JP2013238181A - 高圧ポンプの燃料圧送特性ばらつき補正方法及び燃料圧送特性ばらつき補正装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両が暖気運転状態にある場合に、燃料圧送特性ばらつき補正装置102により、電子制御ユニット4を介して、ばらつき補正が行われる前のレール圧特性の取得が行われ(S200)、取得されたレール圧特性に基づいて、ばらつき補正のための補正係数の算出が燃料圧送特性ばらつき補正装置102において行われ(S300)、ばらつき補正が行われた後のレール圧特性の取得(S400)が、電子制御ユニット4を介して行われ、取得されたばらつき補正後のレール圧特性が基準内にあり、ばらつき補正は適正であると判定されると(S500)、先に取得された補正係数が学習値として電子制御ユニット4に記憶せしめらるようになっている(S600)。
【選択図】図2
Description
かかるコモンレール式燃料噴射制御装置において、高圧ポンプへの燃料の供給は、電磁式の調量弁を用いて調整されるようになっているが、この調量弁は、通常、構造上のばらつき幅を有しており、同一の通電電流であっても、燃料の通過量は、個々に異なり、それ故、高圧ポンプからの圧送燃料が目標圧送量に対して上下することがある。
例えば、エンジンが所定の安定状態にある場合の調量弁の実際の通電電流と、標準となる装置において予め取得された調量弁の通電電流と高圧ポンプの吐出量の変化特性から定まる基準通電電流との差に基づいて通電電流の補正を行うように構成されたコモンレール式燃料噴射制御装置等が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射を可能としてなると共に、少なくとも前記高圧ポンプの上流側に調量弁が設けられ、電子制御ユニットにより、少なくとも前記調量弁が駆動制御されて前記コモンレールのレール圧を制御可能に構成され、車両に搭載されてなるコモンレール式燃料噴射制御装置における前記高圧ポンプの燃料圧送特性ばらつき補正方法であって、
外部より前記電子制御ユニットを介して、前記車両を所定の運転状態にせしめ、
かかる運転状態において、前記電子制御ユニットを介してアクセル開度を段階的に変化せしめて、それぞれのアクセル開度における実レール圧を、補正前実レール圧として取得せしめ、
前記取得された補正前実レール圧と目標レール圧とに基づいて前記電子制御ユニットに記憶されている前記調量弁の通電電流と前記高圧ポンプの吐出量との相対関係における前記調量弁の通電電流を補正する補正係数を算出し、
前記算出された補正係数を用いて前記調量弁の通電電流の補正を行い、補正後の前記調量弁の通電電流と前記高圧ポンプの吐出量との相対関係に基づいて、前記電子制御ユニットを介してアクセル開度を段階的に変化せしめて、それぞれのアクセル開度における実レール圧を、補正後実レール圧として取得せしめ、
前記補正後実レール圧の変化が適正か否かを判定し、前記補正後実レール圧の変化が適正であると判定された場合には、前記補正係数を前記電子制御ユニットに記憶せしめる一方、前記補正後実レール圧の変化が適正ではないと判定された場合には、補正後実レール圧の変化が適正であると判定されるまで、補正前実レール圧の取得以降の一連の処理を、同様に繰り返すよう構成されてなるものである。
また、上記本発明の目的を達成するため、本発明に係る燃料圧送特性ばらつき補正装置は、
燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射を可能としてなると共に、少なくとも前記高圧ポンプの上流側に調量弁が設けられ、電子制御ユニットにより、少なくとも前記調量弁が駆動制御されて前記コモンレールのレール圧を制御可能に構成され、車両に搭載されてなるコモンレール式燃料噴射制御装置における前記高圧ポンプの燃料圧送特性のばらつきを補正する燃料圧送特性ばらつき補正装置であって、
当該燃料圧送特性ばらつき補正装置は、
前記電子制御ユニットを介して、前記車両を所定の運転状態にせしめ、
かかる運転状態において、前記電子制御ユニットを介してアクセル開度を段階的に変化せしめて、それぞれのアクセル開度における実レール圧を、補正前実レール圧として取得せしめ、
前記取得された補正前実レール圧と目標レール圧とに基づいて前記電子制御ユニットに記憶されている前記調量弁の通電電流と前記高圧ポンプの吐出量との相対関係における前記調量弁の通電電流を補正する補正係数を算出し、
前記算出された補正係数を用いて前記調量弁の通電電流の補正を行い、補正後の前記調量弁の通電電流と前記高圧ポンプの吐出量との相対関係に基づいて、前記電子制御ユニットを介してアクセル開度を段階的に変化せしめて、それぞれのアクセル開度における実レール圧を、補正後実レール圧として取得せしめ、
前記補正後実レール圧の変化が適正か否かを判定し、前記補正後実レール圧の変化が適正であると判定された場合には、前記補正係数を前記電子制御ユニットに記憶せしめる一方、前記補正後実レール圧の変化が適正ではないと判定された場合には、補正後実レール圧の変化が適正であると判定されるまで、補正前実レール圧の取得以降の一連の処理を、同様に繰り返すよう構成されてなるものである。
特に、コモンレール式燃料噴射制御装置の開発時に装置全体の動作との適合を行った調量弁によるレール圧制御の基本的な制御性能を維持しつつ、レール圧昇圧時のオーバーシュート量やアンダーシュート量を抑圧、改善したより適切なレール圧制御の実現が可能となる。
また、劣化等により調量弁の圧送量が変化しても、調量弁のばらつきとして補正されるため、調量弁を継続して使用できるので、ひいては高圧ポンプの長寿命化にも寄与することができるという効果を奏するものである。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における燃料圧送特性ばらつき補正装置とコモンレール式燃料噴射制御装置との接続状態における構成について、図1を参照しつつ説明する。
すなわち、本発明の実施の形態における燃料圧送特性ばらつき補正装置102は、自動車ディーラや車両整備工場等において、車両の検査を行う検査員によって使用されることを前提としたもので、図1に示されたように車両のコモンレール式燃料噴射制御装置101を構成する電子制御ユニット4と接続されて用いられるものとなっている。
燃料圧送特性ばらつき補正装置102は、例えば、公知・周知の構成を有してなるマイクロコンピュータ(図示せず)を中心に、RAMやROM等の記憶素子(図示せず)等を有して構成されたものとなっているものである。
かかる構成自体は、従来から良く知られているこの種の燃料噴射制御装置の基本的な構成と同一のものである。
かかる構成において、燃料タンク9の燃料は、供給ポンプ5により汲み上げられ、調量弁6を介して高圧ポンプ7へ供給されるようになっている。調量弁6には、電磁式比例制御弁が用いられ、その通電量が電子制御ユニット4に制御されることで、高圧ポンプ7への供給燃料の流量、換言すれば、高圧ポンプ7の吐出量が調整されるものとなっている。
また、供給ポンプ5は、高圧ポンプ装置50の上流側に高圧ポンプ装置50と別体に設けるようにしても、また、燃料タンク9内に設けるようにしても良いものである。
燃料噴射弁2−1〜2−nは、エンジン3の気筒毎に設けられており、それぞれコモンレール1から高圧燃料の供給を受け、電子制御ユニット4による噴射制御によって燃料噴射を行うようになっている。
本発明の実施の形態においては、エンジン3の動作状態に応じて、調量弁6と圧力制御弁12のそれぞれの動作状態を適宜変えることで、適切なレール圧制御の実現が図られるようになっている。
かかる電子制御ユニット4には、コモンレール1の圧力を検出する圧力センサ11の検出信号が入力される他、エンジン回転数やアクセル開度、また、燃料温度などの各種の検出信号が、エンジン3の動作制御や燃料噴射制御に供するために入力されるようになっている。
図2には、燃料圧送特性ばらつき補正装置102によって実行される本発明の実施の形態における高圧ポンプの燃料圧送特性ばらつき補正処理の全体の手順がサブルーチンフローチャートに示されており、最初に、同図を参照しつつ本発明の実施の形態における高圧ポンプの燃料圧送特性ばらつき補正処理の全体の手順について説明する。
まず、以下に説明する高圧ポンプの燃料圧送特性ばらつき補正処理を実行するに際し、前提条件として、先に説明したコモンレール式燃料噴射制御装置101が搭載された車両(図示せず)は、サイドブレーキがかかっている状態でエンジン3が駆動されている状態にあるとする。
かかる暖気運転状態において、電子制御ユニット4において取得される車両の運転状態に関する種々のデータの一つであるエンジン冷却水温が予め定められた安定状態となったと、燃料圧送特性ばらつき補正装置102において判定された場合に、次述するステップS200の処理へ進むこととなる。
次いで、上述のように取得されたレール圧特性に基づいて、ばらつき補正のための補正係数の算出が燃料圧送特性ばらつき補正装置102において行われる(図2のステップS300参照)。
すなわち、電子制御ユニット4において、運転状態に応じて算出される燃料噴射弁2−1〜2−nへの目標燃料噴射量を得るために調量弁6に通電されるべき通電電流は、通常、電子制御ユニット4に予め記憶されている高圧ポンプ7の燃料圧送量Qに対する調量弁6の通電電流特性(以下、説明の便宜上「I−Q特性」と称する)を基に求められ、調量弁6へ供給されるようになっているが、ステップS400においては、その通電量Iが上述のようにして算出された補正係数を用いて補正されて、調量弁6への通電が行われて、ステップS200と同様にしてレール圧特性の取得が行われる。
なお、電子制御ユニット4においては、予め記憶されている標準的なI−Q特性により求められる調量弁6の通電電流を、学習値として記憶された補正係数を用いて補正し、その補正結果を実際の通電電流として調量弁6が駆動されるようになっている。
最初に、この補正前レール圧特性取得処理について概括的に説明すれば、この処理は、燃料圧送特性ばらつき補正装置102により電子制御ユニット4を介して、アクセル開度を所定の開度に自動設定する操作(アクセルステップ操作)を複数回繰り返し、それぞれの開度における実レール圧を取得し、その最大値(Max値)、平均値を算出するものである。
すなわち、燃料圧送特性ばらつき補正装置102により電子制御ユニット4を介して、アクセル開度が0%から100%へ変化せしめられ、100%を所定時間維持した後、0%へ戻す操作(アクセルステップ操作)が行われることとなる。ここで、所定時間としては、例えば、3秒程度が好適であるが、これに限定されるものではない。
しかして、ステップS208において、第1の所定値Naに達したと判定された場合(YESの場合)には、次述するステップS210の処理へ進む一方、未だ第1の所定値Naに達していないと判定された場合(NOの場合)には、先のステップS204の処理へ戻り、上述した処理が繰り返されることとなる。
ここで、第1の所定値Naは、アクセルステップ操作の実行回数であり、任意に選定されるべきものであるが、例えば、5回程度が好適である。
なお、ステップS204の処理と同様に、上述の実レール圧の取得の際に、各アクセル開度における目標レール圧も同時に、燃料圧送特性ばらつき補正装置102の適宜な記憶領域に取得された実レール圧と共に記憶される。
しかして、ステップS214において、第2の所定値Nbに達したと判定された場合(YESの場合)には、次述するステップS216の処理へ進む一方、未だ第2の所定値Nbに達していないと判定された場合(NOの場合)には、先のステップS210の処理へ戻り、上述した処理が繰り返されることとなる(図3のステップS214参照)。
ここで、第2の所定値Nbは、アクセルステップ操作の実行回数であり、任意に選定されるべきものであるが、例えば、先の第1の所定値Na同様に5回程度が好適である。
すなわち、アクセル開度0%と100%のNa回往復における開度0%の時の実レール圧の最大値、平均値がそれぞれ算出され、また、同様に、開度100%の時の実レール圧の最大値、平均値がそれぞれ算出される。
上述のようにして算出されたレール圧の最大値、平均値は、燃料圧送特性ばらつき補正装置102の適宜な記憶領域に記憶され(図3のステップS218参照)、一連の処理が終了されてメインルーチンへ戻ることとなる。
燃料圧送特性ばらつき補正装置102により処理が開始されると、予め定められた補正係数算出式により、先に得られた実レール圧の平均値(図3のステップS216参照)と、対応する目標レール圧を入力パラメータとして補正係数Kが算出されることとなる(図4のステップS302参照)。ここで、補正係数算出式は、試験結果やシミュレーション結果等に基づいて、実レール圧の平均値と目標レール圧とから、適切な補正係数が定まるように設定された演算式である。
例えば、図5には、調量弁6がノーマルオープンタイプ、すなわち、非通電状態において弁が全開状態となるタイプのものである場合のI−Q特性の一例が示されており、ここで、同図を参照しつつ、この特性例の場合における補正係数の変化について具体的に説明することとする。
一方、調量弁6の特性にばらつきが生じ、先に述べたように実レール圧が目標レール圧よりも高めとなる場合には、高圧ポンプ7の吐出量を下げる必要があり、図5に示されたI−Q特性の場合には、通電電流を先のIaよりΔI増加させることで吐出量の減少を図ることができる。したがって、この場合の補正係数は、予め求められている高圧ポンプ7の吐出量とレール圧の相関関係を加味して、通電電流をIaよりも増加させ得るよう設定されることとなる。
なお、調量弁6は、上述のようなノーマルオープンタイプのものに限定される必要はなく、ノーマルクローズタイプのものであっても良い。この場合,I−Q特性は、調量弁6の通電流の増加と共に高圧ポンプ7の吐出量が増加するものとなる。
すなわち、上述のように算出された補正係数により、電子制御ユニット4の適宜な領域に記憶されているI−Q特性における調量弁6の通電量(電流値)Iが補正されることとなる。
かかる補正係数による補正のより具体的な例としては、補正前の調量弁6の通電電流に対して補正係数を乗じ、その乗算結果をばらつき補正が施された調量弁6の通電電流として用いられる方法が好適である。
補正後の電流値Iは、対応する目標燃料圧送量(目標吐出量)Qと共に燃料圧送特性ばらつき補正装置102の適宜な記憶領域に記憶されることとなり、一連の処理が終了されてメインルーチンへ戻ることとなる。
ばらつき補正が行われた後のレール圧特性が、図3に示された処理に準じて行われた場合、ばらつき補正が適正か否かの判断は、図3の処理手順に従って取得された補正後の実レール圧について算出された各アクセル開度における平均値(図3のステップS216参照)が、予め定められた基準圧に対して所定の範囲、例えば、5%以内にあるか否かを判断することによって行われるものとなっている。
2−1〜2−n…燃料噴射弁
3…エンジン
4…電子制御ユニット
6…調量弁
7…高圧ポンプ
11…圧力センサ
12…圧力制御弁
Claims (6)
- 燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射を可能としてなると共に、少なくとも前記高圧ポンプの上流側に調量弁が設けられ、電子制御ユニットにより、少なくとも前記調量弁が駆動制御されて前記コモンレールのレール圧を制御可能に構成され、車両に搭載されてなるコモンレール式燃料噴射制御装置における前記高圧ポンプの燃料圧送特性ばらつき補正方法であって、
外部より前記電子制御ユニットを介して、前記車両を所定の運転状態にせしめ、
かかる運転状態において、前記電子制御ユニットを介してアクセル開度を段階的に変化せしめて、それぞれのアクセル開度における実レール圧を、補正前実レール圧として取得せしめ、
前記取得された補正前実レール圧と目標レール圧とに基づいて前記電子制御ユニットに記憶されている前記調量弁の通電電流と前記高圧ポンプの吐出量との相対関係における前記調量弁の通電電流を補正する補正係数を算出し、
前記算出された補正係数を用いて前記調量弁の通電電流の補正を行い、補正後の前記調量弁の通電電流と前記高圧ポンプの吐出量との相対関係に基づいて、前記電子制御ユニットを介してアクセル開度を段階的に変化せしめて、それぞれのアクセル開度における実レール圧を、補正後実レール圧として取得せしめ、
前記補正後実レール圧の変化が適正か否かを判定し、前記補正後実レール圧の変化が適正であると判定された場合には、前記補正係数を前記電子制御ユニットに記憶せしめる一方、前記補正後実レール圧の変化が適正ではないと判定された場合には、補正後実レール圧の変化が適正であると判定されるまで、補正前実レール圧の取得以降の一連の処理を、同様に繰り返すことを特徴とする高圧ポンプの燃料圧送特性ばらつき補正方法。 - 前記補正前実レール圧と目標レール圧とに基づく前記調量弁の通電電流を補正する補正係数の算出は、
前記補正前実レール圧の平均値が目標レール圧に対して高い場合には、実レール圧が引き下げられる方向に調量弁の通電電流を調整する一方、補正前実レール圧の平均値が目標レール圧に対して低い場合には、実レール圧が引き上げられる方向に調量弁の通電電流を調整するよう定められた演算式により算出されることを特徴とする請求項1記載の高圧ポンプの燃料圧送特性ばらつき補正方法。 - 前記補正後実レール圧の変化が適正か否かの判定は、
補正後実レール圧の平均値が、所定の範囲内にあるか否かによって判定し、所定の範囲内にあると判定された場合に補正後実レール圧の変化は適正であるとすることを特徴とする請求項2記載の高圧ポンプの燃料圧送特性ばらつき補正方法。 - 燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射を可能としてなると共に、少なくとも前記高圧ポンプの上流側に調量弁が設けられ、電子制御ユニットにより、少なくとも前記調量弁が駆動制御されて前記コモンレールのレール圧を制御可能に構成され、車両に搭載されてなるコモンレール式燃料噴射制御装置における前記高圧ポンプの燃料圧送特性のばらつきを補正する燃料圧送特性ばらつき補正装置であって、
当該燃料圧送特性ばらつき補正装置は、
前記電子制御ユニットを介して、前記車両を所定の運転状態にせしめ、
かかる運転状態において、前記電子制御ユニットを介してアクセル開度を段階的に変化せしめて、それぞれのアクセル開度における実レール圧を、補正前実レール圧として取得せしめ、
前記取得された補正前実レール圧と目標レール圧とに基づいて前記電子制御ユニットに記憶されている前記調量弁の通電電流と前記高圧ポンプの吐出量との相対関係における前記調量弁の通電電流を補正する補正係数を算出し、
前記算出された補正係数を用いて前記調量弁の通電電流の補正を行い、補正後の前記調量弁の通電電流と前記高圧ポンプの吐出量との相対関係に基づいて、前記電子制御ユニットを介してアクセル開度を段階的に変化せしめて、それぞれのアクセル開度における実レール圧を、補正後実レール圧として取得せしめ、
前記補正後実レール圧の変化が適正か否かを判定し、前記補正後実レール圧の変化が適正であると判定された場合には、前記補正係数を前記電子制御ユニットに記憶せしめる一方、前記補正後実レール圧の変化が適正ではないと判定された場合には、補正後実レール圧の変化が適正であると判定されるまで、補正前実レール圧の取得以降の一連の処理を、同様に繰り返すよう構成されてなることを特徴とする燃料圧送特性ばらつき補正装置。 - 前記補正前実レール圧と目標レール圧とに基づく前記調量弁の通電電流を補正する補正係数の算出は、
前記補正前実レール圧の平均値が目標レール圧に対して高い場合には、実レール圧が引き下げられる方向に調量弁の通電電流を調整する一方、補正前実レール圧の平均値が目標レール圧に対して低い場合には、実レール圧が引き上げられる方向に調量弁の通電電流を調整するよう定められた演算式により算出されることを特徴とする請求項4記載の燃料圧送特性ばらつき補正装置。 - 前記補正後実レール圧の変化が適正か否かの判定は、
補正後実レール圧の平均値が、所定の範囲内にあるか否かによって判定し、所定の範囲内にあると判定された場合に補正後実レール圧の変化は適正であるとすることを特徴とする請求項5記載の燃料圧送特性ばらつき補正装置。
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