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JP2018192840A - 船外機、およびこれに用いられる分割式エンジンカバーのシール構造 - Google Patents

船外機、およびこれに用いられる分割式エンジンカバーのシール構造 Download PDF

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JP2018192840A JP2017095809A JP2017095809A JP2018192840A JP 2018192840 A JP2018192840 A JP 2018192840A JP 2017095809 A JP2017095809 A JP 2017095809A JP 2017095809 A JP2017095809 A JP 2017095809A JP 2018192840 A JP2018192840 A JP 2018192840A
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浩之 長谷川
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Abstract

【課題】外部の水が分割式エンジンカバーにおける複数の分割体間の境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる船外機、およびこれに用いられる分割式エンジンカバーのシール構造を提供する。【解決手段】船外機1は、エンジンが搭載される搭載部18と、エンジンカバー19と、シール構造40とを含む。エンジンカバー19は、トップ部25とフロントボトム部27とサイドボトム部28とに分割可能である。シール構造40の第1シール部材41は、第1部51と第2部52と第3部53とを一体的に有する。第1部51は、トップ部25とフロントボトム部27とサイドボトム部28との境界をシールする。第2部52は、フロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28との境界をシールする。第3部53は、フロントボトム部27とサイドボトム部28との境界をシールする。【選択図】図3

Description

本発明は、船外機、およびこれに用いられる分割式エンジンカバーのシール構造に関する。
特許文献1に記載の船外機は、エンジンを覆う発動機カウルを備え、発動機カウルは、上方発動機カバーと下方発動機カバーとに分離可能である。上方発動機カバーの下端と下方発動機カバーの上端との境界は、平面視で環状のカバーシールによってシールされる。下方発動機カバーは、第1カバー部分と第2カバー部分とに分離可能である。
特開平6−234393号公報
特許文献1に記載の発動機カウルには、上方発動機カバー、第1カバー部分および第2カバー部分という3部品に跨る境界と、この境界に連続して第1カバー部分および第2カバー部分という2部品の間に存在する別の境界とが存在する。特許文献1に開示された環状という単純形状のカバーシールだけでは、これらの境界を漏れなくシールすることが困難であるので、外部の水が当該境界を通ってエンジンカバー内に浸入する虞がある。エンジンカバー内の水がエンジン内まで浸入すると、エンジンに不具合が生じる虞がある。
そこで、本発明の一実施形態は、外部の水が分割式エンジンカバーにおける複数の分割体間の境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる船外機、およびこれに用いられる分割式エンジンカバーのシール構造を提供する。
本発明の一実施形態は、エンジンと、第1カバー部と第2カバー部と第3カバー部とに少なくとも分割可能であり、前記エンジンを覆うエンジンカバーと、シール部材とを含む、船外機を提供する。前記エンジンカバーは、前記第1カバー部、前記第2カバー部および前記第3カバー部という3部品に跨る第1境界と、前記3部品のうちの2部品の間に存在して前記第1境界に連続する第2境界とを有する。前記シール部材は、前記第1境界をシールするための3部品シール部と、前記3部品シール部とは構造が異なり、前記第2境界をシールするための2部品シール部とを一体的に有する。
この構成によれば、第1カバー部と第2カバー部と第3カバー部という分割体に少なくとも分割可能なエンジンカバーには、これら3つのカバー部という3部品に跨る第1境界と、3部品のうちの2部品の間に存在して第1境界に連続する第2境界とが存在する。シール部材は、第1境界および第2境界をシールするために、これらの境界に応じて互いに構造の異なる3部品シール部および2部品シール部を一体的に有する。シール部材は、3部品シール部によって第1境界をシールし、2部品シール部によって第2境界をシールすることによって、第1境界および第2境界をまとめてシールする。そのため、外部の水が、分割式エンジンカバーにおける複数の分割体間の境界である第1境界および第2境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる。
本発明の一実施形態において、前記3部品シール部は、成型品であり、前記2部品シール部は、押出成形品であってもよい。
この構成によれば、3部品に跨る複雑な第1境界における隙間が、成型品である3部品シール部によって埋められ、2部品に跨る第2境界における隙間が、押出成形品である2部品シール部によって埋められる。これにより、シール部材は、第1境界および第2境界をまとめてシールすることができる。
本発明の一実施形態は、エンジンと、前記エンジンが搭載される搭載部と、エンジンカバーと、前記エンジンカバーのシール構造とを含む、船外機を提供する。前記エンジンカバーは、前記エンジンに上方から対向するトップ部と、前記エンジンに前方から対向するフロントボトム部と、前記エンジンに側方から対向するサイドボトム部とに分割可能である。前記フロントボトム部は、前記トップ部よりも下方に配置され、前記サイドボトム部は、前記トップ部よりも下方且つ前記フロントボトム部よりも後方に配置される。前記エンジンカバーは、前記フロントボトム部および前記サイドボトム部において前記搭載部に連結される。前記シール構造は、第1シール部材を含む。前記第1シール部材は、第1部と、第2部と、前記第1部から前記第2部まで延びる第3部とを一体的に有する。前記第1部は、前記トップ部と前記フロントボトム部と前記サイドボトム部との境界をシールするためのものである。前記第2部は、前記フロントボトム部と前記搭載部と前記サイドボトム部との境界をシールするためのものである。前記第3部は、前記フロントボトム部と前記サイドボトム部との境界をシールするためのものである。
この構成によれば、トップ部、フロントボトム部およびサイドボトム部という3つ以上の分割体に分割可能な分割式エンジンカバーには、トップ部とフロントボトム部とサイドボトム部との境界や、フロントボトム部と搭載部とサイドボトム部との境界が存在する。シール構造の第1シール部材は、トップ部とフロントボトム部とサイドボトム部との境界を第1部によってシールし、フロントボトム部と搭載部とサイドボトム部との境界を第2部によってシールし、これらの境界間で延びる別の境界を第3部によってシールする。これにより、複雑な構成を有する分割式エンジンカバーにおけるシール性を確保できる。そのため、外部の水が分割式エンジンカバーにおける複数の分割体間の境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる。
本発明の一実施形態において、前記第1部は、前記第2部よりも高い位置に配置され、前記フロントボトム部の上端部は、前記サイドボトム部の上端部に前記エンジンカバー内から対向する対向部を有してもよい。この場合、前記第1部は、内部分と、外部分とを一体的に有する。前記内部分の少なくとも一部は、前記対向部と前記サイドボトム部の上端部との間に配置される。前記外部分は、前記フロントボトム部の上端部の外面と前記サイドボトム部の上端部の外面との境界を通って前記フロントボトム部の上端部の外面に配置される。前記内部分は、前記外部分に隣接して前記サイドボトム部に対向する貯水溝を有する。
この実施形態によれば、第1部は、フロントボトム部の上端部における対向部とサイドボトム部の上端部との隙間を内部分によってシールし、フロントボトム部の上端部の外面とサイドボトム部の上端部の外面との境界を外部分によってシールする。これにより、フロントボトム部の上端部とサイドボトム部の上端部との境界でのシール性を確保できる。そのため、外部の水がサイドボトム部の上端部とフロントボトム部の上端部との境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる。
仮に外部の水がフロントボトム部の上端部の外面とサイドボトム部の上端部の外面との境界を通過してエンジンカバー内に浸入しても、この水は、直ちに内部分の貯水溝に貯められるので、エンジンに到達することは困難である。そのため、エンジン内への水の浸入を一層防止できる。
本発明の一実施形態において、前記内部分は、前記サイドボトム部の上端部へ向けて突出し且つ前記貯水溝の上端から後方へ延びる上リブを有してもよい。
この実施形態によれば、貯水溝内の水がエンジンカバー内において上方へ飛散してエンジンに到達することが、上リブによって妨げられるので、エンジン内への水の浸入を一層防止できる。
本発明の一実施形態において、前記エンジンカバーの下部または前記搭載部には、水抜き穴が形成され、前記内部分は、前記貯水溝の下端から後方へ延び、前記貯水溝内の水を前記水抜き穴へ導くためのガイド部を有してもよい。
この実施形態によれば、貯水溝内の水がガイド部によって水抜き穴へ導かれることによってエンジンカバーの外へ排出されるので、エンジン内への水の浸入を一層防止できる。
本発明の一実施形態において、前記内部分において前記上リブと前記ガイド部とによって挟まれた部分には、前記対向部と前記サイドボトム部とを連結するための締結部材が挿通される挿通穴が貫通して形成されてもよい。
この実施形態によれば、外部の水が挿通穴に到達しても、この水が上方へ飛散してエンジンに到達することが上リブによって妨げられるし、この水は、ガイド部によって水抜き穴へ導かれることによってエンジンカバーの外へ排出される。そのため、エンジン内への水の浸入を一層防止できる。
本発明の一実施形態において、前記シール構造は、前記トップ部と前記フロントボトム部との境界、および前記トップ部と前記サイドボトム部との境界をまとめてシールするための第2シール部材をさらに含んでもよい。この場合、前記第2シール部材は、前記外部分の一部を前記フロントボトム部との間で挟み込んでもよい。
この実施形態によれば、第2シール部材により、トップ部とフロントボトム部との境界、およびトップ部とサイドボトム部との境界でのシール性を確保できる。そのため、外部の水が、これらの境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる。
さらに、第2シール部材が、第1シール部材においてフロントボトム部の上端部の外面とサイドボトム部の上端部の外面との境界をシールする外部分の一部を、フロントボトム部との間で挟み込んでいる。これにより、第1シール部材と第2シール部材とが互いに連続する。そのため、第1シール部材と第2シール部材との協働によってトップ部とフロントボトム部とサイドボトム部との境界がシールされるので、この境界におけるシール性を確保できる。よって、外部の水が、この境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる。
本発明の一実施形態において、前記シール構造は、前記搭載部と前記フロントボトム部との境界、および前記搭載部と前記サイドボトム部との境界をまとめてシールするための第3シール部材をさらに含んでもよい。この場合、前記第2部は、前記フロントボトム部と前記搭載部と前記サイドボトム部との境界において前記第3シール部材に前方から密着するシール面を有する。
この実施形態によれば、第3シール部材により、搭載部とフロントボトム部との境界、および搭載部とサイドボトム部との境界でのシール性を確保できる。そのため、外部の水が、これらの境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる。
さらに、第1シール部材においてフロントボトム部と搭載部とサイドボトム部との境界をシールする第2部では、シール面が、この境界において第3シール部材に前方から密着する。これにより、第1シール部材と第3シール部材とが互いに連続する。そのため、第1シール部材と第3シール部材との協働によって、この境界がシールされるので、この境界におけるシール性を確保できる。そのため、外部の水が、この境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる。
本発明の一実施形態において、前記第2部には、縦に延びる位置決め溝が形成され、前記フロントボトム部は、前記位置決め溝に嵌まり込む位置決め部を有してもよい。
この実施形態によれば、第2部が、横方向において位置決めされるので、横方向の位置が安定した状態で、フロントボトム部と搭載部とサイドボトム部との境界をシールできる。これにより、この境界におけるシール性を確保できるので、外部の水が、この境界を通ってエンジン内に浸入することを一層防止できる。
本発明の一実施形態において、前記第1部および前記第2部は、成型品であり、前記第3部は、押出成形品であってもよい。
この実施形態によれば、第1シール部材が第1部と第2部と第3部とを一体的に有する構成を達成することができる。
本発明の一実施形態において、前記エンジンカバーは、前記トップ部と、前記フロントボトム部と、前記エンジンに左方および右方からそれぞれ対向する左右一対の前記サイドボトム部とに分割可能であってもよい。この場合、前記シール構造は、左右一対の前記第1シール部材を含む。さらに、前記シール構造は、前記一対のサイドボトム部の境界をシールするための第4シール部材を含んでもよい。
この実施形態によれば、分割式エンジンカバーは、トップ部、フロントボトム部および左右一対のサイドボトム部という4つ以上の分割体に分割可能であるため、より複雑な構成を有する。サイドボトム部が左右一対存在するのに応じて、第1シール部材が、左右一対存在する。
左方の第1シール部材は、トップ部とフロントボトム部と左方のサイドボトム部との境界を第1部によってシールし、フロントボトム部と搭載部と左方のサイドボトム部との境界を第2部によってシールする。左方の第1シール部材は、これらの境界間で延びる別の境界を第3部によってシールする。
右方の第1シール部材は、トップ部とフロントボトム部と右方のサイドボトム部との境界を第1部によってシールし、フロントボトム部と搭載部と右方のサイドボトム部との境界を第2部によってシールする。右方の第1シール部材は、これらの境界間で延びる別の境界を第3部によってシールする。
さらに、第4シール部材が、一対のサイドボトム部の境界をシールする。
以上により、複雑な構成を有する分割式エンジンカバーにおけるシール性を確保できる。そのため、外部の水が分割式エンジンカバーにおける複数の分割体間の境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる。
本発明によれば、外部の水が分割式エンジンカバーにおける複数の分割体間の境界を通ってエンジン内に浸入することを防止できる。
本発明の一実施形態に係る船外機の模式的な斜視図である。 船外機における船外機本体の上部の模式的な分解斜視図である。 船外機本体における分割式エンジンカバーのシール構造の斜視図である。 シール構造における第4シール部材の変形前の自然状態を示す模式的な断面図である。 図3のA領域におけるエンジンカバーの模式的な平断面図である。 シール構造における第3シール部材の変形前の自然状態を示す模式的な断面図である。 図3のB領域におけるエンジンカバーの模式的な縦断面図である。 シール構造における第2下シール部材の変形前の自然状態を示す模式的な断面図である。 シール構造における第2上シール部材の変形前の自然状態を示す模式的な断面図である。 図3のC領域におけるエンジンカバーの模式的な縦断面図である。 シール構造における第1シール部材の模式的な斜視図である。 第1シール部材における第3部の変形前の自然状態を示す模式的な断面図である。 第1シール部材およびその周辺部分の模式的な左側面図である。 図13におけるA−A線切断部端面図である。 第1シール部材の第1部およびその周辺部分の模式的な斜視図である。 図13におけるB−B線切断部端面図である。 図13におけるC−C線に沿う断面図である。 図13におけるD−D線切断部端面図である。 図18におけるE−E線に沿う断面図である。 図13におけるF−F線切断部端面図である。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る船外機1を前方から見た模式的な斜視図である。図1は、基準姿勢にある船外機1を示している。基準姿勢は、船外機1におけるプロペラ2の回転軸線2Aが水平方向および前後方向の両方に沿っているときの船外機1の姿勢である。以下の説明における前後方向、左右方向および上下方向は、それぞれ、船外機1が基準姿勢にあるときの前後方向、左右方向および上下方向である。
船外機1は、船外機本体10と、船外機本体10を船体(図示せず)に取り付けるための取付機構(図示せず)とを含む。船外機本体10は、取付機構によって支持された状態において、左右方向に延びる横軸線11まわりに上下に回動可能であり、上下方向に延びる縦軸線12まわりに左右に回動可能である。船外機本体10は、前述したプロペラ2と、エンジン13と、ドライブシャフト14と、プロペラシャフト15と、歯車機構16と、ケーシング17と、搭載部18(後述する図2を参照)と、エンジンカバー19とを含む。
エンジン13は、内燃機関や、電動モータである。この実施形態のエンジン13は、内燃機関であり、上下方向に延びるクランク軸線まわりに回転するクランクシャフト(図示せず)を内蔵している。ドライブシャフト14は、エンジン13のクランクシャフト(図示せず)の下端部に連結され、下方へ延びている。
プロペラシャフト15は、ドライブシャフト14の下端部よりも下方において前後方向に沿って配置されている。歯車機構16は、ドライブシャフト14の下端部とプロペラシャフト15の前端部とを連結している。プロペラシャフト15の後端部には、プロペラ2が取り付けられている。エンジン13の駆動に伴うドライブシャフト14の回転は、歯車機構16によってプロペラシャフト15に伝達される。これにより、プロペラ2は、エンジン13によって駆動回転される。プロペラ2の回転軸線2Aは、プロペラシャフト15の中心軸線と一致している。プロペラ2の回転により、船体を前進または後進させる推進力が発生する。
ケーシング17は、上下方向に延びる中空体であり、ドライブシャフト14とプロペラシャフト15と歯車機構16とを収容している。プロペラシャフト15および歯車機構16は、ケーシング17の下端部であるロアケース17Aに収容されている。プロペラ2は、ロアケース17Aの外に配置されている。
図2は、船外機本体10の上部の模式的な分解斜視図である。搭載部18は、いわゆるエキゾーストガイドであって、アルミニウム等の金属によって板状に形成されている。搭載部18は、ケーシング17の内部空間を上方から塞ぐように、ケーシング17の上端部に取り付けられている。搭載部18の上面は、前後に長手の略矩形状に形成されている。搭載部18の上面には、エンジン13が搭載される。搭載部18の上面の外縁部18Aは、平面視における搭載部18の輪郭を構成しており、全周にわたって、エンジン13よりも外方にはみ出している。
搭載部18の上面には、挿通穴18Bと、例えば挿通穴18Bよりも後方に位置する排気穴18Cと、例えば排気穴18Cの左方および右方に2つずつ位置する水抜き穴18Dとが形成されている。挿通穴18B、排気穴18Cおよび水抜き穴18Dは、搭載部18を上下に貫通している。挿通穴18Bには、ドライブシャフト14が挿通される。エンジン13からの排気ガスは、排気穴18Cからケーシング17の内部を経由して船外機本体10の外へ排出される。仮に水が搭載部18の上面に位置する場合には、この水は、水抜き穴18Dからケーシング17の内部を落下して船外機本体10の外へ排出される。なお、搭載部18には、エンジン13を冷却するための冷却水や、エンジン13を潤滑するための潤滑油等の流路の一部が形成されてもよい。
エンジンカバー19は、ボックス状に形成され、ケーシング17よりも上方に位置して、エンジン13を覆っている(図1参照)。エンジンカバー19は、第1カバー部の一例としてのトップ部25と、ボトム部26とに上下に分割可能である。エンジンカバー19の下部を構成するボトム部26は、第2カバー部の一例としてのフロントボトム部27と、第3カバー部の一例としてのサイドボトム部28とに少なくとも分割可能である。
トップ部25は、例えば樹脂製であって、ボックス状に形成されている。トップ部25には、その内部空間を下方へ開放する開口部(図示せず)が形成されている。この実施形態における樹脂の一例は、熱硬化性樹脂である。トップ部25の下縁部25Aは、環状に連続していて、この開口部を縁取っている。
フロントボトム部27は、例えばアルミニウム等の金属製であって、横部分27Aと、縦部分27Bとを一体的に有する。横部分27Aは、上下方向にほぼ一致した板厚方向を有する板状に形成されている。横部分27Aは、平面視において略半円状に形成されている。そのため、横部分27Aの前縁部は、前方へ膨出するように円弧状に湾曲している。横部分27Aの後縁部も、前方へ膨出するように円弧状に湾曲している。横部分27Aの後縁部には、この後縁部に沿って湾曲して延びる嵌合溝27Cが形成されている。嵌合溝27Cは、前方へ窪み且つ後方へ開放されている。左右方向における横部分27Aの両端部において嵌合溝27Cに隣接する位置には、横部分27Aを上下方向に貫通した水抜き穴27Dが形成されている。
縦部分27Bは、横部分27Aの前縁部に沿って湾曲し且つ上方へ延びた板状に形成されている。縦部分27Bの前面は、エンジンカバー19の外面の一部である。縦部分27Bの前面の上端部には、湾曲しながら左右方向へ延びる横段部27Eと、左右方向における横段部27Eの両端部から下方へ延びる左右一対の縦段部27Fとが形成されている。縦部分27Bにおいて横段部27Eよりも上方の部分が、フロントボトム部27の上端部27Gである。上端部27Gの前面は、縦部分27Bの前面において横段部27Eと一対の縦段部27Fによって囲まれた部分よりも後方へ一段ずれている。左右方向における上端部27Gの両端部には、対向部27Hが一体的に設けられている。左方の対向部27Hの左面には、ねじ穴27Iが形成されている。ねじ穴27Iは、右方の対向部27Hの右面にも形成されている。縦部分27Bにおいて各縦段部27Fよりも後方の部分を、後部分27Jという。後部分27Jの上端縁は、後方へ向かうにつれて下降するように傾斜している。
サイドボトム部28は、例えば樹脂製であり、左右一対存在する。左右一対のサイドボトム部28のうち、左方のサイドボトム部28をサイドボトム部28Lといい、右方のサイドボトム部28をサイドボトム部28Rという。サイドボトム部28Lおよびサイドボトム部28Rは、ほぼ左右対称に構成されている。各サイドボトム部28は、前後方向および上下方向に延びる板状の本体部28Aと、本体部28Aの後端から相手のサイドボトム部28へ向けて折れ曲がるように延設された延設部28Bとを一体的に有する。一対のサイドボトム部28は、サイドボトム部28Lの延設部28Bの右端部と、サイドボトム部28Rの延設部28Bの左端部とにおいて連結される。サイドボトム部28Lの延設部28Bの右端部と、サイドボトム部28Rの延設部28Bの左端部とを、連結部28Cという。
サイドボトム部28Lにおいて、本体部28Aの左面と延設部28Bの後面とが、サイドボトム部28Lの外面であって、エンジンカバー19の外面の一部である。サイドボトム部28Lにおいて、本体部28Aの右面と延設部28Bの前面とが、サイドボトム部28Lの内面であって、エンジンカバー19の内面の一部である。サイドボトム部28Rにおいて、本体部28Aの右面と延設部28Bの後面とが、サイドボトム部28Rの外面であって、エンジンカバー19の外面の一部である。サイドボトム部28Rにおいて、本体部28Aの左面と延設部28Bの前面とが、サイドボトム部28Rの内面であって、エンジンカバー19の内面の一部である。
各サイドボトム部28の外面の上端部には、本体部28Aの前端から連結部28Cまで延びる段部28Dが形成されている。各サイドボトム部28において段部28Dよりも上方の部分が、サイドボトム部28の上端部28Eである。上端部28Eの外面は、サイドボトム部28の外面において段部28Dよりも下方の部分よりもエンジンカバー19内へ一段ずれている。上端部28Eの前端部には、エンジンカバー19内へ窪んだ凹部28Fが形成されている。凹部28Fの底部28Gは、サイドボトム部28の内面において凸状に隆起している。底部28Gには、底部28Gを左右方向に貫通した挿通穴28Hが形成されている。
各サイドボトム部28の内面には、エンジンカバー19内へ突出し且つ凹部28Fの底部28Gの下端から連結部28Cの下端まで延びる上リブ28Iが一体的に設けられている。各サイドボトム部28の内面には、底部28Gよりも後方の位置から連結部28Cの下端まで延びる下リブ28Jが一体的に設けられている。下リブ28Jは、上リブ28Iの一部の下方に位置し、連結部28Cの下端まで上リブ28Iと平行に延びている。上リブ28Iと下リブ28Jとの間には、嵌合溝28Kが形成されている。嵌合溝28Kは、底部28Gよりも後方の位置から連結部28Cの下端まで延びている。上リブ28Iにおいて嵌合溝28Kよりも前方に位置して凹部28Fの下端まで延長された部分を、延長部28Mという。延長部28Mの下方には、下リブ28Jは存在しない。
以上のような分割式のエンジンカバー19の組み立てについて、図1も参照しながら説明する。まず、作業者は、フロントボトム部27を搭載部18に接近させることにより、搭載部18の外縁部18Aにおける前部分を、フロントボトム部27の横部分27Aにおける嵌合溝27Cに後方から嵌め込む。これにより、フロントボトム部27が搭載部18に連結される。なお、横部分27Aの後縁部には、後方に突出して搭載部18の前端部に上方から重なる固定部27Pが設けられている。ボルト等の締結部材(図示せず)が、固定部27Pに形成された挿通穴27Qを通って搭載部18の前端部のねじ穴18Eに組み付けられることによって、搭載部18とフロントボトム部27とが互いに固定される。
次に、作業者は、一対のサイドボトム部28を、フロントボトム部27よりも後方に配置して、連結部28C同士が連結されるまで、これらのサイドボトム部28によって搭載部18を左右方向の両方から挟む。すると、搭載部18の外縁部18Aにおける左部分が、サイドボトム部28Lの嵌合溝28K(図示せず)に、右方から嵌まり込み、外縁部18Aにおける右部分が、サイドボトム部28Rの嵌合溝28Kに、左方から嵌まり込む。これにより、各サイドボトム部28が搭載部18に連結される。なお、必要に応じて、ボルト等の締結部材によって、各サイドボトム部28と搭載部18とが固定されてもよい。
サイドボトム部28Lでは、本体部28Aの前部分が、フロントボトム部27の縦部分27Bにおける左方の後部分27Jを左方から覆っている。サイドボトム部28Rでは、本体部28Aの前部分が、本体部28Aにおける右方の後部分27Jを右方から覆っている。この状態では、フロントボトム部27の上端部27Gにおける左右の対向部27Hが、左右方向において対応する位置にあるサイドボトム部28の上端部28Eにおける凹部28Fの底部28Gに、エンジンカバー19内から対向している。また、底部28Gの挿通穴28Hと対向部27Hのねじ穴27Iとが整合している。作業者が、ボルト等の連結部材29を、挿通穴28Hに通してねじ穴27Iに組み付けると、対向部27Hとサイドボトム部28とが連結される。これにより、フロントボトム部27と各サイドボトム部28とが互いに固定される。
一対のサイドボトム部28がフロントボトム部27に連結された状態において、フロントボトム部27の縦部分27Bの横段部27Eと、各サイドボトム部28の段部28Dとがつながって、1つの環状体になっている(図1参照)。フロントボトム部27の上端部27Gの外面と、各サイドボトム部28の上端部28Eの外面とがつながって、1つの環状体になっている。フロントボトム部27の横部分27Aの嵌合溝27Cと、各サイドボトム部28の嵌合溝28Kとがつながって、1つの環状体になっている。縦部分27Bにおける左右の後部分27Jの上端縁は、左右方向において対応する位置にあるサイドボトム部28の延長部28Mに下方から対向している。
そして、作業者が、トップ部25をエンジン13に被せる。すると、トップ部25の下縁部25Aは、フロントボトム部27の上端部27Gと各サイドボトム部28の上端部28Eとによって構成された環状体を取り囲む。これにより、トップ部25がフロントボトム部27および各サイドボトム部28に連結される。なお、必要に応じて、ボルト等の締結部材によって、トップ部25が、フロントボトム部27および各サイドボトム部28に固定されてもよい。
以上により、エンジンカバー19の組み立てと搭載部18へのエンジンカバー19の連結とが完了する。完成したエンジンカバー19において、フロントボトム部27は、トップ部25よりも下方に配置され、一対のサイドボトム部28は、トップ部25よりも下方且つフロントボトム部27よりも後方に配置されている(図1参照)。トップ部25は、搭載部18に搭載されたエンジン13に少なくとも上方から対向し、フロントボトム部27では、少なくとも縦部分27Bが、エンジン13に前方から対向している。一対のサイドボトム部28では、少なくとも本体部28Aが、側方、つまり左方および右方のそれぞれからエンジン13に対向し、少なくとも延設部28Bがエンジン13に後方から対向している。エンジンカバー19は、一対のサイドボトム部28の延設部28Bを後方から覆うリアパネル30をさらに含んでもよい。
搭載部18とエンジンカバー19との間には境界が存在し、エンジンカバー19自体にも複数の境界が存在する。エンジンカバー19における複数の境界とは、トップ部25とフロントボトム部27との間の境界や、フロントボトム部27と各サイドボトム部28という2部品の間に存在する境界(第2境界B2といい、後述する図20参照)である。トップ部25と各サイドボトム部28との間の境界や、一対のサイドボトム部28間の境界も、エンジンカバー19における境界である。エンジン13において吸気ボックスやスロットルボディ等の吸気構造(図示せず)は、エンジンカバー19内において、トップ部25とフロントボトム部27との間の境界、およびトップ部25と各サイドボトム部28との間の境界よりも上方に位置している。トップ部25とフロントボトム部27と各サイドボトム部28という3つの部品に跨る境界(第1境界B1といい、図1参照)も、エンジンカバー19における境界である。第1境界B1と第2境界B2とは互いに連続している。さらに、搭載部18とフロントボトム部27と各サイドボトム部28という3つの部品に跨る境界も存在する。船外機1は、これらの全ての境界をシールするためのシール構造40を含む。図3はシール構造40の斜視図である。
シール構造40は、第1シール部材41と、第2シール部材42と、第3シール部材43と、第4シール部材44とを含む。以下では、第4シール部材44、第3シール部材43、第2シール部材42および第1シール部材41について、この順番で説明する。
第4シール部材44は、一対のサイドボトム部28の連結部28Cの間において上下方向に延びる柱状に形成されている。第4シール部材44の延びる方向と直交する方向に沿って切断したときの第4シール部材44の断面は、第4シール部材44の延びる方向におけるいずれの位置においても、図4に示す構成を有している。第4シール部材44は、例えば鉄等の金属製の芯部44Aと、例えばゴム製であって芯部44Aの全面を被覆した弾性部44Bとを有する。芯部44Aは、略U字状の断面を有し、弾性部44Bも、芯部44Aに応じた略U字状の断面を有する。なお、この実施形態におけるゴムの一例は、熱可塑性エラストマーである。弾性部44Bは、芯部44Aによって挟まれた凹状の空間44C内に突出した舌状の第1突出部44Dを有する。第1突出部44Dは、弾性部44Bの内面において空間44Cを挟んで平行に延びる一対の平坦領域の一方に設けられ、空間44Cの開放部44Eから離れるように突出している。第1突出部44Dは、複数存在してもよく、この実施形態では、2つの第1突出部44Dがほぼ平行に配置されている。弾性部44Bは、空間44Cの開放部44Eから離れる方向へ向けて突出した第2突出部44Fを有する。第2突出部44Fは、中空であり、開放部44Eから離れる方向へ向けて細くなった略三角形状の断面を有する。空間44Cと第2突出部44Fとの間に、略U字状の芯部44Aにおける湾曲部が位置している。
図5は、図3のA領域におけるエンジンカバー19の模式的な平断面図である。第4シール部材44に関連して、各サイドボトム部28の連結部28Cは、延設部28Bの後面から前方に突出し且つ上下方向に延びる柱状に形成されている。各サイドボトム部28の連結部28Cにおいて、相手の連結部28Cに対向する領域には、上下方向に延びる溝28Nが形成されている。互いのサイドボトム部28の溝28Nは、突き合わされて一体化されている。一方のサイドボトム部28(この実施形態ではサイドボトム部28L)だけには、溝28Nの底から突出して上下方向に延びるリブ28Pが一体的に設けられている。
第4シール部材44は、両方のサイドボトム部28の溝28Nに跨って収容されている。この状態で、サイドボトム部28Lのリブ28Pが、第4シール部材44の空間44Cに嵌まり込んでいる。第4シール部材44では、弾性部44Bが、前後方向からリブ28Pを挟み込み、第1突出部44Dが、リブ28Pに沿うように変形した状態でリブ28Pに密着している。また、第2突出部44Fが、リブ28Pの先端部と、サイドボトム部28Rの溝28Nの底との間で挟まれて変形し、この溝28Nの底に密着している。これにより、一対のサイドボトム部28の連結部28Cの間の境界が、上下方向における全域にわたって、第4シール部材44によってシールされている。
第3シール部材43は、フロントボトム部27の嵌合溝27Cと各サイドボトム部28の嵌合溝28Kとによって構成された環状体に沿って延びる環状に形成されている(図2および図3参照)。第3シール部材43の延びる方向と直交する方向に沿って切断したときの第3シール部材43の断面は、第3シール部材43の延びる方向におけるいずれの位置においても、図6に示す構成を有している。第3シール部材43は、例えば金属製の芯部43Aと、例えばゴム製であって芯部43Aの全面を被覆した弾性部43Bとを有する。芯部43Aは、略U字状の断面を有し、弾性部43Bも、芯部43Aに応じた略U字状の断面を有する。弾性部43Bは、芯部43Aによって挟まれた凹状の空間43C内に突出した舌状の第1突出部43Dを有する。第1突出部43Dは、弾性部43Bの内面において空間43Cを挟んで平行に延びる一対の平坦領域の一方に設けられ、空間43Cの開放部43Eから離れるように突出している。第1突出部43Dは、複数存在してもよく、この実施形態では、2つの第1突出部43Dがほぼ平行に配置されている。弾性部43Bは、空間43Cの開放部43Eから離れる方向へ向けて突出した第2突出部43Fを有する。第2突出部43Fは、例えば円環状の断面を有する。空間43Cと第2突出部43Fとの間に、略U字状の芯部43Aにおける湾曲部が位置している。
図7は、図3のB領域におけるエンジンカバー19の縦断面を後方から見た模式図である。第3シール部材43は、フロントボトム部27の嵌合溝27Cおよび各サイドボトム部28の嵌合溝28K(図5ではサイドボトム部28Lの嵌合溝28K)に跨って収容されている。この状態で、搭載部18の外縁部18Aが、第3シール部材43の空間43Cに嵌まり込んでいる。第3シール部材43では、弾性部43Bが、外縁部18Aを上下方向から挟み込み、第1突出部43Dが、外縁部18Aに沿うように変形した状態で外縁部18Aに上方から密着している。また、第2突出部43Fが、外縁部18Aと、嵌合溝27Cおよび嵌合溝28Kのそれぞれの底との間で挟まれて変形し、これらの嵌合溝の底に密着している。これにより、搭載部18とフロントボトム部27との境界、および搭載部18と各サイドボトム部28との境界が、外縁部18Aの全周にわたって、第3シール部材43によってまとめてシールされている。
第2シール部材42は、第2下シール部材46と、第2上シール部材47とを含む(図3参照)。第2下シール部材46は、フロントボトム部27の上端部27Gと各サイドボトム部28の上端部28Eとによって構成された環状体に沿って延びる環状に形成されている。第2下シール部材46の延びる方向と直交する方向に沿って切断したときの第2下シール部材46の断面は、第2下シール部材46の延びる方向におけるいずれの位置においても、図8に示す構成を有している。
第2下シール部材46は、例えば金属製の芯部46Aと、例えばゴム製であって芯部46Aの全面を被覆した弾性部46Bとを有する。芯部46Aは、上下の向きが逆になった略U字状の断面を有し、弾性部46Bも、芯部46Aに応じた略U字状の断面を有する。芯部46Aによって挟まれた凹状の空間46Cは、下方へ開放されている。弾性部46Bは、空間46C内に上向きに突出した舌状の第1突出部46Dを有する。第1突出部46Dは、弾性部46Bの内面において空間46Cを挟んで平行に延びる一対の平坦領域の一方(図8では右方の平坦領域)に設けられ、斜め上方に突出している。第1突出部46Dは、複数存在してもよく、この実施形態では、2つの第1突出部46Dがほぼ平行に配置されている。弾性部46Bは、その側面(図8では左側面)において空間46Cから離れる方向へ向けて突出した第2突出部46Eを有する。空間46Cと第2突出部46Eとの間に、略U字状の芯部46Aにおける直線部が位置している。第2突出部46Eは、中空であり、空間46Cから離れる方向へ向けて細くなった略三角形状の断面を有する。
第2上シール部材47は、例えばゴム製であって、第2下シール部材46の一部に沿って延びる帯状に形成されている(図3参照)。第2上シール部材47の延びる方向と直交する方向に沿って切断したときの第2上シール部材47の断面は、第2上シール部材47の延びる方向におけるいずれの位置においても、図9に示す構成を有している。第2上シール部材47は、固定部47Aと、突出部47Bとを一体的に有する。固定部47Aは、縦板状に形成される。固定部47Aにおける一方の側面47Cには、接着剤48が設けられる。突出部47Bは、固定部47Aにおいて側面47Cとは反対の側面47Dから突出している。突出部47Bは、中空であり、側面47Cおよび47Dから離れる方向へ向けて細くなった略三角形状の断面を有する。突出部47Bの下部には、下方へ突出する一対の凸部47Eが設けられている。一方の凸部47Eは、下方へ向かうにつれて固定部47Aに接近するように突出していて、残りの凸部47Eは、下方へ向かうにつれて固定部47Aから離れるように突出している。
図10は、図3のC領域におけるエンジンカバー19の縦断面を後方から見た模式図である。フロントボトム部27の上端部27Gおよび各サイドボトム部28の上端部28E(図10ではサイドボトム部28Lの上端部28Eのみ図示されている)が、第2下シール部材46の空間46Cに下方から嵌まり込んでいる。第2下シール部材46では、弾性部46Bが、上端部28Eを左右方向から挟み込み、第1突出部46Dが、上端部28Eに沿うように変形した状態で上端部28Eに横方向(図10では右方)から密着している。また、第2突出部46Eが、下方へ垂れるように変形し、トップ部25の下縁部25Aにエンジンカバー19内から密着している。これにより、トップ部25とフロントボトム部27との境界、およびトップ部25と各サイドボトム部28との境界が、下縁部25Aの全周にわたって、第2下シール部材46によってまとめてシールされている。なお、第2突出部46Eは、下縁部25Aに横方向から密着するだけでもよいし(後述する図16および図20参照)、図10に示すように、第2突出部46Eの先端部46Fにおいて下縁部25Aに下方から密着してもよい。
第2上シール部材47は、第2下シール部材46において前部よりも後方の部分に載っており、平面視において略U字状に配置されている(図3参照)。第2上シール部材47の固定部47Aは、トップ部25の内面の下端部に沿っており、接着剤48によってトップ部25に貼り付けられている。第2上シール部材47の突出部47Bは、第2下シール部材46の上方に位置し、一対の凸部47Eによって第2下シール部材46の上部を挟んだ状態で第2下シール部材46に密着している。これにより、トップ部25の内面と第2下シール部材46の第2突出部46Eとによって挟まれた隙間49が、第2上シール部材47によって上方から塞がれるので、隙間49に水が溜まることが抑制される。なお、第2下シール部材46および第2上シール部材47は、後方に向かうにつれて上方にずれているので(図3参照)、隙間49も傾斜している。そのため、仮に水が隙間49に浸入しても、この水は、隙間49を通って流れ落ちて隙間49の外に排出される。
第1シール部材41は、左右一対のサイドボトム部28に応じて、左右一対存在する(図3参照)。左右一対の第1シール部材41のうち、左方の第1シール部材41を第1シール部材41Lといい、右方の第1シール部材41を第1シール部材41Rという。第1シール部材41Lおよび第1シール部材41Rは、左右対称に構成されている。以下では、第1シール部材41Lに着目して第1シール部材41について説明するが、以下での第1シール部材41Lに関する説明について左右の向きを反対にしたものが、第1シール部材41Rについての説明に相当する。
図11は、第1シール部材41Lの模式的な斜視図である。第1シール部材41Lは、3部品シール部の一例としての第1部51と、第2部52と、2部品シール部の一例としての第3部53とを一体的に有する。第1部51は、第2部52よりも高い位置に配置され、第3部53は、第1部51から第2部52まで延びている。第1部51および第2部52は、例えばゴムの成型品であり、第3部53は、これらの成型品にインサートされたゴムの押出成形品である。図11では、第1部51と第3部53との継ぎ目、および第2部52と第3部53との継ぎ目が、それぞれ1点鎖線で示されている。第1部51、第2部52および第3部53におけるゴムの材料は、同じである。以下では、第1部51、第2部52および第3部53について、この順番で説明する。
第1部51は、内部分51Aと、外部分51Bとを一体的に有する。内部分51Aは、左右方向にほぼ一致した板厚方向を有する板状に形成されている。内部分51Aの上縁部および後縁部は、右方へ折り曲げられている。内部分51Aの左面の前端部には、左方へ突出し且つ上下方向に平行に延びる前後一対の縦リブ51Cが設けられている。一対の縦リブ51Cのうち、前方に位置する縦リブ51Cを縦リブ51CFといい、後方に位置する縦リブ51Cを、縦リブ51CRということがある。縦リブ51CFは、内部分51Aにおいて左方に折り曲げられた前縁部である。2つの縦リブ51Cの間には、上下方向に延びる貯水溝51Dが形成されている。
内部分51Aの左面において上縁部に下方から隣接する位置には、左方へ突出した上リブ51Eが設けられている。上リブ51Eは、縦リブ51CFの上端部に接続されて貯水溝51Dの上端を塞ぎ、貯水溝51Dの上端から内部分51Aの後縁部の手前まで後方へ延びている。上リブ51Eの後端部は、下方へ湾曲してもよい。内部分51Aの左面の下端部には、ガイド部51Fが設けられている。ガイド部51Fは、左方へ突出したリブであり、縦リブ51CFの下端部に接続されて貯水溝51Dの下端を塞ぎ、貯水溝51Dの下端から内部分51Aの後縁部の手前まで後方へ延びている。内部分51Aにおいて貯水溝51Dよりも後方且つ上リブ51Eとガイド部51Fとによって上下方向から挟まれた部分には、挿通穴51Gが、左右方向に貫通して形成されている。
内部分51Aは、ガイド部51Fの左端から左方に延びる延設部51Hと、ガイド部51Fと延設部51Hとの境界から左上方へ突出した下リブ51Iとをさらに有する。延設部51Hは、縦リブ51CFの下端部に接続されてガイド部51Fよりも後方へ延びている。延設部51Hの後部51Jは、下方へ湾曲している。後部51Jの左端部は、下方へ折り曲げられている。下リブ51Iは、縦リブ51CFの下端部に接続され、延設部51Hに沿って延びている。延設部51Hと下リブ51Iとの間には、排水溝51Kが形成されている。排水溝51Kは、縦リブ51CFの下端部から後方に延びた後に下方へ湾曲していて、左方へ開放されている。
外部分51Bは、左右方向にほぼ一致した板厚方向を有する板状に形成されていて、前方に向かうにつれて右方にずれるように平面視で内部分51Aに対して傾斜している。外部分51Bの上端部51Lは、内部分51Aよりも上方に突出している。外部分51Bの上端縁は、前方に向かうにつれて下方にずれるように傾斜している。外部分51Bの後縁部51Mは、右方に折り曲げられている。後縁部51Mの上端部は、上端部51Lの一部部である。後縁部51Mの上端部は、内部分51Aにおける縦リブ51CFよりも上方に突出していて、後縁部51Mにおいて上端部よりも下方の部分は、縦リブ51CFに対して左方から接続されている。外部分51Bの下縁部51Nは、左方に折り曲げられている。下縁部51Nの後端部は、下方に折り曲げられ、縦リブ51CFの下端部に対して左方から接続されている。後縁部51Mと下縁部51Nの後端部とを、縦リブ51CFの一部とみなしてもよいし、縦リブ51CFを、後縁部51Mおよび下縁部51Nの一部とみなしてもよい。内部分51Aの貯水溝51Dは、後縁部51Mに後方から隣接している。
第2部52は、ボックス状に形成され、その内部空間は、下方へ開放されている。第2部52は、略三角形状の天面52Aと、天面52Aの三辺からそれぞれ下方に延びる前面52B、シール面52Cおよびテーパ面52Dとを有する。第2部52は、シール面52Cとテーパ面52Dとによって挟まれた被押圧面52Eも有する。
天面52Aは、略水平に延びている。前面52Bは、左右方向にほぼ沿って延びている。左右方向における前面52Bの途中には、縦に延びる位置決め溝52Fが形成されている。位置決め溝52Fは、第2部52を上下方向に貫通している。天面52Aには、位置決め溝52Fの上端を縁取って上方へ突出した突出部52Gが設けられている。突出部52Gの平断面は、略U字状に形成されていて、後方へ向けて細くなっている。突出部52Gの後端部は、突出部52Gの先端部であって、中空に形成されている。突出部52Gの先端部の内部空間は、出口52H(後述する図17参照)を構成し、第2部52の内部空間から下方へ開放されている。
天面52Aには、上方へ突出した突条52Iが形成されている。突条52Iは、突出部52Gの先端部から後方へ延びてから左方に折れ曲がっている。シール面52Cは、前面52Bの右端縁に接続され、平面視において、左方に向かうにつれて後方にずれるように傾斜している。シール面52Cは、平面視において平坦であってもよいし、前方へ窪むように湾曲していてもよい。テーパ面52Dは、前面52Bの左端縁に接続され、左方に向かうにつれて下方にずれるように傾斜している。テーパ面52Dの上端縁の後端は、シール面52Cの上端縁の左端に接続されている。テーパ面52Dの下端部は、垂直面であってもよい。突条52Iの左端が、テーパ面52Dの上端縁の略中央に位置している。被押圧面52Eは、シール面52Cの左端縁とテーパ面52Dの後端縁との間に架設されて、下方に向かうにつれて広がる略三角形状に形成されている。被押圧面52Eは、平面視において、左方に向かうにつれて前方にずれるように傾斜している。
第3部53は、第1部51と第2部52との間において水平方向に対して傾斜しながら前後方向に延びる柱状に形成されている。第3部53の延びる方向と直交する方向に沿って切断したときの第3部53の断面は、第3部53の延びる方向におけるいずれの位置においても、図12に示す構成を有している。このようにどの位置でも同じ断面を有する単純な形状の第3部53は、複雑な形状の第1部51および第2部52とは構造が異なっている。
第3部53は、例えば金属製の芯部53Aと、例えばゴム製であって芯部53Aの全面を被覆した弾性部53Bとを有する。芯部53Aは、上下の向きが逆になった略U字状の断面を有し、弾性部53Bも、芯部53Aに応じた略U字状の断面を有する。芯部53Aによって挟まれた凹状の空間53Cは、下方へ開放されている。弾性部53Bの前端部は、第1部51の延設部51Hの後部51Jと下リブ51Iとに接続され、弾性部53Bの後端部は、第2部52の突出部52Gに接続されている(図11参照)。
弾性部53Bは、空間53C内において左上方へ突出した舌状の第1突出部53Dを有する。第1突出部53Dは、弾性部53Bの内面において空間53Cを挟んで平行に延びる左右一対の平坦領域の一方(図12では右方の平坦領域)に設けられている。第1突出部53Dは、複数存在してもよく、この実施形態では、2つの第1突出部53Dがほぼ平行に配置されている。弾性部53Bの内面における前記左右一対の平坦領域の他方53E(図12では左方の平坦領域)には、交互に並ぶ凹凸によって構成された凹凸部53Fが上下方向に沿って設けられる。
弾性部53Bは、芯部53Aの上端部から上方へ突出した第2突出部53Gを有する。第2突出部53Gは、中空であり、上方へ向けて細くなった略三角形状の断面を有する。第2突出部53Gの内部空間は、流路53Hを構成し、第1部51の排水溝51K(図11参照)および第2部52の出口52H(図17参照)につながっている。
図13は、第1シール部材41Lおよびその周辺部分の模式的な左側面図である。図13では、当該周辺部分として、フロントボトム部27および第2下シール部材46が図示されている。第1シール部材41Lは、フロントボトム部27の上端部27Gにおける左方の対向部27Hと、縦部分27Bにおける左方の後部分27Jの上端縁とに沿って配置されている。以下では、この状態の第1シール部材41Lにおける第1部51、第2部52および第3部53について、この順番で説明する。
図14は、図13におけるA−A線切断部端面図である。第1部51の内部分51Aの少なくとも一部は、フロントボトム部27における左方の対向部27Hと、サイドボトム部28Lの上端部28Eにおける凹部28Fの底部28Gとの間に配置されている。この対向部27Hの外面(図14では左面)には、ねじ穴27Iを取り囲んで外方(図14では左方)に隆起した隆起部27Kが設けられている。隆起部27Kは、第1部51の挿通穴51Gに対して隙間なく嵌め込まれている。対向部27Hとサイドボトム部28Lとを連結する連結部材29のねじ部29Aは、挿通穴51Gに挿通された状態でねじ穴27Iに組み付けられている。連結部材29の頭部29Bと、隆起部27Kとの間には、ねじ部29Aを取り囲む円筒状のカラー60と、カラー60を取り囲んだ状態で底部28Gの挿通穴28Hに嵌った円筒状のグロメット61が介在している。一例として、カラー60は、金属製であり、グロメット61は、樹脂製である。サイドボトム部28Lにおける挿通穴28Hの周縁部は、グロメット61の外周面に設けられた嵌合溝61Aに対して、全周にわたって、隙間なく嵌り込んでいる。
内部分51Aの上縁部は、対向部27Hに上方から係合し、内部分51Aの後縁部は、対向部27Hに後方から係合している。内部分51Aにおいて、縦リブ51CRと、上リブ51Eと、下リブ51Iとは、サイドボトム部28Lの上端部28Eへ向けて突出し、サイドボトム部28Lの内面に密着している。具体的には、縦リブ51CRと上リブ51Eとは、左方に延びて上端部28Eにおける底部28Gの右面に密着しており、下リブ51Iは、底部28Gの下面に沿うように変形して、底部28Gの下面に密着している。そのため、対向部27Hと底部28Gとの隙間62は、縦リブ51CRによって前方から塞がれ、上リブ51Eおよび下リブ51Iによって上方および下方から塞がれており、後方へのみ開放されている。内部分51Aにおいて縦リブ51CRよりも前方に位置する貯水溝51Dは、サイドボトム部28Lの上端部28E(詳しくは、底部28Gの右面において挿通穴28Hよりも前方の領域)に対向している。
図15は、第1部51およびその周辺部分の模式的な斜視図である。図15では、当該周辺部分として、フロントボトム部27およびサイドボトム部28Lが図示されている。第1部51の外部分51Bは、フロントボトム部27の上端部27Gの外面に配置され、外部分51Bの後縁部51Mは、フロントボトム部27の上端部27Gの外面と、サイドボトム部28Lの上端部28Eの外面との境界を塞いでいる。つまり、外部分51Bは、この境界を通ってフロントボトム部27の上端部27Gの外面に配置されている。なお、この状態における後縁部51Mは、フロントボトム部27とサイドボトム部28Lとの間で圧縮されていないので、着脱時におけるサイドボトム部28Lの移動の抵抗にならない。そのため、作業者は、サイドボトム部28Lを円滑に着脱できる。外部分51Bの下縁部51Nは、横段部27Eの左後端部と、左方の縦段部27Fの上端部とに沿って配置されている。
図16は、図13におけるB−B線切断部端面図である。前述したように、トップ部25とフロントボトム部27との境界、およびトップ部25と各サイドボトム部28との境界が、第2下シール部材46によってまとめてシールされている。第2下シール部材46においてフロントボトム部27の上端部27Gを挟み込んだ弾性部46Bは、外部分51Bの一部である上端部51Lを、上端部27Gの外面との間で挟み込んでいる。
以上により、トップ部25とフロントボトム部27とサイドボトム部28Lとの境界である第1境界B1が、第1部51と第2下シール部材46との協働によってシールされている。
図17は、図13におけるC−C線に沿う断面図である。図18は、図13におけるD−D線切断部端面図である。図19は、図18におけるE−E線に沿う断面図である。第2部52の一部である右部分は、フロントボトム部27の嵌合溝27C(図2も参照)の左端部に収容されている。第2部52のシール面52Cは、嵌合溝27Cの溝底において第2部52に右方から隣接する領域(図示せず)に滑らかに連続している。この状態の第2部52のシール面52Cは、フロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28Lとの境界において、第3シール部材43の第2突出部43Fに前方および左方から密着している。位置決め溝52Fと第2部52において位置決め溝52Fよりも左方の部分とは、嵌合溝27Cから左方にはみ出ている。フロントボトム部27の縦部分27Bにおける左方の後部分27Jの後端部を、位置決め部27Lという。位置決め部27Lは、位置決め溝52Fに前方から嵌まり込んでいる(図17参照)。
フロントボトム部27の横部分27Aの後縁部には、後方へ平行に延びる上下一対の横壁部27Mと、下方の横壁部27Mの前端から上方に延びる縦壁部27Nとが設けられている(図19参照)。フロントボトム部27の嵌合溝27Cは、一対の横壁部27Mの間の空間であり、縦壁部27Nは、嵌合溝27Cの底を形成している。一部が嵌合溝27Cに収容された第2部52は、一対の横壁部27Mによって上下方向から挟み込まれ、縦壁部27Nに後方から接触している。これにより、第2部52は、上下方向および前後方向において位置決めされている。第2部52の天面52Aにおける突条52Iは、上方の横壁部27Mに密着している。
各サイドボトム部28の嵌合溝28Kの前領域は、後領域よりも深い(図2のサイドボトム部28Rの嵌合溝28Kを参照)。これに関連して、エンジンカバー19は、各サイドボトム部28に取り付けられる底上げ部63をさらに含む(図17参照)。底上げ部63は、例えば中空体であって、嵌合溝28Kの前領域に収容されることによって、嵌合溝28Kの前領域を底上げしている。これにより、サイドボトム部28の意匠面である外面28Qと、搭載部18の外縁部18Aとの間が埋められる。
底上げ部63は、第2部52のシール面52Cおよび嵌合溝28Kの後領域の溝底(図示せず)に連続するシール面63Aと、シール面63Aの前端から折れ曲がって左右方向における外方(サイドボトム部28Lの場合は左方)へ傾斜して延びる押圧面63Bとを有する。シール面63Aは、第3シール部材43の第2突出部43Fに左方から密着している。押圧面63Bは、第2部52の被押圧面52Eを、左方および後方から押圧している。これにより、被押圧面52Eおよび押圧面63Bの互いの傾斜に応じて、第2部52が、第2突出部43Fに接近するように付勢されているとともに、第2突出部43Fから第2部52への反力が発生している。この反力により、シール面52Cと第2突出部43Fとの間には、十分なシール締め代が確保されるので、シール面52Cと第2突出部43Fとは、互いに強く密着している。
各サイドボトム部28において嵌合溝28Kを上下方向から挟んだ上リブ28Iおよび下リブ28Jのうち、上リブ28Iは、下リブ28Jよりもエンジンカバー19内に突出しており、第2部52の天面52Aに載っている(図18参照)。サイドボトム部28Lは、フロントボトム部27に左方から取り付けられ、その際に、サイドボトム部28Lの上リブ28Iは、第2部52のテーパ面52Dにガイドされることによって、円滑に天面52Aに載ることができる。天面52Aにおける突条52Iは、前述したようにフロントボトム部27の嵌合溝27Cにおける上方の横壁部27Mに密着しているだけでなく、上リブ28Iにも密着している(図18および図19参照)。そのため、嵌合溝27Cと嵌合溝28Kとの隙間が、突条52Iによって塞がれている。
以上により、フロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28Lとの境界が、第2部52と第3シール部材43との協働によって、シールされている。なお、上方の横壁部27Mには、左右方向にほぼ一致した板厚方向を有する縦壁部27R(図2も参照)が設けられていて、縦壁部27Rは、フロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28Lとの境界に右方から隣接している。そのため、外部の水が、水しぶきとなって、この境界からエンジンカバー19内に浸入することが、縦壁部27Rによって阻止される。
図20は、図13におけるF−F線切断部端面図である。第1シール部材41Lに関し、フロントボトム部27における左方の後部分27Jの上端部が、第3部53の空間53Cに下方から嵌まり込んでいる。第3部53では、弾性部53Bが、後部分27Jの上端部を左右方向から挟み込み、第1突出部53Dが、後部分27Jの上端部に沿うように変形した状態で後部分27Jに横方向(図20では右方)から密着している。また、弾性部53Bにおいて後部分27Jに対して第1突出部53Dの反対に位置する凹凸部53F(図12も参照)が、後部分27Jの上端部と芯部53Aとの間で圧縮されることによって、後部分27Jに密着している。さらに、第3部53の第2突出部53Gが、後部分27Jとサイドボトム部28Lの延長部28Mとの間で挟まれることによって変形し、延長部28Mに下方から密着している。これにより、フロントボトム部27とサイドボトム部28Lとの境界である第2境界B2が、前後方向における全域にわたって、第3部53によってシールされている。第2突出部53Gの先端部53Iは、第1部51の下リブ51Iおよび第2部52の突条52Iに連続している。そのため、第1シール部材41には、第1部51の上リブ51Eと縦リブ51CRと下リブ51Iと、第2部52の突条52Iと、第3部53の先端部53Iとによって構成された一筋のシールライン54が構成されている(図11参照)。フロントボトム部27とサイドボトム部28Lとの境界は、シールライン54に沿ってシールされている。
以上の実施形態によれば、エンジンカバー19は、トップ部25、フロントボトム部27およびサイドボトム部28という3つ以上の分割体に分割可能である(図2参照)。そのため、エンジンカバー19には、トップ部25とフロントボトム部27とサイドボトム部28との境界(第1境界B1)や、フロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28との境界が存在する。
シール構造40の第1シール部材41Lは、トップ部25とフロントボトム部27とサイドボトム部28Lとの境界(第1境界B1)を第1部51によってシールする(図14〜図16参照)。第1シール部材41Lは、フロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28Lとの境界を第2部52によってシールする(図17〜図19参照)。第1シール部材41Lは、これらの境界間で延びる別の境界(フロントボトム部27とサイドボトム部28Lとの境界である第2境界B2)を第3部53によってシールする(図20参照)。
シール構造40の第1シール部材41Rは、トップ部25とフロントボトム部27とサイドボトム部28Rとの境界(第1境界B1)を第1部51によってシールし、フロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28Rとの境界を第2部52によってシールする。第1シール部材41Rは、これらの境界間で延びる別の境界(フロントボトム部27とサイドボトム部28Rとの境界である第2境界B2)を第3部53によってシールする。
シール構造40の第2シール部材42により、トップ部25とフロントボトム部27との境界、およびトップ部25と各サイドボトム部28との境界でのシール性を確保できる(図10参照)。シール構造40の第3シール部材43により、搭載部18とフロントボトム部27との境界、および搭載部18と各サイドボトム部28との境界でのシール性を確保できる(図7参照)。シール構造40の第4シール部材44が、一対のサイドボトム部28の境界をシールする(図5参照)。
以上により、複雑な構成を有する分割式のエンジンカバー19におけるシール性を確保できる。そのため、外部の水がエンジンカバー19における複数の分割体間の境界を通ってエンジン13内に浸入することを防止できる。
第1シール部材41では、第1部51は、フロントボトム部27の上端部27Gにおける対向部27Hとサイドボトム部28の上端部28Eとの隙間62を内部分51Aによってシールする(図14参照)。さらに、第1部51は、フロントボトム部27の上端部27Gの外面とサイドボトム部28の上端部28Eの外面との境界を外部分51Bの後縁部51Mによってシールする(図15参照)。これにより、フロントボトム部27の上端部27Gとサイドボトム部28の上端部28Eとの境界でのシール性を確保できる。そのため、外部の水がサイドボトム部28の上端部28Eとフロントボトム部27の上端部27Gとの境界を通ってエンジン13内に浸入することを防止できる。
内部分51Aは、外部分51Bよりもエンジンカバー19内へ一段ずれて配置されているので、外部の水が、フロントボトム部27の上端部27Gの外面とサイドボトム部28の上端部28Eの外面との境界から内部分51Aに到達しにくい。仮に外部の水がフロントボトム部27の上端部27Gの外面とサイドボトム部28の上端部28Eの外面との境界を通過してエンジンカバー19内に浸入しても、この水は、直ちに内部分51Aの貯水溝51Dに貯められる。これにより、この水がエンジン13に到達することは困難である。そのため、エンジン13内への水の浸入を一層防止できる。
エンジン13による吸気に応じてエンジンカバー19の内部は負圧になっている。そのため、貯水溝51D内の水が上方の吸気構造(図示せず)へ飛散してエンジン13内に吸い込まれようとする。しかし、貯水溝51D内の水がエンジンカバー19内において上方へ飛散してエンジン13に到達することが、上リブ51Eによって妨げられるので、エンジン13内への水の浸入を一層防止できる。
貯水溝51D内の水は、ガイド部51F(図11参照)にこぼれ落ちて、ガイド部51Fによって後方に導かれる。これにより、この水は、ガイド部51Fから落下して、エンジンカバー19の水抜き穴27Dや搭載部18の水抜き穴18D(図2参照)へ導かれ、最終的にエンジンカバー19の外へ排出されるので、エンジン13内への水の浸入を一層防止できる。
外部の水が挿通穴51Gに到達して、フロントボトム部27の内部分51Aの対向部27Hとサイドボトム部28との隙間62に浸入しても、この水が上方へ飛散してエンジン13に到達することが上リブ51Eによって妨げられる。さらに、この水は、ガイド部51Fによって水抜き穴27Dおよび水抜き穴18Dへ導かれることによってエンジンカバー19の外へ排出される。そのため、エンジン13内への水の浸入を一層防止できる。
外部の水が、内部分51Aにおいて、貯水溝51Dや挿通穴51Gでなく排水溝51K(図11参照)に到達する場合がある。この場合には、排水溝51Kの水は、第3部53の第2突出部53G内の流路53H(図20参照)を通って第2部52の出口52H(図17参照)から第2部52の下方に流れ落ち、エンジンカバー19の水抜き穴27Dや搭載部18の水抜き穴18Dから排出される。
第2シール部材42が、第1シール部材41においてフロントボトム部27の上端部27Gの外面とサイドボトム部28の上端部28Eの外面との境界をシールする外部分51Bの上端部51Lを、フロントボトム部27との間で挟み込んでいる(図16参照)。これにより、第1シール部材41と第2シール部材42とは、互いに連続する。そのため、第1シール部材41と第2シール部材42との協働によって、トップ部25とフロントボトム部27とサイドボトム部28との境界(第1境界B1)がシールされるので、この境界におけるシール性を確保できる。よって、外部の水が、この境界を通ってエンジン13内に浸入することを防止できる。
第1シール部材41においてフロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28との境界をシールする第2部52では、シール面52Cが、この境界において第3シール部材43に前方から密着する(図17参照)。これにより、第1シール部材41と第3シール部材43とが互いに連続する。そのため、第1シール部材41と第3シール部材43との協働によって、この境界がシールされるので、この境界におけるシール性を確保できる。そのため、外部の水が、この境界を通ってエンジン13内に浸入することを防止できる。
第2部52が、位置決め溝52Fおよび位置決め部27Lによって横方向において位置決めされるので、左右方向の位置が安定した状態で、フロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28との境界をシールできる。これにより、この境界におけるシール性を確保できるので、外部の水が、この境界を通ってエンジン13内に浸入することを一層防止できる。
以上の第1シール部材41において、第1部51および第2部52は、成型品であり、第3部53は、押出成形品であるので、第1シール部材41が第1部51と第2部52と第3部53とを一体的に有する構成を達成することができる。トップ部25とフロントボトム部27とサイドボトム部28という3つの部品に跨る複雑な第1境界B1における隙間は、成型品である第1部51によって埋められる。さらに、フロントボトム部27と搭載部18とサイドボトム部28との3つの部品に跨る複雑な境界における隙間は、成型品である第2部52によって埋められる。フロントボトム部27とサイドボトム部28という2つの部品に跨る比較的単純な第2境界B2における隙間は、押出成形品である第3部53によって埋められる。これにより、第1シール部材41は、これらの境界をまとめてシールすることができる。
本発明の実施形態の説明は以上であるが、本発明は、前述の実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、一対のサイドボトム部28のうち、一方だけが単独で存在してもよく、残りのサイドボトム部28は、トップ部25またはフロントボトム部27に一体化されてもよい。この場合、第1シール部材31も、単独で存在するサイドボトム部28に応じて1つだけ存在してもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 :船外機
13 :エンジン
18 :搭載部
18D :水抜き穴
19 :エンジンカバー
25 :トップ部
27 :フロントボトム部
27D :水抜き穴
27G :上端部
27H :対向部
27L :位置決め部
28 :サイドボトム部
28E :上端部
29 :締結部材
40 :シール構造
41 :第1シール部材
42 :第2シール部材
43 :第3シール部材
44 :第4シール部材
51 :第1部
51A :内部分
51B :外部分
51D :貯水溝
51E :上リブ
51F :ガイド部
51L :上端部
51G :挿通穴
52 :第2部
52C :シール面
52F :位置決め溝
53 :第3部
B1 :第1境界
B2 :第2境界

Claims (20)

  1. エンジンと、
    前記エンジンが搭載される搭載部と、
    前記エンジンに上方から対向するトップ部と、前記トップ部よりも下方に配置されて前記エンジンに前方から対向するフロントボトム部と、前記トップ部よりも下方且つ前記フロントボトム部よりも後方に配置されて前記エンジンに側方から対向するサイドボトム部とに分割可能であり、前記フロントボトム部および前記サイドボトム部において前記搭載部に連結されるエンジンカバーと、
    前記トップ部と前記フロントボトム部と前記サイドボトム部との境界をシールするための第1部と、前記フロントボトム部と前記搭載部と前記サイドボトム部との境界をシールするための第2部と、前記第1部から前記第2部まで延びて前記フロントボトム部と前記サイドボトム部との境界をシールするための第3部とを一体的に有する第1シール部材を含むシール構造と、
    を含む、船外機。
  2. 前記第1部は、前記第2部よりも高い位置に配置され、
    前記フロントボトム部の上端部は、前記サイドボトム部の上端部に前記エンジンカバー内から対向する対向部を有し、
    前記第1部は、前記対向部と前記サイドボトム部の上端部との間に少なくとも一部が配置される内部分と、前記フロントボトム部の上端部の外面と前記サイドボトム部の上端部の外面との境界を通って前記フロントボトム部の上端部の外面に配置される外部分とを一体的に有し、
    前記内部分は、前記外部分に隣接して前記サイドボトム部に対向する貯水溝を有する、請求項1に記載の船外機。
  3. 前記内部分は、前記サイドボトム部の上端部へ向けて突出し且つ前記貯水溝の上端から後方へ延びる上リブを有する、請求項2に記載の船外機。
  4. 前記エンジンカバーの下部または前記搭載部には、水抜き穴が形成され、
    前記内部分は、前記貯水溝の下端から後方へ延び、前記貯水溝内の水を前記水抜き穴へ導くためのガイド部を有する、請求項3に記載の船外機。
  5. 前記内部分において前記上リブと前記ガイド部とによって挟まれた部分には、前記対向部と前記サイドボトム部とを連結するための締結部材が挿通される挿通穴が貫通して形成されている、請求項4に記載の船外機。
  6. 前記シール構造は、前記トップ部と前記フロントボトム部との境界、および前記トップ部と前記サイドボトム部との境界をまとめてシールするための第2シール部材をさらに含み、
    前記第2シール部材は、前記外部分の一部を前記フロントボトム部との間で挟み込んでいる、請求項2〜5のいずれか一項に記載の船外機。
  7. 前記シール構造は、前記搭載部と前記フロントボトム部との境界、および前記搭載部と前記サイドボトム部との境界をまとめてシールするための第3シール部材をさらに含み、
    前記第2部は、前記フロントボトム部と前記搭載部と前記サイドボトム部との境界において前記第3シール部材に前方から密着するシール面を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の船外機。
  8. 前記第2部には、縦に延びる位置決め溝が形成され、
    前記フロントボトム部は、前記位置決め溝に嵌まり込む位置決め部を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の船外機。
  9. 前記第1部および前記第2部は、成型品であり、前記第3部は、押出成形品である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の船外機。
  10. 前記エンジンカバーは、前記トップ部と、前記フロントボトム部と、前記エンジンに左方および右方からそれぞれ対向する左右一対の前記サイドボトム部とに分割可能であり、
    前記シール構造は、左右一対の前記第1シール部材を含み、
    前記シール構造は、前記一対のサイドボトム部の境界をシールするための第4シール部材をさらに含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の船外機。
  11. エンジンと、前記エンジンが搭載される搭載部と、前記エンジンを覆うエンジンカバーとを含む船外機における前記エンジンカバーのシール構造であって、
    前記エンジンカバーは、前記エンジンに上方から対向するトップ部と、前記トップ部よりも下方に配置されて前記エンジンに前方から対向するフロントボトム部と、前記トップ部よりも下方且つ前記フロントボトム部よりも後方に配置されて前記エンジンに側方から対向するサイドボトム部とに分割可能であって、前記フロントボトム部および前記サイドボトム部において前記搭載部に連結され、
    前記トップ部と前記フロントボトム部と前記サイドボトム部との境界をシールするための第1部と、前記フロントボトム部と前記搭載部と前記サイドボトム部との境界をシールするための第2部と、前記第1部から前記第2部まで延びて前記フロントボトム部と前記サイドボトム部との境界をシールするための第3部とを一体的に有する第1シール部材を含む、船外機における分割式エンジンカバーのシール構造。
  12. 前記第1部は、前記第2部よりも高い位置に配置され、
    前記第1部は、前記フロントボトム部の上端部において前記サイドボトム部の上端部に前記エンジンカバー内から対向する対向部と前記サイドボトム部の上端部との間に少なくとも一部が配置される内部分と、前記フロントボトム部の上端部の外面と前記サイドボトム部の上端部の外面との境界を通って前記フロントボトム部の上端部の外面に配置される外部分とを一体的に有し、
    前記内部分は、前記外部分に隣接して前記サイドボトム部に対向する貯水溝を有する、請求項11に記載のシール構造。
  13. 前記内部分は、前記サイドボトム部の上端部へ向けて突出し且つ前記貯水溝の上端から後方へ延びる上リブを有する、請求項12に記載のシール構造。
  14. 前記内部分は、前記貯水溝の下端から後方へ延び、前記貯水溝内の水を前記エンジンカバーの下部または前記搭載部における水抜き穴へ導くためのガイド部を有する、請求項13に記載のシール構造。
  15. 前記内部分において前記上リブと前記ガイド部とによって挟まれた部分には、前記対向部と前記サイドボトム部とを連結するための締結部材が挿通される挿通穴が貫通して形成されている、請求項14に記載のシール構造。
  16. 前記シール構造は、前記トップ部と前記フロントボトム部との境界、および前記トップ部と前記サイドボトム部との境界をまとめてシールするための第2シール部材であって、前記外部分の一部を前記フロントボトム部との間で挟み込む第2シール部材をさらに含む、請求項12〜15のいずれか一項に記載のシール構造。
  17. 前記シール構造は、前記搭載部と前記フロントボトム部との境界、および前記搭載部と前記サイドボトム部との境界をまとめてシールするための第3シール部材をさらに含み、
    前記第2部は、前記フロントボトム部と前記搭載部と前記サイドボトム部との境界において前記第3シール部材に前方から密着するシール面を有する、請求項11〜16のいずれか一項に記載のシール構造。
  18. 前記第1部および前記第2部は、成型品であり、前記第3部は、押出成形品である、請求項11〜17のいずれか一項に記載のシール構造。
  19. エンジンと、
    第1カバー部と第2カバー部と第3カバー部とに少なくとも分割可能であり、前記エンジンを覆うエンジンカバーであって、前記第1カバー部、前記第2カバー部および前記第3カバー部という3部品に跨る第1境界と、前記3部品のうちの2部品の間に存在して前記第1境界に連続する第2境界とを有するエンジンカバーと、
    前記第1境界をシールするための3部品シール部と、前記3部品シール部とは構造が異なり、前記第2境界をシールするための2部品シール部とを一体的に有するシール部材と、
    を含む、船外機。
  20. 前記3部品シール部は、成型品であり、前記2部品シール部は、押出成形品である、請求項19に記載の船外機。
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