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JP2010084050A - 薬剤含有樹脂成形体の製造方法および薬剤含有樹脂成形体 - Google Patents

薬剤含有樹脂成形体の製造方法および薬剤含有樹脂成形体 Download PDF

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JP2010084050A JP2008256020A JP2008256020A JP2010084050A JP 2010084050 A JP2010084050 A JP 2010084050A JP 2008256020 A JP2008256020 A JP 2008256020A JP 2008256020 A JP2008256020 A JP 2008256020A JP 2010084050 A JP2010084050 A JP 2010084050A
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美都子 山田
Taiichi Sakatani
泰一 阪谷
Kimiyoshi Nitta
公善 新田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】生産性に優れる薬剤含有樹脂成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂成形体を、第1の薬剤および第1の界面活性剤を含む第1の液と接触させて、薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。樹脂成形体を、第1の薬剤および第1の界面活性剤を含む第1の液と接触させた後、第1の液に含まれる界面活性剤と同じかまたは異なっていてもよい第2の界面活性剤と、前記第1の液に含まれる薬剤とは異なる第2の薬剤とを含む第2の液と接触させて、薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、薬剤を含有する樹脂成形体およびその製造技術に関する。
薬剤含有樹脂成形体として、樹脂成形体の表面に薬剤の一種である害虫防除剤をコートしたコートタイプの成形体や、害虫防除剤を熱可塑性樹脂に溶融混練して成形した練り込みタイプの成形体が幅広く使用されている(特許文献1、2参照)。
特開平4−65509号公報 特開平6−24907号公報
しかしながら上記した練りこみタイプの成形体を製造する場合には、樹脂が溶融する温度で薬剤を樹脂に練りこむため、使用する薬剤によっては多量に蒸散したり、分解したりしてしまい、使用する薬剤量に対して成形体に含有させることのできる薬剤量が少なく、薬剤含有樹脂成形体の生産性に劣ることがあった。一方コートタイプの成形体の場合には、薬剤を多く保持させることが難しいという問題があった。
本発明は、生産性に優れる薬剤含有樹脂成形体の製造方法を提供するものである。
すなわち本発明は、樹脂成形体を、第1の薬剤および第1の界面活性剤を含む第1の液と接触させて、薬剤含有樹脂成形体を製造する方法である。
本発明の薬剤含有樹脂成形体の製造方法によれば、薬剤含有樹脂成形体を生産性よく製造することができる。
本発明は、樹脂成形体を第1の薬剤および第1の界面活性剤を含む第1の液と接触させて、薬剤含有樹脂成形体を製造する方法である。
本発明における樹脂成形体を構成する樹脂は、特に限定されるものではなく、1種類の樹脂から構成されていてもよく、2種類以上の樹脂組成物から構成されていてもよい。また、1つの樹脂成形体のうち、部分毎に構成する樹脂が異なっていてもよい。樹脂成形体を構成する樹脂としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が挙げられ、熱可塑性樹脂であることが好ましい。
熱可塑性樹脂としては、特に限定はなく、ビニルモノマーを重合して得られる樹脂や縮重合系樹脂などがあげられる。
ビニルモノマーを重合して得られる樹脂としては、下記詳述するポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−エチレン−プロピレン共重合体(ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック共重合体)、スチレン−エチレン−ブテン共重合体(ポリスチレン−ポリ(エチレン/ブテン)ブロック共重合体)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体(ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)−ポリスチレンブロック共重合体)、エチレン−スチレン共重合体、などの不飽和芳香族含有樹脂;ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラールなどのポリビニルアルコール系樹脂;ポリメチルメタクリレート、モノマーとしてメタクリル酸エステル、アクリル酸エステル、メタクリル酸アミド、アクリル酸アミドを含むアクリル系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなど塩素系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリフッ化ビニリデンなどのフッ素系樹脂;などがあげられる。
縮重合系樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ乳酸、ポリエステル系液晶ポリマーなどのポリエステル系樹脂;エチレンジアミン−アジピン酸重縮合体(ナイロン−66)、ナイロン−6、ナイロン−12、ポリアミド系液晶ポリマーなどのポリアミド樹脂;ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンオキシド、ポリメチレンオキシド、アセタール樹脂などのポリエーテル系樹脂;セルロースおよびその誘導体などの多糖類系樹脂;などがあげられる。
熱硬化性樹脂としては、アラミド樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミンユリア樹脂などがあげられる。
熱可塑性樹脂の中でも、ポリオレフィン系樹脂が特に好ましく用いられる。ポリオレフィン系樹脂としては、α−オレフィン、シクロオレフィン、極性ビニルモノマー、などから選ばれる1種以上のモノマーを重合して得られる樹脂である。また、重合後、さらに変性されたものであってもよい。ポリオレフィン系樹脂が2種以上のモノマーを共重合して得られる樹脂である場合、ランダム共重合体であってもブロック共重合体であってもよい。
ポリオレフィン系樹脂としては、プロピレン系樹脂やエチレン系樹脂が挙げられる。以下、これらについて詳述する。
[プロピレン系樹脂]
プロピレン系樹脂とは、主にプロピレン由来の構成単位からなる樹脂であって、一般に結晶性のものであり、プロピレンの単独重合体のほか、プロピレンとそれに共重合可能なコモノマーとの共重合体であってもよい。
プロピレンと共重合されるコモノマーとしては、例えば、エチレンや、炭素原子数4〜20のα−オレフィンが挙げられる。この場合のα−オレフィンとしては、1−ブテン、2−メチル−1−プロペン;1−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン;1−ヘキセン、2−エチル−1−ブテン、2,3−ジメチル−1−ブテン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、3,3−ジメチル−1−ブテン;1−ヘプテン、2−メチル−1−ヘキセン、2,3−ジメチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ペンテン、2−メチル−3−エチル−1−ブテン; 1−オクテン、5−メチル−1−ヘプテン、2−エチル−1−ヘキセン、3,3−ジメチル−1−ヘキセン、2−メチル−3−エチル−1−ペンテン、2,3,4−トリメチル−1−ペンテン、2−プロピル−1−ペンテン、2,3−ジエチル−1−ブテン;1−ノネン;1−デセン;1−ウンデセン; 1−ドデセン;1−トリデセン;1−テトラデセン;1−ペンタデセン;1−ヘキサデセン;1−ヘプタデセン;1−オクタデセン;1−ノナデセンなどが挙げられる。
α−オレフィンの中で好ましいものは、炭素原子数4〜12のα−オレフィンであり、具体的には、1−ブテン、2−メチル−1−プロペン;1−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン;1−ヘキセン、2−エチル−1−ブテン、2,3−ジメチル−1−ブテン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、3,3−ジメチル−1−ブテン;1−ヘプテン、2−メチル−1−ヘキセン、2,3−ジメチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ペンテン、2−メチル−3−エチル−1−ブテン;1−オクテン、5−メチル−1−ヘプテン、2−エチル−1−ヘキセン、3,3−ジメチル−1−ヘキセン、2−メチル−3−エチル−1−ペンテン、
2,3,4−トリメチル−1−ペンテン、2−プロピル−1−ペンテン、2,3−ジエチル−1−ブテン;1−ノネン;1−デセン;1−ウンデセン;1−ドデセンなどを挙げることができる。共重合性の観点からは、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン及び1−オクテンが好ましく、とりわけ1−ブテン及び1−ヘキセンがより好ましい。
好ましいプロピレン系共重合体として、プロピレン/エチレン共重合体やプロピレン/1−ブテン共重合体を挙げることができる。プロピレン/エチレン共重合体やプロピレン/1−ブテン共重合体において、エチレン由来の構成単位の含量や1−ブテン由来の構成単位の含量は、例えば、「高分子分析ハンドブック」(1995年、紀伊国屋書店発行)の第616頁に記載されている方法により赤外線(IR)スペクトル測定を行い、求めることができる。
プロピレン系樹脂は、公知の重合用触媒を用いて、プロピレンを単独重合する方法や、プロピレンと他の共重合性コモノマーとを共重合する方法によって、製造することができる。公知の重合用触媒としては、例えば、次の(1)〜(3)のような触媒を挙げることができる。
(1)マグネシウム、チタン及びハロゲンを必須成分とする固体触媒成分からなるTi−Mg系触媒
(2)マグネシウム、チタン及びハロゲンを必須成分とする固体触媒成分に、有機アルミニウム化合物と、必要に応じて電子供与性化合物等の第三成分とを組み合わせた触媒系
(3)メタロセン系触媒
上記(1)および(2)における、マグネシウム、チタン及びハロゲンを必須成分とする固体触媒成分としては、例えば、特開昭61-218606号公報、特開昭61-287904号公報、特開平7-216017号公報などに記載の触媒系が挙げられる。
上記(2)における有機アルミニウム化合物として好ましくは、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリエチルアルミニウムとジエチルアルミニウムクロライドの混合物、テトラエチルジアルモキサンなどが挙げられ、電子供与性化合物として好ましくは、シクロヘキシルエチルジメトキシシラン、tert−ブチルプロピルジメトキシシラン、tert−ブチルエチルジメトキシシラン、ジシクロペンチルジメトキシシランなどが挙げられる。
プロピレン系樹脂は、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンの如き炭化水素化合物に代表される不活性溶剤を用いる溶液重合法、液状のモノマーを溶剤として用いる塊状重合法、気体のモノマーをそのまま重合させる気相重合法などによって製造することができる。これらの方法による重合は、バッチ式で行ってもよいし、連続式で行ってもよい。
プロピレン系樹脂の構造は、“ポリプロピレンハンドブック”(エドワード・P・ムーア・Jr編著,工業調査会(1998年発行))に記載されているアイソタクチック構造、シンジオタクチック構造、アタックチック構造のいずれの構造でもよく、また、これらの構造が混合したものであってもよい。本発明においては、耐熱性の点から、シンジオタクチックあるいはアイソタクチックのプロピレン系樹脂が好ましく用いられる。
上記(3)におけるメタロセン系触媒としては公知の触媒が用いられ、たとえば特開昭58−19309号公報、特開昭60−35005号公報、特開昭60−35006号公報、特開昭60−35007号公報、特開昭60−35008号公報、特開昭61−130314号公報、特開平3−163088号公報、特開平4−268307号公報、特開平9−12790号公報、特開平9−87313号公報、特開平10−508055号公報、特開平11−80233号公報、特表平10−508055号公報、特許第2587251号公報、特許第2627669号公報、特許第2668732号公報などに記載のメタロセン系触媒を例示することができる。これらの中でも、好適なメタロセン触媒の例としては、シクロペンタジエン形アニオン骨格を少なくとも1個有し、C1対称構造を有する周期表第3族〜第12族の遷移金属錯体が好ましく、特に特開2002−299334号公報に記載されているメタロセン系触媒が好ましい。
プロピレン系樹脂は、シンジオタチック構造であってもよい。シンジオタクチック構造のプロピレン系樹脂とは、135℃の1,2,4−トリクロロベンゼン溶液で測定した13C−NMRスペクトルにおいて、テトラメチルシランを基準として20.2ppmに観測されるピーク強度を、プロピレン単位のメチル基に帰属されるピーク強度の総和で割った値(シンジオタクチックペンタッド分率[rrrr])が、通常0.3〜0.9であるプロピレン系樹脂であり、好ましくは0.5〜0.9、さらに好ましくは0.7〜0.9であるプロピレン系樹脂である。なお、必要なピークの帰属は、A. Zambelli et al, Macromolecules, 6, 925 (1973)に従って行える。
シンジオタクチック構造のプロピレン系樹脂の製造方法は、特開平5−17589号公報、特開平5−131558号公報等に記載されているように、均質な活性種を有するメタロセン系触媒を用いてプロピレンを重合することにより製造される。
上記メタロセン系触媒は、活性種の性質が均質な触媒であり、このメタロセン系触媒を用いて製造されたシンジオタクチック構造のプロピレン系樹脂は、分子量分布や組成分布が狭いという特性を有する。また、メタロセン系触媒の配位子選択等により分子量の調整や規則性を制御することができる。
上記シンジオタクチック構造のプロピレン系樹脂は、融点が130〜150℃程度、密度が880Kg/mm3程度であり、結晶化度が30〜40%程度と小さい。このため、透明性、光沢性等に優れた成形体を得ることができる。
成形性の観点から、本発明に用いられるプロピレン系樹脂は、 JIS K 7210 に準拠して、温度230℃、荷重21.18Nで測定されるメルトフローレート(MFR)が0.1〜200g/10分であることが好ましく、0.5〜50g/10分であることがより好ましい。
[エチレン系樹脂]
エチレン系樹脂とは、主にエチレン由来の構成単位からなる樹脂であって、一般に結晶性のものであり、エチレンの単独重合体のほか、エチレンとそれに共重合可能なコモノマーとの共重合体であってもよい。例えば、エチレン−α−オレフィン共重合体、高密度ポリエチレン、高圧法低密度ポリエチレン、エチレン−エチレン系不飽和カルボン酸類共重合体などがあげられる。
エチレン系樹脂のメルトフローレート(MFR)は、加工性や成形体の機械的強度、耐熱性のバランスの観点から、通常0.01〜100g/10分であり、好ましくは0.1〜80g/10分であり、より好ましくは0.5〜70g/10分である。
[エチレン−α−オレフィン共重合体]
エチレン−α−オレフィン共重合体は、メタロセン系触媒やチーグラー・ナッタ触媒などを用いて、エチレンと炭素原子数4〜12のα−オレフィンを共重合して得られるエチレン−α−オレフィン共重合体である。
炭素原子数4〜12のα−オレフィンとしては、例えば、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、ノネン−1、デセン−1、ドデセン−1、4−メチル−ペンテン−1、4−メチル−ヘキセン−1、ビニルシクロヘキサン、ビニルシクロヘキセン、スチレン、ノルボルネン、ブタジエン、イソプレン等が挙げられ、好ましくはヘキセン−1、4−メチル−ペンテン−1、オクテン−1、である。さらにはシクロオレフィンも広義のα―オレフィンとして、ノルボルネン、ドモン、も好ましい。また、上記の炭素原子数4〜12のα−オレフィンは単独で用いてもよく、少なくとも2種を併用してもよい。
エチレン−α−オレフィン共重合体としては、触媒系によらず、例えば、エチレン−ブテン−1共重合体、エチレン−4−メチル−ペンテン−1共重合体、エチレン−ヘキセン−1共重合体、エチレン−オクテン−1共重合体等が挙げられ、好ましくはエチレン−ヘキセン−1共重合体、エチレン−4−メチル−ペンテン−1、エチレン−オクテン−1共重合体であり、より好ましくはエチレン−ヘキセン−1共重合体である。
エチレン−α−オレフィン共重合体の密度は、成形体の耐熱融着性、衝撃強度および透明性のバランスの観点から、通常880〜945Kg/m3であり、好ましくは890〜930Kg/m3であり、より好ましくは900〜925Kg/m3である。
メタロセン系触媒として、好ましくは、シクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基を有する遷移金属化合物を含む触媒系である。シクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基を有する遷移金属化合物とは、いわゆるメタロセン系化合物であり、例えば、一般式MLaXn-a(式中、Mは元素の周期律表の第4族又はランタナイド系列の遷移金属原子である。Lはシクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基又はヘテロ原子を含有する基であり、少なくとも一つはシクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基である。複数のLは互いに架橋していてもよい。Xはハロゲン原子、水素又は炭素原子数1〜20の炭化水素基である。nは遷移金属原子の原子価を表し、aは0<a≦nなる整数である。)で表され、単独で用いてもよく、少なくとも2種類を併用してもよい。
さらに、上記のメタロセン系触媒には、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム等の有機アルミニウム化合物、メチルアルモキサン等のアルモキサン化合物、および/またはトリチルテトラキスペンタフルオロフェニルボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキスペンタフルオロフェニルボレート等のイオン性化合物を組み合わせて用いられる。
また、上記のメタロセン系触媒は、上記のメタロセン系化合物と、有機アルミニウム化合物、アルモキサン化合物および/またはイオン性化合物とを、SiO2、Al23等の微粒子状無機担体、ポリエチレン、ポリスチレン等の微粒子状有機ポリマー担体に担持または含浸させた触媒であってもよい。
上記のメタロセン系触媒を用いる重合によって得られるエチレン−α−オレフィン共重合体としては、例えば、特開平9−183816号公報に記載されているエチレン−α−オレフィン共重合体が挙げられる。最近では、均一系触媒として後周期遷移金属錯体触媒などを用いる方法もある。
本発明で用いられるエチレン−α−オレフィン共重合体の製造方法としては、メタロセン触媒やチーグラー・ナッタ触媒等を用いる公知の重合方法が挙げられる。公知の重合方法としては、例えば、溶液重合法、スラリー重合法、高圧イオン重合法、気相重合法等が挙げられ、好ましくは気相重合法、溶液重合法、高圧イオン重合法であり、より好ましくは気相重合法である。
本発明で用いられる高密度ポリエチレンの密度は、成形体の耐熱融着性と衝撃強度とのバランスの観点から、通常945〜970Kg/m3であり、好ましくは945〜965Kg/m3である。
本発明で用いられる高密度ポリエチレンの製造方法としては、公知の重合触媒を用いる公知の重合方法が挙げられる。公知の重合触媒としては、例えば、チーグラー・ナッタ触媒等が挙げられ、公知の重合方法としては、前述のエチレン−α−オレフィン共重合体の製造方法で用いられる重合方法と同様の重合方法が挙げられる。高密度ポリエチレンの製造方法としては、例えば、チーグラー・ナッタ触媒を用いるスラリー重合方法が挙げられる。
高圧法低密度ポリエチレンの密度は、成形体の耐熱融着性と衝撃強度とのバランスの観点から、好ましくは915〜935Kg/m3であり、より好ましくは915〜930Kg/m3であり、さらに好ましくは918〜930Kg/m3である。
本発明で用いられる高圧法低密度ポリエチレンの製造方法としては、一般に、槽型反応器または管型反応器を用いて、ラジカル発生剤の存在下、重合圧力140〜300MPa、重合温度200〜300℃の条件下でエチレンを重合する方法が挙げられ、メルトフローレートを調節するために、分子量調節剤として水素、メタンやエタン等の炭化水素が用いられる。
[エチレン−エチレン系不飽和カルボン酸類共重合体]
エチレン−エチレン系不飽和カルボン酸類共重合体とは、エチレンとエチレン系不飽和カルボン酸類との共重合体である。エチレン系不飽和カルボン酸類とは、カルボン酸類であって、炭素−炭素二重結合などのような重合性の炭素−炭素不飽和結合であるエチレン系不飽和結合を有する化合物である。
エチレン系不飽和カルボン酸類としては、例えば飽和カルボン酸のビニルエステル、不飽和カルボン酸のビニルエステル、α,β−不飽和カルボン酸エステルなどが挙げられる。
飽和カルボン酸のビニルエステルとしては、炭素原子数2〜4程度の脂肪族カルボン酸のビニルエステルが好ましく、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニルなどが挙げられる。不飽和カルボン酸のビニルエステルとしては、炭素原子数2〜5程度の脂肪族カルボン酸のビニルエステルが好ましく、例えばアクリル酸ビニル、メタクリル酸ビニルなどが挙げられる。α,β−不飽和カルボン酸エステルとしては、炭素原子数3〜8程度の不飽和カルボン酸のエステルが好ましく、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t−ブチルなどのアクリル酸のアルキルエステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチルなどのメタクリル酸のアルキルエステルなどが挙げられる。かかるエチレン系不飽和カルボン酸類は、それぞれ単独または2種以上を組み合わせて用いられる。また、それらの加水分解物、例えばエチレン―酢酸ビニル共重合体の加水分解によって得られるエチレン―酢酸ビニル共重合体けん化物なども好ましく用いられる。
エチレン系不飽和カルボン酸類の中でも、酢酸ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、メタクリル酸メチルが好ましく、酢酸ビニルがさらに好ましい。エチレン−エチレン系不飽和カルボン酸類共重合体は、他のモノマー由来の構成単位を有していてもよい。
エチレン−エチレン系不飽和カルボン酸類共重合体におけるエチレン由来の構成単位の含有量は通常20〜99重量%、好ましくは40〜99重量%、より好ましくは60〜99重量%であり、エチレン系不飽和カルボン酸類由来の構成単位の含有量は通常80〜1重量%、好ましくは60〜1重量%、より好ましくは40〜1重量%である(ただしエチレン−エチレン系不飽和カルボン酸類共重合体を100重量%とする)。
エチレン−エチレン系不飽和カルボン酸類共重合体の製造方法としては、一般に、槽型反応器または管型反応器を用いて、ラジカル発生剤の存在下、重合圧力140〜300MPa、重合温度200〜300℃の条件下でエチレンとエチレン系不飽和カルボン酸類共重合体を共重合する方法が挙げられ、メルトフローレートを調節するために、分子量調節剤として水素、メタンやエタン等の炭化水素が用いられる。最近では、均一系触媒として後周期遷移金属錯体触媒などを用いる方法もある。
上記したプロピレン系樹脂やエチレン系樹脂に代表されるポリオレフィン系樹脂は、変性されていてもよい。変性ポリオレフィン系樹脂としては、以下の(1)〜(3)のような樹脂が挙げられる。
(1)オレフィンの単独重合体に、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体をグラフト重合して得られる変性ポリオレフィン系樹脂、
(2)少なくとも二種のオレフィンの共重合体に、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体をグラフト重合して得られる変性ポリオレフィン系樹脂、
(3)オレフィンを単独重合した後に少なくとも2種のオレフィンを共重合して得られるブロック共重合体に、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体をグラフト重合して得られる変性ポリオレフィン系樹脂
変性ポリオレフィン系樹脂の製造方法としては、例えば、“実用 ポリマーアロイ設計”(井出文雄著、工業調査会(1996年発行))、Prog.Polym.Sci.,24,81−142(1999)、特開2002−308947号公報等に記載されている方法が挙げられ、溶液法、バルク法、溶融混練法のいずれの方法を用いてもよい。また、これらの方法を組み合わせた製造方法であってもよい。
変性ポリオレフィン系樹脂の製造に用いられる不飽和カルボン酸としては、例えば、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アクリル酸、メタクリル酸等が挙げられる。
また、不飽和カルボン酸の誘導体としては、前記の不飽和カルボン酸の酸無水物、エステル化合物、アミド化合物、イミド化合物、金属塩等が挙げられ、その具体例としては、無水マレイン酸、無水イタコン酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸グリシジル、マレイン酸モノエチルエステル、マレイン酸ジエチルエステル、フマル酸モノメチルエステル、フマル酸ジメチルエステル、アクリルアミド、
メタクリルアミド、マレイン酸モノアミド、マレイン酸ジアミド、フマル酸モノアミド、マレイミド、N−ブチルマレイミド、メタクリル酸ナトリウム等が挙げられる。
また、クエン酸やリンゴ酸のように、プロピレン系樹脂にグラフトする工程で脱水して不飽和カルボン酸を生じるものを用いてもよい。
不飽和カルボン酸および/またはその誘導体として、好ましくはアクリル酸、メタクリル酸のグリシジルエステル、無水マレイン酸である。
変性ポリオレフィン樹脂として、好ましくは、以下の(4)や(5)のような樹脂が挙げられる。
(4)エチレンおよび/またはプロピレンに由来する単位をポリマーの主な構成単位とするポリオレフィン樹脂に、無水マレイン酸をグラフト重合することによって得られる変性ポリオレフィン系樹脂
(5)エチレンおよび/またはプロピレンを主な成分とするオレフィンと、メタクリル酸グリシジルエステルまたは無水マレイン酸とを共重合することによって得られる変性ポリオレフィン系樹脂
変性ポリオレフィン樹脂に含まれる、不飽和カルボン酸および/またはその誘導体に由来する構成単位の量としては、成形体の機械的強度の観点から、好ましくは0.1〜10重量%である(ただし変性ポリオレフィン樹脂の重量を100重量%とする)。
その他の変性ポリオレフィン系樹脂として、ケイ素、チタン、フッ素などの元素を含有したモノマー(カップリング剤)やそれらを含有したポリマーなどを、ポリオレフィン系樹脂と反応させたもの等があげられる。
本発明で使用する樹脂成形体は、ガラス転移温度が10℃以下である樹脂から構成されていることが好ましい。ガラス転移温度が10℃以下の樹脂としては、ポリエチレン(低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン)、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリブタジエン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−1−ブテン共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−1−ヘキセン共重合体、エチレン−1−オクテン共重合体、エチレン−1−デセン共重合体などのエチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−ノルボルネン共重合体、エチレン−プロピレン−ノルボルネン共重合体、などエチレン−シクロオレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニル−メチルメタクリレート共重合体などのエチレンと極性ビニルモノマーとの共重合体、アイオノマー樹脂、などのポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−エチレン−プロピレン共重合体(ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)ブロック共重合体)、スチレン−エチレン−ブテン共重合体(ポリスチレン−ポリ(エチレン/ブテン)ブロック共重合体)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体(ポリスチレン−ポリ(エチレン/プロピレン)−ポリスチレンブロック共重合体)、エチレン−スチレン共重合体、などの不飽和芳香族含有樹脂、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、などのフッ素系樹脂、などが挙げられる。ガラス転移温度が10℃以下の樹脂の配合量は特に限定されないが、60%以上が好ましく、80%以上がより好ましい。なお、本発明において、ガラス転移温度は、JIS K7121に従って測定される。
本発明の成形体には、少なくとも2種類の樹脂が混合されていてもよく、さらにそれらは相溶していても、相分離構造を形成していてもよい。
たとえば海−島の相分離構造を形成している場合には、島部分の樹脂の薬剤に対する溶解度が海部より高い場合には、薬剤を樹脂成形体に接触させた後、島部分に薬剤が相対的に高濃度に保持され(薬剤のタンク的役割をはたす)、長期間の徐放効果が得られやすい。逆に海−島の相分離構造の島部分の樹脂の薬剤に対する溶解度が海部より低い場合には、薬剤を樹脂成形体に接触させた後、海部分に薬剤が相対的に高濃度に保持され(島部は不活性な充填剤的役割をはたす)、ブリード促進となることから、初期の薬効が得られやすい。また、成形体と薬剤接触時の薬剤吸収の速度、効率を高めたりすることができる。
また、相溶構造では成形体を構成する樹脂の溶解度の平均が全体の溶解度を反映したり、樹脂の結晶間のスペースを拡大させたりすることから、多くの場合、ブリードを促進することができ、薬剤接触時の薬剤吸収の速度、効率を高めたりすることができる。
このように使用目的に合わせて樹脂を組み合わせ、構造を制御し、薬剤の放出挙動を制御したり、成形体と薬剤接触時の薬剤吸収の速度、効率を高めたりすることができる。
[樹脂成形体に含まれる樹脂添加剤]
本発明で用いられる樹脂成形体は、必要に応じて各種添加剤を含んでいてもよい。樹脂成形体中の添加剤量が、樹脂100重量部に対して2重量部以下、0.5重量部以下が好ましく、0.3重量部以下、さらに0.1重量部以下、特に0.05重量部以下であることが好ましい。これら樹脂添加剤は単独でも複数でも用いられる。
樹脂添加剤として、その種類に限定はない。例えばフェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、過酸化物スカベンジャー、ヒドロキシルアミン、滑剤、可塑剤、難燃剤、造核剤、金属不活性化剤、帯電防止剤、界面活性剤(防曇剤含む)、顔料、充填剤、アンチブロッキング剤、加工助剤、発泡剤、発泡助剤、乳化剤、光沢剤、中和剤、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスホフェナンスレン−10−オキシドなどの着色改良剤、ベンゾフラノン類(米国特許第4325853号公報、同4338244号公報、同5175312号公報、同5216053号公報、同5252643号公報、同4316611号公報、ドイツ特許公開公報4316622号公報、同4316876号公報、EP公開公報589839号公報、同591102号公報など)、インドリン類などの補助安定剤、などが例示できる。
フェノール系酸化防止剤としては、例えば2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,4,6−トリ−t−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2−t−ブチル−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−イソブチルフェノール、2,6−ジシクロペンチル−4−メチルフェノール、2−(α−メチルシクロヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジオクダデシル−4−メチルフェノール、2,4,6−トリシクロヘキシルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−メトキシメチルフェノール、2,6−ジ−ノニル−4−メチルフェノール、2,4−ジメチル−6−(1’−メチルウンデシル−1’−イル)フェノール、2,4−ジメチル−6−(1’−メチルヘプタデシル−1’−イル)フェノール、2,4−ジメチル−6−(1’−メチルトリデシル−1’−イル)フェノールおよびそれらの混合物などのアルキル化モノフェノール、
2,4−ジオクチルチオメチル−6−t−ブチルフェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−メチルフェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−エチルフェノール、2,6−ジドデシルチオメチル−4−ノニルフェノールおよびそれらの混合物などのアルキルチオメチルフェノール、
2,6−ジ−t−ブチル−4−メトキシフェノール、2,5−ジ−t−ブチルヒドロキノン、2,5−ジ−t−アミルヒドロキノン、2,6−ジフェニル−4−オクタデシルオキシフェノール、2,6−ジ−t−ブチルヒドロキノン、2,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル ステアレート、ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル) アジペートおよびそれらの混合物などのヒドロキノンおよびアルキル化ヒドロキノン、
α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロールおよびそれらの混合物などのトコフェロール、
2,2’−チオビス(6−t−ブチルフェノール)、2,2’−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−チオビス(4−オクチルフェノール)、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(2−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(3,6−ジ−t−アミルフェノール)、4,4’−(2,6−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ジスルフィドなどのヒドロキシル化チオジフェニルエーテル、
2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス[4−メチル−6−(α−メチルシクロヘキシル)フェノール)]、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−ノニルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(4−イソブチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス[6−(α−メチルベンジル)−4−ノニルフェノール]、2,2’−メチレンビス[6−(α,α−ジメチルベンジル)−4−ノニルフェノール]、4,4’−メチレンビス(6−t−ブチル−2−メチルフェノール)、4,4’−メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,6−ビス(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェノール、1,1,3−トリス(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、1,1−ビス(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−3−n−ドデシルメルカプトブタン、エチレングリコール ビス[3,3−ビス−3’−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)ブチレート]、ビス(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ジシクロペンタジエン、ビス[2−(3’−t−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルベンジル)−6−t−ブチル−4−メチルフェニル]テレフタレート、1,1−ビス(3,5−ジメチル−2−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4−n−ドデシルメルカプトブタン、1,1,5,5−テトラ(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ペンタン、2−t−ブチル−6−(3’−t−ブチル−5’−メチル−2’−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェニル アクリレート、2,4−ジ−t−ペンチル−6−[1−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ペンチルフェニル)エチル]フェニル アクリレートおよびそれらの混合物などのアルキリデンビスフェノールおよびその誘導体、
3,5,3’,5’−テトラ−t−ブチル−4,4’−ジヒドロキシジベンジルエーテル、オクタデシル−4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルベンジルメルカプトアセテート、トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)アミン、ビス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)ジチオテレフタレート、ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)スルフィド、イソオクチル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルメルカプトアセテートおよびそれらの混合物などのO−、N−およびS−ベンジル誘導体、
ジオクタデシル−2,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシベンジル)マロネート、ジオクタデシル−2−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)マロネート、ジドデシルメルカプトエチル−2,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネート、ビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル]−2,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネートおよびそれらの混合物などのヒドロキシベンジル化マロネート誘導体、
1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、1,4−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,3,5,6−テトラメチルベンゼン、2,4,6−トリス(3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)フェノールおよびそれらの混合物などの芳香族ヒドロキシベンジル誘導体、
2,4−ビス(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2−n−オクチルチオ−4,6−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2−n−オクチルチオ−4,6−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェノキシ)−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−フェノキシ)−1,3,5−トリアジン、トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌレート、トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルエチル)−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピル)−1,3,5−トリアジン、トリス(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、トリス[2−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシシンナモイルオキシ)エチル]イソシアヌレートおよびそれらの混合物などのトリアジン誘導体、
ジメチル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジエチル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル−5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルベンジルホスホネート、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸モノエステルのカルシウム塩およびそれらの混合物などのベンジルホスホネート誘導体、
4−ヒドロキシラウリル酸アニリド、4−ヒドロキシステアリン酸アニリド、オクチル−N−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)カルバネートおよびそれらの混合物などのアシルアミノフェノール誘導体、
β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸とメタノール、エタノール、オクタノール、オクタデカノール、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、チオエチレングリコール、スピログリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2,2,2]オクタンおよびそれらの混合物などの一価または多価アルコールとのエステル、
β−(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸とメタノール、エタノール、オクタノール、オクタデカノール、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、チオエチレングリコール、スピログリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2,2,2]オクタンおよびそれらの混合物などの一価または多価アルコールとのエステル、
β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸とメタノール、エタノール、オクタノール、オクタデカノール、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、チオエチレングリコール、スピログリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2,2,2]オクタンおよびそれらの混合物などの一価または多価アルコールとのエステル、
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル酢酸とメタノール、エタノール、オクタノール、オクタデカノール、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、チオエチレングリコール、スピログリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキサミド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2,2,2]オクタンおよびそれらの混合物などの一価または多価アルコールとのエステル、
N,N’−ビス[3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオニル]ヒドラジン、N,N’−ビス[3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオニル]ヘキサメチレンジアミン、N,N’−ビス[3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオニル]トリメチレンジアミンおよびそれらの混合物などのβ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアミドなどが挙げられる。また1分子中に例えば、フェノール系の酸化防止機構とリン系の酸化防止機構とを併せ持つユニットを有する複合型のフェノール系酸化防止剤も用いることができる。
イオウ系酸化防止剤としては、例えばジラウリル3,3’−チオジプロピオネート、トリデシル3,3’−チオジプロピオネート、ジミリスチル3,3’−チオジプロピオネート、ジステアリル 3,3’−チオジプロピオネート、ラウリルステアリル 3,3’−チオジプロピオネート、ネオペンタンテトライルテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネート)などが挙げられる。
リン系酸化防止剤としては、例えばトリフェニルホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、トリラウリルホスファイト、トリオクタデシルホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト、ジイソデシルペンタエリスリトージホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチル−6−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4,6−トリ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、トリステアリルソルビトールトリホスファイト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ジフェニレンジホスホナイト、2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)2−エチルヘキシルホスファイト、2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)フルオロホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチル−6−メチルフェニル)エチルホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチル−6−メチルフェニル)メチルホスファイト、2−(2,4,6−トリ−t−ブチルフェニル)−5−エチル−5−ブチル−1,3,2−オキサホスホリナン、2,2’,2’’−ニトリロ[トリエチル−トリス(3,3’,5,5’−テトラ−t−ブチル−1,1’−ビフェニル−2,2’−ジイル)ホスファイトおよびそれらの混合物などが挙げられる。また、特開2002−69260号公報記載のリン系酸化防止剤も好ましい。
紫外線吸収剤としては、例えばフェニルサリシレート、4−t−ブチルフェニルサリシレート、2,4−ジ−t−ブチルフェニル3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンゾエート、4−t−オクチルフェニルサリシレート、ビス(4−t−ブチルベンゾイル)レゾルシノール、ベンゾイルレゾルシノール、ヘシサデシル3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンゾエート、オクタデシル3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンゾエート、2−メチル−4,6−ジ−t−ブチルフェニル3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンゾエートおよびそれらの混合物などのサリシレート誘導体、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)メタン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノンおよびそれらの混合物などの2−ヒドロキシベンゾフェノン誘導体、
2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−t−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(5’−t−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’−s−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−オクチルオキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−t−アミル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’,5’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、2−[(3’−t−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)−5’−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3’−t−ブチル−5’−[2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチル]−2’−ヒドロキシフェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3’−t−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3’−t−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[3’−t−ブチル−2’−ヒドロキシ−5−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[3’−t−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−[2−(2−エチルヘキシルオキシ)カルボニルエチル]フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2−ヒドロキシ−3−(3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’−ドデシル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールおよび2−[3’−t−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−イソオクチルオキシカルボニルエチル)フェニル]ベンゾトリアゾールの混合物、2,2’−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール、2,2’−メチレンビス[4−t−ブチル−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]、ポリ(3〜11)(エチレングリコール)と2−[3’−t−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル]ベンゾトリアゾールとの縮合物、ポリ(3〜11)(エチレングリコール)とメチル3−[3−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−5−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネートとの縮合物、2−エチルヘキシル3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、オクチル3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、メチル3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニル]プロピオン酸およびそれらの混合物などの2−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾールなどが挙げられる。
光安定剤としては、例えばビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス((2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)スクシネート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(N−オクトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(N−ベンジルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(N−シクロヘキシルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−ブチルマロネート、ビス(1−アクロイル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)2,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−ブチルマロネート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルデカンジオエート、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルメタクリレート、4−[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ]−1−[2−(3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ)エチル]−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、2−メチル−2−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)アミノ−N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)プロピオンアミド、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル) 1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールおよび1−トリデカノールとの混合エステル化物、
1,2,3,4−ブタンテトラボン酸と2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノールおよび1−トリデカノールとの混合エステル化物、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールおよび3、9−ビス(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5・5]ウンデカンとの混合エステル化物、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノールおよび3,9−ビス(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5・5]ウンデカンとの混合エステル化物、ジメチルサクシネートと1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジンとの重縮合物、ポリ[(6−モルホリノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル)((2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ)ヘキサメチレン((2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ)]、ポリ[(6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)イミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル((2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ)ヘキサメチレン((2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ)]、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと1,2−ジブロモエタンとの重縮合物、N,N’,4,7−テトラキス[4,6−ビス(N−ブチル−N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)アミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル]−4,7−ジアザデカン−1,10ジアミン、N,N’,4−トリス[4,6−ビス(N−ブチル−N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)アミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル]−4,7−ジアザデカン−1,10−ジアミン、N,N’,4,7−テトラキス[4,6−ビス(N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)アミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル]−4,7−ジアザデカン−1,10−ジアミン、 N,N’,4−トリス[4,6−ビス(N−ブチル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)アミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル]−4,7−ジアザデカン−1,10−ジアミンおよびそれらの混合物などのヒンダードアミン系光安定剤、
エチルα−シアノ−β,β−ジフェニルアクリレート、イソオクチルα−シアノ−β,β−ジフェニルアクリレート、メチルα−カルボメトキシシンナメート、メチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシシンナメート、ブチルα−シアノ−β−メチル−p−メトキシシンナメート、メチルα−カルボメトキシ−p−メトキシシンナメートおよびN−(β−カルボメトキシ−β−シアノビニル)−2−メチルインドリンおよびそれらの混合物などのアクリレート系光安定剤、
2,2’−チオビス−[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]のニッケル錯体、ニッケルジブチルジチオカルバメート、モノアルキルエステルのニッケル塩、ケトキシムのニッケル錯体およびそれらの混合物などのニッケル系光安定剤、
4,4’−ジオクチルオキシオキサニリド、2,2’−ジエトキシオキサニリド、2,2’−ジオクチルオキシ−5,5’−ジ−t−ブチルアニリド、2,2’−ジドデシルオキシ−5,5’−ジ−t−ブチルアニリド、2−エトキシ−2’−エチルオキサニリド、N,N’−ビス(3−ジメチルアミノプロピル)オキサミド、2−エトキシ−5−t−ブチル−2’−エトキシアニリド、2−エトキシ−5,4’−ジ−t−ブチル−2’−エチルオキサニリドおよびそれらの混合物などのオキサミド系光安定剤、
2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2,4−ジヒドロキシフェニル−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル]−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(2−ヒドロキシ−4−プロピルオキシフェニル)−6−(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4,6−ビス(4−メチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−ブチルオキシプロポキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−オクチルオキシプロポキシ)フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジンおよびそれらの混合物などの2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリアジン系光安定剤などが挙げられる。
金属不活性化剤としては、例えばN,N’−ジフェニルオキサミド、N−サリチラル−N’−サリチロイルヒドラジン、N,N’−ビス(サリチロイル)ヒドラジン、N,N’−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヒドラジン、3−サリチロイルアミノ−1,2,4−トリアゾール、ビス(ベンジリデン)オキサリルジヒドラジド、オキサニリド、イソフタロイルジヒドラジド、セバコイルビスフェニルヒドラジド、N,N’−ビス(サリチロイル)オキサリルジヒドラジド、N,N’−ビス(サリチロイル)チオプロピオニルジヒドラジドおよびそれらの混合物などが挙げられる。
ヒドロキシルアミンとしては、例えばN,N−ジベンジルヒドロキシアミン、N,N−ジエチルヒドロキシアミン、N,N−ジオクチルヒドロキシアミン、N,N−ジラウリルヒドロキシアミン、N,N−ジテトラデシルヒドロキシアミン、N,N−ジヘキサデシルヒドロキシアミン、N,N−ジオクタデシルヒドロキシアミン、N−ヘキサデシル−N−オクタデシルヒドロキシアミン、N−ヘプタデシル−N−オクタデシルヒドロキシアミンおよびそれらの混合物などが挙げられる。
中和剤としては、例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ハイドロタルサイト(塩基性マグネシウム・アルミニウム・ヒドロキシ・カーボネート・ハイドレード)、メラミン、アミン、ポリアミド、ポリウレタンおよびそれらの混合物等が挙げられる。
滑剤としては、例えばパラフィン、ワックス等の脂肪族炭化水素、炭素数8〜22の高級脂肪族酸、炭素数8〜22の高級脂肪族酸金属(Al、Ca、Mg、Zn)塩、炭素数8〜22の脂肪族アルコール、ポリグリコール、炭素数4〜22の高級脂肪酸と炭素数4〜18の脂肪族1価アルコールとのエステル、炭素数8〜22の高級脂肪族アマイド、シリコーン油、ロジン誘導体などが挙げられる。例えばエルカ酸アミド、オレイン酸アミド、エチレンビスステアリルアーマイド、エルシルアマイド、ジメチルポリシロキサン等が例示される。
帯電防止剤としては、ポリマー型、オリゴマー型、モノマー型のいずれであってもよい。例えば、グリセリン脂肪酸エステル等の多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン混合組成物、非イオン系界面活性剤等が例示される。例えば、アルキルジエタノールアミド類、アルキルジエタノールのモノエステル類、ラウリルジエタノールアミド、ミリスチルジエタノールアミド、パルミチルジエタノールアミド、ステアリルジエタノールアミド、アルキルジエタノールアミドのモノラウリン酸エステル、アルキルジエタノールアミドのモノミリスチン酸エステル、アルキルジエタノールアミドのモノパルミチン酸エステル、アルキルジエタノールアミドのモノステアリン酸エステル等が挙げられる。
界面活性剤としては、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、両イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤があり、特に限定はない。樹脂との相溶性および熱安定性の観点から、非イオン界面活性剤が好ましく用いられる。また、これら界面活性剤は、薬剤を水に分散させるためにも用いられる。
具体的には、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノモンタネート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンジオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレンオキサイド付加物等のソルビタン系界面活性剤、グリセリンモノパルミテート、グリセリンモノステアレート、ジグリセリンジステアレート、トリグリセリンモノステアレート、テトラグリセリンジモンタネート、グリセリンモノオレエート、ジグリセリンモノオレエート、ジグリセリンセスキオレエート、テトラグリセリンモノオレエート、ヘキサグリセリンモノオレエート、ヘキサグリセリントリオレエート、テトラグリセリントリオレエート、テトラグリセリンモノラウレート、ヘキサグリセリンモノラウレート等のグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレンオキサイド付加物等のグリセリン系界面活性剤、ポリエチレングリコールモノパルミテート、ポリエチレングリコールモノステアレート等のポリエチレングリコール系界面活性剤、アルキルフェノールのアルキレンオキシド付加物、ソルビタン/グリセリン縮合物と有機酸とのエステル、ポリオキシエチレン(2モル)ステアリルアミン、ポリオキシエチレン(4モル)ステアリルアミン、ポリオキシエチレン(2モル)ステアリルアミンモノステアレート、ポリオキシエチレン(4モル)ラウリルアミンモノステアレート等のポリオキシエチレンアルキルアミン及びその脂肪酸エステル等が挙げられる。さらにパ−フルオロアルキル基、ω−ヒドロフルオロアルキル基等を有するフッ素化合物(特にフッ素系界面活性剤)、またアルキルシロキサン基を有するシリコン系化合物(特にシリコン系界面活性剤)等が挙げられる。フッ素系界面活性剤の具体例としては、ダイキン工業(株)製のユニダインDS−403、DS−406、DS−401(商品名)、セイミケミカル(株)製のサーフロンKC−40(商品名)等が挙げられ、シリコン系界面活性剤としては、東レダウコーニングシリコン(株)社製のSH−3746(商品名)が挙げられる。
アンチブロッキング剤としては、球状あるいはそれに近い形状の微粒子が、無機系、有機系を問わず使用できる。炭酸カルシウム、二酸化珪素、ポリメチルシルセスキオキサン、ケイ酸アルミニウム塩、ポリメチルメタクリレート架橋体が例示される。
造核剤としては、例えば以下の化合物が挙げられ、これらは2種以上を併用してもよい。ナトリウム2,2'-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)ホスフェート、[リン酸-2,2'-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)]ジヒドロオキシアルミニウム、ビス[リン酸-2,2'-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)]ヒドロオキシアルミニウム、トリス[リン酸-2,2'-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)]アルミニウム、ナトリウム ビス(4-t-ブチルフェニル)ホスフェート、安息香酸ナトリウムなどの安息香酸金属塩、p-t-ブチル安息香酸アルミニウム、1,3:2,4-ビス(o-ベンジリデン)ソルビトール、1,3:2,4-ビス(o-メチルベンジリデン)ソルビトール、1,3:2,4-ビス(o-エチルベンジリデン)ソルビトール、1,3-o-3,4-ジメチルベンジリデン-2,4-o-ベンジリデンソルビトール、1,3-o-ベンジリデン-2,4-o-3,4-ジメチルベンジリデンソルビトール、1,3:2,4-ビス(o-3,4-ジメチルベンジリデン)ソルビトール、1,3-o-p-クロロベンジリデン-2,4-o-3,4-ジメチルベンジリデンソルビトール、1,3-o-3,4-ジメチルベンジリデン-2,4-o-p-クロロベンジリデンソルビトール、1,3:2,4-ビス(o-p-クロロベンジリデン)ソルビトールおよびそれらの混合物、ロジン系のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、具体的にはロジンのリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩などの化合物である。ポリビニルシクロアルカンの如き高分子系造核剤も用いられる。
充填剤としては、例えば炭酸カルシウム、珪酸塩、ガラス繊維、アスベスト、タルク、カオリン、マイカ、硫酸バリウム、カーボンブラック、カーボンファイバー、ゼオライトおよびそれらの混合物等が挙げられる。
発泡剤および発泡助剤としては、例えばアゾジカルボン酸アミド等のアゾカルボン酸誘導体、N,N‘−ジニトロソペンタメチレンテトラミン等のニトロソ化合物、p,p’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド等のスルホニルヒドラジド化合物等が挙げられる。
架橋剤としては、例えばジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、3,5−ジメチル−2,5−(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチル−パーオキシ)ヘキサン−3、4,4‘−ビス(t−ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼン、1,1ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等が挙げられる。
本発明で用いる樹脂成形体の製造方法は、特に限定されるものではなく、押出成形、射出成形、プレス成形、ブロー成形、カレンダー成形等、公知の方法で製造することができる。またその形状も特に限定されない。シート、フィルム、ストランド、ネット、ペレット等や、射出成形やブロー成形で得られる格子形や立体形状の成形体があげられる。樹脂から紡糸したモノフィラメントまたはマルチフィラメントを加工して得た、蚊帳や防虫ネットなどの織物は、好ましい樹脂成形体の例である。フィラメントで構成された成形体では、一般に液体との接触効率が高くなり、薬剤の含有効率が高くなる。マルチフィラメントからなる成形体は、特に好適である。また、成形体は、単層の成形体でもよいし、多層成形体であってもよい。ガラス転移温度が10℃以下の樹脂が成形体の表面を構成していることが、薬剤吸収性の観点から好ましい。
使用する樹脂成形体は、薬剤を含有していてもよい。成形時に薬剤を添加する方法としては、特に限定されないが、予めバンバリーミキサーで樹脂と薬剤からなる組成物を混練加工する方法や、2軸の押出し機で樹脂を溶融押出しする過程で薬剤を定量フィードにより添加する方法などが挙げられる。このようにして得たコンパウンドまたはマスターバッチを原料として、各種成形を行うことで薬剤を含有した樹脂成形体を得る。樹脂成形体に含まれる薬剤とは、後述する第1の液に含まれる第1の薬剤と同様のものが挙げられる。樹脂成形体は、薬剤を2種類以上含んでいてもよい。
樹脂成形体は、薬剤を含有しやすいように多孔質粒子を含んでいてもよい。多孔質粒子としてはシリカ粒子が挙げられる。多孔質粒子を含む樹脂成形体に薬剤を含む前記液体を接触させることにより、薬剤が多孔質粒子に担持され、その結果、長期に渡って薬剤をブリードさせることが可能となる。樹脂成形体に含まれる多孔質粒子の平均粒径は、通常0.01〜40μmの範囲であり、0.03〜20μmの範囲であることがより好ましい。
本発明では、上記したような樹脂成形体を、第1の薬剤および第1の界面活性剤を含む第1の液と接触させて、薬剤含有樹脂成形体を製造する。
第1の液に含まれる第1の薬剤としては、害虫防除剤、農業用に使われる殺菌剤、防黴剤、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、植物成長調整剤などの農薬や肥料、さらに、芳香剤、消臭剤、化粧品、医薬品、医薬部外品、抗菌剤、抗黴剤、抗ウイルス剤、防藻剤、防腐剤、天然ハーブ抽出油、防鳥剤、防獣剤、水中生物付着防止剤などが用いられる。第1の薬剤として、2種類以上を含んでいてもよい。
本発明において、害虫防除剤とは、殺虫機能、防虫機能、害虫忌避機能、昆虫成長阻害機能等を有する剤の総称である。好ましい態様において、害虫防除剤は、ベクターコントロール(媒介体制御)に効果がある殺虫剤を含有する。ベクターコントロールとは、マラリアやデング熱などの感染病を防ぐ目的で、原虫やウイルスを媒介する蚊などの虫を駆除することをいう。第1の液は、第1の薬剤として2種類以上の害虫防除剤を含有することが好ましい。
害虫防除剤は、以下の(A)〜(D)からなる群から選ばれる1種以上の化合物であることが好ましい。
(A)ピレスロイド系化合物
(B)カーバメート系化合物
(C)有機リン系化合物
(D)ネオニコチノイド系化合物
なかでも特にピレスロイド系化合物が好ましい。これらのうち作用機序が異なる2種類以上の害虫防除剤を併用すれば、感染症を媒介する昆虫の害虫防除剤に対する抵抗性を発現しにくくできるためより好ましい。
ピレスロイド系化合物としては、例えば、エトフェンプロックス、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フェンプロパスリン、サイパーメスリン、パーメスリン、サイハロスリン、デルタメスリン、サイクロプロスリン、フルバリネート、ビフェンスリン、トラロメスリン、シラフルオフェン、D−フェノスリン、サイフェノスリン、アクリナスリン、サイフルスリン、テフルスリン、トランスフルスリン、テトラメスリン、アレスリン、プラレスリン、エンペントリン、イミプロスリン、D−フラメスリンなどが挙げられる。
カーバメート系化合物としては、例えば、アラニカルブ、ベンジオカルブ、カルバニル、イソプロカルブ、カルボスルファン、フェノキシカルブ、インドキサカルブ、プロポクサー、ピリミカルブ、チオジオカルブ、メソミル、エチオフェンカルブ、フェノチオカルブ、カルタップ、フェノブカルブ、XMC、キシリルカルブなどが挙げられる。
有機リン系化合物としては、例えば、フェニトロチオン、ダイアジノン、ピリダフェンチオン、ピリミフォスエチル、ピリミフォスメチル、エトリムフォス、フェンチオン、フォキシム、クロルピリフォス、クロルピリフォスメチル、サイアノフォス、ピラクロフォス、アセフェート、アザメチフォス、マラチオン、テメフォス、ジメトエート、フォルモチオン、フェントエートなどが挙げられる。
ネオニコチノイド系化合物としては、例えば、クロチアニジン、チアメトキサム、ニテンピラム、ニチアジン、アセタミプリド、イミダクロプリド、チアクロプリド、ニテンピラム、フロニカミドなどが挙げられる。
さらに害虫防除剤の効果を高める共力剤として、ピペロニルブトキサイド、N−オクチルビシクロヘプテンジカルボキシイミド、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ[2,2,2]オクト−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド、オクタクロロジプロピルエーテルなどを配合することもできる。共力剤の配合量は害虫防除剤に対して0.1〜10倍が好ましく、0.1〜3倍がより好ましい。特にピレスロイド系化合物と共力剤とを併用することが好ましい。
第1の薬剤は液化した状態で成形体と接触させる。薬剤が常温で液状であれば、そのまま使用してもよい。常温で固体のものは、融点以上に加熱して液状にして用いることが好ましい。あるいは、薬剤に適した溶媒に溶解または分散させることで液化してもよい。このとき、溶媒としては特に限定されないが、環境への安全性を考慮して、水系溶媒、例えば水および/またはアルコールが好ましく、特に水が好ましい。
第1の液中での薬剤の濃度は、樹脂成形体を第1の液と接触させる温度における薬剤の飽和溶解度を超えた濃度であることが好ましい。過飽和状態とすることで、液中に溶解した薬剤が成形体に吸収されても液中の薬剤濃度を維持できる。液中の薬剤の濃度は、樹脂成形体に均一に含有させやすくするため、10重量%以下が好ましく、特に5重量%以下であることが好ましい。また、薬剤を有効量樹脂成形体に含有させやすくするため、0.1重量%以上であることが好ましく、0.3重量%以上であることがより好ましく、0.5重量%以上であることがさらに好ましい。ただしこれらは、第1の液の重量を100重量%とするときの値である。
第1の液は、第1の界面活性剤を含有する。界面活性剤としては、特に限定されず、先に樹脂添加剤として挙げた界面活性剤の中から選ばれる。例えば、アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩などの陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤、グリセリン脂肪酸エステル、リグニンスルホン酸塩、アビエチン酸塩、ジナフチルメタンジスルホン酸塩などが挙げられる。界面活性剤は、第1の液の重量を100重量%とするとき、0.001〜1重量%が好ましく、特に0.01〜0.5重量%が好ましい。
第1の液に含まれる第1の薬剤に対する第1の界面活性剤の割合は、通常、重量比で、薬剤/界面活性剤=100/1〜1/1であり、好ましくは50/1〜2/1であり、より好ましくは20/1〜5/1である。
本発明は、水系溶媒と相溶しない第1の薬剤と、水系溶媒とを用いる場合、特に有効である。第1の薬剤および水系溶媒を含む第1の液は、第1の界面活性剤をも含有するため、、該第1の液中で第1の薬剤はエマルジョン状態となる。このような第1の液と樹脂成形体とを接触させることにより、第1の液が界面活性剤を含有しない場合に比べて、第1の薬剤を多量に樹脂成形体に含有させることができる。
さらに、成形体への付着を促進する目的で、薬剤を含む液にバインダーを加えてもよい。バインダーは有機系、無機系のものがあるが特に限定されない。有機系バインダーとしては樹脂バインダーが挙げられ、塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化ビニリデンなどのホモもしくはコポリマーを含むビニル系樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、フッ素樹脂、それらの変性樹脂が含まれる。液中でエマルションもしくはディスパージョンの形で存在する。
無機系バインダーとしては、無機コロイドが好ましい。無機コロイドとしては公知の無機コロイドを用いることができ、例えば金属コロイド溶液、酸化物コロイド溶液、水酸化物コロイド溶液、炭酸塩コロイド溶液、硫酸塩コロイド溶液等が挙げられる。金属コロイド溶液に含まれる金属元素としては、金、パラジウム、白金、銀等が例示される。酸化物コロイド溶液、水酸化物コロイド溶液、炭酸塩コロイド溶液、または硫酸塩コロイド溶液に含まれる元素としては、珪素、アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、バリウム、チタン、ジルコニウム、マンガン、鉄、セリウム、ニッケル、スズ等が例示される。中でも酸化物コロイド溶液または水酸化物コロイド溶液を用いることが好ましく、特に珪素の酸化物コロイド溶液が好ましい。
上記の場合、粒子の大きさは溶媒中にコロイド状に分散できる大きさであれば特に限定されず、平均粒子径1〜500nmのものが用いられるが、2nm〜100nmが好ましく、5nm〜70nmのものがより好ましい。
第1の液と、樹脂成形体を接触させると、第1の薬剤は成形体を構成する樹脂中へと移動する。このとき薬剤が成形体中へ移動するためには、成形体を構成する樹脂のガラス転移温度(Tg)が接触時の温度より十分に低いことが好ましい。このとき樹脂成形体や第1の液体の温度が高いほど、第1の薬剤の樹脂成形体への移行速度や濃度が増加して短時間で処理を行なうことができるが、温度が高すぎると接触処理中の害虫防除剤の蒸散損失が多くなる。このことを考慮して、樹脂成形体を第1の液体へ接触させるときの温度は100℃以下に調整することが好ましく、さらに80℃以下が好ましい。
第1の液と、樹脂成形体を接触させる方法は特に限定されないが、樹脂成形体の薬剤を付与したい部分に該液体が接触するように行うことが重要である。例えば、第1の薬剤と第1の界面活性剤を含む第1の液に樹脂成形体を浸漬する方法、あるいは、樹脂成形体に第1の薬剤と第1の界面活性剤を含む第1の液を塗布したり吹き付ける方法などがある。樹脂成形体に接触させる液体の量は、液中の薬剤の濃度などに応じて適宜決定される。第1の薬剤と第1の界面活性剤を含む第1の液に樹脂成形体を浸漬する場合には、第1の液を撹拌しながら樹脂成形体を浸漬することが好ましい。これにより、樹脂成形体に均一に短時間で薬剤を含有させることができる。
薬剤含有樹脂成形体に含有される薬剤の量は、成形体の表面積1m2あたり0.1〜10gであることが好ましく、より好ましくは0.5g以上、さらに好ましくは1g以上である。予め成形体に薬剤を添加していた場合、薬剤含有樹脂成形体中の薬剤の合計は10重量%以下であることが好ましく、5重量%以下であることがより好ましい。
本発明の工程は複数回繰り返してもよい。第1の液と成形体を繰り返し接触させれば、成形体に含有される第1の薬剤の濃度を高めることができる。
また、樹脂成形体を、第1の薬剤および第1の界面活性剤を含む第1の液と接触させた後、第1の液に含まれる界面活性剤と同じかまたは異なっていてもよい第2の界面活性剤と、前記第1の液に含まれる薬剤とは異なる第2の薬剤とを含む第2の液と接触させて、薬剤含有樹脂成形体を製造してもよい。このように樹脂成形体を異なる薬剤を含む液に接触させた場合には、ひとつの成形体に複数種類の薬剤を同時に含有させることができる。第1の液に含まれる第1の界面活性剤と、第2の液に含まれる第2の界面活性剤の種類や濃度は同じであってもよく、異なっていてもよい。接触させる方法も、塗布や浸漬など同じであってもよく、異なっていてもよい。また、さらに第3の液に接触させる工程、第4の液に接触させる工程、と工程を繰り返してもよい。
また、使用する樹脂成形体として、予め薬剤が練りこまれている樹脂成形体を用い、該樹脂成形体を第1の液に接触させることによっても、上記と同様の効果が得られる。すなわち、予め練りこまれた薬剤と同じ薬剤を含む第1の液と接触させた場合には、成形体中の薬剤濃度を高めることができ、予め練りこまれた薬剤と異なる薬剤を含む第1の液と接触させた場合には、2種類の薬剤を含む薬剤含有樹脂成形体を得ることができる。
第1の液と樹脂成形体を一度接触させた後、次に第2の液と接触させるときには、前記成形体は第1の液で濡れたままでもよいが、連続的に製造する場合、第2の液の純度を保つため、樹脂成形体の表面にある第1の液を除去、乾燥させてから第2の液に浸漬することが好ましい。
樹脂成形体の表面にある余分な液を除去する方法としては、特に限定されず、紙や布などの吸水性材料に接触させて吸い取らせたり、風を当てて吹き飛ばしたり、成形体を回転させて遠心力で吹き飛ばす方法などが挙げられる。
さらに成形体の表面を乾燥させる方法としては、特に限定されず、オーブンで加温したり、真空乾燥機を用いたり、ドライヤーで風を当てる、などの方法が挙げられる。
本発明によれば、高温で加工すると分解しやすい薬剤や蒸散しやすい薬剤であっても、安定的に成形体に含有させることができる。例えば分解温度が200℃以下の薬剤や、20℃における蒸気圧が1.0×10-3Pa以上であるような薬剤を成形体に含有させる際に、好適な方法である。
本発明で得られる薬剤含有樹脂成形体は、種々の用途に使用できる。例えば、壁紙、壁材、床材、天井材などの内装部材、照明カバー、扇風機の羽、エアコンのファンなどの家電製品の部材、浄化槽、ペットのノミ除けに使われる首輪や衣類、タンスやクローゼットの防カビ・虫除け材などが挙げられる。
本発明において樹脂成形体としてモノフィラメントまたはマルチフィラメントの繊維を用いた場合に得られる薬剤含有繊維は、衣類、家庭用品、日用雑貨、アウトドア用品、農林水産用品、衛生用品などの防虫機能を有する繊維製品に利用することができる。
モノフィラメントとは、1本の単糸からなる連続糸である。通常モノフィラメントは、ひとつのダイに数十から数百個ある紡糸ノズルから溶融押出ししたフィラメントを一本ずつ冷却、延伸したものを引取り製造される。モノフィラメントは、釣り糸、ブラシ、テニスラケットのガット、漁網等として用いられている。
モノフィラメントの断面形状は特に限定はなく、円形、中空、扁平、正方形、半月状、三角形、5角以上の多角形などいかなる断面形状を有するものでよい。さらに、芯鞘型、海島型などの複合モノフィラメントであってもよい。本発明における樹脂成形体がモノフィラメントである場合、50〜1000デニールがよく、用途によって適宜選択できる。
マルチフィラメントとは、数本から数十本のフィラメントを撚り合わせて1本の糸とするもので、ロープ、ネット、カーペットのパイル素材、不織布の原糸等に用いられる。
マルチフィラメントの製造方法は、次のような方法があげられる。まず、紡糸ノズルから吐出された多数の溶融フィラメントを、冷却ゾーンを通過させて冷却する。ここでの冷却は単糸フィラメントが互いに融着しない程度でよく、冷却後、オイリングローラーにより油剤が付与される。未延伸糸を巻き取った後、または続けて延伸工程において撚り(ドラフト)をかけて引取り製造される。
本発明における樹脂成形体がマルチフィラメントである場合、その単繊維は1〜100デニールであり、トータルとしては50〜500デニールがよく、用途によって適宜選択できる。
繊維製品である家庭用品や日用雑貨としては例えば、蚊帳、防虫網、布団カバー、布団袋、カーテン、クッション、座布団、ソファカバー、流し台用マット、浴室用マット、洗面台用マット、便所用マット、便座カバー、衣装カバー、敷物などがあげられる。
農林水産用品としては例えば、防虫ネット、害虫防除シート、漁網など、アウトドア用品としては、テント、ハンモック、ロープ、寝袋など、衛生用品としては、マスク、絆創膏、包帯などがあげられる。
なかでも特に、蚊帳として用いた場合は、マラリアなどの感染症を媒介する蚊が繊維表面の害虫防除剤と接触することで殺虫効果を奏する。このような殺虫方法は、環境に安全な駆除方法であり、好ましい。
また、樹脂成形体として、上記したような各種製品、例えば蚊帳を用い、これを第1の液と接触させることにより、薬剤含有蚊帳を得ることもできる。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はかかる実施例に限定されるものでない。
なお、評価は以下の方法で行なった。
[害虫防除剤の含有率測定]
害虫防除剤を含む液体に接触させる前の樹脂成形体の重量(Aグラム)、および害虫防除剤を含む液体に接触させ、乾燥させた後の樹脂成形体の重量(Bグラム)を測定する。C(%)=(B−A)/A×100として、で定義されるC(%)を害虫防除剤の含有率とした。
[ネットの成形]
(1)マスターバッチおよび原料の作製
多孔質粒子(多孔質シリカ、平均粒径12μ)45.8重量%、ピレスロイド系殺虫剤であるパーメスリン(20℃における蒸気圧7×10-5Pa)47.2重量%、酸化防止剤BHT1.6重量%をミキサーで混合して薬剤含有粉末を作製し、さらにステアリン酸亜鉛29.7重量部、白色顔料14.5重量部を配合して混合し、薬剤含有混合物を得た。
前記薬剤含有混合物35.7重量%と、LDPE(住友化学製スミカセン G803−1)44.2重量%を混合した芯層と、鞘層にHDPE(三井化学製ハイゼックス 2200J)20.2重量%を用いた2層とし、二軸押出機で、溶融混練ゾーン温度200℃、ダイス温度200℃で押し出し、押出されたストランドを冷却水槽に通して冷却した後、ペレタイザーでカットして、マスターバッチを得た。
このマスターバッチ17重量%、HDPE(三井化学製ハイゼックス 440M)83重量%を混合し、二軸押出機で、溶融混練ゾーン温度210℃、ダイス温度210℃で押し出し、押出されたストランドを冷却水槽に通して冷却した後、ペレタイザーでカットして、原料のペレットを得た。
(2)繊維の作製
前記原料を用いて溶融紡糸を行なった。押出機のシリンダー温度130〜210℃、ダイス温度230℃で押出したストランドを、第1引取り速度13m/minで引き取りながら水冷した後、延伸水槽に導き、沸騰状態(95℃以上)の延伸水槽中を、第2引取り速度105m/minで引取り、延伸倍率8倍に延伸した繊維を得た。この繊維は190デニール、糸径は160μmであった。
(3)ネットの作製
前記繊維を用いて、ラッセル織りにより、網目サイズ4mm、目付重量50g/m2のパーメスリンを2重量%含有するネットを得た。
[シートの成形]
コポリマー濃度15重量%のエチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA;住友化学製「アクリフトWH302」)をシリンダー温度160℃、ダイス温度180℃、引取速度5m/分にて折幅30cmの単層インフレーション成形し、厚み100μmのシートを得た。
[実施例1]
水1リットル、フェニトロチオン(有機リン系殺虫剤、20℃における蒸気圧1.8×10-2Pa)10g、食器洗い用中性洗剤(界面活性剤主成分としてアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム30重量%含有)5gを分散させた分散液を調製した。その分散液を攪拌しながら前記ネット(10cm×15cm、重量0.72g)浸漬した。3時間攪拌したあと撹拌を停止し、引き続き18時間浸漬しておいた。その後、ネットを引き上げ、表面をキムタオルでふき取り、気温23℃湿度50%RHの環境試験室で24時間乾燥させた。乾燥後のネットの重量増加は0.04gであり、フェニトロチオンの含有率は5.6重量%であった。これにより、パーメスリン2重量%とフェニトロチオン5.6重量%を同時に含有するネットを得た。
[実施例2]
フェニトロチオンの代わりに共力剤PBO(ピペロニルブトキサイド)10gを用いた以外は実施例1と同様に行った。このとき、浸漬前のネットの重量は0.76g、乾燥後の重量増加は0.06gであり、PBOの含有率は7.9重量%であった。これにより、パーメスリン2重量%とPBO7.9重量%を同時に含有するネットを得た。
[実施例3]
ネットの代わりに前記EMMAシートを用いた以外は実施例1と同様に行った。このとき浸漬前のシートの重量は1.39g、乾燥後の重量増加は0.05gであり、フェニトロチオンの含有率は3.6重量%であった。
[比較例1]
食器洗い用中性洗剤を加えなかった以外は実施例1と同様に行った。このとき、浸漬前のネットの重量は0.71g、乾燥後の重量増加はわずかに0.004gであり、フェニトロチオンの含有率は0.56重量%であった。

Claims (14)

  1. 樹脂成形体を、第1の薬剤および第1の界面活性剤を含む第1の液と接触させて、薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  2. 前記第1の液が、さらに水を含む請求項1に記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  3. 前記第1の液が、さらにバインダーを含む請求項1または2に記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  4. 前記第1の薬剤が害虫防除剤である請求項1〜3のいずれかに記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  5. 前記第1の薬剤として、2種類以上の害虫防除剤を含む請求項3に記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  6. 前記害虫防除剤が、以下の(A)〜(D)からなる群から選ばれる1種以上の化合物である請求項4に記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
    (A)ピレスロイド系化合物
    (B)カーバメート系化合物
    (C)有機リン系化合物
    (D)ネオニコチノイド系化合物
  7. 前記第1の薬剤が、(A)ピレスロイド系化合物と、共力剤である請求項1〜6のいずれかに記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  8. 前記樹脂成形体が、少なくとも2種類の樹脂からなる請求項1〜7のいずれかに記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  9. 前記樹脂成形体が相分離構造を有する請求項8に記載の薬剤含有樹脂成形体の製造方法。
  10. 前記樹脂成形体が、薬剤を含有する請求項1〜9のいずれかに記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法において、
    樹脂成形体を、第1の薬剤および第1の界面活性剤を含む第1の液と接触させた後、
    第1の液に含まれる界面活性剤と同じかまたは異なっていてもよい第2の界面活性剤と、前記第1の液に含まれる薬剤とは異なる第2の薬剤とを含む第2の液と接触させて、
    薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  12. 前記樹脂成形体が、モノフィラメントまたはマルチフィラメントからなる織物である請求項1〜11のいずれかに記載の薬剤含有樹脂成形体を製造する方法。
  13. 請求項1〜12のいずれかの方法により得られる薬剤含有樹脂成形体。
  14. 蚊帳である請求項13に記載の薬剤含有樹脂成形体。
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