JP2014078661A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容量素子を有する半導体装置の信頼性の向上を実現する。
【解決手段】半導体基板SBの主面に沿う第2方向に延在し、互いにONO膜MFを介して絶縁されたポリシリコン膜P1、P2を、第2方向に直交する第1方向に交互に複数並べて配置することで、ポリシリコン膜P1、P2からなる容量素子CPDを形成する。第1方向において隣り合うポリシリコン膜P1同士の間にポリシリコン膜P2を埋め込み、ポリシリコン膜P1、P2上に、容量素子CPDを構成する他の導体膜を形成しないことで、容量素子CPDと他の半導体素子との高さを揃える。
【選択図】図2
【解決手段】半導体基板SBの主面に沿う第2方向に延在し、互いにONO膜MFを介して絶縁されたポリシリコン膜P1、P2を、第2方向に直交する第1方向に交互に複数並べて配置することで、ポリシリコン膜P1、P2からなる容量素子CPDを形成する。第1方向において隣り合うポリシリコン膜P1同士の間にポリシリコン膜P2を埋め込み、ポリシリコン膜P1、P2上に、容量素子CPDを構成する他の導体膜を形成しないことで、容量素子CPDと他の半導体素子との高さを揃える。
【選択図】図2
Description
本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特に、容量素子を有する半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
発振回路の負荷容量などとして用いられる素子として、導体膜同士の間に絶縁膜を介在させた構造を有する容量素子がある。容量素子の構造としては、半導体基板の主面に対して垂直な方向において、ポリシリコン膜上に絶縁膜を介して他のポリシリコン膜を積層したPIP(Poly-Insulator-Poly)容量素子が知られている。
また、不揮発性メモリの一つとして、FET(Field Effect Transistor)の構造を有し、ゲート電極と基板との間に形成されたONO(Oxide Nitride Oxide)膜に電荷を蓄積することで情報を記憶するMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)メモリが知られている。また、MONOSメモリには、メモリセルの選択用に用いられる選択ゲート電極と、当該選択ゲートに絶縁膜を介して隣接して形成され、情報の記憶用に用いられるメモリゲート電極とを有する、スプリットゲート型の不揮発性メモリがある。
特許文献1(特開平5−226662号公報)には、半導体基板上に並べた二つのMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)からなる不揮発性記憶装置を形成することが記載されている。ここでは、半導体基板上に二つのゲート電極を形成した後、それらのゲート電極同士の間に絶縁膜を埋め込むことが記載されている。ただし、このような構造を容量素子に用いることは示唆されておらず、また、上記二つのゲート電極のうち一方はフローティングゲートであるため、上記構造を容量素子として用いることはできない。
特許文献2(特開平6−232407号公報)には、二つのMOSFETを直列に接続して一つのMOSFETの機能を持たせることが記載されている。ここでは、半導体基板上に二つのゲート電極を形成した後、それらのゲート電極同士の間に絶縁膜を埋め込むことが記載されている。ただし、ゲート電極間に絶縁膜を埋め込む場合、当該ゲート電極間の距離をある程度大きくする必要があるため、特許文献2に記載の方法で形成した構造を容量素子に応用したとしてもその容量は小さいものとなる。
半導体基板上には、容量素子の他に、FETまたは不揮発性メモリなどの半導体素子を形成することが考えられる。しかし、これらの複数の種類の素子を同一基板上に混載しようとすると、容量素子と、その他のFETなどの素子との高さの差に起因して、これらの素子を覆う層間膜の上面の平坦化が困難になり、リソグラフィの精度の悪化などの問題が生じる。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される実施の形態のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
一実施の形態である半導体装置は、半導体基板の主面に沿って延在し、互いに絶縁されて隣り合う複数の導体膜により容量素子を構成するものである。
本願において開示される一実施の形態によれば、同一基板上の素子同士の高さを揃えることができ、高さの差に起因するプロセス上の様々な問題を回避でき、ひいては半導体装置の信頼性を向上させることができる。
以下、実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
また、以下の実施の形態で用いる図面においては、平面図であっても図面を見やすくするために部分的にハッチングを付す場合がある。
なお、本願でいう高さとは、半導体基板の主面に対して垂直な方向において、半導体基板の主面から、対象の膜または素子の上面までの距離をいうものである。
本実施の形態の半導体装置は、半導体基板上に形成する容量素子の高さを、他の半導体素子の高さと揃えることにより、半導体装置の信頼性を向上させるものである。
以下に、本実施の形態の半導体装置の構造を、図1および図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態の半導体装置を示す平面レイアウトであり、図2は、本実施の形態の半導体装置を示す断面図である。図2の中央に示す容量素子を形成した領域の図は、図1のA−A線における断面図である。
図1には、半導体基板(図示しない)上に配置され、半導体基板の主面に沿う第2方向に延在する複数のポリシリコン膜P1(第1導体膜)、および第2方向に延在する複数のポリシリコン膜P2(第2導体膜)からなる容量素子CPDの平面レイアウトを示している。図1に示すように、第2方向に直交する方向であって、半導体基板の主面に沿う第1方向において、ポリシリコン膜P1、P2は交互に並んで配置されている。つまり、第1方向において、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間にポリシリコン膜P2が配置されており、隣り合うポリシリコン膜P2同士の間にポリシリコン膜P1が配置されている。
対向するポリシリコン膜P1の側壁およびポリシリコン膜P2の側壁の間には、ポリシリコン膜P1側から順にポリシリコン膜P2側に向かって酸化シリコン膜、窒化シリコン膜および酸化シリコン膜を積層した積層膜であるONO膜(第1ONO膜)MFが形成されている。なお、図1にはONO膜MFの形状を示していない。
ポリシリコン膜P1、P2のそれぞれの上面には、ポリシリコン膜P1、P2のそれぞれに所定の電位を供給するための導電体であるコンタクトプラグCPが接続されている。コンタクトプラグCPは、例えば主にW(タングステン)膜からなる。コンタクトプラグCPは、ここではポリシリコン膜P1、P2のそれぞれの長手方向(第2方向)の一方の端部の上面に電気的に接続されている。
また、半導体基板(図示しない)に電位を供給するためのコンタクトプラグが、第1方向において容量素子CPDの横に設けられている。ただし図1には、図2に示すコンタクトプラグCPであって、第1方向において容量素子CPDの横に設けられ、半導体基板SBに電気的に接続されたコンタクトプラグCPを示していない。
図1および図2に示すように、容量素子CPDの第1方向における端部のポリシリコン膜P2は、ポリシリコン膜P1の側壁にONO膜MFを介してサイドウォール状に形成された膜であり、他のポリシリコン膜P2よりも第1方向における幅が狭い。
図2に示す断面図では、図の左側にMONOSメモリQ1を形成した領域を示し、図の中央に容量素子CPDを形成した領域を示し、図の右側にnチャネル型の低耐圧MOSFETQ2を形成した領域を示している。MONOSメモリQ1、容量素子CPDおよび低耐圧MOSFETQ2はいずれも同一の半導体基板SB上に設けられた半導体素子である。半導体基板SBは、例えば単結晶シリコンからなる。なお、MONOSメモリQ1および低耐圧MOSFETQ2は、半導体基板SBの上面にp型の不純物(例えばB(ホウ素))が打ち込まれて形成されたp型のウエル上に形成されている。また、容量素子CPDは、半導体基板SBの上面にn型の不純物(例えばヒ素(As))が打ち込まれて形成されたn型のウエル上に形成されている。
まず、図2の左側に示すMONOSメモリQ1について説明する。図2の左側の断面図において、半導体基板SB上には、ゲート絶縁膜GF1を介してコントロールゲート電極CGが形成されている。コントロールゲート電極CGの両側の側壁には、ONO膜(第2ONO膜)MFを介して、メモリゲート電極MGが形成されている。メモリゲート電極MGは自己整合的に形成され、サイドウォール状の形状を有している。メモリゲート電極MGの直下には、半導体基板SBとの間にONO膜MFが介在しており、メモリゲート電極MGおよび半導体基板SB間、ならびにメモリゲート電極MGおよびコントロールゲート電極CG間のそれぞれに形成されたONO膜MFは、一体となって連続的に形成されている。つまり、ONO膜MFはメモリゲート電極MGの側壁および底面を覆うように形成され、その断面形状はL字型となっている。
ONO膜MFは半導体基板SBの上面から上方に向かって酸化シリコン膜(第1酸化シリコン膜)X1、窒化シリコン膜N1および酸化シリコン膜(第2酸化シリコン膜)X2を順に形成した積層膜からなる。したがって、互いに隣接するメモリゲート電極MGおよびコントロールゲート電極CG間においては、コントロールゲート電極CG側からメモリゲート電極MG側に向かって順に酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1および酸化シリコン膜X2が形成されている。メモリゲート電極MGの側壁であって、コントロールゲート電極CGと隣接しない方の側壁には、サイドウォールSWが自己整合的に形成されている。酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1および酸化シリコン膜X2のそれぞれの膜厚は、例えば6nmである。また、第1方向におけるメモリゲート電極MGの幅は、例えば50nmである。
ゲート絶縁膜GF1は、例えば酸化シリコン膜からなる絶縁膜である。コントロールゲート電極CGおよびメモリゲート電極MGは、例えばポリシリコン膜からなる。窒化シリコン膜N1は、MONOSメモリQ1を動作させる際に、電荷蓄積膜として機能する絶縁膜である。サイドウォールSWは、例えば酸化シリコン膜を含む絶縁膜である。
メモリゲート電極MGの直下およびコントロールゲート電極CGの直下の半導体基板SBの上面は、MONOSメモリQ1の動作時にチャネル領域となる領域であり、半導体基板SBの主面には、第1方向(図2の断面および半導体基板SBの主面に沿う方向)において当該チャネル領域を挟むように一対のソース・ドレイン領域が形成されている。一対のソース・ドレイン領域のそれぞれは、例えばヒ素(As)が打ち込まれたn型の半導体層であるエクステンション領域EXと、例えばヒ素(As)がエクステンション領域EXよりも高い濃度で打ち込まれた半導体層である拡散層DFとからなる。エクステンション領域EXは拡散層DFよりも上記チャネル領域に近い領域に、拡散層DFよりも浅い接合深さで形成されている。
このように、ソース・ドレイン領域は、不純物濃度が比較的高い拡散層DFと、不純物濃度が拡散層DFよりも低いエクステンション領域EXとを有するLDD(Lightly Doped Drain)構造を有している。ここでは、エクステンション領域EXは、主にサイドウォールSWの直下の半導体基板SBの上面に形成され、拡散層DFはメモリゲート電極MG、コントロールゲート電極CG、ONO膜MFおよびサイドウォールSWから露出する半導体基板SBの上面に形成されている。
MONOSメモリQ1は、記憶用のメモリゲート電極MG、選択用のコントロールゲート電極CG、酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1およびソース・ドレイン領域を含み、電界効果トランジスタの形状を有するスプリットゲート型の不揮発性メモリである。MONOSメモリは、メモリゲート電極MGの直下の窒化シリコン膜N1中に電荷を蓄積することで情報を記憶することができる。窒化シリコン膜N1へ電荷を出し入れする方法には、以下の2通りがある。一つは、メモリゲート電極MGの下の窒化シリコン膜N1の全面に、トンネル電流で電子を出し入れすることにより書き込み、消去を行なう方法であり、もう一つはホットキャリアを用いる方法である。図2には、コントロールゲート電極CGの両側の側壁にメモリゲート電極MGを形成した構造を示しているが、情報として電荷を蓄積するONO膜MFは、コントロールゲート電極CGの一方の側壁のメモリゲート電極MGの直下のONO膜MFのみであってもよく、また、コントロールゲート電極CGの両方の側壁のメモリゲート電極MGの直下のONO膜MFのそれぞれであってもよい。
次に、図2の中央に示す容量素子CPDについて説明する。図2の中央の断面図において、半導体基板SB上には、絶縁膜IF1を介して形成されたポリシリコン膜P1が、第1方向に複数並んで配置されている。また、半導体基板SB上には、ONO膜MFを介して形成されたポリシリコン膜P2が、第1方向に複数並んで配置されている。それぞれのポリシリコン膜P1は第2方向(図2の奥行き方向)に延在する膜であり、コントロールゲート電極CGおよび後述するゲート電極GEと同層の膜である。それぞれのポリシリコン膜P2は第2方向に延在する膜であり、メモリゲート電極MGと同層の膜である。また、MONOSメモリQ1に形成されたONO膜MFと、容量素子CPDに形成されたONO膜MFとは同層の膜である。
ポリシリコン膜P1、P2は、図1を用いて説明したように、第1方向において交互に一つずつ配置されており、隣り合うポリシリコン膜P1、P2間にはONO膜MFが介在している。ONO膜MFは半導体基板SBの上面から上方に向かって酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1および酸化シリコン膜X2を順に形成した積層膜からなる。したがって、互いに隣接するポリシリコン膜P1、P2間においては、ポリシリコン膜P1側からポリシリコン膜P2側に向かって順に酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1および酸化シリコン膜X2が形成されている。
第1方向に交互に並び、ONO膜MFにより互いに絶縁されたポリシリコン膜P1、P2により容量素子CPDが構成されている。なお、後述するように、容量素子CPDは、半導体基板SBと、ポリシリコン膜P1またはP2のいずれか一方との間に容量を発生させることで、容量素子を構成することもできる。つまり、容量素子CPDは少なくとも半導体基板SBの上のポリシリコン膜P1、P2を有し、このポリシリコン膜P1、P2間に容量を発生させることで使用することができる素子であり、さらに、半導体基板SBとの間で容量を発生させることで、より大きな容量を得ることができる素子である。
第1方向における容量素子の両端部には、自己整合的に形成されたサイドウォール状のポリシリコン膜P2が形成されている。後述するように、ポリシリコン膜P2およびメモリゲート電極MGは同一のポリシリコン膜を同一のエッチング工程により自己整合的に形成した同層の膜であるため、それぞれの形状は同様の形状となっている。
したがって、第1方向におけるメモリゲート電極MGの幅、すなわちメモリゲート電極MGのゲート長と、第1方向における容量素子の端部のサイドウォール状のポリシリコン膜P2の第1方向の幅とは、同一の大きさとなっている。上述したように第1方向におけるメモリゲート電極MGの幅は50nmである場合、同方向におけるサイドウォール状のポリシリコン膜P2の幅は50nmである。また、メモリゲート電極MGと同様に、容量素子CPDの端部のサイドウォール状のポリシリコン膜P2の底面と、当該ポリシリコン膜P2の側壁であってポリシリコン膜P1と隣接する方の側壁は、L字型の断面形状を有するONO膜MFにより連続的に覆われている。
また、上記サイドウォール状のポリシリコン膜P2以外のポリシリコン膜P2、すなわち第1方向における容量素子CPDの端部以外に形成されたポリシリコン膜P2は、隣り合うポリシリコン膜P1間を完全に埋めるように形成されており、第1方向に沿う断面において矩形の形状を有している。上記した矩形のポリシリコン膜P2と、当該ポリシリコン膜P2に隣り合うポリシリコン膜P1との間には、当該ポリシリコン膜P2の底面から連続的に形成されたONO膜MFが形成されている。したがって、二つのポリシリコン膜P1に挟まれたポリシリコン膜P2の両側の側壁および底面は、U字型の断面形状を有するONO膜MFにより覆われている。
複数のポリシリコン膜間を絶縁膜で隔てて容量素子を形成する場合、当該絶縁膜には例えば酸化シリコン膜を用いることが考えられるが、ここではONO膜MFを介在させてポリシリコン膜P1、P2を互いに絶縁させることにより、高耐圧かつ大容量の容量素子CPDを形成することを可能としている。つまり、ONO膜MFを構成する窒化シリコン膜N1は酸化シリコン膜よりも誘電率が高いため酸化膜換算膜厚(EOT:Equivalent Oxide Thickness)が小さい。よって、ONO膜MFの酸化膜換算膜厚を、酸化シリコン膜のみを絶縁膜に用いた場合と同じとすると、窒化シリコン膜N1の物理的な膜厚を大きくすることができる。このため、ポリシリコン膜P1、P2間をONO膜MFで絶縁することで、ポリシリコン膜P1、P2間の耐圧を高めることができ、かつ、容量素子CPDの容量が低下すること防ぐことができる。
具体的に、容量素子のポリシリコン間の絶縁に、膜厚が15nmの酸化シリコン膜のみを用いた場合と、それぞれ5nmの膜厚を有する酸化シリコン膜X1、X2および10nmの膜厚を有する窒化シリコン膜N1からなるONO膜MFを用いた場合とを比較してみる。このとき、それぞれの場合で酸化膜換算膜厚はほぼ同じであるため、容量素子の容量は変わらないが、物理的膜厚はONO膜MFの方が厚いため、ONO膜MFを用いた容量素子は高耐圧となる。
ここでは、ポリシリコン膜P1と、上記した矩形の断面形状を有するポリシリコン膜P2とのそれぞれの第1方向における幅は、例えば70〜80nmとする。隣り合うポリシリコン膜P1間に形成されたポリシリコン膜P2の第1方向の幅は、上記サイドウォール状のポリシリコン膜P2の第1方向における幅の2倍以下の大きさである。
上記したサイドウォール状のポリシリコン膜P2の一方の側壁であって、ポリシリコン膜P1に隣接しない方の側壁には、サイドウォールSWが自己整合的に形成されている。サイドウォールSWは、例えば酸化シリコン膜を含む絶縁膜である。MONOSメモリQ1と同様に、容量素子CPDの横の半導体基板SBの上面には、エクステンション領域EXおよび拡散層DFが形成されている。エクステンション領域EXおよび拡散層DFはいずれもn型の半導体層であり、拡散層DFの方がエクステンション領域EXよりもn型の不純物(例えばAs(ヒ素))の濃度が高い。
なお、容量素子CPDが形成されている領域の近傍の半導体基板SBの上面にはn型のウエルが形成されているため、MONOSメモリQ1と異なり、半導体基板SBの上面と、拡散層DFおよびエクステンション領域EXとの間にPN接合は形成されない。容量素子CPDが形成されている領域において、半導体基板SBの上面のウエルには、コンタクトプラグCP、シリサイド層S1、拡散層DFおよびエクステンション領域EXを介して電位が供給されることで、半導体基板SBと、ポリシリコン膜P1、P2のいずれか一方との間においても容量を発生させることができる。
容量素子CPDは、半導体基板SBの主面に沿う方向において、近接する複数の導体膜からなる横型の容量素子である。つまり、半導体基板SB上において、ポリシリコン膜P1、P2のそれぞれの直上または直下に、容量素子CPDを構成する導体膜は形成されていない。このため容量素子CPDの高さは、MONOSメモリQ1および低耐圧MOSFETQ2のそれぞれの高さと同じである。
次に、図2の右側に示す低耐圧MOSFETQ2について説明する。図2の右側の断面図において、半導体基板SB上には、ゲート絶縁膜GF2を介してゲート電極GEが形成されている。低耐圧MOSFETQ2は、ONO膜MFおよびメモリゲート電極MGが無い点以外は、上述したMONOSメモリQ1と同様の構造を有している。つまり、ゲート電極GEの側壁にはサイドウォールSWを有しており、第1方向においてゲート電極GEの横の半導体基板SBの主面には、n型の半導体層である拡散層DFおよびエクステンション領域EXからなるソース・ドレイン領域が形成されている。
低耐圧MOSFETQ2はゲート電極GEおよび上記ソース・ドレイン領域を含み、MONOSメモリQ1などの高耐圧素子よりも低い電圧で駆動する電界効果トランジスタである。例えば、低耐圧MOSFETQ2は、半導体装置のコア部のロジック回路、スイッチング回路などに用いられる。
コントロールゲート電極CG、メモリゲート電極MG、ポリシリコン膜P1、P2、ゲート電極GEおよび拡散層DFのそれぞれの上面には、例えばCoSi(コバルトシリサイド)からなるシリサイド層S1が形成されている。また、半導体基板SB上には、MONOSメモリQ1、容量素子CPD、低耐圧MONOSメモリQ2およびシリサイド層S1を覆うように、エッチングストッパ膜ESおよび層間絶縁膜L1が形成されている。層間絶縁膜L1の上面は、MONOSメモリQ1、容量素子CPDおよび低耐圧MONOSメモリQ2のそれぞれの形成領域の上部において、平坦化された均一な高さを有している。すなわち、層間絶縁膜L1の上面と、半導体基板SBの主面との距離は、MONOSメモリQ1、容量素子CPDまたは低耐圧MONOSメモリQ2を形成したいずれの領域においても一定であり、層間絶縁膜L1の上面に凹凸または高低差は無い。
層間絶縁膜L1には、層間絶縁膜L1およびエッチングストッパ膜ESのそれぞれの上面から下面を貫通して、各シリサイド層S1の上面を露出するコンタクトホールが形成されている。複数のコンタクトホールのそれぞれの内部には、例えばTi(チタン)を含むバリア導体膜を介して、例えばW(タングステン)からなる主導体膜が形成され、当該バリア導体膜および主導体膜からなるコンタクトプラグCPが形成されている。コンタクトホールを完全に埋め込んでいるコンタクトプラグCPは、コントロールゲート電極CG、メモリゲート電極MG、ポリシリコン膜P1、P2、ゲート電極GEおよび拡散層DFのそれぞれに所定の電位を供給するために形成された導電体である。エッチングストッパ膜ESは例えば窒化シリコン膜からなり、層間絶縁膜L1は、例えば酸化シリコン膜からなる。
層間絶縁膜L1上には、例えば酸化シリコン膜よりも誘電率が低いLow−k膜であるSiOC膜などからなる層間絶縁膜L2が形成されている。層間絶縁膜L2には、層間絶縁膜L2の上面から下面を貫通し、層間絶縁膜L1の上面およびコンタクトプラグCPの上面を露出する配線溝が複数形成されており、各配線溝内には、主にCu(銅)からなる配線W1が完全に埋め込まれて形成されている。
配線W1は、上記配線溝の側壁および底面に形成された、例えばTa(タンタル)を含むバリア導体膜と、配線溝内に当該バリア導体膜を介して形成されたCu(銅)膜からなる、所謂シングルダマシン配線である。配線W1はその底部がコンタクトプラグCPに接続されており、コンタクトプラグCPを介して、コントロールゲート電極CG、メモリゲート電極MG、ポリシリコン膜P1、P2、ゲート電極GEおよび拡散層DFのそれぞれに所定の電位を供給する役割を有している。
なお、図2に示していない領域において、ポリシリコン膜P1、P2、コントロールゲート電極CG、メモリゲート電極MGおよびゲート電極GEのそれぞれの上部には、シリサイド層S1を介してコンタクトプラグCPおよび配線W1が形成されている。図示は省略しているが、配線W1上には、さらに複数の層間絶縁膜と、当該複数の層間絶縁膜のそれぞれに形成された溝内または孔内に埋め込まれた複数の配線を含む配線層が積層されている。本願では、層間絶縁膜L2および配線W1のように、層間絶縁膜および当該層間絶縁膜と同じ高さに形成された配線とを含む層を配線層と呼ぶ。配線層は、下地である層間絶縁膜L1の上面に沿って形成されている。
以上に本実施の形態の半導体装置を説明したが、MONOSメモリQ1は上記のように、コントロールゲート電極CGの両側の側壁にメモリゲート電極MGを有する構造ではなく、コントロールゲート電極CGの両側の側壁のうち、一方の側壁に隣接するONO膜MFおよびメモリゲート電極MGが無い構造であってもよい。つまり図16を用いて後述するように、メモリゲート電極MGは、コントロールゲート電極CGの少なくとも一方の側壁にONO膜MFを介して形成されていればよい。この場合、メモリゲート電極MGが接していない方のコントロールゲート電極CGの側壁にはサイドウォールSWが形成される。
また、第1方向における容量素子CPDの両端のサイドウォール状のポリシリコン膜P2は無くてもよい。この場合、第1方向における容量素子CPDの両端にはポリシリコン膜P1が形成され、その側壁にはONO膜MFではなくサイドウォールSWが形成されることとなる。
また、ここでは半導体基板SBの上面の活性領域上に容量素子CPDを形成した構造について説明したが、容量素子CPDは半導体基板SBの上面に形成された絶縁膜からなる素子分離領域の直上に形成されていてもよい。
以下に、本実施の形態の半導体装置の効果を、比較例の半導体装置を示す図17を用いて説明する。図17は、MONOSメモリおよび容量素子を含む比較例の半導体装置を示す断面図であり、図の左側にMONOSメモリを示し、図の右側に容量素子を示している。
半導体基板上に、互いに絶縁膜を介して近接する2種類の導体膜を形成し、当該導体膜同士の間に生じる容量を利用する容量素子を形成する場合、容量素子の構造としては、例えば、半導体基板上に、半導体基板の主面に沿う方向に延在する導体膜を形成し、その導体膜上に、絶縁膜を介して、半導体基板の主面に沿う方向に延在する導体膜をさらに形成することが考えられる。このような比較例の構造を、図17に示す。なお、図17の左側に示すMONOSメモリQ1は、図2に示すMONOSメモリQ1と同様の構造を有している。
図17に示すように、容量素子CPDaは、半導体基板SBの主面と平行な面状に広がり、図17の断面の横方向および奥行き方向に延在するポリシリコン膜P1a、P2aを有している。半導体基板SB上に絶縁膜IF1を介して形成されたポリシリコン膜P1aの直上には、順に積層された酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1および酸化シリコン膜X2からなるONO膜MFを介してポリシリコン膜P2aが形成されている。比較例の容量素子CPDaは、上記のように、半導体基板SBの主面に対して垂直な方向(上下方向)において向かい合い、互いに絶縁されたポリシリコン膜P1a、P2a間に容量を生じさせる素子である。
このように、容量素子CPDaは導体膜の積層構造を有するため、容量素子の高さ、すなわち半導体基板SBの主面に対して垂直な方向における、半導体基板SBの主面から容量素子CPDaの最上面までの距離は、半導体基板SBの主面からポリシリコン膜P1aの最上面までの高さではなく、半導体基板SBの主面からポリシリコン膜P2aの最上面までの高さとなる。ここで、ポリシリコン膜P1aの上面の高さと、ポリシリコン膜P2aの高さには、距離H1の差がある。なお、ここではポリシリコン膜P2aの上面に形成されたシリサイド層S1を含めた構造体の高さをポリシリコン膜P2aの高さとする。
ONO膜MFは、ポリシリコン膜P1aの上面、側壁および半導体基板SBの上面のそれぞれの面に沿って、連続的に形成されている。同様に、ポリシリコン膜P2aは、ポリシリコン膜P1aの上面、側壁および半導体基板SBの上面のそれぞれの面に沿って、ONO膜MF上に形成されている。ポリシリコン膜P2aの側壁には、サイドウォールSWが形成されており、ポリシリコン膜P1aの横のポリシリコン膜P2aの上面には、シリサイド層S1を介してコンタクトプラグCPが接続されている。また、ポリシリコン膜P1aの直上のポリシリコン膜P2aの上面にも、シリサイド層S1が形成されている。
ここでは、ポリシリコン膜P2aの表面であって、ポリシリコン膜P1aの側壁の近傍の上面および側壁は、サイドウォールSWおよび絶縁膜IF2により覆われており、シリサイド層S1は形成されていない。このようにポリシリコン膜P2aの一部の表面にシリサイド層S1が形成されることを防いでいるのは、ポリシリコン膜P2aが折れ曲がる領域、すなわち角部において、ポリシリコン膜P2aの表面は曲線上に曲がっており、このように曲がった領域にシリサイド層S1を形成することは、不良が発生する原因となるためである。
絶縁膜IF2は例えば酸化シリコン膜からなり、ポリシリコン膜P1aの上方のポリシリコン膜P2aの端部の上面と、ポリシリコン膜P1aの側壁に沿うポリシリコン膜P2aの側壁とを連続的に覆うように形成されている。絶縁膜IF2は、例えば半導体基板SBの主面にn型またはp型の不純物を打ち込んだ半導体層からなる抵抗素子を形成した場合に、当該抵抗素子の上面の一部にシリサイド層が形成されて抵抗素子の低効率が低下することを防ぐために、抵抗素子の上面の一部を覆うことにも使用される膜である。
容量素子CPDaは、エッチングストッパ膜ESおよび層間絶縁膜L1により覆われており、複数のコンタクトプラグCPが層間絶縁膜を貫通して形成され、ポリシリコン膜P1a、P2aおよび半導体基板SBにシリサイド層S1を介して電気的に接続されている。なお、ポリシリコン膜P1aは、図17の奥行き方向においてポリシリコン膜P2aよりも長い幅を有しており、その端部が平面視においてポリシリコン膜P2aから露出している。このように露出したポリシリコン膜P1aの上面にはシリサイド層S1(図示しない)が形成されており、その上面にはコンタクトプラグCP(図示しない)が接続されている。ここで、ポリシリコン膜P1aの上面であって、ポリシリコン膜P2aに覆われている領域にはシリサイド層S1は形成されていない。
層間絶縁膜L1上には、図2に示す半導体装置と同様に、層間絶縁膜L2および配線W1が形成されている。また、図示は省略しているが、配線W1上には複数の配線を含む配線層が積層されている。ここで、図17の左側のMONOSメモリQ1を覆う層間絶縁膜L1の上面の高さよりも、図17の右側の容量素子CPDaを覆う層間絶縁膜L1の上面の高さの方が高くなっており、それらの層間絶縁膜L1を貫通するコンタクトプラグも高さに差(距離H2)が生じている。このため、層間絶縁膜L1上の層間絶縁膜L2および配線W1のそれぞれの高さも、MONOSメモリQ1の直上と容量素子CPDaの直上とで同様の差(距離H2)が生じている。
これは、MONOSメモリQ1と、MONOSメモリQ1よりも距離H1だけ高さが高い容量素子CPDaとのそれぞれの上に同じ膜厚のエッチングストッパ膜ESおよび層間絶縁膜L1を形成しているためである。層間絶縁膜L1は、形成後にその上面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法などを用いて平坦化されるが、層間絶縁膜L1の上面の高低差が大き過ぎる場合、平坦化工程により層間絶縁膜L1の上面を完全に平坦化して半導体基板SBの主面と並行にすることは困難である。
上記のように、ポリシリコン膜P2aがポリシリコン膜P1a上に形成されているために、素子の高さはMONOSメモリQ1より容量素子CPDaの方が高い。このため、MONOSメモリQ1が形成された領域に比べて、容量素子CPDaが形成された領域の方が、層間絶縁膜L1、L2、コンタクトプラグCPおよび配線W1の高さが高くなる。図示はしていないが、同様に、図2に示す低耐圧MOSFETQ2のようなMOSFETが形成されている場合も、当該MOSFETが形成された領域の直上の層間絶縁膜の上面より、容量素子CPDaが形成された領域の直上の層間絶縁膜L1の上面の方が距離H2だけ高くなる。距離H2は、上記平坦化工程により距離H1よりも小さくなっていることが考えられるが、ここではH1およびH2は同じ大きさであるものとする。
上記の理由により層間絶縁膜L1の上面が平坦化されずに凹凸が生じると、その後の製造プロセスの精度が低下し、難易度が上昇する。例えば、容量素子CPDaの高さが、同一半導体基板SB上のMONOSメモリQ1または他のMOSFETなどの高さよりも高いことにより、容量素子CPDaの近傍を覆う層間絶縁膜L1の膜厚が大きくなるため、容量素子CPDaの近傍に形成して半導体基板SBを露出するコンタクトホールの上下方向の長さが長くなる。
この場合、コンタクトホールの直径を、MONOSメモリQ1または他のMOSFETなどの近傍のコンタクトホールの直径と同等に保とうとすると、容量素子CPDaの近傍ではコンタクトホールの直径に対してその上下方向の長さが長くなり、エッチング法によるコンタクトホールの形成が困難となる。コンタクトホールが適切に形成されなければ、半導体素子の導通不良が起こるなどして、半導体装置の信頼性が低下する問題が生じる。
また、上下方向に長く、直径が細いコンタクトホールを形成すると、コンタクトホール内の側壁に、上述したTi(チタン)などからなるバリア導体膜を形成することが困難となり、また、タングステン膜を埋め込むことが困難になる。このようにコンタクトプラグCPを構成する膜の形成不良が生じると、半導体素子の導通不良の発生、または層間絶縁膜の低耐圧化などの問題が生じ、半導体装置の信頼性が低下する。
また、上記問題に対して、容量素子CPDaの近傍の層間絶縁膜L1の厚膜化に応じてコンタクトホールの直径を広げようとすると、コンタクトホール内に形成するコンタクトプラグCPの直径が大きくなるため、半導体装置の微細化が困難となる。また、コンタクトプラグCPを形成するために必要な金属の量が多くなるため、製造コストが増加する問題が生じる。
また、仮に層間絶縁膜L1の上面の全面に凹凸が形成されず高低差が生じなかったとしても、導体膜を積層する構造の容量素子を形成しようとすると、容量素子CPDaと、層間絶縁膜L1上の配線との耐圧を保つために、層間絶縁膜L1の厚さをある程度大きくする必要がある。つまり、容量素子CPDaの高さが高いと、その近傍の層間絶縁膜L1の膜厚も大きくしなければならないため、上記のように層間絶縁膜L1の上面から下面を貫通するコンタクトプラグCPの上下方向の長さが長くなる。したがって、コンタクトプラグCPの直径を大きくしなければ、コンタクトプラグCPの形成不良が発生する虞が高くなり、また、コンタクトプラグCPの直径を大きくすると、半導体装置の微細化が困難となり、製造コストが増加する問題が生じる。
また、上記のように層間絶縁膜L1の上面に高低差が生じると、層間絶縁膜L1上に形成する他の層間絶縁膜(例えば層間絶縁膜L2)に溝または貫通孔を形成するためのリソグラフィ工程において、露光時にフォトレジスト膜の全面に焦点を合わせることができず、リソグラフィの精度が低下する問題が生じる。つまり、上面に高低差がある層間絶縁膜L1上に形成する絶縁膜または配線などの加工精度が低下する。
また、上記のように層間絶縁膜L1の上面に凹凸があると、その上の層間絶縁膜(例えば層間絶縁膜L2)に形成した配線溝に金属膜を埋め込み、続いて当該層間絶縁膜上の余計な金属膜をCMP法などにより除去して、配線溝内を埋め込む金属膜からなる配線(例えば配線W1)を形成しようとしたとき、配線間で短絡が生じる虞がある。これは、上記凹凸により、層間絶縁膜L1上に形成した層間絶縁膜にも高低差が生じる結果、当該層間絶縁膜の上面の凹んだ領域に上記金属膜が残ることで、互いに絶縁されるべき配線同士が当該金属膜を介して一体となり短絡することに起因する。
上記の各種の問題は、導体膜を積層した構造を有する容量素子CPDaの高さが、他のMONOSメモリQ1またはMOSFETなどの高さよりも高いために生じるものである。したがって、容量素子および他の半導体素子の高さが一定の高さに揃っていれば、上記の問題の発生を防ぐことができる。
そこで、本実施の形態では、上下方向に導体膜を積層する構造ではなく、半導体基板の主面に沿う方向に、互いに絶縁膜を介して近接する複数の導体膜を有する容量素子を形成することで、容量素子と、同一基板上のMONOSメモリおよびMOSFETなどの半導体素子との高さを均一にしている。すなわち、図2に示すように、容量素子CPDを構成するポリシリコン膜P1、P2のそれぞれの上方には、容量素子を構成する導体膜(例えばポリシリコン膜)は形成されておらず、容量素子CPDは半導体基板SBの主面に沿う方向(第1方向)において絶縁膜(ONO膜MF)を介して配置されたポリシリコン膜P1、P2により構成されている。
このため、コントロールゲート電極CGおよびゲート電極GEと同層の膜であるポリシリコン膜P1と、複数のポリシリコン膜P1間に埋め込まれたポリシリコン膜P2と、ポリシリコン膜P1の側壁に自己整合的に形成されたポリシリコン膜P2とからなる容量素子CPDは、MONOSメモリQ1および低耐圧MOSFETQ2と同じ高さを有している。したがって、これらの半導体素子を覆うように半導体基板SB上に形成された層間絶縁膜L1の上面高さは、上記各半導体素子のそれぞれの形成領域の直上において均一であり、図17の比較例に示すように、各半導体素子の形成領域によって高低差が生じることがない。
これにより、容量素子CPDの近傍の層間絶縁膜L1の膜厚はMONOSメモリQ1または低耐圧MOSFETQ2を形成した領域の層間絶縁膜L1の膜厚と同等になるため、容量素子CPDの近傍の層間絶縁膜L1の膜厚が過度に厚くなることに起因して、コンタクトホールおよびコンタクトプラグCPの形成が困難になることを防ぐことができる。したがって、コンタクトプラグCPの導通不良の発生を防ぐことができるため、半導体装置の信頼性を向上させることができる。また、容量素子CPDの近傍に形成するコンタクトホールの直径を、MONOSメモリQ1または低耐圧MOSFETQ2の近傍のコンタクトプラグの直径に合わせて小さくすることができ、半導体装置の微細化を容易にすることができる。
また、容量素子CPDの高さが他の半導体素子の高さと揃っているため、上記比較例の積層構造を有する容量素子に比べて、半導体基板SB上の層間絶縁膜L1の膜厚を薄くしても、容量素子CPDとその上の配線W1との間の耐圧を保つことができる。したがって、層間絶縁膜L1を厚膜化することを防ぐことができ、コンタクトプラグCPの上下方向の長さが長くなることを防ぐことができるため、コンタクトプラグCPの直径を大きくする必要がない。
また、層間絶縁膜L1の上面が、半導体基板SB上の全面に亘って均一となるため、層間絶縁膜L1の上面の凹凸に起因して、層間絶縁膜L1上に形成する膜を加工する際のフォトリソグラフィの露光精度が低下する問題、または配線W1の短絡が発生する問題の発生を防ぐことができる。これにより、配線層の形成精度が向上する。
以上に述べたように、本実施の形態では、層間絶縁膜L1の形成後の製造プロセスの精度が低下すること、および当該製造プロセスの難易度が上がることを防ぐことができるため、半導体装置の信頼性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、容量素子CPDを構成し、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間の距離を過度に離し過ぎないことで、隣り合うポリシリコン膜P1間に一つのポリシリコン膜P2を埋め込んでいる。隣り合うポリシリコン膜P1同士の間が大きく離れている場合、各ポリシリコン膜P1の両側の側壁にサイドウォール状のポリシリコン膜P2が形成されることになるが、このような構造でも容量素子として使用することは可能である。
これに対し、本実施の形態では、ポリシリコン膜P1同士を近接させ、その間をポリシリコン膜P2により埋め込むことで、半導体基板SB上において容量素子CPDが占める面積を縮小することを可能としている。これにより、高い容量を発生させることができる容量素子を、小さい面積で形成することができるため、半導体装置を微細化することが可能となる。
なお、図17に示すように導体膜を積層する場合に比べて、平面視における容量素子が占める面積が同等であれば、図17に示す容量素子CPDaと図2に示す容量素子CPDとが蓄えることができる容量は同等となる。本実施の形態の容量素子CPDのように、第2方向に延在する導体膜を第1方向に並べて容量を発生させる素子では、要求される容量の大きさに応じる場合、ポリシリコン膜P1、P2の本数または第2方向の長さなどを変更することで対応が可能となる。
また、隣り合うポリシリコン膜P1間をポリシリコン膜P2により埋め込むため、当該ポリシリコン膜P1間の、対抗するONO膜MF間の第1方向における距離は、同方向におけるサイドウォール状のポリシリコン膜P2の幅の2倍以下の大きさである必要がある。
また、図17に示す比較例の容量素子CPDaでは、ポリシリコン膜P2aに覆われたポリシリコン膜P1aの上面にシリサイド層が形成されないため、ポリシリコン膜P1aが高抵抗となる。この場合、高速動作が求められる半導体装置では、容量素子CPDaの応答性が悪くなる問題が生じる。この問題は、比較例の容量素子CPDaが、ポリシリコン膜P1aの上面をポリシリコン膜P2aにより覆った状態でシリサイド層S1を形成しているために生じるものである。
これに対し、本実施の形態では、図2に示すように第1方向に交互に並ぶポリシリコン膜P1、P2を形成しているため、容量素子CPDを構成するそれぞれのポリシリコン膜の上面が露出した状態でシリサイド層S1を形成することができる。このため、完成した容量素子CPDを構成するポリシリコン膜P1、P2のそれぞれの上面の全面にシリサイド層S1を形成することができ、ポリシリコン膜P1、P2を低抵抗化することができる。これにより、高速動作が求められる場合であっても、容量素子CPDの応答性を高めることができる。
以下に、本実施の形態の半導体装置の製造方法を、図3〜図12を用いて説明する。図3〜図12は、本実施の形態の半導体装置の製造工程を説明する断面図である。図3〜図12では、図の左側から順に、MONOSメモリ形成領域(第1領域)1Aおよび容量素子形成領域(第2領域)1Bを示している。
図2では半導体基板SB上にMOSFETQ2が形成されている場合について説明したが、以下の製造工程の説明では、ロジック回路などにおいて用いられるMOSFETの製造工程の説明については省略する。本実施の形態の半導体装置は、半導体基板SB上に上記低耐圧MOSFETが形成されていてもよく、その製造工程は周知の方法を用いるものである。なお、上記低耐圧MOSFETのゲート電極は、後述するポリシリコン膜P1と同層の膜により形成する。
まず、図3に示すように、例えば単結晶シリコンからなる半導体基板SBを準備する。続いて、半導体基板SBの主面に溝を形成し、溝内に酸化シリコン膜などを埋め込むことにより、素子分離領域(図示しない)を形成する。素子分離領域は、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)またはLOCOS(Local Oxidization of Silicon)であり、半導体基板上の各半導体素子を電気的に絶縁し、分離するために形成する絶縁領域である。その後、半導体基板SBの主面にイオン注入法などにより不純物を打ち込み、ウエル(図示しない)を形成する。このとき、MONOSメモリ形成領域1Aでは、半導体基板SBの上面にp型の不純物(例えばB(ホウ素))を打ち込むことでp型のウエルを形成し、容量素子形成領域1Bでは、半導体基板SBの上面にn型の不純物(例えばAs(ヒ素))を打ち込むことでn型のウエルを形成する。このような打ち分けは、フォトリソグラフィ技術を用いて形成したフォトレジスト膜をマスクとして使用することで行う。
次に、図4に示すように、半導体基板SBの主面上に、絶縁膜IF1およびポリシリコン膜P1を順次形成する。絶縁膜IF1は例えば酸化シリコン膜からなり、絶縁膜IF1およびポリシリコン膜P1は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成する。その後、フォトリソグラフィ技術を用い、イオン注入法により、ポリシリコン膜P1の一部にn型の不純物(例えばAs(ヒ素))を打ち込む。
その後、フォトリソグラフィ技術により、フォトレジスト膜のパターンをポリシリコン膜P1上に形成した後、当該フォトレジスト膜をマスクとしたドライエッチング法により、ポリシリコン膜P1および絶縁膜IF1を一部除去することで、半導体基板SBの上面を露出させる。これにより、MONOSメモリ形成領域1Aには、ポリシリコン膜P1からなるコントロールゲート電極CGと、絶縁膜IF1からなるゲート絶縁膜GF1とが形成される。
また、上記ドライエッチング法によりポリシリコン膜P1および絶縁膜IF1を加工することで、容量素子形成領域1Bの半導体基板SB上には、半導体基板SBの主面に沿う方向であって、図4の奥行き方向(第2方向)に延在する複数のポリシリコン膜P1およびそれらの直下の絶縁膜IF1からなる積層パターンを形成する。容量素子形成領域1Bでは、ポリシリコン膜P1の延在方向(第2方向)に直交する方向であって、半導体基板SBの主面に沿う方向(第1方向)に並べてポリシリコン膜P1および絶縁膜IF1からなる上記積層パターンを複数形成する。
次に、図5に示すように、例えばCVD法を用いて、半導体基板SBの主面の全面上に、酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1、酸化シリコン膜X2、およびポリシリコン膜P2を順次形成する。ここでは、酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1および酸化シリコン膜X2のそれぞれの膜厚は6nmであり、ポリシリコン膜P2の膜厚は50nmである。これにより、絶縁膜IF1およびポリシリコン膜P1からなるパターンと、ゲート絶縁膜GF1およびコントロールゲート電極CGからなるパターンのそれぞれの上面および側壁は、酸化シリコン膜X1により覆われる。酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1、酸化シリコン膜X2からなる積層膜は、ONO膜MFを構成している。
このとき、容量素子形成領域1Bの半導体基板SB上には複数のポリシリコン膜P1のパターンが形成されており、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間の溝は、酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1、酸化シリコン膜X2、およびポリシリコン膜P2により埋め込まれる。ここでは、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間の溝が、酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1、酸化シリコン膜X2、およびポリシリコン膜P2により完全に埋め込まれる場合について説明するが、当該溝は完全に埋め込まれなくてもよい。つまり、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間において、埋め込まれたポリシリコン膜P2の上面に凹部が形成され、当該凹部の底面の高さが、当該凹部を挟むポリシリコン膜P1の高さより低い位置に形成されていてもよい。
ただし、上記凹部の底面の高さ、すなわち、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間のONO膜MFの最も低い上面から、ポリシリコン膜P2の最も低い上面までの距離は、第1方向に並ぶ複数のポリシリコン膜P1の外側に、半導体基板SBの上面に沿って形成されたポリシリコン膜P2の膜厚よりも大きくする。
これは、当該凹部の底面の高さが低すぎると、図6を用いて後述するエッチング工程により、ポリシリコン膜P2を一部除去してONO膜MFの上面を露出させる際に、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間のポリシリコン膜P2が二つに分離してしまうため、これを避けることが、半導体装置の微細化を容易にするために重要となるからである。すなわち、ポリシリコン膜P1およびポリシリコン膜P2は、後の工程により容量素子を構成する二種類の導体膜となるが、ポリシリコン膜P1間のポリシリコン膜P2が分離せず一体となっていれば、容量を低下させずに、より面積が小さい容量素子を形成することができる。したがって、図6を用いて後述するエッチング工程により、ポリシリコン膜P1間のONO膜MFが露出しない程度に、ポリシリコン膜P1間の距離を縮めて、隣り合うポリシリコン膜P1間をポリシリコン膜P2で埋め込む必要がある。
次に、図6に示すように、ドライエッチング法を用いてポリシリコン膜P2を一部除去し、酸化シリコン膜X2の上面を露出させる。異方性のドライエッチングにより、ポリシリコン膜P2をエッチバックすることで、コントロールゲート電極CGおよびポリシリコン膜P1のそれぞれの側壁にのみポリシリコン膜P2を残す。これにより、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間に埋め込まれたポリシリコン膜P2の上面の高さは、ポリシリコン膜P1の上面の高さとほぼ同様の高さとなる。
このとき、容量素子形成領域1Bのポリシリコン膜P1の側壁であって、他のポリシリコン膜P1が隣接していない方の側壁には、酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1、酸化シリコン膜X2を介して、ポリシリコン膜P2がサイドウォール状に残る。つまり、容量素子形成領域1Bにおいて、第1方向に並ぶ複数のポリシリコン膜P1のうち、最端のポリシリコン膜P1の側壁であって、他のポリシリコン膜P1が隣接していない方の側壁には、サイドウォール状のポリシリコン膜P2が自己整合的に形成される。同様に、MONOSメモリ形成領域1Aにおいて、コントロールゲート電極CGの両側の側壁には、ONO膜MFを介してサイドウォール状のポリシリコン膜P2からなるメモリゲート電極MGが自己整合的に形成される。
なお、容量素子形成領域1Bの隣り合うポリシリコン膜P1同士の間の溝は、酸化シリコン膜X1、窒化シリコン膜N1、酸化シリコン膜X2、およびポリシリコン膜P2により埋め込まれたままであり、当該溝内のポリシリコン膜P2はサイドウォール状になっていない。これにより、容量素子形成領域1Bに、互いにONO膜MFを介して絶縁され、第1方向に交互にならぶ複数のポリシリコン膜P1、P2からなる容量素子CPDを形成する。
隣接するポリシリコン膜P1、P2間には、ONO膜MFが介在しており、ポリシリコン膜P1、P2は互いに絶縁されている。容量素子CPDは、複数のポリシリコン膜間を絶縁することで形成したPIP容量素子である。PIP容量素子は、互いにONO膜MFを介して絶縁された、近接するポリシリコン膜P1とポリシリコン膜P2との間に容量を発生させる素子である。
また、隣り合うポリシリコン膜P1間をポリシリコン膜P2により埋め込むため、当該ポリシリコン膜P1間の、対抗するONO膜MF間の第1方向における距離は、同方向におけるサイドウォール状のポリシリコン膜P2の幅の2倍以下の大きさである必要がある。
次に、図7に示すように、ウェットエッチング法を用いて、ONO膜MFを一部除去することで、半導体基板SBの上面、コントロールゲート電極CGの上面およびポリシリコン膜P1の上面を露出させる。これにより、コントロールゲート電極CG、メモリゲート電極MGポリシリコン膜P1およびP2により覆われていない領域では、ONO膜MFが除去され、半導体基板SBが露出している。つまり、コントロールゲート電極CG、メモリゲート電極MGポリシリコン膜P1およびP2のそれぞれの側壁および底面に接するONO膜MFを残して、その他の領域のONO膜MFが除去されている。
この後、図8を用いて説明する工程を行う前に、コントロールゲート電極CGの一方の側壁のONO膜MFおよびメモリゲート電極MGを除去してもよいが、ここではコントロールゲート電極CGの両側の側壁にメモリゲート電極MGを残してMONOSメモリを形成する場合について説明する。
次に、図8に示すように、イオン注入法を用いて、半導体基板SBの上面にn型の不純物(例えばAs(ヒ素))を比較的低濃度で打ち込む。これにより、MONOSメモリ形成領域1Aの半導体基板SBの主面に、エクステンション領域EXを形成する。MONOSメモリ形成領域1Aでは、ONO膜MFを介して接するコントロールゲート電極CGおよびメモリゲート電極MGを含む構造体の横に露出する半導体基板SBの上面にエクステンション領域EXが形成される。
その後、半導体基板SBの主面の全面上に、例えばCVD法を用いて絶縁膜を形成した後、ドライエッチング法を用いて当該絶縁膜を一部除去し、半導体基板SBの上面を露出させることで、当該絶縁膜からなるサイドウォールSWを形成する。サイドウォールSWは、メモリゲート電極MGの一方の露出している側壁および容量素子CPDの側壁に、自己整合的に形成される。サイドウォールSWの材料は、例えば酸化シリコン膜、または窒化シリコン膜と酸化シリコン膜の積層膜などとすることができる。
その後、イオン注入法を用いて、半導体基板SBの上面にn型の不純物(例えばAs(ヒ素))を、エクステンション領域EXを形成するために行ったイオン注入よりも高い濃度で打ち込む。これにより、MONOSメモリ形成領域1Aおよび容量素子形成領域1Bの半導体基板SBの主面に、エクステンション領域EXよりも不純物濃度が高い拡散層DFを形成する。拡散層DFは、エクステンション領域EXよりも深さが深い半導体領域である。
なお、本実施の形態では一度のイオン注入工程によりMONOSメモリ形成領域1Aおよび容量素子形成領域1Bのエクステンション領域EXを形成し、また、一度のイオン注入工程によりMONOSメモリ形成領域1Aおよび容量素子形成領域1Bの拡散層DFを形成している。ただし、実際には、素子の種類または素子の導電型などの違いなどにより、イオン注入工程を分けてエクステンション領域EXまたは拡散層DFの形成を行うことが考えられる。
MONOSメモリ形成領域1Aでは、ONO膜MFを介して接するコントロールゲート電極CGおよびメモリゲート電極MGを含む構造体ならびにその側壁のサイドウォールSWから露出する半導体基板SBの上面に拡散層DFが形成される。容量素子形成領域1Bでは、ONO膜を介して接するポリシリコン膜P1、P2を含む容量素子CPD、およびその側壁のサイドウォールSWから露出する半導体基板SBの上面に拡散層DFが形成される。
拡散層DFを形成することにより、MONOSメモリ形成領域1Aの半導体基板SBの上面に、エクステンション領域EXおよびエクステンション領域EXに隣接する拡散層DFからなる一対のソース・ドレイン領域が形成される。当該ソース・ドレイン領域は、不純物濃度が比較的高い拡散層DFと、不純物濃度が拡散層DFよりも低いエクステンション領域EXとを含むLDD構造を有している。
以上の工程により、MONOSメモリ形成領域1Aの半導体基板SB上には、コントロールゲート電極CGと、コントロールゲート電極CGの側壁にONO膜MFを介して隣接するメモリゲート電極MGと、コントロールゲート電極CGおよびメモリゲート電極MGを挟むように半導体基板SBの上面に形成されたソース・ドレイン領域とを有するMONOSメモリQ1が形成される。MONOSメモリQ1はONO膜MFのうち、少なくとも酸化シリコン膜X1と、電荷蓄積膜として機能する窒化シリコン膜N1とを有している。
ここで、MONOSメモリQ1の高さはコントロールゲート電極CGの上面の高さであり、容量素子CPDの高さはポリシリコン膜P1の上面の高さである。コントロールゲート電極CGは容量素子形成領域1Bのポリシリコン膜P1と同一の工程で形成された同層の膜であるため、MONOSメモリQ1の高さおよび容量素子CPDの高さは同じとなる。
次に、図9に示すように、周知のサリサイド技術を用いて、拡散層DF、コントロールゲート電極CG、メモリゲート電極MG、ポリシリコン膜P1、P2のそれぞれの上面にシリサイド層S1を形成する。シリサイド層S1は、例えばコバルトシリサイド(CoSi)からなる導電膜である。シリサイド層S1は、半導体基板SB上にCo(コバルト)などの金属膜を形成した後、熱処理により当該金属膜とシリコン膜とを反応させて形成する。このとき容量素子形成領域1Bでは、ポリシリコン膜P1、P2の上面はいずれも他の絶縁膜などから露出しているため、上記金属膜をポリシリコン膜P1、P2の上面に接して形成した後に熱処理を行うことで、ポリシリコン膜P1、P2の上面の全面にシリサイド層S1が形成される。
その後、半導体基板SBの上面の全面上に、CVD法などを用いて、例えば窒化シリコン膜からなるエッチングストッパ膜ESと、例えば酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜L1とを順次形成する。このとき、層間絶縁膜L1の上面には、半導体基板SBの上面上に形成された素子の有無またはその素子の高さに影響を受けて凹凸が形成される。素子間の高さの差が大きい場合、上記凹凸の高低差も大きくなるが、上述したようにMONOSメモリQ1の高さおよび容量素子CPDの高さは同じであるので、MONOSメモリQ1および容量素子CPDのそれぞれの直上の層間絶縁膜L1の上面の高さは同じとなる。
次に、図10に示すように、例えばCMP法を用いて層間絶縁膜L1の上面を研磨して平坦化する。上述したように、半導体基板SBに形成した複数の素子同士の高さの差が大きい場合、層間絶縁膜L1の上面に形成される凹凸の高低差も大きくなる。この場合、層間絶縁膜L1の上面をCMP法などにより平坦化しようとしても、層間絶縁膜L1の上面に高低差が残る虞がある。本実施の形態では、MONOSメモリQ1の高さおよび容量素子CPDの高さを同じにしているため、それらの半導体素子の上方の層間絶縁膜L1の上面を容易に平坦化することができる。
次に、図11に示すように、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング法を用いて、層間絶縁膜L1およびエッチングストッパ膜ESを貫通するコンタクトホールを複数形成する。
MONOSメモリ形成領域1Aでは、層間絶縁膜L1およびエッチングストッパ膜ESを貫通するコンタクトホールを複数開口することで、拡散層DF、コントロールゲート電極CGおよびメモリゲート電極MGのそれぞれの上部のシリサイド層S1の上面を露出する。容量素子形成領域1Bでは、層間絶縁膜L1およびエッチングストッパ膜ESを貫通するコンタクトホールを複数開口することで、ポリシリコン膜P1、P2および拡散層DFのそれぞれの上部のシリサイド層S1の上面を露出させる。なお、図11では、ポリシリコン膜P1、P2、コントロールゲート電極CGおよびメモリゲート電極MGのそれぞれの直上に形成されたコンタクトホールを図示していない。これらのコンタクトホールは、図11に示していない領域に形成されている。
続いて、上記複数のコンタクトホールのそれぞれの内部に、例えばTi(チタン)を含むバリア導体膜を介して、例えばW(タングステン)膜を埋め込み、層間絶縁膜L1上の余計な導電膜を除去することで、各コンタクトホール内に埋め込まれた前記バリア導体膜とタングステン膜とを含むコンタクトプラグ(接続部材)CPを形成する。複数のコンタクトプラグCPのそれぞれは、拡散層DF、コントロールゲート電極CG、メモリゲート電極MG、ポリシリコン膜P1およびP2に所定の電位を供給するために形成される導電体である。
具体的なコンタクトプラグCPの形成工程では、まず、半導体基板SBの上面の全面上にスパッタリング法などを用いて上記バリア導体膜(図示しない)を形成し、コンタクトホール内の表面をバリア導体膜により覆う。その後、スパッタリング法などを用いて半導体基板SB上にタングステン膜を形成し、複数のコンタクトホールのそれぞれの内部をタングステン膜により完全に埋め込む。続いて、CMP法などを用いて、層間絶縁膜L1上の余分なバリア導体膜およびタングステン膜を除去することで、層間絶縁膜L1の上面を露出させる。これにより、層間絶縁膜L1およびタングステン膜との上面を平坦化させ、各コンタクトホール内に、バリア導体膜およびタングステン膜からなるコンタクトプラグCPを形成する。
次に、図12に示すように、層間絶縁膜L1上に、例えばCVD法を用いて、SiOCなどからなる層間絶縁膜L2を形成する。その後、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング法を用いて、層間絶縁膜L2を貫通してコンタクトプラグCPの上面を露出させる配線溝を複数形成する。続いて、各配線溝の側壁および底面を覆うように、スパッタ法および電解めっき法などを用いて形成した金属膜により各配線溝を完全に埋め込んだ後、層間絶縁膜L2上の余分な当該金属膜を除去して層間絶縁膜L2の上面を露出させることで、各配線溝のそれぞれの内部に残された当該金属膜からなる配線W1を形成する。
具体的な配線W1の形成工程では、まず、上述したように層間絶縁膜L2および層間絶縁膜L2を貫通する複数の配線溝を形成した後、半導体基板SBの上面の全面上にスパッタリング法などを用いて、例えばTa(タンタル)を含むバリア導体膜(図示しない)を形成し、各配線溝および層間絶縁膜L2の表面をバリア導体膜により覆う。その後、スパッタリング法を用いて、半導体基板SB上にCu(銅)からなる薄いシード膜を形成した後、電解めっき法を用いて、配線W1の主導体膜となるCu(銅)膜を形成し、各配線溝内を完全に埋め込む。続いて、CMP法などを用いて、層間絶縁膜L2上の余分なバリア導体膜およびCu(銅)膜を除去することで、各配線溝内に、バリア導体膜、シード膜および主導体膜からなる配線W1を形成する。
配線W1を形成する上記CMP工程により、層間絶縁膜L2の上面が露出し、層間絶縁膜L2および配線W1のそれぞれの上面は平坦化される。その後の工程では、層間絶縁膜と、それらの層間絶縁膜に開口された配線溝内の配線およびビアホール内のビアとを含む配線層を層間絶縁膜L2上に複数積層することで上層配線(図示しない)を形成し、本実施の形態の半導体装置が完成する。容量素子CPDは平面視において、図1を用いて説明したように、第2方向に延在するポリシリコン膜P1、P2が第1方向に交互に複数並ぶ構造を有している。
なお、容量素子形成領域1Bの近傍の半導体基板SBの上面にはn型のウエルが形成されているため、MONOSメモリQ1と異なり、半導体基板SBの上面と、拡散層DFおよびエクステンション領域EXとの間にPN接合は形成されない。半導体基板SBは、絶縁膜IF1を介してポリシリコン膜P1と絶縁されており、ONO膜MFを介してポリシリコン膜P2と絶縁されている。したがって、容量素子形成領域1Bにおいて、半導体基板SBの上面のウエルに、コンタクトプラグCP、シリサイド層S1、拡散層DFおよびエクステンション領域EXを介して電位が供給されることで、半導体基板SBと、ポリシリコン膜P1、P2のいずれか一方との間においても容量を発生させることができる。
以下に、本実施の形態の半導体装置の製造方法の効果について、図17〜図19に示す比較例を用いて説明する。図18および図19は、比較例である半導体装置の製造工程を説明するための断面図である。図18および図19では、図3〜図12と同様に、図の左側にMONOSメモリ形成領域1Aを示し、図の右側に容量素子形成領域1Cを示している。ただし、図3〜図12と異なり、図18および図19では、それぞれの図においてMONOSメモリ形成領域1Aと容量素子形成領域1Cとを分割して示さず、互いの領域の間の半導体基板SBの上面に素子分離領域EIを形成した構造を示している。また、図示はしていないが、半導体基板SB上にはMONOSメモリの他にMOSFETなどの他の半導体素子も形成している。
半導体基板上に形成する容量素子としては、導体膜上に絶縁膜を介して他の導体膜を、半導体基板の主面に対して垂直な方向に積層した構造を有する容量素子が考えられる。この場合、容量素子は導体膜上にさらに導体膜を積層する構造を有するため、容量素子の高さは他のMONOSメモリまたはMOSFETなどの半導体素子よりも高くなる。
比較例として、以下に導体膜の積層構造を有する容量素子と、MONOSメモリとを形成する場合の製造工程を説明する。
まず、図18に示すように、図3〜図5を用いて説明した工程と同様の工程を行うことで、MONOSメモリ形成領域1Aの半導体基板SB上に、ゲート絶縁膜GF1を介してコントロールゲート電極CGを形成し、容量素子形成領域1Cの半導体基板SB上に、絶縁膜IF1を介してポリシリコン膜P1aを形成し、それらをポリシリコン膜P2aにより覆う。
比較例の半導体装置は、半導体基板SBの主面に沿って平面状に延在する導体膜上に、同様に半導体基板SBの主面に沿って平面状に延在する導体膜を積層するものであるため、図18に示すポリシリコン膜P1aは、位置方向に延在するパターンではなく、半導体基板SBの主面に沿って平面状に延在するパターンとして形成する。
また、半導体基板SBの上面の全面上に形成(堆積)されたポリシリコン膜P2aは、本実施の形態のように、隣り合うポリシリコン膜同士の間を埋め込むように形成されてはおらず、ポリシリコン膜P1aの上面および側壁に沿って形成されている。
その後、フォトリソグラフィ技術を用いて、容量素子形成領域1Cのポリシリコン膜P2aのみを覆うフォトレジスト膜PR1を形成する。具体的に、フォトレジスト膜PR1は、ポリシリコン膜P1aの直上およびポリシリコン膜P1aの近傍の半導体基板SBを覆うように連続的に形成する。ただし、後の工程でポリシリコン膜P1aの上面にシリサイド層を介してコンタクトプラグを接続する領域(図示しない)はフォトレジスト膜PR1から露出させておく。フォトレジスト膜PR1は、ポリシリコン膜P1a上にポリシリコン膜P2aを残すために形成するものである。
次に、図19に示すように、フォトレジスト膜PR1をマスクとして、図6を用いて説明したエッチング工程を行うことで、MONOSメモリ形成領域1Aのコントロールゲート電極CGの側壁にONO膜MFを介してメモリゲート電極MGを形成し、容量素子形成領域1Cの容量素子の周囲のポリシリコン膜P2aを除去し、ONO膜MFの表面を露出させる。このとき、容量素子形成領域1Cのポリシリコン膜P1aの上面および側壁を覆うポリシリコン膜P2aは、フォトレジスト膜PR1により覆われているため、上記エッチング工程により除去されない。続いて、フォトレジスト膜PR1を除去する。その後の工程は、図7〜図10を用いて説明した工程と同様の工程を行うことで、図19に示す構造を得る。
つまり、ポリシリコン膜P2aから露出するONO膜MFを除去した後、エクステンション領域EX、サイドウォールSWおよび拡散層DFを順に形成し、続いてエッチングストッパ膜ESおよび層間絶縁膜L1を形成し、その後層間絶縁膜L1の上面を平坦化する。これにより、MONOSメモリQ1と、ポリシリコン膜P1aおよびP2aからなる容量素子CPDaとが形成される。
図19に示すMONOSメモリQ1は、図10に示すMONOSメモリQ1と同様の構造を有しているが、図19の容量素子CPDaは図10の容量素子CPDとは異なり、ポリシリコン膜P1aと、その上にONO膜MFを介して積層したポリシリコン膜P2aとを有している。図19において、ポリシリコン膜P2aに覆われている領域のポリシリコン膜P1aの上面にはシリサイド層は形成されていない。ポリシリコン膜P2aの上面には、サイドウォールSWおよび絶縁膜IF2により覆われている領域を除いて、シリサイド層S1が形成されている。前述したように、絶縁膜IF2は、ポリシリコン膜P2aの角部の近傍の表面にシリサイド層が形成されることに起因して不良が生じることを防ぐために設けられたものである。
このとき、容量素子CPDaの高さは、ポリシリコン膜P2aおよびONO膜MFがポリシリコン膜P1aに形成されている分、MONOSメモリQ1の高さよりも高くなっている。つまり、図19に示すように、容量素子CPDaの高さは、MONOSメモリQ1よりも距離H1だけ高い。このため、これらの半導体素子の上部を覆う層間絶縁膜L1の上面は、MONOSメモリQ1の直上よりも容量素子CPDaの直上の方が高くなり、層間絶縁膜L1の上面に大きな高低差を有する凹凸が形成される。
このような形状を有する層間絶縁膜L1の上面を平坦化することは困難であり、図19に示すように、CMP法などの研磨による平坦化工程後であっても、MONOSメモリ形成領域1Aと容量素子形成領域1Cとの間の層間絶縁膜L1の上面には段差が形成され、層間絶縁膜L1の上面は平坦にならない。これは、上面に大きな凹凸がある絶縁膜の上面を完全に平坦にすることは、技術的に困難であることによる。つまり、平坦化工程において、CMP法などにより研磨する対象の面の凹凸を極力少なくしなければ、研磨後の当該面の平坦性を高めることは困難である。
このとき、MONOSメモリ形成領域1Aと容量素子形成領域1Cとの間において、層間絶縁膜L1の上面には、距離H3の大きさの高低差が生じている。距離H3は、距離H1と同じか、それよりも小さい値である。ここでは、距離H3は距離H1と同じ大きさであるものとする。
容量素子形成領域1Cの層間絶縁膜L1の上面の高さは、ポリシリコン膜P1aおよびP2aが平面的に重なっている領域の直上以外の、ポリシリコン膜P1aの近傍の直上においても高くなる。このように、MONOSメモリ形成領域1Aと容量素子形成領域1Cとでは、層間絶縁膜L1の膜厚に差が生じる。
次に、図11および図12を用いて説明したコンタクトプラグCPの形成工程および層間絶縁膜L1上の配線層の形成工程を行うことで、図17に示す比較例の半導体装置が完成する。層間絶縁膜L1上に層間絶縁膜L2および配線W1を形成するため、層間絶縁膜L2および配線W1も、MONOSメモリQ1が形成された領域と容量素子CPDaが形成された領域とで、距離H2の大きさの高低差が生じる。距離H1、H2およびH3はそれぞれほぼ同じ大きさである。
上述したように、層間絶縁膜L1の上面が平坦化されずに凹凸が生じると、その後の製造プロセスの精度が低下し、難易度が上昇する。すなわち、容量素子CPDaが形成された領域において、半導体基板SBの上面のシリサイド層S1を露出するコンタクトホールの上下方向の長さが長くなり、コンタクトホールの形成が困難になる。また、上下方向に長く、直径が細いコンタクトホールを形成すると、コンタクトホール内にコンタクトプラグCPを形成することが困難となり、半導体素子の導通不良の発生、または層間絶縁膜の低耐圧化などの問題が生じ、半導体装置の信頼性が低下する。
また、上記問題に対して、容量素子CPDaの近傍の層間絶縁膜L1の厚膜化に応じてコンタクトホールの直径を広げようとすると、コンタクトホール内に形成するコンタクトプラグCPの直径が大きくなるため、半導体装置の微細化が困難となり、また、製造コストが増加する問題が生じる。
また、上記のように層間絶縁膜L1の上面に高低差が生じると、または層間絶縁膜L1上に形成する他の層間絶縁膜(例えば層間絶縁膜L2)に溝または貫通孔を形成するためのリソグラフィ工程において、露光時にフォトレジスト膜の全面に焦点を合わせることができず、リソグラフィの精度が低下する問題が生じる。つまり、上面に高低差がある層間絶縁膜L1上に形成する絶縁膜または配線などの加工精度が低下する。層間絶縁膜L1にコンタクトホールを開口する際にも、コンタクトホールの位置および開口部の形状などを規定するためにマスクとして用いるフォトレジスト膜を露光する際に、焦点を合わせることが困難になるため上記問題が生じる。
また、上記のように層間絶縁膜L1の上面に凹凸があると、その上の層間絶縁膜(例えば層間絶縁膜L2)に形成した複数の配線溝に形成した複数の金属膜間が短絡する虞がある。
これに対し、本実施の形態では、図12に示すように、異なるポリシリコン膜P1、P2を、半導体基板SBの上面に沿う方向に並べ、互いをONO膜MFにより絶縁させることで、ポリシリコン膜P1、P2からなる容量素子CPDの高さを低くしている。本実施の形態のPIP容量素子は、異なるポリシリコン膜を半導体基板の主面に対して垂直な方向に積層する構造ではないため、素子の高さを低くすることができ、また、他のメモリ素子またはFETなどと素子の高さを揃えることができる。したがって、高さが揃っている容量素子CPDと他の半導体素子との上部に形成する層間絶縁膜L1の上面の平坦化を容易にすることができるため、上記した層間絶縁膜の厚膜化または上面の段差の形成に起因して半導体装置の信頼性が低下することを防ぎ、また、半導体装置の微細化を容易にすることができる。
具体的には、容量素子CPDの近傍の層間絶縁膜L1の膜厚はMONOSメモリQ1または低耐圧MOSFETQ2を形成した領域の層間絶縁膜L1の膜厚と同等になるため、容量素子CPDの近傍の層間絶縁膜L1の膜厚が過度に厚くなることに起因して、コンタクトホールおよびコンタクトプラグCPの形成が困難になることを防ぐことができる。したがって、コンタクトプラグCPの導通不良の発生を防ぐことができるため、半導体装置の信頼性を向上させることができる。また、容量素子CPDの近傍に形成するコンタクトホールの直径を、MONOSメモリQ1または低耐圧MOSFETQ2の近傍のコンタクトプラグの直径に合わせて小さくすることができ、半導体装置の微細化を容易にすることができる。
また、層間絶縁膜L1の上面が、半導体基板SB上の全面に亘って平坦となるため、層間絶縁膜L1の上面の凹凸に起因して、層間絶縁膜L1上に形成する膜を加工する際のフォトリソグラフィの露光精度が低下する問題、層間絶縁膜L1にコンタクトホールを形成する際のフォトリソグラフィの露光精度が低下する問題、または配線W1の短絡が発生する問題の発生を防ぐことができる。これにより、配線層の形成精度が向上する。
以上に述べたように、本実施の形態では、層間絶縁膜L1の形成後の製造プロセスの精度が低下すること、および当該製造プロセスの難易度が上がることを防ぐことができるため、半導体装置の信頼性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、上述したように、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間の距離を過度に離し過ぎず、隣り合うポリシリコン膜P1間に一つのポリシリコン膜P2を埋め込むことで、半導体基板SB上において容量素子CPDが占める面積を縮小することを可能としている。これにより、高い容量を発生させることができる容量素子を、小さい面積で形成することができるため、半導体装置を微細化することが可能となる。
また、図17に示す比較例の容量素子CPDaでは、ポリシリコン膜P2aに覆われたポリシリコン膜P1aの上面にはシリサイド層が形成されないため、ポリシリコン膜P1aが高抵抗となり、容量素子CPDaの応答性が悪くなる問題が生じる。
これに対し、本実施の形態では、図12に示すように第1方向に交互に並ぶポリシリコン膜P1、P2を形成し、容量素子CPDを構成するそれぞれのポリシリコン膜の上面が露出した状態でシリサイド層S1を形成することができるため、ポリシリコン膜P1、P2のそれぞれの上面の全面にシリサイド層S1を形成することができ、容量素子CPDの応答性を高めることができる。
なお、容量素子の構造としては、半導体基板上に絶縁膜を介して導体膜を形成した後、フォトリソグラフィ技術およびエッチング法などを用いて当該導体膜を複数のパターンに加工し、当該複数のパターン同士の間に絶縁膜を埋め込むことで、互いに絶縁された当該複数のパターン同士の間で電荷を蓄積する構造が考えられる。しかし、容量素子を構成する導体膜同士の距離が近いほど、蓄積できる電荷の量が大きくなるのに対し、フォトリソグラフィ技術を用いて加工したパターン同士では、それらの間の距離を小さくすることができないため、容量の大きい容量素子を形成することは困難である。
これに対し、図12に示す本実施の形態の容量素子CPDは、容量素子CPDを構成するポリシリコン膜P1を形成した後、導体膜間を絶縁するための薄い絶縁膜であるONO膜MFを形成し、その後ポリシリコン膜P2を形成しているため、ポリシリコン膜P1、P2間の距離を、上記のように一つのパターンを加工して分離させる場合に比べて小さくすることができる。したがって、互いにより近接した複数の導体膜を形成することができるため、容量素子CPDの容量を大きくすることが可能である。
また、図18を用いて説明したように、ポリシリコン膜P1a、P2aを積層して容量素子CPDaを形成する場合には、ポリシリコン膜P1a上にポリシリコン膜P2aを残すために、フォトレジスト膜PR1でポリシリコン膜P2aを覆う工程と、その工程の後にポリシリコン膜P2aの一部を除去してからフォトレジスト膜PR1を除去する工程とを行う必要が生じる。このため、上述した比較例の半導体装置の製造工程では、容量素子を形成するために製造工程が増加する問題がある。
これに対し、図3〜図12を用いて説明したように、容量素子CPDはMONOSメモリQ1と同様に、導体膜の側壁にONO膜を介して導体膜を形成することで形成することができるため、余計な工程を増やすことなく、MONOSメモリQ1の形成工程に合わせて容量素子CPDを形成することができる。したがって、半導体装置の製造工程が煩雑になり、半導体装置の製造コストが増加することを防ぐことができる。
以下に、本実施の形態の半導体装置の変形例について、図13〜図16を用いて説明する。図13〜図15は、本実施の形態の半導体装置の変形例を示す平面レイアウトである。図16は、本実施の形態の半導体装置の変形例を示す断面図である。
図1に、容量素子CPDの平面レイアウトとして、1方向に延在する複数のポリシリコン膜P1、P2を第1方向に複数並べ、それぞれのポリシリコン膜P1、P2の端部の上面にコンタクトプラグCPを接続した構造を示したが、本実施の形態の容量素子CPDはこのような配置に限らず、図13〜図15に示すようなレイアウトであってもよい。
図13に示す本実施の形態の変形例の一つである容量素子CPDを構成するポリシリコン膜P1は、第1方向に延在するパターンと、当該パターンの第2方向の一方の側壁から、第2方向に延在する複数のパターンが第1方向に並んで配置され、これらのパターンが一体となった櫛形の形状を有している。ポリシリコン膜P2は、平面視においてポリシリコン膜P1を囲むように、ポリシリコン膜P1の側壁に沿って形成されており、ポリシリコン膜P1、P2間にはONO膜MFが介在している。この容量素子CPDの容量は、主に第2方向に延在して第1方向に交互に複数並ぶポリシリコン膜P1、P2のそれぞれの間で発生する。
ポリシリコン膜P1に給電するコンタクトプラグCPは、第2方向に延在するポリシリコン膜P1の複数のパターンのうち、第1方向の端のパターンから、第1方向において容量素子CPDの外側の飛び出した2箇所のパターン(給電部)の上面のそれぞれに接続されている。上記2箇所のパターン(給電部)は第2方向に並び、それらの間には、ポリシリコン膜P2が埋め込まれている。
ポリシリコン膜P2に給電するコンタクトプラグCPは、第2方向において隣り合う、ポリシリコン膜P1を構成する上記2箇所のパターン(給電部)の間に埋め込まれたポリシリコン膜P2の上面に接続されている。例えば、櫛形のポリシリコン膜P1を構成し、第1方向に延在するパターンの一方の側壁に沿って形成され、第1方向に延在するポリシリコン膜P2のように、サイドウォール状に形成された幅の狭いパターンの上面には、コンタクトプラグCPを精度よく接続することは困難である。
しかし、上述したように2つの近接するパターンの間に埋め込まれたポリシリコン膜P2にコンタクトプラグCPを接続すれば、露光装置などの精度によってコンタクトプラグCPの形成位置がずれたとしても、ずれ幅に対する許容範囲が大きいため、ポリシリコン膜P2にコンタクトプラグCPを確実に接続することができ、半導体装置の信頼性を向上させることができる。
また、図13に示すようにポリシリコン膜P1、P2に対してコンタクトプラグCPを接続する給電部を容量素子CPDの端部に設ければ、第2方向に延在して第1方向に複数並ぶポリシリコン膜P1、P2のそれぞれのパターンの、第1方向における幅を小さくすることができる。したがって、容量素子CPDを構成するポリシリコン膜P1、P2のレイアウト設計の自由度が向上する。
また、図14に示す本実施の形態の変形例の容量素子CPDは、第2方向に延在し、第1方向に複数並ぶポリシリコン膜P1の周りに、ONO膜MFを介してポリシリコン膜P2を形成した容量素子CPDであって、一部のポリシリコン膜P1の第2方向の端部を、隣り合うポリシリコン膜P1よりも第2方向に伸ばした構造を有している。隣り合うポリシリコン膜P1間にはポリシリコン膜P2が埋め込まれているため、第1方向において、ポリシリコン膜P1、P2は交互に複数並んで配置されている。
ポリシリコン膜P1に対するコンタクトプラグCPの接続の方法は図1と同様である。ただし、ポリシリコン膜P2に給電するコンタクトプラグCPは、平面視において矩形の形状を有するポリシリコン膜P1の角に沿うポリシリコン膜P2と、当該ポリシリコン膜P1と隣り合い、より第2方向に伸びたパターンを有するポリシリコン膜P1の第1方向の側壁に沿うポリシリコン膜P2との接点近傍のポリシリコン膜P2の上面に接続されている。
このように、隣り合うポリシリコン膜P1の対抗する側壁間ではなく、ポリシリコン膜P1の角部の近傍のポリシリコン膜P2の上面は、ポリシリコン膜P2に対してコンタクトプラグCPを接続することができる領域が広い。このため、上記のような領域にコンタクトプラグCPを接続すれば、図13を用いて説明した理由により、コンタクトプラグCPをより確実にポリシリコン膜P2に接続することができる。また、隣り合うポリシリコン膜P1同士の間に形成されるポリシリコン膜P2の形状が、コンタクトプラグCPを接続するための制約を受けることを防ぐことができるため、容量素子CPDのレイアウトの自由度を高めることができる。
また、図15には、本実施の形態の容量素子CPDの変形例の一つとして、第2方向に延在し、第2方向において隣り合う二つのポリシリコン膜P1のパターンと、それぞれのポリシリコン膜P1の周囲をONO膜MFを介して囲むように形成されたポリシリコン膜P2とを示している。第2方向に隣り合うポリシリコン膜P1同士の間に埋め込まれたポリシリコン膜P2の上面にはコンタクトプラグCPが接続されている。なお、図示はしていないが、ポリシリコン膜P1は、第1方向に複数並べて配置してもよい。この場合、第1方向において隣り合うポリシリコン膜P1間にもポリシリコン膜P2が埋め込まれる。
図15に示す容量素子では、図14に示した変形例の容量素子と同様に、第1方向においてポリシリコン膜P1に隣接するポリシリコン膜P2の形状が、コンタクトプラグCPを接続するための制約を受けることを防ぐことができるため、容量素子CPDのレイアウトの自由度を高めることができる。
また、図16には、本実施の形態のMONOSメモリQ1の変形例として、コントロールゲート電極CGの一方の側壁のみにONO膜MFおよびメモリゲート電極MGが設けられている構造を示している。前述したように、メモリゲート電極MGおよびONO膜MFはコントロールゲート電極CGの一方の側壁に隣接して形成してあれば、MONOSメモリQ1は不揮発性メモリとして使用することができる。
このような構造を形成するためには、まず、図3〜図7を用いて説明した工程を行うことで、コントロールゲート電極CGの両側の側壁にサイドウォール状のメモリゲート電極MGを形成する。その後、フォトレジスト膜により、コントロールゲート電極CGの一方の側壁のメモリゲート電極MGおよび容量素子形成領域1Bを覆った後、エッチング法などにより、露出しているもう一方のメモリゲート電極MGを除去してから、当該フォトレジスト膜を除去すればよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、図2に示したように、半導体基板上にnチャネル型のMOSFETを形成する場合について説明したが、半導体素子はpチャネル型のMOSFETでもよく、また、MIS(Metal Insulator Semiconductor)型のFETであってもよい。
1A MONOSメモリ形成領域
1B 容量素子形成領域
CG コントロールゲート電極
CP コンタクトプラグ
CPD、CPDa 容量素子
EI 素子分離領域
ES エッチングストッパ膜
EX エクステンション領域
GE ゲート電極
GF1、GF2 ゲート絶縁膜
IF1、IF2 絶縁膜
L1、L2 層間絶縁膜
MG メモリゲート電極
MF ONO膜
N1 窒化シリコン膜
P1、P1a、P2、P2a ポリシリコン膜
PR1 フォトレジスト膜
Q1 MONOSメモリ
Q2 低耐圧MOSFET
S1 シリサイド層
SB 半導体基板
DF 拡散層
SW サイドウォール
W1 配線
X1、X2 酸化シリコン膜
1B 容量素子形成領域
CG コントロールゲート電極
CP コンタクトプラグ
CPD、CPDa 容量素子
EI 素子分離領域
ES エッチングストッパ膜
EX エクステンション領域
GE ゲート電極
GF1、GF2 ゲート絶縁膜
IF1、IF2 絶縁膜
L1、L2 層間絶縁膜
MG メモリゲート電極
MF ONO膜
N1 窒化シリコン膜
P1、P1a、P2、P2a ポリシリコン膜
PR1 フォトレジスト膜
Q1 MONOSメモリ
Q2 低耐圧MOSFET
S1 シリサイド層
SB 半導体基板
DF 拡散層
SW サイドウォール
W1 配線
X1、X2 酸化シリコン膜
Claims (14)
- 半導体基板上に形成された第1導体膜と、
前記半導体基板の主面に沿う第1方向において、前記第1導体膜と隣り合い、前記第1導体膜と絶縁された第2導体膜と、
を含む容量素子を有し、
前記第1導体膜と前記第2導体膜との間には、前記第1導体膜の側壁から前記第2導体膜の側壁に向かって順に形成された、第1酸化シリコン膜、窒化シリコン膜および第2酸化シリコン膜を含む第1ONO膜が形成されている、半導体装置。 - 前記半導体基板上には、ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極の横の前記半導体基板の上面に形成されたソース・ドレイン領域とを含む電界効果トランジスタが形成されている、請求項1記載の半導体装置。 - 前記半導体基板上には、ゲート絶縁膜を介して形成された選択ゲート電極と、
前記選択ゲート電極の側壁に第2ONO膜を介して隣接し、前記半導体基板上に前記第2ONO膜を介して形成されたメモリゲート電極と、
前記選択ゲート電極および前記メモリゲート電極の横の前記半導体基板の上面に形成されたソース・ドレイン領域とを含む不揮発性メモリを有し、
前記第2ONO膜は前記第1ONO膜と同層の膜である、請求項1記載の半導体装置。 - 前記選択ゲート電極および前記第1導体膜とは同層の膜であり、
前記メモリゲート電極および前記第2導体膜とは同層の膜である、請求項3記載の半導体装置。 - 前記容量素子と前記不揮発性メモリとは同じ高さを有している、請求項3記載の半導体装置。
- 前記第1方向における前記容量素子の端の前記第2導体膜はサイドウォール状の形状を有し、
前記第1方向における前記容量素子の端の前記第2導体膜の前記第1方向の幅と、前記メモリゲート電極のゲート長とは同じ大きさである、請求項3記載の半導体装置。 - 前記半導体基板上に形成され、上面が平坦化された層間絶縁膜により、前記容量素子および前記不揮発性メモリは覆われており、
前記層間絶縁膜上には、前記層間絶縁膜の上面に沿って配線層が形成されている、請求項3記載の半導体装置。 - 前記第1導体膜と前記第2導体膜とは、前記第1方向に交互に複数並べて配置され、前記第1方向に直交する第2方向に延在している、請求項1記載の半導体装置。
- 前記第1方向に隣り合う第1導体膜間に埋め込まれた前記第2導体膜の、前記第1方向における幅は、
前記第1方向における前記容量素子の端に形成された、サイドウォール状の形状を有する前記第2導体膜の、前記第1方向における幅の2倍以下の大きさである、請求項8記載の半導体装置。 - 前記半導体基板上に形成され、上面が平坦化された層間絶縁膜により、前記容量素子は覆われており、
前記層間絶縁膜を貫通する複数のコンタクトプラグが形成されている、請求項1記載の半導体装置。 - 前記半導体基板上であって、前記第1導体膜および前記第2導体膜のそれぞれの直上または直下に、前記容量素子を構成する導体膜は形成されていない、請求項1記載の半導体装置。
- (a1)半導体基板を準備する工程と、
(b1)前記半導体基板上に第1絶縁膜を介して第1導体膜を形成する工程と、
(c1)前記第1導体膜を加工する工程と、
(d1)前記半導体基板上に、第1酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、第2酸化シリコン膜および第2導体膜を順に積層し、第1酸化シリコン膜、窒化シリコン膜および第2酸化シリコン膜を含むONO膜を形成する工程と、
(e1)前記第2導体膜を一部除去して、前記第1導体膜の上面および前記ONO膜の上面を露出させることで、前記半導体基板の主面に沿う第1方向において隣り合い、互いに絶縁された前記第1導体膜および前記第2導体膜を含む容量素子を形成する工程と、
を有する、半導体装置の製造方法。 - (f1)前記(e1)工程の後、露出している前記ONO膜を除去する工程と、
(g1)前記容量素子を覆う層間絶縁膜を前記半導体基板上に形成する工程と、
(h1)前記層間絶縁膜の上面を平坦化する工程と、
(i1)前記(h1)工程の後、前記層間絶縁膜を貫通するコンタクトプラグを形成する工程と、
(j1)前記(i1)工程の後、前記層間絶縁膜上に配線層を形成する工程と、
をさらに有する、請求項12記載の半導体装置の製造方法。 - 前記(c1)工程では、前記半導体基板上の第1領域に前記第1導体膜からなる選択ゲート電極を形成する加工を行い、
前記半導体基板上の第2領域に、前記第1方向に直交する第2方向に延在する前記第1導体膜のパターンを、前記第1方向に並べて複数形成する加工を行い、
前記(e1)工程では、前記第2導体膜を一部除去することで、前記選択ゲート電極の側壁に、前記ONO膜を介して隣接する、前記第2導体膜からなるメモリゲート電極を形成し、
前記第2領域では、前記第1方向において隣り合う前記第1導体膜と、その間に埋め込まれた前記第2導体膜とを含む前記容量素子を形成し、
(f2)前記(e1)工程の後、前記(g1)工程の前に、前記選択ゲート電極および前記メモリゲート電極の横の前記半導体基板の上面に不純物を打ち込み、前記半導体基板の上面にソース・ドレイン領域を形成することで、
前記選択ゲート電極、前記メモリゲート電極、前記ONO膜および前記ソース・ドレイン領域を有する不揮発性メモリを形成する工程、
をさらに有する、請求項13記載の半導体装置の製造方法。
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