東大寺献物帳(とうだいじけんもつちょう)は聖武天皇の菩提を弔うなどの目的で光明皇后(当時は皇太后)が東大寺に奉献した宝物の目録である。東大寺献物帳は5通あり、それぞれ『国家珍宝帳』『種々薬帳』『屏風花氈等帳』『大小王真跡帳』『藤原公真跡屏風帳』と通称される。東大寺献物帳は単なる目録に留まらず、正倉院宝物の来歴や用いられた技法などを記した貴重な記録であり、またそれ自体が宝物である。