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JP2000052326A - インサートホルダー - Google Patents

インサートホルダー

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Publication number
JP2000052326A
JP2000052326A JP10226093A JP22609398A JP2000052326A JP 2000052326 A JP2000052326 A JP 2000052326A JP 10226093 A JP10226093 A JP 10226093A JP 22609398 A JP22609398 A JP 22609398A JP 2000052326 A JP2000052326 A JP 2000052326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert
holder
mounting portion
diameter
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP10226093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Takeuchi
正行 竹内
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Original Assignee
Individual
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Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】インサートの型枠への取付、および取外作業性
を向上させ得るインサートホルダーを提供する。 【解決手段】インサートホルダーは、型枠とコンクリー
ト成型品31の相対的移動によってインサートホルダー
の所定位置で破断し得る材料で形成すると共に、円板状
の鍔部2と、鍔部の両側面に一体的に突設した円柱状の
インサート取付部4及び固定ナット取付部6を有し、鍔
部のインサート取付部4側の側面に、インサート10の
開口側端面を当接させるインサート当接面2aを形成
し、インサート取付部4の外周面をインサートの雌ネジ
11aの内径より小径とすると共に、外周面より外径方
向に拡径した山部5を軸方向に形成する一方、山部5を
インサート取付部4の先端側より基端部側に向かって径
大とすることにより、山部の軸方向の途中から雄ネジを
形成しつつ、インサートをインサート取付部に螺着して
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート成型
品にインサートを埋設するときに型枠にインサートを保
持するための型枠用のインサートホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】インサートホルダー(以下ホルダーとい
う)として、本出願人は、特開平10−029210号
にて提案した。このホルダーは、円板状の鍔部と該鍔部
の両側に外形円形部を備え、型枠の接線方向に破断し得
る脆弱な材料で形成されている。
【0003】一方の外形円形部を、型枠に固定された固
定ナットの雌ネジに、自己タッピングされつつ嵌合さ
せ、また、他方の外形円形部をインサートの雌ネジに自
己タッピングされつつ嵌合させることにより、インサー
トが型枠に取り付けられる。そして、型枠にインサート
を保持した状態で、型枠内にコンクリートを打設する。
【0004】ホルダーは、型枠の接線方向に破断し得る
脆弱な材料で形成されているので、コンクリートが固化
した後、型枠をスライドさせるのみで、ホルダーを破断
させ型枠を取り除くことができ、脱型作業性の向上を図
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ホ
ルダーは、発泡スチロール等の脆弱な材料で形成されて
いるため、特に、コンクリートの流動性確保のために振
動を加えてコンクリートを打設した時、希にホルダーが
破断して、インサートが型枠から外れてしまうことがあ
る。この問題に対処すべく本出願人は鋭意研究を重ねて
きた。
【0006】例えば、発泡スチロール等の脆弱な材料で
はなく、所定の強度を有し、且つ、型枠とコンクリート
成形品の相対的移動によって破断し得る材料として、合
成樹脂の使用を試みた。しかしながら、前記ホルダーの
形状では、外形円形部の外周面を、雌ネジに自己タッピ
ングさせつつ嵌合させるため、一定の硬度を有する合成
樹脂を用いた場合、食付きが強固で容易に嵌合できな
い。また、中実な合成樹脂のホルダーでは、強固なため
に容易に破断させることができない。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、所定の強度を有する合成樹脂など
の材料を用いた場合であっても、型枠とコンクリート成
形品との相対的移動でホルダーを確実に破断し得ること
により、脱型作業の容易性を確保しつつ、インサートの
型枠への取付作業性を向上させ、また、インサート及び
型枠からのホルダーの取外作業性を向上させ得るインサ
ートホルダーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のインサー
トホルダーは、型枠とコンクリート成型品の相対的移動
によってインサートホルダーの所定位置で破断し得る材
料で形成すると共に、円板状の鍔部と、鍔部の両側面に
一体的に突設した円柱状のインサート取付部及び固定ナ
ット取付部を有し、鍔部のインサート取付部側の側面
に、インサートの開口側端面を当接させるインサート当
接面を形成し、インサート取付部の外周面をインサート
の雌ネジの内径より小径とすると共に、外周面より外径
方向に拡径した山部を軸方向に形成する一方、山部をイ
ンサート取付部の先端側より基端部側に向かって径大と
することにより、山部の軸方向の途中から雄ネジを形成
しつつ、インサートをインサート取付部に螺着してなる
ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載のインサートホルダーは、山
部の外周方向の幅が、軸方向一定に形成されてなること
を特徴とする。
【0010】請求項3記載のインサートホルダーは、山
部の外周方向の幅が、インサート取付部の基端部に向か
って広がって形成されてなることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載のインサートホルダーは、
山部がインサート取付部の軸方向に断続的に形成されて
なることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載のインサートホルダーは、
インサート取付部をインサートの雌ネジに嵌合させる際
に、山部にネジが形成されてなることを特徴とする。
【0013】請求項6に記載のインサートホルダーは、
固定ナット取付部の外周面に雄ネジが螺刻されてなるを
特徴とする。
【0014】請求項7に記載のインサートホルダーは、
固定ナット取付部の外周面は、ホルダーを型枠に固定支
持する固定ナットの雌ネジの内径より小径で、固定ナッ
ト取付部の外周面より外径方向に拡径した山部を軸方向
に形成する一方、山部を固定ナット取付部の先端側より
基端部側に向かって径大とすることにより、山部の軸方
向の途中から雄ネジを形成しつつ、固定ナットに固定ナ
ット取付部を螺着してなることを特徴とする。
【0015】請求項8に記載のインサートホルダーは、
断面中空に形成されてなることを特徴とする。
【0016】請求項9に記載のインサートホルダーは、
内壁面を断面視六角形に形成されてなることを特徴とす
る。
【0017】請求項10に記載のインサートホルダー
は、合成樹脂で形成されてなることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態について図面
を参照しながら具体的に説明する。図1〜図15は第1
の実施例を示す図面、図16は第2の実施例を示す図
面、図17は第3の実施例を示す図面、図18及び図1
9は第4の実施例を示す図面、図20は第5の実施例を
示す図面、図21及び図22は第6の実施例を示す図面
である。
【0019】図1は本発明のインサートホルダーの第1
の実施例を示す正面図、図2は図1における左側面図、
図3は図1における右側面図、図4は図1におけるA−
A線矢視断面図、図5は図1におけるB−B線矢視断面
図、図6は図1におけるC−C線矢視断面図である。図
7は図2におけるD−D線矢視断面図である。図8は本
発明のインサートホルダー及びインサートの型枠への取
付方法を示す一部を半断面とした断面図である。図9は
本発明のインサートホルダーの型枠への取付状態の一部
を半断面とした断面図、図10は図9における右側面
図、図11は図10におけるE−E線矢視断面図であ
る。
【0020】図12は図9におけるF部拡大図である。
図13は本発明のインサートホルダーが破断した状態を
示す要部断面図である。図14は本発明のインサートホ
ルダーを型枠及びインサートから取外す様子を示す要部
断面図である。図15は本発明のインサートホルダーの
型枠への取付状態の変形例の一部を半断面とした断面図
である。
【0021】図1〜図14において、インサートホルダ
ー1(以下、単にホルダーという)は、合成樹脂、例え
ばポリエチレンによって形成され、その軸方向の略中間
部には円板状の鍔部2が形成されている。鍔部2の左側
には、円柱状のインサート取付部4が形成されている。
インサート取付部4の外径d1(図1参照)は、後述す
るインサート10の雌ネジ11aの内径(山径)D1
(図14参照)より小さく形成されている。また、鍔部
2の右側には、外周面に雄ネジが螺刻された固定ナット
取付部6が形成されている。
【0022】鍔部2とインサート取付部4の間には、イ
ンサート取付部4よりも小径の破断部3が形成されてい
る。ホルダー1は、軸方向に貫通する内壁面が断面視六
角形の六角孔7を有している。即ち、ホルダー1は、中
空断面を有しており、特に、破断部3は肉薄に形成され
ている。尚、六角孔7は、一般的に市販されている六角
レンチ30に適合する大きさに形成されている。
【0023】鍔部2のインサート取付部4側の面には、
インサート当接面2aが形成され、固定ナット取付部6
側に段差部2bが形成されている。また、インサート当
接面2aから段差部2bに向かってテーパ部2cが形成
されている。
【0024】インサート取付部4の外周面には、外周面
より外径方向に拡径した山部5が軸方向に形成されてい
る。また、山部5は、インサート取付部4の先端側より
基端部側に向かって径大となっている。そして、山部5
はインサート取付部4の外周方向に等間隔に4個形成さ
れている。尚、山部5のインサート取付部4外周方向の
幅が、インサート取付部4の軸方向一定に形成されてい
る。また、山部5の最高部の高さh1は、インサート取
付部4の半径r1と雌ネジ11aの内径D1との関係で (半径r1)+(最高部の高さh1)>(内径D1の2
分の1) となるようにする(図1及び図14参照)。
【0025】インサート10は、金属製で略円柱状をし
ており、一方の端面10a側に開口する有底孔11を有
し、この有底孔11の開口側には雌ネジ11aが形成さ
れ、インサート10の他方の端面10bに設けた嵌合凹
部10cには、円錐状のスペーサ12の基端部が嵌合固
定されている。このスペーサ12は、例えば合成樹脂等
で形成されて弾性を有している。
【0026】内型枠20には、インサート取付孔21が
穿設されている。インサート取付孔21の外面側20b
にはテーパ孔21aが形成され、内面側20aにはスト
レート孔21bが形成されている。固定ナット22には
円筒形状の案内部22bが形成されており、この案内部
22bを、内型枠20のインサート取付孔21に、内面
側20aから挿入し、溶接23で固定することにより、
固定ナット22が内型枠20に予め固定されている。
【0027】インサート10にホルダー1を嵌合する場
合、インサート10の雌ネジ11aに、ホルダー1のイ
ンサート取付部4を、図8の矢印イの如く挿入し、例え
ばホルダー1を左手で固定し、右手でインサート10を
回転させつつ押し込む。
【0028】この時、インサート取付部4を、山部5の
外壁面が雌ネジ11aの山に当接するまで挿入し、その
後インサート10(もしくはホルダー1)を回転させつ
つ雌ネジ11aに押しつける。この押しつけにより、ホ
ルダー1の山部5の外壁面に雄ネジが形成されつつ(図
12におけるG部分)、すなわち自己タッピングされつ
つインサート10の雌ネジ11aに嵌合される。この
時、山部5に形成される雄ネジは、雌ネジ11aが山部
5の外壁面に食い込みつつ山部5を変形させることによ
り形成させる。このため、インサート10の有底孔11
内に切り屑が生じることはない。インサート10の端面
10aを、ホルダー1のインサート当接面2aに密接さ
せることにより、ホルダー1とインサート10とは嵌合
される。また、インサート10の端面10aは、ホルダ
ー1の鍔部2がインサート10の端面10aによってわ
ずかに弾性変形することにより、インサート当接面2a
に、より高い密封度でシールされる。
【0029】(インサート取付部4の外径d1)<(雌
ネジ11aの内径D1) (図1及び図14参照)の関係になっていることから、
インサート10の端面10aがホルダー1のインサート
当接面2aに密接するところまで嵌合しても、インサー
ト10の雌ネジ11aの山がインサート取付部4にまで
至ることはない。即ち、インサート10の雌ネジ11a
によってタッピングされる部分は、山部5のみに限ら
れ、所定の硬度を有する合成樹脂でホルダー1を形成し
たとしても、手の力だけで、ホルダー1とインサート1
0と嵌合させることが可能である。
【0030】これにより、インサート10にホルダー1
が取り付けられて一体化され、例えばこの状態でインサ
ートメーカから出荷され、コンクリート成型品31の成
型メーカーによって取り付けられる。
【0031】ホルダー1を備えたインサート10の、内
型枠20への取付作業を説明する。インサート10を、
ホルダー1の固定ナット取付部6が図8の矢印ロ方向に
進むように移動させ、固定ナット取付部6を、固定ナッ
ト22の雌ネジ22aに螺入する。図12に示すよう
に、ホルダー1を、固定ナット22のホルダー当接面2
2cにホルダー1の段差部2bを当接し、且つ、内型枠
20のテーパ孔21aにホルダー1のテーパ部2cが当
接するまで螺入し、ホルダー1を内型枠20に固定す
る。これにより、インサート10は、ホルダー1を介し
て、内型枠20に固定支持されたことになる。
【0032】このようにして、インサート10を内型枠
20にホルダー1を介して取り付けた後、外型枠25を
例えば内型枠20と対向させて所定位置にセットする。
この外型枠25のセットにより、インサート10のスペ
ーサ12が外型枠25の内面25aに当接して、スペー
サ12の先端部が弾性変形し、インサート10が内型枠
20と外型枠25間に、ホルダー1及び弾性を有するス
ペーサ12によって保持される。この状態で内型枠20
と外型枠25間内にコンクリート30が打たれる。
【0033】このコンクリート30が固化してコンクリ
ート成型品31が成形されると、外型枠25を図12の
矢印への如く外側に移動させて、外型枠25をコンクリ
ート成型品31から脱型する。また、内型枠20を図1
2の矢印ホの如く外側に移動させて、内型枠20をコン
クリート成型品31から脱型する。
【0034】このコンクリート成型品31の脱型によ
り、図14に示すように、ホルダー1は、内型枠20の
接線Lsに沿っている破断部3の任意の位置が破断面H
となって破断する。このホルダー1は、所定値以上の力
で比較的簡単に破断し、その破断面Hの形状は一定では
なく、ランダムな形状で破断することになる。この破断
したホルダー1は、インサート取付部4からなる破片1
5がコンクリート成型品31に埋設されたインサート1
0の雌ネジ11a内に残り、鍔部2と固定ナット取付部
6からなる破片16が内型枠20の固定ナット22の雌
ネジ22a内に残る。
【0035】そして、インサート10の雌ネジ11a内
に残ったホルダー1の破片15を、インサート10の雌
ネジ11aより抜き出すためには、まず、破片15の六
角孔7に六角レンチ35を挿入(図14の矢印チ方向)
する。次に、六角レンチ35を回転させ、雌ネジ11a
より破片15を抜き出す(図14の矢印リ方向)。この
破片15は、雌ネジ11aに位置することがなく、イン
サート10へのボルトの締め付け等に何等悪影響を与え
ることはない。また、固定ナット22内に残った破片1
6を固定ナット22より抜き出すためには、まず、破片
16の六角孔7に六角レンチ35を挿入(図14の矢印
ヌ方向)する。次に、六角レンチ35を回転させ、固定
ナット22より破片16を抜き出す(図14の矢印ル方
向)。これにより、内型枠20の再使用が可能になる。
【0036】なお、この取付方法においては、インサー
ト10とホルダー1を一体化した状態で使用し、ホルダ
ー1の固定ナット取付部6を内型枠20の固定ナット2
2の雌ネジ22aに嵌合させて取り付けたが、例えばイ
ンサート10とホルダー1を分割した状態で使用するこ
ともできる。この場合は、先ずホルダー1の固定ナット
取付部6を固定ナット22の雌ネジ22aに嵌合させ、
その後、この内型枠20に取り付けられたホルダー1の
インサート取付部4に、インサート10の雌ネジ11a
を嵌合させて、インサート10をホルダー1を介して内
型枠20に取り付ける。
【0037】このように、上記ホルダー1によれば、所
定の強度を有する材料である合成樹脂などの材料を用い
た場合であっても、内型枠20とコンクリート成形品3
1の相対的移動によって破断し得ると共に、成形後にホ
ルダー1を確実に破断させることにより脱型作業の容易
性を確保している。そして、ホルダー1が所定の強度を
有したとしても、山部5の外壁のみがインサート10の
雌ネジ11aに自己タッピングされるので、工具等を用
いることなく手作業によりインサート10への嵌合が可
能であり、インサート10の両型枠20,25への取付
の作業性を向上させ得る。
【0038】また、ホルダー1の鍔部2がインサート1
0の端面10aによってわずかながらも弾性変形するこ
とにより、インサート10の有底孔11の開口部のシー
ル性が向上し、雌ネジ11a内へのノロの進入が確実に
防止されて、コンクリート成型品31におけるインサー
ト10のネジ不良の発生が抑えられる。
【0039】また、ホルダー1をインサート10又は内
型枠20から取外す場合、ホルダー1の破断により作ら
れた開口に六角レンチ35を挿入し、この六角レンチ3
5でホルダー1を回転させる。即ち、六角レンチ35
で、容易に、且つ、確実にホルダー1をインサート10
又は内型枠20から取外すことが可能であり、インサー
ト10及び内型枠20からのホルダー1の取外の作業性
を向上させ得る。
【0040】尚、上記実施例においては、インサート1
0をコンクリート成型品31に横方向に埋設する場合に
ついて説明したが、本発明は縦方向に埋設する場合にも
適用することができる。この場合は、スペーサ12は必
ずしも必要ではない。さらに、上記実施例におけるホル
ダー1の形状は、上記各実施例の形状に限定されるもの
でもなく、使用するインサート10の形状等に応じて適
宜に設定される。また、ホルダー1は材料としてポリエ
チレンに限らず、ポリプロピレン等の合成樹脂の他、ゴ
ム等の所定値以上のせん断力で破断するものを使用する
ことができる。
【0041】また、本実施例においては、山部5の数を
4個としたが、4個に限定されるものではなく、最低3
個を備えていればよく、望ましくは4個、6個又は8個
である。位置は、ホルダー1の材料やインサート10の
雌ネジ11aの大きさ等に応じて適宜に設定される。ま
た、山部5の稜線5aが必ずしも鋭利である必要はな
く、丸みを帯びた形状であってもよい。
【0042】また、図9に示す実施例においては、内型
枠20のインサート取付孔21に設けられたテーパ孔2
1aに鍔部2のテーパ部2cを当接させると共に、固定
ナット22のホルダー当接面22cに鍔部2の段差部2
bを当接させていた。しかしながら、図15に示すよう
に、内型枠20のインサート取付孔21を、テーパ孔2
1aを設けず、ストレート孔21bのみとし、固定ナッ
ト22のホルダー当接面22cに鍔部2の段差部2bを
当接させるのみで、ホルダー1を内型枠20に固定支持
してもよい。この場合には、インサート10の端面10
aを、コンクリート成型品31の表面よりも引っ込めて
埋設することが可能である。尚、鍔部2のテーパ部2c
と内型枠20の間にコンクリート30が打設されるが、
この隙間は細く薄いために、隙間に詰まったコンクリー
ト30は、脱型時に鍔部2と共に除去される。
【0043】また、図16は本発明のインサートホルダ
ーの第2の実施例を示す断面図であり、この実施例のよ
うに、ホルダー1は中空断面を有しつつも、固定ナット
取付部6側の端面が塞がった状態でもよい。また、図1
7は 本発明のインサートホルダーの第3の実施例を示
す断面図であり、この実施例のように、インサート取付
部4側の端面が塞がった状態でも良い。即ち、破断部3
の断面が中空で、且つ、ホルダー1が破断したとき破断
面H方向から、六角レンチ35等の工具を挿入可能な構
造であればよい。
【0044】また、図18は本発明のインサートホルダ
ーの第4の実施例を示す正面図、図19は図18におけ
るK−K線矢視断面図であり、この実施例のように、山
部5のインサート取付部4外周方向の幅が、破断部3に
向かって広がって形成されていてもよい。尚、第1及び
第4の実施例における山部5の稜線5aは、インサート
取付部4の軸方向に直線的に延びているが、必ずしも直
線に限られるものではなく、インサート取付部4の外周
面を螺旋状に延びていてもよい。
【0045】また、図20は本発明のインサートホルダ
ーの第5の実施例を示す正面図であり、山部5の稜線5
aは、インサート取付部4の端部から破断部3に向かっ
て高くなっているものの、山部5自体は、断続的に形成
されている。このように、山部5が複数の山により形成
されていてもよい。
【0046】また、図21は本発明のインサートホルダ
ーの第6の実施例を示す正面図、図22は図21におけ
る右側面図であり、固定ナット取付部6の外周面には、
外周面より外径方向に拡径した山部8が軸方向に形成さ
れている。また、山部8は、固定ナット取付部6の先端
側より基端部側に向かって径大となっている。そして、
山部8は固定ナット取付部6の外周方向に等間隔に4個
形成されている。尚、山部8の固定ナット取付部6外周
方向の幅は、固定ナット取付部6の軸方向一定に形成さ
れている。インサート取付部4と同様に、山部8を固定
ナット取付部6の外周面に設けることにより、自己タッ
ピングさせつつ、固定ナット取付部6を固定ナット22
に嵌合させてもよい。尚、山部8の形状は、インサート
取付部4の山部5と同様に、図21及び図22に限られ
るものではなく、山部8の外壁面にネジが形成されつ
つ、固定ナット取付部6を固定ナット22に嵌合させる
ことができるものであればよい。
【0047】尚、第1〜第6の実施例においては、ホル
ダー1は、山部5にのみインサート10の雌ネジ11a
が嵌合されている。しかしながら、インサート取付部4
に雌ネジ11aが僅かに嵌合されてもよく、僅かな嵌合
であれば、工具等を用いることなく手作業により、イン
サート10をホルダー1に嵌合させることは可能であ
る。同様に、第6の実施例の固定ナット取付部6を固定
ナット22の雌ネジ22aに僅かに嵌合されてもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1〜請求項5の発明によれば、所
定の強度を有する材料を用いた場合であっても、型枠と
コンクリート成形品との相対的移動でホルダーを確実に
破断し得ることにより、脱型作業の容易性を確保してい
る。そして、ホルダーが所定の強度を有したとしても、
山部のみが雌ネジに嵌合されるので、工具等を用いるこ
となく手作業によりインサートへの嵌合が可能であり、
インサートの型枠への取付の作業性を向上させ得る。
尚、請求項10の発明によれば、ホルダーの材料に合成
樹脂を用いていることから、請求項1〜請求項5の発明
と同様の効果を得ることが可能である。
【0049】また、請求項8の発明によれば、ホルダー
をインサート又は型枠から取外す場合、ホルダーの破断
により作られた開口に工具を挿入し、この工具でホルダ
ーを回転させることにより、容易にホルダーを取外すこ
とが可能である。特に請求項9のごとくホルダーの内壁
面を断面視六角形に形成しておけば、六角レンチを用い
て、容易に、且つ、確実に取外すことができ、インサー
ト及び型枠からのホルダーの取外の作業性を向上させ得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインサートホルダーの第1の実施例を
示す正面図である。
【図2】図1における左側面図である。
【図3】図1における右側面図である。
【図4】図1におけるA−A線矢視断面図である。
【図5】図1におけるB−B線矢視断面図である。
【図6】図1におけるC−C線矢視断面図である。
【図7】図2におけるD−D線矢視断面図である。
【図8】本発明のインサートホルダー及びインサートの
型枠への取付方法を示す一部を半断面とした断面図であ
る。
【図9】本発明のインサートホルダーの型枠への取付状
態の一部を半断面とした断面図である。
【図10】図9における右側面図である。
【図11】図10におけるE−E線矢視断面図である。
【図12】図9におけるF部拡大図である。
【図13】本発明のインサートホルダーが破断した状態
を示す要部断面図である。
【図14】本発明のインサートホルダーを型枠及びイン
サートから取外す様子を示す要部断面図である。
【図15】本発明のインサートホルダーの型枠への取付
状態の変形例の一部を半断面とした断面図である。
【図16】本発明のインサートホルダーの第2の実施例
を示す断面図である。
【図17】本発明のインサートホルダーの第3の実施例
を示す断面図である。
【図18】本発明のインサートホルダーの第4の実施例
を示す正面図である。
【図19】図18におけるK−K線矢視断面図である。
【図20】本発明のインサートホルダーの第5の実施例
を示す正面図である。
【図21】本発明のインサートホルダーの第6の実施例
を示す正面図である。
【図22】図21における右側面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・インサートホルダー 2・・・・・・・鍔部 2a・・・・・・インサート当接面 2b・・・・・・段差部 2c・・・・・・テーパ部 3・・・・・・・破断部 4・・・・・・・インサート取付部 5,8・・・・・山部 6・・・・・・・固定ナット取付部 7・・・・・・・六角孔 10・・・・・・インサート 11・・・・・・有底孔 11a・・・・・雌ネジ 20・・・・・・内型枠 21・・・・・・インサート取付孔 21a・・・・・テーパ孔 21b・・・・・ストレート孔 22・・・・・・固定ナット 22a・・・・・雌ネジ 22b・・・・・案内部 22c・・・・・ホルダー当接面 23・・・・・・溶接 25・・・・・・外型枠 30・・・・・・コンクリート 31・・・・・・コンクリート成型品

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート成型品にインサートを埋設す
    るため型枠にインサートを保持するインサートホルダー
    であって、該インサートホルダーは、該型枠と該コンク
    リート成型品の相対的移動によって該インサートホルダ
    ーの所定位置で破断し得る材料で形成すると共に、円板
    状の鍔部と、該鍔部の両側面に一体的に突設した円柱状
    のインサート取付部及び固定ナット取付部を有し、該鍔
    部の該インサート取付部側の側面に、該インサートの開
    口側端面を当接させるインサート当接面を形成し、該イ
    ンサート取付部の外周面を該インサートの雌ネジの内径
    より小径とすると共に、該外周面より外径方向に拡径し
    た山部を軸方向に形成する一方、該山部を該インサート
    取付部の先端側より基端部側に向かって径大とすること
    により、該山部の軸方向の途中から雄ネジを形成しつ
    つ、該インサートを該インサート取付部に螺着してなる
    インサートホルダー。
  2. 【請求項2】前記山部の外周方向の幅が、軸方向一定に
    形成されてなる請求項1に記載のインサートホルダー。
  3. 【請求項3】前記山部の外周方向の幅が、前記インサー
    ト取付部の基端部に向かって広がって形成されてなる請
    求項1に記載のインサートホルダー。
  4. 【請求項4】前記山部は、前記インサート取付部の軸方
    向に断続的に形成されてなる請求項1〜請求項3に記載
    のインサートホルダー。
  5. 【請求項5】前記インサート取付部を前記インサートの
    雌ネジに嵌合させる際に、前記山部にネジが形成されて
    なる請求項1〜請求項4に記載のインサートホルダー。
  6. 【請求項6】前記固定ナット取付部は、外周面に雄ネジ
    を螺刻されてなる請求項1〜請求項5に記載のインサー
    トホルダー。
  7. 【請求項7】前記固定ナット取付部の外周面は、前記ホ
    ルダーを前記型枠に固定支持する固定ナットの雌ネジの
    内径より小径で、前記固定ナット取付部の外周面より外
    径方向に拡径した山部を軸方向に形成する一方、該山部
    を該固定ナット取付部の先端側より基端部側に向かって
    径大とすることにより、該山部の軸方向の途中から雄ネ
    ジを形成しつつ、該固定ナットに該固定ナット取付部を
    螺着してなる請求項1〜請求項5に記載のインサートホ
    ルダー。
  8. 【請求項8】前記インサートホルダーは、断面中空に形
    成されてなる請求項1〜請求項7に記載のインサートホ
    ルダー。
  9. 【請求項9】前記インサートホルダーは、内壁面を断面
    視六角形に形成されてなる請求項8に記載のインサート
    ホルダー。
  10. 【請求項10】前記インサートホルダーは、合成樹脂で
    形成されてなる請求項1〜請求項9に記載のインサート
    ホルダー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101301062B1 (ko) * 2013-01-08 2013-08-28 이세동 인서트 어셈블리
CN108301569A (zh) * 2018-04-08 2018-07-20 山东天盾矿用设备有限公司 一种套筒构件及其预埋和脱模方法
JP7632838B2 (ja) 2020-12-28 2025-02-19 フジミ工研株式会社 プレキャストコンクリート製品の製造用型枠における埋込部材保持構造及び埋込部材取付方法

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