JPH068314A - シート成形用プリフォーム及び容器の製造方法 - Google Patents
シート成形用プリフォーム及び容器の製造方法Info
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- JPH068314A JPH068314A JP16895892A JP16895892A JPH068314A JP H068314 A JPH068314 A JP H068314A JP 16895892 A JP16895892 A JP 16895892A JP 16895892 A JP16895892 A JP 16895892A JP H068314 A JPH068314 A JP H068314A
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- preform
- gate
- forming
- container
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C2045/1682—Making multilayered or multicoloured articles preventing defects
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】レトルト食品などに使用されるカップ状容器の
ゲート付近の強度を向上するめに、シート成形に用いる
射出成形で成形されたプリフォームの形状を改善する。 【構成】射出成形法で成形されたシート成形用のプリフ
ォームであって、ゲートの位置の反対側の表面に、裾部
の径がゲート径より大きく、且つ表面形状が緩やかな曲
面状又は階段状の中心から裾部に向かって厚みが漸減す
る突部を形成する。
ゲート付近の強度を向上するめに、シート成形に用いる
射出成形で成形されたプリフォームの形状を改善する。 【構成】射出成形法で成形されたシート成形用のプリフ
ォームであって、ゲートの位置の反対側の表面に、裾部
の径がゲート径より大きく、且つ表面形状が緩やかな曲
面状又は階段状の中心から裾部に向かって厚みが漸減す
る突部を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レトルト食品などに使
用されるカップ状容器のシート成形に用いるプリフォー
ムに関するもので、詳しくは、射出成形法で作製された
プリフォームに関するものである。
用されるカップ状容器のシート成形に用いるプリフォー
ムに関するもので、詳しくは、射出成形法で作製された
プリフォームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食品などの保存容器としては、金
属缶やガラス容器が使用されていたが、最近、プラスチ
ック製のカップ状容器も使用されるようになって来た。
これらのプラスチック製のカップ状容器は、内容物の保
護のため多くの場合には多層構造が取られており、積層
シートや多層の円盤状のプリフォームを真空成形や圧空
成形やプラグアシスト成形などのシート成形法で成形し
たものである。一般的に用いられるプリフォームは、積
層シートが多く、本発明に係わる射出成形によるプリフ
ォームに関しては、まだ、開発段階で確定した技術が少
ない。本出願人は、特願平3−322495号の明細書
で、プリフォームの容器成形時に大きく延びる部分の肉
厚を厚くしたものを提案した。
属缶やガラス容器が使用されていたが、最近、プラスチ
ック製のカップ状容器も使用されるようになって来た。
これらのプラスチック製のカップ状容器は、内容物の保
護のため多くの場合には多層構造が取られており、積層
シートや多層の円盤状のプリフォームを真空成形や圧空
成形やプラグアシスト成形などのシート成形法で成形し
たものである。一般的に用いられるプリフォームは、積
層シートが多く、本発明に係わる射出成形によるプリフ
ォームに関しては、まだ、開発段階で確定した技術が少
ない。本出願人は、特願平3−322495号の明細書
で、プリフォームの容器成形時に大きく延びる部分の肉
厚を厚くしたものを提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
3−322494号においても、容器成形後の容器にお
けるプリフォームの射出成形時のゲート付近の強度に対
する配慮がなされたものではなく、このために、容器の
底部のプリフォーム射出成形時のゲート付近の残留応力
やひけに起因する強度不足によって、外部からの衝撃力
で容器が破損してしまうことがあった。また、容器に成
形するときに、シートをインサート成形したプリフォー
ムを用いた場合には、全体的に均一に延びにくいため、
部分的に延びる部分と殆ど延びない部分ができ、成形さ
れた容器の耐衝撃性が低下し、ひどい場合には、シート
が裂けてしまうものもあった。本発明は、プリフォーム
のゲートの位置の反対側の表面形状を改善することによ
って、外部からの衝撃性の強い容器を提供するものであ
る。
3−322494号においても、容器成形後の容器にお
けるプリフォームの射出成形時のゲート付近の強度に対
する配慮がなされたものではなく、このために、容器の
底部のプリフォーム射出成形時のゲート付近の残留応力
やひけに起因する強度不足によって、外部からの衝撃力
で容器が破損してしまうことがあった。また、容器に成
形するときに、シートをインサート成形したプリフォー
ムを用いた場合には、全体的に均一に延びにくいため、
部分的に延びる部分と殆ど延びない部分ができ、成形さ
れた容器の耐衝撃性が低下し、ひどい場合には、シート
が裂けてしまうものもあった。本発明は、プリフォーム
のゲートの位置の反対側の表面形状を改善することによ
って、外部からの衝撃性の強い容器を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、図1に
示したように、射出成形法で成形されたシート成形用の
プリフォームであって、ゲート(11)の位置の反対側
の表面に、裾部の径がゲート径より大きく、且つ表面形
状が緩やかな曲面状又は階段状の中心から裾部に向かっ
て厚みが漸減する突部(12)を形成したことを特徴と
するシート成形用プリフォーム(10)であり、第2の
本発明は、前記シート成形用のプリフォームが、シート
素材の表面に射出成形により樹脂層を積層したシート成
形用プリフォームであり、第3の本発明は、ゲート位置
の反対側の表面に、裾部の径がゲート径より大きく、且
つ表面形状が緩やかな曲面状又は階段状の中心から裾部
に向かって厚みが漸減する突部を形成したシート成形用
のプリフォームを射出成形法により形成し、このシート
成形用のプリフォームを容器成形装置内に配置し、次い
で、前記突部に対応した凹部を底部に形成したプラグに
よりプラグアシストして、容器に成形する容器の製造方
法であり、第4の本発明は、前記シート成形用のプリフ
ォームが、シート素材の表面に射出成形により樹脂層を
積層することによって成形された容器の製造方法であ
る。
示したように、射出成形法で成形されたシート成形用の
プリフォームであって、ゲート(11)の位置の反対側
の表面に、裾部の径がゲート径より大きく、且つ表面形
状が緩やかな曲面状又は階段状の中心から裾部に向かっ
て厚みが漸減する突部(12)を形成したことを特徴と
するシート成形用プリフォーム(10)であり、第2の
本発明は、前記シート成形用のプリフォームが、シート
素材の表面に射出成形により樹脂層を積層したシート成
形用プリフォームであり、第3の本発明は、ゲート位置
の反対側の表面に、裾部の径がゲート径より大きく、且
つ表面形状が緩やかな曲面状又は階段状の中心から裾部
に向かって厚みが漸減する突部を形成したシート成形用
のプリフォームを射出成形法により形成し、このシート
成形用のプリフォームを容器成形装置内に配置し、次い
で、前記突部に対応した凹部を底部に形成したプラグに
よりプラグアシストして、容器に成形する容器の製造方
法であり、第4の本発明は、前記シート成形用のプリフ
ォームが、シート素材の表面に射出成形により樹脂層を
積層することによって成形された容器の製造方法であ
る。
【0005】上述のシート成形用のプリフォームは、成
形品を成形するために真空成形法、圧空成形法、プラグ
アシスト成形法などのシート成形装置に使用する予備成
形物であり、成形材料を前以て本成形のシート成形時に
成形加工し易い形に成形したものである。
形品を成形するために真空成形法、圧空成形法、プラグ
アシスト成形法などのシート成形装置に使用する予備成
形物であり、成形材料を前以て本成形のシート成形時に
成形加工し易い形に成形したものである。
【0006】また、本発明のプリフォームを射出成形す
るために使用するゲートは、ダイレクトゲート又はセン
ターゲートなどである。
るために使用するゲートは、ダイレクトゲート又はセン
ターゲートなどである。
【0007】また、表面形状が緩やかな曲面状又は階段
状の突部とは、図3に示したように、突部(12)の高
さが、突部の高さ(T2 )=係数(k1 )×プリフォー
ムの厚さ(T1 )で表され、係数(k1 )の範囲が0.
6〜0.1で、好ましくは0.5〜0.2のものであ
り、且つ、突部の裾部の径(D2 )が、ゲート径
(D1)+2≦突部の裾部の径(D2 )≦ゲート径(D
1 )+20で、好ましくはゲート径(D1 )+5≦突部
の裾部の径(D2 )≦ゲート径(D1 )+15で表され
るものである(単位:mm)。
状の突部とは、図3に示したように、突部(12)の高
さが、突部の高さ(T2 )=係数(k1 )×プリフォー
ムの厚さ(T1 )で表され、係数(k1 )の範囲が0.
6〜0.1で、好ましくは0.5〜0.2のものであ
り、且つ、突部の裾部の径(D2 )が、ゲート径
(D1)+2≦突部の裾部の径(D2 )≦ゲート径(D
1 )+20で、好ましくはゲート径(D1 )+5≦突部
の裾部の径(D2 )≦ゲート径(D1 )+15で表され
るものである(単位:mm)。
【0008】また、プリフォームの材質は、単層でも多
層でも良く、多層の場合には、要求容器特性に合わせ
て、積層シートを型内に装着してインサート射出成形法
で成形しても、また、多種類の樹脂を多層射出成形法で
成形しても良い。
層でも良く、多層の場合には、要求容器特性に合わせ
て、積層シートを型内に装着してインサート射出成形法
で成形しても、また、多種類の樹脂を多層射出成形法で
成形しても良い。
【0009】また、本発明のゲートの位置の反対側の成
形品の表面に、ゲート付近の強度を改善するために突部
を設ける方法は、二軸延伸ブロー成形法のプリフォーム
にも適用しても良い。
形品の表面に、ゲート付近の強度を改善するために突部
を設ける方法は、二軸延伸ブロー成形法のプリフォーム
にも適用しても良い。
【0010】また、プラグアシスト成形法に使用するプ
ラグの底部をシート成形用プリフォームの突部に対応し
た凹部を設けても良い。
ラグの底部をシート成形用プリフォームの突部に対応し
た凹部を設けても良い。
【0011】さらに、射出成形によってシート素材の上
に積層される樹脂としては、例えばポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネートなどが
用いられる。
に積層される樹脂としては、例えばポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネートなどが
用いられる。
【0012】
【作用】本発明のシート成形用プリフォームは、ゲート
の位置の反対側の表面に裾部の径がゲート径より大き
く、且つ緩やかな曲面状又は階段状に突部が形成さてい
るため、射出成形時のゲート付近の残留応力が緩和さ
れ、成形されたプリフォームのゲート付近に残留応力に
起因するひび割れが発生しにくい。また、従来の成形品
において問題となったゲートの位置の反対側の表面の成
形収縮によるヒケ(くぼみ)も突部が形成されているた
め発生しにくく、さらに、成形品にプリフォームをシー
ト成形する時に、ゲート付近の肉厚変化が緩やかである
ため、従来のプリフォームのように部分的に肉薄となる
こともなく、この結果、成形品のゲート付近の外部から
の衝撃に対する耐衝撃強度が、従来の成形品と比較して
向上する。また、底部にシート成形用プリフォームの突
部と対応した凹部を設けたプラグを用いてブラグアシス
ト成形法によって容器を成形した場合には、シート成形
用プリフォームの突部とプラグの凹部とが嵌合した状態
でプリフォームが伸ばされるため、シート成形用プリフ
ォームが全体に均一に伸ばされ、成形された容器の肉厚
が部分的に肉薄になるようなことがなく、容器の耐衝撃
性が向上する。
の位置の反対側の表面に裾部の径がゲート径より大き
く、且つ緩やかな曲面状又は階段状に突部が形成さてい
るため、射出成形時のゲート付近の残留応力が緩和さ
れ、成形されたプリフォームのゲート付近に残留応力に
起因するひび割れが発生しにくい。また、従来の成形品
において問題となったゲートの位置の反対側の表面の成
形収縮によるヒケ(くぼみ)も突部が形成されているた
め発生しにくく、さらに、成形品にプリフォームをシー
ト成形する時に、ゲート付近の肉厚変化が緩やかである
ため、従来のプリフォームのように部分的に肉薄となる
こともなく、この結果、成形品のゲート付近の外部から
の衝撃に対する耐衝撃強度が、従来の成形品と比較して
向上する。また、底部にシート成形用プリフォームの突
部と対応した凹部を設けたプラグを用いてブラグアシス
ト成形法によって容器を成形した場合には、シート成形
用プリフォームの突部とプラグの凹部とが嵌合した状態
でプリフォームが伸ばされるため、シート成形用プリフ
ォームが全体に均一に伸ばされ、成形された容器の肉厚
が部分的に肉薄になるようなことがなく、容器の耐衝撃
性が向上する。
【0013】
<実施例1>図1は、本実施例のシート成形用プリフォ
ームを一部破断して示した斜視図であり、図2は、その
シート成形用プリフォームを用いて製造されたカップ状
容器の側面断面図であり、図4は、本実施例で作製した
シート成形用プリフォームのゲート付近の形状と材質を
示す断面図である。次に、本実施例を図面を用いて、詳
細に説明する。
ームを一部破断して示した斜視図であり、図2は、その
シート成形用プリフォームを用いて製造されたカップ状
容器の側面断面図であり、図4は、本実施例で作製した
シート成形用プリフォームのゲート付近の形状と材質を
示す断面図である。次に、本実施例を図面を用いて、詳
細に説明する。
【0014】まず、容器にガスバリヤ性を付与するため
の積層フィルムを作製した。これは、ドライラミネーシ
ョン法によって、25μm厚の二軸延伸ポリエチレンテ
レフタレートフィルムに厚み30μm厚のポリ塩化ビニ
リデンフィルムをウレタン系接着剤で積層し、さらに、
このエチレン・ビニルアルコール共重合フィルム面にド
ライラミネーション法によって、30μm厚の無延伸ポ
リプロピレンフィルムをウレタン系接着剤で積層して、
ポリエチレンテレフタレート層/エチレン・ビニルアル
コール共重合樹脂層/ポリプロピレン層の積層フィルム
を作製し、打抜機で直径が108mmの円盤状に打ち抜
いた。
の積層フィルムを作製した。これは、ドライラミネーシ
ョン法によって、25μm厚の二軸延伸ポリエチレンテ
レフタレートフィルムに厚み30μm厚のポリ塩化ビニ
リデンフィルムをウレタン系接着剤で積層し、さらに、
このエチレン・ビニルアルコール共重合フィルム面にド
ライラミネーション法によって、30μm厚の無延伸ポ
リプロピレンフィルムをウレタン系接着剤で積層して、
ポリエチレンテレフタレート層/エチレン・ビニルアル
コール共重合樹脂層/ポリプロピレン層の積層フィルム
を作製し、打抜機で直径が108mmの円盤状に打ち抜
いた。
【0015】次に、図4に示した本実施例のシート成形
用プリフォームを作製するため、射出成形機に取り付け
られた金型内に作製した円盤状の積層フィルムをポリエ
チレンテレフタレート層面を金型キャビティ面に吸引装
着し、ポリプロピレン層にプリフォーム基材のポリプロ
ピレンの溶融樹脂をゲートより射出して、積層フィルム
と一体成形して図1に示した形状の外径が108mmで
厚みが2.6mmの積層フィルム(24)と基材(2
3)のポリプロピレンとからなるシート成形用プリフォ
ーム(20)を作製した。この時のゲート径(21)
は、5mmであり、ゲートの位置の反対側の成形品の表
面に設けられた突部(22)は、裾部の径が24mm
で、高さが1.27mm(k1 =0.49)であり、断
面形状が、図4に示したように、緩やかな曲面状のもの
であった。
用プリフォームを作製するため、射出成形機に取り付け
られた金型内に作製した円盤状の積層フィルムをポリエ
チレンテレフタレート層面を金型キャビティ面に吸引装
着し、ポリプロピレン層にプリフォーム基材のポリプロ
ピレンの溶融樹脂をゲートより射出して、積層フィルム
と一体成形して図1に示した形状の外径が108mmで
厚みが2.6mmの積層フィルム(24)と基材(2
3)のポリプロピレンとからなるシート成形用プリフォ
ーム(20)を作製した。この時のゲート径(21)
は、5mmであり、ゲートの位置の反対側の成形品の表
面に設けられた突部(22)は、裾部の径が24mm
で、高さが1.27mm(k1 =0.49)であり、断
面形状が、図4に示したように、緩やかな曲面状のもの
であった。
【0016】次に、作製した本実施例のシート成形用プ
リフォームを使用して、特願平3−268209号に記
載の多層薄肉容器製造方法によって、図2に示した上端
の外径が89.3mmで下端の外径が60mmで高さが
58mmのカップ状容器を作製した。これとは別個に、
比較のために従来のプリフォームを使用して、実施例と
同一形状のカップ状容器を作製した。
リフォームを使用して、特願平3−268209号に記
載の多層薄肉容器製造方法によって、図2に示した上端
の外径が89.3mmで下端の外径が60mmで高さが
58mmのカップ状容器を作製した。これとは別個に、
比較のために従来のプリフォームを使用して、実施例と
同一形状のカップ状容器を作製した。
【0017】そして、作製した2種類のカップ状容器の
ゲート付近の耐衝撃性を評価するために、水を200m
l充填して、金属蓋を容器に被せ、容器開口部(42)
の外側のフランジ(43)を巻締めて密封した。充填し
た容器を5°Cに保管した後、1mの高さからコンクリ
ート床上に底を下に連続垂直落下して底部(41)のゲ
ート(11)付近の割れの発生回数を調べた。その結果
を表1及び表2に示す。
ゲート付近の耐衝撃性を評価するために、水を200m
l充填して、金属蓋を容器に被せ、容器開口部(42)
の外側のフランジ(43)を巻締めて密封した。充填し
た容器を5°Cに保管した後、1mの高さからコンクリ
ート床上に底を下に連続垂直落下して底部(41)のゲ
ート(11)付近の割れの発生回数を調べた。その結果
を表1及び表2に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】表2の結果を見ると、従来のプリフォーム
を使用したカップ状容器は、4回までにすべての容器の
ゲート付近に割れが発生したが、本実施例のプリフォー
ムを使用したカップ状容器は、表1に見るように、20
本の中1本だけが4回目にゲート付近に割れを発生した
が、あとの容器は5回では割れを発生しなかった。
を使用したカップ状容器は、4回までにすべての容器の
ゲート付近に割れが発生したが、本実施例のプリフォー
ムを使用したカップ状容器は、表1に見るように、20
本の中1本だけが4回目にゲート付近に割れを発生した
が、あとの容器は5回では割れを発生しなかった。
【0021】<実施例2>図5は、本実施例で作製した
シート成形用プリフォームのゲート付近の形状と材質を
示す断面図であり、全体の形状は、実施例1に同様であ
る。次に、本実施例を図面を用いて、詳細に説明する。
シート成形用プリフォームのゲート付近の形状と材質を
示す断面図であり、全体の形状は、実施例1に同様であ
る。次に、本実施例を図面を用いて、詳細に説明する。
【0022】まず、図5に示した本実施例のシート成形
用プリフォーム(30)を作製するために、3本の射出
装置を搭載した多層射出成形機を用いて、基材(31)
を形成するポリプロピレン樹脂と接着性樹脂層(34)
を形成する無水マレイン酸変性ポリオレフィンとバリヤ
性樹脂層(35)のエチレン・ビニルアルコール共重合
樹脂とを逐次金型キャビティ内に射出して、図1に示し
た形状の外径が108mmで厚みが2.6mmの3種樹
脂5層のシート成形用プリフォーム(20)を作製し
た。この時のゲート径(31)は、5mmであり、ゲー
トの位置の反対側の成形品の表面に設けられた突部(3
2)は、裾部の外径が12mmで、高さが0.52mm
(k1 =0.2)で、断面形状が、図5に示したよう
に、緩やかな曲面状のものであった。
用プリフォーム(30)を作製するために、3本の射出
装置を搭載した多層射出成形機を用いて、基材(31)
を形成するポリプロピレン樹脂と接着性樹脂層(34)
を形成する無水マレイン酸変性ポリオレフィンとバリヤ
性樹脂層(35)のエチレン・ビニルアルコール共重合
樹脂とを逐次金型キャビティ内に射出して、図1に示し
た形状の外径が108mmで厚みが2.6mmの3種樹
脂5層のシート成形用プリフォーム(20)を作製し
た。この時のゲート径(31)は、5mmであり、ゲー
トの位置の反対側の成形品の表面に設けられた突部(3
2)は、裾部の外径が12mmで、高さが0.52mm
(k1 =0.2)で、断面形状が、図5に示したよう
に、緩やかな曲面状のものであった。
【0023】次に、作製した本実施例のシート成形用プ
リフォームを使用して、実施例1と同様の多層薄肉製造
方法によって、図2に示した上端の外径が89.3mm
で下端の外径が60mmで高さが58mmのカップ状容
器を作製した。
リフォームを使用して、実施例1と同様の多層薄肉製造
方法によって、図2に示した上端の外径が89.3mm
で下端の外径が60mmで高さが58mmのカップ状容
器を作製した。
【0024】そして、作製したカップ状容器のゲート付
近の耐衝撃性を評価するために、水を200ml充填し
て、金属蓋を容器に被せ、容器開口部(42)の外側の
フランジ(43)を巻締めて密封し、充填した容器を5
°Cに保管した後、1mの高さからコンクリート床上に
底を下に連続垂直落下して底部(41)のゲート(1
1)付近の割れの発生回数を調べた。その結果を表3に
示す。
近の耐衝撃性を評価するために、水を200ml充填し
て、金属蓋を容器に被せ、容器開口部(42)の外側の
フランジ(43)を巻締めて密封し、充填した容器を5
°Cに保管した後、1mの高さからコンクリート床上に
底を下に連続垂直落下して底部(41)のゲート(1
1)付近の割れの発生回数を調べた。その結果を表3に
示す。
【0025】
【表3】
【0026】表3の結果を見ると、本実施例のプリフォ
ームを使用したカップ状容器は、3回、4回、5回とゲ
ート付近に割れを発生したものがあったが、割れの発生
状態を従来のプリフォームを使用したカップ状容器と比
較すると、耐衝撃強度が非常に向上していることが判明
した。
ームを使用したカップ状容器は、3回、4回、5回とゲ
ート付近に割れを発生したものがあったが、割れの発生
状態を従来のプリフォームを使用したカップ状容器と比
較すると、耐衝撃強度が非常に向上していることが判明
した。
【0027】<実施例3>図6は、本実施例のシート成
形用プリフォームをプラグアシスト成形法により成形す
るためのプラグの断面図と実施例2で用いた多層のシー
ト成形用プリフォームの断面図である。この図6に示し
たように、プラグの底部には、シート成形用プリフォー
ムの突部に対応した凹部が形成されている。
形用プリフォームをプラグアシスト成形法により成形す
るためのプラグの断面図と実施例2で用いた多層のシー
ト成形用プリフォームの断面図である。この図6に示し
たように、プラグの底部には、シート成形用プリフォー
ムの突部に対応した凹部が形成されている。
【0028】次に、作製した本実施例のシート成形用プ
リフォームを使用して、実施例1と同様の多層薄肉製造
方法によって、図2に示した上端の外径が89.3mm
で下端の外径が60mmで高さが58mmのカップ状容
器を作製した。
リフォームを使用して、実施例1と同様の多層薄肉製造
方法によって、図2に示した上端の外径が89.3mm
で下端の外径が60mmで高さが58mmのカップ状容
器を作製した。
【0029】そして、作製したカップ状容器のゲート付
近の耐衝撃性を評価するために、水を200ml充填し
て、金属蓋を容器に被せ、容器開口部(42)の外側の
フランジ(43)を巻締めて密封し、充填した容器を5
°Cに保管した後、1mの高さからコンクリート床上に
底を下に連続垂直落下して底部(41)のゲート(1
1)付近の割れの発生回数を調べた。その結果を表4に
示す。
近の耐衝撃性を評価するために、水を200ml充填し
て、金属蓋を容器に被せ、容器開口部(42)の外側の
フランジ(43)を巻締めて密封し、充填した容器を5
°Cに保管した後、1mの高さからコンクリート床上に
底を下に連続垂直落下して底部(41)のゲート(1
1)付近の割れの発生回数を調べた。その結果を表4に
示す。
【0030】
【表4】
【0031】表4の結果を見ると本実施例のプリフォー
ムを使用し、底部にシートの突部と対応した凹部を設け
たプラグを用いて成形したカップ状容器は、実施例2に
比べても割れを発生したものが少なくなり、耐衝撃性が
向上していることが分かった。
ムを使用し、底部にシートの突部と対応した凹部を設け
たプラグを用いて成形したカップ状容器は、実施例2に
比べても割れを発生したものが少なくなり、耐衝撃性が
向上していることが分かった。
【0032】
【発明の効果】本発明のシート成形用プリフォームを使
用すると、ゲートの位置の反対側の表面に、裾部の径が
ゲート径より大きく、且つ緩やかな形状の突部が形成さ
れているため、射出成形時のゲート付近の残留応力が緩
和され成形されたプリフォームのゲート付近に残留応力
に起因するひび割れが発生しにくく、従来の成形品にお
いて問題となったゲートの位置の反対側の表面の成形収
縮のヒケもなく、さらに、成形品にプリフォームをシー
ト成形する時に、従来のプリフォームのように部分的に
肉薄となることがなく、成形品のゲート付近の外部から
の衝撃に対する耐衝撃強度が従来の成形品と比較して向
上する。
用すると、ゲートの位置の反対側の表面に、裾部の径が
ゲート径より大きく、且つ緩やかな形状の突部が形成さ
れているため、射出成形時のゲート付近の残留応力が緩
和され成形されたプリフォームのゲート付近に残留応力
に起因するひび割れが発生しにくく、従来の成形品にお
いて問題となったゲートの位置の反対側の表面の成形収
縮のヒケもなく、さらに、成形品にプリフォームをシー
ト成形する時に、従来のプリフォームのように部分的に
肉薄となることがなく、成形品のゲート付近の外部から
の衝撃に対する耐衝撃強度が従来の成形品と比較して向
上する。
【図1】本発明に係るシート成形用プリフォームの一実
施例を一部破断して示した斜視図である。
施例を一部破断して示した斜視図である。
【図2】本発明に係るシート成形用プリフォームを用い
て製造された一実施例を示すカップ状容器の側面断面図
である。
て製造された一実施例を示すカップ状容器の側面断面図
である。
【図3】本発明に係るシート成形用プリフォームのゲー
ト付近の形状を示す断面図である。
ト付近の形状を示す断面図である。
【図4】実施例1で作製したシート成形用プリフォーム
のゲート付近の形状と材質を示す断面図である。
のゲート付近の形状と材質を示す断面図である。
【図5】実施例2で作製したシート成形用プリフォーム
のゲート付近の形状と材質を示す断面図である。
のゲート付近の形状と材質を示す断面図である。
【図6】実施例3のシート成形用プリフォームをプラグ
アシスト成形法により成形するためのプラグの断面図と
実施例2で用いた多層のシート成形用プリフォームの断
面図である。
アシスト成形法により成形するためのプラグの断面図と
実施例2で用いた多層のシート成形用プリフォームの断
面図である。
10,20,30……プリフォーム 11,21,31……ゲート 12,22,32……突部 23,33……基材 24……積層シート 34……接着性樹脂 35……バリヤ性樹脂 40……カップ状容器 41……底部 42……開口部 43……フランジ 50……プラグ 51……凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 22:00 4F
Claims (4)
- 【請求項1】射出成形法で成形されたシート成形用のプ
リフォームであって、ゲートの位置の反対側の表面に、
裾部の径がゲート径より大きく、且つ表面形状が緩やか
な曲面状又は階段状の中心から裾部に向かって厚みが漸
減する突部を形成したことを特徴とするシート成形用プ
リフォーム。 - 【請求項2】前記シート成形用のプリフォームが、シー
ト素材の表面に射出成形により樹脂層を積層することに
よって成形されることを特徴とする請求項1に記載のシ
ート成形用プリフォーム。 - 【請求項3】ゲート位置の反対側の表面に、裾部の径が
ゲート径より大きく、且つ表面形状が緩やかな曲面状又
は階段状の中心から裾部に向かって厚みが漸減する突部
を形成したシート成形用のプリフォームを射出成形法に
より形成し、このシート成形用のプリフォームを容器成
形装置内に配置し、次いで、前記突部に対応した凹部を
底部に形成したプラグによりプラグアシストして、容器
に成形したことを特徴とする容器の製造方法。 - 【請求項4】前記シート成形用のプリフォームが、シー
ト素材の表面に射出成形により樹脂層を積層することに
よって成形されることを特徴とする請求項3に記載の容
器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16895892A JPH068314A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | シート成形用プリフォーム及び容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16895892A JPH068314A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | シート成形用プリフォーム及び容器の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068314A true JPH068314A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15877713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16895892A Pending JPH068314A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | シート成形用プリフォーム及び容器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068314A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007131493A1 (de) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Webasto Ag | Fahrzeug-dachteil aus wenigstens zwei kunststoffschichten und verfahren zum herstellen eines solchen fahrzeug-dachteils |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP16895892A patent/JPH068314A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007131493A1 (de) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Webasto Ag | Fahrzeug-dachteil aus wenigstens zwei kunststoffschichten und verfahren zum herstellen eines solchen fahrzeug-dachteils |
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