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JP2014008193A - 磁気共鳴装置およびプログラム - Google Patents

磁気共鳴装置およびプログラム Download PDF

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JP2014008193A JP2012146585A JP2012146585A JP2014008193A JP 2014008193 A JP2014008193 A JP 2014008193A JP 2012146585 A JP2012146585 A JP 2012146585A JP 2012146585 A JP2012146585 A JP 2012146585A JP 2014008193 A JP2014008193 A JP 2014008193A
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Yuji Iwadate
雄治 岩舘
Yoshihiro Tomoda
良寛 友田
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

【課題】肝臓のエッジ位置の検出精度を向上させる。
【解決手段】ナビゲータデーそれぞれについて、閾値th(ef=0.25、0.33、および0.5)を用いて肝臓のエッジ位置を検出し、検出されたエッジ位置の時間変化を表すエッジ位置プロファイルを作成する。次に、エッジ位置プロファイルごとにエッジ位置の検出精度を表す指標を算出し、指標の値に基づいて、本スキャンのときに使用するエッジ係数の値を決定する。
【選択図】図11

Description

本発明は、呼吸により体動する部位を撮影する磁気共鳴装置、およびその磁気用命装置に適用されるプログラムに関する。
呼吸同期法を用いて被検体を撮影する技術として、ナビゲータゲーティング技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−254392号公報
ナビゲータゲーティング技術では、被検体の撮影領域のデータを取得するためのイメージングシーケンスの直前(又は直後)に、呼吸により動く部位の位置(例えば、肝臓のエッジの位置)を検出するためのナビゲータシーケンスが実行される。そして、検出位置が所定の範囲内に含まれているときに取得された撮影領域のデータのみを画像再構成用のデータとして採用する。したがって、ゴーストなどを低減することができる。
肝臓のエッジの位置を検出する手法としては、例えばDuによる手法が知られていいる(参考文献:Du YP, Saranathan M, Foo TK. An accurate, robust, and computationally efficient navigator algorithm for measuring diaphragm positions. J Cardiovasc Magn Reson. 2004;6:483-490)。この参考文献に記載された検出手法は、計算効率は良いが、ナビゲータエコーを取得する条件によってはエッジの検出位置の誤差が大きくなる場合がある。エッジ位置の検出誤差が大きくなると、体動アーチファクトを低減することが難しくなる。したがって、エッジ位置の検出精度に優れた方法を提供することが望まれている。
本発明の第1の態様は、体動する第1の部位および第2の部位を含むナビゲータ領域から前記第1の部位のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを取得するためのナビゲータシーケンスを複数有するプレスキャンと、
前記ナビゲータ領域から前記第1の部位のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを取得するためのナビゲータシーケンスと、体動する部位を含む撮影領域のデータを取得するためのイメージングシーケンスとを有する本スキャンと、
を実行する磁気共鳴装置であって、
前記プレスキャンにより取得された各ナビゲータデータにおける前記第1の部位の信号値と前記第2の部位の信号値とを求め、前記第1の部位の信号値と前記第2の信号値との差と、前記差に乗算される係数とに基づいて、各ナビゲータデータにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出するエッジ位置検出手段であって、前記係数の値を変更し、前記係数の値ごとに、前記第1の部位のエッジの位置を検出するエッジ位置検出手段と、
前記係数の値ごとに検出した前記第1の部位のエッジの位置に基づいて、前記本スキャンにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出するときに使用する前記係数の値を決定する決定手段とを有し、
前記エッジ位置検出手段は、
前記本スキャンにより取得されたナビゲータデータにおける前記第1の部位の信号値と前記第2の部位の信号値とを求め、前記第1の部位の信号値と前記第2の信号値との差と、前記決定手段により決定された係数とに基づいて、前記本スキャンにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出する、磁気共鳴装置である。
本発明の第2の態様は、体動する第1の部位および第2の部位を含むナビゲータ領域から前記第1の部位のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを取得するためのナビゲータシーケンスを複数有するプレスキャンと、
前記ナビゲータ領域から前記第1の部位のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを取得するためのナビゲータシーケンスと、体動する部位を含む撮影領域のデータを取得するためのイメージングシーケンスとを有する本スキャンと、
を実行する磁気共鳴装置のプログラムであって、
前記プレスキャンにより取得された各ナビゲータデータにおける前記第1の部位の信号値と前記第2の部位の信号値とを求め、前記第1の部位の信号値と前記第2の信号値との差と、前記差に乗算される係数とに基づいて、各ナビゲータデータにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出するエッジ位置検出処理であって、前記係数の値を変更し、前記係数の値ごとに、前記第1の部位のエッジの位置を検出するエッジ位置検出処理と、
前記係数の値ごとに検出した前記第1の部位のエッジの位置に基づいて、前記本スキャンにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出するときに使用する前記係数の値を決定する決定処理とを計算機に実行させるためのプログラムであり、
前記エッジ位置検出処理は、
前記本スキャンにより取得されたナビゲータデータにおける前記第1の部位の信号値と前記第2の部位の信号値とを求め、前記第1の部位の信号値と前記第2の信号値との差と、前記決定処理により決定された係数とに基づいて、前記本スキャンにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出する、プログラムである。
係数の値ごとに検出した第1の部位のエッジの位置に基づいて、本スキャンにおける第1の部位のエッジの位置を検出するときに使用する係数の値を決定する。したがって、本スキャンにおける第1の部位のエッジの位置の検出誤差を小さくすることができる。
本発明の一形態の磁気共鳴装置の概略図である。 本形態で実行されるシーケンスの説明図である。 撮影領域を概略的に示す図である。 プレスキャンAの説明図である。 各ナビゲータシーケンスP〜Pごとに得られたナビゲータデータD〜Dを概略的に示す図である。 エッジ位置プロファイルを示す図である。 本スキャンBの説明図である。 肝臓のエッジ位置の検出誤差が大きくなるときの一例を示す図である。 プレスキャンAおよび本スキャンBを実行し、被検体11の肝臓の画像データを取得するときのフローを示す図である。 ナビゲータシーケンスP〜Pごとに得られたナビゲータデータD〜Dを概略的に示す図である。 閾値thの算出方法の説明図である。 ef=0.25の場合に検出された肝臓のエッジ位置を示す図である。 ef=0.33のときのエッジ位置プロファイルEを示す図である。 ef=0.5のときのエッジ位置プロファイルEを示す図である。 吐き終りの範囲AWの一例を概略的に示す図である。 本スキャンBの説明図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
図1は、本発明の一形態の磁気共鳴装置の概略図である。
磁気共鳴装置(以下、「MR装置」と呼ぶ。MR:Magnetic Resonance)100は、マグネット2、テーブル3、受信コイル4などを有している。
マグネット2は、被検体11が収容されるボア21と、超伝導コイル22と、勾配コイル23と、RFコイル24とを有している。超伝導コイル22は静磁場を印加し、勾配コイル23は勾配磁場を印加し、RFコイル24はRFパルスを送信する。尚、超伝導コイル22の代わりに、永久磁石を用いてもよい。
テーブル3は、クレードル3aを有している。クレードル3aは、ボア21内に移動できるように構成されている。クレードル3aによって、被検体11はボア21に搬送される。
受信コイル4は、被検体11の腹部に取り付けられている。受信コイル4は、被検体11からの磁気共鳴信号を受信する。
MR装置100は、更に、送信器5、勾配磁場電源6、受信器7、制御部8、操作部9、および表示部10などを有している。
送信器5はRFコイル24に電流を供給し、勾配磁場電源6は勾配コイル23に電流を供給する。
受信器7は、受信コイル4から受け取った信号に対して、検波などの信号処理を実行する。
制御部8は、表示部10に必要な情報を伝送したり、受信器7から受け取ったデータに基づいて画像を再構成するなど、MR装置100の各種の動作を実現するように、MR装置100の各部の動作を制御する。制御部8は、例えばコンピュータ(computer)によって構成される。制御部8は、ナビゲータデータ作成手段81〜エッジ係数決定手段83などを有している。
ナビゲータデータ作成手段81は、肝臓のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを作成する。
エッジ位置検出手段82は、ナビゲータデータに基づいて肝臓のエッジ位置を検出する。
エッジ係数決定手段83は、本スキャンにおける肝臓のエッジの位置を検出するときに使用するエッジ係数ef(後述する式(1)参照)の値を決定する。
制御部8は、ナビゲータデータ作成手段81〜エッジ係数決定手段83を構成する一例であり、所定のプログラムを実行することにより、これらの手段として機能する。
操作部9は、オペレータにより操作され、種々の情報を制御部8に入力する。表示部10は種々の情報を表示する。
MR装置100は、上記のように構成されている。
図2は、本形態で実行されるシーケンスの説明図、図3は、撮影領域を概略的に示す図である。
本形態では、プレスキャンAと、本スキャンBとが実行される。
プレスキャンAは、肝臓の上端側のエッジのSI方向の移動範囲を検出するためのスキャンであり、本スキャンBは、肝臓などの臓器を含む部位の画像データを取得するためのシーケンスである。以下に、プレスキャンAおよび本スキャンBについて順に説明する。
図4は、プレスキャンAの説明図である。
プレスキャンAでは、ナビゲータ領域Rからナビゲータエコーを取得するためのナビゲータシーケンスP〜Pが実行される。ナビゲータ領域Rから取得されたナビゲータエコーにより、肝臓のエッジの位置情報を含むナビゲータデータDが得られる。本形態では、肺側が低信号となり肝臓側が高信号となるようなナビゲータシーケンスを用いているので、図4に示すように、肺と肝臓との境界には、信号値の段差が現れる。したがって、ナビゲータデータDからこの信号値の段差を検出することにより、肝臓のエッジ位置を検出することができる。プレスキャンAでは、n回のナビゲータシーケンスP〜Pが実行されるので、ナビゲータシーケンスごとに、ナビゲータ領域RのSI方向の信号値を表すナビゲータデータが得られる。図5に、ナビゲータシーケンスP〜Pごとに得られたナビゲータデータD〜Dを概略的に示す。
ナビゲータデータD〜Dごとに肝臓のエッジ位置を検出することにより、肝臓のエッジ位置が時間とともにどのように変化するかを知ることができる。したがって、肝臓のエッジ位置の時間変化を表すエッジ位置プロファイルを得ることができる。図6に、エッジ位置プロファイルを示す。エッジ位置プロファイルは、被検体11の呼吸の吐き終わりの範囲AWを求めるために使用される。プレスキャンAを実行した後に、本スキャンBが実行される。
図7は、本スキャンBの説明図である。
本スキャンBでは、ナビゲータシーケンスQ〜QとイメージングシーケンスIS〜ISとが交互に実行される。ナビゲータシーケンスQ〜Qは、ナビゲータシーケンスP〜Pと同様に、ナビゲータ領域Rからナビゲータエコーを取得するためのシーケンスである。イメージングシーケンスIS〜ISは、肝臓を含む撮影領域からk空間のデータを取得するためのシーケンスである。
本スキャンBでは、ナビゲータシーケンスで検出された肝臓のエッジ位置が、呼吸の吐き終わりの範囲AWに含まれている場合、その直後のイメージングシーケンスで取得されたk空間のデータを、画像再構成のデータとして採用する。一方、ナビゲータシーケンスで検出された肝臓のエッジ位置が、呼吸の吐き終わりの範囲AWに含まれていない場合、その直後のイメージングシーケンスで取得されたk空間のデータは、画像再構成のデータとしては採用されない。例えば、図7では、ナビゲータシーケンスQにより検出された肝臓のエッジ位置xは、呼吸の吐き終わりの範囲AWから外れているので、その直後のイメージングシーケンスISで取得されたk空間のデータは、画像再構成のデータとしては採用されない。同様に、ナビゲータシーケンスQにより検出された肝臓のエッジ位置xも、呼吸の吐き終わりの範囲AWから外れているので、その直後のイメージングシーケンスISで取得されたk空間のデータは、画像再構成のデータとしては採用されない。
一方、ナビゲータシーケンスQにより検出された肝臓のエッジ位置xは、呼吸の吐き終わりの範囲AWに含まれているので、その直後のイメージングシーケンスISで取得されたk空間のデータは、画像再構成のデータとして採用される。
したがって、肝臓のエッジの位置が呼吸の吐き終りの範囲AWに含まれているときに取得されたk空間のデータのみを用いて画像再構成が行われるので、ゴーストなどの体動アーチファクトが低減された画像データを得ることができる。
ただし、ナビゲータデータには、肝臓のエッジの検出精度に悪影響を与えるようなノイズが含まれることがある。このようなノイズは、肝臓のエッジ位置の検出誤差を大きくしてしまう原因となる。図8に、肝臓のエッジ位置の検出誤差が大きくなるときの一例を示す。
図8では、ノイズの影響により、肺と肝臓との境界付近に、信号強度の段差が2つ現れた場合が示されている。図8では、右側の段差xが実際の肝臓のエッジ位置である例が示されている。この場合、誤って左側の段差xを肝臓のエッジ位置として検出してしまうと、Δxの検出誤差が生じる。したがって、肝臓のエッジが、実際には、呼吸の吐き終わりの範囲AWから外れている場合でも、呼吸の吐き終りの範囲にAWに含まれていると判断されることがある。この場合、肝臓のエッジが呼吸の吐き終りの範囲AWから外れたときに取得されたk空間のデータが画像再構成のデータとして使用されるので、体動アーチファクトの原因になる。
尚、図8では、右側の段差xが実際の肝臓のエッジ位置である例が示されているが、場合によっては、左側の段差xが実際の肝臓のエッジ位置になることもある。この場合に、右側の段差xを肝臓のエッジ位置として検出してしまうと、やはり、体動アーチファクトの原因となる。
そこで、本形態では、ナビゲータデータに、肝臓のエッジの検出精度に悪影響を与えるようなノイズが含まれていても、肝臓のエッジ位置の検出誤差ができるだけ小さくなるように、肝臓のエッジの検出方法を工夫している。以下に、本形態の肝臓のエッジの検出方法について、図9を参照しながら説明する。
図9は、プレスキャンAおよび本スキャンBを実行し、被検体11の肝臓の画像データを取得するときのフローを示す図である。
ステップST1では、ナビゲータシーケンスP〜Pを含むプレスキャンA(図4参照)が実行される。ナビゲータシーケンスP〜Pにより得られたナビゲータエコーは、受信コイル4(図1参照)で受信され、受信器7で所定の信号処理が行われ、制御部8に出力される。制御部8では、ナビゲータデータ作成手段81(図1参照)が、受信器7から受け取ったデータに基づいて、ナビゲータシーケンスP〜Pごとに、肝臓のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを作成する。図10に、ナビゲータシーケンスP〜Pごとに得られたナビゲータデータD〜Dを概略的に示す。プレスキャンAを実行した後、ステップST2に進む。
ステップST2では、エッジ位置検出手段82(図1参照)が、各ナビゲータデータD〜Dごとに、肝臓のエッジの位置を検出する。ただし、ナビゲータデータには、図8を参照しながら説明したように、肝臓のエッジの検出精度に悪影響を与えるようなノイズが含まれる場合がある。そこで、本形態では、ナビゲータデータにこのようなノイズが含まれていても、肝臓のエッジ位置の検出誤差ができるだけ小さくなるように、以下のようにして肝臓のエッジを検出する。
先ず、肝臓のエッジの位置を検出するための信号値の閾値を算出する。図11に、閾値thの算出方法を示す。
閾値thは、以下の式で求められる。
th=(max−min)*ef+min ・・・(1)

ここで、max:ナビゲータデータの信号値の最大値
min:ナビゲータデータの信号値の最小値
ef:エッジ係数(0<ef<1)
本形態では、エッジ係数efは、0<ef<1の値であるので、閾値thは、最小値minと最大値maxとの間の範囲に収まる値である。したがって、閾値thとナビゲータデータとの交点の位置を検出することにより、ナビゲータデータの信号値の段差が現れる位置を検出することができる。肝臓のエッジ位置は信号値の段差が現れる位置と考えられるので、エッジ位置検出手段82は、閾値thとナビゲータデータとの交点の位置を、肝臓のエッジ位置として検出する。尚、閾値thの値は、エッジ係数efの値によって変更することができる。本形態では、エッジ係数efの値として、3つの値ef=0.25、ef=0.33、およびef=0.5を考え、それぞれのエッジ係数efごとに、肝臓のエッジ位置を検出する。
以下に、各エッジ係数efごとに検出される肝臓のエッジ位置について説明する。
先ず、ef=0.25の場合に検出される肝臓のエッジ位置について説明する(図12参照)。
図12は、ef=0.25の場合に検出された肝臓のエッジ位置を示す図である。
エッジ位置検出手段82は、ナビゲータデータD〜Dそれぞれについて、式(1)の閾値th(ef=0.25)を用いて肝臓のエッジ位置x〜xを検出する。そして、図12の下側に示すように、検出されたエッジ位置の時間変化を表すエッジ位置プロファイルE(ef=0.25)を作成する。
以下同様に、ナビゲータデータD〜Dそれぞれについて、ef=0.33のときの肝臓のエッジ位置と、ef=0.5のときの肝臓のエッジ位置を検出し、エッジ位置プロファイルを作成する。図13にef=0.33のときのエッジ位置プロファイルEを示し、図14にef=0.5のときのエッジ位置プロファイルEを示す。
エッジ位置プロファイルE〜Eを作成した後、ステップST3に進む。
ステップST3では、エッジ係数決定手段83(図1参照)が、エッジ位置プロファイルE〜Eに基づいて、本スキャンB(図2参照)で肝臓のエッジ位置を検出するときに使用されるエッジ係数efの値を決定する。この決定は以下のようにして行う。
エッジ係数決定手段83は、先ず、エッジ位置プロファイルE(ef=0.25)に基づいて、エッジ係数ef=0.25を採用したときのエッジ位置の検出精度を表す指標を算出する。以下に、この指標の算出方法について説明する。
本形態では、指標Fは、以下の式で求められる。

ここで、x:i番目のナビゲータシーケンスPにより得られたエッジの位置
i+1:i+1番目のナビゲータシーケンスPi+1により得られたエッジの位置
N:プレスキャンAで実行されたナビゲータシーケンスの回数
式(2)において、xi+1−xは、i+1番目のナビゲータシーケンスPi+1により得られたエッジ位置xi+1と、i番目のナビゲータシーケンスPにより得られたエッジ位置xとの差diff(=xi+1−x)を表している。したがって、指標Fは、エッジ位置の差diff(=xi+1−x)の絶対値の和を表している。エッジ位置の検出誤差が小さい場合、検出されたエッジ位置は実際のエッジ位置に十分近いので、エッジ位置の差diff(=xi+1−x)は、大きくても数ミリメートル程度の値である。したがって、エッジ位置の検出誤差が小さい場合、指標Fの値もそれほど大きい値にはならない。一方、エッジ位置の検出誤差が大きい場合、検出されたエッジ位置は実際のエッジ位置からSI方向に大きくずれるので、エッジ位置の差diff(=xi+1−x)は大きくなる傾向があり、これは、指標Fの値が大きくなる傾向があることを意味している。
したがって、指標Fの値が小さいほど、エッジ位置の検出誤差が小さいと考えることができ、指標Fの値が大きいほど、エッジ位置の検出誤差が大きいと考えることができる。
上記の説明では、エッジ係数ef=0.25の指標Fを算出する場合について説明したが、エッジ係数ef=0.33の場合は、エッジ位置プロファイルE(図13参照)を用いて指標Fを算出し、エッジ係数ef=0.5の場合は、エッジ位置プロファイルE(図14参照)を用いて指標Fを算出すればよい。
このようにして、エッジ係数ef=0.25、0.33、0.5ごとに、エッジ位置の検出精度を表す指標Fを算出することができる。エッジ係数決定手段83は、これらの指標Fに基づいて、エッジ係数ef=0.25、0.33、0.5の中から、本スキャンBにおける肝臓のエッジ位置を検出するときに使用するエッジ係数efの値を決定する。上記のように、エッジ位置の検出誤差が小さい場合、指標Fの値は小さくなる傾向があるので、エッジ係数決定手段83は、エッジ係数ef=0.25、0.33、0.55の中で、指標Fの値が最小値となるエッジ係数efの値を求める。ここでは、エッジ係数ef=0.5の指標Fが最小値になるとする。したがって、エッジ係数決定手段83は、本スキャンBにおける肝臓のエッジ位置を検出するときに使用するエッジ係数efの値をef=0.5と決定する。エッジ係数efの値を決定した後、ステップST4に進む。
ステップST4では、エッジ係数ef=0.5のときに得られたエッジ位置プロファイルEに基づいて、被検体11の呼吸の吐き終りの範囲AWを設定する。図15に吐き終りの範囲AWの一例を概略的に示す。本形態では、エッジ位置の最小値を中心として一定の範囲を、呼吸の吐き終りの範囲AWとして設定する。呼吸の吐き終りの範囲AWを設定した後、ステップST5に進む。
ステップST5では、本スキャンBを実行する。
図16は、本スキャンBの説明図である。
本スキャンBでは、ナビゲータシーケンスQ〜QとイメージングシーケンスIS〜ISとが交互に実行される。本スキャンBでは、ナビゲータシーケンスQ〜Qにより取得されたナビゲータエコーに基づいて、ナビゲータデータD〜Dを作成する。エッジ位置検出手段82は、式(1)のエッジ係数efの値を、ステップST3で決定された値ef=0.5に設定し、ef=0.5に設定された閾値thの式を用いて、ナビゲータデータD〜Dにおける肝臓のエッジの位置x〜xを検出する。そして、検出された肝臓のエッジ位置が呼吸の吐き終りの範囲AWから外れている場合、その直後のイメージングシーケンスにより取得されたk空間のデータは、画像再構成用のデータとしては採用しないと決定される。一方、検出された肝臓のエッジ位置が呼吸の吐き終りの範囲AWに含まれている場合、その直後のイメージングシーケンスにより取得されたk空間のデータは、画像再構成用のデータとして採用すると決定される。このようにして本スキャンBを実行し、フローを終了する。
本形態では、エッジ係数efの値を変化させて、エッジ係数efの値ごとに、エッジ位置プロファイルを作成し、肝臓のエッジの位置の検出精度を表す指標Eを算出する。したがって、エッジ位置の検出誤差が小さくなるときのエッジ係数efの値を決定することができる。本スキャンBでは、このようにして決定されたエッジ係数efの値を使用して肝臓のエッジの位置が検出されるので、体動アーチファクトが低減された画像データを得ることができる。
尚、本形態では、3つのエッジ係数ef(0.25、0.33、0.5)の中から、本スキャンBを実行するときに使用されるefが決定されている。しかし、エッジ係数efは3つに限定されることはなく、4つ以上であってもよい。また、エッジ係数efは、0.25、0.33、および0.5の組合せに限定されることはなく、他の組合せを使用してもよい。
本形態では、プレスキャンAではナビゲータシーケンスのみが実行されているが、ナビゲータシーケンスの他にイメージングシーケンスが実行されてもよい。
本スキャンBでは、ナビゲータシーケンスとイメージングシーケンスとが交互に実行されている。しかし、本スキャンBは、ナビゲータシーケンスとイメージングシーケンスとを交互に実行する場合に限定されることはない。例えば、ナビゲータシーケンスを繰り返し実行し、肝臓のエッジ位置が呼吸の吐き終りの範囲AWに含まれたときにのみイメージングシーケンスを実行してもよい。
また、本形態では、肝臓のエッジ位置を検出する例について説明されているが、本発明は、肝臓のエッジ位置を検出する場合に限定されることはなく、呼吸により体動する他の部位(例えば、腎臓)のエッジ位置を検出する場合に適用することができる。
2 マグネット
3 テーブル
3a クレードル
4 受信コイル
5 送信器
6 勾配磁場電源
7 受信器
8 制御部
9 操作部
10 表示部
11 被検体
21 ボア
22 超伝導コイル
23 勾配コイル
24 RFコイル
81 ナビゲータデータ作成手段
82 エッジ位置検出手段
83 エッジ係数決定手段
100 MR装置

Claims (8)

  1. 体動する第1の部位および第2の部位を含むナビゲータ領域から前記第1の部位のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを取得するためのナビゲータシーケンスを複数有するプレスキャンと、
    前記ナビゲータ領域から前記第1の部位のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを取得するためのナビゲータシーケンスと、体動する部位を含む撮影領域のデータを取得するためのイメージングシーケンスとを有する本スキャンと、
    を実行する磁気共鳴装置であって、
    前記プレスキャンにより取得された各ナビゲータデータにおける前記第1の部位の信号値と前記第2の部位の信号値とを求め、前記第1の部位の信号値と前記第2の信号値との差と、前記差に乗算される係数とに基づいて、各ナビゲータデータにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出するエッジ位置検出手段であって、前記係数の値を変更し、前記係数の値ごとに、前記第1の部位のエッジの位置を検出するエッジ位置検出手段と、
    前記係数の値ごとに検出した前記第1の部位のエッジの位置に基づいて、前記本スキャンにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出するときに使用する前記係数の値を決定する決定手段とを有し、
    前記エッジ位置検出手段は、
    前記本スキャンにより取得されたナビゲータデータにおける前記第1の部位の信号値と前記第2の部位の信号値とを求め、前記第1の部位の信号値と前記第2の信号値との差と、前記決定手段により決定された係数とに基づいて、前記本スキャンにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出する、磁気共鳴装置。
  2. 前記エッジ位置検出手段は、
    前記係数の値ごとに、前記第1の部位のエッジの位置の時間変化を表すエッジ位置プロファイルを作成し、
    前記決定手段は、
    前記エッジ位置プロファイルごとに、前記第1の部位のエッジの位置の検出精度を表す指標を算出し、前記指標に基づいて、前記係数の値を決定する、請求項1に記載の磁気共鳴装置。
  3. 前記決定手段は、
    前記プレスキャンにおいてi番目のナビゲータシーケンスにより得られたエッジ位置とi+1番目のナビゲータシーケンスにより得られたエッジ位置との差に基づいて前記指標を算出する、請求項2に記載の磁気共鳴装置。
  4. 前記決定手段は、以下の式を用いて前記指標を算出する、請求項3に記載の磁気共鳴装置。

    ここで、F:指標
    :i番目のナビゲータシーケンスにより得られたエッジの位置
    i+1:i+1番目のナビゲータシーケンスにより得られたエッジの位置
    N:前記プレスキャンで実行されたナビゲータシーケンスの回数
  5. 前記エッジ位置検出手段は、
    ナビゲータデータの信号値の最大値を前記第1の部位の信号値として求め、ナビゲータの信号値の最小値を前記第2の信号値として求める、請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  6. 前記エッジ位置検出手段は、以下の式で表される閾値を用いて、前記第1の部位のエッジの位置を検出する、請求項5に記載の磁気共鳴装置。

    th=(max−min)*ef+min

    ここで、th:閾値
    max:ナビゲータデータの信号値の最大値
    min:ナビゲータデータの信号値の最小値
    ef:前記係数
  7. 前記第1の部位は肝臓であり、前記第2の部位は肺である、請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴装置。
  8. 体動する第1の部位および第2の部位を含むナビゲータ領域から前記第1の部位のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを取得するためのナビゲータシーケンスを複数有するプレスキャンと、
    前記ナビゲータ領域から前記第1の部位のエッジの位置情報を含むナビゲータデータを取得するためのナビゲータシーケンスと、体動する部位を含む撮影領域のデータを取得するためのイメージングシーケンスとを有する本スキャンと、
    を実行する磁気共鳴装置のプログラムであって、
    前記プレスキャンにより取得された各ナビゲータデータにおける前記第1の部位の信号値と前記第2の部位の信号値とを求め、前記第1の部位の信号値と前記第2の信号値との差と、前記差に乗算される係数とに基づいて、各ナビゲータデータにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出するエッジ位置検出処理であって、前記係数の値を変更し、前記係数の値ごとに、前記第1の部位のエッジの位置を検出するエッジ位置検出処理と、
    前記係数の値ごとに検出した前記第1の部位のエッジの位置に基づいて、前記本スキャンにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出するときに使用する前記係数の値を決定する決定処理とを計算機に実行させるためのプログラムであり、
    前記エッジ位置検出処理は、
    前記本スキャンにより取得されたナビゲータデータにおける前記第1の部位の信号値と前記第2の部位の信号値とを求め、前記第1の部位の信号値と前記第2の信号値との差と、前記決定処理により決定された係数とに基づいて、前記本スキャンにおける前記第1の部位のエッジの位置を検出する、プログラム。
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