JP2018129701A - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、生産性を損なうことなく、表面画像の出力位置や出力範囲に対応した裏面画像の出力が可能となり、所望の出力結果を得ること。【解決手段】画像形成装置101のCPU103は、スキャンモード設定を指定し(S601)、原稿を搬送して表面読取処理と、裏面を読み取り裏面用ページバッファ502に記憶する裏面読取処理とを並列に実行し(S619〜S627)、スキャンモード設定が原稿の搬送方向先端と原稿の画像上端の位置関係が前記原稿の両面で同一となる読取設定か否かの判定結果(S610、S614、S614)に基づいて、該並列に実行された裏面読取処理にて読み取られて裏面用ページバッファ502に記憶された裏面画像データの画先又は画末に、スキャンモード設定として指定された原稿サイズと検出された原稿サイズとの搬送方向の差分量に基づく画像を付加する(S628〜S644)。【選択図】図6B
Description
本発明は、原稿の両面を同時読み取り可能な画像読取装置の制御に関する。
従来、複写機やファクシミリ等に備えられる画像読取部やコンピュータ入力用のスキャナ等では、ユーザの介在なしにシート原稿における表裏両面の画像情報を自動的に読み取る画像読取装置(自動両面読取装置)が用いられている。これらの自動両面読取装置においては、原稿搬送パスの表面側/裏面側それぞれにイメージセンサを設け、1回の原稿搬送で原稿の両面を自動的に読み取る装置がある。
かかる自動両面読取装置によって読み取られる原稿には、原稿向き(縦長/横長)や原稿の開き方向(上下開き/左右開き)の種類により、原稿の読み取り基準端と画像基準端の位置関係が表面と裏面で異なる場合がある。後述する図8B、図9A等を参照。
そのため、このような両面原稿の画像を読み取って所望の出力結果を得るためには、表面画像の出力位置や出力範囲に対応した裏面画像の出力を行う等、表面画像と裏面画像との間の関係性を考慮した出力を行うことが必要となる。
特許文献1には、表面と裏面の画像を同時に読み取り、かつ、表面画像と裏面画像との関係性に対応させて、両面それぞれに対してリアルタイムに画像変換処理を施して画像データを生成する技術が提案されている。特許文献1によれば、生産性を低下させることなく所望の態様の出力結果を得ることができる。
上述したような自動両面読取装置では、ユーザにより読取設定で指定された原稿サイズよりも実際の原稿サイズが小さい場合、表面については、表面原稿の後端側に白板画像を読み取って付加し、不足分を補っている。なお、裏面については、生産性や、指定原稿サイズより実際の原稿サイズが大きい場合の読み取り範囲等を考慮し、実際の原稿サイズ分しか画像データを取り込めないように構成されている。そのため、指定原稿サイズよりも実際の原稿サイズが小さい場合、裏面側の出力画像が小さくなってしまう。
なお、特許文献1は、自動両面読取装置による原稿表面と裏面の同時読み取りを行いつつ、両面それぞれに対して画像変換処理を施し、読み取り画像データをリアルタイムに出力するものである。このため、特許文献1では、表面、裏面それぞれの画像変換処理を並列に実行可能なプロセッサや読み取り開始前に自動で原稿サイズを検知するための原稿サイズ検知センサなどのハードウェア資源を具備することが必要となる。上述のようなハードウェア資源を具備すると、製造コストのアップを避けられない。上述のようなハードウェア資源を具備しない低コストの装置には、特許文献1の技術を適用することができない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、簡単な構成で、生産性を損なうことなく、表面画像の出力位置や出力範囲に対応した裏面画像の出力が可能となり、所望の出力結果を得ることができる仕組みを提供することである。
本発明は、原稿搬送路に沿って原稿を搬送する搬送手段と、前記原稿搬送路の両側に第1読取手段と第2読取手段を具備し、前記搬送路を搬送される原稿の両面を読取可能な画像読取装置であって、前記第2読取手段により前記原稿から読み取られた画像データを記憶するページバッファとして用いる記憶手段と、前記原稿の読取設定を指定する指定手段と、前記搬送路を搬送される原稿を検知する検知手段と、前記搬送手段により前記原稿を搬送し、前記指定手段で指定された読取設定に基づいて、前記第1読取手段による前記原稿の第1面の読取処理と、前記第2読取手段により前記原稿の第2面を読み取り前記記憶手段に確保されたページバッファに記憶する前記第2面の読取処理とを並列で実行する並列処理を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記読取設定が前記原稿の搬送方向先端と前記原稿上の画像上端の位置関係が前記原稿の両面で同一となる読取設定か否かの判定結果に基づいて、前記並列処理にて前記第2読取手段により読み取られて前記ページバッファに記憶された前記第2面の画像データの画先又は画末に、前記読取設定として指定された原稿サイズと前記検知手段で検出された原稿サイズとの前記搬送方向の差分量に基づく画像を付加する、ことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、生産性を損なうことなく、表面画像の出力位置や出力範囲に対応した裏面画像の出力が可能となり、所望の出力結果を得ることができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す画像読取装置を適用可能な画像形成装置101全体のハードウェア構成を例示するブロック図である。
図1は、本発明の一実施例を示す画像読取装置を適用可能な画像形成装置101全体のハードウェア構成を例示するブロック図である。
図1において、制御部102は、画像形成装置101全体の動作を制御する。制御部102において、CPU103は、ROM104又はHDD106に記憶された制御プログラムを読み出して、読み取り/印刷/通信などの各種制御を行う。RAM105は、CPU103の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD(Hard Disk Drive)106は、画像データや各種プログラムを記憶する。なお、HDDの代わりに又は併用してSSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置を備えていてもよい。
制御部102は、さらに各種インタフェース(I/F)とシステムバス118を備える。操作部I/F107は、操作部112と制御部102を接続する。操作部112には、不図示の表示パネルやキー(ボタン)などが備えられており、ユーザによる操作/入力/指示を受け付ける受付部としての役割を担う。プリンタI/F108は、プリンタ113と制御部102を接続する。プリンタ113で印刷すべき画像データは、プリンタI/F108を介して制御部102から転送され、プリンタ113により記録材上に印刷される。
スキャナI/F109は、スキャナ114と制御部102を接続する。スキャナ114は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F109を介して制御部102に入力する。スキャナ画像処理部116は、スキャナI/F109の処理によりRAM105に展開された画像データに対して、画像処理モード(カラースキャン、モノクロスキャン等)に応じた画像処理を実行する処理部である。スキャナI/F109およびスキャナ画像処理部116については、後に詳細に説明する。
符号化/復号化部117は、JPEG、JBIGといった所定の規格に準拠した画像データの圧縮、伸長処理を実行する処理部である。モデムI/F110は、モデム115と制御部102を接続する。モデム115は、公衆回線に接続され、外部のファクシミリ装置(図示せず)との間のおける画像データのファクシミリ通信を実行する。
ネットワークI/F111は、制御部102(画像形成装置101)を有線LANに接続する。画像形成装置101は、ネットワークI/F111を介して外部装置と画像データや各種情報を送受信することができる。例えば、画像形成装置101は、ネットワークI/F111を介して、外部装置から印刷用画像データを受信し、プリンタ113で印刷したり、スキャナ114で読み取った画像データを外部装置へ送信することが可能である。システムバス118は、上述の構造要素間のデータ通路となる。
以上のように、本実施例の画像形成装置101は、原稿搬送路の両側に表面画像読取部(CIS204)と裏面画像読取部(CIS221)を具備し、該搬送路を搬送される原稿の両面を読取可能な両面画像読取装置として機能する。
以上のように、本実施例の画像形成装置101は、原稿搬送路の両側に表面画像読取部(CIS204)と裏面画像読取部(CIS221)を具備し、該搬送路を搬送される原稿の両面を読取可能な両面画像読取装置として機能する。
次に図2を用いて、上述したスキャナ114の構成を説明する。
図2は、スキャナ114の構成を例示する断面図である。
図2に示すように、スキャナ114は、スキャナ下部201およびスキャナ上部202を備える。
図2は、スキャナ114の構成を例示する断面図である。
図2に示すように、スキャナ114は、スキャナ下部201およびスキャナ上部202を備える。
スキャナ下部201は、原稿台203およびコンタクトイメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)204を備える。原稿台203は、ガラス板等の透明板で構成される。
スキャナ上部202は、原稿トレイ205、排紙トレイ206、および自動原稿搬送器(ADF:Automatic Document Feeder)207を備える。
スキャナ上部202は、原稿トレイ205、排紙トレイ206、および自動原稿搬送器(ADF:Automatic Document Feeder)207を備える。
スキャナ上部202の原稿トレイ205、排紙トレイ206、およびADF207は、一体に構成される。原稿トレイ205に載置される原稿208は、ADF207に取り込まれて画像を読み取られ、排紙トレイ206に排出される。スキャナ114は、ADF207を用いることで、原稿208の片面読み取りおよび両面読み取りを行うことができる。なお、スキャナ上部202は、不図示の開閉機構により、スキャナ下部201に対して開閉自在である。スキャナ上部202の開閉により、スキャナ114は、ADF207を用いずに、原稿台203上に載置された原稿の画像を読み取ることができる。
スキャナ下部201のCIS204は、原稿208の一方の面の画像読み取り部として機能する。本実施例では、CIS204で読み取る面(第1面)を「表面」とする。従って、原稿トレイ205に載置される原稿208の上側の面が表面になる。また、表面の反対の面(第2面)を「裏面」とする。
CIS204は、照射部として一対のLED(Light Emitting Diode)光源209、210、光電変換部211、およびレンズ212を備える。LED光源209、210から照射された光は、ADF207で取り込まれた原稿208の表面または原稿台203上に載置された原稿の表面で反射され、その反射光がレンズ212を介して光電変換部211に入力される。光電変換部211は、入力された反射光を電気信号に変換することで画像データを生成する。
LED光源209は、主走査方向(図2の奥行き方向)に沿って配列される複数のLED素子および導光体を有している。LED光源210も同様に、主走査方向に沿って配列される複数のLED素子および導光体を有している。LED光源209、210は、各LED素子から出射された光により導光体を介して原稿の表面を照射する。
光電変換部211は、主走査方向に配列される複数の光電素子を備えている。このような構成のCIS204は、原稿台203の下方において副走査方向(図2の左右方向)に移動可能に設けられる。原稿台203に原稿が載置される場合には、CIS204が副走査方向に移動して、当該原稿の画像を読み取る。また、ADF207で原稿208を取り込む場合には、CIS204は停止した状態で、ADF207により搬送されている原稿の画像を読み取る。
スキャナ上部202のADF207は、原稿搬送ユニットとして機能する。ADF207は、原稿トレイ205上に載置される原稿を1枚ずつ排紙トレイ206まで搬送する。そのためにADF207は、搬送路に沿って、ピックアップローラ213、分離部214、第1レジストローラ215、第2レジストローラ216、第1搬送ローラ217、第2搬送ローラ218、および排紙ローラ219を備える。この他にADF207は、搬送される原稿の先端および後端を検知するための原稿検知センサ220、およびCIS221を備える。
スキャナ上部202のCIS221は、原稿208の他方の面である裏面の画像読取部として機能する。CIS221は、照射部としての一対のLED光源222、223、光電変換部224、およびレンズ225を備える。LED光源222、223から照射された光は、ADF207で取り込まれた原稿の裏面に反射され、その反射光がレンズ225を介して光電変換部224に入力される。
光電変換部224は、入力された反射光を電気信号に変換することで画像データを生成する。LED光源222は、主走査方向に沿って配列される複数のLED素子および導光体を有している。LED光源223も同様に、主走査方向に沿って配列される複数のLED素子および導光体を有している。LED光源222、223は、各LED素子から出射された光により導光体を介して原稿の裏面を照射する。光電変換部224は、主走査方向に配列される複数の光電素子を備えている。
ADF207は、ピックアップローラ213により原稿トレイ205上に載置される原稿208を取り込む。分離部214は、図中の上方に分離ローラおよび下方に分離パッドを備えた構成であり、ピックアップローラ213で取り込んだ原稿を1枚ずつ分離する。ADF207は、ピックアップローラ213および分離部214により、原稿を1枚ずつ連続して取り込み可能である。第1レジストローラ215は、取り込んだ原稿の斜行補正を行う。斜行補正された原稿は、第2レジストローラ216および第1搬送ローラ217により、CIS204およびCIS221による画像読取位置まで搬送される。
原稿208の表面のみを読み取る場合、CIS204により表面画像が読み取られる。また、原稿208の表裏両面を読み取る場合、CIS204により表面画像が、CIS221により裏面画像がそれぞれ読み取られる。CIS204およびCIS221により画像が読み取られた原稿は、第2搬送ローラ218および排紙ローラ219により、排紙トレイ206に排出される。
なお、ADF207を用いて原稿の搬送および読み取りを行う過程で、原稿検知センサ220が原稿の先端および後端を検知したタイミングで出力される信号(図示せず)を基にして、CPU103により原稿副走査長の算出が行われる。
以上の構成により、画像形成装置101は、スキャナ114を用いて、原稿台203上に載置された原稿の画像の読み取り、又は、ADF207で取り込まれた原稿208の画像のみの読み取りの何れかの方法で原稿画像を読み取る。なお、ADF207で取り込まれた原稿208の画像のみの読み取りを行う場合、原稿208の表面の画像のみの読み取り、又は、原稿208の表面/裏面(両面)の画像の同時読み取りが可能となっている。このように、本実施例の画像形成装置101は、原稿表面/裏面の両面同時読み取りが可能な画像読取装置を有する。以下、このような画像読取装置を用い、例えば画像処理プロセッサやメモリ等のハードウェア資源に制限がある場合でも、原稿表面と裏面との間の画像向き関係を考慮して所望の読み取り範囲の画像出力を可能にする構成について説明する。
図3は、スキャナI/F109の概略的な構成を例示するブロック図である。
図3に示すように、スキャナI/F109は、原稿表面画像の読み取りに使用する表面画像データ入力ブロック301と、原稿裏面画像の読み取りに使用する裏面画像データ入力ブロック302とを有する。本実施例の画像形成装置101では、CIS204により読み取った画像データが表面画像データ入力ブロック301へ入力され、CIS221により読み取った画像データが裏面画像データ入力ブロック302へ入力される。
図3に示すように、スキャナI/F109は、原稿表面画像の読み取りに使用する表面画像データ入力ブロック301と、原稿裏面画像の読み取りに使用する裏面画像データ入力ブロック302とを有する。本実施例の画像形成装置101では、CIS204により読み取った画像データが表面画像データ入力ブロック301へ入力され、CIS221により読み取った画像データが裏面画像データ入力ブロック302へ入力される。
まず、表面画像データ入力ブロック301について説明する。
タイミング制御部1(303)は、CIS204に対して、読み取りスピードに応じた読み取りデバイスの制御信号を生成し出力する。このデバイス制御信号は、スキャナI/F109内で生成される同期信号に同期するものであり、これにより主走査方向の読み取りタイミングと、読み取り処理の同調を図ることができる。
タイミング制御部1(303)は、CIS204に対して、読み取りスピードに応じた読み取りデバイスの制御信号を生成し出力する。このデバイス制御信号は、スキャナI/F109内で生成される同期信号に同期するものであり、これにより主走査方向の読み取りタイミングと、読み取り処理の同調を図ることができる。
LED点灯制御部1(304)は、CIS204の光源となるLED209およびLED210の点灯を制御するユニットである。LED点灯制御部1(304)は、R、G、Bの各色要素に対応したLEDの順次点灯制御のための同期信号、クロック信号およびCIS204に対応した調光の制御、点灯の開始、消灯の制御を実行する。この制御タイミングは、上述のタイミング制御部1(303)から受信する同期信号に基づくものであり、CIS204の駆動と同期したLED209およびLED210の点灯が制御される。
CIS204の出力信号は、AFE1(305)に入力される。なお、AFEは、Analog Front Endを示す。AFE1(305)の処理は、CIS204の出力信号に対して、ゲイン調整、A/D変換処理を施し、CIS204より出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して、表面画像データ入力ブロック301に入力する。
同期制御部1(306)は、AFE1(305)に対して、CIS204のアナログ信号に応じた所定の閾値レベルを設定し、画像読み取りデバイスの相違による出力信号レベルの調整を行う。さらに、同期制御部1(306)は、アナログ信号のサンプリング制御とデジタル信号をAFE1(305)に出力させるための同期クロックを生成して出力し、AFE1(305)から所定のデジタル信号による読み取り画像データを受信する。このデータは、同期制御部1(306)を介して出力データ制御部1(307)に入力される。
出力データ制御部1(307)は、表面画像データ入力ブロック301の出力モードに合わせてAFE1(305)より受信した画像データをバッファ308(バッファA−1、バッファB−1、バッファC−1)に格納する。バッファ308に格納された画像データは、RAM105に転送される。
次に、裏面画像データ入力ブロック302について説明する。
裏面画像データ入力ブロック302は、上述の表面画像データ入力ブロック301と同様の構成となっている。タイミング制御部2(309)は、CIS221に対して、読み取りスピードに応じた読み取りデバイスの制御信号を生成し出力する。このデバイス制御信号は、スキャナI/F109内で生成される同期信号に同期するものであり、これにより主走査方向の読み取りタイミングと、読み取り処理の同調を図ることができる。
裏面画像データ入力ブロック302は、上述の表面画像データ入力ブロック301と同様の構成となっている。タイミング制御部2(309)は、CIS221に対して、読み取りスピードに応じた読み取りデバイスの制御信号を生成し出力する。このデバイス制御信号は、スキャナI/F109内で生成される同期信号に同期するものであり、これにより主走査方向の読み取りタイミングと、読み取り処理の同調を図ることができる。
LED点灯制御部2(310)は、CIS221の光源となるLED222およびLED223の点灯を制御するユニットである。LED点灯制御部2(310)は、R、G、Bの各色要素に対応したLEDの順次点灯制御のための同期信号、クロック信号およびCIS221に対応した調光の制御、点灯の開始、消灯の制御を実行する。この制御タイミングは、上述のタイミング制御部から受信する同期信号に基づくものであり、CIS221の駆動と同期したLED222およびLED223の点灯が制御される。
CIS221の出力信号は、AFE2(311)に入力される。AFE2(311)の処理は、CIS221の出力信号に対して、ゲイン調整、A/D変換処理を施し、CIS221より出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して、裏面画像データ入力ブロック302に入力する。
同期制御部2(312)は、AFE2(311)に対して、CIS221のアナログ信号に応じた所定の閾値レベルを設定し、画像読み取りデバイスの相違による出力信号レベルの調整を行う。さらに、同期制御部2(312)は、アナログ信号のサンプリング制御とデジタル信号をAFE2(311)に出力させるための同期クロックを生成して出力し、AFE2(311)から所定のデジタル信号による読み取り画像データを受信する。このデータは、同期制御部2(312)を介して出力データ制御部2(313)に入力される。
出力データ制御部2(313)は、裏面画像データ入力ブロック302の出力モードに合わせてAFE2(311)より受信した画像データをバッファ314(バッファA−2、バッファB−2、バッファC−2)に格納する。バッファ314に格納された画像データは、RAM105に転送される。
次に、図4を用いてスキャナ画像処理部116の概略的な構成を説明する。
図4は、スキャナ画像処理部116の概略的な構成を例示する図である。
スキャナ画像処理部116は、スキャナI/F109の処理によりRAM105に展開された画像データに対して、画像処理モード(カラースキャン、モノクロスキャン等)に応じた画像処理を実行する処理部である。スキャナ画像処理部116は、スキャナ画像処理バッファ408にロードされたデータに対して、各画像処理モードに応じた処理を実行する。
図4は、スキャナ画像処理部116の概略的な構成を例示する図である。
スキャナ画像処理部116は、スキャナI/F109の処理によりRAM105に展開された画像データに対して、画像処理モード(カラースキャン、モノクロスキャン等)に応じた画像処理を実行する処理部である。スキャナ画像処理部116は、スキャナ画像処理バッファ408にロードされたデータに対して、各画像処理モードに応じた処理を実行する。
ここで、スキャナ画像処理バッファ408へは、前述したスキャナI/F109の表面画像データ入力ブロック301又は裏面画像データ入力ブロック302の出力データとしてRAM105に転送された画像データが所定のデータサイズ毎に順次ロードされる。また、各原稿面の画像データに係る画像処理は、ページ単位で排他実行されるものとする。
図4において、シェーディング補正ブロック402は、主走査方向の光源(LED209、210、222、223)の光量分布のばらつきや、画像読み取りデバイスの受光素子のばらつき、暗出力のオフセットを補正する処理ブロックである。
入力データ処理部401は、R、G、Bに分離した面順次のデータを点順次のデータに再構成する処理部である。1画素のデータは、RAM105に面順次のデータとしてR、G、Bの色毎に格納されている。これらのデータがスキャナ画像処理バッファ408にローディングされると、入力データ処理部401は、各色データ毎に1画素データを取り出し、1画素のR、G、Bデータとして再構成する。入力データ処理部401は、この再構成の処理を、画素毎に行い、面順次の画像データを点順次のデータに変換する。
処理ブロック403は、平均化処理部、入力マスキング処理部、γ補正処理部を有する。平均化処理部は、主走査方向の読み取り解像度を落とすためのサブサンプリング(単純間引き)、あるいは平均化処理を行う処理ブロックである。入力マスキング処理部は、入力されたR、G、Bデータの色補正を演算する処理ブロックである。γ補正処理部は、入力されたデータに対して、所定の階調特性を与える処理ブロックである。
文字判定処理ブロック404は、入力画像データに対して、黒文字判別、線画輪郭の画素判別を行う処理ブロックである。
処理ブロック405は、MTF補正処理部、RGB→(L、Ca、Cb)変換処理部、下地濃度調整処理部を有する。MTF補正処理部は、画像読み取りデバイスを変更した際の、MTF差補正、縮小変倍時のモアレ低減のために主走査方向にフィルタ処理を行う処理部であり、注目領域に対して主走査方向の所定画素について各係数を乗加算処理するブロックである。RGB→(L、Ca、Cb)変換処理部は、後続のフィルタ処理ブロック406で行うフィルタリング(明度強調、彩度強調、色判定)に際し、R、G、B各色の多値画像データの変換処理を行う。下地濃度調整処理部は、原稿の下地濃度を自動認識し、下地濃度値を白側に補正することによりファクシミリ通信等に適した二値化データを得るための処理を実行する。
フィルタ処理ブロック406は、先の処理ブロック405のRGB→(L、Ca、Cb)変換処理部で得られたデータに対して色判定とフィルタリングを行うための処理として、画像の明度成分(L)のエッジ強度処理及び彩度(Ca、Cb)の強調処理を行う。さらに、フィルタ処理ブロック406は、入力画像の彩色判定を行い、その結果を出力する。また、フィルタ処理ブロック406は、文字判定処理ブロック404で生成された文字、線画輪郭部の判定信号等に基づき、強調量のパラメータを変化させることができる。フィルタ処理後のデータは、L、Ca、CbからR、G、Bデータに変換されて出力される。このフィルタ処理ブロック406は、モノクロ画像データを処理する場合は、エッジ強調フィルタとして機能する。
変倍処理ブロック407は、主走査、副走査方向の線形補間変倍処理を施す処理ブロックである。
以上の画像処理が、設定された画像処理モード(コピーモード、スキャナモード等)に応じて、スキャナ画像処理バッファ408にローディングされたデータに対して順次実行される。
以上の画像処理が、設定された画像処理モード(コピーモード、スキャナモード等)に応じて、スキャナ画像処理バッファ408にローディングされたデータに対して順次実行される。
これまでに説明した通り、スキャナ114は、CIS204、CIS221、スキャナI/F109の表面画像データ入力ブロック301、裏面画像データ入力ブロック302を用いて、原稿の表面/裏面の画像データを同時に制御部102へ入力できる。一方、スキャナ画像処理部116は、表面、裏面の画像データをページ単位で順次処理する。
図5は、表面、裏面それぞれの画像データフローを示す図である。
図5に示すように、本実施例の画像形成装置101は、表面画像データ入力ブロック301および裏面画像データ入力ブロック302による表面、裏面の画像データの入力と、スキャナ画像処理部116による表面の画像処理を並列で実行する。すなわち、原稿の表面については、CIS204により原稿の表面を読み取りつつ該読み取られた画像データをスキャナ画像処理部116により逐次画像処理する。該表面の画像処理終了後、画像形成装置101は、直ちにスキャナ画像処理部116により裏面の画像処理を実行する。
図5に示すように、本実施例の画像形成装置101は、表面画像データ入力ブロック301および裏面画像データ入力ブロック302による表面、裏面の画像データの入力と、スキャナ画像処理部116による表面の画像処理を並列で実行する。すなわち、原稿の表面については、CIS204により原稿の表面を読み取りつつ該読み取られた画像データをスキャナ画像処理部116により逐次画像処理する。該表面の画像処理終了後、画像形成装置101は、直ちにスキャナ画像処理部116により裏面の画像処理を実行する。
その際、表面画像データ入力ブロック301とスキャナ画像処理部116との間においては、RAM105上に確保した所定サイズのリングバッファ(表面用リングバッファ501)を用いて画像データの受け渡しが行われ、順次画像処理される。これにより、表面画像データの入力と該画像データの画像処理が並列で実行される。
一方、裏面画像データ入力ブロック302から入力される裏面画像データは、RAM105上に確保したページバッファ(裏面用ページバッファ502)に一旦蓄積される。そして、表面の処理(入力/画像処理)および裏面画像データの入力の完了後、該ページバッファに蓄積された裏面画像データに対する画像処理が実行される。なお、裏面用ページバッファ502は、リングバッファである。
次に、図6〜図11を用いて、本実施例の画像形成装置101で原稿の両面読み取りを行う際の処理制御について説明する。
図6A、図6Bは、本実施例の画像形成装置で原稿の両面読み取りを行う際の処理(両面読み取り処理)を例示するフローチャートである。なお、同図の記述では、各ステップを「S」を付して表す。また、このフローチャートに示す処理は、CPU103がROM104又はHDD106に格納されたプログラムを必要に応じてRAM105に読み出して実行することにより実現されるものである。
図6A、図6Bは、本実施例の画像形成装置で原稿の両面読み取りを行う際の処理(両面読み取り処理)を例示するフローチャートである。なお、同図の記述では、各ステップを「S」を付して表す。また、このフローチャートに示す処理は、CPU103がROM104又はHDD106に格納されたプログラムを必要に応じてRAM105に読み出して実行することにより実現されるものである。
図7A、図7Bは、図6A、図6Bの画像処理制御処理を実行した際に裏面用ページバッファ502に一時蓄積される裏面入力画像データと該画像データのうちスキャナ画像処理部116へ入力される画像範囲を説明する図である。
図8〜図11は、本実施例の原稿両面読み取りを実行した際の出力される出力画像の一例を示す図である。なお、図8、図9は、実際の原稿サイズが「LTR」の原稿に対して原稿サイズとして「LGL」を指定して両面読み取りを実行した際の出力画像の一例を表している。図10、図11は、実際の原稿サイズが「LTR」の原稿に対して原稿サイズとして「LTR」を指定して両面読み取りを実行した際の出力画像の一例を表している。
図8〜図11は、本実施例の原稿両面読み取りを実行した際の出力される出力画像の一例を示す図である。なお、図8、図9は、実際の原稿サイズが「LTR」の原稿に対して原稿サイズとして「LGL」を指定して両面読み取りを実行した際の出力画像の一例を表している。図10、図11は、実際の原稿サイズが「LTR」の原稿に対して原稿サイズとして「LTR」を指定して両面読み取りを実行した際の出力画像の一例を表している。
なお、図8、図9に示す例は、「指定原稿サイズ」が「実際の原稿サイズ」よりも大きい例のため、実際の原稿に含まれない画像(付加画像)が最終的な出力画像に含まれることになる。本実施例の画像形成装置101は、原稿から画像を読み取って最終的な出力画像を生成するまで(画像読取処理)の複数の工程のいずれかの工程で、前記実際の原稿に含まれない画像を付加し、最終的な出力画像を生成している。例えば、図8Aの原稿表面の「スキャナI/F部出力画像」における下部の「白画像領域」801は、スキャナ114により白板の読み取りが行われてスキャナI/F109から出力された付加画像を示している。また、図8Bの原稿裏面の「スキャナ画像処理部入力画像」における下部の「斜線領域」802は、裏面用ページバッファ502(ページバッファ)から読み取る際に、後述する空読みを行ってスキャナ画像処理部116に入力された付加画像を示している。例えば、ページバッファから裏面画像データを読み出す際に、ページバッファ内の裏面画像データが記憶されている領域を読み出す前又は後に、ページバッファ内の他の領域のデータを空読みする。これにより、裏面画像データの画先又は画末に、実際の原稿に含まれない画像を付加することが可能となる。
以下、図6A、図6Bのフローチャートに示す両面読み取り処理について詳細に説明する。
図6A、図6Bに示す処理は、例えば、ユーザがADF207に原稿を載置する、又は、ユーザが操作部112を介して原稿読み取り機能の使用を指示することで、CPU103により開始、実行される。
図6A、図6Bに示す処理は、例えば、ユーザがADF207に原稿を載置する、又は、ユーザが操作部112を介して原稿読み取り機能の使用を指示することで、CPU103により開始、実行される。
まずS601において、CPU103は、操作部112を介してユーザからスキャンモード設定(読取設定)の入力(指定)を受け付ける。ここでは、カラーモード(カラー/モノクロ)、両面モード(ON/OFF)、原稿向き(縦長/横長)、開き方向(上下開き/左右開き)、原稿サイズなどの読取設定の指定を受け付ける。なお、以下、原稿向き:「縦長」は縦長原稿(ポートレート原稿)、原稿向き:「横長」は横長原稿(ランドスケープ原稿)を示す。また、開き方向:「上下開き」は、原稿の上端(又は下端)を軸に裏返した場合に原稿の両面で画像の天地が同一となるように両面印刷等されている原稿を示す(上下開き原稿)。開き方向:「左右開き」は、原稿の左端(又は右端)を軸に裏返した場合に原稿の両面で画像の天地が同一となるように両面印刷等されている原稿を示す(左右開き原稿)。
例えば、図8Aの例では、原稿画像向き:「縦長」、開き方向:「左右開き」、原稿サイズ:「LGL」が設定される。また、図8Bの例では、原稿画像向き:「縦長」、開き方向:「上下開き」、原稿サイズ:「LGL」が設定される。また、図9Aの例では、原稿画像向き:「横長」、開き方向:「左右開き」、原稿サイズ:「LGL」が設定される。また、図9Bの例では、原稿画像向き:「横長」、開き方向:「上下開き」、原稿サイズ:「LGL」が設定される。また、図10Aの例では、原稿画像向き:「縦長」、開き方向:「左右開き」、原稿サイズ:「LTR」が設定される。また、図10Bの例では、原稿画像向き:「縦長」、開き方向:「上下開き」、原稿サイズ:「LTR」が設定される。また、図11Aの例では、原稿画像向き:「横長」、開き方向:「左右開き」、原稿サイズ:「LTR」が設定される。また、図11Bの例では、原稿画像向き:「横長」、開き方向:「上下開き」、原稿サイズ:「LTR」が設定される。
また、S602において、CPU103は、ユーザからのスキャン開始指示を受け付ける。ユーザがスキャナ114のADF207に原稿を載置し、操作部112を介してスキャン開始を指示すると、CPU103は、この指示を検知し、S603に処理を進める。
S603において、CPU103は、前記S601で受け付けた原稿サイズ(指定原稿サイズ)を表面画像サイズとして設定する。
次に、S604において、CPU103は、スキャナI/F109の表面画像データ入力ブロック301に対して前記S603で設定した表面画像サイズの読み取り画像データの入力を行うためのパラメータ設定を行う。また、S605において、CPU103は、スキャナ画像処理部116に対して該表面画像サイズの読み取り画像データの画像処理を行うためのパラメータ設定を行う。
次に、S606において、CPU103は、裏面画像サイズの設定を画像形成装置が読み取り可能な最大原稿サイズに設定する。本実施例の画像形成装置101においては読取可能な最大原稿サイズを「LGL(LEGAL)」サイズとする。
次に、S607において、CPU103は、前記S606で設定した裏面画像サイズの画像データ量に相当するメモリサイズの裏面用ページバッファ502をRAM105から獲得(確保)する。裏面用ページバッファ502の実体はリングバッファであり、バッファの終端アドレスに到達すると、次に開始アドレスに移動するバッファである。
次に、S607において、CPU103は、前記S606で設定した裏面画像サイズの画像データ量に相当するメモリサイズの裏面用ページバッファ502をRAM105から獲得(確保)する。裏面用ページバッファ502の実体はリングバッファであり、バッファの終端アドレスに到達すると、次に開始アドレスに移動するバッファである。
次に、S608において、CPU103は、裏面画先調整モードを「OFF」に設定する。
また、S609において、CPU103は、裏面画末調整モードを「OFF」に設定する。
なお、裏面画先調整モードは、裏面において後述する空読みによる画先調整を行うか否かを設定するためのものである。また、裏面画末調整モードは、裏面において後述する空読みによる画末調整を行うか否かを設定するためのものである。裏面画先調整モード/裏面画末調整モードが「OFF」の場合は空読みを行わず、「ON」の場合には空読みを行うものとする。
また、S609において、CPU103は、裏面画末調整モードを「OFF」に設定する。
なお、裏面画先調整モードは、裏面において後述する空読みによる画先調整を行うか否かを設定するためのものである。また、裏面画末調整モードは、裏面において後述する空読みによる画末調整を行うか否かを設定するためのものである。裏面画先調整モード/裏面画末調整モードが「OFF」の場合は空読みを行わず、「ON」の場合には空読みを行うものとする。
その後、S610、S611、S614において、CPU103は、前記S601で受け付けた原稿画像向きおよび開き方向の指示内容(読取設定)を判定する。
まず、原稿画像向き:「縦長」かつ開き方向:「上下開き」(後述する図8B、図10Bに対応)と判定した場合(S610でYES且つS611でYESの場合)、CPU103は、S612において、裏面画先調整モードを「ON」に設定する。
また、原稿画像向き:「横長」かつ開き方向:「左右開き」(後述する図9A、図11Aに対応)と判定した場合(S610でNO且つS614でYESの場合)にも、CPU103は、S615において、裏面画先調整モードを「ON」に設定する。
また、原稿画像向き:「横長」かつ開き方向:「左右開き」(後述する図9A、図11Aに対応)と判定した場合(S610でNO且つS614でYESの場合)にも、CPU103は、S615において、裏面画先調整モードを「ON」に設定する。
上述のように、原稿向き:「縦長」かつ開き方向:「上下開き」、又は、原稿向き:「横長」かつ開き方向:「左右開き」の場合、原稿の読み取り基準端(原稿搬送方向先端)と画像基準端(原稿上の画像上端)の位置関係が表面と裏面で異なる。例えば、図8B、図9A等。この場合には、図7A(a)のように、原稿の裏面から指定画像サイズが読み取られて裏面用ページバッファ502に保存された画像データを図7A(b)のように読み出す。すなわち、裏面用ページバッファ502から読み出す際に、まず画先オフセット分を空読みし、これに続いて裏面画像データを読み出し、スキャナ画像処理部116に入力するようにする必要がある。このために、裏面画先調整モードを「ON」に設定しておく。
またS610〜S611で、原稿画像向き:「縦長」かつ開き方向:「左右開き」(図8A、図10Aに対応)と判定した場合(S610でYES且つS611でNOの場合)、CPU103は、S613において、裏面画末調整モードを「ON」に設定する。
また、原稿画像向き:「横長」かつ開き方向:「上下開き」(後述する図9B、図11Bに対応)と判定した場合(S610でNO且つS614でNOの場合)にも、CPU103は、S616において、裏面画末調整モードを「ON」に設定する。
また、原稿画像向き:「横長」かつ開き方向:「上下開き」(後述する図9B、図11Bに対応)と判定した場合(S610でNO且つS614でNOの場合)にも、CPU103は、S616において、裏面画末調整モードを「ON」に設定する。
上述のように、原稿向き:「縦長」かつ開き方向:「左右開き」、又は、原稿向き:「横長」かつ開き方向:「上下開き」の場合、図8A、図9B等に示すように、原稿の読み取り基準端と画像基準端の位置関係が表面と裏面で同じになる。この場合には、図7B(c)のように、原稿の裏面から指定画像サイズが読み取られて裏面用ページバッファ502に保存された画像データを図7B(d)のように読み出す。すなわち、裏面用ページバッファ502から読み出す際に、まず裏面画像データの読み出し、これに続いて画末オフセット分を空読みし、スキャナ画像処理部116に入力する必要がある。このために、裏面画末調整モードをONに設定しておく。
このように、前記S610〜S616では、読取設定を判定することで、原稿の搬送方向先端と原稿の画像上端の位置関係が原稿の両面で異なる読取設定か否かを判定し、該判定結果に基づき、裏面画先調整モード、裏面画末調整モードの設定を行っている。
S612、S613、S615又はS616の処理後、CPU103は、S617において、スキャナI/F109の裏面画像データ入力ブロック302に対して前記S606で設定した裏面画像サイズの画像データの入力を行うためのパラメータ設定を行う。すなわち、最大原稿サイズ(ここではLGL)に相当するサイズを上限とした裏面画像の読み取りが設定される。
その後、S618において、CPU103は、スキャナ画像処理部116による表面画像データの画像処理を開始させる。また、S619において、CPU103は、スキャナI/F109による表面/裏面それぞれの画像データ入力処理を開始させ、原稿トレイ205に積載された原稿の搬送を開始させる。
前記S618およびS619の処理の後、CPU103は、S620〜S624で示す表面画像データの入力処理/画像処理と、S625〜S627で示す裏面画像データの入力処理を並列で実行する。
<表面画像データの入力処理/画像処理(S621〜S624)>
まず、表面画像データの入力処理/画像処理(S621〜S624)について説明する。
S621において、CPU103は、スキャナI/F109の表面画像データ入力ブロック301への表面画像データの入力が完了したか否かを判定する。本実施例の画像形成装置101においては、前記S603で設定した表面画像サイズ分の画像データの入力が完了した場合、表面画像データの入力完了と判定する。
まず、表面画像データの入力処理/画像処理(S621〜S624)について説明する。
S621において、CPU103は、スキャナI/F109の表面画像データ入力ブロック301への表面画像データの入力が完了したか否かを判定する。本実施例の画像形成装置101においては、前記S603で設定した表面画像サイズ分の画像データの入力が完了した場合、表面画像データの入力完了と判定する。
前記S621において、未だ表面画像データの入力が完了していなと判定した場合(S621でNOの場合)、CPU103は、S621にて表面画像データの入力完了を待つ。一方、表面画像データの入力が完了したと判定した場合(S621でYESの場合)、CPU103は、S622に処理を進める。S622において、CPU103は、スキャナI/F109の表面画像データ入力ブロック301の処理を停止し、S623に処理を進める。
次に、S623において、CPU103は、スキャナ画像処理部116により表面画像データに対する画像処理が完了したか否かを判定する。本実施例の画像形成装置101においては、スキャナI/F109の表面画像データ入力ブロック301へ入力された画像サイズと同等の画像データに対する画像処理が完了した場合に表面画像処理の完了と判定する。
前記S623において、未だスキャナ画像処理部116により表面画像データに対する画像処理が完了していないと判定した場合(S623でNOの場合)、CPU103は、S623にて表面画像処理の完了を待つ。一方、スキャナ画像処理部116により表面画像データに対する画像処理が完了したと判定した場合(S623でYESの場合)、CPU103は、S624に処理を進める。
S624において、CPU103は、スキャナ画像処理部116の処理を停止し、表面画像データの入力処理/画像処理(S621〜S624)を終了する。
S624において、CPU103は、スキャナ画像処理部116の処理を停止し、表面画像データの入力処理/画像処理(S621〜S624)を終了する。
以上のように、表面画像データの入力処理では、前記S603で設定された原稿サイズ(すなわちS601で受け付けた指定原稿サイズ)を上限として表面画像データを読み取ることができる。なお、指定原稿サイズが実際の原稿サイズを超える場合には、原稿の搬送方向後端より後では白板が読み取られ該白板の画像が原稿表面画像の後端に付加されることになる。また、表面画像データの画像処理では、前記S604で設定された原稿サイズ(すなわちS602で受け付けた指定原稿サイズ)を上限として表面画像データのスキャナ画像処理部116による画像処理を実行することができる。例えば、図8Aに示すように、原稿(LTRサイズ)の表面及び白板からLGLサイズの画像が読み取られて画像処理されて出力される。
<裏面画像データの入力処理(S625〜S627)>
次に、裏面画像データの入力処理(S625〜S627)について説明する。
S625において、CPU103は、裏面画像データの入力が完了したか否かを判定する。本実施例の画像形成装置101においては、前記S606で設定した裏面画像サイズ分の画像データの入力が完了した場合、裏面画像データの入力完了と判定する。ここで、裏面画像データの入力が完了したと判定した場合(S625でYESの場合)、CPU103は、S625において、スキャナI/F109の裏面画像データ入力ブロック302の処理を停止する。
次に、裏面画像データの入力処理(S625〜S627)について説明する。
S625において、CPU103は、裏面画像データの入力が完了したか否かを判定する。本実施例の画像形成装置101においては、前記S606で設定した裏面画像サイズ分の画像データの入力が完了した場合、裏面画像データの入力完了と判定する。ここで、裏面画像データの入力が完了したと判定した場合(S625でYESの場合)、CPU103は、S625において、スキャナI/F109の裏面画像データ入力ブロック302の処理を停止する。
一方、未だ裏面画像データの入力が完了していないと判定した場合(S625でNOの場合)、CPU103は、S626に処理を進める。
S626において、CPU103は、スキャナ114のADF207により当該原稿の用紙後端が検出されたか否かを判定する。未だ当該原稿の用紙後端が検出されていないと判定した場合(S626でNOの場合)、CPU103は、S625に処理を戻す。
一方、当該原稿の用紙後端が検出されたと判定した場合(S626でYESの場合)、CPU103は、S627において、スキャナI/F109の裏面画像データ入力ブロック302の処理を停止する。そして、CPU103は、裏面画像データの入力処理(S625〜S629)を終了する。
S626において、CPU103は、スキャナ114のADF207により当該原稿の用紙後端が検出されたか否かを判定する。未だ当該原稿の用紙後端が検出されていないと判定した場合(S626でNOの場合)、CPU103は、S625に処理を戻す。
一方、当該原稿の用紙後端が検出されたと判定した場合(S626でYESの場合)、CPU103は、S627において、スキャナI/F109の裏面画像データ入力ブロック302の処理を停止する。そして、CPU103は、裏面画像データの入力処理(S625〜S629)を終了する。
以上のように、指定原稿サイズを上限とし、実際の原稿サイズの裏面画像データを読み取ることができる。例えば、図8、図9に示すように、指定原稿サイズ(LGL)が実際の原稿サイズ(LTR)を超える場合でも、LTRサイズの原稿の裏面からLTRサイズの画像が読み取られて裏面用ページバッファ502に格納される。
上述したS621〜S624で示す表面画像データの入力処理/画像処理と、S625〜S627で示す裏面画像データの入力処理のいずれの処理も完了した後(すなわち前記並列処理の後)、CPU103は、S628に処理を進める。
S628において、CPU103は、原稿副走査長の値を取得する。具体的には、CPU103は、上述のように原稿画像の入力のためにADF207により原稿208を搬送した際に原稿検知センサ220が原稿208の先端および後端を検知したタイミングの差をもとにして原稿副走査長を算出する。
次に、S629において、CPU103は、前記S628で取得した原稿副走査長が前記S601で受け付けた原稿サイズより小さいか否かを判定する。そして、前記S628で取得した原稿副走査長が前記S601で受け付けた原稿サイズより小さいと判定した場合(S629でYESの場合)、CPU103は、S630に処理を進める。
S630において、CPU103は、前記S606で設定した裏面画像サイズを、前記S629で取得した原稿副走査長に相当する原稿サイズで更新する。
次に、S631において、CPU103は、裏面画先調整モードが「ON」か否かを判定する。そして、裏面画先調整モードが「ON」と判定した場合(S631でYESの場合)、CPU103は、S632において、裏面画先空読み量(例えば図7A(b)に示すような画先空読みライン数)を算出して設定し、S634に処理を進める。
次に、S631において、CPU103は、裏面画先調整モードが「ON」か否かを判定する。そして、裏面画先調整モードが「ON」と判定した場合(S631でYESの場合)、CPU103は、S632において、裏面画先空読み量(例えば図7A(b)に示すような画先空読みライン数)を算出して設定し、S634に処理を進める。
一方、裏面画先調整モードが「OFF」と判定した場合(S631でNOの場合)、CPU103は、S633において、裏面画先空読み量を「0」に設定し、S634に処理を進める。
なお、裏面画先空読み量は、裏面用ページバッファ502に一時蓄積した裏面画像データの画先より前の領域を空読みするライン数を表す。加えて、裏面画先空読み量分の領域を裏面画先空読み領域とする。
なお、裏面画先空読み量は、裏面用ページバッファ502に一時蓄積した裏面画像データの画先より前の領域を空読みするライン数を表す。加えて、裏面画先空読み量分の領域を裏面画先空読み領域とする。
S634において、CPU103は、裏面画末調整モードが「ON」か否かを判定する。そして、裏面画末調整モードが「ON」と判定した場合(S634でYESの場合)、CPU103は、S635において、裏面画末空読み量(例えば図7B(d)に示すような画末空読みライン数)を算出して設定し、S640に処理を進める。
一方、前記S634において、裏面画末調整モードが「OFF」と判定した場合(S634でNOの場合)、CPU103は、S636において、裏面画末空読み量を「0」に設定し、S640に処理を進める。
なお、裏面画末空読み量は、裏面用ページバッファ502に一時蓄積した裏面画像データの画末より後の領域を空読みするライン数を表す。加えて、裏面画末空読み量分の領域を裏面画末空読み領域とする。
なお、裏面画末空読み量は、裏面用ページバッファ502に一時蓄積した裏面画像データの画末より後の領域を空読みするライン数を表す。加えて、裏面画末空読み量分の領域を裏面画末空読み領域とする。
また、前記S629において、前記S628で取得した原稿副走査長が前記S601で受け付けた原稿サイズより小さくないと判定した場合(S629でNOの場合)、CPU103は、S637に処理を進める。
S637において、CPU103は、前記S606で設定した裏面画像サイズを前記S601で受け付けた原稿サイズで更新する。次に、S638において、CPU103は、裏面画先空読み量を「0」に設定する。また、S639において、CPU103は、裏面画末空読み量を「0」に設定し、S640に処理を進める。
S640において、CPU103は、前記S630又はS637で設定した裏面画像サイズを、該「裏面画像サイズ」+「裏面画先空読み量に相当するサイズ」+「裏面画末空読み量に相当するサイズ」に更新する。
次に、S641において、CPU103は、前記S632、S633又はS638で設定した裏面画先空読み量を基に、裏面画先空読み領域の入力マスキング設定をスキャナ画像処理部116に対して行う。また、S642において、CPU103は、前記S635、S636又はS639で設定した裏面画末空読み量を基に、裏面画末空読み領域の入力マスキング設定をスキャナ画像処理部116に対して行う。これらの入力マスキング設定により、スキャナ画像処理部116は、画像処理を行う際に、該設定された領域の画像を白マスクする。
次に、S641において、CPU103は、前記S632、S633又はS638で設定した裏面画先空読み量を基に、裏面画先空読み領域の入力マスキング設定をスキャナ画像処理部116に対して行う。また、S642において、CPU103は、前記S635、S636又はS639で設定した裏面画末空読み量を基に、裏面画末空読み領域の入力マスキング設定をスキャナ画像処理部116に対して行う。これらの入力マスキング設定により、スキャナ画像処理部116は、画像処理を行う際に、該設定された領域の画像を白マスクする。
S643において、CPU103は、スキャナ画像処理部116に対する裏面画像データの画像処理を行うためのパラメータ設定を行う。ここでは、裏面画像サイズとして前記S640で設定された画像サイズを設定する。
次に、S644において、CPU103は、前記S632、S633又はS638で設定した裏面画先空読み量を基に、裏面用ページバッファ502の画先空読みオフセットを設定する。具体的には、図7A(b)に示すように、CPU103は、裏面画先空読み量(ライン数)と1ラインあたりの画像サイズ(メモリサイズ)との乗算で求められる裏面画先空読み領域の大きさを画先オフセットサイズとする。さらに、CPU103は、実体がリングバッファである裏面用ページバッファ502の終端アドレスから前記画先オフセットサイズを減算したアドレスから、裏面画像データの読み出しが行われるように、スキャナ画像処理部116の画像データ入力設定を行う。また、図7B(d)に示すように、CPU103は、裏面画末空読み量(ライン数)と1ラインあたりの画像サイズ(メモリサイズ)との乗算で求められる裏面画末空読み領域の大きさを画末オフセットサイズとする。なお、前記画先空読みオフセットを先頭として、裏面用ページバッファ502から読み出すデータの総サイズは、前記原稿副走査長分のデータサイズに、前記画先オフセットサイズと前記画末オフセットサイズを加算した値となる。また、前記原稿副走査長分のデータサイズに、前記画先オフセットサイズと前記画末オフセットサイズを加算した値は、前記S601で受け付けた原稿サイズ分のデータサイズと一致する。
次に、S645において、CPU103は、スキャナ画像処理部116による裏面の画像処理を開始する。
次に、S646において、CPU103は、スキャナ画像処理部116による裏面の画像処理が完了したか否かを判定する。ここで、裏面画像処理が完了していないと判定した場合(S646でNOの場合)、CPU103は、S646にて裏面画像処理の完了を待つ。一方、裏面画像処理が完了していると判定した場合(S646でYESの場合)、CPU103は、S647に処理を進める。
次に、S646において、CPU103は、スキャナ画像処理部116による裏面の画像処理が完了したか否かを判定する。ここで、裏面画像処理が完了していないと判定した場合(S646でNOの場合)、CPU103は、S646にて裏面画像処理の完了を待つ。一方、裏面画像処理が完了していると判定した場合(S646でYESの場合)、CPU103は、S647に処理を進める。
S647において、CPU103は、スキャナ画像処理部116の処理を停止する。
次に、S648において、CPU103は、前記裏面用ページバッファを解放し、当該原稿に対する読み取り処理を終了する。
以上の処理により、裏面用ページバッファ502内の裏面画像データの画末又は画先に、原稿裏面読取時に不足していた画像を付加し、スキャナ画像処理部116に入力することが可能となる。
次に、S648において、CPU103は、前記裏面用ページバッファを解放し、当該原稿に対する読み取り処理を終了する。
以上の処理により、裏面用ページバッファ502内の裏面画像データの画末又は画先に、原稿裏面読取時に不足していた画像を付加し、スキャナ画像処理部116に入力することが可能となる。
以下、図7〜図11について説明する。
図7A(a)は、原稿の画像向きが「縦長」、かつ、開き方向が「上下開き」である場合の裏面画像の裏面用ページバッファ502への一時蓄積を表している。図7A(b)は、原稿の画像向きが「縦長」、かつ、開き方向が「上下開き」である場合の裏面画像のスキャナ画像処理部116への入力を表している。この場合、裏面用ページバッファ502の終端アドレスから画先オフセットサイズを減算したアドレスから、指定原稿サイズの裏面画像データの読み出しが行われ、スキャナ画像処理部116に入力される。すなわち、裏面画先空読み領域の画像が画先に付加された裏面画像データがスキャナ画像処理部116に入力される。
図7A(a)は、原稿の画像向きが「縦長」、かつ、開き方向が「上下開き」である場合の裏面画像の裏面用ページバッファ502への一時蓄積を表している。図7A(b)は、原稿の画像向きが「縦長」、かつ、開き方向が「上下開き」である場合の裏面画像のスキャナ画像処理部116への入力を表している。この場合、裏面用ページバッファ502の終端アドレスから画先オフセットサイズを減算したアドレスから、指定原稿サイズの裏面画像データの読み出しが行われ、スキャナ画像処理部116に入力される。すなわち、裏面画先空読み領域の画像が画先に付加された裏面画像データがスキャナ画像処理部116に入力される。
図7B(c)は、原稿の画像向きが「縦長」、かつ、開き方向が「左右開き」である場合の裏面画像の裏面用ページバッファ502への一時蓄積を表している。図7B(d)は、原稿の画像向きが「縦長」、かつ、開き方向が「左右開き」である場合の裏面画像のスキャナ画像処理部116への入力を表している。この場合、裏面用ページバッファ502の先頭アドレスから、指定原稿サイズの裏面画像データの読み出しが行われ、スキャナ画像処理部116に入力される。すなわち、裏面画先空読み領域の画像が画末に付加された裏面画像データがスキャナ画像処理部116に入力される。
上述したように、図8および図9は、実際の原稿サイズがLTRサイズの原稿に対して、原稿サイズとしてLGLサイズを指定して両面読み取りを実行した際の出力画像の一例を表している。また、図10および図11は、実際の原稿サイズがLTRサイズの原稿に対して原稿サイズとしてLTRサイズを指定して両面読み取りを実行した際の出力画像の一例を表している。
図8Aは、原稿の画像向きが「縦長」かつ開き方向が「左右開き」である場合の出力画像を表している。この場合、実際の原稿サイズよりも指定原稿サイズが長く、表面と裏面で読み取り基準端と画像基準端の位置関係が同一である。このため、裏面も、表面と同様に、画像基準端(画像上端)から読み取られる。よって、裏面用ページバッファ502には、図7B(c)のように、実際の原稿サイズの裏面画像データが裏面用ページバッファ502に格納される。この場合、図7B(d)のように、裏面画末空読み量を、実際の原稿サイズと指定原稿サイズの原稿搬送方向の差分量とする。すなわち、裏面用ページバッファ502内のデータ有効範囲は、裏面用ページバッファ502の先頭アドレスから指定原稿サイズ分までの範囲となる。これにより、原稿読取時に不足していた画像が画末に付加された有効画像が裏面用ページバッファ502から、スキャナ画像処理部116に入力される。
図8Bは、原稿の画像向きが「縦長」かつ開き方向が「上下開き」である場合の出力画像を表している。この場合、実際の原稿サイズよりも指定原稿サイズが長く、さらに表面と裏面で読み取り基準端と画像基準端の位置関係が異なる。このため、裏面は、表面と異なり、画像基準端(画像上端)とは逆の方向から読み取られる。よって、裏面用ページバッファ502には、図7A(a)のように、実際の原稿サイズの裏面画像データが裏面用ページバッファ502に格納される。この場合、図7A(b)のように、裏面画先空読み量を、実際の原稿サイズと指定原稿サイズの原稿搬送方向の差分量とする。すなわち、裏面用ページバッファ502内のデータ有効範囲は、裏面用ページバッファ502の終末アドレスから上述の差分量を減算したアドレスから、指定原稿サイズ分までの範囲となる。これにより、原稿読取時に不足していた画像が画先に付加された有効画像が裏面用ページバッファ502から、スキャナ画像処理部116に入力される。
図9Aは、原稿の画像向きが「横長」かつ開き方向が「左右開き」である場合の出力画像を表している。この場合は、図8Bと同様である。
図9Bは、原稿の画像向きが「横長」かつ開き方向が「上下開き」である場合の出力画像を表している。この場合は、図8Aと同様である。
図9Bは、原稿の画像向きが「横長」かつ開き方向が「上下開き」である場合の出力画像を表している。この場合は、図8Aと同様である。
図10Aは、原稿の画像向きが「縦長」かつ開き方向が「左右開き」である場合の出力画像を表している。図10Bは、原稿の画像向きが「縦長」かつ開き方向が「上下開き」である場合の出力画像を表している。
図11Aは、原稿の画像向きが「横長」かつ開き方向が「左右開き」である場合の出力画像を表している。図11Bは、原稿の画像向きが「横長」かつ開き方向が「上下開き」である場合の出力画像を表している。
図11Aは、原稿の画像向きが「横長」かつ開き方向が「左右開き」である場合の出力画像を表している。図11Bは、原稿の画像向きが「横長」かつ開き方向が「上下開き」である場合の出力画像を表している。
図10および図11の場合は、いずれも実際の原稿サイズがLTRサイズの原稿に対して原稿サイズとしてLTRサイズを指定している。このように実際の原稿サイズが指定原稿サイズと同一である。このため、表面と裏面で読み取り基準端と画像基準端の位置関係に関わらず、スキャナ114から入力された画像全体が有効画像と一致する。よって、裏面用ページバッファ502内のデータ有効範囲は、表面と裏面での読み取り基準端と画像基準端の位置関係に関わらず、裏面用ページバッファ502の先頭アドレスから指定原稿サイズ分と決定される。よって、裏面画先空読み量と裏面画末空読み量はともに「0」となる。すなわち、この場合、空読みは行われない。
以上説明したように、本実施例によれば、画像処理プロセッサやメモリ等のハードウェア資源に制限がある両面画像読取装置で、次のような効果がある。表面と裏面で読み取り基準端と画像基準端の位置関係が異なる両面原稿に対して、表面画像の出力位置や出力範囲に対応した裏面画像の出力を行い、所望の出力結果を得ることが可能となる。すなわち、簡単な構成で、生産性を損なうことなく、表面画像の出力位置や出力範囲に対応した裏面画像の出力が可能となり、所望の出力結果を得ることが可能となる。
なお、上記実施例では、生産性等を考慮し、表面と裏面で読み取り基準端と画像基準端の位置関係に関わらず、裏面の画像データを実際の原稿サイズで読み取る。そして、表面と裏面で読み取り基準端と画像基準端の位置関係が異なるか同じかに応じて、裏面画先空読み量、裏面画末空読み量を決定する構成について説明した。しかし、表面と裏面で読み取り基準端と画像基準端の位置関係が同じ場合(例えば図8A、図9B等)には、表面と同様に、裏面の画像データを指定原稿サイズで読み取るように構成してもよい。すなわち、指定原稿サイズが実際の原稿サイズを超える場合、原稿サイズを超える範囲についてはスキャナ114により白板から読み取られた画像データが、スキャナ114から入力されるように構成してもよい。この場合、スキャナ画像処理部116へ入力される画像データの範囲も、表面と同様となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 画像形成装置
103 CPU
105 RAM
109 スキャナI/F
114 スキャナ
116 スキャナ画像処理部
103 CPU
105 RAM
109 スキャナI/F
114 スキャナ
116 スキャナ画像処理部
Claims (11)
- 原稿搬送路に沿って原稿を搬送する搬送手段と、前記原稿搬送路の両側に第1読取手段と第2読取手段を具備し、前記搬送路を搬送される原稿の両面を読取可能な画像読取装置であって、
前記第2読取手段により前記原稿から読み取られた画像データを記憶するページバッファとして用いる記憶手段と、
前記原稿の読取設定を指定する指定手段と、
前記搬送路を搬送される原稿を検知する検知手段と、
前記搬送手段により前記原稿を搬送し、前記指定手段で指定された読取設定に基づいて、前記第1読取手段による前記原稿の第1面の読取処理と、前記第2読取手段により前記原稿の第2面を読み取り前記記憶手段に確保されたページバッファに記憶する前記第2面の読取処理とを並列で実行する並列処理を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記読取設定が前記原稿の搬送方向先端と前記原稿の画像上端の位置関係が前記原稿の両面で同一となる読取設定か否かの判定結果に基づいて、前記並列処理にて前記第2読取手段により読み取られて前記ページバッファに記憶された前記第2面の画像データの画先又は画末に、前記読取設定として指定された原稿サイズと前記検知手段の原稿検知に基づいて検出された原稿サイズとの前記搬送方向の差分量に基づく画像を付加する、ことを特徴とする画像読取装置。 - 前記制御手段は、前記ページバッファから前記第2面の画像データを読み出す際に、前記ページバッファの前記第2面の画像データが記憶されている領域を読み出す前又は後に、前記ページバッファの他の領域の前記差分量に基づく量のデータを読み出すことにより、前記第2面の画像データの画先又は画末に前記画像を付加する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記ページバッファは、リングバッファであり、
前記制御手段は、前記位置関係が前記原稿の両面で異なる読取設定の場合、前記ページバッファから前記第2面の画像データを読み出す際の読み出す有効範囲を、前記リングバッファの終端アドレスから前記差分量に相当するアドレスを減算したアドレスから、前記指定された原稿サイズに相当する範囲までとする、ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。 - 前記ページバッファは、リングバッファであり、
前記制御手段は、前記位置関係が前記原稿の両面で同一となる読取設定の場合、前記ページバッファから前記第2面の画像データを読み出す際の読み出す有効範囲を、前記リングバッファの先頭アドレスから、前記指定された原稿サイズに相当する範囲までとする、ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。 - 前記制御手段は、前記第1読取手段の読み取り範囲を、前記読取設定として指定された原稿サイズとして前記並列処理における前記第1面の読取処理を制御し、前記第2読取手段の読み取り範囲を、前記読取設定として指定された原稿サイズを上限とした前記搬送される原稿の先端から後端までの範囲として前記並列処理における前記第2面の読取処理を制御する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
- 前記読取設定は、前記原稿が縦長原稿か横長原稿かを指定する設定と、前記原稿が上下開き原稿か左右開き原稿かを指定する設定と、前記原稿の原稿サイズを指定する設定とを含み、
前記制御手段は、前記読取設定として縦長原稿かつ上下開き原稿、又は、横長原稿かつ左右開き原稿が指定された場合、前記位置関係が前記原稿の両面で異なる読取設定であると判定し、また、前記読取設定として縦長原稿かつ左右開き原稿、又は、横長原稿かつ上下開き原稿が指定された場合、前記位置関係が前記原稿の両面で同一の読取設定であると判定する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記原稿から読み取られた画像データに対して画像処理を行う画像処理手段を有し、
前記制御手段は、前記画像処理手段により前記第2面の画像データを画像処理させる場合、前記画像が付加されたデータを前記画像処理手段に入力する、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記制御手段は、前記画像処理手段により前記第2面の画像データを画像処理させる場合、前記画像処理手段に入力するデータのうち、前記画像を付加した領域に対応するデータに関しては、前記画像処理手段に入力マスキング処理を実行させるように制御する、ことを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
- 前記制御手段は、前記並列処理では、前記第1読取手段により前記第1面を読み取りつつ該第1面から読み取られた画像データを前記画像処理手段により逐次画像処理する第1面の読取処理と、前記第2読取手段により前記第2面を読み取り該第2面から読み取られた画像データを前記ページバッファに記憶する第2面の読取処理を並列で行い、該並列処理が完了した後に、前記ページバッファから読み出されるデータを前記画像処理手段により画像処理するように制御する、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像読取装置。
- 原稿搬送路に沿って原稿を搬送する搬送手段と、前記原稿搬送路の両側に第1読取手段と第2読取手段を具備し、前記搬送路を搬送される原稿の両面を読取可能であり、前記第2読取手段により前記原稿から読み取られた画像データを記憶するページバッファとして用いる記憶手段と、前記搬送路を搬送される原稿を検知する検知手段と、を有する画像読取装置の制御方法であって、
前記原稿の読取設定を指定する指定ステップと、
前記搬送手段により前記原稿を搬送し、前記指定ステップで指定された読取設定に基づいて、前記第1読取手段による前記原稿の第1面の読取処理と、前記第2読取手段により前記原稿の第2面を読み取り前記ページバッファに記憶する前記第2面の読取処理とを並列で実行する並列処理ステップと、
前記読取設定が前記原稿の搬送方向先端と前記原稿の画像上端の位置関係が前記原稿の両面で同一となる読取設定か否かの判定結果に基づいて、前記並列処理ステップにて前記第2読取手段により読み取られて前記ページバッファに記憶された前記第2面の画像データの画先又は画末に、前記読取設定として指定された原稿サイズと前記検知手段の原稿検知に基づいて検出された原稿サイズとの前記搬送方向の差分量に基づく画像を付加する付加ステップと、
を有することを特徴とする画像読取装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1〜9のいずれか1項に記載の制御手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017021961A JP2018129701A (ja) | 2017-02-09 | 2017-02-09 | 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017021961A JP2018129701A (ja) | 2017-02-09 | 2017-02-09 | 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018129701A true JP2018129701A (ja) | 2018-08-16 |
Family
ID=63174233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017021961A Pending JP2018129701A (ja) | 2017-02-09 | 2017-02-09 | 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018129701A (ja) |
-
2017
- 2017-02-09 JP JP2017021961A patent/JP2018129701A/ja active Pending
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