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JP2008152178A - データ線駆動回路、走査線駆動回路、表示装置、電子機器、データ線駆動方法、走査線駆動方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

データ線駆動回路、走査線駆動回路、表示装置、電子機器、データ線駆動方法、走査線駆動方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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JP2008152178A JP2006342429A JP2006342429A JP2008152178A JP 2008152178 A JP2008152178 A JP 2008152178A JP 2006342429 A JP2006342429 A JP 2006342429A JP 2006342429 A JP2006342429 A JP 2006342429A JP 2008152178 A JP2008152178 A JP 2008152178A
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Mitsuru Tada
満 多田
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Abstract

【課題】走査線の左右にドライバを配置する従来手法の場合、立ち上がり立ち下がり特性を改善できる一方でコストや消費電力が増加する。
【解決手段】アクティブマトリクス駆動型表示デバイスのデータ線駆動回路に、各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位を、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットする機能を搭載する。この際、走査線駆動回路には、スイッチ素子のオン期間を、データ線の電位が信号電位に維持されている期間内に制御する機能を搭載する。
【選択図】図5

Description

この明細書で説明する発明は、アクティブマトリクス駆動型表示デバイスの駆動技術に関する。なお、ここでの発明は、データ線駆動回路、走査線駆動回路、表示装置、電子機器、データ線駆動方法、走査線駆動方法及びコンピュータプログラムとしての側面を有する。
フラットパネル型の表示デバイスの大画面化と高精細化はますます進む方向にある。これに伴い、パネル表示素子の駆動周波数に対する信号遅延や駆動信号の立ち上がり立ち下り特性(周波数特性)の劣化が問題となっている。
図1に、アクティブマトリクス駆動型表示デバイスで使用される書き込み信号WSの立ち上がり立ち下がり特性を示す。
なお、図1(A)は、データ線に印加される信号電位の波形を示す。図1(B)は、第i番目の走査線に接続される画素のうち走査線ドライバの近くに位置する画素に印加される書き込み信号WSの信号波形例を示す。
図1(C)は、第i番目の走査線に接続される画素回路のうち走査線ドライバから遠く離れた位置の画素に印加される書き込み信号WSの信号波形例を示す。図1(D)は、第i+1番目の走査線に接続される画素のうち走査線ドライバの近くに位置する画素に印加される書き込み信号WSの信号波形例を示す。
図1(E)は、第i+1番目の走査線に接続される画素のうち走査線ドライバから遠く離れた位置の画素に印加される書き込み信号WSの信号波形例を示す。図1(F)は、水平同期信号HSの信号波形例を示す。
信号電圧値の各画素に対する書き込みは、書き込み信号WSがHレベルに立ち上がった後に実行される。しかし、図1に破線で囲んで示すように、走査線ドライバに対する距離が長くなると書き込み信号WSの波形が鈍りが大きくなる。すなわち、同じ走査線上に位置する画素間でも書き込み信号WSがHレベルの立ち上がりに位相差が発生する。
この位相差の発生は、配線長の違いに伴う配線容量の違いと、駆動周波数の高まりに伴うスイッチ素子のゲートドレン間容量Cgdの増大に起因すると考えられる。
そこで、駆動周波数に対する立ち上がり立ち下がり特性の改善を目的として、駆動ラインを両側から駆動する方法が提案されている。
特開2005−345910号公報
しかし、両側駆動は立ち上がり立ち下がり特性を改善できるプラス面がある一方で、製造コストや消費電力が増加するマイナス面がある。また、駆動周波数が上がるほど消費電力が上昇し易いマイナス面もある。従って、各種特性の改善とコスト面その他とのバランスに優れた技術の提案が求められる。
そこで、発明者は、アクティブマトリクス駆動型表示デバイスに使用するデータ線駆動回路として、各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位を、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットする機能を有するものを提案する。
また、発明者は、アクティブマトリクス駆動型表示デバイスを駆動する走査線駆動回路として、各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位が、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットされる場合に、スイッチ素子のオン期間を、データ線の電位が信号電位に維持されている期間より短く制御する機能を有するものを提案する。
発明者の提案する発明の場合、スイッチ素子にオン電位が印加される前に、信号電圧の電位が基準電圧値(信号電圧の黒レベルよりスイッチ素子のオン電位側の電位)に制御される。この制御により、走査線から見たスイッチ素子の寄生容量を小さくできる。かくして、消費電力の増加を伴うことなく、スイッチ素子の立ち上がり立ち下がり特性や位相遅延を改善することができる。
以下、アクティブマトリクス駆動型の有機ELディスプレイ装置に好適なデータ線及び走査線の駆動制御例を説明する。
なお、本明細書で特に図示又は記載されない部分には、当該技術分野の周知又は公知技術を適用する。
また以下に説明する形態例は、発明の一つの形態例であって、これらに限定されるものではない。
(A)有機ELディスプレイ装置の全体構成
図2に、有機ELディスプレイ装置1の主要構成部分を示す。有機ELディスプレイ装置1は、有機ELパネル3、データ線ドライバ5及び走査線ドライバ7を主要な構成要素とする。なお、有機ELディスプレイ装置1は、タイミング信号の発生に必要なタイミングジェネレータ等も搭載する。
有機ELパネル3は、画素11が基体上にマトリクス状に配置された自発光型の表示デバイスである。この形態例の場合、有機ELパネル3はカラー表示用であり、画素11は発光色別に配置される。ただし、画素11が複数色の発光層を積層した構造の有機EL素子の場合、1つの画素11が複数の発光色に対応する。
図3に、データ線DLと走査線WLとの交点位置に形成される画素11と駆動回路との接続関係を示す。
画素11は、スイッチ素子T1、キャパシタC、電流ドライブ素子T2及び有機EL素子Dで構成される。
スイッチ素子T1は、データ線DLに印加された信号電圧のキャパシタCへの書き込みを制御するトランジスタである。書き込み信号WSは、走査線ドライバ7から走査線WLを通じて各スイッチ素子T1に供給される。
キャパシタCは、書き込まれた信号電圧を1フレームの間保持する記憶素子である。キャパシタCを用いることで、信号電圧の書き込みが線順次に実行される場合でも、面順次走査方式で書き込まれる場合と同様の発光態様が実現される。
電流ドライブ素子T2は、キャパシタCに保持されている信号電圧に応じた駆動電流を有機EL素子Dに供給するトランジスタである。ここでの駆動電流値は、電流ドライブ素子T2のゲートソース間に印加される電圧Vgsにより定まる。
データ線ドライバ5は、有機ELパネル3のデータ線DLを駆動する回路デバイスである。図4に、データ線ドライバ5の内部構成例を示す。データ線ドライバ5は、各画素に対応する映像信号値(ディジタル値)Dinを信号電圧値Vinに変換するディジタル/アナログ変換器21と、リセット用の基準信号値(ディジタル値)Dref を基準電圧値Vref に変換するディジタル/アナログ変換器23と、スイッチ回路25で構成される。
この形態例の場合、基準電圧値Vref は、信号電圧値Vinの可変電圧範囲のうち最も電位が高い白レベル電圧値Vw である。
スイッチ回路25は、不図示のタイミングジェネレータから与えられる切り替え制御信号に基づいて信号電圧値Vin又は基準電圧値Vref をデータ線DLに出力する回路デバイスである。
スイッチ回路25は、少なくとも水平走査期間の開始点と終了点において、データ線DLの電位が基準電圧値Vref にリセットされるように切り替え動作を実行する。具体的には、電位の遷移時間を考慮して設定された時点に基準電圧値Vref への切り替え動作を実行する。
図5(A)に、データ線DLに印加される電位VDの変化を示す。図5(A)に示すように、水平走査期間の開始点と終了点の電位VDは、映像信号値の白レベル電位(=Vref )に必ずリセットされる。なお、その他の信号期間における電位は、画素11の応答特性に伴って遷移する。因みに、図5(F)は、水平走査期間を規定する水平同期信号HSである。
走査線ドライバ7は、信号電圧値Vinの書き込みタイミングを与える回路デバイスである。走査線ドライバ7は、水平同期信号HSが入力されるたび1つ走査線を選択的に書き込み可能状態に制御する。この形態例の場合、走査線ドライバ7は、水平走査期間T0より短い期間T1だけスイッチ素子T1にオン電位を印加する。
なお、オン電位の印加タイミングは、不図示のタイミングジェネレータにより供給される。
図5(B)〜図5(E)に、書き込み信号WSの信号波形例を示す。図5(B)は、第i番目の走査線WLに接続される画素11のうち走査線ドライバ7の近くに位置する画素11(図2の場合、右側に位置する画素)に印加される書き込み信号WSの信号波形例を示す。
図5(C)は、第i番目の走査線WLに接続される画素11のうち走査線ドライバ7から遠く離れた位置の画素11(図2の場合、左側に位置する画素)に印加される書き込み信号WSの信号波形例を示す。図5(D)は、第i+1番目の走査線WLに接続される画素11のうち走査線ドライバ7の近くに位置する画素11に印加される書き込み信号WSの信号波形例を示す。
図5(E)は、第i+1番目の走査線WLに接続される画素11のうち走査線ドライバ7から遠く離れた位置の画素11に印加される書き込み信号WSの信号波形例を示す。
図5(B)及び(D)に示すように、書き込み信号WSがオン電位にある期間T1は、水平走査期間T0よりも短くなっていることが分かる。
勿論、走査線ドライバ7の近くに位置する各画素の書き込み時間は、従来例(図1)に比して短くなる。しかし、図5(C)及び(E)に示すように、走査線ドライバ7から遠く離れた位置の各画素の書き込み時間は、従来例(図1)と同じかそれ以上に確保できている。
これは、駆動周波数に対する立ち上がり立ち下がり特性が改善するためである。すなわち、この形態例で提案する駆動方法により、スイッチ素子T1の応答性が改善されるためである。この応答特性の改善原理は以下の現象に基づいている。
走査線WLに書き込み信号WS(Hレベル)を印加する前に、既にデータ線DLに白レベルの信号電圧値Vw(=Vref )が印加されている場合、スイッチ素子T1のデータ線DL側が常にドレインとなる。従って、走査線WLからは、図6に示すようにスイッチ素子T1のキャパシタC側に寄生する容量Cgsだけが見える状態になる。
すなわち、スイッチ素子T1のデータ線DL側に寄生する容量Cgdは、実質的にゼロかキャパシタC側の容量Cgsに比して無視できる状態になる。このため、走査線WLから見た時定数τを小さくことができる。
結果として、書き込み信号WSを立ち上げる際又は立ち下げる際のスイッチ素子T1の応答性が改善する。すなわち、有機ELパネル3の解像度や駆動周波数が上がっても、特別な配線パターンや駆動回路を増やすことなく、十分な書き込み時間を確保することができる。この結果、画像品質が向上する。
また、走査線WL上の画素位置に関わらず、画素間における書き込み位相差を小さくできる。従って、キャパシタC以外に大きな容量素子を有しない有機ELディスプレイ装置1の場合、信号電圧値Vinの書き込み時間を積極的に短縮し、信号電圧値Vinの書き込み時に消費される電力を小さくすることもできる。
(B)他の実装例
(B−1)他の基準電圧例
前述の形態例においては、基準電圧値Vref を、信号電圧値Vinの白レベル電圧値Vw に設定する場合について説明した。
しかし、基準電圧値Vref は、有機ELディスプレイ装置1の駆動条件に応じた電圧値に設定できる。
図7に、信号電圧値Vinの可変範囲と書き込み信号WSの可変範囲との間に想定される電圧関係の一例を示す。これらの電圧関係は、適用するシステムに応じて選択的に使用される。
図7(A)は、書き込み信号WSのオン電圧(Hレベル)が信号電圧値VinのHレベル(白レベル)より小さく、書き込み信号WSのオフ電圧(Lレベル)が信号電圧値VinのLレベル(黒レベル)より小さい関係を示す。
図7(B)は、書き込み信号WSのオン電圧(Hレベル)が信号電圧値VinのHレベル(白レベル)より大きく、書き込み信号WSのオフ電圧(Lレベル)が信号電圧値VinのLレベル(黒レベル)より小さい関係を示す。
図7(C)は、書き込み信号WSのオン電圧(Hレベル)が信号電圧値VinのHレベル(白レベル)より大きく、書き込み信号WSのオフ電圧(Lレベル)が信号電圧値VinのLレベル(黒レベル)より大きい関係を示す。
ただし、いずれの場合も基準電圧値Vref は、信号電圧値Vinの黒レベル電位より大きい値(スイッチ素子T1のオン電位よりの値)に設定する。
なお、スイッチ素子T1がNチャネルFETである場合、基準電圧値Vrefの設定条件は、図8に示すように信号電圧値VinをLレベルからHレベルに立ち上げる際の時定数τの4分の1時点に対応する電圧以上であることが望ましい。
図9(A)に、基準電圧値Vref を信号電圧値Vinのほぼ中間電位に設定する場合を示す。なお、図9(B)〜図9(F)は、図5(B)〜図5(F)に対応する。この場合、常に中間電位を基点に信号電圧値Vinの波形が変化する。瞬間的にキャパシタCに印加される電圧を小さくできるため、立ち上がり立ち下がり特性の改善に効果的である。
また、基準電圧値Vref は、スイッチ素子T1のオン電位以上に設定しても良い。
この他、基準電圧値Vrefは、図10(A)に示すように、信号電圧値Vinの白レベル以上の値に設定しても良い。なお、図10(B)〜図10(F)は、図5(B)〜図5(F)に対応する。
この場合、スイッチ素子T1のデータ線DL側は常にドレインとして動作するだけでなく、スイッチ素子T1のドレインソース間電圧Vdsを大きくできる。
すなわち、スイッチ素子T1を飽和領域で駆動させことができる。従って、スイッチ素子T1の応答性を一層高い状態に制御することができる。
(B−2)他の画素構造
前述の形態例においては、スイッチ素子T1及び電流ドライブ素子T2の両方がNチャネルFETで構成する場合について説明した。
しかし、製造プロセス等に応じて必ずしもこの組み合わせである必要はない。
例えばスイッチ素子T1スイッチ素子T1をNチャネルFETで構成し、電流ドライブ素子T2をPチャネルFETで構成されても良い。また例えばスイッチ素子T1をPチャネルFETで構成し、電流ドライブ素子T2をNチャネルFETで構成されても良い。
また例えば図11に示すように、スイッチ素子T1及び電流ドライブ素子T2の両方をPチャネルFETで構成しても良い。なお、図11には図3との対応部分に同一符号を付して表している。
この回路構成の場合、信号電圧値Vinの可変範囲と書き込み信号WSの可変範囲の間には、例えば図12に示す関係が想定される。図12(A)は、書き込み信号WSのオン電圧(Lレベル)が信号電圧値VinのLレベル(白レベル)より小さく、書き込み信号WSのオフ電圧(Hレベル)が信号電圧値VinのHレベル(黒レベル)より小さい関係を示す。
図12(B)は、書き込み信号WSのオン電圧(Lレベル)が信号電圧値VinのLレベル(白レベル)より小さく、書き込み信号WSのオフ電圧(Hレベル)が信号電圧値VinのHレベル(黒レベル)より大きい関係を示す。
図12(C)は、書き込み信号WSのオン電圧(Lレベル)が信号電圧値VinのLレベル(白レベル)より大きく、書き込み信号WSのオフ電圧(Hレベル)が信号電圧値VinのHレベル(黒レベル)より大きい関係を示す。
ただし、いずれの場合も基準電圧値Vref は、信号電圧値Vinの黒レベル電位より低い値(スイッチ素子T1のオン電位側の値)に設定するのが好ましい。
因みに、スイッチ素子T1がPチャネルFETで実現する場合、基準電圧値Vrefの設定条件は、信号電圧値VinをHレベルからLレベルに立ち下げる際の時定数τの4分の1時点に対応する電圧以下であることが望ましい。
図13に、スイッチ素子T1と電流ドライブ素子T2の両方がPチャネルFETの場合に好適な駆動例を示す。図13(A)は、基準電圧値Vref を信号電圧値Vinの白レベルに設定する場合に、データ線DLに印加される電位VDの信号波形例である。なお、図13(B)〜図13(E)は書き込み信号WSの波形例を示し、図13(F)は水平同期信号HSを示す。
同様に、図14(A)は、基準電圧値Vref を信号電圧値Vinのほぼ中間電位に設定する場合に、データ線DLに印加される電位VDの信号波形例である。なお、図14(B)〜図14(F)は書き込み信号WSの波形例を示し、図14(F)は水平同期信号HSを示す。
因みに、基準電圧値Vref は、スイッチ素子T1のオン電位以下に設定しても良い。
この他、基準電圧値Vrefは、図15(A)に示すように、信号電圧値Vinの白レベル以下に設定しても良い。なお、図15(B)〜図15(F)は書き込み信号WSの波形例を示し、図15(F)は水平同期信号HSを示す。
(B−3)製品例
(a)ドライブIC
有機ELディスプレイ装置1を構成する有機ELパネル3、データ線ドライバ5及び走査線ドライバ7は、いずれも1つのパネル上に形成することもできるが、ドライバと画素マトリクスとを別々に製造し、流通することもできる。
例えば、データ線ドライバ5及び走査線ドライバ7はそれぞれ独立したドライブIC(integrated
circuit)として製造し、有機ELパネル3とは独立に流通することもできる。
(b)表示モジュール
前述した形態例における有機ELディスプレイ装置1は、中間生成品である表示モジュールの形態で流通することもできる。
図16に、表示モジュール31の外観例を示す。表示モジュール31は、支持基板35の表面に対向部33を貼り合わせた構造を有している。対向部33は、ガラスその他の透明部材を基材とし、その表面にはカラーフィルタ、保護膜、遮光膜等が配置される。
なお、表示モジュール31には、外部から支持基板35に信号等を入出力するためのFPC(フレキシブルプリントサーキット)37等が設けられていても良い。
(c)電子機器
前述した形態例における有機ELディスプレイ装置1は、電子機器に実装された商品形態でも流通される。
図17に、電子機器41の概念構成例を示す。電子機器41は、前述した有機ELディスプレイ装置1及びシステム制御部43で構成される。システム制御部43で実行される処理内容は、電子機器41の商品形態により異なる。
なお、電子機器41は、機器内で生成される又は外部から入力される画像や映像を表示する機能を搭載していれば、特定の分野の機器には限定されない。
この種の電子機器41には、例えばテレビジョン受像機が想定される。図18に、テレビジョン受像機51の外観例を示す。
テレビジョン受像機51の筐体正面には、フロントパネル53及びフィルターガラス55等で構成される表示画面57が配置される。表示画面57の部分が、形態例で説明した有機ELディスプレイ装置1に対応する。
また、この種の電子機器41には、例えばデジタルカメラが想定される。図19に、デジタルカメラ61の外観例を示す。図19(A)が正面側(被写体側)の外観例であり、図19(B)が背面側(撮影者側)の外観例である。
デジタルカメラ61は、撮像レンズ(図19は保護カバー63が閉じた状態であるので、保護カバー63の裏面側に配置される。)、フラッシュ用発光部65、表示画面67、コントロールスイッチ69及びシャッターボタン71で構成される。このうち、表示画面67の部分が、形態例で説明した有機ELディスプレイ装置1に対応する。
また、この種の電子機器41には、例えばビデオカメラが想定される。図20に、ビデオカメラ81の外観例を示す。
ビデオカメラ81は、本体83の前方に被写体を撮像する撮像レンズ85、撮影のスタート/ストップスイッチ87及び表示画面89で構成される。このうち、表示画面89の部分が、形態例で説明した有機ELディスプレイ装置1に対応する。
また、この種の電子機器41には、例えば携帯端末装置が想定される。図21に、携帯端末装置としての携帯電話機91の外観例を示す。図21に示す携帯電話機91は折りたたみ式であり、図21(A)が筐体を開いた状態の外観例であり、図21(B)が筐体を折りたたんだ状態の外観例である。
携帯電話機91は、上側筐体93、下側筐体95、連結部(この例ではヒンジ部)97、表示画面99、補助表示画面101、ピクチャーライト103及び撮像レンズ105で構成される。このうち、表示画面99及び補助表示画面101の部分が、形態例で説明した有機ELディスプレイ装置1に対応する。
また、この種の電子機器41には、例えばコンピュータが想定される。図22に、ノート型コンピュータ111の外観例を示す。
ノート型コンピュータ111は、下型筐体113、上側筐体115、キーボード117及び表示画面119で構成される。このうち、表示画面119の部分が、形態例で説明した有機ELディスプレイ装置1に対応する。
これらの他、電子機器41には、オーディオ再生装置、ゲーム機、電子ブック、電子辞書等が想定される。
(B−4)他の表示デバイス例
形態例の説明においては、表示デバイスが有機ELディスプレイ装置1である場合について説明した。
しかし、データ線ドライバ5及び走査線ドライバ7は、その他の自発光表示装置にも適用することができる。例えば無機ELディスプレイ装置、LEDを配列する表示装置、FEDディスプレイ装置やPDPディスプレイ装置等にも適用できる。
また、データ線ドライバ5及び走査線ドライバ7は、液晶表示装置等の非自発光表示装置にも適用できる。
図23に、データ線DLと走査線WLとの交点位置に形成される画素121と駆動回路との接続関係を示す。
図23に示すように、画素121の等価回路は、スイッチ素子T1とキャパシタC1として表すことができる。キャパシタC1が画素電極と対向電極に挟まれる液晶に対応する。発明者の提案する駆動方法を液晶表示装置に応用する場合にも、書き込み時間を安定的に長く確保することができる。従って、コストの増加を伴うことなく画質の向上を実現できる。
(B−5)制御デバイス構成
前述の説明では、データ線ドライバ5による基準電圧値Vref への切り替えタイミングの制御や走査線ドライバ7によるオフ電圧への切り替えタイミングをハードウェア的に制御する場合について説明した。
しかし、これらの制御タイミングは、ソフトウェア処理を通じて制御しても良い。
(B−6)その他
前述した形態例には、発明の趣旨の範囲内で様々な変形例が考えられる。また、本明細書の記載に基づいて創作される又は組み合わせられる各種の変形例及び応用例も考えられる。
従来の駆動例を示す図である。 表示デバイスの構造例を示す図である。 画素の構造例を示す図である。 データ線ドライバの構造例を示す図である。 表示デバイスの駆動例を示す図である。 駆動による容量の見え方を説明する図である。 想定される電圧関係を例示する図である。 基準電圧値の設定例を示す図である。 表示デバイスの他の駆動例を示す図である。 表示デバイスの他の駆動例を示す図である。 画素の他の構造例を示す図である。 想定される他の電圧関係を例示する図である。 表示デバイスの他の駆動例を示す図である。 表示デバイスの他の駆動例を示す図である。 表示デバイスの他の駆動例を示す図である。 表示モジュールの構成例を示す図である。 電子機器の機能構成例を示す図である。 電子機器の商品例を示す図である。 電子機器の商品例を示す図である。 電子機器の商品例を示す図である。 電子機器の商品例を示す図である。 電子機器の商品例を示す図である。 液晶表示装置の画素構造を示す図である。
符号の説明
1 有機ELディスプレイ装置
3 有機ELパネル
5 データ線ドライバ
7 走査線ドライバ
41 電子機器

Claims (18)

  1. アクティブマトリクス駆動型表示デバイスに使用するデータ線駆動回路において、
    各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位を、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットする
    ことを特徴とするデータ線駆動回路。
  2. 請求項1に記載のデータ線駆動回路において、
    スイッチ素子がNチャネル型の場合、前記基準電圧値はスイッチ素子のオン電位以上に設定される
    ことを特徴とするデータ線駆動回路。
  3. 請求項1に記載のデータ線駆動回路において、
    スイッチ素子がPチャネル型の場合、前記基準電圧値はスイッチ素子のオン電位以下に設定される
    ことを特徴とするデータ線駆動回路。
  4. 請求項1に記載のデータ線駆動回路において、
    スイッチ素子がNチャネル型の場合、前記基準電圧値は信号電圧の白レベル以上に設定される
    ことを特徴とするデータ線駆動回路。
  5. 請求項1に記載のデータ線駆動回路において、
    スイッチ素子がPチャネル型の場合、前記基準電圧値は信号電圧の白レベル以下に設定される
    ことを特徴とするデータ線駆動回路。
  6. 請求項1に記載のデータ線駆動回路において、
    スイッチ素子がNチャネル型の場合、前記基準電圧値は、信号電圧値をLレベルからHレベルに立ち上げる際の時定数τの4分の1時点に対応する電圧値以上に設定する
    ことを特徴とするデータ線駆動回路。
  7. 請求項1に記載のデータ線駆動回路において、
    スイッチ素子がPチャネル型の場合、前記基準電圧値は、信号電圧値をHレベルからLレベルに立ち下げる際の時定数τの4分の1時点に対応する電圧値以下に設定される
    ことを特徴とするデータ線駆動回路。
  8. アクティブマトリクス駆動型表示デバイスを駆動する走査線駆動回路において、
    各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位が、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットされる場合に、スイッチ素子のオン期間を、データ線の電位が信号電位に維持されている期間内に制御する
    ことを特徴とする走査線駆動回路。
  9. アクティブマトリクス駆動方式に対応した画素構造を有する表示デバイスと、
    各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位を、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットするデータ線駆動回路と、
    スイッチ素子のオン期間を制御する走査線駆動回路と
    を有することを特徴とする表示装置。
  10. 請求項9に記載の表示装置において、
    前記走査線駆動回路は、スイッチ素子のオン期間を、データ線の電位が信号電位に維持される期間より短く制御する
    ことを特徴とする表示装置。
  11. 請求項9に記載の表示装置において、
    前記表示デバイスは、非自発光表示デバイスである
    ことを特徴とする表示装置。
  12. 請求項9に記載の表示装置において、
    前記表示デバイスは、自発光表示デバイスである
    ことを特徴とする表示装置。
  13. 請求項9に記載の表示装置において、
    前記表示デバイスは、エレクトロルミネセンス型の表示デバイスである
    ことを特徴とする表示装置。
  14. アクティブマトリクス駆動方式に対応した構造を有する表示デバイスと、
    各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位を、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットするデータ線駆動回路と、
    スイッチ素子のオン期間を制御する走査線駆動回路と、
    信号処理部と
    を有することを特徴とする電子機器。
  15. アクティブマトリクス駆動型表示デバイスのデータ線駆動方法であって、
    各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位を、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットする
    ことを特徴とするデータ線駆動方法。
  16. アクティブマトリクス駆動型表示デバイスの走査線駆動方法であって、
    各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位が、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットされる場合に、スイッチ素子のオン期間を、データ線の電位が信号電位に維持されている期間より短く制御する
    ことを特徴とする走査線駆動方法。
  17. アクティブマトリクス駆動型表示デバイスにおけるデータ線の駆動タイミングを制御するコンピュータに、
    各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位を、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットする処理を実行させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  18. 各水平走査期間の開始点と終了点のデータ線印加電位が、信号電圧の黒レベル電位よりスイッチ素子のオン電位側に位置する任意の基準電圧値にリセットされる場合にあって、アクティブマトリクス駆動型表示デバイスにおける走査線の駆動タイミングを制御するコンピュータに、
    スイッチ素子のオン期間を、データ線の電位が信号電位に維持されている期間より短く制御させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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