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ごあいさつ

吉次弘志 「テレ東VISION2035」の実現へ<brグループ一丸となって、新たな一歩を踏み出します" />

皆さまにおかれましては、平素よりテレビ東京グループに対して格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。6月に社長に就任した吉次弘志です。どうぞよろしくお願いいたします。

テレビ東京グループの2024年度の連結売上高は前年同期比5%増、営業利益は同12%減となりました。放送の広告収入は好調でしたが、パリオリンピック中継に伴う番組制作費増加や将来に向けてアニメや配信への投資を増やしたことで費用が膨らみました。期末配当金はテレビ東京開局60周年の記念配10円を含め1株当たり75円とし、中間配当金を含めた年間配当金は1株当たり90円としました。

テレビ東京グループはこのほど、10年後のグループの目指す姿を示す長期ビジョン「テレ東VISION2035」を作りました。骨子は「まだ見ぬ『おもしろい』を世界に発信し、一人ひとりの『ちょっといい明日』に寄り添う。2035年、グローバルIPメディア『テレ東』として第4の創業ヘ」です。強みである独自性の高いコンテンツ、アニメ、信頼される経済報道を軸に、それらを放送・配信はじめ多様なルートで、かつグローバルに発信していきます。その初めの3カ年である「中期経営計画2025-27」ではアニメと配信事業を成長の「第1エンジン」に、そして「第2エンジン」に「テレ東BIZ」「シナぷしゅ」「FAST」の3事業を位置付けました。 安定した収益を確保しつつ、成長を加速することを目指しスタートダッシュを切りたいと考えています。

2025年度は「ガイアの夜明け」の新案内人に長谷川博己さんを迎えたほか、アニメは「ホテル・インヒューマンズ」や「九龍ジェネリックロマンス」など、有力作品を拡充します。個性的なドラマを軸にAVOD(広告付き動画配信)・SVOD(定額制動画配信)事業を強化するほか、併行して新規事業開発やAIの活用も積極的に手掛けていきます。

いま、視聴者の皆さまの放送局を見る目は厳しくなっています。我々は「テレビ東京グループ人権方針」に基づいて行動し、信頼されるコンテンツ制作に努めてまいります。また、取引先を含めた人権侵害の予防や改善に取り組む「人権デューデリジェンス」を実行しています。さらに環境問題についても2023年度からCO₂排出量の実質ゼロを継続するなど脱炭素化に積極的に取り組んでいます。

ウクライナや中東での戦闘が収まらぬなか、物価上昇や米国の関税政策の影響もあり、世界経済は不透明感を増しています。先行きが見通しにくい今こそ、我々は「心を温かく、時に熱く。一人ひとりに深く届け、ちょっといい明日へ。」のパーパスを胸に、「テレ東VISION2035」ならびに中期経営計画を着実に実行してまいります。

10年後に向け新たな一歩を踏み出したテレビ東京グループに、引き続き変わらぬご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

代表取締役社長
吉次 弘志