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JP2000058601A - テープキャリアの欠陥検出装置および欠陥検出方法 - Google Patents

テープキャリアの欠陥検出装置および欠陥検出方法

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Publication number
JP2000058601A
JP2000058601A JP10255915A JP25591598A JP2000058601A JP 2000058601 A JP2000058601 A JP 2000058601A JP 10255915 A JP10255915 A JP 10255915A JP 25591598 A JP25591598 A JP 25591598A JP 2000058601 A JP2000058601 A JP 2000058601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
hole
extracting
tape carrier
defect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10255915A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Nakamori
幸雄 中森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON INTER CONNECTION SYSTEMS KK
Original Assignee
NIPPON INTER CONNECTION SYSTEMS KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON INTER CONNECTION SYSTEMS KK filed Critical NIPPON INTER CONNECTION SYSTEMS KK
Priority to JP10255915A priority Critical patent/JP2000058601A/ja
Publication of JP2000058601A publication Critical patent/JP2000058601A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BGA法に用いられるテープキャリアのう
ち、主として、ヴィアホールやスルーホール、並びにこ
れらの周辺部分に生じうる欠陥を検査するテープキャリ
アの欠陥検出装置および欠陥検出方法を提供する。 【解決手段】 テープキャリアに上から照明をあてて撮
像した濃淡画像では、ポリイミドのうちヴィアホールや
スルーホールが形成されていない部分は黒く写る。ヴィ
アホールの底部は光を反射する銅のアウターリードがあ
るため白く写り、スルーホールの貫通部は光を反射する
ものがないため黒く写る。各ヴィアホール、スルーホー
ルとも、すり鉢状の内側面は中間階調のグレーとして写
る。各ヴィアホールのすり鉢状の内側面の上端部は環状
に白く写る。このような特徴を考慮し、適当な閾値で画
像を二値化することにより、それぞれの検査内容に応じ
て検査に不要なクラスターを除去する処理を行い、これ
によって欠陥を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップなどを
BGA法により基板に実装する際に利用されるテープキ
ャリアのうち、主としてヴィアホールやスルーホール並
びにこれらの周辺部分に生じうる欠陥を検査するテープ
キャリアの欠陥検出装置および欠陥検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テープキャリアは、スプロケットホール
やデバイスホールが形成された、ポリイミドからなるテ
ープ状の基材の上に、銅箔にてリードを形成したもので
ある。このようなテープキャリアのインナーリードとI
Cとをボンディングして得られるTAB(Tape A
utomated Bonding)テープは、たとえ
ば、PC基板上に接着剤などを用いて固定される。
【0003】また、近年になって、テープキャリアのリ
ードの欠陥や、曲がりを検査する装置が提案されてい
る。たとえば、特開平7−286834号公報には、イ
ンナーリードのZ方向の曲がりを検出するために、キャ
リアのインナーリードに対して、インナーリードの導出
方向における両側の斜め上方から光を照射する照明光学
系と、テープキャリアのデバイスホールの略直上に配置
されたCCDカメラとを備え、インナーリードのZ方向
の曲がりが大きいほど、CCDカメラに強度の大きな反
射光が入射するように構成され、CCDカメラにて得ら
れた画像の所定の領域の輝度を調べることにより、Z方
向の曲がりを判定する欠陥検査装置が開示されている。
【0004】更に、リードに生じた突起や欠けを検出す
るために、リードの形状を示す基準画像データを予め記
憶しておき、この基準画像データと、CCDカメラにて
得た、実際の製品のリードの形状を示す画像データとを
比較する装置が提案されている。
【0005】TABテープを基板に実装する方法の一つ
に、BGA(Ball GridArray)法という
手法がある。この手法に用いられるTABテープは、ポ
リイミドの個々のアウターリード側の先端部分に多数の
ヴィアホール(Via Hole)が設けられている。
ヴィアホールの直径は、例えば300〜400μm程度
である。これをプリント基板に実装する場合は、各ヴィ
アホールに半田のボールを載せ、プリント基板上の接続
端子とこの半田ボールを接触させて加熱溶融することに
より、アウターリードとプリント基板の接続端子とを電
気的に接続する。
【0006】また、TABテープのポリイミドには、基
板にTABテープを実装する際の位置決め等の目的のた
めに、スルーホール(Through Hole)が設
けられているものがある。スルーホールの直径は、例え
ば100〜250μm程度である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ヴィアホールやスルー
ホールは、ポリイミドをエッチングして形成されるが、
TABテープに高密度でリードが形成されている場合
に、エッチングの具合でヴィアホールやスルーホールの
寸法が僅かに規定値からずれていたり、変形や形状の歪
みが生じていたり、ポリイミドに100μm程度以下の
不要な穴(以下、これを「PIホール」という)が存在
する場合がある。このようなものがテープキャリアにあ
ると、テープキャリアにICチップをボンディングして
得られるTABテープを基板に実装するときに、隣合う
リード同士が短絡するなど、種々の不都合が生じる。ま
た、アウターリードの先端部が適正に形成されていない
と、TABテープを基板に実装したときに、電気的な接
続がうまくとれないこともある。
【0008】したがって、TABテープを検査するとき
には、リードだけでなく、ポリイミドに設けられたヴィ
アホールやスルーホール、並びにその周辺のポリイミド
自身についても、これらが所定の許容範囲内で正しく形
成されているかどうか、また、ポリイミドにPIホール
などの欠陥が生じていないか等について、事前に検査し
ておく必要がある。
【0009】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
のであり、BGA法に用いられるテープキャリアのう
ち、主として、ヴィアホールやスルーホール、並びにこ
れらの周辺部分に生じうる欠陥を検査するテープキャリ
アの欠陥検出装置および欠陥検出方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、BGA法に用いられるテー
プキャリアのヴィアホールを含む第一の画像を得て、得
られた前記第一の画像に基づき、ヴィアホールに生じた
欠陥を検出するテープキャリアの欠陥検出装置であっ
て、前記第一の画像を所定の閾値で二値化して、対応す
る二値画像データを生成する二値化手段と、前記二値画
像データから、ヴィアホールの中央部のアウターリード
に対応する画像のみを取り出すアウターリード画像抽出
手段と、前記アウターリードに対応する画像に対し、欠
陥を検出するために必要な処理を行う画像処理手段と、
前記画像処理手段の処理結果に基づいて、前記アウター
リード部の欠陥を検出する欠陥検出手段と、を具備する
ことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記アウターリード画像抽出手段で得られ
た画像に対し、所定の面積閾値で、不要なクラスターを
除去する面積除去手段を有するをことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記アウターリード画像抽出手段
は、収縮/膨張手段であることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
記載の発明において、前記画像処理手段は、面積比較手
段、周囲長比較手段、クラスター数比較手段、収縮/膨
張処理を行ったあとに処理後の画像と元の画像を演算す
る画像間演算手段のうち、少なくとも一つ以上を有する
ことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、BGA法に用いら
れるテープキャリアのヴィアホール及びスルーホールを
含む第一の画像を得て、得られた前記第一の画像に基づ
き、ヴィアホール、スルーホール又はこれらの周囲に生
じた欠陥を検出するテープキャリアの欠陥検出装置であ
って、前記第一の画像を所定の閾値で二値化して、対応
する二値画像データを生成する二値化手段と、前記二値
画像データから、ヴィアホールに対応する画像のみを取
り出すヴィアホール画像抽出手段と、前記ヴィアホール
画像抽出手段により得られた画像に対して輪郭抽出処理
を行う第一の輪郭抽出手段と、前記第一の輪郭抽出手段
により得られた画像に対し、面積又は周囲長を所定値と
比較する第一の面積/周囲長比較手段と、前記二値画像
データから、スルーホールに対応する画像のみを取り出
すスルーホール画像抽出手段と、前記スルーホール画像
抽出手段により得られた画像に対して輪郭抽出処理を行
う第二の輪郭抽出手段と、前記第二の輪郭抽出手段によ
り得られた画像に対し、面積又は周囲長を所定値と比較
する第二の面積/周囲長比較手段と、前記二値画像デー
タから、ポリイミドに存在しうるホール(PIホール)
に対応する画像のみを取り出すPIホール画像抽出手段
と、前記PIホール画像抽出手段により得られた画像に
対して、クラスターの有無を調べるクラスター検出手段
と、を具備することを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記ヴィアホール画像抽出手段、前記スル
ーホール画像抽出手段、および前記PIホール画像抽出
手段は、それぞれ異なる所定の面積閾値を有し、これに
基づいて、不要なクラスターを除去する面積除去手段で
あることを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、BGA法に用いら
れるテープキャリアのヴィアホールを含む第一の画像を
得て、得られた前記第一の画像に基づき、ヴィアホール
に生じた欠陥を検出するテープキャリアの欠陥検出方法
であって、前記第一の画像を所定の閾値で二値化して、
対応する二値画像データを生成する二値化工程と、前記
二値画像データから、ヴィアホールの中央部のアウター
リードに対応する画像のみを取り出すアウターリード画
像抽出工程と、前記アウターリードに対応する画像に対
し、欠陥を検出するために必要な処理を行う画像処理工
程と、前記画像処理工程の処理結果に基づいて、前記ア
ウターリード部の欠陥を検出する欠陥検出工程と、を具
備することを特徴とする。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記アウターリード画像抽出工程で得られ
た画像に対し、所定の面積閾値で、不要なクラスターを
除去する面積除去工程を有するをことを特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項7又は8記
載の発明において、前記アウターリード画像抽出工程
は、収縮/膨張工程であることを特徴とする。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項7,8又
は9記載の発明において、前記画像処理工程は、面積比
較工程、周囲長比較工程、クラスター数比較工程、収縮
/膨張処理を行ったあとに処理後の画像と元の画像を演
算する画像間演算工程のうち、少なくとも一つ以上を行
うことを特徴とする。
【0020】請求項11記載の発明は、BGA法に用い
られるテープキャリアのヴィアホール及びスルーホール
を含む第一の画像を得て、得られた前記第一の画像に基
づき、ヴィアホール、スルーホール又はこれらの周囲に
生じた欠陥を検出するテープキャリアの欠陥検出方法で
あって、前記第一の画像を所定の閾値で二値化して、対
応する二値画像データを生成する二値化工程と、前記二
値画像データから、ヴィアホールに対応する画像のみを
取り出すヴィアホール画像抽出工程と、前記ヴィアホー
ル画像抽出工程により得られた画像に対して輪郭抽出処
理を行う第一の輪郭抽出工程と、前記第一の輪郭抽出工
程により得られた画像に対し、面積又は周囲長を所定値
と比較する第一の面積/周囲長比較工程と、前記二値画
像データから、スルーホールに対応する画像のみを取り
出すスルーホール画像抽出工程と、前記スルーホール画
像抽出工程により得られた画像に対して輪郭抽出処理を
行う第二の輪郭抽出工程と、前記第二の輪郭抽出工程に
より得られた画像に対し、面積又は周囲長を所定値と比
較する第二の面積/周囲長比較工程と、前記二値画像デ
ータから、ポリイミドに存在しうるホール(PIホー
ル)に対応する画像のみを取り出すPIホール画像抽出
工程と、前記PIホール画像抽出工程により得られた画
像に対して、クラスターの有無を調べるクラスター検出
工程と、を具備することを特徴とする。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の発明において、前記ヴィアホール画像抽出工程、前記
スルーホール画像抽出工程、および前記PIホール画像
抽出工程は、それぞれ異なる所定の面積閾値を有し、こ
れに基づいて、不要なクラスターを除去する工程手段で
あることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、本
発明の一実施形態について詳細に説明する。図1は、本
発明の一実施形態にかかるテープキャリアの欠陥検査装
置の構成を示すブロックダイヤグラムである。図1に示
すように、この欠陥検査装置10は、送り出し側のリー
ルに巻かれたテープキャリアCを、欠陥検査装置10に
送り出す送り出しローラ12と、欠陥検査装置10の下
を通過したテープキャリアCを、巻き取り側のリールに
送り出す巻き取りローラ14と、テープキャリアCを撮
影する第1のCCDカメラ16と、第1のCCDカメラ
16のX−Y方向の位置を制御する第1のX−Y制御部
18と、第1のCCDカメラ16により得られた画像信
号に所定の処理を施して、テープキャリアのうち主とし
てヴィアホールやスルーホール及びこれらの周辺のポリ
イミド部分に欠陥があるか否かを判断する画像計測部2
0と、画像計測部20および後述する欠陥計測部28か
ら送られたテープキャリアの欠陥に関する情報に基づい
て、最終的にテープキャリアに欠陥が生じているか否か
を判断する画像判定/制御部22と、第1のCCDカメ
ラ16よりも、テープキャリアCの搬送経路上の下流側
に配置された第2のCCDカメラ24と、第1のX−Y
制御部18から得た位置情報にしたがって、第2のCC
Dカメラ24のX−Y方向の位置を制御する第2のX−
Y制御部26と、テープキャリアCを部分的に計測する
欠陥計測部28と、第1及び第2のCCDカメラ16,
24により撮像した画像などを表示する表示部25と、
検査を行う前に予め検査領域や検査基準を設定する設定
部29と、画像判定/制御部22の判定結果に従ってパ
ンチ34の動作を制御するパンチ駆動部32と、最終的
に不良と判定されたテープキャリアのフレームの所定の
部分に穴を穿つためのパンチ34と、送り出しローラ1
2および巻き取りローラ14を駆動するローラ駆動部3
6を備えている。
【0023】テープキャリアCの長さは、20m乃至2
00m程度であり、リールに巻き取られている。図2
は、テープキャリアCの一部を概略的に示す平面図であ
る。図2に示すように、テープキャリアCには、スプロ
ケットホール52やデバイスホール54が形成されたテ
ープ(基材)56上に、銅箔にてリード58が形成され
ている。スプロケットホール52は、テープキャリアC
の搬送のための穴であり、デバイスホール54は、IC
(図示せず)を配置するための穴である。このデバイス
ホール54には、インナーリード58aが引き出され、
これをICの電極と接続することにより、ICチップが
装着されたTABテープやFPC(Flexible
Printed Circuit)が得られる。また、
一つのデバイスホール54の周りにリードが配置され
た、テープキャリアCの部分をフレームと称している。
なお、図2では、リードを左右の二方向に引き出した状
態を示しているが、多くの場合はリードは上下左右の四
方向に引き出されている。
【0024】テープ56の材料としては、一般にポリイ
ミド系の樹脂が用いられる。また、テープキャリアC
は、その製造方式により、二層構造或いは三層構造とな
っている。二層構造のものは、銅箔と樹脂テープから構
成され、三層構造のものは、銅箔、樹脂テープ、およ
び、銅箔と樹脂テープとを接着するための接着剤から構
成される。三層構造のテープキャリアは、金型を用いた
打抜方式で、デバイスホール54を形成する。また、二
層構造のテープキャリアは、ホトレジストを利用した写
真創刻法による化学エッチング方式で、デバイスホール
54を形成する。このデバイスホール54の形成の際
に、スルーホール及びヴィアホールも同時に形成され
る。
【0025】送り出しローラ12および巻き取りローラ
14は、ローラ駆動部36から与えられる駆動信号にし
たがって、一方のリールに巻かれたテープキャリアC
を、テープ搬送経路(図1の矢印A参照)に沿って搬送
する。これにより、テープキャリアCは、搬送経路上に
配置された第1のCCDカメラ16および第2のCCD
カメラ24の下を通過する。
【0026】第1のCCDカメラ16および第2のCC
Dカメラ24の近傍には、光源(図示せず)が配置さ
れ、これらCCDカメラ16、24は、それぞれ、光源
から照射され、搬送経路上を搬送されるテープキャリア
Cにより反射された反射光を受け入れるようになってい
る。第1のCCDカメラ16のX−Y方向、すなわち、
テープキャリアCの平面方向の位置は、第1のX−Y制
御部18により制御される。また、第2のCCDカメラ
24のX−Y方向の位置は、第2のX−Y制御部26に
より制御される。したがって、第1のX−Y制御部18
および第2のX−Y制御部26により、第1のCCDカ
メラ16および第2のCCDカメラ24は、それぞれ、
テープキャリアCの所望の位置の画像を得ることが可能
となる。
【0027】本実施形態においては、第1のCCDカメ
ラ16により、4000画素×4000画素からなる画
像が得られる。ここで、1画素を2μmに設計した場
合、一回の撮像によりテープキャリア上の8×8mmの
領域がカバーされる。また、1画素を10μmに設計し
た場合、一回の撮像によりテープキャリア上の40×4
0mmの領域がカバーされる。本実施形態の設計では、
1画素を5μmとしているので、一回の撮像によりテー
プキャリア上の20×20mmの領域がカバーささる。
このため、テープキャリアとして36mmのものを使用
した場合、一フレームを4つに分けて撮像し、4つの分
割画像を合成して一つのフレームの画像を得るようにし
ている。このようにして得られた画像に基づいて、検査
領域や非検査領域等の設定を行う。
【0028】第2のCCDカメラ24は、第1のX−Y
制御部18から与えられた位置情報に従って、より限定
される欠陥領域の画像を得るようになっており、この目
的のために、25万〜35万画素程度のCCD素子を有
しているものを使用している。また、第2のCCDカメ
ラ24は、第1のCCDカメラ16の2倍以上の分解能
とする。例えば、1画素を1μmに設計し、一回の撮像
でテープキャリア上の600×500μm程度の領域の
画像が得られるようにする。なお、第1のCCDカメラ
16及び第2のCCDカメラ24として、ラインセンサ
を用いてもよい。
【0029】画像計測部20は、第1のCCDカメラ1
6により得られた画像信号をディジタル化して所定階調
(例えば256階調)の濃淡画像にするとともに、これ
を所定の閾値で二値化した二値画像とし、更に、得られ
た二値画像データに種々の処理を施す。
【0030】画像計測部20において、テープキャリア
Cのいずれかのフレームのある領域に欠陥があると判定
された場合には、第1のX−Y制御部18から第2のX
−Y制御部26に位置情報が与えられ、第2のX−Y制
御部26は、与えられた位置情報に従って第2のCCD
カメラ24の位置を決定する。また、欠陥計測部28
は、第2のCCDカメラ24により得られた画像信号を
ディジタル化して、例えば256階調の濃淡画像とし、
更に所定の閾値で二値化した画像データを生成して検査
を行う。前述のように、欠陥計測部28にて行う検査
は、画像計測部20にて欠陥があると判断された領域の
画像に対応する。
【0031】画像計測部20による検査結果、および、
欠陥計測部28にて得られた検査結果は、画像判定/制
御部22に送られる。画像判定/制御部22は、これら
情報に基づき、テープキャリアC中のフレームが不良で
あるか否かを最終的に判断し、フレームが不良であると
判断した場合には、パンチ駆動部32に対しパンチ34
の駆動を指示する信号を出力する。これにより、不良は
判断されたフレームに穴が穿たれる。
【0032】設定部29は、検査を行う前に、予め各テ
ープキャリア毎に、第1のCCDカラメにより撮像した
画像に対して、検査を担当するオペレータからの指示に
基づいて検査対象領域や検査基準(閾値)を設定する。
本実施形態の装置は、主として、テープキャリアの一つ
のフレームのうち、デバイスホール54の周囲に形成さ
れたヴィアホール及びスルーホール、並びにこれらのヴ
ィアホール及びスルーホール周辺のポリイミドについて
の検査を行う。
【0033】図3は、テープキャリアのあるフレームの
うち多数のヴィアホール70及びスルーホール80が形
成された一つの角部を拡大して示した平面図、図4は、
ヴィアホール70及びスルーホール80を一つずつ含む
部分的な拡大断面図である。図4から分かるように、ヴ
ィアホール70及びスルーホール80の断面はすり鉢状
になっており、内側面71,81は傾斜している。これ
は、ヴィアホール70及びスルーホール80を、スプロ
ケットホール52及びデバイスホール54を形成すると
きに、同時に化学エッチングによって形成したことによ
る。
【0034】スルーホール80は、文字通り、表から裏
まで貫通しているが、ヴィアホール70の裏面(図4で
はすり鉢形状の底部側)には、銅からなるリードの外側
先端部であるアウターリード58dが延在しているた
め、ヴィアホール70を上から見ると、ヴィアホールの
底の部分にリードが見える。この種のテープキャリアを
用いるICは、前述のBGA法でPC基板に実装され
る。すなわち、アウターリードが形成された各ヴィアホ
ール70の上に球状の半田ボール(図4に破線で示す)
を載せ、PC基板の表側(ICが実装される側)を下に
向けてPC基板の電極とTABテープの対応するヴィア
ホール上の半田ボールとを接触させ、ホットプレートな
どで加熱して半田を溶融する。これにより、PC基板の
電極と銅のアウターリードとが、電気的に接続される。
【0035】オペレータは、第1のCCDカメラ16に
より撮像した画像に対して、CRT等の表示部25の画
面を見ながら、例えば設定用ウィンドウ等を介して、フ
レームのうち検査を行う検査対象領域及び検査を行わな
い非検査領域を設定する。また、どのようなものを欠陥
と判断するかという判断基準(以下「基準値」という)
も、オペレータが予め設定する。設定された検査領域及
び基準値は、記憶部(不図示)に記憶する。このような
設定は、新しい製品について検査を行うときに、その検
査を行う前に予め行う。また、一度設定すれば、同じ製
品についての検査は、予め記憶しておいた設定を記憶部
から読みだして、直ちに検査を行うことができる。
【0036】次に、上記のように構成された本実施形態
の装置の画像計測部20において実行される処理につい
て説明する。図5及び図6は、画像計測部20が行う処
理を示したフローチャートであり、前者は、ヴィアホー
ル中央部の銅箔のアウターリードの検査を行う場合の処
理を示し、後者は、ヴィアホール自身、スルーホール、
PIホールの検査を行う場合の処理を示している。
【0037】図7は、図3に示したテープキャリアの一
部分の実際の濃淡画像である。なお、撮像を行う際の照
明は、撮影対象物の上部から投射する落射照明としてい
る。図7から次のことが分かる。まず、ポリイミドのう
ち、ヴィアホール70やスルーホール80が形成されて
いない部分は黒く写っている。ヴィアホール70の底部
は、光を反射する銅のアウターリード58dがあるため
白く写っており、スルーホール80の貫通部は光を反射
するものがないため黒く写っている。また、各ヴィアホ
ール70、スルーホール80とも、すり鉢状の内側面7
1,81は、中間階調のグレーとして写っている。更
に、各ヴィアホール70のすり鉢状の内側面の上端部
(この部分を図4に符号72で示す)は、環状に白く写
っている。図5及び図6に示した処理は、後述するよう
に、それぞれの検査の内容に応じて、検査に必要なクラ
スターを残す一方、検査に不要なクラスターを除去する
よう考慮されている。
【0038】図5に示した、ヴィアホール70の底部の
アウターリード58dを検査する場合の処理について説
明する。まず、CCDカメラ16から出力された画像
を、図7に示すような256階調(階調0が最も暗く、
階調255が最も明るい)のディジタル画像(これを
「原画像」という)として取り込み(ステップ50
1)、これに空間フィルタをかけて処理をする(ステッ
プ502)。次に、予め定めた閾値thで二値化する
(ステップ503)。この二値化処理では、例えばth
=120という閾値を用いる。
【0039】図8は、この二値化処理(ステップ50
3)で得られた画像を示す。図8から分かるように、閾
値thを用いることにより、黒く写った貫通部分と中
間階調の内側面81だけからなるスルーホールの画像
は、完全に除去される。また、ヴィアホールについて
は、中間階調からなる内側面71は除去されるが、図4
に符号72で示したヴィアホール70のすり鉢状の内側
面の上端部の画像は環状に白く写り、底部のアウターリ
ード58dの画像は、そのままの状態で白く写る。
【0040】その後、図8の二値画像に対して収縮/膨
張処理を、それぞれ2回以上(回数は倍率に依存す
る)、同一回数ずつ行う(ステップ504)。この収縮
/膨張処理の目的は、ヴィアホール70の検査を行うと
きに邪魔になるヴィアホール70の上端部72が環状に
写っている部分を除去することである。こうして得られ
た画像データに対して、一定の面積より小さいクラスタ
ーを除去する処理を行う(ステップ505)。この処理
の目的は、ゴミなどに起因する微小なノイズを除去する
ことである。図9は、かかる処理を経て得られる二値画
像であり、所期の目的通り、環状の画像及び微小なノイ
ズが除去されている。一方、各ヴィアホールの中央部
(すり鉢状部分の底部)、すなわち銅箔からなるアウタ
ーリードの部分は、図8と同じく白く写った状態として
残る。
【0041】続いて、ステップ505の処理で得られた
画像(図9)を用いてヴィアホール70の検査を行う。
まず、図9の画像について、白く写っているクラスター
がいくつあるかを数え、予め分かっている実際のヴィア
ホールの数と比較する処理を行う(ステップ506)。
仮に、アウターリード58dが形成されていないヴィア
ホールが存在すれば、図9の画像においてその分だけク
ラスターの数が少なくなる。また、裏側にアウターリー
ド58dが延在している部分に不要なPIホールが生じ
ていれば、その部分が図9の画像に写り、クラスターの
数が多くなる。したがって、クラスターの数が実際のヴ
ィアホールの数と異なる場合には、これらの欠陥が生じ
ている可能性が高いと判断される(ステップ510)。
【0042】次に、面積及び周囲長を見る検査を行う
(ステップ507)。もし、ヴィアホール70の底部の
アウターリード58dに欠けなどの欠陥が生じている
と、その部分は黒く写るので、図9の画像において、ア
ウターリード58dに対応するクラスターが小さくな
る。逆に、ヴィアホール70の中央部に破れなどが生じ
て穴が異常に大きくなっていたりすると、その部分にも
アウターリード58dが写るので、図9のクラスターは
大きくなる。したがって、面積が所定範囲を超えるクラ
スターが存在する場合には、これらの欠陥が生じている
可能性が高いと判断される(ステップ510)。
【0043】また、各クラスターの面積を見ただけで
は、ヴィアホール70に、例えば図10に示すように、
本来の面積と同じくなるような欠陥が存在していた場合
には、これを検出することができない可能性がある。そ
こで、更に、各クラスターの周囲長を算出し、これを基
準となる周囲長と比較する処理を行う。これにより、周
囲長が所定範囲を超えるクラスターが存在する場合に
は、図10に示すような異常が生じている可能性が高い
と判断される(ステップ510)。また、クラスターの
面積が大きくなっている場合にも、クラスターの周囲長
が長くなるので、周囲長を見ることによって、そのこと
を検出することができる。
【0044】クラスターの面積を比較する処理(ステッ
プ506)や、クラスターの周囲長を比較する処理(ス
テップ507)は、許容範囲の設定の仕方にもよるが、
比較的大きな欠陥を迅速に見いだすのに適している一方
で、アウターリードやポリイミドなどの微小な欠けなど
の欠陥を見逃す場合がある。そこで、比較的小さい欠陥
を見いだすことを目的として、ステップ508、ステッ
プ509の処理を行う。すなわち、ステップ505で得
られた画像に対して、収縮/膨張処理を行い(ステップ
508)、こうして得られた画像とステップ505で得
られた画像との間の差画像を求め(ステップ509)、
所定の特徴量を抽出して欠陥かどうかを判定する(ステ
ップ510)。かかる処理を行うことにより、クラスタ
ーの面積を比較する処理(ステップ506)や、クラス
ターの周囲長を比較する処理(ステップ507)では見
落とされる可能性の高い微小な欠陥も検出することがで
きる。なお、ステップ508において行う収縮/膨張の
適当回数は、画像の倍率に依存するが、例えば、膨張4
回以上、収縮を5回以上とする。
【0045】ステップ506の処理、ステップ507の
処理、並びにステップ508とステップ509の処理
は、これらすべてを行ってもよいし、必要な処理だけを
行ってもよい。また、例えばステップ506又はステッ
プ507の処理を行って欠陥が検出されなかったものに
ついてのみ、ステップ508、ステップ509の処理を
行うようにしてもよい。更に、これらの処理を並行して
同時に行ってもよいし、順番に行うようにしてもよい。
図5に示す処理は、特に、スルーホール80がなく、ヴ
ィアホール70だけが設けられたテープキャリアを検査
する場合に適している。
【0046】次に、図6に示した処理について説明す
る。この処理は、ヴィアホール70とともに、スルーホ
ール80が設けられているテープキャリアの検査に適し
ている。
【0047】まず、図5の場合と同様に、CCDカメラ
16から出力された画像を、図7に示すような256階
調(階調0が最も暗く、階調255が最も明るい)のデ
ィジタル画像(原画像)として取り込み(ステップ60
1)、これに空間フィルタをかけて処理をする(ステッ
プ602)。次に、予め定めた閾値thで二値化する
(ステップ603)。但し、この二値化処理では、図5
のth=120とは異なり、例えばth=50とい
う閾値を用いる。
【0048】図11に、ステップ603の二値化処理に
よって得られた画像の一例を示す。図11から分かるよ
うに、上記の閾値thを用いることにより、図7の画
像において中間階調を有するヴィアホール70の内側面
71及びスルーホール80の内側面81の部分、並びに
これらよりも明るい部分は、すべて白く写っており、単
なるポリイミドの表面部分のみが黒く写っている。ま
た、底部に光を反射するものがないスルーホール70
は、全体としてドーナツ状に白く写る。仮に、ポリイミ
ドに、図12(a)に断面図を示すようなPIホール9
0が存在した場合には、その部分は、スルーホールに類
似したドーナツ状の画像として写る。また、PIホール
のように完全にポリイミドを貫通せず、図12(b)に
その断面を示すような欠け91が生じている場合には、
その部分は、ヴィアホールに類似した円形の画像として
写る。ただし、PIホールや欠けは、後述のようにし
て、それぞれスルーホールやヴィアホールと区別するこ
とができる。
【0049】図6のステップ603以降は、別々に三つ
の検査を行う。すなわち、ステップ604〜607では
主としてヴィアホールが適正に形成されているかどうか
を検査し、ステップ610〜613では主としてスルー
ホールが適正に形成されているかどうかを検査し、ステ
ップ620〜621では主としてPIホールがないかど
うかを検査する。これら三つの検査の主な違いは、各ク
ラスターの面積による除去の処理(ステップ604,6
10,620)を行う際の、面積の閾値が異なる点であ
る。すなわち、ステップ604では、直径300〜40
0μm程度のヴィアホールに対応する面積を閾値とし、
これよりも小さいものは除去する。ステップ610で
は、直径100〜250μm程度のスルーホールと同等
程度のものを残し、これよりも大きいもの及びこれより
も小さいものは除去する。ステップ620では、100
μmのPIホールと同程度の面積を閾値とし、これより
も大きいものを除去する。以下で、これら三つの処理に
ついて順番に説明する。
【0050】まず、ステップ603の処理によって得ら
れた図11の二値画像に対して、前述の閾値より小さい
クラスターを除去する処理を行う(ステップ604)。
この処理では、ヴィアホール70よりも小さい、ゴミな
どに起因する微小なノイズを除去する。
【0051】次に、ステップ604の処理が行われた画
像に対し、輪郭抽出処理を行う(ステップ605)。図
13に、かかる処理を行って得られる画像の一例を示
す。ステップ605の処理により、図13に示すよう
に、図11の画像における白と黒の境界部分が、白い輪
郭として抽出される。ここでは、ヴィアホールの検査を
行っているので、スルーホールの輪郭は無視する。な
お、ヴィアホールとスルーホールは大きさが異なるの
で、大きさの違いで両者を識別することができる。この
図13の画像に基づいて、各クラスターの面積及び周囲
長を求め(ステップ606)、これらが所定の範囲内に
あるかどうかを判断する。但し、ここでいう面積とは、
ヴィアホールの輪郭を形成する白い部分の面積を指す。
【0052】なお、このように輪郭抽出処理(ステップ
605)を行ってから、面積や周囲長を見るほうが、欠
陥検出感度としては良くなるが、検査を簡略化して迅速
な検査を行いたい場合には、輪郭抽出処理(ステップ6
05)を行わないで、直ちに面積や周囲長を見ることも
できる。したがって、例えば両方の処理を用意してお
き、検査担当者の判断でいずれか一方だけ、又は両方を
実行することを選択できるようにしてもよい。
【0053】かかる処理により、例えば、図14に示す
ように、ヴィアホール70の端部に比較的小さいPIホ
ール92が存在した場合には、周囲長が本来の長さより
も長くなるので、これを欠陥として検出することができ
る。PIホールが、ヴィアホールやスルーホールから離
れた位置に存在する場合は、後述のステップ620〜6
21の処理により、検出することができる。
【0054】また、併せて、ステップ604の処理によ
り得られた画像に対してクラスターの数を数え、これが
所定数と一致するかどうかという処理も行う(ステップ
607)。この数が一致しなければ、無条件に不良品と
判断される。
【0055】ステップ604〜607の処理が終了する
と、その結果に基づいて、ステップ630において、ヴ
ィアホールが適正に形成されているかどうかを判定す
る。
【0056】次に、ステップ610〜613の処理につ
いて説明する。この処理では、直径100〜250μm
程度のスルーホールが適正に形成されているかどうかを
検査する。まず、ステップ610で、上記の閾値で、一
定の面積より小さいクラスターを除去する。次に、ステ
ップ605と同様に輪郭抽出を行う(ステップ61
1)。これにより、前述の図13に示すような画像が得
られる。ステップ606では、ヴィアホールを検査する
のでスルーホールの輪郭は無視したが、ステップ612
では、スルーホールを検査するので、逆にヴィアホール
の輪郭は無視する。スルーホールは、ステップ603で
得られた二値画像において、中央部が黒く写るので、適
正に形成されたスルーホールの輪郭は、図13に示すよ
うに二重丸となって写る。この図13の画像に基づい
て、ステップ606の場合と同様に、各クラスターの面
積及び周囲長を求め(ステップ612)、これらが所定
の範囲内にあるかどうかを判断する。
【0057】また、併せて、ステップ610の処理によ
り得られた画像に対してクラスターの数を数え、これが
所定数と一致するかどうかという処理も行う(ステップ
613)。この数が一致しなければ、無条件に不良品と
判断される。
【0058】ステップ610〜613の処理が終了する
と、その結果に基づいて、ステップ630において、ス
ルーホールが適正に形成されているかどうかを判定す
る。
【0059】次に、ステップ620〜621の処理につ
いて説明する。この処理では、直径100μm以下のP
Iホールがないかどうかを検査する。まず、ステップ6
20で、上記の閾値で、一定の面積より大きいクラスタ
ーを除去する。これにより、ヴィアホール及びスルーホ
ールに基づく画像は全て除去される。したがって、PI
ホールがなければ、クラスターはなにもないことにな
り、一方、もしクラスターが見つかったとすると、それ
はPIホールである可能性が高い。そこで、ステップ6
21においてクラスターの有無を判断し、その結果に基
づいて、ステップ630において、PIホールが存在す
るかどうかを判定する。
【0060】画像計測部20において、上記ステップ5
10(図5)又はステップ630(図6)の処理によ
り、いずれかのフレームに欠陥があると判定された場合
には、第1のX−Y制御部18から第2のX−Y制御部
26に位置情報が与えられ、第2のX−Y制御部26
は、与えられた位置情報に従って第2のCCDカメラ2
4の位置を決定する。また、欠陥計測部28は、第2の
CCDカメラ24により得られた画像信号に基づいて、
上で説明したのと同様の処理を、より高い解像度で詳細
に検査することができる。
【0061】以上説明したようにして、本実施形態の画
像計測部20は、あるフレーム内の、主としてリード以
外の部分、すなわちヴィアホール(ヴィアホール底部の
アウターリードを含む)やスルーホール並びにこれらの
周辺部分の欠陥を検出することができる。
【0062】画像計測部20による検査結果、および、
欠陥計測部28にて得られた検査結果は、画像判定/制
御部22に送られる。画像判定/制御部22は、これら
情報に基づき、テープキャリアC中のフレームが不良で
あるか否かを最終的に判断し、フレームが不良であると
判断した場合には、パンチ駆動部32に、パンチ34の
駆動を指示する信号を出力する。このような二段階の検
査を行うことにより、一回だけの検査に比べてより正確
な検査を行うことができる。
【0063】上述したように、あるフレームに関して、
第1のCCDカメラ16によりそのフレーム画像が撮影
され、次いで、第2のCCDカメラ24によりそのフレ
ーム画像が撮影され、さらに、場合によっては、パンチ
34により、そのフレームが穴があけられる。これは、
画像判定/制御部22が、ローラ駆動部36を制御し
て、ローラ12、14を所定の速度で回転させて、テー
プキャリアCを搬送し、かつ、テープキャリアCのフレ
ームの移動と同期して、第1のCCDカメラ16、第2
のCCDカメラ24およびパンチ34が作動するよう
に、これらを制御すれば良い。以上、本発明の実施形態
について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限
定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の
範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも、当然、
本発明の範囲内に包含される。
【0064】たとえば、前述の実施形態においては、第
2のCCDカメラ24によって、画像計測部20により
欠陥があると判断された領域の画像を撮影し、欠陥計測
部28にて、その画像データを作成し、画像判定/制御
部22が、最終的にパンチ34の駆動の有無を判断して
いるが、本発明は、このような構成に限定されるもので
はない。画像計測部20により欠陥があると判断された
場合には、欠陥計測部28や画像判定/制御部22を経
ることなく、パンチ34の駆動を指示するように構成し
ても良い。すなわち、欠陥計測部28や画像判定/制御
部22は、省略することが可能である。
【0065】また、前述の実施形態では、画像計測部2
0において欠陥検出を行ったが、これらの欠陥検出は欠
陥計測部28のみで行うようにしてもよい。
【0066】さらに、本明細書において、手段とは必ず
しも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段が、二つ以上の回路や部などにより
実現されても、若しくは、二つ以上の手段が、一つの回
路或いは部などにより実現されてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像処理の手法を用いることにより、従来のように、リ
ードについてのみ検査を行うのではなく、ポリイミドに
設けられたヴィアホールやスルーホール、並びにその周
辺のポリイミド自身についても、これらが所定の許容範
囲内で正しく形成されているかどうか、また、ポリイミ
ドにPIホールなどの欠陥が生じていないかどうか等に
ついて、自動的に、かつ迅速に検査することが可能にな
るテープキャリアの欠陥検出装置および欠陥検出方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるテープキャリアの
欠陥検査装置の構成を示すブロックダイヤグラムであ
る。
【図2】テープキャリアの一部を概略的に示す平面図で
ある。
【図3】テープキャリアのあるフレームのうち多数のヴ
ィアホール及びスルーホールが形成された一つの角部を
拡大して示した平面図である。
【図4】ヴィアホール及びスルーホールを一つずつ含む
部分的な拡大断面図である。
【図5】画像計測部20が行う処理を示したフローチャ
ートである。
【図6】画像計測部20が行う処理を示したフローチャ
ートである。
【図7】図面代用写真であり、図3に示したテープキャ
リアの一部分の濃淡画像を示すものである。
【図8】図面代用写真であり、二値化処理で得られたテ
ープキャリアの画像の一例を示すものである。
【図9】図面代用写真であり、一定の面積より小さいク
ラスターを除去する処理を行って得られた二値画像の一
例を示すものである。
【図10】ヴィアホールに生じうる欠陥の一例を示す図
である。
【図11】図面代用写真であり、二値化処理によって得
られた画像の一例を示すものである。
【図12】PIホール及びポリイミドの欠けの一例を示
す拡大断面図である。
【図13】図面代用写真であり、輪郭抽出処理を行って
得られる画像の一例を示すものである。
【図14】ヴィアホールの端部に比較的小さいPIホー
ルが存在する様子を示す図である。
【符号の説明】
10 欠陥検出装置 12 送り出しローラ 14 巻き取りローラ 16 第1のCCDカメラ 18 第1のX−Y制御部 20 画像計測部 22 画像判定/制御部 24 第2のCCDカメラ 25 表示部 26 第2のX−Y制御部 28 欠陥計測部 29 設定部 32 パンチ駆動部 34 パンチ 36 ローラ駆動部 52 スプロケットホール 54 デバイスホール 56 テープ 58 リード 58a インナーリード 58d アウターリード 70 ヴィアホール 71 ヴィアホールの内側面 80 スルーホール 81 スルーホールの内側面 90,92 PIホール 91 ポリイミドの欠け

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BGA法に用いられるテープキャリアの
    ヴィアホールを含む第一の画像を得て、前記第一の画像
    に基づき、ヴィアホールに生じた欠陥を検出するテープ
    キャリアの欠陥検出装置であって、 前記第一の画像を所定の閾値で二値化して、対応する二
    値画像データを生成する二値化手段と、 前記二値画像データから、ヴィアホールの中央部のアウ
    ターリードに対応する画像のみを取り出すアウターリー
    ド画像抽出手段と、 前記アウターリードに対応する画像に対し、欠陥を検出
    するために必要な処理を行う画像処理手段と、 前記画像処理手段の処理結果に基づいて、前記アウター
    リード部の欠陥を検出する欠陥検出手段と、 を具備することを特徴とするテープキャリアの欠陥検出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記アウターリード画像抽出手段で得ら
    れた画像に対し、所定の面積閾値で、不要なクラスター
    を除去する面積除去手段を有するをことを特徴とする請
    求項1記載のテープキャリアの欠陥検出装置。
  3. 【請求項3】 前記アウターリード画像抽出手段は、収
    縮/膨張手段であることを特徴とする請求項1又は2記
    載のテープキャリアの欠陥検出装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、面積比較手段、周
    囲長比較手段、クラスター数比較手段、収縮/膨張処理
    を行ったあとに処理後の画像と元の画像を演算する画像
    間演算手段のうち、少なくとも一つ以上を有することを
    特徴とする請求項1,2又は3記載のテープキャリアの
    欠陥検出装置。
  5. 【請求項5】 BGA法に用いられるテープキャリアの
    ヴィアホール及びスルーホールを含む第一の画像を得
    て、前記第一の画像に基づき、ヴィアホール、スルーホ
    ール又はこれらの周囲に生じた欠陥を検出するテープキ
    ャリアの欠陥検出装置であって、 前記第一の画像を所定の閾値で二値化して、対応する二
    値画像データを生成する二値化手段と、 前記二値画像データから、ヴィアホールに対応する画像
    のみを取り出すヴィアホール画像抽出手段と、 前記ヴィアホール画像抽出手段により得られた画像に対
    して輪郭抽出処理を行う第一の輪郭抽出手段と、 前記第一の輪郭抽出手段により得られた画像に対し、面
    積又は周囲長を所定値と比較する第一の面積/周囲長比
    較手段と、 前記二値画像データから、スルーホールに対応する画像
    のみを取り出すスルーホール画像抽出手段と、 前記スルーホール画像抽出手段により得られた画像に対
    して輪郭抽出処理を行う第二の輪郭抽出手段と、 前記第二の輪郭抽出手段により得られた画像に対し、面
    積又は周囲長を所定値と比較する第二の面積/周囲長比
    較手段と、 前記二値画像データから、ポリイミドに存在しうるホー
    ル(PIホール)に対応する画像のみを取り出すPIホ
    ール画像抽出手段と、 前記PIホール画像抽出手段により得られた画像に対し
    て、クラスターの有無を調べるクラスター検出手段と、 を具備することを特徴とするテープキャリアの欠陥検出
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ヴィアホール画像抽出手段、前記ス
    ルーホール画像抽出手段、および前記PIホール画像抽
    出手段は、それぞれ異なる所定の面積閾値を有し、これ
    に基づいて、不要なクラスターを除去する面積除去手段
    であることを特徴とする請求項5記載のテープキャリア
    の欠陥検出装置。
  7. 【請求項7】 BGA法に用いられるテープキャリアの
    ヴィアホールを含む第一の画像を得て、前記第一の画像
    に基づき、ヴィアホールに生じた欠陥を検出するテープ
    キャリアの欠陥検出方法であって、 前記第一の画像を所定の閾値で二値化して、対応する二
    値画像データを生成する二値化工程と、 前記二値画像データから、ヴィアホールの中央部のアウ
    ターリードに対応する画像のみを取り出すアウターリー
    ド画像抽出工程と、 前記アウターリードに対応する画像に対し、欠陥を検出
    するために必要な処理を行う画像処理工程と、 前記画像処理工程の処理結果に基づいて、前記アウター
    リード部の欠陥を検出する欠陥検出工程と、 を具備することを特徴とするテープキャリアの欠陥検出
    方法。
  8. 【請求項8】 前記アウターリード画像抽出工程で得ら
    れた画像に対し、所定の面積閾値で、不要なクラスター
    を除去する面積除去工程を有するをことを特徴とする請
    求項7記載のテープキャリアの欠陥検出方法。
  9. 【請求項9】 前記アウターリード画像抽出工程は、収
    縮/膨張工程であることを特徴とする請求項7又は8記
    載のテープキャリアの欠陥検出方法。
  10. 【請求項10】 前記画像処理工程は、面積比較工程、
    周囲長比較工程、クラスター数比較工程、収縮/膨張処
    理を行ったあとに処理後の画像と元の画像を演算する画
    像間演算工程のうち、少なくとも一つ以上を行うことを
    特徴とする請求項7,8又は9記載のテープキャリアの
    欠陥検出方法。
  11. 【請求項11】 BGA法に用いられるテープキャリア
    のヴィアホール及びスルーホールを含む第一の画像を得
    て、前記第一の画像に基づき、ヴィアホール、スルーホ
    ール又はこれらの周囲に生じた欠陥を検出するテープキ
    ャリアの欠陥検出方法であって、 前記第一の画像を所定の閾値で二値化して、対応する二
    値画像データを生成する二値化工程と、 前記二値画像データから、ヴィアホールに対応する画像
    のみを取り出すヴィアホール画像抽出工程と、 前記ヴィアホール画像抽出工程により得られた画像に対
    して輪郭抽出処理を行う第一の輪郭抽出工程と、 前記第一の輪郭抽出工程により得られた画像に対し、面
    積又は周囲長を所定値と比較する第一の面積/周囲長比
    較工程と、 前記二値画像データから、スルーホールに対応する画像
    のみを取り出すスルーホール画像抽出工程と、 前記スルーホール画像抽出工程により得られた画像に対
    して輪郭抽出処理を行う第二の輪郭抽出工程と、 前記第二の輪郭抽出工程により得られた画像に対し、面
    積又は周囲長を所定値と比較する第二の面積/周囲長比
    較工程と、 前記二値画像データから、ポリイミドに存在しうるホー
    ル(PIホール)に対応する画像のみを取り出すPIホ
    ール画像抽出工程と、 前記PIホール画像抽出工程により得られた画像に対し
    て、クラスターの有無を調べるクラスター検出工程と、 を具備することを特徴とするテープキャリアの欠陥検出
    方法。
  12. 【請求項12】 前記ヴィアホール画像抽出工程、前記
    スルーホール画像抽出工程、および前記PIホール画像
    抽出工程は、それぞれ異なる所定の面積閾値を有し、こ
    れに基づいて、不要なクラスターを除去する工程手段で
    あることを特徴とする請求項11記載のテープキャリア
    の欠陥検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004509325A (ja) * 2000-09-10 2004-03-25 オルボテック リミテッド Pcb検査における誤った警報の低減

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