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JP2018131670A - フェライト系快削ステンレス線材 - Google Patents

フェライト系快削ステンレス線材 Download PDF

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JP2018131670A JP2017027702A JP2017027702A JP2018131670A JP 2018131670 A JP2018131670 A JP 2018131670A JP 2017027702 A JP2017027702 A JP 2017027702A JP 2017027702 A JP2017027702 A JP 2017027702A JP 2018131670 A JP2018131670 A JP 2018131670A
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Abstract

【課題】熱間加工性に優れ、且つ、切削加工における表面精度に優れたPb無添加のフェライト系快削ステンレス線材を安価に提供する。【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.050%、Si:0.10〜1.0%、Mn:0.10〜0.50%、P:0.005〜0.05%、S:0.25〜0.60%、Cr:10.5〜19.5%、Te:0.002〜0.024%、Al:0.001〜0.010%、N:0.005〜0.050%、O:0.001〜0.020%、Ca:0〜0.010%、B:0〜0.02%、Ni:0〜3.0%、Mo:0〜3.0%、Nb:0〜1.00%、Ti:0〜1.00%、V:0〜0.50%、Ta:0〜0.5%、W:0〜0.5%、Co:0〜1.00%、Zr:0〜0.020%、Cu:0〜3.0%、Sn:0〜0.5%、Mg:0〜0.050%、REM:0〜0.200%、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、Te/Sが0.040以下である、フェライト系快削ステンレス線材。【選択図】 なし

Description

本発明は、フェライト系快削ステンレス線材に関する。
OA機器、電子機器等の鋼部品のうち、切削で製造される部品には、切削時の切屑処理性に加え、切削加工面に高い寸法精度、および良好な表面性状が求められる。これらの要求に応える鋼素材として、Sを0.15%以上添加したSUS430F、または切削性を更に向上させるためPb、Se、Teを単独もしくは複合添加したフェライト系快削ステンレス鋼がある(特許文献1)。
一方、Pb添加廃止の市場要求に対して、BiまたはSn添加、ならびにCuを主体とする第2相を分散させたフェライト系快削ステンレス鋼が提案されている(特許文献2、3、4)。
特開平10−130794号公報 特開平11−140597号公報 特開2002−38241号公報 特開2006−97039号公報
しかしながら、特許文献1〜4の発明では、熱間加工性などの製造性、および切削後の表面性状において満足なものが得られていない。具体的には、上記部品は、切削速度≧20m/min、切込み≧0.05mm、送り≧0.005mm/rev、の工業的な切削条件において、表面粗さRa≦0.5μmの精度と優れた耐工具摩耗性が要求されるが、その際の表面性状については、特許文献1〜4のいずれにおいても開示されていない。
本発明の目的は、上記課題を解決し、熱間加工性が良好で、かつ通常の精密部品の切削加工条件下において、表面粗さ(Ra):0.5μm以下の優れた表面精度を得ることが可能な、Pb、およびSeを含まないフェライト系快削ステンレス線材を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために種々検討した結果、Pb、およびSeを含まないS含有フェライト系ステンレス快削鋼において、微量のTeを含有させることで硫化物の形態を制御し、優れた表面精度を確保できることを知見した。詳細な知見は以下の(a)〜(d)の通りである。
(a)表面粗さを改善するためには、切削中に工具の刃先に形成される構成刃先を小さくすることが有効である。これは、構成刃先が発生すると、切削の際、工具の切刃の輪郭と異なった凹凸が生じるためである。本発明では、線材中の硫化物のアスペクト比を小さくすることで構成刃先の形成を抑制する。
(b)Teを含有させると、その硫化物の周囲に低融点のMnのTe化合物(MnTe)が形成され、その潤滑作用によって熱間圧延後の加工(例えば、温間伸線加工や冷間伸線加工など)においても展伸しにくくなる。このため、硫化物のアスペクト比が小さくなる。しかし、MnTeは熱間延性を低下させるので、部品の加工性が確保できなくなる。
(c)一方で、MnTeが形成しない程度の微量のTeを含有させても、そのTeが硫化物中に固溶することで、硫化物の変形抵抗が高まり、その結果、アスペクト比が小さくなる。
(d)線材中のMn、Crの含有量を調整することで、線材中に形成する硫化物中のMn、Crの組成比も変化し、変形抵抗の向上に寄与する。
本発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、その要旨とするところは以下の通りである。
(1)質量%で、
C:0.005〜0.050%、
Si:0.10〜1.0%、
Mn:0.10〜0.50%、
P:0.005〜0.05%、
S:0.25〜0.60%、
Cr:10.5〜19.5%、
Te:0.002〜0.024%、
Al:0.001〜0.010%、
N:0.005〜0.050%、
O:0.001〜0.020%、
Ca:0〜0.010%、
B:0〜0.02%、
Ni:0〜3.0%、
Mo:0〜3.0%、
Nb:0〜1.00%、
Ti:0〜1.00%、
V:0〜0.50%、
Ta:0〜0.5%、
W:0〜0.5%、
Co:0〜1.00%、
Zr:0〜0.020%、
Cu:0〜3.0%、
Sn:0〜0.5%、
Mg:0〜0.050%、
REM:0〜0.200%、
残部がFeおよび不可避的不純物からなり、
Te/Sが0.040以下である、フェライト系快削ステンレス線材。
(2)前記化学組成を有する、フェライト系快削ステンレス線材であって、
硫化物中のMnとCrの組成比であるMn/Crが0.1〜0.5、硫化物の外接する圧延方向に平行な径と圧延方向に垂直な径との比をアスペクト比とするとき、硫化物のアスペクト比が8.0以下である、(1)に記載のフェライト系快削ステンレス線材。
(3)質量%で、さらに、
Ca:0.0005〜0.010%、
B:0.0001〜0.02%、
Ni:0.1〜3.0%、
Mo:0.1〜3.0%、
Nb:0.05〜1.00%、
Ti:0.05〜1.00%、
V:0.05〜0.50%、
Ta:0.1〜0.5%、
W:0.1〜0.5%、
Co:0.05〜1.00%、
Zr:0.001〜0.020%、
Cu:0.1〜3.0%、
Sn:0.03〜0.5%、
Mg:0.0005〜0.050%、
REM:0.0005〜0.200%、
から選択される1種以上を含有する、(1)または(2)に記載のフェライト系快削ステンレス線材。
本発明では、環境に悪影響を与えるPb、およびSeを含有することなく、熱間加工性が良好で、かつ通常の精密部品の切削加工条件において、切削加工後の部品に、表面粗さ(Ra):0.5μm以下の優れた表面精度を有する、フェライト系快削ステンレス線材を得ることができる。
以下に、本発明の各要件について説明する。
1.化学組成
各元素の限定理由は下記の通りである。なお、以下の説明において化学組成についての「%」は「質量%」を意味する。
C:0.005〜0.050%
Cは、炭化物を生成し、強度を得るために必要である。このため、C含有量は、0.005%以上とし、C含有量は、0.010%以上であるのが好ましい。一方、過剰な炭化物は、切削加工時に構成刃先の生成を促進して切削面精度を劣化させるため、C含有量は、0.050%以下とし、C含有量は0.030%以下であるのが好ましい。
Si:0.10〜1.0%
Siは、脱酸のために使用される。このため、Si含有量は0.10%以上とし、Si含有量は、0.30%以上であるのが好ましい。一方で、1.0%超含有させると、棒線熱間圧延時のスケール生成を抑制し、熱間圧延疵の生成を助長する。そのため、Si含有量は、1.0%以下とする。
Mn:0.10〜0.50%
Mnは、Crと共に硫化物を生成し、被削性、特に切削面精度を向上させる元素である。このため、Mn含有量は、0.10%以上とする。一方、Mn含有量が0.50%を超えると、硫化物におけるMn/Crが高くなり、硫化物が展伸してアスペクト比が大きくなる。そのため、Mn含有量は、0.50%以下とし、Mn含有量は、0.40%以下であるのが好ましい。
P:0.005〜0.05%
Pは、粒界偏析して切削加工時の材料延性を低下させて、表面精度を向上させる。このため、P含有量は、0.005%以上とし、P含有量は、0.01%以上であるのが好ましい。しかしながら、0.05%を超えて含有させると、その効果は飽和するばかりか、製造性が著しく劣化する。そのため、P含有量は、0.05%以下とする。
S:0.25〜0.60%
Sは、硫化物を形成し、硫化物には切削加工時に応力が集中する。そして、切りくず生成時におけるせん断変形域で硫化物を起点にき裂が発生し、構成刃先の成長が抑制される。このため、線材の切削面精度が向上する。この効果を得るために、S含有量は、0.25%以上とし、S含有量は、0.28%以上であるのが好ましい。一方で、0.60%を超えて含有させると、熱間加工性が著しく劣化する。そのため、S含有量は、0.60%以下とし、S含有量は、0.55%以下であるのが好ましい。
Cr:10.5〜19.5%
Crは、Mnと共に硫化物を形成し、特に硫化物中のMnとCrの組成比(Mn/Cr)を適正化することで、硫化物のアスペクト比を小さくすることができる。アスペクト比を小さくし、切削面精度を向上させるためには、Cr含有量は、10.5%以上とし、Cr含有量は、15.0%以上であるのが好ましく、16.0%以上であるのがより好ましい。しかしながら、多量に含有させると、硫化物中のMn/Crが小さくなりすぎて、却って硫化物が展伸しやすくなり、アスペクト比が大きくなる。そのため、Cr含有量は19.5%以下とし、Cr含有量は18.5%以下であるのが好ましい。
Te:0.002〜0.024%
Teは、本発明において被削性、特に切削面精度を向上させるために重要な元素である。Teは、硫化物中への固溶により変形を抑制して、アスペクト比を小さくする。その結果、構成刃先の成長を抑制し、切削面精度を向上させる。このため、Te含有量は、0.002%以上とし、Te含有量は、0.003%以上であるのが好ましい。一方で、Teを、0.024%を超えて含有させると、その効果は飽和するばかりか、硫化物周囲のMnTeの形成により、却って製造性が著しく劣化する。そのため、Te含有量は0.024%以下とし、Te含有量は、0.015%以下であるのが好ましく、0.010%以下であるのがより好ましい。
Al:0.001〜0.010%
Alは、脱酸元素として使用する。そのため、Al含有量は、0.001%以上とする。一方で、0.010%を超えて含有させると、硬質なAl系の酸化物を形成し、被削性を劣化させ、工具寿命を低下させる。そのため、Al含有量は、0.010%以下とし、Al含有量は、0.008%以下であるのが好ましい。
N:0.005〜0.050%
Nは、マトリックスのフェライト強度を高める。このため、N含有量は、0.005%以上とし、N含有量は、0.008%以上であるのが好ましい。しかし、N含有量を、0.050%を超えて含有させると、過度の強度上昇により工具寿命を劣化させる。そのため、N含有量は、0.050%以下とし、N含有量は0.030%以下であるのが好ましい。
さらに本発明は、以下に記載する選択元素を含有させてもよい。
O:0.001〜0.020%
Oは、凝固時の脱酸生成物を粗大化させることで被削性を向上させる。このため、O含有量は0.001%以上とし、O含有量は、0.003%以上であるのが好ましく、0.005%以上であるのがより好ましい。しかし、0.020%を超えて含有させると、硬質な介在物が増加し、被削性を劣化させる。そのため、O含有量は、0.020%以下とする。
Ca:0〜0.010%
Caは、酸化物系介在物を軟質化し、被削性を向上させ、工具寿命を改善する効果があるため、含有させてもよい。しかしながら、0.010%を超えて含有させると、効果が飽和し、熱間加工性が低下する。このため、Ca含有量は、0.010%以下とし、Ca含有量は、0.008%以下であるのが好ましい。一方、上記効果を得るためには、Ca含有量は、0.0005%以上であるのが好ましく、0.0010%以上がより好ましい。またCa含有量が、0.003%以上であるのが最も好ましい。
B:0〜0.02%
Bは、熱間加工性を改善するために使用する元素であり、安定した効果を得るために、含有させてもよい。しかしながら、過剰に含有させると、Bの化合物が析出し、熱間加工性を劣化させるので、B含有量は0.02%以下とし、B含有量は、0.015%以下であるのが好ましい。一方で、上記効果を得るためには、B含有量は0.0001%以上であるのが好ましく、B含有量は0.0002%以上であるのがより好ましい。
Ni:0〜3.0%
Niは、固溶強化により材料の硬さを高めて構成刃先の生成を防止し、切削加工時の表面精度を向上させるため、含有させてもよい。しかしながら、3.0%を超えて含有させてもその効果は飽和し、また、線材が過度に硬質化して、工具寿命劣化を引き起こす。そのため、Ni含有量は、3.0%以下とし、Ni含有量は、1.5%以下であるのが好ましい。一方で、上記効果を得るためには、Ni含有量は、0.1%以上であるのが好ましく、Ni含有量は、0.15%以上であるのがより好ましい。
Mo:0〜3.0%
Moは、耐食性を向上させる元素であり、含有させてもよい。しかしながら、Moを多量に含有させると、靭性を低下させる。このため、Mo含有量は、3.0%以下とし、Mo含有量は2.0%以下であるのが好ましい。一方で、上記効果を得るためには、Mo含有量は0.1%以上であるのが好ましい。
Nb:0〜1.00%
Ti:0〜1.00%
V:0〜0.50%
Ta:0〜0.5%
W:0〜0.5%
Nb、Ti、V、Ta、Wは炭窒化物を形成し、耐食性を改善する効果があるため、含有させてもよい。しかしながら、多量の含有は、被削性が劣化することから、Nb含有量は、1.00%以下とし、Ti含有量は、1.00%以下とする。また、V含有量は、0.50%以下とし、Ta含有量は、0.5%以下とし、W含有量は、0.5%以下とする。一方で、上記効果を得るためには、Nb含有量は、0.05%以上であるのが好ましく、Ti含有量は、0.05%以上であるのが好ましく、V含有量は、0.05%以上であるのが好ましい。また、Ta含有量は、0.1%以上であるのが好ましく、W含有量は、0.1%以上であるのが好ましい。
Co:0〜1.00%
Coは、マトリックスの靭性を高めるため、含有させてもよい。しかしながら、過剰に含有させると、マルテンサイト組織が析出し、被削性を劣化させるため、Co含有量は1.00%以下とし、Co含有量は、0.60%以下であるのが好ましい。一方で、上記効果を得るためには、Co含有量は、0.05%以上であるのが好ましい。
Zr:0〜0.020%
Zrは、強度を向上させる効果があるので、含有させてもよい。しかしながら、多量の含有は靭性を低下させるため、Zr含有量は、0.020%以下とする。一方で、強度効果を十分に得るためには、Zr含有量は、0.001%以上であるのが好ましい。
Cu:0〜3.0%
Cuは、固溶強化により材料の硬さを高めて構成刃先の生成を防止し、切削加工時の表面精度を向上させるため、含有させてもよい。しかしながら、3.0%を超えて含有させても、その効果は飽和し、鋳片割れが発生するなど、製造性が劣化するため、Cu含有量は、3.0%以下とする。一方で、上記効果を得るためには、Cu含有量は、0.1%以上であるのが好ましい。
Sn:0〜0.5%
Snは、耐食性を劣化させる硫化物と共存させることで、耐食性劣化を抑制するため、含有させてもよい。しかしながら、0.5%を超えて含有させると、製造性を劣化させるため、Sn含有量は0.5%以下とし、Sn含有量は0.3%以下であるのが好ましい。一方で、上記効果を得るためには、Sn含有量は、0.03%以上であるのが好ましく、Sn含有量は、0.05%以上であるのが好ましい。
Mg:0〜0.050%
Mgは、熱間加工性を向上させるため、含有させてもよい。しかしながら、0.050%を超えて含有させると、却って熱間加工性を劣化させるため、Mg含有量は、0.050%以下とする。一方で、上記効果を得るためには、Mg含有量は、0.0005%以上であるのが好ましい。
REM:0〜0.200%
REMは、熱間加工性の劣化を防止するのに有効な元素であり、含有させてもよい。しかしながら、0.200%を超えて含有させると却って熱間加工性を劣化させるため、REM含有量は、0.200%以下とする。一方で、上記効果を得るためには、REM含有量は、0.0005%以上であるのが好ましい。
REM(希土類元素)は、一般的な定義に従い、スカンジウム (Sc)、イットリウム (Y)の2元素と、ランタン(La)からルテチウム(Lu) までの15元素(ランタノイド)の総称を指す。単独で含有させてもよいし、混合物であってもよい。
本発明の線材は、上記した元素以外は、Feおよび不可避的不純物から成る。但し、本発明の効果を損なわない範囲で、上記以外の元素を含有させても良い。また、PbとSeは不可避的に混入する場合もあるが、Pbは0.03%未満、Seは0.02%未満に制御する必要がある。
不可避的不純物とは、鋼材を工業的に製造する際に、原料としての鉱石、スクラップ、または製造環境などから混入されるものであって、本発明の鋼材に悪影響を与えない範囲で許容されるものを意味する。
2.Te/S
後述する硫化物中のMn/Crが0.1〜0.5の範囲にある時、さらに、鋼材のTe/Sが小さい場合に、製造性(熱間加工性)を維持しつつ、硫化物を効果的に球状化し、アスペクト比を8.0以下に小さくすることができる。このような効果を得るために、TeおよびSの組成比である、Te/Sは0.040以下とする。Te/Sは0.040未満であるのが好ましく、0.030以下であるのがより好ましい。
3.硫化物中のMn/Cr
S含有のフェライト系快削ステンレス線材は、一般に、鋳造から最終圧延までの総減面率が95%以上となるため、MnS系硫化物は、線材長手方向に展伸する。展伸したMnS系硫化物は、切削加工した際の、表面精度低下の原因となる。そのため本発明では、硫化物にCrを固溶させて、硫化物中のMn/Crを0.5以下にすることで、圧延中の硫化物変形を抑制し、アスペクト比を小さく維持する。また硫化物中のMn/Crは0.4以下であるのが好ましい。一方、過剰な固溶は、却って変形能を大きくするので、硫化物中のMn/Crは0.1以上とし、0.2以上であるのが好ましい。
4.硫化物のアスペクト比
S含有のフェライト系快削ステンレス線材は、MnS系硫化物は線材長手方向に展伸するため、アスペクト比も通常の鋼板と比較し、大きくなる。しかしながら、硫化物のアスペクト比の値が大きくなりすぎると、切削加工した際の表面精度の低下原因となる。このため、硫化物のアスペクト比を、8.0以下とする。また、加工粗さを安定して低減するため、アスペクト比は5.0以下とすることが好ましい。尚、ここで、アスペクト比とは、硫化物に外接する圧延方向に平行な径、つまり水平フェレ径と、圧延方向に垂直な径、つまり垂直フェレ径との比であり、硫化物の水平フェレ径/垂直フェレ径で表される。
5.製造条件
本発明の線材の製造工程については、例えば(1)製鋼⇒(2)熱延⇒(3)線材への加工(伸線、切削等)⇒(4)焼鈍の工程よりなる。必要に応じて、製鋼工程後に熱間鍛造を施しても良い。製鋼においては、本発明の必須元素、および/または選択元素を含む鋼を、溶製・精錬し、溶製した溶鋼は、連続鋳造で鋳片とする。その後、鋳片は、熱間圧延される。この際の好ましい条件は、900℃以上の仕上げ圧延温度で、熱間圧延を施すことである。続いて、伸線、切削が行われる。この際の好ましい条件は室温から100℃程度である。最後に、焼鈍工程が行われる。
線材圧延後の焼鈍条件は、特に規定するものではないが、140Hv以上の硬さを得るために、650〜850℃以下にするのが望ましい。また、焼鈍時間についても十分確保する必要があるが、300分を超えると140Hv以上が得られなくなる。組織の均質化の点からも、焼鈍時間を2〜300分とすることが望ましい。さらに好ましくは、5〜120分である。
なお、線材とは棒状に圧延した鋼で、断面が円、楕円、正方形、長方形、六角形等であり、コイル状に巻かれた鋼材を指す。
表1及び表2に実施例の鋼の化学組成を示す。
これらの化学組成の鋼は、150kgの真空溶解炉にて溶解し、直径200mmの鋳片に鋳造し、その後、1200℃加熱で、直径70mmに鍛造した。続いて、直径66mmにピーリング後、棒鋼圧延に相当する熱間押出しにより直径18mmに加工し、780℃で1時間焼鈍した。最後に直径15mmの線材に機械加工で仕上げ、評価用素材とし各評価試験を実施した。
前記線材を、その中心線を含む長手方向の断面上を観察するように樹脂に埋め込み、鏡面研磨を行って、硫化物の組成を走査型電子顕微鏡(SEM)付属のEDS分析装置により分析し、硫化物中のMn/Crを算出した。
硫化物のアスペクト比は、SEM−EDSに供したのと同じ試料を使用し、光学顕微鏡観察により、100倍の倍率で10視野撮影し、全硫化物に外接する圧延方向に平行な径(水平フェレ径)と、圧延方向に垂直な径(垂直フェレ径)とを画像解析法により測定した。各硫化物の水平フェレ径/垂直フェレ径をアスペクト比として算出し、全硫化物のアスペクト比の平均値を当該試料のアスペクト比とした。
製造性、すなわち熱間延性は、高温引張試験により評価した。具体的には、上記直径70mmの鍛造材の中心と、表面との中間部より丸棒長手方向に直径10mmの熱間延性評価試験片を採取し、試験温度1000℃、歪み速度0.001/sの条件で引張破断した後の絞り値で評価した。この際の試験片形状はJIS Z 2241に記載の2号試験片に準拠し、φ10mm×100mmの試験片とした。熱間延性の評価は、通電により試験片を加熱し、所定の温度で引張り破断が可能な評価装置であるDymanic systm社製のグリーブル試験機を用いる。
ビッカース硬さは素材の横断面に鏡面研磨を行ったものについて、表層1mm部をマイクロビッカース(荷重1kgf)により測定した。本発明鋼の硬さは140Hv以上であった。
線材の外周切削後の表面粗さは、切削表面の中心線平均粗さ(Ra)で評価した。
切削は旋削加工であり、材質が超硬P種、刃先Rが0.4mmの工具を用い、切削速度50m/min、送り量0.02mm/rev、切込み0.1mm、切削油(鉱物油)塗布の条件下で行った。
表面粗さRaは、15分旋削加工後の試料で測定した。測定には接触式の粗さ測定機を用い、基準長さ2.5mmで、各5点ずつ測定して、その平均値を測定値とした。
本発明では表面粗さRaが0.5μm以下の場合に良好と判断した。
また工具寿命は逃げ面の平均摩耗量が0.2mmに達するまでの時間で評価し、15分の加工で0.2mm未満であれば寿命達成とした。製造性の指標である熱間延性(1000℃での絞り値)は、70%以上で良好とした。
結果を表3にまとめて示す。
発明例のNo.1からNo.49は、成分及び硫化物の組成も規定の範囲を満たしており良好な表面粗さ、工具寿命、熱間加工性の全てにおいて所望の特性が得られている。一方で比較鋼のNo.50からNo.78は規定範囲を満たしておらず、いずれかの特性を満足していないことがわかる。
実施例から明らかなように、本発明により、Pb等の毒性の高い重金属を含有させることなく、熱間加工性、切削加工後の表面精度、さらには工具寿命に優れた安価なフェライト系快削ステンレス鋼棒線を製造することができる。

Claims (3)

  1. 質量%で、
    C:0.005〜0.050%、
    Si:0.10〜1.0%、
    Mn:0.10〜0.50%、
    P:0.005〜0.05%、
    S:0.25〜0.60%、
    Cr:10.5〜19.5%、
    Te:0.002〜0.024%、
    Al:0.001〜0.010%、
    N:0.005〜0.050%、
    O:0.001〜0.020%、
    Ca:0〜0.010%、
    B:0〜0.02%、
    Ni:0〜3.0%、
    Mo:0〜3.0%、
    Nb:0〜1.00%、
    Ti:0〜1.00%、
    V:0〜0.50%、
    Ta:0〜0.5%、
    W:0〜0.5%、
    Co:0〜1.00%、
    Zr:0〜0.020%、
    Cu:0〜3.0%、
    Sn:0〜0.5%、
    Mg:0〜0.050%、
    REM:0〜0.200%、
    残部がFeおよび不可避的不純物からなり、
    Te/Sが0.040以下である、フェライト系快削ステンレス線材。
  2. 前記化学組成を有する、フェライト系快削ステンレス線材であって、
    硫化物中のMnとCrの組成比であるMn/Crが0.1〜0.5、
    硫化物の外接する圧延方向に平行な径と圧延方向に垂直な径との比をアスペクト比とするとき、硫化物のアスペクト比が8.0以下である、請求項1記載のフェライト系快削ステンレス線材。
  3. 質量%で、さらに、
    Ca:0.0005〜0.010%、
    B:0.0001〜0.02%、
    Ni:0.1〜3.0%、
    Mo:0.1〜3.0%、
    Nb:0.05〜1.00%、
    Ti:0.05〜1.00%、
    V:0.05〜0.50%、
    Ta:0.1〜0.5%、
    W:0.1〜0.5%、
    Co:0.05〜1.00%、
    Zr:0.001〜0.020%、
    Cu:0.1〜3.0%、
    Sn:0.03〜0.5%、
    Mg:0.0005〜0.050%、
    REM:0.0005〜0.200%、
    から選択される1種以上を含有する、請求項1または請求項2に記載のフェライト系快削ステンレス線材。

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