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東海林さだお まだまだ! あれも食いたい これも食いたい
漫画家の東海林さだおさんが不要不急の食の話題を大マジメに考察し、妙味たっぷりにつづるエッセーです。脱力したユーモアがクセになります。隔週土曜日に更新します。
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:42)戦う神様たち 東海林さだお
お正月のおせち料理には庶民の夢と希望が託されている。託されている、ということは、込められている、とか、ゆだねられている、という意味である。たとえば、数の子には「子孫繁栄」の願いが込められている。黒豆に・・・[続きを読む]
2026年01月10日 03時30分
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:41)懐かしき哉、海苔弁 東海林さだお
■懐かしき哉(かな)、海苔弁日本人は紙を食べる民族として有名である。しかもまっ黒い紙。まっ黒い紙にまっ黒いお醤油(しょうゆ)をつけて食べる。よく聞いてみると海苔(のり)のことで、ごく当たりまえの話なの・・・[続きを読む]
2025年12月13日 03時30分
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:40)饅頭と最中はどう違うか? 東海林さだお
饅頭(まんじゅう)と最中(もなか)は、日本の和菓子の代表ともいえる存在である。だが両者が共通の悩みを抱えていることはあまり世間に知られていない。アンコの問題である。ここで人々はハタと気づくことになる。・・・[続きを読む]
2025年11月22日 03時30分
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:39)アンコの悲哀 東海林さだお
海に出て木枯帰るところなし――山口誓子。木枯らしは、山を吹き下って野原に至り、河原を横切り、海に出ると、もはや帰るところはない。木枯らしの孤独、悲哀、寂寥(せきりょう)、ここに極まる。アンコになり小豆・・・[続きを読む]
2025年11月08日 03時30分
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:38)油揚げについて考える 東海林さだお
けっきょく、“油揚げをこじあける”なんてことを考えた人は、ノーベル賞クラスの大発明をなしとげた人といえるのではないでしょうか。だって、あんなに薄っぺらで、しかも全域が完全に閉じられていて、誰がどう見て・・・[続きを読む]
2025年10月25日 03時30分
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:37)老爺心ながら一言 東海林さだお
梅干しというものがあります。なぜこのような書き出しになったかというと、日本人なら梅干しを知らない人はいないと思うが、世界的にみた場合、知らない人の方が多いと思うから。梅干しは、世界的にみても、かなり強・・・[続きを読む]
2025年10月11日 03時30分
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:36)社長のイカの塩辛? 東海林さだお
これからイカの塩辛のことを書こうと思っているのですが、イカの塩辛はお好きですか?イカは怒らせると怖い。なにしろ体の中に大きな墨の袋を抱えている。もし嫌いです、なんて言って怒らせると、その墨をそのへんに・・・[続きを読む]
2025年09月27日 03時30分
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:35)真面目な時計 東海林さだお
世の中には苦労性の人がいっぱいいる。苦労性の人は心配性の人も兼ねているので、そういう人は何をするにしても心配と苦労でヘトヘトになる。置き時計というものがありますね。机の上かなんかに置いてあって、長針と・・・[続きを読む]
2025年09月13日 03時30分
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:34)スイカの種は騒ぎの種 東海林さだお
「スイカのタネはなぜ散らばっているのか」という本がある。稲垣栄洋著・草思社文庫。この本に指摘されるまで気がつかなかったのだが、確かにスイカの種は各所に散らばっている。これまではなんか、もう、無意識に、・・・[続きを読む]
2025年08月23日 03時30分
(まだまだ!あれも食いたい これも食いたい:33)トンボは商売か? 東海林さだお
♪お魚くわえたドラ猫追っかけて素足(はだし)でかけてく陽気なサザエさん♪というのはテレビのサザエさんのテーマソング。ここで出てくる「ドラ猫」という言葉。ノラ猫というのはよく聞く。ドラ息子というのもよく・・・[続きを読む]
2025年07月26日 03時30分
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