JP2018167158A - 合成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この合成装置によれば、必要量の溶液を計量して反応容器に送ることができ、溶液の利用効率を従来よりも改善することが可能となる。
また、計量のために送液速度を終始低下させると時間を要し、作業効率が低下する場合があり、また、計量のために送液速度を終始高くすると計量誤差が生じやすい。そこで、前記計量のための送液の終了時間帯では、それ以前の時間帯よりも、送液速度を低下させる調整手段を備えているのが好ましい。この構成によれば、計量のための送液において、始め送液速度を高めることにより作業効率を向上させることが可能となり、そして、計量の終了の際に送液速度を低下させることで計量誤差を抑制することが可能となる。
また、前記合成装置は、前記計量のための送液を停止させるバルブを更に備え、溶液が規定量に達する前に前記バルブは閉動作を開始するのが好ましい。この構成によれば、バルブの閉動作の間に流れる溶液を見込んで、バルブを予め早いタイミングで閉動作を開始させることにより、精度よく計量することができる。
図1は、本発明の合成装置の一例を示す構成図である。本発明の合成装置は、タンパク質、ペプチド、核酸等を化学合成するための装置であり、反応容器9に複数種類の溶液(試薬)を順に供給し、この反応容器9内において化学合成を進める。核酸を合成する場合、反応容器9内にビーズを多数設け、この反応容器9に溶液を順次供給しながら、脱トリチル化、カップリング、酸化、及びキャッピングの処理を繰り返し行い、ビーズから例えば塩基のような分子材料を次々と結合させる。用いられる溶液は数十種類(例えば20種類)とされ、これら溶液を選択的に反応容器9へ送り、溶液に含まれる分子材料により合成物(核酸)が生成される。
計量機構15は、計量容器として機能する前記中間容器7と、センサ26とを有している。中間容器(計量容器)7は、前記のとおり、全体流路25の途中に設けられており、複数の導出管6から選択的に流出した溶液を受ける。図2に示す計量機構15が有するセンサ26は、中間容器7における重量を測定する。具体的構成を説明すると、センサ26は重量センサであり、本実施形態ではひずみ式のロードセルにより構成されている。この計量機構15によれば、中間容器7に溜められる溶液の重量を測定することで、中間容器7において溶液を精度よく計測することができる。なお、本実施形態では、ひずみ式のロードセルを用いる例について説明するが、電磁式、圧電素子式、静電容量型、磁歪式、ジャイロ式などあらゆるロードセルを使用することができ、これらを用いて本発明の重量センサを構成してもよい。
計量機構15が備えているセンサが、中間容器7に溜められる溶液の液面レベルを検知する構成である場合(以下、第二の例という。)について説明する。図3は、計量機構15の第二の例を示す概略構成図である。第二の例においても、計量機構15は、計量容器として機能する中間容器7を有している。中間容器7は、図2に示す形態(第一の例)と同様に、全体流路25(図1参照)の途中に設けられており、複数の導出管6から選択的に流出した溶液を受ける。また、複数の導出管6が保持部27において集約されており、これら導出管6の下流側端部6aが中間容器7の開口部7aに導入されている。
以上の構成を備えている合成装置3において、計量機構15が行う溶液の計量処理について説明する。前記第一の例では、センサ26が規定量の溶液を重量により測定するのに対して、前記第二の例(及び前記第三の例)では、センサ26−2が規定量の溶液を液面レベルにより検知する点で異なる。このため、センサ26(26−2)から出力される信号は各例で異なるが、計量処理は共通する。そこで、第一の例の計量機構15が行う計量処理を代表して説明する。
なお、第二の例(第三の例)のように、中間容器7の溶液の液面37を検知するセンサ26−2の場合、規定量となる液面レベルよりも低い位置に(第一の)センサ26−2を設置し、このセンサ26−2が液面37を検知すると、制御装置16がレギュレータ11へ信号を出力し、送液速度を低下させるように制御すればよい。そして、規定量となる液面レベルにも(第二の)センサ26−2が設置されており、このセンサ26−2によって規定量に到達していることの確認が行われるようにすればよい。
以上のように、本実施形態の合成装置3は、複数の収容容器2から複数種類の溶液を選択的に送って化学合成をするための装置であり、選択的に送られた溶液が入れられこの溶液に含まれる材料により合成物が生成される反応容器9と、収容容器2から反応容器9までの間に設けられ反応容器9に送る溶液を計量する計量機構15とを備えている。この合成装置3によれば、計量機構15により必要量の溶液を計量して反応容器9に送ることができ、溶液の利用効率を従来よりも改善することが可能となる。
前記実施形態(図1)の計量機構15は、計量容器として機能する単一の中間容器7を有しており、この中間容器7に対して複数の導出管6が集約して設けられ、これら導出管6それぞれから溶液が中間容器7に導入され、この中間容器7において溶液を計量する場合について説明した。以下、計量容器として機能する中間容器7が複数設けられている形態について説明する。図6は、合成装置3の他の例を示す構成図である。なお、図6に示す合成装置3において、図1に示す合成装置3と同じ構成には、同じ符号を付している。図6に示す合成装置3は、収容容器2−1,2−2,2−3・・・毎に、中間容器7−1,7−2,7−3・・・が設けられており、それぞれが導出管6を介して繋がっている。つまり、計量機構15は、複数の中間容器7−1,7−2,7−3・・・を有している。
図7は、合成装置3の更に別の例を示す構成図である。図7に示す合成装置3において、図1に示す合成装置3と同じ構成には、同じ符号を付している。図7に示す合成装置3においても、計量機構15は、複数の中間容器7−1,7−2,7−3・・・を有している。図7に示す合成装置3は、収容容器2−1,2−2,2−3・・・毎に、中間容器7−1,7−2,7−3・・・が設けられており、それぞれが導出管6を介して繋がっている。中間容器7−1,7−2,7−3・・・それぞれで計量された溶液は、一つの反応容器9に送られる。このために、中間容器7−1,7−2,7−3それぞれから延びる中間配管8は、単一の共通配管8aに合流しており、この共通配管8aが反応容器9に繋がっている。これにより、複数の収容容器2−1,2−2,2−3・・・から複数の中間容器7−1,7−2,7−3・・・へ選択的に送られた溶液が、所定の順番で、反応容器9へ入れられ、この反応容器9において合成物が生成される。
7:中間容器(計量容器) 9:反応容器 11:レギュレータ(調整手段)
14:ピンチバルブ(バルブ) 15:計量機構 16:制御装置
24:送液手段 25:全体流路 26:センサ
26−2:センサ
Claims (7)
- 複数種類の溶液を選択的に送って化学合成をするための装置であって、
複数種類の溶液が収容されている複数の収容容器それぞれから延びて設けられている複数の配管と、
前記収容容器の溶液を前記配管を通じて送る送液手段と、
前記収容容器から選択的に送られた溶液が入れられ合成物が生成される反応容器と、
前記収容容器から前記反応容器までの間であって複数の前記配管を含む全体流路の途中に設けられ当該反応容器に送る溶液を計量する計量機構と、
を備えている合成装置。 - 前記計量機構は、複数の前記配管が集約して設けられており当該配管それぞれから溶液が導入される計量容器を有し、当該計量容器において当該溶液を計量する、請求項1に記載の合成装置。
- 前記計量機構は、前記全体流路の途中に設けられている計量容器と、前記計量容器における重量を測定する又は前記計量容器に溜められる溶液の液面レベルを検知するセンサと、を有している請求項1又は2に記載の合成装置。
- 前記計量を行う対象となる溶液の送液速度を調整する調整手段を備えている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の合成装置。
- 前記計量のための送液の終了時間帯では、それ以前の時間帯よりも、送液速度を低下させる調整手段を備えている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の合成装置。
- 前記計量のための送液を停止させるバルブと、
計量のためのセンサの信号を刻々と取得し当該信号に基づいて前記バルブに閉動作開始の信号を出力する制御装置と、を更に備えている、請求項1〜5に記載の合成装置。 - 前記計量のための送液を停止させるバルブを更に備え、
溶液が規定量に達する前に前記バルブは閉動作を開始する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の合成装置。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP2017065444A JP6901302B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 合成装置 |
| CN201880021509.0A CN110709161A (zh) | 2017-03-29 | 2018-03-16 | 合成装置和计量机构 |
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| US16/498,012 US11504686B2 (en) | 2017-03-29 | 2018-03-16 | Synthesis device and measuring mechanism |
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Cited By (1)
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| JP2021065821A (ja) * | 2019-10-21 | 2021-04-30 | ヤマト科学株式会社 | 制御装置、プログラム、及び固相合成装置 |
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- 2017-03-29 JP JP2017065444A patent/JP6901302B2/ja active Active
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