JP2000043408A - インクジェット記録シート - Google Patents
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Abstract
ット記録シートを得ることである。 【解決手段】支持体上にインク受理層と光沢発現層を順
次積層させ、該インク受理層がガラス転移温度50℃以
上の有機高分子微粒子と顔料を必須成分として、光沢発
現層を塗布してカレンダー処理することにより、目的と
するインクジェット記録シートが得られる。また、該イ
ンク受理層をカレンダー処理後、光沢発現層を塗布する
ことにより、更に高い光沢を有するインクジェット記録
シートが得られる。
Description
性と市販のコート紙、アート紙の如き光沢を有するイン
クジェット記録シートに関するものである。
少液滴を種々の作動原理により飛翔させて紙等の記録シ
ートに付着させ、画像・文字等の記録を行うものであ
る。該記録方式は、高速、低騒音、多色化が容易、記録
パターンの融通性が大きい、現像及び定着が不要等の特
徴があり、漢字を含め各種図形及びカラー画像等の記録
装置として、種々の用途において急速に普及している。
更に、多色インクジェット方式により形成される画像
は、解像度及び色再現範囲の拡大により、製版方式によ
る多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して遜色
のない記録を得ることが可能であり、作成部数が少なく
て済む用途では写真技術によるよりも安価であることか
らフルカラー画像記録分野にまで広く応用されつつあ
る。
記録シートとしては、印字ドットの濃度が濃く、色調が
明るく鮮やかであること、インクの吸収が速くて印字ド
ットが重なった場合においてもインクが流れ出したり滲
んだりしないこと、印字ドットの横方向への拡散が必要
以上に大きくなく、且つ周辺が滑らかでぼやけないこと
等が要求される。
トとしては、例えば、特開昭61−197285号公報
には、透明な支持体上に多孔質なインク受理層を形成
し、インク受理層に形成した画像を支持体側から観察す
る方法が提案されている。特開平3−215081号公
報には、透明な支持体上に多孔性アルミナ水和物から成
る染料吸着層、多孔性シリカからなる溶剤吸収層を順次
積層し、染料吸着層に形成した画像を支持体側から観察
する方法が提案されている。しかし、これらの方法では
画像を印字する際に、鏡像となるように画像処理する必
要があり、更に、使用する支持体が透明性を有するもの
に限定されてしまう。
オン性高分子電解質を含む水溶液で処理した後にキャス
トする方法、特開平2−274587号公報には光沢向
上のためにコロイダルシリカを用い、カチオン性高分子
電解質を含む水溶液で処理した後にキャストする方法の
提案がなされている。しかし、カチオン性高分子電解質
の使用は、印字した際に表面に存在するカチオン性高分
子電解質がインクに再溶解するために印字部分の表面形
状が粗面化され、印字部分の光沢や画像の鮮明性の低下
が生じやすくなる。
インク受理層上にコロイド粒子及び合成高分子ラテック
スからなる光沢発現層を塗設してカレンダー処理する方
法が提案されているが、この方法でも目的とする高い光
沢を得るためには、高圧のカレンダー処理が必要であ
り、インク吸収性の低下を招く。このことから、カレン
ダー処理は、許容されるインク吸収容量の範囲内で条件
を選択せざるを得ず、インク吸収と光沢を両立させるこ
とは現状の技術での対応が難しいのが現状である。
クジェット記録において、画像の品質に影響するインク
吸収性を確保し、高光沢を有するインクジェット記録シ
ートを得ることである。
鋭意検討した結果、本発明の課題が解決に至るインクジ
ェット記録シートを見出した。
シートは、支持体上にインク受理層と光沢発現層が順次
積層され、該インク受理層がガラス転移温度50℃以上
の有機高分子微粒子と顔料を必須成分とする塗被組成物
からなり、該光沢発現層がカレンダー処理されてなるこ
とを特徴とするものである。
て固形分重量比で50/100から10/100の範囲
であるとインク吸収性と光沢が高まるので好ましい。
であるとインク吸収性や発色性が高まるので好ましい。
た後、光沢発現層を塗布すると、より優れた光沢が得ら
れる。
脂ロールからなるソフトカレンダーにて行うことによ
り、優れた光沢と共に優れたインク吸収性も得られる。
は、JIS Z8741に規定される75度鏡面光沢度
が、40%以上であると市販のコート紙、アート紙に匹
敵する光沢となる。
録シートについて、詳細に説明する。
発現層を順次積層されてなり、該インク受理層が特定の
ガラス転移温度以上の有機高分子微粒子と顔料を必須成
分として、該光沢発現層をカレンダー処理することによ
り、優れたインク吸収性と光沢を有するインクジェット
記録シートを得るものである。
KP、NBKP等の化学パルプ、GP、PGW、RM
P、TMP、CTMP、CMP、CGP等の機械パル
プ、DIP等の古紙パルプ等の木材パルプ及びケナフ、
バガス、竹、コットン等の非木材パルプと従来公知の顔
料を主成分として、バインダー及びサイズ剤や定着剤、
歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添
加剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙
機、ツインワイヤー抄紙機等の各種装置で製造された原
紙、更に原紙に、澱粉、ポリビニルアルコール等でのサ
イズプレスやアンカーコート層を設けた原紙や、それら
の上にコート層を設けたアート紙、コート紙、キャスト
コート紙等の塗工紙も含まれる。この様な原紙及び塗工
紙に、そのまま本発明に係る塗層を設けても良いし、平
坦化をコントロールする目的で、マシンカレンダー、T
Gカレンダー、ソフトカレンダー等のカレンダー装置を
使用しても良い。又、該支持体の坪量としては、通常4
0〜300g/m2であるが、特に制限されるものではな
い。
オレフィン樹脂層を設けても良いし、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、ポ
リウレタン等の合成樹脂やこれらの混合物のフィルム材
や、該合成樹脂を繊維化して成形したシートへの適用も
可能である。
移温度50℃以上の有機高分子微粒子と顔料を必須成分
として、バインダーや添加剤等から構成されるものであ
る。
例えば、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタク
リレート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合
体、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重
合体又は共重合体等のアクリル系重合体、エチレン酢酸
ビニル共重合体等のビニル系重合体、或はこれら各種重
合体のカルボキシル基等の官能基含有単量体による官能
基変性重合体が使用される。該有機高分子微粒子のガラ
ス転移温度は50℃以上が必要であり、ガラス転移温度
50℃未満では、インク受理層塗布時の乾燥により有機
高分子微粒子が熱溶融して、顔料表面に皮膜を形成して
しまうため、インク吸収性の低下を招く。ガラス転移温
度が50℃以上であれば、部分的な熱溶融しか起こら
ず、顔料表面での被覆の程度は少ない。更に、ガラス転
移温度が80℃以上であれば、熱溶融はほとんど起こら
ずより望ましい。有機高分子微粒子の粒径及び形状は、
特に規定は無いが、市販されている数十〜数百nmの粒
径で球状のものが適用される。
公知の白色顔料を1種以上用いることができる。例え
ば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸
バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜
鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、
珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリ
カ、コロイダルシリカ、アルミナ、コロイダルアルミ
ナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、リトポン、ゼ
オライト、加水ハロイサイト、水酸化マグネシウム等の
白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、ア
クリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイ
クロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料が
挙げられる。インク吸収性の点からは、多孔質顔料が好
適であり、特に、発色性の点でも優れている合成非晶質
シリカが好ましい。
としては、酸化澱粉、エーテル化澱粉、リン酸エステル
化澱粉等の澱粉誘導体、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、カ
ゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニルアルコール又
はその誘導体等の水溶性ポリマーが主として使用され
る。その他にも補助的に、ガラス転移温度が50℃未満
であるスチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリ
レート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合体
ラテックス、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テルの重合体又は共重合体等のアクリル系重合体ラテッ
クス、エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体
ラテックス、或はこれら各種重合体のカルボキシル基等
の官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテック
ス、メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂等の水
性接着剤、ポリメチルメタクリレート等のアクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステルの重合体又は共重合体樹
脂、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラー
ル、アルキッド樹脂等の合成樹脂系接着剤も使用するこ
とができる。これらラテックスをバインダーとして使用
する場合、通常ガラス転移温度が低いもの程望ましく、
ガラス転移温度50℃以上のものはバインダーとしての
効果が低いため、使用されない。バインダーの配合量と
しては、顔料100重量部に対して、3〜70重量部、
好ましくは、5〜50重量部であり、3重量部未満では
インク受理層の塗層強度が不足するし、70重量部を超
えるとインクの吸収性が低下する。
子微粒子が、顔料に対して固形分重量比で50/100
〜10/100が望ましい。50/100を越えるとイ
ンク吸収性の低下を招き、10/100未満では強光沢
を得難くなる場合がある。
着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑
泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、
蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バ
イ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等を
適宜配合することもできる。
る光沢、インク吸収性、支持体の種類等により異なる
が、通常1g/m2以上である。又、インク受理層はある一
定の塗工量を2度に分けて塗工することも可能であり、
1度に該塗工量を塗設するよりも光沢が向上する。
レードコーター、ロールコーター、エアーナイフコータ
ー、バーコーター、ロッドブレードコーター、カーテン
コーター、ショートドウェルコーター、サイズプレス等
を挙げることができ、オンマシン或はオフマシンで塗工
することができる。
もよいが、特に高い光沢を得るためには、インク受理層
をカレンダー処理することが望ましい。カレンダー装置
としては、マシンカレンダー、TGカレンダー、スーパ
カレンダー、ソフトカレンダー等が挙げられる。この中
でもインク受理層の吸収容量の低下が少ないソフトカレ
ンダー処理がより望ましい。
少なくとも1組以上の金属ロールと合成樹脂ロールを有
するものである。
ールは、炭素鋼材質が多く使用されるが、材質は特に限
定されるものではない。更には、セラミックやクロム等
を溶射して、ロール表面を保護しても構わない。金属ロ
ールの表面温度は、高温処理の方が密度ムラの発生を軽
減できるために好ましい。カレンダー処理速度や線圧に
よって異なるが、金属ロールの表面温度は、50〜30
0℃が適温である。
タン系、エボナイト系、ナイロン系、アラミド系等の合
成樹脂が用いられ、硬度としては、JIS Z2246
規定のショア硬度でHsD70〜95が用いられる。合
成樹脂ロールは、中央部が鉄芯、表層部が上記材質の合
成樹脂層から構成されるが、合成樹脂層が多層となって
いても構わない。
とバインダーを主成分とする塗被組成物からなるもので
ある。本発明に係るコロイド粒子とは、水中に懸濁分散
してコロイド状をなしているものであり、動的散乱法に
より測定される平均粒子径が300nm以下の無機粒子
或いは有機高分子微粒子を指す。例えば、コロイダルシ
リカ、ベーマイト、擬ベーマイト等のアルミナゾルやコ
ロイダルアルミナ、カチオン性アルミニウム酸化物又は
その水和物、或は特公昭47−26959号公報に開示
されているようなコロイド状シリカ粒子表面をアルミナ
コーティングした粒子等の無機粒子、ポリスチレン、メ
チルメタクリレート、スチレン−ブタジエン共重合体、
メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の共役ジ
エン系共重合体、アクリル酸エステル及びメタクリル酸
エステルの重合体又は共重合体、マイクロカプセル、尿
素樹脂、メラミン等の有機高分子微粒子が挙げられ、こ
れらを2種以上併用することも可能である。
と併用して公知の白色顔料を1種類以上用いることがで
きる。該白色顔料は一般に粒子径が大きく、不透明性が
生じるため、該白色顔料の粒子径にも依るが、該コロイ
ド粒子/該白色顔料の重量比は80/20以上、より好
ましくは90/10以上である。
としては、酸化澱粉、エーテル化澱粉、リン酸エステル
化澱粉等の澱粉誘導体、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、カ
ゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニルアルコール又
はその誘導体、ポリビニルピロリドン、無水マレイン酸
樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリ
レート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合体
ラテックス、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テルの重合体又は共重合体等のアクリル系重合体等のア
クリル系重合体ラテックス、エチレン酢酸ビニル共重合
体等のビニル系重合体ラテックス、或はこれら各種重合
体のカルボキシル基等の官能基含有単量体による官能基
変性重合体ラテックス、メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱
硬化合成樹脂等の水性接着剤、ポリメチルメタクリレー
ト等のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルの重
合体又は共重合体樹脂、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポ
リビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系接
着剤等を挙げることができる。
に対して、5〜70重量部、好ましくは5〜50重量部
であり、5重量部未満では、光沢発現層の塗層強度が不
足し、70重量部を超えるとインク吸収性が低下する。
料定着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡
剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色
顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増
強剤等を適宜配合することもできる。
ードコーター、ロールコーター、エアーナイフコータ
ー、バーコーター、ロッドブレードコーター、カーテン
コーター、ショートドウェルコーター、サイズプレス等
を挙げることができる。光沢発現層の塗工量としては、
インク受理層の平滑性やサイズ性、要求される光沢によ
り異なるが、2g/m2以上あれば良い。又、光沢発現層塗
工後に、加湿空気、加湿蒸気を支持体を挟んだ光沢発現
層の裏面に吹き付けてカール矯正をすることも可能であ
る。
は、マシンカレンダー、スーパーカレンダー、TGカレ
ンダー、ソフトカレンダー等のカレンダー装置が使用さ
れる。
は、カットシートのみならず、ロール状にして提供して
も構わない。又、インクジェット記録シートとしての使
用に留まらず、記録時に液状であるインクを使用するど
のような記録シートとして用いても構わない。例えば、
熱溶融性物質、染顔料等を主成分とする熱溶融性熱溶融
性インクを樹脂フィルム、高密度紙、合成紙等の薄い支
持体上に塗布したインクシートを、その裏面より加熱
し、インクを溶融させて転写する熱転写記録用受像シー
ト、熱溶融性インクを加熱溶融して微少液滴化、飛翔記
録するインクジェット記録シート、油溶性染料を溶媒に
溶解したインクを用いたインクジェット記録シート、光
重合型モノマー及び無色又は有色の染顔料を内包したマ
イクロカプセルを用いた感光感圧型ドナーシートに対応
する受像シートなどが挙げられる。
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化又は定着までに、記録シートのインク受理層の
深さ方向又は水平方向に対して浸透は広がっていく。上
述した各種記録シートはそれぞれの方式に応じた吸収性
を必要とするもので、本発明のインクジェット記録シー
トを上述した各種の記録シートとして利用しても何ら構
わない。更に、複写機・プリンター等に広く使用されて
いる電子写真記録方式のトナーを加熱定着する記録シー
トとして、本発明におけるインクジェット記録シートを
使用しても構わないし、粘着剤層を設けて、ラベル用途
に使用することも可能である。
本発明はこれらの例に限定されるものではない。又、実
施例において示す「部」及び「%」は特に明示しない限
り重量部及び重量%を示す。
持体及び有機高分子微粒子は、次のように作製した。
度400mlcsf)80部とNBKP(濾水度450
mlcsf)20部からなる木材パルプ100部に対し
て、軽質炭酸カルシウム/重質炭酸カルシウム/タルク
の比率が10/10/10の顔料10部、市販のアルキ
ルケテンダイマー0.10部、市販カチオン系(メタ)
アクリルアミド0.03部、市販のカチオン化澱粉0.
80部、硫酸バンド0.40部を調製後、長網抄紙機を
用いて坪量90g/m2で抄造した。
粒子は、モノマーとしてメタクリル酸メチル、アクリル
酸メチル及びアクリル酸エチルを用い、これらの比率を
変量し、重合開始剤、界面活性剤を用いて、これらのモ
ノマーを共重合させ、有機高分子微粒子A〜Eを得た。
電子顕微鏡の観察結果から、これら有機高分子微粒子の
粒径は70nm、形状は球状であった。尚、ガラス転移
温度は、JIS K7121に基づき、DTA曲線より
求めた。有機高分子微粒子Aのガラス転移温度は、86
℃であった。有機高分子微粒子Bのガラス転移温度は、
57℃であった。有機高分子微粒子Cのガラス転移温度
は、27℃であった。有機高分子微粒子Dのガラス転移
温度は、13℃であった。有機高分子微粒子Eのガラス
転移温度は、−10℃であった。
有機高分子微粒子A50部、合成非晶質シリカ(ファイ
ンシールX37B:徳山曹達社製)100部、ポリビニ
ルアルコール(PVA117:クラレ社製)30部を用
い、固形分濃度18%として調液した。この塗液をエア
ナイフコーターにより、絶乾塗工量10g/m2となるよう
に支持体上に塗工・乾燥した。
成物は、コロイダルシリカ(スノーテックスAK:日産
化学社製)100部、ポリビニルアルコール(PVA1
17:クラレ社製)10部、カチオン性染料定着剤(ス
ミレーズレジン1001:住友化学社製)10部を用
い、固形分濃度16%として調液した。この塗液をエア
ナイフコーターにより、塗工量8g/m2となるようにイン
ク受理層上に設け、線圧100kg/cmのスーパーカレン
ダー処理を行い、実施例1のインクジェット記録シート
を得た。
0部とした以外は同様にして得た。光沢発現層は、実施
例1と同様にして実施例2のインクジェット記録シート
を得た。
部とした以外は同様にして得た。光沢発現層は、実施例
1と同様にして実施例3のインクジェット記録シートを
得た。
とした以外は同様にして得た。光沢発現層は、実施例1
と同様にして実施例4のインクジェット記録シートを得
た。
子微粒子Aを有機高分子微粒子Bに置換した以外は同様
にして得た。光沢発現層は、実施例1と同様にして実施
例5のインクジェット記録シートを得た。
部とした以外は同様にして得た。光沢発現層は、実施例
1と同様にして実施例6のインクジェット記録シートを
得た。
00kg/cmの金属ロールと金属ロールを組み合わせたマ
シンカレンダー処理を行った。光沢発現層は、実施例1
と同様にして実施例7のインクジェット記録シートを得
た。
00kg/cmの金属ロールとコットンロールを組み合わせ
たスーパーカレンダー処理を行った。光沢発現層は、実
施例1と同様にして実施例8のインクジェット記録シー
トを得た。
00kg/cmの金属ロールと合成樹脂ロールを組み合わせ
たソフトカレンダー処理を行った。光沢発現層は、実施
例1と同様にして実施例9のインクジェット記録シート
を得た。
質シリカを軽質炭酸カルシウム(タマパール121:奥
多摩工業社製)に置換した以外は実施例1と同様にして
得た。光沢発現層は、実施例1と同様にして実施例10
のインクジェット記録シートを得た。
粒子を配合せず、固形分濃度16%で調液して、実施例
1と同じ条件で塗工乾燥した。光沢発現層は、実施例1
と同様にして比較例1のインクジェット記録シートを得
た。
kg/cmのスーパーカレンダー処理を行った。光沢発現層
は、実施例1と同様にして比較例2のインクジェット記
録シートを得た。
層は、線圧200kg/cmでスーパーカレンダー処理を行
う以外は実施例1と同様にして比較例3のインクジェッ
ト記録シートを得た。
層は、実施例1のスーパーカレンダー処理を行わない以
外は同様にして比較例4のインクジェット記録シートを
得た。
層は、実施例1のスーパーカレンダー処理を除いた以外
は同様にして実施例7のインクジェット記録シートを得
た。
る以外は同様にして得た。光沢発現層は、実施例1と同
様にして比較例6のインクジェット記録シートを得た。
子微粒子Aを有機高分子微粒子Cに置換した以外は同様
にして得た。光沢発現層は、実施例1と同様にして比較
例7のインクジェット記録シートを得た。
子微粒子Aを有機高分子微粒子Dに置換した以外は同様
にして得た。光沢発現層は、実施例1と同様にして比較
例8のインクジェット記録シートを得た。
子微粒子Aを有機高分子微粒子Eに置換した以外は同様
にして得た。光沢発現層は、実施例1と同様にして比較
例9のインクジェット記録シートを得た。
ジェット記録シートについては、以下に示す評価方法に
より評価した。測定及び評価は、JIS P8111に
規定される環境下で行った。
41に準じて、入反射角度75度として、日本電色工業
社製変角光沢度計(VGS−1001DP)にて測定し
た。光沢は、光沢度40%以上で市販のコート紙、光沢
度60%以上で市販のアート紙に匹敵する。
(BJC420J:キヤノン社製)を用いて、シアンイ
ンク、マゼンタインクからなる混色ベタパターン中に白
線(非印字部)の格子パターンを作成し、格子へのイン
クの滲み出しを下記基準に従い、目視にて評価した。 ◎:格子が完全にクリアーである。 ○:格子のほんの一部にインクの滲み出しが見られる。 △:格子が狭くなり、インクの滲み出しが全般的に見ら
れる。 ×:インクの滲み出しにより、格子が欠如している。 実用上問題無いレベルは、△以上である。
ガラス転移温度50℃以上の有機高分子微粒子を使用す
ることにより、光沢が改善されインク吸収性が確保され
た。インク受理層の顔料として合成非晶質シリカを使用
することにより、インク吸収性はより改良された。ま
た、インク受理層にガラス転移温度50℃以上の有機高
分子微粒子を添加すると、カレンダー処理による可塑化
によって光沢が向上し、吸収性の高い光沢感の優れたイ
ンクジェット記録シートが得られた。又、インク受理層
の有機高分子微粒子が、顔料に対して固形分重量比で5
0/100〜10/100において、高い光沢と優れた
インク吸収性が得られた。更に、インク受理層をカレン
ダー処理することにより、光沢は更に向上した。カレン
ダー処理の中でも、特にソフトカレンダー処理におい
て、高い光沢と共に優れたインク吸収性が得られた。有
機高分子微粒子を添加していないインク受理層では、同
等レベルの光沢を得るためには高線圧のカレンダー処理
が必要であり、インク吸収性の低下を招いた。ガラス転
移温度が50℃未満の有機高分子微粒子では、インク受
理層乾燥時に溶融して顔料表面を被覆してしまうため、
インク吸収性が低下した。
層と光沢発現層を順次積層し、該インク受理層がガラス
転移温度50℃以上の有機高分子微粒子と顔料を必須成
分とする塗被組成物からなり、該光沢発現層をカレンダ
ー処理することにより、インク吸収性を保持しつつ、光
沢を向上させることができ、カラーインクジェット記録
が精細で光沢があり、高級感のあるインクジェット記録
シートを提供できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 支持体上にインク受理層と光沢発現層
が、順次積層されてなるインクジェット記録シートにお
いて、該インク受理層がガラス転移温度50℃以上の有
機高分子微粒子と顔料を必須成分とする塗被組成物から
なり、該光沢発現層がカレンダー処理されてなることを
特徴とするインクジェット記録シート。 - 【請求項2】 有機高分子微粒子と顔料の固形分重量比
が50/100〜10/100であることを特徴とする
請求項1記載のインクジェット記録シート。 - 【請求項3】 顔料が、主として合成非晶質シリカであ
ることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェッ
ト記録シート。 - 【請求項4】 インク受理層がカレンダー処理された後
に、光沢発現層を積層することを特徴とする請求項1〜
3記載のインクジェット記録シート。 - 【請求項5】 インク受理層のカレンダー処理を金属ロ
ールと合成樹脂ロールからなるソフトカレンダー処理に
より行うことを特徴とする請求項4記載のインクジェッ
ト記録シート。 - 【請求項6】 JIS Z8741に規定される75度
鏡面光沢度が、40%以上であることを特徴とする請求
項1〜5記載のインクジェット記録シート。
Priority Applications (1)
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| JP21684998A JP3631379B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | インクジェット記録シート |
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ID=16694877
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|---|
| WO2003083213A1 (fr) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Nippon Paper Industries, Co., Ltd. | Feuille enduite pour impression rotative offset |
| WO2004043703A1 (ja) * | 2002-11-12 | 2004-05-27 | Nippon Paper Industries Co., Ltd. | インクジェット記録媒体およびその製造方法 |
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-
1998
- 1998-07-31 JP JP21684998A patent/JP3631379B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2014027614A1 (ja) * | 2012-08-13 | 2014-02-20 | 三菱製紙株式会社 | 産業用インクジェット印刷機向け印刷用塗工紙 |
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| CN104582977A (zh) * | 2012-08-13 | 2015-04-29 | 三菱制纸株式会社 | 面向产业用喷墨印刷机的印刷用涂布纸 |
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