JP2008125610A - X線透視撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】X線照射量を少なくしながら透視時における適切なX線強度を容易に得る。
【解決手段】被検体にX線を照射するX線管と、そのX線管から照射されたX線を検出するFPD4と、FPD4で検出したX線を処理して画像データを生成出力する画像処理手段10と、画像処理手段10からの画像データを表示する画像表示モニタ8と、X線管から照射するX線の条件を設定するX線条件設定手段6とを備える。透視時においてFPD4で検出された各画素のX線強度をX線強度記憶手段11で記憶する。X線強度測定領域設定手段9で設定したX線強度測定領域内の画素のX線強度をX線強度記憶手段11から抽出し、最高X線強度を選出し、照射X線強度算出手段14により、最高X線強度と必要X線強度とを比較して照射X線強度を算出し、そのX線強度になるようにX線条件設定手段6で設定される照射X線強度を制御する。
【選択図】図2
Description
被検体(被検者)を間にして、X線を照射するX線管と、X線管からのX線を検出する自動露出制御用X線検出器とが設けられている。X線管には高電圧ケーブルを介して高電圧変圧器が接続されている。高電圧変圧器には、撮影電圧・電流などのX線の条件を設定する高電圧装置の制御回路が接続されている。
被検体が予め透視画像中の想定された位置に位置していることを前提にしてX線強度測定領域をプリセットしているものであり、被検体が想定された位置からズレている場合、適切なX線強度を得ることができない問題があった。
また、透視画像を見ながら適切なX線強度を得ようとする場合、透視のためのX線照射時間が長くなり被検体に対するX線照射量が多くなる不都合があった。
すなわち、被検体にX線を照射するX線照射手段と、前記X線照射手段から照射されて被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前記X線検出手段で検出したX線を処理して画像データを生成出力する画像処理手段と、前記画像処理手段から出力される画像データを表示する画像表示手段と、前記X線照射手段から照射するX線の条件を設定するX線条件設定手段とを備えたX線透視撮影装置であって、
透視時において前記X線検出手段で検出された各画素のX線強度を記憶するX線強度記憶手段と、前記画像表示手段で表示された画像面上でX線強度測定領域を移動可能に設定するX線強度測定領域設定手段と、前記X線強度測定領域設定手段で設定されたX線強度測定領域内の画素のX線強度を前記X線強度記憶手段から抽出しその抽出した画素のX線強度に基づいて照射X線強度を算出する照射X線強度算出手段と、X線条件設定手段で設定される照射X線強度が前記照射X線強度算出手段で算出されるX線強度になるように制御するX線強度制御手段とを備えたことを特徴としている。
請求項1に係る発明のX線透視撮影装置の構成によれば、先ず一時的に透視を行い、その透視によって得られた被検体の透視画像に基づき、得ようとする箇所をX線強度測定領域として設定し、そのX線強度測定領域内の画素のX線強度に基づいて、適切な照射X線強度を算出し、その照射X線強度が得られるようにX線条件設定手段での照射X線強度を自動的に設定して次の透視を行うことができる。
したがって、一時的な透視で得た透視画像に基づいて照射X線強度を算出するから、連続的に透視しながら適切なX線強度を得るようにする場合に比べて、X線照射量を減少できて被検体に対する負担を軽減でき、しかも、X線強度記憶手段に記憶させたX線強度測定領域内の各画素のX線強度に基づいて照射X線強度を算出するから、被検体の位置に影響されず、X線照射量を少なくしながら次の透視時における適切なX線強度を容易に得ることができる。
X線強度測定領域設定手段で設定されたX線強度測定領域内の画素のX線強度をX線強度記憶手段から抽出して最低または最高X線強度を選出するX線強度選出手段を備え、照射X線強度算出手段を、前記X線強度選出手段で選出された最低または最高X線強度と予め設定されている必要X線強度とを比較して照射X線強度を算出するように構成する。
請求項2に係る発明のX線透視撮影装置の構成によれば、X線強度測定領域内の画素の最低または最高X線強度に基づいて、必要X線強度との比較に基づいて適切な照射X線強度を算出し、その照射X線強度が得られるようにX線条件設定手段での照射X線強度を自動的に設定して次の透視を行うことができる。
したがって、観察しようとする部位での必要X線強度を確保し、不測に暗い透視画像になったり、あるいは逆に不測に明るい透視画像になったりすることを回避して適切なX線強度を容易に得ることができる。
X線強度測定領域設定手段で設定されたX線強度測定領域内の画素のX線強度を前記X線強度記憶手段から抽出してX線強度測定領域内の画素のX線強度の平均値を算出する平均X線強度算出手段を備え、照射X線強度算出手段を、前記平均X線強度算出手段で算出されたX線強度と予め設定されている標準X線強度とを比較して照射X線強度を算出するように構成する。
請求項3に係る発明のX線透視撮影装置の構成によれば、X線強度測定領域内の画素のX線強度の平均値に基づいて、標準X線強度との比較に基づいて適切な照射X線強度を算出し、その照射X線強度が得られるようにX線条件設定手段での照射X線強度を自動的に設定して次の透視を行うことができる。
したがって、画像全体として標準X線強度を確保し、全体として良好なコントラストを持った適切なX線強度を容易に得ることができる。
したがって、一時的な透視で得た透視画像に基づいて照射X線強度を算出するから、連続的に透視しながら適切なX線強度を得るようにする場合に比べて、X線照射量を減少できて被検体に対する負担を軽減でき、しかも、X線強度記憶手段に記憶させたX線強度測定領域内の各画素のX線強度に基づいて照射X線強度を算出するから、被検体の位置に影響されず、X線照射量を少なくしながら次の透視時における適切なX線強度を容易に得ることができる。
X線強度記憶手段11では、透視時においてフラットパネル型X線検出器4で検出された各画素のX線強度を記憶するようになっている。
測定領域決定手段12では、X線強度測定領域設定手段9による操作設定に伴ってX線強度の測定領域を決定するようになっている。
X線強度選出手段13では、X線強度測定領域設定手段12で設定されたX線強度測定領域内の画素のX線強度をX線強度記憶手段11から抽出して最高X線強度を選出するようになっている。このX線強度選出手段13では、観察しようとする部位などに応じて、最低X線強度を選出するように構成しても良い。
すなわち、最高X線強度が必要X線強度よりも大きいときには、その差分だけ減少させた状態となる照射X線強度を算出し、一方、最高X線強度が必要X線強度よりも小さいときには、その差分だけ増加させた状態となる照射X線強度を算出するようになっている。
これにより、X線条件設定手段6で設定される照射X線強度が照射X線強度算出手段14で算出されるX線強度になるように制御できる。
画像表示モニタ8の表示画面の横側に、X線強度測定領域設定手段を構成する、X線強度測定領域を左右上下に移動する4個の領域移動ボタン15と、その領域移動ボタン15による操作が可能な状態に切り替える移動モードボタン16と、X線強度測定領域を表示するための領域表示ボタン17とが備えられている。
その後、領域表示ボタン17をONの状態にすることにより、予め大きさが特定されたX線強度測定領域の枠Wを透視画像に重ねて表示させる〔図3の(b)〕。
次いで、移動モードボタン16をONの状態にしてから、透視画像を見ながら領域移動ボタン15を操作し、枠Wを観察しようとする部位に合う所定の位置に移動させ、X線強度測定領域を設定する。この枠Wの移動は、マウス(図示せず)により、カーソルCを枠Wに合わせてドラッグすることによっても行うことができる。
その後、足踏みペダル(図示せず)を操作して、X線管2から透視用X線を照射することにより、照射X線強度算出手段14で算出されたX線強度でX線管2からX線を照射し、適切な透視画像を得ることができる。
すなわち、実施例1のX線強度選出手段13に代えて平均X線強度算出手段21が備えられ、その平均X線強度算出手段21に照射X線強度算出手段22が接続されている。
照射X線強度算出手段22では平均X線強度算出手段11で算出されたX線強度と予め設定されている標準X線強度とを比較して照射X線強度を算出し、算出された照射X線強度をX線条件設定手段6に出力するようになっている。
すなわち、平均X線強度が標準X線強度よりも大きいときには、その差分だけ減少させた状態となる照射X線強度を算出し、一方、平均X線強度が標準X線強度よりも小さいときには、その差分だけ増加させた状態となる照射X線強度を算出するようになっている。
これにより、X線条件設定手段6で設定される照射X線強度が照射X線強度算出手段14で算出されるX線強度になるように制御できる。他の構成は、実施例1と同じであり、同一図番を付すことにより、その説明は省略する。
その後、足踏みペダル(図示せず)を操作して、X線管2から透視用X線を照射することにより、照射X線強度算出手段22で算出されたX線強度でX線管2からX線を照射し、適切な透視画像を得ることができる。
すなわち、X線強度測定領域として、図5の(b)の実施例3の透視画像を表示した画像表示モニタの正面図に示すように、実施例2と同様に左右の肺野それぞれに対応するように枠W1,W2が設定され、その枠W1,W2間に実施例1に類似する枠Wが設定され、カーソルのCのドラッグや領域移動ボタン15の移動によって枠W,W1,W2を一体的に移動できるように構成されている。
また、X線強度選出手段13は実施例1と同じであり、かつ、第1の照射X線強度算出手段14は実施例1の照射X線強度算出手段14と同じである。
同様に、平均X線強度選出手段21は実施例2と同じであり、かつ、第2の照射X線強度算出手段22は実施例2の照射X線強度算出手段22と同じである。
これにより、X線条件設定手段6で設定される照射X線強度が比較手段31で選択された方のX線強度になるように制御できる。
4…フラットパネル型X線検出器(X線検出手段)
6…X線条件設定手段
7…コントローラ(X線強度制御手段)
8…画像表示モニタ(画像表示手段)
9…X線強度測定領域設定手段
10…画像処理手段
11…X線強度記憶手段
13…X線強度選出手段
14…照射X線強度算出手段、第1の照射X線強度算出手段
21…平均X線強度算出手段
22…照射X線強度算出手段、第2の照射X線強度算出手段
H…被検体
Claims (3)
- 被検体にX線を照射するX線照射手段と、前記X線照射手段から照射されて被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前記X線検出手段で検出したX線を処理して画像データを生成出力する画像処理手段と、前記画像処理手段から出力される画像データを表示する画像表示手段と、前記X線照射手段から照射するX線の条件を設定するX線条件設定手段とを備えたX線透視撮影装置であって、
透視時において前記X線検出手段で検出された各画素のX線強度を記憶するX線強度記憶手段と、前記画像表示手段で表示された画像面上でX線強度測定領域を移動可能に設定するX線強度測定領域設定手段と、前記X線強度測定領域設定手段で設定されたX線強度測定領域内の画素のX線強度を前記X線強度記憶手段から抽出しその抽出した画素のX線強度に基づいて照射X線強度を算出する照射X線強度算出手段と、X線条件設定手段で設定される照射X線強度が前記照射X線強度算出手段で算出されるX線強度になるように制御するX線強度制御手段とを備えたことを特徴とするX線透視撮影装置。 - 請求項1に記載のX線透視撮影装置において、
X線強度測定領域設定手段で設定されたX線強度測定領域内の画素のX線強度をX線強度記憶手段から抽出して最低または最高X線強度を選出するX線強度選出手段を備え、照射X線強度算出手段を、前記X線強度選出手段で選出された最低または最高X線強度と予め設定されている必要X線強度とを比較して照射X線強度を算出するように構成してあるX線透視撮影装置。 - 請求項1または2に記載のX線透視撮影装置において、
X線強度測定領域設定手段で設定されたX線強度測定領域内の画素のX線強度を前記X線強度記憶手段から抽出してX線強度測定領域内の画素のX線強度の平均値を算出する平均X線強度算出手段を備え、照射X線強度算出手段を、前記平均X線強度算出手段で算出されたX線強度と予め設定されている標準X線強度とを比較して照射X線強度を算出するように構成してあるX線透視撮影装置。
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