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JP2003019168A - 外科手術用仕切カーテン装置および仕切カーテン - Google Patents

外科手術用仕切カーテン装置および仕切カーテン

Info

Publication number
JP2003019168A
JP2003019168A JP2001206206A JP2001206206A JP2003019168A JP 2003019168 A JP2003019168 A JP 2003019168A JP 2001206206 A JP2001206206 A JP 2001206206A JP 2001206206 A JP2001206206 A JP 2001206206A JP 2003019168 A JP2003019168 A JP 2003019168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition curtain
tube
opening
partition
curtain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001206206A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tonokura
英次 殿倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonokura Ika Kogyo KK
Original Assignee
Tonokura Ika Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tonokura Ika Kogyo KK filed Critical Tonokura Ika Kogyo KK
Priority to JP2001206206A priority Critical patent/JP2003019168A/ja
Publication of JP2003019168A publication Critical patent/JP2003019168A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】患者と外部機器類とを接続するチューブを短く
しつつ、外部機器類側と患者が存在する術野側とを衛生
的に遮断する。 【解決手段】大きな面積を有する仕切カーテンSの略中
央部に形成された開口部11〜15を、チューブT1〜
T5が貫通している。第1例として、開口部周縁部に設
けた係止部1、5あるいは8に対して、チューブの外周
に設けた係合部3、7あるいは9が係脱可能とされる。
第2例として、仕切カーテンSに固定された取付プレー
ト10に対して、短尺のチューブ接続用の中間チューブ
部材27(チューブ挿通用の中間ガイド部材とすること
もできる)が保持される。第3例として、仕切カーテン
Sに、チューブ収納用のポケット部16あるいは80が
設けられる。第あ4例として、仕切カーテンSの2つ折
り線γからオフセットさせてチューブ貫通位置が設定さ
れる。第5例として、仕切カーテンSのうち術野側の面
が、取外し可能な不織布等のカバー部材82で覆われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不潔領域と清潔領
域とを仕切るときに用いる外科手術用仕切カーテン装置
および仕切カーテンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば心臓手術等のときには、ポンプ、
リザーバ、人工肺等を有する体外循環装置(を構成する
外部機器類)が、患者に対して複数本のチューブを介し
て接続される。患者および手術者が存在する術野側は清
潔領域であるため、外部機器類が存在する不潔領域とは
衛生的に遮断しておく必要がある。このため、消毒され
た仕切カーテン(衛生シート)が用いられる。この仕切
カーテンは、術野側と外部機器類側との間に位置され
て、外部機器類をこれから伸びるチューブの一部と共に
覆うように配設される。
【0003】ところで、体外循環装置を使用する初期時
には、外部機器類内とチューブ内の空気を除去するため
に、プライミングと呼ばれる血液等の液体が初期充填さ
れるが、このプライミング量を極力少なくするために、
チューブを極力短くすることつまり外部機器類を極力患
者の近くに配設することが望まれることになる。このよ
うに患者の近くに外部機器類が配設されるということ
は、手術者が外部機器類に触れる機会が増大することに
なり、仕切カーテンの重要性が高まることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の仕切
カーテンは、単に外部機器類をこれから伸びるチューブ
の一部と共に上方から覆うものであるため、チューブの
配設に際しては、仕切カーテンを避けて行う必要があ
り、このためにチューブがかなり長いものとならざるを
得なかった。より具体的には、チューブは、通常、外部
機器類を覆う仕切カーテンの周縁部特に下縁部を迂回す
るようにして患者と外部機器類とを接続するように配設
されており、このためチューブは、外部機器類から一端
下方へ伸びた後、仕切カーテンの下縁部の直下方を通過
され、その後再び患者の高さ位置まで上方へと伸びるよ
うに配設される。勿論、仕切カーテンの下縁部位置が高
くなるようにすれば、チューブの配設長さを短くするこ
とが可能であるが、この場合は、低い位置に仕切カーテ
ンが存在しないために、低い位置での手術者の汚染とい
うことが問題となってしまう。このような問題は、チュ
ーブを仕切カーテンの下縁部のみならず、上縁部等他の
縁部を迂回して配設する場合も同様に生じるものであ
る。
【0005】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、チューブを短くしつつ、広い
範囲に渡って術野側と外部機器類側とを確実に衛生的に
遮断できるようにした外科手術用仕切カーテン装置およ
び仕切カーテンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては、基本的に、仕切カーテンのうち
その周縁部から離れた位置において、チューブが挿通さ
れる開口部を形成してある。これにより、チューブは、
仕切カーテンの周縁部特に下縁部を迂回することなく、
仕切カーテンを貫通するように配設することができ、そ
の配設長さを短くすることが可能となる。
【0007】仕切カーテンにチューブ挿通用の開口部を
形成することに加えて、本発明にあっては、その第1の
解決手法として、次のようにしてある。すなわち、特許
請求の範囲における請求項1に記載のように、周縁部か
ら離れた位置においてチューブが挿通される開口部が形
成された仕切カーテンと、前記仕切カーテンのうち前記
開口部の周縁部に形成された係止部と、前記開口部に挿
通されるチューブの外周部分に形成され、前記係止部に
対して係合される係合部と、を備えたものとしてある。
このように、係止部に係合部を係合させることにより、
仕切カーテンに対してチューブはその長手方向に不用意
に変位することが防止されることになる。
【0008】上記係止部と係合部とを構成する場合に、
前記開口部に挿通される複数のチューブ同士を連結する
取付プレートを設けて、この取付プレートに前記係合部
を形成することができる。この場合、取付プレートを仕
切カーテンに係合させることにより、複数のチューブが
一挙に仕切カーテンに係合されることになる。
【0009】前記係止部と係合部とのより具体的な係合
手法としては、例えば次のようにすることができる。第
1に、仕切カーテンの厚さ方向から凹凸嵌合されるよう
に設定することができる。第2に、開口部の周方向に相
対回転されることにより係合されるように設定すること
ができる。第3に、仕切カーテンの面に沿うように相対
的にスライドさせることにより係合されるように設定す
ることができる。
【0010】仕切カーテンにチューブ挿通用の開口部を
形成することに加えて、本発明にあっては、その第2の
解決手法として、次のようにしてある。すなわち、特許
請求の範囲における請求項6に記載のように、周縁部か
ら離れた位置においてチューブが挿通される開口部が形
成された仕切カーテンと、前記仕切カーテンに対して、
前記開口部を施蓋するように固定された取付プレート
と、前記取付プレートに設けられ、それぞれ前記チュー
ブが接続される複数の短尺の中間チューブ部材と、を備
えたものとすることができる。この場合、複数の短尺の
中間チューブ部材の一端部には外部機器から伸びるチュ
ーブが接続され、中間チューブ部材の他端部には、患者
に接続されるチューブが接続されることになる。特に、
患者と外部機器類とを、長い1本のチューブを用いるこ
となく、仕切カーテンの部分で分割されたチューでもっ
て接続することが可能となり、接続作業の容易化等の上
で好ましいものとなる。
【0011】仕切カーテンにチューブ挿通用の開口部を
形成することに加えて、本発明にあっては、その第3の
解決手法として、次のようにしてある。すなわち、特許
請求の範囲における請求項7に記載のように、周縁部か
ら離れた位置においてチューブが挿通される開口部が形
成された仕切カーテンと、前記仕切カーテンに対して、
前記開口部を施蓋するように固定された取付プレート
と、前記取付プレートに設けられ、それぞれ前記チュー
ブが挿通される複数の短尺の中間ガイド部材と、を備え
たものとしてある。この場合、チューブは、中間ガイド
部材によって、仕切カーテンに対してしっかりと保持さ
れた状態が維持されることになる。
【0012】仕切カーテンにチューブ挿通用の開口部を
形成することに加えて、本発明にあっては、その第4の
解決手法として、次のようにしてある。すなわち、特許
請求の範囲における請求項8に記載のように、全体的に
方形として形成され、周縁部から離れた位置においてチ
ューブ挿通用の開口部が形成された外科手術用仕切カー
テンであって、仕切カーテンを展開した状態から左右あ
るいは上下に対称となるように2つ折りしたときに、2
つ折りの折れ線からオフセットされた位置に前記開口部
が形成されている、ようにしてある。仕切カーテンは、
あらかじめ全体的に消毒されて(滅菌あるいは減菌され
て)、手術現場に提供されることになる。仕切カーテン
が2つ折りされた状態で外部機器類を覆って、清潔領域
となる術野側を消毒する。消毒後に、2つ折りされた仕
切カーテンを開くことにより、術野側には、消毒時には
2つ折りされて互いに対向していた面つまりそれまでは
外部に露出していない清潔なままの2つの面が表れるこ
とになる。
【0013】開口部が2つ折りの折り線とはオフセット
された位置にあるので、上述のように2つ折りした状態
で術野側を消毒する場合に、仕切カーテンのうち開口部
を有する側の半分の部分を、仕切カーテンのうち開口部
を有しない側の残り半分の部分で術野側から覆うことに
より、開口部あるいはその付近を不用意に接触してしま
う事態を防止する上で好ましいものとなる。また、開口
部にあらかじめチューブ保持用の取付プレート等が装備
されている場合であっても、これらに邪魔されずに仕切
カーテンを容易に2つ折り状態とすることができる。
【0014】仕切カーテンにチューブ挿通用の開口部を
形成することに加えて、本発明にあっては、その第5の
解決手法として、次のようにしてある。すなわち、特許
請求の範囲における請求項9に記載のように、周縁部か
ら離れた位置においてチューブ挿通用の開口部が形成さ
れた外科手術用仕切カーテンであって、前記仕切カーテ
ンには、前記チューブを収納するポケット部が形成され
ている、ようにしてある。この場合、使用すべきチュー
ブは、あらかじめ仕切カーテンに設けたポケットに収納
されているので、チューブ選択の手間や選択誤りを防止
する上で好ましいものとなる。
【0015】仕切カーテンにチューブ挿通用の開口部を
形成することに加えて、本発明にあっては、その第6の
解決手法として、次のようにしてある。すなわち、特許
請求の範囲における請求項10に記載のように、周縁部
から離れた位置においてチューブ挿通用の開口部が形成
された外科手術用仕切カーテンであって、前記仕切カー
テンには、前記開口部を施蓋していてと共に該開口部に
挿通されるチューブからの押圧力を受けて開作動あるい
は破断される保護膜が設けられている、ようにしてあ
る。この場合、開口部はチューブが挿通されるまでの間
は保護膜で覆われることになるので、開口部を通して、
仕切カーテンで仕切られている2つの領域同士が不用意
に連通されてしまう事態、つまり清潔領域が不潔領域で
汚染されてしまう事態を防止する上で好ましいものとな
る。
【0016】仕切カーテンにチューブ挿通用の開口部を
形成することに加えて、本発明にあっては、その第7の
解決手法として、次のようにしてある。すなわち、特許
請求の範囲における請求項11に記載のように、周縁部
から離れた位置においてチューブが挿通される開口部を
有する仕切カーテンと、前記仕切カーテンのうち術野側
となる面を全体的に覆うと共に、該仕切カーテンに対し
て着脱自在とされたカバー部材と、を備えたものとして
ある。これにより、術野側の消毒が終了するまで、カバ
ー部材で仕切カーテンの術野側を覆っておくことによ
り、術野側の消毒中に仕切カーテンの術野側面が不用意
に汚染されてしまう事態が防止される。
【0017】上記第7の解決手法を前提として、次のよ
うにすることができる。すなわち、仕切カーテンが気密
性を有する合成樹脂により形成され、前記カバー部材が
不織布により形成されている、ようにすることができ
る。これにより、仕切カーテンと不織布とをあらかじめ
一体化した状態でも、その滅菌特に仕切カーテンの術野
側となる面の滅菌をも容易かつすみやかに行うことがで
きる。
【0018】また、前記仕切カーテンのうち術野側とな
る面には、術野側で使用されるチューブが収納されるポ
ケット部が形成され、前記カバー部材が、前記ポケット
部をも覆っている、ようにすることができる。これによ
り、ポケット部内つまり術野側で使用されるチューブが
不用意に汚染されてしまう事態を防止することができ
る。この場合、術野側のチューブの接続作業を極力低減
するために、ポケット部に収納されているチューブが、
あらかじめ仕切カーテンに対して所定の接続状態が完了
された状態とされている、ようにすることができる。
【0019】前記仕切カーテンのうち術野側となる面に
は、その外周縁部全周に渡って、前記カバー部材を着脱
自在に取付けるための取付部が形成されている、ように
することができる。これにより、取付部を仕切カーテン
のうち邪魔にならない外周縁部に設けつつ、仕切カーテ
ンの術野側となる広い面をカバー部材で確実に覆ってお
くことができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、基本的に、チューブ
は、仕切カーテンを貫通して配設されることになるの
で、仕切カーテンを迂回して配設していた従来の場合に
比して大幅に短くすることができる。
【0021】以上に加えて、各独立請求項について、次
のような独特の効果をも合わせて得ることができる。す
なわち、請求項1に記載された発明によれば、チューブ
を仕切カーテンに対してしっかりと固定させておく上で
好ましいものとなる。請求項6に記載された発明によれ
ば、チューブとして、仕切カーテン部分で分割したもの
を利用することができる。請求項7に記載された発明に
よれば、チューブを仕切カーテンにしっかりと保持する
上で好ましいものとなる。請求項8に記載された発明に
よれば、2つ折りを利用して、仕切カーテンのうち清潔
領域側に臨むこととなる面を不用意に汚染してしまう事
態を防止する上で好ましいものとなる。また、開口部あ
るいはその付近の構成に邪魔されずに、仕切カーテンを
容易に2つ折り状態とすることができる。請求項9に記
載された発明によれば、チューブ選択の手間や選択誤り
を防止する上で好ましいものとなる。請求項10に記載
された発明によれば、開口部を通して、清潔領域側の面
が不用意に汚染されてしまう事態を防止する上で好まし
いものとなる。請求項11に記載された発明によれば、
仕切カーテンの術野側となる面を不用意に汚染してしま
うことを防止する上で好ましいものとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、体外循環装置としての人
工心肺装置に本発明を適用した場合の一例を示すもので
あり、61は心臓手術を受ける患者、62は貯血槽であ
る。心臓をバイパスする基本的な心肺回路が、大静脈か
らの血液を貯血槽62へ流す流入回路63、貯血槽62
から大動脈へ血液を戻す流出回路64を有し、流出回路
64には、貯血槽62側から順次、心臓の機能を果たす
循環用ローラポンプ装置R1、熱交換器65、人工肺6
6、動脈フィルタ67が接続されている。患者61から
貯血槽62へは、他のローラポンプ装置R2、R3、R
4からも血液が供給される。ローラポンプ装置R2、R
3は、心臓の外部へ漏れ出た血液を貯血槽62へ供給す
るためのものである(吸引用)。ローラポンプ装置R4
は、心臓の内部へ漏れ出た血液を貯血槽62へ供給する
ためのものである。この他、図示は略すが、薬液や補液
によって増加された血液中の水分を除去するための水分
除去回路に、ローラポンプ装置が用いられることもあ
る。
【0023】ローラポンプ装置R1〜R4用の駆動回路
K1〜K4が、それぞれその外部に設けられる。この駆
動回路K1〜K4は、各ローラポンプ装置R1〜R4用
のコントローラC1〜C4によって制御される。すなわ
ち、コントローラC1〜C4は、少なくともセンサ(図
示略)で検出されたポンプ回転数が入力される他、マニ
ュアル操作によって目標回転数(目標流量に対応)が入
力されるようになっている。そして、コントローラC1
〜C4は、センサで検出された実際のポンプ回転数が目
標回転数となるように、駆動回路K1〜K4をフィード
バック制御する。
【0024】上述の各種機器類R1〜R4、62,64
〜67、K1〜K4、C1〜C4は外部機器類となるも
ので、特にその外面は不潔なものとされる。患者および
手術者が存在する術野側を、不潔な外部機器類から衛生
上画成するために、仕切カーテンS(ステリシート(商
標))が設けられる。仕切カーテンSは、図2、図3に
示すように、上下方向(および左右方向)に展開された
状態で使用され、複数本のチューブが一体化される仕切
カーテン装置SSとして構成される。すなわち、図3に
示すように、仕切カーテンSそのものは、合成樹脂好ま
しくは気密性を有する合成樹脂(例えばPVCやポリエ
チレン)によって形成され、複数枚(実施形態では5
枚)の分割シートS1〜S5を結合することにより、全
体として上下方向に長い長方形状とされた1枚の大きな
面積を有するシート状に形成されている(実施形態で
は、上下方向長さが160cm〜250cm位で、左右
方向長さが120cm〜140cm位とされている)。
なお、仕切カーテンSは、空気を通さない気密性シート
として形成することが望ましいが、気密性を有しないも
のとして形成してもよい(例えば不織布によって形
成)。
【0025】分割シートS1〜S5のうち、中央に位置
する分割シートS1に、複数(実施形態では5個)の開
口部11〜15が形成されている。そして、上下方向に
展開された状態で、開口部11〜15が形成された分割
シートS1(手奥定部分)が、術野側にもっとも突出し
た凸となるように形成されている。すなわち、分割シー
トS1の下縁部に連なる分割シートS2は、その下縁部
に向かうにつれて徐々に外部機器類側へ向かうように傾
斜され、分割シートS1の上縁部に連なる分割シートS
3は、その上縁部に向かうにつれて徐々に外部機器類側
に向かうように傾斜され、分割シートS1の左右の側縁
部に連なる左右一対の分割シートS4、S5は、その左
右縁部に向かうにつれて徐々に外部機器類側に向かうよ
うに傾斜されている。
【0026】上記開口部11〜15にチューブT1〜T
5が挿通されている。チューブT1は、図1における流
入回路63の一部を構成するものである。チューブT2
は、ローラポンプR2と患者61とを接続する回路の一
部を構成するものである。チューブT3は、ローラポン
プR3と患者61とを接続する回路の一部を構成するも
のである。チューブT4は、ローラポンプR4と患者6
1とを接続する回路の一部を構成するものである。チュ
ーブT5は、図1における流出回路64の一部を構成す
るものである。なお、開口部11〜15の形成高さ位置
は、患者の高さ位置(手術者の腰付近の高さ位置)とほ
ぼ同じ高さとするのが好ましい。
【0027】各チューブT1〜T5は、それぞれその一
端が術野側に位置されて、当該一端にはそれぞれコネク
タ21が接続されている。各チューブT1〜T5の他端
はそれぞれ、外部機器類側に位置されて、当該他端には
それぞれコネクタ22が接続されている。各チューブT
1〜T5は、上記コネクタ21、22を利用して、図1
に示すような前記回路を構成するための他のチューブに
接続される。なお、コネクタ22によって直接外部機器
類に接続するようにしてもよい。このような各チューブ
T1〜T5は、それぞれ合成樹脂(例えばPVC)によ
り形成されている。
【0028】仕切カーテンSに対してチューブT1〜T
5を組み込んでなる仕切カーテン装置SSは、図2に示
すように、吊下用ロープ32等を利用して、上下方向に
展開された状態で使用される。この仕切カーテン装置S
Sの吊下のために、前記分割シートS1の上部あるいは
その付近には、上係合部33が形成されている。この上
係合部33はループ状とされて、図示を略す吊下用支持
具から下方へ伸びるロープ32の下端部が当該係合部3
3に係合(連結)される。また、上記吊下用支持具から
吊下されたクリップ34により、仕切カーテンSの上縁
部が保持される。このようにして仕切カーテンS(仕切
カーテン装置SS)は、上方から上下方向に展開される
ように吊下支持される。以上に加えて、仕切カーテンS
(仕切カーテン装置SS)は、下方からも引っ張られ
て、上下方向に張りつめた状態とされる。すなわち、分
割シートS1の下部(あるいはその付近)にも、上係合
部33と同様な下係合部35が一体化されて、この下係
合部35に下方(床面)から伸びるロープ(図示略)が
係合、連結されるようになっている。分割シートS1の
みが術野側に突出しているので、他の分割シートS2〜
S5に手術者に不用意に接触してしまう事態を防止する
上で、つまり仕切カーテンSが手術者の邪魔になる事態
を極力防止する上で好ましいものとなる(大きな動きを
伴う手術者の上半身や下半身から仕切カーテンSを極力
離す)。
【0029】以上に加えて、中央の分割シートS1の左
右に位置する各分割シートS4、S5はそれぞれ透明と
されて、外部機器類と術野側との間で観察できるように
されている。なお、分割シートS3のみを透明にした
り、仕切カーテンSを全体的に透明にする等、仕切カー
テンSの少なくとも一部を透明にすることが好ましい。
【0030】各チューブT1〜T5は、後述のように、
少なくとも仕切カーテンS部分で分割されている。図
4、図5の例ではチューブT1が代表例として示され、
かつチューブT1のうち術野側に位置される分割チュー
ブT1−1のみが示される。図4、図5において、開口
部11の周縁部には、術野側に向けて係止部1が凸部の
形状として形成されている。図5に拡大して示されるよ
うに、この係止部1は、全体的に開口部11の周方向全
長に渡って伸びる環状とされ、その断面形状は、基端部
よりも先端部が太幅とされた拡大部1aを有する形状と
されている。なお、係止部1は、仕切カーテンSとは別
部材で形成されて、仕切カーテンSに対して接着や融着
等により固定されている。
【0031】分割チューブT1−1の先端部外周には、
取付プレート2が固定されている。この取付プレート2
には、前記係止部1に対応して、係合部3が形成されて
いる。この係合部3は、全体的には係止部1と同様に環
状に形成されて、凹部の形状として形成されている。係
合部3は、その内奥部が広くなった拡大凹部3aを有す
る断面形状とされている。
【0032】分割チューブT1−1の仕切カーテンSへ
の取付けは、術野側より分割チューブT1−1を仕切カ
ーテンSに接近させて、取付プレート2の係合部3と仕
切カーテンSの係止部1とを凹凸嵌合させることにより
行われる。このとき、係止部1の拡大部1aが、係合部
3の拡大凹部3a内に嵌合して、容易には抜けださない
関係で強固な嵌合とされる。係止部1と係合部3との少
なくとも一方を、シール性確保のために例えば軟質合成
樹脂で形成しておくことより、係止部1と係合部3とを
係合させることにより開口部11を気密にシールするこ
とが可能となる。
【0033】仕切カーテンSには、外部機器類側となる
面側において、合成樹脂製の保護用カバー4が取付けら
れている。この保護用カバー4は、開口部11を覆って
いるが、仕切カーテンSから容易に剥離可能とされてい
る。これにより、仕切カーテンSに分割チューブT1−
1を取付けた後(開口部11が気密にシールされた後)
に、保護用カバー4が仕切カーテンSから取外される。
そして、分割チューブT1−1の先端部に、外部機器類
側の分割チューブ(図示略)が接続されることになる。
【0034】なお、取付プレート2は、各チューブT
1、T2・・・・毎(分割チューブ毎)に設けてよい
が、1つの取付プレート2に対して複数のチューブT
1、T2・・・・を取付けるようにするのが、複数のチ
ューブを一挙に仕切カーテンSに取付けることができて
好ましいものとなる。この場合、チューブの本数に応じ
た開口部11、12・・・も、1つの大きな開口部とし
て、この大きな1つの開口部を1つの取付プレート2で
もって施蓋するようにするのが好ましい。なお、上述の
ことは、取付プレートが利用される以下の別の実施形態
においても同様である。
【0035】図6は、本発明の別の実施形態を示すもの
であり、図4、図5に示す実施形態と同一構成要素には
同一符号を付してその重複した説明は省略する。本実施
形態では、係止部1に対応した係止部5が、開口部11
を取り巻く環状突起部の外周に形成された螺旋形状とし
てある。また、図4、図5の実施形態における取付プレ
ート2に対応した取付プレート6が、キャップ状とされ
て、その内周面に、上記螺旋状の係止部5に回転形式で
もって係合される螺旋状の係合部7が形成されている。
【0036】螺旋状とされた係止部5と係合部7とは、
開口部11の周方向に相対回転されることによって係合
されることになる。この場合、係止部5と係合部7と
が、開口部11の周方向に連続的にらせん状に長く伸び
るいわゆるねじ構造の場合は、係止部5と係合部7との
係合に際して、取付プレート6は開口部11の周方向に
比較的大きく回転させる必要がある。
【0037】係止部5と係合部7とを、開口部11の周
方向に短く伸びる複数の分割構成として、いわゆるバイ
オネット方式の係合方式とすることができ、この場合の
一例が図7、図8に示される。すなわち、係合部7は、
係止部5に対して開口部11の周方向所定相対回転位置
でのみ干渉しない位置とされるので、この干渉しない位
置において取付プレート6を係止部5に係合させるべく
進行させる(図8矢印α参照)。その後、取付プレート
6を所定角度だけ回転させることにより(図8矢印β参
照)、係合部7が係止部5の背面側に位置されて、取付
プレート6が仕切カーテンSから抜け止めされることに
なる。なお、係止部5には、係合部7が所定角度だけ図
8矢印βで示すように回転されたとき、所定以上の回転
を規制するように、係合部7の端面が当接される突起状
のストッパ部5aを形成しておくのが好ましい。また、
矢印β方向への回転進行にともなって、係止部5と係合
部7とが徐々にその摩擦接触度合いが高まるように設定
しておくのが好ましい。
【0038】図9〜図11は、係止部と係合部とを利用
したさらに別の連結手法を示すものである。本実施形態
では、仕切カーテンS側に設けられた係止部8が、全体
的に略U字状とされて、開口部11の左右および下方を
囲むようにかつ開口部11の上方を解放するように設け
られている。このような係止部8の断面形状は、仕切カ
ーテンSのうち開口部11の周縁部との間で略U字状の
係止溝部8aを形成するように作られている(仕切カー
テンSの面に沿って短く伸びる係止壁部8aを有する構
造とされている)。
【0039】一方、分割チューブT1−1の外周に固定
された取付プレート9は、係止部8の係止溝8a内に挿
通可能な厚さとされている。そして、取付プレート9の
左右の縁部および下縁部が、係止部8に対して係合され
る係合部を構成するようになっている。すなわち、ま
ず、取付プレート9を係止部8の上方開口部分の直上方
に位置させた状態とする(図10参照)。この図10の
状態から、取付プレート9を、仕切カーテンSの面に沿
ってスライドさせて、係止部8の係止溝部8aに挿通さ
せることにより、係合完了となる(図11参照)。
【0040】図12は、本発明の別の実施形態を示すも
のであり、仕切カーテンSは、横長の長方形状とされて
いる。仕切カーテンSを左右対称に2つ折りするときの
折り線が符号γで示される。仕切カーテンSのうち、折
り線γを境にして一方側を第1分割部分S−1とし、他
方側を第2分割部分S−2とする。複数本のチューブ
は、1つの取付プレート10に保持されている。取付プ
レート10の位置、つまりチューブが仕切カーテンSを
挿通する位置は、折り線γ近傍でかつ折り線γに対して
オフセットされた位置に設定されている。実施形態で
は、第2分割部分S−2のうち、その上下方向略中間位
置で、かつ折り線γ近傍に取付プレート10が位置設定
されている。また、折り線γの近傍には、チューブ収納
用のポケット部16が設けられている。
【0041】図12に示す実施形態のものでは、仕切カ
ーテンSは、あらかじめ消毒された状態であり、しかも
折り線γを折り線として少なくとも2つ折りとされてい
る(実際には8つ折り等十分に小さくなる状態にまで繰
り返し折られている)。この2つ折りは、ポケット部1
6が折られた内面側に位置するように折られる。すなわ
ち、図13のように2つ折りされた状態において、内方
側の面となる内面が符号25で示されるが、内面25は
外部から汚染されにくい状態であることが容易に理解さ
れる。
【0042】手術現場では、図13に示すように、ポケ
ット部16が外部に露出しない2つ折りの状態で、術野
側と外部機器類とを仕切るように配設されて、この状態
で術野側の消毒が行われる。術野側の消毒の後に、図1
4に示すように、2つ折りされていることにより互いに
重なっている分割部分S−1とS−2とのうち、術野側
に臨んでいた側の第1分割部分S−1を開いて、仕切カ
ーテンSが全体的に展開された状態とされる。図14に
示す展開状態では、術野側には、2つ折りのときの汚染
されにくくて清潔状態が十分に維持されている内面25
のみが臨むことになる。
【0043】図12に示す取付プレート10の具体例が
図15に示される。取付プレート10は、互いに並列な
短いチューブ状の中間部材27を複数固定、保持してい
る。この中間部材27は、例えばその外周にチューブが
接続される接続用中間部材とすることができる。すなわ
ち、中間部材27の一端部に術野側のチューブが接続さ
れ、中間部材27の他端部に外部機器類側のチューブが
接続される。
【0044】上記中間部材27は、チューブが挿通され
るが中間ガイド部材として機能させることもできる。こ
の場合、例えば術野側から伸びるチューブが、中間部材
27内を挿通されて、外部機器類側へと伸びるように配
設される。この場合、中間部材27の内面は、直接には
血液等が接触されないものとなる。なお、中間部材27
は、使用前には、その各端部特に少なくとも術野側端部
を、キャップ部材28によって施蓋しておくことができ
る。
【0045】図16は、図12に示す仕切カーテンSに
設けられたポケット部16の一例を示すものである。こ
のポケット部16は、例えば上方のみが開口された形状
とされている。そして、仕切カーテンSを貫通されるチ
ューブTが、巻回状態等の小さくされた状態で、ポケッ
ト部16に収納される。なお、ポケット部16を蓋付き
として、チューブ収納後に蓋をするようにすることもで
きる。
【0046】図17は、本発明の別の実施形態を示すも
ので、図4の場合と同様に、各開口部11、12・・・
が保護膜45によって施蓋されているが。この保護膜4
5は、図4の場合に比して弛みを殆ど有しないものとさ
れる。また、チューブTは、その先端部に、先細状のキ
ャップ部材46が着脱自在に嵌合されて、保護膜45を
押圧によって容易に破断できるように、あるいは容易に
開状態へと押圧変位できるようになっている(図17一
点鎖線参照)。また、チューブTの先端部外周には、ス
トッパ部材47が固定され、このストッパ部材47の外
周には環状の係合溝部47aが形成されている。これに
より、係合溝部47aに開口部11の内周縁部が嵌合さ
れることにより、チューブTが仕切カーテンSに対して
固定される。
【0047】図18〜図21は本発明のさらに別の実施
形態を示すものである。本実施形態では、仕切カーテン
Sの中央部付近に、ほぼ4角形の大きな開口部71が形
成され、この開口部71が、仕切カーテンSの一部を構
成するほぼ4角形の補強シート72によって施蓋されて
いる(図18、図21参照)。仕切カーテンSおよび補
強シート72はそれぞれ、例えばポリエチレン、PVC
等の合成樹脂によって気密性を有するものとされてい
る。補強シート72は、後述する中間チューブ部材を支
持する関係上その強度を十分確保すべく、仕切カーテン
Sの肉厚よりも大きな肉厚とされている。また、補強シ
ート72は、その全周囲が、開口部71の外周縁部に対
して例えば超音波によって融着されている。
【0048】図21に示すように、補強シート72に
は、短尺の複数本の中間チューブ部材73〜78が固定
保持されている(図15の部材27に対応)。すなわ
ち、中間チューブ部材73〜78は、補強シート72を
貫通した状態で、その外周に嵌合された合成樹脂からな
る結合リング部材79を利用して固定されている。この
結合リング部材79は、例えば超音波によって中間チュ
ーブ部材73〜78の外周に融着されると共に、補強シ
ート72にも融着されている。
【0049】仕切カーテンSのうち、術野側となる面に
は、補強シート72の付近に位置させてポケット部80
が形成されている。このポケット部80は大きく形成さ
れて、後述するように、術野側において使用されるチュ
ーブを全て収納できる大きさに設定されている。
【0050】図20には、術野側において使用されるチ
ューブ、つまり中間チューブ部材73〜78に接続され
るチューブの例が示される。実施形態では、中間チュー
ブ部材73〜78に接続される術野側のチューブとして
は、図1に示すように血液吸引用の3本チューブT2〜
T4と、動静脈回路用のチューブT1、T5との合計5
本が用いられ、チューブT1とT5とは相互にバイパス
用チューブT6でもって接続されている。チューブT2
〜T4はそれぞれ長さが2m程度であり、チューブT1
とT5とは長さがそれぞれ45cm程度であり、チュー
ブT6の長さは35cm程度とされている。各チューブ
T1からT6は、図20に示すように中間チューブ部材
73〜78にあらかじめ接続された状態で、ポケット部
80に収納される(図19参照)。
【0051】中間チューブ部材73〜78の他端部、つ
まり機械側の端部は、いわゆるワンタッチ継手85の一
方側継手部85Aが構成されている。使用可能なワンタ
ッチ継手としては既知のように種々の種類のものがある
が、実施形態では、一方側継手部85Aは、その外周に
環状の係合凹部86を有する構造とされている。ワンタ
ッチ継手85の他方側継手部85Bは、上記一方側継手
部85Aに外周から嵌合可能な構造とされて、上記係合
凹部86に対して弾性力を利用してはまりこむ係合片部
87と、係合片部87を係合凹部86からはずすための
操作部88を有する。勿論、他方側継手部85Bには、
機械側のチューブが接続されているものである。
【0052】他方側継手部85Bを、一方側継手部85
Aに対して所定深さまで嵌合させると、係合片部87が
その弾性によって係合凹部86に係合されて、抜け止め
される(接続完了)。このとき、他方側継手部85B内
周に装備されたOリング等のシール部材によって、両継
手部85Aと85Bとの間の気密が確保される(シール
部材は一方側継手部85Aの外周に設けるようにするこ
ともできる)。接続解除の際は、操作部88を押圧する
ことにより係合片部87を係合凹部86から係合解除さ
せた状態で、他方側継手部85Bを一方側継手部85A
から引き抜けばよい。なお、機械側のチューブを、各種
機器類からの接続は解除する一方、仕切カーテンSには
接続したままの状態として、この仕切カーテンSと共に
廃棄するようにしてしてもよい。
【0053】上記ワンタッチ継手85を用いることによ
り、中間チューブ部材73〜78に対する機械側のチュ
ーブの接続、接続取外しをすみやかにかつ容易に行うこ
とができる。なお、術野側のチューブT1からT5も、
ワンタッチ継手を利用して中間チューブ部材73〜78
に対して接続するようにしてもよい(この場合、ポケッ
ト部80に収納されるチューブは、あらかじめ中間チュ
ーブ部材73〜78に接続されていない状態とすること
もできるが、あらかじめ接続した状態としておくことも
できる)。
【0054】仕切カーテンSのうち術野側の面には、そ
の外周縁部全周に渡って、カバー部材の取付部を構成す
るために、両面接着テープ91の一方側の接着面が取付
けられている。この両面接着テープ91の他方側の接着
面を利用して、不織布等からなる薄いカバー部材92が
取付けられている。このカバー部材92は、仕切カーテ
ンSよりも若干大きい面積を有するように形成されて、
仕切カーテンSの術野側を全面的に覆っている。なお、
カバー部材92は、不織布に限らず、例えば気密性に優
れた合成樹脂によって形成することもできる。両面接着
テープ91の代えて、ベルクロファスナーや、接着力の
弱い接着材を用いることもできる。
【0055】上記カバー部材92は、図19に示すよう
に、上下方向に伸びて術野側と機械側とを仕切った状態
とされるが、上下方向の伸ばして配設された状態で、術
野側の消毒が完了するまでの間、カバー部材92によっ
て仕切カーテンSが覆われた状態とされる。術野側の消
毒が完了した後、カバー部材92が取外されて、仕切カ
ーテンSがはじめて術野側に露出されることになる。こ
れにより、あらかじめ滅菌されて提供される仕切カーテ
ンS、特に仕切カーテンSのうち術野側となる面は、術
野側が消毒されるまでの間に汚染されてしまう事態が確
実に防止される。
【0056】なお、図18〜図21の実施形態におい
て、術野側のチューブそのものをあらかじめ補強シート
72に固定させておき、機械側に位置されるその先端部
にワンタッチ継手部85Aを構成するようにすることも
できる(チューブT1〜T5が中間チューブ部材73〜
78を兼用したものとも言える)。また、手術終了後
は、術野側の各チューブT1〜T6は、ポケット部80
に再び収納されて、仕切カーテンSと共に焼却等の後処
理が行われる。
【0057】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず例えば次のような場合をも含むものであ
る。外部機器類としては、心臓手術用以外に、肝臓手術
用等、チューブを介して患者(の体内)と接続される各
種機器類を含むものである。仕切カーテンSに形成され
る開口部11〜15の数は、手術の内容に合わせた(外
部機器類の数)に合わせた適宜の数に設定することがで
きるが、種々の手術を想定したときに必要とされる最大
チューブ数に設定しておいて、手術の種類によっては一
部の開口部を使用しないようにすることもできる(使用
しない開口部はそのままでもよく、あるいは蓋部材によ
り施蓋するようにしてもよい)。仕切カーテンSは、全
体的に平板状に形成することもできる(部分的に術野側
に突出しないような形状)。複数の開口部11〜15
は、上下方向に並設することなく、横方向(左右方向)
に並設するようにすることもできる。本発明の目的は、
明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利
点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含
むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】心臓手術を行う場合に本発明の仕切カーテン装
置を使用した例を示す簡略系統図。
【図2】本発明の仕切カーテン装置の使用状態を示す側
面断面図。
【図3】仕切カーテンの正面図。
【図4】仕切カーテンをチューブが貫通する部分の詳細
を示す側面断面図。
【図5】図4の要部拡大断面図。
【図6】別の実施形態を示すもので、図4に対応した側
面断面図。
【図7】小さい相対回転で係止部と係合部とを係合させ
る一例を示すもので、係止部と係合部とを開口部の軸線
方向から見た説明図。
【図8】図7の構成の原理を示すもので、係止部と係合
部とを開口部の周方向に展開して示す説明図。
【図9】係止部と係合部とをスライド動作によって係合
させる一例を示すもので、図10のX9−X9線相当断
面図。
【図10】図9の正面図。
【図11】図10のX11−X11線相当断面図。
【図12】仕切カーテンを2つ折りする場合の例を示す
展開図。
【図13】図12の仕切カーテンを2つ折りした状態を
示す上面図。
【図14】図13の状態から展開された状態を示す上面
図。
【図15】仕切カーテンに取付けた取付プレートに複数
の中間部材を保持させた例を示す要部側面断面図。
【図16】仕切カーテンに設けたポケット部の一例を示
す要部側面断面図。
【図17】別の実施形態を示す側面断面図。
【図18】本発明の別の実施形態を示すもので、仕切カ
ーテンとカバー部材とを分解して示す平面図。
【図19】カバー部材を取付けた状態での図18のX1
9−X19線相当断面図。
【図20】術野側に使用されるチューブを示す側面断面
図。
【図21】補強シートとワンタッチ継手を示す側面断面
図。
【符号の説明】
1:係止部(凹凸嵌合式) 2:取付プレート 3:係合部(凹凸嵌合式) 4:保護用カバー 5:係止部(回転式) 6:取付プレート 7:係合部(回転式) 8:係止部(スライド式) 9:取付プレート(スライド式) 10:取付プレート(複数の中間部材保持) 16:ポケット部 27:中間部材(中間チューブ部材、中間ガイド部材) 11〜15:開口部 61:患者(術野側) 62:貯血槽(外部機器類) 65:熱交換器(外部機器類) 66:人工肺(外部機器類) 67:動脈フィルタ(外部機器類) 71:開口部 72:補強シート 73〜78:中間チューブ部材 80:ポケット部 81:取付部材(カバー部材取付用) 82:カバー部材 85:ワンタッチ継手 85A:一方側継手部 85B:他方側継手部 86:係止凹部 87:係止片部 88:操作部 91:両面接着テープ(取付部) 92:カバー部材 R1〜R4:ローラポンプ装置(外部機器類) S:仕切カーテン SS:仕切カーテン装置 T、T1〜T5:チューブ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周縁部から離れた位置においてチューブが
    挿通される開口部が形成された仕切カーテンと、 前記仕切カーテンのうち前記開口部の周縁部に形成され
    た係止部と、 前記開口部に挿通されるチューブの外周部分に形成さ
    れ、前記係止部に対して係合される係合部と、 を備えていることを特徴とする外科手術用仕切カーテン
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記開口部に挿通される複数のチューブ同士を連結する
    取付プレートが設けられ、 前記取付プレートに前記係合部が形成されている、こと
    を特徴とする外科手術用仕切カーテン装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、 前記係止部と係合部とが、前記仕切カーテンの厚さ方向
    から凹凸嵌合されるように設定されている、ことを特徴
    とする外科手術用仕切カーテン装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2において、 前記係止部と係合部とが、前記開口部の周方向に相対回
    転されることにより係合されるように設定されている、
    ことを特徴とする外科手術用仕切カーテン装置。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2において、 前記係止部と係合部とが、前記仕切カーテンの面に沿う
    ように相対的にスライドさせることにより係合されるよ
    うに設定されている、ことを特徴とする外科手術用仕切
    カーテン装置。
  6. 【請求項6】周縁部から離れた位置においてチューブが
    挿通される開口部が形成された仕切カーテンと、 前記仕切カーテンに対して、前記開口部を施蓋するよう
    に固定された取付プレートと、 前記取付プレートに設けられ、それぞれ前記チューブが
    接続される複数の短尺の中間チューブ部材と、を備えて
    いることを特徴とする外科手術用仕切カーテン装置。
  7. 【請求項7】周縁部から離れた位置においてチューブが
    挿通される開口部が形成された仕切カーテンと、 前記仕切カーテンに対して、前記開口部を施蓋するよう
    に固定された取付プレートと、 前記取付プレートに設けられ、それぞれ前記チューブが
    挿通される複数の短尺の中間ガイド部材と、を備えてい
    ることを特徴とする外科手術用仕切カーテン装置。
  8. 【請求項8】全体的に方形として形成され、周縁部から
    離れた位置においてチューブ挿通用の開口部が形成され
    た外科手術用仕切カーテンであって、 仕切カーテンを展開した状態から左右あるいは上下に対
    称となるように2つ折りしたときに、2つ折りの折れ線
    からオフセットされた位置に前記開口部が形成されてい
    る、ことを特徴とする外科手術用仕切カーテン。
  9. 【請求項9】周縁部から離れた位置においてチューブ挿
    通用の開口部が形成された外科手術用仕切カーテンであ
    って、 前記仕切カーテンには、前記チューブを収納するポケッ
    ト部が形成されている、ことを特徴とする外科手術用仕
    切カーテン。
  10. 【請求項10】周縁部から離れた位置においてチューブ
    挿通用の開口部が形成された外科手術用仕切カーテンで
    あって、 前記仕切カーテンには、前記開口部を施蓋していてと共
    に該開口部に挿通されるチューブからの押圧力を受けて
    開作動あるいは破断される保護膜が設けられている、こ
    とを特徴とする外科手術用仕切カーテン。
  11. 【請求項11】周縁部から離れた位置においてチューブ
    が挿通される開口部を有する仕切カーテンと、 前記仕切カーテンのうち術野側となる面を全体的に覆う
    と共に、該仕切カーテンから取外し可能とされたカバー
    部材と、 を備えていることを特徴とする外科手術用仕切カーテン
    装置。
  12. 【請求項12】請求項11において、 前記仕切カーテンが気密性を有する合成樹脂により形成
    され、 前記カバー部材が不織布により形成されている、ことを
    特徴とする外科手術用仕切カーテン装置。
  13. 【請求項13】請求項11または請求項12において、 前記仕切カーテンのうち術野側となる面には、術野側で
    使用されるチューブが収納されるポケット部が形成さ
    れ、 前記カバー部材が、前記ポケット部をも覆っている、こ
    とを特徴とする外科手術用仕切カーテン装置。
  14. 【請求項14】請求項13において、 前記ポケット部に収納されているチューブが、あらかじ
    め仕切カーテンに対して所定の接続状態が完了された状
    態とされている、ことを特徴とする外科手術用仕切カー
    テン装置。
  15. 【請求項15】請求項11ないし請求項14のいずれか
    1項において、 前記仕切カーテンのうち術野側となる面には、その外周
    縁部全周に渡って、前記カバー部材を着脱自在に取付け
    るための取付部が形成されている、ことを特徴とする外
    科手術用仕切カーテン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006034731A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Senko Medical Instr Mfg Co Ltd 手術室内の清潔野・不潔野分離用セパレータ

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