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朝日新聞デジタル

何度行っても面白い MSCベリッシマ那覇発着・南の島めぐりクルーズ

ESSAY
2025.12.31

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八重山の海に上る朝日。船上より拝む=上田英夫撮影

八重山の海に上る朝日。船上より拝む=上田英夫撮影

  • 上田寿美子
    クルーズジャーナリスト

    日本旅行作家協会会員、日本外国特派員協会会員。クルーズ旅行の楽しさを伝え続けて30年余り。外国客船の命名式に日本を代表するジャーナリストとして招かれるなど、世界的に活動するクルーズライター。旅行会社などのクルーズ講演も行う。著書に「豪華客船はお気に召すまま」(情報センター出版局)、「世界のロマンチッククルーズ」(弘済出版社)、「ゼロからわかる 豪華客船で行くクルーズの旅」(産業編集センター)、「上田寿美子のクルーズ!万才」(クルーズトラベラーカンパニー)など。2013年からクルーズ・オブ・ザ・イヤー選考委員。

冬になると、日本近海では気温も下がり、だんだんとクルーズ環境が厳しくなります。そんな中、秋から冬に恒例となったMSCベリッシマの那覇発着クルーズは、青い海に浮かぶ珠玉の島々を、船の白い航跡が首飾りを編み上げるように結んでいく人気のクルーズです。冬でも温暖な常夏の楽園へ出発しましょう!

連載「上田寿美子 クルーズへの招待状」は、クルーズ旅の魅力や楽しみ方をクルーズライターの筆者がご紹介します。

日本を舞台に活躍するMSCベリッシマ 「唯一無二」のお土産品

私がMSCベリッシマを初めて見たのは2018年、フランスのサン・ナゼールという町にあるアトランティーク造船所。建造中でありながら、鼻筋の通った存在感のあるMSCベリッシマの姿はとても印象的でした。

初めて乗船したのは2019年、英国のサウサンプトンで行われた命名式クルーズ。イタリアの往年の名優ソフィア・ローレンがゴッドマザーを務め、名前を授けられたMSCベリッシマは華々しい人生のスタートを切ったのです。

そして、2023年日本にやってきて、日本発着クルーズを開始。このように誕生前の姿から見てきた客船が日本を舞台に活躍する様子をとても頼もしく感じてきました。

しかも、冬場も日本を離れずに那覇発着のクルーズを行い、日本近海の弱点を克服したといえるでしょう。

今回約1年10カ月ぶりに、寒さも忘れる別天地でMSCベリッシマのクルーズを楽しみました。

豪華で雄大な「インフィニティアトリウム」=上田英夫撮影
豪華で雄大な「インフィニティアトリウム」=上田英夫撮影

乗船すると、豪華で空中に伸び上がるようなデザインの「インフィニティアトリウム」。そして早速、目もくらむようなスワロフスキーのクリスタルグラスをちりばめた階段を上ったり下りたりすると、「ああ、またこの船に戻ってくることができた」という安心感と懐かしさがわいてきました。

船内の最上級エリア「ヨットクラブ」の客室のテーブルには、ウェルカムシャンパンとカナッペ。東京から遠路はるばるやってきた身には、ほっと一息つける歓迎です。

「ヨットクラブ」の客室にはウェルカムシャンパンとカナッペの歓迎=上田英夫撮影
「ヨットクラブ」の客室にはウェルカムシャンパンとカナッペの歓迎=上田英夫撮影

船上の大通り「ガレリア・ベリッシマ」でLEDドームの天井画を楽しみ、時計店で免税の時計を見て回り、チョコレート店「ジャン・フィリップ」でお土産の下見。ここにはショコラティエのいる工房があるので、後日、家族に感謝のメッセージを入れ、マシュマロやドライストロベリーをトッピングしたオリジナルチョコレートも注文しました。

両側に店舗が並ぶ「ガレリア・ベリッシマ」。ウィンドーショッピングも楽しい=上田英夫撮影
両側に店舗が並ぶ「ガレリア・ベリッシマ」。ウィンドーショッピングも楽しい=上田英夫撮影

私がMSCベリッシマに乗ったときにお土産を買う定番店で、贈る人を思い浮かべながら、メッセージや好みのトッピングを選んでいくのは、楽しみの一つ。値段も手ごろで唯一無二のオリジナリティーあふれるお土産が注文できるからです。

「ジャン・フィリップ」のチョコレート店。工房もあるのでオリジナルチョコの注文も可能=上田英夫撮影
「ジャン・フィリップ」のチョコレート店。工房もあるのでオリジナルチョコの注文も可能=上田英夫撮影
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