したタンタルオキ
サイドもしくはTaとAlとの合金の酸化物となってい
る。また、111cで示される領域は111aで示され
る領域よりも膜質が緻密でない。
【0055】次に、ポーラス型の陽極酸化膜をマスクと
してタンタルオキサイドを除去する。(図2(E))こ
の際、エッチング条件によっては、第2のゲート絶縁膜
の表面が多少エッチングされるが、簡略化のため図示し
ない。また、同様にエッチング条件によっては、陽極酸
化物109の下部に回り込んで多少エッチングされる
が、簡略化のため図示しない。
【0056】次に、活性層104の表面をゲート絶縁膜
102b、102cで覆ったままの状態で、導電性を付
与する不純物イオンを活性層に添加して、ソース領域ま
たはドレイン領域となるP型またはN型の不純物領域1
13、114を形成する。(図3(A))イオンの添加
は、イオン注入法、プラズマドーピング法、レーザード
ーピング法等の公知の手段を用いればよい。この工程で
は、第1及び第2のゲート絶縁膜を通り抜けて不純物イ
オンが活性層に添加されるようにドーピング条件、ドー
ズ量、加速電圧等を調節する。ここでは、P型の導電性
を付与する不純物としてボロン、N型の導電性を付与す
る不純物としてリンを用いた例を示して具体的に説明す
る。
【0057】図4(B)に図3(A)の点線で囲った部
分の拡大断面図を示す。この構造のままでは、TFTを
オン状態とした時に、陽極酸化物109、111の下方
に存在しているTa層112の端部に電圧が集中して印
加されるため、TFTが劣化、破壊しやすい。従って、
陽極酸化物109、111の下方に存在しているTa層
112を選択的に除去または酸化することが望ましい。
【0058】そこで本発明では、活性層の表面をゲート
絶縁膜102b、102cで覆ったままの状態で、ポー
ラス型の陽極酸化物109を除去した後、さらに、CH
3を用いたドライエッチングにより109で示される
領域の下方に存在していたタンタルオキサイドおよびタ
ンタル膜を除去する。(図3(B))本発明の構成で
は、第2のゲート絶縁膜がエッチングストッパーとして
機能し、活性層を保護するため、複数のエッチング処理
を行うことを可能とした。この際、エッチング条件によ
っては、第2のゲート絶縁膜の表面が多少エッチングさ
れるが、簡略化のため図示しない。また、エッチング条
件によっては、陽極酸化物110の下部の111または
112で示される領域に回り込んで多少エッチングされ
るが、簡略化のため図示しない。
【0059】次に、再度、導電性を付与する不純物イオ
ンを活性層に添加して、P型またはN型の低濃度不純物
領域117、118を形成する。(図3(C))イオン
の添加は、イオン注入法、プラズマドーピング法、レー
ザードーピング法等の公知の手段を用いればよい。ま
た、116で示される第1の配線層がマスクとして機能
し、ゲート配線の下部の領域はチャネル形成領域119
となる。
【0060】次に、500〜650℃、0.1〜12時
間の加熱処理を施す。(図3(D))この加熱処理によ
って、ソース領域およびドレイン領域における不純物の
活性化効果、ドーピング工程で損傷した活性層の結晶構
造の回復効果、リンが添加されたソース領域及びドレイ
ン領域をゲッタリングシンクに利用してチャネル形成領
域内の触媒元素濃度を低減させる効果が得られる。ここ
で、ゲート配線直下のチャネル形成領域からソース領域
及びドレイン領域に向かって、ニッケルが図3(D)中
の矢印の方向に移動してゲッタリングされる。
【0061】図4(C)に図3(D)の点線で囲った部
分の拡大断面図を示す。111dで示される陽極酸化物
は、111aの一部である。図示されるように、活性層
の表面は、第1のゲート絶縁膜102b、第2のゲート
絶縁膜102cで覆う構造とする。
【0062】最後に、層間絶縁膜120を形成し、ソー
ス領域、ドレイン領域上を露出させるコンタクトホール
を形成した後、金属膜を形成し、これをパターニングし
て、ソース領域、ドレイン領域と接触する金属配線12
1、122を形成する。(図3(E))こうして、本発
明の実施の形態におけるTFTの作製を完了する。
【0063】なお、図5に図3(E)における断面図を
示す。図3(E)は、図5(B)と同一であり、図5
(B)におけるZ−Z’面での断面構造図は図5(A)
に相当する。なお、図5(A)で示される平面形状は、
矩形状として簡略化した。また、図5(A)におけるX
−X’面での断面構造図は図5(B)に相当し、図5
(A)におけるY−Y’面での断面構造図は図5(C)
に相当する。
【0064】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明するが、特にこ
れらの実施例に限定されないことは勿論である。
【0065】〔実施例1〕本願発明を利用した半導体素
子からなる半導体回路を備えた半導体装置について、図
10を用いてその構造の一例を説明する。なお、本発明
にかかる半導体装置は、同一基板上に周辺駆動回路部と
画素マトリクス回路部とを備えている。本実施例では図
示を容易にするため、同一基板上に周辺駆動回路部の一
部を構成するCMOS回路と、画素マトリクス回路部の
一部を構成する画素TFT(Nチャネル型TFT)とが
示されている。
【0066】また、図10は図6〜9の上面図に相当す
る図であり、図10において、点線A−A’で切断した
部分が、図10の画素マトリクス回路の断面構造に相当
し、点線B−B’で切断した部分が、図6〜9のCMO
S回路の断面構造に相当する。なお、図11が、同一基
板上に周辺駆動回路部と画素マトリクス回路部とを備え
たアクティブマトリクス基板の概略斜視図である。アク
ティブマトリクス基板は、基板200上に形成された、
画素マトリクス回路701、走査線駆動回路702、信
号線駆動回路703とを備え、走査線駆動回路702、
信号線駆動回路703はそれぞれ走査線621、信号線
603によって画素マトリクス回路701に接続されて
いる。走査線、信号線の交差部近傍には、各配線に接続
された画素TFT704が形成され、画素TFTには画
素電極613、付加容量705が接続されている。
【0067】図9において、いずれのTFT(薄膜トラ
ンジスタ)も基板200上に設けられた下地膜201上
に形成されている。CMOS回路のPチャネル型TFT
の場合には、活性層としてP型の高濃度不純物領域(ソ
ース領域又はドレイン領域)801、802と、チャネ
ル形成領域803と、前記高濃度不純物領域と前記チャ
ネル形成領域の間に低濃度不純物領域804、805が
形成されている。そして前記チャネル形成領域上には、
第1のゲート絶縁膜203bと第2のゲート絶縁膜20
3cの積層膜を介してゲート配線が形成されている。ゲ
ート配線は、第1の配線層212と第2の配線層207
bとの積層構造を有しており、第2の配線層はバリア型
の陽極酸化物210で保護されている。その上を覆う第
1の層間絶縁膜601にコンタクトホールを形成して高
濃度不純物領域に配線604、605が接続され、さら
にその上に第2の層間絶縁膜607が形成され、配線6
05に引き出し配線610が接続されて、その上を覆っ
て第3の層間絶縁膜612が形成されている。
【0068】一方、Nチャネル型のTFTは、活性層と
してN型の高濃度不純物領域(ソース領域又はドレイン
領域)806、807と、チャネル形成領域809と、
前記高濃度不純物領域と前記チャネル形成領域の間に低
濃度不純物領域808、810が形成されている。高濃
度不純物領域には配線605、606が接続され、さら
に配線606には引き出し配線611が接続されてい
る。活性層以外の部分は、上記Pチャネル型TFTと同
一構造である。
【0069】画素マトリクス回路に形成されたNチャネ
ル型TFTについては、第1の層間絶縁膜を形成する部
分まで、CMOS回路のNチャネル型TFTと同一構造
である。そして、高濃度不純物領域811には配線60
3が接続される一方、高濃度不純物領域813には配線
602が接続され、その上に第2の層間絶縁膜を形成
し、ブラックマスク609を形成する。このブラックマ
スクは画素TFTを覆い、且つ配線602と付加容量を
形成している。さらに、その上に第3の層間絶縁膜61
2を形成し、ITO等の透明導電膜からなる画素電極6
13が接続される。なお、本実施例では、画素マトリク
ス回路の画素TFTのゲート電極をダブルゲート構造と
しているが、オフ電流のバラツキを低減するために、ト
リプルゲート構造等のマルチゲート構造としても構わな
い。また、開口率を向上させるためにシングルゲート構
造としてもよい。
【0070】本発明の構造において、チャネル形成領域
と第1のゲート絶縁膜との界面における(炭素、窒素、
酸素、Na、Fe、Cr、Al、Ta等)不純物濃度
は、第1のゲート絶縁膜と第2のゲート絶縁膜との界面
における不純物濃度と比較して低いことを特徴としてい
る。特に、各TFTのチャネル形成領域803、80
9、814、815と第1のゲート絶縁膜203bとの
界面における炭素、窒素、酸素等の不純物の濃度を1×
1019atoms/cm3 以下、好ましくは1×1016atoms/cm
3 となるように不純物濃度を制御することができた。な
お、アルカリ金属不純物(Na等)および金属不純物
(Fe、Cr等)の濃度は1×1015atoms/cm3以下に
制御することができた。また、結晶化の際に用いた触媒
元素(Ni)は、5×1017atoms/cm3 以下とすること
ができた。ここでの不純物の濃度はSIMSデータの最
低値で定義する。
【0071】以下に、図6〜9を参照して、本発明の半
導体装置の作製方法の一例を詳細に説明する。
【0072】まず、絶縁表面を有する基板200を用意
する。本実施例においては基板200としてガラス基板
(コーニング1737;歪点667℃)を用いた。その
基板表面に下地膜201として酸化珪素膜を200nm
の膜厚で形成した。次に、スピナーを用いてNi酢酸溶
液を塗布し、更に乾燥させてNi層21を形成した。
(図6(A))ただし、Ni層は完全な層を成している
ものではない。Ni酢酸溶液のNi濃度は重量換算で1
〜1000ppmとする。本実施例では100ppmと
した。この状態で下地膜の表面にNiが保持される。本
実施例では、溶液を用いた塗布法を用いたが、イオン注
入、スパッタ法を用いて下地膜の表面にNiを保持させ
ることができる。
【0073】次に、非晶質珪素膜202と第1のゲート
絶縁膜203aを連続的に形成した。(図6(B))本
実施例では、非晶質珪素膜の形成専用のチャンバーと、
第1のゲート絶縁膜の形成専用のチャンバーとを用意
し、高真空を保ったまま、各チャンバーを移動すること
により連続的に形成した。本実施例では、減圧熱CVD
法により成膜ガスとしてジシラン(Si2 6 )を用い
て膜厚50nmの非晶質珪素膜を形成し、減圧熱CVD
法により膜厚20nmの酸化膜からなる第1のゲート絶
縁膜を形成した。なお、非晶質珪素膜202の膜中にお
ける炭素、窒素、酸素等の不純物の濃度を5×1018at
oms/cm3 以下となるように不純物濃度を制御する。
【0074】続いて、第1のゲート絶縁膜203aを上
面に有したまま、非晶質珪素膜202を紫外光または赤
外光の照射により結晶化(レーザー結晶化)して結晶性
珪素膜204を得た。(図6(C))さらに、連続的に
大気にさらすことなくレーザー結晶化を行ってもよい。
本実施例では、XeClレーザー光(λ=308nm)
を用いた。本実施例では、非晶質を有する半導体膜が溶
融しない結晶化条件でパルスレーザー光を照射して、触
媒元素から結晶成長させることにより結晶性半導体膜を
得た。この結晶化工程では、まず、ニッケルシリサイド
を核とした核生成が起こり、次第に核が成長して膜全体
が結晶化する。
【0075】次に、図6(D)に示すように結晶性珪素
膜と第1のゲート絶縁膜をドライエッチング法を用いて
パターニングを施し、活性層205、第1のゲート絶縁
層203bを形成した。
【0076】次に、膜厚100nmの第2のゲート絶縁
膜203cを基板全面を覆って形成した後、第1の導電
膜としてTa膜206を20nm、第2の導電膜として
2wt%のスカンジウムを含有した厚さ40nmのAl
膜との積層膜を形成する。そして、レジストマスク20
8を形成してAl膜をパターニングし、第2の配線層2
07aを形成した。(図7(A))
【0077】次に、レジストマスク208を残したま
ま、陽極酸化装置のプローブをTa膜に接触させて、第
1の陽極酸化を行った。陽極酸化条件は、電解溶液に3
%のシュウ酸水溶液(温度10℃)を用い、到達電圧8
V、電圧印加時間40分、供給電流20mA/1基板と
した。この工程によりポーラス型の陽極酸化物209が
形成された。次いで、レジストマスク208を除去した
後、再度、陽極酸化装置のプローブをTa膜に接触させ
て、第2の陽極酸化を行った。陽極酸化条件は、電解溶
液に3%の酒石酸を含むエチレングリコール溶液を用
い、電解溶液温度10℃、到達電圧80V、電圧印加時
間30分、供給電圧30mA/1基板とした。この工程
により、バリア型の陽極酸化物210、タンタルオキサ
イド211が形成された。(図7(B))実際には、タ
ンタルオキサイドに変成した領域の膜厚は増加するが、
簡略化のため図示しない。
【0078】次に、タンタルオキサイドを酸素系のエッ
チャントガス、例えばCF4 Oを用いてエッチングによ
り除去した後、イオン注入法によりN型の導電性を付与
する不純物イオンであるリンをゲート絶縁膜203b、
203cを通過させて活性層に添加し、次にNチャネル
型TFTをレジスト膜で覆って、イオン注入法によりP
型の導電性を付与する不純物イオンであるボロンを同様
にして活性層(217、218)で示される領域に添加
した。(図7(C))ボロンのドーズ量は、P型の不純
物領域217、218のボロンイオンの濃度がN型の不
純物領域213〜215、220、221に添加される
リンイオンの濃度の1.3〜2倍程度になるようにす
る。なお、本実施例におけるリンイオンまたはボロンイ
オンの添加方法は、公知の方法、例えばイオン注入法、
プラズマドーピング法、リンイオンまたはボロンイオン
を含む溶液を塗布後、加熱する方法、リンイオンまたは
ボロンイオンを含む膜を形成後加熱する方法等を用いて
行う。また、上記工程において、タンタルオキサイドを
エッチングして除去する際、第2のゲート絶縁膜がエッ
チングストッパーとしての役割を果たす。
【0079】次に、ポーラス型の陽極酸化物209を公
知の方法によりエッチングして除去する。(図8
(A))さらにフッ素系のエッチャントガス(例えばC
HF3 )を用いたエッチング処理を施して陽極酸化物2
09の下方に存在していた212で示される箇所を除去
した後、上記不純物添加工程と同様にゲート絶縁膜を通
過させて、図7(C)で示される工程における不純物濃
度よりも低濃度の不純物の添加を行い、N型の導電性を
有する低濃度不純物領域306〜309、404、40
5及びP型の導電性を有する低濃度不純物領域504、
505を形成した。(図8(B))上記工程においても
エッチングする際、第2のゲート絶縁膜がエッチングス
トッパーとしての役割を果たす。
【0080】N型の高濃度不純物領域に、1×1020
8×1021atoms /cm3 、N型の低濃度不純物領域の
リン濃度が、1×1015〜1×1017atoms /cm3
なるように調節する。また、リンイオン、ボロンイオン
が注入されなかった領域が後にキャリアの移動経路とな
る真性または実質的に真性なチャネル形成領域となる。
【0081】なお、本明細書中で真性とは、シリコンの
フェルミレベルを変化させうる不純物を一切含まない領
域を指し、実質的に真性な領域とは、電子と正孔が完全
に釣り合って導電型を相殺させた領域、即ち、しきい値
制御が可能な濃度範囲(1×1015〜1×1017atoms
/cm3 )でN型またはP型を付与する不純物を含む領
域、または意図的に逆導電型不純物を添加することによ
り導電型を相殺させた領域を示す。
【0082】その後、不活性雰囲気またはドライ酸素雰
囲気中において450℃以上、0.5〜12時間、本実
施例では550℃、2時間の加熱処理をした。(図8
(C))
【0083】上記加熱工程により、非晶質珪素膜の結晶
化のために意図的に添加したNiが図8(C)中の矢印
で模式的に示すように、チャネル形成領域からそれぞれ
のソース領域及びドレイン領域へ拡散する。これはこれ
らの領域がリン元素を高濃度に含むためであり、これら
ソース領域及びドレイン領域に到達したNiはそこで捕
獲(ゲッタリング)される。400〜600℃、0.5
〜4時間の加熱処理で、Niを十分ゲッタリングするこ
とができる。
【0084】その結果、チャネル形成領域内のNi濃度
を低減することができる。チャネル形成領域304、3
05、403、503中のNi濃度はSIMSの検出下
限である5×1017atoms /cm3 以下にすることがで
きる。他方、ゲッタリングシンクに用いたソース領域及
びドレイン領域中のNi濃度はチャネル形成領域よりも
高くなる。(図5(C))
【0085】次に、基板全面に第1の層間絶縁膜を酸化
珪素膜でもって形成する。ここでは、CVD法でもって
膜厚1μmの第1の層間絶縁膜601を形成する。ま
た、他の層間絶縁膜の材料としては、窒化珪素膜、酸化
窒化珪素膜、透明性有機樹脂膜、例えばアクリル樹脂、
ポリイミド、BCB(ベンゾシクロブテン)を用いるこ
とができる。
【0086】そして、コンタクトホールの形成を行い、
シリサイド化するための金属膜を選択的に設け、加熱処
理を施し、811〜813、802、801、806、
807で示された領域をシリサイド化させた後、金属膜
だけを除去した。この工程を加えることによりの低抵抗
化を図り、数GHzレベルの動作周波数を実現すること
が可能となる。シリサイド化するための金属膜として
は、コバルト、チタン、タンタル、タングステン、モリ
ブデン等を主成分とする材料からなる膜を用いることが
可能である。次に、コンタクト電極を構成するための図
示しない金属膜を成膜する。ここでは、この金属膜とし
てチタン膜とアルミニウム膜とチタン膜との3層膜をス
パッタ法により成膜する。そしてこの金属膜をパターニ
ングすることにより602〜606で示される配線を形
成する。本実施例では、シリサイド化する工程を加えた
が、特になくともよい。
【0087】次に第2の層間絶縁膜125として有機樹
脂膜を膜厚1μmの厚さにスピンコート法でもって形成
する。そして、補助容量を形成するために、所定の箇所
608だけエッチングを施し薄くする。そして、Tiか
らなる金属膜300nmを成膜した。そして、この金属
膜にパターニングを施してブラックマスク609と引出
し配線610、611を形成した。
【0088】そして、第3の層間絶縁膜612をアクリ
ル樹脂でもって形成する。ここでは、スピンコート法で
もって膜厚1μmの第3の層間絶縁膜612を形成す
る。樹脂膜を利用した場合には、図示されるようにその
表面を平坦にすることができる。
【0089】次にコンタクトホールの形成を行い、画素
電極613を形成する。ここでは、まずITO膜を10
0nmの厚さにスパッタ法でもって成膜し、これをパタ
ーニングすることにより、613で示される画素電極を
形成する。
【0090】最後に350℃の水素雰囲気中において、
1時間の加熱処理を行い、半導体層中の欠陥を減少させ
る。こうして図9に示す状態を得る。
【0091】本実施例に示したTFT構造は、トップゲ
ート型の一例であり、特に本実施例の構造に限定される
ものではない。なお、ボトムゲート型に適用することは
容易である。また、本実施例では透過型LCDを作製し
た例を示したが、半導体装置の一例を示したにすぎな
い。なお、ITOに代えて画素電極を反射性の高い金属
膜で構成し、画素電極のパターニングの変更を実施者が
適宜行うことによって反射型LCDを作製することは容
易にできる。また、反射型LCDを作製する場合、下地
膜として耐熱性金属膜上に絶縁膜を積層する構造または
窒化アルミニウム上に絶縁膜を積層する構造を用いる
と、絶縁膜下の金属膜が放熱層として働き有効である。
なお、上記工程順序を実施者が適宜変更することは可能
である。
【0092】〔実施例2〕 本実施例は、実施例1とは
異なる方法により結晶性珪素膜を得る例である。本実施
例では、連続的に初期半導体膜と第1のゲート絶縁膜を
形成する工程において、成膜温度を400〜500℃と
して第1のゲート絶縁膜を形成後、レーザー結晶化処理
により結晶性珪素膜を得る方法に関する。基本的な構成
は実施例1とほぼ同様であるので、相違点のみに着目し
て説明する。
【0093】本実施例は、下地膜の表面に触媒元素を含
む溶液を塗布することによって触媒元素(Ni)を保持
させる。Ni酢酸溶液のNi濃度は重量換算で50〜5
00ppm、好ましくは100〜200ppmとする。
本実施例では100ppmとした。この状態で下地膜の
表面にNiが保持される。その後、初期半導体膜(RF
─PCVDを用いた膜厚50nmの非晶質珪素膜)と第
1のゲート絶縁膜を連続的に成膜した。この際、各膜の
成膜温度を400〜500℃、本実施例では450℃と
して成膜温度を同一に制御した。このような成膜温度と
することで、下地膜の熱処理及び非晶質を有する半導体
膜中の水素濃度の低減処理(脱水素化)を成膜と同時に
行った。さらに、第1のゲート絶縁膜の成膜と同時に、
非晶質を有する半導体膜中で核成長させた。また、同じ
成膜温度にすることで、各積層膜間における応力の緩和
を図ることができた。
【0094】その後、第1のゲート絶縁膜を介してレー
ザー光を照射すると、速やかに膜全体の結晶化が行わ
れ、結晶性珪素膜を得ることができた。また、レーザー
光の照射に代えて強光の照射、例えばRTA、RTPを
用いてもよい。本実施例では、波長308nmのエキシ
マレーザー光を用いて結晶性珪素膜を得た。実施例1に
おいては、非晶質を有する半導体膜が溶融しない条件で
パルスレーザー光を照射して、結晶成長させることによ
り結晶性半導体膜を得た。
【0095】以降の工程は同一であるため、省略する。
こうすることにより、TFT特性が良好なTFTを作製
することができた。
【0096】〔実施例3〕 本実施例は、実施例1とは
異なる方法により結晶性珪素膜を得る例である。本実施
例では、レーザービーム形状を長方形または正方形に成
形し、一度の照射で数cm2 〜数百cm2 の領域に均一
なレーザー結晶化処理により結晶性珪素膜を得る方法に
関する。基本的な構成は実施例1とほぼ同様であるの
で、相違点のみに着目して説明する。
【0097】本実施例は、下地膜の成膜後、下地膜の表
面に触媒元素を含む溶液を塗布することによって触媒元
素(Ni)を保持させる。Ni酢酸溶液のNi濃度は重
量換算で1〜1000ppmとする。本実施例では10
0ppmとした。この状態で下地膜の表面にNiが保持
される。次いで、連続的に非晶質珪素膜と第1のゲート
絶縁膜を形成する。その後、不活性または酸化性雰囲気
中においてエキシマレーザー光(波長248〜308n
m)を照射することによって結晶性珪素膜を得た。な
お、加熱処理と同時におこなってもよい。また、レーザ
ー光の照射に代えて強光の照射、例えばRTA、RTP
を用いてもよい。
【0098】本実施例では、波長248nmのレーザー
ビーム形状を長方形または正方形に成形し、一度の照射
で数cm2 〜数百cm2 の領域に均一なレーザー装置
(ソプラ社製のSAELC)を用いて、結晶性珪素膜を
得た。このレーザー装置は、シングルショットで大面積
をアニール処理することが可能であり、且つ大出力エネ
ルギーをもっているため、核成長及び膜全体の結晶化を
行うことができる。本実施例では、非晶質半導体膜が溶
融する条件でパルスレーザー光を照射して、触媒元素か
ら結晶成長させることにより結晶性半導体膜を得た。
【0099】以降の工程は同一であるため、省略する。
こうすることにより、TFT特性が良好なTFTを作製
することができた。
【0100】なお、本実施例を実施例2と組み合わせる
ことは可能である。
【0101】〔実施例4〕 本実施例は、実施例1とは
異なる方法で、低濃度不純物領域(LDD領域)を形成
する例を示す。本実施例では、陽極酸化物109を除去
後の工程において、加熱温度を450〜650℃、0.
5〜5時間として109の下部に存在していたTa膜を
全て熱酸化させる。基本的な構成は実施例1とほぼ同様
であるので、相違点のみに着目して説明する。
【0102】本実施例は、図3(B)に示す工程までは
同一であるため省略する。図3(B)で示した状態を得
た後、酸化性雰囲気で加熱温度を450℃、2時間とし
て109の下部に存在していたTa膜を全て熱酸化させ
てタンタルオキサイドに変質させた。こうすることによ
り、Ta膜をタンタルオキサイドで保護する構成とし
た。
【0103】その後、タンタルオキサイドと、第1、第
2のゲート絶縁膜を介して、活性層に導電型を付与する
不純物を添加して低濃度不純物領域を形成した。なお、
本実施例では、2度の不純物イオンの添加を行ったが、
1度の不純物イオンの添加により同時に高濃度不純物領
域と低濃度不純物領域を形成すると、工程が短縮できる
ため好ましい。
【0104】以降の工程は同一であるため、省略する。
こうすることにより、TFT特性が良好なTFTを作製
することができた。
【0105】なお、本実施例を実施例2または3と組み
合わせることは可能である。
【0106】〔実施例5〕 本実施例は、実施例1とは
異なる方法により第1のゲート絶縁膜を得る例である。
基本的な構成は実施例1とほぼ同様であるので、相違点
のみに着目して説明する。
【0107】本実施例では、下地膜上に触媒元素を含む
層を形成して、非晶質を有する半導体膜を得た後、大気
にさらさずに酸化させて、連続的に酸化膜からなる第1
のゲート絶縁膜を形成する例である。
【0108】本実施例では、下地膜上にニッケルを含む
溶液を塗布し、その上に非晶質珪素膜を成膜した直後
に、大気にさらさずにHeを添加した酸素ガスを用いて
プラズマ酸化して第1のゲート絶縁膜を連続的に形成し
た。なお、各工程において、成膜温度を450℃±20
℃の範囲で行うことが好ましい。加えて、その上にPC
VD法により絶縁膜を積層し、積層構造を有する第1の
ゲート絶縁膜を構成してもよい。非晶質珪素膜を酸化し
て第1のゲート絶縁膜を形成するために、極めて良好な
Si−SiO2 界面を得ることができる。
【0109】以降の工程は同一であるため、省略する。
こうすることにより、TFT特性が良好なTFTを作製
することができた。
【0110】なお、本実施例を実施例2〜4と組み合わ
せることは可能である。
【0111】〔実施例6〕 本実施例は、実施例1とは
異なる方法により結晶性珪素膜および第1のゲート絶縁
膜を得る例である。本実施例では、基板上に触媒元素
(Ni)を含む層を形成し、その上に初期半導体膜とし
て微結晶半導体膜とを成膜し、連続的に第1のゲート絶
縁膜(Heを添加した酸素ガスを用いてプラズマ酸化)
を形成する。この工程において、形成温度を400〜5
00℃として第1のゲート絶縁膜を形成後、レーザー結
晶化処理により結晶性珪素膜を得る方法に関する。基本
的な構成は実施例1とほぼ同様であるので、相違点のみ
に着目して説明する。
【0112】本実施例は、微結晶を含む非晶質を有する
珪素膜と、第1のゲート絶縁膜(HeとO2 を用いてプ
ラズマ酸化した酸化珪素膜)とを連続的に形成した。な
お、プラズマ窒化して得られる酸化窒化珪素膜を第1の
ゲート絶縁膜として用いてもよい。
【0113】その後、第1のゲート絶縁膜を介してレー
ザー光を照射すると、膜中の微結晶から速やかに膜全体
の結晶化が行われ、結晶性珪素膜を得ることができた。
また、レーザー光の照射に代えて強光の照射、例えばR
TA、RTPを用いてもよい。本実施例では、波長30
8nmのエキシマレーザー光を用いて結晶性珪素膜を得
た。実施例1においては、非晶質を有する半導体膜が溶
融しない条件でパルスレーザー光を照射して、結晶成長
させることにより結晶性半導体膜を得た。
【0114】以降の工程は同一であるため、省略する。
こうすることにより、TFT特性が良好なTFTを作製
することができた。
【0115】なお、本実施例を実施例2〜5と組み合わ
せることは可能である。
【0116】〔実施例7〕 本実施例は、実施例1とは
異なる方法により第1のゲート絶縁膜および第2のゲー
ト絶縁膜を得る例である。基本的な構成は実施例1とほ
ぼ同様であるので、相違点のみに着目して説明する。
【0117】本実施例では、触媒元素(Ni)を下地膜
上に添加した後、連続的に非晶質を有する半導体膜と、
第1のゲート絶縁膜(窒化珪素膜)を成膜する。そし
て、レーザー結晶化処理により結晶性珪素膜を得た後、
第2のゲート絶縁膜(酸化珪素膜)を成膜する。本実施
例においては、PCVD法を用い、SiH4 、NH3
2 を反応ガスとして成膜した窒化珪素膜(SiNx)
からなる第1のゲート絶縁膜を形成し、レーザー照射
後、PCVD法を用い、TEOSと酸素を反応ガスとし
て成膜した第2のゲート絶縁膜を形成した。なお、酸化
窒化珪素膜(SiOxNy )を形成してもよい。なお、
さらに3層以上の積層からなるゲート絶縁膜としてもよ
い。
【0118】第2のゲート絶縁膜の成膜後、高速駆動を
優先する回路の領域においては、第2のゲート絶縁膜を
選択的に除去し、第1のゲート絶縁膜のみとした。この
時、第1のゲート絶縁膜と第2のゲート絶縁膜とのエッ
チング比が異なるため、第1のゲート絶縁膜をエッチン
グストッパーとして、容易に選択的に第2のゲート絶縁
膜のみ除去することができる。なお、高耐圧を優先する
回路の領域においては、第1のゲート絶縁膜と第2のゲ
ート絶縁膜が積層されている。
【0119】このように異なる膜質の積層からなるゲー
ト絶縁膜を構成とすることで、結晶性珪素膜と第1のゲ
ート絶縁膜との界面特性を良好なものとするとともに選
択的にTFTのゲート絶縁膜の電気耐圧を向上させるこ
とができる。
【0120】以降の工程は概略同一であるため、省略す
る。こうすることにより、ゲート絶縁膜の膜厚が異なる
TFTを同一基板上に作製することができた。
【0121】なお、本実施例を実施例2〜6と組み合わ
せることは可能である。
【0122】〔実施例8〕 実施例1〜7に示したアク
ティブマトリクス基板を、公知の技術により液晶を介し
て対向基板と貼り合わせて作製されたAMLCDは、様
々な電子機器のディスプレイとして利用される。なお、
本実施例に挙げる電子機器とは、半導体回路を搭載した
半導体装置と定義する。
【0123】その様な電子機器としては、ビデオカメ
ラ、スチルカメラ、プロジェクター、プロジェクション
TV、ヘッドマウントディスプレイ、カーナビゲーショ
ン、パーソナルコンピュータ(ノート型を含む)、携帯
情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話等)などが
挙げられる。それらの一例を図12に示す。
【0124】図12(A)はモバイルコンピュータ(モ
ービルコンピュータ)であり、本体2001、カメラ部
2002、受像部2003、操作スイッチ2004、表
示装置2005で構成される。本願発明は受像部200
3、表示装置2005等に適用できる。
【0125】図12(B)はヘッドマウントディスプレ
イであり、本体2101、表示装置2102、バンド部
2103で構成される。本発明は表示装置2102に適
用することができる。
【0126】図12(C)は携帯電話であり、本体22
01、音声出力部2202、音声入力部2203、表示
装置2204、操作スイッチ2205、アンテナ220
6で構成される。本願発明は音声出力部2202、音声
入力部2203、表示装置2204等に適用することが
できる。
【0127】図12(D)はビデオカメラであり、本体
2301、表示装置2302、音声入力部2303、操
作スイッチ2304、バッテリー2305、受像部23
06で構成される。本願発明は表示装置2302、音声
入力部2303、受像部2306に適用することができ
る。
【0128】図12(E)はリア型プロジェクターであ
り、本体2401、光源2402、表示装置2403、
ミラー(偏光ビームスプリッタ等)2404、240
5、スクリーン2406で構成される。本発明は表示装
置2403に適用することができる。
【0129】図12(F)は携帯書籍であり、本体25
01、表示装置2502、2503、記憶媒体250
4、操作スイッチ2505、アンテナ2506で構成さ
れる。記憶媒体(MD、DVD等)に記憶されたデータ
またはアンテナ(たとえば衛星アンテナ等)から得られ
るデータを表示する。本発明は表示装置2502、25
03に適用することができる。
【0130】以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広
く、あらゆる分野の電子機器に適用することが可能であ
る。また、他にも電光掲示盤、宣伝公告用ディスプレイ
などにも活用することができる。
【0131】〔実施例9〕 上記実施例1〜7に示した
TFTは、AMLCDに適用した例を示したが、AML
CD以外にも他の様々な電気光学装置や半導体回路に適
用できる。
【0132】AMLCD以外の電気光学装置としては、
EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置やイメージ
センサ等を挙げることができる。
【0133】また、半導体回路としては、ICチップで
構成されるマイクロプロセッサのような演算処理回路、
携帯機器の入出力信号を扱う高周波モジュール(MMI
C等)が挙げられる。
【0134】このように、本発明は絶縁ゲート型TFT
からなる回路によって機能する全ての半導体装置に対し
て適用することが可能である。
【0135】
【発明の効果】本発明を利用した半導体装置は、活性
層、特にチャネル形成領域と第1のゲート絶縁膜との界
面特性を良好なものとすることができるため、電気特性
の高い半導体装置を得ることができる。
【0136】また、従来のアルミニウムの単層ゲート配
線では、アルミニウム材料の耐熱性が低かったため、4
50℃程度の加熱処理しか施せなかった。加えて、従来
の構成では、450℃程度の加熱処理であってもアルミ
ニウム原子がゲート絶縁膜や活性層に拡散している可能
性が大きく、TFT特性の低下やバラツキが生じてい
た。
【0137】しかし、本発明はゲート配線の第2配線層
をバリア型の陽極酸化物と第1配線層とで保護する構造
とするため、第2配線層の変形及びAl原子の拡散を防
止することができ、ゲート配線形成以後の加熱温度の上
限を500〜650℃程度に設定することができた。
【0138】従って、ゲート配線形成以後、ソース領域
およびドレイン領域における不純物の活性化のための加
熱処理、ドーピング工程で損傷した活性層の結晶構造の
回復のための加熱処理、リンが添加されたソース領域及
びドレイン領域をゲッタリングシンクに利用してチャネ
ル形成領域内の触媒元素濃度を低減させるための加熱処
理等を行うことが可能となった。
【0139】加えて、第2配線層からの金属元素の拡散
が第1配線層でブロッキングされているため、活性層、
特にチャネル形成領域と第1のゲート絶縁膜との界面の
不純物濃度を非晶質を有する半導体膜の成膜直後の状態
と概略同一の不純物濃度とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の作製工程の一例を示す断面図(実
施の形態)
【図2】 本発明の作製工程の一例を示す断面図(実
施の形態)
【図3】 本発明の作製工程の一例を示す断面図(実
施の形態)
【図4】 本発明の作製工程の一例を示す断面拡大図
(実施の形態)
【図5】 本発明の作製工程の一例を示す上面図及び
断面図(実施例1)
【図6】 本発明の作製工程の一例を示す断面図(実
施例1)
【図7】 本発明の作製工程の一例を示す断面図(実
施例1)
【図8】 本発明の作製工程の一例を示す断面図(実
施例1)
【図9】 本発明の作製工程の一例を示す断面図(実
施例1)
【図10】 画素マトリクス回路およびCMOS回路
の上面図
【図11】 アクティブマトリクス基板の外観図
【図12】 電気機器
【符号の説明】
10 下地膜 11 触媒元素(Ni)を含む層 100 基板 101 非晶質を有する半導体膜 102a 第1のゲート絶縁膜 102b 第1のゲート絶縁膜(パターニング
後) 102c 第2のゲート絶縁膜 103 結晶性半導体膜 104 活性層 105 第1の導電膜 106 第2の導電膜 107a〜c 第2の配線層 108 レジスト 109 ポーラス型の陽極酸化物 110 バリア型の陽極酸化物 111 タンタルオキサイド 112 タンタル層

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性を有する表面上に結晶性半導体膜か
    らなる活性層と、前記活性層の上面に接する第1の絶縁
    膜と、前記活性層の側面に接し、且つ前記第1の絶縁膜
    の上面及び側面に接する第2の絶縁膜と、前記第2の絶
    縁膜上に接する多層構造を有するゲート配線とを有する
    ことを特徴とする半導体素子からなる半導体回路を備え
    た半導体装置。
  2. 【請求項2】絶縁性を有する表面上に結晶性半導体膜か
    らなる活性層と、前記活性層の上面に接する第1の絶縁
    膜と、前記活性層の側面に接し、且つ前記第1の絶縁膜
    の上面及び側面に接する第2の絶縁膜と、前記第2の絶
    縁膜上に接する多層構造を有するゲート配線とを有し、
    前記第2の絶縁膜は、前記第1の絶縁膜と比較して膜厚
    が厚いことを特徴とする半導体素子からなる半導体回路
    を備えた半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記結
    晶性半導体膜は、初期半導体膜に結晶化を助長する触媒
    元素を添加する工程と、前記第1の絶縁膜を介して赤外
    光または紫外光を照射することにより前記初期半導体膜
    を溶融させることなく結晶化する工程とを少なくとも経
    て形成された結晶性半導体膜であることを特徴とする半
    導体素子からなる半導体回路を備えた半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記触媒元素は、N
    i、Fe、Co、Pt、Cu、Au、Geから選ばれた
    少なくとも1つの元素であることを特徴とする半導体素
    子からなる半導体回路を備えた半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4において、前記初
    期半導体膜は、非晶質を有する半導体膜、または微結晶
    を有する半導体膜であることを特徴とする半導体素子か
    らなる半導体回路を備えた半導体装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか一において、前
    記第1の絶縁膜と前記活性層との界面における不純物濃
    度は、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜との界面における不
    純物濃度よりも低いことを特徴とする半導体素子からな
    る半導体回路を備えた半導体装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか一において、前
    記多層構造を有するゲート配線は、アルミニウム、タン
    タル、モリブデン、チタン、クロム、シリコンから選ば
    れた一種の元素を主成分とする層を少なくとも一層含む
    ことを特徴とする半導体素子からなる半導体回路を備え
    た半導体装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれか一において、前
    記ゲート配線は第1の導電膜上に、第2の導電膜が積層
    された多層構造を有しており、前記第1の導電膜は、タ
    ンタルまたはタンタルを主成分とする材料からなり、前
    記第2の導電膜は、アルミニウムまたはアルミニウムを
    主成分とする材料からなることを特徴とする半導体素子
    からなる半導体回路を備えた半導体装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8のいずれか一において、前
    記第1の絶縁膜の膜厚は、1〜50nmであることを特
    徴とする半導体素子からなる半導体回路を備えた半導体
    装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいずれか一において、
    前記第2の絶縁膜の膜厚は、100〜200nmである
    ことを特徴とする半導体素子からなる半導体回路を備え
    た半導体装置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のいずれか一におい
    て、前記活性層は、ソース領域と、ドレイン領域と、前
    記ソース領域と前記ドレイン領域の間に形成されたチャ
    ネル形成領域とを有していることを特徴とする半導体素
    子からなる半導体回路を備えた半導体装置。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記ソース領域お
    よびドレイン領域の少なくとも一部は、シリサイドであ
    ることを特徴とする半導体素子からなる半導体回路を備
    えた半導体装置。
  13. 【請求項13】請求項11または請求項12において、
    前記ソース領域およびドレイン領域には、N型の導電型
    を付与する不純物が添加されていることを特徴とする半
    導体素子からなる半導体回路を備えた半導体装置。
  14. 【請求項14】請求項11乃至13のいずれか一におい
    て、前記ソース領域およびドレイン領域には、N型の導
    電型を付与する不純物およびP型の導電型を付与する不
    純物が添加されていることを特徴とする半導体素子から
    なる半導体回路を備えた半導体装置。
  15. 【請求項15】請求項11乃至14のいずれか一におい
    て、前記チャネル形成領域は、結晶化を助長する触媒元
    素を含有し、前記触媒元素の濃度は、チャネル形成領域
    よりもソース領域およびドレイン領域のほうが高いこと
    を特徴とする半導体素子からなる半導体回路を備えた半
    導体装置。
  16. 【請求項16】絶縁表面を有する下地膜の少なくとも一
    部に結晶化を助長する触媒元素を接する工程と、前記下
    地膜上に初期半導体膜と第1の絶縁膜とを連続的に形成
    する工程と、前記第1の絶縁膜を介して赤外光または紫
    外光を照射することにより前記初期半導体膜を結晶化し
    て結晶性半導体膜を得る工程と、前記結晶性半導体膜及
    び前記第1の絶縁膜をパターニングして、前記初期半導
    体膜の端面と前記第1の絶縁膜の端面を一致させる工程
    と、前記活性層及び第1の絶縁膜を覆って第2の絶縁膜
    を形成する工程と、前記絶縁膜上に多層構造を有するゲ
    ート配線を形成する工程と、を有する半導体素子からな
    る半導体回路を備えた半導体装置の作製方法。
  17. 【請求項17】絶縁表面を有する下地膜の少なくとも一
    部に結晶化を助長する触媒元素を接する工程と、前記下
    地膜上に初期半導体膜と第1の絶縁膜とを連続的に形成
    する工程と、前記第1の絶縁膜を介して赤外光または紫
    外光を照射することにより前記初期半導体膜を結晶化し
    て結晶性半導体膜を得る工程と、前記結晶性半導体膜及
    び前記第1の絶縁膜をパターニングして、前記初期半導
    体膜の端面と前記第1の絶縁膜の端面を一致させる工程
    と、前記活性層及び第1の絶縁膜を覆って第2の絶縁膜
    を形成する工程と、前記絶縁膜上に多層構造を有するゲ
    ート配線を形成する工程と、ソース領域またはドレイン
    領域となるべき領域にリン元素のドーピングを行う工程
    と、加熱処理を施し、前記触媒元素をゲッタリングさせ
    る工程と、を有する半導体素子からなる半導体回路を備
    えた半導体装置の作製方法。
  18. 【請求項18】請求項16または請求項17において、
    多層構造を有するゲート配線を形成する工程は、絶縁膜
    上に第1の金属膜を形成する工程と、前記第1の金属膜
    上に接して第2の金属膜を形成する工程と、前記第2の
    金属膜をパターニングして、前記第1の金属膜上に前記
    第2の配線層を形成する工程と、前記第1の金属膜に電
    圧を印加することによって、前記第2の配線層を陽極酸
    化するとともに、前記第1の金属膜を陽極酸化する工程
    と、前記第1の金属膜の陽極酸化膜を選択的に除去し
    て、第1の配線層を形成する工程とを有する半導体素子
    からなる半導体回路を備えた半導体装置の作製方法。
  19. 【請求項19】請求項16乃至18のいずれか一におい
    て、第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を介して、導電型を
    付与する不純物イオンを前記結晶性半導体膜に添加する
    工程を有することを特徴とする半導体素子からなる半導
    体回路を備えた半導体装置の作製方法。
  20. 【請求項20】請求項16乃至19のいずれか一におい
    て、結晶性半導体膜を得る工程は、前記初期半導体膜を
    溶融させることなく前記初期半導体膜を結晶化させるこ
    とを特徴とする半導体素子からなる半導体回路を備えた
    半導体装置の作製方法。
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