JP2019508000A - 水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法に係り、特に、時間領域で衝突が発生しないスケジューリング方法を考慮するが、特定の瞬間に転送時間が重ならないように直交化するよりは、音波の伝達速度及びパケット長を考慮してシンクノードにパケットがパケットトレインの形態で連続的に受信されるようにすることにより、ネットワークの効率を向上させることができる、水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法に関する。
通常、水中無線ネットワークは音波を用いる。このように音波を用いる水中無線ネットワークでは、電磁波に比べて相対的に伝達速度が非常に遅い音波の伝達速度に起因する非常に長い伝播遅延、及び水中音響モデムの狭い帯域幅に起因する物理階層の遅いデータ伝達速度によって長くなるパケット長により発生するネットワーク効率性の低下を克服することが最も重要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明は、かかる点に着目してなされたもので、その目的は、水中で移動ノードの航法情報とは無関係に動作するとともに、時間同期化が不要なので時間同期化のための別途のパケット交換が必要ないから、ネットワークの歩留まりを向上させることができる、水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の一実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法は、シンクノードから多数のノードへ初期化パケットを放送する第1段階と、前記シンクノードが多数のノードから第1設定時間
の間に初期化応答パケットを受信する第2段階と、前記シンクノードが前記第2段階で受信した初期化応答パケットから前記シンクノードと多数のノード間の往復時間遅延
を計算する第3段階と、前記シンクノードによって、初期化応答パケットの受信に衝突が存在するか否かを決定する第4段階と、前記第4段階で初期化応答パケットの受信に衝突が存在しなければ、前記シンクノードが、前記第3段階で計算された往復時間遅延
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列する第5段階と、前記シンクノードによって変数kが1に設定され、1番目のノードの待機時間
が「0」に設定される第6段階と、前記シンクノードによって、1番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに受信され始める時刻の最大値
が計算される第7段階と、前記変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断する第8段階と、前記第8段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さければ、前記変数kをk+1に設定する第9段階と、前記シンクノードによって、k番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに到着する時刻の最小値
が計算される第10段階と、前記シンクノードによって前記k番目のノードの待機時間
が計算される第11段階と、前記シンクノードによって、前記k番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに到着する時刻の最大値
を計算した後、前記第8段階へ移行する第12段階と、前記第8段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ、前記シンクノードによって1番目のビーコンパケットが第3設定時刻
に多数のノードへ放送される第13段階と、前記シンクノードが最後番目(K番目)のノードのデータパケットを受信した後、または前記第13段階による1番目のビーコンパケットの放送後に第4設定時間
を待機する第14段階と、前記シンクノードによって前記シンクノードと前記k番目のノード間の往復時間遅延
が計算される第15段階と、前記シンクノードが、前記第15段階で計算された往復時間遅延
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列する第16段階と、前記シンクノードによって、1サイクルの間に変化することが可能なノードの往復時間遅延変動幅
が計算される第17段階と、前記変数kを1に設定し、前記シンクノードが、n番目のサイクルで1番目のノードに付与される時間遅延
を「0」に設定し、n番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットを受信し始める時刻の最大値
を計算する第18段階と、前記変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断する第19段階と、前記第19段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さければ、前記変数kをk+1に設定する第20段階と、前記シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最小値
を計算する第21段階と、前記シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードに付与される時間遅延
を計算する第22段階と、前記シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を計算した後、前記第19段階へ移行する第23段階と、前記第19段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ、前記シンクノードによって、ビーコンパケット放送が行われるか否かが決定される第24段階と、前記第24段階でビーコンパケット放送が行われなければ終了する第25段階とを含むことを特徴とする。
にビーコンパケットがノードに放送される第26段階と、前記シンクノードが最後番目(K番目)のノードのデータパケットを受信した後、または前記n番目のサイクルで最後番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を待機する第27段階と、前記シンクノードによってサイクルが1だけ増加した後、前記第15段階へ移行する第28段階とが行われ得る。
だけ再初期化応答パケットが受信される第30段階と、前記シンクノードが、前記第30段階で受信した再初期化応答パケットから前記シンクノードとノード間の往復時間遅延
を計算する第31段階と、前記シンクノードによって、再初期化応答パケットの受信に衝突が存在するか否かを決定する第32段階とが行われ、前記第32段階で再初期化応答パケットの受信に衝突が存在すれば前記第29段階へ移行することができる。
は下記数式101によって決定できる。
は、シンクノードとノード間の往復時間遅延の最大値であって、下記数式102によって決定され、
は初期化パケット長の時間換算値であり、
は初期化応答パケット長の時間換算値であり、
はノードが初期化パケットの受信完了後に初期化応答パケットを送信するまでにかかる時間である。
は下記数式103によって決定できる。
はノードHから受信された初期化応答パケットの受信時刻であり、
は初期化パケット放送時間である。)
は、下記数式108によって決定できる。
はシンクノードによる最初のビーコンパケット放送時刻であり、
はビーコンパケット長の時間換算値であり、
は1番目のノードの往復時間遅延であり、
は1番目のノードのシンクノードとの往復時間遅延が取得された時点であり、
はシンクノードとノード間の最大相対速度である。)
は、下記数式113によって決定できる。
はk番目のノードの往復時間遅延であり、
は
が取得された時刻である。)
は下記数式114によって決定できる。
はAとBの両者から大きい値を選択する関数であり、
は、k−1番目のノードのデータパケットがシンクノードに到着する時刻の最大値であって、下記数式112によって決定され、
はk−1番目のノードのデータパケット長の時間換算値である。
はk−1番目のノードの往復時間遅延であり、
はk−1番目のノードの待機時間であり、
は
が取得された時間である。)]
は下記数式115によって決定できる。
はn番目のサイクルのビーコンパケットが放送される時刻であり、
はn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻であり、
はn番目のサイクルでk番目のノードに付与される時間遅延であり、
はn番目のサイクルにおけるビーコン長の時間換算値である。)
は下記数式116によって決定できる。
は(n−1)番目のサイクルにおけるデータパケットの受信開始時刻である。)
とn番目のサイクルにおけるデータパケットの受信時刻
との差は下記数式117のように近似することができる。
は下記数式105によって決定できる。
は再初期化パケット長の時間換算値であり、
は再初期化応答パケット長の時間換算値である。)
は、下記数式118によって決定できる。
はn−1番目のサイクルにおける1番目のノードの往復時間遅延であり、
はn番目のサイクルにおける1番目のノードのデータパケット長の時間換算値である。)
は、下記数式119によって計算できる。
はn−1番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延である。)
は、下記数式120によって計算できる。
はn番目のサイクルでk−1番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値である。)
前記実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法において、前記シンクノードにn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
は、下記数式121によって計算できる。
はn番目のサイクルにおけるk番目のノードのデータパケット長の時間換算値である。)
を0に設定する第2’段階と、前記シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する第3’段階と、前記シンクノードによって、変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断する第4’段階と、前記第4’段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さければ、前記シンクノードが前記変数kをk+1に設定する第5’段階と、前記シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する第6’段階と、前記シンクノードが、前記第6’段階で推定されたk番目のノードの往復時間遅延
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を計算する第7’段階と、前記シンクノードが、前記第7’段階で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いて、k番目のノードの待機時間
を計算する第8’段階と、前記シンクノードが、前記第7’段階で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と前記第8’段階で計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記第4’段階へ移行する第9’段階とを含むことを特徴とする。
にビーコンパケットを放送する第11’段階と、K番目のノードのデータパケットの受信が完了したか、或いはK番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
が超過する第12’段階と、前記シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、往復時間遅延取得有効性値
及び直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する第13’段階と、前記シンクノードがnを1だけ増加させた後、前記第2’段階へ移行する第14’段階とを含むことができる。
はn番目のサイクルで、(n−1)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
はn番目のサイクルで、(n−2)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
は直近に取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
は
が得られたサイクルであり、
はシンクノードと各ノード間の最初の往復時間遅延であり、
は1番目のサイクル前の持続時間であり、
は下記数式202のように推定されて定められる。)
は1番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。)
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算することができる。
はガード時間であり、
はn−1番目のサイクルで取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はn番目のサイクルでビーコンパケット長を時間に換算した値であり、
はn−1番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻であり、
は下記数式204のとおりである。)
はn−2番目のサイクルで取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はn−2番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻である。)
はn番目のサイクルで1番目のノードのデータパケット受信時刻
に対する推定値である。)
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算することができる。
は往復時間遅延の最大値であり、
は直近に取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はシンクノードとk番目のノード間の最大相対速度であり、
はn−1番目のサイクルの持続時間であり、
は1番目のノードの往復時間遅延が取得された直近のサイクルであり、
は水中での最小音波伝達速度である。)
が成功的に取得された場合には、下記[数式207]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定することができる。
はn−1番目のサイクルで取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
はk−1番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値であり、
はn−1番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻であり、
は下記数式211のとおりである。)
は、n−2番目のサイクルで取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
はn−2番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻である。)
を推定することができる。
は、
が得られたサイクルである。)
は、下記[数式213]のように計算できる。
は、下記[数式214]のように計算できる。
は、下記[数式215]のように計算できる。
はn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。)
は、下記[数式216]のように計算できる。
を更新するために、下記[数式217]のように、すべてのノードに対して前記往復時間遅延取得有効性値
を更新し、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットを成功的に受信した場合には、下記[数式218]のようにし、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットを成功的に受信しなかった場合には、下記[数式219]のようにし、前記直近に取得された往復時間遅延関連情報
は下記[数式220]のように更新し、また、前記往復時間遅延取得有効性値
が1である場合には、下記[数式221]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新することができる。
を有しながら、シンクノードにk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻
は、下記[数式208]のように計算される。このとき、
の場合には、次のように[数式209]を解いて、下記[数式210]のようにk番目のノードの往復時間遅延を推定し、前記[数式210]における
は前記[数式211]のとおりであり得る。
を0に設定する第2”段階と、前記シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する第3”段階と、前記シンクノードによって、変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断する第4”段階と、前記第4”段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さければ、前記シンクノードが前記変数kをk+1に設定する第5”段階と、前記シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する第6”段階と、前記シンクノードが、前記第6”段階で推定されたk番目のノードの往復時間遅延
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を計算する第7”段階と、前記シンクノードが、前記第7”段階で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いて、k番目のノードの待機時間
を計算する第8”段階と、前記シンクノードが、前記第7”段階で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と前記第8”段階で計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記第4”段階へ移行する第9”段階とを含むことを特徴とする。
上記の別の実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法は、前記第10”段階でビーコンパケットが放送されれば、前記シンクノードが、n番目のサイクルでシンクノードがビーコンパケットを放送し始める時刻
にビーコンパケットを放送する第11”段階と、K番目のノードのデータパケットの受信が完了したか、或いはK番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
が超過する第12”段階と、前記シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、往復時間遅延取得有効性値
及び直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する第13”段階と、前記シンクノードがnを1だけ増加させた後、前記第2”段階へ移行する第14”段階とを含むことができる。
は
よりも小さいか同じ自然数であり、
であり、
はn番目のサイクルで、(n−1)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
はn番目のサイクルで、(n−m)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
は直近に取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
は
が得られたサイクルであり、
はシンクノードと各ノード間の最初の往復時間遅延であり、
は1番目のサイクル前の持続時間であり、
は下記数式302のように推定されて定められる。)
は1番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。)
(2以上の自然数という)回以上であれば、下記[数式303]のようにn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を下記[数式305]のように計算することができる。
は、
座標を通る最小次数の多項式であり、
はn番目のサイクルで1番目のノードのデータパケット受信時刻
に対する推定値であり、
はn番目のサイクルでシンクノードがビーコンパケットを放送し始める時刻であり、
はn番目のサイクルでビーコンパケット長を時間に換算した値であり、
は下記数式304のように値を制限する。)
は往復時間遅延の最大値である。)
はn番目のサイクルで1番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値であり、
はガード時間である。)
の初期値を
または
のように定め、
2)前記初期値
を用いて[数式303]から
を
のように計算し、
3)前記2)で計算された
を用いて
を
のように計算し、
4)前記3)で計算された
から
を
のように計算し、
5)前記4)で計算された
を用いて
を
のように計算し、
6)前記5)で計算された
から
を
のように計算する過程を、設定された回数だけ繰り返した後、最終的に計算される値を
と
に確定する(このとき、繰り返し回数を定めず、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断し、或いは、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断する。)
サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回未満であれば、下記[数式306]のようにn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算することができる。
は直近に取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はシンクノードとk番目のノード間の最大相対速度であり、
はn−1番目のサイクルの持続時間であり、
は1番目のノードの往復時間遅延が取得された直近のサイクルであり、
は水中での音波伝達速度の最小値である。)
サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回以上であれば、下記[数式307]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定することができる。
は
座標を通る最小次数の多項式であり、
は
サイクルでk番目のノードの有効な往復時間遅延値であり、
は(k−1)番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値である。)
を有しながら、シンクノードにk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻
は、下記[数式308]のように計算できる。
の場合には、下記[数式309]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定することができる。
の初期値を
または
のように定め、
2’)前記初期値
を用いて[数式309]から
を
のように計算し、
3’)計算された
を用いて
を
のように計算し、
4’)前記3’)で計算された
から
を
のように計算し、
5’)前記4’)で計算された
を用いて
を
のように計算し、
6’)前記5’)で計算された
から
を
のように計算する
過程を、設定された回数だけ繰り返した後、最終的に計算される値を
と
に確定する(このとき、繰り返し回数を定めず、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断し、あるいは、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断する。)
は下記[数式310]のように値を制限することができる。
サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回未満であれば、下記[数式311]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定することができる。
は、下記[数式308]によって計算できる。
は、下記[数式312]によって計算できる。
サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回以上であれば、k番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値
は、下記[数式313]のように計算できる。
はn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。)
サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回未満であれば、k番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値
は、下記[数式314]のように計算できる。
を更新するために、下記[数式315]のようにすべてのノードに対して前記往復時間遅延取得有効性値
を更新し、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットを成功的に受信した場合には、下記[数式316]のようにし、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットを成功的に受信しなかった場合には、下記[数式317]のようにし、前記直近に取得された往復時間遅延関連情報
は、下記[数式318]のように更新し、また、前記往復時間遅延取得有効性値
が1である場合には、下記[数式319]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新することができる。
本発明の一実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法によれば、シンクノードから多数のノードへ初期化パケットを放送し、シンクノードが多数のノードから第1設定時間
の間に初期化応答パケットを受信し、前記シンクノードが受信した初期化応答パケットからシンクノードと多数のノード間の往復時間遅
を計算し、シンクノードによって初期化応答パケットの受信に衝突が存在するか否かを決定し、初期化応答パケットの受信に衝突が存在しなければ、シンクノードが計算された往復時間遅延
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列し、シンクノードによって変数kが1に設定され、1番目のノードの待機時間
が「0」に設定され、シンクノードによって1番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の最大値
が計算され、変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断し、変数kが最後番目(K番目)より小さければ、変数kをk+1に設定し、シンクノードによってk番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに到着する時刻の最小値
が計算され、シンクノードによってk番目のノードの待機時間
が計算され、シンクノードによってk番目のノードのデータパケットがシンクノードに到着する時刻の最大値
を計算した後、変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ、シンクノードによって1番目のビーコンパケットが第3設定時刻
に多数のノードに放送され、シンクノードが最後番目(K番目)のノードのデータパケットを受信した後、または1番目のビーコンパケット放送後に第4設定時間
を待機し、シンクノードによってシンクノードとk番目のノード間の往復時間遅延
が計算され、シンクノードが計算された往復時間遅延
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列し、シンクノードによって1サイクルの間に変化することが可能なノードの往復時間遅延変動幅
が計算され、変数kを1に設定し、シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードに付与される時間遅延
を「0」に設定し、n番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を計算し、変数kが最後番目(K番目)より小さいか否かを判断して、変数kが最後番目(K番目)より小さければ変数kをk+1に設定し、シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最小値
を計算し、シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードに付与される時間遅延
を計算し、シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を計算した後、変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ、シンクノードによってビーコンパケット放送が行われるか否かが決定され、ビーコンパケット放送が行われなければ終了するように構成されることにより、
第一に、水中で移動ノードの航法情報とは無関係に動作し、
第二に、時間同期化が不要なので、時間同期化のための別途のパケット交換が必要ないから、ネットワークの歩留まりを向上させることができ、
第三に、スケジュール情報が絶対時間基準ではなく、時間差に該当する情報によって決定されるので、各ノードのローカル時刻情報が互いに異なっても正確に動作し、
第四に、毎サイクル終了時点でシンクノードとノード間の往復時間遅延情報に対する正確な値が測定されるので、スケジュール情報は、時間が経過するにつれて誤差が累積されないため周期的な再初期化が必要ないという優れた効果がある。
を0に設定し;シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算し;シンクノードによって変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断し;前記判断で変数kが最後番目(K番目)より小さければ、シンクノードが前記変数kをk+1に設定し;シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定し;シンクノードが、前記推定されたk番目のノードの往復時間遅延
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を計算し;シンクノードが、前記計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いてk番目のノードの待機時間
を計算し;及び、シンクノードが、前記計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と前記計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記判断過程へ移行するように構成されることにより:
すなわち、水中音響無線移動ネットワークなどのように往復時間遅延が大きく物理階層の伝送速度が低いネットワーク環境で、多数のノードがシンクノードへデータパケットを時分割多重アクセス方式で伝送しようとするとき、ノードの移動性による往復時間遅延をサイクル単位で追跡して、シンクノードがノードからデータパケットを受信する上で遊休時間を最小化することにより、チャンネル使用効率の向上によるネットワークの効率が大幅に向上することができるという優れた効果がある。特に、ノード数が増加すればするほど、ネットワーク効率の向上程度はさらに増加する。本発明に係る水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法は、絶対時間基準ではなく、時間差に該当する情報によって決定されるので、各ノードのローカル時刻情報が互いに異なっても正確に動作する。したがって、時間同期化が必要ないので、時間同期化が不可能であるか或いは時間同期化のために多くのリソースが消費される応用分野でも活用が可能であるという利点がある。
また、往復時間遅延情報に対する正確な値がサイクルごとに得られるので、誤差が累積されないため周期的な再初期化が必要ないという優れた効果がある。
を0に設定し;シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算し;シンクノードによって変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断し;前記判断で変数kが最後番目(K番目)より小さければ、シンクノードが変数kをk+1に設定し;シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定し;シンクノードが、前記推定されたk番目のノードの往復時間遅延
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を計算し;シンクノードが、計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いて、k番目のノードの待機時間
を計算し;前記シンクノードが、前記計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と前記計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記判断過程へ移行するように構成されることにより:
すなわち、水中音響無線移動ネットワークのように往復時間遅延が大きく物理階層の伝送速度が低いネットワーク環境で、チャンネル使用効率の向上によるネットワークの効率を向上させることができ、時間同期化が必要ないので、時間同期化が不可能であるか或いは時間同期化のために多くのリソースが消費される応用分野でも活用が可能であり、誤差が累積されないため周期的な再初期化が必要ないという優れた効果がある。特に、ノード数が増加すればするほど、ネットワーク効率の向上程度はさらに増加する。本発明に係る水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法は、絶対時間基準ではなく、時間差に該当する情報によって決定されるので、各ノードのローカル時刻情報が互いに異なっても正確に動作する。したがって、時間同期化が必要ないので、時間同期化が不可能であるか或いは時間同期化のために多くのリソースが消費される応用分野でも活用が可能であるという利点がある。
〔図1〕本発明の第1実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法が適用されるネットワークトポロジーを示す図である。
〔図2a乃至図2f〕本発明の第1実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法を説明するための動作フローチャートである。
〔図3〕本発明の第1実施形態によるサイクル単位のスケジューリング概念図である。
〔図4〕本発明の第1実施形態によるn番目のサイクルで各ノードの待機時間導出原理を示す概念図である。
〔図5〕本発明の第2実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法が適用されるネットワークトポロジーを示す図である。
〔図6〕本発明の第2実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法のサイクル概念図である。
〔図7a及び図7b〕本発明の第2実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法を説明するための動作フローチャートである。
〔図8〕本発明の第3実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法が適用されるネットワークトポロジーを示す図である。
〔図9〕本発明の第3実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法のサイクル概念図である。
〔図10a乃至図10c〕本発明の第3実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法を説明するための動作フローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法が適用されるネットワークトポロジーを示す図であって、ネットワークトポロジーは、一つのシンクノードと多数のノードとから構成されている。水中で音波を用いて多数のノードが一つのシンクノードへデータパケットを送る中央集中方式のネットワークトポロジーにおけるスケジューリング方法である。シンクノード以外のノードは「ノード」と略記することがある。シンクノードは、ノードの伝送スケジュールを含んでいるビーコンパケットを放送し、ビーコンパケットを受信したノードは、ビーコンパケットに指示されている各ノードの伝送スケジュールに従ってデータパケットをシンクノードへ伝送する。シンクノードとノード間の最大相対速度を知っていると仮定し、Vで表示する。
まず、シンクノードから多数のノードへ初期化(IRQ)パケットを放送し(S1010)、シンクノードが多数のノードから第1設定時間
の間に初期化応答(IRP)パケットを受信する(S1020)。
以内にすべてのノードから初期化応答パケットの受信が完了する。
は、下記数式101によって決定される。
は、シンクノードとノード間の往復時間遅延の最大値であって、下記数式102によって決定され、
は初期化パケット長の時間換算値であり、
は初期化応答パケット長の時間換算値であり、
はノードが初期化パケットの受信完了後に初期化応答パケットを送信するまでにかかる時間である。)
を計算する(S1030)。具体的には、シンクノードは、初期化パケット送信時間
をシンクノード自身のローカルクロックから知ることができ、ノードHから受信された初期化応答パケットの受信時刻
もシンクノード自身のローカルクロックから知ることができる。したがって、シンクノードは、時間同期化なしにシンクノードとノードH間の往復時間遅延情報
を初期化応答パケット受信時刻と初期化パケット送信時刻との差から取得することができる。
は、下記数式103によって決定される。
長さを有する時間スロットの任意の整数倍だけ再初期化応答パケットの送信を先送りすることを意味する。すなわち、再初期化パケットを受信したノードは、再初期化パケットの受信が完了した後、下記数式104のように与えられる
時間だけ待機した後に再初期化応答パケットをシンクノードへ送信するようにする。
は、好ましくは初期化応答パケット長の2倍以上となるようにする。)
だけ再初期化応答パケットが受信される。再初期化応答パケットは、初期化応答パケットが含んでいる情報に加えて、さらにm値が含まれるようにする。
以内にすべてのノードから再初期化応答パケットの受信が完了する。
は再初期化パケット長の時間換算値であり、
は再初期化応答パケット長の時間換算値である。)
を計算する(S1280)。
をシンクノード自身のローカルクロックから知ることができ、ノードHから受信された再初期化応答パケットの受信時刻
もシンクノード自身のローカルクロックから知ることができる。したがって、シンクノードは、時間同期化なしにシンクノードとノードH間の往復時間遅延情報
を再初期化応答パケット受信時刻と再初期化パケット送信時刻との差から下記数式106のように取得することができる。
はノードHから受信された再初期化応答パケットの受信時刻であり、
は再初期化パケットの送信時刻である。)
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列する(S1050)。
と表示する。
は、数式103及び数式106を介して取得された往復時間遅延を小さい順に整列して得られる値である。
が取得された時刻を
と表示する。
は、
に相応する
または
値である。シンクノードが最初にビーコンパケットを放送する時刻を
と表示する。
はシンクノードのローカルクロックから当然に知ることが可能な値である。
と表示する。
が下記数式107のように「0」に設定される(S1060)。つまり、1番目のノードは、ビーコンパケットを受信するや否や待機時間なしに直ちにデータパケットを送信する。
が、下記数式108のように計算される(S1070)。
はシンクノードによる最初のビーコンパケット放送時刻であり、
はビーコンパケット長の時間換算値であり、
は1番目のノードの往復時間遅延であり、
は1番目のノードのシンクノードとの往復時間遅延が取得された時点であり、
はシンクノードとノード間の最大相対速度である。]
であるので、1番目のノードのRTTが決定された時点は
であり、1番目のノードは、
時刻以前にはビーコンメッセージを必ず受信する。yって、1番目のノードのRTT決定時点から1番目のノードがデータパケットを伝送し始める時点まで、1番目のノードがシンクノードから最大相対速度Vで離れるとき、往復時間遅延は最大に増加するが、これは、数式108において、
と表現されている。
は1番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。]
後に2番目のノードのデータパケットの受信が始まる。
は2番目のノードのデータパケットがシンクノードに到着する時刻の最小値である。)
はA及びBの両者から大きい値を選択する関数である。)
同様の方法で、K番目のノードの時間遅延が計算されるまで回帰的に各ノードの時間遅延を計算することができるが、具体的には、(k−1)番目のノードのデータパケットがシンクノードに到着する時刻の最大値
は、下記数式112のように計算される。
ステップ(S1100)では、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに到着する時刻の最小値
が下記数式113のように計算される。
はk番目のノードの往復時間遅延であり、
は
が取得された時刻である。)
が下記数式114のように計算される。
を付与すると、(k−1)番目のノードのデータパケットとk番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信衝突を起こすことを回避することができる。
を前記数式112のように計算した後、前記ステップ(S1080)へ移行する。
にノードへ放送される。
を待機し、次の正規過程に進入する。
図3は本発明の第1実施形態によるサイクル単位のスケジューリング概念図である。初期化過程でシンクノードがビーコンパケットを放送し、すべてのノードからデータパケットの受信が完了する瞬間までを1番目のサイクルと定義すれば、正規過程は2番目のサイクルからである。ここで、n番目のサイクルとは、図3に示すように、シンクノードがn番目のビーコンパケットを放送し、すべてのノードからデータパケットの受信が完了する瞬間までを意味する。n番目のサイクルのビーコンパケットが放送される時刻を
と表記する。n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻を
と表記する。n番目のサイクルでk番目のノードに付与される時間遅延を
と表記する。
が下記数式115のように計算される(S1150)。
はn番目のサイクルのビーコンパケットが放送される時刻であり、
はn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻であり、
はn番目のサイクルでk番目のノードに付与される時間遅延であり、
はn番目のサイクルにおけるビーコン長の時間換算値である。)
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列する。
ステップ(S1154)では、シンクノードによって1サイクルの間に変化することが可能なノードの往復時間遅延変動幅
が下記数式116によって計算される。
は(n−1)番目のサイクルにおけるデータパケットの受信開始時刻である。)
1サイクルの間に変化することが可能なシンクノードと各ノード間の往復時間遅延の変動幅を前記数式116のように計算する。数式117において、n番目のスケジュール情報は、n番目のサイクルでビーコンパケットに含ませて放送するので、n番目のスケジュールを計算して導出する瞬間には
値は知ることができない値であることに留意すべきである。
と
との間に受信完了する。したがって、本発明では、
が
よりも大きくなるようにして、n番目のサイクルで(k−1)番目のノードのデータパケットとk番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信衝突を起こさないようにしなければならない。
を「0」に設定し、n番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を下記数式118のように計算する。
が
より小さいか否かを決定し、変数
が
より小さければ(Y)、
を「1」だけ増加させ(S1180)、次のステップ(S1190)を行う一方で、
が
以上であれば(N)、下記ステップ(S1220)を行う。
を下記数式119のように計算する。
を下記数式120のように計算する。
を下記数式121のように計算した後、前記ステップ(S1170)へ移行する。
にビーコンパケットが多数のノードに放送される(S1230)。
を待機し(S1240)、シンクノードによってサイクルが1だけ増加した後(S1250)、前記ステップ(S1150)へ移行する。
の間に初期化応答パケットを受信し、前記シンクノードが受信した初期化応答パケットからシンクノードと多数のノード間の往復時間遅延
を計算し、シンクノードによって初期化応答パケットの受信に衝突が存在するか否かを決定し、初期化応答パケットの受信に衝突が存在しなければ、シンクノードが計算された往復時間遅延
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列し、シンクノードによって変数kを1に設定し、1番目のノードの待機時間
を「0」に設定し、シンクノードによって1番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の最大値
を計算し、変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断し、変数kが最後番目(K番目)より小さければ、変数kをk+1に設定し、シンクノードによってk番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに到着する時刻の最小値
を計算し、シンクノードによってk番目のノードの待機時間
を計算し、シンクノードによってk番目のノードのデータパケットがシンクノードに到着する時刻の最大値
を計算した後、変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ、シンクノードによって1番目のビーコンパケットが第3設定時刻
に多数のノードに放送され、シンクノードが最後番目(K番目)のノードのデータパケットを受信した後、または1番目のビーコンパケットの放送後に第4設定時間
を待機し、シンクノードによってシンクノードとk番目のノード間の往復時間遅延
を計算し、シンクノードが計算された往復時間遅延
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列し、シンクノードによって1サイクルの間に変化することが可能なノードの往復時間遅延変動幅
を計算し、変数kを1に設定し、シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードに付与される時間遅延
を「0」に設定し、n番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を計算し、変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断し、変数kが最後番目(K番目)より小さければ、変数kをk+1に設定し、シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最小値
を計算し、シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードに付与される時間遅延
を計算し、シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を計算した後、変数kが最後番目(K番目)より小くなければ、シンクノードによってビーコンパケット放送が行われるか否かが決定され、ビーコンパケット放送が行われなければ終了するように構成されることにより、水中で移動ノードの航法情報とは無関係に動作し、時間同期化が不要なので、時間同期化のための別途のパケット交換が必要ないから、ネットワークの歩留まりを向上させることができ、スケジュール情報が絶対時間基準ではなく、時間差に該当する情報によって決定されるので、各ノードのローカル時刻情報が互いに異なっても正確に動作し、各サイクル終了時点でシンクノードとノード間の往復時間遅延情報に対する正確な値が測定されるので、スケジュール情報は、時間が経過するにつれて誤差が累積されないため、周期的な再初期化が必要ない。
図5は本発明の第2実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法が適用されるネットワークトポロジーを示す図であって、シンクノードがノードの伝送スケジュールを含んでいるビーコンパケットを放送し、シンクノードのビーコンパケットを受信したシンクノード以外のノードがビーコンパケットに含まれている各ノードの伝送スケジュールに従ってデータパケットをシンクノードへ伝送する。シンクノード以外のノードは「ノード」と略記することがある。本発明では、水中で音波を利用して通信が行われる場合を考慮し、シンクノードとk番目のノード間の最大相対速度
、水中での最小音波伝達速度
、シンクノードを除くノードの総数
は知っていると仮定する。
と表記する。すると、
である(式中、
はn番目のサイクルの持続時間である。)。n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻を
と表記する。
n番目のサイクルでk番目のノードのビーコン受信後にデータパケットを送信するときまでの待機時間を
と表記する。
でn番目のサイクルであることを明示する必要はないが、本発明を説明する上での明確性のために、
にn番目のサイクルを明示する添字を使用する。ノードの移動性により、ノードの往復時間遅延はサイクルごとに変化するが、本発明では、このように変化する往復時間遅延を過去の2サイクルの往復時間遅延情報を用いて推定し、シンクノードでノードのデータパケットの受信衝突が発生しないように
を定める。
、及びシンクノードと各ノード間の最初の往復時間遅延
が取得された時間
は知っていると仮定する。
及び
を取得することができるさまざまな方法が存在し、いかなる方法を使用しても、本発明の第2実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法は、サイクル数が増加すればするほど、
及び
とは無関係に正常状態に至るので、
及び
を取得するために使用する方法による本発明の時分割多重アクセス方法の性能変化は非常に小さい。
図7a及び図7bは本発明の第2実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法を説明するための動作のフローチャートであって、ここで、Sはステップ(Step)を意味する。
及び
を用いて1番目のサイクルのスケジュールである
を決めるためには、まず、下記[数式201]のように初期化過程を行う(S2010)。
は
よりも小さいか同じ自然数である。
は、n番目のサイクルで、(n−1)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
値を知っているので、すべて1に設定する。
はn番目のサイクルで、(n−)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
より過去に取得された往復時間遅延情報は最初に存在しないので、0にする。
は、直近に取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、現在の状態で
が直近に取得された往復時間遅延(すなわち、シンクノードと各ノード間の最初の往復時間遅延)であるので、
に設定する。
は、
が得られたサイクルであり、0に設定する。
はn番目のサイクルの持続時間であり、1番目のサイクル前のサイクル持続時間は知ることができないので、ユーザーが適正な
値を定めなければならないが、ここでは、その値を
と表示した。
は経験的に知っている平均的な
値にするか、或いは、サイクル持続時間は全体データパケット長の和とノードの往復時間遅延の最小値との和よりは大きいので、下記数式202のように推定されて定められる。)
は1番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。)
を計算してサイクル単位で各ノードのデータパケットを受信する(S2020乃至S2140)。
シンクノードがデータパケットの受信順序を決定した後にn番目のサイクルで1番目のノードに付与される時間遅延
を0に設定する。
の小さい順に整列した後、
とし、
とする。k番目のノードとは、
がk番目に小さいノードを意味する。n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットは、シンクノードにk番目に受信される。すなわち、ここで整列された順序は、シンクノードにデータパケットが到着する順序である。整列する方法としてさらに考慮できる方法は、
値が1であるノードを、
の小さい順に整列し、次に
値が0であるノードのうち、
値が1であるノードを、
の小さい順に整列し、次に
及び
値が全て0であるノードを
の小さい順に整列するようにすることにより、直近に往復時間遅延が取得されたノードに優先順位を付与する方法を使用することもできる。これ以外にも、応用分野に応じて、優先順位ベースの様々な整列方法が存在することができる。
シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する。
であれば、つまり、直近の2サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合には、下記[数式203]のようにn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する。
はガード時間であり、
はn−1番目のサイクルで取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はn番目のサイクルでビーコンパケット長を時間に換算した値であり、
はn−1番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻であり、
は下記数式204のとおりである。)
は、n−2番目のサイクルで取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
は、n−2番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻である。)
値が2よりも小さい場合、すなわち、直近の2サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が1回以上成功的に取得されなかった場合には、下記[数式205]のようにn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する。
は往復時間遅延の最大値であり、
は直近に取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はシンクノードとk番目のノード間の最大相対速度であり、
はn−1番目のサイクルの持続時間であり、
は1番目のノードの往復時間遅延が取得された直近のサイクルであり、
は水中での最小音波伝達速度である。)
前記[数式203]は、次の連立方程式である[数式206]を解いて得られる。
はn番目のサイクルで1番目のノードのデータパケット受信時刻
に対する推定値である。)
及び
)を通る直線で1番目のノードのデータパケット受信時刻と往復時間遅延との関係を近似し、
で往復時間遅延
を計算したものである。一方、
はn番目のサイクルのスケジュール情報を計算する時点で正確に知ることができないが、1番目のノードの往復時間遅延とデータパケット受信時刻は、前記[数式206]における2番目の式のような関係を持つので、前記[数式206]を解くと、[数式203]のように
を計算することができる。[数式203]は、
であれば計算が不可能であるが、この場合は、1番目のノードとシンクノードの相対速度が音波の速度と同じ場合に該当するので、現実的に発生しない。
は1番目のノードの往復時間遅延が取得された直近のサイクルであるので、
は往復時間遅延の取得後に費やされた時間を意味し、このとき、平均的なサイクル持続時間を、直近のサイクルである(n−1)番目のサイクル持続時間に近似すると、
は直近に往復時間遅延が取得された後にn番目のサイクルでの往復時間遅延が持つことが可能な最大変動幅になる。したがって、
は、n番目のサイクルで1番目のノードの最大往復時間遅延となり、この値が
を超えることができないので、[数式205]のように1番目のノードの往復時間遅延を計算する。(n−1)番目のサイクル及び(n−2)番目のサイクルのうちの少なくとも1サイクルで1番目のノードの往復時間遅延が取得されなかったというのは、物理階層が完璧であれば、1番目のノードの移動性が急に変わって他のノードのパケットとの衝突を発生したものと認知することができる。よって、過去の往復時間遅延情報からn番目のサイクルにおける往復時間遅延を推定することは好ましくないことに留意すべきである。また、このように計算された
は、
が持つことが可能な最大の値なので、
を計算するにあたり、[数式205]では、[数式203]とは異なり、ガード時間を含まない。
シンクノードによって変数kが最後番目(K番目)より小さいか否かを判断する。
前記ステップ(S2040)で前記変数kが最後番目(K番目)より小さければ(Y)、シンクノードが前記変数kをk+1に設定する。
シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する。
であれば、すなわち、直近の2サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合には、下記[数式207]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する。
はn−1番目のサイクルで取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
はk−1番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値であり、
はn−1番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻であり、
は下記数式211のとおりである。)
はn−2番目のサイクルで取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
はn−2番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻である。)
及び
を通る直線でk番目のノードのデータパケット受信時刻と往復時間遅延との関係を近似し、直前のデータパケットである(k−1)番目のノードのデータパケットの受信が完了する時刻である
時刻にk番目のデータパケットが受信されるときに往復時間遅延
を計算したものである。したがって、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信して往復時間遅延
を有しながら、シンクノードにk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻
は、下記[数式208]のように計算される。
であれば、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信しても、(k−1)番目のノードのデータパケットの受信が完了してから、
だけの時間が経過した後にk番目のノードのデータパケットの受信が始まるので、前記[数式207]によって推定した
時刻でのk番目のノードの往復時間遅延は、実際のk番目のノードのデータパケットが到着する時点での往復時間遅延推定値として適切ではない。したがって、前記[数式206]を解いて前記[数式203]のように1番目のノードの往復時間遅延を推定した方式でk番目のノードの往復時間遅延を推定しなければならない。したがって、
の場合には、次のように[数式209]を解いて下記[数式210]のようにk番目のノードの往復時間遅延を推定する。前記[数式210]において、前記
は前記[数式211]のとおりである。
値が2より小さい場合、すなわち、直近の2サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が1回以上成功的に取得されなかった場合には、下記[数式212]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する。
は、
が得られたサイクルである。)
シンクノードが、前記ステップ(S2060)で推定されたk番目のノードの往復時間遅延
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を下記[数式213]のように計算する。
シンクノードが、前記ステップ(S2070)で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いて、k番目のノードの待機時間
を下記[数式214]のように計算する。
シンクノードが、前記ステップ(S2070)で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と、前記ステップ(S2080)で計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記ステップ(S2040)へ移行する。
であれば、すなわち、直近の2サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合には、k番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値
は、下記[数式215]のように計算される。
はn番目ののサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。)
値が2より小さければ、すなわち、直近の2サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が1回以上成功的に取得されなかった場合には、k番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値
は、下記[数式216]のように計算される。
の計算が完了すると、前記ステップ(S2040)へ移行する。
前記ステップ(S2040)で変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ(N)、シンクノードがビーコンパケットの放送有無を判断してサイクルの進行如何を決定する。
前記ステップ(S2100)でビーコンパケットが放送されてサイクルが継続して進行する場合(Y)には、シンクノードは、n番目のサイクルでシンクノードがビーコンパケットを放送し始める時刻
にビーコンパケットを放送する。
K番目のノードのデータパケットの受信が完了したか、或いはK番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
が超過する。
前記ステップ(S2120)が行われた後、シンクノードは、n番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、往復時間遅延取得有効性値
及び直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する。
を更新するために、下記[数式217]のようにすべてのノードに対して往復時間遅延取得有効性値
を更新し、もしn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットを成功的に受信した場合には、下記[数式218]のようにする。
は、下記[数式220]のように更新する。
が1である場合には、下記[数式221]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する。
シンクノードがnを1だけ増加させた後、(n+1)番目のサイクルのための
計算のために、前記ステップ(S2020)へ移行する。
を0に設定し;シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算し;シンクノードによって変数kが最後番目(K番目)より小さいか否かを判断し;前記判断で変数kが最後番目(K番目)より小さければ、シンクノードが前記変数kをk+1に設定し、シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定し;シンクノードが、前記推定されたk番目のノードの往復時間遅延
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を計算し;シンクノードが、前記計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いて、k番目のノードの待機時間
を計算し;及び、シンクノードが、前記計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と前記計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記判断過程へ移行するように構成されることにより:
すなわち、水中音響無線移動ネットワークなどのように往復時間遅延が大きく物理階層の伝送速度が低いネットワーク環境で、多数のノードがシンクノードへデータパケットを時分割多重アクセス方式で伝送しようとするとき、ノードの移動性による往復時間遅延をサイクル単位で追跡してシンクノードがノードからのデータパケットを受信する上で遊休時間を最小化することにより、チャンネル使用効率の向上によるネットワークの効率が大幅に向上することができる。特に、ノード数が増加すればするほど、ネットワーク効率の向上程度はさらに増加する。本発明に係る水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法は、絶対時間基準ではなく、時間差に該当する情報によって決定されるので、各ノードのローカル時刻情報が互いに異なっても正確に動作する。したがって、時間同期化が必要ないので、時間同期化が不可能であるか或いは時間同期化のために多くのリソースが消費される応用分野でも活用が可能である。
図8は本発明の第3実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法が適用されるネットワークトポロジーを示す図であって、シンクノードが、ノードの伝送スケジュールを含んでいるビーコンパケットを放送し、シンクノードのビーコンパケットを受信したシンクノード以外のノードが、ビーコンパケットに含まれている各ノードの伝送スケジュールに従ってデータパケットをシンクノードへ伝送する。シンクノード以外のノードは「ノード」と略記することがある。本発明では、水中で超音波を利用して通信が行われる場合を考慮し、シンクノードとk番目のノード間の最大相対速度
、水中での音波伝達速度の最小値
、シンクノードを除くノードの総数
は知っていると仮定する。
と表記する。そうすれば、
である(式中、
はn番目のサイクルの持続時間である。)。n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻を
と表記する。
と表記する。
でn番目のサイクルであることを明示する必要はないが、本発明を説明する上での明確性のために、
にn番目のサイクルを明示する添字を使用する。ノードの移動性により、ノードの往復時間遅延はサイクルごとに変化するが、本発明では、このように変化する往復時間遅延を過去のM個のサイクルの往復時間遅延情報を用いて推定し、シンクノードでノードのデータパケットの受信衝突が発生しないように
を定める。
、及びシンクノードと各ノード間の最初の往復時間遅延
が取得された時間
は知っていると仮定する。
及び
を取得することができるさまざまな方法が存在し、いかなる方法を使用しても、本発明の第3実施形態による多項式補間法を用いた水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法は、サイクル数が増加すればするほど、
及び
とは無関係に正常状態に至るので、
及び
を取得するために使用する方法による本発明のスケジューリング方法の性能変化は非常に小さい。
図10a乃至図10cは本発明の第3実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法を説明するための動作フローチャートであって、ここで、Sはステップ(Step)を意味する。
及び
を用いて1番目のサイクルのスケジュールである
を定めるためには、まず、下記[数式301]のように初期化過程を行う(S3010)。
は
よりも小さいか同じ自然数であり、
である。
は、n番目のサイクルで、(n−1)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
値を知っているので、すべて1に設定する。
は、n番目のサイクルで、(n−m)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
より過去に取得された往復時間遅延情報は最初に存在しないので、
が1よりも大きい場合には0とする。
は直近に取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、現在の状態で
が直近に取得された往復時間遅延であるので、
に設定する。
は、
が得られたサイクルであり、0に設定する。
はn番目のサイクルの持続時間であり、1番目のサイクル前のサイクル持続時間は知ることができないので、ユーザーが適正な
値を定めなければならないが、数式301ではその値を
と表示した。
は経験的に知っている平均的な
値にするか、或いはサイクル持続時間は全体データパケット長の和とノードの往復遅延時の最小値との和よりは大きいので、下記数式302のように推定されて定められる。)
は1番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。)
を計算してサイクル単位で各ノードのデータパケットを受信する(S3020乃至S3140)。
シンクノードがデータパケット受信順序を決定した後、n番目のサイクルで1番目のノードに付与される時間遅延
を0に設定する。
の小さい順に整列した後、
とし、
とする。k番目のノードとは、
がk番目に小さいノードを意味する。n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットはシンクノードにk番目に受信される。すなわち、ここで整列された順序は、シンクノードにデータパケットが到着する順序である。整列する方法としてさらに考慮できる方法は、
値が1であるノードを
の小さい順に整列し、次に
値が0であるノードのうち、
値が1であるノードを
の小さい順に整列し、次に
及び
値がすべてが0であるノードを
の小さい順に整列し、以下反復であって、次に
値がすべて0であるノードを
の小さい順に整列する方式とすることにより、直近に往復時間遅延が取得されたノードに優先順位を付与する方法を使用することもできる。これ以外にも、応用分野に応じて、優先順位ベースの様々な整列方法が存在することができる。
シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する。
と定義しよう。
は2以上の自然数とする。
は、ユーザーが定める値である。もし
であれば、すなわち、直近の
サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回以上である場合には、n番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を下記[数式303]のように連立方程式を解いて推定する。
は
座標を通る最小次数の多項式である。ここで、
サイクルで1番目のノードの有効な往復時間遅延が取得された。そのとき、1番目のノードの往復時間遅延値は
である。
は
次の多項式であって、多項式補間法を用いて容易に求めることができる。例えば、分割された差(divided difference)方法を用いることができる。[数式303]は、
次多項式と1次多項式の連立方程式であって、[数式303]の2番目の1次多項式を[数式303]の1番目の
次多項式に代入すると、結果的に
次多項式の解を求める問題に帰結する。[数式303]は、解が唯一に存在するか、解が存在しないか、解が多数存在するか、或いは解が数多く存在することができる。[数式303]の解が存在するためには、[数式303]の1番目の
次多項式が[数式303]の2番目の1次多項式の上または下にあるべきである。本発明において、
であるので、すなわち、
値は範囲が制限されているので、[数式303]の1番目の
次多項式は
の変化に応じて一定の範囲内で
軸と平行に近い形態でグラフが表現される。一方、[数式303]の2番目の1次多項式は、傾きが「1」である。したがって、解が存在しない場合は発生しない。また、
が2である場合には、[数式303]の1番目の
次多項式が1次多項式になるが、上述したような理由で、[数式303]を構成する2つの1次多項式の傾きが互いに変わり、[数式303]の実数解が唯一に存在する。
が3以上である場合には、複素数の解を含んで多数の解が存在することができ、実数解も複数個存在することができる。実数解が複数個存在するためには、[数式303]の1番目の
次多項式が傾き「1」以上の急激な変化を示さなければならず、これは、
であることを考慮すれば、
値のヒストリーが両端値である「0」または
値を持つことを意味するので、この場合にも、実数解は1つを持つ確率が非常に高い。別の方法で解釈すると、このように急激なトポロジーの変化を示す環境は、過去の往復時間遅延情報を用いて現在の往復時間遅延情報を推定することが難しい場合に該当する。この際にも、本発明は、往復時間遅延情報を保守的に適用するように設計され、安定的に動作することができる。先立って、[数式303]を解くことは
次多項式の解を求めるのと同様であると述べたが、一般に、
次多項式は、
個の解を有し、ここには複素数の解と実数の解とが混合されている。本発明では、[数式303]を解析的に直接解く場合よりは次のようにインタラクティブ(iterative)に求める。まず、
の初期値を定める。例えば、
とする。これ以外にも、
などのように初期値を定める方法は多様にあり、
に近接する値となるように設定するのが良い。この際、初期値
を用いて[数式303]から
を
のように計算する。そして、このように計算された
を用いて
を
のように計算し、このとき、計算された
から
を
のように計算する。
を用いて
を
のように計算し、計算された
から
を
のように計算する過程を、定められた回数だけ繰り返した後、最終的に計算される値を
と
に確定する。このとき、繰り返し回数を定めず、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断する方法がある。同様に、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断する方法もある。
は
よりは小さいので、下記数式304のように値を制限する。)
は往復時間遅延の最大値である。)
を下記[数式305]のように計算する。
はn番目のサイクルで1番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値であり、
はガード時間である。)
であれば、すなわち、直近の
サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回未満であれば、過去に取得された時間遅延から現在の時間遅延を推定することが妥当ではないと判断する。このときは、下記[数式306]のようにn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する。
は、直近に取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はシンクノードとk番目のノード間の最大相対速度であり、
はn−1番目のサイクルの持続時間であり、
は1番目のノードの往復時間遅延が取得された直近のサイクルであり、
は水中での最小音波伝達速度である。)
は1番目のノードの往復時間遅延が取得された直近のサイクルであるため、
は往復時間遅延の取得後に費やされた時間を意味し、このとき、平均的なサイクル持続時間を直近のサイクルである(n−1)番目のサイクル持続時間に近似すると、
は、直近に往復時間遅延が取得された後、n番目のサイクルでの往復時間遅延が持つことが可能な最大変動幅になる。よって、
はn番目のサイクルで1番目のノードの最大往復時間遅延となり、この値が
を超えることができないので、[数式306]のように1番目のノードの往復時間遅延を計算する。直近の
個のサイクルのうち、
個未満のサイクルでのみ1番目のノードの往復時間遅延が取得されたというのは、物理階層が完璧であれば、1番目のノードの移動性が急に変わって他のノードのパケットとの衝突を発生したものと認知することができる。よって、過去の往復時間遅延情報からn番目のサイクルでの往復時間遅延を推定することは好ましくないことに留意すべきである。また、このように計算された
は、
が持つことが可能な最も大きい値なので、
を計算するにあたり、[数式306]では、[数式305]とは異なり、ガード時間を含まない。
シンクノードによって変数kが最後番目(K番目)より小さいか否かを判断する。
前記ステップ(S3040)で前記変数kが最後番目(K番目)より小さければ(Y)、シンクノードが前記変数kをk+1に設定する。
シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する。
と定義しよう。もし
であれば、すなわち、直近の
サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回以上であれば、下記[数式307]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する。
は
座標を通る最小次数の多項式である。ここで、
サイクルでk番目のノードの有効な往復時間遅延が取得された。そのとき、k番目のノードの往復時間遅延値は
である。
は、
次の多項式であって、多項式補間法を用いて容易に求めることができる。数式307は、過去に取得された往復時間遅延情報を数値解析的補間法で近似し、直前のデータパケットである(k−1)番目のノードのデータパケットの受信が終了する時刻である
時刻にk番目のデータパケットが受信されるときに往復時間遅延
を計算したものである。)
を有しながら、シンクノードにk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻
は、下記[数式308]のように計算される。
であれば、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信しても、(k−1)番目のノードのデータパケットの受信が完了してから
だけの時間が経過した後にk番目のノードのデータパケットの受信が始まるので、[数式307]によって推定した
時刻でのk番目のノードの往復時間遅延は、実際のk番目のノードのデータパケットが到着する時点での往復時間遅延推定値として適切ではない。よって、[数式303]を反復的な方法で解いて1番目のノードの往復時間遅延を推定した方式でk番目のノードの往復時間遅延を推定しなければならない。したがって、
の場合には、次のように連立方程式である[数式309]を解いてk番目のノードの往復時間遅延
を推定する。
次多項式の解を求める問題であって、
が2である場合には、実数解が唯一に存在するので、解析的解を利用し、
が3以上である場合には、次のように反復的な方法を用いて解を求める。まず、
の初期値を定める。例えば、
とする。これ以外にも、
などのように初期値を定める方法は多様にあり、
に近接する値となるように設定するのが良い。このとき、初期値
を用いて、[数式309]から
を
のように計算する。このように計算された
を用いて
を
のように計算し、このとき、計算された
から
を
のように計算する。
を用いて
を
のように計算し、計算された
から
を
のように計算する過程を、定められた回数だけ繰り返し行った後、最終的に計算された値を
と
に確定する。このとき、繰り返し回数を定めず、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断する方法がある。同様に、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断する方法もある。
よりも小さいので、下記[数式310]のように値を制限する。
であれば、すなわち、直近の
サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回未満であれば、過去に取得された時間遅延から現在の時間遅延を推定することが妥当ではないと判断する。この際には、下記[数式311]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する。
シンクノードが、前記ステップ(S3060)で推定されたk番目のノードの往復時間遅
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を前記[数式308]のように計算する。
シンクノードが、前記ステップ(S3070)で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いて、k番目のノードの待機時間
を下記[数式312]のように計算する。
時間だけ待機してからデータパケットを送信すると、(k−1)番目のノードのデータパケットが受信完了した後にk番目のノードのデータパケットが受信され、シンクノードでデータパケットの受信衝突が発生しない。
シンクノードが、前記ステップ(S3070)で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と、前記ステップ(S3080)で計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記ステップ(S3040)へ移行する。
であれば(すなわち、直近の
サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回以上であれば)、k番目のノードのデータパケットが受信終了する時刻
は、下記[数式313]のように計算される。
はn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。)
であれば(すなわち、直近の
サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回未満であれば)、k番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値
は、下記[数式314]のように計算される。
前記ステップ(S3040)で変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ(N)、シンクノードがビーコンパケットの放送有無を判断する。
前記ステップ(S3100)でビーコンパケットが放送されてサイクルが継続して進行する場合には(Y)、シンクノードは、n番目のサイクルでシンクノードがビーコンパケットを放送し始める時刻
にビーコンパケットを放送する。
K番目のノードのデータパケットの受信が完了したか、或いはK番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
が超過する。
前記ステップ(S3120)が行われた後、シンクノードは、n番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、往復時間遅延取得有効性値
及び直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する。
時刻にビーコンパケットを放送した後、K番目のノードのデータパケットの受信が完了したか或いは
時刻を超過すれば、シンクノードは、n番目のサイクルにおける各ノードからのデータパケットの成功的な受信か否かを知ることができる。まず、
値を更新するために、下記[数式315]のようにすべての
及び
について、ノードに対して
値を下記[数式315]のように更新する。
は、下記[数式318]のように更新する。
が1である場合には、下記[数式319]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する。
シンクノードがnを1だけ増加させた後、(n+1)番目のサイクルのための
計算のために、前記ステップ(S3020)へ移行する。
を0に設定し;シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算し;シンクノードによって、変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断し;前記判断で変数kが最後番目(K番目)より小さければ、シンクノードが変数kをk+1に設定し;シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定し;シンクノードが、前記推定されたk番目のノードの往復時間遅延
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を計算し;シンクノードが、計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いて、k番目のノードの待機時間
を計算し;前記シンクノードが、前記計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と、前記計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記判断過程へ進むように構成されることにより:
つまり、水中音響無線移動ネットワークのように往復時間遅延が大きく物理階層の伝送速度が低いネットワーク環境で、チャンネル使用効率の向上によるネットワーク効率を向上させることができ、時間同期化が必要ないので、時間同期化が不可能であるか或いは時間同期化のために多くのリソースが消費される応用分野でも活用が可能であり、誤差が累積されないため周期的な再初期化が必要ないという優れた効果がある。特に、ノード数が増加すればするほど、ネットワーク効率の向上程度はさらに増加する。本発明に係る多項式補間法を用いた水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法は、絶対時間基準ではなく、時間差に該当する情報によって決定されるので、各ノードのローカル時刻情報が互いに異なっても正確に動作する。したがって、時間同期化が必要ないので、時間同期化が不可能であるか或いは時間同期化のために多くのリソースが消費される応用分野でも活用が可能である。
〔図1〕本発明の第1実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法が適用されるネットワークトポロジーを示す図である。
〔図2a乃至図2f〕本発明の第1実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法を説明するための動作フローチャートである。
〔図3〕本発明の第1実施形態によるサイクル単位のスケジューリング概念図である。
〔図4〕本発明の第1実施形態によるn番目のサイクルで各ノードの待機時間導出原理を示す概念図である。
〔図5〕本発明の第2実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法が適用されるネットワークトポロジーを示す図である。
〔図6〕本発明の第2実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法のサイクル概念図である。
〔図7a乃至図7c〕本発明の第2実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法を説明するための動作フローチャートである。
〔図8〕本発明の第3実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法が適用されるネットワークトポロジーを示す図である。
〔図9〕本発明の第3実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法のサイクル概念図である。
〔図10a乃至図10c〕本発明の第3実施形態による水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法を説明するための動作フローチャートである。
Claims (50)
- 一つのシンクノードと多数のノードとから構成されたネットワークトポロジーでスケジューリングを行う、水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法であって:
シンクノードから多数のノードへ初期化パケットを放送する第1段階と、
前記シンクノードが多数のノードから第1設定時間
の間に初期化応答パケットを受信する第2段階と、
前記シンクノードが、前記第2段階で受信した初期化応答パケットから前記シンクノードと多数のノード間の往復時間遅延
を計算する第3段階と、
前記シンクノードによって、初期化応答パケットの受信に衝突が存在するか否かを決定する第4段階と、
前記第4段階で初期化応答パケットの受信に衝突が存在しなければ、前記シンクノードが、前記第3段階で計算された往復時間遅延
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列する第5段階と、
前記シンクノードによって変数kが1に設定され、1番目のノードの待機時間
が「0」に設定される第6段階と、
前記シンクノードによって、1番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに受信され始める時刻の最大値
が計算される第7段階と、
前記変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断する第8段階と、
前記第8段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さければ、前記変数kをk+1に設定する第9段階と、
前記シンクノードによって、k番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに到着する時刻の最小値
が計算される第10段階と、
前記シンクノードによって前記k番目のノードの待機時間
が計算される第11段階と、
前記シンクノードによって前記k番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに到着する時刻の最大値
を計算した後、前記第8段階へ移行する第12段階と、
前記第8段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ、前記シンクノードによって1番目のビーコンパケットが第3設定時刻
に多数のノードへ放送される第13段階と、
前記シンクノードが最後番目(K番目)のノードのデータパケットを受信した後、または前記第13段階による1番目のビーコンパケットの放送後に第4設定時間
を待機する第14段階と、
前記シンクノードによって前記シンクノードと前記k番目のノード間の往復時間遅延
が計算される第15段階と、
前記シンクノードが、前記第15段階で計算された往復時間遅延
を用いて往復時間遅延の小さい順にノードを整列する第16段階と、
前記シンクノードによって、1サイクルの間に変化することが可能なノードの往復時間遅延変動幅
が計算される第17段階と、
前記変数kを1に設定し、前記シンクノードが、n番目のサイクルで1番目のノードに付与される時間遅延
を「0」に設定し、n番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を計算する第18段階と、
前記変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断する第19段階と、
前記第19段階で前記変数k最後番目(K番目)より小さければ、前記変数kをk+1に設定する第20段階と、
前記シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最小値
を計算する第21段階と、
前記シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードに付与される時間遅延
を計算する第22段階と、
前記シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を計算した後、前記第19段階へ移行する第23段階と、
前記第19段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ、前記シンクノードによって、ビーコンパケット放送が行われるか否かが決定される第24段階と、
前記第24段階でビーコンパケット放送が行われなければ終了する第25段階とを含むことを特徴とする、水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。 - 前記第24段階でシンクノードによってビーコンパケット放送が決定されれば、
前記シンクノードによってn番目のサイクルのビーコンパケットが放送される時刻
にビーコンパケットがノードに放送される第26段階と、
前記シンクノードが最後番目(K番目)のノードのデータパケットを受信した後、または前記n番目のサイクルで最後番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
を待機する第27段階と、
前記シンクノードによってサイクルが1だけ増加した後、前記第15段階へ移行する第28段階とが行われる、請求項1に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。 - 前記第4段階で初期化応答パケットの受信に衝突が存在すれば、
前記シンクノードによって再初期化パケットがノードに放送される第29段階と、
前記シンクノードによって第2設定時間
だけ再初期化応答パケットが受信される第30段階と、
前記シンクノードが、前記第30段階で受信した再初期化応答パケットから前記シンクノードとノード間の往復時間遅延
を計算する第31段階と、
前記シンクノードによって、再初期化応答パケットの受信に衝突が存在するか否かを決定する第32段階とが行われ、
前記第32段階で再初期化応答パケットの受信に衝突が存在すれば前記第29段階へ移行する、請求項1に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。 - 前記第32段階で再初期化応答パケットの受信に衝突が存在しなければ、前記第5段階へ移行する、請求項3に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第1設定時間
は下記数式101によって決定される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
[式中、
は、シンクノードとノード間の往復時間遅延の最大値であって、下記数式102によって決定され、
は初期化パケット長の時間換算値であり、
は初期化応答パケット長の時間換算値であり、
はノードが初期化パケットの受信完了後に初期化応答パケットを送信するまでにかかる時間である。
(rはモデムの最大通信半径であり、cは音波速度である。)] - 前記シンクノードと多数のノード間の往復時間遅延
は下記数式103によって決定される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はノードHから受信された初期化応答パケットの受信時刻であり、
は初期化パケット放送時間である。) - 前記1番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに受信され始める時刻の最大値
は、下記数式108によって決定される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はシンクノードによる最初のビーコンパケット放送時刻であり、
はビーコンパケット長の時間換算値であり、
は1番目のノードの往復時間遅延であり、
は1番目のノードのシンクノードとの往復時間遅延が取得された時点であり、
はシンクノードとノード間の最大相対速度である。) - 前記k番目のノードのデータパケットが前記シンクノードに到着する時刻の最小値
は、下記数式113によって決定される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はk番目のノードの往復時間遅延であり、
は
が取得された時刻である。) - 前記k番目のノードの待機時間
は下記数式114によって決定される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
[式中、
はA及びBの両者から大きい値を選択する関数であり、
はk−1番目のノードのデータパケットがシンクノードに到着する時刻の最大値であって、下記数式112によって決定され、
はk−1番目のノードのデータパケット長の時間換算値である。
(式中、
はk−1番目のノードの往復時間遅延であり、
はk−1番目のノードの待機時間であり、
は
が取得された時間である。)] - 前記シンクノードと前記k番目のノード間の往復時間遅延
は下記数式115によって決定される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn番目のサイクルのビーコンパケットが放送される時刻であり、
はn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻であり、
はn番目のサイクルでk番目のノードに付与される時間遅延であり、
はn番目のサイクルにおけるビーコン長の時間換算値である。) - 前記1サイクルの間に変化することが可能なノードの往復時間遅延変動幅
は下記数式116によって決定される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
は(n−1)番目のサイクルにおけるデータパケットの受信開始時刻である。) - 各ノードの(n−1)番目のサイクルにおけるデータパケットの受信時刻
とn番目のサイクルにおけるデータパケットの受信時刻
との差は下記数式117のように近似した、請求項11に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第2設定時間
は下記数式105によって決定される、請求項3に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
は再初期化パケット長の時間換算値であり、
は再初期化応答パケット長の時間換算値である。) - 前記n番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
は、下記数式118によって決定される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn−1番目のサイクルにおける1番目のノードの往復時間遅延であり、
はn番目のサイクルにおける1番目のノードのデータパケット長の時間換算値である。) - 前記シンクノードにn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最小値
は、下記数式119によって計算される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn−1番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延である。) - 前記シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードに付与される時間遅延
は、下記数式120によって計算される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn番目のサイクルでk−1番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値である。) - 前記シンクノードにn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻の最大値
は、下記数式121によって計算される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn番目のサイクルにおけるk番目のノードのデータパケット長の時間換算値である。) - 伝送スケジュールを含んでいるビーコンパケットを放送する一つのシンクノードと、前記シンクノードのビーコンパケットを受信して伝送スケジュールに従ってデータパケットを前記シンクノードへ伝送する多数のノードとから構成されたネットワークトポロジーで時分割多重アクセスを行う、水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法であって:
前記シンクノードが初期化過程を行う第1’段階と、
前記シンクノードがデータパケット受信順序を決定した後、n番目のサイクルで1番目のノードに付与される時間遅延
を0に設定する第2’段階と、
前記シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する第3’段階と、
前記シンクノードによって、変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断する第4’段階と、
前記第4’段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さければ、前記シンクノードが前記変数kをk+1に設定する第5’段階と、
前記シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する第6’段階と、
前記シンクノードが、前記第6’段階で推定されたk番目のノードの往復時間遅延
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を計算する第7’段階と、
前記シンクノードが、前記第7’段階で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いて、k番目のノードの待機時間
を計算する第8’段階と、
前記シンクノードが、前記第7’段階で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と前記第8’段階で計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記第4’段階へ移行する第9’段階とを含む、水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。 - 前記第4’段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ、前記シンクノードがビーコンパケットの放送有無を判断する第10’段階をさらに含み、
前記第10’段階でビーコンパケットが放送されなければすべての手続きを終了する、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。 - 前記第10’段階でビーコンパケットが放送されれば、
前記シンクノードが、n番目のサイクルでシンクノードがビーコンパケットを放送し始める時刻
にビーコンパケットを放送する第11’段階と、
K番目のノードのデータパケットの受信が完了したか、或いはK番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
が超過する第12’段階と、
前記シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、往復時間遅延取得有効性値
及び直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する第13’段階と、
前記シンクノードがnを1だけ増加させた後、前記第2’段階へ移行する第14’段階とを含む、請求項19に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。 - 前記第1’段階で、前記シンクノードは下記[数式201]のように初期化過程を行う、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn番目のサイクルで、(n−1)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
はn番目のサイクルで、(n−2)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
は直近に取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
は
が得られたサイクルであり、
はシンクノードと各ノード間の最初の往復時間遅延であり、
は1番目のサイクル前の持続時間であり、
は下記数式202のように推定されて定められる。)
(
は1番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。) - 前記第3’段階は、直近の2サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合には、下記[数式203]のようにn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はガード時間であり、
はn−1番目のサイクルで取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はn番目のサイクルでビーコンパケット長を時間に換算した値であり、
はn−1番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻であり、
は下記数式204のとおりである。)
(式中、
はn−2番目のサイクルで取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はn−2番目のサイクルで1番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻である。) - 前記[数式203]は、下記の連立方程式である[数式206]を解いて得られる、請求項22に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn番目のサイクルで1番目のノードのデータパケット受信時刻
に対する推定値である。) - 前記第3’段階は、直近の2サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が1回以上成功的に取得されなかった場合には、下記[数式205]のようにn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
は往復時間遅延の最大値であり、
は直近に取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はシンクノードとk番目のノード間の最大相対速度であり、
はn−1番目のサイクルの持続時間であり、
は1番目のノードの往復時間遅延が取得された直近のサイクルであり、
は水中での最小音波伝達速度である。) - 前記第6’段階は、直近の2サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延
が成功的に取得された場合には、下記[数式207]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn−1番目のサイクルで取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
はk−1番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値であり、
はn−1番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻であり、
は下記数式211のとおりである。)
(式中、
は、n−2番目のサイクルで取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
はn−2番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻である。) - 前記第6’段階は、直近の2サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が1回以上成功的に取得されなかった場合には、下記[数式212]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
は、
が得られたサイクルである。) - 前記第7’段階で、前記k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
は、下記[数式213]のように計算される、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第8’段階で、前記k番目のノードの待機時間
は、下記[数式214]のように計算される、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第9’段階で、直近の2サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合には、k番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値
は、下記[数式215]のように計算される、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。) - 前記第9’段階で、直近の2サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が1回以上成功的に取得されなかった場合には、k番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値
は、下記[数式216]のように計算される、請求項18に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第13’段階で、前記往復時間遅延取得有効性値
を更新するために、下記[数式217]のように、すべてのノードに対して前記往復時間遅延取得有効性値
を更新し、
n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットを成功的に受信した場合には、下記[数式218]のようにし、
n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットを成功的に受信しなかった場合には、下記[数式219]のようにし、
前記直近に取得された往復時間遅延関連情報
は下記[数式220]のように更新し、
また、前記往復時間遅延取得有効性値
が1である場合には、下記[数式221]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する、請求項20に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信して往復時間遅延
を有しながら、シンクノードにk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻
は、下記[数式208]のように計算され、
このとき、
の場合には、次のように[数式209]を解いて、下記[数式210]のようにk番目のノードの往復時間遅延を推定し、
前記[数式210]における
は前記[数式211]のとおりである、請求項25に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 伝送スケジュールを含んでいるビーコンパケットを放送する一つのシンクノードと、前記シンクノードのビーコンパケットを受信して伝送スケジュールに従ってデータパケットを前記シンクノードへ伝送する多数のノードとから構成されたネットワークトポロジーで時分割多重アクセスを行う、水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法であって:
前記シンクノードが初期化過程を行う第1”段階と、
前記シンクノードがデータパケット受信順序を決定した後、n番目のサイクルで1番目のノードに付与される時間遅延
を0に設定する第2”段階と、
前記シンクノードがn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する第3”段階と、
前記シンクノードによって、変数kが最後番目(K番目)よりも小さいか否かを判断する第4”段階と、
前記第4”段階で、前記変数kが最後番目(K番目)より小さければ、前記シンクノードが前記変数kをk+1に設定する第5”段階と、
前記シンクノードがn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する第6”段階と、
前記シンクノードが、前記第6”段階で推定されたk番目のノードの往復時間遅延
を用いて、k番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信するとき、k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を計算する第7”段階と、
前記シンクノードが、前記第7”段階で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
を用いて、k番目のノードの待機時間
を計算する第8”段階と、
前記シンクノードが、前記第7”段階で計算されたk番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
と前記第8”段階で計算されたk番目のノードの待機時間
を用いて、k番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
を計算した後、前記第4”段階へ移行する第9”段階とを含むことを特徴とする、水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。 - 前記第4”段階で前記変数kが最後番目(K番目)より小さくなければ、前記シンクノードがビーコンパケットの放送有無を判断する第10”段階をさらに含み、
前記第10”段階でビーコンパケットが放送されなければすべての手続きを終了する、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。 - 前記第10”段階でビーコンパケットが放送されれば、
前記シンクノードが、n番目のサイクルでシンクノードがビーコンパケットを放送し始める時刻
にビーコンパケットを放送する第11”段階と、
K番目のノードのデータパケットの受信が完了したか、或いはK番目のノードのデータパケットが受信完了する時刻の推定値
が超過する第12”段階と、
前記シンクノードが、n番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、往復時間遅延取得有効性値
及び直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する第13”段階と、
前記シンクノードがnを1だけ増加させた後、前記第2”段階へ移行する第14”段階とを含む、請求項34に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。 - 前記第1”段階で、前記シンクノードは下記[数式301]のように初期化過程を行う、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
は
よりも小さいか同じ自然数であり、
であり、
はn番目のサイクルで、(n−1)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
はn番目のサイクルで、(n−m)番目のサイクルにおけるk番目のノードの往復時間遅延取得の有効性を示す変数であり、
は直近に取得されたk番目のノードの往復時間遅延であり、
は
が得られたサイクルであり、
はシンクノードと各ノード間の最初の往復時間遅延であり、
は1番目のサイクル前の持続時間であり、
は下記数式302のように推定されて定められる。)
(式中、
は1番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。) - 前記第3”段階は、直近のMサイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
(2以上の自然数という)回以上であれば、下記[数式303]のようにn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を下記[数式305]のように計算する、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
は、
座標を通る最小次数の多項式であり、
はn番目のサイクルで1番目のノードのデータパケット受信時刻
に対する推定値であり、
はn番目のサイクルでシンクノードがビーコンパケットを放送し始める時刻であり、
はn番目のサイクルでビーコンパケット長を時間に換算した値であり、
は下記数式304のように値を制限する。)
(式中、
は往復時間遅延の最大値である。)
(式中、
はn番目のサイクルで1番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値であり、
はガード時間である。) - 前記[数式303]は次のように反復的に解が求められる、請求項37に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
1)
の初期値を
または
のように定め、
2)前記初期値
を用いて[数式303]から
を
のように計算し、
3)前記2)で計算された
を用いて
を
のように計算し、
4)前記3)で計算された
から
を
のように計算し、
5)前記4)で計算された
を用いて
を
のように計算し、
6)前記5)で計算された
から
を
のように計算する過程を、設定された回数だけ繰り返した後、最終的に計算される値を
と
に確定する(このとき、繰り返し回数を定めず、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断し、或いは、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断する。) - 前記第3”段階は、直近の
サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回未満であれば、下記[数式306]のようにn番目のサイクルで1番目のノードの往復時間遅延
を推定し、1番目のノードのデータパケット受信完了時点
を計算する、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
は直近に取得された1番目のノードの往復時間遅延であり、
はシンクノードとk番目のノード間の最大相対速度であり、
はn−1番目のサイクルの持続時間であり、
は1番目のノードの往復時間遅延が取得された直近のサイクルであり、
は水中での音波伝達速度の最小値である。) - 前記第6”段階は、直近の
サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回以上であれば、下記[数式307]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
は
座標を通る最小次数の多項式であり、
は
サイクルでk番目のノードの有効な往復時間遅延値であり、
は(k−1)番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値である。) - 前記第6”段階でk番目のノードがビーコンパケットを受け取るや否やデータパケットを送信して往復時間遅延
を有しながら、シンクノードにk番目のノードのデータパケットが受信され始める時刻
は、下記[数式308]のように計算される、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第6”段階は、
の場合には、下記[数式309]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記[数式309]は、次のように反復的に解が求められる、請求項42に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
1’)
の初期値を
または
のように定め、
2’)前記初期値
を用いて[数式309]から
を
のように計算し、
3’)計算された
を用いて
を
のように計算し、
4’)前記3’)で計算された
から
を
のように計算し、
5’)前記4’)で計算された
を用いて
を
のように計算し、
6’)前記5’)で計算された
から
を
のように計算する過程を
設定された回数だけ繰り返した後、最終的に計算される値を
と
に確定する(このとき、繰り返し回数を定めず、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断し、あるいは、以前に計算された
と現在計算された
との差が一定値以下である場合に繰り返し過程を中断する。) - 前記
は下記[数式310]のように値を制限する、請求項42に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第6”段階は、直近の
サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回未満であれば、下記[数式311]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を推定する、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第7”段階で、前記k番目のノードのデータパケットがシンクノードに受信され始める時刻の推定値
は、下記[数式308]によって計算される、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
[数式308] - 前記第8’段階で、前記k番目のノードの待機時間
は、下記[数式312]によって計算される、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第9”段階で、直近の
サイクルの間にk番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回以上であれば、k番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値
は、下記[数式313]のように計算される、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
(式中、
はn番目のサイクルでk番目のノードのデータパケット長を時間に換算した値である。) - 前記第9”段階で、直近の
サイクルの間に1番目のノードの往復時間遅延が成功的に取得された場合が
回未満であれば、k番目のノードのデータパケットがシンクノードで受信完了する時刻の推定値
は、下記[数式314]のように計算される、請求項33に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
- 前記第13”段階で、前記往復時間遅延取得有効性値
を更新するために、下記[数式315]のようにすべてのノードに対して前記往復時間遅延取得有効性値
を更新し、
n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットを成功的に受信した場合には、下記[数式316]のようにし、
n番目のサイクルでk番目のノードのデータパケットを成功的に受信しなかった場合には、下記[数式317]のようにし、
前記直近に取得された往復時間遅延関連情報
は、下記[数式318]のように更新し、
また、前記往復時間遅延取得有効性値
が1である場合には、下記[数式319]のようにn番目のサイクルでk番目のノードの往復時間遅延
を計算し、直近に取得された往復時間遅延関連情報
を更新する、請求項35に記載の水中無線移動ネットワークのためのスケジューリング方法。
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