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JP2001020061A - 真空蒸着装置 - Google Patents

真空蒸着装置

Info

Publication number
JP2001020061A
JP2001020061A JP11193544A JP19354499A JP2001020061A JP 2001020061 A JP2001020061 A JP 2001020061A JP 11193544 A JP11193544 A JP 11193544A JP 19354499 A JP19354499 A JP 19354499A JP 2001020061 A JP2001020061 A JP 2001020061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
vapor
deposition
metal vapor
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP11193544A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Shimanuki
誠 島貫
Tadashi Komatsu
直史 小松
Yuichi Arizaka
裕一 蟻坂
Junichi Tachibana
淳一 立花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11193544A priority Critical patent/JP2001020061A/ja
Publication of JP2001020061A publication Critical patent/JP2001020061A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性層の表面酸化及び磁性層の内部酸化を制
御可能とする。 【解決手段】 冷却ロール6に沿って定方向に走行し、
金属蒸気13を被着される蒸着領域14を通過する被蒸
着体の蒸着終点側にあって、ガス吹出口20を金属蒸気
13に対向するように付設され、ガスを吹き付けられた
金属蒸気13を規制する庇状の規制凸部22が設けられ
ている第1のガス導入部16と、冷却ロール6に沿って
定方向に走行し、金属蒸気13を被着される蒸着領域1
4を通過する被蒸着体の蒸着始点側にあって、ガス吹出
口20を金属蒸気13に対向するように付設されている
第2のガス導入部51とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空槽内にテープ
状の被蒸着体を走行させてその表面上に蒸着法によって
薄膜を成膜形成する真空蒸着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体は、例えば、ハイビジョン
ビデオテープレコーダやデジタルビデオテープレコーダ
に代表されるビデオテープレコーダ等の分野において、
高画質化を図るための高密度記録化が一層強く要求され
ている。この要求に応える磁気記録媒体としては、直
接、非磁性支持体上に金属磁性材料を被着させて磁性層
を形成する、いわゆる金属磁性薄膜型の磁気記録媒体が
用いられる。金属磁性薄膜型の磁気記録媒体の製法に
は、真空蒸着法,スパッタリング法及びイオンプレーテ
ィング法等の真空薄膜形成技術やめっき等がある。
【0003】金属磁性薄膜型の磁気記録媒体は、保磁
力、角形比及び短波長領域における電磁変換特性に優れ
るばかりでなく、磁性層の薄膜化が可能であり、加えて
塗布型の磁気記録媒体のように結合剤等の非磁性材料を
磁性層に含ませる必要がないことから磁性材料の充填密
度を高くできること等の数々の利点を有している。中で
も真空蒸着法によって磁性層が形成される蒸着型磁気テ
ープ(以下、蒸着テープという。)は、生産効率が高く
特性も安定していることから、既に実用化されている。
【0004】蒸着テープは、一般に真空槽内に非磁性支
持体を案内する冷却ロールと、蒸着源となる磁性材料
と、蒸着源を加熱するための加熱手段等を有する真空蒸
着装置内において、非磁性支持体表面に磁性層が成膜形
成されてなるものである。真空蒸着装置は、蒸着源とな
る磁性材料を、電子線の照射等によって金属蒸気とし、
冷却ロールの外周面に沿って走行する非磁性支持体上に
入射させることによって蒸着膜を形成する。
【0005】蒸着テープにおいて、金属磁性薄膜の磁気
特性は、金属粒子の非磁性支持体への入射角によって大
きく影響される。通常、真空蒸着装置は、回転する冷却
ロール上を走行する非磁性支持体に対して、金属蒸気が
斜めに入射できるように蒸着範囲が制限されている。そ
のため、真空蒸着装置には、冷却ロール近傍に非磁性支
持体の所定領域を覆うシャッタが備えられている。
【0006】また、真空蒸着装置は、磁性層の保磁力を
向上させたり、飽和磁束密度等の磁気特性を向上させる
ために、非磁性支持体の幅方向に沿ったスリット状の吹
出口を有するガス導入管を備えている。真空蒸着装置
は、ガス導入管を通じて供給される酸素ガスを金属蒸気
に吹き付けることによって金属蒸気を適度に酸化してい
る。このガス導入管は、冷却機構を備えたシャッタに取
り付けられ、高温の金属蒸気による熱変形が防止される
ようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】蒸着テープは、上述し
た方法のように金属蒸気中に酸素ガスを導入して金属蒸
気が酸化された状態で蒸着されるが、磁性層の保磁力並
びに飽和磁束密度等の磁気特性を向上させるためには金
属蒸気が所定量に酸化されて非磁性支持体上に蒸着され
ることが望ましい。また、蒸着テープは、金属蒸気が磁
性層を成膜形成する際に、金属酸化物が一様に分布して
いることが望ましい。
【0008】真空蒸着装置は、非磁性支持体が、冷却ロ
ールに案内されて金属蒸気の蒸着領域を走行している間
に金属蒸気を蒸着して薄膜を成膜形成する。従来の真空
蒸着装置は、冷却ロール上を走行する非磁性支持体上の
任意の箇所が蒸着領域に接近して蒸着を開始される蒸着
領域の一端を蒸着始点とし、この任意の箇所が冷却ロー
ル上を走行して蒸着領域から脱する他端を蒸着終点とす
ると、ガス導入管が蒸着終点側に設けられている。
【0009】従って、従来の真空蒸着装置においては、
蒸着終点側の金属蒸気に高濃度の酸素ガスが吹き込まれ
て金属酸化物を多く含む組成となっている。また、真空
蒸着装置においては、吹き込まれる酸素ガスが金属蒸気
内を通過して蒸着始点側まで十分に達しないために、蒸
着始点側の金属蒸気が蒸着終点側の金属蒸気に比べて金
属酸化物の割合が少ない組成となっている。
【0010】つまり、従来のガス導入管を備えた真空蒸
着装置では、冷却ロール上を走行している非磁性支持体
に対して、蒸着の初期段階に酸化成分の少ない金属蒸気
を被着させるとともに、蒸着の終了段階に酸化成分の多
い金属蒸気を被着させて薄膜を形成していた。従って、
蒸着テープは、非磁性支持体上に金属蒸気を被着されて
なる磁性層が、内部に金属酸化物をほとんど含有せず、
表面に金属酸化物を過剰に含有する不均一な膜層となっ
ていた。蒸着テープは、その結果、良好な磁性層の保磁
力及び飽和磁束密度等の磁気特性を得難く、電磁変換特
性が不安定な金属磁性薄膜となるという問題点があっ
た。
【0011】そこで、本発明は、上述した従来の真空蒸
着装置の問題点を解決し、表面酸化及び内部酸化を制御
可能とし、均一な磁性層を成膜形成可能な真空蒸着装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明に係る真空蒸着装置は、真空槽と、テープ状の被蒸
着体を供給する供給ロールと、上記被蒸着体を外周部に
走行させる冷却ロールと、蒸着処理が施された被蒸着体
を巻き取る巻取ロールと、金属蒸気を発生する蒸発源
と、この蒸発源を加熱する加熱手段と、上記冷却ロール
の外周部の一部を上記蒸発源に臨ませることによって蒸
着部位を構成するシャッタ部材と、上記蒸着部位の近傍
に配置されて上記金属蒸気にガスを導入するガス導入部
とを備え、上記冷却ロールの外周部を走行する上記被蒸
着体の表面に金属薄膜を形成する真空蒸着装置におい
て、上記ガス導入部は、ガス流路が形成された導入管本
体と、この導入管本体に接続されて上記ガス流路にガス
を供給するガス供給管と、上記冷却ロールの蒸着部位に
対して被蒸着体の蒸着終点側と対向して上記導入管本体
に設けられ上記金属蒸気にガスを吹き出す吹出口を有す
る吹出部とからなり、上記吹出部には、上記ガスが吹き
込まれた上記金属蒸気の上記被蒸着体への蒸着を規制す
る庇状の規制凸部が設けられているものとする。
【0013】また、上記真空蒸着装置には、ガス流路が
形成された導入管本体と、この導入管本体に接続されて
上記ガス流路にガスを供給するガス供給管と、上記導入
管本体の冷却ロールの外周部と対向する部位に設けられ
上記金属蒸気にガスを吹き出す吹出口を有する吹出部と
からなる第2のガス導入部を備え、上記第2のガス導入
部は、上記吹出部が第1のガス導入部に対向する上記冷
却ロールの蒸着部位の蒸着始点側に位置して設けられる
ものとする。また、上記第2のガス導入部は、上記ガス
供給管が一端を回動自在に支持された支持部材に組み込
まれて上記冷却ロールの蒸着部に対する上記吹出口の対
応位置を調整されることによって、上記金属蒸気へのガ
ス吹込みを調整するものとする。また、上記支持体は、
冷却機構を備えるものとする。
【0014】以上のように構成された本発明に係る真空
蒸着装置は、第1のガス導入部に備えられた庇状の規制
凸部によって、第1のガス導入管のガス吹出口周辺にあ
って、周囲の金属蒸気よりもガスを過剰に含む金属蒸気
が被蒸着体上に被着されるのを規制する。また、真空蒸
着装置は、第2のガス導入部を備えることによって、蒸
着始点側の金属蒸気内にまで十分にガスを分散できるよ
うになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る真空蒸着装置
の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明す
る。本発明を適用した第1の実施の形態である真空蒸着
装置1は、図1及び図2にその具体的な構成を示すよう
に、例えば、テープ状の非磁性支持体2の表面に、蒸着
法により金属磁性薄膜を形成するものである。
【0016】真空蒸着装置1は、真空槽3内に、供給ロ
ール4と、巻取ロール5と、冷却ロール6と、回動ロー
ル7,8とを備え、ルツボ9内に充填された蒸着源10
を電子銃11から照射される電子線12によって加熱し
て金属蒸気13とし、蒸着領域14の範囲で非磁性支持
体2上に金属蒸気13を蒸着するものである。
【0017】真空槽3は、真空引きによる槽壁の歪み等
により各部の組立状態に影響が生じないような構造とさ
れ、図示しない真空ポンプによって内部を約10-3〜1
-4Pa程度の高真空状態に保たれている。
【0018】供給ロール4及び巻取ロール5は、非磁性
支持体2の幅と略同長を有する円筒状であり、非磁性支
持体2を供給,巻取する。非磁性支持体2は、真空槽3
に支架された支軸4a及び5aに回転自在に軸装され、
供給ロール4から繰り出されて冷却ロール6を経由して
巻取ロール5に順次巻き取られる。
【0019】冷却ロール6は、非磁性支持体2の幅と略
同長を有する円筒状であり、真空槽3に支架された支軸
6aに回転自在に軸装され、供給ロール4及び巻取ロー
ル5のロール径よりも大径とされている。冷却ロール6
は、外周面が鏡面研磨を施され、その外周面に非磁性支
持体2を掛け合わせることによって、非磁性支持体2を
定速走行させている。冷却ロール6の内部には、図示し
ない冷却装置が設けられている。冷却ロール6は、表面
に金属蒸気13を蒸着される非磁性支持体2を冷却しな
がら定速走行させることによって、蒸着による非磁性支
持体2の熱変形を抑制している。
【0020】回動ロール7,8は非磁性支持体2の幅と
略同長を有する円筒状であり、真空槽3に支架された支
軸7a及び8aに回転自在に軸装されている。回動ロー
ル7は供給ロール4と冷却ロール6との間に、回動ロー
ル8は冷却ロール6と巻取ロール5の間にあって、冷却
ロール6に掛け合わされた非磁性支持体2を冷却ロール
6に圧着するような向きに所定のテンションがかけられ
ている。非磁性支持体2は、回動ロール7及び8によっ
て、冷却ロール6上を撓むことなく順次走行するように
されている。
【0021】ルツボ9は、非磁性支持体2の幅と略同長
を有し、その内部に金属磁性材料を蒸着源10として充
填している。真空槽3には側壁部に、ルツボ9内に充填
された蒸着源10を加熱蒸発させるための電子銃11が
付設されている。電子銃11は、電子線12をルツボ9
に向けて出射して、蒸発源10に照射するような角度に
されている。ルツボ9は、電子線12によって加熱蒸発
された蒸着源10が金属蒸気13となって、冷却ロール
6上を走行する非磁性支持体2に対して、所定の蒸着領
域14をもって蒸着できる位置に配設されている。
【0022】従って、真空槽3は、上述したようにルツ
ボ9と電子銃11とをその内部に配置することによっ
て、加熱蒸発された金属蒸気13を冷却ロール6の外周
面に沿って定速走行する非磁性支持体2上に入射し、磁
性層として被着形成するようになっている。
【0023】また、真空槽3には冷却ロール6の外周面
に沿って定速走行する非磁性支持体2の一部を覆うよう
に防着板15が設けられ、非磁性支持体2上に蒸着され
てなる磁性層上に過剰に金属蒸気13が付着するのを規
制している。この防着板15は、冷却ロール6と対向す
る面がこの冷却ロール6とほぼ同一の曲率をもつように
湾曲され、冷却ロール6の外周面に沿って定速走行する
非磁性支持体2の所定領域を覆うようにされている。こ
の防着板15には、真空槽3の外部から酸素ガスを供給
されて、金属蒸気13に酸素ガスを吹き付けるための第
1の酸素ガス導入部16が取り付けられている。
【0024】第1の酸素ガス導入部16は、図2,図3
及び図4に示すように、酸素流路形成部17と、酸素流
路蓋部18と、酸素ガス供給管19と、ガス吹出口20
を有するガス吹出部21と、庇状の規制凸部22とから
構成され、全体形状が略直方体として形成され、その長
手方向の長さを非磁性支持体2の幅とほぼ同寸法とす
る。第1の酸素ガス導入部16は、酸素流路形成部17
と、酸素流路蓋部18とが銅パッキン23を介して、複
数個のボルト24により固着され、更にガス吹出部21
が、酸素流路形成部17と酸素流路蓋部18とに挟持さ
れるようにして隙間無く組み付けられることで構成され
ている。
【0025】また、第1の酸素ガス導入部16は、冷却
ロール6上を走行する非磁性支持体2上の任意の箇所が
蒸着領域14に接近して蒸着を開始される蒸着領域14
の一端を蒸着始点とし、この任意の箇所が冷却ロール上
を走行して蒸着領域14から脱する他端を蒸着終点とす
ると、蒸着終点側にあって、ガス吹出口20を金属蒸気
13に対向するように設置され、金属蒸気13に対して
酸素ガスを吹き付ける。第1の酸素ガス導入部16は、
ガス吹出口20の周囲にあって金属酸化物が過剰に含有
される金属蒸気13を庇状の規制凸部22によって規制
し、蒸着の最終段階に、金属酸化物を過剰に含有する金
属蒸気13が非磁性支持体2上に被着され、非磁性支持
体2表面に酸化層が形成されるのを抑制している。
【0026】酸素流路形成部17は、酸素流路形成部1
7と酸素流路蓋部18とが固着される表面に細溝として
形成される酸素流路25を備える。
【0027】この酸素流路25は、複数の分岐箇所を経
てガス吹出口20に至る細溝として形成されている。す
なわち、酸素流路25となる細溝は、一端が外部から酸
素ガスを供給するための酸素ガス供給管19の端部に連
結し、他端が第1の酸素ガス導入部16の長手方向に沿
って二方向に分岐され延長されている。酸素流路25
は、二方向に分岐され延長される他端部が、それぞれ途
中でガス吹出部21方向に曲折され延長されている。酸
素流路25は、この曲折部から第1の酸素ガス導入部1
6の長手方向に沿って再び二方向に分岐され延長されて
いる。二方向に分岐され延長された酸素流路25は、更
に分岐と延長を繰り返し、最終的に16本の細管に分か
れ、酸素流路25同士が互いに均等な間隔を持って、同
じく酸素流路形成部17にある酸素溜まり26へと連通
している。
【0028】酸素溜まり26は、酸素流路形成部17と
酸素流路蓋部18とが固着され、ガス吹出部21が組み
付けられることにより形成される空間部であり、第1の
酸素ガス導入部16の長手方向に延在し、ガス吹出部2
1にあるガス吹出口20に導通している。酸素溜まり2
6には、上述の16本の酸素流路25が、互いに均等な
間隔で第1の酸素ガス導入部16の長手方向に拡がりを
もって導通されている。
【0029】酸素流路25が、酸素ガス供給管19より
酸素ガスを供給されるとき、各分岐点から二方向に延長
された各酸素流路に均等な圧力で酸素ガスが供給され
る。この酸素ガスは、16本の酸素流路25から均等な
圧力で酸素溜まり26へと供給される。これにより、ガ
ス吹出口20からは、その長手方向に均一な圧力で金属
蒸気13に対して酸素ガスが吹き出すこととなる。
【0030】酸素流路25が、酸素ガス供給管19から
供給される酸素ガスを、上述のように曲折と延長を繰り
返すこと無く直接酸素溜まり26へと導出するような構
造の場合、酸素ガスの圧力は、酸素溜まり26の長手方
向の両末端では著しく低下するため、ガス吹出口20か
ら不均一に吹き出すこととなる。
【0031】また、酸素流路形成部17は、第1の冷媒
流路27を有している。この第1の冷媒流路27は、酸
素流路25が形成されている面とは反対面に、幅広な溝
として形成され、酸素流路形成部17と熱遮蔽板28と
が組み合わされることによって形成される。
【0032】第1の酸素ガス導入部16において、酸素
流路蓋部18は、凸形部材29を備え、酸素流路蓋18
表面を凹凸構造とすることによって、蒸着中に酸素流路
蓋18表面に堆積する付着物が落下しないような構造と
されている。また、酸素流路蓋部18は、第2の冷媒流
路30を有している。
【0033】第2の冷媒流路30は、冷媒供給管31と
冷媒移出管32とを備え、接続管33を介して第1の冷
媒流路27と接続されている。また、第2の冷媒流路3
0は、図示しない外部の冷却装置から供給される冷媒が
接続管33を介して第1の冷媒流路27と第2の冷媒流
路30との内部を循環することによって、酸素流路形成
部17と酸素流路蓋部18とを所望の温度に冷却するこ
とができる。また、第1の酸素ガス導入部16におい
て、ガス吹出部21は、図5乃至図7に示すように、第
1の吹出口形成板34と、第2の吹出口形成板35と、
これら第1の吹出口形成板34及び第2の吹出口形成板
35を接続する複数個の接続ピン36と、第1の吹出口
形成板34と第2の吹出口形成板35とを所定間隔に保
つために接続ピン36によって接続される部位に配され
たスペーサ37とから構成される。第1の吹出口形成板
34と第2の吹出口形成板35とが所定の間隔を持って
突き合わされることによって、第1の酸素ガス導入部1
6の長手方向に延在するスリット状のガス吹出口20が
形成されている。
【0034】ガス吹出口20は、非磁性支持体2の幅と
略同寸法とされ、酸素ガスが非磁性支持体2の幅に均一
に吹き付けられるようになっている。ガス吹出部21
は、上述した酸素流路形成部17と酸素流路蓋部18と
が組み合わされることにより形成される前面部と略同寸
法の幅及び長さを有している。このため、このガス吹出
部21は、酸素流路形成部17と酸素流路蓋部18とに
隙間無く取り付けられることとなる。
【0035】この第1の吹出口形成板34と第2の吹出
口形成板35とは、図5に示すように、それぞれ所定の
角度に形成された傾斜面38及び39を有して形成され
ている。このため、ガス吹出口20は、第1の酸素ガス
導入部16の前面に対して所定の角度をもって形成され
ることとなる。
【0036】具体的に、これら第1の吹出口形成板34
及び第2の吹出口形成板35は、例えば、ステンレス鋼
からなり、略直方体のステンレス鋼を切削加工すること
により形成される。この切削加工は、ステンレス鋼の長
手方向と平行に、所定の角度となるように行われる。こ
れにより、これら第1の吹出口形成板34及び第2の吹
出口形成板35には、それぞれ傾斜面38及び39が形
成されることとなる。
【0037】第1の吹出口形成板34と第2の吹出口形
成板35とにそれぞれ形成された傾斜面38及び39
は、第1の吹出口形成板34と第2の吹出口形成板35
とを正確に突き合わせた状態で平行な面となる。これに
より、傾斜面38及び39を突き合わせてなるガス吹出
口20の間隔を、ガス吹出口20の幅方向で均一にする
ことができる。
【0038】また、ガス吹出部21には、ガス吹出口2
0の間隔を所定の値とするため、第1の吹出口形成板3
4と第2の吹出口形成板35との間にスペーサ37が配
設されている。このスペーサ37は、接続ピン36によ
って第1の吹出口形成板34と第2の吹出口形成板35
とを接続する部位に配設され、所定の厚みを有する。ス
ペーサ37は、傾斜面38と傾斜面39との間に挿入さ
れることによってガス吹出口20の内部を部分的に遮蔽
し、酸素ガスの導入が不均一になることを防止するた
め、ガス吹出口20の両開口方向に向かって徐々に幅が
狭くなるような構造とされている。さらに、ガス吹出部
21は、第1の吹出口形成板34と第2の吹出口形成板
35とを固着するために複数個の接続ピン36を有す
る。この接続ピン36は、第1の吹出口形成板34及び
第2の吹出口形成板35に形成された孔40に圧入され
ることによって、第1の吹出口形成板34と第2の吹出
口形成板35とを固着する。
【0039】接続ピン36が圧入される孔40は、第1
の吹出口形成板34と第2の吹出口形成板35とが正確
に組み合わされた状態で穿設される。このとき、接続ピ
ン36が圧入される孔40は接続ピン36の径よりやや
小径として穿設される。このため、接続ピン36はこの
孔40に対して圧入されることとなり、第1の吹出口形
成板34と第2の吹出口形成板35とを確実に固着す
る。
【0040】上述のように構成されたガス吹出部21
は、酸素流路形成部17と酸素流路蓋部18とに挟持さ
れるようにして、複数個の吹出部取付ボルト41により
隙間無く取り付けられる。この複数個の吹出部取付ボル
ト41は、酸素流路蓋部18側及び酸素流路形成部17
側からそれぞれ締められる。このため酸素流路形成部1
7、酸素流路蓋部18及びガス吹出部21には、それぞ
れ対応した位置に吹出部取付ボルト41を締めるための
ねじ切り加工が施されている。換言すれば、この第1の
酸素ガス導入部16では、ガス吹出部21は、これら複
数個の吹出部取付ボルト41によって、導入管本体に対
して着脱可能とされる。
【0041】以上の構成からなる真空蒸着装置1は、ガ
ス吹出口20の周囲にあって金属酸化物が過剰に含有さ
れ、蒸着の最終段階で非磁性支持体2上に被着される金
属蒸気13を、第1の酸素ガス導入部16に備えられた
庇状の規制凸部22に被着することによって規制し、表
面に金属酸化物が過剰に存在する不均一な磁性層が形成
されることを防止している。
【0042】次に、第2の実施の形態として図8及び図
9に示す真空蒸着装置50は、基本構成を図1に示した
真空蒸着装置1と同様とするが、第2の酸素ガス導入部
51を備えることに特徴を有している。従って、先に図
1に示した真空蒸着装置1と同様の構成については同一
符号を付して詳細な説明を省略する。
【0043】真空蒸着装置50は、真空槽3と、供給ロ
ール4と、巻取ロール5と、冷却ロール6と、回動ロー
ル8,9と、第2の酸素ガス導入部51とを備え、ルツ
ボ9内に充填された蒸着源10を電子銃11から照射さ
れる電子線12によって加熱して金属蒸気13とし、蒸
着領域14の範囲で非磁性支持体2上に金属蒸気13を
蒸着するものである。
【0044】真空蒸着装置50において、第2の酸素ガ
ス導入部51は、図8乃至図12に示すように、冷却ロ
ール6上を走行する非磁性支持体2上の任意の箇所が蒸
着領域14に接近して蒸着を開始される蒸着領域14の
一端を蒸着始点とし、この任意の箇所が冷却ロール上を
走行して蒸着領域14から脱する他端を蒸着終点とする
と、蒸着終点側にあって、支持ブラケット52に組み込
まれて配設されている。
【0045】支持ブラケット52は、真空槽3に支架さ
れたブラケット支軸52aを支点としてガイドプレート
53に沿って振り子状に回動自在となっている。支持ブ
ラケット52は、固定ネジ54を締めることによって、
ガイドプレート53の許す範囲内の任意の位置で固定で
き、冷却ロール6上の蒸着領域14に対する対応位置を
調整されることによって、金属蒸気13へのガス吹込み
を調整できるようになっている。また、支持ブラケット
52は、電子銃11から照射される電子線12に近接す
る高温域に設けられる。そのため、支持ブラケット52
には、冷媒流路55が形成されている。この冷媒流路5
5内における冷媒の流れは、補強リブ56によって規制
されている。
【0046】この冷媒流路55は、図示しない外部の冷
媒供給装置に対して冷媒供給管57及び冷媒移出管58
を介して連結されている。第2の酸素ガス導入部51
は、冷媒流路55を循環する冷媒により、所望の温度に
冷却される。
【0047】このように構成された真空蒸着装置50に
おいて、第2の酸素ガス導入部51は、酸素ガスが供給
される酸素ガス供給管59と、この酸素ガス供給管59
が接続され、当該酸素ガス供給管59から供給された酸
素ガスの流路となる酸素流路60を有する酸素流路形成
部61と、この酸素流路形成部61上の酸素流路60が
形成された面に固着され、酸素流路形成部61とともに
第2の酸素ガス導入部51を構成する吹出口兼流路蓋6
2と、これら酸素流路形成部61と吹出口兼流路蓋62
との間に配される銅パッキン63とを備える。
【0048】さらに、第2の酸素ガス導入部51は、固
定ネジ54によってガイドプレート53に安定した固定
ができるように、酸素流路形成部61上の酸素流路60
が形成された面とは反対面に固定板64を備えている。
また、この第2の酸素ガス導入部51は全体形状が略直
方体として形成され、その長手方向にガス吹出口65を
備える。そして、このガス吹出口65は、蒸着する非磁
性支持体2の幅と略同寸法とされ、酸素ガスが非磁性支
持体2の幅に均一に吹き付けられるような構成となって
いる。
【0049】第2の酸素ガス導入部51は、酸素流路形
成部61と吹出口兼流路蓋62とが銅パッキン63を介
して複数個の固定ボルト66により固着されることによ
り形成されている。第2の酸素ガス導入部51におい
て、酸素流路形成部61は、酸素流路形成部61と吹出
口兼流路蓋62とが固着される表面に細溝として形成さ
れる酸素流路60を備える。酸素流路形成部61は、酸
素流路60がその内部に形成されるている。従って、酸
素流路60は、銅パッキン63が酸素流路形成部61に
取り付けられることにより気密性のよい流路として形成
される。
【0050】酸素流路60は、複数の分岐箇所を経てガ
ス吹出口65に至る細溝として形成されている。すなわ
ち、この酸素流路60となる細溝は、一端が外部から酸
素ガスを供給するための酸素ガス供給管59側の端部に
連結し、他端が第1の酸素ガス導入部16の長手方向に
沿って二方向に分岐され延長されている。酸素流路60
は、二方向に分岐され延長される他端部が、それぞれ途
中で90度曲折し、この曲折部から導入管本体の長手方
向に沿って再び二方向に分岐され延長されている。二方
向に分岐され延長された酸素流路60は、更に分岐と延
長を繰り返し、最終的に16本の細管に分かれ、同じく
酸素流路形成部61にある酸素溜まりへと連通してい
る。
【0051】酸素溜まり67は、酸素流路形成部61と
吹出口兼流路蓋62とが固着され、組み付けられること
により形成され、第2の酸素ガス導入部51の長手方向
に延在した空間部として形成される。すなわち、この酸
素溜まり67には、上述の16本の酸素流路60が、均
等な間隔で第2の酸素ガス導入部51の長手方向に拡が
りをもって導通されている。酸素流路60が酸素ガス供
給管59より酸素ガスを供給されるとき、各分岐点から
二方向に延長された各酸素流路に均等な圧力で酸素ガス
が供給される。ここの酸素ガスは、16本の酸素流路6
0から均等な圧力で酸素溜まり67へと供給される。ま
た、酸素溜まり67は、ガス吹出口65に導通されてい
る。すなわち、酸素溜まり67内に供給された酸素ガス
は、ガス吹出口65の方向に押され、ガス吹出口65よ
り吹き出される。このとき、酸素溜まり67には、上述
したように、16本に枝分かれした酸素流路60から均
一な圧力で酸素ガスが供給される。これにより、ガス吹
出口65からは、その長手方向に均一な圧力で酸素ガス
が吹き出すこととなる。
【0052】第2の酸素ガス導入部51において、吹出
口兼流路蓋62は、第1の実施の形態にて用いたガス吹
出部21と同一のものを使用可とする。第1の実施の形
態と第2の実施の形態とでは、取付向きが異なるのみで
あるため、吹出口兼流路蓋62の構成の詳細な説明は省
略する。
【0053】以上のように構成された真空蒸着装置50
は、冷却ロール6上を走行する非磁性支持体2上の任意
の箇所が蒸着領域14に接近して蒸着を開始される蒸着
領域14の一端を蒸着始点とし、この任意の箇所が冷却
ロール上を走行して蒸着領域14から脱する他端を蒸着
終点とすると、蒸着始点側からも酸素ガスを吹き付ける
ことができる。従って、蒸着の初期段階に被着される磁
性層内部を形成する金属蒸気13中にも十分に酸素ガス
を分散させることができるようになり、磁性層表面と磁
性層内部での金属酸化物の割合を一定にすることが可能
となる。
【0054】なお、本発明が適用された真空蒸着装置
は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態のような使
用に限定されること無く、例えば円盤状の非磁性支持体
上に金属薄膜を蒸着するような場合も有効である。
【0055】また、第1の実施の形態及び第2の実施の
形態において、蒸着源10として用いることのできる強
磁性金属材料は、Fe、Co、Ni等の金属やCo−N
i系合金、Co−Pt系合金、Co−Pt−Ni系合
金、Fe−Co系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Co
−Ni系合金、Fe−Ni−B系合金、Fe−Co−B
系合金、Fe−Co−Ni−B系合金やCo−Cr系合
金等が挙げられる。
【0056】また、非磁性支持体2としては、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル類、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルロース
トリアセテート、セルロースジアセテート、セルロース
アセテートブチレート等のセルロース誘導体、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミ
ド等のプラスティック等が使用可能である。
【0057】具体的に、本発明に係る真空蒸着装置を適
用して製造した磁気記録媒体の磁性層の酸化具合をオー
ジェ分析によって測定したところ、図13及び図14に
示すような結果を得た。ここで製造された磁気記録媒体
は、第1の実施の形態に基づいて製作したいわゆるテー
プ原反上に磁性層が形成されてなるものであり、磁性層
が形成されたテープ原反を所望の幅を有するテープ状に
裁断して作製した。
【0058】図13及び図14において、縦軸は酸化の
相対濃度、横軸は膜の厚み方向を示している。現状の酸
素ガス導入管を用いて製造した図14に示す磁気記録媒
体では、磁性層表面に酸化層を示すピークが現れてい
る。一方、本発明に係る酸素ガス導入管を用いて製造し
た図13示す磁気記録媒体では、磁性層表面に酸化層を
示すピークは観測されておらず、表面酸化層が低減され
ていることが明らかである。
【0059】
【発明の効果】本発明に係る真空蒸着装置によれば、表
面酸化及び内部酸化が制御可能となり、均一な磁性層の
成膜形成が実現される。これにより、磁性層の保磁力及
び飽和磁束密度等の磁気特性が向上し、記録再生装置と
磁気記録媒体との間のスペーシングロスが低減するた
め、電磁変換特性が向上する。更に、金属蒸気に供給す
る酸素ガス量を調整することによって、成膜される金属
磁性薄膜の保磁力や飽和磁束密度等の磁気特性が制御可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態として示す真空蒸着
装置の構成を示す概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態として示す真空蒸着
装置の要部拡大図である。
【図3】第1の酸素ガス導入部の縦断面図である。
【図4】第1の酸素ガス導入部の酸素流路蓋部を一部切
り欠いて示す平面図である。
【図5】ガス吹出部の縦断面図である。
【図6】ガス吹出部のAA’における横断面図である。
【図7】ガス吹出部の平面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態として示す真空蒸着
装置の構成を示す概略図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態として示す真空蒸着
装置の要部拡大図である。
【図10】第2の酸素ガス導入部の縦断面図である。
【図11】第2の酸素ガス導入部の酸素流路が明らかに
なるように示した横断面図である。
【図12】第2の酸素ガス導入部の冷媒流路が明らかに
なるように示した横断面図である。
【図13】本発明の実施の形態として示す真空蒸着装置
を用いて成膜した磁気テープのオージェ分析結果図であ
る。
【図14】従来の真空蒸着装置を用いて成膜した磁気テ
ープのオージェ分析結果図である。
【符号の説明】
1 真空蒸着装置、2 非磁性支持体、3 真空槽、4
供給ロール、5 巻取ロール、6 冷却ロール、7,
8 回動ロール、9 ルツボ、10 蒸着源、11 電
子銃、12 電子線、13 金属蒸気、14 蒸着領
域、15 防着板、16 第1の酸素ガス導入部、17
酸素流路形成部、18 酸素流路蓋部、19 酸素ガ
ス供給管、20 ガス吹出口、21 ガス吹出部、22
庇状の規制凸部、50 真空蒸着装置、51 第2の
ガス導入部、52 支持ブラケット、53 ガイドプレ
ート、54 固定ネジ、55 冷媒流路、61 酸素流
路形成部、62 吹出口兼流路蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蟻坂 裕一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 立花 淳一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4K029 AA11 AA25 CA02 DA00 DA06 JA10 5D112 AA05 AA22 FA02 FB05 FB20 FB24 FB25 FB28 GA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空槽と、テープ状の被蒸着体を供給す
    る供給ロールと、上記被蒸着体を外周部に走行させる冷
    却ロールと、蒸着処理が施された被蒸着体を巻き取る巻
    取ロールと、金属蒸気を発生する蒸発源と、この蒸発源
    を加熱する加熱手段と、上記冷却ロールの外周部の一部
    を上記蒸発源に臨ませることによって蒸着部位を構成す
    るシャッタ部材と、上記蒸着部位の近傍に配置されて上
    記金属蒸気にガスを導入するガス導入部とを備え、上記
    冷却ロールの外周部を走行する上記被蒸着体の表面に金
    属薄膜を形成する真空蒸着装置において、 上記ガス導入部は、ガス流路が形成された導入管本体
    と、この導入管本体に接続されて上記ガス流路にガスを
    供給するガス供給管と、上記冷却ロールの蒸着部位に対
    して被蒸着体の蒸着終点側と対向して上記導入管本体に
    設けられ上記金属蒸気にガスを吹き出す吹出口を有する
    吹出部とからなり、 上記吹出部には、上記ガスが吹き込まれた上記金属蒸気
    の上記被蒸着体への蒸着を規制する庇状の規制凸部が設
    けられたことを特徴とする真空蒸着装置。
  2. 【請求項2】 ガス流路が形成された導入管本体と、 この導入管本体に接続されて上記ガス流路にガスを供給
    するガス供給管と、 上記導入管本体の冷却ロールの外周部と対向する部位に
    設けられ上記金属蒸気にガスを吹き出す吹出口を有する
    吹出部とからなる第2のガス導入部を備え、 上記第2のガス導入部は、上記吹出部が第1のガス導入
    部に対向する上記冷却ロールの蒸着部位の蒸着始点側に
    位置して設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の真空蒸着装置。
  3. 【請求項3】 上記第2のガス導入部は、上記ガス供給
    管が一端を回動自在に支持された支持部材に組み込まれ
    て上記冷却ロールの蒸着部に対する上記吹出口の対応位
    置を調整されることによって、上記金属蒸気へのガス吹
    込みを調整することを特徴とする請求項2記載の真空蒸
    着装置。
  4. 【請求項4】 上記支持体は、冷却機構を備えることを
    特徴とする請求項3記載の真空蒸着装置。
  5. 【請求項5】 真空槽と、 供給ロールと、 巻取ロールと、 冷却ロールと、 金属蒸気を発生する蒸発源と、 上記蒸発源を加熱する加熱手段と、 上記金属蒸気にガスを導入する第1のガス導入部と、 上記金属蒸気にガスを導入する第2のガス導入管とを備
    え、 上記第1のガス導入部は、上記冷却ロールに沿って定方
    向に走行し金属蒸気を被着される蒸着領域を通過する被
    蒸着体の蒸着終点側にあって、上記吹出口を上記金属蒸
    気に対向するように付設され、 上記第2のガス導入部は、ガス流路が形成された導入管
    本体と、この導入管本体に接続されて上記ガス流路にガ
    スを供給するガス供給管と、上記導入管本体の冷却ロー
    ルの外周部と対向する部位に設けられ上記金属蒸気にガ
    スを吹き出す吹出口を有する吹出部とからなり、上記冷
    却ロールに沿って定方向に走行し金属蒸気を被着される
    蒸着領域を通過する被蒸着体の蒸着始点側にあって、上
    記吹出口を上記金属蒸気に対向するように付設されてい
    ることを特徴とする真空蒸着装置。
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