MySQL のスタートガイド

Ansible はリモートシステムの管理を自動化し、必要な状態を制御します。基本的な Ansible 環境には、以下の 3 つの主要コンポーネントがあります。

コントロールノード

Ansible がインストールされているシステム。コントロールノードで ansibleansible-inventory などの Ansible コマンドを実行します。

管理対象ノード

Ansible が制御するリモートシステムまたはホスト。

インベントリー

論理的に編成される管理対象ノードの一覧。コントロールノードにインベントリーを作成し、Ansible にホストのデプロイメントを記述します。

Ansible 環境の基本コンポーネントには、コントロールノード、管理対象ノードのインベントリー、および各管理対象ノードにコピーされたモジュールが含まれます。

Ansible の使用を開始する準備ができましたか。それでは、以下の手順を実行して起動しましょう。

  1. Ansible をインストールします。詳細は、installation guide を参照してください。

    python3 -m pip install --user ansible
    
  2. 1 つ以上のリモートシステムの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN) を /etc/ansible/hosts に追加してインベントリーを作成します。以下の例では、KVM に 3 つの仮想マシンの IP アドレスを追加します。

    [myvirtualmachines]
    192.0.2.50
    192.0.2.51
    192.0.2.52
    
  3. インベントリー内のホストを確認します。

    ansible all --list-hosts
    
    hosts (1):
      192.0.2.50
      192.0.2.51
      192.0.2.52
    
  4. Ansible が管理対象ノードに接続できるように SSH 接続を設定します。

    1. 公開 SSH キーを各リモートシステムの authorized_keys ファイルに追加します。

    2. SSH 接続をテストします。以下はその例です。

    コントロールノードのユーザー名がホストで異なる場合は、ansible コマンドで -u オプションを指定する必要があります。

  5. 管理対象ノードを ping します。

    ansible all -m ping
    
    192.0.2.50 | SUCCESS => {
      "ansible_facts": {
        "discovered_interpreter_python": "/usr/bin/python3"
        },
        "changed": false,
        "ping": "pong"
        }
    192.0.2.51 | SUCCESS => {
      "ansible_facts": {
        "discovered_interpreter_python": "/usr/bin/python3"
        },
        "changed": false,
        "ping": "pong"
        }
    192.0.2.52 | SUCCESS => {
      "ansible_facts": {
        "discovered_interpreter_python": "/usr/bin/python3"
        },
        "changed": false,
        "ping": "pong"
        }
    

おめでとうございます。これで Ansible を使用している状態になりました。learning how to build an inventory に進んでください。

参考

Ansible Demos

各種 Ansible のユースケースのデモ

Ansible Labs

さまざまなトピックでの詳細な知識を提供するラボ

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