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JP2009292038A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP2009292038A
JP2009292038A JP2008147907A JP2008147907A JP2009292038A JP 2009292038 A JP2009292038 A JP 2009292038A JP 2008147907 A JP2008147907 A JP 2008147907A JP 2008147907 A JP2008147907 A JP 2008147907A JP 2009292038 A JP2009292038 A JP 2009292038A
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Yosuke Kojima
陽介 小島
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Abstract

【課題】ユーザがタイミング良く最大積載部数のシート束を取り除けるようにする。
【解決手段】製本装置は、シート束の束厚さ検知センサSS4と、スタッカのシート束を検知するストッパ検知センサSS5と、シート束厚み情報に基づいてスタッカに積載されるシート束の最大積載部数を算出する算出部72と、最大積載部数と所望製本部数とを比較して、少ない方の部数を接着剤塗布部B2及び表紙綴じ部B3で連続して製本処理し、スタッカから最大積載部数のシート束が除去されることをストッパ検知センサが検知した場合、所望製本部数から最大積載部数を引いた残りの部数と最大積載部数とを比較して少ない方の部数を新たに選択し、新たな部数を接着剤塗布部及び表紙綴じ部にて連続して製本処理し、新たな部数が最大積載部数以下になるまで繰り返して製本処理をする製本制御部75と、少ない方の部数を報知する表示部74aと、を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、製本処理されたシート束を積載する積載トレイに実際に厚みを検知されたシート束を積載される部数、あるいは、積載される部数を製本処理するのに要する時間を表示できるシート処理装置、及びこのシート処理装置を備えた画像形成装置に関する。
シートに画像を形成する画像形成装置には、画像を形成されたシート束を製本処理するシート処理装置を備えたタイプのものがある。
シート処理装置には、積載トレイの積載可能枚数を越えないように、画像形成するシートの部数に応じて積載トレイの排紙可能容量や積載トレイに積載されているシートの厚み、枚数などを検出して、排出先を選択できるタイプのものがある(特許文献1参照)。
特開平10−291726号公報
しかし、一般に、シート束を製本処理するシート処理装置は、処理トレイに積載されるシート束の最大積載部数以上のシート束を製本する場合、処理トレイに複数回に分けてシート束を積載するようになっている。この場合、シート処理装置は、処理トレイに少なくとも1回シート束を満載にし、その満載したシート束を取り除いた後、さらに処理トレイにシート束の積載を継続するようになっている。そして、シート処理装置の稼動効率を向上させるため、ユーザは、満載されるシート束数(最大積載部数)を予測して、その予測した部数のシート束が満載になった頃を見計らって、シート束を取り除いていた。
しかし、従来のシート処理装置は、シートの厚みにバラツキがある場合、シート束の厚みが異なって、予測した最大積載部数にバラツキが生じ、最大積載部数の予測が外れて、シート束をタイミングよく取り除くことができないことがあった。そこで、ユーザは、上記予測した最大積載部数のシート束が積載される以前に、積載トレイの傍に待機していた。このため、従来のシート処理装置は、使い勝手が悪かった。
本発明は、シート束の厚みを検知して、処理トレイに実際に積載される最大積載部数、或いは最大積載部数のシート束を製本する製本時間を表示して、ユーザがタイミング良く最大積載部数のシート束を取り除けるようにしたシート処理装置を提供することにある。
また、このシート処理装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明のシート処理装置は、製本手段によって製本されたシート束がシート束積載手段に積載されるようになっており、シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、前記シート束積載手段にシート束が積載されているか否かを検知する積載検知手段と、前記厚み検知手段からのシート束厚み情報に基づいて前記シート束積載手段に積載されるシート束の最大積載部数を算出する算出部と、前記最大積載部数と所望製本部数とを比較して、少ない方の部数を前記製本手段にて連続して製本処理し、前記シート束積載手段から前記最大積載部数のシート束が除去されることを前記積載検知手段が検知した場合、前記所望製本部数から前記最大積載部数を引いた残りの部数と前記最大積載部数とを比較して少ない方の部数を新たに選択し、前記新たな部数を前記製本手段にて連続して製本処理し、前記新たな部数が前記最大積載部数以下になるまで繰り返して製本処理をする制御手段と、前記少ない方の部数を報知する部数報知手段と、を備えた、ことを特徴としている。
本発明のシート処理装置は、製本手段によって製本されたシート束がシート束積載手段に積載されるようになっており、シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、前記シート束積載手段にシート束が積載されているか否かを検知する積載検知手段と、前記厚み検知手段からのシート束厚み情報に基づいて前記シート束積載手段に積載されるシート束の最大積載部数を算出する算出部と、前記最大積載部数と所望製本部数とを比較して、少ない方の部数を前記製本手段にて連続して製本処理し、前記シート束積載手段から前記最大積載部数のシート束が除去されることを前記積載検知手段が検知した場合、前記所望製本部数から前記最大積載部数を引いた残りの部数と前記最大積載部数とを比較して少ない方の部数を新たに選択し、前記新たな部数を前記製本手段にて連続して製本処理し、前記新たな部数が前記最大積載部数以下になるまで繰り返して製本処理をする制御手段と、前記少ない方の部数を製本処理するのに要する製本時間を報せる製本時間報知手段と、を備えた、ことを特徴としている。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像を形成されたシートを製本する上記いずれかのシート処理装置と、を備えた、ことを特徴としている。
本発明のシート処理装置は、所望製本部数と、最大積載部数とから、スタッカが満載になるタイミングをユーザが予め知ることが出来るようになっている。このため、本発明のシート処理装置は、ユーザがシート束積載手段からシート束を取り除くタイミングを事前に精度良く知ることができて、シート束が満載状態で長時間放置されることがなくなり、稼働率を高めて、生産能率を向上させることができる。
本発明の画像形成装置は、稼働率を高めて、生産能率を向上させることができるシート処理装置を備えているので、画像形成の生産能率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るシート処理装置である例えば製本装置Bを備えた画像形成装置Dのシート搬送方向に沿った断面図である。図2は製本装置Bのシート搬送方向に沿った断面図である。図3は製本装置Bの接着剤塗布部の拡大図である。図4は製本装置Bのグリップ部の拡大図である。図5は製本装置の制御ブロック図である。図6乃至図8は製本装置の製本処理動作説明用のフローチャートである。
(画像形成装置D(図1))
画像形成装置Dは、画像形成装置本体(例えば、複写機)Aと、この画像形成装置本体Aの排紙口19に連接された製本装置Bと、この製本装置Bの下流側に配置された後処理装置Cとを備えている。画像形成装置Dは、画像形成装置本体Aで画像形成されたシートSが製本装置Bで自動的に製本処理して、或いは後処理装置Cで自動的に後処理するようになっている。
画像形成装置本体(以下、単に「装置本体」という)Aは、ケーシング2内に設けられた画像形成部3と、ケーシング2の上部に搭載された画像読取装置(スキャナユニット)7と、原稿供給装置(ADFユニット)5とを備えている。原稿供給装置5は、必ずしも必要としない。
ケーシング2には、画像形成部3が設けられている。画像形成部3は、給紙部9、或いは手差し供給口12から供給される普通紙やOHPシートなどのシートに画像を形成する。画像形成部3は、光照射部13によって感光体ドラム8に形成された静電潜像を現像器4でトナー現像してトナー画像にして、そのトナー画像を給紙部9から供給されたシート上に転写する。シートは定着器6でトナー画像を定着されて排紙口19から搬出される。
装置本体Aは、シートの表裏面に画像形成する両面印刷のとき、片面に印刷したシートをスイッチバック経路17で表裏反転した後、循環経路18から再び感光体ドラム8に送り裏面に印刷して排紙口19から搬出する。手差し供給口12からは、例えば、表紙シートなどの厚紙、コーティングシートなどの特殊シートを供給することができる。
ケーシング2の上部には、画像読取装置7が配置されている。この画像読取装置7はプラテンガラスに載置した原稿を光電変換素子でスキャンして画像データを画像形成部3のデータ記憶部14に転送する。さらに、画像読取装置7にはプラテンガラスに原稿を自動的に給送する原稿供給装置5が付設してある。この原稿供給装置5は、給紙トレイにセットした原稿を1枚ずつ分離してプラテンガラスに自動的に給送する。なお、このような装置本体Aは広く用いられ、種々の構造のものが知られているが、図示の静電印刷方式に限らず、スクリーン印刷、インクジェット印刷などの方式が採用可能である。
(製本装置B)
図1、図2において、装置本体Aの排紙口19には製本装置Bが付設されている。製本装置Bは、図1に示すように、シートを束状に集積して部揃えする集積部B1と、シート束に接着剤を塗布する接着剤塗布部B2と、シート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ部B3とを備えている。さらに、製本装置Bは、表装シートの周縁を断裁するトリミング裁断部B4と、製本シートを収納する収納スタック部B5とを備えている。
製本装置Bは、装置本体Aの排紙口19に連なるシート搬入経路T1から画像形成されたシートを受け入れて、集積部B1で一連のシートを束状に集積して整合した後、接着剤塗布部B2でこの束状シートの一側縁(背部)に接着剤付け処理をする。そして、製本装置Bは、表紙綴じ部B3でシート束SBと表紙シートと一体に綴じ合わせて冊子状シートを形成する。その後、製本装置Bは、トリミング裁断部B4でこの冊子状シートの周縁をカットして仕上げ、収納スタック部B5に収納することによって一連の製本処理を終了する。
製本装置Bは、装置本体Aの排紙口19に連なるシート搬入経路T1と、このシート搬入経路T1に連なる中紙搬送経路T2と、表紙搬送経路T3とを備えて、経路切換片27で装置本体Aからのシートを振り分け搬送するようになっている。また、中紙搬送経路T2の下流側には集積部B1を経て製本経路T4が設けられている。この製本経路T4は、表紙搬送経路T3と互いに直交している。接着剤塗布部B2及び表紙綴じ部B3は、製本手段を構成している。なお、トリミング裁断部B4は、必ずしも必要としない。また、シート束は、表紙を設けないで製本処理をしてもよい。このため、後述するインサータユニット20は、必ずしも必要としない。
(製本装置Bの集積部B1(図1乃至図4))
集積部B1は、中紙搬送経路T2の排紙口40に上下方向の段差を形成して配置された集積トレイ42を備えている。集積トレイ42は、排紙口40からのシートを略々水平姿勢で積載収納するように排紙口40の下流側に配置されている。
この集積トレイ42の上方には、搬入ガイド37と正逆転可能な搬入ローラ38と後端規制部材39が備えられている。搬入ガイド37は排紙口40からのシートを集積トレイ42上に案内し、搬入ローラ38はそのシートを搬入するようになっている。また、後端規制部材39は、傾斜した集積トレイ42に積載されて、搬入ローラ38の逆転によって滑降するシートの後端を受け止めて位置規制する突当規制面を備えている。位置規制されたシートの後端は、後工程で接着剤を塗布される部分である。
集積トレイ42にはシートの側縁を整合する不図示の1対の整合部材が設けられている。1対の整合部材は、排紙口40から搬入されたシートを搬送直交方向に幅寄せ規制してシートの幅整合をするようになっている。この1対の整合部材は、シートをセンタ基準で整合するときは左右それぞれシート中央(基準ライン)に向かって同一量往復動するようになっている。また、シートを片側サイド基準で整合するときは一方の整合部材を基準位置に固定し、反対側の整合部材を往復移動するようになっている。
集積トレイ42は、矢印a方向に昇降自在に不図示の装置フレームに取付けられ、上方の集積位置P1と下方の搬出位置P2との間で移動するようになっている。集積トレイ42は、集積位置P1からこれと距離を隔てた搬出位置P2に移動して、この搬出位置P2でシート束を搬出するグリップ搬送部55に引き継ぎ搬送する。
集積トレイ42をこのように配置することによって装置をコンパクトにすることができる。また、集積トレイ42上に整合したシート束を整然と整列した状態でグリップ搬送部55に引き渡すことができる。
集積トレイ42の下流側には製本経路T4が連設され、この製本経路T4にグリップ搬送部55が設けられている。グリップ搬送部55は、集積トレイ42上に集積されたシート束SBを略々水平姿勢から鉛直姿勢に偏向(図1、矢印c方向)して、製本経路T4の接着剤塗布位置P3に搬送する。このため、グリップ搬送部55は、シート束の表裏を把持する一対のグリッパ部材と、このグリッパ部材を担持して略90度旋回する不図示のユニットフレームとで構成されている。ユニットフレームは、装置フレームに図1矢印c方向に回転自在に軸承されて、不図示の旋回モータによって略90度旋回するようになっている。
グリップ搬送部55は、図4に示すようにメイングリッパ55a,55bと、サブグリッパ56a,56bなどを備えている。メイングリッパ55a,55bは、シート束の接着剤塗布端面に近い部分(背部;以下同様)を全長に亘って把持するように長尺の板状部材で形成されている。サブグリッパ56a,56bはシート束の中央部でメイングリッパ55a,55bに回転軸55cで揺動自在に軸支持されている。このメイングリッパ55a,55b及びサブグリッパ56a,56bは、不図示のグリップモータで圧接及び離間するようになっている。このように、グリップ搬送部55をメイン・サブグリッパで構成したのは、両グリッパでシート束を集積トレイ42から下流側の接着剤塗布位置P3に搬送するとき、シート束の下端縁のスキュ(曲がり)を矯正するためである。
メイングリッパ55a,55bは、シート束を開放して、シート束の下端縁(接着剤塗布端面)を表紙搬送経路T3の経路ガイド板57(図4参照)に突当てさせて、シート束の姿勢修正をしてから再度シート束を把持する。このスキュ修正のため、サブグリッパ56a,56bは、シート束の幅方向に揺動可能にメイングリッパ55a,55bに軸承してある。また、経路ガイド板57は、接着剤塗布するシート束姿勢の基準(後述する接着剤塗布ローラの移動方向と平行)になっている。なお、この経路ガイド板57は、スキュ修正後製本経路T4から退避するようになっている。
グリップ搬送部55は、シート束の厚みを検知する厚み検知手段である例えば束厚さ検知センサSS3を有している。束厚さ検知センサSS3は、1対のメイングリッパ55a,55bの一方に配置されている。束厚さ検知センサSS3は、グリッパが解除位置(初期位置)からシート束の表面に当接するニップ位置に移動する距離を測定してシート束の厚みを検知する例えばスライダックセンサである。束厚さ検知センサSS3は、1対のサブグリッパ56a,56bの一方に設けてもよい。
このように、束厚さ検知センサSS3をメイングリッパ55a,55b又はサブグリッパ56a,56bに設けて、グリッパの間隔でシート束の厚みをグリップ搬送部55で把持した段階でシート束の厚みを検知することができる。
また、束厚さ検知センサSS3を図1、図2の集積トレイ42上の最上位シートに当接するグリップ部材に設けて、このグリップ部材と集積トレイ42の上面(最下位シートの載置面)との間隔を測定してシート束の厚みを検知してもよい。この場合も、束厚さ検知センサSS3には、例えばスライダックセンサが使用される。
さらに、束厚さ検知センサSS3は、図1、図2の搬入ガイド37に設けて、搬入ガイド37の回転角を測定して、集積トレイ42に積載されているシート束の厚みを検知してもよい。この場合の束厚さ検知センサSS3には、例えば回転角を測定する回転角測定センサが使用される。
このように、前者のグリッパ間隔で検出する場合はシート束をグリップ搬送部で把持した段階で束厚さを検出することが出来る。また、後者の集積トレイ上で検出する場合は集積トレイ42にシート束が集積された段階で束厚さを検出することができる。
本発明は、このように検知されたシート束の厚み情報を後述するスタッカ50が満載状態に達するまでの部数や時間を知るための制御に使用し、スタッカ50の満載予想をユーザに知らせることを特徴としている。
(製本装置Bの接着剤塗布部B2(図3))
接着剤塗布部B2は、製本経路T4の接着剤塗布位置P3に配置されて接着剤塗布装置65を有している。接着剤塗布装置65は、接着剤収納容器66と、この接着剤収納容器66に内蔵された塗布ロール67と、塗布動作のため接着剤収納容器66をシート束の接着剤塗布端面に沿って移動させる容器移動機構68などから構成されている。接着剤には、例えば、ホットメルト接着剤、糊などがある。
接着剤収納容器66は、例えばホットメルト接着剤を収容する容器本体66aと塗布ロール67などで構成されている。接着剤収納容器66内に充填された固形接着剤は、加熱溶融されて塗布ロール67によって、シート束の接着剤塗布端面に塗布される。容器本体66aには、例えば電熱ヒータなどの加熱ヒータ(図示せず)が内蔵されている。加熱ヒータは容器内の接着剤を溶融液化するようになっている。
塗布ロール67は、含浸性の耐熱ゴムで形成されて、回転軸67aによって容器本体66aに回転自在に軸承されている。この回転軸67aには、ロール回転モータMRが連結されている。また、接着剤収納容器66は、グリップ搬送部55に把持されたシート束の接着剤塗布端面に沿って往復動可能にガイドレール69に支持されて、シフトモータMSで往復動するようになっている。そして、塗布ロール67は往路ではシート束の接着剤塗布端面を押圧してバラけさせ、復路ではシート束の接着剤塗布端面に接着剤を塗布する。この際、シート束が厚いときには塗布量を多く、薄いときには少なくするように塗布ロール67の表面とシート束の接着剤塗布端面S1との間のギャップを調整している。この接着剤塗布量の調整はグリップ搬送部55のシート搬送量によって行っている。すなわち、接着剤塗布量の調整は、グリップ搬送部55がシート束を塗布ロール67に接近させる距離によって調整されている。
(製本装置Bのインサータユニット20(図1、図2))
図1、図2において、製本装置Bの上部にはインサータユニット20が備えられている。インサータユニット20は、表紙シートSCを載置する給紙トレイ21と、この給紙トレイ21から表紙シートを分離給送する給紙ローラ22となどで構成されている。インサータユニット20は、給紙トレイ上に載置された表紙シートSCを給紙経路T6からシート搬入経路T1に供給されるようになっている。
なお、表紙シートSCは、画像形成装置の装置本体Aから供給される場合もある。この場合、表紙シートを画像形成装置の装置本体Aから供給するのか、インサータユニット20から供給するのかは、ユーザが、コントロールパネル73(図1、図5)によって選択することができる。
(製本装置Bの表紙綴じ部B3(図1乃至図3))
製本経路T4における接着剤塗布位置P3の下流側は、表紙綴じ位置P4になっている。この表紙綴じ位置P4には表紙搬送経路T3が製本経路T4と直交する方向に配置されている。この交差点に位置する表紙綴じ位置P4には、背折プレート58a,58bと背当プレート59が配置されている。背折プレート58a,58bは、製本経路T4を挟んだ左右1対の板状部材あり、不図示のプレスモータによって、互いに離反した位置(退避位置)から接した作動位置との間で移動するようになっている。また、背当プレート59は、製本経路T4から退避した退避位置と経路内に進入した作動位置との間で移動自在に配置され、電磁ソレノイドなどの作動手段(図示せず)に連結されている。
塗布ロール67で接着剤を塗布されたシート束は、グリップ搬送部55で表紙綴じ位置P4に搬送される。このとき、表紙綴じ位置P4には既に表紙搬送経路T3から表紙シートSCが給送セットされている。グリップ搬送部55は、背折プレート58a,58bが退避位置に、背当プレート59が作動位置にそれぞれ待機している図3の状態で製本経路T4からシート束を表紙綴じ位置P4に移送する。すると、シート束SBは表紙シートSCと逆T字状に接合される。このとき、背当プレート59は表紙シートSCをバックアップ支持する。次いで、背折プレート58a,58bが退避位置から互いに接近する作動位置に移動して、表紙シートSCの背部を押圧し、表紙シートSCをシート束SBに押し付ける。この過程でシート束に塗布された接着剤は固化して表紙シートとシート束を接着させて綴じ合わせた状態にする。背折プレート58a,58bと背当プレート59は、表紙綴じ部58を形成している。
(製本装置Bのトリミング裁断部B4(図1、図2))
表紙シートと冊子状に綴合わされたシート束は、グリップ搬送部55によって下流側の折ロール60に送られる。なお、このとき、背当プレート59と背折プレート58a,58bとはそれぞれ退避位置に退避している。この表紙綴じ位置P4の下流側には製本シート排紙経路T5が設けられ、この経路T5には断裁位置P5が設定されている。裁断位置P5には、断裁装置61が配置されている。
断裁装置61は、経路T5の下流側に順次配置された、回転テーブル62と、断裁縁プレス部63と、断裁刃64とで構成されている。回転テーブル62は、折りロール60から送られたシート束を把持して方向を偏向し(シート束の向きを変え)、この姿勢偏向と同時にシート束の下端縁を断裁位置P5に予め設定された断裁代を形成するように搬送する。このため、回転テーブル62は、不図示の旋回モータによって偏向して、昇降モータMUによって昇降するようになっている。
断裁位置P5には、断裁刃64と、この断裁刃64を駆動するカッタモータMCとが配置されており、これらによって、シート束を所定量断裁する。断裁刃64には、平刃状カッタが使用されており、製本シート排紙経路T5から退避した待機姿勢と図3に示す断裁姿勢との間で移動可能に装置フレーム支持され、カッタモータMCで往復動する過程でシート束を断裁するようになっている。
(製本装置Bの収納スタック部B5(図1、図2))
断裁刃64の下流側には、収納スタック部B5を構成する、シート束を収容するスタッカ50と屑処理トレイ51とが配置されている。断裁処理されたシート束は、排紙ローラ49でボックス状のスタッカ50に収納される。スタッカ50は、シート束SBを収納するシート束積載手段である例えばケーシング43と、ケーシング43に収納されたシート束が倒れるのを防止するストッパ44と、ストッパ44を排紙ローラ49側に接近離間移動させるベルト45などを備えている。また、スタッカ50は、ケーシング43にシート束が収納されているか否かを検知する積載検知手段である例えばスタック積載センサSS4と、ストッパ44が最大距離移動したことを検知するストッパ検知センサSS5も備えている。ストッパ44は、シート束の積載部数に応じて、ベルト45によって移動し、シート束が倒れない位置で、常に、シート束を支えている。
スタッカ50に隣接して屑処理トレイ51が設けられている。屑処理トレイ51は、上流側の断裁刃64で断裁された紙片屑を収納するようになっている。スイーパ部材52は、不図示の駆動モータによって、断裁刃64からの紙片屑を屑処理トレイ51に導くように揺動するようになっている。
(後処理装置C(図1))
後処理装置Cは、製本装置Bの排紙経路30に連結され、後処理経路53と排紙トレイ48となどを備えている。そして、後処理経路53には後処理部54が配置されている。後処理部54は、不図示のステイプルユニット、パンチユニット、スタンプユニットなどで構成され、これらの1つ若しくは複数のユニットが後処理経路53に配置されている。また、後処理装置Cは、装置本体Aからのシートを、製本装置Bを介して受け取り、このシートをそのまま、若しくはジョガー区分けして排紙トレイ48に積載するスタック機能も備えている。なお、後処理部54の構成は種々知られているのでその説明は省略する。
(画像形成装置Dの概略動作説明)
図1の画像形成装置Dは、画像形成装置の装置本体Aで画像形成したシートを製本装置B又は後処理装置Cで処理した後それぞれのスタッカ50又は排紙トレイ48に積載する。そして、その処理動作モードには、「プリントモード」と「製本モード」とがある。プリントモードには、「(後処理なし)排紙モード」と「後処理モード」とがある。製本モードには、「(断裁なし)製本モード」と「断裁製本モード」とがある。
「プリントモード」は、画像形成されたシートを製本装置Bのシート搬入経路T1に搬入し、表紙搬送経路T3を経て排紙経路30から後処理装置Cの排紙トレイ48に集積するモード(排紙モード)である。また、この後処理装置Cで後処理を施すことが設定された場合は、後処理経路53で後処理部54(ステイプルなど)によって後処理が施され排紙トレイ48に収納される(後処理モード)。したがって、この排紙モード、後処理モードでは、シートは製本装置Bを通過するのみである。
(システム制御の説明)
図1の画像形成装置Dにおける制御部の構成を図5のブロック図に示す。
上述の動作モードは、画像形成装置Aの制御部である本体制御部70と、製本装置Bの制御部である製本制御部75とによって実行される。
本体制御部70は、画像形成部3と給紙部9を制御するようになっており、例えばCPUである。この本体制御部70にはコントロールパネル73が接続されている。このコントロールパネル73には表示部74aと入力部74bが備えられている。本体制御部70は、動作モード設定70a、画像形成条件設定70b、製本仕様設定70c及びシートサイズ選定70dなどを実行するようになっている。
コントロールパネル73と本体制御部70は、モード設定部70eを形成している。また、この本体制御部70は、製本部数の設定、選択されたモードの詳細条件の設定をできるようになっている。ユーザは、製本モードを選択したときには、断裁処理をする断裁製本モードと、断裁なし製本モード(製本綴じモード)とを選択することができる。同時に、ユーザは、中紙シート(印刷シート)のサイズ指定と、表紙シートのサイズ指定などの製本仕様設定70cを行うこともできる。
一方、制御手段である例えば製本制御部75は、製本動作を実行するプログラムを記憶したROM76と、制御データを記憶したRAM77とが接続されたCPUである。また、製本制御部75は、上述の製本装置Bに配置された各駆動モータの制御回路(駆動系ドライバ回路)と、製本装置Bに配置されたセンサの検出信号を受信できるようにセンサも接続されている。
つまり、製本制御部75は、中紙シート搬送系駆動回路78a、表紙シート搬送系駆動回路78b、製本シート搬送系駆動回路78c、接着剤塗布動作部駆動回路78d及び表紙綴じ部駆動回路78eが接続されて、これらの回路を制御するようになっている。さらに、製本制御部75は、断裁動作部駆動回路78f及び製本シート排紙経路搬送系駆動回路78gも接続されて、これらの回路も制御するようになっている。また、製本制御部75は、束厚さ検知センサSS3、スタック積載センサSS4及び各搬送経路に配置された不図示のシート搬送パスセンサなども接続されて、検知信号を受信するようになっている。
製本制御部75は、本体制御部70と製本制御部75のいずれかに動作モード設定70aによって所望製本部数の設定がされたとき、設定された情報から、スタッカ50が満載になる最大積載部数を算出する算出部72を備えている。算出された部数は、コントロールパネル73の表示部74aに表示されるようになっている。所望製本部数が設定されてから、表示部74aに最大積載部数が表示されるまでの動作については、後述する。
製本制御部75には、本体制御部70から、ジョブ開始時に入力された所望製本部数の情報が通知されるようになっている。また、RAM77には、束厚さ検知センサSS3から検出されたシート束の厚み情報や、スタッカ50の積載情報が記憶されるようになっている。
(製本装置Bによる所望製本部数の製本処理動作(図1乃至図8))
次に、所望の製本部数のシート束を形成する場合の製本装置Bの動作を説明する。
なお、説明の便宜上、スタッカ50が空の状態、すなわち、スタッカ50に製本されたシート束が積載されていない状態から説明を始める。また、数値は、参考数値であって、本発明を限定するものではない。
製本制御部75は、前回製本処理が行われたときのシート束がスタッカ50に積載されているか否かを、スタック積載センサSS4に基づいて、或いはRAM77にスタッカ50にシート束が残っていることの記憶に基づいて判断する(S101)。スタッカ50は空であるので、ユーザが、所望する製本部数(所望製本部数)Nとシート束1部当たりのシート枚数が入力部74bに入力する(S103)。この所望製本部数Nと、シート束1部当たりのシート枚数は、RAM77に記憶される。
次に、製本装置Bは、画像形成装置の装置本体Aから画像形成されたシートを受け取って中紙搬送経路T2に案内し、集積トレイ42に搬出する。集積トレイ42ではこのシートを束状に積み上げて整合部材によって整列整合する。本体制御部70から、シート束1部当たりのシート枚数の画像形成を終了した段階で、ジョブ終了信号が発せられ、製本制御部75は経路切換片27を作動して、中紙搬送経路T2から表紙搬送経路T3に切替えて、表紙シートSCを表紙綴じ位置P4に案内する。これと同時に製本制御部75は集積トレイ42を図1矢印a方向に降下させ集積トレイを引渡し位置に移動させる。この状態でグリップ搬送部55がシート束をメイングリッパ55a,55b間で把持する。製本制御部75は、グリッパ55aに配置された束厚さ検知センサSS3によってシート束の厚みYを検知する(S105)。シート束の厚みYは、RAM77に記憶される。
次に、製本制御部75の算出部は、ROM76に予め記憶されているスタッカ50のシート束積載可能長さLと、シート束の厚みYとから、スタッカ50に満載できる製本部数(最大積載部数)A(=L/Y)を算出する(S107)。この最大積載部数AもRAM77に記憶される。
そして、製本制御部75の比較部79が、最大積載部数Aと所望製本部数Nとを比較する(S109)。仮に、最大積載部数A(仮に10部とする)が所望製本部数N(仮に5部とする)以上であるとする(A≧N)。すなわち、所望製本部数N(仮に5部とする)が最大積載部数A(仮に10部とする)以下であるとする。
製本制御部75の比較部79は、所望製本部数Nと最大積載部数Aとを比較して、少ない方の部数をコントロールパネル73の部数報知手段である例えば表示部74aに表示する(S111)。今、所望製本部数Nが最大積載部数A以下であるので、比較部79は、所望製本部数N(5部)を選択する。製本制御部75は所望製本部数(5部)をコントロールパネル73に表示させる。ユーザは、コントロールパネル73の部数(所望製本部数N(5部))を見て、スタッカ50に所望製本部数N(5部)が積載されるまでの時間を予測する。
スタッカ50のケーシング43には、順次、製本されたシート束が積載される(S113)。ケーシング43内を移動可能なストッパ44は、シート束が送り込まれてくる度に、シート束の厚み分だけ、スタック積載センサSS4から離れる方向に移動して、ケーシング43にシート束が受け入れられるようにする。このため、スタッカ50は、ケーシング43にシート束が1部でも積載されていると、スタック積載センサSS4によって検知できるようになっている。
画像形成装置の本体制御部70は、所望製本部数Nのシートに画像を形成した時点で、画像形成を終了したことを製本制御部75に報せる。そして、スタッカ50に所望製本部数Nのシート束が積載される。ユーザは、所望製本部数Nのシート束が積載される時間を予測しており、その予測した時間になると、シート束を取りに行き、取り除く。このため、ユーザは、タイミングよく所望製本部数Nのシート束を取り除いて、製本装置Bと画像形成装置Dの可動効率を高めることができる。シート束が取り除かれたか否かは、スタック積載センサSS4によって検知される。
しかし、ユーザが所望製本部数Nのシート束を取り除きに行かないときがある。そのことを想定して、製本制御部75は、所望製本部数N(5部)がスタッカ50に積載されてから、ユーザがシート束を取り除くまで、所定時間待つ(S115)。
所定時間経過してもスタッカ50からシート束が取り除かれなければ、そのシート束の部数N(5部)と、残ったシート束全体の厚みTA(=N×Y)がRAM77に記憶される(S117)。処理S115で所望製本部数N(5部)のシート束が取り除かれたら、処理S109で、所望製本部数N(5部)が最大積載部数A(10部)以下であったので、この後、スタッカ50にシート束が積載されることがない。このため、製本装置は、製本動作を終了する。
処理S109において、比較部79によって、最大積載部数Aと所望製本部数Nとを比較して、最大積載部数A(仮に10部とする)が所望製本部数N(仮に15部とする)未満である場合がある(A<N)。この場合、製本制御部75は、コントロールパネル73の表示部74aに最大積載部数A(10部)を表示する(S121)。ユーザは、最大積載部数A(10部)を見て、スタッカ50に最大積載部数A(10部)が積載されるまでの時間を予測する。
スタッカ50のケーシング43には、順次、製本されたシート束が積載される(S123)。画像形成装置の装置本体は、最大積載部数Aのシートに画像を形成した時点で、そのことを製本制御部75に報せる。そして、スタッカ50は、最大積載部数Aのシート束が積載されて満載になる。ユーザは、満載になる時間を予測しており、その予測した時間になると、シート束を取りに行き、取り除く。このため、ユーザは、タイミングよくシート束を取り除いて、製本装置Bと画像形成装置Dの可動効率を高めることができる。シート束が取り除かれたか否かは、スタック積載センサSS4によって検知される。
しかし、ユーザが満載シート束を取り除きに行かないときがある。そのことを想定して、製本制御部75は、最大積載部数Aのシート束がスタッカ50に積載されてから、ユーザがシート束を取り除くまで、所定時間待つ(S125)。シート束が取り除かれたか否かは、スタック積載センサSS4によって検知される。
所定時間経過してもスタッカ50からシート束が取り除かれなければ(S125でNO)、製本制御部75は、そのシート束を除去するように中断報知手段である例えば表示部74aに表示する(S127)。なお、表示部の代わりに、不図示の人口音声器でシート束を除去するようにユーザに促してもよい。
シート束が除去されると(S125でYES)、算出部72は、最大積載部数Aから所望製本部数Nを引いて残りの部数B(=A−N(5部=15部−10部))を算出する。比較部79は、最大積載部数A(10部)と、残りの部数B(5部)とを比較して、残りの部数Bの方が少ないので、残りの部数Bを新たな部数として選択する。製本制御部75は、残りの部数である新たな部数B(5部)を表示部74aに表示させる(S129)。
ユーザは、新たな部数B(5部)を見て、スタッカ50に新たな部数B(5部)が積載されるまでの時間を予測する。
そして、スタッカ50に新たな部数Bのシート束が積載される。ユーザは、新たな部数Bのシート束が積載される時間を予測しており、その予測した時間になると、シート束を取りに行き、取り除く。このため、ユーザは、タイミングよく新たな部数Bのシート束を取り除いて、製本装置Bと画像形成装置Dの可動効率を高めることができる。シート束が取り除かれたか否かは、スタック積載センサSS4によって検知される。
この場合においても、ユーザが新たな部数Bのシート束を取り除きに行かないときがあるので、製本制御部75は、新たな部数(5部)がスタッカ50に積載されてから(S131)、ユーザがシート束を取り除くまで、所定時間待つ(S133)。
所定時間経過してもスタッカ50からシート束が取り除かれなければ、そのシート束の部数B(5部)と、部数Bのシート束全体の厚みTA(=B×Y)がRAM77に記憶される(S135)。そして、製本装置は、製本動作を終了する。
以上の説明は、所望積載部数が15部であり、最大積載部数が10部であった。このため、シート束を10部と5部の2回に分けてスタッカ50に積載するようになっている。しかし、所望積載部数が25部で最大積載部数が10部である場合もある。このような場合、シート束を10部、10部、5部の3回に分けてスタッカ50に積載しなければならない(この処理のフローチャートは省略)。そこで、処理S123、S125で10部のシート束をスタッカ50に積載して取り除いても、まだ15部のシート束を製本しなければならない。このため、残りの部数(新たな部数)Bが15部になり、処理S109に戻り、Nを新たな部数の15部にして、処理S109、処理S121以降の処理が継続される。すなわち、新たな部数が最大積載部数以下になるまで製本処理を繰り返して、最大積載部数以下の新たな部数のシート束を製本し、製本処理を終了する。このときの、スタッカに分けて積載される回数は、所望積載部数Nを最大積載部数Aで割った値(小数点以下は切り上げ)になる。
以上の説明は、スタッカ50が空の状態、すなわち、スタッカ50に製本されたシート束が積載されていない状態から製本装置Bを始動させたときの説明であった。次に、スタッカ50に処理S117、S135によって、スタッカ50にシート束が残っている状態から製本装置Bを始動させるときの説明を図7、図8に基づいて説明をする。この場合、シート束の厚みが、スタッカ50に残っているシート束の厚みとが必ずしも同じでない。異なっている場合もあるので、束厚さ検知センサSS3でシート束の厚みを再度検知するようになっている。
まず、図6において、製本装置Bを始動させたとき、スタッカ50にシート束が既に積載されている(S101でYES)。そして、ユーザが、所望する製本部数(所望製本部数)Nとシート束1部当たりのシート枚数を入力部74bに入力する(図7、S141)。この所望製本部数Nは、RAM77に記憶される。
シート束1部当たりの枚数のシートが画像形成されると、製本装置Bのグリップ搬送部55がシート束をメイングリッパ55a,55b間で把持する。製本制御部75は、グリッパ55aに配置された束厚さ検知センサSS3によってシート束の厚みZを検知する(S143)。シート束の厚みZは、RAM77に記憶される。
算出部72は、スタッカ50に積載できるシート束の積載可能部数Cを算出する(S145)。予め、スタッカ50にシート束が積載されているときには、積載可能部数Cが最大積載部数に相当する。積載可能部数Cは、ROM76に予め記憶されているスタッカ50のシート束積載可能長さLから、現在、スタッカに積載されているシート束全体の厚みATを引いた値を、シート束の厚みZで割って求められる((L−TA)/Y)。積載可能部数CはRAM77に記憶される。
処理S147において、比較部79によって、積載可能部数Cと所望製本部数Nとを比較する。仮に、積載可能部数C(仮に6部とする)が所望製本部数N1(仮に5部とする)以上であるとする(C≧N)。すなわち、所望製本部数N1(仮に5部とする)が積載可能部数C(仮に6部とする)以下であるとする。
製本制御部75の比較部79は、積載可能部数Cと最大積載部数Aとを比較して、少ない方の部数を表示部74aに表示する(S149)。今、所望製本部数N1が積載可能部数C以下であるので、比較部79は、所望製本部数N1(5部)を選択する。製本制御部75は所望製本部数(5部)をコントロールパネル73表示させる。ユーザは、コントロールパネル73の部数(所望製本部数N(5部))を見て、スタッカ50に所望製本部数N1(5部)が積載されるまでの時間を予測する。このようにして、処理S147の後、処理S149乃至S155へ移行する。処理S149乃至S155は、処理S111乃至S117と同様である。
この処理においても、処理S149で表示部74aにシート束の部数N1が表示されるので、ユーザは、その表示見て、所望製本部数N1が積載される時間を予測できて、製本装置の可動率を向上させることができる。ただし、処理S153は、スタッカに積載されている部数は、N1+N(又はB)になる。このため、ユーザは、N1+N(又はB)の部数のシート束を取り除くことになる。また、処理S155は、処理S117と異なって、記憶される残ったシート束全体の厚みTA1は(N×Z+TA)になる。
処理S147において、積載可能部数C(仮に6部とする)が所望製本部数N1(仮に15部とする)未満である場合(C<N1)、製本制御部75は、処理S161乃至S167を行う。処理S161乃至S167は、処理S121乃至S127と同様である。
この処理においても、処理S161で表示部74aにシート束の部数Cが表示されるので、ユーザは、その表示見て、シート束を取りに行く時間を予測できて、製本装置の可動率を向上させることができる。この場合、処理165において、ユーザは、前回の積載残りの部数N又はBのシート束と、今回のシート束Cとを取り除く。
シート束が除去されると(S165でYES)、スタッカは、空になる。しかし、製本装置Bは、まだ、所望製本部数N1から上記積載可能部数Cを引いた新たな部数N2(=N−C)だけのシート束を製本しなければならない。そこで、算出部72は、厚みZのシート束が、スタッカ50に満載できる最大積載部数A(=L/N2)を算出する(S169)。比較部79は、最大積載部数Aと新たな部数N2とを比較する(S170)。
最大積載部数Aが新たな部数N2未満であるとき(A<N2)、処理171乃至S185の処理を行う。処理171乃至S185の処理は、処理S121乃至S135と同様な処理である。ただし、処理S179の部数Bは(A−N2)になる。また、処理S185において記憶する部数はTA2(=B×Z)となる。
処理S170で、最大積載部数Aが新たな部数N2以上である場合(A≧N2)、すなわち、新たな部数N2が最大積載部数A以下である場合、処理S191乃至S197の処理を行う。処理S191乃至S197は、処理S111乃至S117と同様な処理である。ただし、部数がN2になる。
図8の処理も、処理S171、処理191で、スタッカに満載になるシート束の部数が表示されるので、ユーザは、そのシート束を取りに行く予測を立てることができる。
以上の説明では、スタッカが満載状態になるまでのシート束の数をユーザに報せるようになっているが、スタッカが満載状態になるまでの時間を製本時間報知手段である例えば表示部74aでユーザに報せるようにしてもよい。この場合、処理S111、S121、S129、S149、S161、S171、S179、S191は、部数A、N、C、N1、N2を積載に要する時間を表示する処理になる。部数A、N、B、C、N1、N2に要する時間(=部数×1部当たりのシート枚数×シートの長さ÷シートの搬送速度)は、算出部72が算出することによって求められる。部数と1部当たりのシート枚数は、ユーザによってコントロールパネル73の入力部74bに入力される。また、シートの長さとシートの搬送速度は、予め、RAM77に記憶されている。
また、以上の製本装置は、シート束を接着剤で製本処理しているが、接着剤を使用することなく、ステープラで針綴じしてもよい。また、スタッカ50は、シート束を立てて収納するようになっているが、水平に積み重ねて収納するようになっていてもよい。
以上の説明したように、本製本装置は、所望製本部数と最大積載部数とから、スタッカが満載になるタイミングをユーザが予め知ることが出来るようになっている。このため、本製本装置は、ユーザがスタッカからシート束を取り除くタイミングを事前に精度良く知ることができて、シート束を満載状態で長時間放置することがなくなり、稼働率を高めて、生産能率を向上させることができる。
所望製本部数が最大積載部数を超えている場合、本製本装置は、スタッカにシート束を何回かに分けて積載する。この場合、製本装置は、何回かに分けて積載する度に、残されて製本しなければならない部数が最大積載部数より多いか少ないかを判断して、残された部数が最大積載部数以下になるまで繰り返して連続して製本するようになっている。そして、製本装置は、シート束の積載が繰り返される度に、取り除くシート束の部数を表示するので、製本部数が多くても、ユーザがスタッカからシート束をタイミング良く取り除くことができて、稼動率を高めることができる。
本発明のシート処理装置である例えば製本装置を備えた画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 製本装置のシート搬送方向に沿った断面図である。 製本装置の接着剤塗布部の拡大図である。 製本装置のグリップ部の拡大図である。 製本装置の制御ブロック図である。 製本装置の製本処理動作説明用のフローチャートである。 図6に続くフローチャートである。 図7に続くフローチャートである。
符号の説明
A 画像形成装置の装置本隊
B 製本装置(シート処理装置)
C 後処理装置
D 画像形成装置
S シート
SB シート束
SC 表紙シート
SS3 束厚さ検知センサ(厚み検知手段)
SS4 スタック積載センサ(積載検知手段)
T4 製本経路
T5 製本シート排紙経路
B2 接着剤塗布部(製本手段)
B3 表紙綴じ部(製本手段)
B4 トリミング裁断部
B5 収納スタック部
P3 接着剤塗布位置
P4 表紙綴じ位置
P5 断裁位置
3 画像形成部
42 集積トレイ
43 ケーシング(シート束積載手段)
50 スタッカ
55 グリップ搬送部
55a,55b メイングリッパ
56a,56b サブグリッパ
58 表紙綴じ部
61 断裁装置
65 接着剤塗布装置
70 本体制御部(制御CPU)
72 算出部
73 コントロールパネル
74a 表示部(部数報知手段、製本時間報知手段、中断報知手段)
74b 入力部
75 製本制御部(制御手段)
76 ROM
77 RAM
79 比較部

Claims (4)

  1. 製本手段によって製本されたシート束がシート束積載手段に積載されるシート処理装置において、
    シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、
    前記シート束積載手段にシート束が積載されているか否かを検知する積載検知手段と、
    前記厚み検知手段からのシート束厚み情報に基づいて前記シート束積載手段に積載されるシート束の最大積載部数を算出する算出部と、
    前記最大積載部数と所望製本部数とを比較して、少ない方の部数を前記製本手段にて連続して製本処理し、前記シート束積載手段から前記最大積載部数のシート束が除去されることを前記積載検知手段が検知した場合、前記所望製本部数から前記最大積載部数を引いた残りの部数と前記最大積載部数とを比較して少ない方の部数を新たに選択し、前記新たな部数を前記製本手段にて連続して製本処理し、前記新たな部数が前記最大積載部数以下になるまで繰り返して製本処理をする制御手段と、
    前記少ない方の部数を報知する部数報知手段と、を備えた、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 製本手段によって製本されたシート束がシート束積載手段に積載されるシート処理装置において、
    シート束の厚みを検知する厚み検知手段と、
    前記シート束積載手段にシート束が積載されているか否かを検知する積載検知手段と、
    前記厚み検知手段からのシート束厚み情報に基づいて前記シート束積載手段に積載されるシート束の最大積載部数を算出する算出部と、
    前記最大積載部数と所望製本部数とを比較して、少ない方の部数を前記製本手段にて連続して製本処理し、前記シート束積載手段から前記最大積載部数のシート束が除去されることを前記積載検知手段が検知した場合、前記所望製本部数から前記最大積載部数を引いた残りの部数と前記最大積載部数とを比較して少ない方の部数を新たに選択し、前記新たな部数を前記製本手段にて連続して製本処理し、前記新たな部数が前記最大積載部数以下になるまで繰り返して製本処理をする制御手段と、
    前記少ない方の部数を製本処理するのに要する製本時間を報せる製本時間報知手段と、を備えた、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  3. 前記シート束積載手段から前記最大積載部数のシート束が除去されたことが所定時間経過しても前記積載検知手段によって検知されないとき、シート束が除去されないで製本処理が中断していることを報知する中断報知手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像を形成されたシートを製本する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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