JP2018196065A - 小型スピーカー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】幅の広い低音域の再生機能に優れた小型のスピーカー装置を提供する。【解決手段】エンクロージャー3内に第1の水平区分け板23を設け、上側のスピーカー室25と下側の調整室27とを区分けし、第1の水平区分け板23の後端部と背面板11の吸音材13との間に第1の隙間29を形成する。エンクロージャー3内に第2の水平区分け板33を設け、調整室27の下側にダクト35を形成し、第2の水平区分け板33の後端部と背面板11の吸音材13との間に第2の隙間37を形成する。第1の水平区分け板23と第2の水平区分け板33との間に調整室27を左右に分割する垂直分割板39を設ける。【選択図】図3
Description
本発明は、低音域の再生機能に優れた小型のスピーカー装置に関する。
スピーカーの背面からの音波はスピーカーの前面からの音波と逆位相となるので、背面音波がスピーカーの前面側に回り込むと音波同士が打ち消しあって音の再生機能が低下する。そこで、スピーカーをエンクロージャーの前面バッフル板部に取り付けてスピーカーの後側をエンクロージャーで囲み、スピーカーの背面からの音波をエンクロージャー内に封じ込めることにより音の再生機能を確保する密閉型スピーカー装置が使用される。しかしながら、この密閉型スピーカー装置は、スピーカーの前面からの音波が背面音波で打ち消されないように構成するのが主な目的となっているので、積極的に特定の音域の再生機能を強化するものではなく、例えば小型の密閉型スピーカー装置は低音域を十分に再生することができないので、低音域を重視するクラシック音楽やジャズなどの鑑賞用には不向きとされている。
そこで、小型のスピーカー装置で低音域を重視する場合には、スピーカーの背面からの逆位相の低周波音波をエンクロージャー内で反転させ、スピーカーの前面からの音波と同じ位相でこの低周波の音を放出することにより、低音域の再生機能を積極的に強化するバスレフ型スピーカー装置が多く用いられる(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたようなバスレフ型スピーカー装置では、空気室の容量とダクトの長さなどによって定まる低い共振周波数の周辺音域がダクト内で反転して開口部から出力されるため、反転出力された音域はスピーカーの前面からの音波と同一位相となり、反転出力された音域が強化されて再生されることとなる。しかしながら、バスレフ型スピーカー装置では共振周波数が一つであるため増強される低音域の幅が狭い。そこで、幅の広い低音域の増強作用を確保するために、例えば特許文献1の図5に記載されているように、ダクトを2つ設けたダブルバスレフ型スピーカー装置も採用されている。
このようなダブルバスレフ型スピーカー装置では、2つの共振周波数を持つことができるので幅の広い低音域での増強作用が可能とはなるが、さらに広い音域での増強作用を確保したり、あるいはここで増強される低音域とは別の音域を増強させておきたい場合もある。
そこで本発明は、低音域を増強できる小型のスピーカー装置であってこういった課題に対応できるスピーカー装置の提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明のスピーカー装置又は小型スピーカー装置は、低音の再生に適したスピーカー装置又は小型スピーカー装置であって、前面バッフル板部の下側に開口部を有するエンクロージャーと、前記エンクロージャー内の上側に設けられ、このエンクロージャー内を上側の第1の空気室と下側の第2の空気室とに区分けする第1の水平区分け板部と、前記第1の空気室に位置する前記前面バッフル板部(前面バッフル板部の個所)に配置されたスピーカーと、前記エンクロージャー内の下側に設けられ、前記第2の空気室の底部を形成するとともに前記エンクロージャーの底面バッフル板部との間に前記開口部に連なるダクトを形成する第2の水平区分け板部と、を備え、前記第1の水平区分け板部と前記エンクロージャーの背面バッフル板部側との間には第1の隙間が形成され、前記第2の水平区分け板部と前記エンクロージャーの前記背面バッフル板部側との間には第2の隙間が形成されていて、前記第2の空気室を幅方向に分割する分割板部をさらに有しているものである。
本発明のスピーカー装置又は小型スピーカー装置は第1の空気室と第1の隙間、第2の空気室と第2の隙間及びダクトを有するダブルバスレフ型の構造を備えている。しかも、第2の隙間及びダクトは例えばL字形の長い管を形成している。したがって、第1の空気室の奥行、第1の隙間、第2の空気室の奥行、第2の隙間及びダクトにより第1の共鳴管が形成されるので、この第1の共鳴管の長さに対応した周波数の音域が増強されると考えることができる。ここで、分割板部とエンクロージャーの前記背面バッフル板部側との間に第3の隙間を形成しておけば、第1の空気室の奥行、第1の隙間、分割板部の高さ(分割板部の後端面の高さ)、第2の隙間及びダクトにより第2の共鳴管が形成されるので、この第2の共鳴管の長さに対応した周波数の音域の増強も可能であると考えることができる。
第2の空気室は分割板部により幅方向に分割されている。第2の空気室と第2の隙間及びダクトによるバスレフ構造では、ダクトが長いので共振周波数が低くなる。ここでの共振周波数と、第1の空気室及び第1の隙間によるバスレフ構造の共振周波数が大きく異なると、2つの共振周波数の間にディップが生じた再生音が形成されてしまう。したがって、第2の空気室を小容量の2つの空気室に分割し、ここでの共振周波数が低くなりすぎないようにしている。
分割板部が第2の空気室を幅方向に均等に分割していれば、第2の隙間の幅方向両側で共振周波数が等しくなる。分割板部が第2の空気室を幅方向に異なる長さで分割していれば、第2の隙間の幅方向両側で共振周波数が異なってくる。ここでは本発明のスピーカー装置はトリプルバスレフ型の構造となる。
第1の隙間、第2の隙間及び第3の隙間を同一の又はほぼ同一の大きさとしておけば滑らかな管路を形成できる。
本発明の小型スピーカー装置では簡単な構成でありながら豊富な音域の増強が可能となる。
まず、図1乃至図4を参照して本発明に係る小型スピーカー装置の構成を説明する。
小型スピーカー装置1は、高さほぼ320mm、幅ほぼ160mm及び奥行きほぼ135mmの直方体状に形成されたラワン合板製のエンクロージャー3と、このエンクロージャー3の前面バッフル板部5に設けられているスピーカー孔7に取り付けられたスピーカー9と、を有し、エンクロージャー3の背面バッフル板部11には、内面にフェルト材及びグラスウール材で形成された吸音材13が貼り付けられ、アンプ(図示せず)に接続されるスピーカー端子15が設けられている。前面バッフル板部5の下側には、前面バッフル板部5の下端部、エンクロージャー3の底面バッフル板部17の上面及びエンクロージャー3の左右両側面バッフル板部19の内面によりほぼ12mmの高さの開口部21が形成されている。
エンクロージャー3内には、スピーカー9又はスピーカー孔7の下端位置にほぼ9mmの厚さの第1の水平区分け板23が設けられていて、この第1の水平区分け板23によりエンクロージャー3内は上側のスピーカー室25(第1の空気室)と下側の調整室27(第2の空気室)とに区分けされている。第1の水平区分け板23は、前端部及び左右両端部がそれぞれ、エンクロージャー3の前面バッフル板部5内面及び左右両側面バッフル板部19内面に接続されているが、後端部と背面バッフル板部11又は吸音材13との間に12mm程度の第1の隙間29があくように形成されている。調整室27の前面バッフル板部5の内面には12mm程度の厚さのグラスウール30が設けられている。
エンクロージャー3内にはまた、前面バッフル板部5の下端部位置又は開口部21の上側位置にほぼ9mmの厚さの第2の水平区分け板33が設けられていて、この第2の水平区分け板33により調整室27の下側に、第2の水平区分け板33の底面、底面バッフル板部17の上面及びエンクロージャー3の左右両側面バッフル板部19の内面によりほぼ12mmの高さの、開口部21で開口するダクト35が形成されている。ダクト35はエンクロージャー3内の奥行にほぼ等しい又は近い長さを有している。第2の水平区分け板33は、前端部及び左右両端部がそれぞれ、エンクロージャー3の前面バッフル板部5下端部内面及び左右両側面バッフル板部19下端側内面に接続されているが、後端部と背面バッフル板部11又は吸音材13との間に12mm程度の第2の隙間37があくように形成されている。第2の隙間37はダクト35に連なっている。第1の水平区分け板23と第2の水平区分け板33は大きさが等しい。
エンクロージャー3内にはさらに、第1の水平区分け板23と第2の水平区分け板33との間に調整室27を左右に均等分割する垂直分割板39が前面バッフル板部5と垂直に又は側面バッフル板部19と平行に設けられていて、この垂直分割板39の一方側に第1の分割室41が形成され、垂直分割板39の他方側に第2の分割室43が形成されている。垂直分割板39は、前端部及び上下両端部がそれぞれ、エンクロージャー3の前面バッフル板部5内面、第1の水平区分け板23下面及び第2の水平区分け板33上面に接続されているが、後端部(後端面)と背面バッフル板部11又は吸音材13との間に12mm程度の第3の隙間45があくように形成されている。垂直分割板39は第1の水平区分け板23及び第2の水平区分け板33と長さ又は奥行きが等しく、第1の隙間29、第2の隙間37及び第3の隙間45の大きさはほぼ等しくなっている。グラスウール30は垂直分割板39の両側に設けられている。
なお、図5に示すように、調整室27を左右に不均等に分割するように垂直分割板39を配置してもよい。ここでは、この垂直分割板39の一方側の第1の分割室41は大容量に形成され、垂直分割板39の他方側の第2の分割室43は小容量に形成されている。
次に、図6を参照して小型スピーカー装置1の機能を説明する。
スピーカー室25と調整室27とは第1の隙間29により連通しているが、調整室27は垂直分割板39により第1の分割室41と第2の分割室43とに分割されている。したがって、小型スピーカー装置1は、スピーカー室25及び第1の隙間29での共振周波数Aを有する。また、調整室27と外部とは第2の隙間37及びダクト35により連通しているが、調整室27は垂直分割板39により第1の分割室41と第2の分割室43とに分割されているので、小型スピーカー装置1は、第1の分割室41及び第2の隙間37での共振周波数Bと、第2の分割室43及び第2の隙間37での共振周波数Cとを有し、合計で3つの共振周波数A、B及びCを有することになる。ここでは、第1の分割室41と第2の分割室43とは均等に分割されているので、小型スピーカー装置1が有する共振周波数はAとB又はCの2種類となる。したがって、共振周波数AとB又はCの周辺の低音域を明確に強調することができる。また、調整室27が第1の分割室41と第2の分割室43とに小さく区分されているので音の響きが抑制され、特に中音域が明確となる。しかしながら、第1の分割室41と第2の分割室43とを異なる大きさに形成すれば、小型スピーカー装置1が有する共振周波数はA、B及びCの3種類となる。したがって、強調できる低音域が拡大する。
さらに、小型スピーカー装置1には、スピーカー室25の奥行ほぼ100mm、調整室27の奥行ほぼ100mm×2及びダクト35の長さほぼ100mmの全長(正確には第1の隙間29及び第2の隙間37の高さを含む)の第1の共鳴管が形成されていて(矢印E参照)、例えば150Hzから180Hzの周波数域を増強できる。加えて、スピーカー室25の奥行ほぼ100mm、垂直分割板39の後端面の高さほぼ150mm及びダクト35の長さほぼ100mmの全長(正確には第1の隙間29及び第2の隙間37の高さを含む)の第2の共鳴管が形成されていて(矢印F参照)、例えば230Hzから260Hzの周波数域を増強できる。
1 小型スピーカー装置
3 エンクロージャー
9 スピーカー
23 第1の水平区分け板
25 スピーカー室(第1の空気室)
27 調整室(第2の空気室)
29 第1の隙間
33 第2の水平区分け板
35 ダクト
37 第2の隙間
39 垂直分割板
3 エンクロージャー
9 スピーカー
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33 第2の水平区分け板
35 ダクト
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39 垂直分割板
Claims (5)
- 低音の再生に適した小型スピーカー装置であって、
前面バッフル板部の下側に開口部を有するエンクロージャーと、
前記エンクロージャー内の上側に設けられ、このエンクロージャー内を上側の第1の空気室と下側の第2の空気室とに区分けする第1の水平区分け板部と、
前記第1の空気室に位置する前記前面バッフル板部に配置されたスピーカーと、
前記エンクロージャー内の下側に設けられ、前記第2の空気室の底部を形成するとともに前記エンクロージャーの底面バッフル板部との間に前記開口部に連なるダクトを形成する第2の水平区分け板部と、を備え、
前記第1の水平区分け板部と前記エンクロージャーの背面バッフル板部側との間には第1の隙間が形成され、
前記第2の水平区分け板部と前記エンクロージャーの前記背面バッフル板部側との間には第2の隙間が形成されていて、
前記第2の空気室を幅方向に分割する分割板部をさらに有する、ことを特徴とする小型スピーカー装置。 - 前記分割板部と前記エンクロージャーの前記背面バッフル板部側との間には第3の隙間が形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の小型スピーカー装置。
- 前記第1の隙間、前記第2の隙間及び前記第3の隙間は同一の又はほぼ同一の大きさである、ことを特徴とする請求項2記載の小型スピーカー装置。
- 前記分割板部は前記第2の空気室を幅方向に均等に分割している、ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の小型スピーカー装置。
- 前記分割板部は前記第2の空気室を幅方向に異なる長さで分割している、ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の小型スピーカー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017100399A JP2018196065A (ja) | 2017-05-19 | 2017-05-19 | 小型スピーカー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017100399A JP2018196065A (ja) | 2017-05-19 | 2017-05-19 | 小型スピーカー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018196065A true JP2018196065A (ja) | 2018-12-06 |
Family
ID=64570567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017100399A Pending JP2018196065A (ja) | 2017-05-19 | 2017-05-19 | 小型スピーカー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018196065A (ja) |
-
2017
- 2017-05-19 JP JP2017100399A patent/JP2018196065A/ja active Pending
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