JP2000052955A - 車両の操舵装置 - Google Patents
車両の操舵装置Info
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
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- 101000972840 Homo sapiens Glutamate receptor ionotropic, NMDA 2D Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ステアリング系制御装置や操舵用アクチュエー
タが故障した場合のフェールセーフ機能を走行系制御装
置により奏し、コストの大幅削減を図れる車両の操舵装
置を提供する。 【解決手段】操作部材1を車輪4に機械的に連結するこ
となく、操作部材1の操作入力値に応じてステアリング
系制御装置20a、20bにより制御される操舵用アクチュ
エータ2により転舵角を変化させる。ステアリング系制
御装置20a、20bと操舵用アクチュエータ2の中の少な
くとも一方が故障状態である時、操舵用アクチュエータ
2の制御が解除され、操作入力値の変化量と車速の変化
量とヨーレートの目標変化量の間の関係から、検出され
た操作入力値の変化量と車速の変化量に対応するヨーレ
ートの目標変化量が求められる。そのヨーレートの目標
変化量から検出されたヨーレートの変化量を差し引いた
偏差をなくすように、走行系制御装置60により制動力が
制御される。
タが故障した場合のフェールセーフ機能を走行系制御装
置により奏し、コストの大幅削減を図れる車両の操舵装
置を提供する。 【解決手段】操作部材1を車輪4に機械的に連結するこ
となく、操作部材1の操作入力値に応じてステアリング
系制御装置20a、20bにより制御される操舵用アクチュ
エータ2により転舵角を変化させる。ステアリング系制
御装置20a、20bと操舵用アクチュエータ2の中の少な
くとも一方が故障状態である時、操舵用アクチュエータ
2の制御が解除され、操作入力値の変化量と車速の変化
量とヨーレートの目標変化量の間の関係から、検出され
た操作入力値の変化量と車速の変化量に対応するヨーレ
ートの目標変化量が求められる。そのヨーレートの目標
変化量から検出されたヨーレートの変化量を差し引いた
偏差をなくすように、走行系制御装置60により制動力が
制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングホイ
ール等の操作部材の操作に応じて駆動される操舵用アク
チュエータの動きを車輪に、その操作部材を車輪に機械
的に連結することなく、転舵角が変化するように伝達可
能な車両の操舵装置に関する。
ール等の操作部材の操作に応じて駆動される操舵用アク
チュエータの動きを車輪に、その操作部材を車輪に機械
的に連結することなく、転舵角が変化するように伝達可
能な車両の操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ステアリングホイールを車輪に機械的に
連結せずに転舵する車両においては、そのステアリング
ホイールの操作角に応じてステアリング系制御装置によ
り制御される操舵用アクチュエータの動きを車輪に伝達
している。
連結せずに転舵する車両においては、そのステアリング
ホイールの操作角に応じてステアリング系制御装置によ
り制御される操舵用アクチュエータの動きを車輪に伝達
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのステアリング系制
御装置や操舵用アクチュエータに故障が生じた場合、操
作部材の操作に応じて転舵角を変化させることができな
くなる。
御装置や操舵用アクチュエータに故障が生じた場合、操
作部材の操作に応じて転舵角を変化させることができな
くなる。
【0004】そこで、バックアップ用のステアリング系
制御装置や操舵用アクチュエータを備える冗長システム
を採用することでフェールセーフを図ることが考えられ
る。しかし冗長システムの採用は製造コストが大幅に増
大するという問題がある。
制御装置や操舵用アクチュエータを備える冗長システム
を採用することでフェールセーフを図ることが考えられ
る。しかし冗長システムの採用は製造コストが大幅に増
大するという問題がある。
【0005】本発明は、上記問題を解決することのでき
る車両の操舵装置を提供することを目的とする。
る車両の操舵装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作部材の操
作入力値を検出する手段と、操舵用アクチュエータと、
その操舵用アクチュエータを検出された操作入力値に応
じて制御するステアリング系制御装置とを備え、その操
舵用アクチュエータの動きを車輪に、その操作部材を車
輪に機械的に連結することなく、転舵角が変化するよう
に伝達可能な車両の操舵装置に適用される。本発明は、
その操舵装置において、車速を検出する手段と、車両の
ヨーレートを検出する手段と、前記ステアリング系制御
装置と操舵用アクチュエータの中の少なくとも一方が故
障状態か否かを判断する手段と、車両の制動力を制御可
能な走行系制御装置と、操作入力値の変化量と車速の変
化量とヨーレートの目標変化量の間の関係を記憶する手
段とを有する。そのステアリング系制御装置と操舵用ア
クチュエータの中の少なくとも一方が故障状態である
時、その操舵用アクチュエータの制御が解除され、検出
された操作入力値の変化量と車速の変化量に対応するヨ
ーレートの目標変化量が前記記憶された関係に基づき求
められ、そのヨーレートの目標変化量から検出されたヨ
ーレートの変化量を差し引いた偏差をなくすように、前
記走行系制御装置により制動力が制御されることを特徴
とする。本発明の構成によれば、ステアリング系制御装
置と操舵用アクチュエータの中の少なくとも一方が故障
状態である時、操舵用アクチュエータの制御が解除され
るので、操舵用アクチュエータの誤動作による車両挙動
の不安定化が防止される。しかも、その故障状態におい
ては、操作入力値の変化と車速の変化に応じて走行系制
御装置により制動力を制御することで、車両のヨーレー
トを目標量だけ変化させることができる。これにより、
操舵用アクチュエータの制御が解除された状態でも、そ
のヨーレートの変化に基づき操作入力値に応じて転舵角
を変化させることができる。
作入力値を検出する手段と、操舵用アクチュエータと、
その操舵用アクチュエータを検出された操作入力値に応
じて制御するステアリング系制御装置とを備え、その操
舵用アクチュエータの動きを車輪に、その操作部材を車
輪に機械的に連結することなく、転舵角が変化するよう
に伝達可能な車両の操舵装置に適用される。本発明は、
その操舵装置において、車速を検出する手段と、車両の
ヨーレートを検出する手段と、前記ステアリング系制御
装置と操舵用アクチュエータの中の少なくとも一方が故
障状態か否かを判断する手段と、車両の制動力を制御可
能な走行系制御装置と、操作入力値の変化量と車速の変
化量とヨーレートの目標変化量の間の関係を記憶する手
段とを有する。そのステアリング系制御装置と操舵用ア
クチュエータの中の少なくとも一方が故障状態である
時、その操舵用アクチュエータの制御が解除され、検出
された操作入力値の変化量と車速の変化量に対応するヨ
ーレートの目標変化量が前記記憶された関係に基づき求
められ、そのヨーレートの目標変化量から検出されたヨ
ーレートの変化量を差し引いた偏差をなくすように、前
記走行系制御装置により制動力が制御されることを特徴
とする。本発明の構成によれば、ステアリング系制御装
置と操舵用アクチュエータの中の少なくとも一方が故障
状態である時、操舵用アクチュエータの制御が解除され
るので、操舵用アクチュエータの誤動作による車両挙動
の不安定化が防止される。しかも、その故障状態におい
ては、操作入力値の変化と車速の変化に応じて走行系制
御装置により制動力を制御することで、車両のヨーレー
トを目標量だけ変化させることができる。これにより、
操舵用アクチュエータの制御が解除された状態でも、そ
のヨーレートの変化に基づき操作入力値に応じて転舵角
を変化させることができる。
【0007】その操作入力値の変化量と車速の変化量と
ヨーレートの目標変化量の間の関係は、その操作入力値
の変化量と車速の変化量に応じて操舵用アクチュエータ
を制御すると共に車速を変化させた場合のヨーレートの
変化量が、そのヨーレートの目標変化量に一致するよう
に定められるのが好ましい。これにより、制動力の制御
によりヨーレートを変化させる場合に、操作入力値に応
じて操舵用アクチュエータの制御により転舵角を変化さ
せる場合と同様に、車両を操舵できる。
ヨーレートの目標変化量の間の関係は、その操作入力値
の変化量と車速の変化量に応じて操舵用アクチュエータ
を制御すると共に車速を変化させた場合のヨーレートの
変化量が、そのヨーレートの目標変化量に一致するよう
に定められるのが好ましい。これにより、制動力の制御
によりヨーレートを変化させる場合に、操作入力値に応
じて操舵用アクチュエータの制御により転舵角を変化さ
せる場合と同様に、車両を操舵できる。
【0008】前記ヨーレートの目標変化量から、検出さ
れたヨーレートの変化量を差し引いた偏差をなくすよう
に、前記走行系制御装置により車両の制動力と駆動力が
制御されるのが好ましい。カーブ走行状態においては、
駆動力の増加により、内輪の制動力を外輪の制動力より
も大きくした場合と同様のヨーレート変化を生じさせる
ことができ、駆動力の減少により、外輪の制動力を内輪
の制動力よりも大きくした場合と同様のヨーレート変化
を生じさせることができる。
れたヨーレートの変化量を差し引いた偏差をなくすよう
に、前記走行系制御装置により車両の制動力と駆動力が
制御されるのが好ましい。カーブ走行状態においては、
駆動力の増加により、内輪の制動力を外輪の制動力より
も大きくした場合と同様のヨーレート変化を生じさせる
ことができ、駆動力の減少により、外輪の制動力を内輪
の制動力よりも大きくした場合と同様のヨーレート変化
を生じさせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示す車両の操舵装置は、ス
テアリングホイール(操作部材)1の回転操作に応じて
駆動される操舵用アクチュエータ2の動きを、ステアリ
ングギヤ3により転舵角が変化するように前部左右車輪
4に伝達することで、そのステアリングホイール1を車
輪4に機械的に連結することなく、車両を操舵できる。
テアリングホイール(操作部材)1の回転操作に応じて
駆動される操舵用アクチュエータ2の動きを、ステアリ
ングギヤ3により転舵角が変化するように前部左右車輪
4に伝達することで、そのステアリングホイール1を車
輪4に機械的に連結することなく、車両を操舵できる。
【0010】その操舵用アクチュエータ2は、例えば公
知のブラシレスモータ等の電動モータにより構成でき
る。そのステアリングギヤ3は、その操舵用アクチュエ
ータ2の出力シャフトの回転運動をステアリングロッド
7の直線運動に変換する運動変換機構を有する。そのス
テアリングロッド7の動きは、タイロッド8とナックル
アーム9を介して車輪4に伝達される。そのステアリン
グギヤ3は、公知のものを用いることができ、操舵用ア
クチュエータ2の動きを車輪4の転舵角に変換できれば
構成は限定されない。例えば、その操舵用アクチュエー
タ2の出力シャフトにより回転駆動されるボールナット
と、このボールナットにボールを介して螺合するボール
スクリューシャフトを有し、そのボールスクリューシャ
フトがステアリングロッド7に一体化されることで、操
舵用アクチュエータ2の動きを車輪4の転舵角に変換で
きる。なお、操舵用アクチュエータ2が駆動されていな
い状態では、車輪4がセルフアライニングトルクにより
直進操舵位置に復帰するようにホイールアラインメント
が設定されている。
知のブラシレスモータ等の電動モータにより構成でき
る。そのステアリングギヤ3は、その操舵用アクチュエ
ータ2の出力シャフトの回転運動をステアリングロッド
7の直線運動に変換する運動変換機構を有する。そのス
テアリングロッド7の動きは、タイロッド8とナックル
アーム9を介して車輪4に伝達される。そのステアリン
グギヤ3は、公知のものを用いることができ、操舵用ア
クチュエータ2の動きを車輪4の転舵角に変換できれば
構成は限定されない。例えば、その操舵用アクチュエー
タ2の出力シャフトにより回転駆動されるボールナット
と、このボールナットにボールを介して螺合するボール
スクリューシャフトを有し、そのボールスクリューシャ
フトがステアリングロッド7に一体化されることで、操
舵用アクチュエータ2の動きを車輪4の転舵角に変換で
きる。なお、操舵用アクチュエータ2が駆動されていな
い状態では、車輪4がセルフアライニングトルクにより
直進操舵位置に復帰するようにホイールアラインメント
が設定されている。
【0011】そのステアリングホイール1は、車体側に
より回転可能に支持される回転シャフト10に連結され
ている。そのステアリングホイール1を操舵するのに要
する操舵反力を作用させるため、その回転シャフト10
にトルクを付加する反力アクチュエータ19が設けられ
ている。その反力アクチュエータ19は、その回転シャ
フト10と一体の出力シャフトを有するブラシレスモー
タ等の電動モータにより構成できる。
より回転可能に支持される回転シャフト10に連結され
ている。そのステアリングホイール1を操舵するのに要
する操舵反力を作用させるため、その回転シャフト10
にトルクを付加する反力アクチュエータ19が設けられ
ている。その反力アクチュエータ19は、その回転シャ
フト10と一体の出力シャフトを有するブラシレスモー
タ等の電動モータにより構成できる。
【0012】ステアリングホイール1を直進操舵位置に
復帰させる方向の弾力を付与する弾性部材30が設けら
れている。この弾性部材30は、例えば、回転シャフト
10に弾力を付与する渦巻きバネにより構成できる。上
記反力アクチュエータ19が回転シャフト10にトルク
を付加していない時、その弾力によりステアリングホイ
ール1は直進操舵位置に復帰する。
復帰させる方向の弾力を付与する弾性部材30が設けら
れている。この弾性部材30は、例えば、回転シャフト
10に弾力を付与する渦巻きバネにより構成できる。上
記反力アクチュエータ19が回転シャフト10にトルク
を付加していない時、その弾力によりステアリングホイ
ール1は直進操舵位置に復帰する。
【0013】ステアリングホイール1の操作入力値とし
て、その回転シャフト10の回転角に対応する操作角δ
hを検出する角度センサ11が設けられている。そのス
テアリングホイール1の操作トルクTとして、その回転
シャフト10により伝達されるトルクを検出するトルク
センサ12が設けられている。
て、その回転シャフト10の回転角に対応する操作角δ
hを検出する角度センサ11が設けられている。そのス
テアリングホイール1の操作トルクTとして、その回転
シャフト10により伝達されるトルクを検出するトルク
センサ12が設けられている。
【0014】その車輪4の転舵角δを検出する転舵角セ
ンサ13が設けられ、本実施形態では、その操舵用アク
チュエータ2の出力に対応するステアリングロッド7の
作動量を検出するポテンショメータにより構成されてい
る。
ンサ13が設けられ、本実施形態では、その操舵用アク
チュエータ2の出力に対応するステアリングロッド7の
作動量を検出するポテンショメータにより構成されてい
る。
【0015】第1、第2、第3制御部20a、20b、
20cを有するステアリング系制御装置が設けられてい
る。各制御部20a、20b、20cはコンピュータに
より構成され、互いに接続される。その第1制御部20
aに、角度センサ11、転舵角センサ13、および車速
vを検出する速度センサ14が接続される。その第2制
御部20bに、転舵角センサ13および操舵用アクチュ
エータ2が接続される。その第3制御部20cにトルク
センサ12、角度センサ11、および反力アクチュエー
タ19が接続される。
20cを有するステアリング系制御装置が設けられてい
る。各制御部20a、20b、20cはコンピュータに
より構成され、互いに接続される。その第1制御部20
aに、角度センサ11、転舵角センサ13、および車速
vを検出する速度センサ14が接続される。その第2制
御部20bに、転舵角センサ13および操舵用アクチュ
エータ2が接続される。その第3制御部20cにトルク
センサ12、角度センサ11、および反力アクチュエー
タ19が接続される。
【0016】車両の前後左右車輪4を制動するため、ブ
レーキペダル51の踏力に応じた制動圧をマスターシリ
ンダ52により発生させる。その制動圧は、制動圧制御
ユニット53により増幅されると共に各車輪4のブレー
キ装置54に分配され、各ブレーキ装置54が各車輪4
に制動力を作用させる。その制動圧制御ユニット53
は、コンピューターにより構成される走行系制御装置6
0に接続される。この走行系制御装置60に、ステアリ
ング系制御装置の各制御部20a、20b、20cと、
各車輪4それぞれの制動力を個別に検出する制動力セン
サ61と、各車輪4それぞれの回転速度を個別に検出す
る車輪速センサ62が接続される。この走行系制御装置
60は、その車輪速センサ62により検知される各車輪
4の回転速度と制動力検知センサ61による検出値に応
じて、制動圧を増幅すると共に分配することができるよ
うに制動圧制御ユニット53を制御する。これにより、
各車輪の制動力を個別に制御することが可能とされてい
る。また、制動圧制御ユニット53は、ブレーキペダル
51の操作がなされていない場合でも、走行系制御装置
60からの信号に応じて内蔵するポンプにより制動圧を
発生することが可能とされ、その制動圧を走行系制御装
置60からの信号に応じて各車輪4のブレーキ装置54
に分配できる。
レーキペダル51の踏力に応じた制動圧をマスターシリ
ンダ52により発生させる。その制動圧は、制動圧制御
ユニット53により増幅されると共に各車輪4のブレー
キ装置54に分配され、各ブレーキ装置54が各車輪4
に制動力を作用させる。その制動圧制御ユニット53
は、コンピューターにより構成される走行系制御装置6
0に接続される。この走行系制御装置60に、ステアリ
ング系制御装置の各制御部20a、20b、20cと、
各車輪4それぞれの制動力を個別に検出する制動力セン
サ61と、各車輪4それぞれの回転速度を個別に検出す
る車輪速センサ62が接続される。この走行系制御装置
60は、その車輪速センサ62により検知される各車輪
4の回転速度と制動力検知センサ61による検出値に応
じて、制動圧を増幅すると共に分配することができるよ
うに制動圧制御ユニット53を制御する。これにより、
各車輪の制動力を個別に制御することが可能とされてい
る。また、制動圧制御ユニット53は、ブレーキペダル
51の操作がなされていない場合でも、走行系制御装置
60からの信号に応じて内蔵するポンプにより制動圧を
発生することが可能とされ、その制動圧を走行系制御装
置60からの信号に応じて各車輪4のブレーキ装置54
に分配できる。
【0017】また、その走行系制御装置60に、車両の
ヨーレートγを検出するヨーレートセンサ16、上記角
度センサ11、速度センサ14が接続されている。
ヨーレートγを検出するヨーレートセンサ16、上記角
度センサ11、速度センサ14が接続されている。
【0018】図2のフローチャートを参照して上記構成
による制御手順を説明する。まず、各センサによる検出
データが読み込まれる(ステップ1)。
による制御手順を説明する。まず、各センサによる検出
データが読み込まれる(ステップ1)。
【0019】次に、第1〜第3制御部20a、20b、
20cの中の何れかが故障状態か否かを各制御部20
a、20b、20cにおいて判断する(ステップ2)。
例えば、第1〜第3制御部20a、20b、20cで同
一の演算を行い、その演算結果を互いに比較し、2者間
で演算結果が一致する場合、両者は正常であると判断す
る。その正常な演算結果と一致しない場合、その制御部
は故障状態であると判断する。なお、各制御部20a、
20b、20cの演算結果が全て互いに異なる場合、全
制御部20a、20b、20cが故障状態であると判断
する。
20cの中の何れかが故障状態か否かを各制御部20
a、20b、20cにおいて判断する(ステップ2)。
例えば、第1〜第3制御部20a、20b、20cで同
一の演算を行い、その演算結果を互いに比較し、2者間
で演算結果が一致する場合、両者は正常であると判断す
る。その正常な演算結果と一致しない場合、その制御部
は故障状態であると判断する。なお、各制御部20a、
20b、20cの演算結果が全て互いに異なる場合、全
制御部20a、20b、20cが故障状態であると判断
する。
【0020】ステップ2において各制御部20a、20
b、20cの何れも故障状態でない場合、操舵用アクチ
ュエータ2が故障状態か否かが第1制御部20aにより
判断される(ステップ3)。例えば、今回の制御サイク
ルにおける検出転舵角δと、前回の制御サイクルにおけ
る後述のステップ5で演算された目標転舵角δ* との偏
差が、予め設定した値を超える時は故障状態であると判
断できる。
b、20cの何れも故障状態でない場合、操舵用アクチ
ュエータ2が故障状態か否かが第1制御部20aにより
判断される(ステップ3)。例えば、今回の制御サイク
ルにおける検出転舵角δと、前回の制御サイクルにおけ
る後述のステップ5で演算された目標転舵角δ* との偏
差が、予め設定した値を超える時は故障状態であると判
断できる。
【0021】ステップ3において操舵用アクチュエータ
2が故障状態でない場合、操作反力として目標操作トル
クT* を付与できるように反力アクチュエータ19を制
御する(ステップ4)。本実施形態では、その目標操作
トルクT* は操作角δhの関数K1とされ、その関数は
予め定められて第3制御部20cに記憶される。この関
数に基づき検出操作角δhに応じて目標操作トルクT*
を演算する。その目標操作トルクT* から検出操作トル
クTを差し引いた偏差をなくすように、反力アクチュエ
ータ19が第3制御部20cにより制御される。
2が故障状態でない場合、操作反力として目標操作トル
クT* を付与できるように反力アクチュエータ19を制
御する(ステップ4)。本実施形態では、その目標操作
トルクT* は操作角δhの関数K1とされ、その関数は
予め定められて第3制御部20cに記憶される。この関
数に基づき検出操作角δhに応じて目標操作トルクT*
を演算する。その目標操作トルクT* から検出操作トル
クTを差し引いた偏差をなくすように、反力アクチュエ
ータ19が第3制御部20cにより制御される。
【0022】次に、転舵角を目標値δ* にすることがで
きるように操舵用アクチュエータ2を制御する(ステッ
プ5)。本実施形態では、その目標転舵角δ* は操作入
力値である操作角δhの関数K2とされ、その関数は予
め定められて第1制御部20aに記憶される。この関数
に基づき検出操作角δhに応じて目標転舵角δ* が演算
され、その目標転舵角δ* は第2制御部20bに送られ
る。その目標転舵角δ* から検出転舵角δを差し引いた
偏差をなくすように、操舵用アクチュエータ2が第2制
御部20bにより制御される。なお、検出操作角δhに
代えて検出操作トルクTを操作入力値とし、目標転舵角
δ* を操作トルクTの関数とし、検出操作トルクTから
目標転舵角δ* を演算するようにしてもよい。
きるように操舵用アクチュエータ2を制御する(ステッ
プ5)。本実施形態では、その目標転舵角δ* は操作入
力値である操作角δhの関数K2とされ、その関数は予
め定められて第1制御部20aに記憶される。この関数
に基づき検出操作角δhに応じて目標転舵角δ* が演算
され、その目標転舵角δ* は第2制御部20bに送られ
る。その目標転舵角δ* から検出転舵角δを差し引いた
偏差をなくすように、操舵用アクチュエータ2が第2制
御部20bにより制御される。なお、検出操作角δhに
代えて検出操作トルクTを操作入力値とし、目標転舵角
δ* を操作トルクTの関数とし、検出操作トルクTから
目標転舵角δ* を演算するようにしてもよい。
【0023】次に、制御を終了するか否かを、例えば車
両のエンジン始動用キースイッチのオン・オフに基づき
判断し(ステップ6)、終了しない場合はステップ1に
戻る。
両のエンジン始動用キースイッチのオン・オフに基づき
判断し(ステップ6)、終了しない場合はステップ1に
戻る。
【0024】ステップ2において各制御部20a、20
b、20cの中の何れかが故障状態である場合、例えば
ブザーやランプ等により警告を発し(ステップ7)、ド
ライバーに故障状態であることを認識させる。
b、20cの中の何れかが故障状態である場合、例えば
ブザーやランプ等により警告を発し(ステップ7)、ド
ライバーに故障状態であることを認識させる。
【0025】さらに、第3制御部20cによる反力アク
チュエータ19の制御を解除し(ステップ8)、ドライ
バーに操舵反力が付与されないようにする。これによ
り、ドライバーに故障状態であることを認識させる。そ
の制御の停止は、第3制御部20cが自身への電力供給
を切断することで行ったり、他の制御部から第3制御部
20cへの電力供給の切断信号を出力することで行って
もよい。
チュエータ19の制御を解除し(ステップ8)、ドライ
バーに操舵反力が付与されないようにする。これによ
り、ドライバーに故障状態であることを認識させる。そ
の制御の停止は、第3制御部20cが自身への電力供給
を切断することで行ったり、他の制御部から第3制御部
20cへの電力供給の切断信号を出力することで行って
もよい。
【0026】次に、故障状態であるのが、操舵用アクチ
ュエータ2を介して転舵角δを制御する上で必要な構成
要素である第1制御部20aおよび第2制御部20bの
中の何れかであるのか否かが判断される(ステップ
9)。
ュエータ2を介して転舵角δを制御する上で必要な構成
要素である第1制御部20aおよび第2制御部20bの
中の何れかであるのか否かが判断される(ステップ
9)。
【0027】ステップ9において、第1制御部20aお
よび第2制御部20bの何れも故障状態でない場合、ス
テップ3に戻る。この場合、第3制御部20cが故障状
態であるが、ステップ8において反力アクチュエータ1
9の制御が解除されているので反力の制御不良を防止で
きる。
よび第2制御部20bの何れも故障状態でない場合、ス
テップ3に戻る。この場合、第3制御部20cが故障状
態であるが、ステップ8において反力アクチュエータ1
9の制御が解除されているので反力の制御不良を防止で
きる。
【0028】ステップ9において、第1制御部20aお
よび第2制御部20bの中の何れかが故障状態である場
合、操舵用アクチュエータ2の制御を解除する(ステッ
プ10)。その制御の解除は、第1制御部20aおよび
第2制御部20bが自身への電力供給を切断することで
行ったり、また、正常状態の制御部から電力供給の切断
信号を出力することで行ってもよい。
よび第2制御部20bの中の何れかが故障状態である場
合、操舵用アクチュエータ2の制御を解除する(ステッ
プ10)。その制御の解除は、第1制御部20aおよび
第2制御部20bが自身への電力供給を切断することで
行ったり、また、正常状態の制御部から電力供給の切断
信号を出力することで行ってもよい。
【0029】次に、走行系制御装置60により、ヨーレ
ートγの変化量Δγ、操作角δhの変化量Δδh、車速
vの変化量Δvを求める(ステップ11)。各変化量Δ
γ、Δδh、Δvは、今回の制御サイクルにおける検出
値γ、δh、vから前回の制御サイクルにおける検出値
γo、δho、voを差し引いた偏差により求めること
ができる。
ートγの変化量Δγ、操作角δhの変化量Δδh、車速
vの変化量Δvを求める(ステップ11)。各変化量Δ
γ、Δδh、Δvは、今回の制御サイクルにおける検出
値γ、δh、vから前回の制御サイクルにおける検出値
γo、δho、voを差し引いた偏差により求めること
ができる。
【0030】次に、ステップ11において求めた操作角
の変化量Δδhと車速の変化量Δvに対応するヨーレー
トの目標変化量Δγ* を、各変化量Δδh、Δv、Δγ
* の間の関係に基づき走行系制御装置60により求める
(ステップ12)。その操作角の変化量Δδhと車速の
変化量Δvとヨーレートの目標変化量Δγ* との間の関
係は予め定められて走行系制御装置60により記憶され
る。その関係は、その操作角の変化量Δδhと車速の変
化量Δvに応じて操舵用アクチュエータ2を制御すると
共に車速を変化させた場合のヨーレートの変化量Δγ
が、そのヨーレートの目標変化量Δγ* に一致するよう
に定められる。例えば、図4に示すように、車両100
が破線で示す経路を進行するためにカーブ走行する状態
においては、車両100のヨーレートγは図中矢印Aで
示すヨーモーメントに対応する。この状態において、第
1、第2制御部20a、20bあるいは操舵用アクチュ
エータ2の故障により操舵用アクチュエータ2の制御が
解除された場合、車両100が破線で示す経路を進行す
るためには、矢印Bで示すヨーモーメントを打ち消すヨ
ーモーメントを制動力の制御により作用させる必要があ
る。その矢印Bで示すヨーモーメントを打ち消すモーメ
ントを作用させるため、ヨーレートγの目標変化量Δγ
* が求められる。より具体的な例として、そのカーブ走
行時に操舵用アクチュエータ2の制御が解除された場合
に車速vと操作角δhに変化がなければ、ヨーレートγ
の目標変化量Δγ* は零とされ、この場合、そのヨーレ
ートγを維持するために制動力の制御により矢印Aで示
すヨーモーメントを発生させる。
の変化量Δδhと車速の変化量Δvに対応するヨーレー
トの目標変化量Δγ* を、各変化量Δδh、Δv、Δγ
* の間の関係に基づき走行系制御装置60により求める
(ステップ12)。その操作角の変化量Δδhと車速の
変化量Δvとヨーレートの目標変化量Δγ* との間の関
係は予め定められて走行系制御装置60により記憶され
る。その関係は、その操作角の変化量Δδhと車速の変
化量Δvに応じて操舵用アクチュエータ2を制御すると
共に車速を変化させた場合のヨーレートの変化量Δγ
が、そのヨーレートの目標変化量Δγ* に一致するよう
に定められる。例えば、図4に示すように、車両100
が破線で示す経路を進行するためにカーブ走行する状態
においては、車両100のヨーレートγは図中矢印Aで
示すヨーモーメントに対応する。この状態において、第
1、第2制御部20a、20bあるいは操舵用アクチュ
エータ2の故障により操舵用アクチュエータ2の制御が
解除された場合、車両100が破線で示す経路を進行す
るためには、矢印Bで示すヨーモーメントを打ち消すヨ
ーモーメントを制動力の制御により作用させる必要があ
る。その矢印Bで示すヨーモーメントを打ち消すモーメ
ントを作用させるため、ヨーレートγの目標変化量Δγ
* が求められる。より具体的な例として、そのカーブ走
行時に操舵用アクチュエータ2の制御が解除された場合
に車速vと操作角δhに変化がなければ、ヨーレートγ
の目標変化量Δγ* は零とされ、この場合、そのヨーレ
ートγを維持するために制動力の制御により矢印Aで示
すヨーモーメントを発生させる。
【0031】次に、そのヨーレートの目標変化量Δγ*
からステップ11におけるヨーレートの変化量Δγを差
し引いた偏差をなくすように、制動圧制御ユニット53
を介して走行系制御装置60により制動力を制御する
(ステップ13)。例えば、図4において矢印Aで示す
ヨーモーメントを制動力の制御により発生させる場合、
内輪の制動力を外輪の制動力よりも大きくする。しかる
後に、制御を終了するか否かを判断する。
からステップ11におけるヨーレートの変化量Δγを差
し引いた偏差をなくすように、制動圧制御ユニット53
を介して走行系制御装置60により制動力を制御する
(ステップ13)。例えば、図4において矢印Aで示す
ヨーモーメントを制動力の制御により発生させる場合、
内輪の制動力を外輪の制動力よりも大きくする。しかる
後に、制御を終了するか否かを判断する。
【0032】ステップ3において操舵用アクチュエータ
2が故障状態である場合、警告が発せられ(ステップ1
4)、反力アクチュエータ19の制御が解除され(ステ
ップ15)、ステップ10において操舵用アクチュエー
タ2の制御が解除される。
2が故障状態である場合、警告が発せられ(ステップ1
4)、反力アクチュエータ19の制御が解除され(ステ
ップ15)、ステップ10において操舵用アクチュエー
タ2の制御が解除される。
【0033】上記構成によれば、ステアリング系制御装
置と操舵用アクチュエータ2の中の少なくとも一方が故
障状態である時、操舵用アクチュエータ2の制御が解除
されるので、操舵用アクチュエータ2の誤動作による車
両挙動の不安定化が防止される。しかも、その故障状態
においては、操作角δhの変化と車速vの変化に応じて
走行系制御装置60により制動力を制御することで、車
両のヨーレートγを目標量だけ変化させることができ
る。これにより、操舵用アクチュエータ2の制御が解除
された状態でも、ドライバーが故障に気付いて車両を停
車させる迄の間は、操作角δhに応じた制動力の制御に
基づき転舵角を暫定的に制御できる。また、制動力の制
御によりヨーレートγを変化させる場合に、操作角δh
に応じて操舵用アクチュエータ2の制御により転舵角を
変化させる場合と同様に、車両を操舵できる。
置と操舵用アクチュエータ2の中の少なくとも一方が故
障状態である時、操舵用アクチュエータ2の制御が解除
されるので、操舵用アクチュエータ2の誤動作による車
両挙動の不安定化が防止される。しかも、その故障状態
においては、操作角δhの変化と車速vの変化に応じて
走行系制御装置60により制動力を制御することで、車
両のヨーレートγを目標量だけ変化させることができ
る。これにより、操舵用アクチュエータ2の制御が解除
された状態でも、ドライバーが故障に気付いて車両を停
車させる迄の間は、操作角δhに応じた制動力の制御に
基づき転舵角を暫定的に制御できる。また、制動力の制
御によりヨーレートγを変化させる場合に、操作角δh
に応じて操舵用アクチュエータ2の制御により転舵角を
変化させる場合と同様に、車両を操舵できる。
【0034】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、カーブ走行状態において、走行系制御装置により
車両のエンジンスロットルの開度を制御することで、制
動力だけでなく駆動力も制御し、ヨーモーメントを発生
させるようにしてもよい。これにより、カーブ走行状態
においては、駆動力の増加により、内輪の制動力を外輪
の制動力よりも小さくした場合と同様のヨーレート変化
を生じさせることができ、例えば図4において矢印Aで
示すヨーモーメントを増加させることができ、また、駆
動力の減少により、外輪の制動力を内輪の制動力よりも
大きくした場合と同様のヨーレート変化を生じさせるこ
とができ、例えば図4において矢印Bで示すヨーモーメ
ントを増加させることができる。また、操作部材は回転
操作されるステアリングホイールに限定されず、例え
ば、操作入力値が操作トルクに対応する場合、回転しな
いように車体に取り付けられるハンドルを用いることが
できる。また、ステアリング系制御装置と操舵用アクチ
ュエータ以外のステアリング系制御システムの構成要
素、例えば転舵角センサが故障状態か否かを判断し、故
障状態である時は、ステアリング系制御装置や操舵用ア
クチュエータが故障状態である場合と同様に操舵用アク
チュエータの制御を解除して制動力を制御してもよい。
なお、そのような転舵角センサの故障検知は、複数のセ
ンサにより同一変量を検出し、各センサの検出値を比較
することで行える。
えば、カーブ走行状態において、走行系制御装置により
車両のエンジンスロットルの開度を制御することで、制
動力だけでなく駆動力も制御し、ヨーモーメントを発生
させるようにしてもよい。これにより、カーブ走行状態
においては、駆動力の増加により、内輪の制動力を外輪
の制動力よりも小さくした場合と同様のヨーレート変化
を生じさせることができ、例えば図4において矢印Aで
示すヨーモーメントを増加させることができ、また、駆
動力の減少により、外輪の制動力を内輪の制動力よりも
大きくした場合と同様のヨーレート変化を生じさせるこ
とができ、例えば図4において矢印Bで示すヨーモーメ
ントを増加させることができる。また、操作部材は回転
操作されるステアリングホイールに限定されず、例え
ば、操作入力値が操作トルクに対応する場合、回転しな
いように車体に取り付けられるハンドルを用いることが
できる。また、ステアリング系制御装置と操舵用アクチ
ュエータ以外のステアリング系制御システムの構成要
素、例えば転舵角センサが故障状態か否かを判断し、故
障状態である時は、ステアリング系制御装置や操舵用ア
クチュエータが故障状態である場合と同様に操舵用アク
チュエータの制御を解除して制動力を制御してもよい。
なお、そのような転舵角センサの故障検知は、複数のセ
ンサにより同一変量を検出し、各センサの検出値を比較
することで行える。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、操作部材を車輪に機械
的に連結することなく、ステアリング系制御装置により
制御される操舵用アクチュエータにより転舵角を変化さ
せる車両の操舵装置において、そのステアリング系制御
装置や操舵用アクチュエータが故障した場合のフェール
セーフ機能を、走行系制御装置により奏することができ
るので、コストの大幅削減を図ることができる。
的に連結することなく、ステアリング系制御装置により
制御される操舵用アクチュエータにより転舵角を変化さ
せる車両の操舵装置において、そのステアリング系制御
装置や操舵用アクチュエータが故障した場合のフェール
セーフ機能を、走行系制御装置により奏することができ
るので、コストの大幅削減を図ることができる。
【図1】本発明の実施形態の車両の操舵装置の構成説明
図
図
【図2】本発明の実施形態の車両の操舵装置の制御手順
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図3】本発明の実施形態の車両の操舵装置の制御手順
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図4】本発明の実施形態の車両の操舵装置の作用説明
図
図
1 ステアリングホイール 2 操舵用アクチュエータ 4 車輪 11 角度センサ 14 速度センサ 16 ヨーレートセンサ 20a 第1制御部 20b 第2制御部 60 走行系制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 113:00 (72)発明者 高松 孝修 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 Fターム(参考) 3D032 CC34 CC35 CC48 DA03 DA04 DA15 DA23 DA33 DD02 DE09 EA01 EB04 EB11 EB12 EB16 EC22 EC29 FF01 FF07 GG01 3D041 AA40 AA71 AA80 AB01 AD00 AD51 AE00 AE41 AF01 3D045 BB01 BB40 GG00 GG26 GG27 3D046 BB01 BB32 GG10 HH00 HH08 HH22 MM13
Claims (3)
- 【請求項1】 操作部材の操作入力値を検出する手段
と、操舵用アクチュエータと、その操舵用アクチュエー
タを検出された操作入力値に応じて制御するステアリン
グ系制御装置を備え、その操舵用アクチュエータの動き
を車輪に、その操作部材を車輪に機械的に連結すること
なく、転舵角が変化するように伝達可能な車両の操舵装
置において、 車速を検出する手段と、 車両のヨーレートを検出する手段と、 前記ステアリング系制御装置と操舵用アクチュエータの
中の少なくとも一方が故障状態か否かを判断する手段
と、 車両の制動力を制御可能な走行系制御装置と、 操作入力値の変化量と車速の変化量とヨーレートの目標
変化量の間の関係を記憶する手段とを有し、 そのステアリング系制御装置と操舵用アクチュエータの
中の少なくとも一方が故障状態である時、その操舵用ア
クチュエータの制御が解除され、検出された操作入力値
の変化量と車速の変化量に対応するヨーレートの目標変
化量が前記記憶された関係に基づき求められ、そのヨー
レートの目標変化量から検出されたヨーレートの変化量
を差し引いた偏差をなくすように、前記走行系制御装置
により制動力が制御されることを特徴とする車両の操舵
装置。 - 【請求項2】 その操作入力値の変化量と車速の変化量
とヨーレートの目標変化量の間の関係は、その操作入力
値の変化量と車速の変化量に応じて操舵用アクチュエー
タを制御すると共に車速を変化させた場合のヨーレート
の変化量が、そのヨーレートの目標変化量に一致するよ
うに定められる請求項1に記載の車両の操舵装置。 - 【請求項3】 前記ヨーレートの目標変化量から、検出
されたヨーレートの変化量を差し引いた偏差をなくすよ
うに、前記走行系制御装置により車両の制動力と駆動力
が制御される請求項1または2に記載の車両の操舵装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23637598A JP2000052955A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 車両の操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23637598A JP2000052955A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 車両の操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000052955A true JP2000052955A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16999869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23637598A Pending JP2000052955A (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 車両の操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000052955A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1384636A1 (en) * | 2002-07-25 | 2004-01-28 | Delphi Technologies, Inc. | Method and system for providing secondary vehicle directional control through braking |
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| US7178613B2 (en) | 2002-05-14 | 2007-02-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle operating apparatus |
| JP2007045332A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Hitachi Ltd | 車両制御システム |
| WO2007069763A1 (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | ステアリング制御装置および電動車両 |
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| JP2011508859A (ja) * | 2008-01-02 | 2011-03-17 | ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト | クラッチアクチュエータおよびクラッチアクチュエータの制御方法 |
| JP2011514286A (ja) * | 2008-03-18 | 2011-05-06 | エアバス オペレーションズ (エスアーエス) | 地上滑走する航空機の左右方向制御方法および装置 |
| JP2014000832A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Ntn Corp | 転舵装置の異常判断装置 |
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| JP2019038475A (ja) * | 2017-08-28 | 2019-03-14 | 株式会社Subaru | 制駆動力制御装置および自動操舵システム |
| CN113682303A (zh) * | 2021-09-27 | 2021-11-23 | 岚图汽车科技有限公司 | 车辆转向的方法及系统 |
| CN113911204A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-11 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种转向系统失效备份的方法及系统 |
-
1998
- 1998-08-07 JP JP23637598A patent/JP2000052955A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2014213690A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 日産自動車株式会社 | 車両 |
| JP2019038475A (ja) * | 2017-08-28 | 2019-03-14 | 株式会社Subaru | 制駆動力制御装置および自動操舵システム |
| CN113682303A (zh) * | 2021-09-27 | 2021-11-23 | 岚图汽车科技有限公司 | 车辆转向的方法及系统 |
| CN113911204A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-11 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种转向系统失效备份的方法及系统 |
| CN113911204B (zh) * | 2021-10-22 | 2023-04-21 | 岚图汽车科技有限公司 | 一种转向系统失效备份的方法及系统 |
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