JP2018154581A - 皮膚化粧料 - Google Patents
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(a): 下記の式(1)で示されるポリアルキレンオキシド誘導体。
Z−[O(A1O)m(EO)n−R1 ]p ・・・ (1)
(式(1)中、
Zは炭素数1〜6のアルコールからすべての水酸基を除いた残基であり、
pは前記アルコールの価数であって、1以上、6以下であり、
R1は炭素数1〜4のアルキル基であり、
A1Oは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、
EOはオキシエチレン基であり、
前記誘導体における前記オキシアルキレン基A1Oの平均付加モル数p×mが1≦p×m≦70を満足しており、
前記誘導体における前記オキシエチレン基EOの平均付加モル数p×nが1≦p×n≦70を満足しており、
前記オキシアルキレン基A1Oの平均付加モル数と前記オキシエチレン基EOの平均付加モル数との合計に対する前記オキシエチレン基EOの平均付加モル数の割合n/(m+n)が0.15〜0.75である。)
(b) 下記の式(2)で示されるアルキレンオキシド誘導体
R2O−[(A2O)x(EO)y]−H ・・・ (2)
(式(2)中、
R2は炭素数1〜4のアルキル基であり、
A2Oは炭素数3のオキシアルキレン基であり、
EOはオキシエチレン基であり、
xは前記オキシアルキレン基A2Oの平均付加モル数であって、
1≦x≦40を満足しており、
yは前記オキシエチレン基の平均付加モル数であって、3≦y≦60を満足しており、
前記オキシアルキレン基A2Oの平均付加モル数と前記オキシエチレン基EOの平均付加モル数との合計に対する前記オキシエチレン基EOの割合x/(x+y)が0.35〜0.85であり、
前記オキシアルキレン基A2Oと前記オキシエチレン基EOとがランダム状に付加している。)
(c) 水溶性増粘剤
(d) 水
本発明の皮膚化粧料は、下記の成分(a)〜(d)を含有する。
[成分(a)]
本発明において一般式(1)で示されるポリアルキレンオキシド誘導体において、Zは炭素数1〜6のアルコール(Z(OH)p)から水酸基を除いた残基であり、pはアルコールの価数を示し、1〜6である。
本発明において、一般式(2)で示されるアルキレンオキシド誘導体において、A2Oは炭素数3のオキシアルキレン基であり、具体的にはオキシプロピレン基、オキシトリメチレン基が挙げられ、好ましくは、オキシプロピレン基である。
本発明の成分(c)は、水溶性増粘剤であり、例えば、カラギーナン、キサンタンガム、デキストリン、メチルセルロース、ヒアルロン酸、キトサン等の天然多糖類;エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の半合成多糖類;ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、カルボキシビニルポリマー、(アクリル酸/
アクリル酸アルキル(炭素数10〜30)コポリマー等の合成高分子が挙げられる。これらのうち、化粧持ちやべたつきのなさの観点から、キタンサンガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、(アクリル酸/アクリル酸アルキル(炭素数10〜30)コポリマーが好ましい。
本発明の成分(d)は水であり、化粧品や医薬品等で一般に使用されている水を使用することができる。例えば、イオン交換水や精製水などを使用することができる。
本発明において、組成物全量に占める成分(b)の成分(a)に対する質量比((b)/(a))は、1/200〜1/6であり、好ましくは1/150〜1/10、より好ましくは1/100〜1/20である。(b)/(a)が1/200未満の場合、水性メイクアップの付着性が不十分であり、(b)/(a)が1/6を超える場合、水性メイクアップの化粧持ちが悪くなる。
まず、表1に示す各化合物を合成した。
表1に示されるアルコールを1モルと、触媒として水酸化カリウムをアルキレンオキシド誘導体最終重量に対して0.1質量%をオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら140℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置により、エチレンオキシドp×nモルとプロピレンオキシドp×mモルの混合物を滴下させ、滴下終了後140℃で2時間反応させた。次に、p×2モルの水酸化カリウムを仕込み、オートクレーブ内を乾燥窒素で置換した後、塩化メチルp×3モルを温度80〜130℃で圧入し、5時間反応させた。その後、オートクレーブから反応組成物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を除去するため減圧−0.095MPa(50mmHg)、100℃で1時間脱水した。さらに、脱水により生成した塩を除去するためろ過を行い、化合物a1、a2、a’1、a’3、a’4を得た。
プロピレングリコール(PG)を1モルと、触媒として水酸化カリウムをアルキレンオキシド誘導体最終重量に対して0.1質量%をオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら140℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置により、プロピレンオキシド41モルを滴下した。続いてエチレンオキシド36モルを滴下し、滴下終了後140℃で2時間反応させた。次に、4モルの水酸化カリウムを仕込み、オートクレーブ内を乾燥窒素で置換した後、塩化メチル6モルを温度80〜130℃で圧入し、5時間反応させた。その後、オートクレーブから反応組成物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を除去するため減圧−0.095MPa(50mmHg)、100℃で1時間脱水した。さらに、脱水により生成した塩を除去するためろ過を行い、化合物a3を得た。
化合物a3の水酸基価は0.1未満であり、ほぼ完全に水素原子がメチル基に変換されていることを確認した。
ペンタリット1モルと、触媒として水酸化カリウムをアルキレンオキシド誘導体最終重量に対して0.1質量%をオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら140℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置により、プロピレンオキシド15モルとエチレンオキシド50モルの混合物を滴下し、140℃で2時間反応させた。次に、8モルの水酸化カリウムを仕込み、オートクレーブ内を乾燥窒素で置換した後、塩化メチル10モルを温度80〜130℃で圧入し、5時間反応させた。その後、オートクレーブから反応組成物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を除去するため減圧−0.095MPa(50mmHg)、100℃で1時間脱水した。さらに、脱水により生成した塩を除去するためろ過を行い、化合物a4を得た。
化合物a4の水酸基価は0.1未満であり、ほぼ完全に水素原子がメチル基に変換されていることを確認した。
エタノールを1モル(46g)と、触媒として水酸化カリウムを1.07g(アルキレンオキシド誘導体最終重量に対して0.1質量%)をオートクレーブに仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素うで置換した後、攪拌しながら140℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置より、エチレンオキシドを14モル(616g)とプロピレンオキシドを7モル(406g)の混合物を滴下させ、滴下終了後140℃で2時間反応させた。次に、水酸化カリウムを2モル(56.1g)と1−ブロモオクタデカンを5モル(1667g)を仕込み、オートクレーブ中を乾燥窒素で置換した後5時間反応させた。その後、オートクレーブから反応組成物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を除去するために減圧−0.095MPa(50mmHg)、100℃で1時間脱水した。さらに、脱水により生成した塩を除去するためろ過を行い、化合物a’2を得た。
化合物a’2の水酸基価は0.08であり、ほぼ全ての水素原子がメチル基に変換されていることを確認した。
下記表2に示されるアルコールを1モルと、触媒として水酸化カリウムをアルキレンオキシド誘導体最終重量に対して0.1質量%をオートクレーブ中に仕込み、オートクレーブ中の空気を乾燥窒素で置換した後、攪拌しながら140℃で触媒を完全に溶解した。次に滴下装置により、エチレンオキシドxモルとプロピレンオキシドyモルの混合物(化合物b’1はエチレンオキシドのみ、化合物b’2はプロピレンオキシドのみ)を滴下させ、滴下終了後140℃で2時間反応させた。その後、オートクレーブから反応組成物を取り出し、塩酸で中和してpH6〜7とし、含有する水分を除去するため減圧−0.095MPa(50mmHg)、100℃で1時間脱水した。さらに、脱水により生成した塩を除去するためろ過を行い、化合物b1、b2、b’1、b’2を得た。
(1) アルギニンを使用する場合は、予め10%水溶液を調製しておく。
(2) 成分(d)(イオン交換水)をディスパーミキサーで混合しながら、成分(c)を少しずつ添加して溶解する。
(3) 続いて成分(a)、成分(b)、その他成分を加え、均一になるまで攪拌する。
専門パネラー20名による使用感テストを行った。調製したオールインワン美容液0.2gを手に取って前腕内側部に塗付してもらい、(1)塗付時のみずみずしさ、(2)水性メイクアップの付着性、(3)水性メイクアップの持続性について、パネラー各人が下記絶対評価にて0点〜3点の4段階に評価した。そして、評点の合計からAA〜Dの5段階に分類し、AA、AおよびBを合格とした。
AA : 評点の合計が50〜60点
A : 評点の合計が40〜49点
B : 評点の合計が30〜39点
C : 評点の合計が20〜29点
D : 評点の合計が20点未満
(絶対評価基準)
(評点):(評価)
3: 塗付時のみずみずしさが極めて良好
2: 塗付時のみずみずしさが良好
1: 塗付時のみずみずしさをあまり感じられない
0: 塗付時のみずみずしさを全く感じられない
調製したオールインワン美容液を肌になじませた後、市販の水性メイクアップ化粧料を0.1g塗布し、肌への付着性を下記の基準で評価した。
(絶対評価基準)
(評点):(評価)
3: 水性メイクアップの付着性が極めて良好
2: 水性メイクアップの付着性が良好
1: 水性メイクアップの付着性があまり良くない
0: 水性メイクアップが全く付着しない
上記のように塗付した水性メイクアップの6時間後の持続性について、下記の基準で評価した。
(絶対評価基準)
(評点):(評価)
3: 水性メイクアップの持続性が極めて良好であり、化粧膜がくずれていない
2: 水性メイクアップの持続性が良好であり、化粧膜がほとんどくずれていない
1: 水性メイクアップの持続性があまり良くなく、一部化粧膜がくずれている
0: 水性メイクアップの持続性が良くなく、化粧膜がほとんどくずれている
上記の方法によりオールインワン美容液を調製し、評価した。表3〜表5に処方および結果を示す。尚、全ての処方において100gスケールで調製した。
すなわち比較例1〜4では、本発明の成分(a)の範囲から外れた構造を有する比較成分(a´)を含有しているため、本発明の効果を同時に満たすことができなかった。比較例5、6では、本発明の成分(b)の範囲から外れた構造を有する比較成分(b´)を有しているため、本発明の効果を同時に満たすことはできなかった。
Claims (1)
- 下記の成分(a)を0.1〜25質量%、成分(b)を0.01〜5質量%、および成分(c)を0.01〜5質量%含有し、成分(b)の成分(a)に対する質量比((b)/(a))が1/200〜1/6であることを特徴とする、皮膚化粧料。
(a) 下記の式(1)で示されるポリアルキレンオキシド誘導体
Z−[O(A1O)m(EO)n−R1 ]p ・・・ (1)
(式(1)中、
Zは炭素数1〜6のアルコールからすべての水酸基を除いた残基であり、
pは前記アルコールの価数であって、1以上、6以下であり、
R1は炭素数1〜4のアルキル基であり、
A1Oは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、
EOはオキシエチレン基であり、
前記誘導体における前記オキシアルキレン基A1Oの平均付加モル数p×mが1≦p×m≦70を満足しており、
前記誘導体における前記オキシエチレン基EOの平均付加モル数p×nが1≦p×n≦70を満足しており、
前記オキシアルキレン基A1Oの平均付加モル数と前記オキシエチレン基EOの平均付加モル数との合計に対する前記オキシエチレン基EOの平均付加モル数の割合n/(m+n)が0.15〜0.75である。)
(b) 下記の式(2)で示されるアルキレンオキシド誘導体
R2O−[(A2O)x(EO)y]−H ・・・ (2)
(式(2)中、
R2は炭素数1〜4のアルキル基であり、
A2Oは炭素数3のオキシアルキレン基であり、
EOはオキシエチレン基であり、
xは前記オキシアルキレン基A2Oの平均付加モル数であって、
1≦x≦40を満足しており、
yは前記オキシエチレン基の平均付加モル数であって、3≦y≦60を満足しており、
前記オキシアルキレン基A2Oの平均付加モル数と前記オキシエチレン基EOの平均付加モル数との合計に対する前記オキシエチレン基EOの割合x/(x+y)が0.35〜0.85であり、
前記オキシアルキレン基A2Oと前記オキシエチレン基EOとがランダム状に付加している。)
(c) 水溶性増粘剤
(d) 水
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| JP2010018568A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Shiseido Co Ltd | 水中油型洗浄料 |
| JP2011246361A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Kao Corp | 毛髪化粧料 |
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2017
- 2017-03-17 JP JP2017052109A patent/JP6847396B2/ja active Active
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