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ウルサリ(ルーマニア語:Ursari、ブルガリア語:урсари)とは、ロマのうち伝統的に動物の調教を生業とする放浪民のこと。ルーマニア語で「熊」を意味するウルス(urs、単数形:ursar)に由来し、「熊使い」と訳すことが多い。リチナラ(Richinara)とも。 元々ヒグマやオナガザル、蛇を用いて大道芸を行いつつ、を繰り返してきたが、大部分は1850年代以降定住するようになった。ブルガリアやモルドバの他、ルーマニアでは40部族の1つと認知されるなど、ロマ共同体で重要な役割を果たしている。また、セルビアやオランダ及びイタリアといった西欧諸国でも、居住者が少なくない。 ルーマニアやモルドバで用いられるの1方言も「ウルサリ」と呼ばれているが、民族的にウルサリに属する者のほとんどが、(ハンガリー系ロマ)同様に、ルーマニア語を母語とする。 ロマのうちシンティに属するかそうでないかに関しては、学術上見解の一致が見られない。2004年にルーマニアが347人のロマを対象として行った調査によると、150人が自らをウルサリと答えたという。

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  • ウルサリ(ルーマニア語:Ursari、ブルガリア語:урсари)とは、ロマのうち伝統的に動物の調教を生業とする放浪民のこと。ルーマニア語で「熊」を意味するウルス(urs、単数形:ursar)に由来し、「熊使い」と訳すことが多い。リチナラ(Richinara)とも。 元々ヒグマやオナガザル、蛇を用いて大道芸を行いつつ、を繰り返してきたが、大部分は1850年代以降定住するようになった。ブルガリアやモルドバの他、ルーマニアでは40部族の1つと認知されるなど、ロマ共同体で重要な役割を果たしている。また、セルビアやオランダ及びイタリアといった西欧諸国でも、居住者が少なくない。 ルーマニアやモルドバで用いられるの1方言も「ウルサリ」と呼ばれているが、民族的にウルサリに属する者のほとんどが、(ハンガリー系ロマ)同様に、ルーマニア語を母語とする。 ロマのうちシンティに属するかそうでないかに関しては、学術上見解の一致が見られない。2004年にルーマニアが347人のロマを対象として行った調査によると、150人が自らをウルサリと答えたという。 ブルガリアで熊や猿を扱うルーマニア語話者のロマは、「メチュカリ」(мечкари, mechkari) や「メイムナリ」(maymunari) あるいは「ウルサリ」と呼ばれるが、ルーマニアのウルサリとは異なる集団、あるいはボヤーシュに属する一派とみなされたり、もしくはイタリアでウルサリとされる人々と同族とみなされることがある。 ルーマニア及びブルガリアのドナウ川沿岸部に住むコシュニツァリ (Coşniţari) は、ウルサリに属する。一方、ギリシャのメドヴェダラやスロバキアのリチュカラ、トルコのイスタンブール地域のロマ・アイジデスなどは、職業の点で共通しているが異なる言語や方言を話しており、ウルサリとは見做されない。 (ja)
  • ウルサリ(ルーマニア語:Ursari、ブルガリア語:урсари)とは、ロマのうち伝統的に動物の調教を生業とする放浪民のこと。ルーマニア語で「熊」を意味するウルス(urs、単数形:ursar)に由来し、「熊使い」と訳すことが多い。リチナラ(Richinara)とも。 元々ヒグマやオナガザル、蛇を用いて大道芸を行いつつ、を繰り返してきたが、大部分は1850年代以降定住するようになった。ブルガリアやモルドバの他、ルーマニアでは40部族の1つと認知されるなど、ロマ共同体で重要な役割を果たしている。また、セルビアやオランダ及びイタリアといった西欧諸国でも、居住者が少なくない。 ルーマニアやモルドバで用いられるの1方言も「ウルサリ」と呼ばれているが、民族的にウルサリに属する者のほとんどが、(ハンガリー系ロマ)同様に、ルーマニア語を母語とする。 ロマのうちシンティに属するかそうでないかに関しては、学術上見解の一致が見られない。2004年にルーマニアが347人のロマを対象として行った調査によると、150人が自らをウルサリと答えたという。 ブルガリアで熊や猿を扱うルーマニア語話者のロマは、「メチュカリ」(мечкари, mechkari) や「メイムナリ」(maymunari) あるいは「ウルサリ」と呼ばれるが、ルーマニアのウルサリとは異なる集団、あるいはボヤーシュに属する一派とみなされたり、もしくはイタリアでウルサリとされる人々と同族とみなされることがある。 ルーマニア及びブルガリアのドナウ川沿岸部に住むコシュニツァリ (Coşniţari) は、ウルサリに属する。一方、ギリシャのメドヴェダラやスロバキアのリチュカラ、トルコのイスタンブール地域のロマ・アイジデスなどは、職業の点で共通しているが異なる言語や方言を話しており、ウルサリとは見做されない。 (ja)
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  • ウルサリ(ルーマニア語:Ursari、ブルガリア語:урсари)とは、ロマのうち伝統的に動物の調教を生業とする放浪民のこと。ルーマニア語で「熊」を意味するウルス(urs、単数形:ursar)に由来し、「熊使い」と訳すことが多い。リチナラ(Richinara)とも。 元々ヒグマやオナガザル、蛇を用いて大道芸を行いつつ、を繰り返してきたが、大部分は1850年代以降定住するようになった。ブルガリアやモルドバの他、ルーマニアでは40部族の1つと認知されるなど、ロマ共同体で重要な役割を果たしている。また、セルビアやオランダ及びイタリアといった西欧諸国でも、居住者が少なくない。 ルーマニアやモルドバで用いられるの1方言も「ウルサリ」と呼ばれているが、民族的にウルサリに属する者のほとんどが、(ハンガリー系ロマ)同様に、ルーマニア語を母語とする。 ロマのうちシンティに属するかそうでないかに関しては、学術上見解の一致が見られない。2004年にルーマニアが347人のロマを対象として行った調査によると、150人が自らをウルサリと答えたという。 (ja)
  • ウルサリ(ルーマニア語:Ursari、ブルガリア語:урсари)とは、ロマのうち伝統的に動物の調教を生業とする放浪民のこと。ルーマニア語で「熊」を意味するウルス(urs、単数形:ursar)に由来し、「熊使い」と訳すことが多い。リチナラ(Richinara)とも。 元々ヒグマやオナガザル、蛇を用いて大道芸を行いつつ、を繰り返してきたが、大部分は1850年代以降定住するようになった。ブルガリアやモルドバの他、ルーマニアでは40部族の1つと認知されるなど、ロマ共同体で重要な役割を果たしている。また、セルビアやオランダ及びイタリアといった西欧諸国でも、居住者が少なくない。 ルーマニアやモルドバで用いられるの1方言も「ウルサリ」と呼ばれているが、民族的にウルサリに属する者のほとんどが、(ハンガリー系ロマ)同様に、ルーマニア語を母語とする。 ロマのうちシンティに属するかそうでないかに関しては、学術上見解の一致が見られない。2004年にルーマニアが347人のロマを対象として行った調査によると、150人が自らをウルサリと答えたという。 (ja)
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  • ウルサリ (ja)
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