JP2018011000A - スプレイエッチング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メンテナンスが容易になるとともに、装置のコンパクト化が図り易く、かつ、高品質なスプレイエッチング処理を実行することが可能なスプレイエッチング装置を提供する。【解決手段】スプレイエッチング装置は、エッチングチャンバ16、送液ユニット40、および駆動ユニット50を少なくとも含んでおり、これらの送液ユニット40、エッチングチャンバ16、および駆動ユニット50がガラス基板100の搬送方向に直交する幅方向に配列される。エッチングチャンバ16は、ガラス基板100に対してエッチング液をスプレイするように構成された移動可能な上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164を少なくとも含む。【選択図】図3
Description
本発明は、ガラス基板等の被処理基板に対してエッチング処理を行うように構成されたエッチング装置に関する。
携帯電話、パソコン、液晶テレビ等に用いられるガラス基板の薄型化加工または切断加工においてエッチング処理が用いられる機会が増加している。その理由は、ガラス基板に対して機械加工を施した場合には加工時に傷が発生し易いのに対して、エッチング処理をした場合には加工時に傷が発生しないためである。エッチング処理を用いることにより、加工後のガラス基板の強度を高くすることが可能になるのである。
ガラス基板に対するエッチング処理の代表例としては、フッ酸等のエッチング液を用いるウエットエッチング処理が挙げられる。このウエットエッチング処理は、大別すると、エッチング液が収容された浴槽にガラス基板を浸漬させるディップ方式と、スプレイノズルからエッチング液をガラス基板に対してスプレイするスプレイ方式に分けられる。そして、以前は、構成がシンプルで、設備費用が比較的安価なディップ方式のエッチング処理が広く用いられてきた。
ところが、近年では、スラッジ等の析出物の管理が容易で、かつ、エッチングレートの管理も行い易いとされているスプレイ方式のウエットエッチング処理が好まれるようになってきている(例えば、特許文献1参照。)。このようなスプレイ方式のエッチング処理を行うことにより、寸法精度が要求されるガラス基板の加工を好適に行うことができるとされていた。
しかしながら、スプレイ方式のエッチング装置においても、スラッジ等の析出物の管理が課題になることがあった。例えば、水平に載置されたガラス基板を上下からスプレイエッチングする構成においては、ガラス基板の上側にエッチング液が滞留する可能性があった。
エッチング液の滞留はエッチング処理の品質に影響し易いため、エッチング液の滞留を適切に抑制することが好ましい。このガラス基板の上側の滞留を防止するために、エッチングのスプレイ角度を可変にする駆動機構を採用する場合には、この駆動機構に対して適切なメンテナンスを頻繁に行う必要があった。特にエッチング雰囲気の影響を受け易い位置に駆動機構を配置する場合には、駆動機構のメンテナンスに細心の注意が必要であった。
また、駆動機構の配置によっては、エッチング装置の設計が制限されることがあったり、エッチング装置が大型化してしまったりすることがあった。
本発明の目的は、メンテナンスが容易になるとともに、装置のコンパクト化が図り易く、かつ、高品質なスプレイエッチング処理を実行することが可能なスプレイエッチング装置を提供することである。
本発明に係るスプレイエッチング装置は、ガラス基板等の被処理基板に対してスプレイ方式のエッチング処理を行うように構成される。このスプレイエッチング装置は、エッチングチャンバ、送液ユニット、および駆動ユニットを備える。エッチングチャンバは、所定の搬送方向に順次搬送される被処理基板に対してエッチング液をスプレイするように構成された移動可能なスプレイ配管ユニットを少なくとも含む。スプレイ配管ユニットの構成例として、エッチング液を吐出するスプレイノズルが複数設けられたスプレイ配管を複数配列してフレーム部材やケーシング部材によってユニット化した構成が挙げられる。
送液ユニットは、スプレイ配管ユニットに対してエッチング液を供給するように構成される。送液ユニットの例としては、エッチング液タンクとエッチングチャンバとを接続する配管群、およびこれらの配管群に設けられたポンプ類や圧力計等の計器類を備えた送液系の機構が挙げられる。送液ユニットにより、エッチング液タンクに収容されたエッチング液がエッチングチャンバ内のスプレイ配管ユニットに供給される。また、必要に応じて送液ユニットは各チャンバに対してエッチング液以外の液(洗浄液、水等)を送り出すように構成される。なお、スプレイ配管ユニットの移動方向の代表例として、被処理基板の搬送方向に直交する方向が挙げられるが、斜め方向に移動したり円を描くように移動したりするように構成しても良い。
駆動ユニットは、少なくともスプレイ配管ユニットに対してエッチングチャンバの外側から駆動力を伝達するように構成される。駆動ユニットは、スプレイ配管ユニットがガイド部材に沿って往復スライド移動するための力をエッチングチャンバの外側からスプレイ配管ユニットに加えるように構成されたモータユニットおよびカム機構を備える。例えば、駆動ユニットからシャフト等を介してスプレイ配管ユニットに押圧力や引張力が加えられると、スプレイ配管ユニットが直線上を往復移動することになる。スプレイ配管ユニットのメンテナンス性を考慮すると、スプレイ配管ユニットは選択的に駆動ユニットとの接続状態を解除できるように構成することが好ましい。
そして、上述のスプレイエッチング装置では、送液ユニット、エッチングチャンバ、および駆動ユニットが被処理基板の搬送方向に直交する幅方向に配列される。この配列を採用することにより、ガラス基板の搬送方向に沿ってエッチングチャンバを配列する際に、送液ユニットや駆動ユニットが物理的に干渉することがなくなる。特に、エッチングチャンバを連続的に配列したときに、各エッチングチャンバ間に送液ユニットや駆動ユニットを配置する必要がないため、装置の搬送方向の長さが必要以上に長くなることがなく、装置が大型化することがない。
また、スプレイ配管ユニットをユニット化してユニット全体に対して駆動力を加えて動かすように構成されるため、スプレイ配管ユニット内に可動部を持つ必要がなくなる。このため、各ノズルごとに駆動する場合や各配管ごとに駆動力を伝達する構成を採用する場合に比べて故障が発生しにくい。また、スペアのスプレイ配管ユニットを用意すること等によって、エッチング装置からスプレイ配管ユニット全体を取り外してから各ノズルや配管のメンテナンス等を行うことが可能になるため、メンテナンスが行い易くなる。
スプレイ配管ユニットに駆動力を加えつつエッチング処理を行うことにより、被処理基板の上側におけるエッチング液の滞留が発生しにくくなり、エッチング液の滞留に起因するエッチングムラ等の発生が防止される。しかも、ノズルや配管における目詰まりやスラッジ堆積等の発生も防止し易くなるため、エッチング処理の高品質化を実現し易い。
上述のスプレイエッチング装置において、スプレイ配管ユニットは、その脚部が幅方向に延びる直線状のガイド部材にスライド自在に支持されており、駆動ユニットは、スプレイ配管ユニットがガイド部材に沿って往復スライド移動するための力をスプレイ配管ユニットに加えるように構成されることが好ましい。このような構成を採用することにより、スプレイ配管ユニットを幅方向において好適に往復移動させることが可能となるため、被処理基板の上側にエッチング液が滞留することとが防止される。また、シンプルな構成によってスプレイ配管ユニットを駆動させることが可能になるため、駆動機構の不具合の発生が抑制される。
また、スプレイ配管ユニットは、被処理基板の搬送経路の上側または下側のいずれか一方に配置することも可能であるが、スプレイ配管ユニットが、被処理基板の搬送経路の上側に配置された上側スプレイ配管ユニットと、被処理基板の搬送経路の下側に配置された下側スプレイ配管ユニットとからなるように構成されることが好ましい。特にこの場合、送液ユニットの下部と上側スプレイ配管ユニットとが可撓性を備えたホースによって接続されるとともに、送液ユニットの上部と下側スプレイ配管ユニットとが可撓性を備えたホースによって接続されるようにすることが好ましい。このような構成を採用することにより、ホースが十分に長くなるため、スプレイ配管ユニットの移動に伴って好適に撓ませ易くなる。
この発明によれば、メンテナンスが容易になるとともに、装置のコンパクト化が図り易く、かつ、高品質なスプレイエッチング処理を実行することが可能になる。
以下、図を用いて本発明に係るスプレイエッチング装置の一実施形態を説明する。図1(A)および図1(B)に示すように、スプレイエッチング装置10は、導入部12、前処理チャンバ14、5つのエッチングチャンバ16、洗浄チャンバ18、および排出部20を備える。前処理チャンバ14、エッチングチャンバ16、および洗浄チャンバ18にはそれぞれ、隔壁の一部にガラス基板100が通過可能なスリット状の開口部が形成されている。以下の実施形態では、被処理基板がガラス基板100である例を説明するが、ガラス基板100以外の基板(例:セラミック基板、プリント基板、半導体基板等)の処理にスプレイエッチング装置10を用いることも可能である。
スプレイエッチング装置10は、最上流位置の導入部12から最下流位置の排出部20にかけて配列された複数の搬送ローラ30を備えている。搬送ローラ30は、導入部12にセット(ローディング)されたガラス基板100を前処理チャンバ14、エッチングチャンバ16、および洗浄チャンバ18を順次経由させつつ排出部20まで搬送するように構成される。
前処理チャンバ14は、エッチングチャンバ16に導入される前のガラス基板100を洗浄するように構成される。この実施形態では、前処理チャンバ14においてガラス基板100に対して上下から洗浄水が噴きつけられることによってガラス基板100が水洗いされる。エッチングチャンバ16は、ガラス基板100に対してエッチング液を噴きつけることによってガラス基板100を薄型化するように構成される。この実施形態では、スプレイエッチング装置10は5つのエッチングチャンバ16を備えているが、エッチングチャンバ16の数は適宜増減させることが可能である。エッチングチャンバ16の構成については後述する。
洗浄チャンバ18は、エッチングチャンバ16にてエッチング処理がされたガラス基板100を洗浄するように構成される。洗浄チャンバ18においても、前処理チャンバ14と同様、ガラス基板100に対して上下から洗浄水が噴きつけられることによってガラス基板100が水洗いされる。排出部20には、エッチング処理および洗浄処理がされたガラス基板100が排出される。排出部20においてガラス基板100の取り出し(アンローディング)が行われる。
図1(B)に示すように、エッチングチャンバ16および洗浄チャンバ18には、ガラス基板100上の液体を除去するための乾燥手段(例:エアナイフ、脱水ローラ等)が設けられており、適宜、エッチング液の除去および洗浄水の除去が行われる。また、スプレイエッチング装置10には、スクラバ等を含む排気システム(図示省略)およびフィルタープレス等を含む排水系システム(図示省略)に接続されており、排気および排水が適切に行われている。
続いて、図2を用いてエッチングチャンバ16の構成を説明する。5つのエッチングチャンバ16は原則として同一構成であるため、ここでは単一のエッチングチャンバ16について説明する。エッチングチャンバ16は、上側スプレイ配管ユニット162、下側スプレイ配管ユニット164、上側ホースユニット166、下側ホースユニット167(図3参照。)およびガイドシャフト58を少なくとも備える。
上側スプレイ配管ユニット162は、搬送ローラ30上を搬送されるガラス基板100の上方に所定の距離を設けて配置される。上側スプレイ配管ユニット162は、エッチング液を吐出する吐出ノズルを複数備えた配管を並列的に複数配置するように構成される。この実施形態では、並行に5本配置された各配管に6個の吐出ノズルが設けられる例を説明するが、配管や吐出ノズルの数はこれに限定されるものではない。
ここでは、上側スプレイ配管ユニット162のフレーム部材、吐出ノズル、および配管がポリ塩化ビニルによって構成されているが、その他の耐酸性部材を用いることも可能である。下側スプレイ配管ユニット164は、搬送ローラ30上を搬送されるガラス基板100の下方に所定の距離を設けて配置される。下側スプレイ配管ユニット164の基本的構成は上側スプレイ配管ユニット162と同一であるため、説明を割愛する。
上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164はそれぞれ底部の4箇所(この実施形態では、4つの角部)に、脚部となるベース部材170を備えている。このベース部材170は、エッチングチャンバ16内の所定位置に設けられた8つのガイド部材172にスライド可能な状態で支持されている。ベース部材170は、その底部がテーパ加工されており、ガイド部材172は、ベース部材170の底部にフィットする形状の溝部を有している。ベース部材170がガイド部材172の溝部に沿って往復直線移動することにより、上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164がガラス基板100の搬送方向に直交する幅方向において往復直線移動をすることになる。
ベース部材170およびガイド部材172は常時互いに擦れ合うため、耐酸性を備え、かつ、摺動特性や耐摩耗性が高い素材を用いることが好ましい。この実施形態では、ベース部材170にポリテトラフルオロエチレン、ガイド部材172に超高分子量ポリエチレン樹脂(U−PE)を採用しているが、素材についてはこれらに限定されるものではない。ベース部材170およびガイド部材172の素材を同一にしないことにより、互いに摩耗しにくくなる。
上側ホースユニット166は、可撓性を備えた耐酸性ホースの束で構成されており、上側スプレイ配管ユニット162と送液ユニット40とを接続するように構成される。下側ホースユニット167は、可撓性を備えた耐酸性ホースの束で構成されており、下側スプレイ配管ユニット164と送液ユニット40とを接続するように構成される。(図5参照。)ガイドシャフト58は、駆動ユニット50からの駆動力を上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164に伝達するように構成される。
図3に示すように、駆動ユニット50は、上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164に対してガイドシャフト56を介して駆動力を伝達するように構成される。ガイドシャフト58は、エッチングチャンバ16の側壁を貫通することになるため、水密性および気密性を保つためシール軸受58等のシール機構が用いられる。シール軸受58は、ガイドシャフト56をスライド自在に支持するように構成される。ガイドシャフト56の一端は上側スプレイ配管ユニット162または下側スプレイ配管ユニット164に接続されている。ガイドシャフト56の他端は、LMガイド(Linear Motion Guide)64にスライド自在に支持された可動フレーム60に接続されている。
駆動ユニット50は、駆動源としてのモータやその駆動回路等を有するモータユニット52を備えている。モータユニット52には回転シャフト54が接続される。回転シャフト54の両端部には回転円板70が取り付けられている。
図4(A)に示すように、回転円板70には、カムフォロア72が取り付けられている。一方で、可動フレーム60には、カムフォロア72がフィットするサイズの溝が形成されたガイド部材62が取り付けられている。図4(A)においては、説明の便宜上、回転円板70のカムフォロア72と可動フレームのガイド部材62とが分離した状態を示しているが、実際の使用時においてはカムフォロア72がガイド部材62にスライド自在な状態で嵌っている。
モータユニット52の駆動力により回転シャフト54が回転すると、回転円板70の回転力が可動フレーム60を往復移動させるための駆動力として可動フレーム60に伝達する。可動フレーム60に伝達した駆動力は、ガイドシャフト56を介して上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164に伝達する。
上述した駆動ユニット50の構成は一例であり、これに限定されるものではない。例えば、図4(B)に示すように、回転円板70に代えて、所望の長径と短径との差を有するカム板74を用いることの可能である。この場合は、可動フレーム60に所定の方向に常に力を加え(弾性部材や磁性部材等による付勢力)、この力に抗してカム板74が可動フレーム60を押圧するような構成を採用すると良い。その他にも適宜最適なカム機構を選択することも可能である。
上側ホースユニット166は、送液ユニット40からのエッチング液を上側スプレイ配管ユニット162に供給するように構成される。下側ホースユニット167は、送液ユニット40からのエッチング液を下側スプレイ配管ユニット164に供給するように構成される。上側ホースユニット166および下側ホースユニット167は、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等の耐酸性部材からなる。上側ホースユニット166および下側ホースユニット167は、上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164のスライド動作によって送液ユニット40と上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164との距離が変化した場合であっても、この変化を吸収できるように十分な撓みを有するように必要量よりも十分長めに設計されている(図5および図6を参照。)。
この実施形態では、上側ホースユニット166は送液ユニット40の下部と上側スプレイ配管ユニット162を接続する一方で、下側ホースユニット167は送液ユニット40の上部と下側スプレイ配管ユニット164を接続するように構成している。その理由は、上側ホースユニット166と下側ホースユニット167との長さを長くすることができ、上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164が往復スライド移動する場合に、上側ホースユニット166と下側ホースユニット167が撓みやすくなるからである。
この結果、比較的硬めのフッ素系樹脂を用いる場合であっても上側ホースユニット166および下側ホースユニット167が本来の機能を発揮し易くなる。また、上側ホースユニット166と下側ホースユニット167との長さ(特に、上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164の外側に位置する部分の長さ)を長くすることが可能になる。そして、上側ホースユニット166と下側ホースユニット167がエッチング液のスプレイ領域に垂れ下がることを確実に防止できるようになる。
上述のスプレイエッチング装置10において、オペレータまたはロボット等によってガラス基板100が導入部12にローディングされる。ガラス基板100は、適度な間隔を設けて順次的に導入部12にローディングされる。ガラス基板100は、導入部12からスリット状の開口部を通過して前処理チャンバ14に導入され、ここで全面が洗浄水によって洗浄される。続いて、ガラス基板100は、前処理チャンバ14からスリット状の開口部を通過してエッチングチャンバ16へと導入される。
エッチングチャンバ16において、上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164からガラス基板100の上面および下面にそれぞれエッチング液がスプレイされる。このエッチング処理時において、図6(A)および図6(B)に示すように、上側スプレイ配管ユニット162および下側スプレイ配管ユニット164は幅方向に往復移動を繰り返すため、エッチング液のスプレイ角度が随時変化することになる。この結果、ガラス基板100の上面においてスプレイされたエッチング液の滞留が発生しにくくなる。
ガラス基板100は、複数のエッチングチャンバ16を順次通過しながら薄型化される。そして、最下流に配置されたエッチングチャンバ16を通過した後に、エアナイフ等によって液切りがされた上で洗浄チャンバ18に導入される。ガラス基板100は、洗浄チャンバ18において洗浄水によって洗浄される。その後エアナイフ等によって脱水処理がされてから排出部20に排出される。排出部20に排出されたガラス基板100は、オペレータまたはロボットによって回収されて後段の工程に移行される。
上述のような手順で、スプレイエッチング装置10は大量(例えば、500枚/日以上)のガラス基板100に対してスプレイエッチング処理を行うことができる。この実施形態では、ガラス基板100の薄型化の例を説明しているが、所望のパターニングを有する耐エッチング性のマスキング剤を併用することで、ガラス基板100の切断処理や端面平滑化処理等を行うことも可能である。
スプレイエッチング装置10のメンテナンス性を考慮すると、エッチングチャンバ16の天板は開閉可能、または、取り外し可能に構成されていることが好ましい。上側スプレイ配管ユニット162は、上側ホースユニット166およびガイドシャフト58を取り外すことにより、容易にエッチングチャンバ16の天井部から装置外に持ち出すことが可能となる。このとき、上側スプレイ配管ユニット162と、上側ホースユニット166およびガイドシャフト58とは、任意に脱着可能な構成(ねじ止め、解除機能付きロック機構等)を介して接続されることが好ましい。
また、搬送ローラ30群も駆動伝達部との連結を容易に解除できるようにしておくことにより、容易に装置外に持ち出すことが可能となる。さらには、下側スプレイ配管ユニット164についても上側スプレイ配管ユニット162と同様に天井部から装置外に持ち出すことが可能となる。装置外において上側スプレイ配管ユニット162と下側スプレイ配管ユニット164とに対してスラッジ等の析出物を除去する等のメンテナンス作業を行うことによりメンテナンス性が向上する。また、スペアの上側スプレイ配管ユニット162と下側スプレイ配管ユニット164を用意しておけば、スプレイエッチング装置10の操業を停止する時間を最小限に抑えることが可能となる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10−エッチング装置
12−導入部
14−前処理チャンバ
16−エッチングチャンバ
18−洗浄チャンバ
20−排出部
30−搬送ローラ
40−送液ユニット
50−駆動ユニット
162−上側スプレイ配管ユニット
164−下側スプレイ配管ユニット
166−上側ホースユニット
167−下側ホースユニット
12−導入部
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162−上側スプレイ配管ユニット
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167−下側ホースユニット
Claims (2)
- ガラス基板等の被処理基板に対してスプレイ方式のエッチング処理を行うように構成されたスプレイエッチング装置であって、
所定の搬送方向に順次搬送される被処理基板に対してエッチング液をスプレイするように構成された移動可能なスプレイ配管ユニットを少なくとも含むエッチングチャンバと、
前記スプレイ配管ユニットに対してエッチング液を供給するように構成される送液ユニットと、
少なくとも前記スプレイ配管ユニットに対して前記エッチングチャンバの外側から駆動力を伝達するように構成された駆動ユニットと、
を含み、
前記送液ユニット、前記エッチングチャンバ、および前記駆動ユニットが被処理基板の搬送方向に直交する幅方向に配列されており、かつ、
前記スプレイ配管ユニットは、その脚部が前記幅方向に延びる直線状のガイド部材にスライド自在に支持されており、
前記駆動ユニットは、前記スプレイ配管ユニットが前記ガイド部材に沿って往復スライド移動するための力を、前記スプレイ配管ユニットに加えるように構成されたモータユニットおよびカム機構を備えたことを特徴とするスプレイエッチング装置。 - 前記スプレイ配管ユニットは、被処理基板の搬送経路の上側に配置された上側スプレイ配管ユニットと、被処理基板の搬送経路の下側に配置された下側スプレイ配管ユニットとからなっており、
前記送液ユニットの下部と前記上側スプレイ配管ユニットとが可撓性を備えたホースによって接続されるとともに、前記送液ユニットの上部と前記下側スプレイ配管ユニットとが可撓性を備えたホースによって接続されることを特徴とする請求項1に記載のスプレイエッチング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016139853A JP2018011000A (ja) | 2016-07-15 | 2016-07-15 | スプレイエッチング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016139853A JP2018011000A (ja) | 2016-07-15 | 2016-07-15 | スプレイエッチング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018011000A true JP2018011000A (ja) | 2018-01-18 |
Family
ID=60995830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016139853A Pending JP2018011000A (ja) | 2016-07-15 | 2016-07-15 | スプレイエッチング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018011000A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110078381A (zh) * | 2019-05-05 | 2019-08-02 | 蚌埠市羚旺新工艺材料研发科技有限公司 | 一种喷淋式玻璃基板减薄线 |
| CN112279521A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-01-29 | 安徽新合富力科技有限公司 | 一种碱性玻璃ag蚀刻工艺及装置 |
| CN119277661A (zh) * | 2024-12-09 | 2025-01-07 | 龙南鼎泰电子科技有限公司 | 一种pcb电路板喷淋刻蚀机及其方法 |
-
2016
- 2016-07-15 JP JP2016139853A patent/JP2018011000A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110078381A (zh) * | 2019-05-05 | 2019-08-02 | 蚌埠市羚旺新工艺材料研发科技有限公司 | 一种喷淋式玻璃基板减薄线 |
| CN112279521A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-01-29 | 安徽新合富力科技有限公司 | 一种碱性玻璃ag蚀刻工艺及装置 |
| CN119277661A (zh) * | 2024-12-09 | 2025-01-07 | 龙南鼎泰电子科技有限公司 | 一种pcb电路板喷淋刻蚀机及其方法 |
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