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JP2008121650A - 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 - Google Patents

電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 Download PDF

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JP2008121650A
JP2008121650A JP2006309807A JP2006309807A JP2008121650A JP 2008121650 A JP2008121650 A JP 2008121650A JP 2006309807 A JP2006309807 A JP 2006309807A JP 2006309807 A JP2006309807 A JP 2006309807A JP 2008121650 A JP2008121650 A JP 2008121650A
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blade
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electric blower
curved portion
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Hiroyuki Kayama
博之 香山
Hiroaki Kurihara
裕明 栗原
Shizuka Yokote
静 横手
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】インペラ内の流路における渦流を抑制して送風効率の向上を図るとともに、組み立ての容易化を図った電動送風機を提供することを目的とする。
【解決手段】インペラ2を構成する少なくとも前面シュラウド4とブレード6との接合部には、接合部に沿って湾曲部16(すなわちフィレット部)を設け、湾曲部16を前面シュラウド4とブレード6の間で挟持する構成としたものである。これによって、インペラ2内の流路における渦流は湾曲部16により抑制することができ送風効率の向上を図ることができるとともに、インペラ組み立て時に湾曲部16も同時に挟持されて組み立てられるものであり、組み立ての容易化も図ることができるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、送風効率を向上させた電動送風機およびそれを用いた電気掃除機に関するものである。
従来、電動送風機のインペラは、吸気口を有する前面シュラウドと、前面シュラウドと間隔をおいて配される後面シュラウドと、前面シュラウドおよび後面シュラウドによって挟持される複数枚のブレードを有し、前面シュラウド、後面シュラウドおよびブレードはかしめ加工により一体的に固定されている。
そして、送風効率の向上を図るために、インペラを覆うケーシングとインペラ入口部との隙間や前面シュラウドとブレードとの隙間を小さくするようにした電動送風機(例えば、特許文献1参照)や、インデューサを内蔵したインペラでは、インデューサ案内翼の前面シュラウドと密接する箇所の先端に細いリブを設けて圧接して、インデューサ案内翼と前面シュラウドの隙間を減らすようにした電動送風機(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特開平8−296589号公報 特開2000−179491号公報
しかしながら、前記従来の構成では、いずれも隙間対策にすぎず、インペラ内の流路における渦流を抑制して送風効率の向上を図るものではない。すなわち、インペラ内の流路の断面形状は、前面シュラウド、後面シュラウドおよび両シュラウド間のブレードによって囲まれ略矩形状をしている。このため、インペラの回転駆動により、インペラ内の流路を流れる気流は、ブレード間を流れる外周方向の1次流れと、これと直交する垂直方向の2次流れとなり、これら1次、2次流れが乱れて略矩形状の流路四隅に小さな渦流が生じ、これにより送風効率が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、インペラ内の流路における渦流を抑制して送風効率の向上を図るとともに、組み立ての容易化を図った電動送風機およびそれを用いた電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動送風機は、インペラを構成する少なくとも前面シュラウドとブレードとの接合部には、接合部に沿って湾曲部(すなわちフィレット部)を設け、湾曲部を前面シュラウドとブレードの間で挟持する構成とした電動送風機とするものである。
これによって、インペラ内の流路における渦流は湾曲部により抑制することができ送風効率の向上を図ることができるとともに、インペラ組み立て時に湾曲部も同時に挟持されて組み立てられるものであり、組み立ての容易化も図ることができるものである。
また、この電動送風機を用いた電気掃除機は、吸引性能が高く、快適な掃除ができるものである。
本発明の電動送風機およびこれを用いた電気掃除機は、送風効率の向上と組み立ての容易化が図れるものである。
第1の発明は、電動機により回転駆動されるインペラは、吸気口を有する前面シュラウドと、前記前面シュラウドと間隔をおいて配される後面シュラウドと、前記前面シュラウドおよび前記後面シュラウドによって挟持される複数枚のブレードを有し、前記前面シュラウド、後面シュラウドおよびブレードを一体的に固定するとともに、少なくとも前記前面シュラウドと前記ブレードとの接合部には、接合部に沿って湾曲部を設け、前記湾曲部を前記前面シュラウドと前記ブレードの間で挟持する構成とした電動送風機とするものである。これによって、インペラ内の流路における渦流は湾曲部により抑制することができ送風効率の向上を図ることができるとともに、インペラ組み立て時に湾曲部も同時に挟持されて組み立てられるものであり、組み立ての容易化も図ることができるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前面シュラウドの吸気口近傍の内部に、山形のハブとこのハブから略放射状に形成されブレードに接続される複数枚の案内翼を有するインデューサを設け、湾曲部を前面シュラウドとブレードおよび案内翼との接合部の少なくとも一方の接合部に沿って設けたことにより、インデューサの案内翼を含めたインペラ内の流路の一部に湾曲部が形成され、インペラ内の流路における渦流を抑制することができ、同時に組み立ての容易化も図ることができるものである。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、複数の湾曲部はこれを円環状に連結して一体化し円環状湾曲部としたことにより、個々の湾曲部が分散せずに組み立てを容易に行うことができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、湾曲部はブレードの突起かしめ部で共締めされる構成としたことにより、湾曲部を簡易にかつ強固に正確な位置に固定することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、湾曲部を前面シュラウドに取り付け、その後に前面シュラウドとブレードの間で挟持する構成としたことにより、これまでのインペラ組み立て工程と同様に行うことが可能で、さらには前面シュラウドと湾曲部との隙間を少なくし、両者間を空気が漏れて送風効率が低下することを抑えることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、湾曲部はインペラの回転方向後方に翼倒れ支え部を設けたことにより、ブレードまたは/およびインデューサの案内翼が翼倒れ支え部により全般に渡り支えられ、高速回転から発生する遠心力により、特に、ブレードまたは/およびインデューサの案内翼の入口先端部付近が倒れて変形することを防ぐことができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、湾曲部はその一部を変形可能とし前面シュラウドとブレードの間での挟持時に変形して少なくともブレードと前面シュラウドのいずれか一方と密着する構成としたことにより、湾曲部とブレードまたは/および前面シュラウドが圧接され、隙間を空気が漏れることによる送風効率の低下を防ぐとともに、湾曲部とブレードまたは/および前面シュラウドとの隙間に空気が入り込んで流れが乱れることで送風効率が低下することも防ぐことができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、湾曲部はインペラの吸気口からインペラの外周部のほぼ全域に渡って設けたことにより、流路内全域で送風効率を高めることができ、さらに湾曲部を固定する部分の数が増えるので、より強固に固定することができる。
第9の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明において、前面シュラウドに湾曲部をはめ込むはめ込み部を設け、湾曲部と前面シュラウドとの境界部に段差をなくしたことにより、湾曲部と前面シュラウドとの境界部に段差が生じることなく、かつインペラの流路断面積を広げることが容易である。
第10の発明は、特に、第1〜第9のいずれか1つの発明の電動送風機を有する電気掃除機としたことにより、吸引性能が高く、快適な掃除ができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1、図2は、本発明の実施の形態1における電動送風機を示している。
図に示すように、本実施の形態における電動送風機は、電動機1と、電動機1に接続し回転駆動されるインペラ4とを備え、インペラ4は、吸気口3を有する前面シュラウド4と、前面シュラウド4と間隔をおいて配される後面シュラウド5と、前面シュラウド4および後面シュラウド5によって挟持される複数枚のブレード6を有し、前面シュラウド4、後面シュラウド5およびブレード6をかしめ加工により一体的に固定している。さらに、少なくとも前面シュラウド4とブレード6との接合部には、接合部に沿って連続して湾曲した湾曲部(フィレット部)16を設け、湾曲部16を前面シュラウド4とブレード6の間で挟持する構成としたものである。
前記前面シュラウド4、後面シュラウド5およびブレード6は、本実施の形態では板金製としているものであり、この場合、ブレード6の突起かしめ部11で三者を共締めする構成としている。なお、インペラ4を構成する部材は板金製に限られるものではない。
また、電動送風機は一般的によく知られているように、インペラ4の外周に案内翼を備えたエアガイド7を有し、また、インペラ4、エアガイド7はケーシング8により覆われているものである。
以上のように構成された電動送風機について、以下その動作、作用を説明する。
電動機1に接続されたインペラ2が高速回転して、インペラ2の吸気口3から空気を吸込み、この空気流は前面シュラウド4、後面シュラウド5、そして2枚のブレード6で囲まれる内部流路を通過し、インペラ2外周部から排出される。
このとき空気流は、内部流路を吸気口3からインペラ2外周方向へ進む主流(1次流れ:図1のv1)に加えて、インペラ2が回転していること、内部流路が曲がっていること、コリオリ力、隙間漏れにより、この主流に垂直方向の副流(2次流れ:図2のv2)が生じる。この2次流れv2は主に流路断面内を略円環状に循環する流れとなり、1次流れv1と合成されることで、吸気口3から吸込まれた空気流は略螺旋を描いてインペラ2外周部へ排出されることになる。
そこで、前面シュラウド4とブレード6との接合部に沿って湾曲部16を設けているので、2次流れv2が湾曲部16に沿って滑らかに流れることになる。このため、流路の湾曲部16での2次流れv2の乱れがなく渦流v3が抑制されるものである。そして、この湾曲部16は、従来の組み立て工法と同様に、ブレード6の突起かしめ部11で前面シュラウド4と共締めしている。なお、湾曲部16は流路の四隅に設けることも可能である。
このように、本実施の形態においては、インペラ2を構成する少なくとも前面シュラウド4とブレード6との接合部には、接合部に沿って湾曲部(すなわちフィレット部)16を設け、湾曲部16を前面シュラウド4とブレード6の間で挟持する構成としたことにより、インペラ2内の流路の隅部に湾曲部16が形成され、隅部での2次流れの乱れが抑制され、送風効率の向上を図ることができるとともに、インペラ2の組み立て時に湾曲部16も同時に挟持されて組み立てられるので、強度を保ちつつ組み立ての容易化も図ることができるものである。
また、湾曲部16をブレード6の突起かしめ部11で共締めされる構成とすることにより、湾曲部16を簡易でありながら強固かつ正確な位置に固定することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における電動送風機のインペラを示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態では、複数の湾曲部16を円環状に連結一体構成とした円環状湾曲部18とし、この円環状湾曲部18を、インペラ2を構成する少なくとも前面シュラウド4とブレード6との接合部に沿って挟持する構成としたものである。すなわち、突起かしめ部11を取り付け穴11a、11bに通してかしめることにより、円環状湾曲部18は前面シュラウド4とブレード6との接合部に沿って挟持されるものである。
このように、本実施の形態においては、円環状湾曲部18とすることにより、個々の湾曲部16が分散せずに組み立てを容易に行うことができる(図中の矢印方向に組み立てを行う)。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における電動送風機のインペラを示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態では、組み立ての事前に湾曲部16(図では円環状湾曲部18)を前面シュラウド4にピン部11cで一体に取り付けておき、その後に前面シュラウド4とブレード6の間で挟持する構成としたものである。このとき、湾曲部16の前面シュラウド4への取り付けは、仮止め程度の締結力でも構わず、最終的に組み立て後に強固に固定されるものである。取り付けピン部11cを前面シュラウド4へ取り付ける際には軽い圧入でも十分な効果が得られるものである。
このように、本実施の形態においては、湾曲部16を前面シュラウド4に取り付けておくことにより、従来のインペラ2の組み立て工程と同様に行うことが可能で、さらには前面シュラウド4と湾曲部16との隙間を少なくし、両者間を空気が漏れて送風効率が低下することを抑えることができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4における電動送風機のインペラを示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態では、湾曲部16はインペラ2の高速回転による遠心力がブレード6にかかる方向(矢印E)の回転方向後方に矢印F方向に対する翼倒れ支え部20を設けたものである。
このように、本実施の形態においては、翼倒れ支え部20を設けたことにより、ブレード6が翼倒れ支え部20により全般に渡り支えられ、高速回転から発生する遠心力により、特に、ブレードの入口先端部付近が倒れて変形することを防ぐことができる。
加えてインペラ2の回転中は、翼倒れ支え部20にブレード6が遠心力で翼倒れ支え部20へ密着するため、ブレード6間を空気が漏れることによる送風効率の低下を防ぐことができる。
(実施の形態5)
図6は、本発明の実施の形態5における電動送風機のインペラを示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態では、湾曲部16はその一部を変形可能とし前面シュラウド4とブレード6の間での挟持時に変形して少なくともブレード6と前面シュラウド4のいずれか一方と密着する構成としたものである。具体的には、湾曲部16のブレード6側の湾曲端部16aを変形可能とし、ブレード6には挟持時に湾曲端部16aと合致することにより湾曲部16を変形させ少なくともブレード6と前面シュラウド4のいずれか一方と密着させる変形作用部6aを設けている。
このように、本実施の形態においては、湾曲部16はその一部を変形可能としたことにより、前面シュラウド4とブレード6の間での挟持時に湾曲端部16aがブレード6または/および前面シュラウド4と圧接し、隙間を空気が漏れることによる送風効率の低下を防ぐとともに、湾曲部16とブレード6または/および前面シュラウド4との隙間に空気が入り込んで流れが乱れることで送風効率が低下することも防ぐことができる。
さらには湾曲部16の組み立て時の不安定度合いを抑えて、さらに強固に固定することができる。
(実施の形態6)
図7は、本発明の実施の形態6における電動送風機のインペラを示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図7(a)に示すように、本実施の形態では、湾曲部16を吸気口3からインペラ2外周部のほぼ全域に渡って配置している。
このことにより、流路内全域で送風効率を高めることができ、さらに湾曲部16を固定する突起かしめ部11の数が増えるので、より強固に固定することができる。
なお、湾曲部16を、吸気口3近傍を除いてインペラ2外周部に集中して配することで、流速の増加した空気流に対して湾曲部16を構成でき送風効率を高めることができる。また、ブレード6において、突起かしめ部11の最外周箇所から外周側が湾曲部16で押さえられ、遠心力による変形を抑制することでブレード6が前面シュラウド4の外側へ飛び出すことがない。
また、湾曲部16を、吸気口3近傍およびインペラ2外周部を除く略中央部付近のみに集中して配し、少なくともブレード6において、突起かしめ部11の最内周箇所および最外周箇所では湾曲部16と挟持しないことにより、ブレード6を強固に前面シュラウド4へ固定できる。
また、湾曲部16を、前面シュラウド4の吸気口3より内側から配することで、ベルマウスなどの滑らかに吸気する吸気形状を実現可能であり、吸気口3での流れの乱れを低減して送風効率を高めることができる。
同様に、湾曲部16を、インペラ2外周部よりさらに外周方向へ延長することにより、ケーシング8やエアガイド7との距離を狭めて隙間を小さくすることで漏れ損失、還流による損失を抑えることもできる。
また、図7(b)に示すように、前面シュラウド4に湾曲部16をはめ込むはめ込み部21を設けることで、湾曲部16と前面シュラウド4との境界部22に段差が生じることなく、かつインペラ2の流路断面積を広げることが容易である。
なお、湾曲部16の吸気口3側およびインペラ2外周部側は、滑らかに前面シュラウド4へ接続する形状を設けることで、湾曲部16への衝突損失を低減できる。
(実施の形態7)
図8は、本発明の実施の形態7における電動送風機のインペラを示している。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図に示すように、本実施の形態では、インペラ2の吸気口3近傍内部には、山形のハブ23と、ハブ23から略放射状に形成し、かつインペラ2回転方向に傾斜した複数枚の案内翼13からなるインデューサ12を有し、さらに案内翼13はブレード6に接続され、前面シュラウド4および前面シュラウド4とブレード6はかしめ加工により固定された構成としている。
そして、前面シュラウド4とそれぞれのブレード6かつ案内翼13との接合部に沿って湾曲部16を設け、湾曲部16は前面シュラウド4とブレード6かつ案内翼13の間で挟持される構成としたことにより、インデューサ12の案内翼13を含めたインペラ2内流路の略矩形の四隅にフィレットつまり湾曲形状が形成され、四隅での2次流れの乱れが抑制されるものである。
また、ハブ23と案内翼13は樹脂成型もしくは切削加工で作られた一体加工品であり、ハブ23と案内翼13との接合部には根元湾曲部24を形成している。
その結果、流路断面の四隅に湾曲形状が形成され、流路での2次流れの乱れがさらに抑制されるものである。
さらに、湾曲部16は高い強度を有する前面シュラウド4とブレード6の間で挟持されるので、インペラ2自体の組み立て強度を損なわずに、湾曲部16を取り付けている。このとき強固に取り付けられた湾曲部16がインデューサ12の案内翼13をもしっかりと固定しているものである。
この結果、インペラ2の吸気口3内に複雑な形状をしたインデューサ12を有していても簡易に送風効率を高めることができ、加えてインペラ2自体の強度を保ちつつ、湾曲部16を容易かつ強固に固定できる。
なお、湾曲部16とインデューサ12の案内翼13がともに樹脂製である場合は、両者を接着、熱溶着、超音波溶着などの接合方法でより強固に固定できる。
また、実施の形態4で示した翼倒れ支え部20を設けることにより、案内翼13全般に渡り支えられ、高速回転から発生する遠心力により、特に、ブレード6または/およびインデューサ12の案内翼13の入口先端部付近が倒れて変形することを防ぐことができる。
(実施の形態8)
図9は、本発明の実施の形態8における電気掃除機を示すものである。
図に示すように、本実施の形態では、掃除機本体25内に電動送風機26を有し、吸引ノズル27から空気流とともに塵埃を吸引し、集塵室28に塵埃を蓄える。
ここで、実施の形態1〜7のいずれかに示した電動送風機を電動送風機26として使用した電気掃除機とすることにより、吸引性能が高く、快適な掃除ができるものである。
以上のように、本発明にかかる電動送風機は、送風効率の向上と組み立ての容易化が図れるものであるので、電気掃除機はもとより、高速回転で強度を必要とし、かつ消費エネルギーを抑える必要がある吸引装置、送風装置など、あるいは圧縮機、タービン、液体用ポンプにも適用可能である。また、この電動送風機を用いた電気掃除機は、吸引性能が高いので、特に、一般家庭などで使用される電気掃除機として有用である。
本発明の実施の形態1における電動送風機の半分を断面にして示した正面図 (a)同電動送風機のインペラの半断面図(b)(a)のA−A断面図(c)(a)のB−B断面図 本発明の実施の形態2における電動送風機のインペラの分解断面図 本発明の実施の形態3における電動送風機のインペラの分解断面図 本発明の実施の形態4における電動送風機のインペラの部分断面図 (a)本発明の実施の形態5における電動送風機のインペラ組み立て前の分解断面図(b)同インペラ組み立て後の断面図 (a)本発明の実施の形態6におけるインペラの半断面図(b)同インペラの他の例を示す半断面図 (a)本発明の実施の形態7におけるインペラの半断面図(b)(a)のC―C断面図 本発明の実施の形態8における電気掃除機を示す構成図
符号の説明
1 電動機
2 インペラ
3 吸気口
4 前面シュラウド
5 後面シュラウド
6 ブレード
11 突起かしめ部
12 インデューサ
13 案内翼
16 湾曲部
18 円環状湾曲部
20 翼倒れ支え部
23 ハブ

Claims (10)

  1. 電動機により回転駆動されるインペラは、吸気口を有する前面シュラウドと、前記前面シュラウドと間隔をおいて配される後面シュラウドと、前記前面シュラウドおよび前記後面シュラウドによって挟持される複数枚のブレードを有し、前記前面シュラウド、後面シュラウドおよびブレードを一体的に固定するとともに、少なくとも前記前面シュラウドと前記ブレードとの接合部には、接合部に沿って湾曲部を設け、前記湾曲部を前記前面シュラウドと前記ブレードの間で挟持する構成とした電動送風機。
  2. 前面シュラウドの吸気口近傍の内部に、山形のハブとこのハブから略放射状に形成されブレードに接続される複数枚の案内翼を有するインデューサを設け、湾曲部を前面シュラウドとブレードおよび案内翼との接合部の少なくとも一方の接合部に沿って設けた請求項1に記載の電動送風機。
  3. 複数の湾曲部はこれを円環状に連結して一体化し円環状湾曲部とした請求項1または2に記載の電動送風機。
  4. 湾曲部はブレードの突起かしめ部で共締めされる構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動送風機。
  5. 湾曲部を前面シュラウドに取り付け、その後に前面シュラウドとブレードの間で挟持する構成とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機。
  6. 湾曲部はインペラの回転方向後方に翼倒れ支え部を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の電動送風機。
  7. 湾曲部はその一部を変形可能とし前面シュラウドとブレードの間での挟持時に変形して少なくともブレードと前面シュラウドのいずれか一方と密着する構成とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動送風機。
  8. 湾曲部はインペラの吸気口からインペラの外周部のほぼ全域に渡って設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の電動送風機。
  9. 前面シュラウドに湾曲部をはめ込むはめ込み部を設け、湾曲部と前面シュラウドとの境界部に段差をなくした請求項1〜7のいずれか1項に記載の電動送風機。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の電動送風機を有する電気掃除機。
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