矢倉3七銀(やぐらさんななぎん)は将棋の戦法の1つ。相矢倉の24手組か25手目に▲3七銀と指すもの。 相矢倉における主流戦法であり、森下システム、急戦矢倉、早囲いとともに、現代の相矢倉の序盤戦術の根幹である。容易に主導権を握り続けられるのが主な特徴。森下卓によれば、昭和40年代に灘蓮照が編み出した「灘流矢倉」を源流とするという。(森下『初段に勝つ矢倉戦法』創元社、2003年など) 渡辺明はこの戦型では先手と対策側の後手を持っても減法強く、通算20局ほど指して勝率8割を誇った。