JP2000050550A - トロイダル巻き隈取モータ - Google Patents
トロイダル巻き隈取モータInfo
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 損失を大幅に低減して隈取モータの力率及び
効率を飛躍的に向上させることを可能とする。 【解決手段】 固定電機子2の鉄心コアに1次コイル1
0及び隈取コイル11をトロイダル巻きすることによっ
て、分布巻線構造を容易な巻線作業によって得ることと
し、発生磁界を正弦波形に近づけて力率及び効率を大幅
に改善したもの。
効率を飛躍的に向上させることを可能とする。 【解決手段】 固定電機子2の鉄心コアに1次コイル1
0及び隈取コイル11をトロイダル巻きすることによっ
て、分布巻線構造を容易な巻線作業によって得ることと
し、発生磁界を正弦波形に近づけて力率及び効率を大幅
に改善したもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄心コアに隈取コ
イルがトロイダル状に巻回されたトロイダル巻き隈取モ
ータに関する。
イルがトロイダル状に巻回されたトロイダル巻き隈取モ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、隈取モータは、小容量のモータ
等として広く用いられている。図10に示されているモ
ータでは、固定電機子Sの鉄心コアSCに対して、1次
コイルSMと隈取コイルSNとが巻回されており、上記
1次コイルSMが形成する磁束Φ1と、この磁束Φ1に
対して所定の位相差を有するように隈取コイルSNが形
成する磁束Φ2とによって、回転子Rに対する回転磁界
を形成するようにしている。この隈取モータにおいて形
成される回転磁界は楕円であり、完全な円形磁界より効
果的なものではないが回転磁界の方向にトルクを生じ
る。
等として広く用いられている。図10に示されているモ
ータでは、固定電機子Sの鉄心コアSCに対して、1次
コイルSMと隈取コイルSNとが巻回されており、上記
1次コイルSMが形成する磁束Φ1と、この磁束Φ1に
対して所定の位相差を有するように隈取コイルSNが形
成する磁束Φ2とによって、回転子Rに対する回転磁界
を形成するようにしている。この隈取モータにおいて形
成される回転磁界は楕円であり、完全な円形磁界より効
果的なものではないが回転磁界の方向にトルクを生じ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな隈取モータは、安価な構造とすることはできるが、
反面、力率及び効率の双方とも極めて低いという問題が
ある。つまり、当該隈取モータにおける電機子では、簡
易な構造とするために、1次コイル及び隈取コイルを分
布巻きにすることなく集中巻きとして巻線を容易化して
おり、そのため回転に寄与する有効な基本成分波形が良
好に得られず、皮相電力に対する有効電力の比である力
率が大幅に低下している。また、隈取コイルでの損失が
大きいことから効率も悪く、モータに対する近年の要請
に沿わなくなっている。
うな隈取モータは、安価な構造とすることはできるが、
反面、力率及び効率の双方とも極めて低いという問題が
ある。つまり、当該隈取モータにおける電機子では、簡
易な構造とするために、1次コイル及び隈取コイルを分
布巻きにすることなく集中巻きとして巻線を容易化して
おり、そのため回転に寄与する有効な基本成分波形が良
好に得られず、皮相電力に対する有効電力の比である力
率が大幅に低下している。また、隈取コイルでの損失が
大きいことから効率も悪く、モータに対する近年の要請
に沿わなくなっている。
【0004】すなわち、最近の地球環境問題が深刻化に
伴い、省エネルギー・省電力を最優先で進めなければな
らない状況となってきているが、今日、電力消費が大き
な比重を占めており、その全電力の半分以上をモータが
消費している。このため、モータの力率及び効率を上
げ、損失(電力消費)を少しでも減らすことが最優先課
題として求められている。
伴い、省エネルギー・省電力を最優先で進めなければな
らない状況となってきているが、今日、電力消費が大き
な比重を占めており、その全電力の半分以上をモータが
消費している。このため、モータの力率及び効率を上
げ、損失(電力消費)を少しでも減らすことが最優先課
題として求められている。
【0005】そこで本発明は、電機子に、高特性化のた
めの構造変更を加えることによって、力率及び効率を大
幅に改善したトロイダル巻き隈取モータを提供すること
を目的としたものである。
めの構造変更を加えることによって、力率及び効率を大
幅に改善したトロイダル巻き隈取モータを提供すること
を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述したように隈取モー
タにおいては、1次コイル及び隈取コイルが集中巻きに
なされていることから最終的には皮相電力の半分程度が
使用されているに過ぎず、力率及び効率はかなり悪くな
っている。そこで本発明では、トロイダル巻きを採用
し、簡易な巻線構造によって分布巻を容易に得ることと
しており、それにより力率及び効率の向上を図ってい
る。
タにおいては、1次コイル及び隈取コイルが集中巻きに
なされていることから最終的には皮相電力の半分程度が
使用されているに過ぎず、力率及び効率はかなり悪くな
っている。そこで本発明では、トロイダル巻きを採用
し、簡易な巻線構造によって分布巻を容易に得ることと
しており、それにより力率及び効率の向上を図ってい
る。
【0007】また一般に、モータ特性を表す指標として
出力やトルクが用いられているが、これらは、印加電圧
や巻線の巻数、また放熱条件・設計などにより変化して
しまうため、モータ特性を絶対値で表す指標にはなって
いない。一方、別の指標として効率値があり、出力と損
失との関係を表す良い指標ではあるが、負荷又は回転数
条件により変化し、始動条件では出力が0となり効率値
も0となってしまい、やはりモータ特性の大きさを表す
絶対指標にはなり得ていない。
出力やトルクが用いられているが、これらは、印加電圧
や巻線の巻数、また放熱条件・設計などにより変化して
しまうため、モータ特性を絶対値で表す指標にはなって
いない。一方、別の指標として効率値があり、出力と損
失との関係を表す良い指標ではあるが、負荷又は回転数
条件により変化し、始動条件では出力が0となり効率値
も0となってしまい、やはりモータ特性の大きさを表す
絶対指標にはなり得ていない。
【0008】そこでモータの効率値を改善するために
は、まずモータ特性・効率の大きさとは何か、何により
決まるのか、などを正確に把握することが基本であり、
本願発明者が検討した結果、次のことがわかった。モー
タ特性の大きさを表す絶対指標は、発生トルクと発生損
失(銅損)との関係を表す(決める)比例定数値であ
り、磁石無しモータの場合における比例定数はトルク/
銅損、磁石付きモータの場合における比例定数は(トル
ク)2/銅損、であることがわかった。いわゆる、ある
電流を流した時に発生するトルクと銅損の関係を表す比
例定数値は、印加電圧や巻線巻き数(占積率が同じ場
合)、負荷条件などを変化させても変化せず、モータ特
性の大きさを表す絶対指標となることがわかった。一
方、効率値に関しても、効率=出力/入力=出力/(出
力+損失)であり、出力=回転数×トルクで、回転数は
印加電圧と損失で、損失のメインは銅損であるため、こ
の比例定数値でほぼ決まることがわかった。
は、まずモータ特性・効率の大きさとは何か、何により
決まるのか、などを正確に把握することが基本であり、
本願発明者が検討した結果、次のことがわかった。モー
タ特性の大きさを表す絶対指標は、発生トルクと発生損
失(銅損)との関係を表す(決める)比例定数値であ
り、磁石無しモータの場合における比例定数はトルク/
銅損、磁石付きモータの場合における比例定数は(トル
ク)2/銅損、であることがわかった。いわゆる、ある
電流を流した時に発生するトルクと銅損の関係を表す比
例定数値は、印加電圧や巻線巻き数(占積率が同じ場
合)、負荷条件などを変化させても変化せず、モータ特
性の大きさを表す絶対指標となることがわかった。一
方、効率値に関しても、効率=出力/入力=出力/(出
力+損失)であり、出力=回転数×トルクで、回転数は
印加電圧と損失で、損失のメインは銅損であるため、こ
の比例定数値でほぼ決まることがわかった。
【0009】モータ特性を大きくする(効率を上げる)
ために、大型化したり、高エネルギー積の磁石にした
り、巻線の占積率を上げたりすることが試みられている
が、これらは結局、上記比例定数値を決める要因の条件
を変化させることにより得ているものである。
ために、大型化したり、高エネルギー積の磁石にした
り、巻線の占積率を上げたりすることが試みられている
が、これらは結局、上記比例定数値を決める要因の条件
を変化させることにより得ているものである。
【0010】次に、この比例定数値がモータ特性の絶対
値を決める理由と、この比例定数値を決める要因につい
て述べる。モータのトルクは、対向配置された1次側と
2次側との相対移動による磁気エネルギーの変化の大き
さで決まるものである。その磁気エネルギーには、1次
側及び2次側の自己インダクタンスLにより発生・保持
されるものと、1次側と2次側との相互インダクタンス
Mにより発生・保持されるものとがあり、モータの種類
・構造により駆動に使用する磁気エネルギーが違ってい
る。誘導モータやDCモータ、ブラシレスモータなどは
相互インダクタンスMによる磁気エネルギーを使用して
おり、リラクタンスモータは自己インダクタンスLによ
る磁気エネルギーを使用している。
値を決める理由と、この比例定数値を決める要因につい
て述べる。モータのトルクは、対向配置された1次側と
2次側との相対移動による磁気エネルギーの変化の大き
さで決まるものである。その磁気エネルギーには、1次
側及び2次側の自己インダクタンスLにより発生・保持
されるものと、1次側と2次側との相互インダクタンス
Mにより発生・保持されるものとがあり、モータの種類
・構造により駆動に使用する磁気エネルギーが違ってい
る。誘導モータやDCモータ、ブラシレスモータなどは
相互インダクタンスMによる磁気エネルギーを使用して
おり、リラクタンスモータは自己インダクタンスLによ
る磁気エネルギーを使用している。
【0011】磁極数などの構造が決まっている場合の1
次側及び2次側の電流I1,I2に対する発生トルクの
大きさは、磁気エネルギーの最大値でほぼ決まり、いわ
ゆる、自己インダクタンスLや相互インダクタンスMの
大きさで決まってくる。自己インダクタンスLによる磁
気エネルギーの大きさは、(1/2)・L・I2、相互
インダクタンスMによる磁気エネルギーの大きさはM・
I1・I2である。リラクタンスモータ以外の一般モー
タは、ほとんどが相互インダクタンスMを駆動に使用し
ている。誘導モータやユニバーサルモータなど磁石を使
用しないモータの多くは1次電流I1と2次電流I2は
比例するため、電流をIで代表させるとその磁気エネル
ギーはM・I1・I2=M・I2と表せる。片側(1次
側と仮定)に磁石を用いるモータの場合、磁石は電流固
定の電磁石のためI1固定であり、M・I1=Φ(有効
磁束)のため、その磁気エネルギーはM・I1・I2=
Φ・Iと表せる。
次側及び2次側の電流I1,I2に対する発生トルクの
大きさは、磁気エネルギーの最大値でほぼ決まり、いわ
ゆる、自己インダクタンスLや相互インダクタンスMの
大きさで決まってくる。自己インダクタンスLによる磁
気エネルギーの大きさは、(1/2)・L・I2、相互
インダクタンスMによる磁気エネルギーの大きさはM・
I1・I2である。リラクタンスモータ以外の一般モー
タは、ほとんどが相互インダクタンスMを駆動に使用し
ている。誘導モータやユニバーサルモータなど磁石を使
用しないモータの多くは1次電流I1と2次電流I2は
比例するため、電流をIで代表させるとその磁気エネル
ギーはM・I1・I2=M・I2と表せる。片側(1次
側と仮定)に磁石を用いるモータの場合、磁石は電流固
定の電磁石のためI1固定であり、M・I1=Φ(有効
磁束)のため、その磁気エネルギーはM・I1・I2=
Φ・Iと表せる。
【0012】一方、銅損は抵抗損であるから、R・I2
で表せる。そのため、トルクと銅損の関係を決める比例
定数は、磁石無しの場合にはトルク/銅損であるため、
結果としてL/RまたはM/Rで表せる。磁石付きの場
合には(トルク)2/銅損であるため、結果としてM2
/Rで表せる。
で表せる。そのため、トルクと銅損の関係を決める比例
定数は、磁石無しの場合にはトルク/銅損であるため、
結果としてL/RまたはM/Rで表せる。磁石付きの場
合には(トルク)2/銅損であるため、結果としてM2
/Rで表せる。
【0013】L・M・Rを決める要素について考えてみ
ると、コイル巻数は全てに同じ影響を与えるため除いた
場合、LとMは主に、1次・2次対向面積Sとエアギャ
ップ長gで表せる。磁石付きの場合は更に磁石の材質と
体格・形状などを含む。Rは主に、コイル断面積Aとコ
イル1ターン当たりのコイル長lで決まっている。エア
ギャップ長gや磁石要素をほぼ固定と考え、主要素のみ
で上記比例定数の構成を考えると以下の通りとなる。 a.磁石無モータ(誘導、ユニバーサル): S・A/l=S/コイル要素 b.磁石付モータ: S2・A/l=S2/コイル要素 c.リラクタンスモータ: S・A/l=S/コイル要素 上記のように、比例定数を構成する主要因を改善し、比
例定数値を大きくすれば、モータ特性が大きくなり、結
果として効率値を改善できることがわかる。
ると、コイル巻数は全てに同じ影響を与えるため除いた
場合、LとMは主に、1次・2次対向面積Sとエアギャ
ップ長gで表せる。磁石付きの場合は更に磁石の材質と
体格・形状などを含む。Rは主に、コイル断面積Aとコ
イル1ターン当たりのコイル長lで決まっている。エア
ギャップ長gや磁石要素をほぼ固定と考え、主要素のみ
で上記比例定数の構成を考えると以下の通りとなる。 a.磁石無モータ(誘導、ユニバーサル): S・A/l=S/コイル要素 b.磁石付モータ: S2・A/l=S2/コイル要素 c.リラクタンスモータ: S・A/l=S/コイル要素 上記のように、比例定数を構成する主要因を改善し、比
例定数値を大きくすれば、モータ特性が大きくなり、結
果として効率値を改善できることがわかる。
【0014】上記比例定数値という視点から従来品をみ
た場合、従来の回転電機は大きな欠点を持っていること
がわかる。つまり、前述した比例定数の構成式の上辺を
決める共通事項は、1次・2次の磁気対向面の面積Sで
あり、この対向面積Sを増やすほど比例定数値及び効率
値は高くなることがわかる。
た場合、従来の回転電機は大きな欠点を持っていること
がわかる。つまり、前述した比例定数の構成式の上辺を
決める共通事項は、1次・2次の磁気対向面の面積Sで
あり、この対向面積Sを増やすほど比例定数値及び効率
値は高くなることがわかる。
【0015】仮にコイル要素の条件を変えずに、軸方向
のモータスペース一杯まで磁気対向面を取れたとすれ
ば、上記比例定数値が大幅に改善することになり、同一
トルク(又は出力)における損失を、例えば1/2とか
1/3にまで簡単に減少させることが可能であることが
わかる。このような仮の状態は、そのための構造さえ検
討すればある程度可能である。すなわち、コイル要素を
あまり悪化させずに、1次・2次磁気対向面の高さを大
幅に増やすことは構造的に可能であり、その様な構造を
採用することによって効率値を大幅に上げること、つま
り損失を大幅に下げることが可能になる。
のモータスペース一杯まで磁気対向面を取れたとすれ
ば、上記比例定数値が大幅に改善することになり、同一
トルク(又は出力)における損失を、例えば1/2とか
1/3にまで簡単に減少させることが可能であることが
わかる。このような仮の状態は、そのための構造さえ検
討すればある程度可能である。すなわち、コイル要素を
あまり悪化させずに、1次・2次磁気対向面の高さを大
幅に増やすことは構造的に可能であり、その様な構造を
採用することによって効率値を大幅に上げること、つま
り損失を大幅に下げることが可能になる。
【0016】このような観点から、請求項1記載の発明
では、鉄心コアに1次コイル及び隈取コイルが巻回され
た固定電機子によって、回転子に対する回転磁界を形成
するようにしたものであって、上記固定電機子の1次コ
イル及び隈取コイルが、トロイダル巻きされている。
では、鉄心コアに1次コイル及び隈取コイルが巻回され
た固定電機子によって、回転子に対する回転磁界を形成
するようにしたものであって、上記固定電機子の1次コ
イル及び隈取コイルが、トロイダル巻きされている。
【0017】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載の鉄心コアは、回転子の周囲を取り囲む環状コ
ア部と、この環状コア部から放射状に突出して前記回転
子に対面する複数の対向コア部と、を有し、前記隈取コ
イルが、周方向に隣接する上記対向コア部どうしの間の
少なくとも2以上のスロット内に収容されるようにして
分布巻きされている。
項1記載の鉄心コアは、回転子の周囲を取り囲む環状コ
ア部と、この環状コア部から放射状に突出して前記回転
子に対面する複数の対向コア部と、を有し、前記隈取コ
イルが、周方向に隣接する上記対向コア部どうしの間の
少なくとも2以上のスロット内に収容されるようにして
分布巻きされている。
【0018】さらに、請求項3記載の発明では、前記請
求項2記載の鉄心コアは、周方向における2個又は4個
の分割体から構成され、これら複数の分割体は、前記1
次コイル及び隈取コイルが環状コア部に巻回された後に
環状に一体結合されている。
求項2記載の鉄心コアは、周方向における2個又は4個
の分割体から構成され、これら複数の分割体は、前記1
次コイル及び隈取コイルが環状コア部に巻回された後に
環状に一体結合されている。
【0019】さらにまた、請求項4記載の発明では、前
記請求項3記載の1次コイル及び隈取コイルは、前記各
分割体ごとに独立して、かつ各分割体内で巻始から巻終
りまで連続的に巻回されている。
記請求項3記載の1次コイル及び隈取コイルは、前記各
分割体ごとに独立して、かつ各分割体内で巻始から巻終
りまで連続的に巻回されている。
【0020】請求項5記載の発明では、前記請求項2記
載の対向コア部の対向面におけるコア高さが、前記環状
コア部のコア高さより大きく形成されている。
載の対向コア部の対向面におけるコア高さが、前記環状
コア部のコア高さより大きく形成されている。
【0021】また、請求項6記載の発明では、前記請求
項5記載の鉄心コアが積層コアから構成され、当該鉄心
コアにおける少なくとも前記対向コア部に、回転子との
対向面積を拡大する部分積層コア部が積み重ねるように
して設けられている。
項5記載の鉄心コアが積層コアから構成され、当該鉄心
コアにおける少なくとも前記対向コア部に、回転子との
対向面積を拡大する部分積層コア部が積み重ねるように
して設けられている。
【0022】さらに、請求項7記載の発明では、前記請
求項5記載の鉄心コアが積層コアから構成され、当該鉄
心コアにおける少なくとも前記対向コア部の最外層の積
層板が、回転子との対向面積を拡大するように折曲形成
された集磁ヨーク板に構成されている。
求項5記載の鉄心コアが積層コアから構成され、当該鉄
心コアにおける少なくとも前記対向コア部の最外層の積
層板が、回転子との対向面積を拡大するように折曲形成
された集磁ヨーク板に構成されている。
【0023】さらにまた、請求項8記載の発明では、前
記請求項5記載の鉄心コアが磁性粉の集合体から構成さ
れ、当該鉄心コアにおける少なくとも前記対向コア部
に、回転子との対向面積を拡大する磁粉拡張コア部が厚
肉状に設けられている。
記請求項5記載の鉄心コアが磁性粉の集合体から構成さ
れ、当該鉄心コアにおける少なくとも前記対向コア部
に、回転子との対向面積を拡大する磁粉拡張コア部が厚
肉状に設けられている。
【0024】請求項9記載の発明では、前記請求項1記
載の鉄心コアの環状コア部には、前記対向コア部と反対
の半径方向に突出する張り出し部が形成されている。
載の鉄心コアの環状コア部には、前記対向コア部と反対
の半径方向に突出する張り出し部が形成されている。
【0025】また、請求項10記載の発明では、前記固
定電機子が、誘導機のステータである。
定電機子が、誘導機のステータである。
【0026】さらに、請求項11記載の発明では、前記
固定電機子が誘導機の固定子であるとともに、前記回転
子の導電部におけるコア高さより、当該回転子と上記固
定電機子との対向面におけるコア高さが大きく形成され
ている。
固定電機子が誘導機の固定子であるとともに、前記回転
子の導電部におけるコア高さより、当該回転子と上記固
定電機子との対向面におけるコア高さが大きく形成され
ている。
【0027】さらにまた、請求項12記載の発明では、
前記請求項1記載の回転電機が、永久磁石からなる回転
子を備えた磁石モータである。
前記請求項1記載の回転電機が、永久磁石からなる回転
子を備えた磁石モータである。
【0028】請求項13記載の発明では、請求項1記載
の回転電機が、リラクタンスコアからなる回転子を備え
たリラクタンスモータである。
の回転電機が、リラクタンスコアからなる回転子を備え
たリラクタンスモータである。
【0029】また、請求項14記載の発明では、請求項
1記載の回転電機が、ヒシテリシスコアからなる回転子
を備えたヒシテリシスモータである。
1記載の回転電機が、ヒシテリシスコアからなる回転子
を備えたヒシテリシスモータである。
【0030】さらに、請求項15記載の発明では、請求
項1記載の回転電機がインナーロータ構造に構成されて
いる。
項1記載の回転電機がインナーロータ構造に構成されて
いる。
【0031】さらにまた、請求項16記載の発明では、
請求項1記載の回転電機がアウターロータ構造に構成さ
れている。
請求項1記載の回転電機がアウターロータ構造に構成さ
れている。
【0032】本発明のように、固定電機子の鉄心コアに
対して1次コイル及び隈取コイルがトロイダル巻きされ
ていれば、分布巻を簡易な巻線構造で施すことが可能と
なり、その分布巻線構造によって回転に寄与する磁束が
分布磁界となることから、皮相電力に対する有効電力の
比、すなわち力率が簡易な構造で大幅に改善される。
対して1次コイル及び隈取コイルがトロイダル巻きされ
ていれば、分布巻を簡易な巻線構造で施すことが可能と
なり、その分布巻線構造によって回転に寄与する磁束が
分布磁界となることから、皮相電力に対する有効電力の
比、すなわち力率が簡易な構造で大幅に改善される。
【0033】このとき、本発明のようにトロイダル巻き
する環状コア部を分割構造とすれば、トロイダル巻の作
業が巻線機等を用いて極めて容易かつ効率的に行われる
こととなる。
する環状コア部を分割構造とすれば、トロイダル巻の作
業が巻線機等を用いて極めて容易かつ効率的に行われる
こととなる。
【0034】また、本発明のように、固定電機子の鉄心
コアにおける回転子との対向面を、環状コア部のコア高
さよりも大きくすることによって、コイル要素を悪化さ
せることなく比例定数値が大幅に改善されることとな
り、その結果、損失が大幅に低減されて効率値が飛躍的
に向上される。
コアにおける回転子との対向面を、環状コア部のコア高
さよりも大きくすることによって、コイル要素を悪化さ
せることなく比例定数値が大幅に改善されることとな
り、その結果、損失が大幅に低減されて効率値が飛躍的
に向上される。
【0035】さらに、対向コア部をラジアル方向に長く
して張り出させることとすれば、アキシャル方向への磁
束の流れが円滑になる。
して張り出させることとすれば、アキシャル方向への磁
束の流れが円滑になる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。まず、図1乃至図5に示さ
れている実施形態は、誘導型の隈取モータにおける固定
子(ステータ)に対して本発明を適用したものであっ
て、固定子枠1の内周壁に装着された固定子2が、回転
軸3に固着された回転子4の外周側を取り囲むように配
置されている。固定子2を形成している鉄心コアは、積
層コアからなり、その積層コアのコア巻線部を構成する
ようにして環状コア部5が設けられているとともに、当
該環状コア部5には、周方向に所定間隔あけて複数のリ
ブ状コア部6が放射状に延在するように一体的に設けら
れている。これらの各リブ状コア部6の半径方向内端部
分には、回転子4に対面する対向コア部7が設けられて
いる。
に基づいて詳細に説明する。まず、図1乃至図5に示さ
れている実施形態は、誘導型の隈取モータにおける固定
子(ステータ)に対して本発明を適用したものであっ
て、固定子枠1の内周壁に装着された固定子2が、回転
軸3に固着された回転子4の外周側を取り囲むように配
置されている。固定子2を形成している鉄心コアは、積
層コアからなり、その積層コアのコア巻線部を構成する
ようにして環状コア部5が設けられているとともに、当
該環状コア部5には、周方向に所定間隔あけて複数のリ
ブ状コア部6が放射状に延在するように一体的に設けら
れている。これらの各リブ状コア部6の半径方向内端部
分には、回転子4に対面する対向コア部7が設けられて
いる。
【0037】上記固定子2の鉄心コアは、特に図3に示
されているように、円周方向において図示左右に二分割
された略半円状の2個の分割体2a,2bを環状に一体
結合したものであって、上記各リブ状コア部6のうちの
周方向に隣接する一対のものどうしの間に画成された複
数のスロット8の一部に、1次コイル10a,10b又
は隈取コイル11a,11bが配置されている。これら
の1次コイル10a,10b及び隈取コイル11a,1
1bは、いわゆるトロイダル巻きによって上記環状コア
部5に装着されているが、上記鉄心コアを構成している
2個の分割体2a,2bの各々に対して、ひとまとまり
のものがそれぞれ巻回されている。すなわち、これら1
次コイル10a,10b及び隈取コイル11a,11b
は、前記各分割体2a,2bごとに独立した状態で装着
されており、各分割体2a,2b内の各コイル10a,
10b及び11a,11bは、巻始めから巻終りまでが
複数のスロット間にわたって連続的に巻回されている。
従って、これらの1次コイル10a,10b及び隈取コ
イル11a,11bは、各分割体2a,2bごとに独立
して巻線作業を施すことができるようになっている。
されているように、円周方向において図示左右に二分割
された略半円状の2個の分割体2a,2bを環状に一体
結合したものであって、上記各リブ状コア部6のうちの
周方向に隣接する一対のものどうしの間に画成された複
数のスロット8の一部に、1次コイル10a,10b又
は隈取コイル11a,11bが配置されている。これら
の1次コイル10a,10b及び隈取コイル11a,1
1bは、いわゆるトロイダル巻きによって上記環状コア
部5に装着されているが、上記鉄心コアを構成している
2個の分割体2a,2bの各々に対して、ひとまとまり
のものがそれぞれ巻回されている。すなわち、これら1
次コイル10a,10b及び隈取コイル11a,11b
は、前記各分割体2a,2bごとに独立した状態で装着
されており、各分割体2a,2b内の各コイル10a,
10b及び11a,11bは、巻始めから巻終りまでが
複数のスロット間にわたって連続的に巻回されている。
従って、これらの1次コイル10a,10b及び隈取コ
イル11a,11bは、各分割体2a,2bごとに独立
して巻線作業を施すことができるようになっている。
【0038】このとき、上記鉄心コアの1個の分割体2
a又は2bに対応した各1次コイル10a,10bと隈
取コイル11a,11bとは、円周方向にずらして4つ
のスロット内にそれぞれ装着されており、そのうちの2
つのスロットに対しては双方共通に装着されているが、
他のスロットに対応する券回部分は円周方向の反対側に
ずらすようにして装着されている。このように、上記鉄
心コアの各分割体2a,2bに対して巻回された、ひと
まとまりの1次コイル10a,10b及び隈取コイル1
1a,11bは、鉄心コアの両分割体2a,2bどうし
が一体に結合された後に、両分割体2a,2bどうしの
間で結線接続が行われている。なお、隈取コイル11
a,11bどうしは、互いに結線接続してもしなくても
構わない。
a又は2bに対応した各1次コイル10a,10bと隈
取コイル11a,11bとは、円周方向にずらして4つ
のスロット内にそれぞれ装着されており、そのうちの2
つのスロットに対しては双方共通に装着されているが、
他のスロットに対応する券回部分は円周方向の反対側に
ずらすようにして装着されている。このように、上記鉄
心コアの各分割体2a,2bに対して巻回された、ひと
まとまりの1次コイル10a,10b及び隈取コイル1
1a,11bは、鉄心コアの両分割体2a,2bどうし
が一体に結合された後に、両分割体2a,2bどうしの
間で結線接続が行われている。なお、隈取コイル11
a,11bどうしは、互いに結線接続してもしなくても
構わない。
【0039】上記鉄心コアを構成している積層コアは、
珪素鋼板を所定の形状に打ち抜いたコア片を軸方向に積
層したものであって、図7(a)に示されているような
全コア片12の積層体に対して、図7(b)に示されて
いるような部分コア片13がさらに積層されている。す
なわち、上記全コア片12の積層体は、積層コアの軸方
向中央部分を構成しているものであって、上述した環状
コア部5を形成している部分12aと、環状コア部5か
ら放射状に延びるリブ状コア部6を形成している部分1
2bと、リブ状コア部6の内端部分に設けられた対向コ
ア部(磁極部)7を形成している部分12cと、を有し
ており、このような図7(a)に示されているような形
状の全コア片12の所定枚数が軸方向に積層されること
によって、所定高さの環状コア部5、リブ状コア部6、
及び対向コア部(磁極部)7が形成されている。そし
て、この全コア片12を積層した環状コア部5に対して
1次コイル10又は隈取コイル11がトロイダル巻きさ
れている。
珪素鋼板を所定の形状に打ち抜いたコア片を軸方向に積
層したものであって、図7(a)に示されているような
全コア片12の積層体に対して、図7(b)に示されて
いるような部分コア片13がさらに積層されている。す
なわち、上記全コア片12の積層体は、積層コアの軸方
向中央部分を構成しているものであって、上述した環状
コア部5を形成している部分12aと、環状コア部5か
ら放射状に延びるリブ状コア部6を形成している部分1
2bと、リブ状コア部6の内端部分に設けられた対向コ
ア部(磁極部)7を形成している部分12cと、を有し
ており、このような図7(a)に示されているような形
状の全コア片12の所定枚数が軸方向に積層されること
によって、所定高さの環状コア部5、リブ状コア部6、
及び対向コア部(磁極部)7が形成されている。そし
て、この全コア片12を積層した環状コア部5に対して
1次コイル10又は隈取コイル11がトロイダル巻きさ
れている。
【0040】一方、図7(b)に示されている部分コア
片13は、環状コア部5を除いたリブ状コア部6及び対
向コア部(磁極部)7を形成する部分から構成されてお
り、上述した全コア片12の積層体におけるリブ状コア
部6及び対向コア部(磁極部)7に対して、軸方向の両
側からさらに積層されて部分積層コア14が形成されて
いる。この部分積層コア14を構成している部分コア片
13は、上述した全コア片12のリブ状コア部6及び対
向コア部7をさらに積み上げるように重ね合わせられて
いる。この部分積層コア14は、積層カシメ15により
固定されている。
片13は、環状コア部5を除いたリブ状コア部6及び対
向コア部(磁極部)7を形成する部分から構成されてお
り、上述した全コア片12の積層体におけるリブ状コア
部6及び対向コア部(磁極部)7に対して、軸方向の両
側からさらに積層されて部分積層コア14が形成されて
いる。この部分積層コア14を構成している部分コア片
13は、上述した全コア片12のリブ状コア部6及び対
向コア部7をさらに積み上げるように重ね合わせられて
いる。この部分積層コア14は、積層カシメ15により
固定されている。
【0041】上記部分積層コア15は、回転子4との対
向面積を軸方向に拡大するものであって、この部分積層
コア14と対向コア部7とを合わせた軸方向(積層方
向)における全積層厚さとしてのコア高さは、前記環状
コア部5の厚さとしてのコア高さより大きく形成されて
いる。また、上記対向コア部7と部分積層コア14との
全積層厚さとしてのコア高さは、1次コイル10の軸方
向における巻高さより大きい高さを備えるように形成さ
れている。
向面積を軸方向に拡大するものであって、この部分積層
コア14と対向コア部7とを合わせた軸方向(積層方
向)における全積層厚さとしてのコア高さは、前記環状
コア部5の厚さとしてのコア高さより大きく形成されて
いる。また、上記対向コア部7と部分積層コア14との
全積層厚さとしてのコア高さは、1次コイル10の軸方
向における巻高さより大きい高さを備えるように形成さ
れている。
【0042】一方、後述するように、上記回転子4の対
向面の軸方向(積層方向)における厚さとしてのコア高
さも、前記環状コア部5の厚さとしてのコア高さより大
きく前記全積層厚さと同程度に形成されており、これに
よって、部分積層コア14が回転子4側に対面される構
成になされている。
向面の軸方向(積層方向)における厚さとしてのコア高
さも、前記環状コア部5の厚さとしてのコア高さより大
きく前記全積層厚さと同程度に形成されており、これに
よって、部分積層コア14が回転子4側に対面される構
成になされている。
【0043】上記回転子4の鉄心コアを構成している積
層コアも、前述した固定子2における積層コアと同様な
構成を備えており、特に図8に示されているように、当
該回転子4の環状コア部15には、複数のリブ状コア部
16が周方向に所定間隔あけて放射状に延在するように
して一体的に設けられているとともに、これらの各リブ
状コア部16のうちの周方向に隣接する一対のものどう
しの間に画成された各スロット内のそれぞれに、アルミ
ダイキャストにより形成された導電部(図示省略)が充
填されている。また、上記各リブ状コア部16の半径方
向外端部分には、前述した固定子2に対面する対向コア
部17が設けられている。
層コアも、前述した固定子2における積層コアと同様な
構成を備えており、特に図8に示されているように、当
該回転子4の環状コア部15には、複数のリブ状コア部
16が周方向に所定間隔あけて放射状に延在するように
して一体的に設けられているとともに、これらの各リブ
状コア部16のうちの周方向に隣接する一対のものどう
しの間に画成された各スロット内のそれぞれに、アルミ
ダイキャストにより形成された導電部(図示省略)が充
填されている。また、上記各リブ状コア部16の半径方
向外端部分には、前述した固定子2に対面する対向コア
部17が設けられている。
【0044】さらに、上記導電部におけるアルミダイキ
ャストの内周側部分、すなわち対向コア部17と反対側
の端部には、円筒リング状の銅板18が導電部を形成す
るように設けられており、これによって良好な導電性を
得ている。また、導電部の導電性を上げるため、各スロ
ット内に棒状の銅材を挿入したり、導電部全体を銅材に
より構成することも可能である。
ャストの内周側部分、すなわち対向コア部17と反対側
の端部には、円筒リング状の銅板18が導電部を形成す
るように設けられており、これによって良好な導電性を
得ている。また、導電部の導電性を上げるため、各スロ
ット内に棒状の銅材を挿入したり、導電部全体を銅材に
より構成することも可能である。
【0045】上記積層コアは、珪素鋼板を所定の形状に
打ち抜いたコア片を軸方向に積層したものであって、図
7(a)に略相当する形状の全コア片12の積層体に対
して、さらに図7(b)に略相当する形状の部分コア片
13が積層されている。すなわち、上記全コア片12の
積層体は、積層コアの軸方向中央部分を構成しているも
のであって、上述した環状コア部15を形成している部
分と、その環状コア部15から放射状に延びるリブ状コ
ア部16を形成している部分と、当該リブ状コア部16
の内端部分に設けられた対向コア部(磁極部)17を形
成している部分と、を有しており、このような形状の全
コア片12の所定枚数が軸方向に積層されることによっ
て、所定高さの環状コア部15、リブ状コア部16、及
び対向コア部(磁極部)17が形成されている。
打ち抜いたコア片を軸方向に積層したものであって、図
7(a)に略相当する形状の全コア片12の積層体に対
して、さらに図7(b)に略相当する形状の部分コア片
13が積層されている。すなわち、上記全コア片12の
積層体は、積層コアの軸方向中央部分を構成しているも
のであって、上述した環状コア部15を形成している部
分と、その環状コア部15から放射状に延びるリブ状コ
ア部16を形成している部分と、当該リブ状コア部16
の内端部分に設けられた対向コア部(磁極部)17を形
成している部分と、を有しており、このような形状の全
コア片12の所定枚数が軸方向に積層されることによっ
て、所定高さの環状コア部15、リブ状コア部16、及
び対向コア部(磁極部)17が形成されている。
【0046】一方、部分コア片13は、環状コア部15
を除いたリブ状コア部16及び対向コア部(磁極部)1
7を形成する部分から構成されており、上述した全コア
片12の積層体におけるリブ状コア部16及び対向コア
部(磁極部)17に対して、軸方向の両側からさらに積
層され、積層カシメ19により固定されている。この部
分コア片13は、上述した全コア片12のリブ状コア部
6及び対向コア部9をさらに積み上げるように重ね合わ
せられており、これによって、当該部分コア片13の積
層体からなる部分積層コア21が形成されている。
を除いたリブ状コア部16及び対向コア部(磁極部)1
7を形成する部分から構成されており、上述した全コア
片12の積層体におけるリブ状コア部16及び対向コア
部(磁極部)17に対して、軸方向の両側からさらに積
層され、積層カシメ19により固定されている。この部
分コア片13は、上述した全コア片12のリブ状コア部
6及び対向コア部9をさらに積み上げるように重ね合わ
せられており、これによって、当該部分コア片13の積
層体からなる部分積層コア21が形成されている。
【0047】この部分積層コア21は、前述したよう
に、固定子2との対向面積を軸方向に拡大するものであ
って、当該部分積層コア21と対向コア部17とを合わ
せた軸方向(積層方向)における全積層厚さとしてのコ
ア高さは、前記環状コア部15の積層厚さとしてのコア
高さより大きく形成されている。また、上記対向コア部
17と部分積層コア21との全積層厚さとしてのコア高
さは、導電部の軸方向における高さと同等程度の高さを
備えるように形成されている。
に、固定子2との対向面積を軸方向に拡大するものであ
って、当該部分積層コア21と対向コア部17とを合わ
せた軸方向(積層方向)における全積層厚さとしてのコ
ア高さは、前記環状コア部15の積層厚さとしてのコア
高さより大きく形成されている。また、上記対向コア部
17と部分積層コア21との全積層厚さとしてのコア高
さは、導電部の軸方向における高さと同等程度の高さを
備えるように形成されている。
【0048】また必要に応じては、これら固定子2及び
回転子4における部分積層コア14,21を構成してい
る部分コア片12は、絶縁皮膜を備えていない珪素鋼板
が用いることにより、積層方向(軸方向)への磁束の流
れを良好にしている。
回転子4における部分積層コア14,21を構成してい
る部分コア片12は、絶縁皮膜を備えていない珪素鋼板
が用いることにより、積層方向(軸方向)への磁束の流
れを良好にしている。
【0049】前述した固定子2における積層コアには、
環状コア部5から半径方向外方に突出する張出コア部2
5が形成されており、その張出コア部25が固定子枠1
に当接されることによって、固定子全体の固定が行われ
ている。
環状コア部5から半径方向外方に突出する張出コア部2
5が形成されており、その張出コア部25が固定子枠1
に当接されることによって、固定子全体の固定が行われ
ている。
【0050】以上、本発明者によってなされた発明の実
施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。
施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。
【0051】例えば、図9に示されている実施形態で
は、鉄心コアとしての積層コア71の積層方向両端部分
にそれぞれ配置された各2層のコア片71aが、対向コ
ア部71bに相当する部位において、積層方向であるコ
ア高さ方向(図示上下方向)に開くように略直角に折り
曲げられており、これによって、他方側部材72に対す
る対向面積を拡大する集磁ヨーク構造が構成されてい
る。このような集磁ヨーク構造によっても同様な作用・
効果を得ることができる。
は、鉄心コアとしての積層コア71の積層方向両端部分
にそれぞれ配置された各2層のコア片71aが、対向コ
ア部71bに相当する部位において、積層方向であるコ
ア高さ方向(図示上下方向)に開くように略直角に折り
曲げられており、これによって、他方側部材72に対す
る対向面積を拡大する集磁ヨーク構造が構成されてい
る。このような集磁ヨーク構造によっても同様な作用・
効果を得ることができる。
【0052】また、図9にかかる実施形態では、積層方
向両端部分における各2層のコアへ片71aが折り曲げ
られているが、両端の各1層でも良く、さらにその両端
のコア片に隣接する3層以上のコア片を折り曲げて集磁
ヨーク構造とすることも可能である。このような多層の
コア片からなる集磁ヨーク構造を採用すれば、集磁によ
る磁束の飽和を防止することができる。
向両端部分における各2層のコアへ片71aが折り曲げ
られているが、両端の各1層でも良く、さらにその両端
のコア片に隣接する3層以上のコア片を折り曲げて集磁
ヨーク構造とすることも可能である。このような多層の
コア片からなる集磁ヨーク構造を採用すれば、集磁によ
る磁束の飽和を防止することができる。
【0053】さらに、図示は省略したが、鉄心コアを磁
性粉の焼結体から形成して磁粉ヨーク構造とすることに
よっても、一次側と二次側との対向コア高さを拡大する
構成を同様に得ることができる。
性粉の焼結体から形成して磁粉ヨーク構造とすることに
よっても、一次側と二次側との対向コア高さを拡大する
構成を同様に得ることができる。
【0054】さらにまた、上述した各実施形態では、イ
ンナーロータ型に構成されているが、アウターロータ型
に構成することも可能である。
ンナーロータ型に構成されているが、アウターロータ型
に構成することも可能である。
【0055】同様に、本発明は、上述した各実施形態の
ようなモータに限らず、発電機に対しても同様に適用す
ることができる。
ようなモータに限らず、発電機に対しても同様に適用す
ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、固定電機子
の鉄心コアに1次コイル及び隈取コイルをトロイダル巻
きすることによって、簡易な構造で分布巻線構造を容易
に得ることができ、それにより発生磁界を正弦波形に近
づけて力率を大幅に改善することができ、それに伴って
効率も大幅に向上させることができる。
の鉄心コアに1次コイル及び隈取コイルをトロイダル巻
きすることによって、簡易な構造で分布巻線構造を容易
に得ることができ、それにより発生磁界を正弦波形に近
づけて力率を大幅に改善することができ、それに伴って
効率も大幅に向上させることができる。
【0057】また、本発明のように、固定電機子におけ
る鉄心コアの対向面を環状コア部のコア高さよりも大き
くすることによって、コイル要素を悪化させることなく
トルクと銅損の関係を決める比例定数値を大幅に改善さ
せることができ、損失を大幅に低減してトロイダル巻き
隈取モータの効率値及び特性を飛躍的に向上させること
ができる。
る鉄心コアの対向面を環状コア部のコア高さよりも大き
くすることによって、コイル要素を悪化させることなく
トルクと銅損の関係を決める比例定数値を大幅に改善さ
せることができ、損失を大幅に低減してトロイダル巻き
隈取モータの効率値及び特性を飛躍的に向上させること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態にかかるトロイダル巻式隈
取誘導モータの構造を表した模式的半縦断面図である。
取誘導モータの構造を表した模式的半縦断面図である。
【図2】図1に表されたトロイダル巻式隈取誘導モータ
の模式的横断面図である。
の模式的横断面図である。
【図3】図1に表されたトロイダル巻式隈取誘導モータ
のコア構造及び巻線構造を表した平面説明図である。
のコア構造及び巻線構造を表した平面説明図である。
【図4】図1ないし図3における固定子の構造を表した
外観斜視説明図である。
外観斜視説明図である。
【図5】図3及び図4に表された固定子の鉄心コアを構
成している積層コアの構造を表した外観斜視説明図であ
る。
成している積層コアの構造を表した外観斜視説明図であ
る。
【図6】図3及び図4に表された固定子の積層コアの構
造を表した平面説明図である。
造を表した平面説明図である。
【図7】図3乃至図6に表された積層コアを構成するコ
ア片の形状を表した平面説明図である。
ア片の形状を表した平面説明図である。
【図8】図1に表されたトロイダル巻式隈取誘導モータ
に用いられている回転子の構造を表模式的外観斜視説明
図である。
に用いられている回転子の構造を表模式的外観斜視説明
図である。
【図9】本発明にかかる鉄心コアを集磁ヨーク構造とし
た実施形態を表した側面模式図である。
た実施形態を表した側面模式図である。
【図10】一般的な隈取モータの構造例を表した外観斜
視説明図である。
視説明図である。
1 固定子枠 2 固定子 3 回転軸 4 回転子 5 環状コア部 6 リブ状コア部 7 対向コア部 8 スロット 10 1次コイル 11 隈取コイル 12,13 積層コア珪素鋼板 14 部分積層コア 15 環状コア部 16 リブ状コア部 17 対向コア部 18 銅板 21 部分積層コア 25 張出コア部 71 積層コア
Claims (16)
- 【請求項1】 鉄心コアに1次コイル及び隈取コイルが
巻回された固定電機子によって、回転子に対する回転磁
界を形成するようにしたものであって、 上記固定電機子の1次コイル及び隈取コイルが、トロイ
ダル巻きされていることを特徴とするトロイダル巻き隈
取モータ。 - 【請求項2】 前記鉄心コアは、回転子の周囲を取り囲
む環状コア部と、この環状コア部から放射状に突出して
前記回転子に対面する複数の対向コア部と、を有し、 前記隈取コイルが、周方向に隣接する上記対向コア部ど
うしの間の少なくとも2以上のスロット内に収容される
ようにして分布巻きされていることを特徴とする請求項
1記載のトロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項3】 前記鉄心コアは、周方向における2個又
は4個の分割体から構成され、これら複数の分割体は、
前記1次コイル及び隈取コイルが環状コア部に巻回され
た後に環状に一体結合されていることを特徴とする請求
項2記載のトロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項4】 前記1次コイル及び隈取コイルは、前記
各分割体ごとに独立して、かつ各分割体内で巻始から巻
終りまで連続的に巻回されていることを特徴とする請求
項3記載のトロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項5】 前記対向コア部の対向面におけるコア高
さが、前記環状コア部のコア高さより大きく形成されて
いることを特徴とする請求項2記載のトロイダル巻き隈
取モータ。 - 【請求項6】 前記鉄心コアが積層コアから構成され、
当該鉄心コアにおける少なくとも前記対向コア部に、回
転子との対向面積を拡大する部分積層コア部が積み重ね
るようにして設けられていることを特徴とする請求項5
記載のトロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項7】 前記鉄心コアが積層コアから構成され、
当該鉄心コアにおける少なくとも前記対向コア部の最外
層の積層板が、回転子との対向面積を拡大するように折
曲形成された集磁ヨーク板に構成されていることを特徴
とする請求項5記載のトロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項8】 前記鉄心コアが磁性粉の集合体から構成
され、当該鉄心コアにおける少なくとも前記対向コア部
に、回転子との対向面積を拡大する磁粉拡張コア部が厚
肉状に設けられていることを特徴とする請求項5記載の
トロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項9】 前記鉄心コアの環状コア部には、前記対
向コア部と反対の半径方向に突出する張り出し部が形成
されていることを特徴とする請求項1記載のトロイダル
巻き隈取モータ。 - 【請求項10】 前記固定電機子が、誘導機のステータ
であることを特徴とする請求項1記載のトロイダル巻き
隈取モータ。 - 【請求項11】 前記固定電機子が誘導機の固定子であ
るとともに、前記回転子の導電部におけるコア高さよ
り、当該回転子と上記固定電機子との対向面におけるコ
ア高さが大きく形成されていることを特徴とする請求項
1記載のトロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項12】 回転電機が、永久磁石からなる回転子
を備えた磁石モータであることを特徴とする請求項1記
載のトロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項13】 回転電機が、リラクタンスコアからな
る回転子を備えたリラクタンスモータであることを特徴
とする請求項1記載のトロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項14】 回転電機が、ヒシテリシスコアからな
る回転子を備えたヒシテリシスモータであることを特徴
とする請求項1記載のトロイダル巻き隈取モータ。 - 【請求項15】 回転電機がインナーロータ構造に構成
されていることを特徴とする請求項1記載のトロイダル
巻き隈取モータ。 - 【請求項16】 回転電機がアウターロータ構造に構成
されていることを特徴とする請求項1記載のトロイダル
巻き隈取モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10212651A JP2000050550A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | トロイダル巻き隈取モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10212651A JP2000050550A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | トロイダル巻き隈取モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000050550A true JP2000050550A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16626165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10212651A Pending JP2000050550A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | トロイダル巻き隈取モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000050550A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006345682A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Mitsubishi Electric Corp | 環状巻線電動機 |
| US8779782B2 (en) | 2008-10-17 | 2014-07-15 | Faurecia Bloc Avant | Object detection device for an automotive vehicle |
-
1998
- 1998-07-28 JP JP10212651A patent/JP2000050550A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006345682A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Mitsubishi Electric Corp | 環状巻線電動機 |
| US8779782B2 (en) | 2008-10-17 | 2014-07-15 | Faurecia Bloc Avant | Object detection device for an automotive vehicle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040520 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040524 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041004 |