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JP2016180060A - 液体酸化性組成物 - Google Patents

液体酸化性組成物 Download PDF

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JP2016180060A
JP2016180060A JP2015061136A JP2015061136A JP2016180060A JP 2016180060 A JP2016180060 A JP 2016180060A JP 2015061136 A JP2015061136 A JP 2015061136A JP 2015061136 A JP2015061136 A JP 2015061136A JP 2016180060 A JP2016180060 A JP 2016180060A
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Abstract

【課題】酸化力に優れた酸素系の酸化性組成物を提供する。
【解決手段】(A)特定の第4級アンモニウム塩、(B)ノニオン界面活性剤、(C)有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群から選択される1以上の化合物、(D)過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群から選択される1以上の化合物、(E)アルカリ剤、(F)水溶性溶剤、並びに及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である、液体酸化性組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、液体酸化性組成物、液体酸化性組成物用多剤型物品、及び汚れの除去方法に関する。
酸化性組成物は、他の物質に対して酸化作用を有する化合物を含む組成物である。この酸化作用は、有色物質に対しては、脱色、漂白、変色などの現象として認識され得るものである。酸化性組成物は、風呂・トイレ・台所等の硬質表面の漂白、カビ取り、衣類の漂白、汚れ・匂い原因物質の分解、除菌、パルプの漂白、繊維の精練などの様々な用途に用いられている。すなわち、硬質表面への適用として、硬質表面の脱色、漂白などの色素の変質に酸化性組成物を用いることが知られている。
生活環境において発生する様々な汚れに対し、外観上の美観維持、衛生などの目的から、洗浄、漂白、除菌などの対処が行なわれている。なかでも、トイレ、浴室、風呂釜、配水管などの洗浄し難い場所の汚れは、界面活性剤などを主成分とした洗浄剤のみでは除去困難であり、しばしば漂白剤が使用されている。一例を挙げると、浴室の浴槽、タイル目地、ドア枠、窓枠、コントローラや、台所の三角コーナーなどの黒ずみ汚れはCladosporium属細菌等のカビが生産する色素が原因であり、クレンザーや界面活性剤だけでは除去し難いので、次亜塩素酸ナトリウム水溶液の漂白作用により除去する方法が一般に行われている。
しかしながら、次亜塩素酸ナトリウムを使用したカビ取り剤は、漂白及び洗浄性能は優れているが目や皮膚に対する刺激が強く、特有の塩素系の臭いを有し狭い浴室などで使用する場合には注意が必要であり、また、誤って酸性の洗浄剤と混合すると有毒ガスを発生するという問題がある。
このため、このような課題の発生しない酸化性組成物として、酸素系漂白剤を使用したカビ取り剤の提案がされている。例えば、特許文献1には、過酸化水素、アルカリ剤及び漂白活性化剤を併用した硬表面用漂白剤組成物が開示されている。
また、特許文献2には、水に溶解して過酸化水素を発生する過酸化物、キレート剤、銅化合物及びバインダー化合物とからなる高い殺菌・除菌効果を発揮する組成物が開示されている。
また、特許文献3には、過酸化水素と有機系増粘剤と有機キレート剤と水とを含有する高粘度の組成物1と、無機アルカリと有機系増粘剤と漂白活性剤と水とを含有する高粘度の組成物2とを使用時に混合して使用される漂白剤組成物が記載されている。
特開平3−220298号公報 特開2009−155292号公報 特開2002−80894号公報
しかしながら、カビ汚れは除去困難な強固な汚れであり、従来提案されている酸素系漂白剤を使用したカビ取り剤は、更なる性能向上が望まれる。本発明は、カビ汚れなどの除去困難な汚れに対する漂白性能や漂白洗浄性能を向上させた酸素系漂白剤組成物ないし酸素系漂白洗浄剤組成物として好適な酸化性組成物を提供するものである。
本発明は、次の(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である、液体酸化性組成物に関する。
(A)成分:下記一般式(A1)で表される第4級アンモニウム塩から選択される1以上のカチオン界面活性剤 0.1質量%以上、5質量%以下
(B)成分:ノニオン界面活性剤 3質量%以上、30質量%以下
(C)成分:有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群から選択される1以上の化合物 1質量%以上、20質量%以下
(D)成分:過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群から選択される1以上の化合物 1質量%以上、10質量%以下
(E)成分:アルカリ剤 0.5質量%以上、5質量%以下
(F)成分:水溶性溶剤 0.1質量%以上、10質量%以下
Figure 2016180060
[式(A1)中、
1aは、炭素数6以上、16以下のアルキル基であり、
2aは、メチル基、エチル基及び炭素数6以上、16以下のアルキル基からなる群から選択される基であり、
3aは、メチル基又はエチル基であり、
4aは、メチル基、エチル基及びベンジル基からなる群から選択される基であり、
は、対イオンである。]
また、本発明は、上記本発明の液体酸化性組成物をスプレー容器に充填してなる漂白洗浄剤物品に関する。
また、本発明は、次の(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水から選択される成分を含む剤の組み合わせからなり、(D)成分と(E)成分が別の剤に配合されている、液体酸化性組成物用多剤型物品に関する。
(A)成分:下記一般式(A1)で表される第4級アンモニウム塩から選択される1以上のカチオン界面活性剤
(B)成分:ノニオン界面活性剤
(C)成分:有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群から選択される1以上の化合物
(D)成分:過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群から選択される1以上の化合物
(E)成分:アルカリ剤
(F)成分:水溶性溶剤
Figure 2016180060
[式(A1)中、
1aは、炭素数6以上、16以下のアルキル基であり、
2aは、メチル基、エチル基及び炭素数6以上、16以下のアルキル基からなる群から選択される基であり、
3aは、メチル基又はエチル基であり、
4aは、メチル基、エチル基及びベンジル基からなる群から選択される基であり、
は、対イオンである。]
また、本発明は、上記本発明の液体酸化性組成物を対象物に直接塗布する工程、及び該対象物を水ですすぐ工程を有する、汚れの除去方法に関する。
本発明によれば、カビ汚れなどの除去困難な対象汚れに対して、優れた漂白性能を発現する、漂白剤組成物や漂白洗浄剤組成物として好適な液体酸化性組成物が提供される。
<(A)成分>
(A)成分は、前記一般式(A1)で表される第4級アンモニウム塩から選択される1以上のカチオン界面活性剤である。
一般式(A1)中、R1aは、炭素数6以上、16以下のアルキル基であり、炭素数8以上、そして14以下のアルキル基が好ましい。
また、一般式(A1)中、R2aは、メチル基、エチル基及び炭素数6以上、16以下のアルキル基からなる群から選択される基であり、メチル基、エチル基、及び炭素数8以上、そして14以下のアルキル基が好ましく、メチル基又はエチル基が好ましく、メチル基が最も好ましい。
また、一般式(A1)中、R3aは、メチル基又はエチル基であり、メチル基が好ましい。
また、一般式(A1)中、R4aは、メチル基、エチル基及びベンジル基からなる群から選択される基であり、メチル基、又はベンジル基が好ましく、ベンジル基が最も好ましい。
また、一般式(A1)中、Lは、対イオンであり、塩化物イオン、臭化物イオン等のハロゲン化物イオン、炭素数1以上、5以下のアルキル硫酸イオン、炭素数1以上、3以下のアルキル基を置換基として有するアルキル置換ベンゼンスルホン酸イオン及び炭素数6以上、18以下のアルキルリン酸イオンからなる群から選択される陰イオン基が挙げられる。Lは、塩化物イオン、臭化物イオン及び炭素数1以上、5以下のアルキル硫酸イオンからなる群から選択される陰イオン基が好ましい。
<(B)成分>
ノニオン界面活性剤としては、一般式(B1)で表される化合物及び一般式(B2)で表される化合物から選ばれる化合物が好ましく、一般式(B1)で表される化合物がより好ましい。
1b−X−(AO)m−Y (B1)
〔式中、R1bは、直鎖又は分岐鎖の炭素数6以上、22以下のアルキル基又はアルケニル基及び直鎖又は分岐鎖の炭素数1以上、18以下のアルキル基で置換されていてもよいアリール基からなる群から選択される基を示す。Xは−O−又は−COO−を示す。Aは直鎖又は分岐鎖の炭素数2以上、3以下のアルキレン基を示し、m個のAは同一でも異なっていてもよい。YはH又は炭素数1以上、3以下のアルキル基を示す。mは、AOの平均付加モル数であり、3以上、50以下の数を示す。〕
2b−(OR3b)xy (B2)
〔式中、R2bは炭素数8以上、18以下の分岐鎖又は直鎖である1価の脂肪族炭化水素基、R3bは炭素数2以上、4以下のアルキレン基、Gは還元糖に由来する残基、xは平均値で0以上、6以下の数、yは平均値で1以上、10以下の数を示す。〕
一般式(B1)においてA基はエチレン基又はプロピレン基(好ましくはエチレン基)を示すことが好ましいが、これらはブロック型に重合してもよく、ランダム型に重合してもよい。R1bは、直鎖又は分岐鎖の炭素数6以上、18以下のアルキル基であることが好ましく、Xは−O−が好ましく、YはHであることが好ましい。mは、3以上、15以下であることが好ましい。
一般式(B2)において、好ましいxの値は0以上、2以下であり、より好ましくは0である。また、yの平均値は好ましくは1以上、5以下、より好ましくは1以上、1.5以下、より更に好ましくは1.1以上、1.4以下である。尚、yの測定値はプロトンNMR法によるものである。好ましい原料は、それらの入手容易性及びコストの点から、単糖類ではグルコース及びフルクトースであり、2糖類以上ではマルトース及びスクロースである。R2bは、直鎖又は分岐鎖の総炭素数8以上、16以下のアルキル基が好ましい。
<(C)成分>
(C)成分は、有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群から選択される1以上の化合物である。
漂白性能を高める観点と、組成物中での安定性が高い観点とから、(C)成分としては、下記一般式(C1)で表される漂白活性化剤、(C2)で表される有機過酸およびその塩からなる群から選択される1以上の化合物が好ましい。更に、(C)成分としては、下記一般式(C1)で表される漂白活性化剤が好ましい。
Figure 2016180060
[式中、R1cは炭素数6以上、15以下の炭化水素基であり、ZはSOM又はCOOM、Mは対イオンである。]
また、組成物中での安定性を更に高める観点から、一般式(C1)又は一般式(C2)におけるR1cは、炭素数6以上であり、好ましくは炭素数7以上であり、より好ましくは炭素数8以上である。また、過酸化水素と有効に反応し、効率よく有機過酸を生成するために、一般式(C1)又は一般式(C2)におけるR1cは、炭素数15以下であり、好ましくは炭素数13以下であり、より好ましくは炭素数11以下である。
組成物中での安定性を更に高め、また、過酸化水素と有効に反応し、効率よく有機過酸を生成するために、一般式(C1)又は一般式(C2)におけるR1cは、炭素数11であることがより好ましい。また、一般式(C1)又は一般式(C2)におけるR1cは、アルキル基が好ましい。
一般式(C1)におけるMの対イオンとしては、Na、K等のアルカリ金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数3以上、15以下、更に炭素数7以上、15以下のアルキルアンモニウムイオン、モノエタノールアンモニウムイオン、ジエタノールアンモニウムイオン、トリエタノールアンモニウムイオン等が挙げられ、アルカリ金属イオンが好ましい。
本発明の(C)成分としては、アルカノイル基の炭素数が7以上、16以下のアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸塩及びアルカノイル基の炭素数が7以上、16以下のアルカノイルオキシベンゼンカルボン酸塩からなる群から選択される1以上の化合物が好ましく、アルカノイル基の炭素数が7以上、16以下のアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸塩がより好ましい。これらのアルカノイル基の炭素数は、16以下であり、更には14以下、更には12以下が好ましい。
<(D)成分>
(D)成分は、過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群から選択される1以上の化合物である。
水中で過酸化水素を生成する過酸化物としては、無機過酸化物、過酸化水素付加物が挙げられ、好ましくは、過炭酸塩、トリポリリン酸塩・過酸化水素付加物、ピロリン酸塩・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物、硫酸塩・過酸化水素付加物、過ホウ酸塩、過ケイ酸塩、過酸化塩であり、より好ましくは、過炭酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、ピロリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物、又は4Na2SO4・2H22、過ホウ酸ナトリウム一水和物、過ホウ酸ナトリウム四水化物、過ケイ酸ナトリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カルシウム等である。
また、更に好ましい(D)成分は、過酸化水素、過炭酸ナトリウム及び過ホウ酸ナトリウムからなる群から選択される1以上の化合物であり、過酸化水素がより好ましく用いられる。
<(E)成分>
(E)成分は、アルカリ剤である。本発明の液体酸化性組成物は、漂白性能を高める観点から、(E)成分として、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ土類金属の炭酸塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンからなる群から選択される1以上のアルカリ剤を含有することが好ましい。
漂白性能を高める観点から、(E)成分は、アルカリ金属の水酸化物及びアルカリ金属の炭酸塩からなる群から選択される1以上のアルカリ剤が好ましく、アルカリ金属の水酸化物から選択される1以上のアルカリ剤が好ましい。(E)成分は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムからなる群から選択される1以上のアルカリ剤がより好ましく、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムからなる群から選択される1以上のアルカリ剤が更に好ましい。
<(F)成分>
(F)成分は、水溶性溶剤である。(F)成分について「水溶性」とは、20℃の水100gに2g以上溶解することをいう。
(F)成分としては、(F1)炭素数1以上、5以下の1価アルコール、(F2)炭素数2以上、6以下の多価アルコール、(F3)下記の一般式(F1)で表される化合物、(F4)1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジエチル−2−イミダゾリジノン、並びに(F5)下記の一般式(F2)で表される化合物から選ばれる水溶性溶剤が好適である。
1f−O−[(CO)/(CO)]−R2f (F1)
〔式中、R1f及びR2fは、それぞれ水素原子、炭素数1以上、8以下、好ましくは1以上、6以下の炭化水素基を示すが、R1f及びR2fの双方が水素原子となる場合を除く。pはCOの平均付加モル数であり0以上、10以下の数を、qはCOの平均付加モル数であり0以上、10以下の数を示すが、p及びqの双方が0である場合を除く。“/”は、COとCOがランダム付加でもブロック付加でもよいことを示す記号である。〕
3fOCHCH(OH)CHOH (F2)
〔式中、R3fは炭素数1以上、8以下のアルキル基を示す。〕
(F1)の炭素数1以上、5以下の1価アルコールとしては、にエタノール、プロピルアルコール、及びイソプロピルアルコールから選ばれる化合物が挙げられる。これらの低級アルコールを配合することにより漂白性能を高めることができる。
(F2)の炭素数2以上、6以下の多価アルコールとしては、イソプレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等が挙げられる。
(F3)の化合物において、一般式(F1)中のR1f及びR2fの炭素数1以上、8以下、好ましくは1以上、6以下の炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基、アリール基(フェニル基、ベンジル基等)が挙げられる。
一般式(F1)において、R1f、R2fがそれぞれ炭化水素基、好ましくはアルキル基である場合、炭素数は、それぞれ1以上、4以下が好ましい。
また、一般式(F1)中、CO及びCOの平均付加モル数のp及びqは、それぞれ0以上、10以下の数である(p及びqの双方が0である場合を除く)が、これらの付加順序は特に限定されず、ランダム付加したものであってもよい。p及びqは、それぞれ1以上、5以下の数であることが好ましい。
(F3)の化合物の具体例としては、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(p=2以上、3以下)ポリオキシプロピレン(q=2以上、3以下)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(p=3)フェニルエーテル等のポリオキシエチレン(p=1以上、4以下)モノフェニルエーテル、フェニルカルビトール、フェニルセロソルブ、ベンジルカルビトール等が挙げられる。
これらのうち、漂白・洗浄力及び使用感の観点から、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、及びポリオキシエチレン(p=1以上、4以下)モノフェニルエーテルから選ばれる水溶性溶剤が好ましく、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、及びポリオキシエチレン(p=1以上、4以下)モノフェニルエーテルから選ばれる水溶性溶剤がより好ましく、ジエチレングリコールモノブチルエーテルがより更に好ましい。なお、本発明では、便宜的にpが1でqが0又はpが0でqが1の場合も、ポリオキシエチレン又はポリオキシプロピレンと表記する。
また、(F5)の化合物はモノアルキルグリセリルエーテル化合物であり、好ましくは一般式(F2)中のR3fが炭素数3以上、8以下のアルキル基の化合物である。
(F)成分は、疎水性汚れや色素汚れといった複数の汚れに対する漂白力や洗浄力の観点から、好ましくは、(F1)、(F2)、(F3)及び(F5)から選ばれる水溶性溶剤である。
(F)成分は、同様の観点から、より好ましくは、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、イソプレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ペンチルグリセリルエーテル、オクチルグリセリルエーテル、及びポリオキシエチレン(エチレンオキサイド平均付加モル数1〜4)モノフェニルエーテルから選ばれる水溶性溶剤である。
(F)成分は、漂白性能を高める観点から、更に好ましくは、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、及びポリオキシエチレン(エチレンオキサイド平均付加モル数1〜4)モノフェニルエーテルから選ばれる水溶性溶剤である。
<液体酸化性組成物>
本発明の液体酸化性組成物は、漂白性能を高める観点から、(A)成分を、0.1質量%以上、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上、そして、配合安定性を高める観点から、5質量%以下、好ましくは4質量%以下、より好ましくは3質量%以下含有する。
本発明の液体酸化性組成物は、配合安定性を高める観点から、(B)成分を、3質量%以上、好ましくは3.5質量%以上、より好ましくは4質量%以上、そして、配合液の粘度を好ましい範囲に保つ観点から、30質量%以下、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、より好ましくは12質量%以下、より好ましくは8質量%以下含有する。
本発明の液体酸化性組成物は、漂白性能を高める観点から、(C)成分を、1質量%以上、好ましくは1.5質量%以上、より好ましくは2質量%以上、そして、配合安定性の観点から、20質量%以下、好ましくは9質量%以下、より好ましくは4質量%以下含有する。
本発明の液体酸化性組成物は、漂白力を高める観点から、(D)成分を、1質量%以上、好ましくは1.2質量%以上、より好ましくは1.4質量%以上、そして、配合コストの観点から、10質量%以下、好ましくは8質量%以下、より好ましくは3質量%以下含有する。
本発明の液体酸化性組成物は、漂白性能を高める観点から、(E)成分を、0.5質量%以上、好ましくは0.7質量%以上、より好ましくは1.4質量%以上、そして、配合安定性の観点から、5質量%以下、好ましくは4質量%以下、より好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下含有する。
本発明の液体酸化性組成物において、(E)成分は、使用時のpHが、20℃で10以上、12.5以下となる量を含有することが好ましい。
本発明の液体酸化性組成物は、水を含有する。水は、組成物の残部の量(組成物全体を100質量%とする量)で用いられるのが好ましい。水の含有量は、50質量%以上であることが好ましく、更に60質量%以上、更に70質量%以上、更に80質量%以上、更に90質量%以上であることが好ましい。
本発明の液体酸化性組成物は、漂白性能を高める観点から、(F)成分を、0.1質量%以上、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上、より好ましくは1.4質量%以上、そして、配合コストの観点から、10質量%以下、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下含有する。
(C)成分の含有量に対する(D)成分の含有量の質量比(D)/(C)は、漂白性能を高める観点から、0.01以上、更に0.05以上、更に0.1以上、更に0.2以上、更に0.3以上、更に0.5以上が好ましく、そして、50以下、更に30以下、更に20以下、更に10以下、更に5以下、更に3以下が好ましい。
(A)成分の含有量に対する(C)成分の含有量の質量比(C)/(A)は、漂白性能を高める観点から、0.1以上、更に0.2以上、更に0.5以上、更に1.0以上が好ましく、そして、100以下、更に50以下、更に30以下、更に20以下、更に15以下、更に10以下、更に5以下が好ましい。
<(G)成分>
本発明の液体酸化性組成物は、(G)成分として、(A)成分、(B)成分以外の界面活性剤を含有することができる。
(G)成分としては、両性界面活性剤及びアニオン界面活性剤からなる群から選択される1以上の界面活性剤が挙げられる。
両性界面活性剤としては、カルボベタイン、スルホベタイン、ヒドロキシスルホベタインなどが挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、アルカンスルホン酸又はその塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらの中でもアルキルベンゼンスルホン酸又はその塩が好ましい。
本発明の液体酸化性組成物は、漂白性能を高める観点から、界面活性剤総量に対する(F)成分の質量比(F)/界面活性剤総量が、好ましくは0.01以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.1以上、そして、好ましくは0.20未満、より好ましくは0.19以下、更に好ましくは0.18以下である。この界面活性剤総量は、(A)成分、(B)成分及びこれら以外の界面活性剤である(G)成分の合計である。
<(H)成分>
本発明の液体酸化性組成物は、(H)成分として、キレート剤を含有することが好ましい。
(H)成分は、カルシウムキレート定数(pKCa)が4以上、更に4.5以上、更に5以上のキレート剤であることが、組成物の保存安定性の観点から好ましい。ここでpKCaとは、カルシウムイオン電極を用い、キレート剤0.1質量%溶液、pH10、25℃、0.1M NH4Cl−NH4OH緩衝液を用いて測定した値である。
本発明の(H)成分として用いられるキレート剤の具体例としては、エチレンジアミン4酢酸、ニトリロトリ酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸等のアミノ酸系キレート剤、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、エタンヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸等のホスホン酸系キレート剤、アクリル酸/マレイン酸コポリマー等のカルボン酸系ポリマー、トリポリリン酸等のポリリン酸系キレート剤を挙げることができる。これらの中でも、ホスホン酸系キレート剤及びカルボン酸系キレート剤からなる群から選択される1以上のキレート剤が好ましい。
本発明の液体酸化性組成物は、組成物の安定性の観点から、(H)成分を、好ましくは0.01質量%以上、更には0.1質量%以上、更には0.2質量%以上含有する。また、本発明の液体酸化性組成物は、混合後のpH値をアルカリ性とするために、(H)成分を、好ましくは30質量%以下、更には20質量%以下、更には10質量%以下、更には5質量%以下、更には3質量%以下、更には1質量%以下、更には0.5質量%以下含有する。
<その他成分>
本発明の液体酸化性組成物は、その他成分として、香料、pH調整剤、可溶化剤、浸透剤、懸濁化剤、研磨剤、顔料等の任意成分〔(A)〜(H)成分に該当するものを除く〕を含有すること出来る。
本発明の液体酸化性組成物は、風呂・トイレ・台所等の硬質表面の漂白、カビ取り、衣類の漂白、汚れ・匂い原因物質の分解、除菌、パルプの漂白、など、ある対象物に対して酸化作用が有用な効果をもたらす様々な用途に用いることができる。なかでも、本発明の液体酸化性組成物は、漂白用又は漂白洗浄用であることが好ましい。更に、硬質表面の漂白用又は漂白洗浄用であることが好ましい。
本発明の液体酸化性組成物は、硬質表面用の漂白剤又は硬質表面用の漂白洗浄剤として用いることが好ましい。また、衣料用洗浄剤として用いることも出来、消臭剤、除菌剤、殺菌剤として使用することも好ましい。カビ取り剤として用いることが好ましく、浴室用のカビ取り剤として用いることも好ましい。カビが発生する硬質表面は一般に耐酸化性が高いこと、及び本発明の液体酸化性組成物が従来技術では除去困難であったカビ汚れに対して顕著な漂白効果を示すことから、本発明の液体酸化性組成物は、カビ取り剤として用いることが最も好ましい。
本発明の酸化性組成物は液体である。
本発明の液体酸化性組成物は、20℃のpHが9以上である。20℃のpHは、好ましくは10以上、より好ましくは11以上、そして、好ましくは13以下、より好ましくは12.8以下、更に好ましくは12.5以下である。
なお、本明細書における液体酸化性組成物の20℃におけるpHは、JIS K3362:2008記載の測定法に準じて測定したものである。
また、本発明の液体酸化性組成物は、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である。粘度は、好ましくは5mPa・s以上、より好ましくは8mPa・s以上、更に好ましくは10mPa・s以上、更に好ましくは30mPa・s以上、更に好ましくは50mPa・s以上、そして、好ましくは500mPa・s以下、より好ましくは150mPa・s以下、更に好ましくは100mPa・s以下、更に好ましくは80mPa・s以下である。
なお、本明細書における液体酸化性組成物の25℃における粘度は、ブルックフィールド型粘度計(B型粘度計)を用いて25℃にて測定した粘度を意味する。測定を行う際のローター及び回転数は、フルスケールに近くなるように適宜設定する。
本発明により、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である、液体漂白剤組成物又は液体漂白洗浄剤組成物が提供される。
また、本発明により、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である、硬質表面用液体漂白剤組成物又は硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物が提供される。
また、本発明により、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である、硬質表面用液体カビ取り剤組成物、更に浴室用液体カビ取り剤組成物が提供される。
本発明の液体酸化性組成物は、液体漂白剤組成物又は液体漂白洗浄剤組成物として用いる場合、該組成物をスプレー式容器に充填し、対象物にスプレーして用いることが好ましい。また、前記の多剤型漂白洗浄剤を混合した組成物もスプレーにより対象物に適用することが好ましい。本発明により、本発明の液体酸化性組成物をスプレー容器に充填してなる漂白洗浄剤物品が提供される。
一例として、本発明の液体酸化性組成物が衣料用液体漂白洗浄剤組成物である場合の好ましい含有量を以下に示す。
衣料用液体漂白洗浄剤組成物中の(A)成分の含有量は、0.2質量%以上、更に0.5質量%以上、更に1質量%以上、そして、4.5質量%以下、更に4質量%以下、更に3質量%以下が好ましい。
また、衣料用液体漂白洗浄剤組成物中の(B)成分の含有量は、3.2質量%以上、更に3.5質量%以上、更に4質量%以上、そして、30質量%以下、更に20質量%以下、更に10質量%以下が好ましい。
また、衣料用液体漂白洗浄剤組成物中の(C)成分の含有量は、1.1質量%以上、更に1.2質量%以上、更に1.5質量%以上、そして、15質量%以下、更に9質量%以下、更に4質量%以下が好ましい。
また、衣料用液体漂白洗浄剤組成物中の(D)成分の含有量は、1.1質量%以上、更に1.2質量%以上、更に1.4質量%以上、そして5質量%以下、更に4質量%以下、更に3質量%以下が好ましい。
また、衣料用液体漂白洗浄剤組成物中の(E)成分の含有量は、0.6質量%以上、更に0.8質量%以上、更に1質量%以上、そして、4.8質量%以下、更に4質量%以下、更に3質量%以下が好ましい。
また、衣料用液体漂白洗浄剤組成物中の(F)成分の含有量は、0.2質量%以上、更に0.5質量%以上、更に0.8質量%以上、そして、9質量%以下、更に5質量%以下、更に3質量%以下が好ましい。
また、(G)成分を用いる場合、衣料用液体漂白洗浄剤組成物中の(G)成分の含有量は、0.1質量%以上、更に0.5質量%以上、更に0.7質量%以上、そして、30質量%以下、更に20質量%以下、更に10質量%以下が好ましい。
また、(H)成分を用いる場合、衣料用液体漂白洗浄剤組成物中の(H)成分の含有量は、0.01質量%以上、更に0.1質量%以上、更に0.2質量%以上、そして、5質量%以下、更に3質量%以下、更に1質量%以下が好ましい。
これらの含有量は、本発明の液体酸化性組成物が、衣料用液体漂白剤組成物である場合にも同様に適用できる。
一例として、本発明の液体酸化性組成物が、硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物である場合の好ましい含有量を以下に示す。
硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物中の(A)成分の含有量は、0.2質量%以上、更に0.5質量%以上、更に1質量%以上、そして、更に4質量%以下、更に3質量%以下、更に2.5質量%以下、更に2質量%以下が好ましい。
また、硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物中の(B)成分の含有量は、3.2質量%以上、更に3.5質量%以上、更に4質量%以上、更に5質量%以上、そして、28質量%以下、更に20質量%以下、更に10質量%以下、更に9質量%以下が好ましい。
また、硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物中の(C)成分の含有量は、1.1質量%以上、更に1.2質量%以上、更に1.5質量%以上、更に1.8質量%以上、更に2質量%以上、そして、15質量%以下、更に10質量%以下、更に7質量%以下、更に5質量%以下、更に2.5質量%以下が好ましい。
また、硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物中の(D)成分の含有量は、1.1質量%以上、更に1.2質量%以上、更に1.3質量%以上、更に1.4質量%以上、そして7質量%以下、更に5質量%以下、更に4質量%以下、更に3質量%以下、更に2質量%以下が好ましい。
また、硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物中の(E)成分の含有量は、0.6質量%以上、更に0.8質量%以上、更に1質量%以上、更に1.2質量%以上、そして、4.8質量%以下、更に4質量%以下、更に3質量%以下、更に2質量%以下、更に1.5質量%以下が好ましい。
また、硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物中の(F)成分の含有量は、0.2質量%以上、更に0.5質量%以上、更に0.8質量%以上、更に0.9質量%以上、そして、8質量%以下、更に5質量%以下、更に3質量%以下、更に1.5質量%以下が好ましい。
また、(G)成分を用いる場合、硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物中の(G)成分の含有量は、0.1質量%以上、更に0.5質量%以上、更に0.7質量%以上、更に1質量%以上、そして、30質量%以下、更に20質量%以下、更に10質量%以下、更に8質量%以下が好ましい。
また、(H)成分を用いる場合、硬質表面用液体漂白洗浄剤組成物中の(H)成分の含有量は、0.01質量%以上、更に0.1質量%以上、更に0.2質量%以上、そして、30質量%以下、更に20質量%以下、更に10質量%以下、更に5質量%以下、更に3質量%以下、更に1質量%以下、更に0.5質量%以下が好ましい。
これらの含有量は、本発明の液体酸化性組成物が、硬質表面用液体漂白剤組成物、硬質表面用液体カビ取り剤組成物又は浴室用液体カビ取り剤組成物である場合にも同様に適用できる。
本発明は、有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群から選択される1以上の化合物〔(C)成分〕と、過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群から選択される1以上の化合物〔(D)成分〕と、前記一般式(A1)で表される第4級アンモニウム塩〔(A)成分〕とを用いて得た酸化性組成物の酸化力が、対象物への効果的な反応を促進することにより、飛躍的に向上することを見いだしたものである。
一般に、色素(色素化合物)に対して、過酸化水素〔(D)成分〕は酸化剤として作用するが、過酸化水素と有機過酸前駆体〔(C)成分〕とを併用することで、より酸化力の高い有機過酸が生じるため、漂白分野では、しばしば過酸化水素と有機過酸前駆体とを併用することが行われる。そのため、有機過酸前駆体は漂白活性化剤としても知られていたが、その効果は公知技術の範疇に留まっており、更に抜本的に漂白力を向上させる技術が望まれていた。本発明では、(D)成分と(C)成分とを併用した系において、前記一般式(A1)で表される第4級アンモニウム塩〔(A)成分〕と前記一般式(F)で表される水溶性溶剤〔(F)成分〕を特定量で用いることで、漂白力を大幅に向上させることが可能となった。これは、対象物への効果的な反応が促進されたためであると推察される。本発明によれば、従来技術では漂白することが困難であった対象物の漂白が可能となり、更には酸化剤の各種対象物に有用な効果を示すことが可能となる。
<液体酸化性組成物用多剤型物品>
本発明では、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を使用直前に混合して本発明の組成物を調製してもよい。(D)成分の安定性を考慮すると、(D)成分と(E)成分とを分離した状態で保持しておき、使用直前に(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を混合することが好ましい。このような使用形態を考慮した場合、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水から選択される成分を含む剤の組み合わせからなり、(D)成分と(E)成分が別の剤に配合されている、液体酸化性組成物用多剤型物品は好適である。
本発明の液体酸化性組成物用多剤型物品として、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水から選択される成分を含む剤の組み合わせからなり、(D)成分と(E)成分が別の剤に配合されている、漂白剤組成物用多剤型物品が挙げられる。
また、本発明の液体酸化性組成物用多剤型物品として、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水から選択される成分を含む剤の組み合わせからなり、(D)成分と(E)成分が別の剤に配合されている、漂白洗浄剤組成物用多剤型物品が挙げられる。
なお、多剤型物品は、1つ1つの剤が独立した物品となっている形態(例えばキットなど)や1つ1つの剤を1つの物品にまとめた形態(例えば2剤型スプレー式物品など)など、種々の形態であってよい。これら液体酸化性組成物用多剤型物品は、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及びを混合して本発明の液体酸化性組成物、更に本発明の液体漂白剤組成物、本発明の液体漂白洗浄剤組成物を調製するために好適である。
本発明の液体酸化性組成物用多剤型物品の一例として、
(D)成分、及び水を含有する第1の液体組成物からなる第1の剤と、(E)成分、及び水を含有する第2の液体組成物からなる第2の剤との組み合わせを含み、
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(F)成分は、前記第1の剤と第2の剤の少なくともいずれかに含まれており、
前記第1の剤と第2の剤とを分離した状態で保持し、
前記第1の剤と第2の剤が混合されて、(A)成分を0.1質量%以上、5質量%以下、(B)成分を3質量%以上、30質量%以下、(C)成分を1質量%以上、20質量%以下、(D)成分を1質量%以上、10質量%以下、(E)成分を0.5質量%以上、5質量%以下、(F)成分を0.1質量%以上、10質量%以下、及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である液体酸化性組成物が調製される、
液体酸化性組成物用多剤型物品が挙げられる。
本発明の漂白剤組成物用多剤型物品又は漂白洗浄剤組成物用多剤型物品では、少なくとも(D)成分と(E)成分を分けて保持し、使用時に(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を混合して用いることが好ましい。
また、本発明の漂白剤組成物用多剤型物品又は漂白洗浄剤組成物用多剤型物品では、(A)成分、(E)及び(F)成分を含有する剤と、(C)成分及び(D)成分を含有する剤とを含むことが好ましい。この場合、(B)成分は、これら2つの剤の少なくとも一方、好ましくは両方に含まれる。
また、本発明の漂白剤組成物用多剤型物品又は漂白洗浄剤組成物用多剤型物品では、内容物の安定性を高めるために、(C)成分、及び(D)成分を含有する剤と、(E)成分を含有する剤の2剤に分けて保持し、使用時に混合して用いることがより好ましい。
本発明の漂白剤組成物用多剤型物品の一例として、(A)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有する第1の液体組成物からなる第1の剤と、(C)成分、(D)成分及び水を含有する第2の液体組成物からなる第2の剤との組み合わせを含む漂白剤組成物用多剤型物品であって、
前記第1の剤と第2の剤とを分離した状態で保持し、
前記第1の液体組成物及び前記第2の液体組成物の一方又は両方が(B)成分を含有し、
前記第1の剤と第2の剤が混合されて、(A)成分を0.1質量%以上、5質量%以下、(B)成分を3質量%以上、30質量%以下、(C)成分を1質量%以上、20質量%以下、(D)成分を1質量%以上、10質量%以下、(E)成分を0.5質量%以上、5質量%以下、(F)成分を0.1質量%以上、10質量%以下、及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である漂白剤組成物が調製される、
漂白剤組成物用多剤型物品(以下、漂白剤組成物用多剤型物品1という)が挙げられる。
この漂白剤組成物用多剤型物品1では、第1の剤中の(A)成分の含有量は、0.2質量%以上、更に1.0質量%以上、更に2質量%以上、そして、10質量%以下、更に8質量%以下、更に6質量%以下が好ましい。
また、この漂白剤組成物用多剤型物品1では、第1の剤中の(B)成分の含有量は、0.1質量%以上、更に0.2質量%以上、更に0.3質量%以上、そして、10質量%以下、更に8質量%以下、更に6質量%以下が好ましい。
また、この漂白剤組成物用多剤型物品1では、第1の剤中の(E)成分の含有量は、0.2質量%以上、更に0.6質量%以上、更に2質量%以上、そして、14質量%以下、更に10質量%以下、更に8質量%以下が好ましい。
また、この漂白剤組成物用多剤型物品1では、第1の剤中の(F)成分の含有量は、0.2質量%以上、更に1質量%以上、更に2.8質量%以上、そして、20質量%以下、更に10質量%以下、更に6質量%以下が好ましい。
水は残部となる量で用いられる。
第1の剤は、(D)成分を含有しないことが好ましい。
第1の液体組成物のpHは、20℃で、11以上、更に12以上、更に13以上、そして、13.8以下、更に13.6以下であることが好ましい。漂白剤組成物用多剤型物品1では、(E)成分を用いて第1の液体組成物のpHを前記範囲に調整することが好ましい。従って、第1の液体組成物は、(E)成分を含有することが好ましい。
また、この漂白剤組成物用多剤型物品1では、第2の剤中の(B)成分の含有量は、6質量%以上、更に7質量%以上、更に8質量%以上、そして、60質量%以下、更に40質量%以下、更に20質量%以下が好ましい。
また、この漂白剤組成物用多剤型物品1では、第2の剤中の(C)成分の含有量は、2質量%以上、更に2.4質量%以上、更に3質量%以上、そして、40質量%以下、更に20質量%以下、更に10質量%以下が好ましい。
また、この漂白剤組成物用多剤型物品1では、第2の剤中の(D)成分の含有量は、2質量%以上、更に2.4質量%以上、更に2.8質量%以上、そして10質量%以下、更に8質量%以下、更に6質量%以下が好ましい。
水は残部となる量で用いられる。
第2の液体組成物のpHは、20℃で、1以上、更に2以上、更2.5以上、そして、5以下、更に4以下、更に3.5以下であることが好ましい。
本発明の漂白洗浄剤組成物用多剤型物品の一例として、(A)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有する第1の液体組成物からなる第1の剤と、(C)成分、(D)成分及び水を含有する第2の液体組成物からなる第2の剤との組み合わせを含む漂白洗浄剤組成物用多剤型物品であって、
前記第1の剤と第2の剤とを分離した状態で保持し、
前記第1の液体組成物及び前記第2の液体組成物の一方又は両方が(B)成分を含有し、
前記第1の剤と第2の剤が混合されて、(A)成分を0.1質量%以上、5質量%以下、(B)成分を3質量%以上、30質量%以下、(C)成分を1質量%以上、20質量%以下、(D)成分を1質量%以上、10質量%以下、(E)成分を0.5質量%以上、5質量%以下、(F)成分を0.1質量%以上、10質量%以下、及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である漂白洗浄剤組成物が調製される、
漂白洗浄剤組成物用多剤型物品(以下、漂白洗浄剤組成物用多剤型物品1という)が挙げられる。
この漂白洗浄剤組成物用多剤型物品1においても、第1の剤中の(A)成分の含有量、第1の剤中の(B)成分の含有量、第1の剤中の(E)成分の含有量、第1の剤中の(F)成分の含有量、第2の剤中の(B)成分の含有量、第2の剤中の(C)成分の含有量、第2の剤中の(D)成分の含有量、第1の剤のpH、第2の剤のpHは、それぞれ、前記漂白剤組成物用多剤型物品1で述べた範囲が適用できる。また、何れの剤においても、水は残部となる量で用いられる。また、第1の剤は、(D)成分を含有しないことが好ましい。
また、これらの漂白剤組成物用多剤型物品1又は漂白洗浄剤組成物用多剤型物品1では、第2の剤が(H)成分を含有することが好ましい。その場合、第2の剤中の(H)成分の含有量は、0.01質量%以上、更に0.1質量%以上、更に0.3質量%以上が好ましく、そして、2.0質量%以下、更に1.0質量%以下、更に0.5質量%以下が好ましい。
本発明の漂白剤組成物用多剤型物品又は漂白洗浄剤組成物用多剤型物品が、前記のような2剤型である場合には、第1の剤と第2の剤を分離して収容する収容部と各収容部から内容物を噴霧する2つのスプレー手段とを備えた容器を用いた2剤型スプレー式漂白剤物品又は2剤型スプレー式漂白洗浄剤物品であることが好ましい。この形態のスプレー物品では、それぞれの収容部から排出される第1の液体組成物と第2の液体組成物が噴出直後に合一されて混合した状態で対象物に噴射されることが好ましい。従って、それぞれのスプレー口から噴射された内容物が混合されて対象物に付着するよう、スプレー口の開口方向の角度を調整することが好ましい。2剤型スプレー式漂白剤物品又は2剤型スプレー式漂白洗浄剤物品である場合には、スプレーから噴出する前に液が接しないように、2個のスプレー口を有する容器が好ましい。また、噴出した液が先端部分で固化することを防止するために、2個のスプレー口の間隔は0.01mm以上、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは1mm以上、更に好ましくは3mm以上であることが好ましく、噴出した液が混合しやすくするために、10mm以下、更には8mm以下、更には5mm以下であることが好ましい。
本発明は、
(A)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有する第1の液体組成物からなる第1の剤が収容された第1の収容部と、
(C)成分、(D)成分及び水を含有する第2の液体組成物からなる第2の剤が収容された第2の収容部と、
スプレー口を有し、前記第1の収容部から前記第1の液体組成物を噴霧する第1のスプレー手段と、
スプレー口を有し、前記第2の収容部から前記第2の液体組成物を噴霧する第2のスプレー手段と、
を備え、
前記第1の液体組成物及び前記第2の液体組成物の一方又は両方が(B)成分を含有し、
前記第1の収容部と前記第2の収容部により、前記第1の液体組成物と前記第2の液体組成物が分離されており、
前記第1のスプレー手段のスプレー口と前記第2のスプレー手段のスプレー口が、前記第1の液体組成物と前記第2の液体組成物が噴射後に混合されるよう、設けられている、2剤型スプレー式漂白剤物品を提供する。
この2剤型スプレー式漂白剤物品においても、第1の液体組成物中の(A)成分の含有量、第1の液体組成物中の(E)成分の含有量、第1の液体組成物中の(F)成分の含有量、並びに、第2の液体組成物中の(C)成分の含有量、第2の液体組成物中の(D)成分の含有量、第1の液体組成物中の(B)成分の含有量及び/又は第2の液体組成物中の(B)成分の含有量、第1の液体組成物のpH、第2の液体組成物のpHは、それぞれ、前記本発明の液体酸化性組成物及び前記漂白剤組成物用多剤型物品1で述べた範囲が適用できる。
また、何れの液体組成物においても、水は残部となる量で用いられる。また、第1の剤は、(D)成分を含有しないことが好ましい。
また、本発明は、
(A)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有する第1の液体組成物からなる第1の剤が収容された第1の収容部と、
(C)成分、(D)成分及び水を含有する第2の液体組成物からなる第2の剤が収容された第2の収容部と、
スプレー口を有し、前記第1の収容部から前記第1の液体組成物を噴霧する第1のスプレー手段と、
スプレー口を有し、前記第2の収容部から前記第2の液体組成物を噴霧する第2のスプレー手段と、
を備え、
前記第1の液体組成物及び前記第2の液体組成物の一方又は両方が(B)成分を含有し、
前記第1の収容部と前記第2の収容部により、前記第1の液体組成物と前記第2の液体組成物が分離されており、
前記第1のスプレー手段のスプレー口と前記第2のスプレー手段のスプレー口が、前記第1の液体組成物と前記第2の液体組成物が噴射後に混合されるよう、設けられている、2剤型スプレー式漂白洗浄剤物品を提供する。
この2剤型スプレー式漂白洗浄剤物品においても、第1の液体組成物中の(A)成分の含有量、第1の液体組成物中の(E)成分の含有量、第1の液体組成物中の(F)成分の含有量、並びに、第2の液体組成物中の(C)成分の含有量、第2の液体組成物中の(D)成分の含有量、第1の液体組成物中の(B)成分の含有量及び/又は第2の液体組成物中の(B)成分の含有量、第1の液体組成物のpH、第2の液体組成物のpHは、それぞれ、前記本発明の液体酸化性組成物及び前記漂白剤組成物用多剤型物品1で述べた範囲が適用できる。
また、何れの液体組成物においても、水は残部となる量で用いられる。また、第1の剤は、(D)成分を含有しないことが好ましい。
なお、漂白剤組成物用多剤型物品、漂白洗浄剤組成物用多剤型物品、2剤型スプレー式漂白剤物品、2剤型スプレー式漂白洗浄剤物品で述べた事項は、他の酸化剤組成物を用いた物品(例えばカビ取り剤)に適用できる。従って、例えば、前記の漂白剤組成物用多剤型物品や漂白洗浄剤組成物用多剤型物品を、カビ取り剤用多剤型物品として、また、2剤型スプレー式漂白剤物品や2剤型スプレー式漂白洗浄剤物品を、2剤型スプレー式カビ取り剤物品として用いることができる。
本発明の液体酸化性組成物用多剤型物品では、何れの態様においても、全ての剤中の(C)成分の合計含有量に対する、全ての剤中の(D)成分の合計含有量の質量比(D)/(C)を、本発明の液体酸化性組成物で述べた範囲とすることができる。
本発明の液体酸化性組成物用多剤型物品では、何れの態様においても、全ての剤中の(A)成分の合計含有量に対する、全ての剤中の(C)成分の合計含有量の質量比(C)/(A)を、本発明の液体酸化性組成物で述べた範囲とすることができる。
本発明の液体酸化性組成物用多剤型物品では、何れの態様においても、全ての剤中の界面活性剤総量に対する、全ての剤中の(F)成分の合計含有量の質量比(F)/界面活性剤総量を、本発明の液体酸化性組成物で述べた範囲とすることができる。
本発明の液体酸化性組成物用多剤型物品から調製される組成物には、本発明の液体酸化性組成物で述べた事項を適宜適用することができる。
<漂白方法>
本発明の液体酸化性組成物を漂白目的で使用する場合、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有する漂白用液体組成物を漂白対象物に接触させることが好ましい。漂白用液体組成物は、本発明の液体酸化性組成物又は本発明の液体酸化性組成物を濃度調整して調製したものが用いられ、前記のような液体酸化性組成物用多剤型物品から調製することもできる。なお、この漂白用液体組成物もまた液体酸化性組成物である。
漂白対象物が硬質表面である場合、漂白用液体組成物中の(A)成分の含有量は、0.2質量%以上、更に0.5質量%以上、更に1質量%以上が好ましく、そして、4質量%以下が好ましく、更に3質量%以下、更に2.5質量%以下、更に2質量%以下が好ましい。
また、漂白用液体組成物中の(B)成分の含有量は、3.2質量%以上、更に3.5質量%以上、更に4質量%以上、更に5質量%以上、そして、28質量%以下、更に20質量%以下、更に10質量%以下、更に9質量%以下が好ましい。
また、漂白用液体組成物中の(C)成分の含有量は、1.1質量%以上、更に1.2質量%以上、更に1.5質量%以上、更に1.8質量%以上、更に2質量%以上、そして、15質量%以下、更に10質量%以下、更に7質量%以下、更に5質量%以下、更に2.5質量%以下が好ましい。
また、漂白用液体組成物中の(D)成分の含有量は、1.1質量%以上、更に1.2質量%以上、更に1.3質量%以上、更に1.4質量%以上、そして、7質量%以下、更に5質量%以下、更に4質量%以下、更に3質量%以下、更に2質量%以下が好ましい。
また、漂白用液体組成物中の(E)成分の含有量は、0.6質量%以上、更に0.8質量%以上、更に1質量%以上、更に1.2質量%以上、そして、4.8質量%以下、更に4質量%以下、更に3質量%以下、更に2質量%以下、更に1.5質量%以下が好ましい。
また、漂白用液体組成物中の(F)成分の含有量は、0.2質量%以上、更に0.5質量%以上、更に0.8質量%以上、更に0.9質量%以上、そして、8質量%以下、更に5質量%以下、更に3質量%以下、更に1.5質量%以下が好ましい。
また、(G)成分を用いる場合、漂白用液体組成物中の(G)成分の含有量は、0.1質量%以上、更に0.5質量%以上、更に0.7質量%以上、更に1質量%以上、そして、30質量%以下、更に20質量%以下、更に10質量%以下、更に8質量%以下が好ましい。
また、(H)成分を用いる場合、漂白用液体組成物中の(H)成分の含有量は、0.01質量%以上、更に0.1質量%以上、更に0.2質量%以上、そして、30質量%以下、更に20質量%以下、更に10質量%以下、更に5質量%以下、更に3質量%以下、更に1質量%以下、更に0.5質量%以下が好ましい。
また、漂白用液体組成物のpHは、20℃で、10以上、更に11以上、そして、13以下、更に12.8以下、更に12.5以下であることが好ましい。
また、漂白用液体組成物の粘度は、25℃で、1mPa・s以上、1000mPa・s以下である。粘度は、好ましくは5mPa・s以上、より好ましくは8mPa・s以上、更に好ましくは10mPa・s以上、更に好ましくは30mPa・s以上、更に好ましくは50mPa・s以上、そして、好ましくは500mPa・s以下、より好ましくは150mPa・s以下、更に好ましくは100mPa・s以下、更に好ましくは80mPa・s以下である。
漂白用液体組成物における各成分の含有量、pH及び粘度は、本発明の液体酸化性組成物の使用時の各成分の含有量、pH及び粘度として位置付けることができる。
本発明は、
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分、及び水を混合して液体酸化性組成物を調製する第1のステップ、
第1のステップで調製された液体酸化性組成物を漂白対象物に接触させる第2のステップ、
を含む漂白方法を提供する。第1のステップで、(G)成分、(H)成分から選ばれる成分を混合することができる。
また、本発明は、
(A)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有し、(B)成分を含有していてもよい第1の液体組成物と、(C)成分、(D)成分及び水を含有し、(B)成分を含有していてもよい第2の液体組成物とを混合して、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有する液体酸化性組成物を調製する第1のステップ、
第1のステップで調製された液体酸化性組成物を漂白対象物に接触させる第2のステップ、
を含む漂白方法を提供する。
第1のステップで用いる第1の液体組成物と第2の液体組成物には、それぞれ、(G)成分、(H)成分から選ばれる成分を適宜混合することができる。
これらの漂白方法では、液体酸化性組成物は前記した漂白用液体組成物であってよく、(A)成分〜(F)成分の好ましい態様、液体酸化性組成物の好ましい態様、漂白用液体組成物の好ましい態様、第1の液体組成物、第2の液体組成物などは、何れも前述のものが適用できる。また、漂白方法は、カビ取り方法であってよい。
本発明の漂白方法では、液体酸化性組成物を噴霧して漂白対象物に接触させることが好ましい。噴霧には、本発明の2剤型スプレー式漂白剤物品や2剤型スプレー式漂白洗浄剤物品を用いることができる。
本発明の液体酸化性組成物は、カビ取り剤組成物としての用途の他に、風呂・トイレ・台所等の硬質表面の漂白、衣類の漂白、汚れ・匂い原因物質の分解、除菌、パルプの漂白、繊維の精練などにも使用することが出来る。
表1に示す組成の第1液及び第2液を調製し、両者を等量(体積比1:1)混合し、液体酸化性組成物であるカビ取り剤組成物を得た〔(D)成分の含有量は過酸化水素としての量である。〕。第1液と第2液は、硫酸及び/又は水酸化ナトリウムを用いてpHを調整した。この組成物を使用し、下記のカビ汚れ洗浄試験を実施した。その結果を下記表1に示す。なお、第1液と第2液を等量混合したカビ取り剤組成物のpH(20℃)を表1に示した。また、第1液と第2液を等量混合した直後の組成物中の各成分の含有量は、表中の数値(質量%)の1/2となった。なお、表1中、実施例及び比較例におけるカビ取り剤組成物は、25℃における粘度が、5mPa・s以上、100mPa・s以下の範囲にあった。
<カビ汚れ洗浄試験>
クラドスポリウム(Cladosporium)属細菌を素焼きタイルに接種し、温度30℃、湿度100%RHで90日間培養したものをカビ発生タイルとし、漂白性能を比較した。
カビ発生タイルに上記カビ取り剤組成物を20μl滴下し、直径約1cmとし、25℃で20分放置後、水洗、風乾した後、色差計(日本電色工業製SE6000)を用いて明度(L)値を測定し、次式により漂白率を算出した。
Figure 2016180060
Figure 2016180060
表中の成分は以下のものである。
・化合物1:一般式(A1)中、R1aが炭素数13のアルキル基、R2aがメチル基、R3aがメチル基、R4aがベンジル基、Lが塩化物イオンである第4級アンモニウム塩
・化合物2:一般式(A1)中、R1aが炭素数13のアルキル基、R2aがメチル基、R3aがメチル基、R4aがベンジル基、Lがセチルリン酸エステルイオンである第4級アンモニウム塩(セチルは炭素数16の直鎖アルキル基)
・化合物3:一般式(A1)中、R1aが炭素数8のアルキル基、R2aがメチル基、R3aがメチル基、R4aがメチル基、Lが臭化物イオンである第4級アンモニウム塩
・比較化合物1:便宜的に一般式(A1)の構造で表わすと、一般式(A1)中、R1aがメチル基、R2aがメチル基、R3aがメチル基、R4aがベンジル基、Lが塩化物イオンである第4級アンモニウム塩
・比較化合物2:便宜的に一般式(A1)の構造で表わすと、一般式(A1)中、R1aがエチル基、R2aがエチル基、R3aがエチル基、R4aがベンジル基、Lが塩化物イオンである第4級アンモニウム塩
・比較化合物3:便宜的に一般式(A1)の構造で表わすと、一般式(A1)中、R1aがブチル基、R2aがブチル基、R3aがブチル基、R4aがベンジル基、Lが塩化物イオンである第4級アンモニウム塩
・比較化合物4:便宜的に一般式(A1)の構造で表わすと、一般式(A1)中、R1aがエチル基、R2aがエチル基、R3aがエチル基、R4aがエチル基、Lが塩化物イオンである第4級アンモニウム塩
・比較化合物5:便宜的に一般式(A1)の構造で表わすと、一般式(A1)中、R1aがブチル基、R2aがブチル基、R3aがブチル基、R4aがブチル基、Lが塩化物イオンである第4級アンモニウム塩
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル:エチレンオキサイド平均付加モル数6
表1の結果から、(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分及び(F)成分を組み合わせ、所定のpH、粘度とすることで、漂白率が大幅に向上することがわかった。

Claims (9)

  1. 次の(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である、液体酸化性組成物。
    (A)成分:下記一般式(A1)で表される第4級アンモニウム塩から選択される1以上のカチオン界面活性剤 0.1質量%以上、5質量%以下
    (B)成分:ノニオン界面活性剤 3質量%以上、30質量%以下
    (C)成分:有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群から選択される1以上の化合物 1質量%以上、20質量%以下
    (D)成分:過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群から選択される1以上の化合物 1質量%以上、10質量%以下
    (E)成分:アルカリ剤 0.5質量%以上、5質量%以下
    (F)成分:水溶性溶剤 0.1質量%以上、10質量%以下
    Figure 2016180060

    [式(A1)中、
    1aは、炭素数6以上、16以下のアルキル基であり、
    2aは、メチル基、エチル基及び炭素数6以上、16以下のアルキル基からなる群から選択される基であり、
    3aは、メチル基又はエチル基であり、
    4aは、メチル基、エチル基及びベンジル基からなる群から選択される基であり、
    は、対イオンである。]
  2. 界面活性剤総量に対する(F)成分の質量比(F)/界面活性剤総量が0.01以上、0.20未満である請求項1記載の液体酸化性組成物。
  3. (C)成分が、下記一般式(C1)で表される漂白活性化剤、(C2)で表される有機過酸およびその塩からなる群から選択される1以上の化合物である請求項1または2記載の液体酸化性組成物。
    Figure 2016180060

    [式中、R1cは炭素数6以上、15以下の炭化水素基であり、ZはSOM又はCOOM、Mは対イオンである。]
  4. 硬質表面用である請求項1〜3の何れか1項記載の液体酸化性組成物。
  5. 漂白用又は漂白洗浄用である請求項1〜4の何れか1項記載の液体酸化性組成物。
  6. 請求項1〜5の何れか1項記載の液体酸化性組成物をスプレー容器に充填してなる漂白洗浄剤物品。
  7. 次の(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分及び水から選択される成分を含む剤の組み合わせからなり、(D)成分と(E)成分が別の剤に配合されている、液体酸化性組成物用多剤型物品。
    (A)成分:下記一般式(A1)で表される第4級アンモニウム塩から選択される1以上のカチオン界面活性剤
    (B)成分:ノニオン界面活性剤
    (C)成分:有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群から選択される1以上の化合物
    (D)成分:過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群から選択される1以上の化合物
    (E)成分:アルカリ剤
    (F)成分:水溶性溶剤
    Figure 2016180060

    [式(A1)中、
    1aは、炭素数6以上、16以下のアルキル基であり、
    2aは、メチル基、エチル基及び炭素数6以上、16以下のアルキル基からなる群から選択される基であり、
    3aは、メチル基又はエチル基であり、
    4aは、メチル基、エチル基及びベンジル基からなる群から選択される基であり、
    は、対イオンである。]
  8. (D)成分、及び水を含有する第1の液体組成物からなる第1の剤と、(E)成分、及び水を含有する第2の液体組成物からなる第2の剤との組み合わせを含み、
    (A)成分、(B)成分、(C)成分、(F)成分は、前記第1の剤と第2の剤の少なくともいずれかに含まれており、
    前記第1の剤と第2の剤とを分離した状態で保持し、
    前記第1の剤と第2の剤が混合されて、(A)成分を0.1質量%以上、5質量%以下、(B)成分を3質量%以上、30質量%以下、(C)成分を1質量%以上、20質量%以下、(D)成分を1質量%以上、10質量%以下、(E)成分を0.5質量%以上、5質量%以下、(F)成分を0.1質量%以上、10質量%以下、及び水を含有し、20℃におけるpHが9以上であり、25℃における粘度が1mPa・s以上、1000mPa・s以下である液体酸化性組成物が調製される、
    請求項7記載の液体酸化性組成物用多剤型物品。
  9. 請求項1〜6の何れか1項記載の液体酸化性組成物を対象物に直接塗布する工程、及び該対象物を水ですすぐ工程を有する、汚れの除去方法。
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