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朝日新聞デジタル

雲南・チベットで「雪山の精霊」キンシコウに出会う ソンツァム ロッジを巡る旅(上)

INTERESTS
2025.10.09

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美しい棚田と標高3,000メートル超の山々が望める=中国・雲南省・松賛塔城山居(ソンツァム・ターチェン・ロッジ)

美しい棚田と標高3,000メートル超の山々が望める=中国・雲南省・松賛塔城山居(ソンツァム・ターチェン・ロッジ)

  • 石井宏子
    温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリスト

    日本・世界の温泉や大自然を旅して写真撮影・執筆をする旅行作家。テレビにも出演。温泉・自然・食で美しくなる旅を研究する。海外ブランドのマーケティング・広報の経験から温泉地の企画や研修もサポート。日本温泉気候物理医学会会員、日本温泉科学会会員、日本旅のペンクラブ会員、気候療法士(ドイツ)、温泉入浴指導員。著書に「癒されてきれいになる おひとりさま温泉」(朝日新聞出版)、「地球のチカラをチャージ! 海温泉 山温泉 花温泉 76」(マガジンハウス)、「感動の温泉宿100」(文春新書)、「全国ごほうびひとり旅温泉手帖 いい湯、いい宿、旅ごはん!」(世界文化社)。

ずっと夢に見ていた、中国の雲南省からチベット自治区の地域にまたがる松賛(ソンツァム)ロッジを巡る旅へ出かけました。松賛グループは、チベット族出身の白馬多吉(バイマ・ドゥオジ)氏が創立したチベット文化にひたるための宿で、各地にスモールラグジュアリーロッジが点在しています。

山里にある少数民族の村を巡る旅は、最初から最後まで専用車でドライバーと専属バトラーが伴走してくれるので、安心して旅を満喫できます。今回は雲南省の標高2,400メートルの位置にある麗江(リージャン)からスタートして、「茶馬古道」のルートを辿りながら、標高3,280メートルの香格里拉(シャングリラ)まで7日間の旅を3回シリーズでご紹介します。

【動画】「雪山の精霊」と呼ばれる雲南キンシコウに会いに野生の森へ

世界遺産の街・麗江

ナシ族の集落にある別世界・松賛麗江山居(ソンツァム・リージャン・ロッジ)
ナシ族の集落にある別世界・松賛麗江山居(ソンツァム・リージャン・ロッジ)

羽田空港から広州で乗り換えて麗江へ。空港から松賛の専用車で「松賛麗江山居」(ソンツァム・リージャン・ロッジ)へ向かいます。にぎやかな旧市街から少し離れた、ナシ族が暮らすツィマン村の集落の中に宿があります。

ロビーにはチベット文化を感じる彫刻や、宗教画が描かれたタンカ(掛け軸)が飾られ、一気に別世界へと誘われます。中庭にはグリーンに溶け込むプールがあり、リゾートの雰囲気に癒やされます。

館内どこにいても木のぬくもりとチベットの工芸品に癒やされる
館内どこにいても木のぬくもりとチベットの工芸品に癒やされる

ソンツァムロッジの部屋には、近くでとれるフルーツと、中国茶の茶器が置かれています。

雲南省は、茶の生産地とチベットを結ぶ古代の交易路「茶馬古道」の通り道であり、今回の旅も、地域を移るごとに部屋に置かれている茶の種類が変わっていく楽しみもありました。さらに近年では、雲南コーヒーも注目されていて、華やかな香りのドリップパックも用意されていました。

ツアー最初の宿で受け取る、滞在中のための靴
ツアー最初の宿で受け取る、滞在中のための靴

最初の宿のウェルカムプレゼントは、特別な靴。足のサイズにあわせて用意してくれます。カンフーシューズのような布製で柔らかな履き心地で「ぜひ、この靴を履いてリラックスしてお過ごしください」と。

滞在中、自分の家のようにくつろいでほしいという願いと、部屋も廊下も木の床なので歩く際に音が響かないようにという、お互いを思いやる工夫でもあるそうです。

もうひとつ感激したのは、夜に用意されるホットミルク。ナシ族の村で毎朝絞る牛乳を殺菌し、ホテルへ届けていると聞いておいしさもひとしお。

この宿だけの名物メニュー「麗江腊排骨(リージャン・ラーパイグー)火鍋」
この宿だけの名物メニュー「麗江腊排骨(リージャン・ラーパイグー)火鍋」

滞在中の食事は全てツアーに含まれているので、アラカルトでもいいし、その日のコースをたのんでもよい。こよいは、ローカルフードの「麗江腊排骨(リージャン・ラーパイグー)火鍋」。やさしいほっとする出汁(だし)の鍋で、長い移動の疲れも吹き飛びます。

煙突の中は本物の炭。辛い酸っぱいなどの味付けは自分で調味料をとってくる仕組みなので、「味変」して楽しみました。

青とえんじ色はナシ族伝統の衣装
青とえんじ色はナシ族伝統の衣装

アフターディナーは、ナシ族の伝統音楽。ツアーで巡ったエリアは少数民族が多いので、滞在する場所が変わると、食事もおもてなし文化も特徴が違って楽しい。

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やなぎ
2025年10月11日 2:59 PM

キンシコウに会いにいきたいなぁ…‼️

花橘
2025年10月21日 12:36 AM

雲南省は中国の中でも特に訪れてみたい場所でしたので、お写真やお話を拝見して、ますます行きたい気持ちが強くなりました。 普通のお店のかご茶箱も、とても素敵ですね。 キンシコウについては知りませんでしたが、毛並みが銀色なのですね。可愛らしいですね。 素敵な記事をありがとうございました。

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やなぎ
2025年10月11日 2:59 PM

キンシコウに会いにいきたいなぁ…‼️

onsenbeauty
2025年10月22日 4:36 PM

やなぎさん、ありがとうございます!キンシコウ、想像をはるかに超えてかわかったです♪

花橘
2025年10月21日 12:36 AM

雲南省は中国の中でも特に訪れてみたい場所でしたので、お写真やお話を拝見して、ますます行きたい気持ちが強くなりました。 普通のお店のかご茶箱も、とても素敵ですね。 キンシコウについては知りませんでしたが、毛並みが銀色なのですね。可愛らしいですね。 素敵な記事をありがとうございました。

onsenbeauty
2025年10月22日 4:35 PM

花橘さま コメントありがとうございます。雲南のキンシコウは銀色系の毛並みのようです。とってもかわいかったですよ。雲南省はとても楽しい地域がたくさんありました。