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JP2000049771A - 混沌システムの同期化装置及びこれを用いる秘密通信システム - Google Patents

混沌システムの同期化装置及びこれを用いる秘密通信システム

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JP2000049771A
JP2000049771A JP10184209A JP18420998A JP2000049771A JP 2000049771 A JP2000049771 A JP 2000049771A JP 10184209 A JP10184209 A JP 10184209A JP 18420998 A JP18420998 A JP 18420998A JP 2000049771 A JP2000049771 A JP 2000049771A
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JP
Japan
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chaotic
signal
main
chaos
external
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Pending
Application number
JP10184209A
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English (en)
Inventor
Shichibin Kin
七 敏 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANAM INFORMATION TECHNOLOGY CO
Original Assignee
ANAM INFORMATION TECHNOLOGY CO
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Publication date
Application filed by ANAM INFORMATION TECHNOLOGY CO filed Critical ANAM INFORMATION TECHNOLOGY CO
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Publication of JP2000049771A publication Critical patent/JP2000049771A/ja
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御信号として雑音又は混沌特性を有する外
部信号を主混沌装置と従属混沌装置にそれぞれ印加して
混沌信号を発生する同一構成の主混沌装置と従属混沌装
置を同期化させる混沌システムの同期化装置とこれを用
いる秘密通信システムを提供することにある。 【解決手段】 同期化装置は雑音又は混沌特性を有する
外部信号を主混沌装置の少なくとも一つの状態変数とこ
れに対応する従属混沌装置の状態変数にそれぞれ印加し
変調させて主混沌装置と従属混沌装置にフィードバック
させることで主混沌装置と従属混沌装置を同期化させ
る。主混沌装置と従属混沌装置の相互対応する各状態変
数は時空間的変化が互いに一致されて同期化され、この
際に、主混沌装置と従属混沌装置の混沌信号は混沌装置
が最初から持っている混沌引き付けとは全く相違した特
異な時空間引き付けを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は混沌(カオス;chao
s)特性を有する信号(以下、‘混沌信号’という)を
発生する構成が同一である複数の混沌装置でなったシス
テム(以下、‘混沌システム’という)において、雑音
又は混沌特性を有する外部信号(以下、‘外部混沌信
号’という)に応じて混沌装置を同期化させて、混沌装
置が互いに同じに変化する混沌信号を発生するようにす
る混沌システムの同期化装置及びこの同期化装置を用い
る通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、混沌に対する関心が集中するにつ
れて、混沌理論(Chaos Theory)を用いて産業の各分野
に極力適用しようとする研究が活発に進行している。混
沌とは周知のように非線形システムで発生する複雑な物
理的現象の一つであり、同一構成を有する二つの混沌シ
ステムは初期条件が極めて少しだけ異なっても、時間の
経過によって全く相違した様相を表す。このような混沌
システムは時間の経過によって非周期的な、全く予測し
得ない特性を有し、“バタフライ効果(Butterfly effe
ct)”とも呼ぶ混沌システムが初期条件に敏感に反応す
る特性を有する。混沌システムにおいて、混沌現象を制
御するためには混沌システムの同期化が必要であり、こ
の際に、同期化は一つの混沌システムの状態変数と他の
混沌システムの状態変数が同一に変化するか同一になる
ようにすることである。
【0003】しかし、混沌システムの同期化は従来の一
般の方法によってはなされない。したがって、最近、非
線形混沌システムを同期化するための様々の方法が提案
され開発された。また、混沌システム及び混沌システム
の同期化技術を特に秘密通信に適用しようとする研究が
活発に進行している。
【0004】混沌システムを同期化させる従来の技術は
ペコラとカロル(L.M.PecoraとT.L.Carroll)により
“混沌システムの同期化(Synchronizing in Chaotic S
ystem)”との題目として1990年物理学界の論文誌
(PHYSICAL REVIEW LETTERS, Vol.4 No.8, p821)に発
表され、かつ同一人により1991年IEEE論文誌
(IEEE TRANSACTION CIRCUIT AND SUSTEM, p453 Apr.19
91)に“混沌回路の同期化(Synchronizing Chaotic Ci
rcuits)”との題目として発表された。前記論文には二
つの混沌システムを同期化させる理論と同期化を実現す
る回路が記述されている。そして、ペコラとカロルの米
国特許第5,245,660号にも同期化技術が詳細に
開示されている。
【0005】図19は米国特許第5,245,660号
に開示されたペコラとカロルの同期化技術を示す。同図
に示すように、主混沌システム1は駆動信号発生器であ
る第1サブシステム2と第2サブシステム3に分割さ
れ、新たなサブシステム3’が主混沌システム1にリン
クされている。サブシステム3’は第2サブシステム3
と同構成を有し、従属混沌システム1’で応答サブシス
テムを構成する。この際に、主混沌システムと従属混沌
システムは結合して全体の混沌システムを形成すること
になる。第1サブシステム2の駆動出力信号(X4)
は、状態変数(X1、X2、X3)を有する第2サブシ
ステム3と状態変数(X1、X2、X3)に対応する状
態変数(X’1、X’2、X’3)を有する応答サブシ
ステム3’を同期化させるため、第2サブシステム3と
応答サブシステム3’にそれぞれ伝達される。その結
果、従属混沌システム1’の状態変数(X’1、X’
2、X’3、X4)と主混沌システム1の状態変数(X
1、X2、X3、X4)は相互同期化される。要約する
と、ペコラとカロルの米国特許第5,245,660号
は、主混沌システムと従属混沌システムを同期化させる
ため、従属混沌システムの一つの変数を主混沌システム
の一つの変数で代替する同期化方法を提示している。
【0006】一方、混沌システムの同期化技術は秘密通
信、光学及び非線形ダイナミックモデリングなどに適用
できる。その中でも、特に通信分野で混沌システムの同
期化技術により第3者から通信内容を保護するための秘
密通信に対する研究が進行されている。クオモ(Cuom
o)とオッペンハイム(Oppenheim)の米国特許第5,2
91,555号にはペコラとカロルの前記同期化技術を
適用した秘密通信システムが詳細に開示されている。
【0007】図20は米国特許第5,291,555号
に開示されたクオモとオッペンハイムの秘密通信システ
ムを示す。同図に示すように、通信システムは、混沌駆
動信号(u(t))を発生させる駆動信号発生器12及
び伝送信号を形成するために混沌駆動信号(u(t))
に情報信号(m(t))を付加する加算器14でなった
送信機10と、受信信号(m(t)+u(t))から駆
動信号(u’(t))を再生させる駆動信号再生器22
及び受信信号(u(t)+m(t))から情報信号
(m’(t))を検出するために再生駆動信号(u’
(t))を減算する減算器24でなった受信機20とか
ら構成されている。
【0008】しかし、前述したペコラとカロルの同期化
技術は、主混沌システムと従属混沌システム間のパラメ
ータがどのくらい相違することにもかかわらず、二つの
混沌システムを同期化させるため、駆動信号が何の変換
もなく応答サブシステムに入力されるため、全体の混沌
システムで簡単に同期化される傾向がある。換言する
と、応答サブシステムがペコラとカロルが提示したリヤ
プノフ指数(Lyapunov Exponents)がすべて負数である
同期化条件だけ満足すると、応答サブシステムを構成す
る回路素子のパラメータ値が、例えば20%程度変わる
としても全体の混沌システムを簡単に同期化できる。し
たがって、ペコラとカロルの同期化技術を採用したクオ
モとオッペンハイムの従来の秘密通信システムにおいて
も、強い同期化傾向によって通信システムを再構成する
ことが相対的に容易であるため、情報信号が簡単に漏出
する可能性が高いという欠点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
前述した欠点を解決するために案出されたもので、本発
明の第1目的は制御信号として雑音又は混沌特性を有す
る外部信号を主混沌装置と従属混沌装置にそれぞれ印加
して混沌信号を発生する同一構成の主混沌装置と従属混
沌装置を同期化させる混沌システムの同期化装置を提供
することにある。
【0010】本発明の第2目的は混沌システムの同期化
装置を用いる秘密通信システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記第1目的を達成する
ために、本発明による混沌システムの同期化装置は、状
態変数が相互関数関係を有する混沌信号を発生する主混
沌装置と、前記主混沌装置と同じに構成され、前記主混
沌装置が発生する混沌信号に対応する混沌信号を発生す
る従属混沌装置とからなる混沌システムにおいて、前記
主混沌装置の少なくとも一つ以上の状態変数と雑音又は
混沌特性を有する外部信号を受信し、前記外部信号によ
って前記主混沌装置の状態変数を変調し、前記外部信号
によって変調された状態変数を前記主混沌装置にフィー
ドバックする第1同期化手段と、前記主混沌装置の少な
くとも一つ以上の状態変数に対応する前記従属混沌装置
の少なくとも一つ以上の状態変数と前記第1同期化手段
に印加される前記外部信号を受信し、前記外部信号によ
って前記従属混沌装置の状態変数を変調し、前記外部信
号によって変調された状態変数を前記従属混沌装置にフ
ィードバックする第2同期化手段とから構成されること
を特徴とする。
【0012】前記第2目的を達成するため、本発明の混
沌システムの同期化装置を用いる秘密通信システムは、
状態変数が相互関数関係を有する混沌信号を発生する主
混沌装置を備える送信機と、前記主混沌装置と同じに構
成され、前記主混沌装置が発生する混沌信号に対応する
混沌信号を発生する従属混沌装置を備える受信機とから
なり、前記送信機の情報信号を所定の伝送媒体を介して
前記受信機に伝達する秘密通信システムにおいて、前記
送信機は、前記主混沌装置の少なくとも一つ以上の状態
変数と雑音又は混沌特性を有する外部信号を受信し、前
記外部信号によって前記主混沌装置の状態変数を変調
し、前記外部信号によって変調された状態変数を前記主
混沌装置にフィードバックする第1同期化手段と、暗号
信号を発生するため情報信号を主混沌装置の混沌信号に
付加する加算器とから構成され、前記受信機は、前記主
混沌装置の少なくとも一つ以上の状態変数に対応する前
記従属混沌装置の少なくとも一つ以上の状態変数と前記
送信機の前記第1同期化手段に印加される前記外部信号
を受信し、前記外部混沌信号によって前記従属混沌装置
の状態変数を変調し、前記外部混沌信号によって変調さ
れた状態変数を前記従属混沌装置にフィードバックする
第2同期化手段と、前記情報信号を復元するため、前記
送信機の加算器から受信される暗号信号から前記主混沌
装置の混沌信号と同期化される前記従属混沌装置の混沌
信号を除去する減算器とから構成されることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0014】一般に、混沌システムの数学的モデルは差
分方程式で表現されるシステムと微分方程式で表現され
るシステムに区分される。微分方程式のシステムとして
は、ローレンツ(Lorentz)システム、ロスラー(Rossl
er)システム、及びダッフィング(Duffing)などが広
く知られており、差分方程式のシステムとしては、ロジ
スティックマップ(Logistic map)などが広く知られて
いる。
【0015】このような混沌システムは状態変数(Stat
e Variable)により関数式で表現され、このような状態
変数は混沌システムにおいて主回路を具現するために使
用される。このように状態変数により表現される任意の
混沌システムに対応するハードウェア的な回路構成は当
業者に容易なものである。例えば、周知のローレンツシ
ステムは下記の数式1のように表され、このような式を
演算増幅器を用いる積分器、加算器及び減算器で具現し
た回路がクオモとオッペンハイムの米国特許第5,29
1,555号に開示されている。
【0016】
【数1】 また、ロスラーシステム及び変形されたダッフィングシ
ステムに対応する回路はペコラとカロルのほかの米国特
許第5,402,334号に詳細に開示されており、ロ
ジスティックマップを用いた暗号化技術は米国特許第
5,048,086号に開示されている。
【0017】図1に示すように、主混沌装置30はn次
元の状態変数x(t)、y(t)、z(t)、…として
与えられ、主混沌装置30と同一構成を有する従属混沌
装置40も主混沌装置30のn次元の状態変数x
(t)、y(t)、z(t)、…に対応するn次元の状
態変数x’(t)、y’(t)、z’(t)、…として
与えられる。本発明によると、主混沌装置の状態変数の
うち、任意の少なくとも一つの状態変数とこれに対応す
る従属混沌装置の状態変数に同じ外部混沌信号(g
(t))を印加して主混沌装置30と従属混沌装置40
の状態変数を変調して各々の主混沌装置30と従属混沌
装置40にフィードバックさせることで、二つの混沌装
置が同期化される。
【0018】図1に示すように、同じ二つの混沌装置が
全体の混沌システムを形成する。この際に、一つの混沌
装置が主混沌装置30であり、ほかの混沌装置が従属混
沌装置40である。そして、主混沌装置30と従属混沌
装置40とを同期化させるための装置が第1同期化部5
0と第2同期化部60である。
【0019】第1同期化部50は、主混沌装置30と従
属混沌装置40とを同期化させるため、外部混沌信号
(g(t))を第1スケーリング係数(α)でスケーリ
ングする第1スケーラー52と、第1スケーラー52に
よりスケーリングされた外部混沌信号(αg(t))か
ら主混沌装置30の任意の一つの状態変数値、例えばx
(t)を減算する減算器54と、減算器54の出力信号
(αg(t)−x(t))を再度第2スケーリング係数
(β)でスケーリングする第2スケーラー56と、第2
スケーラー56の出力信号(f(t)=β[αg(t)
−x(t)])に前記状態変数値(x(t))を加算し
主混沌装置30にフィードバックする加算器58とから
構成される。
【0020】一方、第2同期化部60にも第1同期化部
50に印加される外部混沌信号(g(t))が印加さ
れ、第2同期化部60は、主混沌装置30と従属混沌装
置40を同期化させるため、外部混沌信号(g(t))
を第1同期化部50の第1スケーリング係数と同じ第1
スケーリング係数(α)でスケーリングする第1スケー
ラー62と、第1スケーラー62でスケーリングされた
外部混沌信号(αg(t))から主混沌装置30が状態
変数値(x(t))に対応する従属混沌装置40の状態
変数値(x’(t))を減算する減算器64と、減算器
64の出力信号(αg(t)−x’(t))を再度第2
スケーリング係数(β)でスケーリングする第2スケー
ラー66と、第2スケーラー66の出力信号(f’
(t)=β[αg(t)−x’(t)])と前記状態変
数値(x’(t))を加算し従属混沌装置40にフィー
ドバックする加算器68とから構成される。
【0021】一般に、混沌装置は初期条件に非常に敏感
であるため、仮に二つの混沌装置30、40が互いに同
期化されなくそれぞれ動作すると、時間の経過によって
主混沌装置30が発生する状態変数の軌跡と従属混沌装
置40が発生する状態変数の軌跡は全く相違する。すな
わち、図1に示す主混沌装置30と従属混沌装置40に
第1同期化部50と第2同期化部60がなければ、二つ
の混沌装置30、40の相互対応する状態変数がすべて
相違した軌跡で動くことになる。したがって、前記構成
を有する第1同期化部50と第2同期化部60をそれぞ
れ主混沌装置30と従属混沌装置40に連結して二つの
混沌装置30、40を同期化させると、二つの混沌装置
30、40は同期化されて同一軌跡を有することにな
る。これにより、主混沌装置30と従属混沌装置40の
対応状態変数x(t)とx’(t)、y(t)とy’
(t)、z(t)とz’(t)、…は同一軌跡に沿って
動くことになる。
【0022】このように、本発明による第1同期化部5
0及び第2同期化部60により主混沌装置30と従属混
沌装置40が同期化されると、x(t)=x’(t)と
なり、y(t)=y’(t)となり、z(t)=z’
(t)、…となる。すなわち、主混沌装置30のすべて
の状態変数値と従属混沌装置40のすべての状態変数値
が同じになる。このような混沌システムの同期化技法を
数式で表現するため、同期化させる状態変数を主混沌装
置30においてはx(t)とし、従属混沌装置40にお
いては主混沌装置の変数に対応する状態変数であるx’
(t)とし、これに作用する外部混沌信号をg(t)と
すると、主混沌装置30にフィードバックされる信号は
f(t)=β(αg(t)−x(t))となり、従属混
沌装置40にフィードバックされる信号はf’(t)=
β(αg(t)−x’(t))となる。フィードバック
信号が二つの混沌装置の各状態変数に加わると、結局主
混沌装置30においてはx(t)=x(t)+f(t)
となり、従属混沌装置40においてはx’(t)=x’
(t)+f’(t)となる。このような方法で二つの混
沌装置を互いに同期化させることが本発明による混沌シ
ステムの同期化技術である。
【0023】このような本発明の同期化装置を実際装置
に具現するため、本発明の好ましい実施例ではローレン
ツ方程式を用いた。ローレンツ方程式を具体化する回路
は、図2に示すように、演算増幅器(Op-Amp)とアナロ
グ乗算器により簡単に具現される。
【0024】第1演算増幅器301は、その反転端子に
抵抗R1を介して信号v(t)が入力され、その非反転
端子には抵抗R2を介して信号u(t)が入力され、こ
れら入力信号v(t)とu(t)を演算増幅器に連結さ
れた抵抗値により決められた利得値によって変換し増幅
する。第1演算増幅器301の出力は可変抵抗R3を介
してキャパシタC1が連結された第2演算増幅器302
により積分される。
【0025】第1アナログ乗算器311は第2演算増幅
器302の出力信号u(t)及びw(t)を合成し、第
3演算増幅器303はその反転端子に入力された信号u
(t)を抵抗R4と抵抗R5の比によって非反転増幅し
第4演算増幅器304の非反転端子に印加する。
【0026】第4演算増幅器304は、その反転端子に
合成信号u(t)・w(t)が抵抗R6を介して、かつ
その非反転端子には第3演算増幅器303の出力信号が
抵抗R7を介して入力され、これらの入力信号を演算増
幅器に連結された抵抗値によって決められた利得値によ
って変換し増幅する。
【0027】第5演算増幅器305は、その反転端子に
第4演算増幅器304の出力信号が抵抗R10を介して
入力され、抵抗R10と抵抗R11の比によって反転増
幅される。そして、第5演算増幅器305の出力はキャ
パシタC2が連結された第6演算増幅器306により積
分されて信号v(t)を出力する。
【0028】第2アナログ乗算器312は信号u(t)
及びv(t)を合成し、第7演算増幅器307はその反
転端子に合成信号u(t)・v(t)が抵抗R14を介
して、かつ非反転端子にw(t)が抵抗R17を介して
入力され、これらの入力信号を演算増幅器に連結された
抵抗値によって決められた利得値によって変換し増幅す
る。そして、第7演算増幅器307の出力は抵抗R16
とキャパシタC3が連結された第8演算増幅器308に
より積分されて信号w(t)を出力する。
【0029】以上のように、主混沌装置30と従属混沌
装置40は図2に示すように設計した回路図を構成す
る。この際に、本発明により二つの混沌装置30、40
を同期化させるため、外部混沌信号を発生する回路を主
混沌装置30、40に付加させる。外部から付加する混
沌信号は、例えばロスラーシステムの混沌回路、ダッフ
ィングシステムの混沌回路、ナビエ−ストークス(Navi
er-Stokes)システムの混沌回路などにより発生する混
沌信号が該当できる。これらの回路構成は通常の知識を
持った当業者であれば容易に製作し得るので、以降にそ
の詳細な説明は省略する。一方、任意の雑音信号をフィ
ルターリングして適切な周波数帯域を有するように調節
した後、これを外部の同期化信号として使用し得る。
【0030】図3はローレンツ方程式により具現した主
混沌装置30と第1同期化部50の回路図を示し、図4
は同様にローレンツ方程式により具現した従属混沌装置
40と第2同期化部60の回路図を示す。
【0031】図3に示すように、まず主混沌装置30は
図2に示す混沌信号発生回路と同じに構成される。第1
同期化部50は、図1の第1スケーラー52に相当する
可変抵抗R21と、減算器54に相当し、演算増幅器U
9及びその周辺回路でなる第9演算増幅器501と、第
2スケーラー56に相当する可変抵抗25と、加算器5
8に相当し、演算増幅器U10及びその周辺回路でなる
第10演算増幅器502と、演算増幅器U11及びその
周辺回路でなり、第10演算増幅器502の出力を反転
増幅させる第11演算増幅器503とから構成される。
【0032】一方、図4に示すように、従属混沌装置4
0は主混沌装置30と同様図2に示す混沌信号発生回路
と同じに構成される。第2同期化部60は第1スケーラ
ー62に相当する可変抵抗R31と、減算器64に相当
し、演算増幅器U12及びその周辺回路でなる第12演
算増幅器601と、第2スケーラー66に相当する可変
抵抗R35と、加算器68に相当し、演算増幅器U13
及びその周辺回路でなる第13演算増幅器602と、演
算増幅器U14及びその周辺回路でなり、第13演算増
幅器602の出力を反転増幅させる第14演算増幅器6
03とから構成される。
【0033】これからは前述した構成を有する本発明の
作用について説明する。
【0034】本発明にはよく知られたローレンツ方程式
が適用され、次の数式2は非線形的項であるxy、xz
を包含する3次元ローレンツシステムを示す。
【0035】
【数2】 前記数式2において、x、y、zは状態変数であり、
σ、R、bは媒介変数である。ここで、σ=10、R=
8/3、b=8であるとき、この混沌システムは混沌信
号を発生する。この混沌システムを主混沌装置とすると
き、主混沌装置と回路構成を同じにし、その変数の軌跡
のみ異なるようにすると、従属混沌装置は次のような数
式3で表現できる。
【0036】
【数3】 従属混沌装置での媒介変数は主混沌装置と同一である。
この際に、x、y、zとx’、y’、z’の初期条件を
互いに異なるように設定すると、二つの混沌装置は互い
に独立的に相違した軌跡を有する。例えば、主混沌装置
での状態変数xと従属混沌装置での状態変数xに対応す
るx’値を調べると、2軌跡が相違して、図5A及び図
5Bのように相違した時間的特性を表す。ここで、図5
Aは主混沌装置での状態変数の波形を示し、図5Bは従
属混沌装置での状態変数の波形を示す。
【0037】しかし、第1同期化部と第2同期化部をそ
れぞれ主混沌装置と従属混沌装置に連結し、二つの混沌
装置の相互対応する状態変数であるxとx’に外部混沌
信号を印加してこの二つの混沌装置を同期化させると、
主混沌装置と従属混沌装置はそれぞれ次の数式4と数式
5で表現される。
【0038】
【数4】
【数5】 ここで、同期化されるとの意味は同一な非線形システム
の状態変数の時空間的軌跡が互いに対応する状態変数間
には互いに同一な軌跡を有することを示す。すなわち、
x=x’となり、y=y’となり、z=z’となるとの
意味である。このような同期化はコンピュータシミュレ
ーションにより易しく確認し得る。主混沌装置と従属混
沌装置に印加される外部混沌信号は乱数発生器により得
られる0から1の値を有し、一つの乱数を外部混沌信号
の振幅Aとし、ほかの乱数をωとすると、スケーリング
された外部混沌信号はαAsin(ωt)となり同期化
信号として使用される。外部混沌信号に応じて二つの混
沌装置が同期化されるときの波形図が図6Aないし図6
Dに示されている。図6Aは主混沌装置と従属混沌装置
の同期化のために使用される外部混沌信号の波形図、図
6Bは主混沌装置の状態変数の軌跡を示す波形図、図6
Dは主混沌装置の状態変数に対応する従属混沌装置の状
態変数の軌跡を示す波形図、図6Cは二つの混沌装置の
状態変数の差を示す波形図である。
【0039】図6Aないし図6Dに示すように、二つの
混沌装置間に同期化がなされると、二つの混沌装置の混
沌信号がすぐ一致して、主混沌装置の状態変数(例えば
x)と従属混沌装置の状態変数(x’)が同じになる。
これを確認するため、図6Cは二つの状態変数の差を1
0,000倍拡大してみたもので、その差がすぐ‘0’
に収斂することを確認し得る。
【0040】同期化される前と同期化された後の二つの
混沌信号の差がどの程度であるかを調べるため、同期化
される前と同期化された後のy−z平面の位相空間での
二つの混沌装置の混沌引き付け(Chaotic Attractor)
を調べる。
【0041】図7及び図8はそれぞれ同期化される前と
同期化された後のy−z平面での二つの混沌装置の混沌
引き付けの形状を示す。図7は外部混沌信号に応じて同
期化される前の混沌装置の引き付けが正常ローレンツ混
沌システムの引き付けをそのまま維持していることを示
す。しかし、図8は外部混沌信号に応じて同期化された
後の一般の混沌引き付けのフラクタル(Fractal)形状
を有するものでなく、非常に複雑な雑音に類似した混沌
引き付けを示す。したがって、同期化された後には、図
8に示すように変化された混沌引き付けでは元の正常混
沌引き付けの形状を捜し得ない。
【0042】一方、zとz’をそれぞれ主混沌装置と従
属混沌装置のフィードバック状態変数として使用する場
合において、図9は雑音がないときのz(t)−z(t
+τ)の時間遅延位相空間での混沌引き付けの形状を示
し、図10は主混沌装置と従属混沌装置が雑音により同
期化されるときのz(t)−z(t+τ)の時間遅延位
相空間での混沌引き付けの形状を示す。図9と図10は
τが0.5であるときを示すものである。図10も図8
と同様一般の混沌引き付けのフラクタル形状を有しなく
非常に複雑な雑音に類似した混沌引き付けを示し、変化
された混沌引き付けでは元の正常混沌引き付けの形状を
捜し得ない。
【0043】つぎに、ロジスティックマップを用いて二
つの混沌装置を同期化させる原理について調べる。この
際に、ロジスティックマップは次の数式6で表現され
る。
【0044】
【数6】 数式6において、混沌はα値によって決定される。例え
ば、αが3.9であるときには装置は混沌と特性を表
し、従属混沌装置はx’n+1=αx’n(1−x’n)と
して与えられる。乱数によって二つの混沌装置を同期化
させ、乱数が0と1間の値を有する場合、主混沌装置の
フィードバック値はfn=β(γn−xn)となり、従属
装置のフィードバック値はf’n=β(γn−x’n)と
なる。すると、二つの混沌装置である主混沌装置と従属
混沌装置はそれぞれ次の数式7と数式8のように与えら
れる。
【0045】
【数7】
【数8】 数式7と数式8において、二つの状態変数の差をxn
x’n=ynとすると、二つの状態変数の差は次の数式9
として与えられる。
【0046】
【数9】 この数式9は新たな混沌システムを定義する非線形差分
方程式となる。数式9において、媒介変数ynは主混沌
装置の変数であるxnとγnで変調され、y2 nは主混沌装
置の変数では変調されないことが分かる。このように、
雑音信号又は混沌信号で非線形システムを変調させる方
法は広く知られているので、以下ではその詳細な説明は
省略する。
【0047】混沌信号又は雑音信号で非線形システムの
媒介変数を変調させて、その現象を分析すると、その混
沌システムは非常に複雑な様相を有する。変換された混
沌システムは各媒介変数の条件によって混沌信号と0の
値に非常に近接した値間を不規則的に往復することもあ
り、0の値に収斂するときもあり、時々には混沌を表す
こともある。このように混沌と0の値に非常に近く変動
することをオン−オフ間歇性という。このような間歇性
が生ずると、その平均ラミナー(Laminar)の長さが無
限に長くなって、二つの変数の差が0の値に収斂する臨
界値条件が生ずる。この臨界値αc以上の値では、二つ
の同一混沌装置の状態変数の差により形成される新たな
混沌装置は即時0に収斂することになる。したがって、
その変数の差が0となると、二つの混沌装置の間には軌
跡の差がないので、二つの混沌装置の軌跡が同一になっ
て、すぐ同期化されるものである。すなわち、α>αc
であるとき、オン−オフ間歇性の臨界値条件で平均ラミ
ナーの長さが無限に長くなって二つの変数の差が0に収
斂するαの条件となり、この条件はすぐ二つの混沌装置
が互いに同期化される条件である。このように二つの変
数の差に掛けられるβの値によって前記数式9は簡単に
0に収斂して同期化され、このような同期化方法は主混
沌装置の状態変数を従属混沌装置にフィードバックする
方法と同じ同期化条件を有する。
【0048】本発明による同期化方法をペコラとカロル
による同期化方法と比較すると本発明の特徴が何である
かが簡単に分かる。
【0049】すなわち、ペコラとカロルによる同期化方
法では従属混沌系のサブ−リヤプノフ(Sub-Lyapunov)
指数が常に陰の値である条件で同期化されるが、これは
オン−オフ間歇性の平均ラミナーの長さが無限に長くな
る臨界値条件による同期化現象でない。しかし、本発明
ではオン−オフ間歇性の平均ラミナーの長さが無限に長
くなって二つの変数の差が0に収斂する臨界値条件で同
期化されないものである。
【0050】このように同期化される様相を差分方程式
に基づいて調べると、主差分方程式と従属差分方程式は
それぞれ次の数式10と数式11で定義できる。
【0051】
【数10】
【数11】 数式10と数式11において、aは0.89、bは0.
9である。
【0052】前記差分方程式において、ロジスティック
マップのようにxnとx’nに各々の同期化式を入れる
と、主混沌装置と従属混沌装置はそれぞれ次の数式12
と数式13で表現できる。
【0053】
【数12】 数式12において、ζが0と1間の値を有する雑音信号
である場合、fn=0.4(ζn−xn)であり、gn
0.4(ζn−yn)である。
【0054】
【数13】 数式13において、ζが0と1間の値を有する雑音信号
である場合、f’n=0.4(ζn−x’n)であり、
g’n=0.4(ζn−y’n)である。
【0055】また、数式10ないし数式13において、
‘mod1’は主混沌装置と従属混沌装置の両方で0と1
間の値のみを有するようにするため、1より大きくなる
と小数点以下の値のみを取り、陰となると小数点以下の
値のみを有するよう陽の整数を加える。
【0056】図11Aないし図11Cは、前述したよう
な差分方程式を考慮して同期化されなかった場合、混沌
装置のynとy’nの各状態変数及び変数の差を示すもの
で、図11Aは主混沌装置の変数yn、図11Bはyn
y’nの差、図11Cは従属混沌装置の変数y’nを示
す。図11Bを調べると、主混沌装置の状態変数yn
従属混沌装置の状態変数y’nが時間的にそれぞれ独立
的な値を有することが分かる。
【0057】図12Aないし図12Cは前述したような
差分方程式を考慮して同期化された場合、二つの混沌装
置のynとy’nの各状態変数及び変数の差を示すもの
で、図12Aは主混沌装置の変数yn、図12Bは10
倍拡大したynとy’nの差、図12Cは従属混沌装置の
変数y’nをそれぞれ示す。図12Bを調べると、二つ
の混沌装置間に同期化がなされると、主混沌装置の変数
nと従属混沌装置の変数y’nが時間的に同一値を有す
ることが分かる。すなわち、図12Bを調べると、二つ
の混沌装置は相違した初期条件を有するので、二つの混
沌装置の変数は初期には相互独立的に動くが、同期化が
始まるとどの程度の時間が経過した後、二つの混沌装置
は互いに一致して同一軌跡を有することが分かる。した
がって、二つの混沌装置が同期化された後には二つの混
沌装置の対応変数の差は0となるものである。
【0058】同期化される前と同期化された後の混沌信
号の差がいくらぐらい異なるかを知るため、同期化され
る前と同期化された後のxn−yn平面の位相空間での二
つの混沌装置の混沌引き付けを調べると次のようであ
る。
【0059】図13及び図14はそれぞれ同期化される
前と後の二つの混沌装置の混沌引き付けの形状を示す。
図13に示すように、同期化される前には混沌装置の引
き付けが正常的な結合マップの混沌引き付けをそのまま
維持している。しかし、図14に示すように、外部混沌
信号に応じて同期化された後には混沌装置の引き付けが
一般の混沌引き付けのフラクタル形状を有するものでな
く、非常に複雑な雑音に類似した混沌引き付けを有する
ことを確認し得る。すなわち、図14のような混沌引き
付けを分析すると、実際的な混沌装置が非可逆的特性を
有するため、同期化された後の混沌引き付けでは元の混
沌引き付けの形状を捜し得ない。
【0060】これからは、前述したような本発明による
混沌システムの同期化技術を秘密通信システムに適用し
た実施例を説明する。
【0061】秘密通信システムにおいては、送信機は外
部混沌信号を同期化信号として使用する主混沌装置を備
え、主混沌装置の少なくとも一つの状態変数を情報信号
(例えば、音声信号)を隠す暗号信号として使用する。
これにより、情報信号は混沌信号に載せられて伝送さ
れ、この際に、情報信号は主混沌装置の混沌信号の電力
スペクトルよりずっと小さい電力スペクトルを有する。
受信機は送信機の主混沌装置と同様外部混沌信号を同期
化信号として使用する従属混沌装置を備え、従属混沌装
置を主混沌装置と同期化して主混沌装置の暗号信号とし
て使用される主混沌装置の状態変数を減算する。したが
って、受信機により元の情報信号がそのまま復元され
る。これは、情報信号がない場合、主混沌装置と従属混
沌装置が同期化されると二つの混沌装置は全く一致する
ことになる条件のためなされるものである。この際に、
同期化された以後にも混沌装置から出る混沌信号は非常
に無秩序であるため、どんな式を用いてこのような混沌
装置を形成したかが分からなく、混沌装置から発生する
信号は多様な混沌予測法などの方法でも探し得ないた
め、本発明による秘密通信システムは秘密維持度が非常
に高い利点がある。
【0062】図15は本発明による混沌システムの同期
化技術を用いる秘密通信システムを説明するための概念
図を示すもので、図1に示す本発明による混沌システム
の同期化装置に加算器70でなった暗号化部と減算器8
0でなった復号化部とをさらに備えるものである。
【0063】図15に示すように、送信機に設置された
加算器70は主混沌装置30の任意の変数(例えば、こ
こではy(t)に情報信号(m(t))を加算して受信
機に伝送する。受信機に設置された減算器80は受信さ
れた信号(y(t)+m(t))から主混沌装置30の
変数(y(t))に対応する従属混沌装置40の変数
(y’(t))を減算して情報信号(m(t)=y
(t)+m(t)−y’(t))を復元する。
【0064】図16は図15の主混沌装置30、第1同
期化部50及び暗号化部70の一実施例を示し、図17
は図15の従属混沌装置40、第2同期化部60及び復
号化部80の一実施例を示すものである。
【0065】図16に示すように、主混沌装置30と第
1同期化部50の構成は図3と同じである。暗号化部で
ある加算器70は、演算増幅器U15及びその周辺回路
でなり、第8演算増幅器308の出力信号(w(t))
と情報信号(m(t))を加算してから反転させる第1
5演算増幅器701と、演算増幅器U16及びその周辺
回路でなり、第15演算増幅器701の出力信号を反転
増幅させる第16演算増幅器702とから構成される。
【0066】図17に示すように、従属混沌装置40と
第2同期化部60の構成は図4と同じである。復号化部
である減算器80は、演算増幅器U17及びその周辺回
路でなり、図16に示す第16演算増幅器702の出力
信号から第8演算増幅器308の出力信号(w(t))
を減算する第17演算増幅器801で構成される。
【0067】これからは図16及び図17に示す本発明
による秘密通信システムの作用を説明する。
【0068】外部混沌信号(g(t))を使用して第1
同期化部50及び第2同期化部60により主混沌装置3
0と従属混沌装置40を同期化させる。この後、送信機
は音声信号などの情報信号(m(t))と主混沌装置3
0の状態変数(y(t))が合成された暗号信号(y
(t)+m(t))を受信機に伝送する。受信機は暗号
信号(y(t)+m(t))から従属混沌装置40の状
態変数(y’(t))を減算して元の情報信号(m
(t))を復元する。
【0069】図18Aないし図18Dは図16及び図1
7に示す秘密通信システムによる秘密通信過程を説明す
るための波形図である。図18Aは同期化のための外部
混沌信号(g(t))を示し、図18Bは主混沌装置の
状態変数(y(t))にサイン波関数である情報信号
(m(t))を合成した信号を示し、図18Cは受信機
で復元されるサイン波関数である情報信号を示し、図1
8Dは同期化された従属混沌装置の状態変数(y’
(t))の波形をそれぞれ示すものである。図18Cに
示すように、受信機により微弱なサイン波関数の情報信
号が復元されたことが分かる。これを図6Cと比較する
と、情報信号を載せなかった場合には、同期化された後
の二つの混沌装置の変数差は0であったが、図18Cを
見ると、情報信号を載せた場合、同期化された二つの混
沌装置の変数差は載せた情報信号に該当することが分か
る。
【0070】しかし、情報信号が暗号信号から区別され
て露出されないためには、混沌信号の電力スペクトル内
に情報信号の電力スペクトルが隠されていなければなら
ない。実際において、情報信号の大きさが非常に小さい
ため、主混沌装置の混沌信号に情報信号を載せた波形と
情報信号を載せなかった波形には大きな差を見つけ得な
い。すなわち、図18Bは主混沌装置の状態変数に情報
信号を載せた波形、図18Dは外部混沌信号によって同
期化された従属混沌装置の状態変数の波形であり、二つ
の波形には大きな差を見つけ得ないが、受信機で図18
Bの波形信号を受けて図18Dの波形信号を減算する
と、図18Cのような情報信号を復元し得るものであ
る。したがって、本発明の同期化技術により同期化信号
として外部混沌信号を使用し、送信機の第1同期化部と
受信機の第2同期化部により主混沌装置と従属混沌装置
を同期化させることにより秘密維持度の高い秘密通信を
実行し得る。
【0071】一方、本発明による同期化技術は差分方程
式を用いる秘密通信システムにもそのまま適用し得る。
差分方程式は前述した結合マップをそのまま使用する。
差分方程式を用いる秘密通信システムではアナログ電子
回路を用いるかコンピュータを用いるかデジタル回路を
使用することもできる。これは通常の知識を持った当業
者であれば容易にこのような回路を具現し得るので、詳
細な説明は省略し、以下ではコンピュータを用いる暗号
化技術について簡略に説明する。
【0072】相違したコンピュータである主コンピュー
タと従属コンピュータが同一演算を遂行しているとき、
乱数あるいはほかの混沌信号によって発生される主コン
ピュータの主混沌装置の混沌信号に情報信号を載せ、こ
れを乱数あるいは更にほかの混沌信号とともに伝送す
る。すると、従属コンピュータでは乱数あるいは更にほ
かの混沌信号を主混沌装置と従属混沌装置を同期化させ
る信号として使用して従属混沌装置の混沌信号を主混沌
装置の混沌信号と同期化させる。この後、主混沌装置の
混沌信号に情報信号が合成された暗号信号から従属混沌
装置の混沌信号を減算すると、所望情報信号を復元する
ことになる。この際に、乱数あるいは更にほかの混沌信
号と情報信号が合成された混沌信号を送信する場合、既
存の秘密通信のための暗号化技法を使用すると、その保
安性は更に優れる。一方、乱数あるいは更にほかの混沌
信号により保安性に問題が生ずる場合、乱数あるいは更
にほかの混沌信号を初期値をキーとして使用すると保安
性が極大化できる。この方法はクオモとオッペンハイム
方式の基礎的な情報信号の伝達だけでなく、相当な高速
を要求する現在の通信法に速い暗号化速度を提供するこ
とにより、これまで知られた混沌を用いた秘密通信法よ
りずっと優れた暗号化速度と保安性を提供する。
【0073】一方、前述した実施例では微分方程式形態
でローレンツ混沌システムについてだけ説明したが、ロ
ーレンツ混沌システム以外にも微分方程式形態で与えら
れるすべての混沌システムに対しても適用し得る。ま
た、ここに説明された差分方程式だけでなく、ほかの差
分方程式形態で与えられるすべての混沌システムの場合
にも容易に適用し得る。更に、これを用いて秘密通信シ
ステムも具現し得ることになる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、混沌信
号を発生する同一構成を有する二つの混沌システムがあ
るとき、同一な外部混沌信号と主混沌装置の一つの状態
変数又は多くの状態変数と主混沌装置の各変数に対応す
る従属混沌装置の一つの変数又は多くの状態変数を主混
沌装置と従属混沌装置のそれぞれに付加された同期化部
により変調しフィードバックさせることにより、主混沌
装置と従属混沌装置は相互対応する各変数の時空間的変
化が互いに一致されて同期化される。この際に、各混沌
装置の信号は混沌装置が最初に持っている混沌引き付け
と全く相違した特異な時空間引き付けを形成するので、
元の混沌信号を探し得なく、秘密通信システムの適用
時、情報信号の秘密維持度を極大化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による混沌システムと同期化装置の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】ローレンツ方程式で具現した混沌信号発生回路
図である。
【図3】図1の同期化装置を図2の混沌信号発生回路で
具現した詳細回路図である。
【図4】図1の同期化装置を図2の混沌信号発生回路で
具現した詳細回路図である。
【図5】二つの混沌装置が同期化されなかった場合に現
れる二つの混沌装置の状態変数の波形図である。
【図6】図6Aは同期化のための外部混沌信号の波形
図、図6B及び図6Dは二つの混沌装置の状態変数の波
形図、図6Cは二つの混沌装置の状態変数差を示す波形
図である。
【図7】同期化される前のy−z位相空間での混沌引き
付けの形状を示す図である。
【図8】同期化された後のy−z位相空間での混沌引き
付けの形状を示す図である。
【図9】zをフィードバック信号として使用するとき、
雑音がない場合、z(t)−z(t+τ)の時間遅延位
相空間での混沌引き付けの形状を示す図である。
【図10】zをフィードバック信号として使用すると
き、雑音で同期化された場合、z(t)−z(t+τ)
の時間遅延位相空間での混沌引き付けの形状を示す図で
ある。
【図11】結合マップで同期化させなかったときに現れ
る二つの混沌装置の状態変数と二つの状態変数の差をそ
れぞれ示す波形図である。
【図12】結合マップで同期化させたときに現れる二つ
の混沌装置の状態変数と二つの状態変数の差をそれぞれ
示す波形図である。
【図13】結合マップで生じた同期化前のxn−yn位相
空間での混沌引き付けの形状を示す図である。
【図14】結合マップで生じた同期化後のxn−yn位相
空間での混沌引き付けの形状を示す図である。
【図15】本発明による混沌システムの同期化装置を用
いる秘密通信システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【図16】図15の秘密通信システムを図2の混沌信号
発生回路で具現した詳細回路図である。
【図17】図15の秘密通信システムを図2の混沌信号
発生回路で具現した詳細回路図である。
【図18】図15の秘密通信システムの受信機で元の情
報信号を復元する過程を説明する波形図である。
【図19】ペコラとカロルが提案した従来の方法により
混沌システムを同期化させる概念を示すブロック図であ
る。
【図20】従来の同期化概念を用いて具現した通信シス
テムのブロック図である。
【符号の説明】
1 主混沌システム 1’ 従属混沌システム 2 第1サブシステム 3 第2サブシステム 3’ サブシステム 10 送信機 12 駆動信号発生器 14 加算器 20 受信機 22 駆動信号再生器 24 減算器 30 主混沌装置 40 従属混沌装置 50 第1同期化部 52 第1スケーラー 54 減算器 56 第2スケーラー 58 加算器 60 第2同期化部 62 第1スケーラー 64 減算器 66 第2スケーラー 68 加算器 70 加算器 80 減算器 301、302、・・・、308 第1演算増幅器、第
2演算増幅器、・・・、第8演算増幅器 311 第1アナログ乗算器 312 第2アナログ乗算器 501 第10演算増幅器 502 第11演算増幅器 503 第12演算増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K013 FA04 JA03 5K047 AA11 EE00 GG33 GG57 MM03 MM53

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 状態変数が相互関数関係を有する混沌信
    号を発生する主混沌装置(30)と、前記主混沌装置と
    同じに構成され、前記主混沌装置が発生する混沌信号に
    対応する混沌信号を発生する従属混沌装置(40)とか
    らなる混沌システムにおいて、 前記主混沌装置の少なくとも一つ以上の状態変数と外部
    混沌信号を受信し、前記外部混沌信号によって前記主混
    沌装置の状態変数を変調し、前記外部混沌信号によって
    変調された状態変数を前記主混沌装置にフィードバック
    する第1同期化手段(50)と、 前記主混沌装置の少なくとも一つ以上の状態変数に対応
    する前記従属混沌装置の少なくとも一つ以上の状態変数
    と前記第1同期化手段に印加される前記外部混沌信号を
    受信し、前記外部混沌信号によって前記従属混沌装置の
    状態変数を変調し、前記外部混沌信号によって変調され
    た状態変数を前記従属混沌装置にフィードバックする第
    2同期化手段(60)とから構成されることを特徴とす
    る混沌システムの同期化装置。
  2. 【請求項2】 前記第1同期化手段は、 前記外部混沌信号を第1スケーリング係数でスケーリン
    グする第1スケーラーと、 前記第1スケーラーによりスケーリングされた外部混沌
    信号から前記主混沌装置の前記少なくとも一つ以上の状
    態変数を減算する減算器と、 前記減算器の出力信号を第2スケーリング係数でスケー
    リングする第2スケーラーと、 前記第2スケーラーの出力信号と前記主混沌装置の前記
    少なくとも一つ以上の状態変数を加算し前記主混沌装置
    にフィードバックする加算器とから構成されることを特
    徴とする請求項1記載の混沌システムの同期化装置。
  3. 【請求項3】 前記第2同期化手段は、 前記外部混沌信号を第1スケーリング係数でスケーリン
    グする第1スケーラーと、 前記第1スケーラーによりスケーリングされた外部混沌
    信号から前記従属混沌装置の前記少なくとも一つ以上の
    状態変数を減算する減算器と、 前記減算器の出力信号を第2スケーリング係数でスケー
    リングする第2スケーラーと、 前記第2スケーラーの出力信号と前記従属混沌装置の前
    記少なくとも一つ以上の状態変数を加算し前記従属混沌
    装置にフィードバックする加算器とから構成されること
    を特徴とする請求項1記載の混沌システムの同期化装
    置。
  4. 【請求項4】 オン−オフ間歇性の平均ラミナー長さが
    無限に長くなって前記主混沌装置と前記従属混沌装置の
    混沌信号の差が0に収斂する条件で前記主混沌装置と前
    記従属混沌装置が同期化されることを特徴とする請求項
    1記載の混沌システムの同期化装置。
  5. 【請求項5】 状態変数が相互関数関係を有する混沌信
    号を発生する主混沌装置を備える送信機と、前記主混沌
    装置と同じに構成され、前記主混沌装置が発生する混沌
    信号に対応する混沌信号を発生する従属混沌装置を備え
    る受信機とからなり、前記送信機の情報信号を所定の伝
    送媒体を介して前記受信機に伝達する秘密通信システム
    において、 前記送信機は、 前記主混沌装置の少なくとも一つ以上の状態変数と外部
    混沌信号を受信し、前記外部混沌信号によって前記主混
    沌装置の状態変数を変調し、前記外部混沌信号によって
    変調された状態変数を前記主混沌装置にフィードバック
    する第1同期化手段と、暗号信号を発生するため情報信
    号を主混沌装置の混沌信号に付加する加算器とから構成
    され、 前記受信機は、 前記主混沌装置の少なくとも一つ以上の状態変数に対応
    する前記従属混沌装置の少なくとも一つ以上の状態変数
    と前記送信機の前記第1同期化手段に印加される前記外
    部信号を受信し、前記外部混沌信号によって前記従属混
    沌装置の状態変数を変調し、前記外部混沌信号によって
    変調された状態変数を前記従属混沌装置にフィードバッ
    クする第2同期化手段と、前記情報信号を復元するた
    め、前記送信機の加算器から受信される暗号信号から前
    記主混沌装置の混沌信号と同期化される前記従属混沌装
    置の混沌信号を除去する減算器とから構成されることを
    特徴とする秘密通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第1同期化手段は、 前記外部混沌信号を第1スケーリング係数でスケーリン
    グする第1スケーラーと、 前記第1スケーラーによりスケーリングされた外部混沌
    信号から前記主混沌装置の前記少なくとも一つ以上の状
    態変数を減算する減算器と、 前記減算器の出力信号を第2スケーリング係数でスケー
    リングする第2スケーラーと、 前記第2スケーラーの出力信号と前記主混沌装置の前記
    少なくとも一つ以上の状態変数を加算し前記主混沌装置
    にフィードバックする加算器とから構成されることを特
    徴とする請求項5記載の秘密通信システム。
  7. 【請求項7】 前記第2同期化手段は、 前記外部混沌信号を第1スケーリング係数でスケーリン
    グする第1スケーラーと、 前記第1スケーラーによりスケーリングされた外部混沌
    信号から前記従属混沌装置の前記少なくとも一つ以上の
    状態変数を減算する減算器と、 前記減算器の出力信号を第2スケーリング係数でスケー
    リングする第2スケーラーと、 前記第2スケーラーの出力信号と前記従属混沌装置の前
    記少なくとも一つ以上の状態変数を加算し前記従属混沌
    装置にフィードバックする加算器とから構成されること
    を特徴とする請求項5記載の秘密通信システム。
  8. 【請求項8】 オン−オフ間歇性の平均ラミナー長さが
    無限に長くなって前記主混沌装置と前記従属混沌装置の
    混沌信号の差が0に収斂する条件で前記主混沌装置と前
    記従属混沌装置が同期化されることを特徴とする請求項
    5記載の秘密通信システム。
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