開催展望
開設76周年記念西武園競輪「第1回平原康多カップ」(GⅢ)が9日から12日まで4日間の日程で開催される。主な出場予定選手は別表の通りで、中心には真杉匠、吉田拓矢の関東ゴールデンタッグを推す。直前の伊東記念で完全優勝を飾った古性優作、阿部拓真とS級S班は4人が出場。埼玉勢は森田優弥、武藤龍生らがV候補に名を連ね、地元が誇るレジェンド・平原氏の冠がついた初回大会を盛り上げる。
西武園の牙城は関東が誇る最強タッグ、真杉と吉田が守り抜く。主役を担うのは当所で圧倒的な強さを誇る真杉だ。2023年のオールスターでは吉田の魂の先行に応えて番手まくりを放ち、初のGⅠタイトルをつかんだ。さらには24、25年と地元勢を強烈なまくりで粉砕して記念を連続優勝中。今大会で3連覇に挑む。直前の豊橋記念は二次予選で痛恨の失格を喫しているだけに、その分まで気合の入るシリーズになるだろう。 気になるのは真杉と吉田との前後。真杉は優勝したオールスター以降すべて前を回ったが、3月のGⅡウィナーズカップ決勝では吉田が前回りを主張した。吉田が先行し、真杉が番手まくりで2着になったのは記憶に新しい。今回は臨機応変に相手関係をかんがみながら並びを決めていくことになるだろうが、ラインが超強力なのは間違いない。吉田は中2日での参戦。直前の伊東記念も決勝こそ車体故障に泣かされたが、軽快な動きを披露している。 古性が調子を上げている。直前の伊東記念は完全優勝。昨年3月のGⅡウィナーズカップ以来のVを決めて気分も晴れやかだ。そこから中2日の強行日程で疲れは気になるが、大きく崩れるタイプではない。今節は近畿勢に強力な先行型が不在で、自力で活路を見いだす。当所の出走は23年オールスター以来。決勝で真杉に届かず2着に惜敗した悔しさを晴らしたい。 追加参戦となる松浦が勝ち星を量産している。今期からS1に降格したため、FⅠ参戦が多いのもあるが、早めの仕掛けできっちり出切る走りは評価できる。昨夏に負傷した影響もなくなり、今年はグレード戦線での活躍もできる。地元勢は森田優弥、武藤らに期待がかかる。森田優弥は別府FⅠで完全優勝したばかり。武藤は落車明けだが、出走する以上はしっかり仕上げてくる。新S班の阿部は苦しい戦いが続いているが、強気に攻めて現状打破を目指す。菅田との連係なら上位進出も狙える。
サンケイスポーツ

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