JP2000050768A - 釣竿及びその製造方法 - Google Patents
釣竿及びその製造方法Info
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- Fishing Rods (AREA)
Abstract
の竿部品を有する釣竿及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 この釣竿のリールシート5は、以下のよ
うにして元竿1に固定されている。まず、元竿1の補強
樹脂層20上にリールシート5を配置する。この際、リ
ールシート5の一部は溶融温度に達しないように加熱さ
れて熱膨張している。熱膨張した状態でリールシート5
の一部を元竿1に挿通した後、自然冷却して熱収縮させ
て元竿1に密着固定させる。また、必要に応じて補強用
樹脂挿20とリールシート5との接触面には接着剤を塗
布してもよい。
Description
及びその製造方法に関する。
部に固定されたグリップと、グリップの穂先側に形成さ
れリールを固定可能なリールシートと、竿体上に所定の
間隔を隔てて設けられた複数の糸通しガイドとを有して
いる。この釣竿のリールシートは、竿体の所定位置の外
周に合致するように形成されたパイプ状の部材を竿体に
固定してリールシートとしたものや、竿体の所定位置の
外周にプリプレグによって肉盛りを形成し、この肉盛り
によってリールシートを形成したものがある。
シートに取り付けて固定し、リールからの釣糸を糸通し
ガイドに順次挿通して穂先側に導く。そして、キャステ
ィング,リトリーブ等の操作を行う。
き上げ時等に大きな負担がかかる箇所である。この大き
な負担に対して竿体からずれたり回転したりしないよう
にするため、リールシートは竿体に十分に固定させる必
要がある。従来のパイプ状部材からなるリールシートで
は、リールシートと竿体との接着面に接着剤を十分に塗
布したり、係止部を設ける等してリールシートを竿体に
十分に密着固定している。しかし、このようなリールシ
ートの竿体への固定作業は煩雑かつ時間がかかるもので
あり、また、リールシートの密着性も十分とは言い難
い。一方、竿体に直接肉盛りを設けてリールシートを形
成する場合は、リールシートの竿体への密着性は良い
が、所望の形状のリールシートに加工するのが困難であ
り手間がかかるという問題がある。
きな負担がかかる箇所として、グリップや糸通しガイド
等があるが、これらも竿体に十分密着させる必要があ
る。本発明の課題は、竿体に強固に密着固定されたリー
ルシート等の竿部品を有する釣竿及びその製造方法を提
供することにある。
魚釣りに用いる釣竿であって、竿体と、熱可塑性樹脂か
らなり熱可塑性樹脂の熱収縮によって竿体に固定された
竿部品とを備えている。この熱可塑性樹脂は加熱すると
熱膨張して、溶融温度を超えると溶融する合成樹脂であ
る。この竿部品はこの熱可塑性樹脂の熱膨張する性質を
利用して竿体に固定されている。即ち、竿体に合致する
ように形成した竿部品を溶融温度を超えないように加熱
して熱膨張させ、竿体の所定の位置にはめ込んだ後に冷
却して収縮させる。収縮した竿部品は竿体に十分に密着
し、しかも容易に竿部品を竿体に固定できる。
って、竿体の所定位置の外周に形成された補強樹脂層を
さらに備えている。そして、竿部品は補強樹脂層上に固
定されている。この場合には、補強樹脂層上に竿部品を
固定するので、加熱した竿部品を竿体上に配置した際及
び竿部品の収縮時に竿部品が竿体を痛めてしまうのを防
止でき、釣竿の耐久性も向上する。この補強樹脂層は、
竿体と一体化して形成しても竿体と別に形成してもよ
い。
釣竿であって、竿部品は竿体に固定されたリールシート
である。この場合には、熱可塑性樹脂から形成したリー
ルシートを熱膨張させた状態で竿体に配置して冷却し、
熱収縮させて竿体に密着固定させる。発明4にかかる釣
竿は、発明1または2の釣竿であって、竿部品は竿体に
固定された糸通しガイドである。
糸通しガイドを熱膨張させた状態で竿体に配置して冷却
し、熱収縮させて竿体に密着固定させる。発明5にかか
る釣竿は、発明1または2の釣竿であって、竿部品は竿
体に固定されたグリップである。この場合には、熱可塑
性樹脂から形成したグリップを熱膨張させた状態で竿体
に配置して冷却し、熱収縮させて竿体に密着固定させ
る。
竿の製造方法であって、以下の工程を含む。 ◎筒状の竿体を製造する工程。 ◎竿体の所定位置の外径に合致するような内径を有する
筒状の竿部品を熱可塑性樹脂から形成する工程。 ◎竿部品を加熱して熱膨張させる工程。 ◎加熱した竿部品を前記竿体の所定位置にはめ込んで冷
却する工程。
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。 (構成)本発明の第1実施実施形態を採用した釣竿は、
筒状の元竿1と、元竿1の穂先側に元竿1内に順次収納
可能に連結された複数の筒状の竿体からなる竿体ユニッ
ト2と、元竿1の竿元側端部に固定された竿元グリップ
3と、元竿1の竿元グリップ3の穂先側に形成されリー
ル4を装着可能なリールシート5と、リールシート5の
穂先側に固定された前グリップ6とを有している。ま
た、前グリップ6の穂先側の元竿1には糸通しガイド7
が配置されており、糸通しガイド7の穂先側の元竿1の
周面には糸導入孔8形成されている。そして、リール4
からの釣糸は、糸通しガイド7を通って糸導入孔8から
元竿1及び竿体ユニット2内に導入され、穂先側先端か
ら外部に導かれている。
プ状の部材である。リールシート5は、熱可塑性樹脂か
らなる本体部11と、本体部11上に長さ方向に設けら
れた金属製のレール部12と、レール部12の穂先側に
本体部11と一体で形成された熱可塑性樹脂からなる固
定フード13と、レール部12上を長さ方向に移動可能
な可動フード14と、可動フード14に設けられ可動フ
ード14の位置決めを行うロック部材15とを有してい
る。この本体部11及び固定フード部13は、後にその
製造方法で詳しく説明するように、熱可塑性樹脂の熱収
縮によって元竿1の周面に固定されたものである。そし
て、このリールシート5は、固定フード13と可動フー
ド14との間の本体部11上にリール5の脚部を載せ
て、可動フード14を移動させて、リール5の脚部を固
定フード13及び可動フード14で挟み込んで固定する
ように形成されている。
ールシート5は、元竿1の外周の所定の位置に設けられ
た補強樹脂層20上に配置され固定されている(図3参
照)。この補強樹脂層20は、元竿1の周方向に配向さ
れたガラス繊維または炭素繊維を含有する繊維強化樹脂
である。 (製造方法)以下に、本発明の第1実施形態を採用した
釣竿の製造方法を説明する。まず、図3(a)に示すよ
うに、先細りになるようにテーパが形成されたマンドレ
ル100の周面に離型剤を塗布し、さらに離型テープ
(図示せず)を必要に応じて巻回する。そして、離型テ
ープの外周に繊維強化樹脂からなる複数のプリプレグテ
ープ101〜103を順次巻回する。このプリプレグテ
ープ101〜103は後に元竿1を形成するものであ
る。ここで巻回するプリプレグテープ101〜103
は、炭素繊維やガラス繊維願今夕され強化された合成樹
脂製のテープである。そして、例えば、最内層のプリプ
レグテープ101はマンドレル100の周方向に強化繊
維が配向するように巻回され、他のプリプレグテープ1
02,103はマンドレル100の長さ方向に強化繊維
が配向するように巻回される。
103の外周のリールシート5を固定すべき位置に、補
強用プリプレグテープ110を部分的に巻回する。この
補強用プリプレグテープ110は後に補強樹脂層20を
形成するものである。この補強用プリプレグテープ11
0はプリプレグテープ101〜103と同様に、炭素繊
維やガラス繊維によって強化された繊維強化樹脂からな
る。この補強用プリプレグ110を巻回した後に、必要
に応じて保護テープを巻回して焼成する。
103及び補強用プリプレグテープ110は焼成後には
融解され融着し一体化されるが、各図においてはそれぞ
れ必要に応じて別個に示している。焼成後、マンドレル
100を抜き取り、離型用テープ,保護用テープを順次
剥離して、図3(b)に示すような、元竿1を製造す
る。ここで、リールシート5の竿体への密着接触性をさ
らに向上させるべく、補強樹脂層20の外周面を削って
凹凸を形成してもよい。
した元竿1の外周にほぼ一致する内径を有するパイプ状
のリールシート5の一部(本体部11及び固定フード1
3)を、元竿1の補強樹脂層20上に配置する。この
際、リールシート5の一部は溶融温度に達しないように
加熱されて熱膨張している。この加熱温度は熱可塑性樹
脂の種類に依存するが、熱可塑性樹脂溶融温度より20
〜50度程度低めの温度まで加熱するのが好ましい。熱
膨張した状態でリールシート5の一部を元竿1に挿通し
た後、自然冷却して熱収縮させて元竿1に密着固定させ
る。なお、必要に応じて補強用樹脂層20とリールシー
ト5との接触面には接着剤を塗布してもよい。
等をそれぞれ設けてリールシート5を製造する。以上の
ように、元竿1に合致するように形成したリールシート
5を溶融温度を超えないように加熱して熱膨張させ、元
竿1の所定の位置にはめ込んだ後にリールシート5を冷
却して収縮させるので、リールシート5を十分に元竿1
に密着接触させることができ、しかも作業が容易にな
る。
形態について、図面を参照しつつ説明する。本発明の第
2実施形態を採用した釣竿の糸通しガイド7は、元竿1
が貫通した状態で元竿1に固定される固定パイプ部41
と、釣糸が挿通可能なリング部43と、リング部43と
固定パイプ部41とを連結する脚部42とを有してい
る。
されたパイプ状部材であり、後に詳しく説明するよう
に、熱膨張させた状態で元竿1にはめ込まれ、その後冷
却され熱収縮することによって元竿1に固定されてい
る。リング部43は、チタン,アルミニウムまたはこれ
らの合金等の金属からなるリング状の部材である。そし
て、内部の釣糸が接触する部分には耐摩耗用のセラミッ
クリングがはめ込まれている。また、脚部42は、リン
グ部43に連続して形成されており、他端側は固定パイ
プ部41に接着されまたは別途紐部材等で固定されてい
る。
熱可塑性樹脂からなる固定パイプ部41にリング部41
及び脚部42を固定する。そして、第1実施形態と同様
にして元竿1を製造後、元竿1の所定位置の外径にほぼ
合致する内径の固定パイプ部41を、熱可塑性樹脂溶融
温度より20〜50度程度低めの温度まで加熱して熱膨
張させる。この状態で固定パイプ部41を元竿1に挿通
した後、自然冷却して熱収縮させて元竿1に密着固定さ
せる。なお、必要に応じて固定パイプ部41と元竿1と
の接触面には接着剤が塗布される。
イド7を十分に元竿1に密着接触させることができ、し
かも作業が容易になる。 [第3実施形態]以下、本発明の第3実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図5に示すように、本発明
の第3実施形態を採用した釣竿の前グリップ6は、熱可
塑性樹脂からなる筒状の部材である。
元竿1の所定位置の外径にほぼ合致する内径を有し熱可
塑性樹脂からなる前グリップ6を、熱可塑性樹脂溶融温
度より20〜50度程度低めの温度まで加熱して熱膨張
させる。この状態で前グリップ6を元竿1に挿通した
後、自然冷却して熱収縮させて元竿1に密着固定させ
る。なお、必要に応じて前グリップ6と元竿1との接触
面には接着剤が塗布される。
プ6を十分に元竿1に密着接触させることができ、しか
も作業が容易になる。 [他の実施形態] (a)竿元グリップ3も同様にして元竿1に固定でき
る。 (b)前グリップ6または糸通しガイド7を固定する元
竿1の周面にも補強樹脂層を形成してもよい。
つ強固に密着接触させることができる。
図。
した図。
を示した図。
示した図。
Claims (6)
- 【請求項1】魚釣りに用いる釣竿であって、 竿体と、 熱可塑性樹脂からなり前記熱可塑性樹脂の熱収縮によっ
て前記竿体に固定された竿部品とを備えた釣竿。 - 【請求項2】前記竿体の所定位置の外周に形成された補
強樹脂層をさらに備え、 前記竿部品は前記補強樹脂層上に固定されている、請求
項1に記載の釣竿。 - 【請求項3】前記竿部品は前記竿体に固定されたリール
シートである、請求項1または2に記載の釣竿。 - 【請求項4】前記竿部品は前記竿体に固定された糸通し
ガイドである、請求項1または2に記載の釣竿。 - 【請求項5】前記竿部品は前記竿体に固定されたグリッ
プである、請求項1または2に記載の釣竿。 - 【請求項6】魚釣りに用いる釣竿の製造方法であって、 筒状の竿体を製造する工程と、 前記竿体の所定位置の外径に合致するような内径を有す
る筒状の竿部品を熱可塑性樹脂から形成する工程と、 前記竿部品を加熱して熱膨張させる工程と、 前記加熱した竿部品を前記竿体の所定位置にはめ込んで
冷却する工程とを含む釣竿の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22641598A JP2000050768A (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 釣竿及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22641598A JP2000050768A (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 釣竿及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000050768A true JP2000050768A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16844773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22641598A Pending JP2000050768A (ja) | 1998-08-11 | 1998-08-11 | 釣竿及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000050768A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150181851A1 (en) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | Globeride, Inc. | Reel seat having fiber-reinforced resin sheet in fixed hood and fishing rod having the reel seat |
-
1998
- 1998-08-11 JP JP22641598A patent/JP2000050768A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150181851A1 (en) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | Globeride, Inc. | Reel seat having fiber-reinforced resin sheet in fixed hood and fishing rod having the reel seat |
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