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JP2000051648A - 排ガス処理装置及び処理方法 - Google Patents

排ガス処理装置及び処理方法

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Publication number
JP2000051648A
JP2000051648A JP10221540A JP22154098A JP2000051648A JP 2000051648 A JP2000051648 A JP 2000051648A JP 10221540 A JP10221540 A JP 10221540A JP 22154098 A JP22154098 A JP 22154098A JP 2000051648 A JP2000051648 A JP 2000051648A
Authority
JP
Japan
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exhaust gas
dust
gas treatment
absorption tower
hcl
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10221540A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Iida
耕三 飯田
Susumu Okino
沖野  進
Koichiro Iwashita
浩一郎 岩下
Tamotsu Miyazaki
保 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10221540A priority Critical patent/JP2000051648A/ja
Publication of JP2000051648A publication Critical patent/JP2000051648A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭及びゴミ固化燃料(RDF)を燃料とし
たいわゆるRDF発電の排ガス中に含有される窒素酸化
物やダイオキシン類等の塩素化芳香族化合物を無害化す
るための排ガス処理装置及び処理方法を提供する。 【解決手段】 石炭及びゴミ固化燃料の混合燃料又はゴ
ミ固化単独燃料を燃焼した際に排出される排ガス11を
浄化する排ガス処理装置であって、排ガス中の煤塵を除
塵する除塵装置12と、該除塵装置の後流側に設けれS
Ox,HCl等を吸収除去する吸収塔13と、吸収塔1
3の後流側に設けられて煤塵を凝集肥大化させて除去す
る過冷却型ミストエリミネータ(AMC)14と、排ガ
ス中の有害物質を分解する触媒装置15とからなり、必
要に応じて触媒反応温度まで排ガスを加熱する第1の加
熱器16−1,白煙を防止するために排ガスを加熱する
第2の加熱器16−2を設け、有害物質を除去した排ガ
スを煙突17から外部に排出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭及びゴミ固化
燃料(RDF)を燃料としたいわゆるRDF発電の排ガ
ス中に含有される窒素酸化物やダイオキシン類等の塩素
化芳香族化合物を無害化するための排ガス処理装置及び
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ゴミ固
化燃料(RDF:Rdfuse Derived Fuel)は石炭に類似す
る性状を有するものであり、近年火力発電所やセメント
キルン等の燃料として、単独或いは石炭と併用して使用
されている。
【0003】下記「表1」に石炭を燃料とした排ガスの
組成、上記RDFを燃料とした排ガスの組成及び出口に
おける排ガスの排出基準の一例を示す。
【0004】
【表1】
【0005】この「表1」によれば、RDF排ガスの場
合には、石炭排ガスのように、SOxは多くないもの
の、HClやダイオキシン類等が多少含有されている。
これは、RDFは可燃ゴミや廃プラスチック類等から作
られる燃料であるので、燃焼させた場合には、石炭とは
異なり、硫黄酸化物や窒素酸化物の他に、ダイオキシン
類やPCB類に代表される有害な塩素化芳香族化合物、
高縮合度芳香族炭化水素等の有害物質や、水銀等の重金
属が含有される場合があるからである。
【0006】石炭を燃料とした場合の従来の排ガス処理
装置の一例を図4に示す。図4に示すように、従来の排
ガス処理装置は、石炭等を燃料とした排ガス01中の窒
素酸化物等を分解除去する脱硝装置02と、上記排ガス
01中の煤塵をコロナ放電により除去する電気集塵装置
(EP)03と、除塵後の排ガス中に存在するSOx,
HCl,重金属等を循環する吸収液及びCaCO3 の添
加により吸収除去する吸収塔04と、該吸収塔04で発
生する石膏ミスト及び排ガス中のダストを除去するミス
トエリミネータ(MC)05と、白煙防止のために排ガ
ス01を加熱する加熱器06と、排ガスを外部へ排出す
る煙突07とから構成されている。この従来の排ガス装
置では、石炭を燃料とした場合における処理装置である
ので、RDF燃料を併用して用いた場合、ダイオキシン
類が排出される場合には、効率的な除去ができない、と
いう問題がある。また、今後都市ゴミ処理の広域化に伴
い、ゴミのRDF化が採用されており、今後RDFを燃
料とした燃焼設備が多く出現され、その際における排ガ
スの無害化が必須となる。
【0007】本発明は、上記問題に鑑み、RDFを単独
又は石炭等と併用して発電等の燃料にした場合における
排ガス中の有害物質や重金属等を確実に分解する排ガス
処理装置及び処理方法を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する[請
求項1]の発明は、少なくともSOx,HCl,重金属
等のいずれかを含む燃焼排ガスを処理する排ガス処理装
置であって、上記排ガス中の煤塵を除塵する除塵装置
と、該除塵装置の後流側に設けられ、SOx,HCl,
重金属等を吸収除去する吸収塔と、該吸収塔の後流側に
設けられ、煤塵を凝集肥大化させて除去する過冷却型ミ
ストエリミネータと、該煤塵を除去した後の排ガス中の
有害物質を分解する触媒装置とからなることを特徴とす
る。
【0009】[請求項2]の発明は、請求項1におい
て、上記触媒装置に塩基性物質及び/又は還元性物質を
導入する手段を設けたことを特徴とする。
【0010】[請求項3]の発明は、請求項1又は2に
おいて、上記吸収塔の排液を固化する無排水処理手段を
設けたことを特徴とする。
【0011】[請求項4]の発明は、請求項3におい
て、上記固化前に吸収塔の排液を溶融減容化する溶融減
容化手段を設けたことを特徴とする。
【0012】[請求項5]の発明は、少なくともSO
x,HCl,重金属等のいずれかを含む燃焼排ガスを処
理する排ガス処理方法であって、上記排ガス中の煤塵を
除塵する除塵工程と、該除塵工程の後流側でSOx,H
Cl,重金属等を吸収除去する吸収工程と、該SOx,
HCl,重金属等を吸収除去した排ガス中の煤塵を凝集
肥大化させて除去する煤塵除去工程と、該煤塵除去後の
排ガス中の有害物質を分解する触媒分解工程とからなる
ことを特徴とする。
【0013】[請求項6]の発明は、請求項5におい
て、上記吸収塔の排液を固化する無排水処理工程を設け
たことを特徴とする。
【0014】[請求項7]の発明は、請求項6におい
て、上記固化前に吸収塔の排液を溶融減容化する溶融減
容化工程を設けたことを特徴とする。
【0015】[請求項8]の発明は、請求項5から請求
項7において、上記触媒分解工程の温度を65℃〜12
5℃の低温としたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0017】本実施の形態にかかる排ガス処理装置の概
略の一例を図1に示す。図1に示すように、本実施の形
態に係る排ガス処理装置は、石炭及びゴミ固化燃料の混
合燃料又はゴミ固化単独燃料を燃焼した際に排出される
排ガス11を浄化する排ガス処理装置であって、排ガス
中の煤塵を除塵する除塵装置12と、該除塵装置の後流
側に設けられSOx,HCl等を吸収除去する吸収塔1
3と、吸収塔13の後流側に設けられて煤塵を凝集肥大
化させて除去する過冷却型ミストエリミネータ(AM
C)14と、排ガス中の有害物質を分解する触媒装置1
5とからなり、必要に応じて触媒反応温度まで排ガスを
加熱する第1の加熱器16−1,白煙を防止するために
排ガスを加熱する第2の加熱器16−2を設け、有害物
質を除去した排ガスを煙突17から外部に排出するもの
である。
【0018】上記除塵装置12としては、静電気力と液
滴とを利用した集塵装置を用い、例えば予備架電装置
(PC:プレチャージャー)等を挙げることができる。
この除塵装置12ではコロナ放電により粒子を帯電させ
て電荷を付与し、煤塵を電極上に捕集するものである。
【0019】上記吸収塔13は、上記除塵装置12にて
煤塵が除去された排ガス11を導入し、SOx,HC
l,微量の重金属等を吸収する吸収液を循環させたり又
は液柱状に噴出させたりして硫黄酸化物(SOx),塩
化水素(HCl),重金属等を吸収除去するものであ
り、本発明では一般的な吸収塔を用いればよいが、液柱
状に噴出する方式の液中状吸収塔を用いればより効果的
である。この液柱状吸収塔は、図2に示すように、スプ
レーパイプ21に複数設けられたノズルからポンプ22
によって循環される吸収液23を所定の高さ(例えば約
8〜12m程度)の液柱状の吸収液24に噴出させて微
細な液滴を発生させるものである。この結果噴霧された
液柱状の吸収液24は大きな気液接触面積を確保し、降
下液と吹き上げ液との衝突によって、導入される排ガス
11中の硫黄酸化物(SOx),塩化水素(HCl),
重金属(Hg,As,Cd,Pd,Cr,Mn等)等を
効率よく吸収除去するものである。なお、RDFは殆ど
の金属がその製造工程において、除去されるので、排ガ
ス中の重金属量は元々少ないものとなっており、この吸
収塔13によりほぼ完全に吸収される。
【0020】上記過冷却型ミストエリミネータ(AM
C)14は、図2に示すように、吸収塔出口ミストエリ
ミネータ部に竪型管式熱交換手段25を設け、冷却水2
6を通水させて排ガス11を冷却するものであり、所定
の温度にまで冷却された排ガスは、交換熱容量分に想到
する凝縮水が管の外側を流下して回収される。この凝縮
水の流下によるセルフクリーニング作用により、管の外
側は常にクリーンな状態に保たれる。一方排ガス11の
一部は冷却部をバイパスして熱交換されずに後流側に位
置する混合器27に導入される。この混合器27でバイ
パスガスと冷却されたガスとが急速混合され、排ガスは
過冷却の状態となり、排ガス中の水分は同伴煤塵表面に
凝縮し、煤塵が肥大化される。この肥大化された煤塵は
混合器27の出口側に設けられた衝突型の除塵器28に
より、除去される。
【0021】上記過冷却型ミストエリミネータ14によ
って、煤塵を肥大化して除去した排ガス中の有害物質を
分解する触媒装置15は、排ガス中に含有される有害物
質と接触して触媒作用により無害化することのできるも
のであれば何等限定されるものではないが、過冷却型ミ
ストエリミネータ14によって、排ガスは冷却されてい
るので、低温型の触媒がより好ましい。なお、図1にお
いては、触媒の活性に応じて必要な温度まで排ガス11
を加温する加熱器15を設けている。なお、この加熱器
15による加熱は必要最低限の加熱に止めることが肝要
であり、ダイオキシン類等の再合成の温度250℃付近
を上限としている。
【0022】低温型触媒の好適な触媒反応温度は、65
℃〜125℃の範囲の低温としており、好ましくは約9
0℃前後とするのがよい。この低温型触媒の一例として
は、MgSO4 系,FeSO4 系,CoSO4 系触媒を
挙げることができる。いずれも金属とタットン塩(アン
モニウムイオンを配位した金属硫酸塩)を形成するもの
であり、本塩が触媒の活性点としてダイオキシン類の化
学結合部位に作用している。図5に上記触媒としてハニ
カム状CoSO4 /TiO2 触媒の脱硝率と反応温度と
の関係をあらわすグラフを示す。
【0023】また、通常のシリカ(SiO2 )、アルミ
ナ(Al2 3 )、ジルコニア(ZrO2 )、チタニア
(TiO2 )、シリカアルミナ、ゼオライトから選ばれ
る少なくとも一種からなる固体酸系の担体と、五酸化バ
ナジウム(V2 5 ),三酸化モリブデン(Mo
3 ),三酸化タングステン(WO3 )等の公知の活性
成分とからなる触媒を用いて150〜250℃で分解さ
せてもよい。また、上記低温型触媒と上記例えばTiO
2 に担持されたV2 5 からなる酸化触媒とを併用して
触媒効率を向上させるようにしてもよい。
【0024】ここで、上記触媒により分解される排ガス
中に含有されることの多い有害物質としては、窒素酸化
物,ダイオキシン類,高縮合度芳香族炭化水素等の有害
物質や気体状有機化合物である。
【0025】排ガス処理に使用される触媒は、ガスとの
接触面積を大とすることが好ましいことは当然である
が、粉体状触媒の充填密度の程度によっては排ガスの流
動背圧が上がり好ましくない。この対策としては通常は
粉体をその比表面積を過度に低下させることなく所定の
密度に圧縮して得た、例えばハニカム状の成型体が使用
される。
【0026】ここで、本発明の触媒で分解処理する排ガ
ス中の有害物質とは、窒素酸化物の他、ダイオキシン類
やPCB類に代表される有害な塩素化芳香族化合物、高
縮合度芳香族炭化水素等の有害物質をいうが、本発明の
酸化触媒作用により分解できる排ガス中の有害物質(又
は環境ホルモン)であればこれらに限定されるものでは
ない。
【0027】ここで、上記ダイオキシン類とは、ポリ塩
化ジベンゾ−p−ダイオキシン類(PCDDs)及びポ
リ塩化ジベンゾフラン類(PCDFs)の総称であり、
塩素系化合物とある種の有機塩素化合物の燃焼時に微量
発生するといわれ、化学的に無色の結晶である。塩素の
数によって二塩化物から八塩化物まであり、異性体には
PCDDsで75種類、PCDFsで135種類におよ
び、これらのうち、特に四塩化ジベンゾ−p−ダイオキ
シン(T4 CDD)は、最も強い毒性を有するものとし
て知られている。なお、有害な塩素化芳香族化合物とし
ては、ダイオキシン類の他にその前駆体となる種々の有
機塩素化合物(例えば、フェノール,ベンゼン等の芳香
族化合物(例えばクロルベンゼン類,クロロフェノール
及びクロロトルエン等)、塩素化アルキル化合物等)が
含まれており、排ガス中から除去する必要がある。
【0028】また、PCB類(ポリ塩化ビフェニル類)
はビフェニールに塩素原子が数個付加した化合物の総称
であり、塩素の置換数、置換位置により異性体がある
が、2,6−ジクロロビフェニル、2,2'−ジクロロビ
フェニル、2,3,5−トリクロロビフェニル等が代表
的なものであり、毒性が強く、焼却した場合にはダイオ
キシン類が発生するおそれがあるものとして知られてお
り、排ガス中から除去する必要がある。
【0029】また、高縮合度芳香族炭化水素は多核芳香
族化合物の総称であり、単数又は複数のOH基を含んで
もよく、発癌性物質として認められており、排ガス中か
ら除去する必要がある。
【0030】また、場合によっては、煤塵に加えて、例
えばホルムアルデヒド,ベンゼン又はフェノールのよう
な気体状有機化合物を含む排ガスが発生することもあ
る。これらの有機化合物もまた、環境汚染物質であり、
人間の健康を著しく損ねるので、排ガスから除去する必
要がある。
【0031】また、本発明で処理される窒素酸化物と
は、通常NO及びNO2 の他、これらの混合物をいい、
NOxとも称されている。しかし、該NOxにはこれら
以外に各種酸化数の、しかも不安定な窒素酸化物も含ま
れている場合が多い。従ってxは特に限定されるもので
はないが通常1〜2の値である。雨水等で硝酸、亜硝酸
等になり、またはNOは光化学スモッグの主因物質の一
つであるといわれており、人体には有害な化合物である
ので、排ガスから除去する必要がある。
【0032】本発明による上記排ガス処理装置を用いる
ことにより、上述した排ガスから除去する必要がある有
害物質である窒素酸化物,ダイオキシン類,高縮合度芳
香族炭化水素等や気体状有機化合物を接触的に還元又は
分解して無害化処理することができる。ここで、上記有
害物質の内、排ガス中のダイオキシン類,ダイオキシン
類の前駆体,PCB等の塩素化芳香族化合物、高縮合度
芳香族炭化水素は、煤塵中に存在する場合には、煤塵と
共に除去され、微粒で排ガス中に存在する場合には、触
媒装置の触媒作用により無害化処理がなされる。
【0033】また窒素酸化物については触媒装置の前流
側に塩基性物質(例えばアンモニア(NH3 )等)及び
/又は還元性物質(例えば尿素,メタノール等)の導入
手段を設けて塩基性物質及び/又は還元性物質を触媒装
置内に存在させ、還元反応により無害化処理が行われ
る。
【0034】このように、本発明の処理装置によれば、
石炭・RDF混合燃焼の場合の排ガスを、除塵装置12
において排ガス中の煤塵を除去すると共に、吸収塔13
において、SOx,HCl,重金属が除去され、その後
の過冷却型ミストエリミネータ14により、上記除塵装
置12で除去できなかった煤塵を凝集肥大させて除去
し、その後触媒装置15において、排ガス中の有害物質
であるダイオキシン類や窒素酸化物を分解するので、排
ガス中の有害物質を効率よく除去できることとなる。ま
た、従来のように、脱硝を煤塵除去の前流側で行わず、
排ガス中の煤塵を殆ど除去した後に触媒装置15で分解
除去するので、該触媒装置15に付加がかかることもな
い。また、触媒装置15では低温での分解除去が可能で
あると共に、ダイオキシン類の再合成に必要となる重金
属は既に除去されており、触媒反応温度も低温(90
℃)であるので、ダイオキシン類の再合成の心配がな
い。尚、RDFを燃料とした場合の排ガス中のダイオキ
シン類の有害物質の含有量は通常のゴミ焼却炉よりもは
るかに少ないので、新設炉のダイオキシン類の厚生省ガ
イドラインの排出規制値(0.1ng−TQ/m3 N以
下)を十分満足することができる。
【0035】上記吸収塔13から排出される石膏排液1
8は濃縮し、セメントや石炭灰等19と混練手段20に
より混練された後、固化物として処理され、排水の無排
水化を図ることができる。これにより、排ガス中の有害
物質の除去と共に、無排水化技術により、効率的なRD
F単独又は石炭/RDF混合発電等が可能となる。
【0036】また、図3に示すように、無排水化の他の
手段として、排ガスの煙道にWES(Wastewater Evapo
ration System )31を設け、吸収塔13からの排水の
一部32を排ガスの煙道中にスプレーし、図1の予備架
電装置(PC:プレチャージャー)の代わりに電気集塵
器(EP)33を設け、排ガス中の水分を含んだ固形分
を除去するようにしている。この電気集塵器33からの
集塵物34は別途溶融減容化手段35に運ばれ、吸収塔
13からの排液の固体物36と共に、溶融減容され、セ
メントや石炭灰等37と混練手段38により混練された
後、固化物として処理され、排水の無排水化を図ること
ができる。
【0037】上述した処理では排水の無排水化を図るよ
うにしているが、排水を処理する場合には、石膏排液1
8中に含まれる有害物質を除去するために、被処理水中
に酸化剤を添加し触媒の存在下に処理するようにしても
よい。ここで、酸化剤とは、例えば過酸化物,オゾン,
酸素,空気のうちの少なくとも一種以上のものであり、
上記触媒とは、例えばPt,Pd,Rh,Ir,Au,
Ag,Fe,Co,Ni,V,Cr,Mn,Ti,A
l,Si,Zr,Mo,Wの少なくとも一種以上の元素
からなるものをいう。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の[請求項
1]の発明によれば、少なくともSOx,HCl,重金
属等のいずれかを含む燃焼排ガスを処理する排ガス処理
装置であって、上記排ガス中の煤塵を除塵する除塵装置
と、該除塵装置の後流側に設けられ、SOx,HCl,
重金属等を吸収除去する吸収塔と、該吸収塔の後流側に
設けられ、煤塵を凝集肥大化させて除去する過冷却型ミ
ストエリミネータと、該煤塵を除去した後の排ガス中の
有害物質を分解する触媒装置とからなるので、石炭及び
ゴミ固化燃料(RDF)を燃料としたいわゆるRDF発
電の排ガス中に含有される窒素酸化物やダイオキシン類
等の塩素化芳香族化合物を無害化することができる。
【0039】[請求項2]の発明によれば、請求項1に
おいて、上記触媒装置に塩基性物質及び/又は還元性物
質を導入する手段を設けたので、ダイオキシン類の無害
化と共に脱硝処理を行うことができる。
【0040】[請求項3]の発明によれば、請求項1又
は2において、上記吸収塔の排液を固化する無排水処理
手段を設けたので、排ガス中の有害物質の除去と共に、
無排水化が可能となる。
【0041】[請求項4]の発明によれば、請求項3に
おいて、上記固化前に吸収塔の排液を溶融減容化する溶
融減容化手段を設けたので、固化物の減容化を図り、無
排水化が可能となる。
【0042】[請求項5]の発明によれば、少なくとも
SOx,HCl,重金属等のいずれかを含む燃焼排ガス
を処理する排ガス処理方法であって、上記排ガス中の煤
塵を除塵する除塵工程と、該除塵工程の後流側でSO
x,HCl,重金属等を吸収除去する吸収工程と、 該
SOx,HCl,重金属等を吸収除去した排ガス中の煤
塵を凝集肥大化させて除去する煤塵除去工程と、該煤塵
除去後の排ガス中の有害物質を分解する触媒分解工程と
からなるので、石炭及びゴミ固化燃料(RDF)を燃料
としたいわゆるRDF発電の排ガス中に含有される窒素
酸化物やダイオキシン類等の塩素化芳香族化合物を無害
化することができる。
【0043】[請求項6]の発明によれば、請求項5に
おいて、上記吸収塔の排液を固化する無排水処理工程を
設けたので、排ガス中の有害物質の除去と共に、無排水
化が可能となる。
【0044】[請求項7]の発明によれば、請求項6に
おいて、上記固化前に吸収塔の排液を溶融減容化する溶
融減容化工程を設けたので、固化物の減容化を図り、無
排水化が可能となる。
【0045】[請求項8]の発明によれば、請求項5か
ら請求項7において、上記触媒分解工程の温度を65℃
〜125℃の低温としたので、ダイオキシン類の再合成
がなく、設備にも負担がかからない効率的な処理が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排ガス処理装置の一例を示す概略図である。
【図2】吸着塔及び過冷却型ミストエリミネータの一例
を示す概略図である。
【図3】排ガス処理装置の他の一例を示す概略図であ
る。
【図4】従来技術の排ガス処理装置の一例を示す概略図
である。
【図5】ハニカム状CoSO4 /TiO2 触媒の脱硝率
と反応温度との関係図である。
【符号の説明】
11 排ガス 12 除塵装置 13 吸収塔 14 過冷却型ミストエリミネータ 15 触媒装置 16−1第1の加熱器 16−2 第2の加熱器 17 煙突 18 石膏排液 19 セメントや石炭灰等 20 混練手段 21 スプレーパイプ 22 ポンプ 23 吸収液 24 液柱状 25 竪型管式熱交換手段 26 冷却水 27 混合器 28 除塵器 31 WES 32 排水の一部 33 電気集塵器 34 集塵物 35 溶融減化手段 36 固化物 37 セメントや石炭等 38 混練手段 01 排ガス 02 脱硝装置 03 電気集塵器 04 吸収塔 05 ミストエリミネータ 06 加熱器 07 煙突
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩下 浩一郎 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 宮崎 保 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 Fターム(参考) 3K070 DA01 DA02 DA03 DA04 DA05 DA07 DA13 DA14 DA15 DA22 DA25 DA30 DA37 DA42 DA53 DA58 4D002 AA02 AA12 AA19 AA21 AA28 AA32 AA33 AC04 BA02 BA06 BA12 BA13 BA14 BA16 CA01 CA04 DA05 DA06 DA07 DA14 DA16 DA21 DA22 DA45 DA46 EA02 EA07 HA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともSOx,HCl,重金属等の
    いずれかを含む燃焼排ガスを処理する排ガス処理装置で
    あって、 上記排ガス中の煤塵を除塵する除塵装置と、 該除塵装置の後流側に設けられ、SOx,HCl,重金
    属等を吸収除去する吸収塔と、 該吸収塔の後流側に設けられ、煤塵を凝集肥大化させて
    除去する過冷却型ミストエリミネータと、 該煤塵を除去した後の排ガス中の有害物質を分解する触
    媒装置とからなることを特徴とする排ガス処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記触媒装置に塩基性物質及び/又は還元性物質を導入
    する手段を設けたことを特徴とする排ガス処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記吸収塔の排液を固化する無排水処理手段を設けたこ
    とを特徴とする排ガス処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記固化前に吸収塔の排液を溶融減容化する溶融減容化
    手段を設けたことを特徴とする排ガス処理装置。
  5. 【請求項5】 少なくともSOx,HCl,重金属等の
    いずれかを含む燃焼排ガスを処理する排ガス処理方法で
    あって、 上記排ガス中の煤塵を除塵する除塵工程と、 該除塵工程の後流側でSOx,HCl,重金属等を吸収
    除去する吸収工程と、 該SOx,HCl,重金属等を吸収除去した排ガス中の
    煤塵を凝集肥大化させて除去する煤塵除去工程と、 該煤塵除去後の排ガス中の有害物質を分解する触媒分解
    工程とからなることを特徴とする排ガス処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記吸収塔の排液を固化する無排水処理工程を設けたこ
    とを特徴とする排ガス処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記固化前に吸収塔の排液を溶融減容化する溶融減容化
    工程を設けたことを特徴とする排ガス処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7において、 上記触媒分解工程の温度を65℃〜125℃の低温とし
    たことを特徴とする排ガス処理方法。
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