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JP2018031319A - 船舶 - Google Patents

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JP2018031319A
JP2018031319A JP2016164977A JP2016164977A JP2018031319A JP 2018031319 A JP2018031319 A JP 2018031319A JP 2016164977 A JP2016164977 A JP 2016164977A JP 2016164977 A JP2016164977 A JP 2016164977A JP 2018031319 A JP2018031319 A JP 2018031319A
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duct
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hull
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寛文 安間
Hirofumi Amma
寛文 安間
大塚 健一
Kenichi Otsuka
健一 大塚
鈴木 聡
Satoshi Suzuki
聡 鈴木
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】エンジンの吸気温度の上昇を抑制できる船舶を提供する。【解決手段】船舶1は、艇体2と、艇体2内に収容されたエンジン3と、吸気口31Aが形成されてエンジン3に取り付けられた吸気ボックス31と、艇体2内に引き回された吸気ダクト32と、吸気口31Aに臨む開口部33Aが形成されたガイドダクト33と、を含む。吸気ボックス31は、吸気口31Aから取り込んだ空気をエンジン3に供給する。吸気ダクト32は、艇体2のデッキ6に接続された外端部32Aを有する。ガイドダクト33は、吸気ダクト32によって艇体2外から取り込まれた空気を開口部33Aまで導く。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンを備えた船舶に関する。
特許文献1に記載の小型艇は、艇内空間が内部に形成された艇体と、艇体の後方に配置されたジェットポンプとを含む。ジェットポンプを駆動するエンジンと、エンジンのための燃料タンクと、艇内空間と艇体外とを通気させる吸気ダクトとが、艇内空間に設けられている。エンジンはジェットポンプの前方に配置され、燃料タンクはエンジンの前方に配置されている。吸気ダクトは、艇体の壁面に取り付けられた外端と、艇内空間に配置された内端とを有している。吸気ダクトの外端は、艇体外に開いた空気取り入れ口を形成している。艇体外の空気は、空気取り入れ口から吸気ダクトを通って吸気ダクトの内端から艇内空間に流入した後に、エンジンに供給される。
特開2009−220637号公報
特許文献1の小型艇では、吸気ダクトの内端は、艇内空間において燃料タンクよりも前方に配置されている。したがって、艇体外から吸気ダクト内に取り込まれて内端に到達した空気は、艇内空間において、燃料タンクより前方から、その後方に配置されたエンジンに向かって流れる。ところが、艇内空間には、エンジンの熱気が充満している。そのため、吸気ダクトを通って取り込まれた外気は、熱気に晒されて温められてからエンジンに到達する。したがって、エンジンの吸気温度が高くなり、それに応じてエンジンの出力が低下する虞がある。
そこで、本発明の一実施形態は、エンジンの吸気温度の上昇を抑制できる船舶を提供する。
本発明の一実施形態は、艇体と、前記艇体内に収容されたエンジンと、前記エンジンに取り付けられた吸気ボックスと、前記艇体内に引き回された吸気ダクトと、ガイドダクトと、を含む、船舶を提供する。前記艇体は、船底を形成したハルと、ハルの上方に配置されたデッキとを有する。前記吸気ボックスには、吸気口が形成され、前記吸気ボックスは、前記吸気口から取り込んだ空気を前記エンジンに供給する。前記吸気ダクトは、前記デッキに接続された外端部を有する。前記ガイドダクトには、前記吸気口に臨む開口部が形成され、前記ガイドダクトは、前記吸気ダクトによって前記艇体外から取り込まれた空気を前記開口部まで導く。
この構成によれば、吸気ダクトによって艇体外から取り込まれた空気は、吸気ダクト内を通過した後にガイドダクト内を通過して、ガイドダクトの開口部に到達する。開口部が吸気ボックスの吸気口に臨んでいるので、開口部に到達した空気は、速やかに吸気口に流入する。これにより、艇体外の空気は、艇体内において、エンジンの熱による熱気に極力晒されることなく吸気ボックスの吸気口に到達するので、外気温とほぼ変わらない温度でエンジンに供給される。この結果、エンジンの吸気温度の上昇を抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記船舶が、前記吸気ダクトと前記ガイドダクトとが一体化された連結ダクトを含み、前記連結ダクトが、前記外端部から前記艇体内を通って前記吸気口に臨むように前記艇体内で引き回されていてもよい。
この構成によれば、吸気ダクトとガイドダクトとが一体化されることによって、エンジンの吸気温度の上昇の抑制と部品点数の削減との両立を図れる。
本発明の一実施形態において、前記船舶が、互いに形状の異なる2つのダクトを含み、2つのダクトのうちの一方が、前記連結ダクトであってもよい。
本発明の一実施形態において、前記船舶が、前記艇体内において前記吸気ボックスよりも前方に配置され、前記エンジンの燃料を溜めるための燃料タンクを含み、前記連結ダクトは、前記燃料タンクよりも上方に配置された上方配置部と、前記燃料タンクよりも前方または前記吸気ボックスと前記燃料タンクとの間に配置され、前記上方配置部から下方へ延びてから上方へ折り返された折り返し部とを有してもよい。
この構成によれば、船舶が転覆して艇体の上下方向が逆になった場合には、折り返し部が、艇体の周囲の水面よりも上方に位置するので、艇体外の水が連結ダクト内に浸入しても、この水は、折り返し部を通過できない。これにより、艇体外の水が連結ダクトを通って艇体内に浸入することを抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記折り返し部には、下方に向けて開口した水抜き穴が形成されていてもよい。
この構成によれば、艇体外の水が連結ダクト内に浸入しても、この水は、折り返し部における水抜き穴から連結ダクトの外に排出されるので、連結ダクト内に水が溜まることを抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記船舶が、前記吸気ボックスにおける前記吸気口の周囲から張り出したフランジ部を含んでもよい。
この構成によれば、エンジンの周囲の熱気が吸気ボックスの吸気口に侵入することをフランジ部によって抑制できる。これにより、エンジンの吸気温度の上昇を一層抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記吸気ダクトは、前記艇体内に配置された内端部を有し、前記外端部から前記内端部へと空気を取り込むように配置されている。一方、前記ガイドダクトは、前記吸気ボックスの吸気口に接続され、前記吸気ダクトから分離して配置されている。そして、前記ガイドダクトには、前記吸気ダクトによって前記艇体内に取り込まれた空気を取り込むための取り込み口が形成されている。
この構成によれば、吸気ダクトによって艇体外から取り込まれた空気は、吸気ダクトの内端部から艇体内における吸気ダクト外の領域に流入する。その空気は、ガイドダクトの取り込み口からガイドダクト内に取り込まれて吸気ボックスの吸気口まで導かれる。ガイドダクトの開口部は、吸気ボックスの吸気口に接続されているので、艇体外から取り込まれて吸気ダクトの内端部に到達した空気は、ガイドダクト内に取り込まれ、エンジンの熱による熱気に晒されることなく、吸気口に到達して、吸気ボックスからエンジンに供給される。したがって、エンジンの吸気温度の上昇を一層抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記取り込み口は、前記エンジンの燃焼室よりも下方に配置されていてもよい。
エンジンの熱源である燃焼室よりも下方の領域には、冷気が溜まりやすいので、この領域は、燃焼室の周辺よりも低温である。そのため、艇体外から取り込まれてこの領域に到達した空気は、エンジンの熱による影響を極力受けることなく、取り込み口からガイドダクト内を通って吸気ボックスに到達した後にエンジンに供給される。それにより、エンジンの吸気温度の上昇を一層抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記ガイドダクトにおける前記取り込み口の周囲から張り出したフランジ部を含んでもよい。
この構成によれば、エンジンの周囲の熱気がガイドダクトの取り込み口に侵入することをフランジ部によって抑制できる。これにより、エンジンの吸気温度の上昇を一層抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記吸気ダクトは、前記艇体内に配置された内端部を有し、前記外端部から前記内端部へと空気を取り込むように配置されていてもよい。そして、前記ガイドダクトは、前記吸気ボックスと前記内端部との間において、前記吸気ボックスおよび前記吸気ダクトから分離して配置されていてもよい。
この構成によれば、ガイドダクト、吸気ボックスおよび吸気ダクトのそれぞれが独立して存在するので、これらの設計および配置の自由度が広がる。
本発明の一実施形態において、前記船舶が、前記艇体内において前記吸気ボックスよりも前方に配置され、前記エンジンの燃料を溜めるための燃料タンクを含み、前記ガイドダクトは、前記燃料タンクよりも上方に配置されていてもよい。
この構成によれば、ガイドダクトが、艇体内において燃料タンクよりも上方に引き回されることによって、ガイドダクトの開口部を吸気ボックスの吸気口に接近させることができる。これにより、艇体外から取り込まれてガイドダクト内を通って開口部に到達した空気は、艇体内における熱気による影響を極力受けることなく吸気口に到達して吸気ボックスからエンジンに供給されるので、エンジンの吸気温度の上昇を一層抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記船舶が、前記艇体内において前記エンジンが配置された第1領域と、前記艇体内において前記吸気ボックスおよび前記開口部が配置された第2領域との間を遮熱するための遮熱部材を含んでもよい。
この構成によれば、艇体外から取り込まれてガイドダクト内を通って開口部に到達した空気が、第1領域に侵入してエンジンの熱によって加熱されることを、遮熱部材によって抑制できる。さらに、第1領域の熱気が第2領域に侵入することも、遮熱部材によって抑制できるので、第2領域における気温の上昇を抑制できる。そのため、ガイドダクトの開口部に到達した空気は、エンジンが発生する熱の影響を極力受けることなく吸気口に到達して吸気ボックスからエンジンに供給される。それにより、エンジンの吸気温度の上昇を一層抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記船舶が、前記吸気ボックスを覆う断熱部材を含んでもよい。
この構成によれば、吸気ボックスが断熱部材によって周囲の熱気から遮られるので、吸気ボックス内においてエンジンに供給される空気の温度の上昇を抑制できる。これにより、エンジンの吸気温度の上昇を一層抑制できる。
本発明の一実施形態において、前記船舶が、前記エンジンの駆動力により水を吸引して噴出することによってジェット推進力を発生するジェットポンプを含むジェット推進艇であってもよい。
この構成によれば、ジェット推進艇において、エンジンの吸気温度の上昇を抑制できる。それにより、エンジンの出力低下を抑制できるから、大きな推進力が得られる。
本発明の一実施形態に係る船舶の模式図である。 船舶に備えられるエンジンおよび吸気ボックスの正面図である。 エンジンおよび吸気ボックスの側面図である。 エンジンおよび第1例に係る吸気構造の側面図である。 エンジンおよび第2例に係る吸気構造の側面図である。 第1例または第2例に係る吸気構造の正面図である。 吸気ボックスの斜視図である。 エンジンおよび第3例に係る吸気構造の側面図である。 エンジンおよび第4例に係る吸気構造の側面図である。 エンジンおよび第5例に係る吸気構造の側面図である。 エンジンおよび第6例に係る吸気構造の側面図である。 エンジンおよび第7例に係る吸気構造の側面図である。 変形例に係る船舶の模式図である。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る船舶1の模式図である。図1における左右方向が船舶1の前後方向である。図1における右方は船舶1の前方である。以下の説明では、船舶1の前方を向いたときを基準として船舶1の左右方向を定義する。すなわち、図1の紙面に直交する方向における手前が、船舶1の右方であり、図1の紙面に直交する方向における奥が、船舶1の左方である。
船舶1は、艇体2と、艇体2内に収容されたエンジン3および燃料タンク4とを含む。艇体2は、船底を形成したハル5と、ハル5の上方に配置されたデッキ6とを含み、前後方向に長手である。艇体2内に内部空間2Aが区画されている。内部空間2Aは、ハル5とデッキ6とによって上下方向から挟まれて区画されており、艇体2と同様に前後方向に長手である。エンジン3は、前後方向における内部空間2Aの途中に配置されている。エンジン3は、前後方向に延びるクランク軸線(図示せず)まわりに回転するクランクシャフト(図示せず)を含む内燃機関である。燃料タンク4は、内部空間2Aにおいてエンジン3よりも前方に配置されている。エンジン3の燃料が燃料タンク4に溜められていて、エンジン3と燃料タンク4とは、燃料供給パイプ(図示せず)を介してつながっている。燃料タンク4内の燃料は、燃料供給パイプによってエンジン3に供給される。
この実施形態における船舶1は、ジェット推進艇である。船舶1は、乗員が座るシート9と、乗員によって左右に操作されるステアリングハンドル10と、艇体2の後部に取り付けられたジェットポンプ12とをさらに含む。
シート9およびステアリングハンドル10は、左右方向におけるデッキ6の中央部に配置されている。上方へ向けて開口した開口部6Aが、デッキ6の上部に形成されている。開口部6Aは、通常の状態では、シート9によって上方から塞がれている。艇体2内をメンテナンスする際には、ユーザまたはメンテナンス作業者は、シート9を取り外すことによって開口部6Aを開放し、開口部6Aから艇体2内にアクセスする。艇体2内のエンジン3は、開口部6Aの下方に位置している。
ステアリングハンドル10は、シート9よりも前方に配置されている。スロットルレバー13がステアリングハンドル10の右端部に取り付けられており、エンジン3の駆動力は、乗員によるスロットルレバー13の操作によって調整される。乗員が後方を確認するためのサイドミラー11が、デッキ6の上面においてステアリングハンドル10よりも前方の領域に設けられている。
ジェットポンプ12は、エンジン3よりも後方に配置されている。ジェットポンプ12は、エンジン3の駆動力により水を船底から吸引して艇体2の後方に噴出する。これにより、ジェットポンプ12は、船舶1を推進させるための推進力を発生する。詳しくは、ジェットポンプ12は、艇体2の水を吸引する吸水口14と、吸水口14から吸引された水を後方に噴出する排水口15と、吸水口14に吸引された水を排水口15に導く流路16とを含む。ジェットポンプ12は、前後方向に延びるドライブシャフト17と、流路16内に配置されたインペラ18および静翼19と、ノズル20と、ノズル20から後方への水の噴出方向を左右に偏向させるデフレクタ21とをさらに含む。
吸水口14は、船底において開口しており、排水口15は、吸水口14より後方において後向きに開口している。ドライブシャフト17の前端部は、艇体2内に配置されて、継手22等を介してエンジン3のクランクシャフト(図示せず)に連結されている。ドライブシャフト17の後端部は、流路16内に配置され、インペラ18に連結されている。静翼19は、インペラ18の後方に配置されており、ノズル20は、静翼19の後方に配置されている。静翼19およびノズル20は、流路16に固定されている。
インペラ18は、流路16内において、ドライブシャフト17の中心軸線まわりに回転可能である。インペラ18は、エンジン3によって、ドライブシャフト17と共にドライブシャフト17の中心軸線まわりに回転駆動される。インペラ18が回転駆動されると、艇体2の外の水が吸水口14から流路16内に吸引され、インペラ18から静翼19に送られる。インペラ18によって送られた水が静翼19を通過することにより、インペラ18の回転によって生じた水流のねじれが低減され、水流が整えられる。したがって、整流された水が、静翼19からノズル20に送られる。ノズル20は、前後方向に延びる筒状であり、排水口15がノズル20の後端部に形成されている。したがって、ノズル20に送られた水は、ノズル20の後端部の排水口15から後方に噴射される。
デフレクタ21は、ノズル20から後方に延びている。デフレクタ21は、上下方向に延びるデフレクタ軸線21Aまわりに左右に回転可能にノズル20に連結されている。デフレクタ21は、中空である。ノズル20の排水口15は、デフレクタ21内に配置されている。デフレクタ21には、後向きに開口した噴出口23が形成されている。噴出口23は、排水口15の後方に配置されている。排水口15から後方に噴射された水は、デフレクタ21の内部を通って噴出口23から後方に噴出される。デフレクタ21は、ステアリングハンドル10の操作に応じて左右に回動する。これにより、ジェットポンプ12から噴出される水の方向が、ステアリングハンドル10の操作によって左右に変更されるので、船舶1が操舵される。
船舶1は、エンジン3に艇体2外の空気を供給するための吸気構造30をさらに含む。吸気構造30は、艇体2内に配置されている。吸気構造30は、吸気ボックス31と、吸気ダクト32と、ガイドダクト33とを含む。
図2は、エンジン3および吸気ボックス31の正面図である。吸気ボックス31は、例えば樹脂製の中空体である。吸気ボックス31は、空気を浄化するためのフィルタ34を内蔵している。吸気ボックス31の周囲の空気を吸気ボックス31内に取り込むための吸気口31Aが、吸気ボックス31の前面31Bの上端部に形成されている。吸気口31Aは、左右方向に細長く、吸気ボックス31の内部に連通している。左右方向に薄い板状の仕切部材35が、左右方向における吸気口31Aの途中に設けられてもよい。吸気口31Aから吸気ボックス31内に取り込まれた空気は、フィルタ34によって浄化される。
図3は、エンジン3および吸気ボックス31の右側面図である。吸気ボックス31は、エンジン3に前方から取り付けられ、ボルト等の締結部材36によってエンジン3に固定されている(図2も参照)。この状態における吸気ボックス31は、燃料タンク4よりも後方に配置されている(図1参照)。例えばゴムや樹脂といった可撓性の材料で構成された吸気管37が、例えば吸気ボックス31の右面31Cから右方へ延びて湾曲しながら後方へ延びている。吸気管37に関連して、エンジン3に供給する空気の量を調整するためのスロットルボディ38が、エンジン3の右面に設けられていて、吸気管37の後端部は、スロットルボディ38に接続されている。そのため、吸気口31Aから取り込まれて吸気ボックス31内においてフィルタ34によって浄化された空気は、吸気管37を通った後に、スロットルボディ38を経由してエンジン3に供給される。
図1を参照して、吸気ダクト32およびガイドダクト33は、可撓性の材料で構成された管状に形成されている。吸気ダクト32に関連して、通気穴6Bが、デッキ6の上面においてステアリングハンドル10よりも前方に形成されている。この実施形態における通気穴6Bは、一対存在し、左右方向における艇体2の中心を基準として対称となるように左右方向に並んで配置されている。吸気ダクト32は、デッキ6におけるいずれかの通気穴6B(この実施形態では右方の通気穴6B)に接続された外端部32Aを有し、外端部32Aから艇体2内に引き回されている。吸気ダクト32内を通気穴6Bから艇体2外に連通させる入口32Bが、外端部32Aの上端に形成されている。ガイドダクト33は、吸気ボックス31へ向けて後方へ延びている。吸気ボックス31の吸気口31Aに前方から臨む開口部33Aが、ガイドダクト33の後端に形成されている。
以下の第1例〜第7例が、吸気構造30の構成のバリエーションの例として挙げられる。図4および図5は、それぞれ、第1例および第2例に係る吸気構造30の右側面図である。図6は、第1例および第2例に係る吸気構造30の正面図である。図7は、吸気ボックス31を前方から見た斜視図である。図8〜図12は、それぞれ、第3例〜第7例に係る吸気構造30の右側面図である。図1には、第1例に係る吸気構造30が図示されている。
図4に示す第1例では、吸気ダクト32とガイドダクト33とが一体化されて1本の連結ダクト40を構成している。したがって、部品点数の削減が図られている。連結ダクト40において、外端部32Aを有する上流の部分が、吸気ダクト32であり、開口部33Aが形成された下流の部分が、ガイドダクト33である。連結ダクト40は、通気穴6Bにおいてデッキ6に固定され、外端部32Aから艇体2内を通って吸気口31Aに臨むように艇体2内で引き回されている。開口部33Aは、上下方向において吸気口31Aとほぼ同じ位置に配置され、隙間を空けて前方から吸気口31Aに対向している。
連結ダクト40は、燃料タンク4よりも上方に配置された上方配置部40Aと、上方配置部40Aから下方へ延びてから上方へ折り返された折り返し部40Bとを一体的に有する。船舶1が転覆して艇体2の上下方向が逆になった場合には、折り返し部40Bが、艇体2の周囲の水面よりも上方に位置するように設計されている。それにより、艇体2外の水が通気穴6Bから連結ダクト40内に浸入しても、この水は、折り返し部40Bを通過できない。これにより、艇体2外の水が連結ダクト40を通って艇体2内に浸入することを抑制できる。
第1例では、折り返し部40Bは、燃料タンク4よりも前方に配置されている。第1例の変形例として図5に示した第2例のように、折り返し部40Bは、吸気ボックス31と燃料タンク4との間に配置されていてもよい。第1例および第2例のいずれの吸気構造30においても、折り返し部40Bの下端部には、下方に向けて開口した水抜き穴40Cが形成されている。艇体2外の水が連結ダクト40内に浸入しても、この水は、折り返し部40Bにおける水抜き穴40Cから連結ダクト40の外に排出される。したがって、連結ダクト40内に水が溜まることを抑制できる。
図6に示すように、第1例および第2例のいずれにおいても、連結ダクト40は、外端部32Aから下方へ延びる第1途中部40Dと、第1途中部40Dの下端から左右方向のいずれか(図6では右方)に延びて折り返し部40Bにつながった第2途中部40Eとを有する。第1例では、上方配置部40Aと第2途中部40Eとの間に折り返し部40Bが位置し(図4参照)、第2例では、上方配置部40Aが第2途中部40Eを兼ねる(図5参照)。
船舶1は、外端部32Aに接続された通気穴6Bとは別の通気穴6B(この実施形態では左方の通気穴6B)に接続されて艇体2内に引き回された排気ダクト45を含む。排気ダクト45は、艇体2内の空気を艇体2外へ排出するためのものである。排気ダクト45は、例えば連結ダクト40と左右対称になるように、連結ダクト40と異なる形状を有し、正面視において連結ダクト40と交差するように配置されている。連結ダクト40の長さが排気ダクト45の長さと異なってもよい。このように、船舶1は、互いに形状の異なる2つのダクト40、45を含む。
艇体2外の空気は、入口32Bから吸気ダクト32内に取り込まれた後にガイドダクト33によって開口部33Aまで導かれる(図4および図5の破線矢印を参照)。開口部33Aが吸気ボックス31の吸気口31Aに対向し、かつ接近して配置されているので、開口部33Aに到達した空気は、速やかに吸気口31Aに流入して吸気ボックス31内に取り込まれ、エンジン3に供給される。このように、艇体2外の空気が、艇体2内において、エンジン3の熱による熱気に極力晒されることなく吸気ボックス31の吸気口31Aに到達するので、外気温とほぼ変わらない低温状態でエンジン3に供給される。この結果、夏場等の高温環境下であっても、エンジン3の吸気温度の上昇を抑制できる。これらの効果は、後述する第3例〜第7例においても得られる。
図7に示すように、吸気ボックス31には、吸気口31Aの周囲から張り出したフランジ部46が設けられてもよい。フランジ部46は、前後方向に板厚方向を整合させて配置された板状に形成されており、吸気口31Aを取り囲んでいる。これにより、エンジン3の周囲の熱気が前方に流れて吸気ボックス31の吸気口31Aに侵入することをフランジ部46によって抑制できる。そのため、エンジン3の吸気温度の上昇を一層抑制できる。
吸気ボックス31の前面31Bおよび右面31Cを含む外面の全域が、断熱部材47(明りょう化のために図7においてドットを付して示す)によって覆われていてもよい。この場合には、吸気ボックス31が断熱部材47によって周囲の熱気から遮られるので、吸気ボックス31内においてエンジン3に供給される空気の温度が上昇することを抑制できる。これにより、エンジン3の吸気温度の上昇を一層抑制できる。断熱部材47は、第1例および第2例だけでなく、後述の第3例〜第7例にも適用できる。
船舶1は、遮熱部材48を含んでもよい。遮熱部材48は、例えば樹脂製であり、シート状に形成されている。この実施形態では、図4および図5に示すように、吸気ボックス31とエンジン3との境界に沿って遮熱部材48が配置されている。遮熱部材48の下端部48Aは、ハル5に接続され、遮熱部材48の上端部48Bは、デッキ6に接続されている。これにより、遮熱部材48は、艇体2の内部空間2Aを、エンジン3が配置されたエンジンルームである第1領域2Bと、内部空間2Aにおいて吸気ボックス31および開口部33Aが配置された第2領域2Cとに仕切るとともに、第1領域2Bと第2領域2Cとの間を遮熱している。
そのため、艇体2外から取り込まれてガイドダクト33内を通って開口部33Aに到達した空気が、第1領域2Bに侵入することを抑制できる。それにより、艇体2外から取り込まれた空気がエンジン3の熱によって加熱されてから吸気ボックス31の吸気口31Aに到達することを抑制できる。さらに、第1領域2Bの熱気が第2領域2Cに侵入することも、遮熱部材48によって抑制できるので、第2領域2Cの気温の上昇を抑制できる。よって、開口部33Aに到達した空気は、第1領域2Bおよび第2領域2Cにおける熱の影響を極力受けることなく吸気口31Aに到達して吸気ボックス31からエンジン3に供給される。
遮熱部材48の存在だけでもエンジン3の吸気温度の上昇を抑制できる。そのうえ、第1例〜第7例に遮熱部材48を適用すれば、エンジン3の吸気温度の上昇を一層抑制できる。
図8に示す第3例は、第1例および第2例についての変形例である。アタッチメント49が、連結ダクト40の下流端部に設けられている。アタッチメント49は、ボックス状のベース部49Aと、ベース部49Aから上方に突出した円管状の出口部49Bとを有する。ベース部49Aの内部空間と出口部49Bの内部空間とは、互いに連通していて、連結ダクト40の下流端部の内部空間を構成している。出口部49Bは、その流路断面積が上方に向かうにつれて大きくなるテーパー状に形成されている。前述した開口部33Aは、出口部49Bの上端に形成されていて、下方から吸気ボックス31の吸気口31Aに臨んでいる。アタッチメント49によって、連結ダクト40の下流端部は、上方配置部40Aから下方へ延びてから開口部33Aへ向けて上方へ折り返された折り返し部40Bを構成している。アタッチメント49によって、開口部33Aの位置を自由に設定できる。
第3例では、艇体2外の空気は、入口32Bから吸気ダクト32内に取り込まれた後にガイドダクト33およびアタッチメント49によって開口部33Aまで導かれ、開口部33Aから上方に放出される(図8の破線矢印を参照)。開口部33Aは、吸気ボックス31の吸気口31Aに向けられているので、開口部33Aに到達した空気は、直ちに吸気口31Aに達し、吸気ボックス31内に取り込まれて、エンジン3に供給される。
図9に示す第4例では、第1例〜第3例と異なり、吸気ダクト32とガイドダクト33とは、一体化されていない。吸気ダクト32は、外端部32Aとは反対に位置する内端部32Cを有し、外端部32Aから内端部32Cへと空気を取り込むように配置されている。外端部32Aから内端部32Cに取り込まれた空気を吸気ダクト32外(内部空間2Aにおいて吸気ダクト32外の領域)に流入させる出口32Dが、内端部32Cに形成されている。出口32Dは、内部空間2Aに開いている。内端部32Cは、燃料タンク4の前方に配置されていて、出口32Dは、下方を向いて、ハル5の内底面に臨んでいる。ガイドダクト33の前端には、吸気ダクト32によって艇体2内に取り込まれた空気を取り込むための取り込み口33Bが形成されている。ガイドダクト33は、燃料タンク4よりも上方において、取り込み口33Bから開口部33Aへ向けて後方に延びている。取り込み口33Bは、内端部32Cにつながっておらず、内端部32Cに後方から隣接している。そのため、ガイドダクト33は、吸気ダクト32から分離して配置されている。
ボックス状のアタッチメント50が、吸気ボックス31の前面31Bとガイドダクト33の後端部との間に配置され、吸気ボックス31およびガイドダクト33のそれぞれに接続されている。そのため、ガイドダクト33は、アタッチメント50を介して吸気ボックス31に接続されている。アタッチメント50の内部空間は、ガイドダクト33の後端部の内部空間に後方から連通し、吸気ボックス31の吸気口31Aに前方から連通している。ガイドダクト33の開口部33Aは、アタッチメント50の内部空間を介して前方から吸気口31Aに臨んでいる。
第4例では、艇体2外の空気は、入口32Bから吸気ダクト32内に取り込まれた後に、出口32Dから艇体2内において燃料タンク4の前方の領域に流入する(図9の1点鎖線の矢印を参照)。この領域の空気は、取り込み口33Bからガイドダクト33内に取り込まれて開口部33Aまで導かれ、開口部33Aからアタッチメント50内を介して吸気口31Aに導かれる(図9の2点鎖線の矢印を参照)。これにより、艇体2外から取り込まれて吸気ダクト32の内端部32Cに到達した空気は、ガイドダクト33内に取り込まれた後には、エンジン3の熱による熱気に晒されることなく吸気口31Aに到達してエンジン3に供給される。それにより、エンジン3の吸気温度の上昇を抑制できる。
ガイドダクト33の長さは任意に変更できる。取り込み口33Bが吸気ダクト32の内端部32Cに接近するようにガイドダクト33を長くすれば、吸気ダクト32によって艇体2外から取り込まれた空気を効率的に取り込み口33Bに取り込んでエンジン3に供給できる。
図10に示す第5例は、第4例についての変形例である。第5例のように、吸気ダクト32の内端部32Cは、艇体2の内部空間2Aにおいて燃料タンク4と吸気ボックス31との間に配置されてもよい。アタッチメント50(図9参照)が省略されて、ガイドダクト33の開口部33Aが吸気ボックス31の吸気口31Aに直接接続されてもよい。
第5例では、艇体2外の空気は、外端部32Aの入口32Bから吸気ダクト32内に取り込まれた後に、吸気ダクト32の内端部32Cの出口32Dから、艇体2内において燃料タンク4と吸気ボックス31との間の領域に流入する(図10の1点鎖線の矢印を参照)。この領域の空気は、取り込み口33Bからガイドダクト33内に取り込まれて開口部33Aまで導かれる(図10の2点鎖線の矢印を参照)。開口部33Aに到達した空気の先には、吸気ボックス31の吸気口31Aが存在するので、開口部33Aに到達した空気は、直ちに吸気口31Aから吸気ボックス31内に取り込まれ、前述したようにエンジン3に供給される。
ガイドダクト33には、取り込み口33Bの周囲から張り出したフランジ部51が設けられてもよい。フランジ部51は、前後方向に板厚方向を整合させて配置された板状に形成されており、取り込み口33Bを取り囲んでいる。この場合、エンジン3の周囲の熱気が前方へ流れてガイドダクト33の取り込み口33Bに侵入することをフランジ部51によって抑制できる。これにより、エンジン3の吸気温度の上昇を一層抑制できる。
図11に示す第6例は、第5例についての変形例である。この例では、ガイドダクト33は、燃料タンク4と吸気ボックス31との間に配置されて上下方向に延びた第1ダクト33Cを有している。ガイドダクト33は、さらに、第1ダクト33Cの上端部から後方へ延びて吸気口31Aに接続された第2ダクト33Dを一体的に有している。取り込み口33Bは、第1ダクト33Cの下端に形成されて、下方に臨んでいる。取り込み口33Bは、エンジン3の上部に設けられた燃焼室3Aよりも下方に配置されている。開口部33Aは、第2ダクト33Dの後端に形成されて、前方から吸気口31Aに対向している。
第6例では、艇体2外の空気は、入口32Bから吸気ダクト32内に取り込まれた後に、その出口32Dから、艇体2内において燃料タンク4と吸気ボックス31との間の領域に流入する(図11の1点鎖線の矢印を参照)。この領域の空気は、取り込み口33Bからガイドダクト33内に取り込まれて第1ダクト33Cおよび第2ダクト33Dを順に流れて開口部33Aまで導かれる(図11の2点鎖線の矢印を参照)。開口部33Aは、吸気ボックス31の吸気口31Aに向けられているので、開口部33Aに到達した空気は、直ちに吸気口31Aから吸気ボックス31内に取り込まれ、エンジン3に供給される。
エンジン3の熱源である燃焼室3Aよりも下方の領域には、冷気が溜まりやすいので、この領域は、燃焼室3Aの周辺よりも低温である。そのため、艇体2外から取り込まれてこの領域に到達した空気は、エンジン3の熱による影響を極力受けることなく取り込み口33Bからガイドダクト33内を通って吸気ボックス31に到達する。
図12に示す第7例では、第1例〜第6例と異なり、ガイドダクト33は、吸気ボックス31と吸気ダクト32の内端部32Cとの間において、吸気ボックス31および吸気ダクト32のいずれからも分離して配置されている。そのため、ガイドダクト33、吸気ボックス31および吸気ダクト32のそれぞれが独立しているので、これらの設計および配置の自由度が大きい。内端部32Cは、艇体2の内部空間2Aにおいて燃料タンク4の前方に配置されている。ガイドダクト33は、燃料タンク4よりも上方に配置されて前後方向に延びる上方配置部33Eと、上方配置部33Eの前端部から折れ曲がって下方に延びて燃料タンク4の前方に配置された前方配置部33Fとを一体的に有する。前方配置部33Fが省略されてもよい。開口部33Aは、上方配置部33Eの後端に形成されている。ボックス状のアタッチメント52が、上方配置部33Eの後端部に接続されている。アタッチメント52は、例えば10mm程度の間隔を空けて前方から吸気ボックス31の吸気口31Aに対向している。アタッチメント52の後面は開放されており、ガイドダクト33の開口部33Aは、アタッチメント52の内部空間を介して前方から吸気口31Aに臨んでいる。
第7例では、艇体2外の空気は、入口32Bから吸気ダクト32内に取り込まれた後に、その出口32Dから艇体2内において燃料タンク4の前方の領域に流入する(図12の1点鎖線の矢印を参照)。この領域の空気は、取り込み口33Bからガイドダクト33内に取り込まれて開口部33Aまで導かれ(図12の2点鎖線の矢印を参照)、アタッチメント52を介して吸気口31Aに導かれる。
上方配置部33Eを有するガイドダクト33は、艇体2内において燃料タンク4よりも上方に引き回される。これによって、ガイドダクト33の開口部33Aを吸気ボックス31の吸気口31Aに接近させることができる。そのため、開口部33Aに到達した空気は、艇体2内における熱気による影響を極力受けることなく吸気口31Aから吸気ボックス31に流入し、エンジン3に供給される。したがって、エンジン3の吸気温度の上昇を抑制できる。
本発明の実施形態の説明は以上であるが、本発明は、前述の実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、船舶1は、艇体2内にエンジン3が配置されていれば、推進力発生機構としてジェットポンプ12以外の構成を備えていてもよい。推進力発生機構の別の例として、エンジン3のクランクシャフト(図示せず)に連結されて艇体2外に配置されたスクリューが挙げられる。
図13は、変形例に係る船舶1の模式図である。船舶1の別の例は、図13に示すジェットボート1Aである。図13において、今まで説明した部分と機能的に同じ部分には同一番号を付して、当該部分についての詳細な説明は省略する。ジェットボート1Aの艇体2は、ハル5と、ハル5の上方に配置されたデッキ6とを有する。前後方向におけるデッキ6の略中央部には、コックピット60が設けられている。例えば、操船者用のシート9Aとステアリングハンドル10とが、コックピット60における前方の領域に設けられ、パッセンジャーシート9Bが、コックピット60における後方の領域に設けられている。デッキ6は、上方へ突出してパッセンジャーシート9Bの背もたれの一部を構成する突出部61を有する。突出部61は、中空であり、突出部61の内部空間は、艇体2の内部空間2Aの一部である。突出部61には、前述した通気穴6Bが形成されている。
エンジン3は、艇体2の内部空間2Aにおいて後方に偏った領域に配置され、例えば突出部61の下方に位置している。ジェットポンプ12が、艇体2の後部に設けられていて、エンジン3の駆動力により推進力を発生する。燃料タンク4は、内部空間2Aにおいて、エンジン3よりも前方に配置されている。
前述した吸気構造30は、ジェットボート1Aにも適用される。この場合の吸気構造30では、吸気ボックス31が、内部空間2Aにおけるエンジン3と燃料タンク4と間の領域において、エンジン3に前方から取り付けられている。吸気ダクト32の外端部32Aが、デッキ6の突出部61内に配置され、外端部32Aの入口32Bが、突出部61の通気穴6Bに接続されている。吸気ダクト32は、内部空間2Aにおけるエンジン3よりも上方の領域において、外端部32Aから前方へ引き回されている。ガイドダクト33は、内部空間2Aにおいて、吸気ボックス31の上方を通って前方へ延び、下方へ折れ曲がっている。ガイドダクト33の下端に設けられた開口部33Aが、吸気ボックス31の前面31Bに形成された吸気口31Aに、前方から臨んでいる。
ジェットボート1Aでは、艇体2外の空気が、吸気ダクト32によって取り込まれた後に、ガイドダクト33によって開口部33Aに導かれる(図13の破線矢印を参照)。開口部33Aに導かれた空気は、速やかに吸気口31Aに流入して吸気ボックス31内に取り込まれ、エンジン3に供給される。そのため、ジェットボート1Aでも、艇体2外の空気は、エンジン3の熱による熱気に極力晒されることなく吸気ボックス31の吸気口31Aに到達するので、外気温とほぼ変わらない低温状態でエンジン3に供給される。
ジェットボート1Aの吸気構造30でも、吸気ダクト32とガイドダクト33とは、第1例および第2例のように、連結ダクト40として一体化されてもよい。第3例のアタッチメント49(図8参照)が用いられてもよい。第4例〜第6例のように、ガイドダクト33は、吸気ダクト32から分離して配置されてもよく、この場合には、アタッチメント50(図9参照)が用いられてもよい。第7例のように、ガイドダクト33は、吸気ボックス31および吸気ダクト32のいずれからも分離して配置されてもよい。また、前述したフランジ部46、断熱部材47および遮熱部材48(図7参照)が用いられてもよい。ジェットボート1Aにおいて、図13とは異なり、吸気ダクト32の外端部32Aがエンジン3よりも前方に配置される場合には、吸気ダクト32とガイドダクト33は、図1〜図12のそれぞれと同じレイアウトで配置できる。
1 :船舶
1A :ジェットボート
2 :艇体
2B :第1領域
2C :第2領域
3 :エンジン
3A :燃焼室
4 :燃料タンク
5 :ハル
6 :デッキ
12 :ジェットポンプ
31 :吸気ボックス
31A :吸気口
32 :吸気ダクト
32A :外端部
32C :内端部
33 :ガイドダクト
33A :開口部
33B :取り込み口
40 :連結ダクト
40A :上方配置部
40B :折り返し部
40C :水抜き穴
46 :フランジ部
47 :断熱部材
48 :遮熱部材
51 :フランジ部

Claims (14)

  1. 船底を形成したハルと、ハルの上方に配置されたデッキとを有する艇体と、
    前記艇体内に収容されたエンジンと、
    前記エンジンに取り付けられ、吸気口が形成され、前記吸気口から取り込んだ空気を前記エンジンに供給するための吸気ボックスと、
    前記デッキに接続された外端部を有し、前記艇体内に引き回された吸気ダクトと、
    前記吸気口に臨む開口部が形成され、前記吸気ダクトによって前記艇体外から取り込まれた空気を前記開口部まで導くためのガイドダクトと、
    を含む、船舶。
  2. 前記吸気ダクトと前記ガイドダクトとが一体化された連結ダクトを含み、前記連結ダクトが、前記外端部から前記艇体内を通って前記吸気口に臨むように前記艇体内で引き回されている、請求項1に記載の船舶。
  3. 互いに形状の異なる2つのダクトを含み、
    2つのダクトのうちの一方が、前記連結ダクトである、請求項2に記載の船舶。
  4. 前記艇体内において前記吸気ボックスよりも前方に配置され、前記エンジンの燃料を溜めるための燃料タンクを含み、
    前記連結ダクトは、前記燃料タンクよりも上方に配置された上方配置部と、前記燃料タンクよりも前方または前記吸気ボックスと前記燃料タンクとの間に配置され、前記上方配置部から下方へ延びてから上方へ折り返された折り返し部とを有する、請求項3に記載の船舶。
  5. 前記折り返し部には、下方に向けて開口した水抜き穴が形成されている、請求項4に記載の船舶。
  6. 前記吸気ボックスにおける前記吸気口の周囲から張り出したフランジ部を含む、請求項2〜5のいずれか一項に記載の船舶。
  7. 前記吸気ダクトは、前記艇体内に配置された内端部を有し、前記外端部から前記内端部へと空気を取り込むように配置されており、
    前記ガイドダクトは、前記吸気ボックスの吸気口に接続され、前記吸気ダクトから分離して配置されていて、前記ガイドダクトには、前記吸気ダクトによって前記艇体内に取り込まれた空気を取り込むための取り込み口が形成されている、請求項1に記載の船舶。
  8. 前記取り込み口は、前記エンジンの燃焼室よりも下方に配置されている、請求項7に記載の船舶。
  9. 前記ガイドダクトにおける前記取り込み口の周囲から張り出したフランジ部を含む、請求項7または8に記載の船舶。
  10. 前記吸気ダクトは、前記艇体内に配置された内端部を有し、前記外端部から前記内端部へと空気を取り込むように配置されており、
    前記ガイドダクトは、前記吸気ボックスと前記内端部との間において、前記吸気ボックスおよび前記吸気ダクトから分離して配置されている、請求項1に記載の船舶。
  11. 前記艇体内において前記吸気ボックスよりも前方に配置され、前記エンジンの燃料を溜めるための燃料タンクを含み、
    前記ガイドダクトは、前記燃料タンクよりも上方に配置されている、請求項7〜10のいずれか一項に記載の船舶。
  12. 前記艇体内において前記エンジンが配置された第1領域と、前記艇体内において前記吸気ボックスおよび前記開口部が配置された第2領域との間を遮熱するための遮熱部材を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の船舶。
  13. 前記吸気ボックスを覆う断熱部材を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の船舶。
  14. 前記船舶が、前記エンジンの駆動力により水を吸引して噴出することによってジェット推進力を発生するジェットポンプを含むジェット推進艇である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の船舶。
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