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JP2010278260A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

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JP2010278260A
JP2010278260A JP2009129558A JP2009129558A JP2010278260A JP 2010278260 A JP2010278260 A JP 2010278260A JP 2009129558 A JP2009129558 A JP 2009129558A JP 2009129558 A JP2009129558 A JP 2009129558A JP 2010278260 A JP2010278260 A JP 2010278260A
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Japan
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gas
processing chamber
oxide film
nitriding
gas supply
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JP2009129558A
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Yasuhiro Mekawa
靖浩 女川
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Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

【課題】 処理室内の温度を800℃以下に保持しつつ酸化膜の窒化速度を向上させると共に、酸化膜と基板との界面付近における窒素原子の局在を抑制する。
【解決手段】 表面に酸化膜が形成された基板を処理室内に搬入する搬入工程と、加熱手段により処理室内を所定温度に加熱しつつ、ガス供給手段により処理室内にNOガス及びNOガスを供給して酸化膜を窒化させる窒化工程と、処理後の基板を処理室内から搬出する搬出工程と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板を処理する工程を有する半導体装置の製造方法に関する。
従来、基板上に形成した酸化膜の電流リーク耐性を向上させたり、該酸化膜の不純物拡散や酸化に対する阻止力を向上させたりする目的で、該酸化膜中に数原子%の窒素を混入させて窒化させる基板処理工程が、半導体装置の製造工程の一工程として行われてきた。例えば、酸化膜を窒化させることで、Poly−Si電極に添加したボロンが酸化膜を突き抜けてしまう現象を抑制できる。
酸化膜の窒化は、表面に酸化膜が形成された基板を処理室内に搬入し、前記処理室内の前記基板を所定温度に加熱しつつ、前記処理室内に酸化窒素(NO)ガス或いは亜酸化窒素(NO)ガス等の窒化ガスを供給することで行うことが可能である。(例えば特許文献1参照)。
特開2006−295029号公報
しかしながら、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いると、処理室内が例えば800〜1000℃の範囲になるように加熱しないと、酸化膜中への窒素原子の導入量が少なくなり、酸化膜の窒化速度が遅くなってしまう場合があった。
また、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いると、酸化膜と基板との界面付近に窒素原子が局在する場合があった。
上記の課題を解決するために、本発明は、処理室内の温度を800℃以下に保持しつつ酸化膜の窒化速度を向上させると共に、酸化膜と基板との界面付近における窒素原子の局在を抑制することが可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、表面に酸化膜が形成された基板を処理室内に搬入する搬入工程と、加熱手段により前記処理室内を所定温度に加熱しつつ、ガス供給手段により前記処理室内にNOガス及びNOガスを供給して前記酸化膜を窒化させる窒化工程と、処理後の前記基板を前記処理室内から搬出する搬出工程と、を有する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明に係る半導体装置の製造方法によれば、処理室内の温度を800℃以下に保持しつつ酸化膜の窒化速度を向上させると共に、酸化膜と基板との界面付近における窒素原子の局在を抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態にて好適に用いられる基板処理装置の処理炉の縦断面図である。 Oガスが供給された処理室内からの排気ガスについてのFT−IR(Fourier Transform InfraRed spectrometer:フーリエ変換赤外光度分光計)によるスペクトルデータのグラフ図である。 処理室内にNOガスを単体で供給して酸化膜を窒化処理した際の、酸化膜の深さ方向における窒素原子濃度分布(窒素原子プロファイル)を示すグラフ図である。
<本発明の一実施形態>
以下に本発明の一実施形態について説明する。
(1)基板処理装置の構成
図1は、本発明の一実施形態にて好適に用いられる基板処理装置の処理炉202の縦断面図である。
図1に示されているように、処理炉202は、基板としてのウエハ200を処理する処理室201と、この処理室201内にNOガス及びNOガスを供給する後述のガス供給手段と、処理室201内のウエハ200を加熱する後述の加熱手段と、ガス供給手段及び加熱手段を制御する制御部としてのコントローラ240と、を主に有して構成されている。
(処理室)
処理室201は、反応管204内に設けられている。反応管204は上端が閉塞し、下端が開口した円筒形状に形成されている。反応管204は、例えば石英(SiO)等の耐熱性材料により構成されている。反応管204の筒中空部には、処理室201が形成されている。この処理室201は、後述するボート217によってウエハ200を水平姿勢で垂直方向に多段に整列した状態で収容可能に構成されている。
反応管204の外側には、均熱管205が設けられている。均熱管205は、上端が閉塞し、下端が開口した円筒形状に形成されている。均熱管205は、反応管204と同心円状に配設される。均熱管205は、例えば炭化珪素(SiC)等の耐熱性材料により構成されている。
(ベース及びシールキャップ)
反応管204の下端部には、反応管204の下端開口を気密に閉塞可能な保持体としてのベース257と、炉口蓋体としてのシールキャップ219とが設けられている。
ベース257は、円盤状に形成されている。ベース257は、例えばステンレス等の金属により構成されている。ベース257の上面には、反応管204の下端に当接するシール部材としてのOリング220が設けられている。ベース257の下には、シールキャップ219が設けられている。シールキャップ219は、円盤状に形成されている。シールキャップ219は、例えばステンレス等の金属により構成されている。
なお、シールキャップ219は、ボートエレベータ115により後述するボート217を処理室201内に搬入する際に、ベース257、Oリング220を介して反応管204の下端を気密に閉塞するように構成されている。
(回転機構)
シールキャップ219の下側中心付近には、ボート217を回転させる回転機構254が設置されている。回転機構254の回転軸255は、シールキャップ219とベース257とを貫通して、後述する断熱筒218を介してボート217に接続されている。
(断熱筒及びボート)
ボート217は、基板保持具として複数枚のウエハ200を保持して処理室201内に収納可能となっている。ボート217は、例えば石英や炭化珪素(SiC)等の耐熱性材料により構成されている。ボート217は、複数枚のウエハ200を水平姿勢でかつ互いに中心を揃えた状態で整列させて保持するようになっている。
ボート217の下方には、断熱部材としての断熱筒218がボート217を支持可能に設けられている。断熱筒218は、円筒形状に形成されている。断熱筒218は、例えば石英や炭化珪素等の耐熱性材料により構成されている。断熱筒218は、断熱部材として後述するヒータ206からの熱を反応管204の下端側に伝達し難くしている。断熱筒218は、回転機構254の回転軸255に取り付けられている。これにより、ボート217は、断熱筒218と共に回転機構254により回転されることで複数枚のウエハ200を保持しつつ回転させることが可能になっている。
(エレベータ)
シールキャップ219の下側周縁は、昇降機構であるボートエレベータ115のアームに連結されている。ボートエレベータ115は、反応管204の外部に垂直に設置されている。ボートエレベータ115は、シールキャップ219を垂直方向に昇降させるように構成されている。すなわち、ボートエレベータ115は、処理室201内に対してボート217を搬入搬出可能となっている。回転機構254及びボートエレベータ115は、後述するコントローラ240の駆動制御部237に電気的に接続されている。
(ガス供給系)
反応管204の下端部には、ガス導入部230が設けられている。ガス導入部230の下流端には、細管234が接続されている。細管234は、反応管204の下方から反応管204の天井部233に至るまで反応管204の外壁に沿って垂直に設けられている。細管234の下流端は、反応管204の天井部233内に開口している。反応管204の天井部233には、複数のガス導入口233aが形成されている。これにより、ガス導入部230から導入されたガスは、細管234内を流通して天井部233に至り、ガス導入口233aから処理室201内に導入されるようになっている。
ガス導入部230の上流側には、ガス供給管232が接続されている。このガス供給管232の上流側には、NOガス供給管301、NOガス供給管302、不活性ガス供給管303及び酸化ガス供給管304がそれぞれ接続されている。
(NOガス供給系)
NOガス供給管301には、上流方向から順に、NOガス供給源であるNOガスボンベ301a、流量制御器(流量制御手段)であるマスフローコントローラ301b、及び開閉弁であるバルブ301cが設けられている。
NOガスボンベ301aから供給されるNOガスは、マスフローコントローラ301bにより所定の流量に調整され、バルブ301cの開動作によりNOガス供給管301内を流通し、ガス供給管232を介してガス導入部230に供給されるようになっている。そして、ガス供給管232からのNOガスは、ガス導入部230、細管234、天井部233、ガス導入口233aを介して処理室201内に導入されるようになっている。
主に、NOガスボンベ301a、マスフローコントローラ301b、バルブ301c、NOガス供給管301、ガス供給管232、ガス導入部230、細管234、天井部233、ガス導入口233aにより、本実施形態に係るNOガス供給系が構成されている。
(NOガス供給系)
Oガス供給管302には、上流方向から順に、NOガス供給源であるNOガスボンベ302a、流量制御器(流量制御手段)であるマスフローコントローラ302b、及び開閉弁であるバルブ302cが設けられている。
Oガスボンベ302aから供給されるNOガスは、マスフローコントローラ302bにより所定の流量に調整され、バルブ302cの開動作によりNOガス供給管302内を流通し、ガス供給管232を介してガス導入部230に供給されるようになっている。そして、ガス供給管232からのNOガスは、ガス導入部230、細管234、天井部233、ガス導入口233aを介して処理室201内に導入されるようになっている。
主に、NOガスボンベ302a、マスフローコントローラ302b、バルブ302c、NOガス供給管302、ガス供給管232、ガス導入部230、細管234、天井部233、ガス導入口233aにより、本実施形態に係るNOガス供給系が構成される。
(不活性ガス供給系)
不活性ガス供給管303には、上流方向から順に、不活性ガス供給源である不活性ガスボンベ303a、流量制御器(流量制御手段)であるマスフローコントローラ303b、及び開閉弁であるバルブ303cが設けられている。
不活性ガスボンベ303aから供給される不活性ガスは、マスフローコントローラ303bにより所定の流量に調整され、バルブ303cの開動作により不活性ガス供給管303内を流通し、ガス供給管232を介してガス導入部230に供給されるようになっている。そして、ガス供給管232からの不活性ガスは、ガス導入部230、細管234、天井部233、ガス導入口233aを介して処理室201内に導入される。
主に、不活性ガスボンベ303a、マスフローコントローラ303b、バルブ303c、不活性ガス供給管303、ガス供給管232、ガス導入部230、細管234、天井部233、ガス導入口233aにより、本実施形態に係る不活性ガス供給系が構成される。
なお、本実施形態では、不活性ガスとしてArを用いているが、例えばHeを用いても構わない。また、本実施形態では、不活性ガスを酸化ガス、NOガス、NOガスのキャリアガスとしても用いると共に、パージガスとしても用いる構成としている。つまり、不活性ガス供給系は、パージガス供給系及びキャリアガス供給系を兼用している。なお、それぞれ別個にパージガス供給系及びキャリアガス供給系を設けてもよい。
(酸化ガス供給系)
酸化ガス供給管304には、上流方向から順に、酸化ガス供給源である酸化ガス発生装置304a、流量制御器(流量制御手段)であるマスフローコントローラ304b、及び開閉弁であるバルブ304cが設けられている。
酸化ガス発生装置304aから供給される酸化ガスは、マスフローコントローラ304bにより所定の流量に調整され、バルブ304cの開動作により酸化ガス供給管304内を流通し、ガス供給管232を介してガス導入部230に供給されるようになっている。そして、ガス供給管232からの酸化ガスは、ガス導入部230、細管234、天井部233、ガス導入口233aを介して処理室201内に導入されるようになっている。
主に、酸化ガス発生装置304a、マスフローコントローラ304b、バルブ304c
、酸化ガス供給管304、ガス供給管232、ガス導入部230、細管234、天井部233、ガス導入口233aにより、本実施形態に係る酸化ガス供給系が構成される。なお、酸化ガス発生装置304aはウエハに酸化膜を形成するための酸化ガス(酸素含有ガス)を供給する酸化ガス供給源であり、後述する酸化工程にて例えばスチーム酸化、パイロジェニック酸化を行う場合には水蒸気を供給し、後述する酸化工程にてドライ酸化を行う場合には酸素(O)ガスやオゾン(O)ガスを供給するように構成されている。
また、マスフローコントローラ301b〜304b及びバルブ301c〜304cは、それぞれ後述するコントローラ240のガス流量制御部235に電気的に接続されている。
以上、主に、上述した4つのガス供給系(NOガス供給系、NOガス供給系、不活性ガス供給系及び酸化ガス供給系)により、本実施形態に係るガス供給系が構成されている。
(排気系)
また、反応管204の下端部には、ガス導入部230と対極する位置に反応管204(処理室201)内のガス(雰囲気)を排気口231aから排気するガス排気部231が設けられている。ガス排気部231には、ガス排気管229が接続されている。ガス排気管229には、上流側から順に、圧力検出器としての圧力センサ245、圧力調整装置242及び真空ポンプである排気装置246が接続されている。圧力センサ245は、排気口231a、ガス排気部231及びガス排気管229を介して処理室201内の圧力を検出するようになっている。圧力調整装置242は、内部に設けた図示しないバルブ等の開度を調整し、排気口231aを介して処理室201内から排気装置246の駆動により排気されるガスの流量調整を行うことで、処理室201内を所定の圧力に調整保持するようになっている。
主に、排気口231a、ガス排気部231、ガス排気管229、圧力センサ245、圧力調整装置242及び排気装置246により、本実施形態に係る排気系が構成されている。圧力センサ245及び圧力調整装置242は、後述するコントローラ240の圧力制御部236に電気的に接続されている。
(加熱手段)
均熱管205の下端部にはヒータベース251が設けられている。ヒータベース251は、加熱手段としてのヒータ206を下方から支持している。ヒータ206は、円筒形状に形成されている。ヒータ206は、ヒータベース251に支持されて垂直に据え付けられ、均熱管205の外側に同心円状に配設されている。ヒータ206からの熱は、均熱管205及び反応管204を介して、処理室201内のウエハ200を加熱するようになっている。
また、均熱管205と反応管204との間には、温度検出器としての温度センサ263が設置されている。ヒータ206は、温度センサ263の温度情報に基づき制御されるようになっている。ヒータ206及び温度センサ263は、後述するコントローラ240の温度制御部238に電気的に接続されている。
(制御系)
制御部としてのコントローラ240は、駆動制御部237、ガス流量制御部235、圧力制御部236、温度制御部238、及びこれらを制御して基板処理装置全体を制御する主制御部239を備えている。また、コントローラ240は、操作部及び入出力部(共に図示しない)を更に備えている。次に各制御部について説明する。
駆動制御部237は、上述したように回転機構254及びボートエレベータ115に電気的に接続されている。駆動制御部237は、回転機構254の回転軸255を所定の回転数で回転するよう制御することにより、ボート217に所定のタイミングにて所定の回転を行わせるようにしている。また、駆動制御部237は、ボートエレベータ115を昇降するよう制御することにより、処理室201内にボート217の搬入搬出を所定のタイミングにて行わせるようにしている。
ガス流量制御部235は、上述したようにマスフローコントローラ301b〜304b及びバルブ301c〜304cに電気的に接続されている。ガス流量制御部235は、それぞれマスフローコントローラ301b〜304bを流量制御しつつ、それぞれバルブ304a〜304cの開閉制御することにより、処理室201内に所定のタイミングにて所定のガス流量を供給するにようにしている。
圧力制御部236は、圧力センサ245により検出された圧力情報に基づいて圧力調整装置242を所定のタイミングにより制御し、処理室201内が所定の圧力となるようにしている。温度制御部238は、温度センサ263により検出された温度情報に基づきヒータ206への通電具合を調整制御することにより、処理室201内が所定のタイミングにて所定の温度分布となるようにし、結果として処理室201内のウエハ200に対して所定の温度となるようにしている。
なお、本実施形態に係るコントローラ240は、加熱手段であるヒータ206により処理室201内を所定温度に加熱しつつ、ガス供給手段である4つのガス供給系(NOガス供給系、NOガス供給系、不活性ガス供給系及び酸化ガス供給系)により処理室201内にNOガス及びNOガスを供給して、ウエハ200表面に形成されている酸化膜(SiO)を窒化させる窒化工程を実施するように構成している。
(2)基板処理工程
次に、上記構成に係る処理炉202を用いて、半導体装置の製造工程の一工程として、ウエハ200表面に形成した酸化膜を窒化させる基板処理工程について説明する。尚、以下の説明において、基板処理装置を構成する各部の動作はコントローラ240により全体的に制御される。
(搬入工程)
先ず、ボート217に複数枚のウエハ200を装填(ウエハチャージ)する。次に、コントローラ240(駆動制御部237)の制御に基づいてボートエレベータ115を駆動し、ボート217を上昇させる。これにより、図1に示されているように、複数枚のウエハ200を保持したボート217が処理室201内に搬入(ボートローディング)される。このとき、シールキャップ219は、ベース257、Oリング220を介して反応管204の下端を閉塞する。これにより、処理室201は気密に封止される。
また、ボート217の搬入時において、処理室201内にはパージガスとして不活性ガスを流すようにしている。具体的には、マスフローコントローラ303bにより流量調整しつつ、バルブ303cを開とし、処理室201内に不活性ガスをシャワー状に導入する。これにより、ボート217の搬送時における処理室201内へのパーティクル侵入抑制等の効果が得られる。
(圧力調整工程及び昇温工程)
処理室201内へのボート217の搬入が完了したら、処理室201内が所定の圧力となるよう処理室201内の雰囲気を排気する。具体的には、排気装置246により排気し
つつ、圧力センサ245により検出された圧力情報に基づいて圧力調整装置242のバルブの開度をフィードバック制御し、処理室201内を所定の圧力とする。また、処理室201内が所定温度となるようヒータ206によって加熱する。具体的には、温度センサ263により検出された温度情報に基づいてヒータ206への通電具合を制御して、処理室201内を所定の温度とする。そして、回転機構254を作動させ、処理室201内に搬入されたウエハ200の回転を開始する。なお、ウエハ200の回転は、後述する窒化工程が終了するまで継続する。
(酸化工程)
酸化工程では、酸化ガス供給系から処理室201内に酸化ガス(酸素含有ガス)として水蒸気、酸素ガス、オゾンガスのいずれかを導入し、ウエハ200の表面に酸化膜を形成する。
具体的には、マスフローコントローラ304bにより流量調整しつつ、バルブ304cを開とし、処理室201内に酸化ガスをシャワー状に供給する。処理室201内に供給された酸化ガスは、ウエハ200の表面に接触してウエハ200の表面を酸化させる。その結果、ウエハ200の表面にSiOからなる酸化膜が形成される。その後、処理室201内に導入された酸化ガスは、処理室201内を流下し、ガス排気部231から排気される。ここで、マスフローコントローラ303bにより流量調整しつつ、バルブ303cを開とし、処理室201内にキャリアガスとしての不活性ガス(Arガス)をシャワー状に供給することで、処理室201内に酸化ガスを効率よく拡散させることができる。
所定時間(酸化工程時間)が経過し、ウエハ200上に所望の膜厚、例えば70Åの膜厚の酸化膜が形成されたら、バルブ304cを閉とし、処理室201内への酸化ガスの供給を停止する。なお、バルブ304cを閉とした後、バルブ303cを開のままとし、処理室201内にパージガスとしての不活性ガス(Arガス)をシャワー状に供給することで、処理室201内に残留している酸化ガスを効率よく排気させることができる。
(窒化工程)
窒化工程では、NOガス供給系及びNOガス供給系から窒化ガス(窒素含有ガス)としてNOガス及びNOガスを処理室201内に同時に導入し、上述の酸化工程にてウエハ200表面に形成した酸化膜を窒化させる。なお、本実施形態では、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いたり、或いは窒化ガスとしてNOガスを単体で用いたりするのではなく、NOガスとNOガスとの両方を用いることとしている。
具体的には、マスフローコントローラ301bにより流量調整しつつ、バルブ301cを開とし、処理室201内にNOガスをシャワー状に供給する。また同時に、マスフローコントローラ302bにより流量調整しつつ、バルブ302cを開とし、処理室201内にNOガスをシャワー状に供給する。処理室201内に供給されたNOガス及びNOガスは、天井部233内及び処理室201内で混合し、ウエハ200表面に形成されている酸化膜に接触し、該酸化膜を窒化させる。その後、処理室201内に導入されたNOガス及びNOガスは、処理室201内を流下し、排気部231から排気される。ここで、マスフローコントローラ303bにより流量調整しつつ、バルブ303cを開とし、処理室201内にキャリアガスとしての不活性ガス(Arガス)をシャワー状に供給することで、処理室201内に窒化ガスを効率よく拡散させることができる。
所定時間(窒化工程時間)が経過し、ウエハ200表面に形成されている酸化膜の窒化が完了したら、バルブ301cを閉とし、処理室201内へのNOガスの供給を停止すると共に、バルブ302cを閉とし、処理室201内へのNOガスの供給を停止する。なお、バルブ301c,バルブ302cを閉とした後、バルブ303cを開のままとし、処
理室201内にパージガスとしての不活性ガス(Arガス)をシャワー状に供給することで、処理室201内に残留しているNOガス及びNOガスを効率よく排気させることができる。
なお、窒化工程においては、NOガスの流用に対するNOガスの流量の比率は、例えば10%以上20%以下とする。また、処理室201内の圧力を例えば400〜730Torrとする。また、処理室201内の温度が例えば800℃以下となるようにする。また、窒化工程時間は、例えば35分間とする。
(大気圧復帰工程及び降温工程)
窒化工程が完了したら、ボート217の回転を停止させてウエハ200の回転を停止する。そして、処理室201内の圧力を大気圧に復帰させつつ、ウエハ200を降温させる。具体的には、バルブ303cを開のままとして処理室201内に不活性ガスを供給しつつ、圧力センサ245により検出された圧力情報に基づいて圧力調整装置242のバルブの開度をフィードバック制御し、処理室201内の圧力を大気圧に昇圧する。そして、ヒータ206への通電量を制御して、ウエハ200の温度を降温させる。
(搬出工程)
その後、上述の搬入工程を逆の手順により表面の酸化膜が窒化されたウエハ200を処理室201内から搬出し、本実施形態に係る基板処理工程を終了する。
(3)本実施形態に係る効果
本実施形態によれば以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
(a)本実施形態に係る窒化工程では、NOガス供給系及びNOガス供給系から窒化ガス(窒素含有ガス)としてNOガス及びNOガスを処理室201内に同時に導入することとしている。すなわち、本実施形態に係る窒化工程では、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いるのではなく、NOガスとNOガスとの両方を用いることとしている。これにより、処理室201内におけるNO成分の比率が高まり、酸化膜中への窒素原子導入が比較的低い温度で可能となり、窒化工程時の処理室内の温度を低温にすることができると共に、酸化膜の窒化速度を向上させることが可能となる。
なお、図2及び図3は、窒化ガスとしてNOガス単体を処理室内に供給した際の参考例である。
図2は、NOガスが供給された処理室内からの排気ガスについてのFT−IR(Fourier Transform InfraRed spectrometer:フーリエ変換赤外光度分光計)によるスペクトルデータのグラフ図である。図2の横軸は排気ガスに照射した赤外線の波数(cm−1)を示し、縦軸は排気ガスにより吸収された赤外線の吸光度(absorbance)を示している。図2においては、処理室内に窒化ガスとしてNOガスを供給しつつ、キャリアガスとしてNガスを供給した。その際、NOガスの流量を2slmとし、処理室内に供給したキャリアガス(N)の流量を10slmとした。そして、処理室内の温度を室温から900℃まで変化させつつ、処理室内からの排気ガスに赤外線を照射して排気ガス中の成分を分析した。
図2に示すように、処理室内の温度が800℃を超えた付近からNOガスが分解してNO分子及びNO分子が生成され始め、900℃においてはほぼNO分子及びNO分子のみとなっていることが分かる。酸化膜中への窒素原子の導入に寄与するのは主にNO分子であると推測されることから、窒化ガスとしてNOガス単体を処理室内に供給する場合には、処理室内を800℃以上に加熱することが必要であることが分かる。
また、図3は、処理室内にNOガスを単体で供給して酸化膜を窒化処理した際の、酸化膜の深さ方向における窒素原子濃度分布(窒素原子プロファイル)を示すグラフ図である。図3の横軸は、酸化膜の表面からの深さ(nm)を示し、縦軸は酸化膜中の窒素原子の濃度(atomic%)を示している。なお、図3では、窒化対象である酸化膜の厚さを70Åとし、窒化工程時間を35分としている。処理室内の温度を900℃〜1000℃まで変化させた。
図3に示すように、処理室内を900℃から1000℃に上昇させるにつれて、酸化膜中の窒素原子の濃度が増大していることがわかる。これは、処理室内の温度を上昇させることによりNOガスの分解が進み、処理室内のNO分子の量が増大し、酸化膜中への窒素の導入が促進されていることが一要因と考えられる。
以上、図2、図3から、窒化ガスとしてNOガス単体を処理室内に供給する場合には、処理室内を800℃以上、好ましくは900℃〜1000℃の範囲に加熱することが必要であることが分かる。これに対して本実施形態においては、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いるのではなく、NOガスとNOガスとの両方を用いることとしている。これにより、処理室201内におけるNO成分の比率を高め、酸化膜中への窒素原子導入が比較的低い温度で可能となり、窒化工程時の処理室内の温度を低温にすることができると共に、酸化膜の窒化速度を向上させることが可能となる。
(b)また、本実施形態に係る窒化工程では、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いるのではなく、NOガスとNOガスとの両方を用いることとしている。NOガスはNOガスに比べて酸化力が小さいため、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いる場合と比較して、窒化工程を実施する際における酸化膜の膜厚増加を抑制することが出来る。
(c)また、本実施形態に係る窒化工程では、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いるのではなく、NOガスとNOガスとの両方を用いることとしている。このため、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いる場合と比較して、ウエハ200面内、ウエハ間のいずれにおいても酸化膜の窒化をより均一に行うことが出来る。
(d)また、本実施形態に係る窒化工程では、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いるのではなく、NOガスとNOガスとの両方を用いることとしている。これにより、酸化膜とウエハ200との界面付近に窒素原子が局在することを抑制できる。すなわち、窒化ガスとしてNOガスを単体で用いると、酸化膜とウエハ200との界面付近に窒素原子が局在する場合がある。これに対し、本実施形態によれば、窒化ガスとしてNOガスとNOガスとの両方を用いることとしているため、酸化膜とウエハ200との界面付近への窒素原子の局在を抑制することができ、酸化膜中への窒素の導入を促進させることが出来る。
(e)また、本実施形態に係る窒化工程では、NOガスの流用に対するNOガスの流量の比率を制御することにより、酸化膜中の深さ方向における窒素原子濃度分布(窒素原子プロファイル)を容易に制御することができる。例えば、NOガスの流用に対するNOガスの流量の比率を大きくすることで、酸化膜とウエハ200との界面付近に窒素原子を局在させることができる。また、NOガスの流用に対するNOガスの流量の比率を小さくすることで、酸化膜とウエハ200との界面付近における窒素原子の局在を抑制し、酸化膜中への窒素原子の導入を促進させることができる。そして、例えば、NOガスの流用に対するNOガスの流量の比率を10%以上20%に制御することにより、所望の窒素原子濃度分布(窒素原子プロファイル)を得ることが可能となる。
<本発明の他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、本発明は、本実施形態にかかる縦型の処理炉を備えた基板処理装置に限らず、枚葉式、Hot Wall型、Cold Wall型の処理炉を有する基板処理装置にも好適に適用できる。
<本発明の好ましい態様>
以下に、本発明の好ましい態様について付記する。
本発明の一態様によれば、
表面に酸化膜が形成された基板を処理室内に搬入する搬入工程と、
加熱手段により前記処理室内を所定温度に加熱しつつ、ガス供給手段により前記処理室内にNOガス及びNOガスを供給して前記酸化膜を窒化させる窒化工程と、
処理後の前記基板を前記処理室内から搬出する搬出工程と、を有する基板処理方法が提供される。
好ましくは、前記窒化工程では、前記所定温度を800℃以下とする。
好ましくは、前記窒化工程では、NOガスの流量に対するNOガスの流量の比率を所定範囲内とする。
好ましくは、NOガスの流量に対するNOガスの流量の比率を10%以上20%以下とする。
本発明の他の態様によれば、
表面に酸化膜が形成された基板を処理する処理室と、
前記処理室内にNOガス及びNOガスを供給するガス供給手段と、
前記処理室内の前記基板を加熱する加熱手段と、
前記ガス供給手段及び前記加熱手段を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記加熱手段により前記処理室内を所定温度に加熱しつつ、前記ガス供給手段により前記処理室内に前記NOガス及び前記NOガスを供給して前記酸化膜を窒化させる
基板処理装置が提供される。
好ましくは、前記所定温度を800℃以下とする。
好ましくは、前記制御部は、前記NOガスの流量に対する前記NOガスの流量の比率を所定範囲内とする。
好ましくは、NOガスの流量に対するNOガスの流量の比率を10%以上20%以下とする。
115 ボートエレベータ
200 ウエハ(基板)
201 処理室
202 処理炉
206 ヒータ
240 コントローラ

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  1. 表面に酸化膜が形成された基板を処理室内に搬入する搬入工程と、
    加熱手段により前記処理室内を所定温度に加熱しつつ、ガス供給手段により前記処理室内にNOガス及びNOガスを供給して前記酸化膜を窒化させる窒化工程と、
    処理後の前記基板を前記処理室内から搬出する搬出工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101396253B1 (ko) 2011-09-30 2014-05-16 가부시키가이샤 히다치 고쿠사이 덴키 반도체 장치의 제조 방법, 기판 처리 방법, 기판 처리 장치 및 기록 매체

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