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@Sunao Ohmori(SECESSION)
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高橋大輔 愛すべきアスリートの、意外な「内的世界」

「滑走屋」公開練習参加報告2 前編

2月10日からオーヴィジョンアイスアリーナ福岡で幕をあける、高橋大輔さんが総指揮をとるアイスショー「滑走屋」。その直前の公開練習が2月5日行われ、高橋大輔さんと総合振付を担当する鈴木ゆまさんの会見も行われた。二人のタッグは、いったいどんな世界を作り出しているのだろうか。

2023年11月には高橋さんに「滑走屋」についてのインタビューを行ったライターの田中亜紀子さんが練習に参加、報告をする1回目の記事では、高橋さんが自らのギャランティを減額してでも実現しようと思っている「未来のスケート」の希望になるようなショーへの思いをお伝えした。
報告記事第2回では、総合的に振付を行う鈴木ゆまさんの話を中心に、高橋さん、村元哉中さんのコメントも含めて、その中身に迫る。

@Sunao Ohmori(SECESSION)

「すごいものになると思う」

「すごいものになると思う」。

総合振付の鈴木ゆまさんがつぶやいたのは、2月5日、三井不動産アイスパーク船橋で、数日にわたり行われた全体練習が終わった時だった。振付師といえども、全スケーターがそろい、全部のピースがはまった状況を見るのは今回が初めて。それを見てブラッシュアップした手ごたえと自信から出た言葉だろう。

全体練習のあとに取材に答えた鈴木ゆまさん 撮影/田中亜紀子
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アイスショー「滑走屋」は、高橋大輔さんが初のフルプロデュースを行うとともに、今後のスケート界のためにさまざまなチャレンジに臨むショーだ。内容は高橋大輔さんが自身のイメージする世界観にあわせ、キャスト、衣装、パンフレット、パンフレットやパーカーなどのマーチャンダイズ、音楽のすべてにこだわった。メインスケーターのそれぞれのプログラムも指定し、新たに彼らがプログラムを作ってくる場合は曲を提案するなど、公演のすべての音楽の流れを決めている。

今回のショーは従来と異なり、メインスケーターの数をしぼり、高橋さん自身が国内大会を見て選んだ若手スケーターが、アンサンブルスケーターとして多数参加する。そしてシングルのプログラムとアンサンブルを途切れさせずにつなぎ、疾走感で次々と展開が変わるショーの構成となる。

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高橋さんがその世界観の実現のために振付を依頼したのが、スケート関係者ではなく、劇団四季出身で、現在はダンスと芝居によるエンターティメント集団「東京パノラマシアター」を主宰する鈴木ゆまさんだ。『氷艶』の盟友でもある鈴木さんの演出した舞台「青い鳥~7つ大罪~」を、高橋さんが5月に見たことで依頼を決めたとか。

高橋さんは鈴木さんに依頼した経緯をこう語る。

「疾走感を大事にするショーにしたいと思っていたところ、鈴木さんの舞台がスピーディーで展開が早く、すごくよかったんです。11月に依頼し、時間のない中、快諾してくださり、めちゃくちゃおもしろいものを作ってくださっています。ゆまさんの振付は、全体の構図に、図形を使った複雑なフォーメーションを組んでいる。基本的なポーズでも、その都度意味合いが違い、僕自身、まだわかりきっていないところがありますが、踊りで感情や意味を伝えるのがすごくお上手です」

会見での高橋さん 撮影/田中亜紀子

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