[go: up one dir, main page]

JP2008039898A - 液晶パネルユニットおよび投写型表示装置 - Google Patents

液晶パネルユニットおよび投写型表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008039898A
JP2008039898A JP2006210872A JP2006210872A JP2008039898A JP 2008039898 A JP2008039898 A JP 2008039898A JP 2006210872 A JP2006210872 A JP 2006210872A JP 2006210872 A JP2006210872 A JP 2006210872A JP 2008039898 A JP2008039898 A JP 2008039898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal panel
light
plate
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006210872A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5175458B2 (ja
Inventor
Takayuki Okada
隆之 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp NEC Display Solutions Ltd
Original Assignee
NEC Display Solutions Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Display Solutions Ltd filed Critical NEC Display Solutions Ltd
Priority to JP2006210872A priority Critical patent/JP5175458B2/ja
Publication of JP2008039898A publication Critical patent/JP2008039898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5175458B2 publication Critical patent/JP5175458B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

【課題】光軸合わせなどの自由度を損なうことなく、放熱効果の高い構造を備えた液晶パネルユニットを実現する。
【解決手段】光が入射する入射窓が形成された前面板と、光が出射する出射窓が形成された背面板とを備えた金属製の筐体と、筐体内に収容され、入射窓から入射した光によって照明される液晶パネルと、前面板と液晶パネルとの間であって、かつ、液晶パネルに入射する光の光路上に配置された透光性の熱拡散板とを有し、液晶パネルの光入射面は、その全面が熱拡散板の光出射面に接しており、熱拡散板の光入射面は、光が入射する領域の周囲の領域が前面板に接している。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶パネルユニットおよび投写型表示装置に関するものであり、特に液晶パネルおよびその近傍の冷却構造に関するものである。
ライトバルブに液晶パネルを用いた投写型表示装置は、液晶パネルによって形成された画像を拡大投写する。具体的には、液晶パネルに入射した光は、映像信号に応じて駆動される液晶によって、画素毎に変調される。変調された光(画像光)は、光学系を介してスクリーンなどの投写面上に投写される。ここで、液晶パネルに入射した光の一部は、液晶パネルの温度上昇を引き起こす。一方、液晶パネルは、許容温度を超えると動作が不安定になったり、寿命が低下したりする。よって、液晶パネルを強制的に冷却する必要がある。特に、近年では投写型表示装置の小型化・高輝度化が促進された結果、装置内の熱密度が上昇しており、液晶パネルを効率良く冷却する必要がある。
そこで従来は、空冷ファンによって生み出された冷却風を液晶パネルに供給する強制空冷方式によって液晶パネルを冷却していた。例えば、送風ダクトの吹き出し口を液晶パネルユニットの近傍に配置し、該ユニット(特に、液晶パネル)に冷却風を供給することが一般的であった。また、冷却効果を高めるために、液晶パネルに放熱板を設け、発生した熱を放熱板に拡散させる技術も提案されている。例えば、特許文献1には、光変調装置(上記液晶パネルに相当)の光入射端面が第1透明放熱板に固着され、第1透明放熱基板がその両側部に配された熱伝導性結合部材を介してプリズムまたはプリズムに固着された第2透明放熱板に固定され、前記光変調装置と前記プリズム又は前記第2透明放熱板との間に風路が形成されてなることを特徴とするプロジェクタが記載されている。特許文献1によれば、上記プロジェクタでは、風路を通る空気によって光変調装置が冷却されることに加え、光変調装置の熱が第1透明放熱板及び熱伝導性結合部材を介した熱伝導によってプリズムへ放熱されるので冷却効率が向上する、とのことである。
特開2002−244214号公報(第4頁[0026]〜[0027]、図5)
しかし、上記特許文献1に開示されている液晶パネル周辺の構造には次のような課題があった。
(1)液晶パネルの熱は第1透明放熱板に拡散した後、熱伝導性結合部材を介した熱伝導によってプリズムへ伝導する。しかし、特許文献1に開示ないし示唆されている熱伝導性結合部材は、2つの熱伝導性結合部材の端面同士を接合してなるものである。すなわち、液晶パネルからプリズムまでの熱伝導経路上には、第1透明放熱板と2つの熱伝導性結合部材の計3つの部材が存在する。さらに、第2透明放熱板が配置される場合には、計4つの部材が存在する。従って、液晶パネルからプリズムまでの熱伝導経路が長く、熱伝導効率が良くない。また、熱伝導経路上に存在する上記複数の部材は互いに不連続であるので、熱伝導効率がさらに低下する。要するに、液晶パネルの熱を第1透明放熱板に拡散させても、その後の熱伝導効率が悪いために十分な冷却効果を得られない虞がある。
(2)また、液晶パネルとプリズムとが固定されるので、両者の光軸合わせや位置合わせの自由度が大きく制限される。この点、特許文献1には、一方の熱伝導性結合部材を液晶パネル側に固定し、他方の熱伝導性結合部材をプリズム側に固定し、両結合部材の先端傾斜面同士を互いにスライドさせることによって液晶パネルとプリズムの光軸合わせを行うことが記載されている。しかし、結合部材の先端傾斜面同士を互いにスライドさせても一方向の光軸合わせしか実現できない。少なくとも、液晶パネルを光軸回りに回転させてプリズムとの位置合わせを行うことは不可能である。
本発明の目的は、光軸合わせや位置合わせの自由度を損なうことなく、液晶パネルの熱を効率的に放熱させることが可能な構造を備えた液晶パネルユニットとそれを備えた投写型表示装置とを提供することである。
本発明の液晶パネルユニットの一つは、光が入射する入射窓が形成された前面板と、光が出射する出射窓が形成された背面板とを備えた金属製の筐体と、前記筐体内に収容され、前記入射窓から入射した光によって照明される液晶パネルと、前記前面板と前記液晶パネルとの間であって、かつ、前記液晶パネルに入射する光の光路上に配置された透光性の熱拡散板とを有し、前記液晶パネルの光入射面は、その全面が前記熱拡散板の光出射面に接しており、前記熱拡散板の光入射面は、光が入射する領域の周囲の領域が前記前面板に接している。
本発明の液晶パネルユニットの他の一つは、光が入射する入射窓が形成された前面板と、光が出射する出射窓が形成された背面板とを備えた金属製の筐体と、前記筐体内に収容され、前記入射窓から入射した光によって照明される液晶パネルと、前記背面板と前記液晶パネルとの間であって、かつ、前記液晶パネルから出射された光の光路上に配置された透光性の熱拡散板とを有し、前記液晶パネルの光出射面は、その全面が前記熱拡散板の光入射面に接しており、前記熱拡散板の光出射面は、光が出射する領域の周囲の領域が前記背面板に接している。
本発明の液晶パネルユニットの他の一つは、光が入射する入射窓が形成された前面板と、光が出射する出射窓が形成された背面板とを備えた金属製の筐体と、前記筐体内に収容され、前記入射窓から入射した光によって照明される液晶パネルと、前記前面板と前記液晶パネルとの間であって、かつ、前記液晶パネルに入射する光の光路上に配置された透光性の熱拡散板と、前記前面板と前記熱拡散板との間に、前記液晶パネルに入射する光の光路を避けて配置されたペルチェ素子とを有し、前記液晶パネルの光入射面は、その全面が前記熱拡散板の光出射面に接しており、前記熱拡散板の光入射面は、光が入射する領域の周囲の領域が前記ペルチェ素子の吸熱面に接しており、前記ペルチェ素子の廃熱面は、前記前面板に接している。
本発明の液晶パネルユニットの他の一つは、光が入射する入射窓が形成された前面板と、光が出射する出射窓が形成された背面板とを備えた金属製の筐体と、前記筐体内に収容され、前記入射窓から入射した光によって照明される液晶パネルと、前記背面板と前記液晶パネルとの間であって、かつ、前記液晶パネルから出射された光の光路上に配置された透光性の熱拡散板と、前記背面板と前記熱拡散板との間に、前記液晶パネルから出射された光の光路を避けて配置されたペルチェ素子とを有し、前記液晶パネルの光出射面は、その全面が前記熱拡散板の光入射面に接しており、前記熱拡散板の光出射面は、光が出射する領域の周囲の領域が前記ペルチェ素子の吸熱面に接しており、前記ペルチェ素子の廃熱面は、前記背面板に接している。
本発明の液晶パネルユニットの他の一つは、前記熱拡散板の光入射面と前記ペルチェ素子の吸熱面とが熱伝導シートを介して接している。また、本発明の液晶パネルユニットの他の一つは、前記ペルチェ素子の廃熱面と前記前面板とが熱伝導シートを介して接している。
本発明の液晶パネルユニットの他の一つは、前記熱拡散板の光出射面と前記ペルチェ素子の吸熱面とが熱伝導シートを介して接している。また、本発明の液晶パネルユニットの他の一つは、前記ペルチェ素子の廃熱面と前記背面板とが熱伝導シートを介して接している。
本発明の投写型表示装置は、複数の液晶パネルユニットによって変調された光をプリズムで合成し、合成された光を投写レンズを介して投写する投写型表示装置であって、前記液晶パネルユニットが上記本発明の液晶パネルユニットのいずれかであることを特徴とする。
本発明によれば、光軸合わせや位置合わせの自由度を損なうことなく、液晶パネルの熱を効率的に放熱させることが可能な構造を備えた液晶パネルユニットとそれを備えた投写型表示装置が実現される。
(実施形態1)
以下、本発明の投写型表示装置の実施形態の一例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本例の投写型表示装置の内部構造を示す模式的平面図である。本例の投写型表示装置の場合、上下2分割の外装ケース1内に構成要素が収容されている。まず、外装ケース1内における主要構成要素の配置状態について概説する。ここでは、説明の便宜上、図1に示す外装ケース1の内部空間を縦横に4分割し、紙面右上の領域を第1エリア、同左上の領域を第2エリア、同左下の領域を第3エリア、同右下の領域を第4エリアと定義する。
外装ケース1の第1エリアには、主に電源ユニット10が配置されている。一方、第2エリア〜第4エリアには、主に光学エンジン20が配置されている。より具体的には、第4エリアに光源ランプ21が配置され、第2エリアに投写レンズ22が配置されている。そして、光源ランプ21から発せられた光は、概ね第4エリア、第3エリア、第2エリアの順で反時計回りに進行し、投写レンズ22から出射される。また、第2、第3エリアには、吸気口(不図示)と、吸気口から外気を取り込むための吸気ファン(シロッコファン)23、24がそれぞれ配置され、第1エリアには、排気口(不図示)と、外装ケース1内の空気を外部に排気するための排気ファン(軸流ファン)25とが配置されている。吸気ファン23、24によって各吸気口から導入された外気は、外装ケース1内の所定の経路を通過する過程で所定の冷却対象物を冷却した後、排気ファン25によって排気口から外部に排気される。もっとも、ここでは各エリアに配置されている主要構成要素について概説したに過ぎず、各エリアには上記要素以外の要素が配置されることもあり、また、ある要素が複数のエリアに跨って配置されることもある。
図2は、本例の投写型表示装置が備える光学エンジン20の概略図である。光学エンジン20は、既述の光源ランプ21と、光源ランプ21から発せられた光(照明光)の輝度分布を均一化させるインテグレータ光学系30とからなる照明光学系31を有する。また、照明光学系31から発せられた光を赤・緑・青の各色光に分離する色分離光学系40を有する。さらに、色分離光学系40によって分離された色光ごとに用意された3つの液晶パネルユニット50R、50G、50Bと、それら液晶パネルユニット50R、50G、50Bによって変調された光を合成するクロスダイクロイックプリズム(XDP)70と、XDP70によって合成された光を投写する投写レンズ22とを有する。
照明光学系31を構成している光源ランプ21は、超高圧水銀ランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプなどの高圧放電ランプである。光源ランプ21の周囲にはリフレクタ32が配置されている。光源ランプ21から発せられた光は、リフレクタ32によって反射されて一対のレンズアレイ33a、33bに入射し、輝度分布の均一化が図られる。具体的には、前段のレンズアレイ33aは、入射した光を分割し、多数の2次光源像を形成する。形成された2次光源像は、後段のレンズアレイ33bおよびフィールドレンズ34によって、液晶パネル上で重畳される。尚、レンズアレイ33bとフィールドレンズ34との間には、偏光変換素子35が配置されており、フィールドレンズ34に入射する光の偏光方向が統一される(本例ではS偏光に統一される)。
色分離光学系40は、青色反射ダイクロイックミラー41と、緑色反射ダイクロイックミラー42と、反射ミラー43とを有する。インテグレータ光学系30から出射された光は、まず青色反射ダイクロイックミラー41に入射する。青色反射ダイクロイックミラー41に入射した光のうち、青色光は、該ミラー41によって反射された後、反射ミラー44によって偏向されて液晶パネルユニット50Bに入射する。
一方、青色反射ダイクロイックミラー41を透過した緑色光および赤色光のうち、緑色光は、青色反射ダイクロイックミラー41の後段に配置されている緑色反射ダイクロイックミラー42によって反射されて液晶パネルユニット50Gに入射する。
緑色反射ダイクロイックミラー42を透過した赤色光は、緑色反射ダイクロイックミラー42の後段に配置されているリレー光学系によって反射ミラー43に導かれ、該ミラー43によって反射されて液晶パネルユニット50Rに入射する。尚、リレー光学系は、2つのリレーレンズ45、46と、1つの反射ミラー47とから構成されている。また、各液晶パネルユニット50R、50G、50Bの手前には、集光レンズ48R、48G、48Bがそれぞれ配置されており、各色光は、各集光レンズ48R、48G、48Bによってコリメートされた上で対応する液晶パネルユニット50R、50G、50Bに入射する。
次に、本発明の特徴である液晶パネルユニット50R、50G、50Bの構造について説明する。もっとも、各ユニット50R、50G、50Bの構造は共通なので、ここでは液晶パネルユニット50Bを例にとってその構造を説明する。図3は、液晶パネルユニット50Bの外観斜視図、図4は同分解斜視図、図5は同断面図である。
図4に示されているように、液晶パネルユニット50Bは、液晶パネル52と、液晶パネル52を挟んで対向配置された一対のガラス板(熱拡散板53、防塵板54)と、これらを保持する金属製の筐体55(図3)とを有する。
液晶パネル52は、対向する2枚のガラス基板52a、52bの間に、液晶、透明電極、配向膜などが設けられ、両ガラス基板52a、52bの間から引き出されたフレキシブルケーブル52cを介して電気信号が入力されると、液晶が駆動される。
液晶パネル52は、対向する熱拡散板53と防塵板54との間に配置されている。もっとも、熱拡散板53は、液晶パネル52を傷や埃から保護するための防塵板としても機能する。熱拡散板53および防塵板54は、対応するガラス基板に、熱伝導性の良好な接着剤(例えば、シリコン系の熱伝導性接着剤)によって固定されている。具体的には、熱拡散板53はガラス基板52aに密着固定され、防塵板54はガラス基板52bに密着固定されている。ここで、ガラス基板52aに密着している熱拡散板53は、ガラス基板52aに比べて十分に大きい。従って、液晶パネル52が固定された熱拡散板53上には、液晶パネル52の周囲に該パネル52と重複しない方形枠状の非重複領域が形成される。一方、ガラス基板52bに密着している防塵板54は、ガラス基板52bと略同一の大きさを有する。
筐体55は、本体56と背面カバー57とから構成され、両者の間に形成された収容空間内に液晶パネル52、熱拡散板53、および防塵板54が収容される。より具体的には、本体56は、外形寸法が熱拡散板53と同一か、それよりもやや大きく、かつ、中央に液晶パネル52のガラス基板52aよりも僅かに小さな入射窓56aが形成された前面板56bと、前面板56bの四辺からそれぞれ略垂直に立ち上げられた側壁56cとを有する。
一方、背面カバー57は、入射窓56aと同一形状、同一寸法の出射窓57aが形成された背面板57bと、背面板57bの対向する二辺から略垂直に立ち上げられた側壁57cとを有する。そして、本体56の内側に、熱拡散板53および防塵板54が固定された液晶パネル52を配置し、防塵板54の後方から背面カバー57を被せることによって、本体56と背面カバー57との間に、熱拡散板53および防塵板54と一体化された液晶パネル52が収容され、保持される。尚、背面カバー57の対向する側壁57cの間隔D1は、本体56の対向する側壁56cの間隔D2よりも若干小さくしてある。従って、本体56に背面カバー57を装着する際には、対向する側壁57c間の間隔D1を僅かに広げて本体56の対向する側壁56cの外側に被せる。すると、背面カバー57は、側壁57cの弾性復元力によって本体56に固定される。
また、本体56の対向する側壁56cの高さHは、熱拡散板53、液晶パネル52および防塵板54の厚みの合計と同一か、それよりも低くしてある。従って、上記のようにして本体56と背面カバー57との間に、熱拡散板53、液晶パネル52および防塵板54を収容すると、本体56の前面板56bは熱拡散板53に密着し、背面カバーの背面板57は防塵板54に密着する。より具体的には、熱拡散板53は、本体56の入射窓56aから入射した光によって照明される領域の周囲の領域が前面板56bに密着する。そして、熱拡散板53が前面板56bに密着する領域は、既述の非重複領域と略一致する。
さらに本例では、密着した本体56の前面板56bと熱拡散板53とを熱伝導性の良好な接着剤(例えば、シリコン系の熱伝導性接着剤)によって接着してある。また、密着した背面カバー57の背面板57bと防塵板54も同様に接着してある。もっとも、本体56と背面カバー57とをより強固に固定することによって、両者の間に液晶パネル52、熱拡散板53、および防塵板54を挟着保持することも可能である。この場合には、本体56の前面板56bと熱拡散板53、および背面カバー57の背面板57bと防塵板54を接着剤によって接着しなくともよい。
次に、図5を参照しつつ液晶パネルユニット50Bにおける光の振る舞いについて説明する。液晶パネルユニット50Bは、筐体55(本体56)の入射窓56aから光が入射する位置および向きで配置される。すなわち、図2に示す集光レンズ48Bから出射された光は、本体56の前面板56bに照射される。このとき、前面板56bに照射される光のスポットが入射窓56aよりも若干大きくなるように設計されており、前面板56bに対する光の照射位置が設計値から多少ずれた場合にも、入射窓56aの全体が照明されるようになっている。入射窓56aから入射した光は、熱拡散板53を透過して液晶パネル52に入射し、該パネル52によって変調を受ける。変調を受けた光(画像光)は、防塵板54を透過し、背面カバー57の出射窓57aから液晶パネルユニット50Bの外に出射される。
このとき、液晶パネル52に入射した光の一部は内部で損失し、熱に変わる。発生した熱は、ガラス基板52a、52bを介して熱拡散板53、防塵板54に拡散し、さらに筐体55に拡散し、該筐体55の表面から放熱される。ここで、ガラス基板52a、52bは、その全面がそれぞれ熱拡散板53または防塵板54に密着しており、熱拡散板53および防塵板54は、金属製の筐体55にそれぞれ密着している。従って、液晶パネル52から筐体55までの熱伝導経路が極めて短く、かつ、熱伝導経路を構成している部材間の接触面積が大きいので、液晶パネル52で発生した熱を効率的に筐体55まで伝導させて放熱させることができる。さらに、液晶パネル52の光入射側に配置されているガラス基板52aに密着している熱拡散板53は、ガラス基板52aに対して表面積および体積が十分に大きい。加えて、熱拡散板53は、その大部分を占める上記非重複領域の全面が本体56に密着している。この結果、液晶パネル52で発生した熱をより効率的に熱拡散板53に拡散させ、拡散した熱を筐体55からより効率的に放熱させることができる。要するに、本発明は、熱拡散板53を、液晶パネル52に入出射する光を遮らない方向(光軸と直交する方向)に拡大することで熱を周囲に拡散し、その拡大部分を金属製の筐体55に直に接触させることによって放熱効率を向上させたことを本質とする。従って、熱拡散板53を液晶パネル52と背面板57bとの間に配置し、この熱拡散板53の光入射面をガラス基板52bに接触させ、光出射面を背面板57bに接触させてもよい。この場合、防塵板54は、液晶パネル52と前面板56bとの間に配置される。
尚、筐体55、熱拡散板53、および防塵板54の材質は特定のものに限定されない。もっとも、熱伝導性に優れた材質が望ましいことは明らかであり、本例では、筐体55の材質にはアルミニウムを選択し、熱拡散板53および防塵板54の材質には水晶を選択した。熱拡散板53の材質にサファイアを選択すれば、熱拡散性はさらに向上する。
以上が液晶パネルユニット50Bの主な構造および作用であるが、図2に示す他の液晶パネルユニット50R、50Gも同様の構造および作用を有することは既述の通りである。ここで、各液晶パネルユニット50R、50G、50Bから出射された光(画像光)は、XDP70によって合成され、投写レンズ22から出射される。また、図1に示す吸気ファン23によって導入された外気は、冷却風として各液晶パネルユニット50R、50G、50Bに供給される。
さらに、液晶パネルユニット50R、50G、50Bは、それぞれが独立した一つの構造体を構成している。具体的には、液晶パネル52その他の構成要素が筐体55によって保持されている。従って、液晶パネルユニット50R、50G、50Bを外装ケース1内に配置する際には、各ユニット50R、50G、50Bを任意の方向に移動させて、液晶パネル52とXDP70との光軸合わせや位置合わせなどを行うことができる。例えば、液晶パネルユニット50R、50G、50BとXDP70とが固定されるベースに、各液晶パネルユニット50R、50G、50Bを任意の2以上の方向に変位可能なるように取り付けることができる。また、XDP70に固定されたアームに、各液晶パネルユニット50R、50G、50Bを任意の2以上の方向に変位可能なるように取り付けることができる。
(実施形態2)
以下、本発明の投写型表示装置の実施形態の他例について説明する。本例の投写型表示装置の基本構成は、前記実施形態1の投写型表示装置と共通である。本例の投写型表示装置が実施形態1の装置と異なる点は、液晶パネルユニットの構造のみである。よって、共通する構成については説明を省略し、液晶パネルユニットについてのみ以下に説明する。また、液晶パネルユニットの説明に際しても、共通する構成については同一の符号を用いて詳しい説明を省略する。
図6は、本例の投写型表示装置が備える液晶パネルユニット80の分解斜視図、図7は同断面図である。液晶パネルユニット80は、熱拡散板53と本体56の前面板56bとの間にペルチェ素子81が介在している点で、実施形態1の液晶パネルユニット50R、50G、50Bと相違する。
ペルチェ素子81は、入射窓56aから入射した光を通すための矩形開口部85が形成された方形枠状に形成されており、吸熱面および廃熱面には、熱伝導シート82、83がそれぞれ設けられている。そして、熱拡散板53は、熱伝導率の良好な接着剤(例えば、シリコン系の熱伝導性接着剤)によって熱伝導シート82の表面に接着されており、本体56の前面板56bは、同様の接着剤によって熱伝導シート83の表面に接着されている。従って、液晶パネル52で発生し熱拡散板53に拡散した熱は、熱伝導シート82を介してペルチェ素子81に吸熱される。さらに、ペルチェ素子81からの廃熱は、熱伝導シート83を介して本体56に拡散され放熱される。もっとも、本体56と背面カバー57とによって、ペルチェ素子81と、熱拡散板53および防塵板54が一体化された液晶パネル52とを挟着保持すれば、上記接着剤による固定を省略することもできる。また、熱伝導シート82、83の双方または一方は必要に応じて省略することも可能である。例えば、接着剤を介した熱伝導によって十分な放熱効果が得られる場合には、熱伝導シート82、83の双方または一方を省略することも可能である。
ペルチェ素子81の電源ケーブル84は、本体56の側壁56cに形成された切り欠きを通して外部に引き出されている。この切り欠きからは、液晶パネル52に電気信号を供給するフレキシブルケーブル52cも引き出されている。もっとも、この点は、実施形態1と共通である。
以上の構造を有する液晶パネルユニット80によれば、液晶パネル52で発生した熱がペルチェ素子81によって強制的に熱移動を起こして冷却されるので、自然放熱のみによる実施形態1の液晶パネルユニット50R、50G、50Bに比べてより放熱性が高い。もっとも、実施形態1の液晶パネルユニット50R、50G、50Bは、ペルチェ素子81を備えていない分だけ厚みが減少するので、薄型化に適しているという利点を有する。また、熱拡散板53の面積を拡大したり、厚みを拡大したりすることによって、本例の液晶パネルユニット80と同程度の放熱性を確保することも可能である。ここで、実施形態1の液晶パネルユニット50R、50G、50Bは、本例の液晶パネルユニット80と比べて、ペルチェ素子81を備えていない分だけ厚みが薄い。よって、熱拡散板53の厚みを拡大しても、全体としての厚みは同程度に抑えることが可能である。
また、本発明によれば、液晶パネル冷却用のファンを不要としたり、冷却風を弱めたりすることによって大幅な騒音低減を実現できる。もっとも、従来と同様に冷却風を供給することによって、より高い冷却効果を得ることも可能である。
尚、本例の液晶パネルユニット80は、実施形態1の液晶パネルユニット50R、50G、50Bに比べて、ペルチェ素子81の分だけ厚みが増している。よって、かかる厚みの増加に対応して筐体55の寸法が変更されていることは自明である。また、本例の投写型表示装置においても、液晶パネルユニット80がR・G・Bの各色光ごとに設けられていることは言うまでもない。
また、本例では、熱拡散板53の光入射面をペルチェ素子81の吸熱面に接触させ、ペルチェ素子81の廃熱面を前面板56bに接触させた形態について説明した。しかし、熱拡散板53の光出射面をペルチェ素子81の吸熱面に接触させ、ペルチェ素子81の廃熱面を背面板57bに接触させることも可能である。さらには、熱拡散板53の光入射面および光出射面の双方にペルチェ素子を配置することもできる。
本発明の投写型表示装置の構成を示す平面図である。 図1に示す光学エンジンの構造概略図である。 図1に示す液晶パネルユニットの外観斜視図である。 図1に示す液晶パネルユニットの分解斜視図である。 図1に示す液晶パネルユニットの断面図である。 図1に示す液晶パネルユニットの外観斜視図である。 液晶パネルユニットの変形例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 外装ケース
10 電源ユニット
20 光学エンジン
21 光源ランプ
22 投写レンズ
23、24 吸気ファン
25 排気ファン
30 インテグレータ光学系
31 照明光学系
32 リフレクタ
33a、33b レンズアレイ
34 フィールドレンズ
35 偏光変換素子
40 色分離光学系
41 青色反射ダイクロイックミラー
42 緑色反射ダイクロイックミラー
43、44、47 反射ミラー
45、46 リレーレンズ
50R、50G、50B 液晶パネルユニット
52 液晶パネル
52a、52b ガラス基板
52c フレキシブルケーブル
53 熱拡散板
54 防塵板
55 筐体
56 本体
56a 入射窓
56b 前面板
56c 側壁
57 背面カバー
57a 出射窓
57b 背面板
57c 側壁
70 XDP
80 液晶パネルユニット
81 ペルチェ素子
82、83 熱伝導シート
84 電源ケーブル

Claims (9)

  1. 光が入射する入射窓が形成された前面板と、光が出射する出射窓が形成された背面板とを備えた金属製の筐体と、
    前記筐体内に収容され、前記入射窓から入射した光によって照明される液晶パネルと、
    前記前面板と前記液晶パネルとの間であって、かつ、前記液晶パネルに入射する光の光路上に配置された透光性の熱拡散板とを有し、
    前記液晶パネルの光入射面は、その全面が前記熱拡散板の光出射面に接しており、
    前記熱拡散板の光入射面は、光が入射する領域の周囲の領域が前記前面板に接している、液晶パネルユニット。
  2. 光が入射する入射窓が形成された前面板と、光が出射する出射窓が形成された背面板とを備えた金属製の筐体と、
    前記筐体内に収容され、前記入射窓から入射した光によって照明される液晶パネルと、
    前記背面板と前記液晶パネルとの間であって、かつ、前記液晶パネルから出射される光の光路上に配置された透光性の熱拡散板とを有し、
    前記液晶パネルの光出射面は、その全面が前記熱拡散板の光入射面に接しており、
    前記熱拡散板の光出射面は、光が出射する領域の周囲の領域が前記背面板に接している、液晶パネルユニット。
  3. 光が入射する入射窓が形成された前面板と、光が出射する出射窓が形成された背面板とを備えた金属製の筐体と、
    前記筐体内に収容され、前記入射窓から入射した光によって照明される液晶パネルと、
    前記前面板と前記液晶パネルとの間であって、かつ、前記液晶パネルに入射する光の光路上に配置された透光性の熱拡散板と、
    前記前面板と前記熱拡散板との間に、前記液晶パネルに入射する光の光路を避けて配置されたペルチェ素子とを有し、
    前記液晶パネルの光入射面は、その全面が前記熱拡散板の光出射面に接しており、
    前記熱拡散板の光入射面は、光が入射する領域の周囲の領域が前記ペルチェ素子の吸熱面に接しており、
    前記ペルチェ素子の廃熱面は、前記前面板に接している、液晶パネルユニット。
  4. 光が入射する入射窓が形成された前面板と、光が出射する出射窓が形成された背面板とを備えた金属製の筐体と、
    前記筐体内に収容され、前記入射窓から入射した光によって照明される液晶パネルと、
    前記背面板と前記液晶パネルとの間であって、かつ、前記液晶パネルから出射される光の光路上に配置された透光性の熱拡散板と、
    前記背面板と前記熱拡散板との間に、前記液晶パネルから出射される光の光路を避けて配置されたペルチェ素子とを有し、
    前記液晶パネルの光出射面は、その全面が前記熱拡散板の光入射面に接しており、
    前記熱拡散板の光出射面は、光が出射する領域の周囲の領域が前記ペルチェ素子の吸熱面に接しており、
    前記ペルチェ素子の廃熱面は、前記背面板に接している、液晶パネルユニット。
  5. 前記熱拡散板の光入射面と前記ペルチェ素子の吸熱面とが熱伝導シートを介して接している請求項3記載の液晶パネルユニット。
  6. 前記ペルチェ素子の廃熱面と前記前面板とが熱伝導シートを介して接している請求項3又は請求項5記載の液晶パネルユニット。
  7. 前記熱拡散板の光出射面と前記ペルチェ素子の吸熱面とが熱伝導シートを介して接している請求項4記載の液晶パネルユニット。
  8. 前記ペルチェ素子の廃熱面と前記背面板とが熱伝導シートを介して接している請求項4又は請求項7記載の液晶パネルユニット。
  9. 複数の液晶パネルユニットによって変調された光をプリズムで合成し、合成された光を投写レンズを介して投写する投写型表示装置であって、
    前記液晶パネルユニットが請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の液晶パネルユニットである投写型表示装置。
JP2006210872A 2006-08-02 2006-08-02 液晶パネルユニットおよび投写型表示装置 Expired - Fee Related JP5175458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006210872A JP5175458B2 (ja) 2006-08-02 2006-08-02 液晶パネルユニットおよび投写型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006210872A JP5175458B2 (ja) 2006-08-02 2006-08-02 液晶パネルユニットおよび投写型表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008039898A true JP2008039898A (ja) 2008-02-21
JP5175458B2 JP5175458B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=39175014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006210872A Expired - Fee Related JP5175458B2 (ja) 2006-08-02 2006-08-02 液晶パネルユニットおよび投写型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5175458B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10254366A (ja) * 1997-03-17 1998-09-25 Sony Corp 液晶表示装置
JP2002303880A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Seiko Epson Corp 液晶装置
JP2003043446A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Hitachi Ltd 液晶パネル、偏光板、これらを用いた光学ユニット及び液晶プロジェクタ
JP2004341180A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Seiko Epson Corp 光変調装置、光学装置、およびプロジェクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10254366A (ja) * 1997-03-17 1998-09-25 Sony Corp 液晶表示装置
JP2002303880A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Seiko Epson Corp 液晶装置
JP2003043446A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Hitachi Ltd 液晶パネル、偏光板、これらを用いた光学ユニット及び液晶プロジェクタ
JP2004341180A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Seiko Epson Corp 光変調装置、光学装置、およびプロジェクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5175458B2 (ja) 2013-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7188956B2 (en) Optical device and rear projector
US6819464B2 (en) Optical modulator, optical device and projector
TWI246631B (en) Liquid crystal display device, liquid crystal projector device, and cooling method of panel
US6966653B2 (en) Cooling device and optical device and projector having the cooling device
US7073912B2 (en) Optical parts casing and projector
CN100443981C (zh) 光调制装置、具有光调制装置的光学装置、和具有该光调制装置或光学装置的投影仪
JP2005121250A (ja) 冷却装置およびリアプロジェクタ
JP2002244214A (ja) プロジェクタ
JP5369512B2 (ja) 光変調装置およびプロジェクタ
JP5175458B2 (ja) 液晶パネルユニットおよび投写型表示装置
JP2003195254A (ja) 光学装置、およびこれを備えたプロジェクタ
CN115113462A (zh) 光源装置和投影仪
JP3669365B2 (ja) 光学装置、および、この光学装置を備えるプロジェクタ
JP2004279778A (ja) プロジェクタ
JP2004170512A (ja) 光学装置、光学ユニット、およびプロジェクタ
JP2005114997A (ja) 光学装置、およびリアプロジェクタ
JP2004198596A (ja) 偏光板及びプロジェクタ
JP3807239B2 (ja) プロジェクタ
CN100405835C (zh) 背投式投影机
JP2008089722A (ja) 光学装置、およびプロジェクタ
JP7416002B2 (ja) 光変調装置及びプロジェクター
JP7394586B2 (ja) 画像投射装置
JP2005234275A (ja) リアプロジェクタ
JP2006072138A (ja) リアプロジェクタ
JP2002214703A (ja) 投写型映像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120613

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees